JP2008007044A - 牽引フックの取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】衝突時におけるバンパリインフォースの断面潰れによるエネルギー吸収機能を確保しつつ、牽引フックに荷重が加わった場合でも、牽引フックの固定部分の撓みおよび破損を防止できる牽引フックの取付構造を提供する。
【解決手段】車両1へ牽引フック2を着脱可能に固定する固定手段を備えた板状部7を有する牽引フック取付部材3と、バンパと前記車両1との取付けに用いられる、バンパリインフォース5が備えるバンパ壁部8及び前記車両1が備える支持壁部6とを有し、前記バンパ壁部8と前記支持壁部6との固定箇所に、前記板状部7が重ね配置される。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両へ牽引フックを着脱可能に固定する牽引フックの取付構造に関する。
従来、車両を牽引するための牽引フックは、牽引時のみ車両に取付けられるように着脱可能とされていた。この様な牽引フックの取付構造としては、車体サイドメンバの端部にナットを溶接して、バンパフェースから先端が突出する程度の長さを有する牽引フックを前記ナットに取付けて構成されていた。
しかし、この様に、牽引フックの取付け位置から牽引フックの先端までの距離が長いと、牽引フックが牽引時に車体左右方向の荷重を受けた場合においてバンパフェースに接触し、バンパフェースを損傷する可能性があった。
そこで、上記問題を解決すべく、牽引フックを車体サイドメンバとバンパフェースとの間にあるバンパリインフォースに取付ける牽引フックの取付構造が提案されている。
例えば、バンパリインフォースの前面に、ねじ部を備えた取付け金具を固定して牽引フックを取付ける構造(特許文献1参照)、バンパリインフォースの前面から牽引フック取付けブラケットを挿入し、バンパリインフォースの後面からフランジ付ボルトをその取付けブラケットに螺合させて固定し、当該取付けブラケットの前面に牽引フックを取付ける構造(特許文献2参照)、バンパリインフォース内部に、バンパリインフォース前後面を貫通する牽引フック取付けブラケットと補強部材とを備えた牽引フック取付け構造(特許文献3参照)が挙げられる。
特開2001−63498号公報 特開2005−186846号公報 特開2006−36158号公報
牽引時には牽引フックに対して、車両前後方向および左右方向に荷重が加わり、また、車両の船積み時には車両下方向に荷重が加わる。従来の上記牽引フック取付構造では、牽引フックを比較的弱い構造のバンパリインフォースに固定しているため、強固に固定できず、上記荷重が加わった際には、固定部分の撓みおよび破損を招きやすい問題がある。
また、特に特許文献2、3の牽引フック取付け構造では、衝突時の断面潰れによるエネルギー吸収機能を担うバンパリインフォースの断面内部に構造物が存在するため、その構造物が上記断面潰れを阻害し、所期するバンパリインフォースのエネルギー吸収機能を発揮できない問題がある。
さらに、この他にも牽引フック取付部材をバンパリインフォースに溶接する場合等は、熱影響によって所期の溶接強度を得ることができない問題がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、衝突時におけるバンパリインフォースの断面潰れによるエネルギー吸収機能を確保しつつ、牽引フックに荷重が加わった場合でも、牽引フックの固定部分の撓みおよび破損を防止できる牽引フックの取付構造を提供する点にある。
上記目的を達成するための本発明に係る牽引フックの取付構造の第1特徴構成は、車両へ牽引フックを着脱可能に固定する固定手段を備えた板状部を有する牽引フック取付部材と、バンパと前記車両との取付けに用いられる、バンパリインフォースが備えるバンパ壁部及び前記車両が備える支持壁部とを有し、前記バンパ壁部と前記支持壁部との固定箇所に、前記板状部が重ね配置される点にある。
上記第1特徴構成によれば、牽引フックが比較的弱い構造のバンパリインフォースではなく、強固な構造の牽引フック取付部材に固定される。よって、牽引フックに車両前後、左右、上下方向への荷重が加わった場合でも、牽引フックの固定箇所における撓みおよび破損を防止できる。特に、牽引フックに加わる荷重は主に牽引フック取付部材の板状部で受け止められるが、その際には、上記バンパ壁部および上記支持壁部によっても上記荷重が分担して支持される。このため、牽引フックの固定箇所が補強され、牽引フックの固定箇所における撓みおよび破損をさらに防止できる。
また、バンパリインフォースの断面内部には、牽引フック取付部材が存在しないため、バンパリインフォースの断面潰れによる所期のエネルギー吸収機能を確保できる。
本発明に係る牽引フックの取付構造の第2特徴構成は、前記車両のバンパ側から車両側に向けて、前記バンパ壁部、前記支持壁部、前記板状部の順に重ね配置される点にある。
上記第2特徴構成によれば、牽引フックに車両前方向の引っ張り荷重が加わった場合に、上記牽引フック取付部材の板状部のみならず、上記支持壁部および上記バンパ壁部にもその荷重が伝わり、上記板状部、上記支持壁部、上記バンパ壁部のそれぞれに荷重が分散される。
このため、例えば、それぞれの部材の強度・剛性等をある程度小さく設定しても、各部材が補強し合うことで、上記引っ張り荷重に対して確実に対抗できる構造とすることができる。
本発明に係る牽引フックの取付構造の第3特徴構成は、前記板状部に形成された固定手段が、前記牽引フックの一端に備えられた雄ねじ部に螺合する雌ねじ部とした点にある。
上記第3特徴構成によれば、形成が容易な雌ねじ部を固定手段とすることができ、かつ、雄ねじ部と雌ねじ部との螺合によって、牽引フックと牽引フック取付部材とが強固に固定される。
本発明に係る牽引フックの取付構造の第4特徴構成は、前記バンパ壁部と前記支持壁部とを締結する締結部材により、前記牽引フック取付部材を併せて締結する点にある。
上記第4特徴構成によれば、従来から上記バンパ壁部と上記支持壁部との締結に必要であった締結部材を利用して、牽引フック取付部材をも併せて締結固定できる。したがって、新たに牽引フック取付部材を固定するための締結部材を設ける必要がなくなり、部品点数を低減できる。
本発明に係る牽引フックの取付構造の第5特徴構成は、前記板状部が、前記バンパリインフォースの上面及び前記支持壁部の上面のうち少なくとも何れか一方に当接する当接部を突出形成する点にある。
上記第5特徴構成によれば、上記牽引フック取付部材に牽引フックが取付けられ、当該牽引フックに車両下方向への荷重が加わった場合には、上記当接部が、上記バンパリインフォースの上面及び上記支持壁部の上面のうち少なくとも何れか一方に当接して、当該牽引フック取付部材の車両下方向への移動を妨げることができる。
また、車両下方向への荷重が加わった上記牽引フックによって、上記牽引フック取付部材が車両下方向に曲げ力を受ける。この場合に、牽引フックが牽引フック取付部材を弾性変形させ、牽引フックが所定の長さを有するために車両下方向に撓む等して牽引フックの固定が不十分となるおそれがある。しかし、上記当接部を設けて、当該当接部と上記バンパリインフォースの上面若しくは上記支持壁部の上面を当接させることで、上記牽引フック取付部材の弾性変形を阻止することができる。
これらにより、牽引フックに車両下方向への荷重が加わった場合でも、上記牽引フック取付部材の強度・剛性を高めることができ、当該牽引フックの車両への固定が確実なものとなる。
本発明に係る牽引フックの取付構造の第6特徴構成は、前記当接部が、前記バンパリインフォースの上面に締結固定される点にある。
上記第6特徴構成によれば、上記牽引フックに車両上方向の荷重が加わった場合でも、牽引フック取付部材の車両上方向への移動を妨げることができる。これにより、上記牽引フック取付部材の強度・剛性を高めることができ、当該牽引フックの車両への固定が確実なものとなる。
以下、本発明に係る牽引フックの取付構造を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、車両1は、車体シャーシにおいて左右一対に設けられたサイドメンバ1aと、このサイドメンバ1aにボルトで連結されたステー1bとから構成される。バンパ4は、樹脂を成形したバンパフェース51と例えばアルミニウム合金材を押し出し成形したバンパリインフォース5とから構成される。バンパリインフォース5は、図2に示すように、締結具13によりステー1b(車両1)と締結固定される。牽引フック2は、バンパフェース51およびバンパリインフォース5に形成された通常はカバーで覆われている開口部に挿入されて牽引フック取付部材3に固定される。牽引フック2は、一端に牽引ロープ等を取付け可能なリング形状部を備え、他端に牽引フック取付部材3の雌ねじ部10と螺合可能な、牽引フック雄ねじ部9を備える。なお、牽引フック2は、牽引フック取付部材3に着脱可能に固定でき、通常は取り外された状態で、車載工具箱等に格納される。
バンパリインフォース5は、車両左右方向に延設される長手部材であるとともに、中空構造の部材である。図2に示すように、当該中空構造において補強部5bを設けてもよい。このような構造により、バンパリインフォース5は、衝突時における断面潰れによるエネルギー吸収機能を発揮する。
図1および図2に示すように、バンパリインフォース5は、バンパ4とステー1b(車両1)との取付けに用いられるバンパ壁部8、および後述する当接部11と当接するバンパリインフォース上面5aを備える。
バンパ4は、ステー1b(車両1)の支持壁部6に取付けられる。
牽引フック取付部材3は、例えばアルミニウム合金材を押し出し成形して得られる部材であり、肉厚の板状部7を備え、当該板状部7に固定手段を備える。図2および図3に示すように、牽引フック取付部材3は、バンパリインフォース5のバンパ壁部8とステー1b(車両1)の支持壁部6との固定箇所に、牽引フック取付部材3の板状部7が重ね配置された状態で、締結部材12により、併せて締結固定される。なお、牽引フック取付部材3は、締結部材12を挿通するための挿通孔Aを備える。
この様な構成により、牽引フック2は、板状部7に備えられた固定手段により、比較的弱い構造のバンパリインフォース5ではなく、強固な構造の牽引フック取付部材3に固定される。よって、牽引フック2に車両前後、左右、上下方向への荷重が加わった場合でも、牽引フック2の固定箇所における撓みおよび破損を防止できる。特に、牽引フック2に加わる荷重は主に牽引フック取付部材3の板状部7で受け止められるが、その際には、上記バンパ壁部8および上記支持壁部6によっても上記荷重が分担して支持される。このため、牽引フック2の固定箇所が補強され、牽引フック2の固定箇所における撓みおよび破損をさらに防止できる。
また、従来から上記バンパ壁部8と上記支持壁部6との締結に必要であった締結部材を利用し、これを締結部材12として用いて牽引フック取付部材3を併せて締結固定できる。したがって、新たに牽引フック取付部材3を固定するための締結部材を設ける必要がなくなり、部品点数を低減できる。
さらに、バンパリインフォース5の断面内部には、牽引フック取付部材3が存在しないため、バンパリインフォース5の断面潰れによる所期のエネルギー吸収機能を確保できる。
上記構成において、バンパ壁部8と支持壁部6との固定箇所に、板状部7が重ね配置される際には、図2に示すように、車両のバンパ4側から車両1側に向けて、バンパ壁部8、支持壁部6、板状部7の順に配置される。当該構成により、牽引フック2に車両前方向の引っ張り荷重が加わった場合に、上記牽引フック取付部材3の板状部7のみならず、上記支持壁部6および上記バンパ壁部8にもその荷重が伝わり、上記板状部7、上記支持壁部6、上記バンパ壁部8のそれぞれに荷重が分散される。このため、例えば、それぞれの部材の強度・剛性等をある程度小さく設定しても、各部材が補強し合うことで、上記引っ張り荷重に対して確実に対抗することができる。
上記構成において、板状部7に形成された固定手段は、牽引フック雄ねじ部9に螺合する雌ねじ部10として構成される。当該構成により、形成が容易な雌ねじ部10を固定手段とすることができ、かつ、牽引フック雄ねじ部9と雌ねじ部10との螺合によって、牽引フック2と牽引フック取付部材3とが強固に固定される。この際、図4に示すように、牽引フック2は、牽引フック雄ねじ部9の端部にフランジ形状を有するため、当該フランジ形状部分がバンパリインフォース5のバンパ壁部8に当接して固定が確実となる。
さらに、牽引フック取付部材3は、図2〜4に示すように、概略L字型形状の部材として構成される。概略L字型形状の一方の部位に、上記板状部7を備え、上記締結部材12を挿通する挿通孔Aを備える。概略L字型形状の他方の部位は、上記バンパリインフォース上面5aに当接するよう突出形成された当接部11とされ、当該当接部11と当該バンパリインフォース上面5aとを締結固定する締結具14を挿通する挿通孔Bを備える。
この様な構成により、上記牽引フック取付部材3に牽引フック2が取付けられ、当該牽引フック2に車両下方向への荷重が加わった場合には、上記当接部11が、上記バンパリインフォース上面5aに当接して、当該牽引フック取付部材3の車両下方向への移動を妨げることができる。
また、車両下方向への荷重が加わった場合には上記牽引フック2によって、上記牽引フック取付部材3が車両下方向に曲げ力を受ける。この場合に、牽引フック2が牽引フック取付部材3を弾性変形させ、牽引フック2が所定の長さを有するために車両下方向に撓む等して牽引フック2の固定が不十分となるおそれがある。すなわち、上記牽引フック取付部材3が、板状部7の備える雌ねじ部10を中心とした反時計回りの曲げ力を受ける(図4参照)。したがって、牽引フック取付部材3は、当該雌ねじ部10の上側において、支持壁部6に近づく方向に、当該雌ねじ部10の下側において、支持壁部6から遠ざかる方向に曲げ力を受けることとなる。よって、牽引フック取付部材3が、これら曲げ力を受ける方向に弾性変形を起こし、牽引フック2の固定が不十分とおそれがある。しかし、この様な場合であっても、上記概略L字型形状の一方の部位に上記当接部11を設けて、当該当接部11と上記バンパリインフォース上面5aとを当接させることで、上記曲げ力による牽引フック取付部材3の弾性変形を阻止することができる。
これらにより、牽引フック2に車両下方向への荷重が加わった場合でも、上記牽引フック取付部材3の強度・剛性を高めることができ、当該牽引フック2の車両1への固定が確実なものとなる。
そして、上記挿通孔Bに、締結具14としてのボルトを挿通して、当該当接部11と当該バンパリインフォース上面5aとを締結固定する。この構成によれば、上記牽引フック2に車両上方向の荷重が加わった場合でも、牽引フック取付部材3の車両上方向への移動を妨げることができる。これにより、上記牽引フック取付部材3の強度・剛性を高めることができ、当該牽引フック2の車両1への固定が確実なものとなる。
なお、図2に示すように、上記挿通孔Bは長孔とすることが好ましい。これにより、衝突時に締結具14が長孔内を移動することができ、バンパリインフォース5の断面潰れを阻害することなく、所期のエネルギー吸収機能を発揮することができる。また、当該長孔の長さは、衝突時にバンパリインフォース5が変形して、バンパリインフォース上面5aの突出部が牽引フック取付部材3に接触しないように適宜設定することが好ましい(図4参照)。
〔別実施形態〕
上記実施形態においては、固定手段として牽引フック雄ねじ部9と雌ねじ10との螺合を用いたが、これに限らず牽引フック2を固定できる手段であれば、特に制限されず用いることができる。例えば、牽引フック2の端部に、径方向外側に突出部を設け、牽引フック取付部材3に当該突出部に係合する係合部を設けて、牽引フック2を当該係合部に挿入し回転させることで当該係合部に係合させ、固定する手段が挙げられる。
上記実施形態においては、固定手段として牽引フック取付部材3の板状部7に雌ねじ部10を用いたが、これに替えて当該板状部7に、牽引フック2の雌ねじ部に螺合する雄ねじ部を設けて用いてもよい。
上記実施形態においては、板状部7を重ね配置する際に、車両のバンパ4側から車両1側に向けて、バンパ壁部8、支持壁部6、板状部7の順に配置したが、これに限らず車両のバンパ4側から車両1側に向けて、バンパ壁部8、板状部7、支持壁部6の順に配置してもよい。当該構成においては、牽引フック2に車両後方向への荷重が加わった場合に、当該荷重を板状部7と支持壁部6とに分散させることができる。このため、例えば、それぞれの部材の強度・剛性等をある程度小さく設定しても、各部材が補強し合うことで、上記荷重に対して確実に対抗できる構造とすることができる。
上記実施形態においては、当接部11は、バンパリインフォース上面5aに当接させることとしたが、これに替えて、ステー1b(車両1)の支持壁部上面6aに当接させてもよい。すなわち、図4における支持壁部6が車両上方向に延出して、バンパリインフォース上面5aと当接部11との間に挟まれる構成となっている場合には、支持壁部上面6aが当該当接部11と当接する。よって、この様な構成の場合でも、バンパリインフォース上面5aに替えて支持壁部上面6aにより、牽引フック取付部材3が移動することを妨げることができる。
上記実施形態においては、バンパリインフォース5および牽引フック取付部材3をアルミニウム合金材により構成したが、これに限定されるものではなく、金属、合金等で所期の強度を得られるものであれば、特に制限されない。
本発明に係る牽引フックの取付構造は、衝突時におけるバンパリインフォースの断面潰れによるエネルギー吸収機能を確保しつつ、牽引フックに荷重が加わった場合でも、牽引フックの固定部分の撓みおよび破損を防止できる牽引フックの取付構造として好適に利用可能である。
本発明に係る牽引フックの取付構造の概略平面図 本発明に係る牽引フックの取付構造の分解斜視図 本発明に係る牽引フックの取付構造の斜視図 牽引フック取付部材の固定箇所における横断面図
符号の説明
1: 車両
2: 牽引フック
3: 牽引フック取付部材
4: バンパ
5: バンパリインフォース
5a:バンパリインフォース上面
51:バンパフェース
6: 支持壁部
6a:支持壁部上面
7: 板状部
8: バンパ壁部
9: 牽引フック雄ねじ部
10:雌ねじ部
11:当接部
12:締結部材

Claims (6)

  1. 車両へ牽引フックを着脱可能に固定する固定手段を備えた板状部を有する牽引フック取付部材と、
    バンパと前記車両との取付けに用いられる、バンパリインフォースが備えるバンパ壁部及び前記車両が備える支持壁部とを有し、
    前記バンパ壁部と前記支持壁部との固定箇所に、前記板状部が重ね配置される牽引フックの取付構造。
  2. 前記車両のバンパ側から車両側に向けて、前記バンパ壁部、前記支持壁部、前記板状部の順に重ね配置される請求項1に記載の牽引フックの取付構造。
  3. 前記板状部に形成された固定手段が、前記牽引フックの一端に備えられた雄ねじ部に螺合する雌ねじ部である請求項1又は2に記載の牽引フックの取付構造。
  4. 前記バンパ壁部と前記支持壁部とを締結する締結部材により、前記牽引フック取付部材を併せて締結する請求項1〜3の何れか一項に記載の牽引フックの取付構造。
  5. 前記板状部が、前記バンパリインフォースの上面及び前記支持壁部の上面のうち少なくとも何れか一方に当接する当接部を突出形成する請求項1〜4の何れか一項に記載の牽引フックの取付構造。
  6. 前記当接部が、前記バンパリインフォースの上面に締結固定される請求項5に記載の牽引フックの取付構造。
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