JP2007513185A - チューブリンのインヒビターの調製のためのプロセス - Google Patents

チューブリンのインヒビターの調製のためのプロセス Download PDF

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Abstract

本発明は、構造式(I)を有する水和塩としての6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジンジカルボン酸塩の調製のためのプロセスを提供し、ここで:Rは、CFまたはCであり;Rは、HまたはC−Cアルキルであり;nは、2、3、または4の整数であり;Xは、ClまたはBrであり;RおよびRは、各々に、独立して、HまたはC−Cアルキルであり;または、RおよびRは、各々が結合する窒素原子と、必要に応じて一緒になる場合、1〜2個の窒素原子および0〜1個の酸素原子または0〜1個の硫黄原子を有する、飽和の、4〜6員の複素環を形成し、そして必要に応じてRで置換され;Rは、C−Cアルキルであり;ここで点線は、任意の結合である。

Description

本発明は、癌の処置において有用なチューブリンのインヒビターであるトリアゾロピリミジンジカルボン酸塩の調製のためのプロセスに関する。
癌治療に関する使用に適した細胞毒性因子が、当該分野において依然として必要である。特に、パクリタキセルと類似の効果を有し、かつ微小管形成のプロセスを妨げる、腫瘍の増殖を阻害または処置する細胞毒性因子が必要である。さらに、チューブリンの重合を加速しそして集合する微小管を安定化する因子が当該分野において、必要である。
抗微小管薬は、抗癌剤の主要な範疇である(非特許文献1)。抗微小管薬は、細胞の微小管の機能、特に有糸分裂紡錘体の機能を妨げることによって働く。正常な紡錘体の機能の中断は、アポトーシス細胞を死に至らしめる。
多くの腫瘍は、生得的に耐性(例えば、結腸腫瘍)であるか、または少なくとも部分的に、薬を細胞の外にポンプで汲み出しそれによって薬の有効性を減少する、癌細胞の膜に位置する薬物トランスポーターを発現することに因って(非特許文献2)、複数回の処置後に耐性となる。最も知られているこれらのトランスポーターは、P糖蛋白である。したがって、P糖蛋白の基質または他のそのようなポンプの基質ではなく、それゆえ患者におけるタキサン耐性の原因を克服する、タキサンのような微小管の重合に対する効果を有する新規の因子が、必要である。
哺乳類において、パクリタキセルのような抗癌活性を有する化合物を投与することによって、細胞増殖、新生物の増殖および悪性腫瘍の増殖を処置または阻害する方法を提供する新規の化合物を提供することは、有利である。多剤耐性(MDR)を発現するか、MDRに起因して耐性である、癌の腫瘍の増殖を、処置または阻害する方法を提供する新規の化合物を提供することは、さらに有利である。哺乳類において、化学療法因子および特に抗有糸分裂薬に対する、生得的または後天的な耐性を有する癌の腫瘍の増殖を処置または阻害する方法を提供する、新規の化合物を提供することは、さらに有利である。
従って、新規の臨床の候補に関する進行中の研究がある一方、これらの選ばれた臨床の候補の、新規の調製方法および調製方法の改善に関する研究もまたある。
特許文献1において、癌治療薬および特に抗微小管薬に関する、
Figure 2007513185
の構造式を有するトリアゾロピリミジンの使用が記載されている。殺真菌剤類として農芸に関する、上記のトリアゾロピリミジン類の使用および調製方法が、特許文献2;特許文献3;特許文献4;特許文献5;特許文献6;特許文献7;特許文献8;特許文献9;特許文献10;特許文献11;特許文献12;特許文献13;特許文献14;特許文献15;特許文献16;特許文献17;特許文献18;特許文献19;特許文献20;特許文献21;特許文献22;特許文献23;特許文献24;特許文献25;特許文献26;特許文献27;特許文献28;特許文献29;特許文献30;特許文献31;特許文献32;特許文献33において、以前に記載される。
整理番号AM101270の同時係属の出願番号60/505,544(出願日2003年9月24日)において、
Figure 2007513185
の構造式を有する、微小管のインヒビターであり癌の処置において有用な、一連の6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジン化合物が、記載される。
多くの場合、実験室においてうまくいくプロセスは、大規模の調製のために、実行可能ではない。特に、1−アミノ−2,3,5−トリアゾールを用いた2−(置換−フェニル)−マロン酸ジエチルエステルの環化により調製される、5,7−ジクロロ−6−(置換−フェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジンの報告された合成は、特許文献17において記載される。そしてさらに特許文献34および特許文献35において、6−(置換−フェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−5,7−ジオールが形成され、そしてオキシ塩化リンと反応することによって塩素化し、5,7−ジクロロ−6−(置換−フェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジンを与える。記載される一連の工程は、単一の容器において小規模について完成され得る一方、さらなる塩素化剤のオキシ塩化リンを130℃で添加し、引き続き蒸留によってエタノールを除去することは、大規模な調製について行うことが困難である。さらに、上記に記載されるプロセスは、油としての結果の生成物が、精製を困難とするので、小規模な合成に限られる。
特許文献36および特許文献17は、(S)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチルアミンを用いた、5,7−ジクロロ−6−(置換−フェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジンのアミノ化を経る、[5−クロロ−6−(置換−フェニル)−[1,2,4]−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]−((1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル)−アミンの調製方法を記載する。しかしながら、5,7−ジクロロ−6−(置換−フェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジンの調製が行われ、そしてさらに次の反応が(S)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチルアミンと行われる場合、実行可能な精製方法を欠く油の中間体が形成されるので、この方法は、必ずしも完全に納得のいくものではない。
国際公開第02/02563号パンフレット 米国特許第5,593,996号明細書 米国特許第5,756,509号明細書 米国特許第5,948,783号明細書 米国特許第5,981,534号明細書 米国特許第5,612,345号明細書 米国特許第5,994,360号明細書 米国特許第6,020,338号明細書 米国特許第5,985,883号明細書 米国特許第5,854,252号明細書 米国特許第5,808,066号明細書 米国特許第5,817,663号明細書 米国特許第5,955,252号明細書 米国特許第5,965,561号明細書 米国特許第5,986,153号明細書 米国特許第5,750,766号明細書 米国特許第6,117,876号明細書 米国特許第6,297,251号明細書 国際公開第98/46607号パンフレット 国際公開第98/46608号パンフレット 国際公開第99/48893号パンフレット 国際公開第99/41255号パンフレット 欧州特許出願公開第834513号明細書 欧州特許出願公開第782997号明細書 欧州特許第550113号明細書 仏国特許発明第2784381号明細書 欧州特許出願公開第989130号明細書 国際公開第98/41496号パンフレット 国際公開第94/20501号パンフレット 欧州特許出願公開第945453号明細書 欧州特許出願公開第562615号明細書 欧州特許第077065号明細書 欧州特許第562615号明細書 欧州特許出願公開第0770615号明細書 欧州特許第0770615号明細書 米国特許第5,986,135号明細書 Rowinsky,E.K.,and Tolcher,A.W.Antimicrotubule agents.In:V.T.Devita,Jr.,S.Hellman,and S.A.Rosenberg(eds.),Cancer Principles and Practice.Philadelphia:Lippincott Williams and Wilkins,2001,Ed.6,431〜452 Gottesman,M.M.Mechanisms of cancer drug resistance.Annu.Rev.Med.2002,53:615〜627
先行技術のプロセスに関する不利な点を克服する、6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジン化合物の新規の調製のためのプロセスを提供する必要があることは、明白である。特に、精製された結晶の6−[(置換)フエニル]−トリアゾロピリミジン化合物類を調製するプロセスに関して必要がある。
さらに、上記の言及される分野において記述されることと比較して、当該分野より優れた重要な進歩を示す新規のプロセスを提供する必要がある。
癌治療におけるトリアゾロピリミジン化合物の有効性に関する観点において、より扱い易くそしてより穏和な調製方法を開発する必要がある。
(発明の要旨)
本発明は、構造式(I)
Figure 2007513185
を有する水和塩としての6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジンジカルボン酸塩の調製のためのプロセスを提供し、ここで:
は、CFまたはCであり;
は、HまたはC−Cアルキルであり;
nは、2、3、または4の整数であり;
Xは、ClまたはBrであり;
およびRは、各々に、独立して、HまたはC−Cアルキルであり;または
およびRは、各々が結合する窒素原子と、必要に応じて一緒になる場合、1〜2個の窒素原子および0〜1個の酸素原子または0〜1個の硫黄原子を有する、飽和の、4〜6員の複素環を形成し、そして必要に応じてRで置換され;
は、C−Cアルキルであり;
ここで点線は、任意の結合であり、
そして、上記プロセスは:
a.トリアルキルアミン塩基の存在下において、RおよびRが、独立して、C−Cアルキルである、式
Figure 2007513185
のマロン酸エステルを3−アミノ−1,2,4−トリアゾールと反応させる工程、および約1〜6時間、約130〜170℃で加熱する工程、約130℃に冷却する工程、トルエンを用いて希釈する工程、約20℃〜約30℃に冷却する工程、ならびに少なくとも2当量の水性のアルカリ金属の水酸化物(MOH)を添加する工程および式
Figure 2007513185
の二金属塩を単離する工程:
b.式
Figure 2007513185
のハロゲン化された生成物を得るために、XがBrまたはClである、POXのハロゲン化剤を用いて、上記二金属塩をハロゲン化する工程;
c.式
Figure 2007513185
のアミン生成物を得るために、非プロトン性溶媒中において、約20℃〜約30℃で、アミン
Figure 2007513185
と上記のハロゲン化された生成物とを反応させる工程;
d.6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジン生成物
Figure 2007513185
を得るために、テトラヒドロフラン中において、約30分間、約10℃〜40℃で、アミノアルコールHO−(CH−NRと、アルカリ金属の水素化物とを反応させる工程、上記アミン生成物を添加する工程、および約12〜20時間、約55〜60℃に加熱する工程;
e.固体として6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジンジカルボン酸塩
Figure 2007513185
を得るために、水中において、上記6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジン生成物を、点線が、任意の結合である、式
Figure 2007513185
のジカルボン酸と反応させる工程、およびt−ブチルメチルエーテル、酢酸エチルおよびトルエンからなる群より選択される溶媒を添加する工程;
f.上記6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジンジカルボン酸塩を水から結晶化する工程および上記6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジンジカルボン酸塩を回収する工程;
g.上記6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジンジカルボン酸塩を乾燥する工程によって、無水の上記6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジンジカルボン酸塩を形成する工程;および
h.水和塩として、式(I)
Figure 2007513185
の6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジンジカルボン酸塩を得るために、上記の無水6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジンジカルボン酸塩を、水を用いて処理する工程を、
包含する。
構造式(II)
Figure 2007513185
の水和塩としての6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジンジカルボン酸塩の調製のためのプロセスが特に、好まれ、ここで:
は、CFまたはCであり;
は、HまたはC−Cアルキルであり;
nは、2、3、または4の整数であり;
Xは、Clであり;
およびRは、各々に、独立して、HまたはC−Cアルキルであり;
ここで点線は、任意の結合であり、
そして、上記プロセスは:
a.トリブチルアミンの存在下において、RおよびRが、独立して、C−Cアルキルである、式
Figure 2007513185
のマロン酸エステルを、3−アミノ−1,2,4−トリアゾールと、約1:1のモル比において、反応させる工程、および約1〜6時間、約130〜170℃で加熱する工程、約130℃に冷却する工程、トルエンを用いて希釈する工程、約20℃〜約30℃に冷却する工程、ならびに少なくとも2当量の水性の水酸化ナトリウムを添加する工程および式
Figure 2007513185
の二ナトリウム塩を単離する工程:
b.式
Figure 2007513185
のハロゲン化された生成物を得るために、約16時間、加熱還流することによって、XがClである、POXのハロゲン化剤を用いて、上記二ナトリウム塩をハロゲン化する工程;
c.式
Figure 2007513185
のアミン生成物を得るために、非プロトン性溶媒中において、約20℃〜約30℃で、約18〜24時間、アミン
Figure 2007513185
と上記ハロゲン化された生成物とを反応させる工程;
d.6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジン生成物
Figure 2007513185
を得るために、テトラヒドロフラン中において、約20〜30℃で、約30分間、アミノアルコールHO−(CH−NRと、アルカリ金属の水素化物とを反応させる工程、上記アミン生成物を添加する工程、および約14〜16時間、約55〜60℃に加熱する工程;
e.固体として、6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジンジカルボン酸塩
Figure 2007513185
を得るために、水中において、上記6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジン生成物を、点線が、任意の結合である、式
Figure 2007513185
のジカルボン酸と反応させる工程、およびt−ブチルメチルエーテルを添加する工程;
f.上記6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジンジカルボン酸塩を水から結晶化する工程および上記6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジンジカルボン酸塩を回収する工程;
g.上記6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジンジカルボン酸塩を乾燥する工程によって、上記無水6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジンジカルボン酸塩を形成する工程;および
h.式(II)
Figure 2007513185
の水和塩として、6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジンジカルボン酸塩を得るために、上記無水6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジンジカルボン酸塩を、飽和の水の雰囲気をなす水を用いて処理する工程、
を包含する。
本発明の特定の実施形態は、式(A)
Figure 2007513185
の[5−クロロ−6−(2,4,6−トリフルオロ−フェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]−((1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル)−アミンのコハク酸塩および特に二水和型(B)
Figure 2007513185
としての[5−クロロ−6−(2,4,6−トリフルオロ−フェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]−((1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル)−アミンのコハク酸塩についての、調製および精製のための、有効かつ効率の良いプロセスを包含する。
さらにより好ましい実施形態として、RおよびRは、各々に、独立して、HまたはC−Cアルキルである。
さらに好ましい実施形態として、Rが、Hであり、そしてRが、メチルである。
本発明のプロセスによって調製される化合物は、不斉炭素原子を含み得、そして本発明の化合物のうちのいくつかは、一つまたはそれより多くの不斉中心を含み得る。したがって、本発明のプロセスによって調製される化合物は、エナンチオマーおよびジアステレオマーのような立体異性体を生じ得る。本発明についての立体異性体は、Cahn−Ingold−Prelog Syetemに従って命名される。式(I)においては、立体化学に関して示されないのだが一方、本発明は、個々に存在可能な全ての立体異性体、ならびにラセミ混合物およびRとSの他の立体異性体混合物(エナンチオマー異性体である、S異性体とR異性体との量が、等しくないスカレミック混合物(scalemic mixtures))ならびにその薬学的に受容可能な塩を包含する。不斉中心を有する、一般的な式(I)の化合物についての(R)異性体および(S)異性体およびそのラセミ化合物は、本発明の範囲内に包含される。本発明は、他の立体異性体がなかろうと任意の割合において他の立体異性体と混合されようとも、本発明の全ての化合物についての立体異性体を包含する。したがって、本発明の例としては、エナンチオマーのラセミ混合物、ならびにジアステレオマー異性体の混合物が挙げられる。本発明の任意の化合物に関する絶対配置は、従来のX線結晶学によって、決定され得る。
(定義)
アルキルとの用語は、1〜4個の炭素原子、好ましくは1〜3個の炭素原子の、直鎖または分枝の、アルキルを意味する。
ハロゲン化剤は、Xが、BrまたはClであるPOXの、臭素化剤または塩素化剤、好ましくは、オキシ臭化リンまたはオキシ塩化リンを意味する。
非プロトン性溶媒は、溶媒としての、N,N−ジメチルホルムアミドを包含する。
アルカリ金属の水素化物は、水素化リチウム、水素化カリウムまたは水素化ナトリウムを包含する。
アルカリ金属の水酸化物との用語は、水酸化カリウムまたは水酸化ナトリウム、好ましくは約50%の水性の水酸化ナトリウムを包含する。
トリアルキルアミン塩基は、トリブチルアミンおよびトリプロピルアミンを包含する。
ジカルボン酸は、点線が任意の結合である、式
Figure 2007513185
の酸を意味する。ジカルボン酸の例としては、コハク酸およびフマル酸が挙げられる。
水和塩との用語は、好ましくは二水和物として2モルの水を有し、5モルまでの水または全体のモルの一部(すなわち、2.5モル)が結合し得る結合水を有する式(I)または(II)のジカルボン酸塩を意味する。
(発明の詳細な説明)
スキーム1において記載されるような6−[(三置換)フェニル]トリアゾロピリミジン化合物類の新規の調製のためのプロセスにおいて、トリアルキルアミン塩基(好ましくはトリブチルアミン)存在下、約130℃〜約170℃の範囲の温度(好ましくは約150℃)で、約1〜6時間(好ましくは約2〜約3時間の範囲において)、2−(2,4,6−トリフルオロ−フェニル)−マロン酸ジエステル 1は、3−アミノ−1,2,4−トリアゾールと、約1:1のモル比において反応する。この反応混合物は、約130℃に冷却している状態で、トルエンに入れられ、そして約10℃〜50℃の範囲の温度において、少なくとも2当量のアルカリ金属の水酸化物(好ましくは、水酸化ナトリウム溶液およびより好ましくは約50%の水性の水酸化ナトリウム溶液)を用いて処理され、そして、約1〜3時間、好ましくは約20℃〜約30℃(好ましくは、約25℃)において攪拌する工程、固体を形成する工程によって処理される。結果として生じる固体は、濾過され、トルエンを用いて洗浄され、そして約80℃で真空乾燥され、高圧液体クロマトグラフィー(HPLC)によって>95%の純度を有する、6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−5,7−ジオール 2の二ナトリウム塩を定量的な収率において与える。
上記プロセスの二番目の工程において、約20〜約60分(好ましくは、約30分)の時間にわたって、分離された6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−5,7−ジオールの二ナトリウム塩 2に、ハロゲン化剤(好ましくは、XがBrまたはClである、POXの臭素化剤または塩素化剤、好ましくはオキシ臭化リンまたはオキシ塩化リン)が、2〜8mL/gの比の6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−5,7−ジオールの二ナトリウム塩において添加され、そして約8〜約24時間(好ましくは、約16時間)、加熱還流される。揮発物は、蒸留によって残留分になるまで取り除かれ、そしてこの残留分は、トルエンを用いて少なくとも2回蒸留され、残留分を与える。この残留分は、酢酸エチル、ジクロロメタンまたはトルエンからなる群より選択される溶媒中に溶解され、そして、約5〜15℃の間の温度を維持しながら、水に注ぎ込まれる。溶媒は分離され、水を用いて洗浄され、それから硫酸ナトリウムによって乾燥される。揮発物は、蒸留によって残留分になるまで除去され、そしてこの残留分は、イソプロピルアルコール中に溶解される。そして揮発物は再び、蒸留によって除去され、残留分を与える。残留分は、イソプロピルアルコール中に溶解され、そして約40〜82℃(好ましくは約60℃)に加熱され、濾過され、約1時間にわたって約0℃まで冷却され、さらに約2時間、冷却する工程を継続される。そして生成物は、濾過によって集められ、そしてさらに約45℃で乾燥され、高圧液体クロマトグラフィー(HPLC)によって示されるように>95%の純度の5,7−ジハロ−6−(2,4,6−トリフロオロフェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]−ピリミジン 3を与える。好ましくは、オキシ塩化リンがハロゲン化剤である場合、5,7−ジクロロ−6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]−ピリミジンが形成される。
上記プロセスの三番目の工程において、5,7−ジハロ−6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]−ピリミジン 3の非プロトン性溶媒(好ましくは、無水N,N−ジメチルホルムアミド(DMF))の溶液(5,7−ジハロ−6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]−ピリミジンのDMFに対する比が、約3〜10mL DMF/g(好ましくは、4〜5mL/g))に、約24〜48時間(好ましくは24時間)、約20〜30℃で攪拌しながら、本明細書中において上記で定義されるRおよびRであるアミンRCHNH4が添加される。ここで、5,7−ジハロ−6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]−ピリミジン 3のRCHNH4に対するモル比は、約1:2〜1:3(好ましくは1:2.5)の範囲内である。反応混合物は、DMFの水に対する体積比が、約1:1〜1:5(好ましくは、約1:3)である、約10〜20℃の冷水に注ぎ込まれる。約30分のさらなる攪拌工程に続き、生成物は、濾過によって収集され、水を用いて洗浄される。そして生成物は、イソプロピルアルコール中に溶解され、約1時間にわたって約0℃に冷却され、さらに約1時間攪拌され、濾過によって収集され、そして乾燥され、アミン 5を与える。好ましくは、無水N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)中において、5,7−ジクロロ−6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]−ピリミジンは、好ましいアミン(S)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチルアミンを用いて、約20〜30℃で、約24時間処理される。そして、この反応混合物は、ゆっくりと冷水に添加され、沈殿の固体生成物を形成する。固体生成物は、濾過され、水で洗浄され、そして乾燥され、粗生成物を得る。この粗生成物は、イソプロピルアルコール(IPA)および水の混合物から結晶化され、そして98%のHPLC純度および>99%のエナンチオマ過剰率を有する、82%の収率の生成物を与える。
上記プロセスの四番目の工程において、無水テトラヒドロフラン中におけるアルカリ金属の水素化物の懸濁液(好ましくは、水素化ナトリウム(鉱油中において60%))に、約10〜約40℃にわたって(好ましくは、周囲温度で)、約30分間、滴状のアミノアルコールHO−(CH−NRが添加される。ここで、テトラヒドロフランのアミノアルコールに対する比は、約6.5mL THF/g アミノアルコールである。アミンに対するTHFの比が、約1mL THF/gである、アミン5のテトラヒドロフラン溶液が、約10〜約30分にわたって添加される。混合物は、約12〜約20時間(好ましくは、約16時間)、約55〜60℃に加熱され、それから約0〜6℃に冷却される。反応混合物に、約5〜15℃(好ましくは、約10℃の水)で、約10mL 水/1gのアミンの比において、水が添加される。揮発物は、蒸留によって取り除かれ、残留分を与える。そして、残留分は、t−ブチルメチルエーテル(TBME)、酢酸エチルおよびトルエンからなる群より選択される溶媒を用いて抽出され、そして水相が、分離される。ジカルボン酸(好ましくはコハク酸(約6.6当量))が、分離される水溶液に添加され、そしてこの水溶液にさらに、t−ブチルメチルエーテル(TBME)、酢酸エチルおよびトルエンからなる群より選択される溶媒を添加し、そしてこの混合物は、約0℃〜約10℃(好ましくは、約3℃)に冷却される。固体沈殿物は、濾過によって集められ、冷水を用いて洗浄され、それから好ましくはTBMEを用いて洗浄される。そして固体沈殿物は、約65℃〜約80℃で、水中に溶解される。そして、水(固体沈殿物1gあたり10mlの水の比で使用される)から結晶化され、6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジン 7を、薬学的に受容可能なジカルボン酸塩(好ましくは、コハク酸塩)として与える。薬学的に受容可能なジカルボン酸塩(好ましくは、コハク酸塩)およびより好ましくは無水塩としての、6−[(置換)フェニル]トリアゾロピリミジン 7が、(80〜100%)の相対湿度である飽和の雰囲気を用いて処理される場合、6−[(置換)フェニル]トリアゾロピリミジンの水和塩および特に二水和塩が形成される。
Figure 2007513185
好ましくは、テトラヒドロフラン(THF)中において、アルカリ金属の水素化物である水素化ナトリウム(NaH)の存在下、3−メチルアミノ−プロパン−1−オールと、[5−クロロ−6−(2,4,6−トリフルオロ−フェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]−((1S)−2,2,2−トリフロオロ−1−メチル−エチル)−アミンとのカップリング工程は、{5−クロロ−6−[2,6−ジフルオロ−4−(3−メチルアミノ−プロピル)−フェニル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}−((1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル)−アミンを形成する。
典型的な実験において、THF中における水素化ナトリウム(NaH)の懸濁液に、滴状の3−メチルアミノ−プロパン−1−オールが、周囲温度で添加され、この混合物が、約30分間攪拌される。[5−クロロ−6−(2,4,6−トリフルオロ−フェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}−((1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル)−アミンのTHF溶液が、ゆっくりと添加される。混合物は、約60℃に加熱され、そして約20時間攪拌され、それから0℃に冷却される。温度を、約10±3℃に維持しながら、水は、滴状で加えられる。THFは、残留分になるまで、蒸留によって除去される。残留分は、t−ブチルメチルエーテル(TBME)を用いて抽出され、そして水相にジカルボン酸(特に、コハク酸(6.6当量))が添加され、続いてさらなるTBMEを添加する。混合物は、約3±3℃に冷却され、そして結果として生じる沈殿の固体生成物は、濾過され、冷水およびTBMEを用いて洗浄される。湿性の固体は、約65〜約80℃で水中に溶解され、そして結晶化され、>99%のHPLC純度および>99%のエナンチオマー過剰率を有する、78%の収率の純粋な化合物を与える。そして、この純粋な化合物は、約35℃〜約40℃で真空乾燥され、無水塩を与え、そしてこの無機塩は、水和塩を与える目的で飽和の水の雰囲気を用いて処理される。
必要に応じて、コハク酸を用いた{5−クロロ−6−[2,6−ジフルオロ−4−(3−メチルアミノ−プロポキシ)−フェニル]−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}−((1S)−2,2,2−トリフロオロ−1−メチル−エチル)−アミンの塩形成において、フマル酸が、コハク酸に取って代わり得、この化合物のフマル酸塩を形成する。
以下の実施例は、本発明の特定の実施形態を例証するために示されるのであって、本発明の範囲を限定するように説明されるべきではない。
(実施例1)
6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−5,7−ジオールの二ナトリウム塩:2−(2,4,6−トリフルオロ−フェニル)−マロン酸ジエチルエステル(400g、1.38mol)、3−アミノ−1,2,4−トリアゾール(122g、1.45mol)およびトリブチルアミン(255g、1.38mol)の混合物を、約150℃に加熱し、そして約2時間、攪拌する。この混合物を、約130℃に冷却し、そして加熱源を取り除く。それから、トルエン(1600mL)を、30分にわたって添加する。混合物を、室温に冷却し、そして水酸化ナトリウム溶液(50%、220g、2.76mol)を、約15分にわたって添加する。混合物を、約20℃〜約30℃で、約1時間攪拌する。固体を、濾過し、そしてトルエン(2×600mL)を用いて洗浄する。それから、この固体を、80℃/10mmHgで40時間乾燥することで、白色の固体(470g、105%、>95%のHPLC面積純度)を与える。そしてこの生成物を直接、次の工程に用いる。
(実施例2)
5,7−ジクロロ−6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]−ピリミジン:オキシ塩化リン(1900mL)に、6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−5,7−ジオールの二ナトリウム塩(470g、1.38mol)を、約30分にわたって、少しずつ添加する。この混合物を、約16時間、加熱還流する。溶媒は、蒸留によって、残留分になるまで取り除かれ、そしてこの残留分を、トルエン(2×500mL)を用いて蒸留する。それから、5〜15℃の間の温度に維持しながら、残留分を、酢酸エチル(1000mL)中に溶解し、そして結果として生じる混合物を、水(3000g)に注ぎ込む。有機相を、分離する。合わさったこの有機相を、水(1000mL)を用いて洗浄し、そしてNaSOによって乾燥する。大部分の溶媒を、蒸留によって取り除いた後、IPA(2×500mL)を添加し、そして、蒸留を継続し、残留分を与える。この残留分を、IPA(2350mL)中に溶解し、そして約60℃に加熱する。混合物を、50〜60℃で濾過し、そしてこの濾過物を、約1時間にわたって約0℃に冷却し、そしてさらに約2時間攪拌する。固体を、濾過し、そして24時間、45℃/10mmHgで乾燥し、黄褐色の固体を与える(243g、57%、96%のHPLC面積純度)。
(実施例3)
[5−クロロ−6−(2,4,6−トリフルオロ−フェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]−((1S)−2,2,2−トリフルロ−1−メチル−エチル)−アミン:5,7−ジクロロ−6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]−ピリミジン(200g、0.627mol)の無水DMF溶液(1000mL)中に、(S)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチルアミン(177g、1.57mol)を加える。この溶液を、約20℃〜30℃で、24時間攪拌する。反応混合物を、冷水(3000mL)に、30分にわたってゆっくりと添加する。この混合物を、30分間、10〜20℃で攪拌する。固体生成物を、濾過し、そして水(2×500mL)を用いて洗浄する。粗生成物を、50℃で、IPA(1000mL)中に溶解する。水(2000mL)を、30分にわたって、添加して生成物を沈殿させる。混合物を、1時間にわたって0℃に冷却し、それからこの温度で1時間攪拌する。固体を、濾過し、そして20時間、65℃/10mmHgで乾燥し、淡黄色の固体を与える(204g、82%、98%のHPLC面積純度および99%ee)。
(実施例4)
5−クロロ−6−{2,6−ジフルオロ−4−[3−(メチルアミノ)プロポキシ]フェニル}−N−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエチル][1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−アミンコハク酸塩二水和物:無水THF(750mL)中におけるNaH(40.9g、1.02mol、油中において60%)の懸濁液に、約20〜30℃で、30分にわたり3−メチルアミノ−プロパン−1−オール(115g、1.21mol)を滴状で添加する。この混合物を、30分間攪拌する。それから、[5−クロロ−6−(2,4,6−トリフルオロ−フェニル)−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]−((1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル)−アミン(150g、0.379g)のTHF溶液(150mL)を、15分にわたって、ゆっくりと添加する。混合物を、60℃に加熱し、そして16時間攪拌し、それから0〜6℃に冷却する。温度を10±3℃の間に維持しながら、冷水(1500mL)を、滴状で添加する。THFを、蒸留によって取り除く。この反応混合物を、t−ブチルメチルエーテル(TBME、2×1000mL)を用いて抽出し、そして分離した水相に、コハク酸(296g、2.51mol)を少しずつ加え、そして引き続きさらなるTBME(1000mL)を添加する。この混合物を、3±3℃に冷却し、それから1時間攪拌する。固体の粗生成物を、濾過し、冷水(150mL)およびTBME(2×400mL)を用いて洗浄する。この湿性の固体を、約75℃で、水(2000mL)中に溶解する。溶液を、60〜70℃で濾過し、そして1時間にわたって0℃に冷却し、そしてこの温度で1時間攪拌する。固体を、濾過し、そして20時間、35℃/10mmHgで乾燥し、無水型の白色の固体(175g、80%、>99%のHPLC面積純度および99%ee)を与える。この無水の化合物のほんの一部を、80%〜100%の相対湿度、約20℃〜約30℃で、24時間、乾燥皿(drying dish)に置く。その化合物は、5.8重量%の水を吸収し、そして止まった。この二水和物は、約20℃〜約30℃、および5〜100%の相対湿度で安定である。H NMR(CDCl):δ 10.2(bs,1H),8.26(s,1H),6.80(d,2H,J=10.5Hz),5.79(m,1H),4.13(t,2H,J=6.3Hz),3.03(t,2H,J=7.2Hz),2.57(s,3H),2.35(s,4H),2.07(m,2H),1.27(d,J=6.0,3H)。

Claims (26)

  1. 構造式(I)
    Figure 2007513185
    を有する水和塩としての6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジンジカルボン酸塩の調製のためのプロセスであって、ここで:
    は、CFまたはCであり;
    は、HまたはC−Cアルキルであり;
    nは、2、3、または4の整数であり;
    Xは、ClまたはBrであり;
    およびRは、各々に、独立して、HまたはC−Cアルキルであり;または
    およびRは、各々が結合する窒素原子と、必要に応じて一緒になる場合、1〜2個の窒素原子および0〜1個の酸素原子または0〜1個の硫黄原子を有する、飽和の、4〜6員の複素環を形成し、そして必要に応じてRで置換され;
    は、C−Cアルキルであり;ここで点線は、任意の結合であり、
    そして、該プロセスは:
    a.トリアルキルアミン塩基の存在下において、RおよびRが、独立して、C−Cアルキルである、式
    Figure 2007513185
    のマロン酸エステルを3−アミノ−1,2,4−トリアゾールと反応させる工程、および約1〜6時間、約130〜170℃で加熱する工程、約130℃に冷却する工程、トルエンを用いて希釈する工程、約20℃〜約30℃に冷却する工程、ならびに少なくとも2当量の水性のアルカリ金属の水酸化物(MOH)を添加する工程および式
    Figure 2007513185
    の二金属塩を単離する工程:
    b.式
    Figure 2007513185
    のハロゲン化された生成物を得るために、XがBrまたはClである、POXのハロゲン化剤を用いて、該二金属塩をハロゲン化する工程;
    c.式
    Figure 2007513185
    のアミン生成物を得るために、非プロトン性溶媒中において、約20℃〜約30℃で、アミン
    Figure 2007513185
    と該ハロゲン化された生成物とを反応させる工程;
    d.6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジン生成物
    Figure 2007513185
    を得るために、テトラヒドロフラン中において、約30分間、約10℃〜40℃で、アミノアルコールHO−(CH−NRと、アルカリ金属の水素化物とを反応させる工程、該アミン生成物を添加する工程、および約12〜20時間、約55〜60℃に加熱する工程;
    e.固体として6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジンジカルボン酸塩
    Figure 2007513185
    を得るために、水中において、該6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジン生成物を、点線が、任意の結合である、式
    Figure 2007513185
    のジカルボン酸と反応させる工程、およびt−ブチルメチルエーテル、酢酸エチルおよびトルエンからなる群より選択される溶媒を、添加する工程;
    f.該6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジンジカルボン酸塩を水から結晶化する工程および該6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジンジカルボン酸塩を回収する工程;
    g.該6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジンジカルボン酸塩を乾燥する工程によって、無水の該6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジンジカルボン酸塩を形成する工程;および
    h.水和塩として、式(I)
    Figure 2007513185
    の6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジンジカルボン酸塩を得るために、該無水6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジンジカルボン酸塩を、水を用いて処理する工程、
    を包含するプロセス。
  2. 請求項1に記載のプロセスであって、前記トリアルキルアミン塩基が、トリブチルアミンおよびトリプロピルアミンからなる群より選択される、プロセス。
  3. 請求項1または2に記載のプロセスであって、マロン酸エステルと3−アミノ−1,2,4−トリアゾールの前記モル比が、約1:1である、プロセス。
  4. 請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載のプロセスであって、前記のアルカリ金属の水酸化物が、水酸化ナトリウムである、プロセス。
  5. 請求項4に記載のプロセスであって、前記のアルカリ金属の水酸化物である水酸化ナトリウムが、約50%の水溶液である、プロセス。
  6. 請求項1〜5のうちのいずれか一項に記載のプロセスであって、前記ハロゲン化剤が、オキシ塩化リンまたはオキシ臭化リンである、プロセス。
  7. 請求項6に記載のプロセスであって、前記ハロゲン化剤が,オキシ塩化リンである、プロセス。
  8. 請求項1〜7のうちのいずれか一項に記載のプロセスであって、前記ジカルボン酸が、コハク酸またはフマル酸である、プロセス。
  9. 請求項8に記載のプロセスであって、前記ジカルボン酸が、コハク酸である、プロセス。
  10. 請求項1〜9のうちのいずれか一項に記載のプロセスであって、前記非プロトン性溶媒が、N,N−ジメチルホルムアミドである、プロセス。
  11. 請求項1〜10のうちのいずれか一項に記載のプロセスであって、RおよびRが、各々に、独立して、HまたはC−Cアルキルである、プロセス。
  12. 請求項11に記載のプロセスであって、Rが、Hであり、そしてRが、メチルである、プロセス。
  13. 請求項1〜12のうちのいずれか一項に記載のプロセスであって、前記の工程aにおいて加熱する工程が、約150℃で、約2〜3時間である、プロセス。
  14. 請求項1〜13のうちのいずれか一項に記載のプロセスであって、前記の工程bにおけるハロゲン化剤が、約8〜24時間、加熱還流される、プロセス。
  15. 請求項14に記載のプロセスであって、前記加熱還流する工程が、約16時間である、プロセス。
  16. 請求項1〜15のうちのいずれか一項に記載のプロセスであって、前記の工程dにおいて加熱する工程が、約16時間である、プロセス。
  17. 請求項1〜16のうちのいずれか一項に記載のプロセスであって、Rが、CFであり、そしてRが、メチルである、プロセス。
  18. 請求項1〜17のうちのいずれか一項に記載のプロセスであって、前記の工程cにおけるアミンが、(S)配置
    Figure 2007513185
    を有する、プロセス。
  19. 請求項1〜18のうちのいずれか一項に記載のプロセスであって、前記の工程eにおける溶媒が、t−ブチルメチルエーテルである、プロセス。
  20. 請求項1〜19のうちのいずれか一項に記載のプロセスであって、前記の工程hにおいて水を用いて処理する工程が、飽和された水の雰囲気による、プロセス。
  21. 構造式(II)
    Figure 2007513185
    の水和塩としての6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジンジカルボン酸塩の調製のためのプロセスであって、ここで:
    は、CFまたはCであり;
    は、HまたはC−Cアルキルであり;
    nは、2、3、または4の整数であり;
    Xは、Clであり;
    およびRは、各々に、独立して、HまたはC−Cアルキルであり;
    ここで点線は、任意の結合であり、
    そして、該プロセスは:
    a.トリブチルアミンの存在下において、RおよびRが、独立して、C−Cアルキルである、式
    Figure 2007513185
    のマロン酸エステルを、3−アミノ−1,2,4−トリアゾールと、約1:1のモル比において、反応させる工程、および約1〜6時間、約150℃で加熱する工程、約130℃に冷却する工程、トルエンを用いて希釈する工程、約20℃〜約30℃に冷却する工程、ならびに少なくとも2当量の水性の水酸化ナトリウムを添加する工程および式
    Figure 2007513185
    の二ナトリウム塩を単離する工程:
    b.式
    Figure 2007513185
    のハロゲン化された生成物を得るために、約16時間、加熱還流することによって、XがClである、POXのハロゲン化剤を用いて、該二ナトリウム塩をハロゲン化する工程;
    c.式
    Figure 2007513185
    のアミン生成物を得るために、非プロトン性溶媒中において、約20℃〜約30℃で、約24〜48時間、アミン
    Figure 2007513185
    と該ハロゲン化された生成物とを反応させる工程;
    d.6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジン生成物
    Figure 2007513185
    得るために、テトラヒドロフラン中において、周囲温度で、約30分間、アミノアルコールHO−(CH−NRと、アルカリ金属の水素化物とを反応させる工程、該アミン生成物を添加する工程、および約12〜20時間、約55〜60℃に加熱する工程;
    e.6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジンジカルボン酸塩
    Figure 2007513185
    を得るために、水中において、該6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジン生成物を、点線が、任意の結合である、式
    Figure 2007513185
    のジカルボン酸と反応させる工程、およびt−ブチルメチルエーテルを添加する工程;
    f.該6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジンジカルボン酸塩を水から結晶化する工程および該6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジンジカルボン酸塩を回収する工程;
    g.該6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジンジカルボン酸塩を乾燥する工程によって、無水の該6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジンジカルボン酸塩を形成する工程;および
    h.式(II)
    Figure 2007513185
    の水和塩として、6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジンジカルボン酸塩を得るために、該6−[(置換)フェニル]−トリアゾロピリミジンジカルボン酸塩を、飽和の水の雰囲気をなす水を用いて処理する工程、
    を包含するプロセス。
  22. 請求項1〜20のうちのいずれか一項に記載のプロセスであって、
    Figure 2007513185
    が、生産される、プロセス。
  23. 請求項1〜20のうちのいずれか一項に記載のプロセスであって、
    Figure 2007513185
    が、生産される、プロセス。
  24. 請求項21に記載のプロセスであって、
    Figure 2007513185
    が、生産される、プロセス。
  25. 請求項21のうちのいずれか一項に記載のプロセスであって、
    Figure 2007513185
    が、生産される、プロセス。
  26. 請求項1〜22のうちのいずれか一項に記載のプロセスであって、前記の、工程Cにおける、ハロゲン化された生成物とアミンのモル比が、約1:2〜約1:3である、プロセス。
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