JP2007334145A - トナーカートリッジおよび現像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トナー充填時のトナーこぼれを抑制しつつ生産性の向上と小型化とを両立させたトナーカートリッジおよび現像装置を提供すること。
【解決手段】現像装置14は,ハウジング21によって囲まれるトナー収容部20を有している。ハウジング21の反駆動側側面には,トナーを充填するためのトナー充填口4が設けられている。また,トナー収容部20内には,撹拌部材を回動させる回転軸220と,回転軸220を支持する軸受部材5とが設けられている。軸受部材5は,ハウジング21の反駆動側側面から所定の間隔をもって対向配置されており,その側面と軸受部材5との間には補助トナー収容部200が形成されている。
【選択図】図7

Description

本発明は,電子写真方式の画像形成装置に利用されるトナーカートリッジおよび現像装置に関する。
従来から,電子写真方式の画像形成装置では,トナー収容器を備えたトナーカートリッジやトナー収容器が感光体ドラムや現像装置等と一体的に収容されたプロセスカートリッジが利用されている。トナー収容器の内部には,トナーの搬送あるいは撹拌を行う回転部材が設けられ,その回転部材はトナー収容器のハウジングに付設された軸受によって支持されている。
また,トナー収容器の端部側側面には,トナーを充填するための充填口が設けられている。この充填口の口径を大きくするほどトナーの充填時間を短縮することができる。すなわち,生産性が向上する。一方,トナー収容器の端部側側面には,回転部材の軸受も配置されている。そのため,充填口の大口径化には制約がある。近年,トナー収容器の小型化が進んでおり,この制約が顕著となっている。つまり,生産性の向上と小型化とがトレードオフの関係になっている。
この問題に着目したトナー収容器としては,例えば特許文献1に開示されているように,トナー収容器のハウジングに回転部材の軸受部材を嵌合させ,その軸受部材にトナー充填口が設けられているものが提案されている。また,例えば特許文献2には,トナー収容器のハウジングに軸受部を設け,その軸受部の周囲に開口部を設け,その開口部からトナーを充填するものが提案されている。これらのトナー収容器では,軸受を囲むように充填口が配置されている。このように配置することで,生産性の向上と小型化とを両立させることができる。
特開平7−28317号公報 特許第2704959号公報
しかしながら,前記した従来の技術には次のような問題があった。すなわち,充填口の中心に回転部材の軸受が存在する状態でトナーの充填を行うと,一部のトナーがその軸受や軸受リブに衝突し反射する。そして,反射したトナーは,トナー収容器の外側にこぼれ,トナーを浪費するとともに作業者を汚してしまう。
本発明は,前記した従来のトナー収容器を備えたトナーカートリッジあるいは現像装置が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,トナー充填時のトナーこぼれを抑制しつつ生産性の向上と小型化とを両立させたトナーカートリッジおよび現像装置を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされたトナーカートリッジは,トナーを収容するトナー収容器を備え,画像形成装置に着脱可能なトナーカートリッジであって,少なくとも一方の端部がトナー収容器内に収容され,回転軸を中心に回転する回転部材と,トナー収容器の長手方向の端部側側面に位置し,トナー収容器内にトナーの充填を可能にするトナー充填口と,トナー収容器内に位置し,回転部材の回転軸を支持する軸受部材とを有し,軸受部材とトナー充填口とは,所定の隙間をもって対向配置されていることを特徴としている。
本発明のトナーカートリッジは,回転部材の少なくとも一方の端部がトナー収容器内に完全に収容されており,回転軸を支持する軸受部材がトナー収容器内に位置している。つまり,少なくとも一方の軸受はトナー収容器のハウジング上に位置しない。そのため,トナー収容器のハウジングに位置するトナー充填口は,軸受による配置の制約を受けない。よって,トナー充填口の大口径化が可能であり,トナーの充填時間の短縮化が図られる。また,トナー充填口が大口径のままトナー収容器を小型化することができる。よって,生産性の向上と小型化とを両立させることができる。
さらに,トナー収容器内の軸受部材は,トナー充填口に対して所定の隙間をもって対向配置されている。すなわち,トナー収容器内には,トナーを収容するトナー収容部の他に,軸受部材よりもトナーの供給方向の上流側に,軸受部材とトナー充填口との隙間によってなる補助トナー収容部が形成される。本発明のトナーカートリッジでは,トナーを充填する際,一部のトナーがトナー収容器内に位置する軸受部材に衝突して反射する。しかし,反射したトナーは,トナー収容器の外側にこぼれることなく,軸受部材とトナー充填口との間に形成された補助トナー収容部に収容される。よって,トナー充填時の汚染が抑制される。
また,トナー収容器の内側壁面であってトナー充填口の下方に,軸受部材に向かって傾斜する傾斜面が形成されていることとするとよりよい。このような傾斜面を設けることで,軸受部材に反射して補助トナー収容部内に落下したトナーが,傾斜面に沿って軸受部材側に移動し,補助トナー収容部からトナー収容部内に運ばれる。よって,軸受部材に衝突したトナーも使用することができ,トナーを浪費しない。
また,軸受部材は,回転部材の回転軸を3つの面で保持することとするとよりよい。すなわち,回転軸を支持する最小構成である3面で支持することで,回転軸との接触面積を小さくすることができる。そのため,発熱が抑制される。また,3面で支持すると,軸受部材と回転軸との間に隙間が生じる。そのため,トナーの流れが良い。
また,軸受部材を支持するリブの幅は,トナーの供給方向の上流側に向かうほど狭いこととするとよりよい。このような形状とすると,トナーとの衝突面がトナーの供給方向と直交しない。そのため,軸受部材に衝突したトナーの,トナー充填口側への飛散を軽減することができる。
また,本発明は,画像形成装置内に装着され,像担持体上に形成された静電潜像を現像する現像装置であって,トナーを収容するトナー収容器と,少なくとも一方の端部がトナー収容器内に収容され,回転軸を中心に回転する回転部材と,トナー収容器の長手方向の端部側側面に位置し,トナー収容器内にトナーの充填を可能にするトナー充填口と,トナー収容器内に位置し,回転部材の回転軸を支持する軸受部材とを有し,軸受部材とトナー充填口とは,所定の隙間をもって離間配置されていることを特徴とする現像装置を含んでいる。
本発明によれば,トナー充填時のトナーこぼれを抑制しつつ生産性の向上と小型化とを両立させたトナーカートリッジおよび現像装置が実現している。
以下,本発明を具体化した実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。なお,本実施の形態は,トナー収容器と一体化された現像装置に本発明を適用したものである。また,実施の形態では,現像装置に本発明を適用しているが,トナーカートリッジやプロセスカートリッジにも適用可能であることは言うまでもない。
本形態の画像形成装置100は,図1に示すように,像担持体である感光体ドラム11を有し,その感光体ドラム11の周囲に,感光体ドラム11の表面を一様に帯電するための帯電装置12と,感光体ドラム11の表面に静電潜像を形成するための露光装置13と,感光体ドラム11上の静電潜像を可視像(トナー像)とするための現像装置14と,感光体ドラム11上のトナー像を用紙に転写するための転写装置15と,転写残トナーを感光体ドラム11から取り除くためのクリーニング装置16とを感光体ドラム11の回転方向に沿って備えている。さらに,用紙搬送路には,転写位置への用紙の搬送タイミングを調節するためのタイミングローラ17および転写されたトナー像を用紙に定着させるための定着装置18が設けられている。本形態では,帯電装置12,転写装置15,定着装置18はいずれもローラタイプのものを用いている。また,クリーニング装置16には,クリーニングブレードを用いる。
続いて,画像形成装置100による画像形成の動作について簡単に説明する。画像形成装置100は,スタート信号や画像データ等を受信することにより動作を開始する。感光体ドラム11は,図1中の矢印方向に回転駆動される。そして,帯電装置12と対向する位置で,帯電ローラによって一様に帯電される。次に,露光装置13によって露光され,表面上に画像データに基づいた静電潜像が形成される。
次に,静電潜像が現像装置14の位置に達すると,現像ローラに印加された現像バイアス電圧と感光体ドラム11の静電潜像との間で形成される電界により帯電したトナーが移動し,静電潜像がトナーによって現像される。
一方,用紙搬送路を搬送されてきた用紙は,タイミングローラ17にて画像先端位置にタイミングを合わせられ,感光体ドラム11と転写装置15との間に搬送される。そして,転写装置15によって感光体ドラム11上のトナー像が用紙に転写される。さらに,転写されたトナー像を保持した用紙はさらに搬送され,定着装置18によって熱と圧力とが加えられることにより,トナー像が用紙に定着される。また,転写装置15によって用紙に転写されず,感光体ドラム11上に残った転写残トナーはクリーニング装置16によって掻き取られる。これにより,1枚分の画像形成が終了する。
続いて,現像装置14について詳説する。なお,現像装置14は,長手方向の一方の側に駆動力が伝達される。このことから,本明細書では,駆動力が得られる側を「駆動側」とし,その反対側を「反駆動側」とする。図2は,現像装置14を駆動側から見た斜視図である。図3は,現像装置14を反駆動側から見た斜視図である。なお,図2および図3には,現像装置14のほか,感光体ドラム11も併せて図示している。
現像装置14は,現像ローラ2と,現像ローラ2の長手方向の両端にそれぞれ位置するコロ31,32と,画像形成装置100本体と係合する回転支持軸6とを備えている。コロ31およびコロ32は,現像ローラ2と感光体ドラム11との表面距離を一定に保つスペーサ部材である。コロ31およびコロ32は,現像ローラ2の軸上に挿入され,現像ローラ2とともに回転可能に設けられている。なお,本実施の形態では,駆動側のコロをコロ31とし,反駆動側のコロをコロ32とする。現像装置14の駆動側の側面部には従動ギア(不図示)が設けられ,画像形成装置本体の駆動ギアと噛み合わされ,駆動ギアからの駆動力を現像ローラ2に伝達する。
また,現像装置14は,画像形成装置本体の支持部と係合する回転支持軸6を中心に回動可能に設けられている。そして,感光体ドラム11側に回動し,現像ローラ2が感光体ドラム11に対向する状態で画像形成装置100本体に固定される。すなわち,現像ローラ2と感光体ドラム11とがコロ31,32を挟んで対向した状態となる。さらに,現像装置14は,画像形成装置本体に備えられた圧接ばねにより,感光体ドラム11側に付勢されている。
また,現像装置14の反駆動側(図3)の側面には,トナー充填口4が設けられている。現像装置14を生産する際には,このトナー充填口4からトナーが充填される。そして,トナー充填後には,トナー漏れを防止するキャップ40が装着される。なお,図3は,キャップ40が装着された状態を図示している。
図4は,現像装置14を反駆動側から見た断面図である。現像装置14は,1成分現像剤である非磁性のトナーを収容するトナー収容部20と,トナーを担持しトナーを感光体ドラム11に向けて搬送する現像ローラ2と,現像ローラ2へのトナーの供給および現像ローラ2上のトナーの掻き取りを行うトナー供給ローラ23と,現像ローラ2上のトナーの厚みを規制するトナー量規制部材241,242と,トナー漏れを防止するとともに現像後に現像ローラ2上に残留するトナーを除電するトナー除電部材25と,トナーを現像装置14の長手方向に搬送するスクリュー261,262とを備えている。また,トナー収容部20は,トナーを収容するタンクを構成するハウジング21と,回転軸220を中心に回動しタンク内のトナーを撹拌する撹拌部材22とを備えている。各種回転部材は,画像形成装置本体の駆動ギアから駆動力を得て回転する。また,現像ローラ2には,電源が接続され,現像のためのバイアスが印加される。
現像装置14では,トナー供給ローラ23と現像ローラ2との電位差および表面が発泡体であるトナー供給ローラ23の機械的搬送力により,トナーをトナー供給ローラ23から現像ローラ2に搬送する。現像ローラ2に供給されたトナーは,現像ローラ2の回転に伴ってトナー量規制部材241,242により摩擦帯電されつつ薄層化され,感光体ドラム11との対向部にて静電潜像を可視化する。
図5は,現像装置14を反駆動側から見た側面図である。図6は,トナー収容部20の反駆動側側面周辺の上面斜視透視図である。さらに,図7は,図5に示したトナー収容部20のA断面を示す断面図である。なお,図5は,トナー充填口4のキャップ40を外した状態を示し,図6はキャップ40を取り付けた状態を示している。
ハウジング21の反駆動側側面には,図5に示したように,トナーを充填する際に利用されるトナー充填口4が設けられている。また,ハウジング21内に形成されるトナー収容部20には,図6ないし図7に示したように,回転軸220を支持する軸受部材5が設けられている。また,回転軸220の反駆動側の端部は,ハウジング21の内側に位置し,軸受部材5によって支持されている。一方,駆動側の端部(不図示)は,ハウジング21の外側に位置し,駆動力が伝達される。
また,軸受部材5は,ハウジング21の反駆動側側面から所定の間隔をもって対向配置されており,その側面と軸受部材5との間には補助トナー収容部200が形成されている。トナー充填時には,トナー充填口4から補助トナー収容部200を介してトナー収容部20にトナーが送られる。
軸受部材5は,ハウジング21の内側に配置されており,回転軸220の反駆動側(すなわち,トナー充填口4が形成されている側)の端部がトナー収容部20内に完全に収容されている。そのため,トナー充填口4は,軸受部材5による配置の制約を受けず,大口径化が可能になる。よって,トナーの充填時間の短縮化を図ることができる。また,トナー収容部20の容積を小さくする,すなわちトナー収容部20の長手方向に直交する断面の面積を小さくしても,軸受部材5の配置がトナー充填口4の大口径化を妨げることはない。よって,生産性の向上と小型化とを両立させることができる。
また,軸受部材5は,トナー充填口4との間に補助トナー収容部200が設けられるように所定の間隔をもって配置されている。そのため,トナー充填口4から運ばれたトナーが軸受部材5に衝突して反射したとしても,反射したトナーは補助トナー収容部200内に落下する。よって,トナーを外部にこぼすことなくトナーの充填することができる。
また,ハウジング21のうち,反駆動側側面のトナー充填口4の下方には,図7に示したように,軸受部材5側(すなわち,ハウジング21の内側)に傾斜する傾斜面211が設けられている。この傾斜面211により,トナー充填口4の下方の補助トナー収容部200では,下方に向かうほどハウジング21の側面と軸受部材5との間隔が狭くなっている。
トナーを充填する際,軸受部材5に衝突して反射したトナーは,傾斜面211に沿って軸受部材5側に移動する。そして,軸受部材5の下方に位置する開口部55を介してトナー収容部20内に運ばれる。よって,軸受部材5に衝突・反射したトナーも使用することができ,トナーを浪費しない。
軸受部材5は,図8に示すように,フレーム部50と,回転軸220を摺擦可能に支持する軸受部51と,軸受部51をフレーム部50に固定する軸受リブ52とによって構成される。さらに,フレーム部50内には,軸受部51および軸受リブ52によって区画される貫通孔55が幾つか設けられている。トナー充填口4から送り込まれるトナーは,貫通孔55を通過し,軸受部材5にて遮断されることなくトナー収容部20内に供給される。
軸受部51は,図8に示したように,回転軸220を3つの面で支持する形状をなしている。軸受摺動部材51は,3つの面で保持する形状であればよく,本形態のように回転軸220を収容する開口部が3角形状となる構成(図9(a))でもよいし,例えば図9(b)のように開口部が6角形状となる構成であってもよい。あるいは3箇所の支持部によって保持する構成(図9(c))であってもよい。軸受部51は,3つの面で回転軸220を支持する形状をなすため,4つ以上の面で支持する他の構成と比較して,回転軸220との接触面積が小さい。そのため,発熱が抑制される。また,3つの面のみで支持すると,軸受部51と回転軸220との間に多くの隙間が生じる。そのため,トナーの流れが良い。
図10(a)に,図8に示した軸受部材のB−B断面,すなわち軸受リブ52の断面を示す。軸受リブ52は,図10に示したように,トナーの供給方向の上流側に向かって幅が細くなる形状をなしている。すなわち,トナーの衝突面がトナーの供給方向と直交していない。そのため,軸受部材5に衝突して反射したトナーの,トナー充填口4側への飛散を軽減することができる。軸受リブ52の幅は,トナーの供給方向の上流側に向かうほど狭ければトナーの飛散を軽減する効果があり,例えば図10(b)や図10(c)に示すような形状であってもよい。
なお,フレーム部50や軸受部51の形状,軸受リブ52の配置や本数等は,ハウジング21の形状や軸受部材5に要求される機械的強度によって異なり,本形態に限定するものではない。
以上詳細に説明したように本形態の現像装置14では,撹拌部材22の反駆動側の端部がハウジング21内に収容されており,撹拌部材22の回転軸220を支持する軸受部材5がハウジング21内に位置している。すなわち,回転軸220の反駆動側の端部を支持する軸受部材5がハウジング21中に設けられていない。そのため,トナー充填口4は,軸受部材5による配置の制約を受けない。よって,トナー充填口4の大口径化が可能であり,トナーの充填時間の短縮化が図られる。また,ハウジング21を小型化しても,軸受の配置がトナー充填口4の大口径化を妨げることはない。よって,生産性の向上と小型化とを両立させることができる。
さらに,軸受部材5は,トナー充填口4に対して所定の隙間をもって対向配置されている。すなわち,ハウジング21内には,トナーを収容するトナー収容部20の他に,軸受部材5よりもトナーの供給方向の上流側に,軸受部材5とトナー充填口4との隙間によってなる補助トナー収容部200が設けられる。そして,トナー充填の際に軸受部材5に衝突して反射したトナーは,ハウジング21の外側にこぼれることなく,軸受部材5とトナー充填口4との間に形成された補助トナー収容部200に収容される。よって,トナー充填時の汚染が抑制される。従って,トナー充填時のトナーこぼれを抑制しつつ生産性の向上と小型化とを両立させた現像装置が実現している。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,本発明は,カラープリンタ,モノクロプリンタ,コピー機,ファクシミリ等の各種の画像形成装置に適用可能である。また,現像方式も1成分現像方式に限らず,2成分現像方式でも適用可能である。
また,像担持体としてローラ形状の感光体ドラムを用いているが,ベルト状の感光体ベルトを使用してもよい。また,帯電装置は,ローラ帯電方式のほか,コロナ放電方式の帯電チャージャ,ブレード,ブラシ等を使用してもよい。また,露光装置は,レーザによるものでもLEDによるものでもよい。また,転写装置は,転写ローラのほか,転写チャージャを使用してもよい。あるいは,感光体から用紙へ直接トナー像を転写する方式のほか,中間転写体を備え,2段階以上の転写を行う方式であってもよい。また,クリーニング装置は,クリーニングブレードのほか,クリーニングブラシ,クリーニングローラまたはそれらの組合せでもよい。あるいは,現像装置によって転写残トナーの回収を行うものであってもよい。また,定着装置は,定着ローラのほか,定着ベルトを用いてもよいし,非接触方式のものであってもよい。
実施の形態にかかる画像形成装置の概略構成を示す図である。 実施の形態にかかる現像装置の全体構成を示す斜視図(駆動側)である。 実施の形態にかかる現像装置の全体構成を示す斜視図(反駆動側)である。 実施の形態にかかる現像装置の全体構成を示す断面図である。 実施の形態にかかる現像装置の全体構成を示す側面図(反駆動側)である。 現像装置のトナー収容部の構成を示す上面斜視透視図である。 図5に示したトナー収容部のA断面を示す断面図である。 実施の形態にかかる軸受部材の概略構成を示す図である。 軸受部材の軸受摺動部の形状例を示す図である。 図8に示した軸受部材のB−B断面を示す断面図である。
符号の説明
2 現像ローラ
4 トナー充填口
5 軸受部材
11 感光体ドラム
14 現像装置
20 トナー収容部
21 ハウジング
22 撹拌部材(回転部材)
40 キャップ
100 画像形成装置
200 補助トナー収容部
211 傾斜面
220 回転軸

Claims (8)

  1. トナーを収容するトナー収容器を備え,画像形成装置に着脱可能なトナーカートリッジにおいて,
    少なくとも一方の端部が前記トナー収容器内に収容され,回転軸を中心に回転する回転部材と,
    前記トナー収容器の長手方向の端部側側面に位置し,前記トナー収容器内にトナーの充填を可能にするトナー充填口と,
    前記トナー収容器内に位置し,前記回転部材の回転軸を支持する軸受部材とを有し,
    前記軸受部材と前記トナー充填口とは,所定の隙間をもって対向配置されていることを特徴とするトナーカートリッジ。
  2. 請求項1に記載するトナーカートリッジにおいて,
    前記トナー収容器の内側壁面であって前記トナー充填口の下方に,前記軸受部材に向かって傾斜する傾斜面が形成されていることを特徴とするトナーカートリッジ。
  3. 請求項1または請求項2に記載するトナーカートリッジにおいて,
    前記軸受部材は,前記回転部材の回転軸を3つの面で保持することを特徴とするトナーカートリッジ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載するトナーカートリッジにおいて,
    前記軸受部材を支持するリブの幅は,トナーの供給方向の上流側に向かうほど狭いことを特徴とするトナーカートリッジ。
  5. 画像形成装置内に装着され,像担持体上に形成された静電潜像を現像する現像装置において,
    トナーを収容するトナー収容器と,
    少なくとも一方の端部が前記トナー収容器内に収容され,回転軸を中心に回転する回転部材と,
    前記トナー収容器の長手方向の端部側側面に位置し,前記トナー収容器内にトナーの充填を可能にするトナー充填口と,
    前記トナー収容器内に位置し,前記回転部材の回転軸を支持する軸受部材とを有し,
    前記軸受部材と前記トナー充填口とは,所定の隙間をもって対向配置されていることを特徴とする現像装置。
  6. 請求項5に記載する現像装置において,
    前記トナー収容器の内側壁面であって前記トナー充填口の下方に,前記軸受部材に向かって傾斜する傾斜面が形成されていることを特徴とする現像装置。
  7. 請求項5または請求項6に記載する現像装置において,
    前記軸受部材は,前記回転部材の回転軸を3つの面で保持することを特徴とする現像装置。
  8. 請求項5から請求項7のいずれか1つに記載する現像装置において,
    前記軸受部材を支持するリブの幅は,トナーの供給方向の上流側に向かうほど狭いことを特徴とする現像装置。
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