JP2000203609A - 容器のキャップ装置 - Google Patents
容器のキャップ装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】簡単に装着でき、しかも一旦装着すると容易に
脱落することのない容器のキャップ装置を提供する 【解決手段】容器11に形成された孔13の孔内部に突
設部14を突設するとともに、キャップ20の底面20
c内に突設部14と嵌着係合する係合手段30を配設
し、孔13をキャップ20で閉塞した際に係合手段30
を介し突設部14とキャップ20とを互いに係合させる
ようにした。
脱落することのない容器のキャップ装置を提供する 【解決手段】容器11に形成された孔13の孔内部に突
設部14を突設するとともに、キャップ20の底面20
c内に突設部14と嵌着係合する係合手段30を配設
し、孔13をキャップ20で閉塞した際に係合手段30
を介し突設部14とキャップ20とを互いに係合させる
ようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、粉体、液体等の
物質を収容する容器に関し、特にこのような物質等を注
入する容器に形成された孔を閉塞するキャップ装置の改
良に関する。
物質を収容する容器に関し、特にこのような物質等を注
入する容器に形成された孔を閉塞するキャップ装置の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、粉体、液体等の物質を密封収
容する容器には、これらの物質を注入し、あるいは容器
内から上述した物質を排出させるめの孔が形成されてお
り、この孔は上述した容器内からこれらの物質が漏洩す
ることを防止するためキャップ装置により密封されてい
る。
容する容器には、これらの物質を注入し、あるいは容器
内から上述した物質を排出させるめの孔が形成されてお
り、この孔は上述した容器内からこれらの物質が漏洩す
ることを防止するためキャップ装置により密封されてい
る。
【0003】図17は従来のキャップ装置1を示す容器
の要部概念断面図で、特にプリンター、複写機等の電子
写真方式を採用した画像形成装置に使用される現像剤を
収容した容器、即ちトナーを収容するトナーカートリッ
ジ2を示したものである。
の要部概念断面図で、特にプリンター、複写機等の電子
写真方式を採用した画像形成装置に使用される現像剤を
収容した容器、即ちトナーを収容するトナーカートリッ
ジ2を示したものである。
【0004】このトナーカートリッジ2は合成樹脂等に
より一体に形成されており、この容器の一側面に突設さ
れた筒体3によりトナー注入用の孔4が形成され、この
孔4はキャップ5からなるキャップ装置1により密封さ
れている。
より一体に形成されており、この容器の一側面に突設さ
れた筒体3によりトナー注入用の孔4が形成され、この
孔4はキャップ5からなるキャップ装置1により密封さ
れている。
【0005】このキャップ装置1のキャップ5は弾性変
形可能な低密度のポリエチレン樹脂等により一体形成さ
れ、その断面を略U字形に形成されている。
形可能な低密度のポリエチレン樹脂等により一体形成さ
れ、その断面を略U字形に形成されている。
【0006】また、その外周面5aには前記孔4の内周
面4aに密着し当該孔4を密封する環状部5bが複数本
形成されている。
面4aに密着し当該孔4を密封する環状部5bが複数本
形成されている。
【0007】このようなキャップ装置1によると、孔4
内にキャップ5を嵌着すると当該孔4の内周面4aとキ
ャップ5の環状部5aとが密着し、当該孔4の密封が図
られることとなる。
内にキャップ5を嵌着すると当該孔4の内周面4aとキ
ャップ5の環状部5aとが密着し、当該孔4の密封が図
られることとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したキ
ャップ5からなるキャップ装置1によると、キャップ5
と孔4とは、単にキャップ5の環状部5aと孔4の内周
面4aとが摩擦接触した状態で位置決め支持されている
から、例えばトナーカートリッジ2の運搬中に発生する
振動、あるいは不用意な落下、またトナーカートリッジ
2内の圧力変動等の各種要因によりキャップ5が孔4内
から脱落し易く、このためトナーがトナーカートリッジ
2内から漏洩してしまう虞がある。
ャップ5からなるキャップ装置1によると、キャップ5
と孔4とは、単にキャップ5の環状部5aと孔4の内周
面4aとが摩擦接触した状態で位置決め支持されている
から、例えばトナーカートリッジ2の運搬中に発生する
振動、あるいは不用意な落下、またトナーカートリッジ
2内の圧力変動等の各種要因によりキャップ5が孔4内
から脱落し易く、このためトナーがトナーカートリッジ
2内から漏洩してしまう虞がある。
【0009】このような問題点を解決するため、さらに
従来では図17と同一部分を同一符号で示す図18のよ
うに、キャップ5の下端外周縁を囲繞してアンダーカッ
ト5cを形成し、このキャップ5を孔4内に嵌着した際
に、当該アンダーカット5cと孔4の下端外周縁4bと
を係合させ、一旦、孔4内に嵌着されたキャップ5が当
該孔4内から脱落しないようにしていた。
従来では図17と同一部分を同一符号で示す図18のよ
うに、キャップ5の下端外周縁を囲繞してアンダーカッ
ト5cを形成し、このキャップ5を孔4内に嵌着した際
に、当該アンダーカット5cと孔4の下端外周縁4bと
を係合させ、一旦、孔4内に嵌着されたキャップ5が当
該孔4内から脱落しないようにしていた。
【0010】ところが、図18のキャップ装置8による
と、アンダーカット5cを孔4の下端外周縁4bに係合
させるため、このアンダーカット5cを孔4の内径より
も外側へ大きく突出させるように形成しなければなら
ず、このためキャップ5を孔4内に嵌着する際にアンダ
ーカット5cと孔4の内周面4aとが互いに激しく摺接
して邪魔となり、孔4内にキャップ5が装着しずらい問
題点がある。
と、アンダーカット5cを孔4の下端外周縁4bに係合
させるため、このアンダーカット5cを孔4の内径より
も外側へ大きく突出させるように形成しなければなら
ず、このためキャップ5を孔4内に嵌着する際にアンダ
ーカット5cと孔4の内周面4aとが互いに激しく摺接
して邪魔となり、孔4内にキャップ5が装着しずらい問
題点がある。
【0011】この発明は、上述した事情に鑑み、簡単に
装着でき、しかも一旦装着すると容易に脱落することの
ない容器のキャップ装置を提供することを目的とする。
装着でき、しかも一旦装着すると容易に脱落することの
ない容器のキャップ装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、この発明では、容器に形成された孔と、該孔を閉
塞するキャップとを具えた容器のキャップ装置におい
て、前記孔の孔内部に突設された突設部を設けるととも
に、前記キャップの底面内に前記突設部と嵌着係合する
係合手段を配設し、前記孔を前記キャップで閉塞した際
に前記係合手段を介し前記突設部と前記キャップとを係
合させるようにしている。
ため、この発明では、容器に形成された孔と、該孔を閉
塞するキャップとを具えた容器のキャップ装置におい
て、前記孔の孔内部に突設された突設部を設けるととも
に、前記キャップの底面内に前記突設部と嵌着係合する
係合手段を配設し、前記孔を前記キャップで閉塞した際
に前記係合手段を介し前記突設部と前記キャップとを係
合させるようにしている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる容器のキ
ャップ装置の一実施例を詳述する。
ャップ装置の一実施例を詳述する。
【0014】図1はこの発明に係わるキャップ装置10
を示す容器の側面図で、この実施例の容器も、特にプリ
ンター、複写機等の電子写真方式を採用した画像形成装
置に使用される現像材を収容する容器、即ちトナーカー
トリッジ11を示したものである。
を示す容器の側面図で、この実施例の容器も、特にプリ
ンター、複写機等の電子写真方式を採用した画像形成装
置に使用される現像材を収容する容器、即ちトナーカー
トリッジ11を示したものである。
【0015】このトナーカートリッジ11の一側面11
aには、従来と同様に円筒形の筒体12からなる孔13
が形成されている。なお、この孔13は主にトナー充填
用に使用される孔である。
aには、従来と同様に円筒形の筒体12からなる孔13
が形成されている。なお、この孔13は主にトナー充填
用に使用される孔である。
【0016】この孔13の内周面13aのうち、互いに
対向する位置には孔13の中心へ向けて突設部である一
対のリブ14が突設されている。なお、この突設部であ
るリブ14はトナーカートリッジ11と一体形成されて
も良く、また別体に形成されたものを固着するようにし
ても良い。
対向する位置には孔13の中心へ向けて突設部である一
対のリブ14が突設されている。なお、この突設部であ
るリブ14はトナーカートリッジ11と一体形成されて
も良く、また別体に形成されたものを固着するようにし
ても良い。
【0017】一方、上述したの孔13内に嵌着するキャ
ップ20はその拡大側面図で示す図2のように、キャッ
プ20の外周面20aに前記孔13の内周面13aに密
着し当該孔13を密封する三本の環状部20bが形成さ
れている。なお内周面13aの長さによりキャップ20
の環状部20bは三本に限定されることなく、それ以上
の複数本でも良い。
ップ20はその拡大側面図で示す図2のように、キャッ
プ20の外周面20aに前記孔13の内周面13aに密
着し当該孔13を密封する三本の環状部20bが形成さ
れている。なお内周面13aの長さによりキャップ20
の環状部20bは三本に限定されることなく、それ以上
の複数本でも良い。
【0018】また、このキャップ20の底面20c内の
領域には、その底面図で示す図3のように、前記一対の
各リブ14と対向する位置にそれぞれ係合手段30が形
成されている。なお、この各係合手段30は実施例では
キャップ20と一体に形成されている。
領域には、その底面図で示す図3のように、前記一対の
各リブ14と対向する位置にそれぞれ係合手段30が形
成されている。なお、この各係合手段30は実施例では
キャップ20と一体に形成されている。
【0019】この各係合手段30は、図2、図3で示す
ようにスナップフィットと称される互いに対向して配設
された断面略くの字形状の一対の爪31により形成さ
れ、その一対の爪31間に位置するキャップ底面20c
には、前記リブ14が嵌挿する凹部32が形成されてい
る。なお、図4は前記キャップ20の上面図である。
ようにスナップフィットと称される互いに対向して配設
された断面略くの字形状の一対の爪31により形成さ
れ、その一対の爪31間に位置するキャップ底面20c
には、前記リブ14が嵌挿する凹部32が形成されてい
る。なお、図4は前記キャップ20の上面図である。
【0020】次に、上述したトナーカートリッジ11に
形成されたリブ14とキャップ20に形成された係合手
段30とからなるキャップ装置10の作用を説明し、併
せて構成をより詳細に説明する。
形成されたリブ14とキャップ20に形成された係合手
段30とからなるキャップ装置10の作用を説明し、併
せて構成をより詳細に説明する。
【0021】図5は、上述したキャップ装置10の作用
を説明する要部概念拡大断面図で、図1乃至図4と同一
部分を同一符号で示す。
を説明する要部概念拡大断面図で、図1乃至図4と同一
部分を同一符号で示す。
【0022】図5の矢印Aで示すように、孔13を閉塞
すべく、キャップ20を孔13内に嵌挿させると、図6
で示すように、係合手段30の一対の爪31が断面台形
状のリブ14と当接する。その際、キャップ20を矢印
A方向に押す付勢力により一対の爪31は台形状のリブ
14の各斜面14aに沿って凹部32内に湾曲して退避
し、リブ14の侵入を許容する。
すべく、キャップ20を孔13内に嵌挿させると、図6
で示すように、係合手段30の一対の爪31が断面台形
状のリブ14と当接する。その際、キャップ20を矢印
A方向に押す付勢力により一対の爪31は台形状のリブ
14の各斜面14aに沿って凹部32内に湾曲して退避
し、リブ14の侵入を許容する。
【0023】その後、さらにキャップ20を矢印A方向
に押すと各リブ14が図7で示すように凹部32内に完
全に嵌挿し、同時に一対の爪31はその自己の弾性力に
より初期位置に復帰し、各リブ14と係合する。
に押すと各リブ14が図7で示すように凹部32内に完
全に嵌挿し、同時に一対の爪31はその自己の弾性力に
より初期位置に復帰し、各リブ14と係合する。
【0024】なお、孔13内へのキャップ20の装着の
際、係合手段30はキャップ20の底面20c内に配設
されているので、この係合手段30と孔13の内周面1
3aとは摺接することがなく、このためキャップ20は
スムーズに孔13内に嵌着することとなる。
際、係合手段30はキャップ20の底面20c内に配設
されているので、この係合手段30と孔13の内周面1
3aとは摺接することがなく、このためキャップ20は
スムーズに孔13内に嵌着することとなる。
【0025】この図7で示すように、一対のリブ14を
一対の爪31間に形成された凹部32内に嵌着させた
後、キャップ20を孔13内から取り外すべく外矢印B
方向へ引っ張っても、係合手段30の一対の爪31とリ
ブ14とが互いに強固に係合してその移動を阻止するの
で、孔13内からキャップ20が取り外されることが可
及的に防止されることとなる。
一対の爪31間に形成された凹部32内に嵌着させた
後、キャップ20を孔13内から取り外すべく外矢印B
方向へ引っ張っても、係合手段30の一対の爪31とリ
ブ14とが互いに強固に係合してその移動を阻止するの
で、孔13内からキャップ20が取り外されることが可
及的に防止されることとなる。
【0026】なお、上記実施例では、図1に示すように
孔13の内周面13aに一対のリブ14をその中心部へ
向けて突設するようにしたが、この発明は上記実施例に
限定されることなく、図1と同一部分を同一符号で示す
図8のように、一対のリブ14間を互いに連結して一本
のリブ14´とし、これによりこの一本のリブ14´を
孔13の機械的強度を向上させる補強用リブとしてもよ
い。
孔13の内周面13aに一対のリブ14をその中心部へ
向けて突設するようにしたが、この発明は上記実施例に
限定されることなく、図1と同一部分を同一符号で示す
図8のように、一対のリブ14間を互いに連結して一本
のリブ14´とし、これによりこの一本のリブ14´を
孔13の機械的強度を向上させる補強用リブとしてもよ
い。
【0027】この図8で示す補強用の一本のリブ14´
の場合であっても、図7と同一部分を同一符号で示す図
9のように、孔13を閉塞すべくキャップ20を孔13
内に嵌挿させると、リブ14´がキャップ20の凹部3
2内に完全に嵌挿し、同時に係合手段30の一対の爪3
1はその自己の弾性力により初期位置に復帰してリブ1
4´と係合し、このため孔13内からキャップ20が取
り外されることを可及的に阻止する。
の場合であっても、図7と同一部分を同一符号で示す図
9のように、孔13を閉塞すべくキャップ20を孔13
内に嵌挿させると、リブ14´がキャップ20の凹部3
2内に完全に嵌挿し、同時に係合手段30の一対の爪3
1はその自己の弾性力により初期位置に復帰してリブ1
4´と係合し、このため孔13内からキャップ20が取
り外されることを可及的に阻止する。
【0028】なお、上記実施例では、孔13の内周面1
3a間を差し渡して配設された一本のリブ14´により
孔13の機械的強度を向上させるようにしたが、この発
明ではこの一本のリブ14´の中心部にトナーカートリ
ッジ11内に収容されたトナーを攪拌するトナー攪拌手
段の軸受部を形成するようにしても良い。
3a間を差し渡して配設された一本のリブ14´により
孔13の機械的強度を向上させるようにしたが、この発
明ではこの一本のリブ14´の中心部にトナーカートリ
ッジ11内に収容されたトナーを攪拌するトナー攪拌手
段の軸受部を形成するようにしても良い。
【0029】図10は孔13の内周面13a間を差し渡
して形成された一本のリブ14´の中心部にトナー攪拌
手段であるアジテーター40の一端40aを回動自在に
支承する円筒形の軸受部41を一体に形成した実施例を
示すトナーカートリッジ11の側面図である。
して形成された一本のリブ14´の中心部にトナー攪拌
手段であるアジテーター40の一端40aを回動自在に
支承する円筒形の軸受部41を一体に形成した実施例を
示すトナーカートリッジ11の側面図である。
【0030】このトナーカートリッジ11に形成された
一本のリブ14´の中心部には円筒形の軸受部41が形
成され、さらにこの軸受部41の中心部にはアジテータ
ー40の一端40aを回動自在に支承する軸受孔41a
が形成されている。
一本のリブ14´の中心部には円筒形の軸受部41が形
成され、さらにこの軸受部41の中心部にはアジテータ
ー40の一端40aを回動自在に支承する軸受孔41a
が形成されている。
【0031】この図10で示す場合であっても、図9と
同一部分を同一符号で示す図11のように、孔13を閉
塞すべくキャップ20を孔13内に嵌挿させると、リブ
14´および軸受部41がキャップ20の凹部32内に
完全に嵌挿し、同時に係合手段30の一対の爪31はそ
の自己の弾性力により初期位置に復帰して軸受部41を
除くリブ14´と係合するため、キャップ20が孔13
内から取り外されることが可及的に防止されることとな
る。
同一部分を同一符号で示す図11のように、孔13を閉
塞すべくキャップ20を孔13内に嵌挿させると、リブ
14´および軸受部41がキャップ20の凹部32内に
完全に嵌挿し、同時に係合手段30の一対の爪31はそ
の自己の弾性力により初期位置に復帰して軸受部41を
除くリブ14´と係合するため、キャップ20が孔13
内から取り外されることが可及的に防止されることとな
る。
【0032】なお、上記実施例では図2および図3で示
すように、キャップ20の底面20c内に形成された一
対の係合手段30をキャップ20と一体に形成するよう
にしたが、この発明は上記実施例に限定されることな
く、図2と同一部分を同一符号で示す図12、および図
3と同一部分を同一符号で示す図13のように、係合手
段30を構成する断面くの字形状の一対の爪31をキャ
ップ20と別体に形成し、それを、熱カシメ50等の締
着手段を介し、キャップ20の底面20c内に固着する
ようにしても良い。
すように、キャップ20の底面20c内に形成された一
対の係合手段30をキャップ20と一体に形成するよう
にしたが、この発明は上記実施例に限定されることな
く、図2と同一部分を同一符号で示す図12、および図
3と同一部分を同一符号で示す図13のように、係合手
段30を構成する断面くの字形状の一対の爪31をキャ
ップ20と別体に形成し、それを、熱カシメ50等の締
着手段を介し、キャップ20の底面20c内に固着する
ようにしても良い。
【0033】またこの図12および図13で示すように
一対の爪31の各先端31a間を図2、図3のように初
期位置において離間させることなく、互いに離間できる
ようその初期位置において互い違いに係合させるように
しても良い。
一対の爪31の各先端31a間を図2、図3のように初
期位置において離間させることなく、互いに離間できる
ようその初期位置において互い違いに係合させるように
しても良い。
【0034】また図3および図13で示すように、上記
実施例ではキャップ20に配設された係合手段30を断
面くの字形状の一対の爪31により構成したが、この発
明は上記実施例に限定されることなく図3と同一部分を
同一符号で示す図14のように、一対の係合手段30
を、それぞれ断面くの字形状の一本の爪31により構成
するようにしてもよい。
実施例ではキャップ20に配設された係合手段30を断
面くの字形状の一対の爪31により構成したが、この発
明は上記実施例に限定されることなく図3と同一部分を
同一符号で示す図14のように、一対の係合手段30
を、それぞれ断面くの字形状の一本の爪31により構成
するようにしてもよい。
【0035】この図14に示す一本の爪31の場合、例
えば孔13の内周面13a間を差し渡して形成された一
本のリブ14´に各係合手段30の一本の爪31をそれ
ぞれ係合させてキャップ20の脱落を防止するために
は、トナーカートリッジ11の要部破断面図で示す図1
5のように、孔13内にキャップ20を嵌挿させた後、
矢印C方向にキャップ20を回転させて係合手段30の
各一本の爪31とリブ14´とを当接させ、これにより
当該各爪31を湾曲させた後、各爪31の弾性力により
初期位置に復帰させて図16で示すように、各係合手段
30を構成する一本の爪31をそれぞれリブ14´に係
合させればよい。
えば孔13の内周面13a間を差し渡して形成された一
本のリブ14´に各係合手段30の一本の爪31をそれ
ぞれ係合させてキャップ20の脱落を防止するために
は、トナーカートリッジ11の要部破断面図で示す図1
5のように、孔13内にキャップ20を嵌挿させた後、
矢印C方向にキャップ20を回転させて係合手段30の
各一本の爪31とリブ14´とを当接させ、これにより
当該各爪31を湾曲させた後、各爪31の弾性力により
初期位置に復帰させて図16で示すように、各係合手段
30を構成する一本の爪31をそれぞれリブ14´に係
合させればよい。
【0036】また、上記実施例では各リブ14、14´
を断面台形状に形成したが、この発明は上記実施例に限
定されることなく単なる矩形状のものでも良く、その断
面形状は実施例に限定されない。
を断面台形状に形成したが、この発明は上記実施例に限
定されることなく単なる矩形状のものでも良く、その断
面形状は実施例に限定されない。
【0037】また各爪31の断面形状も略くの字形状に
限定されることなく、例えば概念図で示した図5の爪3
1のように平面的なものであつてもよい。
限定されることなく、例えば概念図で示した図5の爪3
1のように平面的なものであつてもよい。
【0038】また容器として、実施例ではトナーカート
リッジ11を例にして取り上げたが、この発明は上記実
施例に限定されることなく各種物質を収容する容器に適
用可能であることは言うまでもない。
リッジ11を例にして取り上げたが、この発明は上記実
施例に限定されることなく各種物質を収容する容器に適
用可能であることは言うまでもない。
【0039】また、上記実施例では突設部であるリブ1
4を孔13の内周面13aから突設させたが、この発明
は上記実施例に限定されることなく、例えば図5で示す
容器であるトナーカートリッジ11に形成された孔13
の下端外周縁11dから孔内部へ突設させるように設け
ても良い。
4を孔13の内周面13aから突設させたが、この発明
は上記実施例に限定されることなく、例えば図5で示す
容器であるトナーカートリッジ11に形成された孔13
の下端外周縁11dから孔内部へ突設させるように設け
ても良い。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のキャッ
プ装置によると、キャップの底面内に係合手段を配設す
るとともに容器の孔の孔内部に突設部を突設し、キャッ
プにより容器の孔を閉塞した際にキャップの係合手段と
孔内部の突設部とを互いに係合させるようにしたから、
孔内にキャップを嵌挿させる際、係合手段と孔の内周面
とが互いに摺接してキャップ挿入性を低下させることが
なく、このため簡単なキャップ挿入操作でキャップと容
器とを互いに係合させ、これにより容器の運搬中に発生
する振動、あるいは不用意な落下、また容器内の圧力変
動等の各種要因によりキャップが孔内から脱落すること
を可及的に阻止することができる。
プ装置によると、キャップの底面内に係合手段を配設す
るとともに容器の孔の孔内部に突設部を突設し、キャッ
プにより容器の孔を閉塞した際にキャップの係合手段と
孔内部の突設部とを互いに係合させるようにしたから、
孔内にキャップを嵌挿させる際、係合手段と孔の内周面
とが互いに摺接してキャップ挿入性を低下させることが
なく、このため簡単なキャップ挿入操作でキャップと容
器とを互いに係合させ、これにより容器の運搬中に発生
する振動、あるいは不用意な落下、また容器内の圧力変
動等の各種要因によりキャップが孔内から脱落すること
を可及的に阻止することができる。
【図1】図1はこの発明に係わる容器のキャップ装置を
示す容器の概念側面図。
示す容器の概念側面図。
【図2】図2はこの発明に係わるキャップ装置のキャッ
プを示す概念拡大側面図。
プを示す概念拡大側面図。
【図3】図3は図2の底面図。
【図4】図4は図2の上面図。
【図5】図5はこの発明に係わるキャップ装置の作用を
示す要部破断面図。
示す要部破断面図。
【図6】図6はこの発明に係わるキャップ装置の作用を
示す要部破断面図。
示す要部破断面図。
【図7】図7はこの発明に係わるキャップ装置の作用を
示す要部破断面図。
示す要部破断面図。
【図8】図8は容器の他の実施例を示す概念側面図。
【図9】図9はキャップ装置の他の実施例の作用を示す
要部破断面図。
要部破断面図。
【図10】図10はさらに他の実施例を示す容器の概念
側面図。
側面図。
【図11】図11はキャップ装置のさらに他の実施例の
作用を示す要部破断面図。
作用を示す要部破断面図。
【図12】図12はキャップの他の実施例を示す概念側
面図。
面図。
【図13】図13は図12の底面図。
【図14】図14はキャップのさらに他の実施例を示す
底面図。
底面図。
【図15】図15はキャップ装置の他の実施例の作用を
示す要部破断面図。
示す要部破断面図。
【図16】図16はキャップ装置の他の実施例の作用を
示す要部破断面図。
示す要部破断面図。
【図17】図17は従来のキャップ装置を示す要部破断
面図。
面図。
【図18】図18は従来のキャップ装置を示す要部破断
面図。
面図。
10…キャップ装置 11…容器(トナーカートリッジ) 13…孔 14、14´…(突設部)リブ 20…キャップ 30…係合手段 31…爪 40…トナー攪拌手段(アジテータ) 41…軸受部
Claims (6)
- 【請求項1】容器に形成された孔と、該孔を閉塞するキ
ャップとを具えた容器のキャップ装置において、 前記孔の孔内部に突設された突設部を設けるとともに、
前記キャップの底面内に前記突設部と嵌着係合する係合
手段を配設し、 前記孔を前記キャップで閉塞した際に前記係合手段を介
し前記突設部と前記キャップとを係合させるようにした
ことを特徴とする容器のキャップ装置。 - 【請求項2】前記キャップに配設された係合手段は弾性
変形自在な爪からなることを特徴とする請求項(1)記載
の容器のキャップ装置。 - 【請求項3】前記爪は前記キャップと一体に形成されて
いることを特徴とする請求項(2)記載の容器のキャップ
装置。 - 【請求項4】前記爪は前記キャップと別体に形成されて
いることを特徴とする請求項(2)記載の容器のキャップ
装置。 - 【請求項5】前記突設部は前記孔の孔内部を差し渡して
配設されていることを特徴とする請求項(1)記載の容器
のキャップ装置。 - 【請求項6】前記容器はトナーカートリッジであり、前
記突設部は前記孔の孔内部を差し渡して配設され、該突
設部の中心部には前記トナーカートリッジ内に配設され
るトナー攪拌手段の一端を回動自在に支承する軸受部が
形成されていることを特徴とする請求項(1)記載の容器
のキャップ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11010667A JP2000203609A (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | 容器のキャップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11010667A JP2000203609A (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | 容器のキャップ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000203609A true JP2000203609A (ja) | 2000-07-25 |
Family
ID=11756606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11010667A Pending JP2000203609A (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | 容器のキャップ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000203609A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007334145A (ja) * | 2006-06-16 | 2007-12-27 | Konica Minolta Business Technologies Inc | トナーカートリッジおよび現像装置 |
JP2012230184A (ja) * | 2011-04-25 | 2012-11-22 | Ricoh Co Ltd | 粉体収納容器および画像形成装置 |
US9116468B2 (en) | 2011-03-30 | 2015-08-25 | Ricoh Company, Ltd. | Powder storage container and image forming apparatus in which a gripping part includes a powder loading port and a sealing member |
-
1999
- 1999-01-19 JP JP11010667A patent/JP2000203609A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007334145A (ja) * | 2006-06-16 | 2007-12-27 | Konica Minolta Business Technologies Inc | トナーカートリッジおよび現像装置 |
US9116468B2 (en) | 2011-03-30 | 2015-08-25 | Ricoh Company, Ltd. | Powder storage container and image forming apparatus in which a gripping part includes a powder loading port and a sealing member |
JP2012230184A (ja) * | 2011-04-25 | 2012-11-22 | Ricoh Co Ltd | 粉体収納容器および画像形成装置 |
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