JP2007332911A - Pmトラッパの故障検出システム - Google Patents

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Abstract

【課題】PMトラッパの故障をより精度良く検出することを可能にする技術を提供する。
【解決手段】PMトラッパ17の直下流の排気通路9において、複数の温度センサ10をその温度検出素子が排気通路9の仮想中心軸線に垂直な面上に位置するように設ける。各温度センサ10の測定値から、PMトラッパ17に故障が生じた場合のPMトラッパ17から流出する排気の径方向温度分布の変化を検出し、この径方向温度分布に基づいてPMトラッパ17の故障を検出する。温度センサ10の測定値はPMトラッパ17におけるPM堆積量の影響を受けにくいのでより精度良くPMトラッパ17の故障を検出できる。
【選択図】図5

Description

本発明は、PMトラッパの故障検出システムに関する。
内燃機関の排気中の微粒子物質(Particulate Matter、以下「PM」と略す)を捕集するPMトラッパを備えた排気浄化システムにおいて、PMトラッパの故障を早期に検出することを目的とした技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、再生処理終了直後のPMトラッパの前後差圧と、新品時のPMトラッパの前後差圧の最低値と、の比較に基づいてPMトラッパの故障を検出する技術が開示されている。
特開平6−323127号公報 特開2004−353606号公報 特開2005−201119号公報 特開2004−308454号公報 特開2003−155920号公報
上記従来技術によるPMトラッパの故障検出は、PMトラッパの故障に起因するPMトラッパの前後差圧の変化に基づくものである。しかし、PMトラッパの故障の程度が小さい場合、PMトラッパの故障によるPMトラッパにおける圧力損失の低下の度合いが小さいため、故障に起因するPMトラッパの前後差圧の変化が顕著に現れにくい。そのため、従来の故障検出方法では精度良くPMトラッパの故障を検出できない場合があった。
また、PMトラッパの前後差圧は、PMトラッパにおけるPM堆積量の変化によっても変化し得る。そのため、PMトラッパの前後差圧が変化した場合、それがPMトラッパの故障に因るものか或いはPM堆積量の変化に因るものか判別しにくく、精度良くPMトラッパの故障を検出することが困難な場合があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、PMトラッパの故障をより精度良く検出することを可能にする技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のPMトラッパの故障検出システムは、内燃機関の排気通路に設けられたPMトラッパと、前記PMトラッパから流出する排気の前記排気通路の径方向温度分布を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された前記径方向温度分布に基づいて前記PMトラッパの故障を判定する判定手段と、を備えることを特徴とする。
PMトラッパに割れ等の故障が生じた場合、故障箇所は穴が開いたような状態になっているため、PMトラッパの基材と排気との接触面積が小さくなり、排気とPMトラッパとの間で熱交換が行われにくくなる。すなわち、排気がPMトラッパの故障箇所を通過する際にPMトラッパとの間で行う熱交換の効率は、非故障箇所を通過する場合と比較して低下する。
また、故障箇所は非故障箇所と比較して圧力損失が低いため、PMトラッパに流入する
排気は、選択的に故障箇所に流れ込む。すなわち、故障箇所の排気の流速は非故障箇所の排気の流速より速くなる。また、故障箇所の排気の流量は非故障箇所の排気の流量より多くなる。従って、故障箇所を通過する排気とPMトラッパとの間で行われる熱の授受は、非故障箇所を通過する排気とPMトラッパとの間で行われる熱の授受より少ない。
このように、故障箇所と非故障箇所とでは、PMトラッパを通過する排気とPMトラッパとの間の熱交換効率が相違するため、故障箇所を通過する排気の温度変化は非故障箇所を通過する排気の温度変化と比較して小さくなる傾向がある。
例えば、PMトラッパに流入する排気の温度がPMトラッパの温度より高い場合(例えば冷間始動時等。以下このような場合を「排気高温時」という。)には、故障箇所を通過する高温の排気から低温のPMトラッパへ熱が移動しにくい。すなわち、故障箇所を通過する排気は冷却されにくい。さらにPMトラッパに流入する排気の大部分がこのような熱交換効率の低い故障箇所を通過するため、故障箇所から流出する排気の温度は非故障箇所から流出する排気の温度より高くなる。
一方、PMトラッパに流入する排気の温度がPMトラッパの温度より低い場合(例えば再生処理中や再生処理終了直後等。以下このような場合を「PMトラッパ高温時」という。)には、高温のPMトラッパから故障箇所を通過する低温の排気へ熱が移動しにくい。すなわち、故障箇所を通過する排気は加熱されにくい。さらにPMトラッパに流入する排気の大部分がこの熱交換効率の低い故障箇所を通過するため、故障箇所から流出する排気の温度は非故障箇所から流出する排気の温度より低くなる。
このように、PMトラッパから流出する排気の温度分布はPMトラッパの故障の状態を反映したものとなる。従って、PMトラッパから流出する排気の排気通路の径方向の温度分布に基づいてPMトラッパの故障を検出することができる。ここで、「排気通路の径方向の温度分布」とは、排気通路の仮想中心軸線に垂直な仮想面上における排気の温度分布である。但し、仮想中心軸線又は仮想面は幾何学的な線又は面を意味するものであり、実体としての軸状部材又は面状部材が排気通路内に設けられていることを意味するものではない。
PMトラッパから流出する排気の温度分布は、PMトラッパの前後差圧と比べてPMトラッパにおけるPMの堆積量の影響を受けにくいため、程度の小さい故障もより精度良く検出することができる。
ここで、PMトラッパから流出した直後の排気は直線的に流れる。従って、PMトラッパの直下流の排気通路の径方向に配置された複数の温度センサによって測定される排気温度に基づいて、PMトラッパから流出する排気の径方向温度分布を推定することができる。
本発明では、このようにして推定された排気の径方向温度分布に基づいてPMトラッパの故障を検出するようにしても良い。
正常なPMトラッパにおいても、PMトラッパの仮想中心軸線近傍を流れる排気の流速及び流量が最も多く、仮想中心軸線から離れるほど排気の流速及び流量は減少する傾向があり、且つ、単位面積当たりの放熱量が増大する傾向がある。
従って、排気がPMトラッパを通過する際の温度変化は、PMトラッパの仮想中心軸線近傍では小さく、PMトラッパの中心軸線から離れるほど大きくなる。
そのため、排気高温時には、PMトラッパの出口側端面の中心部から流出する排気の温度が最高温度となり、該中心部から最も離れた箇所から流出する排気の温度が最低温度となる。
また、PMトラッパ高温時には、PMトラッパの出口側端面の中心部から流出する排気の温度が最低温度となり、該中心部から最も離れた箇所から流出する排気の温度が最高温度となる。
一方、故障が生じたPMトラッパにおいては、上述のように、故障箇所を流れる排気の流速・流量が非常に大きく、正常時のPMトラッパの仮想中心軸線近傍を流れる排気の流速・流量よりさらに大きくなる。そのため、故障箇所から離れた非故障箇所を流れる排気の流速・流量は正常時のPMトラッパの中心軸線から離れた箇所における排気の流速・流量よりさらに小さくなる。
従って、故障箇所を通過する排気の温度変化は、正常時の仮想中心軸線近傍を通過する排気の温度変化よりさらに小さくなる。また、故障箇所から離れた非故障箇所を通過する排気の温度変化は、正常時の中心軸線近傍から離れた箇所を通過する排気の温度変化よりさらに大きくなる。
そのため、故障が生じたPMトラッパから流出する排気の温度分布における最高温度と最低温度との温度差は、正常時のPMトラッパから流出する排気の温度分布における最高温度と最低温度との温度差よりも大きくなる。
従って、複数個設置された温度センサの中に、故障箇所近傍の直下流における排気温度を測定する温度センサと、故障箇所から十分に離れた箇所の直下流における排気温度を測定する温度センサとが存在すれば、複数の温度センサの測定値の最大値と最小値との差は、正常なPMトラッパから流出する排気の径方向温度分布における最高温度と最低温度との差よりも大きくなる。
そこで、本発明においては、正常なPMトラッパから流出する排気の径方向温度分布における最高温度と最低温度との差を予め実験などにより求めておき、これを基準温度差として、各温度センサによって測定される排気の温度の最大値と最小値との差がこの基準温度差を超える場合にPMトラッパが故障していると判定するようにしてもよい。
また、上述のように、排気高温時においては、PMトラッパ直下流の排気の径方向温度分布において最も高い温度となるのは、PMトラッパが正常であればPMトラッパの出口側端面の中心部から流出する排気の温度(以下「中心部温度」ともいう)であるが、PMトラッパに故障が生じた場合、故障箇所から流出する排気の温度となる。
従って、PMトラッパの出口側端面の中心部以外の箇所から流出する排気の温度(以下「周辺部温度」とも言う)の中に、中心部温度を超えるものが存在する場合に、PMトラッパが故障していると判定することもできる。
詳細には、排気通路の仮想中心軸線上の位置の排気温度を測定する中心部温度センサと、排気通路の仮想中心軸線から離れた位置の排気温度を測定する1又は複数の周辺部温度センサと、を設け、周辺部温度センサの測定値のうちに中心部温度センサの測定値を超えるものが存在する場合に、PMトラッパが故障していると判定するようにしても良い。
また、PMトラッパ高温時においては、逆に、周辺部温度センサの測定値のうちに中心部温度センサの測定値を下回るものが存在する場合に、PMトラッパが故障していると判
定することができる。
この故障判定方法によって、PMトラッパの仮想中心軸線から離れた位置に生じた故障を検出することができる。
本発明においては、複数の温度センサの配置として、正常時のPMトラッパから流出する排気の径方向温度分布における所定温度の等温線上の異なる位置の排気温度を測定する複数の等温線上温度センサを設けても良い。所定の温度は予め定められた温度である。
PMトラッパが正常であれば、各等温線上温度センサの測定値は略等しくなるはずである。しかし、PMトラッパに故障が生じた場合、PMトラッパから流出する排気の温度分布の変化に伴い、PMトラッパ直下流の径方向温度分布における等温線も変化する。すなわち、等温線上温度センサは、PMトラッパに故障が生じた場合の径方向温度分布における等温線上には位置しなくなる。従って、各等温線上温度センサの測定値のうちには異なる温度を示すものが現れることになる。
そこで、各等温線上温度センサの測定値の中に異なるものが存在する場合に、PMトラッパは故障していると判定することができる。詳細には、各等温線上温度センサの測定値のうち所定の基準値以上異なるものがある場合に、PMトラッパが故障していると判定することができる。
上記の構成では、PMトラッパから流出する排気の径方向温度分布をPMトラッパ直下流の排気の温度を測定する複数の温度センサの測定値に基づいて推定しているが、PMトラッパ直下流の複数の位置における排気の温度のうち、一部をPMトラッパに流入する排気の温度に基づいて推定するようにしても良い。こうすることで温度センサの設置個数を減らすことができるので、PMトラッパの故障検出システムの簡略化やコスト削減が可能になる。
PMトラッパ直下流の排気温度を推定する温度推定手段は、正常なPMトラッパにおけるPMトラッパに流入する排気の温度とPMトラッパから流出する排気の温度との関係に基づいて推定を行う。この関係は予め実験などにより求めておく。
温度推定手段を含む構成におけるPMトラッパの故障判定方法としては、例えば、中央部温度を温度推定手段によって推定し、周辺部温度を温度センサによって測定する構成の場合、複数の周辺部温度測定値のうちに中央部温度推定値を超えるものが存在することを条件に、PMトラッパが故障していると判定することができる(排気高温時)。
また、中央部温度を温度センサによって測定し、周辺部温度を温度推定手段によって推定する構成の場合、中央部温度測定値が周辺部温度推定値を下回っていることを条件に、PMトラッパが故障していると判定することができる(排気高温時)。
また、正常なPMトラッパの直下流における排気の径方向温度分布の、ある特定温度の等温線上の複数の排気温度(以下「等温線上温度」ともいう)のうち、一部を温度推定手段によって推定し、他を温度センサによって測定する構成の場合、等温線上温度測定値のうちに等温線上温度推定値と異なるものが存在することを条件に、PMトラッパが故障していると判定することができる。
上述のように、PMトラッパに故障が生じた場合、故障箇所を通過する排気の流速・流量は非故障箇所を通過する排気の流速・流量より大きくなる傾向がある。すなわち、PMトラッパの直下流における排気の径方向流速分布はPMトラッパの故障状態を反映してい
る。
そこで、本発明では、PMトラッパ直下流における排気の径方向の流速分布に基づいてPMトラッパの故障を検出するようにしても良い。
本発明においては、PMトラッパに流入する排気の温度とPMトラッパの温度との温度差が所定温度差を超えている場合に、PMトラッパの故障検出を行うようにしても良い。ここで所定温度差は予め定められる値である。
これは、PMトラッパに流入する排気の温度とPMトラッパの温度との温度差が大きいほど、故障箇所を通過した排気の温度と非故障箇所を通過した排気の温度との差異が顕著に現れるからである。従って、より確実にPMトラッパの故障を検出することが可能になる。
PMトラッパに流入する排気の温度とPMトラッパの温度との温度差が大きくなる場合としては、例えば冷間始動時やPMトラッパの再生処理の実行時等を例示することができる。
以上説明した本発明に係るPMトラッパの故障検出システムは、ウォールフロー型のPMトラッパに好適に適用することができる。
これは、ウォールフロー型のPMトラッパにおいては、PMトラッパを通過する排気とPMトラッパを構成する基材との接触面積が大きいため、故障箇所を通過する排気とPMトラッパとの間の熱の授受と、非故障箇所を通過する排気とPMトラッパとの間の熱の授受との差異がより顕著に現れるからである。
本発明により、PMトラッパの故障をより精度良く検出することが可能になる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。本実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等は、特に特定的な記載がない限りは、発明の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は本発明のPMトラッパの故障検出システムが適用される内燃機関の吸気系及び排気系の概略構成を示す図である。
図1に示す内燃機関1は、4つの気筒を有する水冷式の4サイクルディーゼルエンジンである。
内燃機関1には、吸気マニホールド2が接続されており、吸気マニホールド2の各枝管は吸気ポートを介して各気筒の燃焼室と連通している。吸気マニホールド2には吸気通路8が接続されている。吸気通路8の途中には吸気と外気とで熱交換を行うインタークーラ4が設けられている。インタークーラ4より上流には、排気のエネルギーを駆動源として作動するターボチャージャ5のコンプレッサハウジング6が設けられている。コンプレッサハウジング6より上流には、エアクリーナ15が設けられている。
内燃機関1には、排気マニホールド3が接続されており、排気マニホールド3の各枝管
は排気ポートを介して各気筒の燃焼室と連通している。排気マニホールド3にはターボチャージャ5のタービンハウジング7が接続されている。タービンハウジング7には排気通路9が接続されている。排気通路9にはウォールフロー型のPMトラッパ17が設けられている。PMトラッパ17には吸蔵還元型NOx触媒が担持されている。PMトラッパ17は排気中の粒子状物質を捕集する。PMトラッパ17より下流において排気通路9は大気に開放されている。
排気マニホールド3と吸気マニホールド2とはEGR通路14を介して連通している。EGR通路14を経由して排気の一部が内燃機関1の燃焼室に再循環する。これにより燃焼室における燃焼温度が低下して燃焼過程における窒素酸化物の発生量が減少する。
PMトラッパ17の直下流の排気通路9には、PMトラッパ17から流出する排気の温度を測定する複数の温度センサ10が設けられている。温度センサ10の測定値からPMトラッパ17から流出する排気の径方向温度分布を推定することが可能になっている。温度センサ10の詳細な設置態様については後述する。
以上述べたように構成された内燃機関1には、内燃機関1を制御する電子制御コンピュータであるECU16が併設されている。ECU16は、内燃機関1の運転条件や運転者の要求に応じて内燃機関1の運転状態を制御する。ECU16には、温度センサ10が電気配線を介して接続され、その出力信号がECU16に入力されるようになっている。
PMトラッパ17に所定量のPMが捕集された段階で、PMトラッパ17の再生処理が行われる。所定量とは、内燃機関1の機関出力に影響を与える虞がないPM堆積量の上限値である。
再生処理では、内燃機関1において、トルクを発生させるための主噴射とは別に副噴射が行われる。これにより内燃機関1からの排気の温度が上昇するため、高温の排気によってPMトラッパ17が昇温され、PMトラッパ17に堆積したPMの酸化反応が促進される。また、排気浄化装置17より上流の排気中に燃料添加を行っても良い。この場合、排気中に添加された燃料はPMトラッパ17の基材に担持された酸化触媒において還元剤として反応する。その際に発生する反応熱によってPMトラッパ17が昇温され、PMトラッパ17に堆積したPMの酸化反応が促進される。
ところで、PMトラッパ17が過捕集状態の時に再生処理が行われると、PMの酸化反応が急激に進行して非常に大きな反応熱が発生し、PMトラッパ17の基材が溶損する等の故障が生じる場合がある。
このような故障が生じた箇所は穴が開いたような状態となり、PM捕集能力が低下するため、可及的早期にこのような故障を検出する必要がある。本実施例のPMトラッパの故障検出システムは、PMトラッパ17から流出する排気の排気通路径方向の温度分布に基づいてPMトラッパ17の故障を検出することを特徴としている。以下、PMトラッパ17から流出する排気の径方向温度分布と、PMトラッパ17の故障状態との関係について説明する。
PMトラッパ17を通過する排気はPMトラッパ17の基材との間で熱交換を行うため、温度が変化する。例えば、冷間始動時等のようにPMトラッパ17に流入する排気の温度がPMトラッパ17の温度より高い場合(以下「排気高温時」という)には、排気はPMトラッパ17を通過する際に冷却されるため、PMトラッパ17から流出する排気の温度はPMトラッパ17に流入する際の排気の温度と比べて低下する。また、再生処理中や再生処理実行直後のようにPMトラッパ17の温度が排気の温度より高い場合(以下「P
Mトラッパ高温時」という)には、排気はPMトラッパ17を通過する際に加熱されるため、PMトラッパ17から流出する排気の温度はPMトラッパ17に流入する際の排気の温度と比べて高くなる。
ところで、PMトラッパ17と排気との熱交換の効率はPMトラッパ17を通過する排気の流速や流量に依存する。PMトラッパ17の仮想中心軸線近傍ほど排気の流速及び流量は大きくなる傾向があるため、PMトラッパ17の仮想中心軸線近傍を通過する排気とPMトラッパ17との間では熱の授受が行われにくい。従って、PMトラッパ17の仮想中心軸線近傍ほどPMトラッパ17を通過する際の排気の温度変化の度合いが小さくなる。
このように、排気が通過するPMトラッパ17の箇所によって排気とPMトラッパ17との間で行われる熱交換の効率が異なるため、PMトラッパ17を通過する排気の温度変化の度合いは、排気が通過するPMトラッパ17の箇所によって異なる。すなわち、PMトラッパ17から流出する排気の温度は均一ではない。
例えば、排気高温時には、PMトラッパ17から流出する排気の径方向温度分布は、PMトラッパ17の仮想中心軸線近傍ほど温度が高くなる傾向を示す。一方、PMトラッパ高温時には、PMトラッパ17の仮想中心軸線近傍ほど温度が低くなる温度分布となる。
図2は、PMトラッパ17の直下流の排気通路9の仮想中心軸線に垂直な面(図1のX−X’で示される面)上の排気の温度分布を示す図である。図2の破線A1,A2,A3はそれぞれ排気の温度がTA1,TA2,TA3の等温線である。例えば排気高温時にはPMトラッパ17の中心軸線近傍ほど排気の温度は高くなるので、TA1>TA2>TA3という関係になる。
一方、PMトラッパ17に割れ等の故障が生じた場合には、PMトラッパ17から流出する排気の温度分布は上記説明とは異なる傾向を示す。
PMトラッパ17に故障が生じた場合、故障箇所は穴が開いたような状態となる。そのため、PMトラッパ17の基材と排気との接触面積が減少し、PMトラッパ17と排気との熱交換の効率が低下する。
さらに、故障箇所は非故障箇所と比較して圧力損失が低下するため、PMトラッパ17に流入する排気は選択的に故障箇所に流れ込む。そのため、PMトラッパ17を通過する排気のうち故障箇所を通過する排気の量は非故障箇所を通過する排気の量と比較して多くなる。従って、故障箇所を流れる排気の流速は非故障箇所を流れる排気の流速より速くなる。そのため、故障箇所を通過する排気とPMトラッパ17との熱交換の効率は、非故障箇所を通過する排気とPMトラッパ17との熱交換の効率と比較して小さくなる。
その結果、故障箇所を通過する排気の温度変化は、非故障箇所を通過する排気の温度変化より小さくなる。この温度変化は、正常なPMトラッパ17の仮想中心軸線近傍を通過する排気の温度変化よりも更に小さくなる。逆に、非故障箇所を通過する排気の温度変化は、正常なPMトラッパ17の中心軸線から離れた位置を通過する排気の温度変化より更に大きくなる傾向を有する。
例えば、排気高温時には、PMトラッパ17から流出する排気の径方向温度分布は、故障箇所近傍ほど温度が高く、故障箇所から離れた非故障箇所では温度が低くなる傾向を示す。一方、PMトラッパ高温時には、PMトラッパ17から流出する排気の径方向温度分布は、故障箇所近傍ほど温度が低く、故障箇所から離れた非故障箇所では温度が高くなる
傾向を示す。また、いずれの場合においても、PMトラッパ17から流出する排気の径方向温度分布における最高温度と最低温度との温度差は、PMトラッパ17が正常な場合の排気の径方向温度分布における最高温度と最低温度との温度差より大きくなる。
図3は、PMトラッパ17に故障が生じた場合の、PMトラッパ17の直下流を流れる排気の排気通路径方向の温度分布を示す図である。図3の破線B1、B2、B3はそれぞれ排気の温度がTB1,TB2,TB3の等温線である。斜線で示した領域12は故障箇所を表す。例えば排気高温時には故障箇所12の近傍ほど排気の温度が高くなるので、TB1>TB2>TB3という関係が成り立つ。図3に示されるように、PMトラッパ17の仮想中心軸線から離れた位置に故障が生じた場合、PMトラッパ17から流出する排気の径方向温度分布は、PMトラッパ17が正常な場合の径方向温度分布から大きく変化する。
図4は、PMトラッパ17の中心軸線近傍の箇所に故障が生じた場合の、PMトラッパ17の直下流を流れる排気の排気通路径方向の温度分布を示す図である。図4の破線C1,C2,C3,C4はそれぞれ排気の温度がTC1,TC2,TC3,TC4の等温線である。斜線で示した領域13は故障箇所を表す。例えば排気高温時には故障箇所13から流出する排気の温度が最も高温になり、故障箇所13から離れるほど排気の温度は低くなる。図4に示されるように、PMトラッパ17の仮想中心軸線近傍の箇所に故障が生じた場合、PMトラッパ17から流出する排気の温度分布はPMトラッパ17が正常な場合と似た傾向を示すが、等温線の密度はPMトラッパ17が正常な場合と比較して密になっている。すなわち、径方向温度分布における温度変化の傾きがPMトラッパ17が正常な場合と比較して大きくなる。そのため、PMトラッパ17から流出する排気の径方向温度分布における最高温度と最低温度との温度差は、PMトラッパ17が正常な場合より大きくなる。
以上説明したように、PMトラッパ17から流出する排気の温度分布はPMトラッパ17の故障状態を反映したものとなる。従って、PMトラッパ17直下流における排気の径方向温度分布に基づいてPMトラッパ17の故障を検出することができる。
本実施例では、PMトラッパ17の故障に起因するPMトラッパ17から流出する排気の径方向温度分布の変化を、PMトラッパ17直下流の排気通路9に設けられた温度センサ10の測定値に基づいて推定する。図5に温度センサ10の詳細な設置態様を示す。図5は、排気通路9の仮想中心軸線に垂直な断面(図1のX−X’断面)によるPMトラッパ17直下流の排気通路9の断面図である。
本実施例では温度センサ10は5個設けられている(温度センサ10a、10b、10c、10d、10e)。各温度センサの温度検出素子11a、11b、11c、11d、11eはX−X’断面上に位置するように配置されている。
温度センサ10aの温度検出素子11aは排気通路9の仮想中心軸線上に位置しており、PMトラッパ17の仮想中心軸線近傍から流出する排気の温度を測定する(以下、温度センサ10aを「中心部温度センサ」という)。温度検出素子11a以外の4個の温度検出素子11b、11c、11d、11eは全て等温線A3上に位置しており、PMトラッパ17の仮想中心軸線から離れた位置から流出する排気の温度を測定する(以下、温度センサ10b、10c、10d、10eを「周辺部温度センサ」という)。
5個の温度センサ10a、10b、10c、10d、10eは、それぞれ電気配線を介してECU16に接続されており、各温度センサの温度検出素子による測定信号がECU16に入力されるようになっている。
図6は、PMトラッパ17が正常な時の温度センサ10a、10b、10c、10d、10eによる測定値の時間推移を示すグラフである。図6の横軸は時間、縦軸は温度を表す。グラフの実線は中心部温度センサ10aの測定値Ta、点線は周辺部温度センサ10bの測定値Tb、1点鎖線は周辺部温度センサ10cの測定値Tc、2点鎖線は周辺部温度センサ10dの測定値Td、破線は周辺部温度センサ10eの測定値Teの時間推移をそれぞれ表している。
図6に示すように、周辺部温度センサ10b、10c、10d、10eは、その温度検出素子11b、11c、11d、11eが等温線A3上に位置しているので、測定値Tb,Tc,Td,Teは略等しい温度となる(図を見やすくするため、図6では周辺部温度センサの測定値のグラフが重ならないようにずらして描かれている)。また、中心部温度センサ10aの測定値Taは最も高くなっている。
一方、PMトラッパ17に図3に示すような故障が生じた場合、PMトラッパ17直下流の排気の径方向温度分布における等温線と各温度センサとの位置関係は図7のようになる。図7に示すように、PMトラッパ17に故障12が生じた場合は、ほぼ等温線B1上に位置する温度検出素子11cが5個の温度検出素子のうちで最も故障箇所12に近接しているため、周辺部温度センサ10cの測定値Tcが5個の温度センサの測定値のうちで最高温度となる。以下、温度検出素子11aが等温線B2の近傍に位置する中央部温度センサ10aの測定値Ta、温度検出素子11b、11dが等温線B3の近傍に位置する周辺部温度センサ10b、10dの測定値Tb,Td、温度検出素子11eが等温線B3より更に故障箇所12から離れた位置に位置する周辺部温度センサ10eの測定値Teの順に測定値は低くなる。
図8は、PMトラッパ17に図3に示すような故障が生じた時の温度センサ10a、10b、10c、10d、10eによる測定値の時間推移を示すグラフである。図8の横軸は時間、縦軸は温度を表す。グラフの実線は中央部温度センサ10aの測定値Ta、点線は周辺部温度センサ10bの測定値Tb、1点鎖線は周辺部温度センサ10cの測定値Tc、2点鎖線は周辺部温度センサ10dの測定値Td、破線は周辺部温度センサ10eの測定値Teの時間推移をそれぞれ表している。
図8に示すように、PMトラッパ17が正常な時には略等しい温度となっていたTb,Tc,Td,Teは、それぞれ異なる温度となっている。
従って、周辺部温度センサ10b、10c、10d、10eの測定値Tb,Tc,Td,Teのうちに異なる温度となっているものがあることを条件にPMトラッパ17に故障が生じたと判定することができる。
また、PMトラッパ17に故障12が生じた時の最高温度Tcと最低温度Teとの温度差ΔT1は、PMトラッパ17が正常な時の最高温度Taと最低温度Tb≒Tc≒Td≒Teとの温度差ΔTと比較して大きくなっている。
従って、PMトラッパ17が正常な場合の最高温度と制定温度との温度差ΔTを基準値として、5個の温度センサ10の測定値Ta,Tb,Tc,Td,Teのうちの最高温度と最低温度との温度差が基準値を超えることを条件にPMトラッパ17に故障が生じたと判定するようにしてもよい。
また、周辺部温度センサ10b、10c、10d、10eの測定値Tb,Tc,Td,Teのうちに、中心部温度センサ10aの測定値Taよりも高温のものがあることを条件
にPMトラッパ17が故障していると判定するようにしてもよい。これは、PMトラッパ17が正常であれば、中心部の温度が最高温度になるはずだからである。
一方、PMトラッパ17に図4に示すような故障が生じた場合、PMトラッパ17直下流の排気の径方向温度分布における等温線と各温度センサとの位置関係は図9のようになる。図9に示すように、PMトラッパ17に故障13が生じた場合は、周辺部温度センサ10b、10c、10d、10eの温度検出素子11b、11c、11d、11eは、故障後も等温線C4上に位置することになるので、周辺部温度センサ10b、10c、10d、10eの測定値Tb,Tc,Td,Teは略等しい温度となる。
図10は、PMトラッパ17に図4に示すような故障が生じた時の温度センサ10a、10b、10c、10d、10eによる測定値の時間推移を示すグラフである。図10の横軸は時間、縦軸は温度を表す。グラフの実線は中央部温度センサ10aの測定値Ta、点線は周辺部温度センサ10bの測定値Tb、1点鎖線は周辺部温度センサ10cの測定値Tc、2点鎖線は周辺部温度センサ10dの測定値Td、破線は周辺部温度センサ10eの測定値Teの時間推移をそれぞれ表している。
図10に示すように、周辺部温度センサ10b、10c、10d、10eの測定値Tb,Tc,Td,Teは、PMトラッパ17が正常な場合と同様に略等しい温度となっている。従って、PMトラッパ17の仮想中心軸線近傍に故障が生じた場合のように、周辺部温度センサの測定値の中に異なる温度となるものがあるか否かでPMトラッパの故障を検出することはできない。
しかし、この場合故障箇所13を中心とする径方向温度分布における温度変化の傾きはPMトラッパ17が正常な場合と比較して大きくなるため、中心部温度Taと周辺部温度Tb≒Tc≒Td≒Teとの温度差ΔT2は、PMトラッパ17が正常な場合の中心部の温度と周辺部の温度との温度差ΔTより大きくなる。従って、5つの温度センサ10の測定値Ta,Tb,Tc,Td,Teのうちの最高温度と最低温度との温度差が上記の基準値ΔTを超えているか否かに基づいてPMトラッパ17の故障を検出することができる。
以下、ECU16によって行われるPMトラッパ17の故障検出について、図11のフローチャートに基づいて説明する。図11のフローチャートはPMトラッパ17の故障検出を行うためのルーチンを示すフローチャートであり、このルーチンはECU16によって所定期間毎に繰り返し実行される。
まず、ステップS1において、ECU16は、5個の温度センサ10a、10b、10c、10d、10eの測定値Ta,Tb,Tc,Td,Teを取得する。
次に、ステップS2において、ECU16は、測定値Ta,Tb,Tc,Td、Teのうちの最高温度Tmaxと最低温度Tminを求める。
次いで、ステップS3において、ECU16は、最高温度Tmaxと最低温度Tminとの温度差が基準値ΔTを超えているか否かを判定する。
ステップS3において肯定判定された場合、ECU16は、PMトラッパ17は故障していると判定し(ステップS7)、本ルーチンの実行を終了する。一方、ステップS3において否定判定された場合、ECU16は、次のステップS4に進む。
ステップS4では、ECU16は、周辺部温度Tb,Tc,Td,Teの中に中心部温度Taより高温のものがあるか否かを判定する。
ステップS4において肯定判定された場合、ECU16は、PMトラッパ17は故障していると判定し(ステップS7)、本ルーチンの実行を終了する。一方、ステップS4において否定判定された場合、ECU16は、次のステップS5に進む。
ステップS5では、ECU16は、周辺部温度Tb,Tc,Td,Teの中に異なる温度のものがあるか否かを判定する。ここでは、周辺部温度TiとTj(i,j∈{b,c,d,e})の温度差が所定値δを超える場合に、TiとTjは異なると判定するようにしている。所定値δは予め定められる。
ステップS5において肯定判定された場合、ECU16は、PMトラッパ17は故障していると判定し(ステップS7)、本ルーチンの実行を終了する。一方、ステップS5において否定判定された場合、ECU16は、PMトラッパ17は正常であると判定し(ステップS6)、本ルーチンの実行を一旦終了する。
以上説明した故障検出ルーチンを実行することにより、PMトラッパ17から流出する排気の温度分布に基づいてPMトラッパ17の故障検出を行うことができる。PMトラッパ17から流出する排気の温度は、PMトラッパ17の前後差圧と比較してPMトラッパ17におけるPM堆積量の影響を受けにくいため、より精度良くPMトラッパ17の故障を検出することが可能になる。
なお、以上述べた実施の形態は本発明を説明するための一例であって、本発明の本旨を逸脱しない範囲内において上記の実施形態には種々の変更を加え得る。例えば、温度センサ10の個数は複数であれば何個でも良い。個数が多ければより精確にPMトラッパ17直下流の排気温度の径方向温度分布を推定できる。また、PMトラッパ17直下流の複数箇所における排気温度のうちいくつかをPMトラッパ17に流入する排気の温度に基づいて推定するようにしても良い。このような構成とすることによって温度センサ10の設置個数を低減することができる。また、上記実施例ではPMトラッパ17直下流の排気温度の径方向温度分布の変化に基づいてPMトラッパ17の故障を検出しているが、この排気温度の径方向温度分布の変化はPMトラッパ17の故障に伴うPMトラッパ17直下流における排気の流速・流量の変化に起因するものである。従ってPMトラッパ17直下流における排気の流速・流量の変化を検出し、この検出結果に基づいてPMトラッパ17の故障を検出するようにしてもよい。
本発明の実施例における内燃機関の吸気系及び排気系の概略構成を示す図である。 本発明の実施例におけるPMトラッパが正常な場合のPMトラッパ直下流における排気の径方向温度分布を示す図である。 本発明の実施例におけるPMトラッパに故障が生じた場合のPMトラッパ直下流における排気の径方向温度分布を示す図である。 本発明の実施例におけるPMトラッパに故障が生じた場合のPMトラッパ直下流における排気の径方向温度分布を示す図である。 本発明の実施例における温度センサの設置態様を示す図である。 本発明の実施例におけるPMトラッパが正常な場合の各温度センサの測定値の時間推移を示すグラフである。 本発明の実施例におけるPMトラッパに故障が生じた場合のPMトラッパ直下流における排気の径方向温度分布と温度センサの位置との関係を示す図である。 本発明の実施例におけるPMトラッパに故障が生じた場合の各温度センサの測定値の時間推移を示すグラフである。 本発明の実施例におけるPMトラッパに故障が生じた場合のPMトラッパ直下流における排気の径方向温度分布と温度センサの位置との関係を示す図である。 本発明の実施例におけるPMトラッパに故障が生じた場合の各温度センサの測定値の時間推移を示すグラフである。 本発明の実施例におけるPMトラッパの故障判定ルーチンを示すフローチャートである。
符号の説明
1 内燃機関
2 吸気マニホールド
3 排気マニホールド
4 インタークーラ
5 ターボチャージャ
6 コンプレッサハウジング
7 タービンハウジング
8 吸気通路
9 排気通路
10 温度センサ
10a 中心部温度センサ
10b 周辺部温度センサ
10c 周辺部温度センサ
10d 周辺部温度センサ
10e 周辺部温度センサ
11a 中心部温度検出素子
11b 周辺部温度検出素子
11c 周辺部温度検出素子
11d 周辺分温度検出素子
11e 周辺部温度検出素子
12 故障箇所
13 故障箇所
14 EGR通路
15 エアクリーナ
16 ECU
17 PMトラッパ

Claims (10)

  1. 内燃機関の排気通路に設けられたPMトラッパと、
    前記PMトラッパから流出する排気の前記排気通路の径方向温度分布を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記径方向温度分布に基づいて前記PMトラッパの故障を判定する判定手段と、
    を備えることを特徴とするPMトラッパの故障検出システム。
  2. 請求項1において、
    前記PMトラッパの直下流の排気通路の径方向に配置された複数の温度センサを更に備え、
    前記検出手段は、前記複数の温度センサによって測定される排気温度に基づいて前記径方向温度分布を推定することを特徴とするPMトラッパの故障検出システム。
  3. 請求項2において、
    前記判定手段は、前記各温度センサの測定値の最高温度と最低温度との温度差が所定の基準温度差を超えていることを条件に前記PMトラッパが故障していると判定することを特徴とするPMトラッパの故障検出システム。
  4. 請求項2において、
    前記複数の温度センサは、
    前記排気通路の仮想中心軸線上の位置の排気温度を測定する中心部温度センサと、
    前記排気通路の仮想中心軸線から離れた位置の排気温度を測定する1又は複数の周辺部温度センサと、を含み、
    前記判定手段は、前記PMトラッパに流入する排気の温度が前記PMトラッパの温度より高い場合に、前記周辺部温度センサの測定値のうちに前記中心部温度センサの測定値を超えるものが存在することを条件に前記PMトラッパが故障していると判定することを特徴とするPMトラッパの故障検出システム。
  5. 請求項2において、
    前記複数の温度センサは、
    前記排気通路の仮想中心軸線上の位置の排気温度を測定する中心部温度センサと、
    前記排気通路の仮想中心軸線から離れた位置の排気温度を測定する1又は複数の周辺部温度センサと、を含み、
    前記判定手段は、前記PMトラッパに流入する排気の温度が前記PMトラッパの温度より低い場合に、前記周辺部温度センサの測定値のうちに前記中心部の温度センサの測定値を下回るものが存在することを条件に前記PMトラッパが故障していると判定することを特徴とするPMトラッパの故障検出システム。
  6. 請求項2において、
    前記複数の温度センサは、前記PMトラッパが正常な時の前記径方向温度分布における所定温度の等温線上の異なる位置の排気温度を測定する複数の等温線上温度センサを含み、
    前記判定手段は、前記各等温線上温度センサの測定値のうちに所定の基準値以上異なるものが存在することを条件に前記PMトラッパが故障していると判定することを特徴とするPMトラッパの故障検出システム。
  7. 請求項1において、
    前記PMトラッパの直下流の排気通路の径方向に配置された1又は複数の温度センサと

    前記PMトラッパに流入する排気の温度に基づいて前記PMトラッパの直下流の排気通路の径方向の位置における排気温度を推定する1又は複数の温度推定手段と、
    を更に備え、
    前記検出手段は、前記温度センサによって測定される排気温度及び前記温度推定手段によって推定される排気温度に基づいて前記径方向温度分布を推定することを特徴とするPMトラッパの故障検出システム。
  8. 内燃機関の排気通路に設けられたPMトラッパと、
    前記PMトラッパから流出する排気の前記排気通路の径方向流速分布を検出する流速分布検出手段と、
    前記流速分布検出手段によって検出された前記径方向流速分布に基づいて前記PMトラッパの故障を判定する判定手段と、
    を備えることを特徴とするPMトラッパの故障検出システム。
  9. 請求項1〜7のいずれか1項において、
    前記判定手段は、前記PMトラッパに流入する排気の温度と前記PMトラッパの温度との温度差が所定温度差を超えている場合に、前記PMトラッパの故障検出を行うことを特徴とするPMトラッパの故障検出システム。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項において、
    前記PMトラッパはウォールフロー型であることを特徴とするPMトラッパの故障検出システム。
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