JP2007329285A - アクチュエータ装置及び液体噴射ヘッド - Google Patents

アクチュエータ装置及び液体噴射ヘッド Download PDF

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Abstract

【課題】駆動耐久性を維持して液体噴射特性を向上したアクチュエータ装置及び液体噴射ヘッドを提供する。
【解決手段】基板10の一方面に設けられた下電極60、圧電体層70及び上電極80からなる複数の圧電素子300を有すると共に、前記下電極60が複数の前記圧電素子300に亘って形成されており、前記下電極60の互いに隣接する前記圧電素子300の間の領域に、前記圧電素子300に設けられた領域よりも厚さが薄い薄肉部61を設けると共に、前記薄肉部61の前記圧電素子300との境界部分に凹部62を設け、該凹部62の内面及び当該凹部62の前記圧電素子300とは反対側の開口縁部を曲面状にする。
【選択図】図3

Description

本発明は、基板上に変位可能に設けられた圧電素子を有するアクチュエータ装置及びアクチュエータ装置を用いた液体噴射ヘッドに関する。
電圧を印加することにより変位する圧電素子を具備するアクチュエータ装置は、例えば、液滴を噴射する液体噴射装置に搭載される液体噴射ヘッドの液体吐出手段として用いられる。このような液体噴射ヘッドとしては、例えば、ノズル開口と連通する圧力発生室の一部を振動板で構成し、この振動板を圧電素子により変形させて圧力発生室のインクを加圧してノズル開口からインク滴を吐出させるインクジェット式記録ヘッドが知られている。
このようなインクジェット式記録ヘッドとしては、下電極を複数の圧電素子の短手方向に亘って設け、下電極の互いに隣接する圧電素子の間の領域を、圧電素子の領域よりも厚さが薄くなるように除去した下電極除去部を設けたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
さらに、圧電素子の幅方向両側に、下電極の一部を除去して薄膜とした下電極除去部を設けたものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、特許文献1及び2の下電極除去部を設けた構成では、振動板の変位特性を向上して圧電素子の変位特性を向上し、インク吐出特性を向上することができるものの、下電極除去部によって画成された角部等に応力集中が発生し、駆動耐久性が低下してしまうという問題がある。
また、圧電素子に耐湿性を有する保護膜を設けた場合には、保護膜を成膜した際に、下電極除去部によって画成された角部によって保護膜に段差等が発生し、圧電素子の駆動によりこの段差に亀裂が生じてしまうという問題がある。
特開2000−94688号公報(第14頁、第16図) 特開平11−151815号公報(第6頁、第6図)
本発明はこのような事情に鑑み、駆動耐久性を維持して液体噴射特性を向上したアクチュエータ装置及び液体噴射ヘッドを提供することを課題とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、基板の一方面に設けられた下電極、圧電体層及び上電極からなる複数の圧電素子を有すると共に、前記下電極が複数の前記圧電素子に亘って形成されており、前記下電極の互いに隣接する前記圧電素子の間の領域が前記圧電素子に設けられた領域よりも厚さが薄い薄肉部となっていると共に、前記薄肉部の前記圧電素子との境界部分には、凹部が設けられており、且つ該凹部の内面及び当該凹部の前記圧電素子とは反対側の開口縁部が曲面状に設けられていることを特徴とするアクチュエータ装置にある。
かかる第1の態様では、下電極に薄肉部及び凹部を設けることによって、下電極の剛性を維持して駆動耐久性を維持しつつ、変位特性を向上することができる。また、凹部の内面及び開口縁部を曲面状に形成することで、凹部の剛性を向上して、さらに確実に駆動耐久性を向上することができる。
本発明の第2の態様は、前記薄肉部及び前記凹部が前記圧電素子の長手方向に亘って設けられていることを特徴とする第1の態様のアクチュエータ装置にある。
かかる第2の態様では、下電極の駆動耐久性を維持しつつ、圧電素子の変位特性を向上することができる。
本発明の第3の態様は、前記圧電素子の少なくとも前記圧電体層の側面及び前記凹部を覆う絶縁体からなる保護膜が設けられていることを特徴とする第1又は2の態様のアクチュエータ装置にある。
かかる第3の態様では、大気中の水分等に起因する圧電素子の破壊を防止することができる。また、凹部の内面及び開口縁部を曲面状に設けることで、保護膜の付きまわりを向上して、さらに確実に圧電素子の破壊を防止することができる。
本発明の第4の態様は、前記保護膜が、複数の圧電素子に亘って設けられていることを特徴とする第3の態様のアクチュエータ装置にある。
かかる第4の態様では、大気中の水分等に起因する圧電素子の破壊を防止することができる。
本発明の第5の態様は、前記上電極が各圧電素子毎に独立して設けられていると共に、当該上電極の前記圧電素子の短手方向の端部が当該圧電素子の実質的な駆動部となる圧電体能動部の短手方向の端部を規定しており、且つ前記下電極の前記圧電素子の長手方向の端部が、前記圧電体能動部の長手方向の端部を規定していることを特徴とする第1〜4の何れかの態様のアクチュエータ装置にある。
かかる第5の態様では、上電極及び下電極によって、圧電体能動部の長手方向及び短手方向の端部を規定することができ、圧電素子の高密度化を実現できる。
本発明の第6の態様は、第1〜5の何れかの態様のアクチュエータ装置を液体を噴射させるための液体吐出手段として具備することを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
かかる第6の態様では、駆動耐久性を向上して信頼性を向上すると共に、液体噴射特性を向上した液体噴射ヘッドを実現できる。
以下に本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る液体噴射ヘッドの一例であるインクジェット式記録ヘッドの分解斜視図であり、図2は、流路形成基板の平面図及び圧力発生室の長手方向の断面図であり、図3は、図2(b)のA−A′断面図及びその要部拡大断面図である。図示するように、流路形成基板10は、本実施形態では結晶面方位が(110)面のシリコン単結晶基板からなり、その一方の面には予め熱酸化によって二酸化シリコンからなる厚さ0.5〜2μmの弾性膜50が形成されている。
流路形成基板10には、他方面側から異方性エッチングすることにより、複数の隔壁11により区画された複数の圧力発生室12がその幅方向(短手方向)に並設されている。また、流路形成基板10の圧力発生室12の長手方向外側の領域には連通部13が形成され、連通部13と各圧力発生室12とが、圧力発生室12毎に設けられたインク供給路14を介して連通されている。連通部13は、後述する保護基板30のリザーバ部31と連通して各圧力発生室12の共通の液体室となるリザーバ100の一部を構成する。インク供給路14は、圧力発生室12よりも狭い幅で形成されており、連通部13から圧力発生室12に流入するインクの流路抵抗を一定に保持している。なお、本実施形態では、流路の幅を片側から絞ることでインク供給路14を形成したが、流路の幅を両側から絞ることでインク供給路を形成してもよい。また、流路の幅を絞るのではなく、厚さ方向から絞ることでインク供給路を形成してもよい。
また、流路形成基板10の開口面側には、各圧力発生室12のインク供給路14とは反対側の端部近傍に連通するノズル開口21が穿設されたノズルプレート20が、接着剤や熱溶着フィルム等によって固着されている。なお、ノズルプレート20は、例えば、ガラスセラミックス、シリコン単結晶基板、ステンレス鋼等からなる。
一方、このような流路形成基板10のノズルプレート20とは反対側の面には、上述したように、厚さが例えば約1.0μmの弾性膜50が形成され、この弾性膜50上には、厚さが例えば、約0.4μmの絶縁体膜55が形成されている。さらに、この絶縁体膜55上には、厚さが例えば、約0.2μmの下電極膜60と、厚さが例えば、約1.0μmの圧電体層70と、厚さが例えば、約0.05μmの上電極膜80とが、後述するプロセスで積層形成されて、圧電素子300を構成している。ここで、圧電素子300は、下電極膜60、圧電体層70及び上電極膜80を含む部分をいう。一般的には、圧電素子300の何れか一方の電極を共通電極とし、他方の電極及び圧電体層70を各圧力発生室12毎にパターニングして構成する。そして、ここではパターニングされた何れか一方の電極及び圧電体層70から構成され、両電極への電圧の印加により圧電歪みが生じる部分を圧電体能動部という。本実施形態では、下電極膜60は圧電素子300の共通電極とし、上電極膜80を圧電素子300の個別電極としているが、駆動回路や配線の都合でこれを逆にしても支障はない。何れの場合においても、各圧力発生室12毎に圧電体能動部が形成されていることになる。
また、図2及び図3に示すように、本実施形態では、下電極膜60の圧力発生室12の長手方向の端部(圧電素子300の長手方向の端部)を圧力発生室12に相対向する領域内に設けることで、圧電素子300の実質的な駆動部となる圧電体能動部320の長手方向の端部(長さ)を規定している。また、上電極膜80の圧力発生室12の短手方向の端部(圧電素子300の短手方向の端部)を圧力発生室12に相対向する領域内に設けることで、圧電体能動部320の短手方向の端部(幅)を規定している。すなわち、圧電体能動部320は、パターニングされた下電極膜60及び上電極膜80によって、圧力発生室12に相対向する領域にのみ設けられていることになる。さらに、本実施形態では、圧電体層70及び上電極膜80が、図3に示すように、上電極膜80側の幅が狭くなるようにパターニングされ、その側面は傾斜面となっている。
また、ここでは、圧電素子300を所定の基板上に設け、当該圧電素子300を駆動させた装置をアクチュエータ装置と称する。なお、本実施形態では、下電極膜60を複数の圧電素子300の並設方向に亘って設け、下電極膜60の圧力発生室12の長手方向の端部を、圧力発生室12に相対向する位置となるように設けた。また、上述した例では、弾性膜50、絶縁体膜55及び下電極膜60が振動板として作用するが、勿論これに限定されるものではなく、例えば、弾性膜50及び絶縁体膜55を設けずに、下電極膜60のみが振動板として作用するようにしてもよい。
また、図3に示すように、下電極膜60の互いに隣接する圧電素子300の間の領域は、圧電素子300となる領域よりも厚さの薄い薄肉部61となっている。また、薄肉部61の圧電素子300との境界部分には、凹部62が設けられている。下電極膜60の凹部62が設けられた領域は、薄肉部61の厚さよりも薄く形成されている。すなわち、圧電素子300の領域に設けられた下電極膜60の厚さaと、下電極膜60の薄肉部61が設けられた領域の厚さbと、下電極膜60の凹部62が設けられた領域の厚さcとは、a>b>cを満たす関係となっている。本実施形態では、下電極膜60の圧電素子300となる領域の厚さaを200nmとし、下電極膜60の薄肉部61が設けられた領域の厚さbを約180nmとした。また、下電極膜60の凹部62が設けられた領域の厚さcは20nm以上とするのが好ましい。これは、例えば、下電極膜60の凹部62が設けられた領域の厚さcを20nmより小さくすると、圧電素子300に設けられた下電極膜60と、互いに隣接する圧電素子300の間の下電極膜60(薄肉部61)との導電性が低下し、下電極膜60の面積が減少してしまい、多数の圧電素子300を同時に駆動した際に、電圧降下が発生し、安定したインク吐出特性を得ることができないからである。すなわち、下電極膜60の凹部62が設けられた領域の厚さcは20nm以上とすることで、下電極膜60の断面積を大きくして、下電極膜60の抵抗値を低下させることができ、多数の圧電素子300を同時に駆動した際に、電圧降下の発生を防止して、常に安定したインク吐出特性を得ることができる。
また、凹部62は、その内面及び圧電素子300とは反対側の開口縁部が曲面状に設けられている。すなわち、凹部62の内面及び圧電素子300とは反対側の開口縁部の圧電素子300の並設方向の断面形状がR形状となるように設けられている。なお、凹部62の内面の曲率半径は、50nm以上とするのが好ましく、凹部62の圧電素子300とは反対側の開口縁部の曲率半径は、50nm以上とするのが好ましい。
このように、下電極膜60の互いに隣接する圧電素子300の間の領域に、圧電素子300の領域よりも厚さが薄い薄肉部61を設け、薄肉部61と圧電素子300との境界部分に凹部62を設けることで、凹部62によって圧電素子300の両側の下電極膜60の厚さcを薄くすることができ、下電極膜60で構成される振動板の変位特性を向上することができる。これにより、圧電素子300の変位特性を向上して、インク吐出特性を向上することができる。
また、下電極膜60の互いに隣接する圧電素子300の間の領域に凹部62が形成された下電極膜60の厚さcよりも厚い薄肉部61を設けることで、振動板の剛性を維持して駆動耐久性を維持して信頼性を向上すると共に、インク吐出特性を向上することができる。すなわち、圧電素子300の間の下電極膜60の厚さを凹部62が設けられた領域と同じ厚さで設けると、振動板の剛性が低下して、圧電素子300の駆動を繰り返すことによって振動板が破壊されてしまうからである。
さらに、本実施形態では、凹部62の内面及び凹部62の圧電素子300とは反対側の開口縁部を曲面状に設けるようにしたため、下電極膜60の凹部62が設けられた領域の剛性を向上して、下電極膜60が破壊されるのを防止して、駆動耐久性を向上することができる。また、凹部62の内面を曲面状とすることで、凹部62が設けられた領域の振動板の剛性を向上することができ、さらに確実に駆動耐久性を向上することができる。
また、圧電素子300の少なくも圧電体層70の側面及び凹部62は、耐湿性を有する絶縁材料からなる保護膜200によって覆われている。本実施形態では、保護膜200を圧電体層70の側面と上電極膜80の側面及び上面の周縁部を覆い、且つ複数の圧電素子300に亘って連続して設けるようにした。すなわち、上電極膜80の上面の略中心領域である主要部は、保護膜200が設けられておらず、上電極膜80の上面の主要部を開口する開口部201が設けられている。
開口部201は、保護膜200を厚さ方向に貫通して圧電素子300の長手方向に沿って矩形状に開口するものであり、例えば、流路形成基板10上の全面に亘って保護膜200を形成した後、選択的にパターニングすることで形成することができる。
このように圧電素子300を保護膜200で覆うことにより、大気中の水分等に起因する圧電素子300の破壊を防止することができる。ここで、このような保護膜200の材料としては、耐湿性を有する材料であればよいが、例えば、酸化シリコン(SiOx)、酸化タンタル(TaO)、酸化アルミニウム(AlO)等の無機絶縁材料を用いるのが好ましく、特に、無機アモルファス材料である酸化アルミニウム(AlO)、例えば、アルミナ(Al)を用いるのが好ましい。保護膜200の材料として酸化アルミニウムを用いた場合、保護膜200の膜厚を100nm程度と比較的薄くしても、高湿度環境下での水分透過を十分に防ぐことができる。本実施形態では、保護膜200としてアルミナ(Al)を用いた。
また、保護膜200に開口部201を設けることにより、圧電素子300(圧電体能動部320)の変位を阻害することなく、インク吐出特性を良好に保持することができる。
さらに、本実施形態では、凹部62の内面及び圧電素子300とは反対側の開口縁部を曲面状に形成したため、保護膜200の凹部62上及び薄肉部61上への付きまわりを向上して、保護膜200によって圧電素子300を確実に保護して、圧電素子300が破壊されるのを確実に防止することができる。すなわち、凹部62の内面及び開口縁部等に角部が存在すると、保護膜200の付きまわりが悪く、保護膜200が段差状に形成されてしまう。このように保護膜200の段差が形成されると、圧電素子300を駆動した際にこの段差にクラックが生じてしまい、クラックによって圧電素子300が水分により破壊されてしまう。
この保護膜200上には、例えば、金(Au)等からなるリード電極90が設けられている。リード電極90は、保護膜200に設けられた連通孔202を介して一端部が上電極膜80に接続されると共に、他端部が流路形成基板10のインク供給路14側まで延設され、延設された先端部は、後述する圧電素子300を駆動する駆動回路120と接続配線121を介して接続されている。
さらに、圧電素子300が形成された流路形成基板10上には、連通部13に対向する領域にリザーバ部31が設けられた保護基板30が接着剤35を介して接合されている。このリザーバ部31は、上述したように、流路形成基板10の連通部13と連通されて各圧力発生室12の共通の液体室となるリザーバ100を構成している。
また、保護基板30には、圧電素子300に対向する領域に、圧電素子300の運動を阻害しない程度の空間を有する圧電素子保持部32が設けられている。なお、圧電素子保持部32は、圧電素子300の運動を阻害しない程度の空間を有していればよく、当該空間は密封されていても、密封されていなくてもよい。
さらに、保護基板30の圧電素子保持部32とリザーバ部31との間の領域には、保護基板30を厚さ方向に貫通する貫通孔33が設けられ、この貫通孔33内に下電極膜60の一部及びリード電極90の先端部が露出されている。
また、保護基板30上には、圧電素子300を駆動するための駆動回路120が実装されている。この駆動回路120としては、例えば、回路基板や半導体集積回路(IC)等を用いることができる。そして、駆動回路120とリード電極90とはボンディングワイヤ等の導電性ワイヤからなる接続配線121を介して電気的に接続されている。
保護基板30としては、流路形成基板10の熱膨張率と略同一の材料、例えば、ガラス、セラミック材料等を用いることが好ましく、本実施形態では、流路形成基板10と同一材料の面方位(110)のシリコン単結晶基板を用いて形成した。
また、保護基板30上には、封止膜41及び固定板42とからなるコンプライアンス基板40が接合されている。ここで、封止膜41は、剛性が低く可撓性を有する材料(例えば、厚さが6μmのポリフェニレンサルファイド(PPS)フィルム)からなり、この封止膜41によってリザーバ部31の一方面が封止されている。また、固定板42は、金属等の硬質の材料(例えば、厚さが30μmのステンレス鋼(SUS)等)で形成される。この固定板42のリザーバ100に対向する領域は、厚さ方向に完全に除去された開口部43となっているため、リザーバ100の一方面は可撓性を有する封止膜41のみで封止されている。
このような本実施形態のインクジェット式記録ヘッドでは、図示しない外部インク供給手段からインクを取り込み、リザーバ100からノズル開口21に至るまで内部をインクで満たした後、駆動回路120からの記録信号に従い、圧力発生室12に対応するそれぞれの下電極膜60と上電極膜80との間に電圧を印加し、弾性膜50、絶縁体膜55、下電極膜60及び圧電体層70をたわみ変形させることにより、各圧力発生室12内の圧力が高まりノズル開口21からインク滴が吐出する。
以下、このようなインクジェット式記録ヘッドの製造方法について、図4〜図8を参照して説明する。なお、図4〜図8は、インクジェット式記録ヘッドの製造方法を示す圧力発生室の並設方向の断面図である。
まず、図4(a)に示すように、シリコン単結晶基板からなるシリコンウェハである流路形成基板用ウェハ110を約1100℃の拡散炉で熱酸化し、その表面に弾性膜50を構成する二酸化シリコン膜150を形成する。なお、本実施形態では、流路形成基板用ウェハ110として、優先面方位が(110)面の厚さが約625μmと比較的厚く剛性の高いシリコンウェハを用いている。
次に、図4(b)に示すように、弾性膜50(二酸化シリコン膜150)上に、酸化ジルコニウムからなる絶縁体膜55を形成する。具体的には、弾性膜50(二酸化シリコン膜150)上に、例えば、スパッタ法等によりジルコニウム(Zr)層を形成後、このジルコニウム層を、例えば、500〜1200℃の拡散炉で熱酸化することにより酸化ジルコニウム(ZrO)からなる絶縁体膜55を形成する。
次いで、図4(c)に示すように、例えば、白金(Pt)とイリジウム(Ir)とを絶縁体膜55上に積層することにより下電極膜60を形成した後、この下電極膜60を所定形状にパターニングする。なお、下電極膜60は、白金(Pt)とイリジウム(Ir)とを積層したものに限定されず、これらを合金化させたものを用いるようにしてもよい。また、下電極膜60として、白金(Pt)とイリジウム(Ir)の何れか一方の単層として用いるようにしてもよく、さらに、これらの材料以外の金属又は金属酸化物等を用いるようにしてもよい。
次に、図5(a)に示すように、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)等からなる圧電体層70と、例えば、イリジウムからなる上電極膜80とを流路形成基板用ウェハ110の全面に形成する。
次に、図5(b)に示すように、圧電体層70及び上電極膜80を、各圧力発生室12に対向する領域にパターニングして圧電素子300を形成する。圧電体層70及び上電極膜80のパターニングは、上電極膜80上にフォトリソグラフィ法により所定形状に形成したレジスト160を介してドライエッチングすることにより、一括して行うことができる。
また、圧電体層70及び上電極膜80をドライエッチングすることによりパターニングする際に、同時に下電極膜60に至るまでドライエッチングすることで、下電極膜60の互いに隣接する圧電素子300の間に下電極膜60の圧電素子300よりも厚さの薄い薄肉部61を設けると共に、薄肉部61の圧電素子300との境界部分に凹部62を形成する。また、このとき、凹部62の内面及び凹部62の圧電素子300とは反対側の開口縁部が曲面状となるように形成する。
このような薄肉部61及び凹部62は、ドライエッチングする際の電圧、温度等を適宜変更することで積極的に形成することができる。また、下電極膜60の互いに隣接する圧電素子300の間の領域をドライエッチングすることで、下電極膜60の表面粗さを均一化して、後述する工程で、下電極膜60上に保護膜200を形成した際に、保護膜200の付きまわりを向上することができる。
なお、本実施形態では、圧電体層70及び上電極膜80をドライエッチングする際に、同時に薄肉部61及び凹部62を形成するようにしたが、特にこれに限定されず、例えば、レジスト160を形成した際に、凹部62が形成される領域以外の領域にもレジストを薄く残しておくことで、レジスト160を介してドライエッチングした際に、薄肉部61及び凹部62を容易に形成することができる。
また、圧電素子300を構成する圧電体層70の材料としては、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)等の強誘電性圧電性材料や、これにニオブ、ニッケル、マグネシウム、ビスマス又はイットリウム等の金属を添加したリラクサ強誘電体等が用いられる。その組成は、圧電素子300の特性、用途等を考慮して適宜選択すればよい。また、圧電体層70の形成方法は、特に限定されないが、例えば、本実施形態では、金属有機物を触媒に溶解・分散したいわゆるゾルを塗布乾燥してゲル化し、さらに高温で焼成することで金属酸化物からなる圧電体層70を得る、いわゆるゾル−ゲル法を用いて圧電体層70を形成した。なお、圧電体層70の形成方法は、ゾル−ゲル法に限定されず、例えば、MOD法やスパッタリング法などの薄膜形成方法を利用して圧電体層70を形成するようにしてもよい。
実際には、圧電体層70は、上述したゾル−ゲル法により厚さの薄い圧電体膜を形成する工程を複数回繰り返し行って、複数層の圧電体膜からなる圧電体層70を形成する。また、下電極膜60は、例えば、流路形成基板用ウェハ110上に亘って下電極膜60を形成した後、下電極膜60上に1層目の圧電体膜を成膜し、下電極膜60と1層目の圧電体膜とを同時にパターニングしている。これにより、圧電体膜を焼成して結晶化する際の下地を、全面に亘って設けられた下電極膜60で構成することができ、圧電体膜の結晶性を向上することができる。
次に、図5(c)に示すように、レジスト160を除去した後、流路形成基板用ウェハ110の全面に亘って保護膜200を形成した後、保護膜200を所定形状にパターニングすることにより、開口部201及び連通孔202を形成する。
次に、図6(a)に示すように、流路形成基板用ウェハ110の全面に亘って金(Au)からなるリード電極90を形成後、各圧電素子300毎にパターニングする。
次に、図6(b)に示すように、保護基板用ウェハ130を、流路形成基板用ウェハ110上に接着剤35を介して接着する。ここで、この保護基板用ウェハ130には、リザーバ部31及び圧電素子保持部32が予め形成されている。なお、この保護基板用ウェハ130は、例えば、400μm程度の厚さを有するため、保護基板用ウェハ130を接合することによって流路形成基板用ウェハ110の剛性は著しく向上することになる。
次いで、図7(a)に示すように、流路形成基板用ウェハ110をある程度の厚さとなるまで研磨した後、さらにフッ硝酸によってウェットエッチングすることにより流路形成基板用ウェハ110を所定の厚みにする。例えば、本実施形態では、研磨及びウェットエッチングによって、流路形成基板用ウェハ110を、約70μmの厚さとなるように加工した。
次に、図7(b)に示すように、流路形成基板用ウェハ110上に、例えば、窒化シリコン(SiN)からなるマスク膜151を新たに形成し、所定形状にパターニングする。そして、流路形成基板用ウェハ110をマスク膜151を介してKOH等のアルカリ溶液を用いた異方性エッチング(ウェットエッチング)することにより、圧力発生室12、連通部13及びインク供給路14を形成する。
その後は、流路形成基板用ウェハ110の圧力発生室12が開口する面側のマスク膜151を除去し、流路形成基板用ウェハ110及び保護基板用ウェハ130の外周縁部の不要部分を、例えば、ダイシング等により切断することによって除去する。そして、流路形成基板用ウェハ110の保護基板用ウェハ130とは反対側の面にノズル開口21が穿設されたノズルプレート20を接合すると共に、保護基板用ウェハ130にコンプライアンス基板40を接合し、これら流路形成基板用ウェハ110等を、図1に示すような一つのチップサイズの流路形成基板10等に分割することによって上述した構造のインクジェット式記録ヘッドが製造される。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態1について説明したが、本発明の基本的構成は、上述したものに限定されるものではない。例えば、上述した実施形態1では、保護膜200を複数の圧電素子300(圧電体能動部320)に亘って連続して設けるようにしたが、特にこれに限定されず、例えば、保護膜200を各圧電素子300毎に設けるようにしてもよい。
また、上述した実施形態1では、液体噴射ヘッドの一例としてインクジェット式記録ヘッドを挙げて説明したが、本発明は、広く液体噴射ヘッド全般を対象としたものであり、インク以外の液体を噴射する液体噴射ヘッドの製造方法にも勿論適用することができる。その他の液体噴射ヘッドとしては、例えば、プリンタ等の画像記録装置に用いられる各種の記録ヘッド、液晶ディスプレー等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレー、FED(電界放出ディスプレー)等の電極形成に用いられる電極材料噴射ヘッド、バイオchip製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等が挙げられる。なお、本発明は、液体噴射ヘッド(インクジェット式記録ヘッド等)に搭載されるアクチュエータ装置だけでなく、あらゆる装置に搭載されるアクチュエータ装置に適用できることは言うまでもない。
実施形態1に係る記録ヘッドの分解斜視図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの平面図及び断面図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの断面図及び要部拡大断面図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの製造方法を示す断面図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの製造方法を示す断面図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの製造方法を示す断面図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの製造方法を示す断面図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの製造方法を示す断面図である。
符号の説明
10 流路形成基板、 12 圧力発生室、 13 連通部、 14 インク供給路、 20 ノズルプレート、 21 ノズル開口、 30 保護基板、 31 リザーバ部、 40 コンプライアンス基板、 50 弾性膜、 55 絶縁体膜、 60 下電極膜、 61 薄肉部、 62 凹部、 70 圧電体層、 80 上電極膜、 90 リード電極、 100 リザーバ、 110 流路形成基板用ウェハ、 120 駆動回路、 121 駆動配線、 130 保護基板用ウェハ、 300 圧電素子

Claims (6)

  1. 基板の一方面に設けられた下電極、圧電体層及び上電極からなる複数の圧電素子を有すると共に、前記下電極が複数の前記圧電素子に亘って形成されており、
    前記下電極の互いに隣接する前記圧電素子の間の領域が前記圧電素子に設けられた領域よりも厚さが薄い薄肉部となっていると共に、前記薄肉部の前記圧電素子との境界部分には、凹部が設けられており、且つ該凹部の内面及び当該凹部の前記圧電素子とは反対側の開口縁部が曲面状に設けられていることを特徴とするアクチュエータ装置。
  2. 前記薄肉部及び前記凹部が前記圧電素子の長手方向に亘って設けられていることを特徴とする請求項1記載のアクチュエータ装置。
  3. 前記圧電素子の少なくとも前記圧電体層の側面及び前記凹部を覆う絶縁体からなる保護膜が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のアクチュエータ装置。
  4. 前記保護膜が、複数の圧電素子に亘って設けられていることを特徴とする請求項3記載のアクチュエータ装置。
  5. 前記上電極が各圧電素子毎に独立して設けられていると共に、当該上電極の前記圧電素子の短手方向の端部が当該圧電素子の実質的な駆動部となる圧電体能動部の短手方向の端部を規定しており、且つ前記下電極の前記圧電素子の長手方向の端部が、前記圧電体能動部の長手方向の端部を規定していることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のアクチュエータ装置。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載のアクチュエータ装置を液体を噴射させるための液体吐出手段として具備することを特徴とする液体噴射ヘッド。
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