JP2007313654A - インクジェットプリンタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】インク供給系のインクの供給方向における上流側のインク供給系内のインクを加熱する第1のインク加熱手段と、インク供給系のインクの供給方向における下流側のインク供給系内のインクを加熱する第2のインク加熱手段と、第1のインク加熱手段及び第2のインク加熱手段の駆動を制御する制御手段とを備え、制御手段は、前記記録ヘッドの吐出口からインクを吐出して記録を行う期間は、前記第2のインク加熱手段のみを駆動させ、前記メンテナンスを行う期間は、前記第1のインク加熱手段及び第2のインク加熱手段の両方を駆動させることを特徴とするインクジェットプリンタ。
【選択図】図1
Description
1.
インクを貯留し供給するインクタンクから、インクを吐出する記録ヘッドの吐出口まで、インクを供給するインク供給系が備えられるインクジェットプリンタであって、
前記記録ヘッドの吐出口から前記インクを強制排出して前記記録ヘッドのメンテナンスをおこなうメンテナンスユニットと、
前記インク供給系のインクの供給方向における上流側のインク供給系内のインクを加熱する第1のインク加熱手段と、
前記インク供給系のインクの供給方向における下流側のインク供給系内のインクを加熱する第2のインク加熱手段と、
インク供給系内のインクの温度を検知するインク温度検知手段と、
前記インク温度検知手段の検知結果に基づいて前記第1のインク加熱手段及び前記第2のインク加熱手段の駆動を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記記録ヘッドの吐出口からインクを吐出して記録を行う期間は、前記第2のインク加熱手段のみを駆動させ、前記メンテナンスを行う期間は、前記第1のインク加熱手段及び第2のインク加熱手段の両方を駆動させることを特徴とするインクジェットプリンタ。
2.
前記インク供給系は、前記インクタンクと、前記記録ヘッドと、前記インクタンクから前記記録ヘッドのインク収納部までインクを導くインク供給路とから構成されており、
前記第1のインク加熱手段は前記インク供給路、前記第2のインク加熱手段は前記インク収納部の各々に設けられていることを特徴とする前記1に記載のインクジェットプリンタ。
3.
前記記録ヘッドは複数のヘッドモジュールと前記インクタンクから供給されたインクを各ヘッドモジュールに供給する共通インク流路とを備え、前記第2のインク加熱手段は前記各ヘッドモジュール、前記第1のインク加熱手段は前記共通インク流路の各々に設けられていることを特徴とする前記1に記載のインクジェットプリンタ。
4.
前記制御手段は、インク温度検知手段により検知されたインクの温度を、前記メンテナンスを行う期間において、前記記録ヘッドの吐出口からインクを吐出して記録を行う期間よりも高くなるようにすることを特徴とする前記1乃至3の何れか1項に記載のインクジェットプリンタ。
5.
前記インクは、紫外線が照射されることで硬化する紫外線硬化型インクであることを特徴とする前記1乃至4のいずれか1項にインクジェットプリンタ。
<第一の実施の形態>
以下、この発明の第一の実施の形態について、図1〜図4の図面を参照しながら説明する。
昇させる。これにより、メンテナンスユニット8に設けられている吸引キャップ20で記録ヘッド3のノズル面が覆われて密閉される。その後、制御部30が吸引ポンプ64を作動させることにより吸引キャップ20の内部に負圧をかけ、ノズル内のインクを吸引する。ノズルから吸引されたインクは、ノズルに対向するように吸引キャップ20の内部に設けられた吸収体に接触すると順次吸収体に吸収される。吸収されたインクはインク連通管66を通じて廃インクタンク65に送られ、蓄えられる。
<第二の実施の形態>
次に、本発明の第二の実施の形態について説明する。
これら記録ヘッド602が、互いの長手方向が平行となるように記録媒体2の搬送方向(副走査方向、矢印B)に並んでいる。また、記録ヘッド602の上部には、短いインク供給路612を介してインクタンク608が取り付けられている。この記録ヘッド602を停止した状態で、記録媒体搬送手段(記録ヘッドと記録媒体を副走査方向へ相対的に移動させる手段)により、記録媒体2を副走査方向(矢印B)に相対的に移動させながら、記録を行う。なお、記録媒体2を固定して、記録ヘッド602を副走査方向(矢印B)に移動させるようにしてもよい。メンテナンス時においては、キャリッジ駆動源を制御して記録ヘッド602をガイドレールに沿ってメンテナンスユニットの上に移動させ、メンテナンスを行う。
3 記録ヘッド
4 サブタンク
11 マニフォールド(インク収納部)
12 インク供給路
13 マニフォールドヒーター(第2のインク加熱手段)
14 マニフォールド温度センサー(インク温度検知手段)
15 インク供給路ヒーター(第1のインク加熱手段)
16 インク供給路温度センサー(インク温度検知手段)
30 制御部(温度制御手段)
Claims (5)
- インクを貯留し供給するインクタンクから、インクを吐出する記録ヘッドの吐出口まで、インクを供給するインク供給系が備えられるインクジェットプリンタであって、
前記記録ヘッドの吐出口から前記インクを強制排出して前記記録ヘッドのメンテナンスをおこなうメンテナンスユニットと、
前記インク供給系のインクの供給方向における上流側のインク供給系内のインクを加熱する第1のインク加熱手段と、
前記インク供給系のインクの供給方向における下流側のインク供給系内のインクを加熱する第2のインク加熱手段と、
インク供給系内のインクの温度を検知するインク温度検知手段と、
前記インク温度検知手段の検知結果に基づいて前記第1のインク加熱手段及び前記第2のインク加熱手段の駆動を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記記録ヘッドの吐出口からインクを吐出して記録を行う期間は、前記第2のインク加熱手段のみを駆動させ、前記メンテナンスを行う期間は、前記第1のインク加熱手段及び第2のインク加熱手段の両方を駆動させることを特徴とするインクジェットプリンタ。 - 前記インク供給系は、前記インクタンクと、前記記録ヘッドと、前記インクタンクから前記記録ヘッドのインク収納部までインクを導くインク供給路とから構成されており、
前記第1のインク加熱手段は前記インク供給路、前記第2のインク加熱手段は前記インク収納部の各々に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。 - 前記記録ヘッドは複数のヘッドモジュールと前記インクタンクから供給されたインクを各ヘッドモジュールに供給する共通インク流路とを備え、前記第2のインク加熱手段は前記各ヘッドモジュール、前記第1のインク加熱手段は前記共通インク流路の各々に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
- 前記制御手段は、インク温度検知手段により検知されたインクの温度を、前記メンテナンスを行う期間において、前記記録ヘッドの吐出口からインクを吐出して記録を行う期間よりも高くなるようにすることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のインクジェットプリンタ。
- 前記インクは、紫外線が照射されることで硬化する紫外線硬化型インクであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項にインクジェットプリンタ。
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