JP2013226812A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インクジェット記録装置においては、記録動作中に記録ヘッドの貯留部に気泡が充満することによる吐出不良が発生しないように回復動作を行う必要がある。
【解決手段】制御回路は、フィルター下液室34のインク量を取得したインク量の体積が、入力された記録ジョブに基づいて予測された、フィルター下液室34に発生する気泡の体積未満である場合に、回復ユニット7による回復動作を行うように制御を行う。
【選択図】図7

Description

本発明は、インクジェット記録装置に関する。
インクジェット記録装置における吐出口へのインクの供給方式としては、インクを収容するインクタンクをキャリッジ上に搭載して供給する方式や、インクタンクとインクジェット記録ヘッドとを供給チューブで接続して供給する方式等が知られている。そして、ポスター等の大きな画像を記録する大型のインクジェット記録装置の場合には、インクタンクの交換頻度を減らすために大容量のインクタンクを用いることが求められるが、キャリッジ上にこのような大容量のインクタンクを搭載することは好ましくない。そのため、このようなインクジェット記録装置の場合には、供給チューブによってインクを供給する方式が用いられる。
特許文献1には、インク供給チューブを介してインクタンクから供給されたインクを、記録ヘッド内に設けられたインク貯留部に一時的に貯留することができるインクジェット記録装置が開示されている。そして、特許文献1には、記録動作を行うと徐々にインク貯留部に気泡が蓄積されていくことで、最終的には吐出口からインクが吐出できなくなることが記載されており、所定の期間毎に記録ヘッドの回復動作を行うことが開示されている。
特開2002−307712号公報
ところで、インクジェット記録装置においては、広告用ポスター等のA0やA1といった大きなサイズの記録媒体への記録も行われる。このような画像サイズの記録動作中であっても、記録中にインク貯留部に気泡が充満することで生じる吐出不良が発生しないように制御することが必要となる。
しかしながら、引用文献1のように所定の期間毎に記録ヘッドの回復動作を行う方法では的確なタイミングで回復動作を行うことができない可能性がある。すなわち、インク貯留部に気泡が蓄積されていなくてもインクの排出が行われてしまったり、逆に記録動作中に気泡の影響によりインクが吐出できなくなってしまったりすることが懸念される。
そこで、本発明の目的は、的確なタイミングで記録ヘッドの回復動作が行える信頼性の高い記録動作を行うことができるインクジェット記録装置を提供するものである。
上記課題を解決するために、本願発明のインクジェット記録装置は、インクを吐出する複数の吐出口からなる吐出口列と、前記吐出口列から吐出するインクを貯留する貯留部とを備えた記録ヘッドと、前記インク貯留部のインク量を取得する取得手段と、前記記録ヘッドを回復する回復手段と、入力された記録ジョブに基づいて、前記貯留部内に発生する気泡の体積を予測する予測手段と、前記取得手段で取得されたインク量の体積が、前記予測手段で予測された気泡の体積未満である場合に、前記回復手段による回復動作を行うように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
このように構成することにより、必要なときに回復動作を行うことができるので、信頼性が高い記録動作を行うことができる。
第1の実施形態のインクジェット記録装置および記録ヘッドの構造を示す模式図である。 第1の実施形態のインクジェット記録装置のインクの供給および回復部の概略構造を示す模式図である。 第1の実施形態のインクジェット記録装置における回復動作について説明する模式図である。 熱エネルギーを利用してインクを吐出するインクジェット記録ヘッドにおいて、インク滴の吐出回数と、発生する気泡量との関係を示す図である。 実施形態のインクジェット記録装置の記録ヘッドに、気泡が溜まっていく過程を説明するための模式図である。 実施形態のインクジェット記録装置の制御回路の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態において、記録開始前に回復動作を行うか否かを判定するためのフローチャートである。 第2の実施形態において、インクジェット記録ヘッドの概略構造を示す模式図である。 第2の実施形態において、記録開始前に回復動作を行うか否かを判定するためのフローチャートである。 第3の実施形態において、インクジェット記録ヘッドの概略構造を示す模式図である。 第3の実施形態において、記録開始前に回復動作を行うか否かを判定するためのフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。本発明はこれらの実施形態のみに限らず、これらの実施形態を組み合わせることや、この特許請求の範囲に記載された本発明の概念に包含されるあらゆる変更や修正が可能であり、他の技術にも当然応用することができる。
(第1の実施形態)
図1(a)は、記録媒体3に記録動作を行うインクジェット記録装置1の記録装置本体の概略斜視図を示している。なお、本実施形態におけるインクジェット記録装置は、記録媒体の記録幅方向に記録ヘッドを往復走査させて記録動作を行う、いわゆるシリアル型のインクジェット記録装置である。このシリアル型記録装置は、搬送ローラ19よって記録媒体3をY方向(副走査方向)へと間欠的に搬送する。これと共に、キャリッジ2に搭載された記録ヘッド30を記録媒体3の搬送方向であるY方向と直交する方向であるX方向(主走査方向)に往復走査させながら記録動作を行う。また、図1に示す記録装置本体は、例えば、A1サイズやA0サイズの記録媒体への記録が行えるような大型インクジェット記録装置である。
記録ヘッド30は供給されるインクを複数の吐出口から吐出可能なインクジェット記録ヘッドであり、キャリッジ2に着脱可能に搭載される。キャリッジ2は記録ヘッド30を搭載して図中X方向に沿って往復走査する。具体的には、キャリッジ2は、X方向に沿って配置されたガイドレール5に沿って移動可能に支持されており、ガイドレール5と並行に移動する無端ベルト6に固定されている。無端ベルト6は、キャリッジモータ(CRモータ)の駆動力によって往復運動し、それによってキャリッジ2をX方向に往復走査させる。
また、インクジェット記録装置1はインク供給システム8を有しており、インク供給システム8に、インクの色に対応して複数の独立したインクタンク10が設けられている。インク供給システム8と記録ヘッド30とは、それぞれインクの色に対応した柔軟な材料からなる複数のインク供給チューブ20によって接続されている。さらに、インクタンク10をインク供給システム8に装着することで、インクタンク10内に収納された各色のインクを、記録ヘッド30の各ノズル列に独立して供給することが可能となる。
また、記録装置本体には、記録ヘッド30のインク吐出状態を回復・維持する吸引キャップ40や予備吐出受け部41等の回復手段としての回復ユニット7も設けられている。
図1(b)は、記録ヘッド30の吐出口面を模式的に示した図である。記録ヘッド30には、色ごとに記録ヘッド用基板4が設けられており、記録ヘッド用基板4にはインクタンク10から各色のインクが供給される。このような色の種類としては例えば、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ライトシアン(LC)、ライトマゼンタ(LM)を用いることができる。各色の記録ヘッド用基板4には、例えば600dpiの間隔で複数の吐出口が2列交互に位置するように設けられており、1200dpi間隔の吐出口列を構成している。
図2にインクジェット記録装置1のインクの供給および記録ヘッド30の回復を説明するための模式図を示す。ここでは、簡略化して1色のインク供給を例に説明する。
インクジェット記録装置1においては、インク供給システム8を構成するインクタンク10から供給されたインクが、インク供給チューブ20を経由して記録ヘッド30にインクが供給される。記録ヘッド30は、図2の紙面の垂直方向に往復動作しながら、吐出口面に設けられた複数の吐出口から記録媒体(不図示)にインクを吐出することで、記録を行う。記録ヘッド30から吐出されたが、記録に使われなかったインク(以下、廃インクとも称す)は、吸引キャップ40や予備吐出受け部41にまず集められ、廃インク回収管42を経由して、最終的に廃インクタンク43に収容される。
インクタンク10は、ゴムからなる2つのインク供給接続部11と大気開放接続部12を備え、これらインク供給接続部11と大気開放接続部12に供給針13が差し込まれることによって外部にインクが供給される。インク供給接続部11は、供給針13を介してインク供給チューブ20に接続されている。一方、大気開放接続部12は、供給針13を介してバッファタンク14に接続されている。バッファタンク14の一端には、大気開放部15が設けられており、大気開放部15によって、バッファタンク14内が大気圧に保たれるように構成されている。
インク供給チューブ20は、柔軟部材からなるチューブによって形成される。インク供給チューブ20の経路途中には弁21が設けられており、弁21を開閉することによってインクの流れが制御されている。
インク供給チューブ20と記録ヘッド30は、ジョイント部31を介して接続される。記録ヘッド30の内部には、ゴミの除去のためのフィルター32が設けられている。記録ヘッド30の内部は、フィルター32を境としてフィルター上液室33とフィルター下液室34とに分割されており、インクタンク10から供給されたインクは、フィルター上液室33とフィルター下液室34のそれぞれに溜まる。そして、インクが吐出口35から吐出されることによって、記録が行われる。記録ヘッド30の複数の吐出口35からインクが吐出されることで、貯留部としてのフィルター下液室34のインクが消費され、それに伴ってフィルター上液室33のインクがフィルター下液室34へ流入する。フィルター上液室33のインク減少分は、インクタンク10内のインクがフィルター上液室33に流入することで補われる。
尚、バッファタンク14のインクの液面が、吐出口35よりも下側に位置することで、吐出口35に負圧をかけることが可能となり、負圧値が適正な範囲内に収まるようにバッファタンク14と記録ヘッド30の位置関係が決定される。また、記録ヘッド30が記録動作を行うことによって発生する動圧は、記録ヘッド30内に設けられたダンパーゴム36が伸縮することによって、負圧が適正な範囲内に収まるよう緩和される。
吸引キャップ40は、記録ヘッド30の複数の吐出口35が設けられた吐出口面を覆うことができる大きさに形成されており、非記録動作中に吐出口面を覆うことで吐出口35の保湿を行う。また、記録動作中に行われる予備吐出動作で吐出された廃インクを受け、ポンプ50を駆動させて吸引キャップ40内の廃インクを廃インクタンク43に廃棄する。さらに、吸引キャップ40は、吐出口面を覆った状態でポンプ50を駆動させて、複数の吐出口からインクを吸引して記録ヘッド30の内部(記録ヘッド内)のインクを抜き取る。これにより、吸引キャップ40は、吐出口35の内部をクリーニングしたり、フィルター上液室33及びフィルター下液室34のインク量を調整したりする役割を果たす。廃インクセンサ44は、廃インクタンク43内の廃インク量が閾値以上であるか否かを検出する。
次に、記録ヘッド30内に残っているインクと、記録ヘッド30内に蓄積した気泡を除去し、インクジェット記録装置1に新しいインクを充填する回復動作について、図3を参照して説明する。まず、インク供給チューブ20の経路途中に設けられている弁21を閉状態にする。続いて、吸引キャップ40を上昇させて記録ヘッド30の吐出口35が設けられている面を密閉する。そして、ポンプ50を作動させることで図3中の矢印方向に記録ヘッド30内に残っているインク及び記録ヘッド30内に蓄積した気泡(空気)を吸引することによって除去し、インク供給チューブ20及び記録ヘッド30の内部を減圧状態にする。次に、この減圧状態で弁21を開状態にしたとき、インクタンク10内のインクが、インク供給チューブ20及び記録ヘッド30に向かって流れ、インク供給チューブ20及び記録ヘッド30が新たなインクで満たされる。このインクの充填動作を繰り返すことによって、インク供給チューブ20及び記録ヘッド30の内部を十分な量のインクで満たすことができる。このとき、インクの充填量は、ポンプ50が達成し得る減圧量に依存する。
このような記録ヘッド30の回復動作は、インクジェット記録装置1の初期設置時や記録ヘッド30の交換時の他、記録ヘッド30の内部に気泡が溜まった結果、インク量が減ったときに行われる。フィルター下液室34の内部(貯留部内)に過剰な気泡が溜まった場合、記録動作に伴うインク消費に対して、フィルター上液室33からフィルター下液室34へのインクの供給が間に合わなくなり、大規模な不吐出を起こす原因となり得る。したがって、記録ヘッド30に所定量の気泡が溜まったときに、回復動作を行うことが不可欠である。
記録ヘッド30の内部に気泡が溜まる原因としては、インクに溶存していた気泡の析出や、記録ヘッド30を構成する部材を透過して流入する空気が挙げられる。特に、電気熱変換素子(ヒータ)に通電することで生じる熱エネルギーを利用してインクを発泡させ、これにより生じる気泡の圧力でインクを吐出口から吐出する方式の場合には、吐出口35の周辺が熱くなるためにインク中の溶存気泡の発生が多い。さらに、インクを吐出する際に用いられる気泡の一部が消泡せずにフィルター下液室34まで浮遊することにより、インクの吐出に伴ってフィルター下液室34に気泡が溜まっていく場合もある。図4に、熱エネルギーを利用してインクを吐出する方式における、インク滴の吐出回数と、発生する気泡量との関係を示す。図4に示すように、インク滴の吐出回数に比例して気泡が溜まっていく。
フィルター下液室34に気泡が溜まっていく過程について、図5(a)及び図5(b)を参照して説明する。図5(a)に、記録ヘッド30の回復動作からある程度経過した、ある時点における記録ヘッド30内のインク量及び蓄積した気泡の領域を示す。回復動作を行った後からこの時点までに気泡の体積は増加しているため、インクの液面P2が、回復動作を行った直後の液面P1と比べて下降している。この新たに蓄積した気泡量は、図4に示した関係の式を用いて、前回の回復動作を行った後に、記録ヘッド30が吐出したインク滴の吐出回数をインクの種類ごとにカウントすることによって、推測することが可能である。
次に、図5(b)に、図5(a)に示した状態から、ある記録ジョブ(所望の画像等を記録するための一連の記録動作)を1回経た後における、記録ヘッド30内のインク量及び蓄積した気泡の領域を示す。図5(a)に示した状態の気泡領域の体積と、図5(b)に示した状態の気泡領域の体積との差分が、記録ジョブによって生じた気泡領域の体積である。記録ジョブによって生じた気泡領域の体積は、記録ジョブから求まるインク滴の吐出回数と、図4に示した関係の式を用いて推測することが可能である。
そして、記録動作前のフィルター下液室34のインク量に相当する体積が、記録ジョブによる記録動作を行うことで生じる気泡の体積未満となる場合がある。この場合には、記録動作中にフィルター下液室34が気泡で充満して記録動作中に吐出不良が発生してしまう可能性があるといえる。
そのため、記録動作前のフィルター下液室34のインク量に相当する体積が、記録ジョブによる記録動作を行うことで生じる気泡の体積未満となる場合には回復動作を行うことで、記録動作の中断を防止することができる。
図6に、実施形態のインクジェット記録装置1の制御回路のブロック図を示す。図6に示すように、操作パネル100上には、操作用のキー及び表示パネルが配されている。操作パネル制御部101は、操作パネル100上のキーの状態を監視し、操作されたキーによって適切な制御コマンドを、CPU103を含む、インクジェット記録装置1の制御回路に対して送信する。また、表示パネルに表示する文字列を作成し、表示パネルの制御を行う。また、表示パネル上には、ユーザがキー入力可能な操作用のキーが配されており、この操作用のキーを用いてエラー発生状態からの回復処理の開始等、インクジェット記録装置1に対する動作の指定を入力することが可能にされている。
インターフェース104は、インクジェット記録装置1とホストコンピュータ105を接続し、ホストコンピュータ105から記録ジョブを受信したり、ステータスを送信したりする機能を有している。インターフェース104は、ホストコンピュータ105とのデータ送受信用通信ポートとして動作する。制御回路は、バス106によって、CPU103とその他の装置を接続する機能を有する。不揮発性メモリ102は、各種情報を保存記憶している記憶素子であり、電力の供給が断たれても記憶した情報を保持し続けることが可能である。各種情報の中には、各インクタンクのインク消費量や、廃インクタンクの廃インク量、不吐出ノズルの本数、各色の記録ヘッドに蓄積した気泡量、等の情報が含まれる。
モータードライバ107は、インクジェット記録装置1の記録動作を行うためのキャリッジモーター(記録ヘッド30を動作させる)、紙送りモーター(記録用紙を動かし、給紙、排紙を行う)等のモーター類を制御するための制御部である。また、モータードライバ107は、回復モーター(クリーニング機構や吸引キャップ40を動作させる)を制御する。
記録ヘッド30は、複数の吐出口から記録用紙にインクを吐出して画像を記録する機能を有する。交換式ヘッドの場合、ヘッドごとに固有のヘッドIDを有し、記録ヘッド30が交換されたか否かは、このIDを比較することで判定できる。また、各記録ヘッド30には、ヘッドランク(ヘッド内部部材の発熱量)、温度センサ補正値(記録ヘッド30内部の温度を示すセンサのバラツキの補正値)等の個体差があり、これらはインクジェット記録装置1の初期化動作の際にチェックされる。
RAM(Random Access Memory)109は、電力が供給されている間のみ情報を保持できる記録装置であり、電力の供給が断たれると保持している情報が消滅してしまう。ROM(Read Only Memory)110は、読み出しのみ可能な記憶素子で、インクジェット記録装置1の制御プログラムが記録されており、これをCPU103が参照して制御動作を行う。
以下に、制御回路の動作状況を説明する。制御回路のCPU103は、ROM110から制御プログラムを読み出し、制御プログラムに従って各制御装置の制御を実行する。インターフェース104は、ホストコンピュータ105から記録ジョブを受信し、RAM109に書き込む。RAM109に書き込まれたデータに基づいてCPU103は、モータードライバ107、記録ヘッド30の制御を行い、記録用紙上に記録データを記録する。その際、記録ジョブの先頭に記録サイズに関する情報を付与しておくことで、CPU103は、その情報に基づいて記録開始前に必要な処理を行うことが可能となる。
そして、本実施形態では、インク量の算出、発生する気泡の体積の予測は、上述したCPU103を含む制御回路により行われる。すなわち、制御回路は、フィルター下液室34のインク量を取得する取得手段として機能すると共に、入力された記録ジョブに基づいてフィルター下液室34内に発生する気泡の体積を予測する予測手段として機能する。また、制御回路は、フィルター下液室34のインク量を取得したインク量の体積が、入力された記録ジョブに基づいて予測された、フィルター下液室34に発生する気泡の体積未満である場合に、回復ユニット7による回復動作を行うように制御を行う。
次に、図7を用いて、回復動作を行うか判断するシーケンスを具体的に説明する。インクジェット記録装置1が記録ジョブを受信したとき(ステップS1)、まずインクジェット記録装置1は、各色の記録ヘッド30について、既に蓄積されている気泡量(気泡の体積)を算出する(ステップS2)。具体的には、上述したように最後に回復動作を行った後から、その時点までの間に、記録ヘッド30から吐出されたインク滴の吐出回数に基づいて、図4に示した関係の式を用いることにより、気泡量を算出することができる。なお、記録ジョブが終了する度に、記録ヘッド30に蓄積された気泡量を算出して、算出結果を不揮発性メモリ102に保存しておき、その値を参照して気泡量の値を取得してもよい。
次に、蓄積された気泡量に基づいて、気泡量が最も多かった色の記録ヘッド30についてのフィルター下液室34のインク量を算出する(ステップS3)。
続いて、ステップS1で受信した記録ジョブを用いて記録動作を行った際に発生する気泡の体積を予測する(ステップS4)。具体的には図4に示した関係の式を参照して、記録ジョブから求まるサイズの記録媒体にインクduty100%(記録率100%)で記録を行う場合の吐出回数に応じた値を、気泡の体積として算出する。
次に、ステップS2で算出したフィルター下液室34のインク量の体積が、ステップS4で求めた気泡の体積以上であるかを判断する(ステップS5)。フィルター下液室34のインク量の体積が、記録ジョブから算出される気泡の体積以上である場合には、フィルター下液室34内が気泡で充満して不吐が発生する可能性はないため回復動作を行わずに、そのまま記録を開始する(ステップS6)。一方、フィルター下液室34インク量の体積が、記録ジョブから算出される気泡の体積未満である場合がある。この場合には、当該記録ジョブの記録動作中にフィルター下液室34内が気泡で充満して大規模な不吐出が発生する可能性があるので、記録開始前に回復動作を行う(ステップS7)。
このように回復動作を行うかを判断することにより、必要なときにのみに回復動作を行うことができる。つまり、記録動作中に不吐出が発生することを防止することができ、かつ、必要以上に回復動作を行うことによる記録のスループットの低下を防止することができる。
また図7に示すステップS4で気泡量を予測する際に、その記録ジョブで行う記録サイズをインクduty100%で記録した場合に発生する気泡の体積を用いたが、これに限定されるものではない。気泡量を予測する際に、記録ジョブから当該記録ジョブの画像を実行した場合の吐出回数を求め、その吐出回数で発生する気泡の体積を用いてもよい。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係る記録ヘッド30の構成について、図8を参照して説明する。第1の実施形態では、インク量を記録ヘッド30からのインク吐出数から算出する場合を示した。これに対して、第2の実施形態では、フィルター下液室34の内部に、導電性の針状部材としての検出ピン37を有するインク量検出手段として用いられるインク量検出部が設けられており、これによりインク量を検出する場合を示す。
インク量検出部は、複数の検出ピン37(電極)の間の通電を検出する手段としてのセンサ(不図示)を有しており、センサが、上述したCPU103に電気的に接続されている。検出ピン37は、電気伝導性を有する3本の第1ピン37a、第2ピン37b及び第3ピン37cを含んでおり、第1ピン37a、第2ピン37b及び第3ピン37cが、インク貯留部としてのフィルター下液室34に挿入されている。インク量検出部は、インクが導電性を有することを利用して、第1ピン37aと第3ピン37cとの間、及び第2ピン37bと第3ピン37cとの間に、電圧を印加した際に通電するか否かで判定している。
図8に示す状態では、第1ピン37aがインクに浸っていないので、第1ピン37aと第3ピン37cとの間は通電しないが、第2ピン37bと第3ピン37cがインクの中に浸っているので、第2ピン37bと第3ピン37cとの間は通電する。すなわち、この場合には両方の検出ピンの下端の位置よりも上であって第1ピン37aの下端の位置よりも下にインクの液面が位置していると判定できる。また、第1ピン37aと第3ピン37cとの間および、第2ピン37bと第3ピン37cとの間の両方で通電しない場合には、第2ピン37bおよび第3のピン37cの下端の位置よりも少ない量のインクしか残っていないと判定できる。さらに、第1ピン37aと第3ピン37cとの間および、第2ピン37bと第3ピン37cとの間の両方で通電する場合には、第1ピン37aの下端の位置の上にインクの液面が位置していると判定できる。
ここで、第1ピン37aと第3ピン37cとで通電が検出できる最低のインク量を第1の閾値とし、第2ピン37bと第3ピン37cとで通電が検出できる最低のインク量を第2の閾値とする。第1の閾値のインク量は、インクジェット記録装置1で記録可能な最大記録サイズの全域をインクduty100%で記録したときに、発生すると予測される気泡の体積に相当している。また、第2の閾値は、インクジェット記録装置1にて、より一般的に使用される記録サイズの記録用紙をインクduty100%で記録したときに、発生すると予測される気泡の体積に相当している。
ここで、一般的に使用される記録サイズの記録用紙とは、四角形の記録用紙において、短辺の寸法と、長辺の寸法とで規定される。この記録サイズは、短辺が、そのインクジェット記録装置1で記録可能な、記録ヘッド30の走査方向の最大記録幅と等しい長さとし、長辺が短辺の1.29倍以上である任意の長さとする。つまり、第2の閾値は、短辺が、そのインクジェット記録装置1で記録可能な、記録ヘッド30の走査方向の最大記録幅と等しい長さの短辺と、短辺の1.29倍以上である任意の長さの長辺とで規定される記録サイズに基づいている。
つまりフィルター下液室34のインクの液面が、第1検出ピン37aの下端の位置を下回っている場合には、条件に応じて回復動作を実行する。一方、インクの液面が、第1検出ピン37aの下端の位置より多い場合には、記録装置で無条件に記録が保証できる最大の記録サイズの記録動作も可能であるため、回復動作は行わない。
図9に、第2の実施形態において、記録開始前に回復動作を行うか否かを判定するシーケンスを示す。図9に示すように、インクジェット記録装置1が記録ジョブを受信したとき(ステップS11)、その記録ジョブで行う記録サイズが、所定の大きさ以上であるか否かを判定する(ステップS12)。ここで、所定の大きさの記録サイズとは、一般的に使用される記録用紙の記録サイズとする。
記録ジョブで行う記録サイズが所定の大きさ以上である場合には、続いて、記録ヘッド30内のインク量が第1の閾値以上であるか否かを、各色の記録ヘッド30について判定する(ステップS13)。判定するためには検出ピン37を用いる。インク量が第1の閾値以上である場合には、どのような記録サイズの記録においても記録動作途中にインクが吐出できなくなることは無いので、回復動作を行わずに、そのまま記録動作を開始する(ステップS15)。一方、インク量が第1の閾値未満である場合には、記録動作途中にインクが吐出できなくなる可能性があるので、ステップS16に示すようにインク回復動作を行った後に、記録を開始する(ステップS15)。
また、ステップ12において、記録ジョブで行う記録サイズが所定の大きさ未満である場合には、続いて、フィルター下液室34のインク量が第2の閾値以上であるか否かを、各色の記録ヘッド30について判定する(ステップS14)。判定するときには検出ピン37を用いる。ステップS14でインク量が第2の閾値以上である場合には記録動作途中にインクが吐出できなくなることは無いので、回復動作を行わずに、そのまま記録を開始する(ステップS15)。一方、ステップS14でインク量が第2の閾値未満となる場合には、記録動作途中にインクが吐出できなくなる可能性があるので、ステップS16に示すように回復動作を行った後に、記録を開始する(ステップS15)。
このように回復動作を行うかを判断することにより、必要なときにのみに回復動作を行うことができる。つまり、記録動作中に不吐出が発生することを防止することができ、かつ、必要以上に回復動作を行うことによる記録のスループットの低下を防止することができる。
さらに、インク量が閾値を超えているか否かの判定を、記録ジョブの受信とほぼ同時に行うことができるので、回復動作の要否の判定に要する時間が短縮することができる。
なお、本実施形態においては、2つの閾値を用いた例を示したが、検出ピンの数を増やして3以上の閾値を用いて判断してもよい。また、本実施形態で説明したようにインク量の閾値を検出するために安価な検出ピンを用いることによって、製造コストを低減しつつもフィルター下液室34内のインク量を正確に把握することができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態に係る記録ヘッド30の構成について、図10を参照して説明する。第3の実施形態と、図8に示した記録ヘッド30との違いは、検出ピン37が2本の検出ピン37b、37cのみから構成されており、インク残量を1点しか検出できない点にある。図10に示すように、一対の第2ピン37bと第3ピン37cで通電が検出できる最低のインク量を第2の閾値とする。第2の閾値は、インクジェット記録装置1にて、より一般的に使用される記録サイズの記録用紙をインクduty100%で記録したときに、発生すると予測される気泡の体積に相当している。また第1の閾値のインク量は、インクジェット記録装置1で記録可能な最大記録サイズの全域をインクduty100%で記録したときに、発生すると予測される気泡の体積に相当している。
図11に、第3の実施形態に係る、記録開始前に回復動作を行うか否かを判定するシーケンスを示す。図11に示すように、インクジェット記録装置1が記録ジョブを受信したとき(ステップS21)、まず、その記録ジョブで行う記録サイズが所定の大きさ以上であるか否かを判定する(ステップS22)。所定の大きさの記録サイズとは、一般的に使用される記録用紙の記録サイズとする。記録サイズが所定の大きさ以上である場合は、続いて、記録ヘッド30内に蓄積された気泡量を、各色の記録ヘッド30について算出する。算出方法は上述した通り、最後に回復動作を行った後(前回の回復動作)から、その時点までに記録ヘッド30が吐出したインク滴の吐出回数と、図4に示した関係の式を用いて算出する。
そして、算出された気泡量をから求まるフィルター下液室34のインク量が、第1の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS24)。インク量が第1の閾値以上である場合には、どのようなサイズの記録においても記録動作途中にインクが吐出できなくなることは無いので、そのまま記録を開始する(ステップS26)。一方、インク量が第1の閾値未満である場合には、記録動作中にインクが吐出できなくなる可能性があるので、ステップS27に示すように回復動作を行った後に、記録を開始する(ステップS26)。また、ステップS22にて記録サイズが閾値未満である場合には、続いて、記録ヘッド30内のインク量が第2の閾値以上であるか否かを、各色の記録ヘッド30について判定する(ステップS25)。判定するときには検出ピン37を用いる。インク量が第2の閾値以上である場合には、どのような記録サイズの記録を行う場合においても、記録動作途中でインクが吐出できなくなることが無いので、インク補充を行わずに、そのまま記録を開始する(ステップS26)。一方、インク量が第2の閾値未満である場合には、記録動作途中にインクが吐出できなくなる可能性があるので、ステップS27に示すように回復動作を行った後に、記録を開始する(ステップS26)。
このように、第3の実施形態は、記録動作中に不吐出が発生することを防止することができ、かつ、必要以上に回復動作を行うことによる記録のスループットの低下を防止することができる。さらに、第2の実施形態に比べて、使用する検出ピン37の本数を1本減らすことができるので、製造コストを低減することができる。
1 インクジェット記録装置
10 インクタンク
20 インク供給チューブ
30 記録ヘッド
34 フィルター下液室
35 吐出口

Claims (8)

  1. インクを吐出する複数の吐出口からなる吐出口列と、前記吐出口列から吐出するインクを貯留する貯留部とを備えた記録ヘッドと、
    前記貯留部のインク量を取得する取得手段と、
    前記記録ヘッドを回復する回復手段と、
    入力された記録ジョブに基づいて、前記貯留部内に発生する気泡の体積を予測する予測手段と、
    前記取得手段で取得されたインク量の体積が、前記予測手段で予測された気泡の体積未満である場合に、前記回復手段による回復動作を行うように制御する制御手段と、を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 各吐出口は、電気熱変換素子の発生する熱エネルギーによりインクを吐出することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記回復手段は、前記複数の吐出口を介して前記記録ヘッド内を吸引した後に、インクを供給することにより前記記録ヘッドを回復することを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記予測手段は、入力された記録ジョブから求まる記録サイズの記録媒体に、記録率100%で記録を行った場合の吐出回数に基づいて、発生する気泡の体積を予測することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記予測手段は、入力された記録ジョブの画像を記録した際に吐出される吐出回数に基づいて、前記貯留部内に発生する気泡の体積を予測することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記取得手段は、前回の回復動作を行ってからのインクの吐出回数に基づいて前記貯留部内のインク量を取得することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記取得手段は、前記貯留部内に設けられたインク量検出手段に基づいて前記貯留部内のインク量を取得することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記インク量検出手段は、一対の電極の間に電圧を印加した際に通電するか否かを判定することで前記貯留部内のインク量を取得することを特徴とする請求項7に記載のインクジェット記録装置。
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