JP2004230579A - インクジェットプリンタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係るインクジェットプリンタ1は、温度上昇に伴い低粘性化するインクを吐出する記録ヘッド7〜10と、記録ヘッド7〜10の内部のインクの温度を検出する温度センサ(図示略)と、記録ヘッド7〜10の内部のインクを加熱するヒータ(図示略)と、前記温度センサの検出結果に基づき前記ヒータを制御する制御部(図示略)と、記録ヘッド7〜10からのインクの空吐出を受けたり記録ヘッド7〜10からインクを吸引したりして記録ヘッド7〜10のメンテナンスをおこなうメンテナンス機構30と、を備えている。そして、メンテナンス機構30による記録ヘッド7〜10のメンテナンス時において、前記制御部が前記温度センサの検出結果に基づき前記ヒータを制御した状態で、記録ヘッド7〜10の内部のインクが空吐出されたり吸引されたりする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はインクジェットプリンタに係り、特に記録ヘッドのメンテナンスを行う際に用いられる構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ワードプロセッサ,パーソナルコンピュータ等に接続される記録端末として、ドットインパクトプリンタ,インクジェットプリンタ,レーザプリンタ,熱転写式プリンタ,熱昇華式プリンタ等の種々のプリンタが開発されている。中でも、インクジェットプリンタは、他の方式のプリンタに比べ、記録時の音が静かであること、色彩豊かな記録を容易かつ安価におこなえること等の利点を有するため、プリンタの主流となっている。
【0003】
このようなインクジェットプリンタには、多数のオリフィス(ノズル)を有する記録ヘッドが配設されており、インクジェットプリンタは、画像信号に基づき記録ヘッドの各ノズルからインクを微小な液滴として記録媒体に向かって吐出し画像を記録している。ここで、各ノズルから吐出されるインクは温度変化に伴いその粘性が変化する(温度下降に伴い粘性が高くなる)ため、画像記録時においては記録ヘッドに供給する前の段階で予めインクの温度を安定化(上昇)させてから供給チューブを介してインクを記録ヘッドに供給し、画像記録時には常に、各ノズルからインクを円滑に吐出することができるようになっている(例えば特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特許第3026558号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、通常のインクジェットプリンタでは、画像記録時において記録ヘッドの各ノズルの内部及び先端部でインクが乾燥して吐出不良又は不吐出(目詰まり)が発生するのを防止するため、画像の記録をおこなわない非記録時において定期的に各ノズルからインクを吸引したり空吐出したりして記録ヘッドのメンテナンスがおこなわれているが、上記特許文献1に示すように、記録ヘッドに供給する前の段階でインクの温度を上昇させる構成では、記録ヘッドのメンテナンス時において、インクは、記録ヘッドを通じて各ノズルから吸引又は空吐出されるまでの間に温度が下降して粘性が高くなる可能性がある。この場合、画像記録時の目詰まりを防止するためにメンテナンスをおこなっているにもかかわらず、このメンテナンスの際に各ノズルでインクの目詰まりを発生させる可能性がある。
【0006】
本発明の課題は、記録ヘッドのメンテナンス時の目詰まりを防止できるインクジェットプリンタを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため請求項1に記載の発明のインクジェットプリンタは、
温度上昇に伴い低粘性化するインクを吐出する記録ヘッドと、
前記記録ヘッドの内部の前記インクの温度を検出する温度センサと、
前記記録ヘッドの内部の前記インクを加熱するヒータと、
前記温度センサの検出結果に基づき前記ヒータを制御する制御部と、
前記記録ヘッドからの前記インクの空吐出を受けたり前記記録ヘッドから前記インクを吸引したりして前記記録ヘッドのメンテナンスをおこなうメンテナンス機構と、
を備え、
前記制御部が前記温度センサの検出結果に基づき前記ヒータを制御した状態で、前記メンテナンス機構による前記記録ヘッドのメンテナンスがおこなわれることを特徴とする。
【0008】
請求項1に記載の発明では、制御部がヒータを制御した状態で記録ヘッドのメンテナンスがおこなわれるため、記録ヘッドのメンテナンス時においては、記録ヘッドの内部のインクは、制御部により加熱制御された状態で記録ヘッドから空吐出されたり吸引されたりして吐き捨てられる。従って、記録ヘッドを通じて各ノズルから吸引されたり空吐出されたりするまでの間にインクの温度が下降することも無く、インクの粘度を充分に低下させた状態で記録ヘッドからインクを吐き捨てることができる。これにより記録ヘッドのメンテナンス時の目詰まりを防止できる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記記録ヘッドに接続されるとともに、前記記録ヘッドに供給される前記インクが流通する供給チューブを備え、
前記供給チューブには、前記供給チューブの内部の前記インクを加熱する加熱手段が配設されていることを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載の発明では、供給チューブに加熱手段が配設されているので、供給チューブの内部のインクを加熱して粘度を低下させることができる。従って、記録ヘッドのメンテナンス時において記録ヘッドから空吐出されたり吸引されたりして吐き捨てられるインクが、記録ヘッドの内部のみならず供給チューブの内部にまで及んだとしても、供給チューブの内部のインクは加熱手段により加熱されて粘度が低下した状態で記録ヘッドに流出するため、このインクが原因となって目詰まりが発生することはない。これにより、記録ヘッドのメンテナンス時の目詰まりを確実に防止できる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、
請求項2に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記加熱手段は、前記供給チューブの両端部のうち前記記録ヘッドに接続される側の端部に配設されていることを特徴とする。
【0012】
請求項3に記載の発明では、加熱手段が供給チューブの両端部のうち記録ヘッドに接続される側の端部に配設されているので、供給チューブの内部のインクは記録ヘッドに接続される側で加熱手段により加熱される。従って、記録ヘッドのメンテナンス時において記録ヘッドから空吐出されたり吸引されたりして吐き捨てられるインクが、記録ヘッドの内部のみならず供給チューブの内部にまで及んだとしても、供給チューブの内部のインクは記録ヘッドに接続される側で加熱手段により加熱されて低粘性化され、その低粘性化したインクが記録ヘッドに流出するため、供給チューブの内部のインクが原因となって目詰まりが発生することはない。これにより、記録ヘッドのメンテナンス時の目詰まりをより確実に防止できる。
【0013】
請求項4に記載の発明は、
請求項1〜3のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記インクは、紫外線の被照射により硬化しかつ一成分としてカチオン重合性化合物を含むカチオン重合系インクであることを特徴とする。
【0014】
請求項4に記載の発明では、インクがカチオン重合系インクであるので、低照度の紫外線によりインクを硬化させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明に係るインクジェットプリンタの実施形態について説明する。ただし、発明の範囲は図示例に限定されない。
【0016】
[第一の実施の形態]
始めに図1〜図4を参照しながらインクジェットプリンタの第一の実施形態について説明する。
図1は、第一の実施形態におけるインクジェットプリンタ1の全体構成を示す斜視図である。
【0017】
図1に示す通り、インクジェットプリンタ1は、記録媒体に対して画像の記録動作をおこなう部分として画像記録部2を有しており、画像記録部2には記録媒体に画像を記録するための複数の各種記録系部材が配設されている。画像記録部2は一部、左右側面が多角形状を有しかつ左右方向に延在する長尺な筐体3で覆われている。筐体3の前側には、画像記録部2のほとんどを露出させるような開口部3aが設けられており、筐体3の後側には、記録媒体を筐体3の内部に送り込むためのスリット状の搬入口(図示略)が設けられている。
【0018】
画像記録部2には、左右方向に延在する長尺状でかつ平板状のプラテン4が配設されている。プラテン4は、記録媒体を非記録面(記録面の反対側の面)から平板状に支持するものである。
【0019】
図1では、画像を記録すべき記録媒体を省略しているが、記録媒体は、筐体3の後側に設けられた搬入口から送り込まれ、筐体3の内部に配設された搬送機構(図示略)によってプラテン4により非記録面を支持された状態で筐体3の内部を後方から前方へ通過し、筐体3の外部に搬出されるようになっている。つまり、記録媒体は、筐体3の内部に配設された搬送機構により筐体3の内部(の画像記録部2)を通過するように搬送方向Aに沿って搬送される。
【0020】
プラテン4の上方には、筐体3の内部において左右方向に延在する長尺なガイド部材5が配設されている。ガイド部材5にはキャリッジ6が支持されている。キャリッジ6は、ガイド部材5によりガイド・支持された状態で左右方向に延びる走査方向Bに沿って移動自在とされている。
【0021】
ここで、図2を参照しながらキャリッジ6とキャリッジ6に搭載される部材との構成についてさらに説明する。
図2はキャリッジ6の概略構成を示す斜視図である。
【0022】
図2に示す通り、キャリッジ6は、左右方向に延在するガイド部材5に対して前後に跨った状態でガイド部材5により支持されている。キャリッジ6の前側には、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)の各プロセスカラーのインクを吐出する4つの記録ヘッド7〜10が一列に並んで搭載されている。各記録ヘッド7〜10の下面には、複数のノズル(図示略)がそれぞれ配列されており、各記録ヘッド7〜10の内部には、インクの温度を検出する温度センサ7a〜10a(図3参照)とインクを加熱するヒータ7b〜10b(図3参照)とが配設されている。温度センサ7a〜10a及びヒータ7b〜10bは、図3に示す通り、インクジェットプリンタ1の各部の動作を制御する制御部25にそれぞれ接続されている。
【0023】
一方、キャリッジ6の後側には、Y,M,C,Kの各プロセスカラーのインクを一時的に貯留する4つのサブタンク13〜16が一列に並んで搭載されている。各サブタンク13〜16は上下に昇降自在とされており、各サブタンク13〜16の内部に貯留されたインクの液面の高さ位置を自在に調整することができるようになっている。また、各サブタンク13〜16の上部には、インクを供給するための供給口13a〜16aがそれぞれ配設されている。
【0024】
上記記録ヘッド7〜10と上記サブタンク13〜16との間には、遮光性を有する4本の供給チューブ17〜20がY,M,C,Kのインクの色毎にそれぞれ架設されており、各サブタンク13〜16に一時的に貯留されたインクが色毎にそれぞれ供給チューブ17〜20を介して記録ヘッド7〜10に供給されるようになっている。供給チューブ17〜20の両端部のうち記録ヘッド7〜10に接続される側の端部には、加熱手段としての電熱線17a〜20aがコイル状に巻回されており、各供給チューブ17〜20は、熱伝導率の高いステンレス等の材料から構成されている。上記各電熱線17a〜20aは、図3に示す通り上記制御部25に接続されている。このような構成において、制御部25により制御された状態で各電熱線17a〜20aに一定の電流が流れると、各電熱線17a〜20aが発熱してその熱が供給チューブ17〜20に伝導し、さらに供給チューブ17〜20の内部のインクに伝導するようになっている。
【0025】
上記構成を具備するキャリッジ6の前側においてはさらに、図1に示す通り、記録ヘッド7〜10の左右両側に、紫外線を下方に向けて照射する紫外線光源11,12がそれぞれ搭載されている。具体的に紫外線光源11,12としては、低圧水銀ランプ,紫外線レーザ,キセノンフラッシュランプ,捕虫灯,ブラックライト,殺菌灯,冷陰極管,LED高圧水銀ランプ,メタルハライドランプ,無電極紫外線ランプ等が適用可能であり、これら以外の光源が適用されてもよい。
【0026】
また画像記録部2の図1中左側には、記録ヘッド7〜10のメンテナンス処理(詳細は後述する。)とサブタンク13〜16へのインク供給処理(詳細は後述する。)とをおこなう部分としてホームポジション部50が配設されている。ホームポジション部50には、Y,M,C,Kの各プロセスカラーのインクを貯留する4つのメインタンク21〜24が配設されている。各メインタンク21〜24には、上記4つのサブタンク13〜16よりも大容量のインクが貯留されている。また各メインタンク21〜24の下部には、上下に伸縮自在な供給管21a〜24aがそれぞれ配設されている。
【0027】
さらにホームポジション部50には、各記録ヘッド7〜10のメンテナンスをおこなうためのメンテナンス機構30が配設されている。メンテナンス機構30には4つのキャップ部材31〜34が配設されており、これら各キャップ部材31〜34には吸引ポンプ35〜38が1つずつ連結されている。
【0028】
図1では、ホームポジション部50が外部に露出した状態で図示されているが、ホームポジション部50及びこの位置に配設される部材(メインタンク21〜24、メンテナンス機構30等)は筐体3により覆われて遮光されている。
【0029】
また図1に示す通り、インクジェットプリンタ1では画像記録部2の下部が逆T字状の2本の脚部40,40により支持されている。各脚部40間には画像記録部2、ホームポジション部50等に配設された各種部材の自重を強固に支持するための2本の補強部材41,41が架け渡されており、各脚部40の下部には2個のキャスタ42,42がそれぞれ配設されている。このような構成により、画像記録部2及びホームポジション部50を含むインクジェットプリンタ1は前後方向又は左右方向に移動自在となっている。
【0030】
次に、本第一の実施形態に用いられる「インク」について説明する。
本第一の実施形態に用いられるインクは、紫外線の被照射により硬化する性質を具備する光硬化型インクであって、主成分として、重合性化合物(公知の重合性化合物を含む。)、光開始剤及び色材を含み、さらには30℃において10〜500m・Paの粘度を有し温度上昇に伴い粘性が低下するものである。
【0031】
上記光硬化型インクは、重合性化合物として、ラジカル重合性化合物を含むラジカル重合系インクとカチオン重合性化合物を含むカチオン重合系インクとに大別されるが、その両系のインクが本第一の実施形態に用いられるインクとしてそれぞれ適用可能であり、ラジカル重合系インクとカチオン重合系インクとを複合させたハイブリッド型インクを本第一の実施形態に用いられるインクとして適用してもよい。
【0032】
なお、本第一の実施形態に用いられるカチオン重合系インクは、具体的に、オキセタン化合物,エポキシ化合物,ビニルエーテル化合物等のカチオン重合性化合物と、光カチオン開始剤と、色材とを少なくとも含む混合物であり、当然紫外線の被照射により硬化する性質を具備するものである。
【0033】
ところで、本第一の実施形態に用いられるインク(ラジカル重合系インク,カチオン重合系インク及びハイブリッド型インクを含む。)は、上記の通り、紫外線の被照射により硬化するものであるが、必ずしもこれには限定されず、紫外線以外の光の被照射により硬化するものであってもよい。ここでいう「光」とは、広義の光であって、紫外線,電子線,X線,可視光線,赤外線等の電磁波を含むものである。つまり、本第一の実施形態に用いられるインクには、紫外線以外の光で重合して硬化する重合性化合物と、紫外線以外の光で重合性化合物同士の重合反応を開始させる光開始剤とが適用されてもよい。紫外線以外の光で硬化する光硬化型のインクを本第一の実施形態に用いられるインクとして用いる場合は、図1に示す紫外線光源11,12に代えてその光を照射する光源を適用しなければならない。本第一の実施形態では、インクに照射する光として紫外線を例示し、紫外線を照射する光源として上記紫外線光源11,12を例示している。
【0034】
次に、本第一の実施形態に用いられる「記録媒体」について説明する。
本第一の実施形態に用いられる記録媒体としては、通常のインクジェットプリンタに適用される普通紙,再生紙,光沢紙等の各種紙,各種布地,各種不織布,樹脂,金属,ガラス等の材質からなる記録媒体が適用可能である。記録媒体の形態としては、ロール状、カットシート状、板状等が適用可能である。
【0035】
特に、本第一の実施形態で用いられる記録媒体として、所謂軟包装に用いられる透明又は不透明な非吸収性の樹脂製フィルムが適用できる。樹脂製フィルムの具体的な樹脂の種類として、ポリエチレンテレフタレート,ポリエステル,ポリオレフィン,ポリアミド,ポリエステルアミド,ポリエーテル,ポリイミド,ポリアミドイミド,ポリスチレン,ポリカーボネート,ポリ−ρ−フェニレンスルフィド,ポリエーテルエステル,ポリ塩化ビニル,ポリ(メタ)アクリル酸エステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン等が適用可能であり、さらには、これら樹脂の共重合体、これら樹脂の混合物、これら樹脂を架橋したもの等も適用可能である。中でも、樹脂製フィルムの樹脂の種類として、延伸したポリエチレンテレフタレート,ポリスチレン,ポリプロピレン,ナイロンのいずれかを選択するのが、樹脂製フィルムの透明性・寸法安定性・剛性・環境負荷・コスト等の面で好ましく、2〜100μm(好ましくは6〜50μm)の厚みを有する樹脂製フィルムを用いるのが好ましい。また、樹脂製フィルムの支持体の表面にコロナ放電処理、易接着処理等の表面処理を施してもよい。
【0036】
さらに、本第一の実施形態に用いられる記録媒体として、樹脂により表面を被覆した各種紙,顔料を含むフィルム,発泡フィルム等の不透明な公知の記録媒体も適用可能である。
【0037】
次に、インクジェットプリンタ1の動作について説明する。
インクジェットプリンタ1の画像記録動作中において画像記録部2では、筐体3の内部に配設された搬送機構が作動して、筐体3の搬入口に送り込まれた記録媒体が、プラテン4により非記録面を支持された状態で筐体3の内部を後方から前方へ通過し、搬送方向Aに沿って搬送される。この状態において、キャリッジ6が作動して記録媒体の直上を走査方向Bに沿って往復移動し、キャリッジ6に搭載されている記録ヘッド7〜10、紫外線光源11,12等の部材がキャリッジ6の往復移動に追従する。
【0038】
そして、キャリッジ6の往路又は復路に沿う移動中に記録ヘッド7〜10が各ノズルから記録媒体の記録面に向かってインクを微小な液滴として吐出する。このとき、制御部25は、各温度センサ7a〜10aの検出結果に基づきヒータ7b〜10bを制御しており、各記録ヘッド7〜10の内部のインクが、所定温度に加熱されて記録ヘッド7〜10の各ノズルから微小な液滴として吐出されるようになっている。また、各サブタンク13〜16の内部に貯留されたインクの液面の高さ位置が常に、記録ヘッド7〜10のノズルの高さ位置よりもやや低くなるように調整されており、記録ヘッド7〜10の各ノズルからインクが吐出されると、各ノズルでの毛細管現象によりサブタンク13〜16からインクが吸い上げられ、吸い上げられたインクが供給チューブ17〜20を経由して記録ヘッド7〜10へと安定的に供給されるようになっている。
【0039】
さらに、キャリッジ6の移動中に2つの紫外線光源11,12が点灯する。特に、キャリッジ6が図1中の左から右へと移動している最中には紫外線光源11が点灯し、キャリッジ6が図1中右から左へと移動している最中には紫外線光源12が点灯する。つまり、キャリッジ6の移動方向の記録ヘッド7〜10よりも後側の紫外線光源11(又は12)が点灯する。これにより、各記録ヘッド7〜10から吐出されたインクは記録媒体に着弾した直後に紫外線が照射されて即座に硬化し、記録媒体の記録面上に定着する。
【0040】
以降、インクジェットプリンタ1が上記の各動作を繰り返し、各プロセスカラーの複数のドットからなる所望の画像が記録媒体の記録面に順次記録される。
【0041】
さらにインクジェットプリンタ1では、所定数の画像が記録される毎にキャリッジ6がホームポジション部50に移動し、ホームポジション部50において各サブタンク13〜16へのインク供給処理と各記録ヘッド7〜10のメンテナンス処理とが略同時におこなわれる。
【0042】
図4は、各メインタンク21〜24からサブタンク13〜16へのインク供給処理を説明するための図面である。
具体的にインク供給処理では、図4(a)に示す状態(キャリッジ6がホームポジション部50に移動する前の状態)においてキャリッジ6がホームポジション部50に移動すると、図4(b)に示す通り各メインタンク21〜24の下方に4つのサブタンク13〜16がそれぞれ配置される。そして、メインタンク21〜24の各供給管21a〜24aが下方に伸びて、4つのサブタンク13〜16の供給口13a〜16aにそれぞれ挿入される。
【0043】
その後、図4(c)に示す通り、各メインタンク21〜24から4つのサブタンク13〜16へとY,M,C,Kの各プロセスカラーのインクがそれぞれ供給される。そして、図4(d)に示す通り、各サブタンク13〜16にそれぞれ所定量のインクが満たされると、4つのメインタンク21〜24の各供給管21a〜24aがそれぞれ上方に縮んで、4つのサブタンク13〜16の供給口13a〜16aから引き出される。
【0044】
一方、メンテナンス処理では、キャリッジ6がホームポジション部50に移動すると、各記録ヘッド7〜10の下面が4つのキャップ部材31〜34にそれぞれ覆われる。この状態において、記録ヘッド7〜10が各ノズルからインクを空吐出するか、4つの吸引ポンプ35〜38が作動して各記録ヘッド7〜10のノズルからインクを吸引するか又はこれらの動作が略同時におこなわれる。
【0045】
このとき、制御部25は、各記録ヘッド7〜10の温度センサ7a〜10aの検出結果に基づき、画像記録時よりも高い温度で発熱するようにヒータ7b〜10bを制御しており、各記録ヘッド7〜10の内部のインクは、画像記録時よりも高い温度に加熱されて吐き捨てられる。例えば、画像記録時においてヒータ7b〜10bが30℃で発熱するように制御されているとすると、メンテナンス時において制御部25は、30℃より高い50〜70℃で発熱するようにヒータ7b〜10bを制御する。これにより、記録ヘッド7〜10の内部のインクは、画像記録時よりもさらに低粘性化された状態に維持されて記録ヘッド7〜10から吐き捨てられる。
【0046】
さらに制御部25は、各供給チューブ17〜20に巻回された電熱線17a〜20aが発熱するように各電熱線17a〜20aを制御しており、これにより各電熱線17a〜20aには一定の電流が流れ、各供給チューブ17〜20の内部のインクは、各記録ヘッド7〜10に流出する直前で加熱される。
【0047】
ここで各電熱線17a〜20aは、上記の通り、供給チューブ17〜20の両端部のうち記録ヘッド7〜10に接続される側の端部に巻回されており、記録ヘッド7〜10から空吐出されたり吸引されたりして吐き捨てられるインクが、記録ヘッド7〜10の内部のみならず供給チューブ17〜20の内部にまで及んだとしても、供給チューブ17〜20の内部のインクは電熱線17a〜20aにより加熱されて粘度が低下した状態で記録ヘッド7〜10に流出するようになっている。
【0048】
そして上記インク供給処理及びメンテナンス処理がそれぞれ終了すると、キャリッジ6がホームポジション部50から画像記録部2に移動し、上記した画像の記録動作が画像記録部2で再開される。
【0049】
以上のようなインクジェットプリンタ1では、記録ヘッド7〜10のメンテナンス処理において記録ヘッド7〜10の内部のインクは、制御部25により加熱制御された状態で記録ヘッド7〜10から空吐出されたり吸引されたりするようになっている。従って、記録ヘッド7〜10を通じて各ノズルから吸引又は空吐出されるまでの間にインクの温度が下降することも無く、インクの粘度を充分に低下させた状態で記録ヘッド7〜10からインクを吐き捨てることができる。これにより記録ヘッド7〜10のメンテナンス時の目詰まりを防止できる。
【0050】
さらにインクジェットプリンタ1では、各電熱線17a〜20aが供給チューブ17〜20の両端部のうち記録ヘッド7〜10に接続される側の端部に配設されているので、記録ヘッド7〜10のメンテナンス時において記録ヘッド7〜10から空吐出されたり吸引されたりして吐き捨てられるインクが、記録ヘッド7〜10の内部のみならず供給チューブ17〜20の内部にまで及んだとしても、供給チューブ17〜20の内部のインクは、記録ヘッド7〜10に接続される側で電熱線17a〜20aにより加熱されて低粘性化され、その後記録ヘッド7〜10に流出するため、供給チューブ17〜20の内部のインクが原因となって記録ヘッド7〜10で目詰まりが発生することはない。これにより、記録ヘッド7〜10のメンテナンス時の目詰まりを確実に防止できる。
【0051】
[第二の実施の形態]
続いて図5〜図6を参照しながらインクジェットプリンタの第二の実施形態について説明する。ただし、本第二の実施形態では、第一の実施形態と同様の構成に上記と同様の符号を付してその詳細な説明を省略し(インク及び記録媒体99を含む。)、第一の実施形態と異なる構成についてのみ説明する。
図5は第二の実施形態におけるインクジェットプリンタ100の全体構成を示す斜視図であり、図6は第二の実施形態における記録ヘッド7〜10と各記録ヘッド7〜10に接続される部材とを示す概略拡大図である。
【0052】
図5に示す通り、インクジェットプリンタ100では、ホームポジション部50にメンテナンス機構30のみが配設されており、画像記録部2を隔てたホームポジション部50の反対側にY,M,C,Kの各プロセスカラーのインクを貯留する4つのメインタンク61〜64が配設されている。
【0053】
さらにインクジェットプリンタ1では、第一の実施形態で示したサブタンク13〜16がキャリッジ6には配設されておらず、図6に示す通り、各記録ヘッド7〜10にL字状の供給チューブ71〜74がそれぞれ接続されている。各供給チューブ71〜74の両端部のうち記録ヘッド7〜10に接続される側の端部には、加熱手段としての電熱線71a〜74aがコイル状に巻回されている。各供給チューブ71〜74は、上記第一の実施形態で示した供給チューブ17〜20と同様のものであって、熱伝導率の高いステンレス等の材料から構成されている。上記各電熱線71a〜74aは、上記第一の実施形態で示した電熱線17a〜20aと同様に、制御部25に接続されている。
【0054】
このような構成において、制御部25により制御された状態で各電熱線71a〜74aに一定の電流が流れると、各電熱線71a〜74aが発熱してその熱が供給チューブ71〜74に伝導し、さらに供給チューブ71〜74の内部のインクに伝導するようになっている。また、各供給チューブ71〜74の両端部のうち記録ヘッド7〜10に接続される側の反対側の端部には、フレキシブルチューブ81〜84の一端部が接続されており、フレキシブルチューブ81〜84の他端部は上記メインタンク61〜64に接続されている。そして、各メインタンク61〜64に貯留されたY,M,C,Kの各プロセスカラーのインクは色毎に、メインタンク61〜64からフレキシブルチューブ81〜84及び供給チューブ71〜74を介して記録ヘッド7〜10に供給されるようになっている。
【0055】
上記構成を備えるインクジェットプリンタ100において、各記録ヘッド7〜10のメンテナンス処理では、上記第一の実施形態と同様に、キャリッジ6がホームポジション部50に移動し、この状態において各記録ヘッド7〜10の内部のインクが画像記録時よりも高い温度に加熱されて吐き捨てられる。
【0056】
さらに各供給チューブ71〜74に巻回された伝熱線71a〜74aも、上記第一の実施形態で示した電熱線17a〜20aと同様に、供給チューブ71〜74の両端部のうち記録ヘッド7〜10に接続される側の端部に巻回されているため、記録ヘッド7〜10から空吐出されたり吸引されたりして吐き捨てられるインクが、記録ヘッド7〜10の内部のみならず供給チューブ17〜20の内部にまで及んだとしても、供給チューブ71〜74の内部のインクは電熱線71a〜74aにより加熱されて粘度が低下した状態で記録ヘッド7〜10に流出するようになっている。
【0057】
以上のようなインクジェットプリンタ100でも、上記第一の実施形態と同様に、記録ヘッド7〜10のメンテナンス処理において記録ヘッド7〜10の内部のインクが、制御部25により加熱制御された状態で記録ヘッド7〜10から空吐出されたり吸引されたりするため、インクの粘度を充分に低下させた状態で記録ヘッド7〜10からインクを吐き捨てることができ、記録ヘッド7〜10のメンテナンス時の目詰まりを防止できる。
【0058】
さらには、上記第一の実施形態と同様に、供給チューブ71〜74には電熱線71a〜74aが巻回されており、メンテナンス処理時においてこれら電熱線17a〜20aが発熱するため、記録ヘッド7〜10から空吐出されたり吸引されたりして吐き捨てられるインクが、記録ヘッド7〜10の内部のみならず供給チューブ71〜74の内部にまで及んだとしても、供給チューブ71〜74の内部のインクは、加熱されて充分に低粘性化された状態で記録ヘッド7〜10に流出して吐き捨てられる。従って、供給チューブ71〜74から記録ヘッド7〜10に流出するインクが原因となって記録ヘッド7〜10の各ノズルにおいて目詰まりが発生することはなく、記録ヘッド7〜10のメンテナンス時の目詰まりを確実に防止できる。
【0059】
なお、本発明は上記第一及び第二の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々の改良及び設計の変更をおこなってもよい。
【0060】
例えば、本第一及び第二の実施形態では、加熱手段としての伝熱線17a〜20a,71a〜74aにより供給チューブ17〜20,71〜74の内部のインクを加熱しているが、伝熱線17a〜20a,71a〜74aに代えて、伝熱シートを加熱手段として供給チューブ17〜20,71〜74に貼付し、伝熱シートにより供給チューブ17〜20,71〜74の内部のインクを加熱する構成としてもよい。また、伝熱線17a〜20a,71a〜74aに代えて、加熱手段として赤外線ランプや温風ファンをキャリッジ6に配設し、供給チューブ17〜20,71〜74の両端部のうち記録ヘッド7〜10に接続される側の端部を赤外線の輻射熱や温風の熱により加熱する構成としてもよい。
【0061】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、メンテナンス時において記録ヘッドを通じて各ノズルから吸引又は空吐出されるまでの間にインクの温度を下降させること無くインクの粘度を充分に低下させた状態で記録ヘッドからインクを吐き捨てることができ、記録ヘッドのメンテナンス時の目詰まりを防止できる。
【0062】
請求項2に記載の発明によれば、記録ヘッドのメンテナンス時の目詰まりを確実に防止できる。
【0063】
請求項3に記載の発明によれば、記録ヘッドのメンテナンス時の目詰まりをより確実に防止できる。
【0064】
請求項4に記載の発明によれば、低照度の紫外線によりインクを硬化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施形態におけるインクジェットプリンタの全体構成を示す斜視図である。
【図2】第一の実施形態におけるキャリッジとキャリッジに搭載される部材との概略構成を示す拡大斜視図である。
【図3】第一の実施形態におけるインクジェットプリンタの制御系を説明するためのブロック図である。
【図4】第一の実施形態において各メインタンクからサブタンクへインクを供給するときの動作を示す説明図である。
【図5】第二の実施形態におけるインクジェットプリンタの全体構成を示す斜視図である。
【図6】第二の実施形態における記録ヘッドと記録ヘッドに接続される部材との概略構成を示す拡大斜視図である。
【符号の説明】
1,100…インクジェットプリンタ
2…画像記録部
3…筐体
3a…開口部
4…プラテン
5…ガイド部材
6…キャリッジ
7〜10…記録ヘッド
7a〜10a…温度センサ
7b〜10b…ヒータ
11,12…紫外線光源
13〜16…サブタンク
13a〜16a…供給口
17〜20,71〜74…供給チューブ
17a〜20a,71a〜74a…電熱線(加熱手段)
21〜24,61〜64…メインタンク
21a〜24a…供給管
25…制御部
30…メンテナンス機構
31〜34…キャップ部材
35〜38…吸引ポンプ
40…脚部
41…補強部材
42…キャスタ
50…ホームポジション部
81〜84…フレキシブルチューブ
A…搬送方向
B…走査方向
Claims (4)
- 温度上昇に伴い低粘性化するインクを吐出する記録ヘッドと、
前記記録ヘッドの内部の前記インクの温度を検出する温度センサと、
前記記録ヘッドの内部の前記インクを加熱するヒータと、
前記温度センサの検出結果に基づき前記ヒータを制御する制御部と、
前記記録ヘッドからの前記インクの空吐出を受けたり前記記録ヘッドから前記インクを吸引したりして前記記録ヘッドのメンテナンスをおこなうメンテナンス機構と、
を備え、
前記制御部が前記温度センサの検出結果に基づき前記ヒータを制御した状態で、前記メンテナンス機構による前記記録ヘッドのメンテナンスがおこなわれることを特徴とするインクジェットプリンタ。 - 請求項1に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記記録ヘッドに接続されるとともに、前記記録ヘッドに供給される前記インクが流通する供給チューブを備え、
前記供給チューブには、前記供給チューブの内部の前記インクを加熱する加熱手段が配設されていることを特徴とするインクジェットプリンタ。 - 請求項2に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記加熱手段は、前記供給チューブの両端部のうち、前記記録ヘッドに接続される側の端部に配設されていることを特徴とするインクジェットプリンタ。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記インクは、紫外線の被照射により硬化しかつ一成分としてカチオン重合性化合物を含むカチオン重合系インクであることを特徴とするインクジェットプリンタ。
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JP2012254553A (ja) * | 2011-06-08 | 2012-12-27 | Seiko Epson Corp | 液体噴射装置 |
JP2013230633A (ja) * | 2012-05-01 | 2013-11-14 | Konica Minolta Inc | インク流路ユニット |
-
2003
- 2003-01-28 JP JP2003018615A patent/JP2004230579A/ja active Pending
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