JP4529522B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4529522B2
JP4529522B2 JP2004112772A JP2004112772A JP4529522B2 JP 4529522 B2 JP4529522 B2 JP 4529522B2 JP 2004112772 A JP2004112772 A JP 2004112772A JP 2004112772 A JP2004112772 A JP 2004112772A JP 4529522 B2 JP4529522 B2 JP 4529522B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
maintenance
recording medium
ultraviolet
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004112772A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005297230A (ja
Inventor
聡 西野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Medical and Graphic Inc
Original Assignee
Konica Minolta Medical and Graphic Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Medical and Graphic Inc filed Critical Konica Minolta Medical and Graphic Inc
Priority to JP2004112772A priority Critical patent/JP4529522B2/ja
Priority to US11/097,290 priority patent/US7396103B2/en
Publication of JP2005297230A publication Critical patent/JP2005297230A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4529522B2 publication Critical patent/JP4529522B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Preventing or detecting of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16517Cleaning of print head nozzles
    • B41J2/1652Cleaning of print head nozzles by driving a fluid through the nozzles to the outside thereof, e.g. by applying pressure to the inside or vacuum at the outside of the print head
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Preventing or detecting of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16517Cleaning of print head nozzles
    • B41J2/16535Cleaning of print head nozzles using wiping constructions
    • B41J2002/1655Cleaning of print head nozzles using wiping constructions with wiping surface parallel with nozzle plate and mounted on reels, e.g. cleaning ribbon cassettes

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Description

本発明は、インクジェット記録装置に係り、特に紫外線硬化性インクを吐出して紫外線を照射することによって記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装置に関する。
近年、グラビア印刷方式やフレキソ印刷方式などの製版を必要とする方式に比較して、簡便にかつ安価に画像を作成することができるという理由から、インクジェット記録方式による画像記録装置であるインクジェット記録装置が多く用いられるようになってきている。
また、このようなインクジェット記録装置を用いて商品や商品の包装に画像記録を行う分野では、商品や商品の包装に、樹脂や金属などのインク吸収性のない材料を用いることが多い。そして、このようなインク吸収性のない材料を記録媒体として用い、この記録媒体に対してインクを定着させるインクジェット記録装置として、紫外線硬化性インクを用いる紫外線硬化式のインクジェット記録装置が知られている。
一般的に、紫外線硬化式のインクジェット記録装置においては、記録媒体に着弾した紫外線硬化性インクに紫外線を照射することで、紫外線硬化性インクを硬化させ記録媒体に定着させる。この場合、印字部に対する紫外線照射量が少ないと、記録媒体に付着したインクは広がった感じになり、光沢感がでる。反対に紫外線照射量が多いと、記録媒体に付着したインクはあまり広がらず、マット感がでる。
そこで、印字部に照射される紫外線の量を制御することで、印字後のドット感の制御を行い、光沢感あるいはマット感を調整した印字結果を得られるようにしたインクジェット記録装置が知られている(特許文献1)。この記録装置における紫外線照射装置の記録媒体側の開口部にはシャッターが設けられており、その開度を任意に設定することで、印字媒体に対する紫外線の照射光量を制御することが可能となっている。
特開2004−1327号公報
しかし、紫外線硬化性のインクを使用するインクジェット記録装置においては、インクを硬化させる紫外線が印字面以外の部分、例えば記録ヘッドのノズル面へ乱反射し、ノズル面に付着したインクを硬化させてしまい射出不良などの原因となる可能性がある。特に印字直後にインクを硬化させて高画質を得るには、記録ヘッド近くに紫外線照射装置を配置することが必要となってくる。キャリッジには、光トラップなど反射光を吸収又は減衰させる機構が設けられる場合もあるが、すべての反射光を吸収又は減衰させることはできず、微小な反射光は乱反射などにより記録ヘッドのノズル面に到達してしまう。
そこで、記録ヘッドのメンテナンスを行うことによってノズル面に付着したインクを除去することが知られている。ここで、紫外線硬化性インクは、記録媒体の種類を選ばないため、あらゆる記録媒体に印字することができるが、記録媒体によって表面粗さや反射率は異なる。したがって、記録媒体の種類によっては、紫外線照射時間が同じ場合でも、紫外線反射光の前記記録ヘッドのノズル面に到達する光エネルギー量が大きくなる。したがって、常にメンテナンス間隔を同一としたのでは、反射光の光エネルギー量が多い記録媒体にとってはメンテナンス間隔が長すぎるという問題があった。
特に、カチオン硬化性インクでは、光エネルギーを蓄積させるという特徴があることから、わずかな光エネルギー量であっても時間の経過と共に蓄積され、最終的にはインクが硬化してしまう。また、一度硬化したインクはメンテナンスによって除去することはできない。したがって、紫外線照射時間が一定時間以上となる前にメンテナンスを行う必要がある。
しかし、その一方で、すべての記録媒体についてメンテナンス間隔を短くすると、メンテナンスが頻繁に行われ、メンテナンスに多くの時間が費やされることから、インクジェット記録装置による記録媒体への印字率が落ちてしまうという問題がある。また、メンテナンスによってインクが消費されるため、あまり頻繁にメンテナンスを行うと、無駄なインクの消費が多くなるという問題があった。
そこで、本発明は、入力部に入力した記録媒体の種類に応じて適切なメンテナンス間隔を選択させ、それに従ってヘッドメンテナンスを行うことで、ノズル面のインク硬化を効果的に防止することができるインクジェット記録装置を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、紫外線硬化性インクを記録媒体に向けて吐出する記録ヘッド及び前記記録媒体に着弾したインクに対して紫外線を照射してインクを硬化させる紫外線照射装置とを有するキャリッジと、前記記録ヘッドのメンテナンスを行うメンテナンスユニットと、記録媒体の種類を入力する入力部と、前記記録媒体の種類とメンテナンス間隔とを対応づけて記憶する記憶部と、前記入力部に入力された記録媒体の種類によってメンテナンス間隔を選択し、このメンテナンス間隔に従ってメンテナンス動作をさせるように前記メンテナンスユニットを制御する制御部と、を備え、前記メンテナンス間隔は、前記記録媒体による紫外線反射光が記録ヘッドのノズル面に到達する光エネルギー量に応じて決定されることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ユーザーが入力部に記録媒体の種類を入力すると、制御部はその記録媒体の種類に対応したメンテナンス間隔を記憶部から選択する。記憶部には、予め記録媒体の種類とメンテナンス間隔とが対応づけて記憶されており、これによって記録媒体の種類を入力するのみで、その記録媒体の種類に応じた最適なメンテナンス間隔が選択される。こうしてメンテナンス間隔が選択されると、制御部はそのメンテナンス間隔に従ってメンテナンス動作を開始する。また、ユーザーが入力部に別の記録媒体の種類を入力すると、制御部はその別の記録媒体の種類に対応したメンテナンス間隔を記憶部から新たに選択し、制御部は新たに選択されたメンテナンス間隔に従ってメンテナンス動作を開始する。こうして、記録媒体の種類が異なる場合でも、ユーザーがその記録媒体の種類を入力部に入力するのみで、常に最適なメンテナンス間隔によるメンテナンスを行うようにすることができる。
また、メンテナンス間隔が各種の記録媒体による紫外線反射光が記録ヘッドのノズル面に到達する光エネルギー量によって決定されるので、光エネルギー量の多い記録媒体、つまりノズル面のインクを硬化させやすい記録媒体については短いメンテナンス間隔を選択させ、反対に光エネルギー量が少ない記録媒体、つまりノズル面のインクを硬化させにくい記録媒体については、比較的長いメンテナンス間隔を選択させることができる。こうして、記録媒体ごとの紫外線反射光の光エネルギー量に応じた最適なメンテナンス間隔を選択することが可能となる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のインクジェット記録装置であって、前記メンテナンス間隔は、前記光エネルギー量が多いほど短いことを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、紫外線反射光の記録ヘッドのノズル面に到達する光エネルギー量が多い記録媒体についてはメンテンス間隔を短くすることにより、ノズル面のインクを硬化させやすい記録媒体についてはメンテナンスが頻繁に行われることとなり、ノズル面のインク硬化が効果的に防止される。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載のインクジェット記録装置であって、前記メンテナンス間隔は、前記光エネルギー量が1mJ/cm2となるまでの時間で設定されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、紫外線反射光の記録ヘッドのノズル面に到達する光エネルギー量が1mJ/cm2となった場合にメンテナンス動作に移行するので、ノズル面のインク硬化が開始される前にメンテナンスを行うことができる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置であって、前記制御部は、前記紫外線照射装置による紫外線照射時間をカウントすることによって前記メンテナンス間隔をとることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、メンテナンス間隔は紫外線照射時間をカウントすることから、ノズル面に付着したインクに対する紫外線の照射時間が一定時間以上となってインクが硬化する前に、メンテナンスユニットをメンテナンス動作に移行させることができる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置であって、前記メンテナンスユニットは、吸引キャップ及びインク吸収装置を備えることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、記録ヘッドのノズル面に付着したインクの吸引及び吸収によって、ノズル面に付着したインクを除去することができるため、ノズル面におけるインク硬化を防止することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置であって、前記記録ヘッドはシリアル方式の記録ヘッドであることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、シリアル方式であるインクジェット記録装置を用いながら、請求項1〜と同様の作用を奏することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置であって、前記記録ヘッドはライン方式の記録ヘッドであることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、ライン方式であるインクジェット記録装置を用いながら、請求項1〜と同様の作用を奏することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置であって、前記紫外線照射装置における紫外線光源として、低圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、熱陰極管、冷陰極管、LEDのうちいずれか一つが用いられていることを特徴とする。
請求項に記載の発明のように、紫外線照射装置における紫外線光源として、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、熱陰極管、冷陰極管、LED、無電極ランプ、エキシマランプ、低圧水銀ランプのうちいずれか一つが用いられていれば、請求項1〜のいずれか一項に記載の発明と同等の作用を奏する。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置であって、25℃において粘度が10〜50mPa・sであり、表面張力が20〜40mN/mである前記インクを使用することを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、前記インクジェット記録装置は、25℃において粘度が10から50mPa・sであって、表面張力が20から40mN/mである前記インクを用いることができる。
請求項1に記載の発明によれば、印字される記録媒体の種類に応じて最適なメンテナンス間隔が選択されるため、ノズル面のインク硬化を効果的に防止することができる。
これにより、インクを硬化させる紫外線が印字面以外の部分、例えば記録ヘッドのノズル面へ乱反射した場合でも、ノズル面に付着したインクが硬化する前にメンテナンスを行い、ノズルの射出不良などを防止することができる。また、記録ヘッド近くに紫外線照射装置が配置されている場合でも、ノズル面のインク硬化を未然に防止することができる。
また、紫外線硬化性インクは記録媒体の種類を選ばず印字することができるが、こうしたあらゆる種類の記録媒体において高画質を得ることが可能となる。
特に、カチオン硬化性インクは時間と共に光エネルギーを蓄積して最終的には硬化し、一度硬化したインクはメンテナンスによって除去することはできないが、このように適切なメンテナンス間隔を選択させることによって、ノズル面のインクが硬化する前にメンテナンスを行うことができる。
また一方で、インクを硬化させにくい記録媒体についてはメンテナンス間隔を長くすることによって、無駄なインクの消費を最小限に止めると共に、メンテナンスに費やされる時間を短縮して、インクジェット記録装置による印字率を高めることもできる。
また、光エネルギー量を基準としてメンテナンス間隔を変更させるので、光エネルギー量が多くインクを硬化させやすい記録媒体については短いメンテナンス間隔を選択させることで、ノズル面のインク硬化を効果的に防止することができる。また、光エネルギー量が少なくインクを硬化させにくい記録媒体については長いメンテナンス間隔を選択させることで、無駄なインクの消費を抑え、メンテナンス回数を抑えてインクジェット記録装置による印字率を高めることができる。
請求項に記載の発明によれば、反射光の光エネルギー量が多い記録媒体ほどメンテナンス間隔を短くするため、ノズル面のインク硬化を効果的に防止して、常に高画質を得ることができる。
請求項に記載の発明によれば、メンテナンスに移行する光エネルギー量を規定しているため、ノズル面のインクが硬化し始める前にメンテナンスを行うことにより、インク硬化を防止して、常に高画質を得ることができる。
請求項に記載の発明によれば、ノズル面に付着したインクに対する紫外線の照射時間が一定時間以上となってインクが硬化する前にメンテナンス動作に移行するよう、メンテナンス間隔を適切に選択させることによって、ノズル面のインク硬化を効果的に防止することができる。
請求項に記載の発明によれば、ノズル面のインクの吸引及び吸収というメンテナンスによってノズル面のインク硬化が防止されることにより、記録ヘッドのノズル欠をなくし、常に安定した高画質を得ることができる。
請求項に記載の発明によれば、シリアル方式であるインクジェット記録装置を用いながら、請求項1〜と同様の効果を得ることができる。
請求項に記載の発明によれば、ライン方式であるインクジェット記録装置を用いながら、請求項1〜と同様の効果を得ることができる。
請求項に記載の発明によれば、紫外線照射装置における紫外線光源として、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、熱陰極管、冷陰極管、LED、無電極ランプ、エキシマランプ、低圧水銀ランプのうちいずれか一つを用いながら、請求項1〜と同様の効果を得ることができる。
請求項に記載の発明によれば、前記インクジェット記録装置において、25℃において粘度が10から50mPa・sであって、表面張力が20から40mN/mである前記インクを用いることができるので、インクジェット記録装置で幅広い記録媒体の記録面に画像を記録することができるという効果を得ることができる。
以下、本発明の具体的な実施形態について図面を参照して説明する。ただし、発明の範囲を図示例に限定するものではない。
本実施形態のインクジェット記録装置1は筐体(図示せず)を備えており、その筐体内部には、図1に示すように左右方向に延在するガイドレール2が配設されている。ガイドレール2にはキャリッジ3が支持されており、キャリッジ3は図示しないキャリッジ駆動源31(図2参照)の動力によりガイドレール2上の所定の範囲を主走査方向Aに移動自在とされている。
キャリッジ3には、記録ヘッド4がその長手方向が副走査方向に平行となるように配置され、記録ヘッド4のノズル面41が記録媒体に対向するように配置されている。ノズル42の吐出口からは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(B)のいずれか一色の紫外線硬化性インクが記録媒体に対して吐出される。
なお、本実施形態のインクジェット記録装置1はシリアル方式であるが、本発明においてはライン方式であってもよい。ここで、シリアル方式とは、記録ヘッドを搭載したキャリッジを主走査方向Aに往復させながら記録ヘッド吐出口より記録媒体にインクを吐出して画像を記録する方式をいい、ライン方式とは、複数の記録ヘッドを主走査方向Aに配列し、記録ヘッド直下を記録媒体が通過する際に記録媒体にインクを吐出して画像を記録する方式をいう。
キャリッジ3の左右両端には、紫外線を照射するための紫外線照射装置10が搭載されている。一方の紫外線照射装置10は、左端に位置した記録ヘッド4の更に左側に配置され、他方の紫外線照射装置10は、右端に位置した記録ヘッド4の更に右側に配置されている。紫外線照射装置10の内部には複数の紫外線光源が設けられており、紫外線光源は、紫外線を放射状に照射するものであり、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、熱陰極管、冷陰極管、LED、無電極ランプ、エキシマランプ、低圧水銀ランプのうち、少なくともいずれか一つを適用することが好ましい。
キャリッジ3の走査範囲のうち中央部分は、記録媒体に記録を行う記録領域Yとされている。
記録領域Yには、キャリッジ3の下方に位置する平板状のプラテン5が設けられている。プラテン5は、記録ヘッド4により記録が行われる記録媒体を下から平坦状に支持するものである。筐体内部には、記録媒体Pを副走査方向に搬送するための記録媒体搬送機構9(図2参照)が設けられている。インクジェット記録装置1は、その筐体背面に記録媒体を筐体内部に送り込むためのスリット状の搬入口(図示せず)を備えるが、記録媒体はその搬入口から送り込まれると、筐体内部に配設された記録媒体搬送機構9によってプラテン5に支持され、その状態で筐体内部を副走査方向に通過し、筐体外部に搬出されるようになっている。
プラテン5の走査方向Aの左側は、画像記録を行っていないときに記録ヘッド4を待機させるホームポジション領域Xとされている。
ホームポジション領域Xには、遮光ユニット7が設けられている。遮光ユニット7には、非画像記録時に記録ヘッド4のノズル面41に光、特に紫外線が当たらないように遮光保護するための遮光キャップ71が記録ヘッド4に対応する数だけ設けられている。
また、遮光ユニット7には、遮光ユニット7を上下に移動させる図示しない遮光ユニット移動機構が備えられている。
プラテン5の走査方向Aの右側は、キャリッジ3に搭載された複数の記録ヘッド4をメンテナンスするためのメンテナンス領域Zとされており、ここにはメンテナンスユニット6が設けられている。
メンテナンスユニット6には、キャリッジ3がメンテナンス領域Zに移動した際に記録ヘッド4に対向する位置に、記録ヘッド4のノズル面41を覆うキャップ部材としての吸引キャップ61が、記録ヘッド4に対応する数だけ設けられている。吸引キャップ61の底面には、吸引キャップ61の内側に連通するインク連通管66が設けられている。このインク連通管66の中途には、吸引装置である吸引ポンプ64が設けられており、インク連通管66の下端には、吸引したインクを受ける廃インクタンク65が設けられている。
また、メンテナンスユニット6には、吸引キャップ61に隣接して記録ヘッド4のノズル42に残留するインクを吸い取るインク吸収装置62が設けられている。インク吸収装置62は、長尺のシート状のインク吸収体8を巻回する送り出しロール軸81と巻き取りロール軸82とを備えており、図示しないロール軸駆動機構を駆動して巻き取りロール軸82を回転駆動させることにより、送り出しロール軸81から送り出されたインク吸収体8を巻き取りロール軸82に巻き取るようになっている。送り出しロール軸81と巻き取りロール軸82との間であってインク吸収体8の下面側には、インク吸収体8を下面側から約30℃〜60℃に加熱するヒータが配置されており、巻き取りロール軸82の一側には、例えば、LEDなどからなりインク吸収体8に対して紫外線を照射する紫外線照射部20が配設されている。
また、メンテナンスユニット6には、メンテナンスユニット6を上下に移動させる図示しないメンテナンスユニット移動機構が備えられている。
次に、図2を参照しつつ本実施の形態における制御部100について説明する。
図2に示すように、インクジェット記録装置1は、各種処理を実行する制御部100を備えている。制御部100には、キャリッジ駆動源31、記録媒体搬送機構9、記録ヘッド4、紫外線照射装置10、メンテナンスユニット6が、それぞれインターフェース(図示せず)を介して接続されており、制御部100は上記各構成部をそれぞれ駆動制御するようになっている。
制御部100は、キャリッジ3を主走査方向Aに往復駆動させるようにキャリッジ駆動源31を制御するようになっている。画像記録時には、記録媒体を副走査方向に搬送させるよう記録媒体搬送機構9を制御し、所定の画像記録情報に基づいて記録ヘッド4の吐出口から所要の色のインクを吐出させるように記録ヘッド4を制御する。そして、記録媒体上に着弾したインクに対して紫外線を照射させるように紫外線照射装置10を制御すると共に、紫外線照射装置10による紫外線照射時間をカウントする。また、制御部100は、メンテナンス間隔を選択し、選択したメンテナンス間隔に従ってメンテナンス動作を開始させるよう、メンテナンスユニット6を制御するようになっている。
また、インクジェット記録装置1は、制御、判断など各種処理用の各種プログラムや、各種データが格納されたROM及び各種処理における作業領域や各種処理によって生成されたデータを一時的に記憶するRAMによって構成される記憶部101を備えている。
記憶部101には、記録媒体の種類に対応づけられたメンテナンス間隔が予め記憶されている。このメンテナンス間隔は、各種の記録媒体における紫外線反射光の記録ヘッド4のノズル面41に到達する光エネルギー量によって決定される。
ここで、各種の記録媒体の紫外線反射光の光エネルギー量は、UVラベル(日油技研工業株式会社製:紫外線インジケータUVラベル 品種:S)によって把握することができる。図4に示すように、UVラベルは、照射される紫外線量が増加するにつれて、UVラベルの色の濃度が高くなるという特性を有する。このUVラベルを記録ヘッド4のノズル面41に貼り付け、各種の記録媒体について、一定時間動作後におけるUVラベルの濃度変化を測定する。
図5は、記録媒体ごとに一定時間におけるUVラベルの濃度変化を測定した結果を示すものである。一般に、PETフィルムなど表面粗さが小さい記録媒体においては紫外線が正反射しやすく、上質紙、アルミホイル、コート紙など表面に凸凹がある記録媒体においては紫外線が乱反射しやすい。また、紫外線が記録媒体の表面において乱反射する場合は、正反射する場合に比べると、紫外線反射光が印字面以外の部分(記録ヘッド4のノズル面41など)に到達しやすくなる。したがって図5に示すとおり、PETフィルムの場合の濃度変化は小さく、上質紙、アルミホイル、コート紙などの場合の濃度変化は大きくなっている。
本実施形態においては、これらの結果に基づき、UVラベルの濃度が0.25Den、すなわち光量換算すると光エネルギー量が1mJ/cm2に達するまでの時間を、各種の記録媒体のメンテナンス間隔として記憶部に記憶している。なお、光エネルギー量が1mJ/cm2以上となる前にメンテナンス動作に移行すれば、ノズル面41のインクが硬化し始める前にメンテナンスを行い、ノズル面41のインクを除去することができる。
ここで、記録ヘッド4のノズル面41に到達する紫外線反射光の光エネルギー量が多い記録媒体ほど、ノズル面41のインク硬化をおこしやすいが、かかる記録媒体については一定時間におけるUVラベルの濃度が高く、光エネルギー量が1mJ/cm2に達するまでの時間は短くなる。反対に、紫外線反射光の光エネルギー量が少ない記録媒体については、一定時間におけるUVラベルの濃度が低く、光エネルギー量が1mJ/cm2以上に達するまでの時間は長くなる。
そこで、本実施形態においては、記録ヘッド4のノズル面41に到達する紫外線反射光の光エネルギー量が多い記録媒体については短いメンテナンス間隔が、光エネルギー量が少ない記録媒体については長いメンテナンス間隔が対応づけられて記憶部101に記憶されている。
また、インクジェット記録装置1は、操作入力やデータや情報の入力を行うキーボードや操作パネルなどを有する入力部110を備えている。入力部110は、ユーザーによって記録媒体の種類を入力することができるように構成され、本実施形態においては、紫外線反射光の光エネルギー量の値が近似する記録媒体をカテゴリー化し、操作パネル上のボタンによって選択できるようにされている。またこの他に、記録媒体名をキーボードによって入力させてからいずれのカテゴリーに当てはまるか制御部100に判別させ、その上でメンテナンス間隔を選択できるようにすることもできる。
ここで、本実施形態に用いられるインクについて説明する。インクを硬化させる際、インクに含まれる重合性化合物を重合反応させるが、本実施形態におけるインクは重合性化合物として活性化エネルギー線硬化性化合物を含んでおり、重合反応を開始させる活性化エネルギーとして紫外線を使用した紫外線硬化性インクである。
紫外線硬化性インクには、重合性化合物として、ラジカル重合性化合物を含むラジカル硬化性インクとカチオン重合性化合物を含むカチオン硬化性インクとに大別されるが、どちらのインクも本実施の形態に用いられるインクとして適用可能であり、ラジカル硬化性インクとカチオン硬化性インクとを複合させたハイブリッド型インクを本実施の形態に用いられるインクとして適用してもよい。
しかしながら、酸素による重合反応の阻害が少ない又は無いカチオン硬化性インクのほうが機能性・汎用性に優れるため、本実施の形態では、特に、カチオン硬化性インクを用いている。本実施の形態に用いられるカチオン硬化性インクは、具体的に、少なくともオキセタン化合物、エポキシ化合物、ビニルエーテル化合物などのカチオン重合性化合物と、光カチオン開始剤と、色材とを含む混合物であり、上記の紫外線の被照射により硬化する性質を具備するものである。
また、本実施形態におけるインクの粘度は、25℃において10〜50mPa・sで表面張力は20〜40mN/mであり、いわゆる粘性が高く、濡れ性が悪いインクである。
また、本実施の形態に用いられる記録媒体としては、通常のインクジェット記録装置1に適用される普通紙、再生紙、光沢紙などの各種紙、各種布地、各種不織布、樹脂、金属、ガラスなどの材質からなるものが適用可能である。また、記録媒体の形態としては、ロール状、カットシート状、板状などが適用可能である。
さらに、本実施の形態に用いられる記録媒体として、樹脂によって表面を被覆した各種紙、顔料を含むフィルム、発泡フィルムなどの不透明な公知の記録媒体を適用することも可能である。
次に、以上のように構成されたインクジェット記録装置1の動作について、図3を参照して説明する。
まず、本実施の形態に係るインクジェット記録装置1は、電源をオン状態とすると、紫外線照射装置10の紫外線光源が点灯状態となる。また、本実施の形態の紫外線光源は、電源をオフ状態とするまで常に点灯状態を保つようになっている。
制御部100に所定の画像記録情報が入力されると、インクジェット記録装置1は画像記録を開始する。画像記録時には、制御部100は、記録ヘッド4及び紫外線照射装置10を搭載したキャリッジ3を駆動させることにより記録ヘッド4及び紫外線照射装置10を主走査方向Aに往復駆動させるとともに、記録媒体搬送機構9により記録媒体を副走査方向に搬送させながら、所定の画像記録情報に基づいて記録ヘッド4の吐出口から所要の色のインクを吐出させる。そして、記録ヘッド4の吐出口から吐出されたインクが記録媒体の上に着弾し、この着弾したインクに対して紫外線照射装置10から紫外線照射が行われることによりインクが硬化され、記録媒体に画像が記録される。
次に、インクジェット記録装置1において行われるメンテナンス処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。
まず、ユーザーによって、入力部110に記録媒体の種類が入力される(ステップS1)。
入力部110に記録媒体の種類が入力されると、制御部100は、キャリッジ3が記録領域Y又はホームポジション領域Xにある状態で、入力された記録媒体の種類に対応するメンテナンス間隔を記憶部101から選択する(ステップS2)。
すなわち、制御部100は、紫外線反射光のエネルギー量が多いカテゴリーの記録媒体については短いメンテナンス間隔を、紫外線反射光のエネルギー量が少ないカテゴリーの記録媒体については長いメンテナンス間隔を選択する。
また、予め記憶部に記憶されていない記録媒体名がキーボードなどにより入力部110に入力された場合には、制御部100は紫外線反射光の光エネルギー量が最も多い記録媒体のカテゴリーに対応する最も短いメンテナンス間隔を選択する。
制御部100は、紫外線照射装置10の光源による紫外線照射の累積時間をカウントしており、この累積時間が選択されたメンテナンス間隔の時間を経過したか否かを判断する(ステップS3)。そして、制御部100は、紫外線照射時間が選択されたメンテナンス間隔の時間を経過したと判断すると、記録ヘッド4及び紫外線照射装置10を備えたキャリッジ3をメンテナンス領域Zへ移動させる。
記録ヘッド4がメンテナンス領域Zに到達すると、制御部100はメンテナンスユニット6にメンテナンス動作を開始させる(ステップS4)。
記録ヘッド4が吸引キャップ61の位置まで移動すると、制御部100はメンテナンスユニット6を上昇させる。これにより、メンテナンスユニット6に設けられた吸引キャップ61が記録ヘッド4のノズル面41を覆って密閉する。さらに、制御部100が吸引ポンプ64を作動させて吸引キャップ61の内部に負圧をかけ、ノズル42内のインクを吸引する。吸収されたインクはインク連通管66を通じて廃インクタンク65に送られて蓄えられる。吸引終了後、制御部100は、メンテナンスユニット6を下降させ、ノズル42のノズル面41から吸引キャップ61を離間させる。
次に、記録ヘッド4がインク吸収装置62の位置まで移動すると、制御部100はメンテナンスユニット6を上昇させる。これにより、送り出しロール軸81と巻き取りロール軸82に掛け渡されたインク吸収体8がノズル面41に当接し、ノズル面41に付着したインクを吸収する。その後、制御部100がロール軸駆動機構を駆動して巻き取りロール軸82を回転駆動させることにより、送り出しロール軸81から送り出されたインク吸収体8を巻き取りロール軸82に巻き取る。この際、制御部100は紫外線照射部20を駆動してインク吸収体8に紫外線を照射し、インク吸収体8に吸収されたインクを硬化させる。最後に、制御部100はノズル42からインク吸収体8にインクを空吐出させる。その後、制御部100はメンテナンスユニット6を下降させ、ノズル面41からインク吸収体8を離間させる。
以上により、記録ヘッド4のメンテナンス処理は終了し、制御部100はキャリッジ3をホームポジション領域Xに移動させる。
メンテナンス処理が終了すると、制御部100は再び紫外線照射時間をカウントし、紫外線照射時間が選択されたメンテナンス間隔の時間を超えると、上記と同様にメンテナンス動作を開始させる。
また、ユーザーにより入力部110において異なる種類の記録媒体が入力されると、それに対応するメンテナンス間隔が記憶部101から選択され、新しく選択されたメンテナンス間隔に従って、上記と同様にメンテナンスユニット6が制御される。
以上述べたように、本発明によれば、予め記録媒体の種類に応じたメンテナンス間隔を記憶させておくので、ユーザーは記録媒体の種類を入力するのみで適切なメンテナンス間隔が選択される。また、メンテナンス間隔は紫外線反射光が記録ヘッドのノズル面41に到達する光エネルギー量によって決定されているので、光エネルギー量に応じた最適なメンテナンス間隔を選択させることができる。すなわち、光エネルギー量の多い記録媒体、つまりノズル面41のインクを硬化させやすい記録媒体については短いメンテナンス間隔を選択させることで、ノズル面41のインク硬化を効果的に防止することができる。また、光エネルギー量が少ない記録媒体、つまりノズル面41のインクを硬化させにくい記録媒体については比較的長いメンテナンス間隔を選択させることで、無駄なインクの消費を最小限に止めると共に、インクジェット記憶装置の生産性を高めることができる。このように、記録媒体の種類によってメンテナンス間隔を変更することで、インク硬化を防止しつつ無駄なインクの消費を抑えることのできる、最適なメンテナンスを行うことが可能となる。特にカチオン硬化性インクには光エネルギーを蓄積させるという特徴があることから、微量な光量でも時間により蓄積され、最終的には硬化してしまい、また、一度硬化したインクはメンテナンスによって除去することはできない。しかし、このように適切なメンテナンス間隔を選択させることによって、ノズル面41のインクが硬化する前にメンテナンスを行い、インク硬化を未然に防止することができる。
特に紫外線硬化性インクは、記録媒体の種類を選ばず印字することができるが、このように印字される記録媒体の種類に応じてメンテナンス間隔を選択し、ノズル面41のインク硬化を最適に防止することで、こうしたあらゆる種類の記録媒体において高画質を得ることが可能となる。
本発明に係るインクジェット記録装置を模式的に示す正面図である。 本発明に係るインクジェット記録装置の制御部の構成を示すブロック図である。 本発明に係るインクジェット記録装置におけるメンテナンス処理を示すフローチャートである。 紫外線量とUVラベルの濃度変化との関係を示すグラフである。 紫外線反射光が記録ヘッドのノズル面に到達する光エネルギー量を記録媒体ごとに示すグラフである。
符号の説明
1 インクジェット記録装置
2 ガイドレール
3 キャリッジ
31 キャリッジ駆動機構
4 記録ヘッド
5 プラテン
6 メンテナンスユニット
61 吸引キャップ
62 インク吸引装置
7 遮光ユニット
8 インク吸収体
81 第1のロール軸
82 第2のロール軸
83 ヒータ
9 記録媒体搬送機構
10 紫外線照射装置
20 紫外線照射部
100 制御部
101 記憶部
110 入力部
A 走査方向
X ホームポジション領域
Y 記録領域
Z メンテナンス領域

Claims (9)

  1. 紫外線硬化性インクを記録媒体に向けて吐出する記録ヘッド及び前記記録媒体に着弾したインクに対して紫外線を照射してインクを硬化させる紫外線照射装置を有するキャリッジと、
    前記記録ヘッドのメンテナンスを行うメンテナンスユニットと、
    記録媒体の種類を入力する入力部と、
    前記記録媒体の種類とメンテナンス間隔とを対応づけて記憶する記憶部と、
    前記入力部に入力された記録媒体の種類によってメンテナンス間隔を選択し、このメンテナンス間隔に従ってメンテナンス動作をさせるように前記メンテナンスユニットを制御する制御部と、
    を備え
    前記メンテナンス間隔は、前記記録媒体による紫外線反射光が記録ヘッドのノズル面に到達する光エネルギー量に応じて決定されることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記メンテナンス間隔は、前記光エネルギー量が多いほど短いことを特徴とする請求項に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記メンテナンス間隔は、前記光エネルギー量が1mJ/cm2となるまでの時間で設定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記制御部は、前記紫外線照射装置による紫外線照射時間をカウントすることによって前記メンテナンス間隔をとることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記メンテナンスユニットは、吸引キャップ及びインク吸収装置を備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記記録ヘッドはシリアル方式の記録ヘッドであることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記記録ヘッドはライン方式の記録ヘッドであることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記紫外線照射装置における紫外線光源として、低圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、熱陰極管、冷陰極管、LEDのうちいずれか一つが用いられていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
  9. 25℃において粘度が10〜50mPa・sであり、表面張力が20〜40mN/mである前記インクを使用することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
JP2004112772A 2004-04-07 2004-04-07 インクジェット記録装置 Expired - Fee Related JP4529522B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004112772A JP4529522B2 (ja) 2004-04-07 2004-04-07 インクジェット記録装置
US11/097,290 US7396103B2 (en) 2004-04-07 2005-04-04 Inkjet recording apparatus and method for maintenance of recording head

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004112772A JP4529522B2 (ja) 2004-04-07 2004-04-07 インクジェット記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005297230A JP2005297230A (ja) 2005-10-27
JP4529522B2 true JP4529522B2 (ja) 2010-08-25

Family

ID=35060129

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004112772A Expired - Fee Related JP4529522B2 (ja) 2004-04-07 2004-04-07 インクジェット記録装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7396103B2 (ja)
JP (1) JP4529522B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7878644B2 (en) * 2005-11-16 2011-02-01 Gerber Scientific International, Inc. Light cure of cationic ink on acidic substrates
US20070251403A1 (en) * 2006-04-27 2007-11-01 St John Kenneth Printing and curing apparatus system and method
JP5804235B2 (ja) * 2010-03-30 2015-11-04 セイコーエプソン株式会社 画像形成方法およびインクジェット記録装置
JP2013237005A (ja) * 2012-05-15 2013-11-28 Sumitomo Heavy Ind Ltd 薄膜形成装置及び薄膜形成装置の調整方法
JP5991164B2 (ja) * 2012-11-21 2016-09-14 セイコーエプソン株式会社 記録装置、記録装置のメンテナンス方法及び記録方法
JP6686299B2 (ja) * 2014-05-22 2020-04-22 大日本印刷株式会社 積層体の製造方法及びそれに用いる接着シート
US10180248B2 (en) 2015-09-02 2019-01-15 ProPhotonix Limited LED lamp with sensing capabilities
JP6642129B2 (ja) * 2016-03-08 2020-02-05 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置
JP2018187854A (ja) * 2017-05-09 2018-11-29 セイコーエプソン株式会社 液滴吐出装置
JP7097844B2 (ja) 2019-03-29 2022-07-08 キヤノン株式会社 記録装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003039693A (ja) * 2001-07-31 2003-02-13 Canon Inc インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JP2003326691A (ja) * 2002-05-09 2003-11-19 Konica Minolta Holdings Inc 画像記録方法、エネルギー線硬化インク及び画像記録装置
JP2004090245A (ja) * 2002-08-29 2004-03-25 Canon Inc インクジェット記録装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6179403B1 (en) * 1999-07-09 2001-01-30 Xerox Corporation Document dependent maintenance procedure for ink jet printer
US7159963B2 (en) * 2003-04-24 2007-01-09 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. Image recording apparatus with wipe unit and nozzle maintenance unit
JP2005144679A (ja) * 2003-11-11 2005-06-09 Roland Dg Corp インクジェットプリンタ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003039693A (ja) * 2001-07-31 2003-02-13 Canon Inc インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JP2003326691A (ja) * 2002-05-09 2003-11-19 Konica Minolta Holdings Inc 画像記録方法、エネルギー線硬化インク及び画像記録装置
JP2004090245A (ja) * 2002-08-29 2004-03-25 Canon Inc インクジェット記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005297230A (ja) 2005-10-27
US7396103B2 (en) 2008-07-08
US20050225620A1 (en) 2005-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7396103B2 (en) Inkjet recording apparatus and method for maintenance of recording head
JP2008073916A (ja) インクジェット記録装置
JP2007313718A (ja) インクジェット記録装置
JP2007118414A (ja) インクジェット記録装置
JP2009226692A (ja) インクジェットプリンタ
JP2004330773A (ja) インクジェットプリンタ
JP2005212351A (ja) インクジェットプリンタ
JP2004358953A (ja) インクジェット記録装置
JP2006110974A (ja) インクジェットプリンタ
JP2005262553A (ja) 画像記録装置
JP2006272853A (ja) インクジェット記録装置
JP4806955B2 (ja) インクジェットプリンタ
JP2005104116A (ja) インクジェットプリンタ
WO2006054534A1 (ja) インクジェット記録装置
WO2006013726A1 (ja) インクジェット記録装置
JP2005205631A (ja) インクジェットプリンタ
JP2004230578A (ja) インクジェットプリンタ
JP2004230640A (ja) インクジェットプリンタ
JP2006068937A (ja) インクジェットプリンタ
JP2010173328A (ja) インクジェット記録装置
JP2004155047A (ja) インクジェットプリンタ
JP2021014054A (ja) インクジェットプリンタ
JP2020121490A (ja) プリンタ
JP2005081577A (ja) インクジェットプリンタ
JP2005224989A (ja) 吐出不良検知方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070308

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100309

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100408

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100518

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100531

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4529522

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees