JP2007306765A - 電源回路装置及びこの電源回路装置を備えた電子機器 - Google Patents

電源回路装置及びこの電源回路装置を備えた電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、負荷への電流値を計測する抵抗における消費電力を抑制することのできる電源回路装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 負荷7の出力電流値を表す帰還信号を生成する抵抗R1と並列となる抵抗R2が設けられるとともに、制御回路装置6内において、エラーアンプ64の反転入力端子に入力する基準電位を切り換える電圧切換回路68を設ける。これにより、直流電源1の電力が低下したときに、エラーアンプ64に入力する基準電位と、負荷7の出力電流値を検出する抵抗の抵抗値を変更することで、その消費電力を低減し、直流電源の寿命を長く保持することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、直流電源からの入力電圧を昇圧又は降圧して負荷へ供給する電源回路装置及びこの電源回路装置を備えた電子機器に関するものである。
近年、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)、デジタルカメラ等の携帯型電子機器に搭載されている液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)の照明源(バックライトまたはフロントライト)のひとつとして、耐久性、発光効率、占有面積等の点で優れている白色発光ダイオード(白色LED:Light Emitting Diode)が用いられる傾向にある。この白色発光ダイオードは、電流を流すほど明るくなるが、約4V程度となる比較的高い順方向電圧が必要であるとともに、個々の順方向電圧のばらつきが大きい。
そして、通常、液晶表示装置のバックライトなどの照明源としては複数の白色LEDが用いられる。この照明源として用いられる複数の白色LEDは、各白色LEDの輝度を均一にするために直列接続される。これらのことから、照明源として白色LEDを駆動するには、携帯型電子機器に内蔵されている電池から供給される直流電圧よりも高い直流電圧が必要となる。
又、通信技術の発達による通信装置の小型化に伴い、携帯型電子機器への映像配信なども行われている。このような映像配信を受ける携帯型電子機器として、例えば、デジタルチューナを搭載するものがあるが、デジタルチューナを駆動するためには、その電圧源として30〜40Vとなる電圧が必要となる。そのため、このような機能を備えた携帯型電子機器においても、その内蔵されている電池から供給される直流電圧よりも高い直流電圧が必要となる。
よって、このような携帯型電子機器には、リチウムイオン等の内蔵された電池から供給される直流電圧を昇圧するために、昇圧型の電源回路装置として昇圧チョッパレギュレータが用いられている。更に、液晶表示装置における照明源となる個々の白色LEDの明るさを一定にするため、各白色LEDに流す電流が同じになる直列接続による昇圧チョッパレギュレータ駆動方式が多く使われる。
このような昇圧チョッパ型レギュレータとなる電源回路装置の構成を、図12に示す。図12に示す電源回路装置は、リチウムイオン電池等の直流電源1と、直流電源1と並列に接続された入力コンデンサ2と、入力コンデンサ2の直流電源1の正極端子(電源電位側)との接続ノードに一端が接続されたコイル3と、コイル3の他端にアノードが接続された整流素子となるダイオード4と、ダイオード4のカソードに接続された出力コンデンサ5と、コイル3に1つのパッケージにIC化されコイル3に対するエネルギーの蓄積/放出を切り換えて昇圧動作を行う制御回路装置60と、を備える。尚、直流電源1、入力コンデンサ2、及び出力コンデンサ5は、電源電位と逆側(直流電源1の負極側)が接地される。
そして、この電源回路装置によって昇圧された電圧が負荷7に印加されるように、負荷7の一端がダイオード4のカソードに接続される。この負荷7の他端には、一端が接地された抵抗R1の他端が接続されるとともに、負荷7と抵抗R1との接続ノードには制御回路装置60の帰還信号入力端子FBが接続される。又、制御回路装置60は、直流電源1の電源電位側と接続される入力電圧入力端子Viと、コイル3とダイオード4との接続ノードに接続されてコイル3を流れる電流量の制御を行う制御端子Vswと、接地される接地端子GNDと、を備える。
この制御回路装置60は、制御端子Vswとコレクタが接続されるとともに接地端子GNDにエミッタが接続されるNPNからなる出力スイッチングトランジスタTr1(パワートランジスタTr1)と、入力電圧入力端子Viから入力される直流電源1から供給される直流電圧を制御回路装置60内の各ブロックに印加される一定の直流電圧に変圧する定電圧回路61と、パワートランジスタTr1のベースに与える電圧を切り換える制御回路620と、を備える。そして、制御回路620は、基準電位Vrefを発生する基準電圧回路63と、帰還信号入力端子FBより入力される帰還信号が非反転入力端子に入力されるとともに基準電圧回路63からの基準電位Vrefが反転入力端子に入力されるエラーアンプ64と、PWM信号を生成するための基準波となる発振信号を出力する発振回路65と、エラーアンプ64からの出力が反転入力端子に入力されるとともに発振回路65からの発振信号が非反転入力端子に入力されるPWMコンパレータ66と、PWMコンパレータ66からの出力に基づいてパワートランジスタTr1のベースに信号を与えてパワートランジスタTr1のON/OFFを行うドライブ回路67と、を備える。
このように構成される制御回路装置60を備える電源回路装置は、ドライブ回路67によりパワートランジスタTr1がONとされると、直流電源1からの電流がコイル3に流れ、コイル3にエネルギーが蓄積される。そして、ドライブ回路67によりパワートランジスタTr1がOFFとされると、コイル3に蓄積されたエネルギーが放出されることによってコイル3に逆起電力が発生する。
このコイル3に発生した逆起電力は直流電源1から供給される入力電圧に加算され、ダイオード4を介して出力コンデンサ5を充電する。即ち、コイル3のダイオード4側で発生する電圧が、ダイオード4と出力コンデンサ5とによって平滑化される。このような一連の動作を繰り返すことにより昇圧動作が行われ、出力コンデンサ5の両端に出力電圧が発生し、この出力電圧による出力電流が負荷7に流れる。尚、負荷7として白色LEDを用いた場合、この白色LEDに出力電流が流れて発光する。
そして、負荷7を流れる出力電流が抵抗R1を流れるため、この出力電流の電流値に抵抗R1の抵抗値を乗じた電圧が、帰還信号として制御回路装置60の帰還信号入力端子FBに入力されると、エラーアンプ64の非反転入力端子に供給される。このエラーアンプ64では、基準電圧回路63からの基準電位Vrefと帰還信号による電位との差が求められ、この差に応じた出力信号がPWMコンパレータ66の反転入力端子に入力される。
そして、PWMコンパレータ66では、発振回路65からの鋸歯状波信号となる発振信号とエラーアンプ64からの出力信号とを比較する。その結果、エラーアンプ64からの出力信号の電圧レベルが発振回路65からの発振信号の信号レベルより高くなる期間では、PWMコンパレータ66のPWM信号はL(Low)レベルになり、エラーアンプ64からの出力信号の電圧レベルが発振回路65からの発振信号の信号レベルより低くなる期間では、PWMコンパレータ66のPWM信号はH(High)レベルになる。
このPWMコンパレータ66のPWM信号をドライブ回路67が受けることで、そのPWM信号に応じたデューティ比でパワートランジスタTr1のON/OFF制御を行う。即ち、ドライブ回路67は、PWMコンパレータ66のPWM信号がHレベルのときに、パワートランジスタTr1に所定のベース電圧を与えてパワートランジスタTr1をONさせる。そして、PWMコンパレータ66のPWM信号がLレベルになったときに、パワートランジスタTr1へのベース電圧の供給を停止し、パワートランジスタTr1をOFFさせる。
このような電源回路装置が上述の携帯型電子機器に設置される場合、携帯型電子機器に内蔵されるリチウムイオン電池等の直流電源1の寿命を長く保持することが要求される。この直流電池などの直流電源の寿命を長く保持するために、電源回路装置による出力電力の調整が成される。この出力電力の調整を行う電源回路装置として、出力側に接続される負荷の大きさに応じて、スイッチング素子のスイッチング制御動作を変化させることで、消費電力を削減するものが提案されている(特許文献1参照)。
特開2005−287260号公報
図12のような電源回路装置において、パワートランジスタTr1のON/OFF制御を行うと、帰還信号入力端子FBに入力される帰還信号の信号レベルと基準電位Vrefとが等しくなるように昇圧動作が行われることになる。即ち、負荷7への出力電流Ioは、以下の式のように、基準電位Vrefを抵抗R1の抵抗値r1で除した電流値に安定化される。よって、例えば、基準電位Vrefが1Vで、負荷7への出力電流Ioが20mAと設定した場合、抵抗R1の抵抗値r1が50Ωとなる。
Io=Vref/r1 (A)
又、負荷7となる白色LEDの輝度ばらつきについては基準電圧回路63からの基準電位Vrefのばらつきに影響される。この基準電位Vrefについてはチップの製造プロセス等から高いほうが、そのばらつき率が小さくなる。しかしながら、基準電位Vrefが高いほど抵抗R1の電力損失が大きくなるため、携帯型電子機器等で使用される電源回路装置においては、直流電源1となる電池の寿命に影響を及ぼすことになる。
尚、特許文献1では、共振型の電源回路装置において、軽負荷時に発信周波数が高くなることで発生するスイッチング損失を小さくすることによる電源効率の低下を抑制するものである。それに対して、図12のような自励型の電源回路装置において、負荷7に流れる電流量を設定するために、帰還信号を発生する抵抗R1での電力損失を抑制することで、直流電源1となる電池の寿命を長くすることができる。
このような問題を鑑みて、本発明は、負荷への電流値を計測する抵抗における消費電力を抑制することのできる電源回路装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の電源回路装置は、直流電源に接続された変圧回路と、該変圧回路に接続された整流回路と、前記変圧回路に接続されるとともにスイッチングを行うことで前記整流回路に出力する電力を調整する第1スイッチング素子と、該第1スイッチング素子のON/OFF制御を行うドライブ回路と、前記整流回路に接続された負荷を流れる電流を検出する電流検出回路と、該電流検出回路で検出された電流値を示す電流検出信号の信号レベルを基準値と比較して前記ドライブ回路でのON/OFF制御を指示するPWM信号を生成するPWM信号生成回路と、を備える電源回路装置において、前記基準値の値を切り換えて前記PWM信号生成回路に供給する基準値切換回路と、前記電流検出回路の抵抗値を切り換える抵抗値切換回路と、を備え、前記基準値切換回路による前記基準値を小さくするとき、前記抵抗値切換回路によって前記電流検出回路の抵抗値を小さくするように切り換えることを特徴とする。
このような電源回路装置において、前記直流電源の電力量を検出する状態検出回路を備え、該状態検出回路が、前記直流電源の電力量が低下したことを検出したとき、前記基準値切換回路による前記基準値を小さくするとともに、前記抵抗値切換回路によって前記電流検出回路の抵抗値を小さくするものとしても構わない。このとき、前記状態検出回路が、前記直流電源から入力される入力電圧を確認することで、前記直流電源の電力量を検出するものとしても構わない。
又、前記状態検出回路が、前記直流電源の電力量が低下したことを検出した後に、前記電源回路装置がOFFとされ、再び、前記電源回路装置がONとされたときに、前記基準値切換回路による前記基準値を小さくするとともに、前記抵抗値切換回路によって前記電流検出回路の抵抗値を小さくすることで、前記電源回路装置の動作状態の切換が、再度ONとされたときに成されるものとすることができる。このとき、前記電源回路装置の駆動状態が、前記電流検出回路で検出された前記負荷の電流値に基づいて確認されるものとしても構わない。
これらの電源回路装置において、前記ドライブ回路のON/OFFを制御する第1制御信号に基づいて、前記PWM信号生成回路からの前記PWM信号の前記ドライブ回路に対する入力の許可及び禁止を行う論理ゲートを備えるものとしても構わない。
又、前記基準値切換回路及び前記抵抗値切換回路における切換動作が、外部からの第2制御信号に基づいて制御されるものとしても構わない。このとき、前記第2制御信号に基づいて前記ドライブ回路のON/OFFも制御されるとともに、記第2制御信号に基づいて、前記PWM信号生成回路からの前記PWM信号の前記ドライブ回路に対する入力の許可及び禁止を行う論理ゲートを備えるものとしても構わない。
更に、上述の各電源回路装置において、前記抵抗値切換回路によって切り換えられる前記電流検出回路の抵抗値が複数の値とするものとしても構わない。
又、前記基準値切換回路による前記基準値を小さくするとともに、前記抵抗値切換回路によって前記電流検出回路の抵抗値を小さくしたとき、前記負荷に流れる出力電流に変化がないものとしても構わないし、前記基準値切換回路による前記基準値を小さくするとともに、前記抵抗値切換回路によって前記電流検出回路の抵抗値を小さくしたとき、前記負荷に流れる出力電流が小さくなるものとしても構わない。
又、本発明の電子機器は、上述のいずれかに記載の電源回路装置を備え、当該電源回路装置から出力される出力電圧が与えられて駆動するものであることを特徴とする。そして、前記電源回路装置から出力電圧が与えられる発光ダイオードを備えるものとしても構わない。このとき、この発光ダイオードをバックライトとして備える液晶表示装置として利用される。
本発明によると、基準値切換回路による基準値を小さくするとともに抵抗値切換回路によって電流検出回路の抵抗値を小さくできるため、電流検出回路における消費電力を低減させることができる。又、状態検出回路において、直流電源の電力に基づいて、PWM信号生成回路に与える基準値と電流検出回路の抵抗値とを切り換えることで、直流電源の電力が低下したときに、電流検出回路における消費電力を低減させることができる。これにより、直流電源の寿命を長く保持させることができる。更に、直流電源の電力量が低下したことを検出した後に、再び、電源回路装置がONとされたときに、PWM信号生成回路に与える基準値と電流検出回路の抵抗値とを切り換えることで、負荷としてLEDを用いたときに、違和感なくLEDの輝度を切り換えることができる。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態の電源回路装置の内部構成を示すブロック図である。図1において、図12の従来の電源回路装置と同一の目的で使用する部分については、同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
図1の電源回路装置は、図12の電源回路装置と同様、直流電源1と、入力コンデンサ2と、コイル3と、ダイオード4と、出力コンデンサ5と、抵抗R1と、を備えて、負荷7へ昇圧した出力電圧を供給するとともに、コイル3へのエネルギーの蓄積/放出を切り換える制御回路装置6を備える。そして、制御回路装置6は、図12の電源回路装置における制御回路装置60と同様、パワートランジスタTr1と、定電圧回路61と、入力電圧入力端子Viと、制御端子Vswと、帰還信号入力端子FBと、接地端子GNDと、を備え、図12の電源回路装置における制御回路620に相当する制御回路62を備える。
又、制御回路62は、図12の電源回路装置における制御回路620と同様、基準電圧回路63と、エラーアンプ64と、発振回路65と、PWMコンパレータ66と、ドライブ回路67と、を備えるとともに、基準電圧回路63からの基準電位Vrefの値を切り換えるための電圧切換回路68と、負荷7への出力電流を測定するための抵抗の抵抗値を変化するためのスイッチSW2と、電圧切換回路68内の後述するスイッチSW1及びスイッチSW2のON/OFF制御を行うスイッチ切換回路69と、直流電源1の状態を検出する状態検出回路70と、を備える。
更に、負荷7と抵抗R1との接続ノードには、抵抗R1と並列となる抵抗R2の一端が接続される。そして、制御回路装置6には、抵抗R2の他端が接続される抵抗値切換端子SWが設けられ、この抵抗値切換端子SWには、他端が接地端子GNDに接続されて設置されたスイッチSW2の一端が接続される。又、電圧切換回路68は、基準電圧回路63からの基準電位Vrefが一端に印加される抵抗R3と、抵抗R3の一端に他端が接続されるとともに接地端子GNDを介して他端が接地される抵抗R4と、抵抗R3の両端に両端が接続されることで抵抗R3と並列に設置されるスイッチSW1と、を備え、抵抗R3,R4とスイッチSW1との接続ノードにエラーアンプ64の反転入力端子が接続される。
このように構成される電源回路装置の動作について、以下に説明する。この電源回路装置は、昇圧動作を行うための制御回路装置62による全体的な制御動作は共通の動作を行うが、直流電源1より供給される電力が十分に大きい時の動作(以下、「通常動作」とする)と、直流電源1より供給される電力が小さい時の動作(以下、「低電力動作」)とで、スイッチSW1,SW2のON/OFFが切り換えられる。まず、この電源回路装置の全体的な制御動作について、通常動作及び低電力動作双方で共通となる部分を中心に説明する。
(全体的な制御動作)
図1のように構成される電源回路装置は、図12のような構成の電源回路装置と同様、パワートランジスタTr1がONとされると、直流電源1からの電流がコイル3を介してパワートランジスタTr1に流れ、コイル3にエネルギーが蓄積される。この期間においては、出力コンデンサ5から負荷7へ電流が供給されることとなる。そして、パワートランジスタTr1がOFFとされると、コイル3に蓄積されたエネルギーが放出されることによってコイル3に逆起電力が発生することで、ダイオード4を介して負荷7に与える電圧を昇圧する。このとき、昇圧された電圧が負荷7及びコンデンサ5に供給され、負荷7へ電流が供給されるとともに、コンデンサ5が充電される。
このようにパワートランジスタTr1がON/OFFを繰り返して行うことで、コイルでは、3による昇圧動作が行われているとき、負荷7に流れる出力電流を電圧信号に変換した帰還信号が、制御回路装置の帰還信号入力端子FBに入力される。そして、エラーアンプ64では、非反転入力端子に入力される帰還信号の信号レベルと電圧切換回路68から反転入力端子に与えられる基準電位とを減算し、この減算処理によって得られた値に比例した差分信号をPWMコンパレータ66の反転入力端子に出力する。
そして、PWMコンパレータ66では、図2に示すように、発振回路65からの鋸歯状波信号となる発振信号の信号レベルと、エラーアンプ64からの差分信号の信号レベルとが比較される。そして、エラーアンプ64からの出力信号の電圧レベルが発振回路65からの発振信号の信号レベルより高くなる期間では、PWMコンパレータ66のPWM信号はLレベルになり、エラーアンプ64からの出力信号の電圧レベルが発振回路65からの発振信号の信号レベルより低くなる期間では、PWMコンパレータ66のPWM信号はHレベルになる。
よって、PWMコンパレータ66において、エラーアンプ64からの差分信号の信号レベルに応じたパルス幅変調が行われる。そして、このようにPWMコンパレータ66がパルス幅変調することで得られたPWM信号が、ドライブ回路67に与えられると、ドライブ回路67によって、PWM信号がLレベルのときにパワートランジスタTr1がOFFとされ、又、PWM信号がHレベルのときにパワートランジスタTr1がONとされる。
このようにして各部が動作することで、負荷7に所望の出力電流が与えられるように、パワートランジスタTr1のスイッチング制御が行われる。以下において、この全体的な制御動作を行う電源回路装置における、通常動作(高精度モード)及び低電力動作(高効率モード)それぞれについて、説明する。
(通常動作)
まず、直流電源1の電力が十分に大きいときにおける、電源回路装置の通常動作について、以下に説明する。状態検出回路70によって、直流電源1の電力が十分に大きいことが検出されると、スイッチ切換回路69に検出結果が与えられる。そして、スイッチ切換回路69によって、電圧切換回路68内のスイッチSW1がONとされるとともに、スイッチSW2がOFFとされた状態に保持される。
よって、エラーアンプ64の非反転入力端子には、帰還信号入力端子FBを介して、抵抗R1に現れる電圧信号となる帰還信号が入力されることとなるとともに、エラーアンプ64の反転入力端子には、スイッチSW1を介して基準電圧回路63からの基準電位Vrefが入力される。よって、負荷7に流れる出力電流Ioが、抵抗R1の抵抗値r1として、以下のようになる。
Io=Vref/r1 (A)
このとき、負荷7として直列に接続された複数の白色LEDが用いられる場合、白色LEDの輝度ばらつきを少なくするため、電源回路装置を構成する半導体チップの製造工程等において基準電位Vrefを高い値(例えば、1Vなど)に設定する。これにより、各半導体チップの基準電位Vrefのばらつきを小さくして、負荷7への出力電流の制御を高精度なものとする。
このとき、例えば、基準電位Vrefを1Vとするとともに負荷7に流れる出力電流Ioを20mAに設定する場合においては、抵抗R1の抵抗値r1は1V/20mA=50Ωとなる。そして、この通常動作時における抵抗R1における電力損失は、Vref×Io=Vref2/r1となる。よって、上述のように、基準電位Vrefと負荷7に流れる出力電流Ioとをそれぞれ1Vと20mAのように設定した場合、抵抗R1による電力損失が20mWとなる。
(低電力動作)
まず、直流電源1の電力が小さく消費電力の低減を図るときにおける、電源回路装置の低電力動作について、以下に説明する。上述のように通常動作を行っているときに、状態検出回路70によって、直流電源1の電力が小さくなったことが検出されると、スイッチ切換回路69に検出結果が与えられる。そして、スイッチ切換回路69では、状態検出回路70からの検出結果によって低電力動作を行うために、電圧切換回路68内のスイッチSW1をOFFに切り換えるとともに、スイッチSW2をONに切り換える。
よって、エラーアンプ64の非反転入力端子には、帰還信号入力端子FBを介して、抵抗R1,R2の並列回路に現れる電圧信号となる帰還信号が入力されることとなるとともに、エラーアンプ64の反転入力端子には、電圧切換回路68内の抵抗R3,R4で分圧された電位が入力される。よって、負荷7に流れる出力電流Ioが、抵抗R1〜R4の抵抗値r1〜r4として、以下のようになる。
Io=Vref×r4×(r1+r2)/((r3+r4)×r1×r2) (A)
このとき、負荷7に流れる出力電流Ioについて、通常動作時の出力電流Ioと同一の電流量とするように、抵抗R2〜R4の抵抗値が設定される。よって、例えば、抵抗R3,R4それぞれの抵抗値r3,r4の比が9:1に設定されていた場合、電圧切換回路68から出力される基準電位は、Vref×(r4/(r3+r4))、即ち、0.1×Vrefとなる。このように、エラーアンプ64の反転入力端子へ入力される基準電位が、通常動作時の電位の1/10と低下したことによって、負荷7への出力電流が低下する方向に変動しないように、抵抗R1,R2による合成抵抗の抵抗値が設定される。即ち、抵抗R1,R2の合成抵抗による抵抗値r1×r2/(r1+r2)が、抵抗値0.1×r1と同じ値となるように、抵抗R2の抵抗値が設定される。
よって、例えば、上述のように、通常動作時の基準電位Vrefと負荷7に流れる出力電流Ioとをそれぞれ1Vと20mAのように設定した場合、抵抗R1の抵抗値r1が50Ωに設定され、抵抗R2の抵抗値r2が5.6Ωに設定される。このことにより、スイッチ切換回路69により電圧切換回路68から出力される基準電位が0.1Vに切り換えられたとしても、負荷7に流れる電流値は同じになる。また、この低電力動作時での抵抗R1,R2の電流損失については、1/10×Vref×Io、即ち、上述の例の場合、0.1V×20mA=2mWとなり、通常動作時に比べて、その電力損失を18mWだけ低減させることができる。
このように構成することで、直流電源1の電力が小さくなったとき、負荷7への出力電流を変化させることなく、帰還信号を生成する抵抗R1,R2による合成抵抗における消費電力を抑制することができる。これにより、直流電源1を構成するリチウム電池などの寿命を延ばすことができる。
又、本実施形態において、図3に示すように、状態検出回路70が、入力電圧入力端子Viと接続されて、直流電源1のからの入力電圧を測定する入力電圧検出回路701によって構成されるものとしても構わない。このとき、入力電圧検出回路701では、入力電圧入力端子Viより入力される直流電源1の入力電圧を所定の電圧値と比較し、直流電源1の入力電圧が所定の電圧値よりも低くなったとき、通常動作から低電力動作に切り替わるように、スイッチ切換回路68に指示を与える。
<第2の実施形態>
本発明の第2の実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態の電源回路装置は、第1の実施形態の電源回路装置と同様、図1のブロック図による構成とされる。以下では、第1の実施形態の電源回路装置と異なる部分について説明し、第1の実施形態と同一となる部分については、第1の実施形態を参照するものとして、その詳細な説明を省略する。
本実施形態の電源回路装置は、第1の実施形態の電源回路装置と異なり、低電力動作を行う際に、負荷7への出力電流を通常動作時に与える出力電流よりも小さい値とする。即ち、通常動作時に負荷7に流れる出力電流Ioに対して、低電力動作に負荷7に出力電流K×Io(0<K<1)の電流が流れるものとすると、抵抗R1〜R4の抵抗値r1〜r4の関係が以下の式で表される。
r4×(r1+r2)/((r3+r4)×r2)=K
このように、低電力動作において、負荷7に流す出力電流量を小さくすることで、抵抗R1,R2の合成抵抗における消費電力を低減することができる。このとき、抵抗R3,R4の抵抗値の関係を第1の実施形態の電源回路装置と同様の関係とし、抵抗R1の抵抗値に対する抵抗R2の抵抗値を第1の実施形態の電源回路装置における抵抗R2の抵抗値よりも大きい値とすることで、低電力動作時に負荷7に与える出力電流量を小さくすることができる。
よって、例えば、基準電圧回路63からの基準電位Vrefが1Vで、通常動作時に負荷7を流れる電流Ioを20mAに設定する場合においては、抵抗R1の抵抗値r1が50Ωとなる。そして、通常動作時における抵抗R1での電力損失が、20mWとなる。又、抵抗R3,R4それぞれの抵抗値r3,r4の比が9:1に設定されていた場合、低電力動作時において、電圧切換回路68から出力される基準電位は、0.1×Vref=0.1Vとなる。そして、低電力動作時において、K×Io=(3/4)×20mA=15mAとなる出力電流が負荷7に流れるものとしたとき、抵抗R1,R2による合成抵抗の抵抗値が6.7Ωに設定される。即ち、抵抗R2の抵抗値r2が7.7Ωに設定されることとなる。
このように抵抗R1〜R4の抵抗値r1〜r4が設定されることにより、低電力動作時においては、電圧切換回路68からのエラーアンプ64の反転入力端子辺入力される基準電位を0.1Vにするとともに、負荷7に流す電流値を通常動作時の20mAから15mAに低減させる。これにより、低電力動作時での抵抗R1,R2の合成抵抗における電流損失についてはVref×(r4/(r3+r4))×(K×Io)=0.1V×15mA=1.5mWとなる。即ち、通常動作時に比べて、18.5mWだけ電力損失が低減されることとなる。このように、低電力動作への切換を行うことにより、直流電源1を構成するリチウム電池などの寿命を更に伸ばすことができる。即ち、本実施形態において、負荷7として白色LEDを使用したとき、低電力動作時においては出力電流が小さくなるため、白色LEDの輝度が低くなるが、直流電源1の寿命を優先させることができる。
<第3の実施形態>
本発明の第3の実施形態について、図面を参照して説明する。図4は、本実施形態の電源回路装置の内部構成を示すブロック図である。図4において、図1の電源回路装置と同一の目的で使用する部分については、同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
本実施形態の電源回路装置は、第1の実施形態の電源回路装置(図1参照)と異なり、外部から入力される制御信号に基づいて通常動作と低電力動作の切換が行われる構成とされるため、図4に示すように、制御回路装置6aが、外部からの制御信号が入力される制御信号入力端子CONTを備える。そして、この制御回路装置6a内に設置される制御回路62aは、状態検出回路70の代わりに、制御信号入力端子CONTを通じて入力される制御信号に基づいてスイッチ切換回路69を動作させる外部信号検出回路71を備える。その他の構成については、第1の実施形態の電源回路装置と同一の構成を備える。
このように構成することによって、外部からの制御信号に基づいて、通常動作及び低電力動作の切換が行われる。即ち、通常動作を指示する制御信号が制御信号入力端子CONTに入力されると、制御回路62a内の外部信号検出回路71において通常動作の指示がなされていることを確認する。この確認結果がスイッチ切換回路69に与えられるため、スイッチSW1がONとされるとともに、スイッチSW2がOFFとされることで、高精度モードとなる通常動作が行われる。
逆に、低電力動作を指示する制御信号が制御信号入力端子CONTに入力されると、制御回路62a内の外部信号検出回路71において低電力動作の指示がなされていることを確認する。この確認結果がスイッチ切換回路69に与えられるため、スイッチSW1がOFFとされるとともに、スイッチSW2がONとされることで、高効率モードとなる通常動作が行われる。
<第4の実施形態>
本発明の第4の実施形態について、図面を参照して説明する。図5は、本実施形態の電源回路装置の内部構成を示すブロック図である。図5において、図4の電源回路装置と同一の目的で使用する部分については、同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
本実施形態の電源回路装置は、第3の実施形態の電源回路装置(図4参照)と異なり、外部から入力される制御信号に基づいて、通常動作と低電力動作の切換が行われるだけでなく、図5に示す制御回路装置6bのON/OFFも制御される。即ち、図5に示すように、制御回路装置6bが、外部からの2つの制御信号S1,S2が入力される制御信号入力端子CONT1,CONT2を備え、制御回路62b内の外部信号検出回路71aが、制御信号S1,S2により、ドライブ回路67のON/OFFを制御する信号と、スイッチ切換回路69を制御する信号を生成する。又、制御回路62bは、PWMコンパレータ66からのPWM信号と外部信号検出回路71aからの信号とが入力されてドライブ回路67に出力を行うAND回路72を備える。
このように構成される電源回路装置において、制御信号S1,S2の状態によって制御される各動作について、以下に説明する。まず、制御信号S1,S2は、HレベルとLレベルの2値の信号である。そして、この制御信号S1,S2それぞれのHレベルとLレベルとが組み合わされることによって、(1)通常動作(高精度モードによる駆動)(2)低電力動作(高効率モードによる駆動)(3)OFF状態の3つの状態が外部より指示される。
まず、制御信号S1をHレベルとするとともに制御信号S2をLレベルとしたとき、(1)の通常動作が指示される。即ち、外部信号検出回路71aにおいて、制御信号S1がHレベルで制御信号S2がLレベルとなったとき、AND回路72に対してHレベルとなる信号を出力するとともに、スイッチ切換回路69に対して通常動作を行うことが報知される。よって、スイッチ切換回路69によって、スイッチSW1がONとされるとともに、スイッチSW2がOFFとされるとともに、AND回路72を通じてPWMコンパレータ66からのPWM信号がドライブ回路67に入力される。
又、制御信号S1をHレベルとするとともに制御信号S2をHレベルとしたとき、(2)の低電力動作が指示される。即ち、外部信号検出回路71aにおいて、制御信号S1,S2が共にHレベルとなったとき、AND回路72に対してHレベルとなる信号を出力するとともに、スイッチ切換回路69に対して低電力動作を行うことが報知される。よって、スイッチ切換回路69によって、スイッチSW1がOFFとされるとともに、スイッチSW2がONとされるとともに、AND回路72を通じてPWMコンパレータ66からのPWM信号がドライブ回路67に入力される。
又、制御信号S1をLレベルとするとともに制御信号S2をLレベルとしたとき、(3)のOFF状態が指示される。即ち、外部信号検出回路71aにおいて、制御信号S1,S2が共にLレベルとなったとき、AND回路72に対してLレベルとなる信号を出力する。よって、AND回路72によって、PWMコンパレータ66からのPWM信号がドライブ回路67に入力されることが禁止されるため、パワートランジスタTr1がOFFの状態のままとなる。
このように動作する電源回路装置の制御回路装置6bにおける外部信号検出回路71aの構成例を、図6に示す。図6の回路図のように、外部信号検出回路71aは、制御信号S1,S2それぞれが入力されるインバータ711,712と、インバータ711,712からの出力が入力されてAND回路72に出力するNAND回路713と、制御信号S1,S2が入力されるAND回路714と、AND回路714からの出力を反転するインバータ715と、インバータ715からの出力と制御信号S1とが入力されるAND回路716と、AND回路714からの出力がセット端子に入力されるとともにAND回路716からの出力がリセット端子に入力されるフリップフロップ717とを備える。そして、フリップフロップ717からの出力が、スイッチ切換回路69に与えられる。
このように外部信号検出回路71aを構成することで、制御信号S1,S2がそれぞれHレベル及びLレベルとなるとき、又は、制御信号S1,S2が共にHレベルとなるとき、NAND回路713からHレベルとなる出力がAND回路72に与えられるため、PWMコンパレータ66からのPWM信号がドライブ回路67に与えられることとなる。又、制御信号S1,S2が共にLレベルとなるとき、NAND回路713からLレベルとなる出力がAND回路72に与えられるため、PWMコンパレータ66からのPWM信号がドライブ回路67に与えられることが禁止される。
そして、制御信号S1,S2がそれぞれHレベル及びLレベルとなるとき、AND回路714の出力がLレベルとなるため、AND回路716の2入力が共にHレベルとなり、AND回路716よりHレベルがフリップフロップ717のリセット端子に入力される。これにより、フリップフロップ717からスイッチ切換回路69にLレベルの信号が与えられ、スイッチ切換回路69が、スイッチSW1をONとするとともにスイッチSW2をOFFとする。
又、制御信号S1,S2が共にHレベルとなるとき、AND回路714の出力がHレベルとなるため、AND回路716の入力の1つがLレベルとなるとともに、AND回路714よりHレベルがフリップフロップ717のセット端子に入力される。これにより、フリップフロップ717からスイッチ切換回路69にHレベルの信号が与えられ、スイッチ切換回路69が、スイッチSW1をOFFとするとともにスイッチSW2をONとする。
<第5の実施形態>
本発明の第5の実施形態について、図面を参照して説明する。図7は、本実施形態の電源回路装置の内部構成を示すブロック図である。図7において、図1の電源回路装置と同一の目的で使用する部分については、同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
本実施形態の電源回路装置は、第1の実施形態の電源回路装置(図1参照)と異なり、外部から入力される制御信号が入力される制御信号入力端子CONTが制御回路装置6cに備えられる。そして、制御回路装置6cの制御回路62c内において、直流電源1の状態を検出する状態検出回路70aに対して制御信号入力端子CONTに入力される制御信号が与えられ、又、この制御信号入力端子CONTに入力される制御信号とPWMコンパレータ66からのPWM信号とが入力されるとともにドライブ回路67に出力を行うAND回路72を備える。
このように構成される電源回路装置によると、制御信号入力端子CONTに入力される制御信号がHレベルで、PWMコンパレータ66からのPWM信号のドライブ回路67への入力が許可されているとき、状態検出回路70aにおいて、直流電源1の電力が十分に大きいことが確認されると、通常動作を行うようにスイッチ切換回路69に対して指示を与える。よって、スイッチ切換回路69によって、スイッチSW1がONとされるとともに、スイッチSW2がOFFとされる。
そして、制御信号入力端子CONTに入力される制御信号がHレベルの状態のままである場合、状態検出回路70aにおいて、直流電源1の電力が小さくなったことが確認されても、第1の実施形態と異なり、低電力動作に切り替わらずに、通常動作を続ける。そして、制御信号入力端子CONTに入力される制御信号がLレベルに切り換えられると、PWMコンパレータ66からのPWM信号のドライブ回路67への入力が禁止される。このとき、状態検出回路70aよりスイッチ切換回路69に対して、低電力動作を行うように指示が与えられる。よって、スイッチ切換回路69によって、スイッチSW1がOFFとされるとともに、スイッチSW2がONとされる。
その後、制御信号入力端子CONTに入力される制御信号がHレベルに切り換えられた後も、直流電源1の電力が十分に大きくなることが状態検出回路70aで確認されるまで、スイッチ切換回路69によって、スイッチSW1がOFFとされるとともに、スイッチSW2がONとされた状態に保持され、低電力動作が続けられる。又、直流電源1の電力が十分に大きいまま、通常動作が続けられている場合においては、制御信号入力端子CONTに入力される制御信号がLレベルに切り替わったとき、スイッチ切換回路69によって、スイッチSW1がONとされるとともに、スイッチSW2がOFFとされた状態に保持される。
このように構成される電源回路装置の場合、第1の実施形態の電源回路装置と異なり、直流電源1の電力低下が確認された後、電源回路装置がOFFすることを外部からの制御信号によって指示されることで、低電力動作への切換が行われる。即ち、電源回路装置がOFFしている時に動作の切換を行い、次にONされたときから、その動作状態が切り換えられることとなる。これにより、白色LEDを負荷7に使用したときにおいて、通常動作から低電力動作に切り替わる場合、負荷7となる白色LEDの輝度を違和感なく切り換えることができる。
そして、この電源回路装置の制御回路装置6cに設けられる状態検出回路70aの構成例を、図8に示す。尚、図8の構成例において、状態検出回路70aは、図2の電源回路装置の構成例と同様、入力電圧入力端子Viに入力される直流電源1の入力電圧を測定することで、直流電源1の状態を確認するものとする。
図8に示す状態検出回路70aは、入力電圧入力端子Viと接続される入力電圧検出回路701と、制御信号入力端子CONTに入力される制御信号を反転するインバータ702と、入力電圧検出回路701から出力される信号を反転するインバータ703と、インバータ702からの出力と入力電圧検出回路701から出力される信号とが入力されるAND回路704と、インバータ703からの出力がリセット端子に入力されるとともにAND回路704からの出力がセット端子に入力されるフリップフロップ705と、を備える。そして、フリップフロップ705からの出力が、スイッチ切換回路69に与えられる。
このように状態検出回路70aを構成するとき、入力電圧検出回路701では、入力電圧入力端子Viに入力される直流電源1による入力電圧が所定電圧より高いときは、Lレベルの信号を出力し、直流電源1による入力電圧が所定電圧より低くなると、Hレベル信号を出力する。よって、直流電源1による入力電圧が所定電圧より高く、入力電圧検出回路701からLレベルの信号が出力されるときは、インバータ703からの出力がHレベルとなるとともに、AND回路704からの出力がLレベルとなる。そして、フリップフロップ705において、リセット端子にHレベルの信号が入力されることとなり、Lレベルの信号をスイッチ切換回路69に入力する。これにより、スイッチSW1がONとされるとともに、スイッチSW2がOFFとされる。
又、制御信号入力端子CONTに入力される制御信号がHレベルのとき、インバータ702からの出力がLレベルとなるため、AND回路704の出力はLレベルのままである。そのため、直流電源1による入力電圧が所定電圧より低くなって、入力電圧検出回路701からHレベルの信号が出力されても、AND回路704からの出力はLレベルのままであるため、フリップフロップ705の出力は変化しない。
このとき、一度、制御信号入力端子CONTに入力される制御信号がLレベルとなることで、フリップフロップ705のセット端子にHレベルとなるAND回路704からの出力が入力されることとなる。よって、フリップフロップ705がHレベルの信号をスイッチ切換回路69に入力し、スイッチSW1がOFFとされるとともに、スイッチSW2がONとされる。その後、制御信号入力端子CONTに入力される制御信号がHレベルとなることで、電源回路装置における低電力動作が行われる。
<第6の実施形態>
本発明の第6の実施形態について、図面を参照して説明する。図9は、本実施形態の電源回路装置の内部構成を示すブロック図である。図9において、図7の電源回路装置と同一の目的で使用する部分については、同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
本実施形態の電源回路装置は、第5の実施形態の電源回路装置(図7参照)と異なり、制御回路装置6dの制御回路62d内において、帰還信号入力端子FBに入力される帰還信号に基づいて電源回路装置のON/OFFを検出する帰還電圧検出回路73を備え、この帰還電圧検出回路73からの出力が状態検出回路70aに与えられる。又、第5の実施形態の電源回路装置と異なり、制御信号入力端子CONTに入力される制御信号は、AND回路72のみに入力される。
本実施形態の電源回路装置では、第5の実施形態の電源回路装置において、制御信号入力端子CONTに入力される制御信号の代わりに、帰還電圧検出回路73の検出結果が状態検出回路70aに与えられることで、電源回路装置のON/OFFが状態検出回路70aで確認される。即ち、状態検出回路70aでは、制御信号の信号レベルの切り替わりに応じて動作する場合と同様の動作を、帰還電圧検出回路73の検出結果を示す信号の切り替わりに応じて行うこととなる。よって、以下では、第5の実施形態と異なる部分である帰還電圧検出回路73の動作を中心に説明する。
制御信号入力端子CONTに入力される制御信号がLレベルとなり、AND回路72によって、PWMコンパレータ66からのPWM信号がドライブ回路67に入力されることが禁止されると、パワートランジスタTr1がOFFのままとなる。これにより、負荷7への出力電流が流れない状態となるため、帰還信号入力端子FBに入力される帰還信号の信号レベルが低下する。
この帰還信号の信号レベルが所定の信号レベルまで低下したことを帰還電圧検出回路73が検出すると、帰還電圧検出回路73から状態検出回路70aに出力する信号を、HレベルからLレベルに切り換える。尚、帰還信号の信号レベルが所定の信号レベルより高い場合は、帰還電圧検出回路73から状態検出回路70aに出力する信号は、Hレベルのままに保持される。よって、帰還電圧検出回路73によって、負荷7への出力電流量が確認されることで、電源回路装置のON/OFFが検出されることとなる。
このように動作することで、制御信号がHレベルで通常動作を行っているときに、状態検出回路70aが直流電源1の電力の低下を検出すると、制御信号をLレベルとして電源回路装置をOFFすることで帰還信号の信号レベルが低下して、帰還電圧検出回路73からの出力がLレベルに切り替わったときに、低電力動作に切り替わる。即ち、状態検出回路70aが直流電源1の電力の低下を検出した後に、帰還電圧検出回路73からの出力がLレベルに切り替わったときに、スイッチ切換回路69によって、スイッチSW1がOFFとされるとともにスイッチSW2がONとされる。よって、状態検出回路70aを、第5の実施形態と同様、図8のような構成としたとき、インバータ702には、制御信号入力端子CONTに入力される制御信号の代わりに、帰還電圧検出回路73からの出力が入力されることとなる。
尚、第3〜第6の実施形態において、抵抗R1〜R4の抵抗値r1〜r4については、第1の実施形態のような関係としても構わないし、第2の実施形態のような関係としても構わない。即ち、抵抗R1〜R4の抵抗値r1〜r4を第1の実施形態と同様の関係とすることにより、低電力動作時において、負荷7への出力電流値を変化させることなく、抵抗R1,R2による合成抵抗における電力損失を低減させることができる。又、抵抗R1〜R4の抵抗値r1〜r4を第2の実施形態と同様の関係とすることにより、負荷7への出力電流値をも小さくすることができるため、抵抗R1,R2による合成抵抗における電力損失を更に低減させることができる。
又、第1又は第5又は第6の実施形態において、第3又は第4の実施形態における外部信号検出回路71,71aが設けられるものとしても構わない。即ち、外部信号検出回路71が、外部からの制御信号に基づいて、通常動作及び低電力動作のいずれかを確認し、その確認結果を状態検出回路部70,70aに与えることによって、状態検出回路部70,70aがスイッチ切換回路60による制御動作が指示されるものとしても構わない。又、外部信号検出回路71aが、外部からの二つの制御信号S1,S2に基づいて、通常動作及び低電力動作及びOFF状態のいずれかを確認し、その確認結果を状態検出回路部70,70aに与えることによって、状態検出回路部70,70aがスイッチ切換回路69による制御動作が指示されるものとしても構わない。
<第7の実施形態>
本発明の第7の実施形態について、図面を参照して説明する。図10は、本実施形態の電源回路装置の内部構成を示すブロック図である。図10において、図1の電源回路装置と同一の目的で使用する部分については、同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
本実施形態の電源回路装置は、第1の実施形態の電源回路装置(図1参照)と異なり、抵抗R1と並列となるように抵抗R1と負荷7との接続ノードに一端が接続される2つの抵抗R2a,R2bを備えるとともに、制御回路装置6eにおいて、抵抗R2a,R2bそれぞれの他端に接続される抵抗値切換端子SWa,SWbが設けられ、更に、制御回路62eが、抵抗値切換端子SWa,SWbそれぞれに一端が接続されるとともに他端が接地端子GNDに接続されたスイッチSW2a,SW2bを備える。
このように構成されるとき、抵抗R2aは、スイッチSW2aがONとされて抵抗R1,R2aによる並列回路が形成される場合、スイッチSW1がOFFとされてエラーアンプ64の反転入力端子に与えられる電圧切換回路68で基準電位が低くされたときに、通常動作時と同一の出力電流が負荷7に流れるような抵抗値に設定される。又、抵抗R2bは、スイッチSW2aがONとされて抵抗R1,R2bによる並列回路が形成される場合、スイッチSW1がOFFとされてエラーアンプ64の反転入力端子に与えられる電圧切換回路68で基準電位が低くされたときに、通常動作時よりも小さい出力電流が負荷7に流れるような抵抗値に設定される。
即ち、例えば、基準電圧回路63からの基準電位Vrefが1Vで、通常動作時に負荷7を流れる電流Ioを20mAに設定する場合において、抵抗R3,R4それぞれの抵抗値r3,r4の比が9:1に設定するものとすると、抵抗R2aの抵抗値r2aが5.6Ωに設定される。そして、スイッチSW2bがONとされるとき、15mAとなる出力電流が負荷7に流れるものとすると、抵抗R2bの抵抗値r2bが7.7Ωに設定されることとなる。
このように抵抗R2bの抵抗値r2bが抵抗R2aの抵抗値r2aより大きい値に設定され、スイッチSW2aがONとされるときには、通常動作と同一の出力電流が負荷7に流れるものとし、スイッチSW2bがONとされるときには、通常動作よりも小さい出力電流が負荷7に流れるものとする。そして、状態検出回路70において、直流電源1の電力が第1の閾値よりも小さくなったことが確認されると、まず、スイッチ切換回路69によって、スイッチSW1をOFFとするとともにスイッチSW2aをONとするように指示を与える。このとき、スイッチSW2bはOFFとされる。更に、状態検出回路70において、直流電源1の電力が第1の閾値よりも小さい第2の閾値より小さくなったことが確認されると、まず、スイッチ切換回路69によって、スイッチSW1をOFFとするとともにスイッチSW2bをONとするように指示を与える。このとき、スイッチSW2aはOFFとされる。
このようにすることで、直流電源1の電力が第1の閾値よりも小さい場合は、負荷7への出力電流値を切り換えることなく、エラーアンプ64の反転入力端子に入力される基準電位を下げることで、抵抗R1,R2aによる合成抵抗での電力損失を低減させる。そして、更に、直流電源1の電力が第2の閾値よりも小さくなった場合は、負荷7への出力電流値をも小さくすることで、抵抗R1,R2bによる合成抵抗での電力損失を更に低減させる。尚、このように構成するとき、第1の実施形態の図2の構成と同様にして、直流電源1の電力の変化については、入力電圧入力端子Viに入力される直流電源1からの入力電圧の変化を確認することで検出するものであっても構わない。
又、本実施形態のように、抵抗R2a,R2bを備えるとき、第3又は第4の実施形態の電源回路装置のように、外部からの制御信号に応じてスイッチ切換回路69が制御されて、スイッチSW2a,SW2bのON/OFFが選択されるものとしても構わない。即ち、例えば、第4の実施形態のように、制御信号S1,S2が入力される場合、図11のように、制御信号S1,S2が入力される外部信号検出回路71bを備え、2値の信号となる制御信号S1,S2の組み合わせに応じて、スイッチSW2a,SW2bのON/OFFと、AND回路72へ入力される信号の信号レベルとが切り換えられるものとしても構わない。
このとき、制御信号S1,S2を共にLレベルとすると、外部信号検出回路71bよりAND回路72へLレベルとなる信号が与えられ、PWMコンパレータ66からのPWM信号がドライブ回路67に入力されることが禁止される。そして、制御信号S1,S2が共にLレベルとなるとき以外は、外部信号検出回路71bよりAND回路72へHレベルとなる信号が与えられ、PWMコンパレータ66からのPWM信号がドライブ回路67に入力されることが許可される。
又、制御信号S1をHレベルとするとともに制御信号S2をLレベルとするときは、スイッチSW1をONとするとともに、スイッチSW2a,SW2bをOFFとして、高精度モードとなる通常動作を行う。そして、制御信号S1,S2を共にHレベルとするときは、スイッチSW2aをONとするとともに、スイッチSW1,SW2bをOFFとして、高効率モードとなる低電力動作を行う。更に、制御信号S1をLレベルとするとともに制御信号S2をHレベルとするときは、スイッチSW2bをONとするとともに、スイッチSW1,SW2aをOFFとして、更に高効率モードとなる低電力動作を行う。
又、本実施形態のように、抵抗R1と並列となる抵抗値の異なる抵抗を複数備えることで、電力損失を段階的に変化させる複数の低電力動作が可能となる電源回路装置として、第5又は第6の実施形態に基づく構成に組み合わせるものとしても構わない。
本発明は、出力電圧を昇圧又は降圧する直流電圧チョッパ回路装置となる電源回路装置に利用可能である。又、電圧出力する負荷をLEDとして、LEDの調光を行うことのできる電源回路装置に適応可能である。更に、負荷をLEDとする場合、LEDを、白色LEDとして、液晶表示装置の照明源として用いられるものとしても利用可能である。
は、第1及び第2の実施形態の電源回路装置の内部構成を示すブロック図である。 は、PWMコンパレータの動作を説明するための各部の信号の状態を示すタイミングチャートである。 は、第1の実施形態の電源回路装置の1構成例を示すブロック図である。 は、第3の実施形態の電源回路装置の内部構成を示すブロック図である。 は、第4の実施形態の電源回路装置の内部構成を示すブロック図である。 は、図5の電源回路装置における外部信号検出回路の構成を示す回路図である。 は、第5の実施形態の電源回路装置の内部構成を示すブロック図である。 は、図7の電源回路装置における状態検出回路の構成を示す回路図である。 は、第6の実施形態の電源回路装置の内部構成を示すブロック図である。 は、第7の実施形態の電源回路装置の内部構成を示すブロック図である。 は、第7の実施形態の電源回路装置の別の構成を示すブロック図である。 は、従来の電源回路装置の内部構成を示すブロック図である。フである。
符号の説明
1 直流電源
2 入力コンデンサ
3 コイル
4 ダイオード
5 出力コンデンサ
6,6a〜6e,60 制御回路装置
7 負荷
61 定電圧回路
62,62a〜62e,620 制御回路
63 基準電圧回路
64 エラーアンプ
65 発振回路
66 PWMコンパレータ
67 ドライブ回路
68 電圧切換回路
69 スイッチ切換回路
70,70a 状態検出回路
71,71a,71b 外部信号検出回路
72 AND回路
73 帰還電圧検出回路

Claims (13)

  1. 直流電源に接続された変圧回路と、該変圧回路に接続された整流回路と、前記変圧回路に接続されるとともにスイッチングを行うことで前記整流回路に出力する電力を調整する第1スイッチング素子と、該第1スイッチング素子のON/OFF制御を行うドライブ回路と、前記整流回路に接続された負荷を流れる電流を検出する電流検出回路と、該電流検出回路で検出された電流値を示す電流検出信号の信号レベルを基準値と比較して前記ドライブ回路でのON/OFF制御を指示するPWM信号を生成するPWM信号生成回路と、を備える電源回路装置において、
    前記基準値の値を切り換えて前記PWM信号生成回路に供給する基準値切換回路と、
    前記電流検出回路の抵抗値を切り換える抵抗値切換回路と、
    を備え、
    前記基準値切換回路による前記基準値を小さくするとき、前記抵抗値切換回路によって前記電流検出回路の抵抗値を小さくするように切り換えることを特徴とする電源回路装置。
  2. 前記直流電源の電力量を検出する状態検出回路を備え、
    該状態検出回路が、前記直流電源の電力量が低下したことを検出したとき、前記基準値切換回路による前記基準値を小さくするとともに、前記抵抗値切換回路によって前記電流検出回路の抵抗値を小さくすることを特徴とする請求項1に記載の電源回路装置。
  3. 前記状態検出回路が、前記直流電源から入力される入力電圧を確認することで、前記直流電源の電力量を検出することを特徴とする請求項2に記載の電源回路装置。
  4. 前記状態検出回路が、前記直流電源の電力量が低下したことを検出した後に、前記電源回路装置がOFFとされ、再び、前記電源回路装置がONとされたときに、前記基準値切換回路による前記基準値を小さくするとともに、前記抵抗値切換回路によって前記電流検出回路の抵抗値を小さくすることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の電源回路装置。
  5. 前記電源回路装置の駆動状態が、前記電流検出回路で検出された前記負荷の電流値に基づいて確認されることを特徴とする請求項4に記載の電源回路装置。
  6. 前記ドライブ回路のON/OFFを制御する第1制御信号に基づいて、前記PWM信号生成回路からの前記PWM信号の前記ドライブ回路に対する入力の許可及び禁止を行う論理ゲートを備えることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の電源回路装置。
  7. 前記基準値切換回路及び前記抵抗値切換回路における切換動作が、外部からの第2制御信号に基づいて制御されることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の電源回路装置。
  8. 前記第2制御信号に基づいて前記ドライブ回路のON/OFFも制御されるとともに、
    前記第2制御信号に基づいて、前記PWM信号生成回路からの前記PWM信号の前記ドライブ回路に対する入力の許可及び禁止を行う論理ゲートを備えることを特徴とする請求項7に記載の電源回路装置。
  9. 前記抵抗値切換回路によって切り換えられる前記電流検出回路の抵抗値が複数の値であることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の電源回路装置。
  10. 前記基準値切換回路による前記基準値を小さくするとともに、前記抵抗値切換回路によって前記電流検出回路の抵抗値を小さくしたとき、前記負荷に流れる出力電流に変化がないものとすることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の電源回路装置。
  11. 前記基準値切換回路による前記基準値を小さくするとともに、前記抵抗値切換回路によって前記電流検出回路の抵抗値を小さくしたとき、前記負荷に流れる出力電流が小さくなることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の電源回路装置。
  12. 請求項1〜請求項11のいずれかに記載の電源回路装置を備え、当該電源回路装置から出力される出力電圧が与えられて駆動することを特徴とする電子機器。
  13. 前記電源回路装置から出力電圧が与えられる発光ダイオードを備えることを特徴とする請求項12に記載の電子機器。
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