JP2007295767A - Led駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】出力電流検出抵抗等の温度変化に伴う輝度特性の変動を抑制する。
【解決手段】LED駆動装置101は、所定の抵抗値を有する抵抗RpとスイッチSWとが直列に接続された回路が、2以上の第1所定個数(ここでは、5個)だけ並列接続されて構成されたものであって、図に示すようにLED12と直列に接続される第1スイッチ回路13と、LED12の駆動電流Idを所定の値に制御するべく、第1スイッチ回路13に含まれる第1所定個数の各スイッチSWのオンオフ状態を制御する第1制御部(図示省略)とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の直列接続されたLEDを駆動するLED駆動装置に関するものである。特に、電圧源として昇圧チョッパレギュレータを備えるLED駆動装置に関するものである。
近年、携帯電話機等の電子機器に搭載されている液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)の照明源(バックライト)、及びデジタルカメラ等のフラッシュライトとして、白色発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)が用いられるようになってきている。このような照明源としては、複数の白色発光ダイオードが用いられ、且つ、各白色発光ダイオードの輝度を均一にするために直列接続されることから、このような照明源としての白色発光ダイオードの駆動には、携帯機器に内蔵されている電池の直流電圧よりも高い直流電圧が必要となる。
そこで、このような白色発光ダイオードを駆動する装置として、図6に示す昇圧型のLED駆動装置が提案されている(特許文献1参照)。図6は、従来のLED駆動装置の構成を示す回路ブロック図である。図6に示すLED駆動装置100は、リチウムイオン電池等の直流電源VI、入力コンデンサCin、コイルL、ダイオードD、出力コンデンサCo、出力電流検出抵抗R、及び、IC化されコイルLに対するエネルギーの蓄積及び放出を切り換えて昇圧動作を行う昇圧チョッパレギュレータ11を備え、携帯電話機等の電子機器に搭載されているLCDの照明源である3個の直列接続された白色発光ダイオード(以下、単にLEDという)12を駆動するものである。
特開2005−160178号公報
図6に示すLED駆動装置100においては、LED122と出力電流検出抵抗Rとの間の電圧を外部から印加することによって制御してLED122の輝度を調整していた。しかしながら、図6に示すLED駆動装置100においては、出力電流検出抵抗Rを流れる電流によって抵抗Rが発熱して、その温度が上昇し、出力電流検出抵抗R等の温度特性によって、LED122の輝度特性の変動が生じる場合があった。
本発明は、出力電流検出抵抗等の温度変化に伴う輝度特性の変動を抑制することの可能なLED駆動装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載のLED駆動装置は、複数の直列接続されたLEDを駆動するLED駆動装置であって、所定の抵抗値を有する抵抗とスイッチとが直列に接続された回路が、2以上の第1所定個数だけ並列接続されて構成され、前記LEDと直列に接続される第1スイッチ回路と、前記LEDと前記第1スイッチ回路とからなる直列回路の両端に、所定の電圧を付与する電圧源と、前記LEDの駆動電流を所定の値に制御するべく、前記第1スイッチ回路に含まれる前記第1所定個数の各スイッチのオンオフ状態を制御する第1制御手段と、を備えることを特徴としている。
請求項2に記載のLED駆動装置は、複数の直列接続されたLEDを駆動するLED駆動装置であって、所定の抵抗値を有する抵抗とスイッチとが並列に接続された回路が、2以上の第2所定個数だけ直列接続されて構成され、前記LEDと直列に接続される第2スイッチ回路と、前記LEDと前記第2スイッチ回路とからなる直列回路の両端に、所定の電圧を付与する電圧源と、前記LEDの駆動電流を所定の値に制御するべく、前記第2スイッチ回路に含まれる前記第2所定個数の各スイッチのオンオフ状態を制御する第2制御手段と、を備えることを特徴としている。
請求項3に記載のLED駆動装置は、請求項1又は請求項2に記載のLED駆動装置であって、前記第1スイッチ回路又は第2スイッチ回路と前記LEDとの間の中間接点の電位を制御する電位制御手段を備えることを特徴としている。
請求項4に記載のLED駆動装置は、請求項3に記載のLED駆動装置であって、前記電位制御手段が、所定の電圧を発生する電圧源を介して前記中間接点の電位を制御することを特徴としている。
請求項5に記載のLED駆動装置は、請求項3に記載のLED駆動装置であって、前記電位制御手段が、一方端が接地されたコンデンサの他方端にPWM信号を印加し、前記コンデンサの他方端を、前記中間接点に抵抗を介して接続することにより、前記中間接点の電位を制御することを特徴としている。
請求項6に記載のLED駆動装置は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載のLED駆動装置であって、前記電圧源を所定の時間比でオンオフすることによって、前記電圧源のデューティ比を制御する電源制御手段を備え、前記電圧源が、昇圧チョッパレギュレータを有することを特徴としている。
請求項7に記載のLED駆動装置は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載のLED駆動装置であって、前記スイッチが、接点スイッチからなることを特徴としている。
請求項8に記載のLED駆動装置は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載のLED駆動装置であって、前記スイッチが、FETスイッチからなることを特徴としている。
請求項1に記載のLED駆動装置は、所定の抵抗値を有する抵抗とスイッチとが直列に接続された回路が、2以上の第1所定個数だけ並列接続されて構成され、LEDと直列に接続される第1スイッチ回路に含まれる第1所定個数の各スイッチのオンオフ状態を制御することにより、LEDの駆動電流が所定の値に制御されるため、LEDを流れる電流が複数の抵抗に分散して電流が流れるので、抵抗の温度変化に伴う輝度特性の変動を抑制することができる。
例えば、第1所定個数が5である場合について具体例を説明する。第1所定個数のスイッチの内、1のスイッチがオンで他の4つのスイッチがオフとなるよう制御する場合には、各抵抗を均等に使用する(オンの時間が同一となるように制御する)と、各抵抗を電流が流れる時間は、LEDと直列に1の抵抗が接続されている場合と比較して1/5となり、抵抗の温度変化が抑制されるのである。
請求項2に記載のLED駆動装置は、所定の抵抗値を有する抵抗とスイッチとが並列に接続された回路が、2以上の第2所定個数だけ直列接続されて構成された第2スイッチ回路に含まれる第2所定個数の各スイッチのオンオフ状態を制御することにより、LEDの駆動電流が所定の値に制御されるため、LEDを流れる電流が複数の抵抗に分散して電流が流れるので、抵抗の温度変化に伴う輝度特性の変動を抑制することができる。
例えば、第2所定個数が3である場合について具体例を説明する。第2所定個数のスイッチの内、1のスイッチがオフで他の4つのスイッチがオンとなるよう制御する場合には、各抵抗を均等に使用する(オフの時間が同一となるように制御する)と、各抵抗を電流が流れる時間は、LEDと直列に1の抵抗が接続されている場合と比較して1/3となり、抵抗の温度変化が抑制されるのである。
請求項3に記載のLED駆動装置は、第1スイッチ回路又は第2スイッチ回路とLEDとの間の中間接点の電位が制御されるため、第1スイッチ回路又は第2スイッチ回路の抵抗値が温度変化等で変化した場合でも、輝度特性の変動を抑制することができる。
請求項4に記載のLED駆動装置は、所定の電圧を発生する電圧源を介して中間接点の電位が制御されるため、中間接点の電位が正確に制御される。
請求項5に記載のLED駆動装置は、一方端が接地されたコンデンサの他方端にPWM信号が印加され、コンデンサの他方端を、中間接点に抵抗を介して接続することにより、中間接点の電位が制御されるため、PWM信号のデューティ比を介して中間接点の電位が正確に制御される。
請求項6に記載のLED駆動装置は、昇圧チョッパレギュレータを有する電圧源が所定の時間比でオンオフすることによって、電圧源のデューティ比が制御されるため、LEDの輝度を更に正確に制御することができる。
請求項7に記載のLED駆動装置は、スイッチが接点スイッチからなるため、スイッチ駆動用のICが不要となり消費電力を低減することができる。
請求項8に記載のLED駆動装置は、スイッチがFETスイッチからなるため、高速なオンオフ制御を行うことができる。
まず、図6を用いて従来のLED駆動装置の一例について説明する。図6は、従来のLED駆動装置の構成の一例を示す回路ブロック図である。上述のように、従来のLED駆動装置100は、リチウムイオン電池等の直流電源VI、入力コンデンサCin、コイルL、ダイオードD、出力コンデンサCo、出力電流検出抵抗R、及び、IC化されコイルLに対するエネルギーの蓄積及び放出を切り換えて昇圧動作を行う昇圧チョッパレギュレータ(以下、電源ICという)11を備え、携帯電話機等の電子機器に搭載されているLCDの照明源である3個の直列接続されたLED122を駆動するものである。
直流電源VIは、両端がそれぞれ入力コンデンサCinの両端に接続され、負極端子は接地され、正極端子はコイルLの一方端に接続されている。そして、コイルLの他方端はダイオードDのアノードに接続され、ダイオードDのカソードは出力コンデンサCoを介して接地されている。また、出力コンデンサCoと並列に、LED12、及び抵抗Rが直列に接続された直列回路が接続されている。
また、電源IC11は、外部接続用の端子として電源端子Vin、接地端子GND、出力電圧モニタ端子Vo、フィードバック端子FB、及び、コントロール端子CTRLを備えている。そして、電源端子Viは直流電源VIの正極端子に接続され、接地端子GNDは接地されており、その結果、電源IC11は直流電源VIをその動作電源としている。また、スイッチ端子VswはコイルLとダイオードDとの接続点に接続され、出力電圧モニタ端子VoはダイオードDのカソードに接続され、フィードバック端子FBはLED12と抵抗Rとの接続点に接続されている。また、コントロール端子CTRLには、オンオフ信号(外部入力信号)が入力され、入力される外部入力信号に応じて、電源IC11の動作が作動又は停止される。
次に、このような構成の図6に示すLED駆動装置の動作を説明する。図6に示すLED駆動装置は、電源IC11が、直流電源VIからの入力電圧Vinを昇圧した出力電圧Voを出力コンデンサCoの両端に発生させる。そして、直流電源VIからの電流がコイルLに流れ、コイルLにエネルギーが蓄積される。そして、電源IC11のスイッチ端子VswがONされることによって、蓄積されたエネルギーが放出され、コイルLに逆起電力が発生する。
コイルLに発生した逆起電力は直流電源VIの入力電圧Vinに加算され、ダイオードDを介して出力コンデンサCoを充電する。そして、このような一連の動作を繰り返すことにより昇圧動作が行われ、出力コンデンサCoの両端に出力電圧Voが発生し、この出力電圧VoによってLED12に駆動電流Idが流れ、LED12が発光する。
そして、この駆動電流Idの電流値に抵抗Rの抵抗値を乗じたフィードバック電圧がフィードバック端子FBを介して電源IC11に入力され、基準電圧と比較され、電源IC11において、フィードバック電圧と基準電圧とが等しくなるように昇圧動作が行われることになる。即ち、駆動電流Idは、基準電圧(=フィードバック電圧)を抵抗Rの抵抗値で除した電流値に安定化される。
<第1実施形態>
次に、図1を用いて本発明に係るLED駆動装置の一例(第1実施形態)について説明する。図1は、第1実施形態に係るLED駆動装置の構成を示す回路ブロック図である。上述の従来のLED駆動装置100と同様の構成については、同一の参照符号を付し、その説明を省略する。本発明の第1実施形態に係るLED駆動装置101は、抵抗Rに換えて、第1スイッチ回路13と、第1制御部(図示省略)とを備えている点で従来のLED駆動装置100と相違している。
第1スイッチ回路13は、所定の抵抗値(例えば、図6に示す従来のLED駆動装置100の抵抗Rの抵抗値を同じ抵抗値)を有する抵抗RpとスイッチSWとが直列に接続された回路が、2以上の第1所定個数(ここでは、5個)だけ並列接続されて構成されたものであって、図に示すようにLED12と直列に接続されるものである。ここで、スイッチSWは、例えば、FET(Field Effect Transistor)スイッチからなるものである。FETスイッチからなる場合には、高速なオンオフ制御を行うことができる。また、スイッチSWは、接点スイッチ接点スイッチからなる形態でもよい。この場合には、スイッチ駆動用のICが不要となり消費電力を低減することができる。
第1制御部(第1制御手段に相当する)は、LED12の駆動電流Idを所定の値に制御するべく、第1スイッチ回路13に含まれる第1所定個数の各スイッチSWのオンオフ状態を制御するものである。第1制御部は、例えば、図略のマイクロコンピュータ等において、機能的に構成されている形態でもよいし、IC等の回路として実現されている形態でもよい。
第1制御部の具体的な機能の一例について説明する。例えば、第1制御部は、5個のスイッチSWの内、1のスイッチSWがオンで他の4つのスイッチSWがオフとなるよう制御する。すなわち、第1制御部は、5個のスイッチSWから所定時間毎(例えば、1分毎)にサイクリックに順次1のスイッチSWを選択して、そのスイッチSWをオンし他の4つのスイッチSWをオフする。この場合には、5個の抵抗Rpを均等に使用する(オンの時間が同一となるように制御する)ため、駆動電流Idが各抵抗Rpを流れる時間は、LED13と直列に1の抵抗が接続されている場合(従来のLED駆動装置100の場合)と比較して1/5となり、抵抗Rpの温度変化が抑制され、輝度特性の変動を抑制することができる。
<第2実施形態>
次に、図2を用いて本発明に係るLED駆動装置の一例(第2実施形態)について説明する。図2は、第2実施形態に係るLED駆動装置の構成を示す回路ブロック図である。上述の従来のLED駆動装置100と同様の構成については、同一の参照符号を付し、その説明を省略する。本発明の第2実施形態に係るLED駆動装置102は、抵抗Rに換えて、第2スイッチ回路14と、第2制御部(図示省略)とを備えている点で従来のLED駆動装置100と相違している。
第2スイッチ回路14は、所定の抵抗値(例えば、図6に示す従来のLED駆動装置100の抵抗Rの抵抗値を同じ抵抗値)を有する抵抗RsとスイッチSWとが並列に接続された回路が、2以上の第2所定個数(ここでは、3個)だけ直列接続されて構成され、LED12と直列に接続されるものである。
第2制御部(第2制御手段に相当する)は、LED12の駆動電流Idを所定の値に制御するべく、第2スイッチ回路14に含まれる第2所定個数の各スイッチSWのオンオフ状態を制御するものである。第2制御部は、例えば、図略のマイクロコンピュータ等において、機能的に構成されている形態でもよいし、IC等の回路として実現されている形態でもよい。
第2制御部の具体的な機能の一例について説明する。例えば、第2制御部は、3個のスイッチSWの内、1のスイッチSWがオフで他の2つのスイッチSWがオンとなるよう制御する。すなわち、第2制御部は、3個のスイッチSWから所定時間毎(例えば、1分毎)にサイクリックに順次1のスイッチSWを選択して、そのスイッチSWをオフし他の2つのスイッチSWをオンする。この場合には、3個の抵抗Rsを均等に使用する(オンの時間が同一となるように制御する)ため、駆動電流Idが各抵抗Rsを流れる時間は、LED13と直列に1の抵抗が接続されている場合(従来のLED駆動装置100の場合)と比較して1/3となり、抵抗Rsの温度変化が抑制され、輝度特性の変動を抑制することができる。
<第3実施形態>
次に、図3を用いて本発明に係るLED駆動装置の一例(第3実施形態)について説明する。図3は、第3実施形態に係るLED駆動装置の構成を示す回路ブロック図である。上述の図1に示す第1実施形態に係るLED駆動装置101と同様の構成については、同一の参照符号を付し、その説明を省略する。本発明の第3実施形態に係るLED駆動装置103は、抵抗R2、抵抗R3、及び、電圧源Vdcを備えている点で第1実施形態に係るLED駆動装置101と相違している。
抵抗R2は、所定の抵抗値を有し、第1スイッチ回路13とLED12との間の中間接点CPと、電源IC11のフィードバック端子FBとの間に介設されるものである。抵抗R3は、所定の抵抗値を有し、抵抗R2と電源IC11のフィードバック端子FBとの間に一方端が接続され、他方端が、電圧源Vdcに接続されるものである。電圧源Vdc(電位制御手段に相当する)は、中間接点CPの電位を制御するべく、所定の電圧を抵抗R3に印加するものである。
LED駆動装置103は、所定の電圧を発生する電圧源Vdcを介して中間接点CPの電位が制御されるため、中間接点CPの電位が正確に制御され、第1スイッチ回路13の抵抗値Rpが温度変化等で変化した場合でも、輝度特性の変動を抑制することができる。
<第4実施形態>
次に、図4を用いて本発明に係るLED駆動装置の一例(第4実施形態)について説明する。図4は、第4実施形態に係るLED駆動装置の構成を示す回路ブロック図である。上述の図3に示す第3実施形態に係るLED駆動装置103と同様の構成については、同一の参照符号を付し、その説明を省略する。本発明の第4実施形態に係るLED駆動装置104は、電圧源Vdcに換えて、コンデンサC1、抵抗R4、及び電流源PWMを備えている点で第1実施形態に係るLED駆動装置101と相違している。
コンデンサC1は、所定の容量を有し、一方端が接地され、他方端が、抵抗R3の抵抗R2に接続されている側ではない側に接続されるものである。抵抗R4は、所定の抵抗値を有し、コンデンサC1の抵抗R3側に接続され、他方端が電流源PWMに接続されるものである。電流源PWM(電位制御手段に相当する)は、中間接点CPの電位を制御するべく、PWM(Pulse Width Modulation)信号のデューティ比を制御して抵抗R4の一方端に印加するものである。
LED駆動装置104は、一方端が接地されたコンデンサC1の他方端にPWM信号が印加され、コンデンサC1の他方端を、中間接点CPに抵抗R2を介して接続することにより、中間接点CPの電位が制御されるため、PWM信号のデューティ比を介して中間接点CPの電位が正確に制御され、第1スイッチ回路13の抵抗値Rpが温度変化等で変化した場合でも、輝度特性の変動を抑制することができる。
<第5実施形態>
次に、図5を用いて本発明に係るLED駆動装置の一例(第5実施形態)について説明する。図5は、第5実施形態に係るLED駆動装置の構成を示す回路ブロック図である。上述の図1に示す第1実施形態に係るLED駆動装置101と同様の構成については、同一の参照符号を付し、その説明を省略する。本発明の第5実施形態に係るLED駆動装置105は、電源IC11のコントロール端子CTRLにオンオフ信号を付与する図略の信号源(ここでは、信号源Sという)を備えている点で第1実施形態に係るLED駆動装置101と相違している。
信号源S(電源制御手段に相当する)は、電源IC11のコントロール端子CTRLに所定のデューティ比のオンオフ信号を付与することにより、電源IC11のLED12を駆動する出力電圧Voのデューティ比を制御するものである。
LED駆動装置105は、信号源Sによって、電源IC11のコントロール端子CTRLに所定のデューティ比のオンオフ信号を付与することにより、電源IC11のLED12を駆動する出力電圧Voのデューティ比が制御されるため、LED12の輝度を正確に制御することができるものである。
なお、本発明は、以下の形態にも適用可能である。
(A)第1〜第5実施形態では、第1スイッチ回路13又は第2スイッチ回路14を有する場合について説明したが、第1スイッチ回路13及び第2スイッチ回路14を有する形態でもよい。この場合には、更に抵抗の温度変化が抑制され、輝度特性の変動を抑制することができる。
(B)第1実施形態では、第1制御部が、5個のスイッチSWの内、1のスイッチSWがオンで他の4つのスイッチSWがオフとなるよう制御する場合について説明したが、他の方法で制御する形態でもよい。例えば、抵抗Rpの抵抗値が互いに相違しており、第1制御部が、LED12を所望する輝度で発光させるべく、5個のスイッチSWのオンオフを制御する形態でもよい。例えば、5個のスイッチの内、2個のスイッチをオンする場合には、20通りの輝度(20階調の輝度)を実現することができる。そこで、第1制御部は、20階調の輝度の内、所望する輝度を実現するべく、2個のスイッチを選定してオンするよう制御するものである。
(C)第2実施形態では、第2制御部が、3個のスイッチSWの内、1のスイッチSWがオフで他の2つのスイッチSWがオンとなるよう制御する場合について説明したが、他の方法で制御する形態でもよい。例えば、抵抗Rsの抵抗値が互いに相違しており、第2制御部が、LED12を所望する輝度で発光させるべく、3個のスイッチSWのオンオフを制御する形態でもよい。例えば、3個のスイッチの内、1個のスイッチをオンする(=2個のスイッチをオフする)場合には、20通りの輝度(20階調の輝度)を実現することができる。そこで、第2制御部は、20階調の輝度の内、所望する輝度を実現するべく、2個のスイッチを選定してオフするよう制御するものである。
(D)第1〜第5実施形態では、電圧源が昇圧チョッパレギュレータを有する場合につて説明したが、その他の電圧源(例えば、電池、定電圧源等)である形態でもよい。
複数の直列接続されたLEDを駆動するLED駆動装置であって、出力電流検出抵抗等の温度変化に伴う輝度特性の変動を抑制することができるLED駆動装置を提供する。
は、第1実施形態に係るLED駆動装置の構成を示す回路ブロック図である。 は、第2実施形態に係るLED駆動装置の構成を示す回路ブロック図である。 は、第3実施形態に係るLED駆動装置の構成を示す回路ブロック図である。 は、第4実施形態に係るLED駆動装置の構成を示す回路ブロック図である。 は、第5実施形態に係るLED駆動装置の構成を示す回路ブロック図である。 は、従来のLED駆動装置の構成の一例を示す回路ブロック図である。
符号の説明
101 LED駆動装置(第1実施形態)
11 電源IC
12 LED
13 第1スイッチ回路
SW スイッチ
Rp 抵抗

Claims (8)

  1. 複数の直列接続されたLEDを駆動するLED駆動装置であって、
    所定の抵抗値を有する抵抗とスイッチとが直列に接続された回路が、2以上の第1所定個数だけ並列接続されて構成され、前記LEDと直列に接続される第1スイッチ回路と、
    前記LEDと前記第1スイッチ回路とからなる直列回路の両端に、所定の電圧を付与する電圧源と、
    前記LEDの駆動電流を所定の値に制御するべく、前記第1スイッチ回路に含まれる前記第1所定個数の各スイッチのオンオフ状態を制御する第1制御手段と、
    を備えることを特徴とするLED駆動装置。
  2. 複数の直列接続されたLEDを駆動するLED駆動装置であって、
    所定の抵抗値を有する抵抗とスイッチとが並列に接続された回路が、2以上の第2所定個数だけ直列接続されて構成され、前記LEDと直列に接続される第2スイッチ回路と、
    前記LEDと前記第2スイッチ回路とからなる直列回路の両端に、所定の電圧を付与する電圧源と、
    前記LEDの駆動電流を所定の値に制御するべく、前記第2スイッチ回路に含まれる前記第2所定個数の各スイッチのオンオフ状態を制御する第2制御手段と、
    を備えることを特徴とするLED駆動装置。
  3. 前記第1スイッチ回路又は第2スイッチ回路と、前記LEDとの間の中間接点の電位を制御する電位制御手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のLED駆動装置。
  4. 前記電位制御手段は、所定の電圧を発生する電圧源を介して前記中間接点の電位を制御することを特徴とする請求項3に記載のLED駆動装置。
  5. 前記電位制御手段は、一方端が接地されたコンデンサの他方端にPWM信号を印加し、前記コンデンサの他方端を、前記中間接点に抵抗を介して接続することにより、前記中間接点の電位を制御することを特徴とする請求項3に記載のLED駆動装置。
  6. 前記電圧源を所定の時間比でオンオフすることによって、前記電圧源のデューティ比を制御する電源制御手段を備え、
    前記電圧源は、昇圧チョッパレギュレータを有することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のLED駆動装置。
  7. 前記スイッチは、接点スイッチからなることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載のLED駆動装置。
  8. 前記スイッチは、FETスイッチからなることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載のLED駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007306765A (ja) * 2006-05-15 2007-11-22 Sharp Corp 電源回路装置及びこの電源回路装置を備えた電子機器
JP2011060679A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Rohm Co Ltd 照明装置

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