JP4791762B2 - スイッチングレギュレータの制御回路およびそれを利用した電源装置、電子機器 - Google Patents

スイッチングレギュレータの制御回路およびそれを利用した電源装置、電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、スイッチングレギュレータに関し、特に軽負荷時における制御技術に関する。
近年の携帯電話、PDA(Personal Digital Assistance)等の情報端末においては、電池の出力電圧よりも高い電圧、あるいは低い電圧を必要とするデバイスが使用される。このように、電池電圧よりも高い、もしくは低い電圧が必要とされる場合には、スイッチングレギュレータ等を用いた電源装置を利用して電池電圧を昇圧、もしくは降圧し、各デバイスに供給すべき適切な電圧を生成している。
このような電源装置は、スイッチングレギュレータのスイッチング素子のオンオフを制御するための制御回路を備える。この制御回路がスイッチング素子を制御する方法としては、スイッチングレギュレータの出力電圧と目標値となる設定電圧を比較し、その誤差電圧が最小となるように駆動信号のパルス幅を変化させるパルス幅変調方式が広く用いられている(特許文献1)。
パルス幅変調方式によれば、スイッチング素子がオンするオン時間、すなわちデューティ比を変化させることにより、出力電圧を一定に保つことができる。
特開2003−189597号公報
しかしながら、上述のパルス幅変調方式では、スイッチングレギュレータにより駆動される負荷が軽負荷となった場合にも、スイッチング素子をオンオフし続ける。スイッチング素子には、パワーMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)などが用いられ、そのオンオフには、ゲートドライブ電流が必要とされるため、消費電流の改善の余地があった。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、軽負荷時の効率を改善したスイッチングレギュレータの提供にある。
本発明のある態様は、スイッチングレギュレータのスイッチングトランジスタを駆動する制御回路に関する。この制御回路は、スイッチングトランジスタのオン時間を規定するパルス幅変調信号を、スイッチングレギュレータの出力電圧とその目標値となる設定電圧との誤差電圧が最小となるように、かつスイッチングトランジスタのオン時間が所定の最小オン時間より長くなるように生成するパルス幅変調器と、パルス幅変調信号にもとづき、スイッチングトランジスタを駆動するドライバ回路と、を備える。ドライバ回路は、誤差電圧と所定のしきい値電圧とを比較して軽負荷状態を検出し、軽負荷状態において、スイッチングトランジスタを強制的にオフする。
出力キャパシタから負荷に流れ出る出力電流が減少する軽負荷状態においては、スイッチングトランジスタを介して出力キャパシタへ供給される電流も減少する。このとき、パルス幅変調器は、スイッチングトランジスタのオン時間が短くなるように帰還制御を行う。その結果、出力電圧と基準電圧との誤差電圧は低下する(あるいは上昇する。いずれとなるかは回路の論理構成による。)ため、この誤差電圧と所定のしきい値電圧と比較することにより、軽負荷状態が検出される。
また、スイッチングトランジスタのオン時間は、最小オン時間以上となるように制限されているため、軽負荷状態において、最小オン時間を有するパルスによりスイッチングトランジスタがオンすると、出力電圧は上昇し、誤差電圧は下降(あるいは上昇)する。誤差電圧がしきい値電圧を下回り、スイッチングトランジスタが強制的にオフされると、出力キャパシタへの充電が遮断されるため、出力電圧は低下し、誤差電圧は上昇して、しきい値電圧を上回り、再度最小オン時間を有するパルスによってスイッチングトランジスタがオンされる。
この態様によると、軽負荷状態において、スイッチングトランジスタが最小オン時間でオンし、その後スイッチングトランジスタが強制的にオフされる間欠動作を繰り返すため、スイッチング動作の頻度が低下する。その結果、スイッチングトランジスタのゲートドライブ電流を低減して効率を改善することができる。
ドライバ回路は、誤差電圧としきい値電圧とを比較する軽負荷検出用コンパレータを含み、当該軽負荷検出用コンパレータの出力信号とパルス幅変調信号との論理演算結果にもとづき、スイッチングトランジスタを駆動してもよい。
軽負荷検出用コンパレータの出力信号を用いて、パルス幅変調信号の論理値を強制的に切り替えることにより、軽負荷状態において、スイッチングトランジスタを強制的にオフすることができる。
パルス幅変調器は、誤差電圧と周期電圧とを比較するパルス幅変調用コンパレータと、所定の最小基準電圧と周期電圧とを比較する最小デューティ比設定用コンパレータと、を含み、パルス幅変調用コンパレータの出力信号と最小デューティ比設定用コンパレータの出力信号との論理演算によりパルス幅変調信号を生成してもよい。軽負荷検出用コンパレータは、最小基準電圧をしきい値電圧として、軽負荷状態を検出してもよい。
ドライバ回路は、データ端子に軽負荷検出用コンパレータの出力信号が入力され、クロック端子に最小デューティ比設定用コンパレータの出力信号が入力されたフリップフロップ回路をさらに含み、フリップフロップ回路の出力信号と、パルス幅変調器の出力信号との論理演算結果にもとづき、スイッチングトランジスタを駆動してもよい。
フリップフロップ回路を設けることにより、誤差電圧が最小基準電圧を下回った後、最小オン時間またはそれより長い期間、スイッチングトランジスタが確実に1回オンされる。その結果、出力電圧は上昇し、誤差電圧は最小基準電圧よりもさらに低下するため、スイッチングトランジスタを所定期間、確実にオフすることができる。
パルス幅変調器は、誤差電圧と周期電圧とを比較するパルス幅変調用コンパレータと、所定の最小基準電圧と周期電圧とを比較する最小デューティ比設定用コンパレータと、を含んでもよい。ドライバ回路は、パルス幅変調用コンパレータの出力信号がデータ端子に入力され、最小デューティ比設定用コンパレータの出力信号がゲート端子に入力されるDラッチ回路を含み、Dラッチ回路の出力信号にもとづき、スイッチングトランジスタを駆動してもよい。
Dラッチ回路を設けることにより、軽負荷検出用コンパレータを設けずとも、軽負荷状態においてスイッチングトランジスタを強制的にオフすることができ、回路面積を削減することができる。
上述の制御回路は、1つの半導体基板に一体集積化されてもよい。制御回路を1つのLSIとして集積化することにより、回路面積を削減することができる。
本発明の別の態様は、電源装置である。この電源装置は、スイッチングトランジスタを含むスイッチングレギュレータ出力回路と、スイッチングトランジスタを駆動する上述の制御回路と、を備える。
この態様によると、電源装置に軽負荷が接続された場合において、電源装置の効率を高めることができる。
本発明のさらに別の態様は、電子機器である。この電子機器は、マイクロプロセッサと、電池電圧を降圧してマイクロプロセッサに供給する上述の電源装置と、を備える。
この態様によれば、電子機器の状態に応じてマイクロプロセッサの消費電流が減少し、軽負荷状態となった場合にも、効率よく駆動電圧を供給することができる。
本発明のさらに別の態様は、スイッチングレギュレータのスイッチングトランジスタの制御方法である。この制御方法は、スイッチングトランジスタのオン時間を規定するパルス幅変調信号を、スイッチングレギュレータの出力電圧とその目標値となる設定電圧との誤差電圧が最小となるように、かつスイッチングトランジスタのオン時間が所定の最小オン時間より長くなるように生成し、誤差電圧と所定のしきい値電圧とを比較して軽負荷状態を検出し、軽負荷状態において、スイッチングトランジスタを強制的にオフする。
この態様によれば、軽負荷状態を好適に検出し、効率を向上することができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明に係る制御回路および電源装置によれば、スイッチングレギュレータの軽負荷時の効率を改善することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る電源装置200の構成を示す。本実施の形態に係る電源装置200は、制御回路100と、スイッチングレギュレータ出力回路40の2つのブロックを含んで構成される降圧型DC/DCコンバータである。この電源装置200は、入力端子202、出力端子204を備え、それぞれの端子に印加され、または現れる電圧を入力電圧Vin、出力電圧Voutという。電源装置200は、出力電圧Voutが、目標値である設定電圧Vsetとなるように入力電圧Vinを降圧する。
図2は、図1の電源装置200を搭載する電子機器300の構成を示すブロック図である。電子機器300は、たとえば携帯電話端末や、デジタルカメラ、携帯ゲーム機器など電池駆動型の小型情報端末である。電子機器300は、電源装置200、マイクロプロセッサ210、電池220を含む。電池220は、リチウムイオン電池などであって、3V〜4V程度の電池電圧Vbatを出力し、電源装置200の入力端子202へと出力する。
マイクロプロセッサ210は、電子機器300全体を統合的に制御するCPUなどのLSIであって、1.5V程度の低電源電圧で動作する。マイクロプロセッサ210の電源端子は、電源装置200の出力端子204に負荷として接続され、電源電圧が供給される。
電源装置200は、入力端子202に入力された電池電圧Vbatを1.5Vまで降圧してマイクロプロセッサ210へと出力する。マイクロプロセッサ210の消費電流Ioutは、電子機器300の動作状態に応じて変化し、ユーザが使用中においては、さまざまな演算処理を行うため、ある程度の電流が流れる。一方、ユーザが使用しない待機状態においては、消費電流Ioutは非常に小さくなる。電源装置200は、このような負荷の消費電流Ioutが非常に小さな軽負荷状態において、高効率に電圧変換を行う。以下、電源装置200の構成について詳細に説明する。
図1に戻る。スイッチングレギュレータ出力回路40は、スイッチングトランジスタM1、整流ダイオードD1、出力インダクタL1、出力キャパシタC1を含むダイオード整流方式のスイッチングレギュレータを構成する。スイッチングトランジスタM1は、PチャンネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)であって、ゲートに印加されるパルス幅変調された駆動信号Vswによりオン、オフされるスイッチング素子として機能する。スイッチングトランジスタM1にはNチャンネルMOSFETを用いてもよい。
スイッチングトランジスタM1のソースは、電源装置200の入力端子202に接続される。整流ダイオードD1は、アノードが接地され、カソードがスイッチングトランジスタM1のドレインに接続される。スイッチングトランジスタM1と整流ダイオードD1の接続点と、電源装置200の出力端子204との間には、出力インダクタL1が接続される。出力端子204と接地間には出力キャパシタC1が設けられる。
スイッチングレギュレータ出力回路40において、スイッチングトランジスタM1がオンのとき、入力端子202から、スイッチングトランジスタM1および出力インダクタL1を介して電流が流れ、出力キャパシタC1が充電される。
スイッチングトランジスタM1がオフすると、出力インダクタL1はスイッチングトランジスタM1がオンの期間に流れていた電流を流し続けようとするため、整流ダイオードD1を介して電流が流れることになる。このとき、整流ダイオードD1を介して流れる電流(以下、インダクタ電流ILという)により出力キャパシタC1が充電される。
このように、スイッチングトランジスタM1のオンオフを繰り返すことによって、出力インダクタL1と出力キャパシタC1の間でエネルギの変換が行われて、入力電圧Vinが降圧され、出力端子204からは、出力キャパシタC1によって平滑化された出力電圧Voutが出力される。出力キャパシタC1から負荷に流れる電流を出力電流Ioutという。
制御回路100は、スイッチングトランジスタM1のゲート端子に駆動信号Vswを出力し、そのスイッチング動作を制御する回路である。駆動信号Vswは、ハイレベルとローレベルが交互に繰り返されるパルス幅変調信号であり、ローレベルの期間とハイレベルの期間に応じてスイッチングトランジスタM1のオン、オフの時間が制御されて、スイッチングレギュレータ出力回路40が駆動され、出力電圧Voutが調節される。
制御回路100は、駆動信号出力端子102から駆動信号Vswを出力し、帰還端子104には、電源装置200の出力電圧Voutが帰還される。この制御回路100は、パルス幅変調器10、ドライバ回路30を含む。
パルス幅変調器10は、スイッチングトランジスタM1のオン時間Tonを規定するパルス幅変調信号(以下、PWM信号Vpwmという)を、スイッチングレギュレータの出力電圧Voutとその目標値となる設定電圧Vsetとの誤差電圧が最小となるように、かつスイッチングトランジスタM1のオン時間Tonが所定の最小オン時間Tminより長くなるように生成する。
ドライバ回路30は、PWM信号Vpwmにもとづき、スイッチングレギュレータ出力回路40のスイッチングトランジスタM1を駆動する。スイッチングレギュレータ出力回路40のスイッチングトランジスタM1は、PWM信号Vpwmがローレベルのときオン、ハイレベルときオフとなる。
パルス幅変調器10は、誤差増幅器12、パルス幅変調用コンパレータ(以下、PWM用コンパレータという)14、発振器16、最小デューティ比設定用コンパレータ18、ANDゲート20、第1抵抗R1、第2抵抗R2を含む。
誤差増幅器12は、電源装置200の出力電圧Voutと、設定電圧Vsetとの誤差電圧Verrを生成する。誤差増幅器12の反転入力端子には、出力電圧Voutが第1抵抗R1、第2抵抗R2によって分圧された出力電圧Vout’=R2/(R1+R2)×Voutが帰還入力され、非反転入力端子には、所定の基準電圧Vrefが入力される。誤差増幅器12は、分圧された出力電圧Vout’(以下、単に出力電圧Vout’ともいう)と基準電圧Vrefを比較し、その誤差を増幅して誤差電圧Verrを出力する。この誤差増幅器12によって、出力電圧Vout’と基準電圧Vrefの誤差が0Vとなるように帰還がかかり誤差電圧Verrが生成される。出力電圧Voutの目標値である設定電圧Vsetは、Vset=(R1+R2)/R2×Vrefである。
発振器16は、一定の周波数をもつのこぎり波状あるいは三角波状の周期電圧Voscを生成する。PWM用コンパレータ14の反転入力端子には、誤差増幅器12から出力される誤差電圧Verrが入力され、非反転入力端子には発振器16から出力される周期電圧Voscが入力される。PWM用コンパレータ14は、Verr<Voscのときハイレベル、Verr>Voscのときローレベルとなる第1PWM信号Vpwm1を生成する。第1PWM信号Vpwm1のデューティ比は、誤差電圧Verrにもとづいて制御され、誤差電圧Verrが低くなるほど、ローレベルの時間が短くなる。
最小デューティ比設定用コンパレータ18の非反転入力端子には、発振器16から出力される周期電圧Voscが入力され、反転入力端子には所定の最小基準電圧Vminが入力される。最小デューティ比設定用コンパレータ18からは、デューティ比が固定された第2PWM信号Vpwm2が生成される。第2PWM信号Vpwm2がローレベルの時間は、スイッチングトランジスタM1の最小オン時間Tminに相当する。
ANDゲート20には、PWM用コンパレータ14から出力される第1PWM信号Vpwm1と、最小デューティ比設定用コンパレータ18から出力される第2PWM信号Vpwm2とが入力される。ANDゲート20は、第1PWM信号Vpwm1と第2PWM信号Vpwm2の論理積をパルス幅変調信号PWM(以下、PWM信号Vpwmという)として出力する。
こうして、PWM信号Vpwmのデューティ比は、出力電圧Vout’と基準電圧Vrefの誤差が0に近づくようにデューティ比が制御され、その結果、電源装置200の出力電圧Voutは、設定電圧Vsetに近づくように安定化される。また、PWM信号Vpwmのローレベルの時間、すなわち、スイッチングトランジスタM1のオン時間Tonは、第2PWM信号Vpwm2のローレベルの時間、すなわち最小オン時間Tminより長くなる。
PWM信号VpwmにもとづきスイッチングトランジスタM1を駆動するドライバ回路30は、誤差電圧Verrと、所定のしきい値電圧Vthとを比較して軽負荷状態を検出し、軽負荷状態が検出されると、スイッチングトランジスタM1を強制的にオフする。
ここで、スイッチングレギュレータの重負荷時と軽負荷時の動作について説明する。図3(a)、(b)は、重負荷時および軽負荷時におけるスイッチングレギュレータの動作状態を示す電圧、電流波形図である。同図において、ILは出力インダクタL1に流れるインダクタ電流を、Ioutは負荷に流れる出力電流を表す。インダクタ電流ILの時間平均値が出力電流Ioutとなっている。図3(a)に示すように、出力電流Ioutが十分に大きいときには、PWM信号Vpwmのデューティ比にもとづいてスイッチングトランジスタM1が駆動される。この状態においては、出力電圧Voutと、入力電圧Vinとの間には、Vout=Ton/Tp×Vinが成り立つ。ここでTpは周期時間である。
図3(b)に示すように、軽負荷となり出力電流Ioutが減少すると、周期時間Tpのうち、出力インダクタL1に電流が流れない時間が発生する、いわゆる断続モードとなる。断続モードとなると、出力電圧Voutと入力電圧Vinとの間には、上記関係式は成り立たなくなり、スイッチングトランジスタM1のオン時間Tonは、図3(a)に示すオン時間Tonよりも短くなる。軽負荷状態において、ごく短い時間、スイッチングトランジスタM1をオンさせる場合にも、スイッチングトランジスタM1のゲートドライブ電流が必要となるため、スイッチングトランジスタM1のスイッチング動作の頻度を低下させることが消費電流の低下につながる。以下、ドライバ回路30による軽負荷状態の検出およびスイッチングトランジスタM1の駆動について説明する。
ドライバ回路30は、インバータ32、NORゲート34、Dフリップフロップ36、軽負荷検出用コンパレータ38を含む。
電源装置200の出力キャパシタC1から負荷に流れ出る出力電流Ioutが減少すると、スイッチングトランジスタM1、出力インダクタL1を介して出力キャパシタへの供給されるインダクタ電流ILを減少させる方向に、すなわちスイッチングトランジスタM1のオン時間Tonが短くなる方向に帰還がかかり、誤差電圧Verrは低下していく。そこでドライバ回路30は、誤差電圧Verrと所定のしきい値電圧を比較することにより、軽負荷状態を検出する。
軽負荷検出用コンパレータ38は、この電圧比較を行うために設けられ、非反転入力端子に最小基準電圧Vminが入力され、反転入力端子に誤差電圧Verrが入力される。軽負荷検出用コンパレータ38の出力信号Vcmpは、Verr>Vminのときローレベル、Verr<Vminのときハイレベルとなる。以下、軽負荷検出用コンパレータ38の出力信号Vcmpを、軽負荷検出信号Vcmpという。
Dフリップフロップ36のデータ端子Dには、軽負荷検出信号Vcmpが入力され、クロック端子CKには、最小デューティ比設定用コンパレータ18の出力信号である第2PWM信号Vpwm2が入力される。Dフリップフロップ36は、クロック端子CKに入力される第2PWM信号Vpwm2の立ち上がりエッジ(ポジエッジ)をトリガとしてデータ端子Dに入力される軽負荷検出信号Vcmpを保持して出力する。
NORゲート34は、Dフリップフロップ36の出力信号Vcmp’と、パルス幅変調器10から出力されるPWM信号Vpwmの否定論理和を出力する。NORゲート34の出力信号Vpwm’は、Dフリップフロップ36の出力信号Vcmp’がローレベルのとき、PWM信号Vpwmを論理反転した信号となる。また、Dフリップフロップ36の出力信号Vcmp’がハイレベルのとき、NORゲート34の出力信号Vpwm’は、ローレベルに固定される。
インバータ32は、NORゲート34の出力信号Vpwm’を反転して駆動信号Vswを生成し、駆動信号出力端子102から出力する。従って、ドライバ回路30は、Dフリップフロップ36の出力信号Vcmp’がハイレベルの期間、スイッチングトランジスタM1を強制的にオフする。
以上のように構成された電源装置200の動作について説明する。図4は、電源装置200の各電圧波形を示す図である。図4は、上から順に、出力電流Iout、誤差電圧Verrおよび周期電圧Vosc、第1PWM信号Vpwm1、第2PWM信号Vpwm2、PWM信号Vpwm、軽負荷検出信号Vcmp、Dフリップフロップ36の出力信号Vcmp’、PWM信号Vpwm’を示す。同図は、縦軸および横軸を適宜拡大、縮小して示している。
時刻T0において、電源装置200に接続されるマイクロプロセッサ210が、通常の動作状態(重負荷状態)から待機状態(軽負荷状態)へと移行する。その結果、電源装置200の出力電流Ioutが減少し、断続モードで動作するようになる。図3(b)で説明したように、断続モードにおいては、スイッチングトランジスタM1のオン時間Tonが短くなる。時刻T0以降、誤差電圧Verrは徐々に低下し、第1PWM信号Vpwm1のローレベルの時間が徐々に変化していく。一方、第2PWM信号Vpwm2のデューティ比は、負荷であるマイクロプロセッサ210の状態によらず一定である。
時刻T0以降、第1PWM信号Vpwm1のローレベルの期間は徐々に短くなり、パルス幅変調器10から出力されるPWM信号Vpwmのローレベルの期間も短くなっていく。やがて、PWM信号Vpwmのローレベルの期間は、図中、パルスP1で示すように、第2PWM信号Vpwm2のローレベルの期間Tminに等しくなる。理解を助けるために、図4においては、PWM信号Vpmwがローレベルの状態を一つのパルスとして符号P1〜P4を付している。
時刻T1に、誤差増幅器12から出力される誤差電圧Verrが、最小基準電圧Vminより低くなると、軽負荷検出信号Vcmpがハイレベルとなる。その後、時刻T2にDフリップフロップ36のクロック端子CKに入力される第2PWM信号Vpwm2がハイレベルとなり、Dフリップフロップ36の出力信号Vcmp’もハイレベルとなる。
PWM信号Vpwmのローレベルの期間が短くなり、パルスP1のように最小値Tminに達すると、制御回路100は、所定の出力電圧Vsetを生成するために必要な時間より長い時間、スイッチングトランジスタM1をオンすることになる。すなわち、電源装置200の出力電圧Voutを設定電圧Vsetに安定化させるためには、第1PWM信号Vpwm1のパルスP1’がローレベルの期間、スイッチングトランジスタM1をオンする必要があるところ、PWM信号Vpwmのローレベルの期間は、最小オン時間Tonとなる。その結果、スイッチングトランジスタM1、出力インダクタL1を介して、出力キャパシタC1に過剰の電荷が供給されるため、出力電圧Voutは、その目標値Vsetより高くなる。パルスP1によってスイッチングトランジスタM1がオンされ、出力電圧Voutが設定値Vsetより高くなると、誤差増幅器12から出力される誤差電圧Verrは低下する。
時刻T2に、Dフリップフロップ36の出力信号Vcmp’がハイレベルとなると、PWM信号Vpwm’にパルスP2、P3は現れず、スイッチングトランジスタM1はオンされない。スイッチングトランジスタM1がオンしないと、出力キャパシタC1への充電が行われないため、出力電圧Voutは出力電流Ioutによる放電によって徐々に低下し、誤差電圧Verrは上昇し始める。
時刻T3に誤差電圧Verrが最小基準電圧Vminより高くなると、軽負荷検出信号Vcmpはローレベルとなる。その後、時刻T4に、Dフリップフロップ36のクロック端子CKにハイレベルが入力されるタイミングで、Dフリップフロップ36の出力信号Vcmp’がローレベルとなる。Dフリップフロップ36の出力信号Vcmp’がローレベルとなると、スイッチングトランジスタM1のスイッチング動作が再開される。
時刻T4に、スイッチングトランジスタM1のスイッチング動作が可能な状態となると、パルスP4、P5によってスイッチングトランジスタM1がオンする。このパルスP4、P5のローレベルの時間は、最小オン時間Tminに等しいかそれよりも長いため、スイッチングトランジスタM1および出力インダクタL1を介して、出力キャパシタC1に過剰な電荷が供給され、出力電圧Voutが目標値Vsetよりも上昇する。その結果、誤差電圧Verrは再び低下して時刻T5に最小基準電圧Vminを下回り、時刻T6には、再びDフリップフロップ36の出力信号Vcmp’がハイレベルとなり、スイッチングトランジスタM1が強制的にオフされる。
このようにして、スイッチングトランジスタM1のオン時間に下限値を設定することにより、軽負荷状態において、出力電圧Voutは、設定値Vsetよりもわずかに上昇する。そして、出力電圧Voutにともなって変動する誤差電圧Verrと、最小基準電圧Vminを比較することにより、軽負荷状態を検出する。
本実施の形態に係る電源装置200によれば、軽負荷状態において、スイッチングトランジスタM1を強制的にオフすることにより、スイッチングトランジスタM1がオンする頻度が低下する。軽負荷状態が持続すると、図中、時刻T2からT4に相当する駆動期間と、時刻T4から時刻T6に相当する停止期間を間欠的に繰り返すことになるため、スイッチングトランジスタM1のゲートドライブ電流が流れる頻度も減少し、制御回路100の消費電流を減少して高効率化を図ることができる。
また、Dフリップフロップ36を設けることにより、誤差電圧Verrが最小基準電圧Vminを下回った後、図4のP1で示すパルスによって必ず一回、最小オン時間Tminより長い期間、スイッチングトランジスタM1がオンされる。その結果、出力電圧Voutは上昇し、誤差電圧Verrは低下するため、確実に停止期間に遷移させることができる。さらに、Dフリップフロップ36を設けることにより、スイッチングトランジスタM1がオンしている途中で、強制的にオフされるのを防止することができる。
また、最小オン時間Tminを有するパルスP4により1回だけスイッチングトランジスタM1をオフすることにより、出力電圧Voutのリップルを小さく抑えることができる。さらに、最小基準電圧Vminによって最小オン時間Tminを調節することにより、間欠動作の周波数を制御することができる。すなわち、図4の例では、パルスP2、P3が現れる期間、スイッチングトランジスタM1を強制的にオフし、パルスP4、P5が現れる期間、スイッチングトランジスタM1を駆動するため、間欠動作の周波数は、発振器16の周波数の略1/2倍となる。間欠動作の周波数を低くするほど、スイッチング動作の頻度は低下し、軽負荷状態における出力電圧Voutの変動幅は大きくなる。逆に間欠動作の周波数を高くすると、出力電圧Voutの変動幅を小さくすることができる。間欠動作の周波数をどの程度に設定するかについては、電源装置200が搭載される電子機器300や、負荷として接続されるマイクロプロセッサ210の仕様に応じて決定すればよい。
実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
図5は、図1のパルス幅変調器10、ドライバ回路30の変形例を示す回路図である。同図において、図1と同様の構成要素には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図5のパルス幅変調器10は、第1抵抗R1、第2抵抗R2、誤差増幅器12、PWM用コンパレータ14、発振器16、最小デューティ比設定用コンパレータ18を含む。
ドライバ回路30は、Dラッチ回路42、インバータ32を含む。Dラッチ回路42は、PWM用コンパレータ14の出力信号である第1PWM信号Vpwm1がデータ端子Dに入力され、最小デューティ比設定用コンパレータ18から出力される第2PWM信号Vpwm2がゲート端子に入力される。Dラッチ回路42は、第2PWM信号Vpwm2がハイレベルの期間、第1PWM信号Vpwm1をそのまま出力し、第2PWM信号Vpwm2がローレベルの期間、第1PWM信号Vpwm1の値を保持して出力する。インバータ32は、Dラッチ回路42の出力信号Vpwm’を反転してスイッチングトランジスタM1のゲートへと出力する。
図5のパルス幅変調器10、ドライバ回路30によれば、図1に示すパルス幅変調器10、ドライバ回路30と同様の機能を実現することができる。図5のパルス幅変調器10、ドライバ回路30においては、図1の軽負荷検出用コンパレータ38が不要となるため、回路規模を縮小することができる。
実施の形態においては、軽負荷検出用コンパレータ38は、最小オン時間Tminを生成するための最小基準電圧Vminを、軽負荷状態の検出のためのしきい値電圧として用いたが、これには限定されず、別の電圧値を用いてもよい。しきい値電圧の設定により、上述した間欠動作の周波数を調節することができる。
本実施の形態において、制御回路100は、すべて一体集積化されていてもよく、あるいは、その一部がディスクリート部品で構成されていてもよい。また、制御回路100は、スイッチングレギュレータ出力回路40のスイッチングトランジスタM1を含んで集積化されてもよい。どの部分をどの程度集積化するかは、電源装置200の仕様、コストや占有面積などによって決めればよい。
そのほか、スイッチングレギュレータ出力回路40のスイッチングトランジスタM1は、N型のMOSFETであってもよいし、整流ダイオードD1に代えて、同期整流用のスイッチングトランジスタを設けてもよい。
本実施の形態において、ハイレベル、ローレベルの論理値の設定は一例であって、インバータなどによって適宜反転させることにより自由に変更することが可能である。
本発明の実施の形態に係る電源装置の構成を示す図である。 図1の電源装置を搭載する電子機器の構成を示すブロック図である。 図3(a)、(b)は、重負荷時および軽負荷時におけるスイッチングレギュレータの動作状態を示す電圧、電流波形図である。 図1の電源装置の各電圧波形を示す図である。 図1のパルス幅変調器、ドライバ回路の変形例を示す回路図である。
符号の説明
C1 出力キャパシタ、 D1 整流ダイオード、 L1 出力インダクタ、 M1 スイッチングトランジスタ、 R1 第1抵抗、 R2 第2抵抗、 10 パルス幅変調器、 12 誤差増幅器、 14 PWM用コンパレータ、 16 発振器、 18 最小デューティ比設定用コンパレータ、 20 ANDゲート、 30 ドライバ回路、 32 インバータ、 34 NORゲート、 36 Dフリップフロップ、 38 軽負荷検出用コンパレータ、 40 スイッチングレギュレータ出力回路、 42 Dラッチ回路、 100 制御回路、 102 駆動信号出力端子、 104 帰還端子、 200 電源装置、 202 入力端子、 204 出力端子、 210 マイクロプロセッサ、 220 電池、 300 電子機器。

Claims (8)

  1. スイッチングレギュレータのスイッチングトランジスタを駆動する制御回路であって、
    前記スイッチングトランジスタのオン時間を規定するパルス幅変調信号を、前記スイッチングレギュレータの出力電圧とその目標値となる設定電圧との差に応じた誤差電圧が最小となるように、かつ前記スイッチングトランジスタのオン時間が所定の最小オン時間より長くなるように生成するパルス幅変調器と、
    前記パルス幅変調信号にもとづき、前記スイッチングトランジスタを駆動するドライバ回路と、
    を備え、前記ドライバ回路は、前記誤差電圧が前記出力電圧が高くなるほど低下する構成において、前記誤差電圧が所定のしきい値電圧より低いときに前記スイッチングトランジスタを強制的にオフし、前記誤差電圧が前記出力電圧が高くなるほど上昇する構成において、前記誤差電圧が所定のしきい値電圧より高いときに前記スイッチングトランジスタを強制的にオフし
    前記パルス幅変調器は、
    前記誤差電圧と周期電圧とを比較するパルス幅変調用コンパレータと、
    所定の最小基準電圧と前記周期電圧とを比較する最小デューティ比設定用コンパレータと、
    を含み、前記パルス幅変調用コンパレータの出力信号と前記最小デューティ比設定用コンパレータの出力信号との論理演算により前記パルス幅変調信号を生成し、
    前記ドライバ回路は、
    前記誤差電圧と前記しきい値電圧とを比較する軽負荷検出用コンパレータと、
    データ端子に前記軽負荷検出用コンパレータの出力信号が入力され、クロック端子に前記最小デューティ比設定用コンパレータの出力信号が入力されたフリップフロップ回路と、を含み、
    前記フリップフロップ回路の出力信号と、前記パルス幅変調器の出力信号との論理演算結果にもとづき、前記スイッチングトランジスタを駆動することを特徴とする制御回路。
  2. スイッチングレギュレータのスイッチングトランジスタを駆動する制御回路であって、
    前記スイッチングトランジスタのオン時間を規定するパルス幅変調信号を、前記スイッチングレギュレータの出力電圧とその目標値となる設定電圧との差に応じた誤差電圧が最小となるように、かつ前記スイッチングトランジスタのオン時間が所定の最小オン時間より長くなるように生成するパルス幅変調器と、
    前記パルス幅変調信号にもとづき、前記スイッチングトランジスタを駆動するドライバ回路と、
    を備え、前記ドライバ回路は、前記誤差電圧が前記出力電圧が高くなるほど低下する構成において、前記誤差電圧が所定のしきい値電圧より低いときに前記スイッチングトランジスタを強制的にオフし、前記誤差電圧が前記出力電圧が高くなるほど上昇する構成において、前記誤差電圧が所定のしきい値電圧より高いときに前記スイッチングトランジスタを強制的にオフし
    前記パルス幅変調器は、
    前記誤差電圧と周期電圧とを比較するパルス幅変調用コンパレータと、
    所定の最小基準電圧と前記周期電圧とを比較する最小デューティ比設定用コンパレータと、
    を含み、
    前記ドライバ回路は、
    前記パルス幅変調用コンパレータの出力信号がデータ端子に入力され、前記最小デューティ比設定用コンパレータの出力信号がゲート端子に入力されるDラッチ回路を含み、前記Dラッチ回路の出力信号にもとづき、前記スイッチングトランジスタを駆動することを特徴とする制御回路。
  3. 前記パルス幅変調器は、前記出力電圧と前記設定電圧との差分を増幅することにより前記誤差電圧を生成する誤差増幅器をさらに含むことを特徴とする請求項1または2に記載の制御回路。
  4. スイッチングレギュレータのスイッチングトランジスタを駆動する制御回路であって、
    前記スイッチングレギュレータの出力電圧とその目標値となる設定電圧との差に応じた誤差電圧を生成する誤差増幅器と、
    前記誤差電圧と周期電圧とを比較するパルス幅変調用コンパレータと、
    所定の最小基準電圧と前記周期電圧とを比較する最小デューティ比設定用コンパレータと、
    前記パルス幅変調用コンパレータの出力信号がデータ端子に入力され、前記最小デューティ比設定用コンパレータの出力信号がゲート端子に入力されるDラッチ回路と、
    を備え、前記Dラッチ回路の出力信号にもとづき、前記スイッチングトランジスタを駆動することを特徴とする制御回路。
  5. スイッチングレギュレータのスイッチングトランジスタを駆動する制御回路であって、
    前記スイッチングレギュレータの出力電圧とその目標値となる設定電圧との差に応じた誤差電圧を生成する誤差増幅器と、
    前記誤差電圧と周期電圧とを比較するパルス幅変調用コンパレータと、
    所定の最小基準電圧と前記周期電圧とを比較する最小デューティ比設定用コンパレータと、
    前記パルス幅変調用コンパレータの出力信号と前記最小デューティ比設定用コンパレータの出力信号との論理演算によりパルス幅変調信号を生成する論理ゲートと、
    前記誤差電圧と所定のしきい値電圧とを比較する軽負荷検出用コンパレータと、
    データ端子に前記軽負荷検出用コンパレータの出力信号が入力され、クロック端子に前記最小デューティ比設定用コンパレータの出力信号が入力されたフリップフロップ回路と、
    を備え、
    前記フリップフロップ回路の出力信号と、前記パルス幅変調信号との論理演算結果にもとづき、前記スイッチングトランジスタを駆動することを特徴とする制御回路。
  6. 1つの半導体基板に一体集積化されたことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の制御回路。
  7. スイッチングトランジスタを含むスイッチングレギュレータ出力回路と、
    前記スイッチングトランジスタを駆動する請求項1からのいずれかに記載の制御回路と、
    を備えることを特徴とする電源装置。
  8. マイクロプロセッサと、
    電池電圧を降圧して前記マイクロプロセッサに供給する請求項に記載の電源装置と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
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