JP2007305499A - 差動排気走査形電子顕微鏡 - Google Patents

差動排気走査形電子顕微鏡 Download PDF

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Abstract

【課題】電子光学系の各部品及び差動排気用オリフィスの保守点検が容易に行え、またパイプの芯出しの容易な差動排気走査形電子顕微鏡を提供する。
【解決手段】差動排気走査形電子顕微鏡は、電子線を発生する電子源を配置する電子銃室1と、試料を配置する試料室2とを、鏡筒部7で連絡し、この鏡筒部7には、内部を電子線が通過するインナーパイプ14を設けると共に、少なくとも前記電子銃室1からの電子線の収束手段であるコンデンサレンズ8、13と、試料室2内の試料に収束させる対物レンズ9とを備えている。そして、インナーパイプ14は、電子銃室1側から試料室2上部までの一体の長さに形成すると共に、試料室2側に位置する先端部に差動排気用オリフィス兼用対物絞りユニット16を取り付けている。インナーパイプ14の電子銃室1側内には、コンデンサ絞りユニットとなるライナーチューブ15を装着する。
【選択図】図1

Description

本発明は、差動排気走査形電子顕微鏡に係り、特に電子光学系の保守点検の容易な差動排気走査形電子顕微鏡に関すものである。
電子顕微鏡では、電子銃室及び試料室を含む装置内部を真空排気し、目標の真空圧力に到達したら図5に示す電子源3に高圧を印加する。高圧に印加された電子源3から放出される電子線4は、ウェネルト電極5の電位により、収束作用を受けて軌道を曲げられ、ウェネルト電極5とアノード電極6の間に第一のクロスオーバーCOB1を作る。加速電圧により加速された電子線4は、アノード電極5を通過し、コンデンサレンズ8により収束作用を受け、コンデンサレンズ8と対物レンズ9の間に第二のクロスオーバーCOB2を作る。
更に、対物絞り11により制限された電子線4は、対物レンズ9により収束され、対物レンズ9の近辺に設ける差動排気用オリフィス12を経て、試料台10上の試料の表面に照射される。試料の表面に照射された電子線4は、試料表面で跳ね返る反射電子及び試料の表面から飛び出てくる二次電子等を発生させる。これら反射電子及び二次電子を、試料室内に設置されている検出器に取り込み、増幅回路を経て、またデジタル変換されてからディスプレイに送り込まれ、操作画面にて試料表面の画像として確認することができる。この画像の画質は、走査形電子顕微鏡の振動やノイズ及び汚れなどの因子に影響を受けることが知られている。
通常、走査形電子顕微鏡では、上部の電子銃室と下部の試料室とは鏡体部で連結され、電子銃室から試料室まで電子線が通るように配置するパイプは、電子銃室の開閉部において着脱自在に構成している。これによって、鏡体部を解体することなくパイプを取り出すことが可能となっており、パイプ内部及びパイプ内に装着されているコンデンサ絞り及び対物絞り等の散乱絞りの保守を行う際に、鏡体部を解体することなく行えるようにすることが知られている。
また、鏡体部内のパイプを下部の試料室側と上部の電子銃側とに分離し、上部パイプの径を小さくしてコンデンサレンズの起磁力を小さく抑え、レンズ自体を小型化して鏡体部を小型化できるようにし、下部パイプの径は上部パイプより径よりも大きくして、偏向領域を稼ぐことで低倍率での像観察を可能にすることも提案されている。この種の構造では、上部パイプのみを電子銃室の開閉部から着脱可能とし、上部パイプに装着されているコンデンサ絞り及び対物絞りの保守を容易にしている。上記したような走査形電子顕微鏡は、例えば特許文献1に記載されている。
しかも、電子銃室と資料室の真空度に差をつける従来の低真空の差動排気走査形電子顕微鏡における構造は、対物絞り12とは別個に、小開口を形成する差動排気用オリフィスを有している。そして、対物絞り12を対物レンズ9の近辺に配置し、また差動排気用オリフィスは、試料室の上面に位置する対物レンズのカバー部分に装着することが一般的で、これによって試料室内を低真空雰囲気に保つ構造としている。
特開昭51−110964号公報
しかしながら、差動排気用オリフィスを有する低真空の差動排気走査形電子顕微鏡では、パイプ部分等の保守を容易に行える構成になっているが、対物絞りや試料室の上面の近辺に装着している差動排気用オリフィスの保守のためには、鏡体部をある程度解体しないと、対物絞り及び差動排気用オリフィスを取り出すことができず、保守点検に時間を要してしまい、経済的に行うことができない問題があった。
本発明の目的は、電子光学系の各部品及び差動排気用オリフィスの保守点検が容易に行え、性能を維持できる差動排気走査形電子顕微鏡を提供することにある。
また本発明の他の目的は、保守点検時等においても、パイプの芯出しの容易な差動排気走査形電子顕微鏡を提供することにある。
本発明の差動排気走査形電子顕微鏡では、電子線を発生する電子源を配置する電子銃室と、試料を配置する試料室とを、鏡筒部で連絡し、前記鏡筒部には、内部を電子線が通過するインナーパイプを設けると共に、少なくとも前記電子銃室からの電子線を試料室内の試料に収束させる収束手段を備えて構成する際に、前記インナーパイプは、前記電子銃室から前記試料室上部までの一体の長さに形成すると共に、前記試料室側の先端部に差動排気用オリフィス兼用対物絞りユニットを取り付けて構成したことを特徴とする。
また、本発明の差動排気走査形電子顕微鏡では、電子線を発生する電子源を配置する電子銃室と、試料を配置する試料室とを、鏡筒部で連絡し、前記鏡筒部には、内部を電子線が通過するインナーパイプを設けると共に、少なくとも前記電子銃室からの電子線を試料室内の試料に収束させる収束手段を備えて構成する際に、前記インナーパイプは、前記電子銃室から前記試料室上部までの一体の長さに形成すると共に、前記試料室側の先端部に差動排気用オリフィス兼用対物絞りユニットを取り付け、前記鏡筒部の上端に、前記電子銃室の容器部を水平方向に移動させてインナーパイプの芯出しを行う位置調整機構を設けて構成したことを特徴とする。
好ましくは、前記位置調整機構は、鏡筒部の周囲に配置する複数本の位置調整ねじから構成したことを特徴とする。
また好ましくは、前記差動排気用オリフィス兼用対物絞りユニットは、前記インナーパイプの下端部に装着する絞りホルダと、前記絞りホルダ内へ着脱自在に設けるオリフィスを形成した対物絞り部材とにより構成したことを特徴とする。
更に好ましくは、前記インナーパイプの上方内に、コンデンサ絞りユニットとなるライナーチューブを装着して構成したことを特徴とする。
また好ましくは、前記インナーパイプ及びライナーチューブは、前記電子銃室内に配置するアノード電極により押圧固定して構成したことを特徴とする。
本発明のように差動排気走査形電子顕微鏡を構成すれば、鏡体部を解体することなく、電子銃室の開閉部よりインナーパイプ及び差動排気用オリフィスを兼ねた対物絞りユニットを取り出せるから、保守が非常に容易にしかも短時間に行え、経済的に行うことができる。
また、鏡筒部の上端に複数の位置調整ねじからなる調整機構を設けて差動排気走査形電子顕微鏡を構成すれば、保守点検時等の組立ての際においても、パイプの芯出しを短時間に容易に行うことができる。
本発明の差動排気走査形電子顕微鏡では、電子線を発生する電子源を配置する電子銃室と、試料を配置する試料室とを、鏡筒部で連絡し、前記鏡筒部には、内部を電子線が通過するインナーパイプを設けると共に、前記電子銃室からの電子線を試料室内の試料に収束させる収束手段を備えている。そして、前記インナーパイプは、前記電子銃室から前記試料室上部までの一体の長さに形成すると共に、前記試料室側に位置する先端部に差動排気用オリフィス兼用対物絞りユニットを取り付けている。
本発明の差動排気走査形電子顕微鏡は、図1の実施例に示すように、上方の電子銃室1と、下方の試料を配置する試料室2とは、鏡筒部20で連結している。電子銃室1は、容器部1Aとこれに開閉可能に取り付ける容器カバー1Bとから機密に構成し、鏡筒部7の上端に配置して固定する。この電子銃室1内には、図2に示す電子線4を発生する電子源3やウェネルト電極5等を配置している。
鏡筒部7内には、この例では上方より順に、電子線を収束させる永久磁石等を用いた収束手段となる第一のコンデンサレンズ8及び第二のコンデンサレンズ13、電子線を試料室内の試料に収束させる対物レンズ9、更には電子線4を偏向させる偏向手段を配置している。
電子銃室1と試料室2とは、各コンデンサレンズ8、13や対物レンズ9の中心部を通って挿入する1本のインナーパイプ14で連絡している。しかも、インナーパイプ14が貫通する電子銃室1及び試料室2部分は、それぞれOリング等でシールして真空状態を維持できるようにしている。
インナーパイプ14は、電子源3より放出された電子線4を試料室2まで通過させるものであり、図3(a)に示すように上端部にアノード電極6を取り付け、しかも下端部には差動排気用オリフィス兼用対物絞りユニット16を装着している。インナーパイプ14の下端部に設ける差動排気用オリフィス兼用対物絞りユニット16は、例えば図3(b)の拡大図及び(c)の分解図に示すように、インナーパイプ14の下端部に装着する中空の絞りホルダ17の内部に、順にスペーサ18、オリフィスを形成した対物絞り部材19、押さえ材20を配置し、着脱自在に取り付けて構成する。このように構成したので、後述する如く差動排気用オリフィス兼用対物絞りユニット16は、その保守点検を極めて容易に行うことができる。
また、インナーパイプ14の上端部には、アノード電極6を着脱可能に取り付けており、しかもインナーパイプ14の電子銃室1側の上方内には、ライナーチューブ15を挿入している。このライナーチューブ15は、筒状の部品で内部に二段のコンデンサ絞り(図示せず)を含んでいるユニットである。アノード電極6は、インナーパイプ14及びライナーチューブ15を、電子銃室1側から押さえつける役割も兼ねさせている。こようにすると、インナーパイプ14及びライナーチューブ15の固定に、別の部材を用いる必要がなく、構造が簡単で分解や組立てを容易に行うことができる。
本発明の差動排気走査形電子顕微鏡では、試料の低真空での観察を可能な上記構成としており、差動排気用オリフィス兼用対物絞りユニット16を使用して、電子銃室1と試料室2の圧力差を持たせている。また、差動排気用オリフィス兼用対物絞りユニット16の位置は、対物レンズ9の主面であり偏向支点である試料室2の上部に設置している。
本発明の構成の差動排気走査形電子顕微鏡においても公知のものと同様に、電子銃室1及び試料室2等の内部を真空排気し、目標の真空圧力に到達したら図2に示す電子源3に高圧を印加し、電子源3から電子線4が放出させる。放出された電子線4は、ウェネルト電極5の電位により、収束作用を受けて軌道を曲げられ、ウェネルト電極5とアノード電極6の間に第一のクロスオーバーCOB1を作る。加速電圧により加速された電子線4は、アノード電極6を通過し、インナーパイプ14及びライナーチューブ15内に突入して、第一のコンデンサレンズ8により収束作用を受け、第一のコンデンサレンズ8と第二のコンデンサレンズ15の間に第二のクロスオーバーCOB2を作る。更に、第二のコンデンサレンズ15により収束作用を受け、第二のコンデンサレンズ15と対物レンズ9の間に第三のクロスオーバーCOB3を作る。その後電子線4は、対物レンズ9により収束され、かつ差動排気オリフィス兼用対物絞りユニット16により制限されて試料台12の試料表面に照射することになる。
走査形電子顕微鏡におけるインナーパイプ14及び差動排気用オリフィス兼用対物絞りユニット16の保守点検の時期は、例えば半年程度使用して画質が劣化してきたと感じられた場合、又は交換時期のメッセージが操作画面上にて現れたとき等であり、保守点検の際には次に述べる手順で実施する。
保守を行うため、インナーパイプ14を取り出すときは、まず真空状態の各部内を大気圧にし、次に図4のように電子銃室1の容器カバー1Bを開け、アノード電極6を取り外し、ライナーチューブ15を取り出してから、その後インナーパイプ14の取り出しを順に実施する。
差動排気用オリフィス兼用対物絞りユニット16を保守点検や交換する場合は、上記の手順でインナーパイプ14の取り出しを行い、先端に装着されている対物絞りユニット19を取り外し、インナーパイプ14の下端に固着したユニット本体17から内部挿入部材18を取り外し、必要な場合には新部品との交換を実施する。
再組立ての場合には、インナーパイプ14を再び元の状態に装着し、次にライナーチューブ15を図1のように、インナーチューブ17の上部内に装着してから、アノード電極6を固定し、電子銃室1を閉める。電子銃室1内や試料室2内等の真空排気の完了後、高電圧を印加して電子線4を試料に照射し、操作画面にて観察像を確認しながら、電子線の軸調整を行って光軸を中心に一致させ、一連の作業を終了する。
本発明の差動排気走査形電子顕微鏡の構造では、電子銃室1及び電子光学系を含む鏡筒部7を解体することなく大気圧開放後に電子銃室1の容器カバー1Bを開け、アノード電極6及びライナーチューブ15を取外せば、インナーパイプ14を一気に引き抜くことができ、インナーパイプ14先端に装着した差動排気用オリフィス兼用対物絞りユニット16の保守点検が、極めて容易に行える。また、インナーパイプ14が、アノード電極6から試料室2の上部までを1本で構成しているため、インナーパイプ14の芯出しが簡単なので電子線の光軸が容易に出せ、電子銃室1側の軸調整のみで試料室2までの電子線4の軸を一致させることができる。
本発明の差動排気走査形電子顕微鏡では、分解後の再組立ての際に、インナーパイプ14の芯出しを行って電子線の光軸の調整を容易にするため、図1に示すように、鏡筒部7の上端部に簡易な位置調整機構21を設けている。位置調整機構21は、例えば複数本の位置調整ねじを用い、鏡筒部7の上端部の周囲4に螺着し、この位置調整ねじを電子銃室1の容器部1Aに係合させて構成する。
組立て時における電子線の光軸の調整は、上述した如くインナーパイプ14とライナーチューブ15及びアノード電極6等を装着後、位置調整機構21を操作して電子銃室1の容器部1Aを水平方向に位置調整を行うようにすれば、インナーパイプ14の芯出しが短時間に簡単に行え、電子線の軸と限りなく同軸となる位置合せができる。
本発明の一実施例である差動排気走査形電子顕微鏡を示す概略縦断面図である。 図1の電子光学系を示す構成図である。 インナーパイプの縦断面図と下部の部分構成図と分解図である。 本発明の差動排気走査形電子顕微鏡における分解手順図である。 従来の差動排気走査形電子顕微鏡における電子光学系を示す構成図である。
符号の説明
1…電子銃室、1A…容器部、1B…容器カバー、2…試料室、7…鏡筒部、8…第一のコンデンサレンズ、9…対物レンズ、11…対物絞り、12…試料台、13…第二のコンデンサレンズ、14…インナーパイプ、15…ライナーチューブ、16…差動排気オリフィス兼用対物絞り、17…絞りホルダ、18…スペーサ、19…対物絞り部材、20…押さえ材、21…位置調整機構。

Claims (6)

  1. 電子線を発生する電子源を配置する電子銃室と、試料を配置する試料室とを、鏡筒部で連絡し、前記鏡筒部には、内部を電子線が通過するインナーパイプを設けると共に、少なくとも前記電子銃室からの電子線を試料室内の試料に収束させる収束手段を備えた差動排気走査形電子顕微鏡において、前記インナーパイプは、前記電子銃室から前記試料室上部までの一体の長さに形成すると共に、前記試料室側の先端部に差動排気用オリフィス兼用対物絞りユニットを取り付けて構成したことを特徴とする差動排気走査形電子顕微鏡。
  2. 電子線を発生する電子源を配置する電子銃室と、試料を配置する試料室とを、鏡筒部で連絡し、前記鏡筒部には、内部を電子線が通過するインナーパイプを設けると共に、少なくとも前記電子銃室からの電子線を試料室内の試料に収束させる収束手段を備えた差動排気走査形電子顕微鏡において、前記インナーパイプは、前記電子銃室から前記試料室上部までの一体の長さに形成すると共に、前記試料室側の先端部に差動排気用オリフィス兼用対物絞りユニットを取り付け、前記鏡筒部の上端に、前記電子銃室の容器部を水平方向に移動させてインナーパイプの芯出しを行う位置調整機構を設けて構成したことを特徴とする差動排気走査形電子顕微鏡。
  3. 請求項2において、前記位置調整機構は、鏡筒部の周囲に配置する複数本の位置調整ねじから構成したことを特徴とする差動排気走査形電子顕微鏡。
  4. 請求項1から3のいずれかにおいて、前記差動排気用オリフィス兼用対物絞りユニットは、前記インナーパイプの下端部に装着する絞りホルダと、前記絞りホルダ内へ着脱自在に設けるオリフィスを形成した対物絞り部材とにより構成したことを特徴とする差動排気走査形電子顕微鏡。
  5. 請求項1から4のいずれかにおいて、前記インナーパイプの上方内に、コンデンサ絞りユニットとなるライナーチューブを装着して構成したことを特徴とする差動排気走査形電子顕微鏡。
  6. 請求項5において、前記インナーパイプ及びライナーチューブは、前記電子銃室内に配置するアノード電極により押圧固定して構成したことを特徴とする差動排気走査形電子顕微鏡。
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