JP2007303244A - 引出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低荷重で簡単に素早く引き出せる引出装置を得る。
【解決手段】タッチパネル16に手を触れると、駆動ユニット90の駆動モータが駆動し、スプリングの付勢力により押出し板110が回転して引出し10側へ倒れ込み、引出し10がケース12から押出されるようにしている。このため、引出し10を低荷重で簡単に素早く引き出すことが可能となる。したがって、身体の不自由な人や高齢者にとっても楽に引出し作業を行うことができる。また、押出し板110の倒れ込みにより引出し10を押出すため、例えば、エアシリンダ等を用いてシリンダー内でピストンを移動させピストンの先端部を引出し10の後板15に当接させることで引出し10を押出す場合と比較して、駆動ユニット90の奥行き方向の厚みを薄くすることができる。
【選択図】図12

Description

本発明は、開口が設けられたケースに収納され開口に対して出入可能な引出しを備えた引出装置に関するものである。
従来、システムキッチンや家具等では、手動で引出しを引出し或いは収納するようになっている。システムキッチンのように、装置枠体に多段の引出しを有する場合、最下段の引出しには重量の重い物品が収納されることが多く、腰をかがめた状態でこの最下段の引出しを引出す場合、特に身体の不自由な人や高齢者にとっては辛い作業となる。
このため、例えば、特許文献1では、装置枠体に対して出し入れ可能に設けられた引出しを引出し方向及び収納方向に移動させる引出し駆動機構を備えている。この引出し駆動機構は、装置枠体に回転自在に支持されたローラと、該ローラを回転させるモータで構成されており、コイルバネの弾性力を用いてローラを所定の圧力で引出しに当接させ、該ローラをモータで回転させることにより、引出しとローラとの間で生じる摩擦力により、引出しを自動的に引出し、或いは収納方向に移動させるようにしている。
しかしながら、モータの回転方向によって引出しを引出し或いは収納させる場合、引出し速度と引き込み(収納)速度とが略同じになってしまう。そして、収納時の衝撃等を考慮すると、引き込み速度をあまり速くすることはできない。つまり、引出し速度をあまり速くすることはできず、引出しが引出されるまでの時間を考えると、使い勝手が良くないということが懸念される。
特開2005−211443号公報
本発明は上記事実を考慮し、低荷重で簡単に素早く引き出せる引出装置を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、引出装置において、開口が設けられたケースと、前記ケースに収納され前記開口から出入可能な引出しと、前記引出しの表面に設けられた通電手段と、前記通電手段への通電を検知し、信号を送信する通電検知手段と、前記ケースに設けられ、前記通電検知手段からの信号を受信する受信手段と、前記ケースと前記引出しの間に設けられて、引出し側へ倒れ込んで引出しをケースから押出す押出し手段と、前記受信手段から送出された信号を受信し、前記押出し手段の動作を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、引出しに設けられた通電手段が通電されると、通電検知手段から受信手段へ信号が送信される。そして、受信手段によって受信された信号は制御手段へ送信されるようになっている。一方、ケースと引出しの間には、押出し手段を設けており、引出し側へ倒れ込んで引出しをケースから押出すようにしている。この押出し手段と制御装置を接続し、受信手段から送出された信号を受信することで、該押出し手段の動作が制御されるようにしている。
つまり、ケースから引出しを引き出すときに通電手段に接触すると、通電検知手段及び受信手段を経て、制御装置によって、押出し手段を引出し側へ倒し、引出しをケースから押出すことができ、引出しを低荷重で簡単に素早く引き出すことが可能となる。
このため、身体の不自由な人や高齢者にとっても楽に引出し作業を行うことができる。また、押出し手段の倒れ込みにより引出しを押出すため、例えば、エアシリンダ等を用いて、シリンダー内でピストンを移動させピストンを当接させることで引出しを押出す場合と比較して、押出し手段の奥行き方向の厚みを薄くすることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の引出装置において、前記引出しを前記ケースにロックするロック手段と、前記ロック手段を操作する操作部と、を設けたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明では、操作部を操作することで、ロック手段によって、引出しをケースにロックする。これにより、引出しが勝手に開放(引き出される)されないようにしている。例えば、小さい子供等が勝手に引出しを開放することができないようにすることができる。また、地震などのとき、揺れにより引出しがケースから引き出され、引出し内の物が飛び出したりすることがないようにすることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の引出装置において、前記ロック手段が、前記受信手段に設けられ前記操作部で出没されるロックプレートと、前記通電検知手段に設けられ前記ロックプレートに係止されるロック孔と、で構成されたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明では、受信手段にロックプレートを設け、通電検知手段にロックプレートに係止されるロック孔を設けることで、引出し及びケースに別途ロック手段を設ける必要が無く、組み立て作業が容易である。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の引出装置において、前記押出し手段が、正逆回転可能なモータと、前記引出し側へ倒れ込み可能な押出し部材と、前記モータからの回転力を前記押出し部材が倒れ込む動作へ変換させる変換手段と、を含んで構成されたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明では、引出し側へ倒れ込み可能な押出し部材を設け、正逆回転可能なモータからの回転力を該押出し手段へ伝達させる。そして、変換手段によって、該押出し部材を倒れ込ませ、また、倒れ込んだ押出し部材を元の位置(倒れ込む前の状態)へ戻す。ここで、引出しを引き出す際に倒れ込んだ押出し部材を、元の位置に戻すことで、引出しを収納するときの押圧力が、押出し部材を設けたことによって付加されるということはない。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の引出装置において、前記押出し手段が、シャフトに連結され前記シャフトの回転で前記引出し側へ倒れ込み可能な押出し部材と、前記押出し部材を前記引出し側へ付勢するバネ部材と、前記モータからの一方向の回転力を伝達し倒れ込んだ前記押出し部材を元の位置に戻す方向へ前記シャフトを回転させる伝達部とシャフトに回転力を伝達しない非伝達部を備えた第1伝達手段と、を含んで構成されたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明では、押出し部材が、シャフトに連結され、該シャフトの回転によって引出し側へ倒れ込み可能となっている。また、押出し部材はバネ部材によって引出し側へ付勢されている。そして、モータが回転すると、伝達部では、倒れ込んだ押出し部材を元の位置に戻す方向へシャフトを回転させ、非伝達部では、シャフトに回転力が伝達されないようにしている。
つまり、伝達部では、モータとシャフトとが伝達部を介して連結され、シャフトには倒れ込んだ押出し部材を元の位置に戻す方向への回転力が伝達される。一方、非伝達部では、モータとシャフトとが連結されない状態となるが、シャフトにはバネ部材によって押出し部材を引出し側へ付勢する方向への回転力が作用することとなる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の引出装置において、前記押出し手段が、シャフトに連結され前記シャフトの回転で引出し側へ倒れ込み可能な押出し部材と、前記押出し部材を前記引出し側へ付勢するバネ部材と、前記モータからの一方向の回転で前記押出し部材が前記引出し側へ倒れ込む方向へ前記シャフトを回転させ、モータからの逆方向の回転で倒れ込んだ押出し部材を元の位置に戻す方向へシャフトを回転させる第2伝達手段と、を含んで構成されたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明では、シャフトに押出し部材を連結し、正逆回転可能なモータの一方向の回転で押出し部材が引出し側へ倒れ込む方向へシャフトを回転させる。このとき、バネ部材によって押出し部材を引出し側へ付勢し、モータの負荷を低減させる。これにより、モータの小型化を図ることが可能となり、押出し手段のスペース効率が向上する。そして、モータの逆方向の回転で倒れ込んだ押出し部材を元の位置に戻す方向へシャフトを回転させる。このとき、バネ部材を付勢力の抗する方向へ押圧して、バネ部材に弾性力を蓄積させる。
請求項7に記載の発明は、請求項4に記載の引出装置において、前記変換手段が、前記モータからの駆動力が伝達可能なネジと、前記ネジにねじ込まれ前記モータの正逆回転によってネジ溝に沿って移動するナットと、前記ナットに連結され前記引出し側へ起立するリンク部材と、を含んで構成されたことを特徴とする。
請求項7に記載の発明では、正逆回転可能なモータからの駆動力が伝達可能なネジを用いている。このネジは左右対称にネジ加工し、該ネジにナットをねじ込み、モータの正逆回転によってナットをネジ溝に沿って移動させる。このナットにリンク部材を連結させ、該リンク部材を傾斜させて、リンク部材の頂部の高さを変えることで、押出し部材の引出し側への突出量を変えることができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7の何れか1項に記載の引出装置において、前記引出しの前板に前記通電検知手段が配設され、前記引出しを前記ケース内に収納した状態で前記通電検知手段と対面する位置に前記受信手段が配設されたことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8の何れか1項に記載の引出装置において、前記通電検知手段及び前記受信手段にコイルが配設され、受信手段側のコイルには電流が流れ、通電検知手段に接触すると受信手段側からの電磁誘導により通電検知手段のコイルに電流が流れて、通電手段への通電を検知し、受信手段へ信号を送信することを特徴とする。
請求項9に記載の発明では、電磁誘導による起電力の授受を可能にすることで、ハーネスなどにより通電検知手段と受信部とを電気的に接続させた場合と異なり、引出しをケースから完全に取り出すことができ、大変便利である。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜9の何れか1項に記載の引出装置において、前記通電手段が、前記引出しの前面に設けられタッチプレートとGNDプレートを交互に配列して形成されたタッチパネルであり、前記タッチプレートと前記GNDプレートの間に、タッチプレート及びGNDプレートの表面から突出する凸部を設けたことを特徴とする。
請求項10に記載の発明では、タッチパネルを構成するタッチプレートとGNDプレートの間に、タッチプレート及びGNDプレートの表面から突出する凸部を設けることで、該凸部を跨がないとタッチプレート及びGNDプレートを同時に接触することができないようにして、引出しを開けるつもりがないにも拘わらずタッチパネルに接触してしまった場合などタッチパネルの誤作動を防止する。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の引出装置において、前記タッチパネルの表面が斜め下方へ向かって設けられたことを特徴とする。
請求項11に記載の発明では、タッチパネルの表面を斜め下方へ向かって設けることで、タッチプレートに触ろうとする意志がないとタッチプレートには接触できないようにして、さらにタッチプレートの誤作動を防止することができる。また、タッチパネルの表面に水滴などが付着しないようにすることができる。
請求項12に記載の発明は、請求項1〜10の何れか1項に記載の引出装置において、前記引出しの前板にフック状の把持部を設け、前記把持部の裏面に前記通電手段を設けたことを特徴とする。
請求項12に記載の発明では、引出しの前板に設けたフック状の把持部の裏面に通電手段を設けることで、請求項11に記載の発明と略同一の効果に加え、通電手段が表面に露出しないため、引出しを開けるつもりがないにも拘わらずタッチパネルに接触してしまったという恐れがない。
請求項13に記載の発明は、請求項1〜10の何れか1項に記載の引出装置において、前記引出しの前板に、前記通電手段を配置すると共に該通電手段と対面し通電手段をガードするガードカバーを設けたことを特徴とする。
請求項13に記載の発明では、引出しの前板に通電手段を配置し、該通電手段をガードするガードカバーと対面する位置に通電手段を設けることで、請求項12に記載の発明と略同一の効果を得ることができる。
本発明は、上記構成としたので、引出しを低荷重で簡単に素早く引き出すことが可能となる。
次に、本発明の実施の形態に係る引出装置について説明する。
図1〜図3には、この引出装置130が適用されたシステムキッチン用の箱形の引出し10が示されており、開口が設けられたケース12内へ出入可能となっている。このケース12の側壁12Aには、図示はしないが、引出し10の引出し方向に沿って、レールが配設されており、引出し10に設けられたコロ(図示省略)が該レールに沿って移動可能となっている。そして、このコロとレールとの間では、摩擦係数をできるだけ小さくしており、引出し10がケース12内をスムーズに移動できるようにしている。
また、引出し10の前板14の表面上部には、引出し10の幅方向に沿って、前板14と平行に、板状のタッチパネル16が設けられている。このタッチパネル16の表面には、図4に示すように、タッチプレート18とGNDプレート20が引出し10の上下方向に沿って交互に配列されており、タッチプレート18とGNDプレート20の間には、タッチプレート18及びGNDプレート20の表面よりも突出する凸部22が突設されている。
また、図1及び図5に示すように、タッチパネル16の両端部には、引出し10との取付部24、26が設けられており、図示しないビスによって引出し10の前板14に取付け可能となっている。取付部24、26には、目隠し用のカバー30がタッチパネル16の表面に対して回動可能に設けられており、タッチパネル16の取付けが終わると、カバー30を閉止して、ビスが外観上露出することがないようにしている。ここで、タッチパネル16の図中左側の取付部24には、ドライバー等が挿通可能な貫通孔32(後述する)が形成されており、引出し10の前板14を貫通している。
一方、引出し10の前板14の裏面側には、図6及び図7(A)、(B)に示すように、通電検出ユニット31が取付け可能とされている。この通電検出ユニット31に設けられたブラケット34には引出し10の前板14の裏面側に面接触する当接片36が形成されており、ビス(図示省略)などにより引出し10の前板14の裏面側に取付けられる。
図7において、当接片36の手前側側端部からは、フランジ部38が取付片48へ向かって張り出しており、該フランジ部38には矩形状の係止孔38Aが形成されている。また、当接片36の上端部からは、当接片36に対して直角に張り出す長板状の係合片40が設けられており、係合片40の先端側には、矩形状のロック孔42が形成されている。
この係合片40の基部(当接片36側)の側端面の上部からは、四角形状のフランジ部44が張り出しており、フランジ部44には矩形状の係止孔44Aが形成されている。また、係合片40の先端部からは、下方へ向かって、略L字状に折れ曲がったフランジ部46が張り出しており、フランジ部46の先端部は、係合片40と平行に設けられている。
さらに、係合片40の長手方向中央の側端面の下部からは、下方へ向かって略L字状に折れ曲がった取付片48が形成されており、取付片48の先端側は、係合片40と平行に設けられている。この取付片48の先端側には矩形状の取付孔48Aが形成されており、該取付孔48Aには、図15に示すように、タッチパネル16と電気的に接続された通電検知装置50が取付けられるようになっている。
そして、タッチパネル16の凸部22を跨いで、タッチプレート18及びGNDプレート20を同時に接触することで、通電検知装置50によって、OV(GND)を基準とした静電容量の差が測定され、この差が所定値以上の場合、通電検知装置50に備えられた送信部84(図8参照)から信号が出力されるようになっている。
一方、図6に示すように、通電検出ユニット31は保護カバー52で覆われるようになっており、保護カバー52に設けられた図示しない係止部をフランジ部46の先端部に引っ掛けた状態で、フランジ部38の係止孔38A及びフランジ部44の係止孔44Aに保護カバー52の爪部(図示省略)などを係止させる。
これにより、通電検出ユニット31を構成する通電検知装置50等が保護カバー52で覆われ保護される。また、この状態で、保護カバー52には、係合片40のロック孔42に対応する位置に、ロック孔42よりも大きい略長方形状の挿通孔54が形成されている。この挿通孔54は、係合片40の長手方向中央から係合片40の先端部に渡って形成されている。つまり、挿通孔54を通じて、ブラケット34の係合片40が外部に露出している。
一方、ケース12側には、引出し10が収納された状態で、通電検出ユニット31と対面する位置にロックユニット56が配置されるようになっている。このロックユニット56にはブラケット(図示省略)が備えられており、該ブラケットにはソレノイド58が配設されている。
このソレノイド58は、ロックスイッチ134のON/OFFにより、プランジャー60が出入する。ソレノイド58は、永久磁石によりプランジャー60が引き込まれるようになっており、通電により永久磁石の磁力が打ち消され、トーションバネ62(後述する)の復元力によりプランジャー60が押出され元の状態に戻るようになっている。このとき通電は一瞬で終わるが、永久磁石の磁力を復帰させ、プランジャー60を引き込ませる場合、該通電と正負逆の通電を行う。このときも通電は一瞬で終わる。
図6及び図7(A)、(B)に示すように、プランジャー60の先端部には、基部に連結部61を備えた略角柱状のシャフト64が連結されており、プランジャー60と一体にスライド移動する。シャフト64の下部には、シャフト64と直交する軸部66が配設されており、軸部66には、シャフト64の外壁を包むようにして係合すると共に上部が開放された略コ字状の操作部材68が軸支される。そして、この操作部材68はシャフト64の移動と共に、軸部66を中心に揺動する。
また、軸部66には、自由端部に係合爪70が形成されたロックプレート72が揺動可能に軸支されており、ロックプレート72の基部には切欠き部74が形成され、操作部材68の外面に突設された操作ピン76が係合可能となっている。これにより、シャフト64の移動によって操作部材68が揺動すると、該操作部材68を介して操作ピン76が揺動し、切欠き部74を介してロックプレート72が揺動する。
さらに、軸部66には、トーションバネ62が巻き付けられており、一端部はロックユニット56を構成する図示しないブラケットに取付けられ、他端部はロックプレート72に取付けられて、ロックプレート72を矢印A方向(図7(B)参照)へ付勢している。
ここで、係合爪70は保護カバー52に形成された挿通孔54(図6参照)内へ挿通可能となっており、該挿通孔54を通過して係合片40のロック孔42に係合可能となっている。つまり、ロックプレート72の揺動によって、係合爪70が挿通孔54を通過してロック孔42と係合し(ロック状態)、或いはロック孔42との係合状態が解除され(ロック解除状態)挿通孔54から抜けるようになっている。
そして、このロックユニット56は保護カバー80によって保護されるようになっており、保護カバー80からはロックプレート72及びシャフト64の先端面が出入可能となっている。なお、ロックユニット56と保護カバー80の係合状態は、通電検知装置50と保護カバー52の係合状態と略同一であるため、ここでは説明を省略する。
ところで、図6に示すように、シャフト64の先端面は、タッチパネル16の取付部24に形成された貫通孔32の位置と対応しており、貫通孔32からドライバー等の棒状物33を挿通させると、該棒状物33がシャフト64の先端面に当接するようになっている。
このため、ロックプレート72の係合爪70がロック孔42に係合された状態で、棒状物33をシャフト64の先端面に当接させ、シャフト64を押圧すると、プランジャー60をソレノイド58の本体内部へ押し込め、シャフト64をスライド移動させることができる。
これにより、該シャフト64の移動と共に、操作部材68が軸部66を中心に回動し、操作部材68の操作ピン76の回動により、トーションバネ62の付勢力の抗する方向(矢印A方向と逆方向)へロックプレート72が揺動し、係合爪70のロック孔42への係合状態を解除させることができる。
ところで、ケース12の奥壁に配設された制御装置88(後述する)にはシステムキッチン本体に配設された地震感知センサ(感震センサ)128からの信号が入力されるようになっており、制御装置88に感震センサ128からの信号が入力されると、ロックユニット56のソレノイド58が通電され、永久磁石の磁力が打ち消されてプランジャー60が押出されるようにしている。これにより、ロックプレート72がロック孔42に係止される(ロック状態)。
ここで、ロックプレート72が、挿通孔54を介して外部に露出したブラケット34の係合片40を乗り越えるストロークを、ソレノイド58のプランジャー60をスライドさせるストロークよりも短くしている。
このため、引出し10がケース12から引き出された状態で、ロックプレート72がロック位置(ロック状態とされる位置)に配置された場合、引出し10をケース12内に収納しようとすると、係合片40の先端部がロックプレート72の係合爪70の先端の傾斜面70Aに当接することとなるが、該傾斜面70Aを介して、ロックプレート72をトーションバネ62の付勢力の抗する方向へ揺動させようとする。
このとき、ロックプレート72の切欠き部74、操作ピン76及びシャフト64を介して、ソレノイド58のプランジャー60をソレノイド58の本体内部へ押し込めることができ、これにより、ロックプレート72が揺動可能となり、係合片40を乗り越えさせることができる。つまり、ロックプレート72の係合爪70が係合片40を乗り越えて、ロック孔42に係止され、ロックプレート72をロック状態とすることができる。
このように、ロックユニット56にロックプレート72を設け、通電検出ユニット31にロックプレート72に係止されるロック孔42を設けることで、引出し10及びケース12に別途ロック手段を設ける必要が無く、組み立て作業が容易である。
一方、図8及び図9に示すように、ロックユニット56には、受信部82が備えられており、引出し10が収納された状態で、該受信部82と送信部84とが対面する。ここで、送信部84と受信部82には、それぞれコイルが配設されており、受信部82側は電源の供給によりコイルに電流が流れている。
そして、送信部84と受信部82を互いに近づけた状態で、タッチパネル16のタッチプレート18とGNDプレート20を同時に接触すると、受信部82側からの電磁誘導により送信部84側のコイルに電流が流れ、送信部84側では磁界に変動が生じ、タッチパネル16への通電を検知して、受信部82へ信号を送信するようにしている。
このように、電磁誘導による起電力の授受を可能にすることで、例えば、図示はしないが、ハーネスなどにより、送信部84と受信部82とを電気的に接続させた場合と異なり、引出し10をケース12から完全に取り出すことができ、大変便利である。
受信部82にはハーネス86が接続されており、該ハーネス86は保護カバー80から引き出されて、ケース12の奥壁に設けられた制御装置88と接続され、送信部84から受信部82へ信号が入力されると、この情報が制御装置88へ送信されるようになっている。そして、制御装置88へ信号が入力されると、制御装置88に備えられた駆動ユニット90(押出し装置)を構成する駆動モータ92が駆動するようになっている。
ここで、駆動ユニット90について説明する。
図10に示すように、駆動モータ92にはウォーム94が連結されており、駆動モータ92の駆動力が伝達されるようになっている。このウォーム94にはウォームホイール96が噛み合っており、ウォームホイール96を固定しているシャフト97に回転力が伝達される。
シャフト97には小歯車98が固定されており、小歯車98の回転により、小歯車98と噛み合う大歯車100が回転する。そして、この大歯車100の回転により、大歯車100を固定しているシャフト102が回転し、該シャフト102に固定されたかさ歯車104が回転する。
このかさ歯車104にはかさ歯車105が噛み合っており、かさ歯車105の回転により、該かさ歯車105が固定されシャフト102に対して直交して配置されたシャフト108が回転するようになっている。なお、駆動モータ92からの回転力を減速することができれば良いため、ギヤ列はこれに限るものではない。
また、シャフト108には略長方形状に形成された押出し板110の一端部が固定されており、シャフト108の回転と共に、該押出し板110を回転させることができる。押出し板110の自由端部には、ローラ110Aが回転可能に軸支されており、引出し10の後板15に当接可能となっている(図12(C)、(D)参照)
ここで、図12(A)、(C)、(E)は引出装置130を示す平面図であり、図12(B)、(D)、(F)は、(A)、(C)、(E)にそれぞれ対応する引出装置130を示す側面図である。
一方、かさ歯車104は周方向の一部に切欠き部104Aが形成されており、図11(A)に示すように、該切欠き部104Aがかさ歯車105と対応する位置では、かさ歯車105にはかさ歯車104の歯が噛み合っていない状態となり、駆動モータ92からの駆動力は伝達されない。つまり、シャフト108は回転しないこととなる。
また、シャフト108には、シャフト108に対して直交する方向へ延出するスプリング106が巻掛けられている。このスプリング106は略く字状に折れ曲がり、スプリング106の一方106Aは、図11(C)に示すように、駆動ユニット90の本体フレーム108に当接し、他方106Bは、押出し板110に当接している。そして、スプリング106の自然状態は、一方106Aと他方106Bとが約60度開いた状態である。
このため、押出し板110が本体フレーム88Aに対して閉止された状態で、スプリング106には弾性力が蓄積されることとなる。そして、押出し板110が本体フレーム108に対して閉止された状態では、駆動モータ92は駆動停止しており、かさ歯車104とかさ歯車105は僅かに噛み合い(図11(B)参照)、この噛み合いによってシャフト108をロックし、押出し板110の閉止状態を維持する。
そして、制御装置88へ電気信号が入力され、駆動モータ92が駆動すると、かさ歯車104の切欠き部104Aがかさ歯車105と対応することとなる(図11(A)参照)。つまり、ロック状態が解除され、かさ歯車105及びシャフト108はフリーの状態となる。
このため、スプリング106の復元力によって、押出し板110はシャフト108を中心に矢印B方向(図11(C)参照)へ約60度回転し、前方(引出し10側)へ向かって倒れ込むこととなる。これにより、図12(C)、(D)に示すように(なお、(C)は引出装置130を示す平面図であり、(D)は引出装置130を示す側面図である)、押出し板110の自由端部に設けられたローラ110Aが引出し10の後板15に当接した状態のまま、引出し10をケース12から押出す。
このように、駆動モータ92の回転によって、かさ歯車105に対して、かさ歯車104の歯部104Bと切欠き部104Aとが交互に対応し、歯部104Bがかさ歯車105に対応すると、かさ歯車105には、駆動モータ92の駆動力が伝達され、かさ歯車105、シャフト108及び押出し板110が一体となって矢印B方向とは反対方向へ回転し、これにより、押出し板110に当接するスプリング106に弾性力が蓄積される。
そして、切欠き部74がかさ歯車105に対応すると、かさ歯車105及びシャフト108はフリーとなり、スプリング106の復元力によって、押出し板110を介してかさ歯車105及びシャフト108は矢印B方向へ回転することとなる。
なお、ここでは、駆動モータ92が一方向しか回転しない場合の駆動モータ92の動力の伝達手段としての一例を示したが、押出し板110を引出し10側へ倒れ込ませ、また、倒れ込んだ押出し板110を元の位置に戻すことができれば良いため、これに限るものではない。
例えば、第2伝達手段として、駆動モータ92を正逆回転可能としても良い。この場合、かさ歯車104には切欠き部104Aが形成されないこととなり、シャフト108には駆動モータ92からの駆動力が常に伝達されることとなる。
そして、駆動モータ92の一方向の回転で押出し板110が引出し10側へ倒れ込む方向へシャフト108を回転させる。このとき、スプリング106によって押出し板110を引出し10側へ付勢し、駆動モータ92の負荷を低減させる。これにより、駆動モータ92の小型化を図ることが可能となり、駆動ユニット90のスペース効率が向上する。
そして、駆動モータ92の逆方向の回転で倒れ込んだ押出し板110を元の位置に戻す方向へシャフト108を回転させる。このとき、スプリング106を付勢力の抗する方向へ押圧して、スプリング106に弾性力を蓄積させる。
次に、引出し10をケース12内へ引き込む引込み装置111について説明する。
図13(A)、(B)(なお、(A)は引込み装置111を示す平面図であり、(B)は引込み装置111を示す側面図である)に示すように、ケース12の側壁12Aには、装着ピン112及び係合ピン114が水平方向に沿って設けられており、装着ピン112の方がケース12の奥方へ位置している。この装着ピン112及び係合ピン114には、引っ張りバネ116の一端部或いは他端部がそれぞれ装着され、係合ピン114を装着ピン112側へ引き寄せようとする付勢力が働くようにしている。
また、ケース12の側壁12Aには、ガイド孔118が形成されたプレート120が設けられている。このガイド孔118は、水平方向に沿って形成されたストレート部118Aと、ケース12の開口側に位置するストレート部118Aの端部から下方へ向かって屈曲した待機部118Bと、で構成されている。そして、このガイド孔118には係合ピン114が係合可能となっている。
一方、引出し10の側壁10Aには、水平方向に対してケース12の奥側が下がるように斜めに形成された一対のガイド壁124、126が突設されており、係合ピン114が係合可能となっている。このガイド壁124、126の案内によって、係合ピン114はガイド孔118内を案内されることとなる。
具体的には、図13(B)に示すように、引出し10がケース12内に収納された状態では、係合ピン114はガイド孔118の他端側に位置している。この状態では、係合ピン114はガイド壁124に当接しており、引出し10をケース12から引き出すと、引出し10の移動によって、係合ピン114は、ガイド壁124から押圧され、ストレート部118Aの端部へ案内される。このとき、係合ピン114と装着ピン112とは徐々に離間していくこととなる。このため、引っ張りバネ116は引き伸ばされ、弾性力が蓄積されることとなる。
そして、図13(C)に示すように、係合ピン114が待機部118Bに到達した状態で、係合ピン114はガイド壁124の傾きに応じて、待機部118Bの形状に沿って下方へ案内されることとなるが、ガイド壁124の下端部は、待機部118Bの奥壁より上部に位置しており、引出し10を所定長さ引き出すと、係合ピン114は待機部118B内でガイド壁124との当接状態が解除される。
この状態で、図13(D)に示すように、係合ピン114は待機部118B内で待機することとなる。このため、係合ピン114と装着ピン112との離間距離は、この状態のままとなり、引っ張りバネ116には弾性力が蓄積された状態が維持される。また、このとき、引出し10には引っ張りバネ116による付勢力が作用しないため、引出し10は低荷重で引き出されることとなる(図14(A)、(B)参照)。
ここで、図14(A)、(C)、(E)は引込み装置111を示す平面図であり、図14(B)、(D)、(F)は、(A)、(C)、(E)にそれぞれ対応する引込み装置111を示す側面図である。
次に、図13(C)に示すように、引き出された引出し10をケース12内へ収納するとき、ガイド壁124よりも下端部側が長く形成されたガイド壁126が係合ピン114に当接する(図14(C)、(D)参照)。この状態から引出し10をさらにケース12の奥方へ押込むと、ガイド壁126の傾きに応じて、係合ピン114が待機部118B内を上方へ向かって案内される。
そして、係合ピン114がストレート部118Aに到達すると、係合ピン114は引っ張りバネ116の復元力によって、ストレート部118A内をストレート部118Aの端部へ向かって移動する。このとき、係合ピン114はガイド壁124に当接し、ガイド壁124を押圧する。そして、このガイド壁124を介して、引出し10をケース12の奥方へ引き込み、引出し10をケース12内へ収納する(図14(E)、(F)参照)。
なお、ここでは、引出し10をケース12内へ引き込む引込み装置111を引出し10の側壁10Aの一方に配設しているが、両側壁10Aに配設しても良い。また、引出し10をケース12内へ引き込むことができれば良いため、この引込み装置111の構成はこれに限るものではなく、また、本発明では、この引込み装置111を必ず設ける必要はない。
次に、本発明の実施の形態に係る引出装置130の作用について、図15を参照して説明する。
(押出し装置)
図16に示すように、ステップ100において、メインスイッチ132の電源を入れると(メインスイッチON)、ステップ102で駆動ユニット90が待機状態となる(図12(A)、(B)参照)。この状態では、引出し10の手動開閉は可能であり、ステップ104に示すように、引出し10がケース12内に収納された状態(閉止された状態)で、ステップ106に示すように、ロックスイッチ134がOFFの状態では、ロックユニット56のソレノイド58のプランジャー60は永久磁石により引き込まれた状態であり、係合爪70とロック孔42との係合状態が解除された状態(ロック解除状態)である。
この状態で、ステップ108に示すように、タッチパネル16(OPENスイッチ)に手を触れると、ステップ110に示すように、駆動ユニット90の駆動モータ92が駆動し、かさ歯車104とかさ歯車105の噛み合い状態が解除され、かさ歯車105及びシャフト108はフリーの状態となり、押出し板110の自由端部に設けられたローラ110Aが引出し10の後板15に当接した状態のまま、スプリング106の付勢力により押出し板110が回転して前方へ倒れ込む。これにより、引出し10がケース12から押出される。
このように、本発明では、タッチパネル16に手を触れると、駆動ユニット90の駆動モータ92が駆動し、スプリング106の付勢力により押出し板110が回転して前方へ倒れ込み、引出し10がケース12から押出されるようにしている。
このため、引出し10を低荷重で簡単に素早く引き出すことが可能となる。したがって、身体の不自由な人や高齢者にとっても楽に引出し作業を行うことができる。また、押出し板110の前方(引出し10側)への倒れ込みにより引出し10を押出すため、例えば、図示はしないが、エアシリンダ等を用いてシリンダー内でピストンを移動させピストンの先端部を引出し10の後板15に当接させることで引出し10を押出す場合と比較して、駆動ユニット90の奥行き方向の厚みを薄くすることができる。
ここで、押出し板110が前方へ倒れ込んだ状態で引出し10をケース12内に収納しようとすると、引出し10を収納する押圧力に加え、スプリング106に弾性力を蓄積させるための押圧力が必要となる。このため、引出し10が押出された後、かさ歯車105がかさ歯車104は噛み合い、駆動モータ92の駆動力がかさ歯車105へ伝達され、シャフト108が駆動して、スプリング106の付勢力の抗する方向へ押出し板110を回動させて、一旦前方へ向かって倒れ込んだ押出し板110を元の位置に戻して駆動モータ92は駆動停止する(待機状態)。
また、ステップ104において、引出し10が閉止された状態で、ステップ112に示すように、ロックスイッチ134を入れると(ロックスイッチON)、ロックユニット56のソレノイド58が通電され、永久磁石の磁力が打ち消されてプランジャー60が押出され、係合爪70がロック孔42に係合し(ロック状態)、引出し10は開放させることができない。このため、この状態で、ステップ114に示すように、タッチパネル16(OPENスイッチ)に手を触れても、引出し10は開放されず、ステップ116に示すように、警告音としてアラームが鳴る。
また、ステップ118に示すように、引出し10が引き出された状態(開放状態)で、ステップ120において、タッチパネル16(OPENスイッチ)に手を触れても、駆動ユニット90の駆動モータ92は駆動しない(ステップ122)。つまり、押出し板110が移動することはない。
一方、ステップ124に示すように、メインスイッチ132がOFFの状態では、ステップ126に示すように、引出し10の手動開閉が可能であるが、駆動ユニット90は動作しない。
(ロックユニット56)
図17に示すように、ステップ130に示すように、メインスイッチ132をONにし、ステップ132に示すように引出し10を閉止した状態で、ステップ134に示すようにロックスイッチ134をONにする、或いはステップ136に示すように感震センサ128により地震が感知されると、ロックユニット56を構成するソレノイド58が通電され、永久磁石の磁力が打ち消されてプランジャー60が押出され、ロックプレート72がロック孔42に係止され、ロックされる(ステップ138)。
このように、本発明では、引出し10が閉止された状態で、ロックスイッチ134のON、或いは地震により、引出し10をロックすることで、引出し10が勝手に開放(引き出される)されないようにしている。例えば、小さい子供等が勝手に引出し10を開放することができないようにすることができる。また、地震などのときは、揺れにより引出し10がケース12から引き出され、引出し10内の物が飛び出したりすることがないようにすることができる。
そして、ステップ140に示すように、この状態でロックスイッチ134をOFFにすると、ソレノイド58が通電され磁力が復帰しプランジャー60が引き込まれて、ロックプレート72がロック孔42から係止解除される(ロック解除;ステップ142)。
つまり、ステップ138に示すように、ロックプレート72のロック状態において、ステップ144に示すように、停電などにより、電源の供給が不能になったとしても、ステップ146に示すように、ロックプレート72はロック状態を維持し続けることとなる。そして、ステップ148に示すように、停電の復旧等により電源の供給が可能になった後、ステップ150に示すように、メインスイッチ132をONにすると、ソレノイド58が通電されプランジャー60が引き込まれて、ロックプレート72は揺動しロック解除される(ステップ152)。
ここで、停電などにより、電源の供給が不能になった場合に、ロックプレート72のロック状態を解除したい場合は、タッチパネル16のカバー30を回動させて貫通孔32からドライバーなどを挿通させシャフト64を押圧して、ロックプレート72を揺動させる。これにより、ロックプレート72がロック解除され(ステップ154)、引出し10の手動開閉が可能となる(ステップ156)。
一方、ステップ158に示すように、引出し10が開放された状態で、ステップ160に示すように、ロックスイッチ134をONにすると、ステップ162に示すように、アラームが鳴るようになっている。引出し10を完全に閉めたつもりでも引出し10とケース12の間に物が挟まっていたりして、引出し10が完全に閉止されていない場合があり、ロックしたつもりで実はロックされていなかったという状況を防止するため、アラームによる警告を行う。
また、引出し10が開放された状態で、ステップ164に示すように、感震センサ128により地震が感知されると、ロックユニット56を構成するソレノイド58が通電されプランジャー60が押出されて、ロックプレート72がロック孔42に係合され、ロックされることとなる(ステップ166)。
しかし、この状態で、引出し10をケース12内に収納すると(ステップ168)、係合爪70の先端面に係合片40が当接し、これにより、ロックプレート72が揺動する。つまり、ロックプレート72がロック位置から退避させることができ、係合片40のロック孔42が係合爪70に到達すると、トーションバネ62の付勢力により、係合爪70がロック孔42に係合され、ロックプレート72のロック状態となる(ステップ170)。このため、引出し10の開閉は不能となる。
なお、本形態では、図4に示すように、引出し10の前板14と平行に板状のタッチパネル16を設けたが、図18に示すように、上面に庇部138を設け、該庇部138の先端部からは斜め下方を向く取付面140が形成された保持部材142を、引出し10の前板14に取付け、該取付面140にタッチパネル16を取付けるようにしても良い。
つまり、タッチパネル16が斜め下方を向くようにして、タッチパネル16に触ろうとする意志がないとタッチパネル16には接触できないようにする。これにより、タッチパネル16の誤作動を防止する。また、庇部138によってタッチパネル16の表面に水滴などが付着しないようにすることができる。
また、これ以外にも、図19に示すように、引出し10の前板14の上端部にフック状の把持部144を設け、該把持部144の先端部には、庇状に湾曲した円弧部144Aが設けられ、該円弧部144Aの裏面にタッチパネル16を設けるようにしても良い。この場合、タッチパネル16が表面に露出しないため、衣類等の接触による通電の恐れがなく誤作動が防止される。
さらに、図20(A)、(B)に示すように、引出し10の前板14に切欠き部14Aを設け、該切欠き部14Aを含み前板14に対して平行なガードカバー146を前板14の裏面側に設けて、該ガードカバー146と対面する位置にタッチパネル16を設け、タッチパネル16をガードするようにしても良い。
本形態では、タッチパネル16をタッチプレート18及びGNDプレート20で構成し、OV(GND)を基準とした静電容量の差を検出するようにしたが、図19に示すように、タッチパネル16に接触することで生じる静電容量の変化を通電検知装置50で検出するようにしても良い。この場合、把持部144自体をアルミ等の金属で形成し、該把持部144自体がGNDプレートの変わりとなるようにして、タッチプレート18に触れる際には把持部144に必ず触れる位置関係となるように該タッチプレート18を配置する。
さらに、本形態では、シャフト108に固定された押出し板110をスプリング106の付勢力によって、シャフト108を中心に押出し板110を水平面に沿って回転させ、前方へ向かって倒れ込むようにしたが、押出し板110が引出し10側へ向かって倒れ込めば良いため、シャフト108の位置を変えて押出し板110を垂直面に沿って回転させて前方へ向かって倒れ込むようにしても良い。
また、押出し板110の代わりに、図21に示すように、ボールネジ150及び一対のリンク部材152、154を用いても良い。この場合、ボールネジ150を引出し10の後板15と平行に配設し、正逆回転可能なモータ156を用いて、該モータ156からの駆動力がボールネジ150に伝達されるようにする。このボールネジ150は左右対称にネジ加工し、一対のナット158、160を左右にねじ込んで、モータ156の正逆回転によって接離させる。
また、ナット158、160にはそれぞれリンク部材152、154の一端部を連結させ、リンク部材152の他端部とリンク部材154の他端部を互いに連結させる。これにより、ナット158、160の離間距離によって、リンク部材152、154の頂部162の位置を変えることができる。つまり、リンク部材152、154の頂部162の引出し10側(矢印C方向)への突出量を変えることができ、引出し10をケース12から押出すことができる。
なお、ここでは、一対のナット158、160をボールネジ150の左右にねじ込んで、該ナット158、160にそれぞれリンク部材152、154の一端部を連結させたが、図22に示すように、ナット160のみをボールネジ150にねじ込み、リンク部材152側は軸支部161によってリンク部材152を揺動可能に軸支するようにしても良い。これにより、該ナット160の位置によって、リンク部材152、154の頂部162の位置を変えることができる。
また、図23に示すように、リンク部材152の他端部とリンク部材154の他端部を直接連結させるのではなく、リンク部材164の中央部とリンク部材168の中央部を互いに回動可能となるように連結させる。
そして、リンク部材152の他端部にはリンク部材164の一端部を連結し、リンク部材154の他端部にはリンク部材168の一端部を連結させて、リンク部材164の他端部とリンク部材168の他端部を連結させる(いわゆるパンタグラフ型)。この場合、ナットの移動量に対する、リンク部材152、154の頂部170の前方への突出量を図21の場合と比較して大きくすることができる。
さらに、図24に示すように、リンク部材172を回動可能に軸支し、リンク部材174は引出し10の後板15と平行に設けられたガイド面176に沿って移動可能としている。リンク部材174の中央部にはスライドピン182を設けており、リンク部材172の中央部にはリンク部材172の長手方向に沿ってスライドピン182がスライド可能な長孔184を設けている。また、リンク部材174にはエアシリンダ178のプランジャー180が固定されており、プランジャー180の出入によってリンク部材174が傾斜角度を変え、ガイド面176を移動する。このリンク部材174の移動によってスライドピン182が長孔184内をスライドし、これにより、リンク部材172、174の倒れ込み量を変えることができる。
以上、本形態では、システムキッチンの引出装置130について説明したが、低荷重にするための引出しであれば適用可能である。このため、例えば、介護用の引出し、幼児用の引出し等に用いても良い。
本発明の実施の形態に係る引出装置の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る引出装置を前方から見た概略分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る引出装置を後方から見た概略分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る引出装置を構成するタッチパネルの断面図である。 本発明の実施の形態に係る引出装置のロック装置を斜め上方から見た概略斜視図である。 本発明の実施の形態に係る引出装置のロック装置を示す概略平面断面図である。 本発明の実施の形態に係る引出装置を構成するロック装置を示す斜視図であり、(A)はロック状態を示し、(B)はロック解除状態を示している。 本発明の実施の形態に係る引出装置を構成するロック装置を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る引出装置を構成するロック装置を後方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係る引出装置の駆動ユニットの構成を示す概略正面図である。 (C)は、本発明の実施の形態に係る引出装置の押出し部材を示す平面図であり、(A)は、押出し部材へモータの回転力が伝達されない状態を示す側面図、(B)は、押出し部材へモータの回転力が伝達される状態を示す側面図である。 (A)、(C)、(E)は、本発明の実施の形態に係る引出装置の平面図であり、(B)、(D)、(F)は、(A)、(C)、(E)にそれぞれ対応する該引出装置の側面図である。 (A)は、本発明の実施の形態に係る引出装置の引込み装置を示す平面図であり、(B)〜(D)は、該引込み装置を示す側面図である。 (A)、(C)、(E)は、本発明の実施の形態に係る引出装置の引込み装置の平面図であり、(B)、(D)、(F)は、(A)、(C)、(E)にそれぞれ対応する該引込み装置の側面図である。 本発明の実施の形態に係る引出装置の構成を説明するブロック図である。 本発明の実施の形態に係る引出装置の作用を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る引出装置の作用を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る引出装置を構成するタッチパネルを第1変形例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る引出装置を構成するタッチパネルを第2変形例を示す斜視図である。 (A)は、本発明の実施の形態に係る引出装置を構成するタッチパネルを第3変形例を示す断面図であり、(B)は、(A)の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る引出装置の押出し部材の第1変形例を示す平面図である。 図21の第2変形例を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る引出装置の押出し部材の第2変形例を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る引出装置の押出し部材の第3変形例を示す平面図である。
符号の説明
10 引出し
12 ケース
14 前板
16 タッチパネル(通電手段)
18 タッチプレート
20 プレート
22 凸部
31 通電検出ユニット(通電検知手段)
42 ロック孔(ロック手段)
50 通電検知装置(通電検出ユニット、通電検知手段)
56 ロックユニット(受信手段)
58 ソレノイド(操作部、ロック手段)
64 シャフト(操作部、ロック手段)
72 ロックプレート(ロック手段)
82 受信部(受信手段)
84 送信部(通電検出ユニット、通電検知手段)
88 制御装置
90 駆動ユニット(押出し手段)
92 駆動モータ(押出し手段)
94 ウォーム(伝達部、第1伝達手段、押出し手段)
96 ウォームホイール(伝達部、第1伝達手段、押出し手段)
97 シャフト(伝達部、第1伝達手段、押出し手段)
98 小歯車(伝達部、第1伝達手段、押出し手段)
100 大歯車(伝達部、第1伝達手段、押出し手段)
102 シャフト(伝達部、第1伝達手段、押出し手段)
104 かさ歯車(伝達部、第1伝達手段、押出し手段)
104B歯部(伝達部、第1伝達手段、押出し手段)
104A切欠き部(非伝達部、第1伝達手段、押出し手段)
105 かさ歯車(伝達部、第1伝達手段、押出し手段)
106 スプリング(バネ部材、押出し手段)
108 シャフト(押出し手段)
110 押出し板(押出し手段)
130 引出装置
136 ロック装置(ロック手段)
144 把持部
146 ガードカバー
150 ボールネジ(変換手段、押出し手段)
152 リンク部材(押出し部材、押出し手段)
154 リンク部材(押出し部材、押出し手段)
156 モータ(変換手段、押出し手段)
158 ナット(押出し手段)
160 ナット(押出し手段)
164 リンク部材(押出し部材、押出し手段)
168 リンク部材(押出し部材、押出し手段)
172 リンク部材(押出し部材、押出し手段)
174 リンク部材(押出し部材、押出し手段)
178 エアシリンダ(変換手段、押出し手段)
180 プランジャー(変換手段、押出し手段)

Claims (13)

  1. 開口が設けられたケースと、
    前記ケースに収納され前記開口から出入可能な引出しと、
    前記引出しの表面に設けられた通電手段と、
    前記通電手段への通電を検知し、信号を送信する通電検知手段と、
    前記ケースに設けられ、前記通電検知手段からの信号を受信する受信手段と、
    前記ケースと前記引出しの間に設けられて、引出し側へ倒れ込んで引出しをケースから押出す押出し手段と、
    前記受信手段から送出された信号を受信し、前記押出し手段の動作を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする引出装置。
  2. 前記引出しを前記ケースにロックするロック手段と、前記ロック手段を操作する操作部と、を設けたことを特徴とする請求項1に記載の引出装置。
  3. 前記ロック手段が、前記受信手段に設けられ前記操作部で出没されるロックプレートと、前記通電検知手段に設けられ前記ロックプレートに係止されるロック孔と、で構成されたことを特徴とする請求項2に記載の引出装置。
  4. 前記押出し手段が、正逆回転可能なモータと、前記引出し側へ倒れ込み可能な押出し部材と、前記モータからの回転力を前記押出し部材が倒れ込む動作へ変換させる変換手段と、を含んで構成されたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の引出装置。
  5. 前記押出し手段が、
    シャフトに連結され前記シャフトの回転で前記引出し側へ倒れ込み可能な押出し部材と、
    前記押出し部材を前記引出し側へ付勢するバネ部材と、
    前記モータからの一方向の回転力を伝達し倒れ込んだ前記押出し部材を元の位置に戻す方向へ前記シャフトを回転させる伝達部とシャフトに回転力を伝達しない非伝達部を備えた第1伝達手段と、
    を含んで構成されたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の引出装置。
  6. 前記押出し手段が、
    シャフトに連結され前記シャフトの回転で引出し側へ倒れ込み可能な押出し部材と、
    前記押出し部材を前記引出し側へ付勢するバネ部材と、
    前記モータからの一方向の回転で前記押出し部材が前記引出し側へ倒れ込む方向へ前記シャフトを回転させ、モータからの逆方向の回転で倒れ込んだ押出し部材を元の位置に戻す方向へシャフトを回転させる第2伝達手段と、
    を含んで構成されたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の引出装置。
  7. 前記変換手段が、前記モータからの駆動力が伝達可能なネジと、前記ネジにねじ込まれ前記モータの正逆回転によってネジ溝に沿って移動するナットと、前記ナットに連結され前記引出し側へ起立するリンク部材と、を含んで構成されたことを特徴とする請求項4に記載の引出装置。
  8. 前記引出しの前板に前記通電検知手段が配設され、前記引出しを前記ケース内に収納した状態で前記通電検知手段と対面する位置に前記受信手段が配設されたことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の引出装置。
  9. 前記通電検知手段及び前記受信手段にコイルが配設され、受信手段側のコイルには電流が流れ、通電検知手段に接触すると受信手段側からの電磁誘導により通電検知手段のコイルに電流が流れて、通電手段への通電を検知し、受信手段へ信号を送信することを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の引出装置。
  10. 前記通電手段が、前記引出しの前面に設けられタッチプレートとGNDプレートを交互に配列して形成されたタッチパネルであり、前記タッチプレートと前記GNDプレートの間に、タッチプレート及びGNDプレートの表面から突出する凸部を設けたことを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の引出装置。
  11. 前記タッチパネルの表面が斜め下方へ向かって設けられたことを特徴とする請求項10に記載の引出装置。
  12. 前記引出しの前板にフック状の把持部を設け、前記把持部の裏面に前記通電手段を設けたことを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載の引出装置。
  13. 前記引出しの前板に、前記通電手段を配置すると共に該通電手段と対面し通電手段をガードするガードカバーを設けたことを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載の引出装置。
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