JP2007302597A - アリル化合物の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】原料アリル化合物を、該アリル化合物に対し0.005〜0.2重量倍のブレンステッド酸の存在下、第8〜10族の遷移金属化合物並びにP−N結合及びP−O結合を有する配位子からなる触媒を用いて異性化し、製品アリル化合物を得ることを特徴とするアリル化合物の製造方法。原料アリル化合物に対し0.01〜0.1重量倍のブレンステッド酸の存在下に、異性化を行うことが好ましい。
【選択図】なし
Description
即ち、本発明の要旨は下記(1)〜(5)に存する。
(2) 配位子が複座のホスフォラアミダイトであることを特徴とする上記(1)に記載のアリル化合物の製造方法。
(3) 一般式(a)で表されるアリル化合物が3,4−ジアセトキシアリル化合物であり、一般式(b)で表されるアリル化合物が1,4−ジアセトキシアリル化合物であることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載のアリル化合物の製造方法。
(4) 第8〜10族遷移金属を含有する固体触媒を用いたブタジエンのジアセトキシ化反応により製造した1,4−ジアセトキシ−2−ブテン及び3,4−ジアセトキシ−1−ブテンを含む液を蒸留し、塔底から1,4−ジアセトキシ−2−ブテン含有液を得、塔上部から3,4−ジアセトキシ−1−ブテン含有液を抜き出し、得られた3,4−ジアセトキシ−1−ブテン含有液中の3,4−ジアセトキシ−1−ブテンを、3,4−ジアセトキシ−1−ブテンに対し0.005〜0.2重量倍のブレンステッド酸の存在下、第8〜10族の遷移金属化合物並びにP−N結合及びP−O結合を有する配位子からなる触媒を用いて1,4−ジアセトキシ−2−ブテンに異性化し、得られた1,4−ジアセトキシ−2−ブテン含有液を、蒸留により塔底から1,4−ジアセトキシ−2−ブテン含有液を、塔上部から未反応の3,4−ジアセトキシ−1−ブテン含有液を抜き出し、3,4−ジアセトキシ−1−ブテン含有液を1,4−ジアセトキシ−2−ブテンに異性化する工程にリサイクルする1,4−ジアセトキシ−2−ブテンの製造方法。
(5) 上記(1)〜(4)のいずれかに記載の製造方法で得られた1,4−ジアセトキシ−2−ブテンを水素化し、更に加水分解して1,4−ブタンジオール及び/又はテトラヒドロフランを製造する方法。
本発明は回分、半回分、連続方式のいずれの形式にも使用することができる。以下、その詳細について説明する。
1,4−ジアセトキシアリル化合物及び/又は3,4−ジアセトキシアリル化合物を製造する共役ジエン類のジアセトキシ化反応は様々な方法で実施できる。最も一般的には、パラジウム系触媒の存在下、ブタジエン、酢酸及び酸素を反応させてジアセトキシアリル化合物である1,4−ジアセトキシ−2−ブテン及び3,4−ジアセトキシ−1−ブテンを得ることができる。またそれらジアセトキシアリル化合物の加水分解物である1−アセトキシ−4−ヒドロキシ−2−ブテン、3−ヒドロキシ−4−アセトキシ−1−ブテン、4−ヒドロキシ−3−アセトキシ−1−ブテンなども併せて生成する。該ジアセトキシ化反応で使用可能な共役ジエン類として例えば、ブタジエン、イソプレン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、1,3−シクロヘキサジエン、1,3−シクロペンタジエン、1,3−シクロヘプタジエン、1,3−シクロオクタジエン、1,3−ペンタジエン、1,3−ヘキサジエン、2,4−ヘキサジエンなどが挙げられ、好ましくはブタジエン、イソプレン、1,3−シクロヘキサジエン、1,3−ジクロペンタジエンであり、特に好ましくはブタジエン、イソプレンである。共役ジエン類のジアセトキシ化反応に用いる触媒としては、共役ジエン類を1,4−ジアセトキシアリル化合物及び/又は3,4−ジアセトキシアリル化合物に変換する能力を有する触媒であれば何でも使用できるが、好ましくは第8〜10族遷移金属を含有する固体触媒であり、特に好ましくはパラジウム固体触媒である。パラジウム固体触媒は、パラジウム金属またはその塩からなり、助触媒としてビスマス、セレン、アンチモン、テルル、銅などの金属またはその塩の使用が好ましく、特に好ましくはテルルである。そのため、パラジウム及びテルルを活性成分として担持する固体触媒であることが好ましい。該パラジウム固体触媒は、シリカ、アルミナ、チタニア、ジルコニア、活性炭、グラファイトなどの担体に担持させて使用することが好ましく、特に好ましくは強度的に優れたシリカである。担体の物性として多孔質が好ましく、特にその平均細孔直径が1nm〜100nmである多孔質が好ましい。担体付触媒の場合、パラジウム金属は通常0.1〜20重量%、他の助触媒金属は0.01〜30重量%の範囲で選定される。
本発明で使用する「3,4−ジアセトキシ−1−ブテン含有液」は通常、3,4−ジアセトキシ−1−ブテン化合物、及び1,4−ジアセトキシ−2−ブテン、及びそれらよりも軽沸点の成分、高沸点の成分を含有する液を蒸留塔に導入し、塔底より高沸点の成分を含む1,4−ジアセトキシ−2−ブテン含有液を抜き出し、塔上部より3,4−ジアセトキシ−1−ブテン含有液を留出させて得ることができる。この際、3,4−ジアセトキシ−1−ブテン含有液は塔頂から軽沸点成分とともに抜き出すことも可能であり、また3,4−ジアセトキシ−1−ブテン含有液を側流から抜き出して、塔頂から軽沸点成分を留出させても差し支えない。なお、本発明における「塔上部」とは、蒸留塔の中段より上を意味し、塔頂抜き出しであっても、上部側流抜きであっても構わない。
還流比は1〜100で差し支えなく、好ましくは1〜10である。還流比が小さすぎると、分離能の悪化を引き起こし、還流比が高すぎると、必要な熱量が増大し、コスト悪化原因となる。
本発明におけるアリル化合物の異性化反応は、通常液相中で行う。該反応は溶媒の存在下、又は非存在下のいずれでも実施可能であるが、特に、溶媒非存在下においても高い異性化活性を発現することを特徴とする。溶媒を使用する場合、好ましい溶媒として、触媒及び原料化合物を溶解するものであれば使用可能であり特に限定はされない。具体例としては、ジグライム、ジフェニルエーテル、ジベンジルエーテル、ジアリルエーテル、テトラヒドロフラン(THF)、ジオキサン等のエーテル類、N−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド等のアミド類、シクロヘキサノン等のケトン類、酢酸n−ブチル、γ−ブチロラクトン、ジ(n−オクチル)フタレイト等のエステル類、トルエン、キシレン、ドデシルベンゼン等の芳香族炭化水素類、n−ペンタン、n−ヘキサン、n−ヘプタン、n−オクタン等の脂肪族炭化水素類、異性化反応で生成する副生物そのもの、または原料であるアリル化合物そのもの、生成物であるアリル化合物そのもの、原料アリル化合物の脱離基に由来する化合物等が挙げられる。特に好ましい溶媒として、原料であるアリル化合物そのもの、生成物であるアリル化合物そのもの等が挙げられる。溶媒の使用量は特に限定されないが、本発明は主に分子内反応で進行するため、従来と比較してより少ない溶媒量で行うことが望ましい。通常、原料であるアリル化合物の合計重量に対して0〜10重量倍以下、好ましくは0〜5重量倍以下、最も好ましくは0〜1重量倍以下である。溶媒量が多すぎる場合には反応速度が低下する。
本発明を実施する際の反応方式として、攪拌型の完全混合反応器やプラグフロー型の反応器を用いて、連続方式、半連続方式または回分方式のいずれでも行うことができる。反応器内の気相部は、溶媒、原料化合物、反応生成物、反応副生物、触媒分解物等に由来する蒸気以外は、アルゴンや窒素等の不活性ガスで形成されていることが望ましい。特に空気の漏れ込み等による酸素の混入が触媒劣化、即ちリン化合物の酸化消失の原因となるため、その量を極力低減させることが望ましい。
Pd−Te触媒の存在下に、ブタジエン、酢酸、6%酸素/94%窒素混合ガスを流通させ、80℃、6MPaの条件でアセトキシ化反応させて、1,4−ジアセトキシ−2−ブテンが80重量%、3,4−ジアセトキシ−1−ブテンが9重量%、3−アセトキシ−4−ヒドロキシ−1−ブテン及び4−アセトキシ−3−ヒドロキシ−1−ブテンが計2重量%、酢酸4重量%、その他3,4−ジアセトキシ−1−ブテンよりも軽沸分3重量%、3,4−ジアセトキシ−1−ブテンよりも高沸分2重量%を含む混合液を得た。この混合液5.0kgを回分蒸留にかけ、塔頂部から3,4−ジアセトキシ−1−ブテン含有液を、塔底から1,4−ジアセトキシ−2−ブテン含有液を抜き出した。尚、蒸留は40段のオルダーショウ蒸留塔を使用した。また塔頂圧力は20mmHg、還流比は3、塔頂温度は98〜104℃、塔底温度は140〜160℃の温度範囲において500gの留出液が得られた。塔頂から3,4−ジアセトキシ−1−ブテン含有液を留出液として得た。本留出液中の3,4−ジアセトキシ−1−ブテン組成は75重量%であった。また本留出液の1,4−ジアセトキシ−2−ブテン含有量は1重量%以下であった。
酢酸パラジウム5.0mg及びトリフェニルホスフィン25.0mg を50ccのシュレンク管に入れ、窒素置換後、10ccの脱気したトルエンを加えて120℃で5分間加熱攪拌した。常温まで冷却後、二座ホスフォラアミダイト配位子(L−18)46mgを加え、120℃で10分間加熱した。本液を遷移金属触媒液として以下の異性化反応を行った。
酢酸パラジウム10.0mg及びトリフェニルホスフィン25.0mg を50ccのシュレンク管に入れ、窒素置換後、20ccの脱気したトルエンを加えて120℃で5分間加熱攪拌した。常温まで冷却後、二座ホスフォラアミダイト配位子(L−22)91mgを加え、120℃で10分間加熱した。本液を遷移金属触媒液として以下の異性化反応を行った。
窒素ガス雰囲気下、50ccのガラス製シュレンク管内に、1.5ccの3,4−ジアセトキシ−1−ブテンを入れ、参考例2で調製したパラジウム触媒液を26μl加え、オイルバスで120℃に昇温した。2時間攪拌後、反応後の溶液をガスクロマトグラフィーにより分析した結果、1,4−ジアセトキシ−2−ブテン(シス体、トランス体の合計)と3,4−ジアセトキシ−1−ブテンのモル比率は23:77であった。
参考例2で調整したパラジウム触媒液の代わりに参考例3で調製したパラジウム触媒液を用いた以外は比較例1と同様にした。2時間攪拌後、反応後の溶液をガスクロマトグラフィーにより分析した結果、1,4−ジアセトキシ−2−ブテン(シス体、トランス体の合計)と3,4−ジアセトキシ−1−ブテンのモル比率は27:73であった。
50ccのガラス製シュレンク管内に、更に0.015ccの酢酸を入れた以外は比較例1と同様にした。2時間攪拌後、反応後の溶液をガスクロマトグラフィーにより分析した結果、1,4−ジアセトキシ−2−ブテン(シス体、トランス体の合計)と3,4−ジアセトキシ−1−ブテンのモル比率は35:65であった。
50ccのガラス製シュレンク管内に、更に0.075ccの酢酸を入れた以外は比較例1と同様にした。2時間攪拌後、反応後の溶液をガスクロマトグラフィーにより分析した結果、1,4−ジアセトキシ−2−ブテン(シス体、トランス体の合計)と3,4−ジアセトキシ−1−ブテンのモル比率は43:57であった。
50ccのガラス製シュレンク管内に、更に0.15ccの酢酸を入れた以外は比較例1と同様にした。2時間攪拌後、反応後の溶液をガスクロマトグラフィーにより分析した結果、1,4−ジアセトキシ−2−ブテン(シス体、トランス体の合計)と3,4−ジアセトキシ−1−ブテンのモル比率は31:69であった。
50ccのガラス製シュレンク管内に、更に0.15ccの酢酸を入れた以外は比較例2と同様にした。2時間攪拌後、反応後の溶液をガスクロマトグラフィーにより分析した結果、1,4−ジアセトキシ−2−ブテン(シス体、トランス体の合計)と3,4−ジアセトキシ−1−ブテンのモル比率は48:52であった。
50ccのガラス製シュレンク管内に、更に0.75ccの酢酸を入れた以外は比較例1と同様にした。2時間攪拌後、反応後の溶液をガスクロマトグラフィーにより分析した結果、1,4−ジアセトキシ−2−ブテン(シス体、トランス体の合計)と3,4−ジアセトキシ−1−ブテンのモル比率は0:100であった。
50ccのガラス製シュレンク管内に、更に0.75ccの酢酸を入れた以外は比較例2と同様にした。2時間攪拌後、反応後の溶液をガスクロマトグラフィーにより分析した結果、1,4−ジアセトキシ−2−ブテン(シス体、トランス体の合計)と3,4−ジアセトキシ−1−ブテンのモル比率は1:99であった。
50ccのガラス製シュレンク管内に、更に1.5ccの酢酸を入れた以外は比較例1と同様にした。2時間攪拌後、反応後の溶液をガスクロマトグラフィーにより分析した結果、1,4−ジアセトキシ−2−ブテン(シス体、トランス体の合計)と3,4−ジアセトキシ−1−ブテンのモル比率は0:100であった。
50ccのガラス製シュレンク管内に、更に1.5ccの酢酸を入れた以外は比較例2と同様にした。2時間攪拌後、反応後の溶液をガスクロマトグラフィーにより分析した結果、1,4−ジアセトキシ−2−ブテン(シス体、トランス体の合計)と3,4−ジアセトキシ−1−ブテンのモル比率は0:100であった。
テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム50.0mgを50ccのシュレンク管に入れ、窒素置換後、20ccの脱気したトルエンを加えて120℃で5分間加熱攪拌した。本液を遷移金属触媒液として以下の異性化反応を行った。
参考例2で調製したパラジウム触媒液26μlに変えて上記触媒液13μlを用いた以外は実施例2と同様にした。2時間攪拌後、反応後の溶液をガスクロマトグラフィーにより分析した結果、1,4−ジアセトキシ−2−ブテン(シス体、トランス体の合計)と3,4−ジアセトキシ−1−ブテンのモル比率は0:100であった。
Claims (6)
- 下記一般式(a)で表されるアリル化合物を、該アリル化合物に対し0.005〜0.2重量倍のブレンステッド酸の存在下、第8〜10族の遷移金属化合物並びにP−N結合及びP−O結合を有する配位子からなる触媒を用いて異性化し、下記一般式(b)で表されるアリル化合物を得ることを特徴とするアリル化合物の製造方法。
(上記一般式(a)中、Ra〜Reは、それぞれ独立して水素原子、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリーロキシ基、アシル基、アシロキシ基、ヒドロキシ基、アミノ基、アルキルチオ基、及びアリールチオ基からなる群から選ばれ、Xは電子吸引基を表し、上記一般式(b)中、Ra〜Re及びXは、上記一般式(a)におけるRa〜Re及びXと同一である。但し、上記一般式(a)で表されるアリル化合物と上記一般式(b)で表されるアリル化合物とは、同一の化合物を表さない。) - アリル化合物に対し0.01〜0.1重量倍のブレンステッド酸の存在下に、異性化を行う請求項1に記載のアリル化合物の製造方法。
- 配位子が複座のホスフォラアミダイトであることを特徴とする請求項1又は2に記載のアリル化合物の製造方法。
- 一般式(a)で表されるアリル化合物が3,4−ジアセトキシアリル化合物であり、一般式(b)で表されるアリル化合物が1,4−ジアセトキシアリル化合物であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のアリル化合物の製造方法。
- 第8〜10族遷移金属を含有する固体触媒を用いたブタジエンのジアセトキシ化反応により製造した1,4−ジアセトキシ−2−ブテン及び3,4−ジアセトキシ−1−ブテンを含む液を蒸留し、塔底から1,4−ジアセトキシ−2−ブテン含有液を得、塔上部から3,4−ジアセトキシ−1−ブテン含有液を抜き出し、得られた3,4−ジアセトキシ−1−ブテン含有液中の3,4−ジアセトキシ−1−ブテンを、3,4−ジアセトキシ−1−ブテンに対し0.005〜0.2重量倍のブレンステッド酸の存在下、第8〜10族の遷移金属化合物並びにP−N結合及びP−O結合を有する配位子からなる触媒を用いて1,4−ジアセトキシ−2−ブテンに異性化し、得られた1,4−ジアセトキシ−2−ブテン含有液を、蒸留により塔底から1,4−ジアセトキシ−2−ブテン含有液を、塔上部から未反応の3,4−ジアセトキシ−1−ブテン含有液を抜き出し、3,4−ジアセトキシ−1−ブテン含有液を1,4−ジアセトキシ−2−ブテンに異性化する工程にリサイクルする1,4−ジアセトキシ−2−ブテンの製造方法。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の製造方法で得られた1,4−ジアセトキシ−2−ブテンを水素化し、更に加水分解して1,4−ブタンジオール及び/又はテトラヒドロフランを製造する方法。
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