JP2007301926A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】受信した印刷データの用紙サイズが用紙切れであった場合であっても、ユーザが用紙サイズの揃った印刷物を得られ、かつ、記憶領域の圧迫を防ぐことができる印刷装置を提供する。
【解決手段】ファクシミリ装置2において、通信回線を介して送信側のファクシミリ装置から受信したファクシミリデータについて、記録用紙に印刷処理を行う。このファクシミリデータの印刷中に、印刷処理が行われる記録用紙が格納された用紙トレイが空にになった場合であって、他の用紙トレイには、異なる用紙サイズの記録用紙しかない時には、印刷済みの部分を含むファクシミリデータの先頭から、再度印刷し直す。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数枚に渡る印刷データを記録用紙に印刷する印刷装置に関する。
従来、ファクシミリ装置(印刷装置)が、画像データを受信すると、印刷用画像データに変換し、印刷処理が行われるとき、受信サイズがA4サイズの場合に、給紙カセットにA4サイズが存在せず、A3サイズの用紙が存在する場合には、A3サイズの用紙の1枚目に、A4サイズ用印刷データの第1頁と第2頁を印刷し、2枚目に第3頁と第4頁とを印刷する、といった技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2002−281232号公報
しかしながら、印刷物の用紙サイズを揃えるためには、A4サイズの印刷データであれば少なくともA3サイズの用紙が給紙カセットに存在しなければならず、このような用紙が給紙カセットに存在しない場合には、A4サイズの用紙が給紙カセットに補給されるまで、印刷データをメモリに蓄積しておかなければならない。
本発明は、このような問題に鑑み、受信した印刷データの用紙サイズが用紙切れであった場合であっても、ユーザが用紙サイズの揃った印刷物を得られ、かつ、印刷データを蓄積するメモリ領域の圧迫を防ぐことができる印刷装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の印刷装置は、通信回線を介してデータを受信するデータ受信手段と、複数種別の記録用紙が格納可能な記録用紙格納手段と、前記データ受信手段により受信したデータを、前記記録用紙格納手段に格納された記録用紙に印刷する印刷手段と、前記印刷手段により印刷するデータが複数枚の記録用紙に渡る場合に、前記印刷手段により印刷した第1記録用紙と、前記第1記録用紙の次に印刷されようとする第2記録用紙とが同一種別の記録用紙であるか否かを判断する用紙種別判断手段と、前記用紙種別判断手段により、異なる種別の記録用紙であると判断された場合に、前記データ受信手段により受信したデータの始めから前記印刷手段に再印刷させる印刷制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の印刷装置は、請求項1に記載の印刷装置に加え、前記データ受信手段は、前記データとして他の通信装置から送信されたファクシミリデータを受信し、前記印刷手段は、前記ファクシミリデータを印刷することを特徴とする。
請求項3に記載の印刷装置は、請求項1または請求項2に記載の印刷装置に加え、前記用紙種別判断手段は、前記記録用紙の種別として、記録用紙の用紙サイズが同一であるかを判断することを特徴とする。
請求項4に記載の印刷装置は、請求項3に記載の印刷装置に加え、前記用紙種別判断手段により、異なる種別の記録用紙であると判断された場合に、変倍が必要であるかを、前記第1記録用紙の用紙サイズおよび前記第2記録用紙の用紙サイズから判断するデータ変倍判断手段と、前記データ変倍判断手段により変倍が必要であると判断した場合には、前記データ受信手段により受信したデータを、記録媒体の種別に応じて変倍するデータ変倍手段と、をさらに備え、前記印刷制御手段は、前記データ変倍手段により変倍したデータを、前記印刷手段に再印刷させることを特徴とする。
また、請求項5に記載の印刷装置は、通信回線を介してデータを受信するデータ受信手段と、複数種別の記録用紙がそれぞれ格納可能な記録用紙格納手段と、前記データ受信手段により受信したデータを、前記記録用紙格納手段に格納された記録用紙に印刷する印刷手段と、前記印刷手段により印刷するデータが複数枚の記録用紙に渡る場合に、前記記録用紙格納手段に格納された複数種別の記録用紙の中から、記録用紙の残量が、他の記録用紙の残量より多い記録用紙を判断する用紙残量判断手段と、前記用紙残量判断手段により判断された記録用紙を、前記印刷手段によりデータを印刷する記録用紙として選択する記録用紙選択手段と、を備えることを特徴とする。
このような構成により、受信した印刷データを印刷していた種別(例えば、用紙サイズ)の記録用紙が途中で用紙切れになった場合であっても、ユーザは、用紙種別の揃った印刷物を得ることができ、かつ、印刷データを蓄積する記憶領域の圧迫を防ぐことができる。
特に、ファクシミリ装置において、ファクシミリデータを受信する場合には、受信データの用紙サイズが受信側で分からないため、用紙サイズを変更して再印刷すれば、受信側のユーザは、欲しい受信データを確実に受信できることとなる。また、ファクシミリ装置における受信印刷処理の場合には、ユーザが外出中など、用紙を補給できないような状況下であっても、データを次々に受信する可能性が高いため、記憶領域の圧迫を防ぐことができる。
また、ファクシミリデータは、一般的に、送信した文章や画像等を送信先のユーザに読んでもらうことが目的であるため、受信側では、記録用紙からはみ出して印刷するよりも、確実に内容が把握できるような印刷物が要求される。したがって、印刷データを受信したデータサイズのまま印刷することによって、記録用紙から画像がはみ出す場合には、データサイズを変倍することにより、受信した印刷データの用紙サイズが用紙切れであった場合であっても、ユーザは、用紙サイズの揃った確実に内容が把握できる印刷物として得られるようになる。
また、格納された記録用紙の残量をそれぞれ用紙種別ごとに比較して、予め記録用紙の残量の多い記録用紙に対して印刷処理を行うことにより、受信した印刷データの印刷途中で用紙切れになることを予め防止でき、ユーザは、用紙種別の揃った印刷物を得ることができ、かつ、印刷データを蓄積する記憶領域の圧迫を防ぐことができる。
以下に本発明の実施形態を図面とともに説明する。
(本実施形態の概要)
本実施形態の概要について、図1を用いて説明する。
ファクシミリ装置2において、通信回線を介して送信側のファクシミリ装置から受信したファクシミリデータについて、記録用紙に印刷処理を行う。このファクシミリデータについて印刷中に、印刷処理が行われる記録用紙が格納された用紙トレイが空になった場合であって、他の用紙トレイには、異なる用紙サイズの記録用紙しかない時には、印刷済みの部分を含むファクシミリデータの先頭から、再度印刷し直す。
また、このとき、異なる用紙サイズの記録用紙であって、その用紙サイズの記録用紙に、印刷中のファクシミリデータの画像が全て収まるように印刷するために、ファクシミリデータについて変倍が必要であると判断した場合には、そのファクシミリデータを変倍し、ファクシミリデータの先頭から、新たな用紙サイズの記録用紙に、再度印刷し直す。
例えば、図1では、受信したファクシミリデータを、A4サイズの記録用紙に印刷する場合であって、印刷結果物が2枚の記録用紙に渡るケースを例に挙げている。このとき、用紙トレイには、A4サイズの記録用紙が一枚しか収容されておらず、他の用紙トレイには、LETTERサイズの記録用紙が複数枚収容されている。すなわち、ファクシミリデータをA4サイズで印刷しようとすると、1枚目を印刷した段階で、用紙切れが発生する。このような場合は、再度、印刷データの先頭、すなわちA4サイズに印刷したファクシミリデータについても、再度LETTERサイズの記録用紙に印刷し直す。
(ファクシミリ装置の構成)
次に本実施形態におけるファクシミリ装置2の構成について、図2から図4を用いて説明する。
図2は、本実施形態のファクシミリ装置2の概略構成図であり、図3は、このファクシミリ装置2の内部構成図である。また、図4は、不揮発性RAM27に記憶された用紙サイズ対応テーブルである。
本実施形態のファクシミリ装置2は、図3に示すように、CPU21、ROM23、RAM25、不揮発性RAM27、操作部29、表示部31、給紙部33、印字部35、モデム37、読取部39が、それぞれバスに接続されており、これらの各要素間でのデータのやりとりが、このバスを介して行われている。
図2に示すように、本実施形態のファクシミリ装置2は、給紙部33として、3種類の用紙トレイ(トレイ1、トレイ2、トレイ3)および各用紙トレイから、1枚ずつ記録用紙を搬送するための給紙ローラをそれぞれ備えている。また、印字部35として、感光部、定着部等を備えており、給紙部33から給紙された記録用紙に対して、印刷データとして形成された画像を印刷する。印刷後の記録用紙は、排出部から排出されることで、ユーザは、所望の印刷物を得ることができる。
また、各用紙トレイには、それぞれ用紙検出センサ(図示せず)が備えられており、各用紙トレイの用紙切れを検出する。なお、本実施形態では、トレイ1にはA4サイズの記録用紙PAが、トレイ2にはB5サイズの記録用紙PBが、トレイ3には、LETTERサイズの記録用紙PLが、それぞれ収容されている。
また、ファクシミリ装置2は、読取部39を備えており、所定の解像度で原稿画像を読み取る。また、図2に示すように、操作部29は、このファクシミリ装置2を操作するためのもので、各種の操作キーからなる。また、表示部31は、操作部29により操作された操作内容や、各種メッセージ等を表示する。
モデム37は、公衆回線を介して、外部のファクシミリ装置との信号の伝送を行うものであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデム機能、および、おもに画情報をやりとりするための高速モデム機能を備えている。読み取られた原稿画像は、送信データとして、モデム37から、通信回線を介して、送信先のファクシミリ装置に対してファクシミリ送信する。また、送信元であるファクシミリ装置から、通信回線を介して、受信データとして、モデム37からデータを受信する。
不揮発性RAM27は、用紙トレイと、各用紙トレイに収容された記録用紙の用紙サイズとが、対応付けて記憶されている用紙サイズ対応テーブル(図4参照)を記憶する。この用紙サイズ対応テーブルは、予め、ユーザが操作部29を操作することによって、設定登録することができる。また、この不揮発性RAM27には、ファクシミリ装置から受信した受信データを復号化した記録データや、読取部39により読み取られた送信用の記録データを記憶する記録データ保持手段を有する。
CPU21は、ファクシミリ装置2が行うファクシミリ伝送制御処理や、印刷記録制御処理等を行うものであり、ROM23は、CPU21により実行される制御処理プログラムや、制御処理プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶する。また、RAM25は、CPU21によって制御処理プログラムが実行されるときに、一時的にデータ等を記憶するメモリ領域である。
通信回線を介して、受信データが受信された場合の通信処理について説明する。
まず、発呼側(通信回線を介して接続された外部のファクシミリ装置)から、ファクシミリデータを送信する旨のCNG信号が送出される。被呼側(受信側のファクシミリ装置、本実施形態におけるファクシミリ装置2)は、通信回線を介して、モデム37よりCNG信号を検出すると、自装置が有する能力(印刷可能な用紙サイズや印刷可能な解像度等)等を、発呼側に通知する。
発呼側は、被呼側から通知された能力等から、送信するファクシミリデータの印刷時における用紙サイズや解像度等を決定する。そして、決定されたファクシミリデータをMH/MR方式により圧縮し、用紙サイズや解像度等の付加情報を付けて被呼側へ送信する。被呼側のモデム37から、このファクシミリデータが受信データとして受信されると、被呼側では、受信データを復号化して記録データとして不揮発性RAM27の記録データ保持手段に格納する。受信データとして受信したファクシミリデータを記録データとして全て格納すると、この格納された記録データを画像処理化して印刷データに変換した上で、記録用紙へ印刷処理が行われる。
(ファックス受信記録処理)
ファクシミリデータの受信記録処理について、図5から図7のフローチャートを用いて説明する。
ファクシミリ装置2は、電源ON時は、常にファクシミリデータ(受信データ)を受信したかについて監視する(S110)。ここでは、発呼側からのCNG(コーリングトーン)信号を受信したかにより判断する。そして、ファクシミリデータの受信があると判断した場合に(S110:Yes)、上述のように、ファクシミリデータを記録データに変換した上で、不揮発性RAM27の記録データ保持手段へ格納する(S120)。
ファクシミリデータを全て受信し、このファクシミリデータに係る記録データを全て格納するまで、S110からS130までの処理が繰り返し行われる。記録データを全て格納すると(S130:Yes)、S140へ移行し、記録用紙への印刷処理が行われる。
印刷処理について、図6および図7を用いて説明する。
まず、受信したファクシミリデータのヘッダ情報より、用紙サイズが決定されるため、この用紙サイズの記録用紙が格納された用紙トレイを、不揮発性RAM27に記憶された用紙サイズ対応テーブルを参照して選択する(S210)。例えば、A4サイズのファクシミリデータを受信した場合には、S210にて、トレイ1が選択される。もし、ここで、トレイ1に記録用紙が収納されていない場合や、A4サイズの記録用紙を収納する用紙トレイが用意されていない場合は、A4サイズ以外の記録用紙が収納された用紙トレイが選択されることとなる。
次のS210にて選択された用紙トレイに収納された記録用紙の用紙サイズを用紙サイズ対応テーブルにより読み出す。そして、この用紙サイズ対応テーブルにて読み出された用紙サイズから、記録データ保持手段に格納された記録データを変倍する必要があるかを判断する(S213)。
ここで、記録データを変倍する必要があると判断した場合は(S213:Yes)、記録データを変倍し、その変倍した記録データを記録データ保持手段に上書き保存する(S217)。その後、S220へ移行する。記録データを変倍する必要がないと判断した場合は(S213:No)、記録データを変倍することなく、S220へ移行する。
記録データへ変倍する必要があるか否かの判断は、互いの用紙サイズの幅方向の長さの差が、10mm以上であるかにより判断する。例えば、S210にて選択された用紙トレイが、トレイ3である場合、トレイ3に収容されている用紙サイズはLETTERサイズである。このA4サイズとLETTERサイズの記録用紙の幅方向の差は、6mm程度であり、A4サイズとそれほど変わらない。よって、トレイ3が選択されれば、S213でNoと判断され、S220へ移行する。
一方、S210にて選択された用紙トレイがトレイ2である場合、トレイ2に格納されている用紙サイズは、B5サイズであると用紙サイズテーブルより確認される。A4サイズとB5サイズとでは、幅方向の用紙サイズの差が約30mm程あり、そのまま印刷処理を続けると、印刷データが記録用紙からはみ出る場合がある。したがって、本実施形態では、トレイ2が選択されれば、S213でYesと判断され、S217へ移行する。
そして、S217では、記録データ保持手段に格納された記録データを変倍する。本実施形態では、記録データの幅方向の長さが、B5サイズに収まる変倍率(例えば、80%の拡大率)にて、記録データのデータサイズを縮小する。新たに作成した変倍後の記録データを、記録データ保持手段の変倍前の記録データに上書き保存する。そして、S220へ移行する。
続いて、S220で、選択した用紙トレイの用紙サイズをRAM25に記憶する。ここでは、トレイ1に対応するA4サイズがRAM25に記憶される。そして、記録開始位置のポインタを記録データ保持手段に格納された記録データの先頭位置にセットする(S230)。そして、ポインタがセットされた先頭位置から、ポインタを更新しつつ、印刷データとして展開し、1ページ分の印刷データとして展開されると、その展開された印刷データを記録用紙に印刷する(S240)。
記録用紙へ1ページ分の印刷が終了すると、S250へ移行し、印刷後の印刷データ位置が途中であるか、すなわち、続けて印刷する印刷データがあるかを、記録データ保持手段に格納された記録データにセットされたポインタの位置によって判断する。
ここで、記録データ保持手段に格納された1件のファクシミリデータに係る記録データを、全て印刷した場合には(S250:No)、記録データ保持手段に記録した、この印刷済みの記録データを削除して(S260)、本処理を終了する。
一方、S250にて、記録データが途中であると判断された場合は(S250:Yes)、図7のS270へ移行し、現在選択されている用紙トレイ(トレイ1)に格納された記録用紙が用紙切れか否かを判断する。この判断は、用紙トレイに備えられた用紙検出センサにより判断する。
用紙検出センサにより、用紙トレイ内に記録用紙がある、すなわち用紙切れでないと判断した場合は(S270:No)、図6のS240へ戻り、記録データ保持手段に記録された記録データについて、ポインタが位置する続きの記録データを、印刷データに展開し、記録用紙に印刷する印刷処理を行う。
一方、S270において、用紙トレイに収容された記録用紙が、用紙切れであると判断した場合には(S270:Yes)、S280に移行し、他の用紙トレイ(トレイ2またはトレイ3)に記録用紙が収容されているかについて、各用紙トレイの用紙検出センサにより判断する。すなわち、ここでは、A4サイズの記録用紙が格納されたトレイ1が用紙切れであると判断されたため、トレイ2またはトレイ3に記録用紙がセットされているかを判断する。
他の用紙トレイに記録用紙が収容されていると判断すると(S280:Yes)、記録用紙が収容されていると判断された用紙トレイが選択される(S290)。ここで、複数の用紙トレイに記録用紙があると判断された場合には、各用紙トレイに格納された用紙サイズを、用紙サイズ対応テーブルより、それぞれ確認し、用紙切れと判断された用紙トレイに格納された用紙サイズ、すなわち、S220にてRAM25に記憶された用紙サイズに近いサイズの用紙トレイを選択するとよい。
例えば、本実施形態では、トレイ2に収容されたB5サイズの記録用紙より、トレイ3に収容されたLETTERサイズの記録用紙の方が、A4サイズに近いサイズの用紙サイズであるため、トレイ3が選択される。こうすることで、印刷データを、できるだけ、受信サイズに沿った用紙サイズの記録用紙に印刷した印刷物を得ることができる。
S300では、S290にて選択した用紙トレイの用紙サイズが、S220にてRAM25に記憶された用紙サイズと同じであるか、すなわち、用紙トレイに、今まで印刷処理していた記録用紙と同じサイズの記録用紙が収容されているかを判断する(S300)。用紙サイズが同じであると判断した場合は(S300:Yes)、S240へ戻り、印刷データの続きを選択された用紙トレイに収容された記録用紙に印刷する。
一方、選択した用紙トレイの用紙サイズと、RAM25に記憶していた用紙サイズとが異なる場合(S300:No)、S213へ戻り、S290にて選択された用紙トレイの用紙サイズから、記録データ保持手段に格納された記録データを変倍する必要があるかを判断する。
なお、S220では、S290にて選択された用紙トレイの用紙サイズをRAM25に上書きで記憶し、再度、ポインタを記録データ保持手段に格納された記録データの先頭まで戻して(S230)、1件のファクシミリデータにかかる記録データの最初から、新たに選択された用紙トレイに収容された記録用紙に対して、印刷処理を開始する。
S280にて、いずれの用紙トレイにも記録用紙が格納されていない場合(S280:No)、表示部31に、選択された用紙トレイ(本実施形態の場合には、トレイ1)に、記録用紙を補給する旨のエラーメッセージを表示し(S330)、用紙トレイに記録用紙が補給されるのを待つ(S340:No、S280:No)。
S340にて、選択中の用紙トレイ、すなわち、S270にて、用紙切れと判断された用紙トレイ(トレイ1)に記録用紙が補給されたと判断した場合には、S240へ移行し、印刷データの続きについて、印刷処理を続行する。
一方、選択中の用紙トレイ以外の用紙トレイ(トレイ2またはトレイ3)に記録用紙が補給された場合、すなわち、選択中の用紙トレイに記録用紙が補給されていないと判断された場合であって(S340:No)、他の用紙トレイに記録用紙があると判断された場合には(S280:Yes)、S290へ移行し、上述したS290以降の処理を行うこととなる。別の用紙トレイに記録用紙が補給された場合にも、その補給された記録用紙の用紙サイズに応じた印刷処理を再開することができる。
なお、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にて、種々の態様を採ることができる。
例えば、本実施形態では、ファクシミリ装置を例に説明したが、ファクシミリ装置に限らず、通信回線を介して受信したデータを、記録用紙に印刷する印刷装置であればよい。
また、用紙種別の判断処理として、用紙サイズについて説明したが、これに限らず、用紙の色や用紙の質などの用紙種別について判断するようにしてもよい。
なお、印刷データを変倍する必要があるかの判断は、本実施形態の方法に限らず、例えば、記録していた記録用紙より小さな記録用紙である場合には、必ず変倍する必要があると判断するようにしてもよい。
また、用紙サイズのような用紙種別は、用紙トレイに収容されている記録用紙を、毎回、用紙センサ等で判断するようにしてもよい。また,用紙トレイは、手差しトレイであってもよい。また、用紙補給時に操作部29で、補給した記録用紙の用紙サイズを、ユーザに入力させても良い。
記録用紙を補給する旨のメッセージ表示の際には、○○枚以上の用紙を補給する旨のメッセージを表示させ、さらに用紙切れにより、再印刷を必要となることを、予め防止することができる。
また、予め、操作部29の操作により、ユーザが、印刷途中で用紙切れになった場合に、続けて異なる種別の記録用紙に印刷するか、印刷処理を中止するか、上述した本実施形態のように始めから印刷し直すか、について設定させてもよい。そして、この設定内容に従い、印刷処理を行うようにしてもよい。
また、記録用紙の残量を認識できるセンサを搭載しているファクシミリ装置であれば、受信したファクシミリデータに設定された用紙サイズに関わらず、用紙トレイに格納された記録用紙の残量が多い用紙トレイを優先的に選択するようにしてもよい。この場合は、図6の印刷処理において、各用紙トレイに備えられた記録用紙残量センサにより記録用紙の残量を比較し、その比較結果により、最も記録用紙の残量が多いと判断した用紙トレイを選択する。そして、記録データを印刷データに展開し記録用紙に印刷する前に、記録データの変倍が必要か否かの判断を行い、変倍が必要であると判断した場合には、変倍した記録データを記録データ保持手段に保存してから、印刷処理へ移行する。これにより、予め、印刷途中で記録用紙の用紙切れになることをできる限り防止することができる。
本実施形態の概略について説明する説明図である。 本実施形態のファクシミリ装置を表す装置概略図である。 本実施形態のファクシミリ装置を表す構成図である。 本実施形態のファクシミリ装置が記憶する用紙サイズ管理テーブルである。 本実施形態におけるファクシミリ装置の動作を表すフローチャートである。 本実施形態におけるファクシミリ装置の記録処理の動作を表すフローチャートである。 本実施形態におけるファクシミリ装置の記録処理の動作を表すフローチャートである。
符号の説明
2 ファクシミリ装置(印刷装置)
21 CPU
23 ROM
25 RAM
27 不揮発性RAM
29 操作部
31 表示部
33 給紙部(記録用紙格納手段)
35 印字部(印刷手段)
37 モデム(データ受信手段)
39 読取部

Claims (5)

  1. 通信回線を介してデータを受信するデータ受信手段と、
    複数種別の記録用紙が格納可能な記録用紙格納手段と、
    前記データ受信手段により受信したデータを、前記記録用紙格納手段に格納された記録用紙に印刷する印刷手段と、
    前記印刷手段により印刷するデータが複数枚の記録用紙に渡る場合に、前記印刷手段により印刷した第1記録用紙と、前記第1記録用紙の次に印刷されようとする第2記録用紙とが同一種別の記録用紙であるか否かを判断する用紙種別判断手段と、
    前記用紙種別判断手段により、異なる種別の記録用紙であると判断された場合に、前記データ受信手段により受信したデータの始めから前記印刷手段に再印刷させる印刷制御手段と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記データ受信手段は、前記データとして他の通信装置から送信されたファクシミリデータを受信し、前記印刷手段は、前記ファクシミリデータを印刷することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記用紙種別判断手段は、前記記録用紙の種別として、記録用紙の用紙サイズが同一であるかを判断することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記用紙種別判断手段により、異なる種別の記録用紙であると判断された場合に、変倍が必要であるかを、前記第1記録用紙の用紙サイズおよび前記第2記録用紙の用紙サイズから判断するデータ変倍判断手段と、
    前記データ変倍判断手段により変倍が必要であると判断した場合には、前記データ受信手段により受信したデータを、記録媒体の種別に応じて変倍するデータ変倍手段と、をさらに備え、
    前記印刷制御手段は、前記データ変倍手段により変倍したデータを、前記印刷手段に再印刷させることを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
  5. 通信回線を介してデータを受信するデータ受信手段と、
    複数種別の記録用紙がそれぞれ格納可能な記録用紙格納手段と、
    前記データ受信手段により受信したデータを、前記記録用紙格納手段に格納された記録用紙に印刷する印刷手段と、
    前記印刷手段により印刷するデータが複数枚の記録用紙に渡る場合に、前記記録用紙格納手段に格納された複数種別の記録用紙の中から、記録用紙の残量が、他の記録用紙の残量より多い記録用紙を判断する用紙残量判断手段と、
    前記用紙残量判断手段により判断された記録用紙を、前記印刷手段によりデータを印刷する記録用紙として選択する記録用紙選択手段と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。

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