JPH1052961A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JPH1052961A
JPH1052961A JP8226118A JP22611896A JPH1052961A JP H1052961 A JPH1052961 A JP H1052961A JP 8226118 A JP8226118 A JP 8226118A JP 22611896 A JP22611896 A JP 22611896A JP H1052961 A JPH1052961 A JP H1052961A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録紙のサイズや紙質等を統一して印刷でき
るようにする。 【解決手段】 選択条件決定部19はジョブデータから
得られる記録紙選択条件または操作パネル5から入力さ
れる選択条件に基づいて記録紙統一のための選択条件を
決定する。原稿サイズ判別部20は印字データのサイズ
に基づいて原稿サイズを判別する。給紙装置1aは対応
できる記録紙に関する情報を出力する。記録紙決定部2
1は原稿サイズ、選択条件、および記録紙に関する情報
に基づいて該ジョブで使用する記録紙を決定し、給紙装
置1aに通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置に関し、
特に、ファイリングのしやすさを考慮した印刷結果を得
るのに好適な印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ホストコンピュータ等の印字データ供給
源から送られてきた印字データを印刷出力する際、必要
に応じて該印字データを拡大または縮小した後、記録紙
等の印刷媒体に印刷することがある。例えば、特開平1
−249463号公報のプリンタではオペレータが入力
した記録紙サイズに基づいて文書データを拡大・縮小す
る。特開平5−268463号公報の画像処理装置で
は、画像サイズに基づいて確保した第1の記憶領域およ
び記録紙サイズに応じて確保した第2の記憶領域の大き
さを比較して拡大・縮小率を決定し、画像を拡大・縮小
する。
【0003】また、特開平7−13718号公報のプリ
ントデータ出力送信装置は、プリントデータに基づいて
記録紙サイズを判定し、その記録紙サイズとオペレータ
が指示した記録紙サイズとが一致しない場合にイメージ
データを拡大・縮小する。さらに、特開平1−1841
56号公報のプリンタの印字拡大・縮小方式は、印字タ
イプデータで代表される印字データのサイズおよび記録
紙サイズから縮小・拡大率を計算して印字データを拡大
・縮小する。
【0004】このような拡大・縮小手段を有する従来の
印刷装置等で、例えば、記録紙トレイを1段だけ持って
いるプリンタでは、常に一種類の記録紙サイズに出力結
果を統一することができる。また、多段のトレイを有し
ていて種々のサイズの記録紙を使用して出力できるプリ
ンタや、ネットワークに繋がっている複数のプリンタを
使用して種々のサイズの記録紙に出力可能なシステムで
は原稿サイズに近いサイズを選択して印刷をすることが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置では、
次のような問題点がある。すなわち、上述のように記録
紙トレイを1段しか持たない場合は、出力サイズが統一
されるという利点があるが、原稿のサイズと準備されて
いる記録紙のサイズとが大きくかけ離れている場合は、
原稿が極端に縮小されたり拡大されたりしてしまうとい
う問題点がある。また、複数のサイズの記録紙を使用で
きる印刷装置では、原稿サイズと同一サイズの記録紙が
ない場合に、準備されている記録紙のうち、原稿サイズ
に近い記録紙に印刷できる利点はあるが、利用者が拡大
・縮小を希望しない場合でも拡大・縮小されて印刷され
るので、意図しないサイズで出力されることがある。
【0006】さらに、多くのサイズの記録紙を使用可能
であると、印刷結果に多数のサイズが混在することがあ
り、印刷物の整理やファイルに不便で、ファイル後の見
た目も良くないという問題点がある。特に、JIS規定
のA系列、B系列、外国規格サイズ等が混在した場合に
は、ファイル形式が全く統一されないことになる。ま
た、原稿と同一サイズの印刷媒体であっても、透明プラ
スチックのOHPシートやトレース記録紙等、普通紙と
は異なる紙質の印刷媒体を用意してある場合、サイズだ
けで選択したときには、利用者が全く意図していない印
刷媒体に印刷されることもあり得る。
【0007】本発明は、上記問題点を解消し、複数の印
刷媒体の中から使用するものを選択できるとともに、印
刷結果に一定の統一性を持たせることができる印刷装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、目
的を達成するための本発明は、入力されたジョブデータ
に基づいて原稿のサイズを判断する原稿サイズ判別手段
と、前記原稿サイズ判別手段で判別された原稿のサイ
ズ、およびジョブ毎に設定された記録紙選択条件、なら
びに対応可能な記録紙に関する情報に基づき、使用する
記録紙を選択する記録紙決定手段とを具備し、選択され
た記録紙を出力させる指令を給紙装置に与えるように構
成した点に第1の特徴がある。
【0009】また、本発明は、前記記録紙選択条件が記
録紙のサイズ系列であり、前記記録紙に関する情報は記
録紙のサイズ情報である点に第2の特徴があり、前記記
録紙のサイズ系列は複数のサイズ系列の組合わせである
点に第3の特徴がある。
【0010】また、本発明は、前記記録紙選択条件は、
ジョブデータおよびオペレータによる指示のいずれかに
よって設定されている点に第4の特徴がある。また、前
記記録紙決定手段で決定された記録紙が給紙装置に収容
されていない場合には、記録紙の補充を促すメッセージ
を表示させる手段をさらに具備した点に第5の特徴があ
る。さらに、本願発明は、前記対応可能な記録紙が、供
給可能な状態で給紙装置にセットされている記録紙であ
る点に第6の特徴がある。
【0011】第1ないし第6の特徴によれば、記録紙選
択条件に従い、ジョブ毎に、つまり一連のデータ毎に、
統一された基準で使用する記録紙が決定される。特に、
第2の特徴によれば、記録紙選択条件に少なくとも記録
紙のサイズ系列が含まれているため、サイズ系列の統一
された記録紙の供給が可能である。また、第5の特徴に
よれば、対応できる記録紙が現実には給紙装置に収容さ
れていない場合であっても、メッセージによって補充を
促すことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明を
詳細に説明する。図2は本発明の一実施形態に係る印刷
装置の概略構成図である。同図において、記録部1は、
例えばレーザプリンタから構成でき、画像処理装置2か
ら供給される印字データを受け入れて記録紙に印刷し、
出力する。記録紙は給紙装置1aから供給される。該給
紙装置1aは複数段のトレイからなる。記録部1は給紙
装置1aに収容されている記録紙のサイズや紙質等、記
録紙の種類を示す情報、ならびに、記録部1内の図示し
ない定着装置が所定の定着温度に到達したか否かを示す
情報を画像処理装置2に供給する手段を有する。
【0013】記録紙のサイズを示す情報を供給するため
の手段は、例えば、前記トレイ内の適宜の位置に配置す
る記録紙検出センサで実現できる。また、記録紙のサイ
ズは、例えば、記録紙のサイズ毎に予め対応付けたトレ
イ内の記録紙の有無を前記記録紙検出センサで検出する
ことにより認識できる。前記記録紙検出センサの出力や
定着装置の温度が定着温度に到達したか否かの情報は画
像処理装置2に読み込まれて印字データの処理や出力タ
イミングの決定に使用される。
【0014】画像処理装置2は印刷の対象となる印字デ
ータを複数系統から受け入れられるようになっている。
例えば、ホストインタフェース端子3は専用の通信ケー
ブルを使用して図示しないホストコンピュータから印字
データを受け入れる。また、入力端子4を介して図示し
ないネットワークから印字データを受け入れる。この場
合は、ネットワーク上のワークステーション等、複数の
情報処理装置が印字データの供給源である。ここでは2
つの端子のみを示したが、さらに数多くの端子を設ける
ことができるのはもちろんである。
【0015】操作パネル5は、画像処理装置2に対して
必要な指示情報を入力するために設けられ、キー等の入
力部とLCDやLED等からなる表示部とからなる。該
操作パネル5の入力部からは、例えば、印刷のための記
録紙サイズや文字サイズ等の制御データを入力できる。
これらの制御データは印字データとともにホストコンピ
ュータ等の印字データ供給源から入力される場合もあ
る。印字データ供給源および操作パネル5の双方から制
御データが入力された場合は、そのいずれの制御データ
を優先させるかを、予め設定しておくことができる。表
示部には入力部から入力された指示や制御データに基づ
いて行われた印字データの処理経過や結果が表示され
る。画像処理装置2は、操作パネル5や印字データ供給
源からの指示や記録部1から読み込んだ情報等に基づい
て動作指令を決定し、印字データと共に記録部1に供給
する。
【0016】次に、図3を参照して画像処理装置2の制
御部のハード構成を説明する。図3において、CPU6
は後述する各部を制御する中枢機能を果たす。CPU6
はバス7を通じて各部と接続されている。パネルインタ
フェース(I/F)回路8は前記操作パネル5とのイン
タフェースをとるための回路である。操作パネル5のキ
ー操作に対応した指示信号はパネルI/F回路8および
バス7を介してCPU6に転送されるし、CPU6から
出力されたLCDやLEDの表示指示はバス7およびパ
ネルI/F回路8を介して操作パネル5に転送される。
【0017】ホストインタフェース(I/F)回路9
は、ホストコンピュータ等の印字データ供給源とのイン
タフェースをとるための回路である。例えば、ホストコ
ンピュータから入力される印字データをRS232C規
格やセントロニクス準拠に基づいて受信するための回路
構成を有している。さらに、複数の印字データ供給源か
らデータを受け入れるためホストI/F回路9aを増設
できる。
【0018】不揮発性メモリ(NVM)10は図示しな
い電池によってバックアップされたメモリであり、画像
給送装置2の電源がオフになった状態でも保持すること
が必要なデータを格納する。RAM11は作業用メモリ
であり、制御データや印字データ供給源から入力された
印字データを一時的に保持する。印字データを保持する
ために確保される領域はいわゆる受信バッファである。
なお、RAM11にはページメモリ11aを含む。プロ
グラムメモリ12はCPU6の動作に必要なプログラム
を格納する。フォントメモリ13は印刷のための文字パ
ターンが格納される。プログラムメモリ12およびフォ
ントメモリ13はROMで構成できる。
【0019】前記ペーシメモリ11aは記録紙の1ペー
ジに対応する文字パターンやイメージデータを展開して
必要な編集を行うための領域として確保される。記録部
インタフェース(I/F)回路14はページメモリ11
aに展開されたビットデータをラスタデータとして記録
部1に供給したり、該記録部1と制御に必要な前記トレ
イ状態の情報等を送受したりするための回路である。ビ
ットマップコントローラ15は印字データの転送に関す
る制御を行っている。
【0020】画像処理装置2には各種の印字データ供給
源が接続可能であるため、印字データや制御データも複
数種類になることから、これらに対応したプログラムや
文字パターンが必要になる場合がある。プログラムメモ
リ16とフォントメモリ17はプログラムや文字パター
ンを着脱自在なICカード形式またはSIMM形式のR
OMに格納したものであり、各種印字データ供給源に対
応させたり、オペレータの要求する特別な機能を実現す
るために選択的に接続することができる。さらに、文字
パターンの追加、フォームデータまたはロゴデータの保
存、および印字データの保存のためにハードディスク1
8を接続してもよい。
【0021】続いて、上記構成の記録部および画像供給
装置を有する印刷装置による動作を説明する。図4のフ
ローチャートにおいて、ステップS1では、印字データ
供給源からジョブデータを受け取る。ジョブデータの構
成例を図5に示す。図5において、ジョブデータには実
際に印字されるページデータつまり文字コードやコード
化された画情報のほかにユーザID、デフォルト値、お
よび選択条件等が含まれる。選択条件は、記録紙の選択
条件であり、次のような選択条件を設定する。すなわ
ち、JISのA系列、JISのB系列、JISのA系列
またはB系列のいずれか原稿サイズに近い方、外国規格
(米国のレターサイズ、リーガルサイズ等)等を設定す
る。また、デフォルト値としては、例えばすべての記録
紙サイズを対象とする条件を設定することができる。な
お、給紙装置1aのトレイに収容される記録紙が固定的
であれば、該トレイによって記録紙のサイズを代表でき
るのでトレイを指定することによって記録紙を選択する
こともできる。
【0022】再び図4に戻り、ステップS2では記録紙
選択条件を決定する。この記録紙選択条件決定処理は図
6に関して詳述する。ステップS3では、原稿サイズを
判別する。例えば、ユーザが画像作成時に指定した画像
作成領域を示すコマンドで知ることもできるし、実際の
描画データの存在する座標を含む領域の大きさで知るこ
ともできる。
【0023】ステップS4では、前記原稿サイズに基づ
いて定型サイズを確定する。すなわち、原稿サイズに最
も近い定型サイズの記録紙を選択して、この定型サイズ
で原稿サイズを代表させる。このように定型サイズで原
稿サイズを代表させるようにすると、後で決定する拡大
または縮小率は定型サイズから定型サイズへの拡大・縮
小となるため倍率が予め予定したいくつかの固定倍率に
なるため、印刷された画像から元画像の実寸を読み取る
際に好都合である。
【0024】ステップS5では、記録紙決定処理を行
う。ここでは、前記記録紙選択条件決定処理で決定され
た記録紙選択条件と確定された定型サイズに基づいて記
録紙を決定する。詳細は図7および図8に関して説明す
る。ステップS6では、前記定型サイズにみなされた原
稿サイズが、決定された記録紙サイズに収まるように印
刷倍率を決定する。ステップS7では印字データを前記
倍率で拡大または縮小する印字データ処理を行う。ステ
ップS8では処理された印字データを記録部1に出力
し、かつ記録紙供給指令を出力する。ステップS9で
は、ジョブデータに含まれるすべてのページデータつま
り印字データの処理を終了したか否かを判断して、この
判断が肯定となるまでステップS3に進み、処理を継続
する。
【0025】なお、記録紙決定処理で決定された記録紙
が前記給紙装置1aに保持されていないときは、ステッ
プS8の処理に先立ち、次のような処理を行うことがで
きる。例えば、決定された記録紙が現在は給紙装置1a
に保持されていないが、当該印刷装置で対応可能な記録
紙である場合、つまりオペレータがトレイを交換するな
どすれば対応できるサイズの記録紙である場合は、記録
紙のトレイを交換させる旨のメッセージを操作パネル5
上の表示手段に表示させることができる。
【0026】また、トレイに所望サイズの記録紙がなか
ったり、トレイを交換する等しても前記決定されたサイ
ズの記録紙が得られない場合、すなわち対応できる記録
紙がない場合は、印刷を中断するためのメッセージを表
示させて処理を中断してもよいし、前記選択条件にかか
わらず給紙装置1aに現在保持されている記録紙に強制
的に出力させてもよい。これらのいずれの処理を行うか
は予め設定しておく。なお、処理を中断する場合は、メ
ッセージを操作パネル5に表示させるだけでなく、印字
データ供給源つまりホストコンピュータ等にも通知する
のがよい。
【0027】次に、前記記録紙選択条件決定処理をフロ
ーチャート参照して説明する。図6において、ステップ
S20ではジョブデータを検索して選択条件が有るか否
かを判断する。選択条件の指定があれば、ステップS2
1に進み、その選択条件を「選択条件」として確定す
る。選択条件がなければステップS22に進み、操作パ
ネル5から入力される選択条件を反映させるか否かを判
断する。この判断が肯定ならば、ステップS23に進
み、操作パネル5から入力されてRAM11のバッファ
に保持している選択条件を「選択条件」として確定す
る。なお、選択条件が操作パネル5から入力されていな
い場合は、選択条件の入力を促すメッセージを操作パネ
ル5上の表示手段に出力させて入力を待つ。ステップS
22の判断が否定ならばステップS24に進み、ジョブ
データに含まれている選択条件のデフォルト値を「選択
条件」とする。
【0028】次に、前記記録紙決定処理の詳細をフロー
チャート参照して説明する。図7において、ステップS
50では、当該ジョブがサイズ固定モードか否かを判断
する。ジョブをサイズ固定モードに設定するためには操
作パネル5から入力してもよいし、ジョブデータにサイ
ズ固定モードを指示する情報を含ませてあってもよい。
サイズ固定モードが設定されていれば、ステップS53
に進み、前記定型サイズで代表させた原稿サイズを「記
録紙サイズ」として確定する。サイズ固定モードの設定
がされていない場合は、ステップS51に進み、前記定
型サイズと同じサイズの記録紙が給紙装置1aにあるか
否かを判断する。ここでの判断の対象には当該印刷装置
で対応することができる記録紙サイズをすべて含めても
よいし、給紙装置1aのトレイに現実に収容されている
記録紙のみ対象としてもよい。いずれにするかは予め設
定しておけばよい。
【0029】前記定型サイズと同じサイズの記録紙があ
った場合は、ステップS53に進み、定型サイズで代表
された原稿サイズを「記録紙サイズ」として確定する。
一方、前記定型サイズと同一サイズの記録紙がなかった
場合は、ステップS52に進み、「選択条件」をもとに
記録紙サイズを決定する。
【0030】ステップS52で実行される記録紙選択の
一例の概要を図8に関して説明する。図8において、A
4,B4,A3サイズの3種類の記録紙P1,P2,P
3が対象とされていて、定型サイズで代表された原稿D
のサイズがA4サイズとB4サイズとの間にあり、かつ
A4サイズよりはB4サイズに近い場合を想定する。こ
こで「選択条件」がJISのA系列であれば、原稿Dの
サイズはB4サイズの記録紙P2に近いけれど、あえて
A4の記録紙P1を選択する。このように、記録紙の系
列を統一するため「選択条件」で指示されているサイズ
の記録紙の中から、原稿Dのサイズに最も近い記録紙が
選択される。
【0031】記録紙選択の他の例の概要を図9に関して
説明する。この例では、現在トレイにセットされている
記録紙だけでなく、当該印刷装置に対応できるすべての
サイズの記録紙を選択の対象とする。同図において、給
紙装置1aにはJISのA4の記録紙とA3の記録紙と
を収容したトレイがセットしてある。なお、A4および
A3のそれぞれについて、片面が使用済みのいわゆる裏
紙が収容されたトレイもセットされている。図9(b)
に示すように、当該印刷装置では給紙装置1aにセット
されている記録紙だけでなく、さらにB4,B5,A
5,はがきの印刷にも対応可能である。
【0032】上記記録紙に対応できる印刷装置におい
て、A4サイズとB4サイズの中間サイズの定型サイズ
に相当する原稿の印字データが供給さけた場合、それぞ
れの選択条件によって記録紙サイズは図9(c)の図で
示したように決定される。ここで、B4サイズの記録紙
は給紙装置1aにセットされていないので、B4記録紙
のトレイをセットするようにメッセージを表示させる。
【0033】なお、選択条件として記録紙サイズの系列
だけでなく、記録紙の種類として紙質を付加してもよい
し、裏紙を選択できるようにしてもよい。紙質として、
普通紙を選択することにより、OHPシートや第2原紙
用の薄紙を避けるという設定が可能である。このよう
に、紙質等を設定することにより、複数トレイの特定ト
レイに紙質等の異なる記録紙を収容している場合に、試
し印刷には裏紙を使用できるし、意図していないOHP
シートに印刷してしまうという誤りを回避することもで
きる。
【0034】前記紙質によって記録紙を選択するため、
記録部1の給紙装置1aに紙質検知用のセンサを設け、
その検出結果によって各トレイに収容されている紙質を
管理してもよいし、トレイに普通紙以外の特殊な記録紙
を収容したときに、操作パネル5等に設けるスイッチ手
段を操作して該トレイに収容した記録紙の紙質を登録し
てもよい。また、特殊な記録紙は複数のトレイのうち予
定のトレイに収容することにしておき、当該トレイを指
定することによって使用する記録紙の紙質を選択しても
よい。
【0035】次に、上記処理を実行する画像処理装置2
の要部機能を説明する。図1は、画像処理装置2の要部
機能を示す機能ブロック図である。同図において、選択
条件決定部19はジョブデータの設定や操作パネル5か
らの指示に基づいて選択条件を決定する。原稿判別部2
0は印字データ供給源から供給されるジョブデータで通
知されるコマンドや印字データの描画エリアの大きさ等
に基づいて原稿サイズを判別する。この原稿サイズは上
述のように該サイズに最も近い大きさの定型サイズで代
表させることができるが、必ずしもそうでなくてもよ
い。つまり判別された原稿サイズをそのまま使用しても
よい。記録紙決定部21は前記原稿サイズまたは定型サ
イズと給紙装置1aから供給される記録紙情報、つまり
セットされている記録紙を含む当該印刷装置で対応でき
る記録紙に関する情報とによって当該ジョブで使用する
記録紙のサイズや紙質等の種類を決定する。決定された
記録紙が何であるかは給紙装置1aに通知され、通知さ
れた記録紙が記録部1に送り出される。記録紙が給紙装
置1aにセットされていない場合は操作パネル5上の表
示手段にメッセージを表示させる。
【0036】上述の機能は、ジョブデータまたは操作パ
ネル5から入力される指示に基づき、各ポートつまり端
子3,4等からそれぞれ入力されるデータの1区切り単
位つまりジョブ毎のデータを対象とする。したがって、
ジョブが異なれば新たな選択条件のもとに記録紙の選択
が行われる。
【0037】なお、以上は、ホストコンピュータ等の情
報処理装置に接続される印刷装置に関して説明した。し
かし、本願発明は、このような用途に限られず、ファク
シミリ装置や複写装置のプリンタ部へも、当業者によっ
て可能な変形により同様に適用することができるのはも
ちろんである。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1ないし請求項6の発明によれば、記録紙選択条件に従
い、ジョブ毎に印刷に使用される記録紙が統一される。
したがって、例えば、統一されたサイズや紙質の記録紙
に画像を印刷でき、印刷された記録紙の整理のし易さを
高めることができるし、サイズや紙質が揃うので見栄え
の良いファイリングが可能となる。また、所望の記録紙
が現実に給紙装置にセットされていないときでも、表示
によってオペレータに注意を促すことができ、意図しな
い種類の記録紙に印刷されるということを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る印刷装置の要部機能
を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施形態に係る印刷装置の概略構成
を示すブロック図である。
【図3】 画像処理装置のハード構成を示すブロック図
である。
【図4】 本発明の実施形態に係る印刷装置の動作を示
すフローチャートである。
【図5】 ジョブデータの構成の一例を示す図である。
【図6】 記録紙選択条件決定処理のフローチャートで
ある。
【図7】 記録紙決定処理のフローチャートである。
【図8】 記録紙決定の判断の一例を示す概要図であ
る。
【図9】 記録紙決定の判断の一例を示す概要図であ
る。
【符号の説明】
1…記録部、 1a…給紙装置、 2…画像処理装置、
5…操作パネル、 19…選択条件決定部、 20…
原稿サイズ判別部、 12…記録紙決定部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたジョブデータに基づいて原稿
    のサイズを判断する原稿サイズ判別手段と、 前記原稿サイズ判別手段で判別された原稿のサイズ、お
    よびジョブ毎に設定された記録紙選択条件、ならびに対
    応可能な記録紙に関する情報に基づき、使用する記録紙
    を選択する記録紙決定手段とを具備し、 選択された記録紙を出力させる指令を給紙装置に与える
    ように構成したことを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記記録紙選択条件は記録紙のサイズ系
    列であり、前記記録紙に関する情報は記録紙のサイズ情
    報であることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記記録紙のサイズ系列は複数のサイズ
    系列の組合わせであることを特徴とする請求項2記載の
    印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記記録紙選択条件が、ジョブデータお
    よびオペレータによる指示のいずれかによって設定され
    ていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに
    記載の印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記記録紙決定手段で決定された記録紙
    が給紙装置に収容されていない場合には、記録紙の補充
    を促すメッセージを表示させる手段をさらに具備したこ
    とを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の印
    刷装置。
  6. 【請求項6】 前記対応可能な記録紙が、供給可能な状
    態で給紙装置にセットされている記録紙であることを特
    徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の印刷装
    置。
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