JPH089144A - 印刷装置及びその制御方法 - Google Patents

印刷装置及びその制御方法

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JPH089144A
JPH089144A JP6134365A JP13436594A JPH089144A JP H089144 A JPH089144 A JP H089144A JP 6134365 A JP6134365 A JP 6134365A JP 13436594 A JP13436594 A JP 13436594A JP H089144 A JPH089144 A JP H089144A
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Toshiya Mihashi
俊哉 三橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】拡大縮小印刷時において、拡大もしくは縮小さ
れた出力の大きさに適したサイズの記録媒体を選択する
ことが可能な印刷装置を提供する。 【構成】入力ページの定型サイズと設定された縮小/拡
大率より出力サイズを算出する。算出された出力サイズ
に適した定型サイズを選択する。ここでは、出力サイズ
の大きさを収容できる定型サイズのうち最小の定型サイ
ズを選択する。一方、入力されたデータに基づいて設定
された拡大/縮小率のイメージがページメモリ上に描画
される。そして、描画されたイメージは、選択された定
型サイズの用紙上へ印刷される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業状の利用分野】本発明は、外部からの印刷情報に
基づいて印刷を行う印刷装置及びその制御方法に関し、
特に、印刷出力に対し任意倍率の拡大/縮小を設定する
機能を持つ印刷装置及びその制御方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、印刷出力に対して所望の倍率
の拡大/縮小を設定する機能を持つ印刷装置がある。一
般に、この種の印刷装置においては、拡大/縮小の設定
が行われた印刷を実行して得られる印刷結果のサイズに
関わらず出力用紙サイズが決められてしまう。例えば、
拡大/縮小の設定が有効となった時点において、制御命
令によってあらかじめ選択された給紙口の用紙サイズが
出力用紙サイズに決定されたる。あるいは、パネル操作
等により現在選択されている給紙口の用紙サイズがその
まま出力用紙サイズに決定されたりする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、ユーザは、印刷の実行に先立って、設定しよ
うとする拡大/縮小率と原稿の用紙サイズとから、拡大
/縮小後の出力用紙サイズを算出し、出力用紙を選択す
る必要がある。さもなければ、出力用紙サイズが適切に
選択されず、拡大結果が出力用紙からはみ出してしまっ
たり、縮小後に余白がたくさんあるページが出力されて
しまう可能性がある。このため、拡大/縮小印刷に際し
て適切な出力用紙サイズを選択する必要が生じ、ユーザ
の負担が増加することになる。一方、出力用紙の選択を
怠れば、紙資源の無駄という問題が生じてしまう。
【0004】例えば、図3に示す様に、定型用紙サイズ
B4で作成されている文書、或は原稿を70%へ縮小す
る場合、従来は、制御命令によって予め下段給紙カセッ
トであるB5カセットを指定するか、パネル操作によっ
てあらかじめ現在選択されている給紙カセットを下段給
紙カセット(B5用紙)に設定しておく必要がある。こ
のような設定を行わず、しかも現在選択されている給紙
カセットが上段給紙カセット(A4用紙)であった場
合、そのままA4用紙が選択されることになる。その結
果、B4用紙の70%縮小画像がA4用紙に出力される
ことになり、出力結果にかなりの余白を生じてしまう。
【0005】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、拡大縮小印刷時において、拡大もしくは縮小
された出力の大きさに適したサイズの記録媒体を選択す
ることが可能な印刷装置及びその制御方法を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による印刷装置は以下の構成を備える。即
ち、所望の拡大/縮小率で印刷を行うことが可能な印刷
装置であって、所望の倍率を設定する設定手段と、入力
データの定型サイズの大きさと前記設定手段で設定され
た倍率に基づいて出力サイズを獲得する獲得手段と、前
記出力サイズに近い大きさの定型サイズを選択する選択
手段と、前記選択手段により選択された定型サイズの記
録媒体に前記入力データと前記倍率とに基づく画像を形
成する形成手段とを備える。
【0007】上記の構成において、好ましくは、前記選
択手段は、現在供給可能な記録媒体の定型サイズのう
ち、その大きさが前記出力サイズを内包し、該出力サイ
ズの面積に最も近い面積を有する定型サイズを選択す
る。無駄な余白部分を極力抑える定型サイズの選択が可
能となるので、資源の浪費を防止できる。又、現在供給
可能な定型サイズの中から選択されるので、迅速に印刷
処理ができる。
【0008】又、好ましくは、前記選択手段は、当該印
刷装置が扱える全ての定型サイズのうち、その大きさが
前記出力サイズを内包し、該出力サイズの面積に最も近
い面積を有する定型サイズを選択する。そして、前記選
択手段により選択された定型サイズの記録媒体を供給可
能な状態にない場合その旨を報知する報知手段を更に備
える。当該印刷装置が扱える範囲で適切な定型サイズが
選択されるので、より適切なサイズ選択が可能となる。
【0009】又、好ましくは、前記獲得手段は、入力デ
ータの有する定型サイズの大きさと前記設定手段で設定
された倍率に基づいて出力サイズを獲得するとともに、
入力データの複数ページを1ページの記録媒体上へ印刷
するモードにおいては前記複数ページで形成される大き
さを表すデータを生成し、このデータと前記倍率に基づ
いて出力サイズを獲得する。1ページ上に複数ページの
印刷を行うような印刷モードにおいても、その定型サイ
ズを適切に設定することが可能となるからである。
【0010】又、好ましくは、前記定型サイズの大きさ
は、夫々の定型サイズの用紙上に当該印刷装置が記録可
能な領域の大きさである。印刷装置による拡大縮小画像
が欠けることなく印刷されるように適切な定型サイズを
選択することができるからである。
【0011】
【作用】上記の本発明の構成によれば、入力データに対
して設定された所望の倍率に基づいて出力サイズが獲得
され、この獲得された出力サイズに基づいて適切な定型
サイズが選択される。そして、該定型サイズを有する記
録媒体上へ当該入力データに基づく印刷出力が行われ
る。
【0012】
【実施例】以下に添付の図面を参照して、本発明の好適
な実施例を説明する。
【0013】まず、本実施例を適用するレーザビームプ
リンタ(以下「LBP」と記述)の構成について図1を
参照しながら説明する。
【0014】図1は、本発明を適用可能なプリンタの構
成を示す断面図であり、例えばLBPの場合を示す。図
において、100はLBP本体であり、外部に接続され
ているホスト・コンピュータ等から供給される印刷情報
(文字コード等)やフォーム情報あるいはマクロ命令等
を入力して記憶すると共に、それらの情報に従って対応
する文字パターンやフォームパターン等を作成し、記憶
媒体である記録紙上に像を形成する。
【0015】300は操作のためのスイッチ及びLED
表示器等で配されているオペレーション・パネル、10
1はLBP本体100の制御及びホスト・コンピュータ
から供給される文字情報等を解析し印刷処理を行なうフ
ォーマッタ制御部である。このフォーマッタ制御部10
1において展開された印刷情報は、対応するパターンの
ビデオ信号に変換されレーザドライバ102に出力され
る。レーザドライバ102は半導体レーザ103を駆動
するための回路であり、入力されたビデオ信号に応じて
半導体レーザ103から発射されるレーザ光104をオ
ン・オフ切り替えする。レーザ光104は回転多面鏡1
05で左右方向に降らされて静電ドラム106上を走査
露光する。これにより、静電ドラム106上には文字パ
ターンの静電潜像が形成されることになる。この潜像
は、静電ドラム106周囲に配設された現像ユニット1
07により現像された後、記録紙に転写される。
【0016】この記録紙にはカットシートを用い、カッ
トシート記録紙はLBP100に装着した用紙カセット
108に収納され、給紙ローラ109及び搬送ローラ1
10と111とにより、装置内に取り込まれて、静電ド
ラム106に供給され、記録紙に転写され、画像を形成
する。
【0017】尚、上述図1の構成においては、給紙カセ
ット108を1つ装着した場合を図示しているが、以下
の説明では給紙カセットを2つ装着した例(図2の給紙
カセット141,142)で説明する。
【0018】図2は、本実施例の印刷装置の制御構成を
表すブロック図である。
【0019】図2において200はホストコンピュータ
であり、プリントデータ及び制御コードからなる印刷情
報を印刷装置100に出力するものである。
【0020】印刷装置100は、機能的に大きく分けて
フォーマッタ制御部120、オペレーションパネル30
0、出力制御部130、プリンタエンジン部140より
構成されている。
【0021】フォーマッタ制御部120は、ホスト・コ
ンピュータとの通信手段である所のインターフェイス
(I/F)部125、コマンド解析部122、描画処理
実行部123、ページメモリ124等より構成されてい
る。
【0022】ホスト・コンピュータ200よりインター
フェイス部125を介して受信された印刷データは、そ
のデータを一時的に保持する受信バッファ121に逐次
蓄積される。受信バッファ121に蓄積された印刷デー
タは、必要に応じてコマンド解析部122によって読み
出される。
【0023】コマンド解析部122は、各印刷制御コマ
ンド体系に準じた制御プログラムにより構成されてい
る。コマンド解析部122は、文字印字や図形・イメー
ジ描画に関する印刷データを解析し、その解析結果を、
描画処理実行部123においてより処理しやすい統一的
な形式の中間コードの形に変換する。
【0024】描画処理実行部123では、この中間コー
ドによって各描画命令を実行し、印刷データに基づく画
像をページメモリ124に逐次展開して行く。なお、一
般的には、フォーマッタ制御部120は、中央演算処理
装置(CPU)、リードオンリーメモリ(ROM)、ラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)、入出力制御装置(I
/O)等を用いたコンピュータ・システムによって構成
されている。
【0025】オペレーション・パネル300は、印刷装
置の各種状態を設定・表示するためのものである。
【0026】出力制御部130は、ページメモリ124
の内容をビデオ信号に変換処理し、プリンタエンジン部
140へ画像転送を行なう。プリンタエンジン部140
は受け取ったビデオ信号を記録紙に画像形成するための
印刷機構部であり、その動作の詳細は図1において前述
した。又、本実施例では、給紙カセットを2つ装着可能
なダブルカセット機を用いて説明する。上段給紙カセッ
ト141と下段給紙カセット142が装着可能であり、
印刷制御コマンドによりどちらの給紙カセットから給紙
するかを選択することができる。
【0027】次に、以上のように構成された印刷装置に
おいて、本発明の拡大縮小処理部の処理手順を図4に示
すフローチャートを用いて説明する。図4は本実施例の
拡大/縮小印刷の処理手順を表すフローチャートであ
る。
【0028】入力ページの定型サイズと設定された縮小
/拡大率より出力サイズを算出する。算出された出力サ
イズに適した定型サイズを選択する。ここでは、出力サ
イズの大きさを収容できる定型サイズのうち最小の定型
サイズを選択する。一方、入力されたデータに基づいて
ページメモリ上へ設定された拡大/縮小率のイメージが
描画される。そして、描画されたイメージは、選択され
た定型サイズの用紙上へ印刷される。以下に、順を追っ
て詳細に説明する。
【0029】まず、ステップS1において、印刷モード
が通常印刷か2ページ印刷かを判別する。印刷モードの
設定は、オペレーション・パネル300からの操作入
力、或はホストコンピュータ200よりの印刷制御コマ
ンドにより設定することが可能である。ここで、2ペー
ジ印刷モードとは、入力されたデータが2ページ分揃っ
た時点で物理的な1ページ印刷が処理される印刷モード
である。
【0030】ステップS2及びステップS3では、それ
ぞれの印刷モードに応じて拡大縮小後の用紙サイズを算
出する。即ち、通常印刷モードの場合はステップS2、
2ページ印刷モードの場合はステップS3へ夫々進み、
拡大/縮小後の用紙サイズ(長さa、幅b)を獲得す
る。尚、縮小率や拡大率はオペレーション・パネル30
0のキー操作により予め設定されている。
【0031】通常モードの場合、用紙サイズは、ステッ
プS2に示されるように、 a=入力ページの長さ×α b=入力ページの幅×α で得られる。また、2ページ印刷モードの場合、用紙サ
イズは、 a=入力ページの長さ×α b=入力ページの幅×2×α で得られる(ステップS3)。
【0032】尚、式中の記号は、αが拡大/縮小率を示
し、aは拡大縮小後の用紙の長さを示し、bは拡大縮小
後の用紙の幅を示す。また、入力ページの長さと幅は、
図5に示す定型用紙サイズの有効印字領域長と有効印字
領域幅を用いる。
【0033】図5は定型用紙のサイズを格納するサイズ
テーブルを表わす図である。このサイズテーブルはフォ
ーマッタ制御部120のROMに格納される。尚、実際
上は、各用紙の種類に対応して有効印字領域長と有効印
字領域幅のデータが格納されていれば良い。
【0034】さて、ステップS2もしくはステップS3
において出力ページの大きさが決定したら、処理はステ
ップS4に進む。ステップS4では、ホストコンピュー
タ200より入力された印刷データに対して描画処理を
行い、ページメモリ124上に拡大/縮小率αで拡大/
縮小されたイメージが展開される。
【0035】描画処理が終了するか、排紙の状態になっ
たら、ステップS5に進み排紙処理を開始する。まず、
ステップS5において現在の給紙要求モードを調べる。
給紙要求モードには、当該印刷装置で扱えるすべての用
紙を対象とするモードと、現在装着されている給紙カセ
ットの用紙サイズを対象とするモードとがある。
【0036】給紙要求モードが、「本印刷装置で扱える
すべての用紙を対象とするモード」である場合はステッ
プS7に進む。一方、「現在装着されている給紙カセッ
トの用紙サイズを対象とするモード」の場合は、ステッ
プS6に進みそれぞれ処理を行う。
【0037】ステップS6に進んだ場合は、ステップS
2もしくはステップS3で得られた出力用紙サイズ(a
×b)と現在装着されている給紙カセットの用紙サイズ
を比較処理し、一致するものがあれば、その給紙口に給
紙手段を切換える。また、不一致の場合であっても、算
出された用紙サイズが納まる用紙サイズのうち最小の用
紙サイズがセットされている給紙口に給紙手段を切換え
る。
【0038】尚、本実施例では、ダブルカセット機を対
象にしているが、シングルカセットの場合は、現在装着
されているカセットの用紙に無条件で決定することにな
る。また、多目的トレイ等を持つプリンタでは、用紙サ
イズ検知機能が無い場合があるが、そのような場合はそ
のトレイの用紙サイズとしてあらかじめ設定されている
論理紙サイズを用いて判別を行なう。
【0039】そして、ステップS10へ進み、選択され
た給紙口から用紙が給紙され、印刷処理が行なわれる。
このため、拡大・縮小された画像に適した大きさの用紙
上が選択され、印刷が行われることになる。
【0040】一方、ステップS7に進んだ場合は、ステ
ップS2或はステップS3で算出した用紙サイズに適す
る定型サイズ(即ち算出された用紙サイズが納まる定型
サイズのうち最小のもの)を選択する。尚、定型サイズ
の選択の幅は、当該プリンタが適応可能な定型サイズの
範囲である。
【0041】次に、ステップS8において、ステップS
7で獲得された定型サイズの用紙を供給する用紙カセッ
トが当該プリンタに装着されているか否かを調べる。装
着されている場合は、その給紙口より用紙が供給される
ように設定を切換える。そしてステップS10へ進み、
選択された定型サイズの用紙上に印刷が行われる。
【0042】一方、ステップS7で獲得された定型サイ
ズの用紙を供給する用紙カセットが装着されていない場
合は、ステップS9へ進む。ステップS9では、オペレ
ーションパネル300の表示部に用紙交換要求メッセー
ジを表示し、用紙交換をユーザに促す。ここで、ユーザ
が所定の用紙をセットすると、ステップS10へ進み、
選択された定型サイズの用紙が給紙口から給紙され、印
刷処理が行なわれることになる。
【0043】尚、ステップS7で対象としている定型用
紙とは、本例では、図5に示す用紙の種類A3,A4,
A5,B4,B5,はがき,レジャー,リーガル,エク
ゼクティブ,レターを示すものとする。
【0044】次に、図6を用いて本印刷装置の処理をよ
り具体的に説明する。図6に示すように、A4用紙2枚
に印刷されるものを、2ページ印刷機能でかつ、拡大縮
小率55%の指定で印刷する場合を説明する。
【0045】まず、2ページ印刷モードなので、ステッ
プS3へ進み、拡大縮小後の用紙サイズを計算する。ス
テップS3における計算では、図5のテーブルを参照す
ることにより、 入力ページの長さ=6775dot 入力ページの幅=4720dot であるので、拡大縮小率α=55% の場合は、 出力ページの幅a=6775×0.55=3726[dot](小数点
以下切り捨て処理) 出力ページの長さb=(4729×2)×0.55=5192[dot]
(小数点以下切り捨て処理) となる。
【0046】従って、ステップS7で選択される最適な
定型サイズは以下のようになる。即ち、 出力用紙サイズa×b=5192×3726[dot] となり、これが入る最小の定型用紙は、図5のテーブル
から、B5用紙(5830×4059[dot])とな
る。
【0047】以上のようにして、最適用紙サイズが決ま
り、図4のフローチャートに示す処理手順で印刷処理が
行なわれることになる。
【0048】又、通常の印刷モードの場合も、上述の図
4のフローチャートに示された手順により、例えば入力
ページがB4用紙で縮小率が70%の場合、出力サイズ
は5850×4081となり、B5用紙(5830×4
059)が選択される(図3)。
【0049】尚、本実施例では、ダブルカセット機につ
いて適用した例を述べたが、多段の給紙口を持つプリン
タについても適用できることは言うまでもない。
【0050】又、本実施例では印刷装置として外部より
の印刷データに基づいて印刷を行うプリンタを例に挙げ
ているが、画像を光学的に読み取ってこれを印刷する複
写機にも適用できることは当業者には明らかである。
尚、この場合、入力ページの大きさは原稿サイズという
ことになり、これは予め操作パネル等よりユーザが入力
するようにすれば良い。
【0051】以上説明した様に、本実施例によれば、拡
大縮小印刷時において、出力が適合する用紙サイズをユ
ーザが予め計算して選択する必要がなくなり、ユーザの
負担が軽減されるという効果がある。
【0052】更に、拡大縮小印刷時において、用紙の余
白部分の面積が最小になる様に最適な用紙選択が自動的
に行なわれるので、特に高縮小率を指定した場合等にお
いて不当に大きな紙を選択することが防止されるので、
資源節約という効果も併せ持つ。
【0053】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或いは装置に本発明
により規定される処理を実行させるプログラムを供給す
ることによって達成される場合にも適用できることはい
うまでもない。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
拡大縮小印刷時において、拡大もしくは縮小された出力
の大きさに適したサイズの記録媒体を選択することが可
能となる。このため、拡大縮小印刷時におけるユーザの
作業負担が軽減されるとともに、資源節約も達成され
る。
【0055】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能なプリンタの構成を示す断面
図である。
【図2】本実施例の印刷装置の制御構成を表すブロック
図である。
【図3】本実施例による通常印刷モードの動作を説明す
るための図である。
【図4】本実施例の拡大/縮小印刷の処理手順を表すフ
ローチャートである。
【図5】定型用紙のサイズを格納するサイズテーブルを
表わす図である。
【図6】本実施例による2ページ印刷モードの動作を説
明するための図である。
【符号の説明】 120 フォーマッタ制御部 121 受信バッファ 122 コマンド解析部 123 コマンド実行部 124 ページメモリ 125 インターフェイス 130 出力制御部 140 プリンタエンジン部 141 上段給紙カセット 142 下段給紙カセット 200 ホスト・コンピュータ 300 オペレーション・パネル
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 3/12 M 17/21

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の拡大/縮小率で印刷を行うことが
    可能な印刷装置であって、 所望の倍率を設定する設定手段と、 入力データの定型サイズの大きさと前記設定手段で設定
    された倍率に基づいて出力サイズを獲得する獲得手段
    と、 前記出力サイズに近い大きさの定型サイズを選択する選
    択手段と、 前記選択手段により選択された定型サイズの記録媒体に
    前記入力データと前記倍率とに基づく画像を形成する形
    成手段とを備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、現在供給可能な記録媒
    体の定型サイズのうち、その大きさが前記出力サイズを
    内包し、該出力サイズの面積に最も近い面積を有する定
    型サイズを選択することを特徴とする請求項1に記載の
    印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記選択手段は、当該印刷装置が扱える
    全ての定型サイズのうち、その大きさが前記出力サイズ
    を内包し、該出力サイズの面積に最も近い面積を有する
    定型サイズを選択し、 前記選択手段により選択された定型サイズの記録媒体を
    供給可能な状態にない場合その旨を報知する報知手段を
    更に備えることを特徴とする請求項1に記載の印刷装
    置。
  4. 【請求項4】 前記獲得手段は、入力データの有する定
    型サイズの大きさと前記設定手段で設定された倍率に基
    づいて出力サイズを獲得するとともに、入力データの複
    数ページを1ページの記録媒体上へ印刷するモードにお
    いては前記複数ページで形成される大きさを表すデータ
    を生成し、このデータと前記倍率に基づいて出力サイズ
    を獲得することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    に記載の印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記定型サイズの大きさは、夫々の定型
    サイズの用紙上に当該印刷装置が記録可能な領域の大き
    さであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに
    記載の印刷装置。
  6. 【請求項6】 所望の拡大/縮小率で印刷を行うことが
    可能な印刷装置の制御方法であって、 所望の倍率を設定する設定工程と、 入力データの定型サイズの大きさと前記設定工程で設定
    された倍率に基づいて出力サイズを獲得する獲得工程
    と、 前記出力サイズに近い大きさの定型サイズを選択する選
    択工程と、 前記選択工程により選択された定型サイズの記録媒体に
    前記入力データに基づく画像を形成する形成工程とを備
    えることを特徴とする印刷装置の制御方法。
JP6134365A 1994-06-16 1994-06-16 印刷装置及びその制御方法 Withdrawn JPH089144A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000112705A (ja) * 1998-10-09 2000-04-21 Ricoh Co Ltd プリンタドライバプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及びプリンタ制御装置
JP2006078661A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 出力設定装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2015009482A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 キヤノン株式会社 印刷制御装置、印刷制御方法、およびプログラム

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