JP2006078661A - 出力設定装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザが「定型サイズ間の拡大/縮小率(最適倍率)」を予め正確に把握していなくとも、最適倍率を容易に設定することができる出力設定装置を提供する。
【解決手段】 出力設定装置10は、最適倍率を予め記憶しておく最適倍率記憶部14、「画像形成装置の入力部21から入力された原稿サイズ及び拡大/縮小率」と「定型サイズ選択部13で選択された定型サイズ」との関係が、「最適倍率記憶部14に記憶されている最適倍率」と一致するかどうかを判定する一致判定部15、及び表示部22に定型サイズ選択部で選択された定型サイズを「出力用紙サイズ」として表示させる表示制御部16を備えており、表示制御部16は一致判定部15で一致すると判定された場合にのみ、画像形成装置の表示部22に「出力用紙サイズ」を表示させるように構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、原稿を拡大又は縮小して印刷する際の拡大/縮小率及び出力用紙サイズを設定するための出力処理装置、及びその出力処理装置を備えた画像形成装置に関するものである。
一般の画像形成装置(複写機、プリンタ、ファクシミリ、複合機)は、ユーザが所望する拡大/縮小率に原稿を拡大又は縮小して印刷する機能を有している。そして、これらの画像形成装置(例えば複写機)では、画像形成装置の表示部に、ユーザが設定した、「原稿サイズ」、「拡大/縮小率」、「出力用紙サイズ」を表示するように構成されている(図12の従来表示例1〜4参照)。
この種の画像形成装置としては、「拡大/縮小率」に適した「出力用紙サイズ」を自動的に選択する機能を有する印刷装置がある(例えば、特許文献1)。なお、「出力用紙サイズ」は、A3、B4、A4などの定型サイズである。また、出力用紙が選択された後に、その出力用紙を格納した給紙トレイを検索する機能を有する印刷装置もある(例えば、特許文献2)。
特開平8−9144号公報(図4,5) 特開2000−151895号公報(図9,10)
従来の画像形成装置では、原稿を拡大又は縮小して出力用紙に印刷する際の最適倍率は、ユーザが設定する必要があった。なお、最適倍率とは、ある定型サイズの原稿を拡大又は縮小して他の定型サイズの出力用紙に印刷する際に、出力データ(原稿データを拡大又は縮小したデータ)が出力用紙に対して最適な大きさになる倍率のことである。拡大/縮小率が最適倍率となるように設定しないと、出力データが出力用紙に対して小さすぎて、印刷された出力データの周辺に無駄な余白が生じるおそれや、出力データが出力用紙に対して大きすぎて、印刷された出力データが出力用紙からはみ出したりするおそれがある。
そして、拡大/縮小率が最適倍率となるように設定するためには、ユーザは、図13に示すような「定型サイズ間の拡大/縮小率(最適倍率)」を、予め正確に把握していなければならない。例えば、原稿サイズがA5で、出力用紙サイズがB5である場合は、拡大率は122%に設定する必要がある(従来表示例4参照)。拡大/縮小率を110%に設定した場合(従来表示例2参照)や、拡大/縮小率を130%に設定した場合(従来表示例3参照)は、拡大率は最適な値ではない。
つまり、従来は、原稿の拡大/縮小印刷時に、ユーザが拡大/縮小率を設定する際は、ユーザが図13に示すような「定型サイズ間の拡大/縮小率」を予め正確に把握していなくては、最適倍率を設定することができないという問題があった。
そこで、本発明は、ユーザが「定型サイズ間の拡大/縮小率(最適倍率)」を予め正確に把握していなくとも、最適倍率を容易に設定することができる出力設定装置を提供することを目的とする。また、本発明は、前記出力設定装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
課題を解決するため、本発明に係る出力設定装置は、外部から入力された原稿サイズ及び拡大/縮小率から出力サイズを算出する出力サイズ算出部、様々な定型サイズを予め記憶しておく定型サイズ記憶部、定型サイズ記憶部に記憶されている定型サイズ群を参照して、出力サイズ算出部で算出された出力サイズに近い大きさの定型サイズを選択する定型サイズ選択部、外部の表示手段に、定型サイズ選択部で選択された定型サイズを出力用紙サイズとして表示させる表示制御部、定型サイズ間の拡大/縮小率を予め記憶しておく最適倍率記憶部、及び最適倍率記憶部に記憶されている定型サイズ間の拡大/縮小率を参照して、「外部から入力された原稿サイズ及び拡大/縮小率」と「定型サイズ選択部で選択された定型サイズ」との関係が、「最適倍率記憶部に記憶されている定型サイズ間の拡大/縮小率」と一致するかどうかを判定する一致判定部を備えており、表示制御部は、一致判定部で一致すると判定された場合にのみ、前記表示手段に出力用紙サイズを表示させるように構成されている。
このように構成された出力設定装置によれば、ユーザが設定した拡大/縮小率が最適倍率と一致した場合にのみ、前記表示手段に「出力用紙サイズ」が表示されるので、ユーザは、前記表示手段における「出力用紙サイズ」の表示の有無を視認することにより、自分が設定した拡大/縮小率が最適倍率であるかどうかを容易に知ることができる。したがって、ユーザは「定型サイズ間の拡大/縮小率(最適倍率)」を予め正確に把握していなくても、最適倍率を容易に設定することができる。
また、本発明に係る出力設定装置は、画像形成装置の給紙トレイに、定型サイズ選択部で選択された定型サイズの出力用紙が格納されているかどうかを確認する用紙確認部をさらに備えており、前記表示制御部は、前記一致判定部で一致すると判定された場合にのみ、用紙確認部での確認結果に基づいて、前記表示手段に出力用紙の有無を表示させるように構成されている。
このように構成すると、ユーザは、前記表示手段における「用紙トレイ」の表示の有無を視認することにより、画像形成装置の給紙トレイに出力用紙サイズの出力用紙が格納されているかどうかを容易に知ることができる。
また、本発明に係る出力設定装置は、外部から入力された拡大/縮小率を順々に増加又は減少させる拡大/縮小率変更部をさらに備えており、前記表示制御部は、前記表示手段に、拡大/縮小率変更部で変更された拡大/縮小率を順々に表示させるように構成されている。
このように構成すると、ユーザは、任意の拡大/縮小率を一度設定するだけで、最適倍率を自動的に設定することができる。したがって、ユーザが「定型サイズ間の拡大/縮小率(最適倍率)」を予め正確に把握していなくても、最適倍率を容易に設定することができる。
また、本発明に係る出力設定装置は、最適倍率記憶部に記憶されている定型サイズ間の拡大/縮小率を参照して、「外部から入力された原稿サイズ」と「定型サイズ選択部で選択された定型サイズ」との最適倍率を取得する最適倍率取得部、及び「最適倍率取得部で取得された最適倍率」と「外部から入力された拡大/縮小率」との差分を算出する差分算出部をさらに備えており、前記表示制御部は、前記表示手段に、差分算出部で算出された差分を表示させるように構成されている。
このように構成すると、ユーザは、前記表示手段に表示された「差分」を視認することにより、自分が設定した拡大/縮小率と最適倍率との差を容易に知ることができる。したがって、最適倍率を設定するのが容易になる。
そして、本発明に係る画像形成装置(原稿を拡大又は縮小して印刷する機能を有する画像形成装置)は、前記した出力設定装置を備えている。この画像形成装置によれば、前記出力設定装置で設定された最適倍率で、出力データ(原稿データを拡大又は縮小したデータ)を出力用紙に印刷することができる。
本発明によれば、ユーザが「定型サイズ間の拡大/縮小率(最適倍率)」を予め正確に把握していなくとも、最適倍率を容易に設定することができる出力設定装置を提供することができる。また、本発明によれば、前記出力設定装置を備えた画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。本発明に係る出力設定装置は、原稿を拡大又は縮小して印刷する際の拡大/縮小率及び出力用紙サイズを設定するための装置である。この出力設定装置は、原稿を拡大又は縮小して印刷する機能を有する画像形成装置に用いられる。なお、本実施形態では、画像形成装置としては複写機を想定している。
図1は、本発明に係る出力設定装置10の概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、出力設定装置10は、出力サイズ算出部11、定型サイズ記憶部12、定型サイズ選択部13、最適倍率記憶部14、一致判定部15、及び表示制御部16を備えている。なお、図示しないが、出力設定装置10は、各部11〜16の動作を制御するための制御部を備えている。
出力サイズ算出部11、一致判定部15、及び表示制御部16は、画像形成装置20(図10参照)の入力部21と接続しており、表示制御部16は、画像形成装置20の表示部22と接続している。出力サイズ算出部11、一致判定部15、及び表示制御部16には、入力部21から原稿サイズと拡大/縮小率が入力される。原稿サイズと拡大/縮小率は、ユーザが入力部21(図11参照)を操作して設定する。原稿サイズは定型サイズとする。なお、定型サイズとは、例えば、A3、B4、A4、B5、A5などの、通常の印刷によく使用される規格サイズのことである。また、拡大/縮小率は、「%」で設定される。
出力サイズ算出部11は、画像形成装置20の入力部21から入力された原稿サイズと拡大/縮小率に基づいて、出力サイズを算出する。出力サイズとは、出力データ(原稿データを拡大又は縮小したデータ)を出力用紙に印刷する際の大きさのことである。出力サイズ算出部11で算出された出力サイズは、定型サイズ選択部13に送られる。
定型サイズ記憶部12は、様々な定型サイズを予め記憶しておく。例えば、「B5は、182mm×257mmの大きさである」ということや、「A4は、210mm×297mmの大きさである」ということを記憶しておく。
定型サイズ選択部13は、定型サイズ記憶部12に記憶されている定型サイズ群を参照して、出力サイズ算出部11で算出された出力サイズに最も近い大きさの定型サイズを選択する。なお、定型サイズは、印刷時に出力データが出力用紙からはみ出さないように、出力サイズより大きいものを選択する。定型サイズ選択部13で選択された定型サイズは、一致判定部15と表示制御部16に送られる。
最適倍率記憶部14は、図13に示すような、「定型サイズ間の拡大/縮小率」を予め記憶しておく。例えば、「B5は、A5を122%拡大したサイズである」ということや、「A4は、A5を141%拡大したサイズである」ということを記憶しておく。
「定型サイズ間の拡大/縮小率」とは、ある定型サイズの原稿を拡大又は縮小して他の定型サイズの出力用紙に印刷する際に、出力データが出力用紙に対して最適な大きさになる倍率のことである。以降、この「定型サイズ間の拡大/縮小率」を、「最適倍率」と呼ぶ。例えば、A5の原稿を拡大してB5の出力用紙に印刷する際の最適倍率は122%である。なお、拡大する場合は、拡大率が最適倍率よりも小さいと、印刷された出力データの周辺に無駄な余白が生じる。また、拡大率が最適倍率よりも大きいと、印刷された出力データが出力用紙からはみ出すおそれがある。
一致判定部15は、最適倍率記憶部14に記憶されている「定型サイズ間の拡大/縮小率」、即ち最適倍率を参照して、「入力部21から入力された原稿サイズ及び拡大/縮小率」と「定型サイズ選択部13で選択された定型サイズ」との関係が、「最適倍率記憶部14に記憶されている最適倍率」と一致するかどうかを判定する。
具体的には、原稿サイズがA5で拡大率が122%であり、定型サイズ選択部13で選択された定型サイズがB5である場合は、「原稿サイズに対する定型サイズの拡大率」が「最適倍率記憶部14に記憶されている最適倍率」と一致するので、「一致する」と判定される。なお、前述したように、A5の原稿を拡大してB5の出力用紙に印刷する際の最適倍率は122%である。そして、拡大率が122%以外の場合は、「一致しない」と判定される。一致判定部15での判定結果は、表示制御部16に送られる。
表示制御部16は、表示事項及び表示内容を指示する表示命令を作成し、その表示命令を画像形成装置20の表示部22に入力することにより、表示部22における表示を制御する。具体的には、表示部22における、「出力用紙サイズ」の表示の有無を制御する。なお、「原稿サイズ」と「拡大/縮小率」は、常時表示させるようにする。
この表示制御部16は、一致判定部15で「一致する」と判定された場合にのみ、表示部22に、定型サイズ選択部13で選択された定型サイズを「出力用紙サイズ」として表示させる。例えば、定型サイズ選択部13で選択された定型サイズがB5であれば、「出力用紙サイズ」は「B5」と表示させる。
図2は、表示部22での表示例(表示例1〜4)を示す図である。図2を参照して、表示部22での表示例について説明する。ここでは、A5の原稿を拡大してB5の出力用紙に印刷する場合を想定している。なお、前述したように、A5の原稿を拡大してB5の出力用紙に印刷する際の最適倍率は122%である。
図2に示すように、表示例1〜4では、「原稿サイズ」、「拡大/縮小率」が常時表示されている。そして、表示例1〜3では「出力用紙サイズ」は表示されていないが、表示例4では「出力用紙サイズ」が「B5」と表示されている。これは、表示例1〜3では、拡大率は105%(表示例1)、110%(表示例2)」、120%(表示例3)であり、最適倍率と一致していないが、表示例4では、拡大率は122%であり、最適倍率と一致するためである。
このように、入力部21で設定された拡大/縮小率が最適倍率と一致した場合にのみ、表示部22に「出力用紙サイズ」が表示される。したがって、ユーザは、表示部22における「出力用紙サイズ」の表示の有無を視認することにより、自分が設定した拡大/縮小率が最適倍率であるかどうかを容易に知ることができる。つまり、ユーザは、図13に示すような「定型サイズ間の拡大/縮小率(最適倍率)」を予め正確に把握していなくても、最適倍率を容易に設定することができる。
なお、拡大/縮小率が最適倍率と一致した際は、一致したことを強調するために、「拡大/縮小率」の表示は、その最適倍率で固定する(数値を固定する)とよい。或いは、「拡大/縮小率」の表示を点灯又は変色させて表示させるとよい。これらのことにより、ユーザは、「拡大/縮小率」の表示からも、自分が設定した拡大/縮小率が最適倍率と一致したことを容易に視識することができる。
次に、以上のように構成された出力設定装置10の動作について、図3に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
まず、ステップS1では、ユーザが画像形成装置20の入力部21で設定した原稿サイズと拡大/縮小率が、出力設定装置10の出力サイズ算出部11、一致判定部15、及び表示制御部16に入力される。続くステップS2では、出力サイズ算出部11が、入力部21から入力された原稿サイズ及び拡大/縮小率から出力サイズを算出する。
次のステップS3では、定型サイズ選択部13が、定型サイズ記憶部12に記憶されている定型サイズ群を参照して、出力サイズ算出部11で算出された出力サイズに最も近い大きさの定型サイズを選択する。
続くステップS4では、一致判定部15が、最適倍率記憶部14に記憶されている最適倍率を参照して、「入力部21から入力された原稿サイズ及び拡大/縮小率」と「定型サイズ選択部13で選択された定型サイズ」との関係が、「最適倍率記憶部14に記憶されている最適倍率」と一致するかどうかを判定する。ここで、「一致しない」と判定された場合は、ステップS5に進む。逆に「一致する」と判定された場合は、ステップS6に進む。
ステップS5では、表示制御部16は、表示部22に、「原稿サイズ」と「拡大/縮小率」を表示させる(図2の表示例1〜3参照)。その後、ステップS7に進む。
ステップS6では、表示制御部16は、表示部22に、「原稿サイズ」と「拡大/縮小率」、「出力用紙サイズ」を表示させる(図2の表示例4参照)。その後、ステップS7に進む。
ステップS7では、ユーザは表示部22での表示を見て、出力設定を終了するかどうかを判断する。判断結果は、ユーザが入力部21を操作することにより出力設定装置10の図示しない制御部に入力する。ここで、ユーザが表示部22に表示された出力設定に満足し、出力設定を「終了する」と判断した場合は、処理を終了する。逆に、ユーザが他の出力設定を望み、出力設定を「終了しない」と判断した場合は、ステップS8に進む。
ステップS8では、ユーザは入力部21を操作することにより、拡大/縮小率を新たに設定する。新たに設定された拡大/縮小率は、一致判定部15に送られる。その後、先のステップS4に戻り、ステップS4以降の処理を再び行う。
このように、ステップS4以降の処理を繰り返すことにより、ユーザは最適倍率を設定することができる。そして、最適倍率が設定された後は、ユーザが入力部21を操作して、印刷の実行命令を画像形成装置20の制御部27(図10参照)に入力することにより、出力データ(原稿データを拡大又は縮小したデータ)を出力用紙に印刷する。
次に、以上のように構成された出力設定装置10の変形例1〜3について、図4〜図9を参照しつつ説明する。なお、図4、図6、及び図8のブロック図では、図1に示した出力設定装置10と同一の部分には同一の符号を付してその説明を省略する。また、図4、図6、及び図8のブロック図では、変形例の説明に必要な部分だけを図示しており、出力設定装置10の一部の図示を省略している。
(変形例1)
出力設定装置10の変形例1である出力設定装置100について、図4及び図5を参照しつつ説明する。図4は、出力設定装置100の概略構成を示すブロック図であり、図5は、表示部22での表示例(表示例5,6)を示す図である。
図4に示す出力設定装置100は、用紙確認部17をさらに備えているという点が、図1に示した出力設定装置10と異なる。用紙確認部17は、画像形成装置20の給紙トレイ28と接続しており、給紙トレイ28に定型サイズ選択部13で選択された定型サイズの出力用紙が格納されているかどうかの確認を行う。用紙確認部17での確認結果は、表示制御部16に送られる。
そして、表示制御部16は、用紙確認部17から入力された確認結果に基づいて、画像形成装置20の表示部22に出力用紙の有無を表示させる。出力用紙の有無を表示は、一致判定部15(図1参照)で「一致する」と判定された場合にのみ行うようにする。即ち、出力用紙の有無を表示は、ユーザが設定した「拡大/縮小率」が最適倍率と一致した場合にのみ行うようにする。
図5を参照して具体的に説明すると、確認結果が「格納されている」であった場合は、表示部22に、定型サイズ選択部13で選択された定型サイズを「用紙トレイ」として表示させる。例えば、定型サイズ選択部13で選択された定型サイズがB5であれば、表示例5に示すように、「用紙トレイ」は「B5」と表示させる。逆に、確認結果が「格納されていない」であった場合は、表示例6に示すように、表示部22に、「用紙トレイ」は「***」と表示させる。
このように、表示部22に出力用紙の有無を表示するように構成すると、ユーザは、表示部22における「用紙トレイ」の表示の有無を視認することにより、画像形成装置の給紙トレイ28に出力用紙サイズの出力用紙が格納されているかどうかを容易に知ることができる。
(変形例2)
次に、出力設定装置10の変形例2である出力設定装置200について、図6及び図7を参照しつつ説明する。図6は、出力設定装置200の概略構成を示すブロック図であり、図7は、表示部22での表示例(表示例7〜9)を示す図である。
図6に示す出力設定装置200は、拡大/縮小率変更部18をさらに備えているという点が、図1に示した出力設定装置10と異なる。拡大/縮小率変更部18は、画像形成装置20の入力部21と接続しており、入力部21から入力された拡大/縮小率を順々に増加又は減少させる。拡大/縮小率の変更は、最適倍率記憶部14に記憶されている最適倍率を参照して、最適倍率になるまで続けられる。拡大/縮小率変更部18で変更された拡大/縮小率は、表示制御部16に送られる。
そして、表示制御部16は、画像形成装置20の表示部22に、拡大/縮小率変更部18で変更された拡大/縮小率を順々に表示させる。図7を参照して具体的に説明すると、ユーザが入力部21で拡大/縮小率を120%と設定した場合、表示部22に表示される「拡大/縮小率」は、120%(表示例7)、121%(表示例8)、122%(表示例9)と、順々に自動的に変更される。「拡大/縮小率」の変更は、最適倍率である122%(表示例9)で終了する。
このように、表示部22に表示される「拡大/縮小率」を順々に自動的に変更するように構成すると、ユーザは、入力部21を操作して任意の拡大/縮小率を一度設定するだけで、最適倍率を自動的に設定することができる。なお、ユーザがさらに大きい又は小さい最適倍率を所望する際は、入力部21を操作して出力設定装置10の図示しない制御部に命令を入力することにより、拡大/縮小率の変更は続行される。
(変形例3)
次に、出力設定装置10の変形例3である出力設定装置300について、図8及び図9を参照しつつ説明する。図8は、出力設定装置300の概略構成を示すブロック図であり、図9は、表示部22での表示例(表示例10〜12)を示す図である。
図8に示す出力設定装置300は、最適倍率取得部19と差分算出部20をさらに備えているという点が、図1に示した出力設定装置10と異なる。最適倍率取得部19と差分算出部20は、画像形成装置20の入力部21と接続している。
最適倍率取得部19は、最適倍率記憶部14に記憶されている最適倍率を参照して、「入力部21から入力された原稿サイズ」と「定型サイズ選択部13で選択された定型サイズ」との最適倍率を取得する。例えば、原稿サイズがA5であり、定型サイズ選択部13で選択された定型サイズがB5である場合は、最適倍率は122%である。最適倍率取得部19で取得された最適倍率は、差分算出部20に送られる。
差分算出部20は、「最適倍率取得部19で取得された最適倍率」と「入力部21から入力された拡大/縮小率」との差分を算出する。差分算出部20で算出された差分は、表示制御部16に送られる。
そして、表示制御部16は、表示部22に、差分算出部20で算出された差分を表示させる。図9を参照して具体的に説明すると、ユーザが入力部21で拡大/縮小率を120%と設定した場合、表示部22には、「差分」は「2%」と表示される(表示例10)。同様に、拡大/縮小率を121%と設定した場合、「差分」は「1%」と表示され(表示例11)、拡大/縮小率を122%と設定した場合、「差分」は「0%」と表示される(表示例12)。
このように、表示部22に、差分を表示するように構成すると、ユーザは、表示部22に表示された「差分」を視認することにより、自分が設定した拡大/縮小率と最適倍率との差を容易に知ることができる。したがって、最適倍率を設定するのが容易になる。
以上のように構成された出力設定装置10は、図10に示すような、原稿を拡大又は縮小して印刷する機能を有する画像形成装置20に適用される。この画像形成装置20は、ユーザが各種設定及び命令を入力する入力部21、原稿サイズや出力設定(拡大/縮小率、出力用紙サイズ)などの各種情報を表示する表示部22、原稿をスキャンして読み取って原稿データ(画像又は文字)を取得する読取部23、読取部23で取得された原稿データを記憶する記憶部24、記憶部24に記憶された原稿データを画像処理(拡大/縮小など)して出力データを作成する画像処理部25、画像処理部25で作成された出力データを出力用紙に印刷する印刷部26、及び各部21〜26の動作を制御するための制御部27を備えている。なお、図4に示した給紙トレイ28は、印刷部26に含まれる。
また、入力部21は、図11に示すように、キーボード、テンキー(数字キー)、十字キー、スタートキーなどを有しており、原稿サイズと拡大/縮小率の設定は十字キーにより行われ、各種実行命令の入力はスタートキーにより行われる。また、表示部22は、入力部21の近傍に配置されており、入力部21と共に入力/表示パネルを構成している。なお、ユーザが入力部21の十字キーを押下して拡大/縮小率を設定する際は、例えば十字キーを200msec押し続ける毎に拡大/縮小率が1%変化するようにするとよい。
このように構成された画像形成装置20は、画像処理部25が出力設定装置10で設定された拡大/縮小率に基づいて出力データを作成した後、印刷部26がその出力データを出力設定装置10で設定された出力用紙サイズの出力用紙に印刷することができる。このとき、拡大/縮小率は、出力設定装置10により最適倍率に設定されるので、出力データは出力用紙に最適な大きさで印刷される。なお、印刷の実行は、ユーザが表示部22に表示された出力設定(拡大/縮小率、出力用紙サイズ)を確認した後、入力部21を操作して(スタートキーを押下して)印刷の実行命令を画像形成装置20の制御部27に入力することにより行う。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は前述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づく限りにおいて、種々の変形が可能である。例えば、本実施形態では、原稿を拡大して印刷する場合について説明したが、原稿を縮小して印刷する場合も同様である。また、本実施形態では、原稿サイズは、ユーザが画像形成装置20の入力部21を操作することにより設定したが、画像形成装置20が原稿をスキャンして読み取って原稿データを取得した際に、原稿サイズを自動的に取得するようにしてもよい。
また、最適倍率が設定された後は、印刷の実行命令が画像形成装置20の制御部27に自動的に入力されるようにしてもよい。例えば、図8及び図9に示した出力設定装置300で、「差分」がゼロになった際に、出力設定装置300から画像形成装置20の制御部27に印刷命令が自動的に入力されるようにしてもよい。
本発明に係る出力設定装置10の概略構成を示すブロック図である。 表示部22での表示例(表示例1〜4)を示す図である。 出力設定装置10の動作を説明するためのフローチャートである。 出力設定装置10の変形例1である変出力設定装置100の概略構成を示すブロック図である。 変形例1のときの表示部22での表示例(表示例5,6)を示す図である。 出力設定装置10の変形例2である出力設定装置200の概略構成を示すブロック図である。 変形例2のときの表示部22での表示例(表示例7〜9)を示す図である。 出力設定装置10の変形例3である出力設定装置300の概略構成を示すブロック図である。 変形例3のときの表示部22での表示例(表示例10〜12)を示す図である。 画像形成装置20の概略構成を示すブロック図である。 画像形成装置20の入力部21と表示部22を示す図である。 従来の表示例(従来表示例1〜4)を示す図である。 「定型サイズ間の拡大/縮小率(最適倍率)」を示す表である。
符号の説明
10 出力設定装置
11 出力サイズ算出部
12 定型サイズ記憶部
13 定型サイズ選択部
14 最適倍率記憶部
15 一致判定部
16 表示制御部
20 画像形成装置
21 入力部
22 表示部

Claims (7)

  1. 原稿を拡大又は縮小して印刷する際の拡大/縮小率及び出力用紙サイズを設定するための装置であって、
    外部から入力された原稿サイズ及び拡大/縮小率から出力サイズを算出する出力サイズ算出部、
    様々な定型サイズを予め記憶しておく定型サイズ記憶部、
    前記定型サイズ記憶部に記憶されている定型サイズ群を参照して、前記出力サイズ算出部で算出された出力サイズに近い大きさの定型サイズを選択する定型サイズ選択部、
    外部の表示手段に、前記定型サイズ選択部で選択された定型サイズを出力用紙サイズとして表示させる表示制御部を備えていることを特徴とする出力設定装置。
  2. 定型サイズ間の拡大/縮小率を予め記憶しておく最適倍率記憶部、及び
    前記最適倍率記憶部に記憶されている定型サイズ間の拡大/縮小率を参照して、外部から入力された原稿サイズ及び拡大/縮小率と前記定型サイズ選択部で選択された定型サイズとの関係が、前記最適倍率記憶部に記憶されている定型サイズ間の拡大/縮小率と一致するかどうかを判定する一致判定部をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記一致判定部で一致すると判定された場合にのみ、前記表示手段に前記定型サイズ選択部で選択された定型サイズを出力用紙サイズとして表示させることを特徴とする請求項1に記載の出力設定装置。
  3. 前記画像形成装置の給紙トレイに、前記定型サイズ選択部で選択された定型サイズの出力用紙が格納されているかどうかを確認する用紙確認部をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記用紙確認部での確認結果に基づいて、前記表示手段に出力用紙の有無を表示させることを特徴とする請求項1に記載の出力設定装置。
  4. 前記画像形成装置の給紙トレイに、前記定型サイズ選択部で選択された定型サイズの出力用紙が格納されているかどうかを確認する用紙確認部をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記一致判定部で一致すると判定された場合にのみ、前記用紙確認部での確認結果に基づいて、前記表示手段に出力用紙の有無を表示させることを特徴とする請求項2に記載の出力設定装置。
  5. 外部から入力された拡大/縮小率を順々に増加又は減少させる拡大/縮小率変更部をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記表示手段に、前記拡大/縮小率変更部で変更された拡大/縮小率を順々に表示させることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の出力設定装置。
  6. 前記最適倍率記憶部に記憶されている定型サイズ間の拡大/縮小率を参照して、外部から入力された原稿サイズと前記定型サイズ選択部で選択された定型サイズとの最適倍率を取得する最適倍率取得部、及び
    前記最適倍率取得部で取得された最適倍率と外部から入力された拡大/縮小率との差分を算出する差分算出部をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記表示手段に、前記差分算出部で算出された差分を表示させることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の出力設定装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の出力設定装置を備えた画像形成装置。
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