JP2008141539A - 画像形成装置、画像形成方法及び画像形成プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法及び画像形成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】読み取られた原稿が出力後に編集加工される原稿であるか否かについての判定が可能であり、かつ、前記判定結果に基づいて当該読み取られた原稿を普通紙等の紙状媒体に印刷するか、或は電子ペーパーに書き込むかについての選択に関する制御が可能な画像形成装置等を提供する。
【解決手段】読取手段14によって読み取られた原稿に対して、原稿判定部18で当該読み取られた原稿に特定のキーワードが付されているか否かの判定を行い、その判定結果に応じて普通紙等に印刷するか、或は電子ペーパーに書き込むかにの選択に関する制御を制御手段9によって行う。
【選択図】図4

Description

この発明は、読み取った原稿の画像データを、紙または紙状媒体等の印刷用記録媒体に印刷できると共に、電子ペーパーへも書き込み可能な画像形成装置、画像形成方法及び画像形成プログラムに関する。
印刷の際に用いられる普通紙などの紙媒体に加え、データの消去、上書き保存が可能な電子ペーパーを画像形成装置の給紙トレイにセットし、複写させる原稿の内容等に応じて、これらの使い分けが可能なように設定がなされている画像形成装置がある。この電子ペーパーは、上記のような特徴を有する一方で、ユーザによる電子ペーパーへの押印、書き込み等ができないため、領収書、見積書等のような、出力後、出力された用紙に押印、署名等のユーザによる編集加工がなされる原稿を印刷する場合には、電子ペーパーではなく従来から使用されている普通紙等の紙媒体に印刷する必要がある。このような場合には、ユーザは、事前に画像形成装置のタッチパネル式の操作・表示部などを通して普通紙がセットされている給紙トレイを選択操作することが要求される。
しかし、ユーザによる用紙選択時の操作ミス等により、原稿の画像データが普通紙ではなく電子ペーパーに印刷されてしまうことがあり、このような場合には再度、普通紙への印刷が必要となり、出力処理を2度行うことによる時間的ロスやその手間などが問題となっている。
また、普通紙に印刷を行いたい原稿と、電子ペーパーに書き込みを行いたい原稿とが混在している文書を印刷する場合には、ユーザは、当該文書を、普通紙に印刷を行いたい原稿と電子ペーパーに書き込みを行いたい原稿とに区分けし、それぞれの印刷及び書き込みを行った後に、再度、分けられた文書をまとめる作業が必要となり、ユーザの文書作成ための時間が長期化するといった問題もある。
そこで、ユーザが、指定する印刷モード毎に(例えば、カラー印刷モード、モノクロ印刷モード等)印刷する用紙の指定を行い、印刷を実施する技術が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
また、読み取った原稿がカラー原稿か、或はモノクロ原稿かについての判定を行い、その判定結果に応じて、自動的に、印刷する用紙を選択することができる技術も提供されている(例えば、特許文献2参照)。
特開 2003−125156号公報 特開 平11−138952号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、モード毎に印刷される用紙が指定されているため、例えば、編集加工対象の原稿を電子ペーパーに書き込む指定がなされた場合には、そのまま編集加工対象の原稿データが電子ペーパーに書き込まれてしまう問題がある。
また、特許文献2に記載の技術では、読み取った原稿がカラー原稿か、又はモノクロ原稿かによって印刷される用紙の指定がなされているため、例えば、モノクロ原稿から電子ペーパーへ書き込む指定がなされていた場合には、モノクロ原稿が編集加工対象の原稿であっても、電子ペーパーへの書込みが実行されてしまうといった問題がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、読み取られた原稿が編集加工対象の原稿であるか否かについての判定が可能であり、かつ、判定結果に基づいて当該読み取られた原稿の画像データを普通紙等の紙状媒体に印刷するか、或は電子ペーパーに書き込むかについての選択に関する制御が可能な画像形成装置、画像形成方法及び画像形成プログラムを提供することを目的とする。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)原稿を読み取る読取手段と、前記読取手段で読み取られた原稿の画像データを紙又は紙状媒体を含む印刷用記録媒体に印刷する印刷手段と、前記読取手段で読み取られた原稿の画像データを電子ペーパーに書き込む書き込み手段と、前記読取手段により読み取られた原稿が編集加工対象の原稿であるか否かについての判定を行う判定手段と、前記判定手段の判定結果に基づいて、原稿の画像データを印刷用記録媒体に印刷するか電子ペーパーに書き込むかの選択に関する制御を行う制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
(2)前記判定手段は、その原稿の画像データに、編集加工対象の原稿であることを示すキーワードまたはレイアウトデータの少なくとも一方が含まれるか否かにより、原稿が編集加工対象の原稿であるか否かを判断する前項(1)に記載の画像形成装置。
(3)原稿が編集加工対象の原稿であると判定された場合には、制御手段は、前記書き込み手段による前記原稿の画像データの電子ペーパーへの書き込みを行わないように制御する前項(1)に記載の画像形成装置。
(4)画像データを紙又は紙状媒体に印刷するか電子ペーパーに書き込むかをユーザが選択可能な選択手段を備え、前記選択手段により電子ペーパーへの書き込みが選択された場合には、前記制御手段は、原稿が編集加工対象の原稿であると判定された場合であっても、前記書き込み手段に電子ペーパーへの書き込みを行わせる前項(1)〜(3)のいずれかに記載の画像形成装置。
(5)原稿が編集加工対象の原稿であると判定された場合には、ユーザによる選択手段の選択操作の前にその旨の警告を行う警告手段を備えて前項(4)に記載の画像形成装置。
(6)警告後、一定時間ユーザによる選択操作がなされなかった場合、紙又は紙状媒体への印刷及び電子ペーパーへの書き込みを中止する前項(5)に記載の画像形成装置。
(7)給紙手段に紙または紙状媒体がセットされているかどうかを検出する検出手段を備え、原稿が編集加工対象の原稿であると判定された場合に、前記検出手段により紙または紙状媒体がセットされていることが検出された場合には、前記制御手段は、警告を行うことなく、前記原稿の画像データを紙または紙状媒体に印刷するように印刷手段を制御する前項(5)または(6)に記載の画像形成装置。
(8)画像データを印刷用記録媒体に印刷するか電子ペーパーに書き込むかをユーザが選択可能な選択手段を備え、前記電子ペーパーへの書き込みが選択された場合には、判定手段は、読取手段により読み取られた原稿が編集加工対象の原稿であるか否かについての判定を行い、編集加工対象の原稿であると判定された場合には、前記制御手段は、前記原稿の画像データの電子ペーパーへの書き込みを中止する前項(1)〜(3)のいずれかに記載の画像形成装置。
(9)画像データを印刷用記録媒体に印刷するか電子ペーパーに書き込むかをユーザが選択可能な選択手段を備え、前記制御手段は、前記原稿の画像データの紙または紙状媒体への印刷が選択された場合には、判定手段による判定を行うことなく紙または紙状媒体への印刷を行わせる前項(1)〜(3)のいずれかに記載の画像形成装置。
(10)前記印刷用記録媒体にはOHP紙が含まれ、選択手段によりOHP紙が選択された場合であって、判定手段により、原稿が編集加工対象の原稿であると判定された場合には、ユーザにその旨の警告を行う警告手段と、警告後に、前記原稿の画像データをOHP紙に印刷するか否かについてのユーザの指示を受け付ける受付手段と、を備えている前項(1)〜(3)のいずれかに記載の画像形成装置。
(11)原稿を読み取るステップと、前記読取ステップで読み取られた原稿の画像データを紙又は紙状媒体を含む印刷用記録媒体に印刷するステップと、前記読取手段で読み取られた原稿の画像データを電子ペーパーに書き込むステップと、前記読取ステップにより読み取られた原稿が編集加工対象の原稿であるか否かについての判定を行うステップと、判定結果に基づいて、原稿の画像データを印刷用記録媒体に印刷するか電子ペーパーに書き込むかの選択に関する制御を行うステップと、を備えたことを特徴とする画像形成方法。
(12)原稿を読み取るステップと、前記読取ステップで読み取られた原稿の画像データを紙又は紙状媒体を含む印刷用記録媒体に印刷するステップと、前記読取手段で読み取られた原稿の画像データを電子ペーパーに書き込むステップと、前記読取ステップにより読み取られた原稿が編集加工対象の原稿であるか否かについての判定を行うステップと、判定結果に基づいて、原稿の画像データを印刷用記録媒体に印刷するか電子ペーパーに書き込むかの選択に関する制御を行うステップと、を画像形成装置のコンピュータに実行させるための画像形成プログラム。
前項(1)に記載の発明によれば、読み取った原稿が編集加工対象であるか否かの判定がなされるので、ユーザ自らが、読み取らせた原稿が編集加工対象であるか否かについての判定をする必要がなくなる。また、判定結果に基づいて読み取った画像のデータを印刷用記録媒体に印刷するか、或は電子ペーパーに書き込むかの選択に関しての制御が可能となされているので、ユーザはこれら選択に関する煩わしさから解放される。
前項(2)に記載の発明によれば、ある特定のキーワードやレイアウトデータが付されているか否かを基準として、読み取った原稿が編集加工対象であるか否かについての判定が可能となる。
前項(3)に記載の発明によれば、判定手段により読み取った原稿が編集加工対象であると判定された場合には、当該原稿の画像データの電子ペーパーへの書き込みを禁止できる装置となしうる。
前項(4)に記載の発明によれば、ユーザは、読み取った原稿の画像データを紙状媒体に印刷するか、或は電子ペーパーに書き込むかの選択が可能となる。また、編集加工対象の原稿であったとしても、ユーザの選択により当該原稿の画像データを電子ペーパーに書き込むことが可能となる。
前項(5)に記載の発明によれば、読み取った原稿が編集加工対象であると判定された場合、ユーザは普通紙等の紙媒体に印刷を行うか、或は電子ペーパーに書き込むかの選択を行う前に、読み取らせた原稿が編集加工対象であることを知ることができる。
前項(6)に記載の発明によれば、一定時間内にユーザからの指示がない場合には、当該処理の中止がなされるので、他のユーザからの印刷ジョブ等の処理の実行が長時間放置されるのを防ぐことができる。
前項(7)に記載の発明によれば、読み取った原稿が編集加工対象であると判定された場合、画像形成装置内に設置されている給紙トレイ内に紙または紙状媒体の存在が検知された際には、警告を行うことなく紙等に印刷の実行がなされるので、印刷時間の短縮が可能な装置となしうる。
前項(8)に記載の発明によれば、ユーザにより電子ペーパーへの書き込み指示がなされた場合であっても、読み取った原稿が編集加工対象であると判定されると、電子ペーパーへの当該原稿の画像データの書き込みが中止されるので、ユーザが誤って電子ペーパーを選択したとしても、当該電子ペーパーへの画像データの書き込みを防ぐことが可能となる。
前項(9)に記載の発明によれば、ユーザにより、読み取った原稿の画像データの紙または印刷媒体への印刷が指示された場合には、判定手段による判定がなされないので、印刷時間の短縮が可能となる装置となしうる。
前項(10)に記載の発明によれば、ユーザによりOHP紙への印刷が指示され、かつ、読み取った原稿が出力後に編集加工がなされる原稿であると判定された場合には、ユーザにその旨の警告及びユーザからの印刷指示の受付が可能となされているので、錯誤によるOHP紙への印刷を未然に防ぐことが可能となる。
前項(11)に記載の発明によれば、読み取った原稿が編集加工対象であるか否かの判断を行ない、その判断結果によって紙又は紙状媒体に印刷するか、或は電子ペーパーに書き込むかの選択に関する制御がなされるので、ユーザは原稿毎に紙等に印刷するか又は電子ペーパーに書き込むかの判断をする必要がなくなり、印刷時間の短縮を図ることが可能となる。
前項(12)に記載の発明によれば、設置された原稿の読取、読み取られた原稿が特定原稿であるか否かの判定、及び判定結果に応じての印刷用記録媒体に印刷するか、或は電子ペーパーに書き込むかの選択に関する制御という一連の動作を画像形成装置のコンピュータに実行させることができる。
以下、この発明係る一実施形態を図面を用いて説明する。
[実施形態1]
図1は、この発明の一実施形態に係る画像形成装置が用いられた印刷システムの全体構成図である。
なお、この実施形態においては、画像形成装置とは多機能複合機であるMFPのことを指すが、以下の説明では、単にこれを印刷装置ともいう。
この印刷システムでは、パーソナルコンピュータ(以下では、パソコンという)からなる端末装置1と印刷装置2が、ネットワーク3を介して、接続されている。
端末装置1は、上記したようにパソコンからなり、ユーザが文書・画像等を作成する際に使用される文書作成用ソフトや印刷装置2に対応するプリンタドライバを含む各種ソフトウェアが保存されており、前記文書作成用ソフトを用いてユーザにより画像・文書等が作成された後、作成文書等の出力指示がなされた場合には、前記プリンタドライバは印刷ジョブを作成し、ネットワーク3を通して、当該印刷ジョブを印刷装置2に送信する。
印刷装置2は、電子ペーパーへの書き込み、OHP紙及び普通紙を含む紙状媒体への印刷が可能となされており、ネットワーク3を通して端末装置1等の外部装置から送られてきた印刷ジョブを実行したり、ユーザからの直接操作による指示により、自動原稿送り装置やプラテンガラス上にセットされた原稿の読み取り後、当該原稿の印刷等を行なう。
[印刷装置の構成]
ここで、図2を用いて、印刷装置2の構成を説明する。
図2は、図1に示した印刷装置2の構成を示す機能ブロック図である。
印刷装置2は、制御部9、操作表示部11、ROM12、RAM13、画像読取部14、画像処理部15、画像形成部16、電子ペーパー書き込み部17、原稿判定部18、データ記憶部19及び通信インターフェイス(通信I/F)部20などから構成されている。
制御部9は、CPU10を備え、この印刷装置2の全体を統括的に制御する他、この実施形態では印刷時の用紙選択に関する制御を行う。具体的な制御内容については後述する。
操作表示部11は、各種のメッセージ及びユーザに対する入力受付画面、選択画面等を表示したり、ユーザにより印刷装置2が有する各種機能の操作設定がなされる際に用いられるものであり、テンキーなどのキー入力部とタッチパネル式の液晶表示部等を備えている。
ROM12は、制御部9のCPU10が実行するプログラムやその他のデータを記憶する。
RAM13は、一時記憶媒体であり、制御部9のCPU10が実行する際の作業領域となるものであり、プログラムやプログラムを実行する際のデータ等を一時保存する。
画像読取部14は、例えばスキャナー等からなり、ユーザによりセットされた原稿を読み取って電子データである画像データに変換する。
画像処理部15は、画像読取部14から出力された画像データに対し、ガンマ補正等の所定の周知の画像処理を施す。
画像形成部16は、画像処理部15によって周知の処理が施された画像データから印字画像を形成し、前記印字画像を普通紙等の紙媒体又はOHP紙に印刷を行う。
電子ペーパー書込み部17は、画像処理部15によって周知の処理が施された画像データを電子ペーパーに書き込む。
原稿判定部18は、画像読取部14によって読み取られた原稿の画像データに対し、ある属性を有する文字・レイアウト等(以下では、特定のキーワードという)が含まれているか否かの判定を含む所定の処理を行うことで、当該読み込まれた原稿が、出力後にユーザによる押印、加筆、切り取り等の加工(以下では、編集加工という)がなされる原稿であるか否かを判定する。
例えば、出力後に、ユーザからの編集加工がなされる原稿の一例として、図3に示す申請書30が挙げられ、また特定のキーワードとしては、図3に示す認証欄31、押印欄32又は原稿名欄33が挙げられる。即ち、原稿判定部18は、これら認証欄31、押印欄32又は原稿名欄33を特定のキーワードであると判定することにより、申請書30が出力後にユーザによって編集加工がなされる原稿であると判定する。
なお、出力後にユーザからの編集加工がなされる原稿としては、申請書30以外にも、署名を必要とする文書、答案用紙、見積書、領収書、マークシート、郵便番号・住所の記入欄のある原稿、メモ用紙、アンケート用紙、切り取り線のある原稿等が挙げられ、またこれらに特有の文字・画像等(例えば、領収書、署名欄、捺印欄、アンケート欄等の文字、切り取り線等のレイアウト)が判定対象の特定のキーワードとして用いられる。
データ記憶部19は、ハードディスク等の記憶媒体からなり、画像読取部14によって読み取られた原稿や、前記原稿判定部18の判定基準となる特定のキーワード、レイアウトデータ等を含む各種データを保存する。
通信インターフェイス部20は、パソコン1を含む外部装置との間で、ネットワーク3を通じてデータの送受信を行うものである。
[電子ペーパー]
次に、電子ペーパーの原理について説明するが、この原理は公知技術であるため詳細な説明は省略し、概略のみ述べる。
電子ペーパーには様々な方式があるが、構造としてはフィルター層/インク層/ドライバ層/フィルター層のサンドイッチ構造が一般的である。
フィルター層は、インク層及びドライバ層を保護するものであり、インク層は、白と青の2色の液体を収めた「マイクロカプセル」や、上下で2色に塗り分けられた「帯電ビーズ」が敷き詰められており、いずれも通常、表面は「白」を表現する状態になっている。
ドライバ層は、表示させたい内容に応じてインク層の必要部分にマイナスの電場を与える。すると、マイクロカプセルの場合は、電気泳動現象によって白い液体の粒子が裏面に引き込まれ、表面には青い液体だけが集まる。これが、電子ペーパー上で「黒」として表示される。帯電ビーズの場合も同様に、電荷に応じてビーズが回転し、白と黒を表現する。また、コストダウンと形状/サイズの自由化を目的として、ドライバ層をなくし、外部の装置によって書き換えるタイプも考案されている。
なお、本実施形態では、ドライバ層を有しない外部書き換え型電子ペーパーを使用するが、もちろんこれに限らず、自己書込み型の電子ペーパーを用いても良い。
[印刷装置の動作]
この第1実施形態では、読み取った原稿に特定のキーワードが付されているか否かの判定結果に応じて、普通紙への印刷、或は電子ペーパーへ書き込みがなされるが、この一連の処理を行う際の印刷装置2の動作について、図4に示すフローチャートを用いて説明する。なお、この動作は、制御部9のCPU10がROM12等の記憶媒体に保存されているプログラムを実行することにより実現され、また印刷装置2の給紙トレイには、普通紙及び電子ペーパーのみがセットされているものとする。
ユーザからの指示により、制御部9のCPU10は、画像読取部14を介して、ユーザによりセットされた原稿を読み取り(ステップS51)、原稿判定部18を介して、読み取った原稿に特定のキーワードが付されているか否かについての判定を行う(ステップS52)。
読み取った原稿に特定のキーワードが付されていると判定された場合(ステップS52でYES)、出力後にユーザにより編集加工がなされる原稿であるから、電子ペーパーに書き込まれると、ユーザによる押印、署名等を行うことができない。このため、制御部9のCPU10は、画像形成部16を介して、画像処理部15の画像データから印字画像を形成した後、普通紙に印刷を行い(ステップS53)、処理を終了する。一方、読み取った原稿に特定のキーワードが付されていないと判定された場合(ステップS52でNO)、出力後にユーザにより編集加工がなされない原稿であるから、制御部9のCPU10は、電子ペーパー書込み部17を介して、画像処理部15の画像データを電子ペーパーに書き込み(ステップS53)、処理を終了する。
このように、この実施形態によれば、読み取った原稿に特定のキーワードが付されているか否かについての判定を行い、その判定結果に応じて、用紙が自動的に選択される。即ち、読み取った原稿に特定のキーワードが付されていると判定された場合当該読み取った原稿の画像データは普通紙に印刷され、当該読み取った原稿に特定のキーワードが付されていないと判定された場合には当該読み取った原稿の画像データは電子ペーパーに書き込まれる。これにより、ユーザは読み取らせる原稿が編集加工対象の原稿であるか否かの判定を自ら行う必要はなく、また用紙選択の手間を省くことができるので、文書の作成効率を向上させることが可能となる。
[実施形態2]
次に、この発明の第2実施形態を説明する。
この第2実施形態では、読み取った原稿に特定のキーワードが付されていると判定された場合には、ユーザからの印刷用紙の選択指示を受け付ける点で第1実施形態とは異なっている。
なお、本実施形態を実施するための、システム構成及び印刷装置2の構成等については第1実施形態と同様なので、ここでは説明を省略する。また、印刷装置2の給紙トレイにセットされている用紙の種類は、普通紙及び電子ペーパーのみである。
[印刷装置の動作]
この第2実施形態では、読み取った原稿に特定のキーワードが付されていると判定された場合にユーザからの印刷用紙の選択指示を受け付け、その後、印刷又は書き込みを行うが、この一連の処理を行う際の印刷装置2の動作について、図5に示すフローチャートを用いて説明する。なお、この動作は、制御部9のCPU10がROM12等の記憶媒体に保存されているプログラムを実行することにより、実現される。
ユーザからの指示により、制御部9のCPU10は、画像読取部14を介して、ユーザによりセットされた原稿を読み取ると(ステップS61)、原稿判定部18を介して、読み取った原稿に特定のキーワードが付されているか否かについての判定を行う(ステップS62)。
特定のキーワードが付されていないと判定された場合(ステップS62でNO)、出力後にユーザにより編集加工がなされない原稿であるから、制御部9のCPU10は、電子ペーパー書込み部17を介して、画像処理部15の画像データを電子ペーパーに画像を書込み(ステップS66)、出力後に処理を終了する。一方、特定のキーワードが付されていると判定された場合(ステップS62でYES)、出力後にユーザにより編集加工がなされる原稿であるから、制御部9のCPU10は、操作表示部11に図6に示す第1確認画面70を表示して警告を行い(ステップS63)、ユーザからの出力用紙の選択を待つ(ステップS64)。これにより、ユーザは出力する用紙の選択が可能となる。前記第1確認画面70には普通紙へのプリントを促すメッセージと共に、「電子ペーパーでプリント」ボタン71と、「普通紙でプリント」ボタン72が表示されている。
第1確認画面70において、「電子ペーパーでプリント」ボタン71が押された場合(ステップS64でNO)、ユーザにより電子ペーパーへの出力が指示されたのであるから、制御部9のCPU10は、電子ペーパー書き込み部17を介して、画像処理部15の画像データを電子ペーパーに書き込み(ステップS66)、出力後に処理を終了する。一方、「普通紙でプリント」ボタン72が押された場合(ステップS64でYES)、制御部9のCPU10は、画像形成部16を介して、画像処理部15の画像データから印刷画像を形成した後、普通紙に印刷を行い(ステップS65)、出力後に処理を終了する。
このように、この実施形態によれば、読み取った原稿に特定のキーワードが付されていた場合に、ユーザは、印刷する用紙を選択することが可能となる。
[実施形態3]
次に、この発明の第3実施形態を説明する。
この第3実施形態は、読み取った原稿から特定のキーワードが検出された際に、確認画面を表示し、ユーザからの出力用紙の指示を待つが、所定の時間内に、ユーザからの出力用紙の指示がなければ、その時点で当該処理の実行を中止する点で第2実施形態とは異なる。
なお、本実施形態を実施するための、システム構成及び印刷装置2の構成についても第1実施形態と同様なので、ここでは説明を省略する。また、印刷装置2の給紙トレイにも、普通紙及び電子ペーパーのみがセットされているものとする。
[印刷装置の動作]
この第3実施形態では、原稿に特定のキーワードが付されていると判定された場合に、操作表示部11に確認画面を表示し、ユーザからの指示を待ち、所定の時間内に、ユーザからの指示がなければ、処理の実行を中止するが、この一連の処理を行う際の
印刷装置2の動作について、図7に示すフローチャートを用いて説明する。なお、この動作は、制御部9のCPU10がROM12等の記憶媒体に保存されているプログラムを実行することにより、実現される。
ユーザからの指示により、制御部9のCPU10は、画像読取部14を介して、ユーザによってセットされた原稿を読み取ると(ステップS81)、原稿判定部18を介して、読み取った原稿に特定のキーワードが付されているか否かについての判定を行う(ステップS82)。
特定のキーワードが付されていないと判定された場合(ステップS82でNO)、出力後にユーザによって編集加工がなされない原稿であるから、制御部9のCPU10は、電子ペーパー書込み部17を介して、画像処理部15の画像データを電子ペーパーに書き込み(ステップS86)、出力後に処理を終了する。一方、特定のキーワードが付されていると判定された場合(ステップS82でYES)、出力後にユーザにより編集加工がなされる原稿であるから、制御部9のCPU10は、操作表示部11に図6に示したのと同じ第1確認画面70を表示して警告を行い(ステップS83)、ユーザからの出力用紙の選択指示を待つ(ステップS84)。これにより、ユーザは読み取った原稿の画像データを出力する用紙を選択することができる。
ユーザからの用紙選択を受け付けた場合(ステップS84でYES)、ユーザによる出力指示がなされたのであるから、制御部9のCPU10は、画像処理部15の画像データをユーザによって指示された用紙に出力を行い(ステップS88)、処理を終了する。一方、ユーザからの用紙選択指示がなかった場合(ステップS84でNO)、制御部9のCPU10は、予め定められた設定時間が経過したか否かの判定を行う(ステップS85)。
予め定められた設定時間が経過していないと判定された場合(ステップS85でNO)、ステップS84に戻り、予め定められた設定時間が経過するまで、ステップS84〜ステップS85を繰り返す。一方、予め定められた設定時間が経過したと判定された場合(ステップS85でYES)、ユーザの忘却等の理由で当該印刷指示がなされないのであるから、制御部9のCPU10は読み取った原稿の処理を中止し(ステップS87)、処理を終了する。
このように、この実施形態によれば、一定時間に亘り処理の実行指示がなされなかった場合には自動的に当該処理の実行が中止されるので、他のユーザからのジョブ処理等が長時間に亘り中断することなどを防ぐことができ、スムーズなジョブ処理が可能となる。
[実施形態4]
次に、この発明の第4実施形態を説明する。
この第4実施形態は、読み取った原稿に特定のキーワードが付されていると判定された場合に、普通紙に印刷を行うが、印刷装置の給紙トレイ内に普通紙が存在しなかった場合には、ユーザに警告を行う点で、第1実施形態とは異なっている。
なお、本実施形態を実施するための、システム及び印刷装置2の構成についても第1実施形態と同様なので、ここでは説明を省略する。また、印刷装置2の給紙トレイにも普通紙及び電子ペーパーのみがセットされているものとする。
[印刷装置の動作]
この第4実施形態では、読み取った原稿に特定のキーワードが付されていると判定された場合において、給紙トレイに普通紙が存在しなかった際にはユーザに警告を行うが、この一連の処理を実行する際の印刷装置2の動作について、図8に示すフローチャートを用いて説明する。なお、この動作は、制御部9のCPU10がROM12等の記憶媒体に保存されているプログラムを実行することにより、実現される。
制御部9のCPU10は、画像読取部14を介して、ユーザにより設置された原稿を読み取り(ステップS91)、原稿判定部18を介して、読み取った原稿に特定のキーワードが付されているか否かについての判定を行う(ステップS92)。
読み取った原稿に特定のキーワードが付されていないと判定された場合(ステップS92でNO)、出力後にユーザにより編集加工がなされない原稿であるから、制御部9のCPU10は、電子ペーパー書込み部17を介して、画像処理部15の画像データを電子ペーパーに書き込み(ステップS97)、出力後に処理を終了する。一方、読み取った原稿に特定のキーワードが付されていると判定された場合(ステップS92でYES)、出力後にユーザによる編集加工がなされる原稿であるから、制御部9のCPU10は、当該装置内の給紙トレイ内に普通紙が存在するか否かについての確認を行う(ステップS93)。これにより、当該印刷装置2の給紙トレイ内に普通紙が存在するか否かについての確認が自動的になされるので、ユーザ自らが確認をする必要がなくなり、文書処理の効率を向上させることができる。
次に、給紙トレイ内に普通紙の存在が確認された場合(ステップS93でYES)、制御部9のCPU10は、画像形成部16を介して、画像処理部15の画像データから印刷画像を形成し、普通紙に印刷し(ステップS98)、出力後に処理を終了する。一方、給紙トレイ内に普通紙の存在が確認されなかった場合(ステップS93でNO)、制御部9のCPU10は、操作表示部11に図6に示したのと同じ第1確認画面70を表示して警告を行い(ステップS94)、ユーザからの出力用紙の選択を待つ(ステップS95)。これにより、ユーザは当該印刷装置2の給紙トレイ内に普通紙が存在しないことを知ることができ、また印刷する用紙の選択が可能となる。
次に、「電子ペーパーで印刷」ボタン71が押された場合(ステップS95でNO)、ユーザにより電子ペーパーへの印刷の指示がなされたのであるから、制御部9のCPU10は、電子ペーパー書込み部17を介して、画像処理部15の画像データを電子ペーパーに書き込み(ステップS97)、出力後に処理を終了する。一方、「普通紙で印刷」ボタン72が押された場合(ステップS95でYES)、ユーザにより普通紙への印刷の指示がなされたのであるから、制御部9のCPU10は、図9に示すユーザに普通紙の供給を促す普通紙補給警告画面89を操作表示部11に表示し(ステップS96)、ユーザから普通紙の供給を受け付けると(ステップS99)、画像形成部16を介して、画像処理部15の画像データから印刷画像を形成し、普通紙への印刷を実行し(ステップS100)、処理を終了する。
このように、この実施形態によれば、特定のキーワードを含む原稿を出力する際に、普通紙が印刷装置2の給紙トレイ内に存在しなかった場合には、ユーザは、そのことを印刷装置の操作表示部を通して知ることができ、また読み取った原稿を出力する用紙を選択することが可能となる。
[実施形態5]
次に、この発明の第5実施形態を説明する。
この第5実施形態では、3種類の用紙(普通紙、OHP紙、電子ペーパー)が印刷装置の給紙トレイ内にセットされており、またユーザからの出力用紙の受け付け可能な点で第1実施形態とは異なる。
なお、本実施形態を実施するための、システム及び印刷装置2の構成についても第1実施形態と同様なので、ここでは説明を省略する。
[印刷装置の動作]
この第5実施形態では、給紙トレイに3種類の用紙、即ち普通紙、OHP紙、電子ペーパーがセットされていた際の印刷装置2の動作について、図10に示すフローチャートを用いて説明する。なお、この動作は、制御部9のCPU10がROM12等の記憶媒体に保存されているプログラムを実行することにより、実現される。
制御部9のCPU10は、操作表示部11を介して、ユーザからの出力用紙の選択を受け付け(ステップS101)、選択された用紙が普通紙であるか否かの判定を行う(ステップS102)。ユーザにより選択された用紙が普通紙であると判定された場合(ステップS102でNO)、ユーザにより普通紙への印刷が指示されたのであるから、制御部9のCPU10は、画像形成部16を介して、画像処理部15の画像データから印刷画像を形成し、普通紙に印刷を行い(ステップS111)、出力後に処理を終了する。一方、選択された用紙が普通紙以外であると判定された場合(ステップS102でYES)、ユーザにより普通紙以外の用紙への印刷が指示されたのであるから、ステップS106へ進む。
ステップS106では、選択された用紙がOHP紙であるか否かについての判定を行い、選択された用紙がOHP紙であると判定された場合(ステップS106でYES)、ステップS107へ進む。一方、選択された用紙がOHP紙でないと判定された場合(ステップS106でNO)、ステップS104へ進む。
次に、ステップS107では、読み取った原稿に特定のキーワードが付されているか否かについての判定を行う。
読み取った原稿に特定のキーワードが付されていないと判定された場合(ステップS107でNO)、出力後にユーザによる編集加工がなされない原稿であるから、制御部9のCPU10は、画像形成部16を介して、画像処理部15の画像データから印刷画像を形成し、OHP紙に印刷を行い(ステップS112)、出力後に処理を終了する。一方、読み取った原稿に特定のキーワードが付されていると判定された場合(ステップS107でYES)、出力後にユーザによる編集加工がなされる原稿であるから、制御部9のCPU10は、「印刷実行」ボタン121及び「印刷中止」ボタン122を有する図11に示す第2確認画面120を操作表示部11に表示して警告を行い(ステップS108)、ユーザからの印刷指示を待つ(ステップS109)。
第2確認画面120において、「印刷実行」ボタン121が押された場合(ステップS109でYES)、ユーザにより印刷指示がなされたのであるから、制御部9のCPU10は、画像形成部16を介して、画像処理部15の画像データから印刷画像を形成し、OHP紙に印刷を行ない(ステップS110)、出力後に処理を終了する。一方、「印刷中止」ボタン122が押された場合(ステップS109でNO)、ユーザにより印刷の中止が指示されたのであるから、制御部9のCPU10は、印刷を中止し(ステップS105)、処理を終了する。これにより、ユーザは選択した用紙がOHP紙であると、第2確認画面を通して確認することができるため、印刷用紙指示の際の操作ミスによる印刷用紙の選択ミスを防ぐことができ、また読み取らせた原稿をOHP紙に印刷するか、或は印刷を中止するかの選択をすることができる。
一方、ステップS104では、読み取った原稿に特定のキーワードが付されているか否かについての判定を行う。
読み取った原稿に特定のキーワードが付されている場合(ステップS104でYES)、出力後にユーザによる編集加工がなされる原稿であるから、制御部9のCPU10は、出力を中止し(ステップS105)、処理を終了する。一方、読み取った原稿に特定のキーワードが付されていない場合(ステップS104でNO)、出力後にユーザによる編集加工がなされない原稿であるから、制御部9のCPU10は、電子ペーパー書込み部17を介して、画像処理部15の電子画像データを電子ペーパーに書き込み(ステップS103)、出力後に処理を終了する。これにより、特定のキーワードが付されている原稿の電子ペーパーへの印刷を防止することが可能となる。
このように、この実施形態によれば、印刷装置の給紙トレイ内に3種類の用紙(普通紙、OHP紙、電子ペーパー)が存在する場合でも、ユーザは、特定のキーワードを持つ原稿を普通紙に印刷することができ、かつ、当該原稿の画像データを電子ペーパーに印刷することを防止することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置が用いられた印刷システムを示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 特定のキーワードが付されている原稿の一例を示す図である。 第1実施形態に係る画像形成装置の動作を説明するためのフローチャートである。 第2実施形態に係る画像形成装置の動作を説明するためのフローチャートである。 ユーザからの印刷用紙選択を受け付ける第1確認画面を示す図である。 第3実施形態に係る画像形成装置の動作を説明するためのフローチャートである。 第4実施形態に係る画像形成装置の動作を説明するためのフローチャートである。 ユーザに普通紙の補給を促す普通紙補給警告画面を示す図である。 第5実施形態に係る画像形成装置の動作を説明するためのフローチャートである。 OHP紙に印刷するか否かをユーザから受け付ける第2確認画面を示す図である。
符号の説明
1・・・端末装置
2・・・画像形成装置
3・・・ネットワーク
9・・・制御部
10・・・CPU
11・・・操作表示部
12・・・ROM
13・・・RAM
14・・・画像読取部
15・・・画像処理部
16・・・画像形成部
17・・・電子ペーパー書込み部
18・・・原稿判定部
19・・・データ記憶部
20・・・通信インターフェイス

Claims (12)

  1. 原稿を読み取る読取手段と、
    前記読取手段で読み取られた原稿の画像データを紙又は紙状媒体を含む印刷用記録媒体に印刷する印刷手段と、
    前記読取手段で読み取られた原稿の画像データを電子ペーパーに書き込む書き込み手段と、
    前記読取手段により読み取られた原稿が編集加工対象の原稿であるか否かについての判定を行う判定手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づいて、原稿の画像データを印刷用記録媒体に印刷するか電子ペーパーに書き込むかの選択に関する制御を行う制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記判定手段は、その原稿の画像データに、編集加工対象の原稿であることを示すキーワードまたはレイアウトデータの少なくとも一方が含まれるか否かにより、原稿が
    編集加工対象の原稿であるか否かを判断する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 原稿が編集加工対象の原稿であると判定された場合には、制御手段は、前記書き込み手段による前記原稿の画像データの電子ペーパーへの書き込みを行わないように制御する請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 画像データを紙又は紙状媒体に印刷するか電子ペーパーに書き込むかをユーザが選択可能な選択手段を備え、
    前記選択手段により電子ペーパーへの書き込みが選択された場合には、前記制御手段は、原稿が編集加工対象の原稿であると判定された場合であっても、前記書き込み手段に電子ペーパーへの書き込みを行わせる請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 原稿が編集加工対象の原稿であると判定された場合には、ユーザによる選択手段の選択操作の前にその旨の警告を行う警告手段を備えている請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 警告後、一定時間ユーザによる選択操作がなされなかった場合、紙又は紙状媒体への印刷及び電子ペーパーへの書き込みを中止する請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 給紙手段に紙または紙状媒体がセットされているかどうかを検出する検出手段を備え、
    原稿が編集加工対象の原稿であると判定された場合に、前記検出手段により紙または紙状媒体がセットされていることが検出された場合には、前記制御手段は、警告を行うことなく、前記原稿の画像データを紙または紙状媒体に印刷するように印刷手段を制御する請求項5または6に記載の画像形成装置。
  8. 画像データを印刷用記録媒体に印刷するか電子ペーパーに書き込むかをユーザが選択可能な選択手段を備え、
    前記電子ペーパーへの書き込みが選択された場合には、判定手段は、読取手段により読み取られた原稿が編集加工対象の原稿であるか否かについての判定を行い、編集加工対象の原稿であると判定された場合には、前記制御手段は、前記原稿の画像データの電子ペーパーへの書き込みを中止する請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 画像データを印刷用記録媒体に印刷するか電子ペーパーに書き込むかをユーザが選択可能な選択手段を備え、
    前記制御手段は、前記原稿の画像データの紙または紙状媒体への印刷が選択された場合には、判定手段による判定を行うことなく紙または紙状媒体への印刷を行わせる請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記印刷用記録媒体にはOHP紙が含まれ、選択手段によりOHP紙が選択された場合であって、判定手段により、原稿が編集加工対象の原稿であると判定された場合には、ユーザにその旨の警告を行う警告手段と、
    警告後に、前記原稿の画像データをOHP紙に印刷するか否かについてのユーザの指示を受け付ける受付手段と、
    を備えている請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 原稿を読み取るステップと、
    前記読取ステップで読み取られた原稿の画像データを紙又は紙状媒体を含む印刷用記録媒体に印刷するステップと、
    前記読取手段で読み取られた原稿の画像データを電子ペーパーに書き込むステップと、
    前記読取ステップにより読み取られた原稿が編集加工対象の原稿であるか否かについての判定を行うステップと、
    判定結果に基づいて、原稿の画像データを印刷用記録媒体に印刷するか電子ペーパーに書き込むかの選択に関する制御を行うステップと、
    を備えたことを特徴とする画像形成方法。
  12. 原稿を読み取るステップと、
    前記読取ステップで読み取られた原稿の画像データを紙又は紙状媒体を含む印刷
    用記録媒体に印刷するステップと、
    前記読取手段で読み取られた原稿の画像データを電子ペーパーに書き込むステップと、
    前記読取ステップにより読み取られた原稿が編集加工対象の原稿であるか否かについての判定を行うステップと、
    判定結果に基づいて、原稿の画像データを印刷用記録媒体に印刷するか電子ペーパーに書き込むかの選択に関する制御を行うステップと、
    を画像形成装置のコンピュータに実行させるための画像形成プログラム。
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