JP2007299975A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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利之 峰
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Abstract

【課題】ワード線方向の隣接セルの電位変化が与えるしきい値シフトを低減することによって、誤読み出しを低減し、フラッシュメモリの信頼性を向上させる。
【解決手段】フラッシュメモリのメモリセルは、半導体基板1のp型ウエル10に形成され、ゲート絶縁膜4、浮遊ゲート5、高誘電体膜6、制御ゲート8(ワード線WL)を有している。浮遊ゲート5と制御ゲート8(ワード線WL)は高誘電体膜6によって分離されている。行方向に配列された複数のメモリセルは、列方向に延在する素子分離溝3によって分離されている。素子分離溝3の内部には、酸化シリコン膜24が埋め込まれている。酸化シリコン膜24の内部には、空洞15が設けられている。空洞15は、その下端部が素子分離溝3の底部近傍まで延在し、上端部が浮遊ゲート5を覆う高誘電体膜6の上面よりもさらに上方まで延在している。
【選択図】図4

Description

本発明は、半導体装置およびその製造技術に関し、特に、電気的書き換えが可能な不揮発性メモリを有する半導体装置の高集積化、ならびに高性能化に適用して有効な技術に関するものである。
電気的書き換えが可能な不揮発性メモリのうち、一括消去が可能なものとしていわゆるフラッシュメモリが知られている。フラッシュメモリは、携帯性および耐衝撃性に優れ、電気的に一括消去が可能なことから、近年、携帯型パーソナルコンピュータやデジタルスチルカメラ等の小型携帯情報機器の記憶装置として急速に需要が拡大している。その市場の拡大には、メモリセル面積の縮小によるビットコストの低減が重要な要素であり、これを実現する様々なメモリセル方式が提案されている。
例えば、非特許文献1には、大容量化に適するコンタクトレス型セルの一種であるAND型セルアレイにおいて、浮遊ゲートおよび制御ゲートに加えて、第3のゲートをメモリセル内に持ち、第3のゲートに与える電位によってその下部の半導体基板表面に形成される反転層をローカルビット線として用いる構造が報告されている。また、非特許文献2、3、4には、同じく大容量化に適するコンタクトレス型セルの一種である、いわゆるNAND型フラッシュメモリの例が報告されている。さらに、特許文献1には、1つの浮遊ゲートに2つの制御ゲートがカップリングしたNAND型フラッシュメモリに類似のメモリセル構造が報告されている。これらのメモリセル構造を採用した場合には、メモリセルの物理的面積をほぼ4F2(F:最小加工寸法)にまで低減することが可能となるので、フラッシュメモリの大容量化が実現できる。
上記したフラッシュメモリは、いずれも浮遊ゲートの形状を立体化し、浮遊ゲート−制御ゲート間に介在する絶縁膜の面積を大きく取ることによりカップリング比を確保し、高速な書き込み/消去特性を実現するものである。
特に、ワード線の延在方向に隣接する浮遊ゲート−浮遊ゲート間に絶縁膜を介して制御ゲートを埋め込んだ構造が多く提案されている。このような構造を採用した場合は、浮遊ゲートの側面においても、浮遊ゲート−制御ゲート間容量が形成されるので、高カップリング比が得られる。また、ワード線の延在方向に隣接する浮遊ゲート−浮遊ゲート間が制御ゲートによって静電遮蔽されるために、浮遊ゲート−浮遊ゲート間容量が低減される。これによって、あるメモリセルの電位(しきい値状態)の変化が隣のメモリセルのしきい値を変動させる現象(しきい値シフト)を小さくすることができるので、メモリセルの信頼性を向上させる効果がある。
しかし、メモリセルサイズの縮小に伴って、ワード線の延在方向に隣接する浮遊ゲート−浮遊ゲート間のスペースが狭くなると、上記のような構造では、このスペースに絶縁膜を介して制御ゲートを埋め込むことが困難になるので、カップリング比を確保したり、しきい値シフトを小さくしたりすることが困難になる。
非特許文献5は、浮遊ゲート−制御ゲート間に誘電率の高い絶縁膜(高誘電体膜)を介在させることによって、ワード線の延在方向に隣接する浮遊ゲート−浮遊ゲート間のスペースが狭くなった場合でも、充分な浮遊ゲート−制御ゲート間容量を確保する技術を開示している。
特許文献2は、浮遊ゲート−制御ゲート間にONO膜等の誘電率があまり高くない絶縁膜を用いた場合には、メモリセルサイズの縮小に伴って、浮遊ゲートと制御ゲートとの間のキャパシタンス(C2)と半導体基板と浮遊ゲートとの間のキャパシタンス(C1)との比(C2/C1)が変動するといった問題や、リーク電流が増大するといった問題が生じることを指摘している。特許文献2は、その対策として、溝によって規定された第1の側面を有する凸部を備えた半導体基板と、凸部上に形成され、凸部の第1の側面と整合した第1の側面を有する第1の絶縁膜と、第1の絶縁膜上に形成され、第1の絶縁膜の第1の側面と整合した第1の側面を有する第1の導電膜と、第1の導電膜上に形成され、第1の導電膜の第1の側面と整合した第1の側面を有する第2の絶縁膜と、第2の絶縁膜上に形成され、第2の絶縁膜の第1の側面と整合した第1の側面を有する第2の導電膜とを含むゲート構造であって、上記第2の絶縁膜が第1の絶縁膜よりも高い誘電率を有する誘電体膜を含んだゲート構造と、少なくとも上記溝内に形成された第3の絶縁膜とを備えた構造を開示している。
特開2005−101066号公報 特開2004−281662号公報 International Electron Devices Meeting, 2003, p.823-826 International Electron Devices Meeting, 2004, p.873-876 Solid-State Circuits Conference, 2005, p.44-45 Solid-State Circuits Conference, 2005, p.46-47 Symp. on VLSI Technology, 2005, p.208-209.
本願発明者等は、本願発明に先立って、従来構造のセルを微細化し、浮遊ゲートの上表面だけで浮遊ゲート−制御ゲート間容量を確保するようになり、容量の確保のために高誘電率膜を浮遊ゲート−制御ゲート間に用いた場合を検討した。検討したメモリセルの断面構造を模式的に示したのが図81である。
ワード線の延在方向に隣接する2個のメモリセル(MC、MC)は、半導体基板50に形成された素子分離溝51によって分離されている。素子分離溝51の内部には、酸化シリコン膜52が埋め込まれている。メモリセル(MC、MC)のそれぞれは、半導体基板50の表面に形成されたゲート絶縁膜53と、ゲート絶縁膜53の上部に形成された浮遊ゲート54とを備えている。また、これらの浮遊ゲート54の上部には、高誘電体膜55を介して制御ゲート56(ワード線WL)が形成されている。このメモリセル構造は、浮遊ゲート54と制御ゲート56との間に高誘電体膜55が介在しているので、浮遊ゲート−制御ゲート間容量が大きくなる。
しかしながら、上記メモリセルは、浮遊ゲート−制御ゲート間容量のみならず、ワード線の延在方向に隣接する浮遊ゲート−浮遊ゲート間容量も増大する。これは、ワード線の延在方向に隣接する2個の浮遊ゲート54の間で高誘電体膜55が繋がっているために、素子分離溝51内の酸化シリコン膜52を介した浮遊ゲート−浮遊ゲート間容量(Cfg−fg)と、高誘電体膜55を介したフリンジ容量(Cfringe)とが実際の浮遊ゲート−浮遊ゲート間容量となるためである。
その結果、上記メモリセルにおいては、選択メモリセル(例えばMC)の読み出しを行う際、隣接メモリセル(例えばMC)のしきい値状態の変化がメモリセル(MC)に与えるしきい値シフトは、むしろ増大し、誤読み出しなど、メモリセルの信頼性を悪化させるという問題が生じる。
本発明の目的は、ワード線方向の隣接セルの電位(しきい値状態)の変化が与えるしきい値変化を低減することによって、誤読み出しを低減し、フラッシュメモリの信頼性を向上させることにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明の半導体装置は、第1導電型の半導体基板の主面の第1方向、および前記第1方向と直交する第2方向にマトリクス状に配置された複数のメモリセルを有し、前記複数のメモリセルのそれぞれは、ゲート絶縁膜を介して前記半導体基板の主面上に形成された浮遊ゲートと、前記浮遊ゲート上に形成された第1絶縁膜と、前記第1絶縁膜を介して前記浮遊ゲートの上部に形成された制御ゲートとを備え、前記第1方向に配列された複数のメモリセルは、前記半導体基板の主面に形成され、かつ前記第2方向に延在する素子分離溝によって互いに分離され、前記第2方向に配列された複数のメモリセルは、直列に接続され、前記第1方向に配列された前記複数のメモリセルのそれぞれの前記制御ゲートは、一体となって前記第1方向に延在するワード線を構成し、前記第1方向に隣接する前記浮遊ゲート同士が対向する領域には、内部に空洞を有する第2絶縁膜が形成されているものである。
また、本発明の半導体装置の製造方法は、(a)前記半導体基板の主面に前記ゲート絶縁膜を形成した後、前記ゲート絶縁膜上に第1導電膜、第1絶縁膜、第2導電膜および第3絶縁膜を形成する工程と、(b)前記第3絶縁膜、前記第2導電膜、前記第1絶縁膜および前記第1導電膜をパターニングすることによって、メモリセル形成領域の前記半導体基板上を覆って前記第2方向に延在する第1積層体を形成すると共に、素子分離領域の前記半導体基板表面を露出する工程と、(c)前記第1積層体をマスクにして素子分離領域の前記半導体基板をエッチングすることにより、前記第2方向に延在する溝を形成する工程と、(d)前記半導体基板上に前記第1積層体を覆う第2絶縁膜を堆積すると共に、前記溝の内部に前記第2絶縁膜を不完全に埋め込むことによって、内部に空洞を有する前記第2絶縁膜が埋め込まれた前記素子分離溝を形成する工程と、(e)前記工程(d)の後、前記第2絶縁膜をエッチバックして前記第3絶縁膜の上面を露出し、続いて、前記第3絶縁膜を除去することによって、前記第2導電膜の上面を露出する工程と、(f)前記工程(e)の後、前記半導体基板上に第3導電膜を形成し、続いて、前記第3導電膜、前記第2導電膜、前記第1絶縁膜および前記第1導電膜をパターニングすることによって、前記第3導電膜と前記第2導電膜とからなる前記制御ゲートを形成し、前記第1導電膜からなる前記浮遊ゲートを形成する工程とを含むものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
電気的書き換えが可能な不揮発性メモリを有する半導体装置の信頼性を向上させることができる。また、高速な書き込み/消去特性を実現できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1である半導体装置のメモリアレイ領域を示す要部平面図、図2〜図6は、それぞれ図1のA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に沿った断面図、図7〜図9は、本発明の実施の形態1である半導体装置の動作を説明する回路図である。なお、図1はメモリアレイ領域の構成を見易くするために、一部の部材の図示が省略されている。
本実施の形態の半導体装置は、NAND型フラッシュメモリである。メモリセルは、p型単結晶シリコンからなる半導体基板(以下、基板という)1のp型ウエル10に形成され、ゲート絶縁膜(トンネル絶縁膜)4、浮遊ゲート5、高誘電体膜6、制御ゲート8およびn型拡散層13(ソース、ドレイン)を有している。制御ゲート8は、一体となって行方向(図1のx方向)に延在し、ワード線WLを構成している。p型ウエル10と浮遊ゲート5はゲート絶縁膜4によって分離され、浮遊ゲート5と制御ゲート8(ワード線WL)は高誘電体膜6によって分離されている。
基板1のメモリアレイ領域には、上記した構造を有する複数のメモリセルが行方向および列方向(図1のy方向)に沿ってマトリクス状に配置されている。行方向、すなわちワード線WLの延在方向に配列された複数のメモリセルは、列方向に延在する細長い帯状の平面形状を有する素子分離溝3によって互いに分離されている。一方、列方向に配列された複数のメモリセルは、それぞれのn型拡散層13(ソース、ドレイン)を介して直列に接続されている。
列方向に配列された複数のメモリセルは、メモリアレイ領域の一端で選択トランジスタSTに接続され、選択トランジスタSTのn型拡散層11(BLDL)を介してビット線コンタクト(BLCONT)に接続されている。ビット線コンタクト(BLCONT)は、ワード線WLの上層の層間絶縁膜(図示せず)に形成され、この層間絶縁膜上に形成されたメタル配線からなるビット線BL(図7〜図9)に接続されている。また、列方向に延在する複数のメモリセルは、メモリアレイ領域の他端で選択トランジスタSTのn型拡散層12に接続されている。選択トランジスタSTのn型拡散層12は、共通ソース線(CSDL)を構成している。
上記素子分離溝3の内部には、酸化シリコン膜24が埋め込まれている。素子分離溝3に埋め込まれた酸化シリコン膜24は、その一部が素子分離溝3の開口部から上方に突出し、その上端部は、浮遊ゲート5を覆う高誘電体膜6の上面よりもさらに上方まで延在している。また、素子分離溝3に埋め込まれた酸化シリコン膜24の内部には、空洞15が設けられている。空洞15は、その下端部が素子分離溝3の底部近傍まで延在し、上端部が浮遊ゲート5を覆う高誘電体膜6の上面よりもさらに上方まで延在している。
次に、上記NAND型フラッシュメモリの動作について説明する。まず、読み出し時には、図7に示すように、選択メモリセル(SMC)に接続されたビット線(BL、BLn−2)に1V、選択トランジスタ(ST、ST)に5V程度、非選択ワード線(USWL)に5V程度、共通ソース線(CSDL)に0V、p型ウエル10に0Vをそれぞれ印加する。さらに、選択ワード線(SWL)に読み出し判定電圧(Vread)を印加し、選択メモリセル(SMC)のON、OFFを判定する。
書き込みは、トンネル絶縁膜4を介したファウラー・ノルトハイム(Fowler-Nordheim)トンネル電流を用い、選択ワード線(SWL)に接続された複数のメモリセルに対して行なう。この場合、選択ワード線(SWL)に接続された複数のメモリセルのうち、書き込みを行うメモリセルと行わないメモリセルとの区別は、ビット線に印加する電圧の大小によって制御する。
書き込み時には、図8に示すように、選択トランジスタ(ST)に2V程度、選択メモリセル(SMC)に接続されたビット線(BL)に0V、他のビット線に3V程度をそれぞれ印加する。共通ソース線(CSDL)、選択トランジスタ(ST)およびp型ウエル10には0Vを印加する。この状態で、非選択ワード線(USWL)の電位を0Vから10V程度まで急激(数マイクロ秒程度以下)に増加させる。すると、非選択ワード線(USWL)下の浮遊ゲート5の電位が増加し、その影響で、メモリセル下の基板表面電位も増加しようとする。このとき、3V程度の電圧が印加されたビット線に接続された選択トランジスタ(ST)はOFF状態となるため、メモリセル下の基板表面電位が増加する(VH)。一方、0Vが印加されたビット線(BL)に接続された選択トランジスタ(ST)はON状態となるため、ビット線コンタクト(BLCONT)側からメモリセル下の基板表面に電子が供給され、その電位が0Vとなる。
次に、選択ワード線(SWL)の電位を0Vから20V程度まで増加させる。このとき、基板表面電位が0Vのビット線(BL)では、浮遊ゲート−基板表面間に大きな電位差が生じ、基板(1)の表面から浮遊ゲート5にトンネル電流により電子が注入され、書き込みが起こる。一方、基板表面電位がVHのビット線では、浮遊ゲート−基板表面間電位差が緩和されるので、書き込みが起こらない。
消去時には、図9に示すように、選択トランジスタ(ST、ST)に挟まれた全てのワード線に−20V程度の電圧を印加し、ゲート絶縁膜4を介してファウラー・ノルトハイムトンネル電流により、浮遊ゲート5から基板1に電子を放出する。
次に、図10〜図26を用いて上記NAND型フラッシュメモリの製造方法を説明する。なお、図10〜図17は、図1のC−C線に沿った要部断面図に対応している。
まず、図10に示すように、p型単結晶シリコンからなる基板1にリンをイオン注入してp型ウエル10を形成した後、熱酸化法を用いてp型ウエル10の表面に膜厚9nm程度の酸化シリコン膜からなるゲート絶縁膜4を形成する。次に、図11に示すように、ゲート絶縁膜4の上部にリンをドープした多結晶シリコン膜5a、高誘電体膜6、リンをドープした多結晶シリコン膜7aおよび窒化シリコン膜21をそれぞれCVD法で堆積する。多結晶シリコン膜5aは、後の工程で浮遊ゲート5になる導電膜であり、その膜厚は10nm程度とする。高誘電体膜6は、浮遊ゲート−制御ゲート間容量を確保するための絶縁膜であり、例えばAl、HfSiO、HfOのように、酸化シリコンよりも誘電率の高い金属酸化膜などで構成する。多結晶シリコン膜7aは、後の工程で制御ゲート8の一部になる導電膜であり、その膜厚は50nm程度とする。窒化シリコン膜21の膜厚は50nm程度とする。
次に、図12に示すように、フォトレジスト膜をマスクにしたドライエッチングで窒化シリコン膜21をパターニングした後、図13に示すように、窒化シリコン膜21をマスクにして多結晶シリコン膜7aをドライエッチングし、続いて、高誘電体膜6、多結晶シリコン膜5a、ゲート絶縁膜4をドライエッチングすることにより、p型ウエル10の表面の一部を露出させる。
次に、図14に示すように、露出したp型ウエル10をドライエッチングすることによって、複数の溝3aを形成した後、図15に示すように、CVD法を用いて酸化シリコン膜24を堆積する。酸化シリコン膜24は、その上面が窒化シリコン膜21の上面よりも高くなるような厚い膜厚で堆積する。このとき、被覆性の良くない堆積条件を用いると、溝3aの内部に酸化シリコン膜24が完全に埋め込まれないので、酸化シリコン膜24の内部に空洞15が形成される。空洞15は、少なくとも行方向に隣接する多結晶シリコン膜5a同士が対向する領域に形成し、より好ましくは、多結晶シリコン膜5aを覆う高誘電体膜6同士が対向する領域にも形成する。ただし、空洞15の上端部は、窒化シリコン膜21の上面より下方に位置していることが好ましい。ここまでの工程により、列方向(y方向)に延在する細長い帯状の平面形状を有し、行方向(x方向)に沿って所定の間隔で配列された素子分離溝3が完成する。
次に、図16に示すように、酸化シリコン膜24をエッチバックして窒化シリコン膜21の上面を露出させた後、図17に示すように、ドライエッチングまたはウェットエッチングで窒化シリコン膜21を除去することにより、多結晶シリコン膜7aの上面を露出させる。図18は、メモリアレイ領域に形成された多結晶シリコン膜7a(およびその下層の高誘電体膜6、多結晶シリコン膜5a)の平面形状を示している。多結晶シリコン膜7a(およびその下層の高誘電体膜6、多結晶シリコン膜5a)は、列方向に延在する細長い帯状の平面形状を有し、p型ウエル10のアクティブ領域となる部分を覆っている。図19は、この時点における図1のA−A線断面図であり、図20は、この時点における図1のB−B線断面図である。ここからの工程は、A−A線断面図とB−B線断面図とを用いて説明する。
次に、図21および図22に示すように、後の工程で選択トランジスタ(ST、ST)が形成される領域の多結晶シリコン膜7aおよび高誘電体膜6をパターニングし、多結晶シリコン膜5aを露出させる。次に、図23および図24に示すように、スパッタリング法を用いてメタル膜9を堆積する。メタル膜9は、例えば窒化タングステン膜とタングステン膜との積層膜やタングステンシリサイド膜などのメタルシリサイド膜からなる。
次に、図25および図26に示すように、フォトレジスト膜をマスクにしたドライエッチングでメタル膜9、多結晶シリコン膜7a、高誘電体膜6および多結晶シリコン膜5aをパターニングする。ここまでの工程により、メタル膜9と多結晶シリコン膜7aとの積層膜からなる制御ゲート8(ワード線WL)が形成され、多結晶シリコン膜5aからなる浮遊ゲート5が形成される。また、メモリアレイ領域の端部には、メタル膜9と多結晶シリコン膜7a、5aとの積層膜からなる選択トランジスタ(ST、ST)のゲート電極14が形成される。
次に、p型ウエル10にヒ素をイオン注入してn型拡散層11、12、13を形成することにより、前記図1〜図6に示すメモリセルおよび選択トランジスタ(ST、ST)が完成する。図示は省略するが、その後、制御ゲート8(ワード線WL)の上部に層間絶縁膜を堆積し、続いて層間絶縁膜をエッチングして、ワード線WL、p型ウエル10、選択トランジスタ(ST、ST)、n型拡散層11、12のそれぞれに達するコンタクトホールを形成した後、層間絶縁膜の上部にメタル配線を形成することにより、本実施の形態のNAND型フラッシュメモリが完成する。
図27は、本実施の形態のメモリセルの断面構造を模式的に示した図である。ここで、あるメモリセル(例えばMC)の読み出しを行うときに、ワード線方向に隣接するメモリセル(例えばMC)のしきい値状態の変化がメモリセル(MC)に与えるしきい値シフトをΔVthとすると、
ΔVth=Cfg−fg/Ctot×|Vthprog−Vtherase| (1)
tot=(Cfg−cg+Cfg−sub+Cfg−fg+…) (2)
となる。ここで、Cfg−fg、Cfg−cg、Cfg−subは、それぞれ浮遊ゲート−浮遊ゲート間容量、浮遊ゲート−制御ゲート間容量、浮遊ゲート−ウエル間容量である。また、式(2)のCtotは、しきい値シフト(ΔVth)を生じさせる浮遊ゲートの周囲の全容量である。
前記図81に示した従来のメモリセルは、2個の浮遊ゲート間の素子分離溝内に酸化シリコン膜(比誘電率=約3.9)が埋め込まれているのに対し、本実施の形態のメモリセルは、酸化シリコンよりも誘電率が低い空洞15(比誘電率=約1)が設けられている。また、従来のメモリセルは、2個の浮遊ゲート間で高誘電体膜が繋がっているのに対し、本実施の形態のメモリセルは、高誘電体膜6がメモリセル毎に分離されている。従って、本実施の形態のメモリセルは、従来のメモリセルに比べて浮遊ゲート−浮遊ゲート間容量が小さい。
しきい値シフト(ΔVth)の低減効果は、図27に示す浮遊ゲート間の寸法(LFGPS)と空洞15の幅(LAG)との比によって決まる。ここで、
α=LAG÷LFGPS (3)
とすると、空洞15が全くない場合(LAG=0)はα=0となり、全て空洞15の場合(LAG=LFGPS)はα=1となる。
図28は、図81に示した従来のメモリセル(b)と本実施の形態のメモリセル(a1、a2、a3)とで、メモリセルサイズとしきい値シフト(ΔVth)との関係を比較したグラフである。a1は、式(2)のαが1の場合、a2は、αが0.5の場合、a3は、αが0の場合である。本実施の形態のメモリセルは、メモリセルサイズを縮小した場合でも、浮遊ゲート−浮遊ゲート間容量によるしきい値シフト(ΔVth)を許容値(Vthc)以下に抑制でき、特に、空洞15を形成した場合は、形成しない場合(α=0)に比べて、しきい値シフト(ΔVth)の低減効果が非常に大きくなる。
また、本実施の形態のフラッシュメモリは、浮遊ゲート5と制御ゲート8との間に高誘電体膜6を介在させたことにより、メモリセルサイズを縮小した場合でも、浮遊ゲート−制御ゲート間容量の低減を抑制することができる。これにより、カップリング比を確保し、高速な書き込み/消去特性を実現することができる。
(実施の形態2)
図29は、実施の形態2の半導体装置のメモリアレイ領域を示す要部平面図、図30〜図34は、それぞれ図29のA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線に沿った断面図、図35〜図37は、実施の形態2の半導体素子の動作を説明する回路図である。なお、図29はメモリアレイ領域の構成を見易くするために、一部の部材の図示が省略されている。
本実施の形態の半導体装置は、フラッシュメモリである。メモリセルは、p型単結晶シリコンからなる基板1のp型ウエル10に形成され、ゲート絶縁膜(トンネル絶縁膜)4、浮遊ゲート5、高誘電体膜6、制御ゲート8、n型拡散層11(ドレイン)およびn型拡散層12(ソース)を有している。制御ゲート8は、行方向(図29のx方向)に延在し、ワード線WLを構成している。p型ウエル10と浮遊ゲート5はゲート絶縁膜4によって分離され、浮遊ゲート5と制御ゲート8(ワード線WL)は高誘電体膜6によって分離されている。
基板1のメモリアレイ領域には、上記した構造を有する複数のメモリセルが行方向および列方向(図29のy方向)に沿ってマトリクス状に配置されている。行方向、すなわちワード線WLの延在方向に配列された複数のメモリセルは、列方向に延在する細長い帯状の平面形状を有する素子分離溝3によって互いに分離されている。一方、列方向に配列された複数のメモリセルは、それぞれのn型拡散層11(ドレイン)およびn型拡散層12(ソース)を介して互いに直列に接続されている。n型拡散層11(ドレイン)およびn型拡散層12(ソース)のそれぞれは、列方向に隣接する2個のメモリセルによって共用されている。
n型拡散層11(ドレイン)のそれぞれには、ビット線コンタクト(BLCONT)が接続されている。ビット線コンタクト(BLCONT)は、ワード線WLの上層の層間絶縁膜(図示せず)に形成され、この層間絶縁膜の上部に形成されたメタル配線からなるビット線BL(図35〜図37)に接続されている。図33に示すように、行方向に配列された複数のメモリセルのそれぞれのn型拡散層12(ソース)は、一体に形成されて共通ソース線を構成している。
前記実施の形態1のフラッシュメモリと同じように、素子分離溝3の内部には、酸化シリコン膜24が埋め込まれている。酸化シリコン膜24は、その一部が素子分離溝3の開口部から上方に突出し、その上端部は、浮遊ゲート5を覆う高誘電体膜6の上面よりもさらに上方まで延在している。また、酸化シリコン膜24の内部には、空洞15が設けられている。空洞15の上端部は、浮遊ゲート5を覆う高誘電体膜6の上面よりも上方に位置している。
上記フラッシュメモリの動作について説明する。まず、読み出し時には、図35に示すように、選択メモリセル(SMC)に接続されたビット線(SBL)に1V程度、その他のビット線(USBL)に0V、非選択ワード線(USWL)に0V、n型拡散層12(ソース)に0V、p型ウエル10に0Vをそれぞれ印加する。さらに、選択ワード線(SWL)に読み出し判定電圧(Vread)を印加し、選択メモリセル(SMC)のON、OFFを判定する。
書き込みは、ドレイン側からのホットエレクトロン注入によって行う。書き込み時には、図36に示すように、選択メモリセル(SMC)に接続されたビット線(SBL)に6V程度、その他のビット線(USBL)に0V、非選択ワード線(USWL)に0V、n型拡散層12(ソース)に0V、p型ウエル10に0Vをそれぞれ印加する。さらに、選択ワード線(SWL)に10V程度を印加し、n型拡散層11(ドレイン)側で発生するホットエレクトロンを浮遊ゲート5に注入する。消去時には、図37に示すように、全てのワード線に−20V程度を印加し、ゲート絶縁膜4を介してファウラー・ノルトハイムトンネル電流により、浮遊ゲート5から基板1に電子を放出する。
次に、図38〜図52を用いて上記フラッシュメモリの製造方法を説明する。なお、図38〜図41は、図29のC−C線に沿った要部断面図に対応している。
まず、図38に示すように、p型ウエル10の表面にゲート絶縁膜4を形成し、続いて、ゲート絶縁膜4の上部にリンをドープした多結晶シリコン膜5b、高誘電体膜6、リンをドープした多結晶シリコン膜7bをそれぞれ堆積した後、多結晶シリコン膜7bの上部に窒化シリコン膜21を堆積する。高誘電体膜6は、例えばAl、HfSiO、HfOなどのように、酸化シリコンよりも誘電率の高い金属酸化膜で構成する。
次に、図39に示すように、窒化シリコン膜21をマスクにして多結晶シリコン膜7b、高誘電体膜6、多結晶シリコン膜5bをドライエッチングした後、ゲート絶縁膜4およびp型ウエル10をドライエッチングすることによって、p型ウエル10に複数の溝3aを形成する。
次に、図40に示すように、CVD法を用いて酸化シリコン膜24を堆積する。このとき、前記実施の形態1と同じように、溝3aの内部に酸化シリコン膜24が完全に埋め込まれないようにして空洞15を形成する。空洞15は、その上端部が高誘電体膜6の上面よりも高く、かつ窒化シリコン膜21の上面よりも低くなるように堆積条件を制御する。ここまでの工程により、列方向に延在する細長い帯状の平面形状を有し、行方向に沿って所定の間隔で配列された素子分離溝3が完成する。
次に、図41に示すように、酸化シリコン膜24をエッチバックして窒化シリコン膜21の上面を露出させた後、ドライエッチングまたはウェットエッチングで窒化シリコン膜21を除去することにより、多結晶シリコン膜7bの上面を露出させる。図42は、メモリアレイ領域に形成された多結晶シリコン膜7b(およびその下層の高誘電体膜6、多結晶シリコン膜5b)の平面形状を示している。多結晶シリコン膜7b(およびその下層の高誘電体膜6、多結晶シリコン膜5b)は、列方向に延在する細長い帯状の平面形状を有し、基板1のアクティブ領域となる部分を覆っている。ここからの工程は、図29のA−A線断面図、D−D線断面図およびE−E線断面図を用いて説明する。
次に、図43および図44に示すように、スパッタリング法を用いてメタル膜9を堆積した後、フォトレジスト膜をマスクにしてドレイン形成領域のメタル膜9、多結晶シリコン膜7b、高誘電体膜6および多結晶シリコン膜5bをドライエッチングすることにより、開口16を形成する。メタル膜9は、例えば窒化タングステン膜とタングステン膜との積層膜や、タングステンシリサイド膜などのメタルシリサイド膜からなる。
次に、図45および図46に示すように、開口16の下部のp型ウエル10にヒ素をイオン注入してn型拡散層11(ドレイン)を形成した後、CVD法を用いて窒化シリコン膜22を堆積する。窒化シリコン膜22は、n型拡散層11(ドレイン)の上部の開口16が完全に埋め込まれないような薄い膜厚で堆積する。
次に、図47および図48に示すように、フォトレジスト膜をマスクにしてソース形成領域の窒化シリコン膜22、メタル膜9、多結晶シリコン膜7b、高誘電体膜6および多結晶シリコン膜5bをドライエッチングする。ここまでの工程により、メタル膜9と多結晶シリコン膜7bとの積層膜からなる制御ゲート8(ワード線WL)が形成され、多結晶シリコン膜5bからなる浮遊ゲート5が形成される。
次に、図49および図50に示すように、フォトレジスト膜をマスクにしたドライエッチングでソース形成領域の素子分離溝3に埋め込まれた酸化シリコン膜24を除去し、p型ウエル10を露出させる。続いて、図51および図52に示すように、p型ウエル10にヒ素をイオン注入してn型拡散層12(ソース)を形成することにより、前記図29〜図34に示すメモリセルが完成する。
図示は省略するが、その後、層間絶縁膜を堆積し、続いて層間絶縁膜をエッチングして、ワード線WL、p型ウエル10、n型拡散層11、12のそれぞれに達するコンタクトホールを形成した後、層間絶縁膜の上部にメタル配線を形成することにより、本実施の形態のフラッシュメモリが完成する。
本実施の形態のフラッシュメモリは、前記実施の形態1のフラッシュメモリと同様、行方向に隣接する2個の浮遊ゲート5の間の素子分離溝3内に酸化シリコン(比誘電率=約3.9)よりも誘電率が低い空洞15(比誘電率約1.0)が存在し、また、高誘電体膜6が2個の浮遊ゲート5の間で分離されている。この構成により、前記実施の形態1のフラッシュメモリと同様、メモリセルサイズを縮小した場合でも、浮遊ゲート−浮遊ゲート間容量によるしきい値シフト(ΔVth)を許容値以下に抑制することができる。
また、本実施の形態のフラッシュメモリは、前記実施の形態1のフラッシュメモリと同様、浮遊ゲート5と制御ゲート8との間に高誘電体膜6を介在させたことにより、メモリセルサイズを縮小した場合でも、浮遊ゲート−制御ゲート間容量の低減を抑制することができる。これにより、カップリング比を確保し、高速な書き込み/消去特性を実現することができる。
(実施の形態3)
図53は、実施の形態3の半導体装置のメモリアレイ領域を示す要部平面図、図54〜図57は、それぞれ図53のA−A線、B−B線、C−C線、D−D線に沿った断面図、図58〜図60は、実施の形態3の半導体素子の動作を説明する回路図である。なお、図53はメモリアレイ領域の構成を見易くするために、一部の部材の図示が省略されている。
本実施の形態の半導体装置は、NAND型フラッシュメモリである。メモリセルは、前記実施の形態1と同様、基板1のp型ウエル10に形成され、ゲート絶縁膜(トンネル絶縁膜)4、浮遊ゲート5、高誘電体膜6、制御ゲート8およびn型拡散層13(ソース、ドレイン)を有している。制御ゲート8は、行方向(図53のx方向)に延在し、ワード線WLを構成している。p型ウエル10と浮遊ゲート5はゲート絶縁膜4によって分離され、浮遊ゲート5と制御ゲート8(ワード線WL)は高誘電体膜6によって分離されている。
基板1のメモリアレイ領域には、上記した構造を有する複数のメモリセルが行方向および列方向(図53のy方向)に沿ってマトリクス状に配置されている。行方向に配列された複数のメモリセルは、列方向に延在する細長い帯状の平面形状を有する素子分離溝3によって互いに分離されている。一方、列方向に配列された複数のメモリセルは、それぞれのn型拡散層13(ソース、ドレイン)を介して互いに直列に接続されている。
列方向に配列された複数のメモリセルは、メモリアレイ領域の一端で選択トランジスタSTに接続され、選択トランジスタSTのn型拡散層11(BLDL)を介してビット線コンタクト(BLCONT)に接続されている。ビット線コンタクト(BLCONT)は、ワード線WLの上層の層間絶縁膜(図示せず)に形成され、この層間絶縁膜上に形成されたメタル配線からなるビット線BL(図58〜図60)に接続されている。また、列方向に配列されたメモリセルは、メモリアレイ領域の他端で選択トランジスタSTのn型拡散層12に接続されている。選択トランジスタSTのn型拡散層12は、共通ソース線(CSDL)を構成している。
前記実施の形態1、2のフラッシュメモリと同じように、素子分離溝3の内部には、酸化シリコン膜24が埋め込まれている。酸化シリコン膜24は、その一部が素子分離溝3の開口部から上方に突出し、その上端部は、浮遊ゲート5を覆う高誘電体膜6の上面よりもさらに上方まで延在している。また、酸化シリコン膜24の内部には、空洞15が設けられている。空洞15の上端部は、浮遊ゲート5を覆う高誘電体膜6の上面よりも上方に位置している。
図54に示すように、本実施の形態のフラッシュメモリは、列方向に沿った浮遊ゲート5の断面形状が逆T字形になっている。また、制御ゲート8(ワード線WL)は、列方向に隣接する2個の浮遊ゲート5の間に配置されている。すなわち、1個のメモリセルあたり2本の制御ゲート8(ワード線WL)が存在している。
上記フラッシュメモリの動作について説明する。まず、読み出し時には、図58に示すように、選択メモリセル(SMC)に接続されたビット線(BL)に1V程度、選択トランジスタ(ST、ST)に5V程度、非選択ワード線(USWL)に5V程度、共通ソース線(CSDL)に0V、p型ウエル10に0Vをそれぞれ印加する。さらに、選択メモリセル(SMC)に対応する2本の選択ワード線(SWL、SWL)に読み出し判定電圧(Vread)を印加し、選択メモリセル(SMC)のON、OFFを判定する。
書き込みは、トンネル絶縁膜4を介したファウラー・ノルトハイム(Fowler-Nordheim)トンネル電流を用い、2本の選択ワード線(SWL、SWL)に接続された複数のメモリセルに対して行なう。この場合、選択ワード線(SWL、SWL)に接続された複数のメモリセルのうち、書き込みを行うメモリセルと行わないメモリセルとの区別は、ビット線に印加する電圧の大小によって制御する。
書き込み時には、図59に示すように、選択トランジスタ(ST)に2V程度、書き込みを行う選択メモリセル(SMC)に接続されたビット線(BL)に0V、他のビット線に3V程度をそれぞれ印加する。共通ソース線(CSL)および選択トランジスタ(ST)は0Vにする。この状態で、非選択ワード線(USWL)の電位を0Vから10V程度まで急激(数マイクロ秒程度以下)に増加させる。すると、非選択ワード線(USWL)下の浮遊ゲート5の電位が増加し、その影響で、メモリセル下の基板表面電位も増加しようとする。このとき、3V程度の電圧が印加されたビット線に接続された選択トランジスタ(ST)はOFF状態となるため、メモリセル下の基板表面電位が増加する(VH)。一方、0Vが印加されたビット線(BL)に接続された選択トランジスタ(ST)はON状態となるため、ビット線コンタクト(BLCONT)側からメモリセル下の基板表面に電子が供給され、その電位は0Vとなる。
次に、選択ワード線(SWL、SWL)の電位を0Vから20V程度まで増加させる。このとき、基板表面電位が0Vのビット線(BL)では、浮遊ゲート−基板表面間に大きな電位差が生じ、p型ウエル10の表面から浮遊ゲート5にトンネル電流により電子が注入され、書き込みが起こる。一方、基板表面電位がVHのビット線では、浮遊ゲート−基板表面間電位差が緩和されるので、書き込みが起こらない。
なお、選択ワード線(SWL)に隣接する非選択ワード線(USWL)の電位、および選択ワード線(SWL)に隣接する非選択ワード線(USWL)の電位は、10Vではなく、2V程度とする。これは、選択ワード線(SWL、SWL)とそれに隣接する非選択ワード線(USWL)との間にある非選択メモリセルの浮遊ゲート電位が高くなりすぎると、p型ウエル10の表面から非選択メモリセルの浮遊ゲート5に電子が注入される誤書き込みが起こる恐れがあるからである。
消去時には、図60に示すように、選択トランジスタ(ST、ST)に挟まれた全てのワード線(SWL)に−20V程度の電圧を印加し、ゲート絶縁膜4を介してFowler-Nordheimトンネル電流により、浮遊ゲート5から基板1に電子を放出する。
次に、図61〜図79を用いて上記NAND型フラッシュメモリの製造方法を説明する。なお、図61〜図68および図70〜図79は、図53のA−A線およびB−B線に沿った要部断面図に対応している。
まず、図61に示すように、p型ウエル10の表面にゲート絶縁膜4を形成し、続いて、ゲート絶縁膜4の上部にリンをドープした多結晶シリコン膜5cおよび窒化シリコン膜21を堆積した後、窒化シリコン膜21をパターニングする。多結晶シリコン膜5cの膜厚は50nm程度とし、窒化シリコン膜21の膜厚は20nm程度とする。続いて、図62に示すように、窒化シリコン膜21をマスクにしたドライエッチングで多結晶シリコン膜5cをパターニングする。このとき、下層のゲート絶縁膜4が露出する前にエッチングを停止する。
次に、図63に示すように、CVD法を用いて酸化シリコン膜23を堆積する。酸化シリコン膜23は、櫛歯状にパターニングされた多結晶シリコン膜5cの凹部が完全に埋め込まれないような薄い膜厚で堆積する。次に、酸化シリコン膜23を異方的にドライエッチングすることによって、多結晶シリコン膜5cおよび窒化シリコン膜21のそれぞれの側面にサイドウォール状の酸化シリコン膜23を形成する。
次に、図64に示すように、窒化シリコン膜21とその側面に形成された酸化シリコン膜23とをマスクにして、多結晶シリコン膜5cをドライエッチングする。このエッチングにより、多結晶シリコン膜5cは、逆T字形の断面形状を有し、所定の間隔で互いに分離された複数の多結晶シリコン膜5cとなる。
次に、図65に示すように、p型ウエル10にヒ素をイオン注入してn型拡散層11(ソース、ドレイン)を形成した後、例えばウェットエッチングによって、サイドウォール状の酸化シリコン膜23を除去する。続いて、図66に示すように、CVD法を用いて高誘電体膜6を堆積する。高誘電体膜6は、例えばAl、HfSiO、HfOなどのように、酸化シリコンよりも誘電率の高い金属酸化膜で構成する。また、高誘電体膜6は、隣り合う多結晶シリコン膜5cの隙間が完全に埋め込まれないような膜厚で堆積する。本実施の形態では、多結晶シリコン膜5cの断面形状を逆T字形にしたことにより、メモリセルサイズの縮小に伴って、隣り合う多結晶シリコン膜5cの隙間が狭くなっても、この隙間が完全に埋め込まれないように高誘電体膜6を堆積することができる。
次に、図67に示すように、CVD法を用いて高誘電体膜6の上部にリンをドープした多結晶シリコン膜7cおよび窒化シリコン膜25を堆積する。続いて、図68に示すように、フォトレジスト膜をマスクにして素子分離領域の窒化シリコン膜25、多結晶シリコン膜7c、高誘電体膜6、窒化シリコン膜21、多結晶シリコン膜5c、ゲート絶縁膜4を順次ドライエッチングした後、露出したp型ウエル10をドライエッチングすることによって、複数の溝3bを形成する。これらの溝3bは、列方向に延在する細長い帯状の平面形状を有している。また、このドライエッチングで多結晶シリコン膜5cがメモリセル毎に分離され、浮遊ゲート5が形成される。図69は、このドライエッチングでパターニングされた窒化シリコン膜25の平面形状を示している。
次に、図70および図71に示すように、CVD法を用いて酸化シリコン膜24を堆積する。このとき、前記実施の形態1、2と同じように、溝3aの内部に酸化シリコン膜24が完全に埋め込まれないようにして空洞15を形成する。空洞15は、その上端部が高誘電体膜6の上面よりも高く、かつ窒化シリコン膜25の上面よりも低くなるように堆積条件を制御する。ここまでの工程により、列方向に延在する細長い帯状の平面形状を有し、行方向に沿って所定の間隔で配列された素子分離溝3が完成する。
次に、図72および図73に示すように、酸化シリコン膜24をエッチバックして窒化シリコン膜25の上面を露出させた後、図74および図75に示すように、ドライエッチングまたはウェットエッチングで窒化シリコン膜25を除去することにより、多結晶シリコン膜7cの上面を露出させる。
次に、図76および図77に示すように、後の工程で選択トランジスタ(ST、ST)が形成される領域の多結晶シリコン膜7c、高誘電体膜6および窒化シリコン膜21をパターニングして多結晶シリコン膜5cを露出させた後、スパッタリング法を用いてメタル膜9を堆積する。メタル膜9は、例えば窒化タングステン膜とタングステン膜との積層膜や、タングステンシリサイド膜などのメタルシリサイド膜からなる。
次に、図78および図79に示すように、フォトレジスト膜をマスクにしたドライエッチングでメタル膜9、多結晶シリコン膜7cおよび多結晶シリコン膜5cを順次パターニングする。ここまでの工程により、メタル膜9と多結晶シリコン膜7cとの積層膜からなる制御ゲート8(ワード線WL)が形成される。また、メモリアレイ領域の端部には、メタル膜9、多結晶シリコン膜7cおよび多結晶シリコン膜5cの積層膜からなる選択トランジスタ(ST、ST)のゲート電極14が形成される。なお、このドライエッチングを行うと、浮遊ゲート5の上方の高誘電体膜6が露出するが、浮遊ゲート5とその上方の高誘電体膜6との間には窒化シリコン膜21が介在している。従って、浮遊ゲート5の上方の高誘電体膜6がエッチングによる損傷を受けても、メモリセルの信頼性が損なわれることはない。
次に、p型ウエル10にヒ素をイオン注入してn型拡散層11(BLDL)およびn型拡散層12(CSDL)を形成することにより、図53〜図57に示すメモリセルおよび選択トランジスタ(ST、ST)が完成する。図示は省略するが、その後、制御ゲート8(ワード線WL)の上部に層間絶縁膜を形成し、続いて層間絶縁膜をエッチングして、ワード線WL、p型ウエル10、選択トランジスタ(ST、ST)、n型拡散層11(BLDL)およびn型拡散層12(CSDL)のそれぞれに達するコンタクトホールを形成した後、層間絶縁膜の上部にメタル配線を形成することにより、本実施の形態のNAND型フラッシュメモリが完成する。
本実施の形態のフラッシュメモリは、前記実施の形態1、2のフラッシュメモリと同様、行方向に隣接する2個の浮遊ゲート5の間の素子分離溝3内に酸化シリコン(比誘電率=約3.9)よりも誘電率が低い空洞15(比誘電率約1.0)が存在し、また、高誘電体膜6が2個の浮遊ゲート5の間で分離されている。この構成により、前記実施の形態1、2のフラッシュメモリと同様、メモリセルサイズを縮小した場合でも、浮遊ゲート−浮遊ゲート間容量によるしきい値シフト(ΔVth)を許容値以下に抑制することができる。
また、本実施の形態のフラッシュメモリは、前記実施の形態1、2のフラッシュメモリと同様、浮遊ゲート5と制御ゲート8との間に高誘電体膜6を介在させたことにより、メモリセルサイズを縮小した場合でも、浮遊ゲート−制御ゲート間容量の低減を抑制することができる。特に、本実施の形態では、浮遊ゲート5の断面形状を逆T字形にしたことにより、浮遊ゲート5の側壁を利用した制御ゲート−浮遊ゲート間容量の増加も期待できるので、カップリング比を確保し、高速な書き込み/消去特性を実現することができる。
(実施の形態4)
図80は、実施の形態4の半導体装置を示す要部断面図であり、前記実施の形態3の図54(A−A線断面図)に対応している。
前記実施の形態3のフラッシュメモリは、p型ウエル10に不純物(ヒ素)をイオン注入することによって、メモリセルのn型拡散層13(ソース、ドレイン)を形成したが、本実施の形態のフラッシュメモリは、不純物のイオン注入によるn型拡散層13の形成を行っていない。
n型拡散層13は、列方向に配列された複数のメモリセルを直列に接続するために形成するが、列方向に隣接する2個の浮遊ゲート5の間には制御ゲート8(ワード線WL)が存在し、かつ読み出し時と書き込み時には、ワード線WLに正電位が印加される(図58、図59)。そのため、n型拡散層13がなくても、列方向に隣接する2個の浮遊ゲート5の間に位置するp型ウエル10の表面は、ワード線WLの電位によって反転する。従って、n型拡散層13を形成しなくても、メモリセルは正常に動作する。また、消去時には、浮遊ゲート5から基板1に電子が放出されるので、n型拡散層13がないことは問題にならない。
本実施の形態のフラッシュメモリは、前記実施の形態1〜3のフラッシュメモリと同様、行方向に隣接する2個の浮遊ゲート5の間の素子分離溝3内に酸化シリコン(比誘電率=約3.9)よりも誘電率が低い空洞15(比誘電率約1.0)が存在し、また、高誘電体膜6が2個の浮遊ゲート5の間で分離されている。この構成により、前記実施の形態1〜3のフラッシュメモリと同様、メモリセルサイズを縮小した場合でも、浮遊ゲート−浮遊ゲート間容量によるしきい値シフト(ΔVth)を許容値以下に抑制することができる。
また、本実施の形態のフラッシュメモリは、前記実施の形態1〜3のフラッシュメモリと同様、浮遊ゲート5と制御ゲート8との間に高誘電体膜6を介在させたことにより、メモリセルサイズを縮小した場合でも、浮遊ゲート−制御ゲート間容量の低減を抑制することができる。これにより、カップリング比を確保し、高速な書き込み/消去特性を実現することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、携帯型パーソナルコンピュータやデジタルスチルカメラ等の小型携帯情報機器用記憶装置に用いるフラッシュメモリに利用されるものである。
本発明の実施の形態1である半導体装置を示す要部平面図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 図1のC−C線断面図である。 図1のD−D線断面図である。 図1のE−E線断面図である。 本発明の実施の形態1である半導体装置の読み出し動作を説明する回路図である。 本発明の実施の形態1である半導体装置の書き込み動作を説明する回路図である。 本発明の実施の形態1である半導体装置の消去動作を説明する回路図である。 本発明の実施の形態1である半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図10に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図11に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図12に続く半導体装置の製造方法を示す要部平面図である。 図13に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図14に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図15に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図16に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図16に続く半導体装置の製造方法を示す要部平面図である。 図16に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図16に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図17〜図20に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図17〜図20に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図21、図22に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図21、図22に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図23、図24に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図23、図24に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 実施の形態1のメモリセルの断面構造を模式的に示した図である。 従来のメモリセルと実施の形態1のメモリセルとで、メモリセルサイズとしきい値シフトとの関係を比較したグラフである。 本発明の実施の形態2である半導体装置を示す要部平面図である。 図29のA−A線断面図である。 図29のB−B線断面図である。 図29のC−C線断面図である。 図29のD−D線断面図である。 図29のE−E線断面図である。 本発明の実施の形態2である半導体装置の読み出し動作を説明する回路図である。 本発明の実施の形態2である半導体装置の書き込み動作を説明する回路図である。 本発明の実施の形態2である半導体装置の消去動作を説明する回路図である。 本発明の実施の形態2である半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図38に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図39に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図40に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図40に続く半導体装置の製造方法を示す要部平面図である。 図41、図42に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図41、図42に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図43、図44に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図43、図44に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図45、図46に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図45、図46に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図47、図48に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図47、図48に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図49、図50に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図49、図50に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 本発明の実施の形態3である半導体装置を示す要部平面図である。 図53のA−A線断面図である。 図53のB−B線断面図である。 図53のC−C線断面図である。 図53のD−D線断面図である。 本発明の実施の形態3である半導体装置の読み出し動作を説明する回路図である。 本発明の実施の形態3である半導体装置の書き込み動作を説明する回路図である。 本発明の実施の形態3である半導体装置の消去動作を説明する回路図である。 本発明の実施の形態3である半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図61に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図62に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図63に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図64に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図65に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図66に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図67に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図67に続く半導体装置の製造方法を示す要部平面図である。 図68、図69に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図68、図69に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図70、図71に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図70、図71に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図72、図73に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図72、図73に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図74、図75に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図74、図75に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図76、図77に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 図76、図77に続く半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。 本発明の実施の形態4である半導体装置を示す要部断面図である。 従来のフラッシュメモリの断面構造を模式的に示した図である。
符号の説明
1 半導体基板
3 素子分離溝
3a、3b 溝
4 ゲート絶縁膜(トンネル絶縁膜)
5 浮遊ゲート
5a、5b、5c 多結晶シリコン膜
6 高誘電体膜
7a、7b、7c 多結晶シリコン膜
8 制御ゲート
9 メタル膜
10 p型ウエル
11、12、13 n型拡散層
14 ゲート電極
15 空洞
16 開口
21、22 窒化シリコン膜
23、24 酸化シリコン膜
25 窒化シリコン膜
50 半導体基板
51 素子分離溝
52 酸化シリコン膜
53 ゲート絶縁膜
54 浮遊ゲート
55 高誘電体膜
56 制御ゲート
BL ビット線
BLCONT ビット線コンタクト
CSDL 共通ソース線
ST、ST 選択トランジスタ
WL ワード線

Claims (17)

  1. 第1導電型の半導体基板の主面の第1方向、および前記第1方向と直交する第2方向にマトリクス状に配置された複数のメモリセルを有し、
    前記複数のメモリセルのそれぞれは、ゲート絶縁膜を介して前記半導体基板の主面上に形成された浮遊ゲートと、前記浮遊ゲート上に形成された第1絶縁膜と、前記第1絶縁膜を介して前記浮遊ゲートの上部に形成された制御ゲートとを備え、
    前記第1方向に配列された複数のメモリセルは、前記半導体基板の主面に形成され、かつ前記第2方向に延在する素子分離溝によって互いに分離され、
    前記第2方向に配列された複数のメモリセルは、直列に接続され、
    前記第1方向に配列された前記複数のメモリセルのそれぞれの前記制御ゲートは、一体となって前記第1方向に延在するワード線を構成し、
    前記第1方向に隣接する前記浮遊ゲート同士が対向する領域には、内部に空洞を有する第2絶縁膜が形成されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記浮遊ゲート上に形成された前記第1絶縁膜は、メモリセル毎に分離して形成され、前記第1方向に隣接する前記第1絶縁膜同士が対向する領域には、前記第2絶縁膜が形成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記空洞は、前記第1方向に隣接する前記第1絶縁膜同士が対向する領域にも形成されていることを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  4. 前記第1絶縁膜は、酸化シリコンよりも誘電率が高い絶縁膜からなることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  5. 前記第2方向に配列された前記複数のメモリセルの一端は、第1選択トランジスタを介してビット線に接続されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  6. 前記第2方向に配列された前記複数のメモリセルの他端は、第2選択トランジスタを介して共通ソース線に接続されていることを特徴とする請求項5記載の半導体装置。
  7. 前記第2方向に隣接する前記浮遊ゲート間の前記半導体基板には、前記メモリセルのドレインを構成する第2導電型の第1半導体領域と、前記メモリセルのソースを構成する第2導電型の第2半導体領域とが、前記第2方向に沿って交互に形成されており、前記第1半導体領域のそれぞれは、ビット線コンタクトを介してビット線に接続されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  8. 前記第1方向に配列された前記複数のメモリセルのそれぞれの前記第2半導体領域は、一体となって前記第1方向に延在する共通ソース線を構成していることを特徴とする請求項7記載の半導体装置。
  9. 前記第2方向に沿った前記浮遊ゲートの断面形状は、逆T字形であり、前記制御ゲートの下端部は、前記第2方向に隣接する前記浮遊ゲート間に埋め込まれていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  10. 前記第2方向に隣接する前記浮遊ゲート間の前記半導体基板には、前記メモリセルのソース、ドレインを構成する第2導電型の半導体領域が形成されていないことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  11. 第1導電型の半導体基板の主面の第1方向、および前記第1方向と直交する第2方向にマトリクス状に配置された複数のメモリセルを有し、
    前記複数のメモリセルのそれぞれは、第1導電型の半導体基板の主面上にゲート絶縁膜を介して形成された浮遊ゲートと、前記浮遊ゲート上に第1絶縁膜を介して形成された制御ゲートとを備え、
    前記第1方向に配列された複数のメモリセルは、前記半導体基板の主面に形成され、かつ前記第2方向に延在する素子分離溝によって互いに分離され、
    前記第2方向に配列された複数のメモリセルは、直列に接続され、
    前記第1方向に配列された前記複数のメモリセルのそれぞれの前記制御ゲートは、一体となって前記第1方向に延在するワード線を構成する半導体装置の製造方法であって、
    (a)前記半導体基板の主面に前記ゲート絶縁膜を形成した後、前記ゲート絶縁膜上に第1導電膜、第1絶縁膜、第2導電膜および第3絶縁膜を形成する工程と、
    (b)前記第3絶縁膜、前記第2導電膜、前記第1絶縁膜および前記第1導電膜をパターニングすることによって、メモリセル形成領域の前記半導体基板上を覆って前記第2方向に延在する第1積層体を形成すると共に、素子分離領域の前記半導体基板表面を露出する工程と、
    (c)前記第1積層体をマスクにして素子分離領域の前記半導体基板をエッチングすることにより、前記第2方向に延在する溝を形成する工程と、
    (d)前記半導体基板上に前記第1積層体を覆う第2絶縁膜を堆積すると共に、前記溝の内部に前記第2絶縁膜を不完全に埋め込むことによって、内部に空洞を有する前記第2絶縁膜が埋め込まれた前記素子分離溝を形成する工程と、
    (e)前記工程(d)の後、前記第2絶縁膜をエッチバックして前記第3絶縁膜の上面を露出し、続いて、前記第3絶縁膜を除去することによって、前記第2導電膜の上面を露出する工程と、
    (f)前記工程(e)の後、前記半導体基板上に第3導電膜を形成し、続いて、前記第3導電膜、前記第2導電膜、前記第1絶縁膜および前記第1導電膜をパターニングすることによって、前記第3導電膜と前記第2導電膜とからなる前記制御ゲートを形成し、前記第1導電膜からなる前記浮遊ゲートを形成する工程と、
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  12. 前記第2絶縁膜の上端部は、前記浮遊ゲート上に形成された前記第1絶縁膜の上方まで延在し、前記第1方向に隣接する前記浮遊ゲート同士が対向する領域の前記第2絶縁膜内には、前記空洞が形成されていることを特徴とする請求項11記載の半導体装置の製造方法。
  13. 前記第1方向に隣接する前記第1絶縁膜同士が対向する領域の前記第2絶縁膜内には、前記空洞が形成されていることを特徴とする請求項12記載の半導体装置の製造方法。
  14. 前記第1絶縁膜は、酸化シリコンよりも誘電率が高い絶縁膜からなることを特徴とする請求項11記載の半導体装置の製造方法。
  15. 前記工程(f)の後、前記第2方向に隣接する前記浮遊ゲートの間の領域の前記半導体基板に不純物をイオン注入することによって、前記メモリセルのソース、ドレインを構成する第2導電型の拡散層を形成する工程をさらに含むことを特徴とする請求項11記載の半導体装置の製造方法。
  16. 第1導電型の半導体基板の主面の第1方向、および前記第1方向と直交する第2方向にマトリクス状に配置された複数のメモリセルを有し、
    前記複数のメモリセルのそれぞれは、第1導電型の半導体基板の主面上にゲート絶縁膜を介して形成された浮遊ゲートと、前記浮遊ゲート上に第1絶縁膜を介して形成された制御ゲートと、前記半導体基板の主面に形成された第2導電型の拡散層とを備え、
    前記第1方向に配列された複数のメモリセルは、前記半導体基板の主面に形成され、かつ前記第2方向に延在する素子分離溝によって互いに分離され、
    前記第2方向に配列された複数のメモリセルは、直列に接続され、
    前記第1方向に配列された前記複数のメモリセルのそれぞれの前記制御ゲートは、一体となって前記第1方向に延在するワード線を構成する半導体装置の製造方法であって、
    (a)前記半導体基板の主面上に前記ゲート絶縁膜を介して第1導電膜を形成し、前記第1導電膜をパターニングすることにより、前記第1方向に所定の間隔で配列され、かつ前記第2方向に所定の間隔で配列される複数の前記浮遊ゲートを形成する工程と、
    (b)前記第1方向に隣接する前記浮遊ゲートの間の前記半導体基板をエッチングすることによって、前記第2方向に延在する素子分離溝を形成する工程と、
    (c)前記素子分離溝の内部に第2絶縁膜を埋め込む工程と、
    (d)前記浮遊ゲートの上部に前記第1絶縁膜を介して第2導電膜を形成し、前記第2導電膜をパターニングすることにより、前記第1方向に延在し、かつ前記第2方向に所定の間隔で配列される複数の前記制御ゲートを形成する工程とを含み、
    前記工程(c)において、前記素子分離溝の内部に第2絶縁膜を埋め込む際、前記第1方向に隣接する前記浮遊ゲート同士が対向する領域の前記第2絶縁膜内に空洞を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  17. 前記工程(a)は、前記第2方向に沿った前記浮遊ゲートの断面形状を逆T字形に加工する工程を含み、
    前記工程(d)は、前記制御ゲートを前記第2方向に隣接する前記浮遊ゲート間に形成する工程を含むことを特徴とする請求項16記載の半導体装置の製造方法。
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