JP2007297589A - フッ素含有オルガノポリシロキサン、これを含む表面処理剤及び該表面処理剤で処理された物品 - Google Patents

フッ素含有オルガノポリシロキサン、これを含む表面処理剤及び該表面処理剤で処理された物品 Download PDF

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Abstract

【課題】表面滑り性が良く、耐擦傷性に優れた撥水撥油性の被膜を形成する表面処理剤を提供する。
【解決手段】下記平均組成式(1)で示される含フッ素オルガノポリシロキサン(ZQ)βRf(QZα2−β (1)[Rfは2価のパーフロロエーテル残基を含む基、Qは2価の有機基、Zはシルアルキレン結合を含んでいてよい、2〜9価のオルガノポリシロキサン残基、αは1〜8の整数、βは0より大きく2未満の数、Zは下記式(2)で示される1価の基、
−(Si(R−O)−Si(R (2)
(bは1〜10の整数、Rは、互いに独立に、炭素数1〜4のアルキル基またはフェニル基である)、及びAは、下記式(3)で示される1価の基である
−C2C−Si(R3−a (3)
(Rは炭素数1〜4のアルキル基またはフェニル基であり、Xは加水分解性基であり、aは2又は3、cは1〜6の整数である)]。
【選択図】なし

Description

本発明は、フッ素含有オルガノポリシロキサンに関し、詳細には、基材との密着性に優れ、耐擦傷性に優れた撥水撥油性の層を形成するフッ素含有オルガノポリシロキサン及びそれを含む表面処理剤に関する。
一般に、パーフロロエーテル基含有化合物は、その表面自由エネルギーが非常に小さいために、撥水撥油性、耐薬品性、潤滑性、離型性、防汚性などを有する。その性質を利用して、興行的には紙・繊維などの撥水撥油防汚剤、磁気記録媒体の滑剤、精密機器の防油剤、離型剤、化粧料、保護膜など、幅広く利用されている。
しかし、その性質は同時に他の基材に対する非粘着性、非密着性があることを示しており、基材表面に塗布することはできても、被膜を形成し密着させることは困難であった。
一方、ガラスや布などの基材表面と有機化合物とを結合させるものとしては、シランカップリング剤が良く知られている。シランカップリング剤は、1分子中に有機官能基と反応性シリル基(一般にはアルコキシシリル基)を有する。アルコキシシリル基は、空気中の水分などによって自己縮合反応をおこしてシロキサンとなり被膜を形成する。それと同時に、ガラスや金属などの表面と化学的・物理的に結合することによって、耐久性を有する強固な被膜となる。シランカップリング剤はこの性質を利用して各種基材表面のコーティング剤として幅広く利用されている。
これらの特徴を生かしたものとして、下記式(8)で示されるフロロアミノシラン化合物が開示されている(特許文献1)。
Figure 2007297589
(式中、R、Rは炭素数1〜4のアルキル基、QはCHCHCH又はCHCHNHCHCHCH、hは1〜4の整数、iは2又は3である)
しかしながら、この化合物は、パーフロロポリエーテル基の部分が、ヘキサフロロプロピレンオキサイド(HFPO)の2〜5量体と短く、上記パーフロロポリエーテル基の持つ特徴を十分に出すことができなかった。
また、ガラス表面の撥水撥油剤として下記式(9)で示される化合物が提示されているが(特許文献2)、
Figure 2007297589
(式中、Rfは炭素数1〜20個のポリフロロアルキル基であってエーテル結合を1個以上含んでもよい。Rは水素原子又は低級アルキル基、Aはアルキレン基、Xは−CON(R)−Q−又はSON(R)−Q−(但し、Rは低級アルキル基、Qは2価の有機基を示す)、Zは低級アルキル基、Yはハロゲン、アルコキシ基又はRCOO−(但し、Rは水素原子又は低級アルキル基を示す)、sは0又は1の整数、tは1〜3の整数、uは0又は1〜2の整数を示す)
該化合物も含フッ素基の部分の炭素数が1〜20個と少なく、十分な効果が得られていない。
特に最近では、建築物の高層化に伴い窓ガラスをメンテナンスフリー化することや、外観や視認性をよくするためにディスプレイの表面に指紋が付きにくくするなど「汚れにくくする」技術や、「汚れを落とし易くする」技術に対する要求は年々高まってきており、これらの要求に応えることのできる材料の開発が望まれていた。
上記パーフロロポリエーテル基及びシランカップリング剤の特性を活かし、基材表面に強固な被膜を形成する表面処理剤として、含フッ素シラン化合物を防汚層に用いたレンズが知られている(特許文献3)が、含フッ素シラン化合物は、1分子中の加水分解性基の含有割合は比較的多いものの、基材への密着性が不十分で耐久性の点で問題があり、レンズの表面処理剤として利用した場合には、所望の性能を長期間にわたって持続させ得るものではなく適切なものとはいえなかった。
また、視認装置等の表面に設けられることが一般的な反射防止膜にあっては、手垢や指紋、汗や唾液、整髪料等の汚染物が付着し易く、表面反射率が変化したりする。また、付着物が白く浮き出て見えて汚染が目立ち易いという難点もある。そのため、付着防止性や付着汚染の除去性に優れかつ長期に防汚性能を保つ反射防止膜の提供が課題となっている。
耐汚染性が向上された反射防止膜としては、PVD法により形成した二酸化ケイ素を主成分とする表面層を有する単層又は多層の無機物層からなる反射防止層の表面に、有機ポリシロキサン系重合物又はパーフロロアルキル基含有重合物からなる硬化層を有するものが知られている(特許文献4)。
しかしながら、手垢や指紋等の人体的汚染が付着した場合に、ティッシュペーパーなどで拭き取ることが困難で、汚染が薄膜に押し拡げられ、強く擦ると反射防止膜が傷付くため、満足できる除去を達成できないという問題点があった。
反射防止膜として、下記式(10)で示されるパーフロロポリエーテル変性アミノシランを防汚層に用いたものが開示されている(特許文献5)。この反射防止膜は、防汚性等に優れているものの、パーフロロポリエーテル変性アミノシラン1分子中の加水分解性基の割合(重量%)が少ないため、硬化までに時間を要することや、基材への密着性の点などの問題点を有し、表面処理剤として利用する上で改良が望まれている。
Figure 2007297589
(式中、Xは加水分解性基、Rは低級アルキル基、Rは水素原子又は低級アルキル基、QはCHCHCH又はCHCHNHCHCHCH、eは6〜50の整数、fは2又は3、c及びdはそれぞれ1〜3の整数)
また、下記式(11)で示されるパーフロロポリエーテル基含有シランカップリング剤を防汚層に用いた反射防止フィルムが開示されており(特許文献6)、この防汚層に用いられるパーフロロポリエーテル基含有シランカップリング剤は、極性基は含有していないものの、1分子中の加水分解性基の量が十分とは言えず、硬化までに時間を要することや、基材への密着性が劣るなど、表面処理剤として利用する上で十分な性能を有しているとは言えなかった。
Figure 2007297589
(但し、Rfは炭素数1〜16の直鎖状又は分岐状パーフロロアルキル基、Rは炭素数1〜10のアルキル基、kは1〜50の整数、rは0〜6の整数、jは0〜3の整数、lは0〜3の整数であるが、0<j+l≦6である。)
また、片末端に多くの加水分解性基を有するパーフロロポリエーテル基含有シランカップリング剤が被膜形成性のよい表面処理剤であるとされている(特許文献7、8)。
下記式(12)で示されるパーフロロポリエーテル基含有シランカップリング剤は両末端に加水分解性基を2または3個有し、基材との密着性に優れた膜を形成するとされている(特許文献9)。
Figure 2007297589
(式中、Rfは二価の直鎖型パーフロロポリエーテル基、Rは炭素数1〜4のアルキル基又はフェニル基、Xは加水分解性基、pは0〜2、qは1〜5の整数、aは2又は3である。)
特開昭58−167597号公報 特開昭58−122979号公報 特開平9−258003号公報 特公平6−5324号公報 特開平11−29585号公報 特開2001−188102号公報 特開2002−348370号公報 特開2003−113244号公報 特開2003−238577号公報
上記式(12)のカップリング剤から得られる被膜は、汚れにくい。しかし、一旦汚れた場合に、該汚れを拭取るのがそれほど容易ではない。汚れの拭取り易さは、被膜表面の汚れに対する離型性だけではなく、該被膜表面の滑り性に依存する。離型性が同等である2つの膜がある場合、表面の滑り性が良い被膜の方が、そうでない物に比べて汚れを拭取り易い。また、基材への密着性が同等である2つの被膜がある場合、表面の滑り性が良い膜の方が、そうでない物に比べて耐摩耗性や耐擦傷性に優れる。そこで、本発明は、表面滑り性が良く、耐擦傷性に優れた撥水撥油性の被膜を形成する物質及びそれを含む表面処理剤を提供することを目的とする。
本発明者らは、所定のポリシロキサン骨格に、フッ素含有基及び加水分解性基を備えたオルガノポリシロキサンが、表面滑り性、耐擦傷性に優れた撥水撥油性の層を形成することを見出した。
即ち、本発明は、下記のものである。
下記平均組成式(1)で示される含フッ素オルガノポリシロキサン
(ZQ)βRf(QZα2−β (1)
[式中、Rfは2価のパーフロロエーテル残基を含む基であり、
Qは2価の有機基であり、
はシルアルキレン結合を含んでいてよい、2〜9価のオルガノポリシロキサン残基であり、
αは1〜8の整数であり、
βは0より大きく2未満の数であり、
は下記式(2)で示される1価の基であり、
Figure 2007297589
(bは1〜10の整数、Rは、互いに独立に、炭素数1〜4のアルキル基またはフェニル基である)、及び
Aは、下記式(3)で示される1価の基である
Figure 2007297589

(式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基またはフェニル基であり、Xは加水分解性基であり、aは2又は3、cは1〜6の整数である)]。
本発明のオルガノポリシロキサンから得られる被膜は、加水分解性シリル基を介して基材に強固に密着する。また、オルガノポリシロキサン残基を有し、耐擦傷性に優れる。該オルガノポリシロキサン残基は、基材表面にフッ素変性基を適切な間隔で分布させて、被膜の優れた撥水撥油性を達成すると考えられる。式(1)でβが0より大きいことから、本発明のオルガノポリシロキサンは、加水分解性基を片末端に有するもの(以下「片末端処理剤」と呼ぶ)と、両末端に有するものとの混合物である。前者のパーフルオロポリエーテル鎖の立体的な自由度は、後者より大きいことが、表面滑り性に寄与し、一方、後者は被膜の基材への強固な密着性に寄与するものと考えられる。
上記式(1)において、Aは、下記式(3)で示される1価の基である。
Figure 2007297589
(式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基またはフェニル基、Xは加水分解性基であり、aは2又は3、cは1〜6の整数である。)]
式(3)において、Xは互いに異なっていてよい、加水分解性の基である。その例としては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基などの炭素数1〜10のアルコキシ基、メトキシメトキシ基、メトキシエトキシ基などの炭素数2〜10のオキシアルコキシ基、アセトキシ基などの炭素数1〜10のアシロキシ基、イソプロペノキシ基などの炭素数2〜10のアルケニルオキシ基、クロル基、ブロモ基、ヨード基などのハロゲン基などが挙げられる。中でもメトキシ基、エトキシ基、イソプロペノキシ基、クロル基が好適である。
は、炭素数1〜4の低級アルキル基、例えば、メチル基、及びエチル基、又はフェニル基などであり、中でもメチル基が好適である。aは2又は3であり、反応性、基材に対する密着性の観点から、3が好ましい。cは1以上であり、基材への密着性と防汚性能との両立から2〜5が好ましい。
式(1)において、Rfは2価のパーフロロエーテル残基を含む基であり、分岐していてよい。該パーフロロエーテル残基としては、−C2gO−(gは1〜6の整数)の繰り返し単位を1〜500個、好ましくは2〜200個、より好ましくは10〜100個含む。なお、gは繰り返し単位毎に異なっていてよく、好ましくは1〜4である。
上記式で示される繰り返し単位−C2gO−としては、例えば下記の単位等が挙げられる。なお、上記パーフロロエーテル残基は、これらの繰り返し単位の1種単独で構成されていてもよいし、2種以上の組み合わせであってもよい。
−CFO−
−CFCFO−
−CFCFCFO−
−CF(CF)CFO−
−CFCFCFCFO−
−CFCFCFCFCFCFO−
−C(CFO−
上記繰り返し単位を含むRfとして、下記一般式(5)、(6)、(7)で示される基から選ばれるものが好ましい。
Figure 2007297589

(式中、Yはそれぞれ独立にF又はCF基であり、rは2〜6の整数であり、dは1〜3の整数であり、m、nはそれぞれ0〜200の整数であり、但しm+nは2〜200の整数であり、sは0〜6の整数であり、繰り返し単位はランダムに結合されていてよい)
Figure 2007297589
(式中、lは1〜200の整数であり、dは1〜3の整数である)
Figure 2007297589

(式中、YはF又はCF基であり、dは1〜3の整数であり、m、nはそれぞれ0〜200の整数であり、但しm+nは2〜200であり、繰り返し単位はランダムに結合されていてよい)
Rfが下記一般式(4)で示されるパーフロロエーテル含有基であることが、滑り性の点でより好ましい。
Figure 2007297589

(式中、eは0〜50の整数であり、fは1〜50の整数であり、但しe+fは2〜60の整数である。)
式(1)において、QはRf基とZ基との連結基であり、好ましくは、アミド、エーテル、エステル、又はビニル結合を含んでよい、炭素数3〜12の基であり、例えば下記の基が挙げられる。
Figure 2007297589

上記各基において、左側がRfに、右側がSiに結合される。
式(1)において、Z及びZは、オルガノポリシロキサン残基であり、但し2つのケイ素原子がアルキレン基で結合されたシルアルキレン構造、即ちSi−R−Si、を含んでよい。このようにシロキサン結合の存在により、耐擦傷性に優れたコーティングを形成する。
は、2〜9価、好ましくは2〜6価、のシルアルキレン基を含でよいオルガノポリシロキサン残基であり、下記のものが例示される。なお、下の例は、いずれもメチル基を有するが、メチル基には限定されず、炭素数1〜8、より好ましくは1〜4のアルキル基又はフェニル基である。また、シルアルキレン結合におけるアルキレン基も、エチレン基には限定されず、炭素数2〜6、好ましくは2〜4のアルキレン基である。
Figure 2007297589
Figure 2007297589
Figure 2007297589
Figure 2007297589
Figure 2007297589

αは、(Zの価数−1)の数、即ち1〜8であり、好ましくは1〜5である。
は、下記式(2)で表される1価の基である。
Figure 2007297589
ここで、bは1〜10、好ましくは1〜5、より好ましくは1である。Rは、互いに独立に、炭素数1〜4のアルキル基、例えばメチル基、エチル基等、またはフェニル基であり、好ましくは、メチル基である。
好ましくは、Zは、下記式で表される基である。
Figure 2007297589
本発明の化合物は、以下に述べる方法で作ることができる。
まず、下記式で示される、Rfの両側に不飽和基を有する下記化合物を、Zを誘導するためのオルガノハイドロジェンポリシロキサンであって、下記化合物を反応させたい部位にSiH結合を有するものと、付加反応触媒、例えば白金化合物、の存在下で付加反応させる。なお、付加反応は、公知の反応条件で行ってよい。

Q’RfQ’
(上式において、Rfは上で説明したとおりであり、及びQ’は、例えば下記で示す不飽和基を含む基である。)
Figure 2007297589
別途、下記式で表される不飽和基を有する化合物を、
Figure 2007297589
(R、X、a、cについては上述のとおりであり、dは2c−1である)
を誘導するための、オルガノハイドロジェンポリシロキサンであって、上記化合物と反応させたい部位と少なくとも他の1箇所にSiH結合を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンと、付加反応させて、加水分解性基を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンを用意する。
得られた加水分解性基を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンのSiH結合を、上記Rfの両側に不飽和基を有する化合物の、残りの不飽和基に付加反応させる。あるいは、Zを誘導するための、オルガノハイドロジェンポリシロキサンを、最初にQ’RfQ’と反応させた後に、加水分解性基を有する上記化合物と反応させてもよい。
上記方法においてZを誘導するオルガノハイドロジェンポリシロキサンと、Zを誘導するオルガノハイドロジェンポリシロキサンの使用割合、及び付加反応の順序を制御することによって、式(1)のβの値を変えることができる。好ましくは、βは0.5〜1.5である。
本発明は、上記含フッ素オルガノポリシロキサンを主成分とする表面処理剤を提供する。該オルガノポリシロキサンを、予め、公知の方法で、ある程度加水分解縮合させて得られる部分加水分解縮合物を用いてもよい。
該表面処理剤には、必要に応じて、加水分解縮合触媒、例えば、有機錫化合物(ジブチル錫ジメトキシド、ジラウリン酸ジブチル錫など)、有機チタン化合物(テトラn−ブチルチタネートなど)、有機酸(酢酸、メタンスルホン酸など)、無機酸(塩酸、硫酸など)を添加してもよい。これらの中では、特に酢酸、テトラn−ブチルチタネート、ジラウリン酸ジブチル錫などが望ましい。添加量は触媒量であり、通常、含フッ素オルガノポリシロキサン及び/又はその部分加水分解縮合物100重量部に対して0.01〜5重量部、特に0.1〜1重量部である。
該表面処理剤は、適当な溶剤を含んでよい。このような溶媒としては、フッ素変性脂肪族炭化水素系溶剤(パーフロロヘプタン、パーフロロオクタンなど)、フッ素変性芳香族炭化水素系溶剤(m−キシレンヘキサフロライド、ベンゾトリフロライドなど)、フッ素変性エーテル系溶剤(メチルパーフロロブチルエーテル、エチルパーフロロブチルエーテル、パーフロロ(2−ブチルテトラヒドロフラン)など)、フッ素変性アルキルアミン系溶剤(パーフロロトリブチルアミン、パーフロロトリペンチルアミンなど)、炭化水素系溶剤(石油ベンジン、ミネラルスピリッツ、トルエン、キシレンなど)、ケトン系溶剤(アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなど)を例示することができる。これらの中では、溶解性、濡れ性などの点で、フッ素変性された溶剤が望ましく、特には、m−キシレンヘキサフロライド、パーフロロ(2−ブチルテトラヒドロフラン)、パーフロロトリブチルアミン、エチルパーフロロブチルエーテルが好ましい。
上記溶媒はその2種以上を混合してもよく、該含フッ素オルガノポリシロキサン及び/又はその部分分解縮合物を均一に溶解させることが好ましい。なお、この溶媒に溶解させ示した式(1)の含フッ素オルガノポリシロキサン及び/又はその部分加水分解縮合物の濃度は処理方法により最適濃度は異なるが、0.01〜50重量%、特に0.05〜20重量%であることが好ましい。
表面処理剤は、刷毛塗り、ディッピング、スプレー、蒸着処理など公知の方法で基材に施与することができる。また、処理温度は、処理方法によって異なるが、例えば刷毛塗りやディッピングで施与した場合は、室温から120℃の範囲が望ましい。処理湿度としては、加湿下で行うことが反応を促進する上で望ましい。また、硬化被膜の膜厚は、基材の種類により適宜選定されるが、通常0.1nm〜5μm、特に1〜100nmである。
上記表面処理剤で処理される基材は、特に制限されず、紙、布、金属及びその酸化物、ガラス、プラスチック、セラミックなど各種材質のものであってよく、これらに撥水撥油性、離型製、防汚性を付与することができる。
本発明の表面処理剤で処理される物品及び処理目的としては、例えば、眼鏡レンズ、反射防止フィルターなど光学部材の指紋、皮脂付着防止コーティング;浴槽、洗面台のようなサニタリー製品の撥水、防汚コーティング;自動車、電車、航空機などの窓ガラス、ヘッドランプカバー等の防汚コーティング;外壁用建材の撥水、防汚コーティング;台所用建材の油汚れ防止用コーティング;コンパクトディスク、DVDなどの指紋付着防止コーティング;その他、塗料添加剤、樹脂改質剤、無機質充填剤の流動性、分散性を改質、テープ、フィルムなどの潤滑性の向上などが挙げられる。
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれによって限定されるものではない。
反応容器に、下記式(I)で示される両末端にα・ω−不飽和結合を有するパーフロロポリエーテル50gと、
Figure 2007297589

(p/q=0.9 p+q≒45)
1,3トリフロロメチルベンゼン75g、塩化白金酸/ビニルシロキサン錯体のトルエン溶液0.0442g(Pt単体として1.1×10-7モルを含有)を入れて90℃に加熱撹拌した。得られた混合物に、ペンタメチルジシロキサン1.85gを滴下して90℃で2時間熟成した。その後、下記式(II)に示す、テトラメチルジシロキサン(HM)とビニルトリメトキシシラン(VMS)との1:1付加反応物(HM−VMS)7.5gを滴下して90℃で2時間熟成し、H−NMRで原料のアリル基が消失したのを確認した後、溶剤及び未反応のペンタメチルジシロキサン及びHM−VMSを減圧溜去したところ、液状のパーフロロポリエーテル(化合物1)50.5g(比重:1.63 屈折率1.319)を得た。
上記HM−VMSは下記の方法で調製した。
反応容器に、テトラメチルジシロキサン(HM)40gとトルエン40gとを混合し、80℃に加熱した。ビニルトリメトキシシラン(VMS)44.2gと塩化白金酸/ビニルシロキサン錯体のトルエン溶液2g(Pt単体として1.1×10-7モルを含有)の混合物をゆっくりと滴下した。得られた混合物を、蒸留精製し、1:1付加反応物(HM−VMS)84gを得た。
Figure 2007297589

(但し、Yは−Cである。)
得られた化合物1のNMR及びIRチャートを図1、2に示す。1H−NMR(TMS基準、ppm)のデータを次に示す。
Figure 2007297589
以上の結果から、得られた化合物の構造式は下記であることがわかった。
Figure 2007297589

(p/q=0.9 p+q≒45)
ここでXは、下記(a)と(b)が38:62のモル比で混在し、即ち、式(1)においてβ=0.76であった。
Figure 2007297589
Figure 2007297589

(但し、Yは−Cである。)
反応容器に、上記式(I)で示される両末端にα・ω−不飽和結合を有するパーフロロポリエーテル50gと、1,3トリフロロメチルベンゼン75g、塩化白金酸/ビニルシロキサン錯体のトルエン溶液0.0442g(Pt単体として1.1×10-7モルを含有)を入れて90℃に加熱撹拌した。得られた混合物に、ペンタメチルジシロキサン1.85gを滴下して90℃で2時間熟成し、その後、下記式(III)に示す化合物(H4Q)20.5gを滴下して90℃で3時間熟成し、H−NMRで原料のアリル基が消失したのを確認した。次いで、溶剤や過剰のH4Qを減圧溜去した後、活性炭処理を行ったところ、無色透明の液体パーフロロポリエーテル46.8gを得た。
Figure 2007297589
さらに、上記したパーフロロポリエーテル25gと、1,3トリフロロメチルベンゼン30g、塩化白金酸/ビニルシロキサン錯体のトルエン溶液0.0225g(Pt単体として.2.2×10-6モルを含有)を入れて90℃に加熱撹拌した。得られた混合物に、トリメトキシシラン4.63gを滴下して80℃で3時間熟成し、溶剤を減圧溜去したところ、無色透明の液体(化合物2)26.8g(比重:1.65 屈折率1.313)を得た。
得られた化合物2のNMR及びIRチャートを図3、4に示す。1H−NMR(TMS基準、ppm)のデータを次に示す。該NMRスペクトルにおける2.7ppm付近のピークは、測定の際に添加したベンゼンのものである。
Figure 2007297589
以上の結果から、得られた化合物の構造式は下記であることがわかった。
Figure 2007297589

(p/q=0.9 p+q≒45)
ここでXは、下記(c)と(d)が57:43のモル比で混在し、即ち、式(1)においてβ=1.14であった。
Figure 2007297589
Figure 2007297589

(但し、Yは−Cである。)
表面処理剤及び硬化被膜の調製
実施例1及び2で得た含フッ素オルガノポリシロキサン各々を、濃度20wt%になるように、1,3トリフロロメチルベンゼンに溶解させて、表面処理剤1及び2を得た。反射防止フイルム(表面にSiOを蒸着したPETフイルム、幅×長さ×厚みは8cm×15cm×0.2cm)の、SiO蒸着面に、処理剤10mgを真空蒸着し(処理条件は、圧力:3.8×10−3Pa、温度:740℃)、40℃、湿度80%の雰囲気下で24時間放置し、硬化被膜を形成させた。
[比較例1、2]
実施例で用いた含フッ素オルガノポリシロキサンのかわりに、下記化合物3及び4を用いた他は実施例と同様の方法で評価した。
化合物3
Figure 2007297589
化合物4
Figure 2007297589

(p/q=0.9 p+q≒45)
得られた硬化被膜を、下記の方法により評価した。
[撥水撥油性の評価]
接触角計(協和界面科学社製A3型)を用いて、硬化被膜の水接触角及びオレイン酸に対する後退接触角を滑落法により測定した。水接触角の測定は、下記洗浄又は摩耗試験後にも行った。
[滑り性の評価]
7名のパネラーにより下記方法に従い被膜の滑り性を評価した。
不織布(ベンコット、旭化成工業社製)を4枚重ねて、被膜を指で軽く擦り、その感触を評価した。化合物3の硬化被膜の初期の滑り性をBとし、4人以上のパネラーがBよりも滑り性が良いと感じた場合にはA、4人以上がBよりも滑り性が悪いと感じた場合はC、それ以外はBとした。該試験を、初期、及び、下記洗浄又は摩耗試験後に行った。
[洗浄試験]
硬化被膜表面に、AK225(旭硝子社製)を30秒間かけ流して、該表面を洗浄した後、乾燥した。
[磨耗試験]
ラビングテスター(新東科学社製)を用いて、以下の条件で擦った。
評価環境条件:25℃、湿度40%
擦り材:試料と接触するテスターの先端部(1.5cm×1.5cm)に不織布(ベンコット、旭化成工業社製)を8枚重ねて包み、輪ゴムで固定したもの。
移動距離(片道)4cm
移動速度500cm/分
荷重:1kg
擦り回数:2000回
評価結果を表1(初期性能)及び表2(摩耗後及び洗浄後)に示す。
Figure 2007297589
Figure 2007297589
表1及び2に示すように、実施例の化合物1及び2は、オルガノポリシロキサン部分を有しない比較例の化合物3、4よりも、滑り性、耐洗浄性及び耐摩耗性に優れる。
本発明の含フッ素オルガノポリシロキサンは、撥水撥油性に優れた被膜を形成し、摩擦、洗浄によっても、撥水撥油性が維持される。また、汚れた場合であっても、汚れを拭き取り易く、眼鏡レンズ、反射防止フィルターなど光学部材の被膜として好適である。
化合物1のNMRチャートである。 化合物1のIRチャートである。 化合物2のNMRチャートである。 化合物2のIRチャートである。

Claims (12)

  1. 下記平均組成式(1)で示される含フッ素オルガノポリシロキサン
    (ZQ)βRf(QZα2−β (1)
    [式中、Rfは2価のパーフロロエーテル残基を含む基であり、
    Qは2価の有機基であり、
    はシルアルキレン結合を含んでいてよい、2〜9価のオルガノポリシロキサン残基であり、
    αは1〜8の整数であり、
    βは0より大きく2未満の数であり、
    は下記式(2)で示される1価の基であり、
    Figure 2007297589
    (bは1〜10の整数、Rは、互いに独立に、炭素数1〜4のアルキル基またはフェニル基である)、及び
    Aは、下記式(3)で示される1価の基である
    Figure 2007297589

    (式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基またはフェニル基であり、Xは加水分解性基であり、aは2又は3、cは1〜6の整数である)]。
  2. が、下記式で示される基である、請求項1記載の含フッ素オルガノポリシロキサン。
    Figure 2007297589

    (Meはメチル基を表す)
  3. が、ケイ素原子2〜8個を含む、鎖状又は環状オルガノポリシロキサン残基である請求項1または2記載の含フッ素オルガノポリシロキサン。
  4. が、ケイ素原子6〜13個と、シルエチレン結合を1個または2個含む、鎖状オルガノポリシロキサン残基である請求項1または2記載の含フッ素オルガノポリシロキサン。
  5. 前記パーフロロエーテル残基が、下記一般式で表される繰り返し単位
    −C2gO−
    (gは、単位毎に独立に、1〜6の整数である)
    1〜500個を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の含フッ素オルガノポリシロキサン。
  6. 式(1)において、Rfが下記一般式(5)、(6)、(7)で示される基から選ばれることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の含フッ素オルガノポリシロキサン。
    Figure 2007297589

    (式中、Yはそれぞれ独立にF又はCF基であり、rは2〜6の整数であり、dは1〜3の整数であり、m、nはそれぞれ0〜200の整数であり、但しm+nは2〜200の整数であり、sは0〜6の整数であり、繰り返し単位はランダムに結合されていてよい)
    Figure 2007297589
    (式中、lは1〜200の整数であり、dは1〜3の整数である)
    Figure 2007297589

    (式中、YはF又はCF基であり、dは1〜3の整数であり、m、nはそれぞれ0〜200の整数であり、但しm+nは2〜200であり、繰り返し単位はランダムに結合されていてよい)
  7. 式(1)において、Rfが下記一般式(4)で示される基であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載のパーフロロポリエーテル変性シラン。
    Figure 2007297589

    (式中、eは0〜50の整数であり、fは1〜50の整数であり、但しe+fは2〜60の整数である。)
  8. Qが、アミド結合、エーテル結合、エステル結合、及びビニル結合からなる群より選ばれる少なくとも1つの結合を含んでよい、炭素数3〜12の炭化水素基であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の含フッ素オルガノポリシロキサン。
  9. 加水分解性基Xが、アルコキシ基、オキシアルコキシ基、アシロキシ基、アルケニルオキシ基、及びハロゲン基からなる群より選ばれることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の含フッ素オルガノポリシロキサン。
  10. 加水分解性基Xがメトキシ基、エトキシ基、イソプロペノキシ基、及びクロル基から選ばれることを特徴とする請求項9に記載の含フッ素オルガノポリシロキサン。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の含フッ素オルガノポリシロキサン及び/又はその部分加水分解縮合物を主成分とする表面処理剤。
  12. 請求項11記載の表面処理剤で処理された物品。
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