JP2007293213A - 鏡筒駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外径寸法を小さくする小径化を達成可能とした鏡筒駆動装置を提供する。
【解決手段】鏡筒駆動装置は、地板10、ガイドバー13、回転止めバー14、第1のマグネット15、第2のマグネット16、A相側コイル17、B相側コイル18、固定ヨーク19、A相側天板ヨーク20、B相側天板ヨーク21、A相側回転ヨーク22、B相側回転ヨーク23、ロータ24を備える。ガイドバー13と回転止めバー14を、第1のマグネット15と第2のマグネット16の間の破断部に配置すると共に、A相側コイル17及びB相側コイル18の弦状部分の外側に配置する。ロータ24の内周部に、A相側磁極部を有するA相側回転ヨーク22及びB相側磁極部を有するB相側回転ヨーク23を固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置用の光学部品を保持する鏡筒をフォーカシング時或いはズーミング時に光軸方向に移動させる鏡筒駆動装置に関する。
従来、スチルカメラやビデオカメラのレンズ等を光軸方向に駆動する鏡筒駆動装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1記載の鏡筒駆動装置は、小型のステッピングモータをレンズに対し並列に配置し、リードスクリュー等を介してレンズを駆動するようにしたものである。
しかし、この種の鏡筒駆動装置に用いられるステッピングモータは、開口部を有しない中実円柱形状(中央部には貫通する開口部がなく構成部材がある形状)である。そのため、光路との干渉を避けるために、ステッピングモータをレンズの外側に配置する必要があり、鏡筒駆動装置全体の小径化が困難であった。
上記の点に鑑み、中空円筒形状のモータを使用すると共に該モータ中央部を貫通する開口部をレンズ光軸として利用することで、半径方向に小さい鏡筒駆動装置を実現するものがある(例えば、特許文献2、特許文献3参照)。このような構造を採用することにより、鏡筒駆動装置を小径化することができる。従来の鏡筒駆動装置について図19を用いて説明する。
図19は、従来例に係る鏡筒駆動装置を光軸方向から見た正面図であり、(a)は、中実モータを用いた場合、(b)は、中空モータを用いた場合である。
図19において、図19(a)に示すように特許文献1記載の中実モータM1を用いた場合、鏡筒駆動装置の直径は、(レンズL1の直径)+2×(鏡筒H1の厚さ)+2×(中実モータM1の直径)となる。これに対し、図19(b)に示すように中空モータM2を利用した場合、鏡筒駆動装置の直径は、(レンズL2の直径)+2×(鏡筒H2の厚さ)+2×(中空モータM2の厚さ)となる。中空モータの厚さは、概ね中実モータの半径に等しい。従って、中空モータを用いることで、中実モータの直径分だけ駆動装置を小さくすることができる。
また、別の従来例としては、ガイドバーで支持された鏡筒を中空型のモータで駆動する構造の鏡筒駆動装置が提案されている(例えば、特許文献4、特許文献5参照)。この種の鏡筒駆動装置では、鏡筒をガイドバーで支持することで、摩擦や騒音が少なく精度の高い鏡筒保持を実現している。
実開平2−71155号公報 特開2002−051524号公報 USP4605286 特開2004−347890号公報 特開2005−202316号公報
しかしながら、上記特許文献4記載の鏡筒駆動装置のように、ガイドバーで支持した鏡筒を中空のモータで駆動した場合、モータの小径化が難しいという問題があった。このことを図20を用いて説明する。
図20は、別の従来例に係る鏡筒駆動装置を光軸方向から見た正面図であり、(a)は、モータの内側にガイドバーを配置した場合、(b)は、モータの切り欠き部にガイドバーを配置した場合である。
図20において、図20(a)に示すようにガイドバーB3は円形のレンズL3の両端に位置するという構造上、中空モータM3はガイドバーB3の更に外側に配置する必要がある。このため、鏡筒H3と中空モータM3との間にはデッドスペースが発生する結果、鏡筒駆動装置の小型化及び小径化が困難であった。そこで、図20(b)に示すように中空モータM4の一部を切り欠き、切り欠き部にガイドバーB4を配置する構造が考えられる。該構造を採用すれば、鏡筒H4と中空モータM4との間のデッドスペースの発生を抑制でき、鏡筒駆動装置を小径化することができる。
しかし、上記特許文献3記載の鏡筒駆動装置のように、モータにマグネットをロータとした構造のものを用いると、回転するマグネットにはガイドバーや鏡筒との干渉を避けるために切り欠き部を形成することができない。その結果、ガイドバーの外側に厚みのあるマグネットを配置せざるを得ない。そのため、鏡筒駆動装置の小型化が難しいという問題があった。
また、上記特許文献5記載の鏡筒駆動装置では、モータの軸受に切り欠き部を形成することで小径化を図っている。しかし、ガイドバーの外側にマグネット及びコイルを配置する構造であるため、鏡筒駆動装置の小径化には限界があった。
本発明の目的は、外径寸法を小さくする小径化を達成可能とした鏡筒駆動装置を提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明の駆動装置は、光学部品を光軸方向へ移動可能に案内する案内部材と、前記光学部品の外周側に配置され、周方向に異なる極が交互に着磁された着磁部を有する中空状のマグネットと、前記マグネットに対して回転可能に配置され、軟磁性材料から形成されると共に前記マグネットの着磁部と対向する磁極部を有する筒状の回転子と、前記回転子の前記磁極部を励磁するコイルと、前記マグネットと前記コイルを固定する固定子と、前記回転子の回転運動を前記光学部品の光軸方向の並進運動に変換する変換手段とを備え、前記マグネットは、光軸方向に沿って切り欠かれた破断部を有し、前記案内部材は、前記マグネットの前記破断部に配置されることを特徴とする。
本発明によれば、駆動装置において、案内部材をマグネットの破断部に配置するため、案内部材とマグネットをほぼ同じ径に配置することができる。また、磁極部を有する回転子を用いているため、従来のようにマグネットを回転子とした場合と比較し、薄い回転子を構成することができる。これにより、鏡筒駆動装置の外径寸法を小さくした小径化を達成することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る駆動装置としての鏡筒駆動装置の構成部品を示す分解斜視図である。図2は、組み立て完成状態における鏡筒駆動装置の正面図である。図3は、図2の矢印A−A線に沿う鏡筒駆動装置の断面図である。図4は、図2の矢印B−B線に沿う鏡筒駆動装置の断面図である。
図1乃至図4において、鏡筒駆動装置は、撮像装置に搭載され鏡筒12を駆動する装置であり、地板10、ガイドバー13、回転止めバー14、第1のマグネット15、第2のマグネット16、A相側コイル17、B相側コイル18を備えている。鏡筒駆動装置は、更に、固定ヨーク(ステータヨーク)19、A相側天板ヨーク20、B相側天板ヨーク21、A相側回転ヨーク22、B相側回転ヨーク23、ロータ24を備えている。尚、図2では、構成部品を区別するため適宜模様を付けて図示している。また、図2では、簡略化のために地板10、天板ヨーク20、の図示を省略している。
地板10は、円筒形状に構成されており、鏡筒駆動装置が搭載された装置の構成部品が固定される。鏡筒駆動装置を撮像装置(スチルカメラ或いはビデオカメラ)に搭載した場合は、フィルム、撮像素子(CCD、C−MOSセンサ等の受光センサ)が地板10に固定される。
鏡筒12は、レンズ11を保持するものであり、レンズ保持部121、スリーブ部122、回転止め部123から構成されている。鏡筒12のレンズ保持部121は、中空円盤形状に構成されており、中空部にレンズ11が固定されている。鏡筒12のスリーブ部122は、光軸方向に延びる概略直方体形状に構成されており、レンズ保持部121の外周部に一体に設けられている。
鏡筒12のスリーブ部122の中心には、穴部が長手方向に貫通して形成されており、ガイドバー13が嵌合可能となっている。また、鏡筒12のスリーブ部122におけるレンズ保持部121に対向する側とは反対側の面には、レンズ11の光軸を中心軸としたおねじ部が形成されている。鏡筒12の回転止め部123は、レンズ保持部121を挟んでスリーブ部122の反対側に設けられており、回転止めバー14が嵌合可能となっている。
ガイドバー13は、レンズ11の光軸に平行に配設されるものであり、鏡筒12のスリーブ部122の穴部に嵌合されている。回転止めバー14は、レンズ11の光軸に平行に配設されるものであり、鏡筒12の回転止め部123に嵌合されている。ガイドバー13と回転止めバー14とは、レンズ11を挟んで配置されている。
第1のマグネット15は、横断面形状がC字状に形成されており、下記の仮想マグネットを破断部により分割した一方のマグネットを構成する。第2のマグネット16は、横断面形状がC字状に形成されており、下記の仮想マグネットを破断部により分割した他方のマグネットを構成する。本実施の形態では、光軸を中心軸に持つ中空円筒形状を有し且つ外周面をn分割してS極とN極が交互に着磁された着磁部を有する仮想マグネットを考える。
この仮想マグネットに、軸方向に伸びる2ヶ所の破断部を設ける。破断部により分割されたうちの一方が第1のマグネット15、他方が第2のマグネット16である。この仮想マグネットは、軸方向を中心にして周方向に一周する溝を有する。この溝は第1のマグネット15では溝部151に相当し、第2のマグネット16では溝部161に相当する。第1のマグネット15及び第2のマグネット16間の破断部に、鏡筒12のスリーブ部122及びガイドバー13が配置される。
A相側コイル17は、光軸を中心とする2箇所の向かい合う円弧状部分及び2箇所の向かい合う弦状部分から構成されるループに、導線を多数回巻回することにより構成される。A相側コイル17は、いわゆるダブルDカット形状に形成されている。
B相側コイル18は、その形状、巻数、抵抗値がA相側コイル17と同一である。即ち、B相側コイル18は、光軸を中心とする2箇所の向かい合う円弧状部分及び2箇所の向かい合う弦状部分から構成されるループに、導線を多数回巻回することにより構成される。B相側コイル18は、いわゆるダブルDカット形状に形成されている。A相側コイル17及びB相側コイル18は、レンズ11とガイドバー13との間にレンズ11を囲むように巻回される。
固定ヨーク19は、軟磁性材料から形成されると共に中空形状に構成されており、A相側コイル固定部、第1のマグネット固定部、第2のマグネット固定部、B相側コイル固定部から構成されている。固定ヨーク19のA相側コイル固定部は、固定ヨーク19の軸方向一方の端部を構成する。固定ヨーク19のA相側コイル固定部は、A相側コイル17の内径部と同様に、光軸を中心とする2箇所の円弧状部分及び2箇所の弦状部分からなるいわゆるダブルDカット形状に構成されている。固定ヨーク19のA相側コイル固定部の外周部にA相側コイル17が固定される。
固定ヨーク19のB相側コイル固定部は、固定ヨーク19の軸方向他方の端部を構成する。固定ヨーク19のB相側コイル固定部は、A相側コイル固定部と同様の形状に構成されており、光軸を中心とする2箇所の円弧状部分及び2箇所の弦状部分からなるいわゆるダブルDカット形状に構成されている。固定ヨーク19のB相側コイル固定部の外周部にB相側コイル18が固定される。
固定ヨーク19の第1のマグネット固定部及び第2のマグネット固定部は、A相側コイル固定部とB相側コイル固定部に挟まれた箇所に設けられている。固定ヨーク19の第1のマグネット固定部は、断面が円弧状に構成されており、外周部に第1のマグネット15が固定される。固定ヨーク19の第2のマグネット固定部は、第1のマグネット固定部と同様の形状に構成されており、第1のマグネット固定部と光軸を挟んで反対側に位置し、外周部に第2のマグネット16が固定される。
A相側天板ヨーク20は、軟磁性材料から形成されると共に円盤形状に構成されており、ヨーク固定部201、ガイドバー固定穴202、回転止めバー固定穴203を備えている。A相側天板ヨーク20のヨーク固定部201は、A相側天板ヨーク20の中心に形成された開口部であり、A相側コイル17の内径とほぼ同形状及び同寸法に構成されている。A相側天板ヨーク20のガイドバー固定穴202と回転止めバー固定穴203は、ヨーク固定部201を挟んだ位置に形成されており、それぞれガイドバー13、回転止めバー14が嵌合される。
B相側天板ヨーク21は、A相側天板ヨーク20と同形状である。即ち、B相側天板ヨーク21は、軟磁性材料から形成されると共に円盤形状に構成されており、ヨーク固定部211、ガイドバー固定穴212、回転止めバー固定穴213を備えている。B相側天板ヨーク21のヨーク固定部211は、B相側天板ヨーク21の中心に形成された開口部であり、B相側コイル18の内径とほぼ同形状及び同寸法に構成されている。B相側天板ヨーク21のガイドバー固定穴212と回転止めバー固定穴213は、ヨーク固定部211を挟んだ位置に形成されており、それぞれガイドバー13、回転止めバー14が嵌合される。
A相側回転ヨーク(ロータヨーク)22は、軟磁性材料から形成されると共に概略円筒形状に構成されており、A相側磁極部221−1、221−2・・・221−n/2(図5参照)を備えている。A相側回転ヨーク22のA相側磁極部は、円筒形状体の一部を切り欠くことで形成され、第1及び第2のマグネットの着磁面に対して平行であり、光軸方向に延出したいわゆる櫛歯形状を有する。
A相側回転ヨーク22のA相側磁極部は、櫛歯の本数が1本ないしn/2本(本実施の形態では15本)で等間隔に配置され、円周方向に720/n°(本実施の形態では24°)の間隔を置き、所定の歯幅で形成されている。
B相側回転ヨーク(ロータヨーク)23は、A相側回転ヨーク22と同形状である。即ち、B相側回転ヨーク23は、軟磁性材料から形成されると共に概略円筒形状に構成されており、B相側磁極部231−1、231−2・・・231−n/2(図5参照)を備えている。B相側回転ヨーク23のB相側磁極部は、円筒形状体の一部を切り欠くことで形成され、第1及び第2のマグネットの着磁面に対して平行であり、光軸方向に延出したいわゆる櫛歯形状を有する。
B相側回転ヨーク23のB相側磁極部は、櫛歯の本数が1本ないしn/2本(本実施の形態では15本)で等間隔に配置され、円周方向に720/n°(本実施の形態では24°)の間隔を置き、所定の歯幅で形成されている。
ロータ24は、非磁性で摺動性の良い材料から形成されると共に概略円筒形状に構成されている。ロータ24の内径は、A相側回転ヨーク22(B相側回転ヨーク23)の外径とほぼ等しい。ロータ24の内周部には、光軸方向中心付近に光軸を中心としためねじ部241が形成されている。また、ロータ24の外周部には、軸受242、243が配設されている。
本実施の形態では、ロータ24の内周部にめねじ部241を設け、鏡筒12のスリーブ122におねじ部を設けている。これにより、A相側回転ヨーク22及びB相側回転ヨーク23の回転運動をレンズ11の光軸方向の並進運動に変換する変換機構を構成している。
次に、本実施の形態の鏡筒駆動装置の駆動部における固定子及び回転子について説明する。
地板10の内周部の一端にA相側天板ヨーク20を、他方の一端にB相側天板ヨーク21を配置し、A相側天板ヨーク20及びB相側天板ヨーク21それぞれのヨーク固定部により固定ヨーク19を支持する。更に、固定ヨーク19の外周部に、A相側コイル17、第1のマグネット15、第2のマグネット16、B相側コイル18を固定する。これにより、鏡筒駆動装置の駆動部における固定子を構成する。
また、ガイドバー13と回転止めバー14は、A相側天板ヨーク20、B相側天板ヨーク21により支持される。図2及び図4に示すように、ガイドバー13と回転止めバー14は、それぞれ第1のマグネット15と第2のマグネット16の間の空間(仮想マグネットの破断部)に配置される。そのため、ガイドバー13、回転止めバー14、第1のマグネット15、第2のマグネット16をほぼ同じ径に配置することができる。更に、ガイドバー13及び回転止めバー14と、第1のマグネット15及び第2のマグネット16との干渉を避けることができる。
また、図2及び図3に示すように、ガイドバー13と回転止めバー14は、A相側コイル17及びB相側コイル18の弦状部分の外側に配置される。そのため、ガイドバー13、回転止めバー14、A相側コイル17、B相側コイル18をほぼ同じ径に配置することができる。更に、ガイドバー13及び回転止めバー14と、A相側コイル17及びB相側コイル18との干渉を避けることができる。
また、ロータ24の内周部にA相側回転ヨーク22及びB相側回転ヨーク23を固定することで、鏡筒駆動装置の駆動部における回転子を構成する。その際、A相側回転ヨーク22のA相側磁極部とB相側回転ヨーク23のB相側磁極部とは、後述する所定の角度をもって固定される。
ロータ24の軸受242、243が地板10の内周面に当接することにより、A相側回転ヨーク22は、地板10に固定されている第1のマグネット15及び第2のマグネット16に対して回転可能に支持される。また、A相側回転ヨーク22は、弾性バネや磁気バネなどの機構(不図示)により、固定子に対して光軸方向の移動を規制されている。
鏡筒12は、ガイドバー13が鏡筒12のスリーブ部122の穴部に嵌合されることにより、地板10に対してその軸方向へ直進可能に支持される。また、鏡筒12は、回転止めバー14が鏡筒12の回転止め部123に嵌合されることにより、地板10に対しての回転が規制され、直進方向にのみ自由度をもつことになる。そして、鏡筒12のスリーブ部122に設けられたおねじ部と、ロータ24に設けられためねじ部241との作用により、ロータの回転に伴って鏡筒を光軸方向に前後させることができる。
この場合、図2に示すように、鏡筒12のスリーブ部122は、第1のマグネット15と第2のマグネット16の間の空間(仮想マグネットの破断部)、A相側コイル17及びB相側コイル18の弦状部分の外側の空間を前後する。このため、鏡筒12のスリーブ部122と、第1のマグネット15及び第2のマグネット16、A相側コイル17及びB相側コイル18との干渉を避けることができる。
また、図2に示すように、ロータ24のめねじ部241は、第1のマグネット15と第2のマグネット16の間の破断部を通る。そのため、ロータ24のめねじ部241と第1のマグネット15及び第2のマグネット16との干渉を避けることができる。
次に、本実施の形態の鏡筒駆動装置において回転子を固定子に対して回転させる駆動原理について説明する。
A相側コイル17に通電することにより発生した磁束は、A相側天板ヨーク20、A相側回転ヨーク22のA相側磁極部、第1のマグネット15、第2のマグネット16、固定ヨーク19と一周する磁路を形成する。
磁路中における空隙は、(1)A相側天板ヨーク20とA相側回転ヨーク22の間、(2)A相側回転ヨーク22のA相側磁極部と第1のマグネット15及び第2のマグネット16の間、の2箇所のみとなる。A相側コイル17により形成される磁束は、第1のマグネット15及び第2のマグネット16に対して効果的に作用する。このとき、A相側磁極部が第1のマグネット15及び第2のマグネット16に対向する箇所の励磁する極は、A相側コイル17に通電する方向によって選択することができる。
同様に、B相側コイル18に通電することにより発生した磁束は、B相側天板ヨーク21、B相側回転ヨーク23のB相側磁極部、第1のマグネット15、第2のマグネット16、固定ヨーク19と一周する磁路を形成する。このとき、B相側磁極部が第1のマグネット15及び第2のマグネット16に対向する箇所の励磁する極は、B相側コイル18に通電する方向によって選択することができる。
図5乃至図8は、各通電状態におけるA相側回転ヨーク22のA相側磁極部、B相側回転ヨーク23のB相側磁極部と、第1のマグネット15、第2のマグネット16との角度位置の関係を示す図である。図5(a)乃至図9(a)は、それぞれ図4の矢視A−A線に沿う断面を示し、図5(b)乃至図8(b)は、それぞれ図4の矢視B−B線に沿う断面を示す。ここで、A相側磁極部とB相側磁胸部の位相差は、180°/n(nは仮想マグネットの極数。本実施の形態では6°)ずれている。
図5は、A相側コイル17に正方向の通電を行い、B相側コイル18に正方向の通電を行った状態である。A相側コイル17及びB相側コイル18への通電により、A相側磁極部はN極に励磁され、B相側磁極部はN極に励磁される。このとき、励磁されたA相側磁極部とB相側磁極部、第1のマグネット15と第2のマグネット16との磁気的なバランスにより、ロータ24は、図5に示す角度位置で安定する。
図6は、A相側コイル17に正方向の通電を行い、B相側コイル18に逆方向の通電を行った状態である。これにより、A相側磁極部はN極に励磁され、B相側磁極部はS極に励磁される。ロータ24は、図5に示す位置から1×180/n°(本実施の形態では6°)回転した図6に示す角度位置で安定する。
図7は、A相側コイル17に逆方向の通電を行い、B相側コイル18に逆方向の通電を行った状態である。これにより、A相側磁極部はS極に励磁され、B相側磁極部はS極に励磁される。ロータ24は、図5に示す位置から2×180/n°(本実施の形態では12°)回転した図7に示す角度位置で安定する。
図8は、A相側コイル17に逆方向の通電を行い、B相側コイル18に正方向の通電を行った状態である。これにより、A相側磁極部はS極に励磁され、B相側磁極部はN極に励磁される。ロータ24は、図5に示す位置から3×180/n°(本実施の形態では18°)回転した図8に示す角度位置で安定する。
次に、再びA相側コイル17に正方向の通電を行い、B相側コイル18に正方向の通電を行う。ロータ24は、図5に示す状態から4×180/n°(本実施の形態では24°)回転した角度位置で安定する。このときは、ロータ24は、ちょうど磁極歯1本分に相当する角度だけ回転したため、図示すると図5と同じになる。
このように、A相側コイル17とB相側コイル18に対する通電方向を順次切り替えていくことにより、ロータ24の回転方向の安定位置を順次切り替えていくことができ、ロータ24を回転させることができる。ロータ24が回転すると、ロータ24に設けられためねじ部241と、鏡筒12のスリーブ部122に形成されたおねじ部との作用により、鏡筒12をロータ24の回転に伴って光軸方向に前後させることができる。なお、ロータ24の回転運動を鏡筒12の光軸方向の運動に変換する手段として、ロータ24にカム溝を設け、鏡筒12のスリーブ部に駆動ピンを設けることでも実現可能である。
以上説明したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。鏡筒駆動装置を上記のように構成することで鏡筒駆動装置の小径化を達成することができる。このことについて詳細に説明する。
鏡筒駆動装置において、ガイドバー13と回転止めバー14を、それぞれ、第1のマグネット15と第2のマグネット16の間の破断部に配置すると共に、A相側コイル17及びB相側コイル18の弦状部分の外側に配置する。この結果、ガイドバー13、回転止めバー14、第1のマグネット15、第2のマグネット16、A相側コイル17、B相側コイル18をほぼ同じ径に配置することができる。これにより、鏡筒駆動装置の小径化を達成することができる。更に、ガイドバー13及び回転止めバー14と前記各構成部品との干渉を避けることができる。
また、一般に、ガイドバーで支持された鏡筒を中空円筒形状のモータを用いて駆動する場合、鏡筒駆動装置の小径化のためにはモータの一部に切り欠きを設け、ガイドバーとの干渉を避ける必要がある。この場合、モータの回転子側に切り欠きを設けても、回転子はガイドバーに対して回転してしまうため、ガイドバーとの干渉を避けることができない。ガイドバーとの干渉を避けることができるのは、固定子側に切り欠きを設ける場合である。従って、鏡筒駆動装置において例えば図20(b)のような配置をとるには、モータの回転子を薄くするのが好適である。
従来のようにロータにマグネットを利用したステッピングモータを鏡筒駆動に用いた場合は、ロータであるマグネットの厚さは、強度や磁力の問題から最低でも0.5mm程度になる。
これに対し、本実施の形態では、ロータ24の内周部にA相側磁極部を有するA相側回転ヨーク22及びB相側磁極部を有するB相側回転ヨーク23を固定する構成としている。即ち、ロータ24の内周部にA相側回転ヨーク22及びB相側回転ヨーク23を固定することで、鏡筒駆動装置の駆動部における回転子を構成する。そのため、ロータ24の厚さは、最低で0.15mm程度となる。これにより、従来に比べて薄いロータを構成することができ、鏡筒駆動装置全体の小径化に有利である。
また、本実施の形態では、上記のごとく、ロータ24の内周部にA相側磁極部を有するA相側回転ヨーク22及びB相側磁極部を有するB相側回転ヨーク23を固定する構成としている。そのため、鏡筒駆動装置の最外周部または最内周部にロータを配置することができる。これにより、鏡筒駆動装置の小径化に有利である。
一方、上記特許文献2乃至特許文献5記載のような従来のステッピングモータを利用して鏡筒駆動を行った場合、ロータであるマグネットの外側にヨーク或いはコイル等が配置される。従って、鏡筒駆動装置全体で考えると、レンズの外側にガイドバーが配置され、ガイドバーの外側にロータが配置され、ロータの外側にコイルとヨークが配置されるという構成になり、小径化が難しかった。
これに対し、本実施の形態では、鏡筒駆動装置の最外周部にロータ24を配置することで、レンズ11の外側にガイドバー13が配置され、ガイドバー13の外側には厚みの薄いロータ24のみが配置されるという構造となる。これにより、駆動装置の小径化を達成することができる。また、ロータ24の内側に鏡筒駆動装置の固定子をガイドバー13と干渉しないように配置することができ、駆動装置の小径化を達成することができる。
また、本実施の形態では、外周側に回転子を配置しているため、第1のマグネット15及び第2のマグネット16として外周着磁のマグネットを用いることができる。外周着磁のマグネットは内周着磁のマグネットに比べ容易に製造でき且つ磁力も大きくしやすいため、鏡筒駆動装置の効率を大きくすることができる。
[第2の実施の形態]
図9は、本発明の第2の実施の形態に係る駆動装置としての鏡筒駆動装置の構成部品を示す分解斜視図である。図10は、組み立て完成状態における鏡筒駆動装置の光軸方向の断面図である。
図9及び図10において、鏡筒駆動装置は、撮像装置に搭載され鏡筒12を駆動する装置であり、地板92、ガイドバー13、回転止めバー14、第1のマグネット15、第2のマグネット16、A相側コイル17、B相側コイル18を備えている。鏡筒駆動装置は、更に、固定ヨーク19、A相側天板ヨーク90、B相側天板ヨーク91、A相側回転ヨーク22、B相側回転ヨーク23、ロータ94を備えている。
本実施の形態の鏡筒駆動装置は、上記第1の実施の形態に対して、下記の点において相違する。本実施の形態の鏡筒駆動装置において上記第1の実施の形態(図1)と共通する構成部品については同一符号を付し、説明を省略する。
上記第1の実施の形態では、ロータ24の内周部にめねじ部241を設け、鏡筒12のスリーブ122におねじ部を設けた。これにより、A相側回転ヨーク22及びB相側回転ヨーク23の回転運動をレンズの光軸方向の並進運動に変換する変換機構を構成した。しかし、変換機構は、これに限定されず、地板の内周部に内周側係合部(めねじ部或いはカム溝あるいは駆動ピン)を設け、ロータの外周部に外周側係合部(おねじ部或いは駆動ピンあるいはカム溝)を設けることによっても構成可能である。
本実施の形態では、地板92の内周部にカム溝921を設け、ロータ94の外周部に駆動ピン941を設けている。これにより、A相側回転ヨーク22及びB相側回転ヨーク23の回転運動をレンズの光軸方向の並進運動に変換する変換機構を構成している。また、前記変換機構と、レンズ11を固定ヨーク19に保持させる(鏡筒12を設けない)構成とを併用することも可能である。
地板92は、内周部にカム溝921を備えている。また、地板92は、不図示の機構によりガイドバー13、回転止めバー14を固定している。A相側天板ヨーク90、B相側天板ヨーク91は、地板92の内周部に配置される。ロータ94は、外周部に駆動ピン941を備え、内周部にめねじ部を備えている。
本実施の形態では、地板92の内周部にA相側天板ヨーク90及びB相側天板ヨーク91を配置し、A相側天板ヨーク90及びB相側天板ヨーク91それぞれのヨーク固定部により固定ヨーク19を支持する。更に、固定ヨーク19の外周部に、A相側コイル17、第1のマグネット15、第2のマグネット16、B相側コイル18を固定する。これにより、鏡筒駆動装置の駆動部における固定子を構成する。また、ロータ94の内周部にA相側回転ヨーク22及びB相側回転ヨーク23を固定することで、鏡筒駆動装置の駆動部における回転子を構成する。
固定子は、地板92に対して光軸方向にのみ移動可能に支持されている。また、回転子は、固定子に対して光軸を中心とした回転方向にのみ移動可能に支持されている。従って、回転子を回転させると、地板92内周部に形成されたカム溝921とロータ94の外周部に配設された駆動ピン941との作用により、固定子及び回転子は地板92に対して光軸方向に移動する。同時に、鏡筒12のスリーブ部122に形成されたおねじ部とロータ94に形成されためねじ部との作用により、鏡筒12は回転子に対して光軸方向に移動する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。鏡筒駆動装置において、ガイドバー13と回転止めバー14を、それぞれ、第1のマグネット15と第2のマグネット16の間の破断部に配置すると共に、A相側コイル17及びB相側コイル18の弦状部分の外側に配置する。この結果、ガイドバー13、回転止めバー14、第1のマグネット15、第2のマグネット16、A相側コイル17、B相側コイル18をほぼ同じ径に配置することができる。これにより、鏡筒駆動装置の小径化を達成することができる。更に、ガイドバー13及び回転止めバー14と前記各構成部品との干渉を避けることができる。
また、固定子及び回転子が地板92に対して光軸方向に移動し、鏡筒が回転子に対して光軸方向に移動するという、いわゆる2段沈胴方式を実現することができる。光軸方向の可動部が2箇所になるため、上記第1の実施の形態よりも鏡筒12の移動距離を長くすることができる。
一方、可動部の重量が増大する、コイルの導線も移動可能にする必要があり抵抗が増える、という理由で、駆動に必要な電力は、上記第1の実施の形態のほうが小さくなる。
[第3の実施の形態]
図11は、本発明の第3の実施の形態に係る駆動装置としての鏡筒駆動装置の構成部品を示す分解斜視図である。図12は、組み立て完成状態における鏡筒駆動装置の背面図である。図13は、組み立て完成状態における鏡筒駆動装置の光軸方向の断面図である。
図11乃至図13において、鏡筒駆動装置は、撮像装置に搭載され鏡筒32を駆動する装置であり、ガイドバー33、回転止めバー34、A相側マグネット35、B相側マグネット36、A相側コイル37、B相側コイル38を備えている。鏡筒駆動装置は、更に、固定ヨーク39、A相側天板ヨーク40、B相側天板ヨーク41、A相側軸受42、B相側軸受43、回転ヨーク(ロータヨーク)44を備えている。
鏡筒32は、レンズ31を保持するものであり、レンズ保持部321、スリーブ部322、回転止め部323から構成されている。鏡筒32のレンズ保持部321は、中空円盤形状に構成されており、中空部にレンズ31が固定されている。鏡筒32のスリーブ部322は、光軸方向に延びる概略直方体形状に構成されており、レンズ保持部321の外周部に一体に設けられている。
鏡筒32のスリーブ部322の中心には、穴部が長手方向に貫通して形成されており、ガイドバー33が嵌合可能となっている。また、鏡筒32のスリーブ部322におけるレンズ光軸に対向する側の面には、レンズ光軸を中心軸としためねじ部が形成されている。鏡筒32の回転止め部323は、レンズ保持部321を挟んでスリーブ部322の反対側に設けられており、回転止めバー34が嵌合可能となっている。
ガイドバー33は、レンズ11の光軸に平行に配設されるものであり、鏡筒32のスリーブ部322の穴部に嵌合されている。回転止めバー34は、レンズ31の光軸に平行に配設されるものであり、鏡筒32の回転止め部323に嵌合されている。ガイドバー33及び回転止めバー34は、不図示の地板に固定される。
A相側マグネット35は、横断面形状がC字状に形成され、下記の第1の仮想マグネットから破断部を取り除いた形状に構成される。本実施の形態では、光軸を中心軸に持つ中空円筒形状(円環形状)を有し且つ外周面をn分割してS極とN極が交互に着磁された着磁部を有する第1の仮想マグネットを考える。
この第1の仮想マグネットに、光軸方向に延びる破断部を設ける。第1の仮想マグネットから破断部を取り除いた、C字状断面を持つ柱がA相側マグネット35である。A相側マグネット35の破断部に、鏡筒32のスリーブ部322及びガイドバー33が配置される。
B相側マグネット36は、横断面形状がC字状に形成され、下記の第2の仮想マグネットから破断部を取り除いた形状に構成される。本実施の形態では、光軸を中心軸に持つ中空円筒形状(円環形状)を有し且つ内周面をn分割してS極とN極が交互に着磁された着磁部を有する第2の仮想マグネットを考える。ここで、第1の仮想マグネットと第2の仮想マグネットとの位相差は、後述する所定の角度をもって固定されている。
この第2の仮想マグネットに、光軸方向に延びる破断部を設ける。第2の仮想マグネットから破断部を取り除いた、C字状断面を持つ柱がB相側マグネット36である。B相側マグネット36の破断部に、鏡筒32のスリーブ部322及びガイドバー33が配置される。
A相側コイル37は、光軸を中心とする円筒状部分及びガイドバー33の外側を通る突出部分から構成される水滴形状のループに、導線を多数回巻回することにより構成される。B相側コイル38は、その形状、巻数、抵抗値がA相側コイル37と同一である。A相側コイル37及びB相側コイル38は、レンズ1とガイドバー33を囲むように巻回される。
固定ヨーク39は、軟磁性材料から形成されると共に円筒形状に構成されており、その内径はA相側コイル37及びB相側コイル38の円筒状部分の外径とほぼ等しい。また、固定ヨーク39は、A相側コイル37の突出部分、ガイドバー33、B相側コイル38の突出部分との干渉を避けるために、光軸方向に延びる切り欠き部を備えている。
A相側天板ヨーク40は、軟磁性材料から形成されると共に概略円環形状に構成されている。A相側天板ヨーク40は、外径は固定ヨーク39の内径とほぼ等しく、内径は回転ヨーク44の外径よりもわずかに大きい。また、A相側天板ヨーク40は、ガイドバー33との干渉を避けるための切り欠き部を備えている。B相側天板ヨーク41は、A相側天板ヨーク40と同形状である。
A相側軸受42は、摺動性の良い非磁性材料から形成されており、ガイドバー33との干渉を避けるための切り欠き部を備えている。B相側軸受43は、A相側軸受42と同形状である。
回転ヨーク44は、軟磁性材料から形成されると共に中空円筒形状に構成されている。回転ヨーク44は、A相側磁極部441、B相側磁極部442、おねじ部443を備えている。回転ヨーク44の周面は、短形状の複数のスリットが形成されることで、櫛歯形状部として構成されている。
回転ヨーク44の櫛歯形状部は、軸方向中央の切り込みで分けられ、一方がA相側磁極部、他方がB相側磁極部として構成される。回転ヨーク44のA相側磁極部及びB相側磁極部の櫛歯は、1本ないしn/2本(本実施の形態では12本)で等間隔に配置されている。回転ヨーク44のA相側磁極部は、円周方向に720/n°(本実施の形態では30°)の間隔をおき、所定の歯幅で形成されている。回転ヨーク44のB相側磁極部も同様である。
本実施の形態では、回転ヨーク44の外周部におねじ部443を設け、鏡筒32のスリーブ322にめねじ部を設けている。これにより、回転ヨーク44の回転運動をレンズ31の光軸方向の並進運動(進退運動)に変換する変換機構を構成している。
次に、本実施の形態の鏡筒駆動装置の駆動部における固定子及び回転子について説明する。
固定ヨーク39の内周部に、A相側マグネット35、A相側コイル37、A相側天板ヨーク40、A相側軸受42、B相側マグネット36、B相側コイル38、B相側天板ヨーク41、B相側軸受43を固定する。これにより、鏡筒駆動装置の駆動部における固定子を構成する。また、回転ヨーク44により鏡筒駆動装置の駆動部における回転子を構成する。
ガイドバー33、回転止めバー34は、不図示の地板に固定される。地板は固定子と一体に固定される。また、回転ヨーク44は、A相側軸受42、B相側軸受43により固定子に対して回転可能に支持されると共に、不図示のばねなどの機構により固定子に対しての光軸方向の動きを規制されている。
鏡筒32は、ガイドバー33が鏡筒32のスリーブ部322に嵌合されることにより、地板に対して直進可能に支持される。また、回転止めバー34を回転止め部323に嵌合することにより、地板に対しての回転が規制され、直進方向にのみ自由度をもつことになる。そして、鏡筒32のスリーブ部322の内側に設けられためねじ部と回転ヨーク44の外周部に設けられたおねじ部443との作用により、回転ヨーク44の回転に伴って鏡筒12を光軸方向に移動(進退)させることができる。なお、回転ヨーク44の回転運動を鏡筒32の光軸方向の運動に変換する手段として、ロータ44にカム溝を設け、鏡筒32のスリーブ部に駆動ピンを設けることでも実現可能である。
図12に示すように、ガイドバー33及び鏡筒32のスリーブ部322は、A相側コイル37の突出部、A相側マグネット35の破断部、B相側マグネット36の破断部、B相側コイル38の突出部により挟まれた空間に配置される。そのため、機械的な干渉を避けることができる。
次に、本実施の形態の鏡筒駆動装置において回転子を固定子に対して回転させる駆動原理について説明する。
A相側コイル37に通電することにより発生した磁束は、A相側天板ヨーク40、固定ヨーク39、A相側マグネット35、回転ヨーク44のA相側磁極部441と一周する磁路を形成する。
磁路中における空隙は、(1)ステータヨーク44とA相側天板ヨーク40の間、(2)A相側磁極部441とA相側マグネット35の間、の2箇所のみとなり、A相側コイル37により形成される磁束は、A相側マグネット35に対して効果的に作用する。このとき、回転ヨーク44のA相側磁極部441が励磁される極は、A相側コイル37に通電する方向によって選択することができる。
同様に、B相側コイル38に通電することにより発生した磁束は、B相側天板ヨーク41、固定ヨーク39、B相側マグネット36、回転ヨーク44のB相側磁極部442と一周する磁路を形成する。このとき、回転ヨーク44のB相側磁極部442が励磁される極は、B相側コイル38に通電する方向によって選択することができる。
図14乃至図17は、各通電状態における回転ヨーク44のA相側磁極部441、B相側磁極部442と、A相側マグネット35、B相側マグネット36との角度位置の関係を示す図である。図14(a)乃至図17(a)は、それぞれ図13の矢視A−A線に沿う断面を示し、図14(b)乃至図17(b)は、それぞれ図13の矢視B−B線に沿う断面を示す。この場合、A相側マグネット35とB相側マグネット36の位相差は、180°/n(nは仮想マグネットの極数。本実施の形態では7.5°)ずれている。
図14は、A相側コイル37に正方向の通電を行い、B相側コイル38に正方向の通電を行った状態である。通電により、A相側磁極部441はN極に励磁され、B相側磁極部442はN極に励磁される。このとき、励磁されたA相側磁極部441とB相側磁極部442、A相側マグネット35とB相側マグネット36との磁気的なバランスにより、回転ヨーク(ロータヨーク)44は、図12に示す角度位置で安定する。
図15は、A相側コイル37に正方向の通電を行い、B相側コイル38に逆方向の通電を行った状態である。通電により、A相側磁極部441はN極に励磁され、B相側磁極部442はS極に励磁される。回転ヨーク44は、図14に示す位置から1×180/n°(本実施の形態では7.5°)回転した図15に示す角度位置で安定する。
図16は、A相側コイル37に逆方向の通電を行い、B相側コイル38に逆方向の通電を行った状態である。通電により、A相側磁極部441はS極に励磁され、B相側磁極部442はS極に励磁される。回転ヨーク44は、図14に示す位置から2×180/n°(本実施の形態では15°)回転した図16に示す角度位置で安定する。
図17は、A相側コイル37に逆方向の通電を行い、B相側コイル38に正方向の通電を行った状態である。通電により、A相側磁極部441はS極に励磁され、B相側磁極部442はN極に励磁される。回転ヨーク44は、図14に示す位置から3×180/n°(本実施の形態では22.5°)回転した図17に示す角度位置で安定する。
次に、再びA相側コイル37に正方向の通電を行い、B相側コイル38に正方向の通電を行う。回転ヨーク44は、図14に示す状態から4×180/n°(本実施の形態では30°)回転した角度位置で安定する。このときの状態は図14と同じになる。
このように、A相側コイル37とB相側コイル38に対する通電方向を順次切り替えていくことにより、回転ヨーク44の回転方向の安定位置を順次切り替えていくことができ、回転ヨーク44を回転させることができる。回転ヨーク44が回転すると、回転ヨーク44に設けられたおねじ部443と、鏡筒12のスリーブ部322に設けられためねじ部との作用により、鏡筒12を回転ヨーク44の回転に伴って光軸方向に進退させることができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。上記第1の実施の形態では、ロータ24を鏡筒12のスリーブ部122の外側に配置した。これに対し、本実施の形態では、回転ヨーク44を鏡筒32のスリーブ部322とレンズ31の間に配置する構成としている。これにより、上記第1の実施の形態と同様に鏡筒駆動装置の小型化を実現することができる。
また、本実施の形態では、回転ヨーク44のA相側磁極部441とB相側磁極部442を一体に構成している。これにより、鏡筒駆動装置の回転子(回転ヨーク44)を極めて薄く構成することができる。更に、レンズ31のすぐ外側に回転子を配置し、回転子のすぐ外側に鏡筒32のスリーブ部322を配置する構成としている。これにより、鏡筒駆動装置の小径化を達成することができる。
また、本実施の形態では、A相側マグネット35、B相側マグネット36、A相側天板ヨーク40、B相側天板ヨーク41、A相側軸受42、B相側軸受43、固定ヨーク39の一部を切り欠く構成としている。そのため、各構成部品を、干渉することなく、鏡筒32のスリーブ部322やガイドバー33とほぼ同じ径に配置することができる。これにより、鏡筒32のスリーブ部322の外側にはA相側コイル37とB相側コイル38の突出部のみが配置されるため、鏡筒駆動装置の小径化を達成することができる。
また、本実施の形態では、回転子(回転ヨーク44)を内周側に配置し、固定子を外周側に配置する構成としている。回転子を外周側に配置した場合と比較し、軸受の径を小さくすることができるので、回転時の摩擦損失を小さくすることができる。また、外周側が不動である(固定子)ほうが取り扱いは容易であり、鏡筒駆動装置を他の装置に組み込む際も有利である。
[他の実施の形態]
A相側コイルが作る磁路がマグネットに作用する部分と、B相側コイルが作る磁路がマグネットに作用する部分とを、同一のマグネットの軸方向に存在させる構成としてもよい。その構成は特定の構成に限定されるものではない。第1及び第2の実施の形態に示した構成はその一例である。即ち、第1及び第2の実施の形態では、第1のマグネット15の軸方向に、A相側コイル17が作る磁路が作用する部分と、B相側コイル18が作る磁路が作用する部分とが存在する。同様に、第2のマグネット16の軸方向に、A相側コイル17が作る磁路が作用する部分と、B相側コイル18が作る磁路が作用する部分とが存在する。
また、A相側コイルが作る磁路が作用する部分と、B相側コイルが作る磁路が作用する部分とを、別々のマグネットに存在させる構成としてもよい。その構成は特定の構成に限定されるものではない。第3の実施の形態に示した構成(A相側マグネット35、B相側マグネット36)はその一例である。この場合は、第3の実施の形態のようにA相側磁極部とB相側磁極部の位相差を0にすることができ、A相側磁極部とB相側磁極部を同一部品で構成することが容易となる。
また、上記両マグネット間に設ける破断部は、第1及び第2の実施の形態のように2箇所でもよく、或いは1箇所でもよい。また、破断部は、第1及び第2の実施の形態のようにマグネットの光軸方向に貫通させた構成としてもよく、或いは図18に示すようにマグネットの光軸方向に貫通させない構成としてもよい。
図18は、鏡筒182のスリーブ部1822に嵌合させたガイドバー183の端部と、鏡筒182の回転止め部に嵌合させた回転止めバー184の端部を、マグネット185の破断部1851、1852に配置した例である。破断部をマグネット185の光軸方向に貫通させない構成とすることで、マグネット185が分割されず、マグネット185を一部品で構成できる。これにより、複数のマグネットの位相差を調整する必要がなくなり、組み立てが容易になる。
また、コイルとガイドバーとの干渉を避けるために、第1の実施の形態のようにレンズ11の外側、ガイドバー13と回転止めバー14の内側を通るようにコイルを巻回する方法がある。或いは、第3の実施の形態のようにレンズ31及びガイドバー33の外側にコイルを巻回する方法などがある。
また、第1乃至第3の実施の形態では、鏡筒駆動装置を搭載する撮像装置の種類については特定しなかったが、鏡筒駆動装置はスチルカメラやビデオカメラなどの各種の撮像装置に適用することができる。
また、第2の実施の形態では、地板の内周部にカム溝を設け、ロータの外周部に駆動ピンを設けたが、これに限定されるものではない。地板の内周部にめねじ部を設け、ロータの外周部におねじ部を設けてもよい。
また、第2の実施の形態で説明したように、鏡筒駆動装置を、レンズを鏡筒で保持する構造ではなくレンズを固定ヨークで保持する構造(鏡筒を設けない)としてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る駆動装置としての鏡筒駆動装置の構成部品を示す分解斜視図である。 組み立て完成状態における鏡筒駆動装置の正面図である。 図2の矢印A−A線に沿う鏡筒駆動装置の断面図である。 図2の矢印B−B線に沿う鏡筒駆動装置の断面図である。 (a)、(b)は、A相側コイルに正方向の通電を行い、B相側コイルに正方向の通電を行った状態を示す図である。 (a)、(b)は、A相側コイルに正方向の通電を行い、B相側コイルに逆方向の通電を行った状態を示す図である。 (a)、(b)は、A相側コイルに逆正方向の通電を行い、B相側コイルに逆方向の通電を行った状態を示す図である。 (a)、(b)は、A相側コイルに逆正方向の通電を行い、B相側コイルに正方向の通電を行った状態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る駆動装置としての鏡筒駆動装置の構成部品を示す分解斜視図である。 組み立て完成状態における鏡筒駆動装置の光軸方向の断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る駆動装置としての鏡筒駆動装置の構成部品を示す分解斜視図である。 組み立て完成状態における鏡筒駆動装置の背面図である。 組み立て完成状態における鏡筒駆動装置の光軸方向の断面図である。 (a)、(b)は、A相側コイルに正方向の通電を行い、B相側コイルに正方向の通電を行った状態を示す図である。 (a)、(b)は、A相側コイルに正方向の通電を行い、B相側コイルに逆方向の通電を行った状態を示す図である。 (a)、(b)は、A相側コイルに逆正方向の通電を行い、B相側コイルに逆方向の通電を行った状態を示す図である。 (a)、(b)は、A相側コイルに逆正方向の通電を行い、B相側コイルに正方向の通電を行った状態を示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る駆動装置としての鏡筒駆動装置の鏡筒とマグネットを示す斜視図である。 従来例に係る鏡筒駆動装置を光軸方向から見た正面図であり、(a)は、中実モータを用いた場合、(b)は、中空モータを用いた場合である。 別の従来例に係る鏡筒駆動装置を光軸方向から見た正面図であり、(a)は、モータの内側にガイドバーを配置した場合、(b)は、モータの切り欠き部にガイドバーを配置した場合である。
符号の説明
10 地板
11 レンズ
12 鏡筒(案内部材)
122 スリーブ部(変換手段)
13 ガイドバー(案内部材)
15 第1のマグネット
16 第2のマグネット
17 A相側コイル
18 B相側コイル
19 固定ヨーク
22 A相側回転ヨーク
23 B相側回転ヨーク
24 ロータ
241 めねじ部(変換手段)
31 レンズ
32 鏡筒(案内部材)
322 スリーブ部(変換手段)
33 ガイドバー(案内部材)
35 A相側マグネット
36 A相側マグネット
39 固定ヨーク
44 回転ヨーク
443 おねじ部(変換手段)
92 地板(筒状部材)
921 めねじ部(変換手段)
94 ロータ
941 駆動ピン(変換手段)

Claims (9)

  1. 光学部品を光軸方向へ移動可能に案内する案内部材と、
    前記光学部品の外周側に配置され、周方向に異なる極が交互に着磁された着磁部を有する中空状のマグネットと、
    前記マグネットに対して回転可能に配置され、軟磁性材料から形成されると共に前記マグネットの着磁部と対向する磁極部を有する筒状の回転子と、
    前記回転子の前記磁極部を励磁するコイルと、
    前記マグネットと前記コイルを固定する固定子と、
    前記回転子の回転運動を前記光学部品の光軸方向の並進運動に変換する変換手段とを備え、
    前記マグネットは、光軸方向に沿って切り欠かれた破断部を有し、
    前記案内部材は、前記マグネットの前記破断部に配置されることを特徴とする駆動装置。
  2. 前記回転子は、前記磁極部を有する回転ヨークと、前記回転ヨークが内周部に固定されるロータとから構成され、
    前記変換手段は、前記ロータの内周部に形成されためねじ部またはカム溝と、前記案内部材に形成されたおねじ部または駆動ピンとから構成されることを特徴とする請求項1記載の駆動装置。
  3. 前記回転子は、前記磁極部を有する回転ヨークと、前記回転ヨークが内周部に固定されるロータとから構成され、
    前記変換手段は、前記ロータの外周側に配置される筒状部材の内周部に形成されためねじ部またはカム溝または駆動ピンと、前記ロータの外周部に形成されたおねじ部または駆動ピンまたはカム溝とから構成されることを特徴とする請求項1記載の駆動装置。
  4. 前記回転子は、前記磁極部を有する筒状の回転ヨークから構成され、
    前記変換手段は、前記回転ヨークの外周部に形成されたおねじ部またはカム溝と、前記案内部材に形成されためねじ部または駆動ピンとから構成されることを特徴とする請求項1記載の駆動装置。
  5. 前記コイルは、前記光学部品と前記案内部材との間に前記光学部品を囲むように巻回されることを特徴とする請求項1記載の駆動装置。
  6. 前記コイルは、前記光学部品と前記案内部材を囲むように巻回されることを特徴とする請求項1記載の駆動装置。
  7. 前記マグネットは、少なくとも2個設けられ、前記破断部は、それぞれのマグネットに挟まれた空間により構成されることを特徴とする請求項1記載の駆動装置。
  8. 前記マグネットは、横断面形状がC字状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の駆動装置。
  9. 前記光学部品は、レンズを含む群から選択され、
    前記案内部材は、前記光学部品を保持する鏡筒に付設されたスリーブ部に嵌合される棒状部材であることを特徴とする請求項1記載の駆動装置。
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