JP4785432B2 - レンズ鏡筒 - Google Patents

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Description

本発明は、ステッピングモータを駆動源として用いるレンズ鏡筒に関する。
ビデオカメラなどの撮像装置では、レンズを変倍や焦点調節のために光軸方向に移動させることができる。そして、このようなレンズ駆動の駆動源として、ステッピングモータが用いられる場合が多い。
レンズ駆動等に用いられるステッピングモータには、高い回転角精度(つまりはレンズ停止位置精度)に加え、モータ駆動時の騒音や振動が低いことが求められる。このため、励磁コイルに印加する駆動信号の波形を変更したり印加電流を小さくしたり、さらに、特許文献1にて提案されているようにステッピングモータの出力軸にウエイトを装着したりすることで、モータ駆動時の騒音や振動を低減させることが行われている。
特開平11−072687号公報(段落0016〜0020、図1,図3等)
しかしながら、駆動信号の波形を変更したり印加電流を小さくしたりする手法だけでは、十分に駆動騒音や振動の発生を抑え切れないことが多い。また、特許文献1にて提案の手法では、モータ出力軸にウエイトを装着することによって、該出力軸の慣性力が増加してしまうので、高速駆動が制限されたり、回転角精度が悪化したりする等のデメリットがある。
本発明は、高速駆動が制限されたり回転角精度が悪化したりすることなく、駆動騒音や振動を十分に低減させることができるステッピングモータを用いたレンズ鏡筒を提供することを目的としている。
本発明の一側面としてのレンズ鏡筒は、それぞれ周方向にN極とS極が交互に着磁され、モータ軸方向に第1相着磁領域と第2相着磁領域とを有するマグネットロータと、マグネットロータの外周においてモータ軸方向に配置され、それぞれコイルを備えた第1相ステータおよび第2相ステータと、マグネットロータに一体的に取り付けられたモータ出力軸とを有するステッピングモータと、該ステッピングモータのモータ出力軸に係合し、該ステッピングモータが作動してモータ出力軸が回転することで光軸方向に移動するレンズと、を備えたものである。そして、上記マグネットロータの軸受けを、モータ出力軸を回転軸として回転させることで、第1相ステータおよび第2相ステータに対するモータ出力軸のモータ軸方向位置を変更する調節機構を有し、第1相着磁領域における着磁角と第2相着磁領域における着磁角とが互いに異なり、上記調節機構は、モータ出力軸のモータ軸方向位置を変更することで、第1相ステータおよび第2相ステータが有する歯部と、第1相着磁領域および第2相着磁領域のうち少なくとも一つにおいて着磁されている極とのモータ回転方向における位置関係を変更することを特徴とする。
本発明によれば、マグネットロータの第1の着磁領域と第2の着磁領域の着磁角又は着磁境界が延びる方向を異ならせた上で該マグネットロータのステータに対するモータ軸方向位置を調節可能とすることで、第1相(A相)の出力と第2相(B相)の出力との位相差を、駆動騒音や振動を低減するのに最適に調節することができる。しかも、調節機構による機械的な調節によって該位相差の調節を容易に行うことができる。
以下に、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の実施例1であるステッピングモータを、該ステッピングモータの回転中心軸であるモータ軸MLに直交する方向から見た構成を示している。また、図2には、図1と同様にモータ軸直交方向視における該ステッピングモータの一部を模式的に示している。
これらの図において、101は外周面に雄ねじ部101aが形成された調節軸受けであり、後述するモータ出力軸108の先端部を回転可能に保持する。また、該調節軸受け101の内面には、モータ出力軸108の先端面が突き当てられている。
102は図の側面視において該ステッピングモータの軸方向(以下、モータ軸方向という)に長く延びるU字形状に形成されたモータ保持板である。このモータ保持板102のモータ軸方向の一端には、調節軸受け101の雄ねじ部101aに係合する雌ねじ部102aが形成されている。上記調節軸受け101とこれにねじ係合するモータ保持板102と、後述するスラストバネ107により、調節機構が構成される。
また、モータ保持板102の他端には、モータケーシングとなる外ヨーク103が固定されている。
104AはA相(第1相)コイル、104BはB相(第2相)コイルであり、それぞれ外ヨーク103の内周面に沿ってその周方向に所定間隔で複数配置されている。また、A相コイル104AおよびB相コイル10Bは、モータ軸方向に離れて配置されている。これらコイル104A,104Bには、制御回路120から所定の入力パターンに従って駆動信号(パルス信号)が入力される。
105A,105Bはそれぞれ、その内周部の周方向に複数の歯部(櫛歯部:図示せず)が形成されたリング形状のA相(第1相)ステータおよびB相(第2相)ステータである。これらA相およびB相ステータ105A,105Bは、モータ軸方向に並ぶように配置されている。また、A相およびB相ステータ105A,105Bは、モータ出力軸108の基端部を回転可能に保持する軸受け部106aを有したボビン6にアウトサート成型されている。ボビン6におけるA相ステータ105AおよびB相ステータ105Bに対応する部分には、A相コイル104AおよびB相コイル104Bが巻き付けられている。
A相コイル104AおよびB相コイル10Bに駆動信号が入力されると、該駆動信号の通電方向に応じた磁極(N極,S極)が歯部に形成される。このため、該歯部と後述するマグネットロータ109の磁極(N極,S極)とが吸引又は反発して回転力が発生する。
107はスラストばね(付勢部材)であり、モータ出力軸108を先端方向(モータ軸方向一端側から他端側)に付勢して、調節軸受け101の内面にモータ出力軸108の先端面を押し当てる。これにより、モータ出力軸108のモータ軸方向でのがたを防止している。
モータ出力軸108における外ヨーク103と調節軸受け101との間の領域には、送りねじ部108aが形成されている。この送りねじ部108aには、図示しないが、該ステッピングモータを駆動源として駆動される部材(例えば、レンズを保持する部材)に設けられたラックが係合し、モータ出力軸108の回転により該部材がモータ軸方向に駆動される。
また、コイル104A,105Bよりも内周には、モータ出力軸108に接着又は圧入により一体的に固定されたマグネットロータ109が配置されている。
図2に示すように、マグネットロータ109の外周面のうちモータ軸方向に離れた2つの円筒領域には、A相コイル104Aに対向するA相着磁領域109AおよびB相コイル104Bに対向するB相着磁領域109Bが形成されている。
ここで、A相着磁領域109AおよびB相着磁領域109Bのいずれにおいても、所定の周方向ピッチでN極とS極とが交互に着磁されている。但し、A相着磁領域109Aにおける着磁角とB相着磁領域109Bにおける着磁角とが互いに異なる。
図4に示すように、マグネットロータRの外周面又はその近傍部分に対してN極とS極を着磁する場合、マグネットロータRの軸方向一端側から他端側に磁束Mを通す。N極を着磁する場合とS極を着磁する場合とでは、この磁束が進行する向きが反転する。
本実施例では、A相着磁領域109Aに着磁する際に、マグネットロータRの外周面又はその近傍を通過する着磁用磁束Mの進行方向をマグネットロータRの中心軸L(モータへの組み込み状態においてモータ軸に略一致する軸)と平行な方向に対して傾けている。そして、本実施例では、図3Aに示すように、マグネットロータRの中心軸Lに対して直交する方向から見たときに、着磁用磁束Mの進行方向がマグネットロータRの中心軸Lに対してなす角度θを「着磁角」と称している。A相着磁領域109Aにおいては、着磁角は180°より小さい角度に設定されている。
一方、B相着磁領域109Bに着磁する際には、図4中にM′を付した磁束をマグネットロータRの外周面又はその近傍を通過させる。本実施例では、B相着磁領域109Bの着磁角は、図3Bに示すように180°としている。すなわち、磁束M′の進行方向は、マグネットロータRの中心軸Lと平行である。
このような着磁を行うことにより、図3Aに示すように、A相着磁領域109Aでは、周方向において隣接して着磁されたN極とS極との境界(以下、着磁境界という)MBが中心軸Lに対して着磁角θに対応した角度分傾いて延びる。すなわち、図2のモータ軸直交方向視において、A相着磁領域109Aの着磁境界109Aaが、モータ軸ML(図1参照)に対して傾くように、すなわち非平行に延びている。
また、図3Bに示すように、B相着磁領域109Bでは、N極とS極との着磁境界MBが中心軸Lに平行に延びる。すなわち、図2に示すように、B相着磁領域109Bでは、着磁境界109Baがモータ軸MLに対して略平行に延びている。
なお、図2には、A相着磁領域109Aのすべての着磁境界109Aaを模式的に直線で示しているが、実際は、図5に示すようにA相着磁領域109Aは円筒面であるため、モータ軸直交方向視においては、モータ軸MLから離れるほど着磁境界109aの曲がりが大きくなる。つまり、A相着磁領域109Aでの着磁境界109Aaの延びる方向は1つの方向ではない。但し、A相着磁領域109AとB相着磁領域109Bの着磁境界の延びる方向を比較する場合には、各着磁領域でモータ軸直交方向視においてモータ軸MLに最も近い(一致するものも含む)着磁境界を代表として比較すればよい。
このように、本実施例では、A相着磁領域109Aにおける着磁角とB相着磁領域109Bにおける着磁角とが互いに異なり、また言い換えれば、A相着磁領域109AとB相着磁領域109Bとで着磁境界の延びる方向が互いに異なる。A相着磁領域とB相着磁領域の着磁角が同じである場合を、該着磁角が平衡であると表現するならば、本実施例の場合は、A相着磁領域とB相着磁領域の着磁角が不平衡である。
また、本実施例では、以上のようなマグネットロータにおける着磁方法に加え、調節軸受け101を図2中の矢印P方向に回転させることにより、雄ねじ部101aと雌ねじ部102aとの作用によって調節軸受け101をモータ軸方向である矢印Q方向に移動させることができる。前述したように、調節軸受け101の内面には、モータ出力軸108の先端面がスラストばね107の付勢力によって押し付けられているので、調節軸受け101がモータ軸方向に移動することによってモータ出力軸108もモータ軸方向に移動する。したがって、該モータ出力軸108に固定されたマグネットロータ109のステータ105A,105Bに対するモータ軸方向位置を調節(変更)することができる。
該調節を行うことにより、マグネットロータ109が同じ回転位置にある場合でも、A相ステータ105Aの各歯部とA相着磁領域109AのN極およびS極との回転方向における位置関係が変化する。一方、B相ステータ105Bの各歯部とB相着磁領域109BのN極およびS極との回転方向における位置関係は変化しない。
このことから、該調節を行うことによって、各相ステータの歯部と各相着磁領域のN,S極との回転方向位置関係の組み合わせを変えることができる。このため、図6に示すように、A相において発生する出力トルクTAとB相において発生する出力トルクTBとの位相差Dを、駆動騒音や振動の発生が最も少なくなるように容易に最適化することができる。この結果、駆動信号の調節によらずに又はそれに加えて調節軸受け101による調節を行うことで、きわめて効果的に駆動騒音や振動の発生を抑えることができる。
しかも、上述した特許文献1にて提案されているステッピングモータのように、モータ出力軸にウエイトを取り付けるようなことはしていないので、ステッピングモータの高速駆動や高精度の回転角制御が可能である。
図7〜図11には、本発明の実施例2のステッピングモータとして、様々な形態のステッピングモータのモータ軸直交方向視での構成を模式的に示している。これら図7〜図11に示すステッピングモータにおいても、実施例1のステッピングモータと同様の作用効果を得ることができる。
本実施例のステッピングモータは、マグネットロータ109の着磁方法を除いて実施例1のステッピングモータと同じ構成を有する。符号101〜108を付した構成要素は、実施例1と同じであるので、説明を省略する。
本実施例でも、マグネットロータ109のA相着磁領域109Aにおける着磁角とB相着磁領域109Bにおける着磁角とが互いに異なる。また言い換えれば、モータ軸直交方向視において、A相着磁領域109AとB相着磁領域109Bとで着磁境界の延びる方向が互いに異なる。
図7〜図11に示す実施例において、A相着磁領域109Aの着磁境界109Aaは、モータ軸MLに対して傾いている。この点では実施例1と同様である。
但し、図7の実施例では、B相着磁領域109Bの着磁境界109Baは、A相着磁領域109Aの着磁境界109Aaとは逆向きにモータ軸MLに対して傾いている。すなわち、着磁境界109Aaと着磁境界109Baはそれぞれ、モータ軸MLに対して非平行に延びている。
この場合、実施例1にて説明したようにマグネットロータ109のステータ105A,105Bに対するモータ軸方向位置を調節すると、マグネットロータ109が同じ回転位置にある場合でも、A相ステータ105Aの各歯部とA相着磁領域109AのN極およびS極との回転方向における位置関係が変化する。また、B相ステータ105Bの各歯部とB相着磁領域109BのN極およびS極との回転方向における位置関係も変化する。但し、B相側での位置関係の変化の方向は、A相側での位置関係の変化の方向とは反対になる。このため、各相ステータの歯部と各相着磁領域のN,S極との回転方向位置関係の組み合わせをより大きく変えることができる。
したがって、実施例1でも図6を用いて説明したように、A相において発生する出力トルクTAとB相において発生する出力トルクTBとの位相差Dを、駆動騒音や振動の発生が最も少なくなるように容易に最適化することができる。この結果、駆動信号の調節によらずに又はそれに加えて調節軸受け101による調節を行うことで、きわめて効果的に駆動騒音や振動の発生を抑えることができる。
また、図8の実施例では、B相着磁領域109Bの着磁境界109Baは、実施例1と同様にモータ軸MLに対して平行に延びている。しかし、この実施例では、A相着磁領域109AとB相着磁領域109Bとがモータ軸方向に連続して形成されている。すなわち、A相着磁領域109AとB相着磁領域109Bとがモータ軸方向に離れて形成された実施例1とは異なる。
図9の実施例では、図7の実施例と同様に、B相着磁領域109Bの着磁境界109Baがモータ軸MLに対してA相着磁領域109Aの着磁境界109Aaとは逆向きに傾いている。さらに、図8の実施例と同様に、A相着磁領域109AとB相着磁領域109Bとがモータ軸方向に連続して形成されている。
図10の実施例では、B相着磁領域109Bの着磁境界109Baは、実施例1と同様にモータ軸方向に対して平行に延びている。但し、実施例1では、一体形成されたマグネットロータ109上にA相着磁領域109AとB相着磁領域109Bとをモータ軸方向に離して形成したのに対し、本実施例では、A相着磁領域109Aを有する第1のロータマグネットと、これとは別体であるB相着磁領域109Bを有する第2のロータマグネットとをモータ出力軸108上に固定している。
図11の実施例では、B相着磁領域109Bの着磁境界109Baは、図7の実施例と同様に、A相着磁領域109Aの着磁境界109Aaとは逆向きに傾いている。さらに、本実施例では、A相着磁領域109Aを有する第1のロータマグネットと、これとは別体であるB相着磁領域109Bを有する第2のロータマグネットとをモータ出力軸108上に固定している。
なお、ロータマグネットの構成は、実施例1および本実施例にて示した構成以外のものであってもよい。
図12には、本発明の実施例3であるビデオカメラ(撮像装置)におけるレンズ鏡筒部の構成を示している。このビデオカメラでは、レンズ駆動源として、実施例1,2に示したステッピングモータが使用される。
図12において、物体側(図の左側)から像側に順に、111は固定された前玉レンズ、112は変倍レンズ(光学素子)、117はIGメータ(絞り)、113はアフォーカルレンズ、114はフォーカスレンズ(光学素子)である。また、115は前玉レンズ111を保持する固定鏡筒である。
ステッピングモータSM1,SM2は、モータ保持板102を介して固定鏡筒115の後端部に取り付けられたリレーホルダー120にビスにより固定されている。
116は変倍レンズ112を保持するズーム移動枠であり、119はフォーカスレンズ114を保持するフォーカス移動枠である。これら移動枠116,119はそれぞれラック116a,119aを有する。ズーム移動枠116に設けられたラック116aは、ステッピングモータSM1のモータ出力軸108の送りねじ部(図1参照)に係合している。また、フォーカス移動枠119に設けられたラック119aは、ステッピングモータSM2のモータ出力軸108の送りねじ部(図1参照)に係合している。このため、各ステッピングモータが作動してモータ出力軸108が回転すると、各移動枠116,119およびこれらに保持されたレンズ112,114が光軸方向に移動する。
ここで、レンズ鏡筒の共振周波数は、その使用材料によって決まるが、鏡筒の形状や肉厚、レンズ駆動負荷によって多少変動する。しかし、実施例1,2にて説明したステッピングモータを用いれば、その変動した周波数に合わせて、ステッピングモータのA相とB相の出力の位相差を適宜調節することにより、そのレンズ鏡筒において駆動騒音や振動が最も小さくなる最適な状態を容易に得ることができる。しかも、上述した特許文献1にて提案されているステッピングモータのように、モータ出力軸にウエイトを取り付けるようなことはしていないので、ステッピングモータの高速駆動つまりは高速なレンズ駆動や、ステッピングモータの高精度な回転角制御つまりは高精度なレンズ位置制御が可能である。
なお、本実施例では、ビデオカメラについて説明したが、実施例1,2で説明したステッピングモータに代表される本発明のステッピングモータは、交換レンズ装置、デジタルスチルカメラ等の他の撮像装置をはじめ、ステッピングモータを駆動源として部材を駆動する各種装置にも用いることができる。
本発明の実施例1であるステッピングモータの構成を示す側面断面図。 実施例1のステッピングモータの模式図。 実施例1のステッピングモータにおけるマグネットロータの着磁角を説明する図。 実施例1のステッピングモータにおけるマグネットロータの着磁角を説明する図。 実施例1のマグネットロータの着磁方法を説明する図。 実施例1のマグネットロータの斜視図。 実施例1のステッピングモータにおけるA相、B相の出力位相差を示す図。 本発明の実施例2であるステッピングモータの模式図。 本発明の実施例2であるステッピングモータの模式図。 本発明の実施例2であるステッピングモータの模式図。 本発明の実施例2であるステッピングモータの模式図。 本発明の実施例2であるステッピングモータの模式図。 実施例のステッピングモータを用いたビデオカメラのレンズ鏡筒部の構成を示す側面断面図。
符号の説明
101 調節軸受け
102 モータ保持板
103 外ヨーク
104A,104B コイル
105A,105B ステータ
107 スラストばね
108 モータ出力軸
109,R マグネットロータ
109A,109B 着磁領域
109Aa,109Ba,MB 着磁境界
θ 着磁角
M,M′ 磁束

Claims (5)

  1. それぞれ周方向にN極とS極が交互に着磁され、モータ軸方向に第1相着磁領域と第2相着磁領域とを有するマグネットロータと、前記マグネットロータの外周においてモータ軸方向に配置され、それぞれコイルを備えた第1相ステータおよび第2相ステータと、前記マグネットロータに一体的に取り付けられたモータ出力軸とを有するステッピングモータと、前記ステッピングモータの前記モータ出力軸に係合し、前記ステッピングモータが作動して前記モータ出力軸が回転することで光軸方向に移動するレンズと、を備えたレンズ鏡筒であって、
    前記マグネットロータの軸受けを、前記モータ出力軸を回転軸として回転させることで、前記第1相ステータおよび前記第2相ステータに対する前記モータ出力軸のモータ軸方向位置を変更する調節機構を有し、
    前記第1相着磁領域における着磁角と前記第2相着磁領域における着磁角とが互いに異なり、
    前記調節機構は、前記モータ出力軸のモータ軸方向位置を変更することで、前記第1相ステータおよび前記第2相ステータが有する歯部と、前記第1相着磁領域および前記第2相着磁領域のうち少なくとも一つにおいて着磁されている極とのモータ回転方向における位置関係を変更することを特徴とするレンズ鏡筒
  2. 前記第1相および第2相着磁領域のうち少なくとも一方の着磁角が、N極およびS極の着磁境界がモータ軸方向に平行に延びる場合の着磁角よりも大きい又は小さいことを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒
  3. 前記マグネットロータにおいて、前記第1相着磁領域と前記第2相着磁領域とがモータ軸方向において離れていることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ鏡筒
  4. 前記マグネットロータにおいて、前記第1相着磁領域と前記第2相着磁領域とがモータ軸方向において連続して形成されていることを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載のレンズ鏡筒
  5. 前記調節機構は、前記モータ出力軸を軸方向一端側から他端側に付勢する付勢部材を含むことを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1つに記載のレンズ鏡筒
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