JP2005275375A - 光学モジュール及びカメラモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】薄型で形状設計の自由度があり、動力損失を抑制しつつ光学部品の移動精度を確保できる光学モジュールを提供する。
【解決手段】ステッピングモータ26と移動される鏡筒27とを、ベースプレート23に沿って互いに位置をずらすとともに、鏡筒27の光軸とステッピングモータ26が有したロータ37の軸線とを平行にしてベースプレート23の一面上に配置し、該一面上にロータ37と移動手段28とを連動させる減速歯車列29を配置し、ステッピングモータ26に、ベースプレート23に沿って横置き配置される励磁コイル39を有したコイルブロック35、該ブロック35に連結された端部36b、36c以外の磁路部分36aがコイルブロック35と重ならないヨーク36のロータ通孔40内にロータ37配置し、扁平型に構成されたモータを用いる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、焦点調節やズーミング等のために移動される光学部品を備えた光学モジュールに係り、特に、薄型電子機器例えばカード形デジタルカメラやカメラ付き携帯電話等に搭載するのに適する光学モジュール及びカメラモジュールに関する。
従来、レンズを保持した鏡筒を移動させて焦点調節をするために、筒型のステッピングモータの駆動軸を送りねじで形成し、この送りねじに、鏡筒を支持する鏡筒ホルダから突出されたラック部材を噛み合わせ、ステッピングモータの正逆回転に伴ってラック部材を介して鏡筒をその光軸に沿って移動させて、合焦動作を行わせるレンズ駆動装置(光学モジュール)が知られている(例えば特許文献1参照。)。
又、特許文献1のように筒型ステッピングモータを、その軸線が光軸と平行となる、いわゆる縦置きとするのではなく、筒型ステッピングモータを、その軸線が光軸に対して直交するような関係となる、いわゆる横置きとすることも提案されている(図9及び図10参照。)。
図9及び図10中符号1で示すベースプレートと符号2で示すカバーとの間には、これらにわたっている複数ガイドシャフト3に沿って移動可能であってコイルばね3aで付勢された鏡筒ホルダ4が配設され、このホルダ4には複数のレンズを有した鏡筒5が保持されている。ベースプレート1には撮像素子6が実装された回路基板7が鏡筒5と対向して取付けられている。ベースプレート1には鏡筒ホルダ4から外れて筒型のステッピングモータ8が取付けられている。ステッピングモータ8は、その駆動軸8aをベースプレート1の板面と平行とした横置きに設けられていて、駆動軸8aにはウォーム9が固定されている。ベースプレート1とカバー2とにわたって設けられた送りねじ10は、鏡筒ホルダ4の外方張出し部4aを貫通し、この送りねじ10に固定されたウォームホイール11はウォーム9に噛み合わされている。外方張出し部4aにはナット部材12が固定されていて、このナット部材12は送りねじ10に噛み合わされている。
したがって、ステッピングモータ8を駆動することにより、ウォーギャ(ウォーム9及びウォームホイール11)を介して、回転動力が減速されるとともにその伝達方向が90°変換されて送りねじ10に伝えられるので、この送りねじ10の回転とナット部材12との噛み合いに基づいて鏡筒ホルダ4を介して鏡筒5を光軸に沿って移動させ、それにより合焦動作を行わせることができる。
特開平3−294809号公報(第2頁右上欄第19行−同頁左下欄第6行、第3頁右下欄第5行−第6頁左上欄第1行、及び第1図−第3図)
特許文献1の技術では、筒型ステッピングモータを縦置きの配置とするが故に、ステッピングモータの筒形をなしているモータ本体の長さが、光学モジュールであるレンズ駆動装置の厚み方向に大きな割合を占めるので、レンズ駆動装置を薄形とするには不利である。これに対し、筒型ステッピングモータ8を横置き姿勢の配置とした図9及び図10に示す例では、筒型をなしているモータ本体の長さが、光学モジュールであるレンズ駆動装置の厚みを増やすことを抑制できる点で好ましい。しかし、ウォーム9及びウォームホイール11間ですべりを持たせながら大きな減速比を1段で得て動力伝達をするウォームギャは、動力損失が大きいので、ステッピングモータ8に大きなトルクを発生するものを使用しなければならない。
又、鏡筒等の光学部品の移動には精度が要求される。このために、筒型ステッピングモータが備えるロータは多極に着磁され、このロータを内側に収容した筒形のステ−タは、その内周面からロータに向けて突出された多数の磁極を有し、これら磁極の夫々に励磁コイルを巻き付けている。すなわち、こうしたモータ自体の構成により微小ステップ角度を得て、光学部品の必要な送り精度を与えている。
しかし、この筒型ステッピングモータの構成では、筒形ステ−タ内にロータを配置するという関係を崩すことはできず、ステッピングモータの形状の自由度がない。これに伴い筒型ステッピングモータを備えたレンズ駆動装置の形状設計の自由度もないので、このレンズ駆動装置(光学モジュール)は、それが組込まれる薄型電子機器の限られた組込みスペースに適合させて形状を変えるのには適していない。
本発明の目的は、薄型で、かつ、形状設計の自由度があって、動力損失を抑制しつつ光学部品の移動精度を確保できる光学モジュールを提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明は、光学モジュールが、移動手段により光軸方向に移動される光学部品と、励磁コイルと磁極端を有した磁路構成部材とロータとを備えたステッピングモータと、前記ステッピングモータから出力される動力を前記移動手段に連動させる歯車列とを備えている。
また、本発明は、ステッピングモータが、励磁コイルを有したコイルブロックと、このブロックのヨーク連結部において連結され、磁路部分に磁路幅の狭い磁気飽和部を備えたヨークと、このヨークのロータ通孔内に配置されたロータとを備えており、移動手段により光軸方向に移動される光学部品と、前記ロータと前記移動手段とを連動させる歯車列を備えている。
この発明では、光学モジュールが備えるステッピングモータが、励磁によって磁束を発生する励磁コイルとロータが配置されたロータ通孔とを、駆動パルスの印加(励磁)により発生した磁束をヨークでロータ通孔に導いてロータを回転させるものであるから、励磁コイルとロータとの位置関係には格別制約がない。このため、コイルブロックをロータに対して任意に配置できる。そのため、形状設計の自由度が高く、薄型化も可能となる。
又、本発明の好ましい形態では、前記光軸とほぼ平行に前記ロータの軸線を配置するとともに、前記ロータ通孔は前記コイルブロックに重ならない位置に設けられている。
この発明では、歯車列が光軸と垂直な平面の運動のみで動力を伝達することができるので、動力損失が少なく、又、平面的に歯車列を配置できるので薄型化に貢献することができる。更に、コイルブロックとロータを平面的に配置できるのでより薄型化が可能となる。
また、本発明は、ベースプレートの一面上に取付けられるステッピングモータが、前記ベースプレートに沿って配置される励磁コイルを有したコイルブロックと、このブロックに連結された端部以外の磁路部分が前記コイルブロックに重なることなく設けられたヨークと、このヨークのロータ通孔内に配置されたロータとを備えており、前記一面上に、移動手段により移動される光学部品と前記ステッピングモータとを、前記ベースプレートに沿って互いに位置をずらし、かつ、前記光学部品の光軸と前記ロータの軸線とを平行にして配置するとともに、前記ロータと前記移動手段とを連動させる歯車列を前記一面上に配置している。
又、前記課題を解決するために、本発明は、ベースプレートと、このベースプレートの一面上に取付けられたステッピングモータであって、コア部の端にヨーク連結部が一体に設けられた鉄心及び前記ベースプレートに沿って配置される周面を形成して前記コア部に巻き付けられた励磁コイルを有して前記ベースプレートの縁に沿うコイルブロック、前記ヨーク連結部に連結された端部以外の磁路部分が前記コイルブロックに重なることなく設けられ、磁路部分にロータ通孔を有したヨーク、及び前記ロータ通孔内に配置されたロータを備えるステッピングモータと、このステッピングモータに対し前記ベースプレートに沿ってずれて前記ベースプレートの一面上に移動手段を介して移動可能に配置され、かつ前記ロータの軸線と平行な光軸を有した光学部品と、前記ベースプレートの一面上に設けられて前記移動手段と前記ロータとを連動させる歯車列と、を具備している。
これらの発明では、ステッピングモータが、筒型ではなく、ベースプレートに沿って配置される励磁コイルを有したコイルブロックと、このブロックに連結された端部以外の磁路部分がコイルブロックに重なることなく設けられたヨークと、このヨークのロータ通孔内に配置されたロータとを備えている。このため、このステッピングモータは、扁平型に構成されていて、光学モジュールの厚みを増やす要素とはならない。加えて、このステッピングモータと移動手段により移動される光学部品とが、ベースプレートの一面上に、ベースプレートに沿って互いに位置をずらして配置されているとともに、ロータと移動手段とを連動させる歯車列を前記一面上に設けた平面的な配置となっているから、光学部品の光軸とロータの軸線とが平行であるにも拘わらず、筒型ステッピングモータを縦置きにして用いた光学モジュールに比較して、光学モジュール全体の厚みを薄くできる。
更に、この光学モジュールが備えるステッピングモータは、励磁によって磁束を発生する励磁コイルとロータが配置されたロータ通孔とが、ベースプレートの一面に沿ってずれていて、駆動パルスの印加(励磁)により発生した磁束をヨークでロータ通孔に導いてロータを回転させるものであるから、励磁コイルとロータとの位置関係には格別制約がない。このため、コイルブロックをロータに対して任意に配置できる。それにより、コイルブロックをベースプレートの縁に沿わせて配置する場合には、その配置に応じてベースプレートの形状を異ならせることができるので、光学モジュールの形状設計の自由度を得ることが可能である。
加えて、ロータの回転を、減速比が大きいウォームギャを用いる場合に比較してすべり摩擦による動力損失が少ない歯車列を用いて減速して、光学部品を移動させる移動手段に与えるから、歯車列の減速比に応じて光学部品を精度よく移動させることができる。
又、本発明の好ましい形態では、前記コイルブロックと前記光学部品との間に前記ロータと前記歯車列とを配置している。この発明の形態では、ヨークの使用量が少ないので軽量にできる点で優れている。
又、本発明の好ましい形態では、前記歯車列の各歯車軸を、前記ステッピングモータの投影領域内に配置している。又、本発明の好ましい形態では、前記磁路部分が通孔又は切欠きからなる1以上の軸通し部を有し、この軸通し部に前記歯車列の歯車軸の内の1以上の歯車軸を通している。又、本発明の好ましい形態では、前記磁路部分と前記コイルブロックとの間の空隙に、前記歯車列の歯車軸の内の1以上の歯車軸を通している。
これらの発明の形態によれば、前記投影領域内に配置した歯車軸に固定されている歯車の少なくとも一部が、ステッピングモータに重なって配置されるので、ステッピングモータと光学部品との間に必要とする歯車配設スペースを減らすことができ、その分、光学モジュールを小形にすることが可能である。
又、本発明の好ましい形態では、前記ヨークを挟んで、前記歯車列と前記移動手段が対向した位置にある。
この発明の形態によれば、移動手段とコイルブロックを平面的に並べて配置することができ、厚み方向に重ねる必要が無いので、その分、光学モジュールを薄くすることが可能である。また、移動手段の組立時には、歯車と移動手段を接続する歯車軸を、軸通し部にガイドさせながら、組み立てることが可能となるので作業性が向上する。
又、本発明の好ましい形態では、前記光学部品の位置を検知する検知部を有し、前記検知部は、前記光軸と前記ロータの軸線を結ぶ線に対しいて、前記移動手段と反対側の位置に配置されている、又、前記ステッピングモータの投影領域に、前記検知部の少なくとも一部が重なっている。
これらの発明の形態によれば、検知部を設けることにより、光学部品の動作制御を高性能化するとともに、検知部を配置するスペースを他の構成要素の設置に伴い光学モジュール生じたデットスペースを利用して配置することが可能となり、検知部を設けたことによる光学モジュール全体のサイズの大型化が必要無い。
又、本発明の好ましい形態では、前記コイルブロック、前記ヨーク、前記ロータ、前記歯車列及び、前記歯車列を前記ステッピングモータを固定するベースプレートとともに支持する歯車支えを、前記ベースプレートに対して一方向から組み立てることができる。
この発明の形態によれば、組立中に表裏を反転させるなどの煩雑な作業を必要としないため、組立性が向上する。
又、本発明の好ましい形態では、前記ヨークと前記コイルブロックを連結するとともに前記ベースプレートに固定する複数のねじ固定手段を有し、前記ねじ固定手段の少なくとも一つは、前記歯車列を構成する各歯車軸を前記ベースプレートとともに支持する歯車支えを介すことなく、ねじ締結され、他のねじ固定手段の少なくとも一つは前記歯車支えを介してねじ締結されている。
この発明の形態によれば、組立時に、ベースプレートにヨークを置いた直後に、前者のねじ固定手段によりヨークを締結することができ、その後の、歯車、歯車支えの組込を安定的に行うことができる。なおかつ、後者のねじ固定手段により、歯車支えを固定することができる。
又、本発明の好ましい形態では、前記光学モジュールと、光学像を電気信号に変換する撮像素子と、前記撮像素子の動作を制御する制御部を備える。
本発明によれば、薄型で、かつ、形状設計の自由度があって、動力損失を抑制しつつ光学部品の移動精度を確保できる光学モジュールを提供できる。
図1から図4を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
図1及び図2中符号21で示す光学モジュール例えばレンズ駆動装置は、カード形デジタルカメラやカメラ付き携帯電話等の薄型電子機器に搭載される。このレンズ駆動装置21は、回路基板22と、ベースプレート23と、歯車支え24と、カバー25と、ステッピングモータ26と、光学部品例えば鏡筒27と、移動手段28と、歯車列として減速歯車列29とを具備している。
回路基板22は硬質なボードであって、その一面に、CCDまたはCMOS等の撮像素子30が実装されている。回路基板22の前記一面にはベースプレート23が被着されている。このベースプレート23は、例えば長方形であって、その長手方向一端側部分に撮像素子30を収容するとともに鏡筒27の配置を許すための孔23eを有している。ベースプレート23の長手方向他端側部分には、この部分と所定距離隔てて対向する歯車支え24が配置されている。この歯車支え24とベースプレート23の長手方向一端側部分とにわたってカバー25が取付けられている。カバー25は鏡筒27の入射面と対向する窓孔25aを有している。
歯車支え24は、ステッピングモータ26をベースプレート23との間に挟んで固定する部材を兼ねている。この歯車支え24は、ベースプレート23にその裏側から締付けられたねじ32によって取付けられた複数例えば3本の取付け軸31を介して固定されている。
ステッピングモータ26は、例えばステップ角が180°の2極のモータであって、図1及び図4に示すようにコイルブロック35と、ヨーク36と、ロータ37とを備えている。コイルブロック35とヨーク36とはステ−タを形成している。
コイルブロック35は、鉄心38及び励磁コイル39を有している。鉄心38は、コア部38a(図1及び図4参照)の長手方向両端に夫々ヨーク連結部38b、38cを一体に設けてなる。好ましい例として、ロータ37を正転させる時と逆転させる時の回転速度が同じとなるように一対のコイルブロック35を設けている。特に、本実施形態ではこれらのコイルブロック35を一体とするためにヨーク連結部38cが共用されているため、この取付け部38cの両側にコア部38aを介してヨーク連結部38bが夫々設けられている。励磁コイル39はコア部38aに夫々巻き付けられている。
励磁コイル39の励磁によって発生する磁束を導くヨーク36は、平板状であって、ヨーク連結部38b、38cに連結される端部36b、36cを有している。一対の端部36bはヨーク連結部38bに夫々連結され、これら一対の端部36b間に位置する他の一つの端部36cはヨーク連結部38cに連結されている。ヨーク36の端部36b、36cを除いた磁路部分36aは、コイルブロック35に重なることなく、コイルブロック35の側方に突出されている。この磁路部分36aにはロータ通孔40が形成されている。
磁路部分36aとコイルブロック35との間には空隙41が形成されている。空隙41には励磁コイル39の側面の少なくとも一部が臨んでいる。図1及び図4中符号42はロータ通孔40の周りに設けた磁路部分36aの凹みを示している。この凹み42とロータ通孔40との間、及び空隙41とロータ通孔40との間は、いずれも磁路断面積が極小で、きわめて容易に磁気飽和する。このため、ロータ通孔40の内周面は前記磁路断面積が極小な部分で実質的に区切られている。この区切られた領域は、夫々磁極端として機能し、励磁コイル39に駆動パルスが印加される度にS極又はN極が前記磁極端にあらわれるようになっている。ここでは3つの磁極端を有しており、各磁極端に励磁コイルに発生する磁力線を伝播するために、磁極端と励磁コイルの端部が磁気的に接続されている。また、3つの磁極端の内、一つは二つの励磁コイルの端部に磁気的に接続されている。
このロータ通孔40内にはロータ37が配置されている。ロータ37の外周部は周方向に隣接する所定領域ごとに互いに異なる極性に着磁されている。したがって、ステッピングモータ26は、その励磁コイル39に図示しないモータドライバを介して駆動パルスが印加されるたびに、前記磁極端とロータ37の磁極との間の磁気作用によって、180°のステップ角で回転される。ロータ37には駆動歯車43が連結又は一体に成形されている。ロータ37の回転軸44の両端部は、ベースプレート23と歯車支え24とに回転自在に支持されている。
このステッピングモータ26は、ベースプレート23の縁に沿って配置されている。具体的には図1に示すようにコイルブロック35をベースプレート23の前記長手方向他端側部分の縁23aに沿わせて配置されている。こうして配置されたステッピングモータ26は前記取付け軸31及びねじ32を介してベースプレート23に固定されている。この場合、ヨーク連結部38b及びこれに連結されたヨーク36の端部36b、又はヨーク連結部38c及びこれに連結されたヨーク36の端部36cに取付け軸31を通して、この取付け軸31にねじ32を締め込むことにより、ベースプレート23と歯車支え24との間にステッピングモータ26を挟んで固定できる。この固定により、図3に示すように励磁コイル39の周面がベースプレート23に沿って配置されるとともに、磁路部分36aがベースプレート23の一面に沿って配置される。
前記鏡筒27はその内部に収められた複数のレンズ27aを有している。鏡筒27の外周には鏡筒ホルダ45がねじ込んで取付けられている。この鏡筒ホルダ45の外周には複数例えば一対の摺動部45aが好ましくは略径方向に対応して突設され、これら摺動部45aは通孔又は凹溝等からなる軸摺動要素を有している。鏡筒27の周りにはベースプレート23とカバー25とにわたって複数のガイド軸46が取付けられていて、これらのガイド軸46には前記軸摺動要素に個別に通されている。これにより、鏡筒27は、前記撮像素子30と対向し、この撮像素子30に対して接離する方向に複数のガイド軸46に沿って移動可能に支持される。この移動により、撮像素子30に対する鏡筒27の合焦点動作が行われる。
既述のように支持された鏡筒27は、ステッピングモータ26に対してベースプレート23の長手方向一端側にずらして配置されていて、その光軸Oはロータ37の軸線Aと平行である。一方のガイド軸、例えばステッピングモータ26に近い一方のガイド軸46にはコイルばね47が巻き付けられている。このコイルばね47は前記一方のガイド軸46が貫通した一方の摺動部45aとベースプレート23との間に挟まれて、鏡筒ホルダ45を介して鏡筒27を撮像素子30から離れる方向に付勢している。
鏡筒ホルダ45の外周には外方突出部48が突設されている。この外方突出部48は例えばステッピングモータ26側に突出されていて、一方の摺動部45aに一体に連続している。なお、外方突出部48と一方の摺動部45aとは連続していなくてもよい。
前記移動手段28は送りねじ51とナット部材52とを備えている。図2に示すように送りねじ51は歯車軸53の一部をなしている。歯車軸53は歯車支え24及びこれに近接して対向している外方突出部48を貫通し、その両端部はベースプレート23とカバー25とに回転自在に支持されている。ナット部材52は外方突出部48に固定されていて、これには送りねじ51が噛み合わされて通されている。したがって、歯車軸53が回転されることにより、その回転は、移動手段28により鏡筒ホルダ45を送りねじ51の軸方向に沿って移動させる運動に変換される。このため、鏡筒27がその光軸Oに沿って移動される。
この移動手段28とロータ37とは、ベースプレート23の一面側に配置された減速歯車列29を介して接続されている。図1及び図2に示すように減速歯車列29は、平歯車からなる複数例えば第1〜第3の減速歯車55〜57を有している。第1の減速歯車55はロータ37の駆動歯車43に噛み合わされ、この第1の減速歯車55と一緒に回転される第2の減速歯車56は第3の減速歯車57に噛み合わされ、更に、この第3の減速歯車57は歯車軸53に取付けられている。第1の減速歯車55及び第2の減速歯車56を支持した歯車軸58の両端部はベースプレート23と歯車支え24とに回転自在に支持されている。したがって、ステッピングモータ26が駆動してそのロータ37が回転されると、その回転は減速歯車列29により減速されて移動手段28に与えられる。
以上のようにベースプレート23の一面上に、ステッピングモータ26、鏡筒27、移動手段28、及び減速歯車列29を展開して配置してなるレンズ駆動装置21は、図1に示すようにステッピングモータ26のコイルブロック35と鏡筒27との間にロータ37と減速歯車列29とを配置している。これに伴ってヨーク36の磁路部分36aが鏡筒27の略全体を囲む大きさとならず、磁路部分36aがコイルブロック35と鏡筒27との間のスペースに応じた形態で配置されるため、ヨーク36を形成する磁性体の使用量が少なく、軽量にできるとともにコストを低減できる。
又、図1に示すようにステッピングモータ26は、鏡筒27の中心とロータ37の中心とを通る直線(B−B線)の線対称に形成されている。この対称配置により、レンズ駆動装置21の重量バランスがよくなるとともに、ヨーク連結部38bからロータ通孔40に至る一対の磁路の長さを同じにできるので、磁気バランスがよくなる点でも好ましい。
前記構成のレンズ駆動装置21に使用したステッピングモータ26は、筒型ではなく、ベースプレート23の一面に沿って配置される励磁コイル39を有したコイルブロック35と、このブロック35に連結された端部36b、36c以外の磁路部分36aがコイルブロック35に重なることなくベースプレート23に沿って設けられたヨーク36と、このヨーク36のロータ通孔40内に配置されたロータ37とを備えているので、扁平型に構成できる。このため、ステッピングモータ26がレンズ駆動装置21の厚みを増やす要素とはならない。しかも、ステッピングモータ26の励磁コイル39は、その周面がベースプレート23に沿った横置きに設けられているから、磁束を増やすために励磁コイル39のコア部38aに対する巻き付け長さを増やした場合であっても、それはステッピングモータ26の厚み、ひいてはレンズ駆動装置21の厚みを増やす要素とはならない。
加えて、ステッピングモータ26と、このモータ26の動力で動かされる移動手段28により移動される鏡筒27とが、ベースプレート23の一面上に、ベースプレート23の長手方向に沿って互いに位置をずらして設けられているとともに、ロータ37と移動手段28とを連動させる減速歯車列29が前記一面上においてステッピングモータ2と鏡筒27との間に設けられた平面的な配置となっている。
したがって、鏡筒27の光軸Oとロータ37の軸線Aとが平行であるにも拘わらず、筒型ステッピングモータを縦置きにして用いたレンズ駆動装置に比較して、レンズ駆動装置21全体の厚みを薄くできる。
更に、ステッピングモータ26は、それに駆動パルスが印加されることによって磁束を発生する励磁コイル39と、ロータ37が配置されたロータ通孔40とを、ベースプレート23の一面に沿ってずらして構成されていて、発生した磁束をヨーク36の磁路部分36aでロータ通孔40に導いてロータ37を回転させる構成であるから、励磁コイル39とロータ37との位置関係には格別な制約がない。
このため、コイルブロック35をロータ37に対して任意に配置しても、モータとして機能でき、ロータ37と励磁コイル39の配置に制約がない。なお、この点は、図6を用いて後述する第2実施形態、図7を用いて後述する第3実施形態、及び図8を用いて後述する第4実施形態での配置と対比すれば明らかである。したがって、ベースプレート23の任意な縁に沿わせてコイルブロック35を配置する場合には、その励磁コイル39の配置に応じた形状に、ベースプレート23の形状を変えることができる(なお、ベースプレート23の形状変形の例示としては図8を用いて後述する第4実施形態を挙げることができる。)。
すなわち、レンズ駆動装置21は以上のようにコイルブロック35の設計に応じてベースプレート23の形状を異ならせることが可能であるので、このレンズ駆動装置21の形状設計の自由度を得ることが可能である。
又、前記構成のレンズ駆動装置21は、鏡筒27を移動させる移動手段28にロータ37の回転を伝達するのに、既述のように平歯車からなる減速歯車列29を用いている。この減速歯車列29は、ウォームギャのように1段で大きな減速比を得るものではないので、すべり摩擦による動力損失が少なく、それに伴いステッピングモータ26の消費電力も少なくできる。それだけではなく、ステップ角が180°であるにも拘わらず、減速歯車列29の減速比に応じて移動手段28の送りねじ51を減速回転させるから、ナット部材52を介して鏡筒27を例えば10ミクロンオーダーで高精度に移動させて、合焦動作やズーミング動作を行わせることができる。
また、二つの励磁コイルと三つの磁極端を備えているので、励磁コイル各々に印可する駆動パルスを選択することで、各磁極端に発生する磁極を選択することができ、その選択を工夫することで、その際にロータの正逆両方向それぞれの回転動作における、死点をなくすことができる。そのため、正逆転とも安定に、同等の特性でモータを回転させることができる。その結果、動作の信頼性が高く高精度な光学モジュールを実現できる。
図5及び図6は本発明の第2実施形態を示している。この実施形態は基本的には第1実施形態と同じであるので、第1実施形態と同じ構成については同一符号を付してその説明を省略し、以下、第1実施形態とは異なる点を説明する。
第2実施形態では、減速歯車列29の各歯車軸53、58がステッピングモータ26の投影領域内に配置されている。この配置を実現するために、ヨーク36の磁路部分36aに通孔61を設け、この通孔61に、ベースプレート23と歯車支え24との両端部が回転自在に支持された歯車軸53が通されている。更に、ベースプレート23と歯車支え24との両端部が回転自在に支持された歯車軸58が、コイルブロック35と磁路部分36aとの間の空隙41に通されている。そのため、減速歯車55がコイル39と重なり合うようになっている。なお、以上説明した点以外の構成は第1実施形態と同じである。
したがって、この第2実施形態でも第1実施形態と同じ作用を得て本発明の課題を解決できる。加えて、各歯車軸53,58をステッピングモータ26の投影領域内に配置したので、これらの歯車軸53,58に固定されている減速歯車55〜57を、図5に示すようにステッピングモータ26上に略重なる配置とできる。これにより、減速歯車55〜57をステッピングモータ26と鏡筒支え45との間に配設するのに要するスペースが減って、図5中符号Cで示したベースプレート23の縁23aと鏡筒27と間の距離が短くなり、その分、レンズ駆動装置21を小形にできる。
図7は本発明の第3実施形態を示している。この実施形態は基本的には第1実施形態と同じであるので、第1実施形態と同じ構成については同一符号を付してその説明を省略し、以下、第1実施形態とは異なる点を説明する。
第3実施形態では、ステッピングモータ26は一対のコイルブロック35を備えている。各これらのコイルブロック35は、コア部38aの長手方向両端に夫々ヨーク連結部38b、38cを一体に設けた鉄心38と、コア部38aに巻き付けられた励磁コイル39とからなる。両コイルブロック35は、長方形のベースプレート23の長辺をなす縁23bに沿って配置されている。
ヨーク36は磁路部分36aの他に、一対の端部36bと、一対の端部36cとを有している。一対の端部36bは両コイルブロック35のヨーク連結部38bに連結され、他の一対の端部36cは両コイルブロック35の他のヨーク連結部38cに連結されている。磁路部分36aの内で、一対の端部36cを最短距離でつないでいる部位は、ベースプレート23の短辺をなす縁23aに沿って配置されている。磁路部分36aの内で、一対の端部36bをつないでいる部位は、円弧状の縁を有していて、この縁を鏡筒ホルダ45の外周に沿わせて配置されている。
又、鏡筒ホルダ45の外方突出部48はこれに近い位置の摺動部45aとは連続しないで設けられている。更に、減速歯車列29の各歯車軸53、58はステッピングモータ26の投影領域内に配置されている。この配置を実現するために、ベースプレート23と歯車支え24との両端部が回転自在に支持された歯車軸53、58が、コイルブロック35と磁路部分36aとの間の空隙41に通されている。図7中符号62は空隙41に開放する磁路部分36aの切欠きを示しており、この部分に歯車軸53を通すことによって、この歯車軸53と磁路部分36aとの干渉を防止している。なお、以上説明した点以外の構成は第1実施形態と同じである。
したがって、この第3実施形態でも第1実施形態と同じ作用を得て本発明の課題を解決できる。加えて、各歯車軸53,58をステッピングモータ26の投影領域内に配置したので、これらの歯車軸53,58に固定されている減速歯車55〜57全体を、図7に示すようにステッピングモータ26上に重なる配置とできる。これにより、減速歯車55〜57をステッピングモータ26と鏡筒支え45との間に配設するのに要するスペースが減って、図7中符号Cで示したベースプレート23の縁23aステッピングモータ26と鏡筒27と間の距離が短くなり、その分、レンズ駆動装置21を小形にできる。しかも、この第3実施形態では、コイルブロック35をベースプレート23の縁23aに配置しないので、この縁23aにロータ37をより近づけて配置できる。したがって、前記距離Cが更に短くなりレンズ駆動装置21の小形化を促進できる。
図8は本発明の第4実施形態を示している。この実施形態は基本的には第1実施形態と同じであるので、第1実施形態と同じ構成については同一符号を付してその説明を省略し、以下、第1実施形態とは異なる点を説明する。
第4実施形態では、ベースプレート23が斜めの縁23c、23dを有して八角形となっている。ステッピングモータ26は一対のコイルブロック35を備えている。各これらのコイルブロック35は、コア部38aの長手方向両端に夫々ヨーク連結部38b、38cを一体に設けた鉄心38と、コア部38aに巻き付けられた励磁コイル39とからなる。両コイルブロック35は、ベースプレート23の斜めの縁23cに沿って配置されている。
ヨーク36の磁路部分36aは、一対の端部36bと、一対の端部36cとを有している。一対の端部36bは両コイルブロック35のヨーク連結部38bに連結され、他の一対の端部36cは両コイルブロック35の他のヨーク連結部38cに連結されている。磁路部分36aの内で、一対の端部36cを最短距離でつないでいる部位は、ベースプレート23の短辺をなす縁23aに沿って配置されている。磁路部分36aの内で、一対の端部36bをつないでいる部位は、円弧状の縁を有していて、この縁を鏡筒ホルダ45の外周に沿わせて配置されている。
又、鏡筒ホルダ45の外方突出部48はこれに近い位置の摺動部45aとは連続しないで設けられている。更に、減速歯車列29の各歯車軸53、58はステッピングモータ26の投影領域内に配置されている。この配置を実現するために、ベースプレート23と歯車支え24との両端部が回転自在に支持された歯車軸53、58が、コイルブロック35と磁路部分36aとの間の空隙41に通されている。図8中符号62は空隙41に開放する磁路部分36aの切欠きを示しており、この部分に歯車軸53を通すことによって、この歯車軸53と磁路部分36aとの干渉を防止している。なお、以上説明した点以外の構成は第1実施形態と同じである。
したがって、この第4実施形態でも第1実施形態と同じ作用を得て本発明の課題を解決できる。加えて、各歯車軸53,58をステッピングモータ26の投影領域内に配置したので、これらの歯車軸53,58に固定されている減速歯車55〜57全体を、図8に示すようにステッピングモータ26上に重なる配置とできる。これにより、減速歯車55〜57をステッピングモータ26と鏡筒支え45との間に配設するのに要するスペースが減って、図8中符号Cで示したベースプレート23の縁23aと鏡筒27と間の距離が短くなり、その分、レンズ駆動装置21を小形にできる。しかも、この第4実施形態では、コイルブロック35をベースプレート23の縁23aに配置しないので、この縁23aにロータ37をより近づけて配置できる。したがって、前記距離Cが更に短くなりレンズ駆動装置21の小形化を促進できる。
更に、第4実施形態では、ステッピングモータ26の一対のコイルブロック35をハの字形の配置として、それに対応させてベースプレート23にコイルブロック35が沿う斜めの一対の縁23cを設けている。このため、ベースプレート23を小形にでき、それに伴いレンズ駆動装置21の配置スペースを小さくできる点で好ましい。このように、このレンズ駆動装置21は、それが組込まれる薄型電子機器の限られた組込みスペースに適合させて形状を変えるのには適している。加えて、この第4実施形態では、一対のガイド軸46をヨーク連結部38cの近傍に配置したことに基づいて、ベースプレート23に他の一対の斜めの縁23dを設けることができたので、この点でも、ベースプレート23の小形化とともにレンズ駆動装置21の配置スペースを小さくできる点で好ましい。
図11から14を参照して本発明の第5の実施形態を説明する。この実施形態における光学モジュール部は基本的には第1の実施形態と同じであるので、第1の実施形態と同じ構成については同一符号を付してその説明を省略し、以下、第1実施形態とは異なる点について説明する。
カメラモジュール100は光学モジュール21、回路ブロック101、撮像素子30から構成されている。回路ブロック101は制御部111とモータドライバ105と、信号処理部113等を備えている。制御部111は、CPU及びメモリなどを有していて、撮像素子30の動作を制御すること等を含むカメラモジュール100の光学モジュール21全般の制御を担う。モータドライバ105はステッピングモータ26に必要な数の駆動パルスを印可するものであり、信号処理部113は撮像素子30から出力された撮像信号を処理して、制御部111に供給するものである。
回路ブロック101を構成する電子部品のすべて若しくは一部と撮像素子30は回路基板22に実装され回路基板22に設けられた回路パターンと結線されている。
光学モジュール21のステッピングモータ26は、ベースプレート23上に配置され、その上にコイルブロック35、その上にヨーク36、ここでは歯車支えの機能も兼ね備えたカバー25が載せされており、ねじ102で固定されている。コイルブロック35はコイル39にモータドライバ105からの信号を入力するターミナル基板107を備え、モータドライバ105からの信号端子を備えた回路基板22をターミナル基板107対してねじ104によって圧接させている。これにより、回路基板22からステッピングモータ26に対して信号を送ることができる。
ねじ108は回路基板22をベースプレート23に締結している。これにより、光学モジュール21と制御ブロック101を機械的に接続することができる。また、ねじ103は歯車支え24を介すことなくステッピングモータ26をベースプレート23にねじ締め固定している。
移動手段28はヨーク36とベースプレート23の間に配置され、減速歯車列29はヨーク36を挟んで移動手段28と対向する位置に配置されている。すなわち、コイルブロック35と、移動手段28がヨーク36の下に並んで配置されることになる。ところで、第1の実施形態において、その光学モジュール厚みを構成する要素は、ベースプレート23、コイルブロック35、ヨーク36、減速歯車列29、歯車支え24、移動手段28、カバー25である。これに対し、第5の実施形態においては、ベースプレート23、移動手段28及びコイルブロック35それぞれの少なくとも一部が厚み方向に対して同じ高さに配置されているため、また、カバー25が歯車支えの機能も兼ね備えているため、移動手段28若しくはコイルブロック35のいずれか(図12では移動手段28)、ヨーク36、減速歯車列29、カバー25となる。そのため、第1の実施形態に比べて、移動手段28若しくはコイルブロック35のいずれか(図12ではコイルブロック35)と歯車支え24の厚みの分、薄く構成することが可能である。
従って、更に薄型化に適した構造といえる。また、歯車支え24とカバー25を一体化したため、コストを削減することができる。
尚、コイルブロック35と減速歯車列29をヨーク36に対して同じ側に設けることも可能であるが、切欠き62に歯車軸53を通すなどを行った場合、コイルブロック35と減速歯車55が干渉する恐れがあるため、これを避けるためには、減速歯車55の高さ位置をヨーク36から大きく離さなければならないので、光学モジュール21の厚みが結果として厚くなる。そのため、移動手段28側にコイルブロック35を設けた。
また、第2の実施形態と同様に、減速歯車列29の各歯車軸53、58がステッピングモータ26の投影領域内に配置されている。投影領域とは、ステッピングモータ26を、光軸方向に垂直な任意の平面に対して投影した際にできる、最外形曲線による閉領域を指す。
これにより、減速歯車55〜57をステッピングモータ26と鏡筒支え45との間に配設するのに要するスペースが減って、ベースプレート23の縁23aと鏡筒27と間の距離が短くなり、その分、レンズ駆動装置21を小型にできる。
また、光学モジュール21は光学部品27の運動に関する何らかの量、例えば、所定の基準(原点)位置のどちらに光学部品が有るかなどを検知する、検知部としてセンサ109を備えており、鏡筒ホルダ45に一体的に設けられた突出部45cを光学的に非接触で検知するフォトインタラプタ等が用いられる。センサ109と突出部45cは焦点調節等の動作をするたびに、この動作の基準となる原点位置を検出する原点検出手段をなすものであって、検出された原点を基準となる位置に焦点調節動作等が行われるようになっている。こうすることで、光学部品27の動作の再現性が上がる。なお、回路基板22の一部は屈曲し、センサ109と電気的に接続されている(図示せず)。従って、センサ109と制御部111は回路基板22を介して信号の受け渡しが行われる。
第5の実施形態においては、センサ109はベースプレート23に固定されており、厚み方向に対して、ヨーク36を挟んで減速歯車列29と反対側であって、平面的には、ヨーク36と重なる位置であるとともに、減速歯車列29には重ならず、移動手段28と並んだ位置(B−B線に対して移動手段28と対向した位置)に配置されている。
回路ブロック101を構成する電子部品112の一部は例えばベースプレート23と回路基板22の間に設けた隙間を利用し、回路基板22の上に配置することができる。
以上のように配置することで、光学モジュール21、しいては、カメラモジュール100を平面的に小さく、なおかつ、薄く構成することができる。
特に、光学モジュール21の平面面積を決定する上で重要な要素群である、鏡筒27、鏡筒27を保持する鏡筒保持部45d、撮像素子30等の光学系の要素群と、ステッピングモータ26、減速歯車列29、移動手段28、センサ109等の駆動系の要素群を、平面的に位置をずらし並べて配置しており、駆動系の要素群の光軸方向の構成においては、平面上で大きな平面面積を必要とするヨーク36に重ねるように、なおかつ、光学系の要素群の厚みよりも薄くなるように、コイルブロック35、ロータ37、減速歯車列29、移動手段28、センサ109、鏡筒ホルダ45のナット部材52の外方突出部48と突出部45cを配置している。更には、ヨーク36を光軸O方向に挟んで減速歯車列29と反対側の位置にある移動手段28と同じ側に、コイルブロック35、センサ109を組み付けており、比較的、平面積が小さい移動手段28と、コイルブロック35、センサ109を断面的に並べて配置することができる。これらの点について、空間を効率よく使用しており、薄型化、小型化に貢献している。
次に第5の実施形態におけるカメラモジュール100及び光学モジュール21に組立手順について説明する。
ガイド軸46を予め圧入等により固定したベースプレート23にコイルばね47を置き、ナット部材52を固定した鏡筒ホルダ45をガイド軸46に沿ってコイルばね47の上に重ねる。また、コイルブロック35を、ベースプレート23の所定の位置に、更にコイルブロック35の上にヨーク36を重ねる。その後、コイルばね47の反力により鏡筒ホルダ45がガイド軸46に沿って上方にスライドしヨーク36を浮き上がらせるのを防ぐため、ねじ103を締結する。次に、上方から、送りネジ51をナット部材52に対してねじ込む、ロータ37等の減速歯車列29を配置する作業を行う。次に、カバー25を上から重ねて、ねじ102をねじ締めする。なお、送りネジ51をナット部材52に対してねじ込む際には、通孔61が送りネジ51のガイドとなり、組み立てやすい。
ここまでの一連の作業はすべて、ベースプレート23に対して重ねるようにして組み立てられるため、作業性が良い。
これらの作業後、センサ109、撮像素子30、モータドライバ105、制御部111等の電子部品を実装した回路基板22をベースプレート23に取り付ける。その際にセンサ109をベースプレート23の所定の位置に固定し、また、回路基板22に備えたモータドライバ105からの信号端子部をターミナル基板107に接続する。また、鏡筒27を鏡筒ホルダ45にねじ込む。
この様にして、光学モジュール21及びカメラモジュール100を組み立てることができる。
図15を参照して本発明の第6の実施形態を説明する。この実施の形態における光学モジュールは基本的には第1の実施形態と同じであるので、第1の実施形態と同じ構成については同一符号を付してその説明を省略し、以下、第1実施形態とは異なる点を説明する。
第6実施形態では、ステッピングモータ26は、二つ励磁コイル39を有した磁路構成部材120とロータ37によって構成されている。
励磁コイル39は磁路構成部材120のコア部120aに沿って巻き付けている。
磁路構成部材120の概略形状は、ロータ37を取り囲みつつ、完全には囲まず開口部Kを有する形状になっている。ここでは三日月形状の様になっている。この開口部Kを利用して、コイル39を容易に巻くことができるので、製造しやすい。磁路構成部材120はロータ37に近接した磁極端120b、120c、120dを有しており、磁極端120b、120dは三日月形状の磁路構成部材120の両端に設置され、磁極端部120cは二つの励磁コイル39の間、すなわち三日月形状の中立位置付近の位置に設置されている。磁路構成部材120は励磁コイル39に駆動パルスが印可されるたびにS極又はN極が磁極端120a、120b、120cにあらわれるようになっている。
第1実施形態においては、鉄心とヨークが別体の構成であったが、本実施形態においては、鉄心とヨークを一体形状にして磁路構成部材120を成している。
磁路構成部材120に設けた貫通穴120eは、磁路構成部材120の固定又は位置決めに使用することができる。また、磁路構成部材120は通孔61を備え、ここに歯車軸58を通しており、ロータ37と歯車軸58の間に磁路構成部材120一部を有している。すなわち、ロータ37に対して開口部K側に歯車55を配置せず、ロータ37に対して開口部Kと反対側の磁路部分36a側に歯車55を配置している。そのため、歯車55がコイル39にオーバーラップしている。これにより、光軸Oとロータの軸線Aを平面的に結ぶ線分に対し垂直方向のステッピングモータ26の幅を区切るG1、G2で挟まれた領域内に、歯車列29、移動手段28を配置することができるので、光学モジュール21の平面サイズを小型化することができる。なお、歯車軸58を、ロータ37と磁路構成部材120との間、又は励磁コイル39との間に配置しても同様の効果が得られる。
また、ロータ37と光学部品27の間に開口部Kを配置することによって、G1とG2の距離が縮まるため、より光学モジュール21の小型化が可能となる。
更に、光軸Oとロータ軸線Aを平面的に結ぶ線分の方向が、光学モジュール21の略長方形形状を模る一辺に対し、鋭角を成すようにして、二つのコイル39を略長方形形状を模る隣り合った二辺に概略沿うようにして配置している。そのため、光学部品27の円形状と光学モジュール21の長方形形状を組み合わせたときの余分なスペースを利用して、ステッピングモータ26を配置することができる。
図16を参照して本発明の第7の実施形態を説明する。この実施の形態における光学モジュールは基本的には第1の実施形態及び第6の実施形態と同じであるので、第1又は第6実施形態と同じ構成については同一符号を付してその説明を省略し、以下、第1実施形態とは異なる点を説明する。
歯車軸53、58、とロータ37の間に磁路構成部材120を配置している。また、開口部Kをロータ37と光学部品27の間の外側に配置している。すなわち、ロータ37と光学部品27の間に磁路構成部材120を設置している。
このように配置することによって、G1とG2間のスペースの内、ステッピングモータ26が配置されていないスペースの内を効率よく利用することができる。ここでは、移動手段28やセンサ109もこのスペースを利用して配置している。また略長方形の光学モジュール21の外形を模る長方形形状の一辺に沿うようにして開口部Kを配置することができるので、G1とG2の距離を短くすることができ、光学モジュール21の小型化に寄与している。 本発明は前記各実施形態には制約されない。例えば、光学部品の移動は合焦動作以外にもズーミング動作のためであってもよい。又、移動手段には、送りねじとナット部材に代えて、歯車軸53の回転で筒カムを動かし、このカムで鏡筒などの光学部品を移動させる構成とすることも可能である。
本発明の第1実施形態に係るレンズ移動装置をそのカバー及び歯車支えを外した状態で示す平面図。 第1実施形態に係るレンズ移動装置を図1中F2−F2線に沿って示す断面図。 第1実施形態に係るレンズ移動装置を図1中F3−F3線に沿って示す断面図。 第1実施形態に係るレンズ移動装置が備えるステッピングモータを示す斜視図。 本発明の第2実施形態に係るレンズ移動装置をそのカバー及び歯車支えを外した状態で示す平面図。 第2実施形態に係るレンズ移動装置を図6中F6−F6線に沿って示す断面図。 本発明の第3実施形態に係るレンズ移動装置をそのカバー及び歯車支えを外した状態で示す平面図。 本発明の第4実施形態に係るレンズ移動装置をそのカバー及び歯車支えを外した状態で示す平面図。 従来例に係るレンズ移動装置をそのカバーを外した状態で示す平面図。 従来例に係るレンズ移動装置を示す断面図。 本発明の第5実施形態に係るカメラモジュールを示したブロック図。 本発明の第5実施形態に係るカメラモジュールをそのカバーを外した状態で上方から見た平面図。 本発明の第5実施形態に係るカメラモジュールを図12中のF10−F10線に沿って示す断面図。 本発明の第5実施形態に係るカメラモジュールを図12中のF11−F11線に沿って示す断面図。 本発明の第6実施形態に係るカメラモジュールをそのカバーを外した状態で上方から見た平面図。 本発明の第7実施形態に係るカメラモジュールをそのカバーを外した状態で上方から見た平面図。
符号の説明
21…レンズ駆動装置(光学モジュール)
22…回路基板
23…ベースプレート
23a、23b、23c…ベースプレートの縁
24…歯車支え
25…カバー
26…ステッピングモータ
27…鏡筒(光学部品)
O…鏡筒の光軸
28…移動手段
29減速歯車列
30…撮像素子
35…コイルブロック
36…ヨーク
36a…ヨークの磁路部分
36b、36c…ヨークの端部
37…ロータ
A…ロータの軸線
38…鉄心
38a…鉄心のコア部
38b、38c…鉄心のヨーク連結部
39…励磁コイル
40…ロータ通孔
41…空隙
43…駆動歯車
45…鏡筒ホルダ
45a…鏡筒ホルダの摺動部
46…ガイド軸
48…外方突出部
51…送りねじ
52…ナット部材
53,58…歯車軸
55,56,57…減速歯車
61…通孔
62…切欠き
100…カメラモジュール
101…回路ブロック
105…モータドライバ
109…センサ
111…制御部
113…信号処理部
120…磁路構成部材
120a、120b、120c、…磁極端

Claims (18)

  1. 移動手段により光軸方向に移動される光学部品と、
    前記光学部品を駆動するための動力源であるステッピングモータと
    前記ステッピングモータから出力される動力を前記移動手段に連動させる歯車列とを備え、
    前記ステッピングモータは、前記光軸方向に対して捻れた方向に延びたコア部と三つ以上の磁極端を有した磁路構成部材と、前記コア部に沿ってそれぞれ巻かれた二つ以上の励磁コイルと、前記コア部の方向に捻れた方向に軸線を配置したロータを備える光学モジュール。
  2. 移動手段により光軸方向に移動される光学部品と、
    励磁コイルと磁極端を有した磁路構成部材とロータとを備えたステッピングモータと
    前記ステッピングモータから出力される動力を前記移動手段に連動させる歯車列とを備え、
    前記歯車列の歯車軸の少なくとも一つの歯車軸は、ステッピングモータの投影領域内に配置する光学モジュール。
  3. 移動手段により光軸方向に移動される光学部品と、
    励磁コイルと磁極端を有した磁路構成部材とロータとを備えたステッピングモータと、
    前記ステッピングモータから出力される動力を前記移動手段に連動させる歯車列とを略多角形状のベースプレート上に備え、
    前記励磁コイルは前記略多角形状の少なくとも一辺にほぼ平行な方向に沿って前記磁路構成部材に巻き付けられる光学モジュール。
  4. 前記磁極端は前記磁路構成部材に設けたロータ通孔に備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光学モジュール。
  5. 前記磁路構成部材は、前記コア部を備えたコイルブロックと、前記コイルブロックに接続され前記磁極端を備えたヨークとで構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光学モジュール。
  6. 前記磁路構成部材は、前記ロータを囲んでいない開口部を有していることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光学モジュール。
  7. 前記歯車列の歯車軸の少なくとも一つを、前記ステッピングモータの投影領域内に配置した請求項1または3のいずれかに記載の光学モジュール。
  8. 前記磁路構成部材が通孔又は切欠きからなる1以上の軸通し部を有し、この軸通し部に前記歯車列の歯車軸の内の1以上の歯車軸を通した請求項1から3のいずれかに記載の光学モジュール。
  9. 前記磁路構成部材と前記コイルブロックとの間の空隙に、前記歯車列の歯車軸の内の1以上の歯車軸を通した請求項1から3のいずれかに記載の光学モジュール。
  10. 前記コイルブロックと前記光学部品との間に前記ロータを配置した請求項5に記載の光学モジュール。
  11. 前記磁路構成部材を挟んで、前記歯車列と前記移動手段が対向した位置にあることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載した光学モジュール。
  12. 前記光学部品の位置を検知する検知部を有し、前記検知部は、前記光軸と前記ロータの軸線を結ぶ線に対して、前記移動手段と反対側の位置に配置されていることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載した光学モジュール。
  13. 前記光学部品の位置を検知する検知部を有し、前記ステッピングモータの投影領域に、前記検知部の少なくとも一部が重なっていることを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載した光学モジュール。
  14. 前記開口部を前記光学部品と前記ロータの間に配置していることを特徴とする請求項6に記載した光学モジュール。
  15. 前記磁路構成部材の一部を前記光学部品と前記ロータの間に配置していることを請求項6に記載した光学モジュール。
  16. 前記光学部品と前記移動手段を連結する鏡筒ホルダ、前記磁路構成部材、前記移動手段、前記ロータ、前記歯車列及び、前記歯車列を前記ステッピングモータを固定するベースプレートとともに支持する歯車支えを、前記ベースプレートに対して一方向から組み立てることができることを特徴とする請求項1から15のいずれかに記載した光学モジュール。
  17. 前記ヨークと前記コイルブロックを連結するとともに前記ベースプレートに固定する複数のねじ固定手段を有し、前記ねじ固定手段の少なくとも一つは、前記歯車列を構成する各歯車軸を前記ベースプレートとともに支持する歯車支えを介すことなく、ねじ締結されていることを特徴とする請求項1から16のいずれかに記載した光学モジュール。
  18. 請求項1から17のいずれかに記載の前記光学モジュールと、光学像を電気信号に変換する撮像素子と、前記撮像素子の動作を制御する制御部を備えたカメラモジュール。
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