JP2007225098A - 駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】小型で大きな減速比が得られる省電力化が可能な駆動装置を提供する。
【解決手段】電磁アクチュエータであるステップモータ11のロータ11aを時計回り方向または逆方向である反時計回り方向に回転させることにより、ピニオン11eを介して回転運動を2段歯車12に伝達する。2段歯車12の回転運動が小径歯車12a及び大径歯車12bから第1の歯車13及び第2の歯車14へとそれぞれ伝達される。第1の歯車13の雌ねじ部131aと第2の歯車14の雄ねじ部141aの螺合度合いが深くなり、第2の歯車14は上方に移動する。第2の歯車14が上方に移動することに伴って、第2の歯車14と当接しているレンズホルダ20の突片20aがコイルばね6の弾性力により上方に付勢され、レンズホルダ20はレンズ21の光軸方向の上方に移動する。
【選択図】図1
【解決手段】電磁アクチュエータであるステップモータ11のロータ11aを時計回り方向または逆方向である反時計回り方向に回転させることにより、ピニオン11eを介して回転運動を2段歯車12に伝達する。2段歯車12の回転運動が小径歯車12a及び大径歯車12bから第1の歯車13及び第2の歯車14へとそれぞれ伝達される。第1の歯車13の雌ねじ部131aと第2の歯車14の雄ねじ部141aの螺合度合いが深くなり、第2の歯車14は上方に移動する。第2の歯車14が上方に移動することに伴って、第2の歯車14と当接しているレンズホルダ20の突片20aがコイルばね6の弾性力により上方に付勢され、レンズホルダ20はレンズ21の光軸方向の上方に移動する。
【選択図】図1
Description
本発明は、減速機構を備えた駆動装置に関する。
例えば光学機器のレンズ等の駆動装置には減速機構を備えたものが用いられる。このような減速機構を備えた駆動装置の一例として、特許文献1に示すように、外周面に雄ねじ部を有する第1のスクリューシャフトと、この第1のスクリューシャフトの外周面の雄ねじ部と螺合する雌ねじ部が形成された内周面、及び、雄ねじ部が形成された外周面を有する第2のスクリューシャフトと、第2のスクリューシャフトの外周面の雄ねじ部と噛合するニードルを有する直進移動部材と、直進移動部材に保持されたレンズと、第1のギヤ群を介して第1のスクリューシャフトを回転駆動する第1の駆動モータと、第2のギヤ群を介して第2のスクリューシャフトを回転駆動する第2の駆動モータとを備えたものがある。
この駆動装置においては、第1及び第2の駆動モータによりギヤ群を介して第1及び第2のスクリューシャフトを独立してそれぞれ回転制御することにより、第1のスクリューシャフト上で第2のスクリューシャフトを相対的に回転させて、第2のスクリューシャフトに噛合したニードルを介して、直進移動部材に保持されたレンズを光軸方向に前後に移動させる。
特許3315771号公報(第1図)
しかしながら、上述した特許文献1の駆動装置においては、第1及び第2の2つの駆動モータを用いるために、小型化、省電力化が困難であり、また駆動音が大きくなる、部品点数が多くなって低コスト化を図れないという問題があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、小型で大きな減速比が得られ省電力化が可能な駆動装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の駆動装置は、
一つの駆動源と、該駆動源により同時に回転されるとともに同軸に設けられた回転速度の異なる2つの歯車と、該2つの歯車には、駆動対象を駆動するために該2つの歯車の回転速度差を前記軸方向の移動量に変換する変換部とを備えたことを特徴とする。
一つの駆動源と、該駆動源により同時に回転されるとともに同軸に設けられた回転速度の異なる2つの歯車と、該2つの歯車には、駆動対象を駆動するために該2つの歯車の回転速度差を前記軸方向の移動量に変換する変換部とを備えたことを特徴とする。
また、前記変換部は、前記2つの歯車のうち一方の歯車に雄ねじ部を有し、他方の歯車に雌ねじ部を有し、前記一方の歯車の雄ねじ部と前記他方の歯車の雌ねじ部とが螺合された構成であることを特徴とする。
前記雄ねじ部が形成された一方の歯車は、前記軸と一体的に形成されるようにしてもよい。
また、前記駆動対象を前記2つの歯車と同軸に設けるとともに、前記2つの歯車のうち前記軸方向に移動する歯車に前記駆動対象を従動させることを特徴とする。
前記駆動対象を前記軸方向に付勢する弾性部材を備えるようにしてもよい。
前記駆動対象がレンズを備えたレンズホルダであってもよい。
また、前記2つの歯車は第1の歯車群を構成し、
該第1の歯車群は、該第1の歯車群を構成する2つの歯車それぞれが噛合する歯数の異なる2つの歯車から構成される第2の歯車群を介して前記駆動源により回転されることを特徴とする。
該第1の歯車群は、該第1の歯車群を構成する2つの歯車それぞれが噛合する歯数の異なる2つの歯車から構成される第2の歯車群を介して前記駆動源により回転されることを特徴とする。
前記第1の歯車群の2つの歯車のうち一方の歯車の歯数をmとし、他方の歯車の歯数をnとした場合に、
前記第2の歯車群の2つの歯車のうち前記第1の歯車群の一方の歯車と噛合する歯車の歯数をnとし、前記第1の歯車群の他方の歯車と噛合する歯車の歯数をmとするようにしてもよい。
前記第2の歯車群の2つの歯車のうち前記第1の歯車群の一方の歯車と噛合する歯車の歯数をnとし、前記第1の歯車群の他方の歯車と噛合する歯車の歯数をmとするようにしてもよい。
本発明によれば、小型で大きな減速比が得られ省電力化が可能な駆動装置を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る駆動装置について、以下図面を参照して説明する。駆動装置1は、レンズ駆動装置であって、レンズホルダ20に保持されたレンズ21をレンズ21の光軸の方向に移動させる機構である。
駆動装置1は、図1に示すように、上下の一対のケースである第1のケース2及び第2のケース3内に、電磁アクチュエータであるステップモータ11を備えた駆動部10と、駆動部10により駆動されるレンズホルダ20とを備えている。なお、第1のケース2及び第2のケース3との間には中板4を備えている。
駆動部10は、図1及び図2に示すように、減速機構を備えており、ステップモータ11と、ステップモータ11のピニオン11eと噛合する2段歯車12と、2段歯車12とそれぞれ噛合する第1の歯車13および第2の歯車14とを備えている。
ステップモータ11は、ロータ11aを回転運動させることにより、2段歯車12等の歯車群を介してレンズホルダ20を光軸の方向に移動させるものである。ステップモータ11は、ロータ11aと、ロータ軸11bと、ステータ11cと、コイル11dと、ピニオン11eとを備えている。
ロータ11aは、ステータ11cとの間の磁力により発生する回転トルクによって、ロータ軸11bを中心として回転運動するものである。ロータ11aは、例えば希土類・鉄系等の磁石材料により形成され、小径の円筒状または円板状に形成されている。ロータ11aは、回転方向に交互に極性が異なる複数の磁極を有している。これらの磁極は、ロータ11aの回転方向に等間隔に設けられている。
ロータ軸11b及びピニオン11eは、ロータ11aを金型にセットしてロータ軸11bとピニオン11eとを射出成形するインサート成形により一体的に形成されている。なお、ロータ軸11b及びピニオン11eは、独立なものとして、ピニオン11eをロータ軸11bに嵌合させて固定してもよい。また、ロータ11a、ロータ軸11b及びピニオン11eを同一材料で一体成形しても構わない。ロータ軸11bの一端は第1のケース2の軸受部2aに、ロータ軸11bの他端は第2のケース3の軸受孔3aに回転可能に軸支されている。ピニオン11eは、ロータ11a及びロータ軸11bとともに回転することにより、2段歯車12に回転運動を伝達する。
ステータ11cは、励磁されたコイル11dの磁束をロータ11aの着磁された磁極へと導くためのものである。ステータ11cは、例えば鉄やパーマロイ等の軟磁性材料から形成されている。ステータ11cには、図3に示すように、コイル11dが通電されることにより磁化される3つの極歯111cが形成されている。極歯111cは、ロータ11aに設けられた磁極に対向するように配置されている。なお、ステータ11cは、第1のケース2の取付部2c等に位置決めされる。
コイル11dは、正極性または負極性の電圧が印加されて励磁されることによりステータ11cを磁化するものである。コイル11dは、ステータ11cに巻回される一対のコイルにより構成される。なお、コイル11dは、図示しない端子板に結線されている。
このステップモータ11は、コイル11dに正極性の電圧または負極性の電圧を加えて励磁することにより、磁化されたステータ11cの極歯と、ロータ11aの各磁極との間に、吸引力または反発力を生じさせて、ロータ11aに回転トルクを発生させ、ロータ11を時計回り方向または反時計回り方向に回転させる。
2段歯車12は、ピニオン11e、第1の歯車13及び第2の歯車14と噛合することにより、ステップモータ11のロータ11aの回転運動を第1の歯車13及び第2の歯車14に伝達する。2段歯車12は、2段の歯車が同軸に一体的に形成されており、小径歯車12aと小径歯車12より歯数の多い大径歯車12bにより構成されており、中心に貫通孔12cが形成されている。2段歯車12の軸4aは中板4に立設されており、軸4aの端部は第2のケース3の軸孔3bに嵌合されて固定されている。2段歯車12は、図1において、上側に小径歯車12a、下側に大径歯車12bが配置されるように、軸4aに回転可能に軸支されている。また、小径歯車12aは第1の歯車13と噛合し、大径歯車12bはピニオン11e及び第2の歯車14と噛合している。
第1の歯車13及び第2の歯車14は、歯車13,14の回転運動を変換部131a、141aで直進運動に変換してレンズホルダ20に伝達するものである。第1の歯車13は歯数が多い大径歯車であり、第2の歯車14は、第1の歯車13と比べて歯数が少ない小径歯車である。第1の歯車13には中心の貫通孔13aの内周面に変換部としての雌ねじ部131aが形成されており、第2の歯車14には中央に形成されたボス部14aの外周面に変換部としての雄ねじ部141aが形成されている。なお、第2の歯車14のボス部14aの中央には貫通孔14bが形成されている。また、第1の歯車13及び第2の歯車14の2段歯車12と噛合する歯数を適宜に定めると、ロータ11aの回転数に対する減速比は同じでもトルクが違う組み合わせを選ぶことができる。本実施例では、同じ減速比の中でもトルクが高い方の組み合わせを採用している。
第2の歯車14の貫通孔14bが挿嵌される軸5は、一端を第1のケース2の軸孔2bに嵌合され、他端を第2のケース3の軸孔3cに嵌合され固定されている。第1の歯車13と第2の歯車14は、雌ねじ部131aと雄ねじ部141aが螺合された状態で、軸5に同軸に取り付けられる。軸5は、スクリューねじのようにねじ部を持った軸ではないため、第2の歯車14と軸5との間のクリアランスは、軸方向に移動できる程度の隙間が開いていればよい。スクリューねじ等で第2の歯車14を軸方向に移動させようとすると、スクリューねじ部のクリアランスは、ねじ部を持たない軸に設けるよりも大きくなる。このため、軸5に第2の歯車14を設ける本実施例の構成の方がレンズホルダ20のガタによる光軸方向の傾きが小さく抑えられる。このため、画質が向上する。第1の歯車13及び第2の歯車14は独立して回転可能であり、第1の歯車13と第2の歯車14との回転速度差により雌ねじ部131a及び雄ねじ部141aの螺合度合いを変化させることが可能になっている。すなわち、第2の歯車14が軸方向に移動可能となっている。
レンズホルダ20にはレンズ21が保持されている。レンズホルダ20には、側壁から突設された突部20aが形成されている。突部20aにはレンズ21の面と直交する方向に貫通孔201aが形成されており、この貫通孔201aに軸5が挿嵌される。突部20aは、第2の歯車14と当接して、軸方向に移動可能に軸5上に同軸に取り付けられる。したがって、軸5には第1の歯車13,第2の歯車14及び突部20aが同軸に設けられている。なお、レンズホルダ20の外周には、レンズホルダ20の回転移動を規制するための回転止め20bが形成されている。
コイルばね6は、第1のケース2とレンズホルダ20の突部20aとの間に付設される弾性部材である。コイルばね6は、突部20aが第2の歯車14に軸方向に従動するように、突部20aを第2の歯車14側へと付勢している。
なお、レンズホルダ20に保持されたレンズ21と対向する位置には図示しない撮像素子が基板上に設けられる等、駆動装置1は、図示しない光学系を構成する部品を備えている。
次に、この駆動装置1において、レンズホルダ20をレンズ21の光軸方向に移動させる方法について説明する。図1に示すレンズホルダ20が第1のケース2側である下側にある状態において、ステップモータ11のロータ11aを時計回り方向または逆方向である反時計回り方向に回転させることにより、ピニオン11eを介して回転運動を2段歯車12に伝達する。
2段歯車12の回転運動が小径歯車12a及び大径歯車12bから第1の歯車13及び第2の歯車14へとそれぞれ伝達される。第2の歯車14は第1の歯車13よりも回転速度が速い(回転角度が大きい)ために、図2に示すように、第1の歯車13の雌ねじ部131aと第2の歯車14の雄ねじ部141aの螺合度合いが深くなり、第2の歯車14は上方に移動する。
第2の歯車14が上方に移動することに伴って、第2の歯車14と当接しているレンズホルダ20の突部20aがコイルばね6の付勢力により第2の歯車に従動し、レンズホルダ20はレンズ21の光軸方向の上方に移動する。
また、ステップモータ11のロータ11aを逆方向に回転させることにより、ピニオン11e、2段歯車12、第1の歯車13及び第2の歯車14は逆方向に回転し、第2の歯車14は図1に示すように下方に移動する。第2の歯車14が下方に移動することに伴って、第2の歯車14と当接しているレンズホルダ20の突部20aが第2の歯車14によりコイルばね6の付勢力に抗して下方に押圧され、レンズホルダ20はレンズ21の光軸方向の下方に移動する。
ここで、駆動装置1を制御するための制御回路について図4を用いて説明する。制御部50は、図4に示すように、CPU(Central Processing Unit)51とメモリ52とドライバ53とを備えている。CPU51は、駆動装置1全体の制御や演算処理を行うものである。メモリ52には、駆動装置1を制御するためのプログラムや制御情報が格納されている。ドライバ53は、CPU51からの制御信号に応じて、コイル11dに、正極性又は負極性の駆動電圧をパルス状に印加し、励磁する。CPU51には、操作ボタン54が接続されている。
操作ボタン54が押されると、CPU51は、ステップモータ11を駆動するために正極性の電圧又は負極性の電圧の出力をドライバ53に指示する。ドライバ53は、指示に従って、ステップモータ11のコイル11dに正極性の電圧または負極性の電圧を印加する。このようにステップモータ11のコイル11dに通電制御して、ステップモータ11のロータ11aを時計回り方向または反時計回り方向に回動させることによって、上述したようにレンズホルダ20をレンズ21の光軸方向に移動させることにより、焦点合わせを行うことができる。
このように本実施の形態の駆動装置1では、一つのステップモータ11を用いて、螺合関係にある変換部131a,141aにより第1の歯車13と第2の歯車14との回転角度差(回転速度差)を軸方向の移動量に変換することにより回転運動を直進運動に変換して、レンズホルダ20をレンズ21の光軸の方向に移動させることができるようにした。このため、小型化、省電力化が容易となり、駆動音を静音化でき、部品点数が減少することから低コスト化が可能となり、大きな減速比を得て高精度の駆動を実現することができ、また設計が容易になる。
以上、実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々変形が可能である。例えば、本実施形態では第2の歯車14を独立の部材とする例について説明したが、図5に示すように、軸5と第2の歯車5aとを一体的に形成するようにしてもよい。図5において、軸5には、小径歯車12aと噛合する第2の歯車5aと、外周面に雄ねじ部55bが形成されたボス部5bとが形成されている。また、図5においては、軸5が回転自在となっている。この雄ねじ部55bは第1の歯車13の雌ねじ部13aと噛合する。第1の歯車13は大径歯車12bと噛合する。
図5に示した変形例の場合には、第1の歯車13のほうが第2の歯車5aよりも回転速度が速く、第1の歯車13が軸方向に上下動することにより、第1の歯車13に当接するレンズホルダ20の突片20aが上下動する。
また、本実施形態では、ステップモータ11のロータ軸11bにピニオン11eが一体的に形成され、このピニオン11eと噛合する2段歯車12を用いる例について説明したが、ロータ軸11bにピニオン11eの代わりに2段歯車を直接設けるようにしてもよい。また、本実施形態では一体的に形成された2段歯車12を用いる例について説明したが、2段歯車12の代わりに2種類の独立した歯車を用いるようにしてもよい。
また、本実施形態では、駆動装置1をレンズ駆動装置として用いる例について説明したが、駆動装置1は、レンズ駆動装置以外にも直進運動を行う駆動対象に用いることが可能である。
また、本実施形態では、一つの駆動源としてステップモータ11を用いる例について説明したが、回転運動を発生させる駆動源であればよくステップモータ11には限られない。
また、本実施形態では、2段歯車12を構成する小径歯車12a及び大径歯車12bと第1の歯車13,第2の歯車14を用いる例について説明したが、例えば第1の歯車13の歯数をm,第2の歯車14の歯数をnとした場合に、第1の歯車13と噛合する歯車の歯数をn,第2の歯車14と噛合する歯数をmとして設計するようにしてもよい。これにより設計がより容易となり、駆動対象を制御しやすくなる。また、第1の歯車13の歯数をb、第2の歯車14の歯数をc、第1の歯車13と噛合する歯車の歯数をd、第2の歯車14と噛合する歯車の歯数をeとした場合、c/eとb/dとが一致しない歯数の組み合わせであればよい。なぜならこの歯数の組み合わせであれば第1の歯車13と第2の歯車14との回転速度差が生じ、駆動対象を駆動できるからである。
1 駆動装置
5 軸
6 コイルばね
10 駆動部
11 電磁アクチュエータ(ステップモータ)
12 2段歯車
12a 小径歯車
12b 大径歯車
13 第1の歯車
131a 雌ねじ部(変換部)
14,5a 第2の歯車
141a,55b 雄ねじ部(変換部)
20 レンズホルダ
20a 突片
21 レンズ
5 軸
6 コイルばね
10 駆動部
11 電磁アクチュエータ(ステップモータ)
12 2段歯車
12a 小径歯車
12b 大径歯車
13 第1の歯車
131a 雌ねじ部(変換部)
14,5a 第2の歯車
141a,55b 雄ねじ部(変換部)
20 レンズホルダ
20a 突片
21 レンズ
Claims (8)
- 一つの駆動源と、該駆動源により同時に回転されるとともに同軸に設けられた回転速度の異なる2つの歯車と、該2つの歯車には、駆動対象を駆動するために該2つの歯車の回転速度差を前記軸方向の移動量に変換する変換部とを備えたことを特徴とする駆動装置。
- 前記変換部は、前記2つの歯車のうち一方の歯車に雄ねじ部を有し、他方の歯車に雌ねじ部を有し、前記一方の歯車の雄ねじ部と前記他方の歯車の雌ねじ部とが螺合された構成であることを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
- 前記雄ねじ部が形成された一方の歯車は、前記軸と一体的に形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の駆動装置。
- 前記駆動対象を前記2つの歯車と同軸に設けるとともに、前記2つの歯車のうち前記軸方向に移動する歯車に前記駆動対象を従動させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の駆動装置。
- 前記駆動対象を前記軸方向に付勢する弾性部材を備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の駆動装置。
- 前記駆動対象がレンズを備えたレンズホルダであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の駆動装置。
- 前記2つの歯車は第1の歯車群を構成し、
該第1の歯車群は、該第1の歯車群を構成する2つの歯車それぞれが噛合する2つの歯車から構成される第2の歯車群を介して前記駆動源により回転されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の駆動装置。 - 前記第1の歯車群の2つの歯車のうち一方の歯車の歯数をmとし、他方の歯車の歯数をnとした場合に、
前記第2の歯車群の2つの歯車のうち前記第1の歯車群の一方の歯車と噛合する歯車の歯数をnとし、前記第1の歯車群の他方の歯車と噛合する歯車の歯数をmとすることを特徴とする請求項7に記載の駆動装置。
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2006
- 2006-02-27 JP JP2006050386A patent/JP2007225098A/ja active Pending
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070927 |
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A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20100527 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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Effective date: 20100601 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20101019 |