JPH10301015A - ステッピングモータ、及び該ステッピングモータを有するカメラの撮影レンズ鏡胴 - Google Patents
ステッピングモータ、及び該ステッピングモータを有するカメラの撮影レンズ鏡胴Info
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- JPH10301015A JPH10301015A JP9110934A JP11093497A JPH10301015A JP H10301015 A JPH10301015 A JP H10301015A JP 9110934 A JP9110934 A JP 9110934A JP 11093497 A JP11093497 A JP 11093497A JP H10301015 A JPH10301015 A JP H10301015A
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- Japan
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- stepping motor
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- lens barrel
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- H02K37/00—Motors with rotor rotating step by step and without interrupter or commutator driven by the rotor, e.g. stepping motors
- H02K37/10—Motors with rotor rotating step by step and without interrupter or commutator driven by the rotor, e.g. stepping motors of permanent magnet type
- H02K37/12—Motors with rotor rotating step by step and without interrupter or commutator driven by the rotor, e.g. stepping motors of permanent magnet type with stationary armatures and rotating magnets
- H02K37/14—Motors with rotor rotating step by step and without interrupter or commutator driven by the rotor, e.g. stepping motors of permanent magnet type with stationary armatures and rotating magnets with magnets rotating within the armatures
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B9/00—Exposure-making shutters; Diaphragms
- G03B9/08—Shutters
-
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
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- G03B9/10—Blade or disc rotating or pivoting about axis normal to its plane
- G03B9/18—More than two members
- G03B9/20—More than two members each moving in a single direction first to open and then to reclose
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
- Diaphragms For Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ステッピングモータを小型化し、かつ、ステ
ッピングモータを駆動源として備えたカメラのレンズ鏡
胴をより小型化する。 【解決手段】 ステータ12の固定子歯13a,13b
の位置を、ロータ11の周方向だけでなく軸方向へも変
位させ、ロータ11を小径にしても固定子歯13a,1
3b同士の間隔を離して巻線の巻スペースを確保できる
ようにする。
ッピングモータを駆動源として備えたカメラのレンズ鏡
胴をより小型化する。 【解決手段】 ステータ12の固定子歯13a,13b
の位置を、ロータ11の周方向だけでなく軸方向へも変
位させ、ロータ11を小径にしても固定子歯13a,1
3b同士の間隔を離して巻線の巻スペースを確保できる
ようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステッピングモー
タと、このステッピングモータを、シャッター機構や絞
り機構の駆動源として有するカメラの撮影レンズ鏡胴に
関する。
タと、このステッピングモータを、シャッター機構や絞
り機構の駆動源として有するカメラの撮影レンズ鏡胴に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、カメラの小型化を進めるうえ
で、レンズ鏡胴ユニットを小型化することが一つの大き
なポイントになっている。そこで、たとえば図9に示す
ように、レンズ鏡胴ユニット80内に配置された絞り羽
根82を開閉する回転リング84を回動するアクチュエ
ータとして、ステッピングモータ86が用いられている
(たとえば、特開平1−101527号公報)。この従
来例のステッピングモータ86に比べ部品点数が少ない
従来例として、図7に、従来のレンズ鏡胴ユニット50
におけるステッピングモータ51の構成や配置等を示
し、図8に、図7のVIII−VIII線断面を示している。ス
テッピングモータ51は、レンズ鏡胴50の内部に固定
された支持部材52が回転可能に保持する大略円筒形の
ロータ(周方向に複数の極性に着磁されている)53
と、ロータ53を挟んで対峙した馬蹄形のステータ54
とから構成されている。ステッピングモータ51は、撮
影に邪魔にならないようにレンズ55よりも径方向外側
の位置に配置されるので、レンズ55の口径を変えずに
鏡胴ユニット50を小型化するのは、ステッピングモー
タ51を如何にして小型化するかにかかっている。
で、レンズ鏡胴ユニットを小型化することが一つの大き
なポイントになっている。そこで、たとえば図9に示す
ように、レンズ鏡胴ユニット80内に配置された絞り羽
根82を開閉する回転リング84を回動するアクチュエ
ータとして、ステッピングモータ86が用いられている
(たとえば、特開平1−101527号公報)。この従
来例のステッピングモータ86に比べ部品点数が少ない
従来例として、図7に、従来のレンズ鏡胴ユニット50
におけるステッピングモータ51の構成や配置等を示
し、図8に、図7のVIII−VIII線断面を示している。ス
テッピングモータ51は、レンズ鏡胴50の内部に固定
された支持部材52が回転可能に保持する大略円筒形の
ロータ(周方向に複数の極性に着磁されている)53
と、ロータ53を挟んで対峙した馬蹄形のステータ54
とから構成されている。ステッピングモータ51は、撮
影に邪魔にならないようにレンズ55よりも径方向外側
の位置に配置されるので、レンズ55の口径を変えずに
鏡胴ユニット50を小型化するのは、ステッピングモー
タ51を如何にして小型化するかにかかっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図示の例は、馬蹄形に
したステータ54のヨーク56を、レンズ鏡胴50の周
方向に沿って円弧状に湾曲させることでスペース効率を
高めようとした例であるが、これをさらに小型化するた
めには、ロータ53を小径にするとともに、ヨーク56
の固定子歯56a,56b間の隙間を小さくする必要が
ある。しかし、そうするとヨーク56のプレス加工が困
難になり、製造コストが高くなるという問題が生じる。
また、巻線57の巻きスペースを確保することを考える
と、ヨーク56の固定子歯56a,56bの間のスペー
スをあまり小さくはできないので、上記構成では小型化
に限度があると言える。
したステータ54のヨーク56を、レンズ鏡胴50の周
方向に沿って円弧状に湾曲させることでスペース効率を
高めようとした例であるが、これをさらに小型化するた
めには、ロータ53を小径にするとともに、ヨーク56
の固定子歯56a,56b間の隙間を小さくする必要が
ある。しかし、そうするとヨーク56のプレス加工が困
難になり、製造コストが高くなるという問題が生じる。
また、巻線57の巻きスペースを確保することを考える
と、ヨーク56の固定子歯56a,56bの間のスペー
スをあまり小さくはできないので、上記構成では小型化
に限度があると言える。
【0004】したがって、本発明の解決すべき技術的課
題は、ヨークの形状を工夫することによってステッピン
グモータをより小型化するとともに、この小型化したス
テッピングモータを用いてカメラのレンズ鏡胴をより小
型化することである。
題は、ヨークの形状を工夫することによってステッピン
グモータをより小型化するとともに、この小型化したス
テッピングモータを用いてカメラのレンズ鏡胴をより小
型化することである。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】本発明に
係るステッピングモータは、大略円筒状で周方向へ分極
されたロータと、ロータを回転可能に軸支する支持部材
と、ロータに対して径方向外方から対向する複数の固定
子歯を有するステータとを備えたステッピングモータで
あって、上記技術的課題を解決するために、ステータの
固定子歯の位置が、ロータの周方向だけでなく、軸方向
にも変位していることを特徴としている。
係るステッピングモータは、大略円筒状で周方向へ分極
されたロータと、ロータを回転可能に軸支する支持部材
と、ロータに対して径方向外方から対向する複数の固定
子歯を有するステータとを備えたステッピングモータで
あって、上記技術的課題を解決するために、ステータの
固定子歯の位置が、ロータの周方向だけでなく、軸方向
にも変位していることを特徴としている。
【0006】上記構成においては、従来のステッピング
モータと同様、巻線を順次励磁すると、ステータによっ
て形成される磁束の変化に従ってロータが回転するの
で、ロータに接続されるシャッター機構や絞り機構、レ
ンズ駆動機構を駆動することができる。
モータと同様、巻線を順次励磁すると、ステータによっ
て形成される磁束の変化に従ってロータが回転するの
で、ロータに接続されるシャッター機構や絞り機構、レ
ンズ駆動機構を駆動することができる。
【0007】上記構成によれば、ステータの固定子歯
を、ロータの周方向だけでなく、軸方向へも変位させて
いるので、ロータ径を小さくして固定子歯同士の周方向
への間隔を狭めても巻線のスペースを確保することがで
き、ステッピングモータをより小型化することが可能に
なる。また、このように固定子歯をロータの周方向と軸
方向へ変位させることによって、ステッピングモータを
小型化しても固定子歯同士の間隔が狭くならないように
しておけるから、ステータをプレス加工で簡単に製造で
き、コストアップを防止できる。
を、ロータの周方向だけでなく、軸方向へも変位させて
いるので、ロータ径を小さくして固定子歯同士の周方向
への間隔を狭めても巻線のスペースを確保することがで
き、ステッピングモータをより小型化することが可能に
なる。また、このように固定子歯をロータの周方向と軸
方向へ変位させることによって、ステッピングモータを
小型化しても固定子歯同士の間隔が狭くならないように
しておけるから、ステータをプレス加工で簡単に製造で
き、コストアップを防止できる。
【0008】また、上記構成のステッピングモータを、
カメラの撮影レンズ鏡胴内においてレンズの径方向外側
位置に配置すると、レンズ口径を変えなくてもレンズ鏡
胴の外径を従来よりも小さくすることができ、ひいては
カメラ全体をより小型化することが可能になる。
カメラの撮影レンズ鏡胴内においてレンズの径方向外側
位置に配置すると、レンズ口径を変えなくてもレンズ鏡
胴の外径を従来よりも小さくすることができ、ひいては
カメラ全体をより小型化することが可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るステッピン
グモータと、このステッピングモータを備えたカメラの
撮影レンズ鏡胴の実施形態について、図1から図6を参
照して詳細に説明する。
グモータと、このステッピングモータを備えたカメラの
撮影レンズ鏡胴の実施形態について、図1から図6を参
照して詳細に説明する。
【0010】図1は、カメラの外観形状を示す斜視図で
ある。このカメラはレンズシャッターカメラであり、1
はレンズ鏡胴、2はカメラボディ、3はシャッターボタ
ン、4はファインダー対物窓、5は測距窓を示してい
る。
ある。このカメラはレンズシャッターカメラであり、1
はレンズ鏡胴、2はカメラボディ、3はシャッターボタ
ン、4はファインダー対物窓、5は測距窓を示してい
る。
【0011】図2は、レンズ鏡胴1の内部に配置された
ステッピングモータ10の構造を示す正面配置図、図3
は図2のIII−III線断面図、図4はステッピングモータ
10の斜視図である。図において、11は大略円筒状の
ロータであり、周方向に分極された本体部11aと、そ
の軸方向の両端部に形成された小径の支持部11bとを
備えている。支持部11bは、レンズ鏡胴1の内部に設
けられた支持部材6が有する軸受け孔6aによって回転
可能に保持されている。なお、図では省略しているが、
ロータ11は、シャッター機構と絞り機構、レンズ駆動
機構に駆動伝達機構を介して連結されており、ロータ1
1が回転することによりこれらの機構が駆動されるよう
になっている。
ステッピングモータ10の構造を示す正面配置図、図3
は図2のIII−III線断面図、図4はステッピングモータ
10の斜視図である。図において、11は大略円筒状の
ロータであり、周方向に分極された本体部11aと、そ
の軸方向の両端部に形成された小径の支持部11bとを
備えている。支持部11bは、レンズ鏡胴1の内部に設
けられた支持部材6が有する軸受け孔6aによって回転
可能に保持されている。なお、図では省略しているが、
ロータ11は、シャッター機構と絞り機構、レンズ駆動
機構に駆動伝達機構を介して連結されており、ロータ1
1が回転することによりこれらの機構が駆動されるよう
になっている。
【0012】ステータ12は、ロータ11をはさんで左
右対称に形成された2つのヨーク13と、各ヨーク13
に設けられた巻線14とから構成されている。各ヨーク
13は、薄板をプレス加工で折り曲げ形成したものであ
って、2枚の平行な固定子歯13a,13bと、固定子
歯13a,13bを連接する連接部13cとを備えてい
る。各ヨーク13において、固定子歯13a,13b
は、ロータ11の周方向にほぼ90度を隔てて配置され
ている。また、各ヨーク13の固定子歯13a,13b
は、ロータ11の軸方向へもずれた位置に配置されてお
り、固定子歯13aに対する巻線14の巻きスペースを
十分に確保できるようになっている。
右対称に形成された2つのヨーク13と、各ヨーク13
に設けられた巻線14とから構成されている。各ヨーク
13は、薄板をプレス加工で折り曲げ形成したものであ
って、2枚の平行な固定子歯13a,13bと、固定子
歯13a,13bを連接する連接部13cとを備えてい
る。各ヨーク13において、固定子歯13a,13b
は、ロータ11の周方向にほぼ90度を隔てて配置され
ている。また、各ヨーク13の固定子歯13a,13b
は、ロータ11の軸方向へもずれた位置に配置されてお
り、固定子歯13aに対する巻線14の巻きスペースを
十分に確保できるようになっている。
【0013】上記構成において巻線14を交互に励磁す
ると、ステータ12によって形成される磁束の変化に従
ってロータ11が回転するので、シャッター機構と絞り
機構を駆動することができる。
ると、ステータ12によって形成される磁束の変化に従
ってロータ11が回転するので、シャッター機構と絞り
機構を駆動することができる。
【0014】一方、上記構成によれば、ステータ12の
各ヨーク13の固定子歯13a,13bをロータ11の
周方向だけでなく軸方向にも変位させて、巻線14の巻
きスペースを確保するようにしているので、従来よりも
ロータ径を小さくして固定子歯13a,13b同士のロ
ータ周方向への間隔を狭め、それによってステッピング
モータ10を小型化することが可能になる。したがっ
て、レンズ口径は変えずにレンズ鏡胴1の外径を従来よ
りも小さくすることができ、ひいてはカメラ全体を小型
化することが可能になる。
各ヨーク13の固定子歯13a,13bをロータ11の
周方向だけでなく軸方向にも変位させて、巻線14の巻
きスペースを確保するようにしているので、従来よりも
ロータ径を小さくして固定子歯13a,13b同士のロ
ータ周方向への間隔を狭め、それによってステッピング
モータ10を小型化することが可能になる。したがっ
て、レンズ口径は変えずにレンズ鏡胴1の外径を従来よ
りも小さくすることができ、ひいてはカメラ全体を小型
化することが可能になる。
【0015】また、このように固定子歯13a,13b
をロータ1の周方向と軸方向へ変位させたことによっ
て、ステッピングモータ10を径方向に小型化しても固
定子歯13a,13b同士の間隔は十分広く保っておけ
るから、ヨーク13をプレス加工で簡単に製造でき、製
造コストが高くなるのを防止できる。本実施例における
ステッピングモータの構成は上記の通りであるが、本発
明のステッピングモータを適用したレンズ鏡胴ユニット
の詳細としては、前述の図9におけるステッピングモー
タ86を本発明のステッピングモータに置きかえたもの
と同様に構成される。この場合、レンズ口径が同様の場
合でも、レンズ鏡胴のレンズ径方向のサイズを小さくす
ることができる。
をロータ1の周方向と軸方向へ変位させたことによっ
て、ステッピングモータ10を径方向に小型化しても固
定子歯13a,13b同士の間隔は十分広く保っておけ
るから、ヨーク13をプレス加工で簡単に製造でき、製
造コストが高くなるのを防止できる。本実施例における
ステッピングモータの構成は上記の通りであるが、本発
明のステッピングモータを適用したレンズ鏡胴ユニット
の詳細としては、前述の図9におけるステッピングモー
タ86を本発明のステッピングモータに置きかえたもの
と同様に構成される。この場合、レンズ口径が同様の場
合でも、レンズ鏡胴のレンズ径方向のサイズを小さくす
ることができる。
【0016】図5及び図6は、ステッピングモータの変
形例20,30を示す斜視図である。なお、各変形例に
おいて、ロータ11と巻線14は上記実施形態と同じ構
成であるため、その説明は省略する。また、各ステータ
22,32のヨーク23,33は、上記実施形態と同様
に薄板をプレス加工により形成したものである。
形例20,30を示す斜視図である。なお、各変形例に
おいて、ロータ11と巻線14は上記実施形態と同じ構
成であるため、その説明は省略する。また、各ステータ
22,32のヨーク23,33は、上記実施形態と同様
に薄板をプレス加工により形成したものである。
【0017】図5に示したヨーク23は、2枚の固定子
歯23a,23bを互いに90度をなすように連接部2
3cで連接した構成であって、固定子歯23aがロータ
11の軸方向に沿い、固定子歯23bがロータ11の周
方向に沿うように配置されている。また、図6に示した
ヨーク33は、互いに平行でかつロータ11の周方向と
軸方向に位置がずれた固定子歯33a,33bと、これ
らを連接する連接部33cとを有するものであって、各
固定子歯33a,33bがロータ11の周方向に沿うよ
うに配置されている。
歯23a,23bを互いに90度をなすように連接部2
3cで連接した構成であって、固定子歯23aがロータ
11の軸方向に沿い、固定子歯23bがロータ11の周
方向に沿うように配置されている。また、図6に示した
ヨーク33は、互いに平行でかつロータ11の周方向と
軸方向に位置がずれた固定子歯33a,33bと、これ
らを連接する連接部33cとを有するものであって、各
固定子歯33a,33bがロータ11の周方向に沿うよ
うに配置されている。
【0018】図5の例では、各ヨーク23の一枚の固定
子歯23bがロータ11の周方向沿いに配置されてお
り、図6の例では各ヨーク33の二枚の固定子歯33
a,33bがロータ11の周方向沿いに配置されている
ため、各固定子歯13a,13bをロータ11の軸方向
沿いに配置した図4の例と比較すればロータ11は多少
大径になるが、それでも従来のステッピングモータと比
較すれば、巻線14のスペースを確保しつつロータ11
の直径を小さくして、ステッピングモータの小径化と、
鏡胴及びカメラの小型化が可能となる。
子歯23bがロータ11の周方向沿いに配置されてお
り、図6の例では各ヨーク33の二枚の固定子歯33
a,33bがロータ11の周方向沿いに配置されている
ため、各固定子歯13a,13bをロータ11の軸方向
沿いに配置した図4の例と比較すればロータ11は多少
大径になるが、それでも従来のステッピングモータと比
較すれば、巻線14のスペースを確保しつつロータ11
の直径を小さくして、ステッピングモータの小径化と、
鏡胴及びカメラの小型化が可能となる。
【0019】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、その他種々の態様で実施することができ
る。例えば、上記各実施形態では、ヨーク13,23,
33をいずれも薄板のプレス加工により形成している
が、例えば溶接構造にしてもよい。また、固定子歯は、
板状でなく棒状等の他の形状であってもよい。さらに、
上記実施形態では、レンズシャッターカメラのシャッタ
ー機構と絞り機構を駆動する駆動源として用いたステッ
ピングモータについて説明したが、本発明のステッピン
グモータは、一眼レフカメラのレンズ鏡胴内でオートフ
ォーカスの駆動源として用いたり、ステータとロータを
ハウジング内に収納した単体の汎用モータとして構成し
たりすることも可能である。
ものではなく、その他種々の態様で実施することができ
る。例えば、上記各実施形態では、ヨーク13,23,
33をいずれも薄板のプレス加工により形成している
が、例えば溶接構造にしてもよい。また、固定子歯は、
板状でなく棒状等の他の形状であってもよい。さらに、
上記実施形態では、レンズシャッターカメラのシャッタ
ー機構と絞り機構を駆動する駆動源として用いたステッ
ピングモータについて説明したが、本発明のステッピン
グモータは、一眼レフカメラのレンズ鏡胴内でオートフ
ォーカスの駆動源として用いたり、ステータとロータを
ハウジング内に収納した単体の汎用モータとして構成し
たりすることも可能である。
【図1】 本発明に係るレンズ鏡胴を備えたカメラの外
観形状を示す斜視図である。
観形状を示す斜視図である。
【図2】 図1のカメラのレンズ鏡胴内に配置されたス
テッピングモータの構造を示す正面配置図である。
テッピングモータの構造を示す正面配置図である。
【図3】 図2のIII−III線断面図である。
【図4】 図2及び3に示したステッピングモータの斜
視図である。
視図である。
【図5】 図4に示したステッピングモータの第1の変
形例を示す斜視図である。
形例を示す斜視図である。
【図6】 図4に示したステッピングモータの第2の変
形例を示す斜視図である。
形例を示す斜視図である。
【図7】 従来のレンズ鏡胴ユニットにおけるステッピ
ングモータの配置を示す正面図である。
ングモータの配置を示す正面図である。
【図8】 図7のVIII−VIII線断面図である。
【図9】 従来のレンズ鏡胴ユニットにおけるステッピ
ングモータの配置を示す分解斜視図である。
ングモータの配置を示す分解斜視図である。
1 レンズ鏡胴 2 カメラボディ 3 シャッターボタン 4 ファインダー対物窓 5 測距窓 6 支持部材 6a 軸受け穴 10,20,30 ステッピングモータ 11 ロータ 11a 本体部 11b 支持部 12,22,32 ステータ 13,23,33 ヨーク 13a,13b,23a,23b,33a,33b 固
定子歯 13c,23c,33c 連接部 14 巻線
定子歯 13c,23c,33c 連接部 14 巻線
Claims (2)
- 【請求項1】 大略円筒状で周方向へ分極されたロータ
と、該ロータを回転可能に軸支する支持部材と、該ロー
タに対して径方向外方から対向する複数の固定子歯を有
するステータとを備えたステッピングモータにおいて、 上記ステータの固定子歯の位置が、上記ロータの周方向
と軸方向に変位していることを特徴とするステッピング
モータ。 - 【請求項2】 レンズの径方向外側位置に配置されたス
テッピングモータを備えたカメラの撮影レンズ鏡胴にお
いて、 上記ステッピングモータが、大略円筒状で周方向へ分極
されたロータと、該ロータを回転可能に軸支する支持部
材と、該ロータに対して径方向外方から対向する複数の
固定子歯を有するステータとを備え、 上記ステータの固定子歯の位置が、上記ロータの周方向
と軸方向に変位していることを特徴とするカメラの撮影
レンズ鏡胴。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9110934A JPH10301015A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | ステッピングモータ、及び該ステッピングモータを有するカメラの撮影レンズ鏡胴 |
US09/066,959 US5969444A (en) | 1997-04-28 | 1998-04-28 | Stepping motor and taking lens barrel for camera incorporating said stepping motor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9110934A JPH10301015A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | ステッピングモータ、及び該ステッピングモータを有するカメラの撮影レンズ鏡胴 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10301015A true JPH10301015A (ja) | 1998-11-13 |
Family
ID=14548308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9110934A Pending JPH10301015A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | ステッピングモータ、及び該ステッピングモータを有するカメラの撮影レンズ鏡胴 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5969444A (ja) |
JP (1) | JPH10301015A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040003254A (ko) * | 2002-07-02 | 2004-01-13 | 안기원 | 스텝모터의 고정자 구조 |
JP2006154580A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Seiko Precision Inc | アクチュエータ及びこれを用いる光量制御装置 |
Families Citing this family (9)
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