JPH06253481A - 中空モータ - Google Patents
中空モータInfo
- Publication number
- JPH06253481A JPH06253481A JP5035044A JP3504493A JPH06253481A JP H06253481 A JPH06253481 A JP H06253481A JP 5035044 A JP5035044 A JP 5035044A JP 3504493 A JP3504493 A JP 3504493A JP H06253481 A JPH06253481 A JP H06253481A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- motor
- frame
- stator
- hollow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
- Windings For Motors And Generators (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カメラ，ロボットなどの駆動装置において、
駆動を行うモータを駆動装置の外部に配置することなく
駆動装置と一体化し、小型の駆動装置を実現することが
できる優れたモータを提供する。 【構成】 ステータ部を構成するコイル１５とこのコイ
ルを同一面上に構成したフレキシブルプリント基板９と
を円筒状の内フレーム１に固着し、コイル１５と対向す
るように配置したロータ部を構成するマグネット７を円
筒状の外フレーム６に固定し、外フレーム６が回転自在
に支持できるように内フレーム１に軸受８を配置する。
内フレーム１の内径部を中空で構成することにより、駆
動に必要な部品をその内径中空部分に配置することがで
き、駆動装置の小型化を実現することができる。
駆動を行うモータを駆動装置の外部に配置することなく
駆動装置と一体化し、小型の駆動装置を実現することが
できる優れたモータを提供する。 【構成】 ステータ部を構成するコイル１５とこのコイ
ルを同一面上に構成したフレキシブルプリント基板９と
を円筒状の内フレーム１に固着し、コイル１５と対向す
るように配置したロータ部を構成するマグネット７を円
筒状の外フレーム６に固定し、外フレーム６が回転自在
に支持できるように内フレーム１に軸受８を配置する。
内フレーム１の内径部を中空で構成することにより、駆
動に必要な部品をその内径中空部分に配置することがで
き、駆動装置の小型化を実現することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ，ビデオカメラ
などのレンズアッセンブリを駆動する中空円筒モータ、
あるいは軸方向にスライド運動をするロボットなどの駆
動用モータなどの内フレームの内径部に部品を配置する
ことが可能なモータに関するものである。
などのレンズアッセンブリを駆動する中空円筒モータ、
あるいは軸方向にスライド運動をするロボットなどの駆
動用モータなどの内フレームの内径部に部品を配置する
ことが可能なモータに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、各種機器に使用されるモータは機
器の小型化，薄型化にともない小型化，薄型化が要求さ
れている。
器の小型化，薄型化にともない小型化，薄型化が要求さ
れている。
【０００３】以下に従来のモータについて説明する。図
４は従来のモータの構成を示すものである。図４におい
て２１はシャフト、２２はマグネット、２３はシャフト
２１に固定され、マグネット２２を固定した外フレーム
であり、以上でロータを構成している。また２４は内フ
レーム、２５はコア、２６はインシュレータ、２７はイ
ンシュレータ２６を介してコア２５に巻装したコイル、
２８はコイル２７を配線したプリント基板であり、以上
でステータを構成している。また、２９はシャフト２１
を回転自在に支持し内フレーム２４に固定された軸受で
ある。
４は従来のモータの構成を示すものである。図４におい
て２１はシャフト、２２はマグネット、２３はシャフト
２１に固定され、マグネット２２を固定した外フレーム
であり、以上でロータを構成している。また２４は内フ
レーム、２５はコア、２６はインシュレータ、２７はイ
ンシュレータ２６を介してコア２５に巻装したコイル、
２８はコイル２７を配線したプリント基板であり、以上
でステータを構成している。また、２９はシャフト２１
を回転自在に支持し内フレーム２４に固定された軸受で
ある。
【０００４】以上のように構成されたモータについて、
以下その動作について説明する。まず、コイル２７にプ
リント基板２８を通して通電されると、コイル２７に流
れる電流による磁界が発生し、マグネット２２の磁束と
の関係により回転力が生じ、軸受２９によりロータは回
転自在に支持されているため、ロータは回転する。
以下その動作について説明する。まず、コイル２７にプ
リント基板２８を通して通電されると、コイル２７に流
れる電流による磁界が発生し、マグネット２２の磁束と
の関係により回転力が生じ、軸受２９によりロータは回
転自在に支持されているため、ロータは回転する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、モータを配置するスペースを別に設けな
くてはならず、機器の小型化の妨げとなる。
来の構成では、モータを配置するスペースを別に設けな
くてはならず、機器の小型化の妨げとなる。
【０００６】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、機器の小型化の妨げとなるモータのシャフトを廃
し、内フレームの内径部を中空にした中空円筒モータで
構成したもので、その中空部分に部品を配置することが
でき、機器の小型化を実現できるモータを提供するもの
である。
で、機器の小型化の妨げとなるモータのシャフトを廃
し、内フレームの内径部を中空にした中空円筒モータで
構成したもので、その中空部分に部品を配置することが
でき、機器の小型化を実現できるモータを提供するもの
である。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の中空モータは、ロータ部をステータ外径部に
固定された軸受で回転自在に支持したステータの内径部
に部品を配置できるようにステータの内径部を中空で構
成したものである。
に本発明の中空モータは、ロータ部をステータ外径部に
固定された軸受で回転自在に支持したステータの内径部
に部品を配置できるようにステータの内径部を中空で構
成したものである。
【０００８】
【作用】ステータの内径部を中空で構成することによっ
て、ステータの内径部に部品を配置することができ、機
器の小型化を実現することができる。
て、ステータの内径部に部品を配置することができ、機
器の小型化を実現することができる。
【０００９】
【実施例】（実施例１）以下本発明の一実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。
て、図面を参照しながら説明する。
【００１０】図１において１は内フレーム、２はプリン
ト基板、３はコア、４はインシュレータ、５はコイル、
６は外フレーム、７はマグネット、８は軸受である。
ト基板、３はコア、４はインシュレータ、５はコイル、
６は外フレーム、７はマグネット、８は軸受である。
【００１１】コイル５はインシュレータ４を介してコア
３に巻装され、プリント基板２に配線され、プリント基
板２と共に内フレーム１に固定されている。また、マグ
ネット７は外フレーム６に固定されていて、コア３の側
面と対向するように配置されている。ステータ部である
内フレーム１の両端外径部に軸受８の内径部８ａ，８ｂ
が固定され、ロータ部である外フレーム６の両端内径部
に軸受８の外径部８ｃ，８ｄが固定され、ロータを回転
自在に支持している。
３に巻装され、プリント基板２に配線され、プリント基
板２と共に内フレーム１に固定されている。また、マグ
ネット７は外フレーム６に固定されていて、コア３の側
面と対向するように配置されている。ステータ部である
内フレーム１の両端外径部に軸受８の内径部８ａ，８ｂ
が固定され、ロータ部である外フレーム６の両端内径部
に軸受８の外径部８ｃ，８ｄが固定され、ロータを回転
自在に支持している。
【００１２】以上のように構成された中空モータについ
て、その動作を説明する。まず、コイル５にプリント基
板２を通して通電されると、コイル５に流れる電流によ
る磁界が発生し、マグネット７の磁束との関係により回
転力が生じ、軸受８によりロータは回転自在に支持され
ているため、ステータ部に対して同心円上にロータは回
転する。
て、その動作を説明する。まず、コイル５にプリント基
板２を通して通電されると、コイル５に流れる電流によ
る磁界が発生し、マグネット７の磁束との関係により回
転力が生じ、軸受８によりロータは回転自在に支持され
ているため、ステータ部に対して同心円上にロータは回
転する。
【００１３】以上のように本実施例によれば、シャフト
を廃しステータの内径部を中空で構成することによっ
て、必要な部品をモータの中空内径部に配置することが
でき、機器の小型化を実現することができる。
を廃しステータの内径部を中空で構成することによっ
て、必要な部品をモータの中空内径部に配置することが
でき、機器の小型化を実現することができる。
【００１４】（実施例２）以下本発明の第２の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
ついて、図面を参照しながら説明する。
【００１５】図２において１は内フレーム、２はプリン
ト基板、６は外フレーム、７はマグネット、８は軸受で
ある。以上は図１の構成と同様なものである。図１の構
成と異なるのはコアを廃し、あらかじめ内フレーム１の
外径部に沿うように巻かれ、成形されたコイル１５をフ
レキシブルプリント基板９上に配線し固定した点であ
る。また、フレキシブルプリント基板９はプリント基板
２に配線され、内フレーム１に固定されている。
ト基板、６は外フレーム、７はマグネット、８は軸受で
ある。以上は図１の構成と同様なものである。図１の構
成と異なるのはコアを廃し、あらかじめ内フレーム１の
外径部に沿うように巻かれ、成形されたコイル１５をフ
レキシブルプリント基板９上に配線し固定した点であ
る。また、フレキシブルプリント基板９はプリント基板
２に配線され、内フレーム１に固定されている。
【００１６】上記のように構成された中空モータについ
て、以下その動作を説明する。この場合の動作は実施例
１の動作と全く同一であり、コアを廃しコイル１５をフ
レキシブルプリント基板９上に配線固定したことによ
り、ステータの径方向の厚さを薄くすることができる。
て、以下その動作を説明する。この場合の動作は実施例
１の動作と全く同一であり、コアを廃しコイル１５をフ
レキシブルプリント基板９上に配線固定したことによ
り、ステータの径方向の厚さを薄くすることができる。
【００１７】以上のように本実施例によれば、コイル１
５をフレキシブルプリント基板９上に配線固定すること
により、実施例１と同一性能を維持しつつモータの部品
点数を削減し、小型，薄型の中空モータを構成すること
ができる。
５をフレキシブルプリント基板９上に配線固定すること
により、実施例１と同一性能を維持しつつモータの部品
点数を削減し、小型，薄型の中空モータを構成すること
ができる。
【００１８】（実施例３）以下本発明の第３の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
ついて、図面を参照しながら説明する。
【００１９】図３（ａ）において１は内フレーム、２は
プリント基板、６は外フレーム、７はマグネット、８は
軸受である。以上は図２の構成と同様なものである。図
２の構成と異なるのは、図３（ｂ）に示すように、コイ
ル１５をフレキシブルプリント基板９と同一面上にメッ
キ法もしくはエッチング法により形成した点である。
プリント基板、６は外フレーム、７はマグネット、８は
軸受である。以上は図２の構成と同様なものである。図
２の構成と異なるのは、図３（ｂ）に示すように、コイ
ル１５をフレキシブルプリント基板９と同一面上にメッ
キ法もしくはエッチング法により形成した点である。
【００２０】上記のように構成された中空モータについ
て、以下その動作を説明する。この場合の動作は、実施
例２の動作と全く同一であり、コイル１５をフレキシブ
ルプリント基板９と同一面上に構成したことにより、コ
イルの厚み分ロータとステータの径方向の厚さを薄くす
ることができ、さらにコイルをフレキシブルプリント基
板に配線する工数を削減できる。
て、以下その動作を説明する。この場合の動作は、実施
例２の動作と全く同一であり、コイル１５をフレキシブ
ルプリント基板９と同一面上に構成したことにより、コ
イルの厚み分ロータとステータの径方向の厚さを薄くす
ることができ、さらにコイルをフレキシブルプリント基
板に配線する工数を削減できる。
【００２１】以上のように本実施例によれば、コイル１
５をフレキシブルプリント基板９と同一面上に構成する
ことにより、実施例１と同一性能を維持しつつモータの
部品点数を削減し、またモータの組立工数を削減し、小
型，薄型の中空モータを構成することができる。
５をフレキシブルプリント基板９と同一面上に構成する
ことにより、実施例１と同一性能を維持しつつモータの
部品点数を削減し、またモータの組立工数を削減し、小
型，薄型の中空モータを構成することができる。
【００２２】
【発明の効果】以上のように本発明は、ステータの内径
部を中空に構成することによって、必要な部品をその中
空部分に配置でき、機器の小型化を実現できる。また、
コイルをフレキシブルプリント基板上に配線固定するこ
と、あるいはコイルをフレキシブルプリント基板の同一
面上に構成することによってモータの部品点数を削減
し、なおかつモータの組立にかかる工数を削減し、モー
タの小型薄型化をさらに進めることができる。
部を中空に構成することによって、必要な部品をその中
空部分に配置でき、機器の小型化を実現できる。また、
コイルをフレキシブルプリント基板上に配線固定するこ
と、あるいはコイルをフレキシブルプリント基板の同一
面上に構成することによってモータの部品点数を削減
し、なおかつモータの組立にかかる工数を削減し、モー
タの小型薄型化をさらに進めることができる。
【図１】本発明の第１の実施例における中空モータの断
面図
面図
【図２】本発明の第２の実施例における中空モータの断
面図
面図
【図３】（ａ）本発明の第３の実施例における中空モー
タの半断面図 （ｂ）本発明の第３の実施例におけるコイルを同一面上
に構成したフレキシブルプリント基板の斜視図
タの半断面図 （ｂ）本発明の第３の実施例におけるコイルを同一面上
に構成したフレキシブルプリント基板の斜視図
【図４】従来のモータの断面図
１，２４ 内フレーム ２，２８ プリント基板 ３，２５ コア ４，２６ インシュレータ ５，１５，２７ コイル ６，２３ 外フレーム ７，２２ マグネット ８，２９ 軸受 ８ａ，８ｂ 軸受の内径部 ８ｃ，８ｄ 軸受の外径部 ９ フレキシブルプリント基板 ２１ シャフト
Claims (3)
- 【請求項１】円周状にＮ極，Ｓ極を交互に着磁したマグ
ネットと、前記マグネットを固着した円筒状の外フレー
ムと、前記外フレームを回転自在に支持する軸受と、前
記マグネットに対向するように空隙を介して設けられた
コアにインシュレータを介してコイルを巻装したステ−
タと、前記コイルを配線したプリント基板と、前記ステ
ータと前記プリント基板と前記軸受を固定した円筒状の
内フレームとを備え、前記内フレームは中空円筒で構成
されたことを特徴とする中空モータ。 - 【請求項２】前記ステータを偏平なコイルで構成したこ
とを特徴とする請求項１記載の中空モータ。 - 【請求項３】前記コイルをフレキシブルプリント基板と
同一面上にメッキ法もしくはエッチング法により形成し
たことを特徴とする請求項２記載の中空モータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5035044A JPH06253481A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 中空モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5035044A JPH06253481A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 中空モータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06253481A true JPH06253481A (ja) | 1994-09-09 |
Family
ID=12431045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5035044A Pending JPH06253481A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 中空モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06253481A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR960019907A (ko) * | 1994-11-28 | 1996-06-17 | 이헌조 | 전동기의 고정자철심 |
| WO2012142165A3 (en) * | 2011-04-11 | 2013-01-10 | Allied Motion Technologies Inc. | Flexible winding for an electric motor and method for producing |
| WO2023027141A1 (ja) | 2021-08-26 | 2023-03-02 | Tdk株式会社 | ステータ |
-
1993
- 1993-02-24 JP JP5035044A patent/JPH06253481A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR960019907A (ko) * | 1994-11-28 | 1996-06-17 | 이헌조 | 전동기의 고정자철심 |
| WO2012142165A3 (en) * | 2011-04-11 | 2013-01-10 | Allied Motion Technologies Inc. | Flexible winding for an electric motor and method for producing |
| CN103650295A (zh) * | 2011-04-11 | 2014-03-19 | 联合运动技术公司 | 用于电动马达的柔性绕组及其制造方法 |
| JP2014512169A (ja) * | 2011-04-11 | 2014-05-19 | アライド モーション テクノロジーズ インコーポレイテッド | 電気モーターのための可撓性巻線および製造方法 |
| EP2697891A4 (en) * | 2011-04-11 | 2016-04-20 | Allied Motion Technologies Inc | FLEXIBLE WINDING FOR AN ELECTRIC MOTOR AND METHOD FOR MANUFACTURING THE SAME |
| US10498183B2 (en) | 2011-04-11 | 2019-12-03 | Allied Motion Technologies Inc. | Flexible winding for an electric motor and method of producing |
| WO2023027141A1 (ja) | 2021-08-26 | 2023-03-02 | Tdk株式会社 | ステータ |
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