JP2003169459A - ステッピングモーター - Google Patents

ステッピングモーター

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JP2003169459A JP2002103528A JP2002103528A JP2003169459A JP 2003169459 A JP2003169459 A JP 2003169459A JP 2002103528 A JP2002103528 A JP 2002103528A JP 2002103528 A JP2002103528 A JP 2002103528A JP 2003169459 A JP2003169459 A JP 2003169459A
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coil
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K37/00Motors with rotor rotating step by step and without interrupter or commutator driven by the rotor, e.g. stepping motors
    • H02K37/10Motors with rotor rotating step by step and without interrupter or commutator driven by the rotor, e.g. stepping motors of permanent magnet type
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    • HELECTRICITY
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    • H02K37/10Motors with rotor rotating step by step and without interrupter or commutator driven by the rotor, e.g. stepping motors of permanent magnet type
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化を達成し且つ安定した駆動特性を保障
することのできるステッピングモーターを提供する。 【解決手段】 円周方向にN、S極が交互に複数着磁さ
れた円筒状のマグネット、及び該マグネットの中心に一
端部が結合されベアリングにより回転支持されるシャフ
トで構成されたローターと;前記マグネットの軸方向に
側部に空隙を隔て環状に巻線されるコイル、及び中央に
軸孔が形成された円筒状でその内面にコイルが設けられ
マグネットと同心をなすよう配置されながら外周縁が等
間隔で分割延長されマグネットの外径面に空隙を隔て対
向配置される第1のポールティースを形成する外部ヨー
クと、小径の一端部が、前記コイルの内周縁に挿入され
大径の他端は、コイルの側部を遮蔽しながら分割延長さ
れ前記第1のポールティースと交互に配置される第2の
ポールティースを形成する内部ヨークとで構成されるス
テータからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パルス電力に対応
し回転運動をするステッピングモーターに関し、より詳
細には、マグネットとヨークとを軸方向に配置させ、ヨ
ークの一端を、マグネットの一部を包む形で形成し、小
型化が可能で、且つ安定した駆動特性を保障するステッ
ピングモーターに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、ステッピングモーター(stepp
ing motor)は、シャフトの位置を検出するためのフィー
ドバックなしに定まった角度を回転し、非常に高正確度
で静止することができながら、他のモーターに比べ、静
止の際、極めて大きい静止トルクを保有するので、別途
の電磁ブレーキ等の位置保持機構を要しなく、回転速度
もパルス(pulse rate)に比例するので、簡便に制御する
ことができる駆動特性を有する。
【0003】このような特性により、前記ステッピング
モーターは、主に、機械的な移動量を精密に制御するこ
とに使用されており、特に、パルス(pulse)によりデジ
タル(digital)的に制御することができるので、小型の
精密電磁機器等の駆動源にも広く使用されている。
【0004】一例として、前記ステッピングモーター
は、プリントヘッドの印字位置制御や、X−Yプロッタ
(X-Y Plotter)のペン位置制御、又はフロッピディスク
(floppydisk)及び各種のディスクロームのヘッド(head)
位置制御、紙幣計数機、縫製機器、電動タイプライタ
ー、ファクシミリ等のように、多様な電磁機器の精密制
御の駆動源として使用されている。
【0005】図1は、従来技術によるステッピングモー
ターを示す断面図であり、図2は、従来技術によるステ
ッピングモーターを示す斜視図であり、これらに示され
ているように、ステッピングモーターは、ローター(rot
or)とステータ(stator)とに大別される。
【0006】ローターは、シャフトsとマグネットmと
で構成され、前記シャフトsは、所定の長さを有する出
力端であり、第1、第2のカバープレートc1、c2の
中心面に結合されている複数個のベアリングbに挿入さ
れ、一方向又は逆方向に回転可能に支持される。このよ
うなシャフトsの一端部の外周縁にはマグネットmが設
けられ、該マグネットmは、ほぼ円筒状で、その外周面
にN、S極が交互に着磁される構成である。
【0007】一方、前記マグネットmは、後述のステー
タの内周面に設けられたコイル130、230と一定の
空隙を形成しながら、対向配置するように構成されるこ
とで、相互作用により、所定の電磁気力を発生する。
【0008】ステータは、大きく、円筒状を有する第
1、第2のステータ100、200から構成され、これ
らの前記第1、第2のステータ100、200は、互い
に同一線上に配置結合される構成であって、その内面に
は、コイル130、230が巻線される第1、第2のヨ
ーク110、210を備えてなる。
【0009】即ち、前記第1のヨーク110は、内面の
ボビン120と、該ボビン120の外面にコイル130
を巻線する構成であり、前記ローターのマグネットmと
対向する内面にはヨークが歯(teeth)噛合いの形態を有
するよう交互に配列形成される。
【0010】又、前記第2のヨーク210は、前記第1
のヨーク110と同様に、内面にコイル230を巻線し
たボビン220が設けられる構造であり、前述のロータ
ーのマグネットmと対向する内面には、ヨークが歯噛合
いの形態を有するよう交互に配列形成される構造であ
る。
【0011】一方、前記第1、第2のステータ100、
200は、図面から見れば、左、右側面が中心面にシャ
フトsを回転可能に支持するベアリングbが介在された
第1、第2のカバープレートc1、c2により一体に固
定される構成である。
【0012】このような構成を有する従来のステッピン
グモーターは、第1、第2のステータ100、200の
各コイル130、230に外部から電流が加えられれ
ば、前記コイル130、230と、前記第1、第2のヨ
ーク110、210と、前記マグネットmの磁極の間で
電磁気力が発生し、この際の電磁気力により、マグネッ
トmとシャフトsとから構成されるローターが、第1、
第2のステータ100、200を中心にして回転される
ことになる。
【0013】しかしながら、近年、精密機器の小型化及
び薄型化の傾向により、これらの精密機器に搭載される
ステッピングモーターのスリム化も切実に望まれている
が、従来のステッピングモーターは、シャフトsを中心
にして、その外周縁に相互異なる径を有する多数個の部
品が構成されることにより、小型化において限界がある
不都合がある。
【0014】即ち、上記従来のステッピングモータを小
型化するためには、やむを得ず、マグネットmの径及び
コイル130、230の径を縮小する方法があるが、こ
のような構成によっては、マグネットm及びコイル13
0、230の磁気力も低下し、結果的に、相互間の電磁
気力が極めて低くなる。従って、モーターの大きさが小
型化になるほど、その出力性能も低くなるので、小型化
に限界があるのである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の従来
の問題点を解決するために創出されたものであって、本
発明の目的は、軸方向にマグネットとコイルとを配置
し、ヨークの一端を延長させ、マグネットの側部及び外
径面に交互に配置することにより、小型化を達成し且つ
安定した駆動特性を保障することのできるステッピング
モーターを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め、本発明は、円周方向にN、S極が交互に複数着磁さ
れた円筒状のマグネット、及び該マグネットの中心に一
端部が結合され、ベアリングにより回転支持されるシャ
フトで構成されたローターと;前記マグネットの軸方向
に側部に空隙を隔て、環状に巻線されるコイル、及び中
央に軸孔が形成された円筒状でその内面にコイルが設け
られ、マグネットと同心をなすよう配置されながら、外
周縁が等間隔で分割延長され、マグネットの外径面に空
隙を隔て対向配置される第1のポールティース(pole te
eth)を形成する外部ヨークと、小径の一端部が、前記コ
イルの内周縁に挿入され、大径の他端は、コイルの側部
を遮蔽しながら分割延長され、前記第1のポールティー
スと交互に配置される第2のポールティースを形成する
内部ヨークとで構成されるステータからなることを特徴
とする。
【0017】本発明の前記ヨークは、マグネットの軸方
向に両側に設けられる第1のヨークと第2のヨークであ
ることに特徴がある。
【0018】本発明の前記第1のポールティースと第2
のポールティースとは、コイルに加えられる電流方向に
より、相互異なる極性に励磁されることに特徴がある。
【0019】本発明の前記第1のヨークのポールティー
スと第2のヨークのポールティースとは、相互対向する
方向に延長されたことに特徴がある。
【0020】本発明の前記第1のヨークと第2のヨーク
は、円筒状を有するハウジングの内周縁に挿入され固定
されることに特徴がある。
【0021】本発明の前記第1のポールティース及び第
2のポールティースは、互いに一定の空隙を隔てて設け
られることに特徴がある。
【0022】本発明の望ましい他の実施例として、ステ
ッピングモーターは、円周方向にN、S極が交互に複数
着磁される円筒状のマグネットと、前記マグネットの中
心に一端部が結合され、ベアリングにより回転支持され
るシャフトと、前記マグネットの軸方向に側部に空隙を
隔て設けられ、ボビンの外周縁に環状に巻線される一対
のコイルと、前記コイルが内面に設けられる円筒状に設
けられ、マグネットに同心をなしながら配置され、外周
縁が等間隔で分割延長され、マグネットの外径面に空隙
を隔て対向される第1のポールティースを形成する外部
ヨーク、及び、一端がコイルの内周縁に挿入され、他端
は、コイルの側部を遮蔽しながら分割延長され、第1の
ポールティースと交互に配置される第2のポールティー
スを形成した内部ヨークとで構成される第1、第2のヨ
ークと、前記第1、第2のヨークの外周縁に挿入され、
これらを固定するハウジングとから構成されることに特
徴がある。
【0023】本発明の前記第1のポールティースと第2
のポールティースとは、コイルに加えられる電流方向に
より、相互異なる極性に励磁されることに特徴がある。
【0024】本発明の前記第1のポールティースと第2
のポールティースとは、互いに一定の空隙を隔てて設け
られることに特徴がある。
【0025】
【発明の実施形態】以下、本発明の望ましい実施例を、
添付の図面に基づき詳細に説明すれば、以下の如きであ
る。
【0026】図3は、本発明によるステッピングモータ
ーを示す断面図であり、図4は、本発明によるステッピ
ングモーターを示す分解斜視図である。
【0027】同図に示されているように、ステッピング
モーターは、大きく、回転するローターと、固定状態を
保持するステータとに大別される。
【0028】ローターは、ステータを中心にして回転運
動をする実質的な出力手段であり、大きく、シャフトs
とマグネットmとで構成される。
【0029】前記シャフトsは、図面からみれば、一端
部がステータの中心に挿入される構造であり、複数個の
ベアリングb1、b2により正、逆方向に回転可能に軸
支される構造である。このようなシャフトsは、外周縁
にN、S極が着磁されたマグネットmが設けられる。
【0030】前記マグネットmは、ほぼ円筒状に設けら
れ、その中心に、前記シャフトsが軸挿入可能に軸孔m
1が形成される。このようなマグネットmは、その外周
面に円周方向にN、S極が交互に多数着磁される構成で
あり、後述のヨークとの相互作用により電磁気力を発生
する。
【0031】ステータは、大きく、N、S極に励磁され
るヨークと、該ヨークの内面に設けられる環状に巻線さ
れたコイルと、また、前記コイルが外周縁に巻線される
円筒状のボビンとから構成される。
【0032】前記ヨークは、更に、第1のヨーク10と
第2のヨーク20とに大別され、これらの第1のヨーク
10と第2のヨーク20とは、マグネットmを挟み両側
に設けられる構造であり、図3に示すように、マグネッ
トmの軸方向に左側方に第1のヨーク10が配置され、
マグネットmの右側方に第2のヨーク20が配置され
る。このような第1のヨーク10と第2のヨーク20と
は、マグネットmと所定間隔の空隙(air gap)を形成し
ながら、同心をなすよう配置され、内面にコイル13、
23が巻線されたボビン14、24が設けられる構成で
ある。
【0033】ここで、前記第1のヨーク10は、また、
外部ヨーク11と内部ヨーク15とで構成され、この際
の前記外部ヨーク11は、中央に所定の大きさの孔1
1’が形成された円筒状に設けられ、その内面には、コ
イル13が巻線された円筒状のボビン14が設けられる
構成である。このような外部ヨーク11は、マグネット
mと同心をなすよう配置される構造であり、外周縁が等
間隔で分割延長され、マグネットmの外径面に空隙を形
成しながら対向する多数の第1のポールティース(pole
teeth)12を形成する。この際、前記第1のポールティ
ース12は、コイル13に加えられる電流方向により、
N極又はS極に励磁され、マグネットmとの相互作用に
より電磁気力を発生する。
【0034】一方、前記内部ヨーク15は、シャフトs
の直径に比べ大きな径を有する軸ホール(符号なし)が形
成された挿入部15’を備え、該挿入部15’は、図に
示すように、ボビン14の内周縁を介し外部ヨーク11
の孔11’に挿入される構造である。又、挿入部15’
の一端は、拡径された形状で、外部ヨーク11と共にコ
イル13の一側を遮蔽し、その外周縁に、前記第1のポ
ールティース12と交互に配置される多数の第2のポー
ルティース(pole teeth)16を形成してなる。
【0035】この際、前記第1のポールティース12と
第2のポールティース16とは、互いに一定の空隙を形
成して設けられ、コイル13に加えられる電流方向によ
り、相互異なる極性に励磁される。即ち、第1のポール
ティース12がN極に励磁される場合には、第2のポー
ルティース16はS極に励磁され、逆に、第1のポール
ティース12がS極に励磁される場合には、第2のポー
ルティース16はN極に励磁される。
【0036】前記第2のヨーク20は、上述の第1のヨ
ーク10と同様な構成であり、前記マグネットmを中心
に対向配置される構造である。即ち、前記第2のヨーク
20は、大きくは、外部ヨーク21と内部ヨーク25と
でなり、この際、前記外部ヨーク21は、中央に所定の
大きさの孔21’が形成された円筒状であり、その内面
に、コイル23が巻線された円筒状のボビン24が設け
られる構成である。このような外部ヨーク21は、マグ
ネットmと同心をなしながら配置され、その外周縁が等
間隔で分割延長され、マグネットmの外径面に空隙を形
成しながら対向する多数の第1のポールティース22を
形成する。この際、前記第1のポールティース22は、
上述の第1のヨーク10の第1のポールティース12と
対向する方向に延長され、コイル23に加えられる電流
方向によるN極又はS極に選択励磁される。
【0037】一方、前記第2のヨーク20の内部ヨーク
25は、外部ヨーク21の孔21’に挿入される円筒状
の挿入部25’を設け、該挿入部25’の一端は、拡径
されながら等間隔で分割延長される第2のポールティー
ス26が形成される。この際、第2のポールティース2
6は、外部ヨーク21の第1のポールティース22と交
互に配置され、前記コイル23に加えられる電流方向に
より、S極又はN極に選択励磁される。
【0038】他方、未説明符号b1、b2は、前記第1
のヨーク10及び第2のヨーク20の中心面に挿入さ
れ、シャフトsを回転可能に支持するベアリングであ
り、又、符号hは、前記第1のヨーク10と第2のヨー
ク20との外周縁に挿入され、これらを固定する円筒状
のハウジングである。
【0039】このような構成を有する本発明によるステ
ッピングモーターの作動を説明すれば、以下の如きであ
る。
【0040】先ず、図5及び図6は、本発明によるステ
ッピングモーターにおいて、第1のヨークの外部ヨーク
及び内部ヨークの励磁された状態を示す概念図であり、
図に示されているように、コイル13に加えられる電流
方向により、外部ヨーク11及び内部ヨーク15は、相
互異なる極性に励磁される。
【0041】即ち、外部ヨーク11の第1のポールティ
ース12がN極に励磁されれば、内部ヨーク15の第2
のポールティース16はS極に励磁され、これとは逆
に、外部ヨーク11の第1のポールティース12がS極
に励磁されれば、内部ヨーク15の第2のポールティー
ス16はN極に励磁される。
【0042】同様に、図示しないが、第2のヨークも、
コイルに加えられる電流方向により、外部ヨークと内部
ヨークとが相互異なる極性に励磁される。
【0043】従って、上記のように構成されるステッピ
ングモーターは、第1のヨーク10及び第2のヨーク2
0の各コイル13、23に電流が加えられることによ
り、第1のヨーク10及び第2のヨーク20が励磁さ
れ、このような状態で、前記第1、第2のヨーク10、
20を構成する外部ヨーク11、21と内部ヨーク1
5、25の第1のポールティース12、22、第2のポ
ールティース16、26が相互対応する極性に磁極を有
することにより、結果的に、前記マグネットmと第1の
ポールティース12、22及び第2のポールティース1
6、26の間に電磁気力が発生し、この際の電磁気力に
より、マグネットmとシャフトsとで構成されたロータ
ーが、ステータを中心に回転をする。
【0044】このように、コイル13、23に加えられ
る電流方向を切替えれば、外部ヨーク11、21及び内
部ヨーク25、26の第1のポールティース12、2
2、第2のポールティース16、26の極性が異なるこ
とになり、この際の前記第1のポールティース12、2
2、第2のポールティース16、26の極性と、マグネ
ットmに着磁された極性との間に発生する電磁気力によ
りマグネットmが回転することになる。
【0045】即ち、励磁する順により、ローターのマグ
ネットmが一定角度の回転をし、励磁の相が変化したと
きに回転する。また、励磁中、コイルに電流が流れ続け
ている間は、外部ヨーク11、21及び内部ヨーク2
5、26の極性変化がないので、マグネットmが一定位
置に保持される。
【0046】一方、上記の実施例は、本発明の望ましい
実施例を述べたに過ぎず、本発明の適用範囲は、このよ
うなことに限らず、同一思想の範疇内で適宜変更可能で
ある。例えば、本発明の実施例に示される各構成要素の
形状及び構造は、変形実施できるのである。
【0047】
【発明の効果】上述のように構成され作用する本発明に
よるステッピングモーターは、マグネットの軸方向に両
側にコイルが配置され、該コイルを相互異なる極性を有
するポールティースを形成した外部ヨークと内部ヨーク
とで取り包む構成により、モーターの全体的な厚さを減
少し、且つ安定した出力性能を保障することのできる長
所を提供する。
【0048】特に、このような構成により、モーターの
小型化による設計上の自由度が一層増大できる効果を提
供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術によるステッピングモーターを概略
的に示す断面図である。
【図2】 従来技術によるステッピングモーターを示す
斜視図である。
【図3】 本発明によるステッピングモーターを示す断
面図である。
【図4】 本発明によるステッピングモーターを示す分
解斜視図である。
【図5】 本発明によるステッピングモーターにおい
て、ヨークの励磁状態を示す断面図である。
【図6】 本発明によるステッピングモーターにおい
て、ヨークの励磁状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10、20 ヨーク 11、21 外部ヨーク 12、22 第1のポールティース 13、23 コイル 14、24 ボビン 15、25 内部ヨーク 16、26 第2のポールティース b1、b2 ベアリング h ハウジング m マグネット s シャフト

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円周方向にN、S極が交互に複数着磁さ
    れた円筒状のマグネット、及び該マグネットの中心に一
    端部が結合され、ベアリングにより回転支持されるシャ
    フトで構成されたローターと;前記マグネットの軸方向
    に側部に空隙を隔て、環状に巻線されるコイル、及び中
    央に軸孔が形成された円筒状でその内面にコイルが設け
    られ、マグネットと同心をなすよう配置されながら、外
    周縁が等間隔で分割延長され、マグネットの外径面に空
    隙を隔て対向配置される第1のポールティースを形成す
    る外部ヨークと、小径の一端部が、前記コイルの内周縁
    に挿入され、大径の他端は、コイルの側部を遮蔽しなが
    ら分割延長され、前記第1のポールティースと交互に配
    置される第2のポールティースを形成する内部ヨークと
    で構成されるステータと;からなることを特徴とするス
    テッピングモーター。
  2. 【請求項2】 前記ヨークは、マグネットの軸方向に両
    側に設けられる第1のヨークと第2のヨークであること
    を特徴とする請求項1に記載のステッピングモーター。
  3. 【請求項3】 前記第1のポールティース及び第2のポ
    ールティースは、コイルに加えられる電流方向により、
    相互異なる極性に励磁されることを特徴とする請求項1
    に記載のステッピングモーター。
  4. 【請求項4】 前記第1のヨークのポールティースと第
    2のヨークのポールティースは、相互対向する方向に延
    長されたことを特徴とする請求項2に記載のステッピン
    グモーター。
  5. 【請求項5】 前記第1のヨークと第2のヨークは、円
    筒状を有するハウジングの内周縁に挿入され固定される
    ことを特徴とする請求項2に記載のステッピングモータ
    ー。
  6. 【請求項6】 前記第1のポールティース及び第2のポ
    ールティースは、互いに一定の空隙を隔てて設けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載のステッピングモータ
    ー。
  7. 【請求項7】 円周方向にN、S極が交互に複数着磁さ
    れる円筒状のマグネットと;前記マグネットの中心に一
    端部が結合され、ベアリングにより回転支持されるシャ
    フトと;前記マグネットの軸方向に側部に空隙を隔て設
    けられ、ボビンの外周縁に環状に巻線される一対のコイ
    ルと;前記コイルが内面に設けられる円筒状に設けら
    れ、マグネットに同心をなしながら配置され、外周縁が
    等間隔で分割延長され、マグネットの外径面に空隙を隔
    て対向される第1のポールティースを形成する外部ヨー
    ク、及び一端がコイルの内周縁に挿入され、他端は、コ
    イルの側部を遮蔽しながら分割延長され、第1のポール
    ティースと交互に配置される第2のポールティースを形
    成した内部ヨークとで構成される第1、第2のヨーク
    と;前記第1、第2のヨークの外周縁に挿入され、これ
    らを固定するハウジングと;から構成されることを特徴
    とするステッピングモーター。
  8. 【請求項8】 前記第1のポールティース及び第2のポ
    ールティースは、コイルに加えられる電流方向により、
    相互異なる極性に励磁されることを特徴とする請求項7
    に記載のステッピングモーター。
  9. 【請求項9】 前記第1のポールティース及び第2のポ
    ールティースは、互いに一定の空隙を隔てて設けられる
    ことを特徴とする請求項7に記載のステッピングモータ
    ー。
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