JP2006053307A - 光学モジュール - Google Patents

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章 久米
Makoto Suzuki
鈴木  誠
Takayuki Satodate
貴之 里舘
Haruhiko Hasegawa
春彦 長谷川
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Abstract

【課題】 組立てが容易な光学ユニットを提供することにある。
【解決手段】 光軸Oを有する鏡筒(光学部品)16を保持して光軸が延びる方向に移動可能な鏡筒ホルダ(光学部品ホルダ)35を、このホルダに設けたナット39と、このナットに螺合してステッピングモータ(駆動源)41により正逆回転されるリードスクリュー65とにより移動させるレンズ駆動装置11であって、モータ41の回転をリードスクリュー65に伝達する減速歯車列(歯車伝動機構)61を備える。ベース(第1の支持部材)13及びカバー(第2の支持部材)15と、これらの間に配置された歯車支え(中間支持部材)14とを備える。減速歯車列61の歯車軸62aの両端部をカバー15と歯車支え14とに夫々支持させて、これらカバー15と歯車支え14との間に減速歯車列61を配置する。これにより、歯車軸62aの軸長を短くしている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えばカード型デジタルカメラやカメラ付き電話等の携帯型電子機器に搭載されて、焦点調節やズーミング等のために移動される光学部品を備えた光学モジュールに関する。
従来、モータの回転をギャ列機構でズームレンズのカム環に伝えて、このカム環を回転駆動させることにより、ズームレンズの鏡筒をズーミング動作させるレンズ駆動装置が知られている(例えば特許文献1参照。)。
このレンズ駆動装置では、鏡筒の側方に位置してカメラボディに支持されたギャ支持小プレートと、このプレートを覆ってカメラボディに固定されたギャ支持大プレートとを備え、これら両プレート間に円筒形状のモータと、このモータの回転をカム環に伝動するギャ列機構とを配置している。ギャ列機構は複数のギャを互に噛合せてなり、各ギャのギャ軸の両端部はいずれもギャ支持小プレート又はギャ支持大プレートの軸受部に回転自在に支持されている。この構成では、ギャ支持小プレートと、モータ及びギャ列機構が予め支持されたギャ支持大プレート等を、カメラボディの正面側から組込むことができる。
又、従来、モータにより回転軸されるリードスクリューを備え、このリードスクリューに噛合うナットを有したレンズ保持枠を、モータの回転によって光軸が伸びる方向に移動させるレンズ駆動装置も知られている(例えば特許文献2参照。)。
この特許文献2に記載のレンズ駆動装置のようにリードスクリューを用いる構成では、このスクリューとナットとのスラスト方向の遊びをなくすために、リードスクリューはスラスト方向にコイルばねで付勢される。
特開平5−297258号公報(0005−0011、図1−図3) 特開2002−296480号公報(0023−0030、図1−図4)
特許文献1の記載の技術では、各ギャ列機構をなす各ギャのギャ軸の両端部がギャ支持小プレートとギャ支持大プレートとの軸受部に嵌合して回転自在に支持されるので、僅かながらも嵌め合い隙間が必ず存在する。これらの隙間を原因として、既述のようにカメラボディの正面側から組込みを行う際に、各ギャ軸がばらばらに傾くことは避けられない。こうした傾きとそのばらつきは各ギャ軸の軸長が長いほど大きくなる。
ところで、特許文献1には、各ギャ列機構をなす各ギャのギャ軸の長さを短くする技術的配慮についての教示がないとともに、特許文献1の技術では円筒形状のモータの軸方向と平行な各ギャ軸の軸長は少なくとも前記モータの全長より長い。
このような特許文献1の記載の技術では、各ギャ軸の傾きとばらつきとが大きく発生しやすい。このため、既述のようにカメラボディの正面側からの組込み作業において、自由端となっている各ギャ軸の端部とギャ支持小プレート又はギャ支持大プレートの軸受部とを嵌合させることが容易ではなく、組立てに手間がかかり易い。
又、特許文献2に記載のようにモータにより回転されるリードスクリューを引用文献1に適用して、ギャ列機構の最終歯車をリードスクリューに取付けてレンズ駆動装置を構成する場合、ギャ列機構の各ギャ軸の長さは、これらギャ軸を両端支持する両プレートに亘って支持されるリードスクリューの長さに合わせて長くなる。このため、各ギャ軸の傾きとばらつきとが大きくなることから、組立ての手間がより掛かり易くなる。
それだけではなく、前記適用の場合にギャ列機構を組立てる際には、リードスクリューへのナットの螺合及びリードスクリューを付勢するコイルばねの取付けも同時進行的に行われる。ところで、リードスクリューとナットとを所定の状態に螺合させたり、コイルばねを設けたりする際には、かなり大きな作業力が必要であり、この作業力は仮組みの状態のギャ列機構にも当然に波及する。このため、前記螺合及びコイルばねの取付けに伴って仮組み状態のギャ列機構の組立てが損なわれる恐れがある。したがって、こうした事態が生じないように配慮して組立てなければならなくなるので、なお更、組立に手間が掛かり易くなる。
本発明の目的は、組立てが容易な光学ユニットを提供することにある。
前記課題を解決するために本発明は、中間支持部材と、この中間支持部材の一面側に連結された第1の支持部材と、前記中間支持部材の他面側に連結された第2の支持部材と、前記第1、第2の支持部材間に前記中間支持部材から外れて配置され、かつ、光軸を有しこの光軸が伸びる方向に移動される光学部品と、この光学部品を保持した光学部品ホルダと、前記第1、第2の支持部材に亘って設けられ、かつ、前記光学部品と一体又は別体に設けたナット部に螺合するねじ部を有し、前記ナット部との噛み合いを介して前記光学部品ホルダを前記光軸が延びる方向に移動させるリードスクリューと、ロータを有し、このロータを正逆回転させる駆動源と、前記第1、第2の支持部材の内の一方と前記中間支持部材とに両端支持される歯車軸を有して前記一方の支持部材と中間支持部材との間に配置され、前記ロータの正逆回転を前記リードスクリューに伝達する歯車伝動機構と、を具備している。
本発明では、光軸を有する光学部品を保持した光学部品ホルダと一体又は別体にナット部を設け、このナット部に螺合したリードスクリューに歯車伝動機構を介して駆動源が有したロータの正逆回転を伝達して、光学部品ホルダを光軸が延びる方向に移動させるレンズ駆動装置であって、第1の支持部材と第2の支持部材との間に中間支持部材を配置するとともに、歯車伝動機構が有した歯車軸を第1、第2の支持部材の内の一方と中間支持部材に両端支持させて、これら一方の支持部材と中間支持部材間に歯車伝動機構を配置している。
この構成では、第1、第2の支持部材と中間支持部材とが3層に設けられているので、リードスクリューを配設する関係でこのスクリューの軸長に応じて第1、第2の支持部材が互に離れているにも拘わらず、中間支持部材と一方の支持部材との間に配置された歯車伝動機構が有する歯車軸の軸長を、リードスクリューの軸長とは無関係に短くできる。このため、歯車伝動機構を一方の支持部材と中間支持部材との間に配置する際に、歯車軸の倒れやこの倒れのばらつきが小さくなるので、前記一方の支持部材の軸受部と歯車軸の端部とを容易に嵌合させて、組立てを行うことができる。
なお、既述のように第1、第2の支持部材と中間支持部材とが3層に設けられているので、歯車伝動機構を、仮組み状態ではなく、一方の支持部材と中間支持部材との間に所定の組立てた上で、他方の支持部材を取付ける側からリードスクリューとナット部とを螺合させる作業などを行うことも必要により可能である。
又、本発明の好ましい形態では、前記中間支持部材が、その厚み方向の一面から突出して前記第1の支持部材との連結を担う第1連結部と、厚み方向の他面から突出して前記第2の支持部材との連結を担う第2連結部とを有している。この発明の形態では、中間支持部材の一面に突出した第1連結部に第1の支持部材が連結されるとともに、中間支持部材の他面に突出した第2連結部に第2の支持部材が連結されるので、中間支持部材を基準としてこれに第1、第2の支持部材を位置決めして連結できる点で好ましい。
又、本発明の好ましい形態では、前記中間支持部材がその厚み方向に貫通する連結軸を有し、この連結軸の一端部が前記第1連結部を形成し、前記連結軸の他端部が前記第2連結部を形成している。この発明の形態では、中間支持部材の一面に突出した連結軸の一端部に第1の支持部材が連結されるとともに、中間支持部材の他面に突出した連結軸の他端部に第2の支持部材が連結されるので、中間支持部材に設けた同一の連結軸を基準として第1、第2の支持部材を中間支持部材に位置決めして連結できる点で好ましい。
又、本発明の好ましい形態では、前記リードスクリューが前記第1、第2の支持部材に両端支持されているとともに、このリードスクリューの中間部を前記中間支持部材に固定された部品又は前記中間支持部材に設けたラジアル軸受孔に通してこの軸受孔でラジアル方向に支持している。この発明の形態では、歯車伝動機構の歯車軸よりも長いリードスクリューの中間部をラジアル方向に支持したので、組立て時のリードスクリューの倒れが小さく抑制される。このため、歯車軸を支持しない方の支持部材の軸受部とリードスクリューの端部とを容易に嵌合させて、組立てを行うことができる。
又、本発明の好ましい形態では、前記光学部品ホルダの移動をガイドする複数のガイド軸を、前記中間支持部材から外れた位置で前記第1、第2の支持部材に亘って設けている。この発明の形態では、ガイド軸の配置に中間支持部材が影響しないので、ガイド軸の位置精度のばらつきが部品の集積数に応じて増えることがない。したがって、ガイド軸に沿う光学部品ホルダの移動を円滑に行わせることができる。
又、本発明の好ましい形態では、前記駆動源がステータ備えるステッピングモータからなり、前記歯車軸を支持しない方の支持部材と前記ステータとの間に、前記光学部品ホルダの位置を検出するセンサを配置している。この発明の形態では、第1、第2の支持部材と中間支持部材とが3層に設けられていることを利用して、センサとステッピングモータとを光学モジュールの厚み方向に並べたので、部品の高密度配置が促進され、小形化に貢献できる。
本発明によれば、光学部品を移動させるリードスクリューの軸長とは無関係に、歯車伝動機構の歯車軸を短くできるに伴い、組立て時の歯車軸の倒れやこの倒れのばらつきが小さくなるので、組立てが容易な光学ユニットを提供できる。
図1〜図4を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
図3中符号11で示す光学モジュール例えばレンズ駆動装置は、カード型デジタルカメラやカメラ付き携帯電話などの携帯型電子機器に搭載される。このレンズ駆動装置11は、回路基板12と、第1の支持部材例えばベース13と、中間部材例えば歯車支え14と、カバー15と、光学部品例えば鏡筒16と、駆動部17とを具備している。
回路基板12にはCCD又はCMOS等の撮像素子21が装着されている。図4に示すように回路基板12は、ベース13及び歯車支え14の一端面に沿って折れ曲がった曲げ部位12aを有している。
非磁性金属からなるベース13は、レンズ駆動装置11の外郭の一部をなすものであって、平面視例えば長方形であって、曲げ部位12aを除いて回路基板12の表面に固定されている。このベース13の長手方向一端側部分には、撮像素子21を収容する通孔22が形成されているとともに、図1に示すように通孔22を囲むように設けられたコの字状の側壁23を有している。
ベース13の長手方向他端側部分には、図1に示すように四角形のセンサ配置溝24と、円形状のばね受け溝13aとが夫々形成されている。更に、ベース13の長手方向他端側部分には、この上に重なって歯車支え14が連結されている。非磁性金属からなる歯車支え14は、駆動部17の一部を支持する部材であり、レンズ駆動装置11の外郭の一部をなしている。
歯車支え14とベース13との連結を次に説明する。図1に示すように歯車支え14の全長はベース13の幅と略同じである。この歯車支え14の長手方向両端部には、この端部を厚み方向に圧入によって貫通した連結軸26(図1及び図4参照)が夫々取付けられている。連結軸26は非磁性金属から円筒状に形成されている。連結軸26の一端部は歯車支え14の一面14aから突出して第1連結部26aを形成している。連結軸26の他端部は歯車支え14の他面14bから突出して第2連結部26bを形成している。したがって、歯車支え14はその厚み方向両面に個別に突設された一対の第1連結部26aと一対の第2連結部26bとを有している。これらの連結部26a,26bの内周には夫々雌ねじが形成されている。なお、連結部26a,26bは、連結軸に代えて歯車支え14に一体に形成することも可能であり、この場合、本実施形態のように同一軸線(連結軸26の中心軸線)上に設けることに代えて、平面上の位置を互にずらせて設けることも可能である。
図1に示すようにベース13の前記長手方向他端側部分の両側部位には、第1連結部26aの外径に等しい孔径を有する連結孔27が開けられている。これら連結孔27には対応する第1連結部26aが夫々圧入気味に嵌合されている。これにより、連結軸26を介してベース13が歯車支え14の一面に位置決めされている。この位置決め状態で連結ねじ28を第1連結部26aにねじ込むことにより、歯車支え14の一面14aにベース13が連結されている。この状態を図3に示す。連結ねじ28は回路基板12を貫通して第1連結部26aにねじ込まれるので、回路基板12は共締めされている。
非磁性金属からなるカバー15は図3及び図4に示すように側壁15aを有している。カバー15は、その側壁15aの先端面をベース13の側壁23の先端面に突き当てて位置決めされるとともに、駆動部17を歯車支え14との間に挟んでこの歯車支え14の他面14bに連結されている。この連結のために、カバー15には図1に示すように一対の連結孔29が開けられている。連結孔29の孔径は第2連結部26bの外径に等しい。そして、これらの連結孔29を対応する第2連結部26bに夫々圧入気味に嵌合させた状態で、連結ねじ30を第2連結部26bにねじ込むことにより、歯車支え14の他面14bにカバー15が連結されている。この状態を図3に示す。連結ねじ30は駆動部17を貫通して第2連結部26bにねじ込まれるので、駆動部17は共締めされている。
カバー15は、その一端部に鏡筒16の入射面と対向する窓孔15bを有している。カバー15には、断面が円形の互いに平行な複数のガイド軸31,32が、窓孔15bの周方向に略180°離れて夫々固定されている。ガイド軸31,32は、その大径端部を窓孔15bの近傍に開けた固定孔15c,15dに個別に圧入することによってカバー15の裏側に突設されている。圧入されたガイド軸31,32はその中心軸線に対して傾き(倒れ)を生じない。図2に示すように一方のガイド軸31は駆動部17に寄せて配置され、このガイド軸31よりも他方のガイド軸32は駆動部17から遠ざかって配置されている。ガイド軸32は回り止め軸としても機能する。図3に示すようにガイド軸31の先端部はベース13に設けた支持穴25aに圧入気味に挿入されており、同様に、ガイド軸32の先端部はベース13に設けた他の支持穴25bに圧入気味に挿入されている。
図3に示すように鏡筒16はその内部に収められた複数のレンズ16aを有している。図3中符号Oは鏡筒16の光軸を示している。この光軸Oに対してガイド軸31,32は平行に設けられている。鏡筒16の外周には鏡筒ホルダ35がねじ込んで固定されている。鏡筒ホルダ35は、光学部品ホルダであって、金属又は合成樹脂の成形品である。
この鏡筒ホルダ35の外周部には複数例えば一対の摺動部36,37が一体に設けられている。一方の摺動部36は、断面円形の孔を有していて、これを貫通するガイド軸31の外周に摺動可能に嵌合されている。他方の摺動部37は、U字状の溝を有していて、これを貫通するガイド軸32の外周に嵌合されている。これにより鏡筒16は、そのレンズ16aを撮像素子21に対向させてガイド軸31,32と亘って支持されている。この支持状態において鏡筒16は、撮像素子21に対して接離する方向、言い換えれば光軸Oが延びる方向(光軸方向)に移動可能に設けられている。この移動により、撮像素子21に対する鏡筒16の合焦点動作が行われる。
図1〜図3に示すように鏡筒ホルダ35は、その外周及び摺動部36と一体に連続する張出し部35aを有している。張出し部35aには、ナット部が一体に設けられている。すなわち、本実施形態の場合には、張出し部35aにこれを厚み方向に貫通する段付き構造のナット固定孔38が形成されていて、このナット固定孔38にナット部をなすナット39が固定されている。
この場合、ナット39は、金属製品であり、鍔部39aを有していて、この鍔部39aが張出し部35aに位置決めされるまで、ナット固定孔38に圧入されている。ナット39の圧入部分の外周はローレット加工されており、圧入によりローレットが鏡筒ホルダ35に食い込むことにより、後述のリードスクリュー65の回転時に、回転方向にナット39が弛むのを防止している。
なお、ナット部とは、切削加工により張出し部35aにねじ溝を直接形成した態様も含んでいる。更に、ナット部は、インサート成形により金属製のナット39を鏡筒ホルダ35と一体にすることもでき、又、接着により一体にすることも可能である。
駆動部17は、駆動源例えば電気モータ具体的にはステッピングモータ41と、歯車伝動機構例えば減速歯車列61とを備えている。
ステッピングモータ41は、例えばステップ角が180°の2極のモータであって、図1に示すように一対のコイルブロック42と、ヨーク43と、ロータ44とを備えている。コイルブロック42及びヨーク43はステ−タを形成している。
図2に示すようにコイルブロック42は、鉄心45と励磁コイル46とを有している。鉄心45は、コア部45aの長手方向両端に夫々ヨーク連結部45b,45cを設けてなる。ヨーク連結部45cは一対のコイルブロック42を一体とするためにこれらコイルブロック42に共用されている。このため、鉄心45は、そのヨーク連結部45cの両側に、夫々にコア部45aを介してヨーク連結部45bを配置した構成となっている。励磁コイル46はコア部45aに夫々巻き付けられている。
励磁コイル46の励磁によって発生する磁束を導くヨーク43は、平板状であって、一つの端部43aと一対の端部43b,43cとを有している。一対の端部43b,43cはヨーク連結部45bに個別に連結され、これら一対の端部43b,43c間に位置した端部43aはヨーク連結部45cに連結されている。ヨーク43の各端部43a〜43cを除いた磁路部分43dは、コイルブロック42に重なることなく、コイルブロック42の側方に突出されている。この磁路部分43dにはロータ通孔47が形成されている。ロータ通孔47にはロータ44が配置されている。ロータ44の外周部は周方向に隣接する所定領域ごとに互いに異なる極性に着磁されている。
したがって、ステッピングモータ41は、その励磁コイル46に図示しないモータドライバを介して駆動パルスが印加されるたびに、ロータ通孔47を区画する壁に所定領域に現われる極性(S極又はN極)とロータの磁極との間に生じる磁気作用によって、180°のステップ角で回転される。
ステッピングモータ41は、例えば歯車支え14とカバー15との間に配置されている。この配置のために前記第2連結部26bが用いられている。詳しくは、一方の第2連結部26bは、ヨーク連結部45b及びこれに重ねられた端部43bに開けられた円形の連結孔42e,43e(図3参照)を貫通し、更にカバー15に設けた一方の連結孔29に挿入されている。同様に、他方の第2連結部26bは、ヨーク連結部45b及びこれに重ねられた端部43bに開けられた円形の連結孔(連結孔43eのみ図示し、連結孔42eは図示しない)を貫通し、更にカバー15に設けた他方の連結孔29に挿入されている。各連結孔42e,43e、及び連結孔29の孔径はいずれも第2連結部26bの外径に等しく、第2連結部26bは各連結孔42e,43e,連結孔29の夫々に圧入気味に嵌合されている。したがって、連結軸26によりステッピングモータ41及びカバー15が位置決めされている。こうした位置決め状態で、連結ねじ30を第2連結部26bにねじ込むことにより、歯車支え14の他面14bにステッピングモータ41を挟んでカバー15が連結されている。これにより、コイルブロック42がカバー15の裏面に固定され、磁路部分43dが歯車支え14の他面14bに支持されている。
カバー15は、連結ねじ30による連結部と、ベース13に固定された前記ガイド軸31,32とを介して固定されている。この固定によりベース13の側壁23とカバー15の側壁15aとの端面同士が図3及び図4に示すように当接して、レンズ駆動装置11の厚み方向に関しベース13に対するカバー15の位置が決められている。
ステッピングモータ41のロータ44は、そのロータ軸44bの一端部を歯車支え14に設けた軸受部例えば第1の軸受穴51に嵌合させるとともに、ロータ軸44bの他端部をカバー15の歯車支え部として機能する部分に設けた軸受部例えば第1の軸受穴55に嵌合して、回転自在に支持されている。ロータ44のロータ軸44bの外周に駆動歯車44aが設けられている。この駆動歯車44aは例えばロータ軸44bと一体に形成されているが、別に作られた駆動歯車44aをロータ軸44bの外周に嵌め付けてもよい。
図3等に示すように減速歯車列61は、平歯車からなる複数例えば第1〜第3の減速歯車62〜64を有している。第1の減速歯車62は、その歯車軸62aの一端部を歯車支え14に設けた軸受部例えば第2の軸受穴52に嵌合させるとともに、歯車軸62aの他端部をカバー15の歯車支え部として機能する部分に設けた軸受部例えば第2の軸受穴56に嵌合して、回転自在に支持されている。第1の減速歯車62はこれより小径の駆動歯車44aに噛み合わされている。第2の減速歯車63は、第1の減速歯車62より小径であり、第1の減速歯車62と同じ中心軸線を有して第1の減速歯車62に一体に形成されている。第3の減速歯車64は、減速歯車列61の最終歯車をなし第2の減速歯車63より大径であって、この第2の減速歯車63に噛み合わされている。
この減速歯車列61は、図2に示すように第3の減速歯車54のステッピングモータ41の投影領域内に略配置されている。これにより、ステッピングモータ41と鏡筒16との間が、減速歯車列61の配設スペースを原因として大きく離れることを抑制して、レンズ駆動装置11全体のコンパクト化が図られている。第3の減速歯車64は、図3及び図4において鏡筒ホルダ35の張出し部35aの上方に配置されている。
最終歯車である第3の減速歯車64は、外周にねじ部65aを有したリードスクリュー65に連結されている。なお、リードスクリュー65は金属又は合成樹脂製であり、これに第3の減速歯車64を一体に形成することもできる。リードスクリュー65は、第3の減速歯車64の歯車軸を兼ねている。リードスクリュー65は、その一端部をベース13に設けた軸受部例えば軸受穴58に嵌合させるとともに、他端部をカバー15に設けた軸受部例えば第3の軸受穴53に嵌合して、回転自在に支持されている。
このリードスクリュー65のねじ部65aはナット39に螺合して張出し部35aを厚み方向に貫通している。ヨーク43の磁路部分43dの一部は張出し部35aと対向しており、この部位にはラジアル軸受孔として例えば通孔66が形成されている。この通孔66にリードスクリュー65が通されている。リードスクリュー65の通孔66を貫通した部位の直径は通孔66より小径であり、これらの間には隙間が形成される。通孔66は中間支持部材である歯車支え14に固定された部品、すなわち、本実施形態ではステッピングモータ41のヨーク43を利用して設けたが、これに代えて、通孔66を有した他の専用部品を歯車支え14に固定してもよく、或いは、歯車支え14に突部を一体に突設して、この突部に通孔66を形成することもできる。
なお、本実施形態では、ロータ44のロータ軸44b、歯車軸62a、及びリードスクリュー65の両端部を回転自在に支承する軸受部として、いずれも部品を要しない軸受穴を用いたが、これに代えてラジアル軸受を軸受穴に嵌合して用いることもできる。又、リードスクリュー65が遊挿するラジアル軸受を通孔66に設けることもできる。
リードスクリュー65は例えばコイルばね67でスラスト方向に付勢されている。コイルばね67は、付勢手段をなすものであって、前記張出し部35aの裏面とベース13のばね受け溝13aとの間に挟設されている。したがって、コイルばね67は鏡筒ホルダ35を介してリードスクリュー65をカバー15に向けて付勢している。この場合、コイルばね67のばね力は、張出し部35aとナット39とのスラスト方向の引掛り部、本実施形態ではナット39の鍔部39a裏面に主として加わり、このナット39を介してリードスクリュー65をスラスト方向に付勢するから、ばね力によってナット39が鏡筒ホルダ35から抜けるおそれがない。
図1、図2、及び図4中符号68は鏡筒16の移動位置を検出するフォトインタラプタ等の位置センサを示している。この位置センサ68は、ステッピングモータ41のステータと、歯車軸62aを支持しない方の支持部材であるベース13との間に配置されている。具体的には、歯車支え14にはその一端面及びベース13に接する面に連続して開放するセンサ配置溝13b(図4参照)が設けられており、この溝に位置センサ68を嵌合して位置決めされるとともに、この位置センサ68のベース側の部位が図1に示したセンサ配置溝24に嵌合されることによって配置されている。位置センサ68の端子68aは回路基板12の曲げ部位12aに至る配線パターン(図示しない)に接続されている。なお、図1及び2中符号35bは、光軸O方向に移動される鏡筒ホルダ35の外周に突設された被検出部を示しており、この被検出部35bは位置センサ68が有した検出溝68bに位置されている。
ステッピングモータ41の駆動パルスが印加されて、このステッピングモータ41のロータ44が正転又は逆転されると、その回転が減速歯車列61により減速されてリードスクリュー65に伝動され、このリードスクリュー65が回転される。リードスクリュー65のねじ部65aが螺合したナット39は、ガイド軸32により回転を妨げられている鏡筒ホルダ35に一体化されているので、ナット39とリードスクリュー65との噛み合い位置の変化によって、リードスクリュー65の回転運動が鏡筒ホルダ35の厚み方向、つまり光軸Oが延びる方向(光軸方向)の直線運動に変換される。これにより、鏡筒ホルダ35がガイド軸31,32を摺動しつつ移動されて、この鏡筒ホルダ35が保持したレンズ16aの撮像素子21に対する合焦点動作が行われる。このときの鏡筒16の位置は位置センサ68で検出される。その検出情報が供給される図示しないコントローラによって、ステッピングモータ41に対する駆動パルスの印加数が制御されて、鏡筒16が焦点位置に移動される。
前記レンズ駆動装置11は以下の手順で組立てることができる。
第1に、歯車支え14のセンサ配置溝13bに、この歯車支え14の一面14a側から位置センサ68を配置する。
第2に、この後、歯車支え14にその他面14b側からステッピングモータ41と減速歯車列61の組付けを行う。この組付けは、ステッピングモータ41のロータ44を除いた部分を歯車支え14の他面14bに載せることと、ロータ44及び減速歯車列61を歯車支え14の他面14bに支持することと、ステッピングモータ41及び減速歯車列61を固定することを含んでいる。
すなわち、他面14bから突出している連結軸26の第2連結部26bに、その上方からステッピングモータ41の厚み方向に互に連通している連結孔42e,43eを嵌合して、これらに第2連結部26bを挿通させることによって、ステッピングモータ41を歯車支え14の他面14bに位置決めして、ステッピングモータ41をそのロータ44を除いて歯車支え14の他面14bに載せることができる。
この後、既にガイド軸31、32が固定されたロータ44のロータ軸44bの一端部を、歯車支え14の第1の軸受穴51に歯車支え14の他面14bの上方から嵌合させて、このロータ44のマグネット部分がロータ通孔47に配置されるようにロータ44を歯車支え14の他面14b上に支持する。同じく、上方から歯車軸62aの一端部を歯車支え14の第2の軸受穴52に嵌合させて、第1、第2の減速歯車62、63を歯車支え14の他面14b上に支持する。同じく、上方からリードスクリュー65をヨーク43の通孔66に通した状態として、このスクリュー65を図示しない治具で支持する。こうしてロータ44及び減速歯車列61が歯車支え14の他面14bに支持された状態では、駆動歯車44aに第1の減速歯車62が噛合わされ、第2の減速歯車63に第3の減速歯車64が噛合わされている。
次いで、歯車支え14の上方からカバー15の連結孔29に連結軸26の第2連結部26bを嵌合させる。これとともに、ロータ44のロータ軸44bの他端部をカバー15の第1の軸受穴55に嵌合させ、歯車軸62aの他端部をカバー15の第2の軸受穴56に嵌合させる。同様に、リードスクリュー65の他端部をカバー15の第3の軸受穴53に嵌合させる。この状態で、カバー15の連結孔29に連結ねじ30を夫々挿入して連結軸26の第2連結部26bに螺合させることにより、歯車支え14の他面との間にステッピングモータ41及び減速歯車列61を挟み込んでカバー15を固定する。
こうしたステッピングモータ41の組込みを伴う減速歯車列61の組立てにおいて、ロータ44のロータ軸44b及び減速歯車列61の歯車軸62aは、ベース13とカバー15とに亘る長さを要することがなくリードスクリュー65より遥かに短いので、第1の軸受穴51を支点とするロータ軸44bの倒れとそのばらつき、及び第2の軸受穴52を支点とする歯車軸62aの倒れとそのばらつきが抑制される。このため、カバー15を被せる際に、ロータ軸44bの他端部を第1の軸受穴55に、歯車軸62aの他端部を第2の軸受穴56に容易に嵌合させることができる。又、リードスクリュー65はその中間部がヨークの通孔66でラジアル方向に規制されているので、第3の軸受穴53へのリードスクリュー65の端部の嵌合もさほどの困難を伴うことなく行える。しかも、歯車支え14に対してカバー15は連結軸26を介して位置決めされているので、対応する第1の軸受穴51,55を適正に位置決めできるとともに、同じく対応する第2の軸受穴52,56を適正に位置決めできる。したがって、ステッピングモータ41及び減速歯車列61を歯車支え14とカバー15との間に固定する既述の作業は容易にできる。
第3に、以上のように組立てたアセンブリを反転させて、歯車支え14の一面14aを上向きにして、その上方から以下の組み込みを行う。
まず、予め鏡筒16及びナット39が取付けられた鏡筒ホルダ35を、ガイド軸31,32に嵌合させる。この場合、ナット39にはリードスクリュー65のねじ部65aが螺合される。この螺合は、リードスクリュー65の一端部を工具で掴んで回転させて行われる。所定の螺合状態とした後に、鏡筒ホルダ35の張出し部35aの裏面にその上方からコイルばね67を載せる。次に、このコイルばね67の圧縮を伴いながら、撮像素子21などが予め装着されたベース13を歯車支え14の上方から被せて、このベース13の連結孔27に連結軸26の第1連結部26aを嵌合させる。これとともに、ガイド軸31,32の先端部を夫々ベース13の支持穴25a、25bに夫々軽圧入させ、かつ、ベース13の軸受穴58にリードスクリュー65の端部を嵌合させる。この状態で、ベース13の連結孔27に連結ねじ28を挿入して連結軸26の第1連結部26aに螺合させる。
これにより、ベース13とカバー15とにリードスクリュー65が両端支持されるとともに、コイルばね67により鏡筒ホルダ35の付勢が行われた状態に鏡筒16がベース13とカバー15との間に組込まれて、レンズ駆動装置11全体の組立てが完了する。また、この組立てと同時に、位置センサ68がベース13と歯車支え14との間に挟まれる。
この組立てでは、歯車支え14に対してベース13は連結軸26を介して位置決めされるので、このベース13の軸受穴58をカバー15の第3の軸受穴53に適正に対応させることができる。これに加えて、リードスクリュー65はその軸方向中間部を通孔66でスラスト方向に規制されているので、このリードスクリュー65がロータ軸44b及び歯車軸62aより長いにもかかわらず、第3の軸受穴53を支点とするリードスクリュー65の倒れとそのばらつきを極力小さくできる。このため、リードスクリュー65をベース13の軸受穴58に容易に嵌合させることができる。
これとともに、既述のようにベース13及びカバー15の位置決めの基準に同じ連結軸26を用いているので、ベース13の支持穴25a,25bとカバー15のガイド軸31,32との位置決めも適正に行われる。したがって、ベース13の取付け作業も容易である。
又、歯車支え14を中間層としてこれを厚み方向両面からベース13とカバー15とで挟む3層構造としたことにより、既述のように歯車支え14とカバー15との間にステッピングモータ41及び減速歯車列61を組立てた状態で、リードスクリュー65へのナット39の螺合及びコイルばね67を組込みができる。このため、ナット39の螺合に伴う操作力及びコイルばね67の付勢力が減速歯車列61に作用するにも拘わらず、この減速歯車列61の組立て状態が損なわれる恐れがない。しかも、既述のように歯車支え14を基準としてその両面から順次必要部品の組込みができるので、全ての部品を同一方向から組込む場合に比較して、作業スペース上の制約が軽減される。したがって、レンズ駆動装置11の既述の組立て作業を容易に行うことができる。
更に、前記3層構造を有して組立てられたレンズ駆動装置11は、そのステッピングモータ41とベース13との間を利用して、そこに位置センサ68を配置したので、スペースの有効利用が図れる。こうした部品の高密度配置により、レンズ駆動装置11の小形化に貢献できる。
しかも、組立てられたレンズ駆動装置11は、前記3層構造を有しているにも拘わらず、鏡筒16を支持する部分では、ベース13とカバー15とが直接に当接して2層構造となっている。これにより、ガイド軸31,32の配置に歯車支え14が影響しないので、ガイド軸31,32の位置精度のばらつきが部品の集積数に応じて増えることがない。したがって、ガイド軸31,32に沿う鏡筒ホルダ35の移動を円滑に行わせることができる。
図5〜図8は本発明の第2実施形態を示している。この実施形態は基本的には第1実施形態と同じであるので、同一部分には第1実施形態と同じ符号を付して、その説明を省略する。第2実施形態が第1実施形態と異なる事項は、ステッピングモータ41の取付け構造と、位置センサ68の配置である。
詳しくは、図6に示すように回路基板12の一端部は、第1の曲げ部位12aと第2の曲げ部位12bとを有している。第1の曲げ部位12aはベース13及び歯車支え14の一端面に沿って折れ曲がって設けられている。第2の曲げ部位12bは、第1の曲げ部位12aの幅方向両端部から夫々ステッピングモータ41に沿うように折れ曲がっている。これら第2の曲げ部位12bとカバー15との間にステッピングモータ41が挟まれている。カバー15に圧入により埋め込んだ連結軸26は、カバー15の裏面に突出する連結部26cを有している。この連結部26cはヨーク43の連結孔43eに圧入気味に挿入される。そして、第2の曲げ部位12b及びこれに重なった鉄心45の連結孔42eに連結ねじ20を通して連結部26cにねじ込むことにより、回路基板12の一端部とカバー15との間にステッピングモータ41が取付けられている。この構成は、組立てに要するねじの数を第1実施形態より減らすことができる。
又、位置センサ68は第1の曲げ部位12aの幅方向略中央部で覆われる位置に配置されている。この位置センサ68の端子68a(図6参照)は第1の曲げ部位12aを貫通していて、この第1の曲げ部位12aに至っている配線パターン(図示しない)に電気的に接続されている。この構成は、位置センサ68から回路基板12に亘る配線の引き回しを要しない点で好ましい。
なお、以上説明した事項以外の構成は第1実施形態と同じである。したがって、第2実施形態でも本発明の課題を解決できる。
又、本発明は、ナット部が光学部品ホルダと一体ではなく、別体でかつ光学部品ホルダと一緒に動くようにばね等で付勢し、このナット部がリードスクリューとの噛み合いの変化を介して移動することにより、光学部品ホルダとともに光学部品を光軸方向に移動させる光学モジュールにも適用できる。
本発明の第1実施形態に係るレンズ駆動装置を分解して示す斜視図。 図1のレンズ駆動装置をそのカバーを外して示す平面図。 図1のレンズ駆動装置全体を図2中矢印F3−F3線に沿って示す断面図。 図1のレンズ駆動装置全体を図2中矢印F4−F4線に沿って示す断面図。 本発明の第2実施形態に係るレンズ駆動装置をそのカバーを外して示す平面図。 図5のレンズ駆動装置全体を図5中矢印F6−F6線に沿って示す断面図。 図5のレンズ駆動装置全体を図5中矢印F7−F7線に沿って示す断面図。
符号の説明
11…レンズ駆動装置(光学モジュール)
13…ベース(第1の支持部材)
14…歯車支え(中間支持部材)
14a…歯車支え(中間支持部材)の一面
14b…歯車支え(中間支持部材)の他面
15…カバー(第2の支持部材)
16…鏡筒(光学部品)
16a…鏡筒(光学部品)のレンズ
O…鏡筒(光学部品)の光軸
17…駆動部
26…連結軸
26a…第1連結部
26b…第2連結部
27…ベースの連結孔
29…カバーの連結孔
28,30…連結ねじ
31,32…ガイド軸
O…光軸
35…鏡筒ホルダ(光学部品ホルダ)
35a…鏡筒ホルダ(光学部品ホルダ)の張出し部
39…ナット(ナット部)
41…ステッピングモータ(駆動源)
43…ヨーク
44…ロータ
44a…ロータの駆動歯車
44b…ロータ軸
61…減速歯車列(歯車伝動機構)
62a…歯車軸
65…リードスクリュー
65a…リードスクリューのねじ部
66…通孔(ラジアル軸受孔)
67…コイルばね(付勢体)
68…位置センサ

Claims (6)

  1. 中間支持部材と、
    この中間支持部材の一面側に連結された第1の支持部材と、
    前記中間支持部材の他面側に連結された第2の支持部材と、
    前記第1、第2の支持部材間に前記中間支持部材から外れて配置され、かつ、光軸を有しこの光軸が伸びる方向に移動される光学部品と、
    この光学部品を保持した光学部品ホルダと、
    前記第1、第2の支持部材に亘って設けられ、かつ、前記光学部品ホルダと一体又は別体に設けたナット部に螺合するねじ部を有し、前記ナット部との噛み合いを介して前記光学部品ホルダを前記光軸が延びる方向に移動させるリードスクリューと、
    ロータを有し、このロータを正逆回転させる駆動源と、
    前記第1、第2の支持部材の内の一方と前記中間支持部材とに両端支持される歯車軸を有して前記一方の支持部材と中間支持部材との間に配置され、前記ロータの正逆回転を前記リードスクリューに伝達する歯車伝動機構と、
    を具備した光学モジュール。
  2. 前記中間支持部材が、その厚み方向の一面から突出して前記第1の支持部材との連結を担う第1連結部と、厚み方向の他面から突出して前記第2の支持部材との連結を担う第2連結部とを有した請求項1に記載の光学モジュール。
  3. 前記中間支持部材がその厚み方向に貫通する連結軸を有し、この連結軸の一端部が前記第1連結部を形成し、前記連結軸の他端部が前記第2連結部を形成した請求項2に記載の光学モジュール。
  4. 前記リードスクリューが前記第1、第2の支持部材に両端支持されているとともに、このリードスクリューの中間部を前記中間支持部材に固定された部品又は前記中間支持部材に設けたラジアル軸受孔に通してこの軸受孔でラジアル方向に支持した請求項1から3の内のいずれか1項に記載の光学モジュール。
  5. 前記光学部品ホルダの移動をガイドする複数のガイド軸を、前記中間支持部材から外れた位置で前記第1、第2の支持部材に亘って設けた請求項1から4の内のいずれか1項に記載の光学モジュール。
  6. 前記駆動源がステータ備えるステッピングモータからなり、前記歯車軸を支持しない方の支持部材と前記ステータとの間に、前記光学部品ホルダの位置を検出するセンサを配置した請求項1から5の内のいずれか1項に記載の光学モジュール。
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