JP2007292092A - エンコーダ付シールリングとエンコーダ付転がり軸受ユニット - Google Patents

エンコーダ付シールリングとエンコーダ付転がり軸受ユニット Download PDF

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    • F16C2326/02Wheel hubs or castors

Abstract

【課題】エンコーダ30bの摩耗防止を図れ、しかもこのエンコーダ30bの被検出面とセンサの検出部との距離を短くできる構造を、低コストで実現する。
【解決手段】非磁性金属板製の内径側芯金44に、シールリップ43b、43cとゴム磁石製の上記エンコーダ30bとを、同種の接着剤により同時に加硫成形する。このエンコーダ30bの、上記内径側芯金44と反対側の面に、磁性金属板製のバックヨーク46を添着する。この構成により、上記エンコーダ30bに摩耗の原因となる異物の付着を防止すると同時に、上記距離を短く抑え、上記課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、自動車の懸架装置に対し車輪を回転自在に支持する為の車輪支持用転がり軸受ユニットのうちの転動体を設置した内部空間と外部空間とを遮断するシールリップと共に、車輪の回転速度を検出する為のエンコーダを備えた、エンコーダ付シールリングの改良に関する。具体的には、このエンコーダの摩耗防止を図れ、しかもこのエンコーダの被検出面とセンサの検出部との距離を短くできる構造を、低コストで実現するものである。
例えば特許文献1に記載されている様に、自動車の車輪を構成するホイール1、及び、制動用回転部材であって制動装置であるディスクブレーキを構成するロータ2は、図6に示す様な構造により、懸架装置を構成するナックル3に回転自在に支承している。即ち、このナックル3に形成した円形の支持孔4に、車輪支持用転がり軸受ユニット5を構成する外輪6の軸方向内端部(特に断らない限り、軸方向に関して内とは、自動車への組み付け状態で幅方向中央側となる部分を言い、各図の右側。反対に、自動車への組み付け状態で幅方向外側となる、各図の左側を外と言う。)を内嵌した状態で、この外輪6を上記ナックル3に、複数本のボルト7により結合固定している。一方、上記車輪支持用転がり軸受ユニット5を構成するハブ8に上記ホイール1及びロータ2を、複数本のスタッド9とナット10とにより結合固定している。又、上記外輪6の内周面には複列の外輪軌道11a、11bを、外周面には結合フランジ12を、それぞれ形成している。この様な外輪6は、この結合フランジ12を上記ナックル3に、上記各ボルト7で結合する事により、このナックル3に対し固定している。これに対して、上記ハブ8は、ハブ本体13と内輪14とを組み合わせて成る。このうちのハブ本体13の外周面の一部で、上記外輪6の外端開口から突出した部分には、取付フランジ15を形成している。上記ホイール1及びロータ2はこの取付フランジ15の外側面に、上記各スタッド9とナット10とにより、結合固定している。
又、前記ハブ本体13の中間部外周面で、上記外輪6の内周面に形成した複列の外輪軌道11a、11bのうちの外側の外輪軌道11aに対向する部分には、内輪軌道16aを形成している。更に、上記ハブ本体13の内端部に形成した小径段部17に、このハブ本体13と共に上記ハブ8を構成する、上記内輪14を外嵌固定している。そして、この内輪14の外周面に形成した内輪軌道16bを、上記複列の外輪軌道11a、11bのうちの内側の外輪軌道11bに対向させている。これら各外輪軌道11a、11bと各内輪軌道16a、16bとの間には、それぞれが転動体である玉18、18を複数個ずつ、それぞれ保持器19、19により保持した状態で転動自在に設けている。尚、図示の例では、上記ハブ本体13の内端部で上記内輪14の内端面よりも内方に突出した部分を径方向外方に塑性変形させる事で形成したかしめ部20により、上記内輪14の内端面を抑え付け、この内輪14と上記ハブ本体13との分離防止を図っている。この構成により、背面組み合わせである複列アンギュラ型の玉軸受を構成し、上記外輪6の内径側に上記ハブ8を、回転自在に、且つ、ラジアル荷重及びスラスト荷重を支承自在に支持している。
尚、図6に示した車輪支持用転がり軸受ユニット5は、駆動輪用のものである為、上記ハブ8に結合固定した車輪を回転駆動する為、上記ハブ本体13の中心部に形成したスプライン孔21に、等速ジョイント22のスプライン軸23を挿入している。そして、このスプライン軸23の軸方向外端部に螺着したナット24と上記等速ジョイント22を構成するハウジング25との間で、上記ハブ8を挟持固定している。
又、上記外輪6の両端部内周面と、上記ハブ8の中間部外周面及び内端部外周面との間には、それぞれ密封装置26a、26bを設けて、上記各玉18、18を設けた空間27と外部空間とを遮断している。これら両密封装置26a、26bのうち、この空間27の軸方向外端側の開口を塞ぐ密封装置26aは、上記外輪6の軸方向外端に内嵌支持された単一のシールリングにより構成されたもので、エンコーダは備えていない。これに対して、上記空間27の軸方向内端側の開口を塞ぐ密封装置26bは、図7に示す様な、エンコーダ付組み合わせシールリングとしている。
即ち、上記密封装置26bは、それぞれが円環状である、シールリング28と、スリンガ29と、エンコーダ30とから成る。このうちのシールリング28は、芯金31と複数本の(図示の例では3本の)シールリップ32a〜32cとを備える。このうちの芯金31は、軟鋼板等の金属板を曲げ形成する事により、断面L字形で全体を円環状としたものであり、上記外輪6の軸方向内端部に内嵌固定する為の外径側円筒部33と、この外径側円筒部33の軸方向外端縁(図7の左端縁)から直径方向内方に折れ曲がった固定側円輪部34とを備える。又、上記各シールリップ32a〜32cは、ゴムの如きエラストマー等の弾性材製で、それぞれの基端部を上記芯金31に添着固定した状態で、この芯金31の全周に亙って設けている。又、上記スリンガ29は、前記内輪14の内端寄り部分に外嵌固定する為の内径側円筒部35と、この内径側円筒部35の内端縁(図7の右端縁)から直径方向外方に折れ曲がった回転側円輪部36とを備える。上記各シールリップ32a〜32cの先端縁は、この回転側円輪部36の軸方向外側面又は上記内径側円筒部35の外周面に、全周に亙って摺接している。
更に、上記エンコーダ30は、円輪状に構成しており、上記スリンガ29を構成する回転側円輪部36の軸方向内側面(図7の右側面)に、前記ハブ8と同心に、接着、焼き付け等により添設している。上記エンコーダ30は、ゴム材料中に磁性粉末を混入したゴム磁石製で、軸方向に着磁しており、着磁方向は、円周方向に関して交互に且つ等間隔で変化させている。従って、上記エンコーダ30の被検出面である、軸方向内側面には、S極とN極とが、円周方向に関して、交互に、且つ、等間隔で配置されている。この様な、上記エンコーダ30の被検出面には、図示しない速度センサの検出部を対向させて、上記ハブ8に結合固定した車輪の回転速度を検出自在としている。回転速度検出の為の構造及び作用は、従来から周知であるから、詳しい説明は省略する。
上述の様な車輪支持用転がり軸受ユニット5の使用時には、図6に示す様に、上記外輪6をナックル3に固定すると共に、上記ハブ8の取付フランジ15に、図示しないタイヤを組み合わせたホイール1及びロータ2を固定する。又、このうちのロータ2と、上記ナックル3に固定した、図示しないサポート及びキャリパとを組み合わせて、制動用のディスクブレーキを構成する。制動時には、上記ロータ2を挟んで設けた1対のパッドのライニングを、上記キャリパ内の油圧シリンダ内に嵌装した油圧ピストンの働きにより、上記ロータ2の両側面に押し付ける。
上記エンコーダ30の被検出面に対向した上記センサにより得られる、上記車輪の回転速度を表す信号は、アンチロックブレーキシステム(ABS)、トラクションコントロールシステム(TCS)、電子制御式スタビリティコントロールシステム(ESC)等の、制動時や加速時、更には旋回時の車両の安定性を確保する為の車両安定装置の制御器に入力する。
図7に示した、エンコーダ付組み合わせシールリングの場合、エンコーダ30が外部空間(泥水、粉塵等の異物が存在する可能性がある周囲環境)に露出している。この為、このエンコーダ30の被検出面に異物が付着し、このエンコーダ30が摩耗する可能性を否定できない。このエンコーダ30が摩耗した場合には、このエンコーダ30の被検出面から出入りしてセンサの検出部を通過する磁束の量(磁束密度)が低減し、このセンサによる上記回転速度検出の精度乃至は信頼性が低下する可能性がある。この為に従来から、前記等速ジョイント22のハウジング25の一部と前記ナックル3の一部等とを近接対向させて、当該部分にラビリンスシールを構成する等により、上記エンコーダ30の被検出面への異物の付着を抑制する様にしている。但し、ラビリンスシールによる異物付着防止効果は必ずしも十分ではなく、長期間に亙る使用に伴って、上記エンコーダ30が摩耗する可能性がある。
これに対して特許文献2には図8に示す様な、特許文献3には図9に示す様な、それぞれ永久磁石製のエンコーダに異物が付着するのを防止する構造が記載されている。このうちの図8に示した従来構造の第2例の場合には、エンコーダ30aと外部空間との間にシールリング28aを配置し、この外部空間に存在する異物がこのエンコーダ30aに付着する事を防止している。回転速度検出用のセンサ37は、上記シールリング28aを構成する、非磁性金属板製の芯金31aよりも外部空間側に設けている。又、図9に示した従来構造の第3例の場合には、非磁性金属板製の保護板38により、エンコーダ30を覆って、外部空間に存在する異物がこのエンコーダ30に付着する事を防止している。
図8〜9に示した従来構造の第2〜3例の場合、図7に示した従来構造の第1例とは異なり、エンコーダ30a、30の表面に異物が付着する事を防止して、このエンコーダ30a、30の摩耗防止を図れる。但し、図8に示した第2例の構造の場合には、エンコーダ30aの被検出面から出た磁束が上記センサ37の検出部に達する迄の間に、[このエンコーダ30aと上記芯金31aとの間に存在する隙間(エアギャップ)]→[この芯金31a]→[この芯金31aと上記センサ37の検出部との間に存在する隙間]を通過する必要がある。要するに、上記エンコーダ30aの被検出面と上記センサ37の検出部との距離が大きくなり、この検出部に達する磁束の量が少なくなって、回転速度検出の信頼性を確保する面から不利になる。又、図9に示した第3例の構造の場合には、スリンガ29と保護板38とを精度良く組み合わせる必要があり、これらスリンガ29及び保護板38の加工コスト、組立作業の為のコストが嵩む。
特開2004−19934号公報 特開平10−160744号公報 特開2002−333033号公報
本発明は、上述の様な事情に鑑みて、エンコーダの摩耗防止を図れ、しかもこのエンコーダの被検出面とセンサの検出部との距離を短くできる構造を、低コストで実現すべく発明したものである。
本発明の(請求項1に記載した)エンコーダ付シールリングは、芯金と、シールリップと、エンコーダとを備える。
このうちの芯金は、オーステナイト系ステンレス鋼、アルミニウム合金等の非磁性金属板製で全体が円環状に形成されたもので、少なくとも中心軸に対し直角方向に存在する円輪部を備える。
又、上記シールリップは、弾性材製で、上記円輪部の径方向片側寄り部分にその基端部を、全周に亙って添着支持されたものである。
更に、上記エンコーダは、ゴム磁石製で、上記円輪部の軸方向両側面のうち、上記シールリップにより外部空間と遮断される内部空間側の側面に全周に亙って直接添着支持されたものである。
上述の様な本発明のエンコーダ付シールリングの発明を実施する場合に好ましくは、請求項2に記載した様に、上記シールリップと上記エンコーダとを上記芯金に対し、同種の接着剤により同時に加硫成形する。
或いは、請求項3に記載した様に、上記エンコーダの軸方向両側面のうちで芯金と反対側の面に、磁性金属板製のバックヨークを全周に亙って添着する。
更に、請求項4に記載したエンコーダ付転がり軸受ユニットは、外輪相当部材と、内輪相当部材と、複数の転動体と、密封装置とを備える。このうちの外輪相当部材は、内周面に外輪軌道を有する。又、上記内輪相当部材は、外周面に内輪軌道を有する。又、上記各転動体は、これら外輪軌道と内輪軌道との間に転動自在に設けられている。更に、上記密封装置は、上記各転動体を設置した空間の端部開口を塞ぐ。そして、この密封装置が、請求項1〜3のうちの何れか1項に記載したエンコーダ付シールリングである。
上述の様なエンコーダ付転がり軸受ユニットとして、具体的には、請求項5に記載した様に、上記外輪相当部材を、自動車の懸架装置に支持固定されて使用時にも回転しない外輪とし、上記内輪相当部材を、自動車の車輪を結合固定してこの車輪と共に回転するハブとする。
上述の様に構成する、本発明のエンコーダ付シールリングとエンコーダ付転がり軸受ユニットによれば、エンコーダの摩耗防止を図れ、しかもこのエンコーダの被検出面とセンサの検出部との距離を短くできる構造を、低コストで実現できる。
このうちのエンコーダの摩耗防止は、このエンコーダを、シールリップにより外部空間と遮断される、内部空間側に設ける事により図られる。
又、上記被検出面と上記検出部との距離を短くする事は、上記エンコーダを、芯金を構成する円輪部の内部空間側の側面に直接添着支持する事により図られる。この構成により、このエンコーダの被検出面から出た磁束は、センサの検出部に達する迄の間に、[上記円輪部]→[この円輪部とこのセンサの検出部との間に存在する隙間]を通過すれば良くなり、上記被検出面とこの検出部との距離を短くできる。
更に、低コスト化は、前述の図9に示した従来構造の第3例の保護板の様な、スリンガと高精度で嵌合する必要がある部材を不要にした事により図られる。
又、請求項2に記載した様に、シールリップと上記エンコーダとを上記芯金に対し、同種の接着剤により同時に加硫成形すれば、製造作業の能率化と同時に、この芯金に対する上記シールリップ及びエンコーダの位置決めを高精度に行なえる。そして、高性能のエンコーダ付シールリングを、低コストで得られる。
更に、請求項3に記載した様に、エンコーダの軸方向両側面のうちで芯金(を構成する円輪部)と反対側の面にバックヨークを設ければ、このエンコーダの被検出面から出て上記センサの検出部に達する磁束の量を多く(磁束密度を高く)して、このセンサによる回転速度検出の信頼性向上を図り易くなる。
[実施の形態の第1例]
図1は、請求項1〜3に対応する、本発明の実施の形態の第1例を示している。本例は、本発明を、1対のシールリングを組み合わせて成る、組み合わせシールリング39に関して実施した場合に就いて示している。この組み合わせシールリング39は、外径側シールリング40と内径側シールリング41とを組み合わせて成る。このうちの外径側シールリング40は、軟鋼板等の金属板を折り曲げる事により、断面L字形で全体を円環状に形成した外径側芯金42を構成する固定側円輪部34aの内周縁部にシールリップ43aの基端部を、全周に亙って添着固定して成る。又、上記内径側シールリング41は、内径側芯金44を構成する回転側円輪部36aの外周縁部にシールリップ43b、43cの基端部を、全周に亙って添着固定して成る。上記内径側芯金44は、オーステナイト系ステンレス鋼板、アルミニウム系合金板等の非磁性金属板を折り曲げる事により、断面L字形で全体を円環状に形成している。
上記外径側、内径側両シールリング40、41を組み合わせた状態では、この外径側シールリング40を構成する上記シールリップ43aの先端縁が、上記内径側芯金44を構成する内径側円筒部35aの外周面に、全周に亙って摺接する。これに対して、上記内径側シールリング41を構成する上記両シールリップ43b、43cの先端縁が、上記外径側芯金42を構成する固定側円輪部34aの軸方向内側面又は外径側円筒部33aの内周面に、それぞれ全周に亙って摺接する。尚、図1には、上記各シールリップ43b、43cの自由状態での形状を示している。
更に、上記内径側芯金44を構成する回転側円輪部36aの軸方向両側面のうち、上記外径側芯金42を構成する固定側円輪部34aに対向する片側面45の内径側半部にエンコーダ30bを、全周に亙って、直接添着支持している。このエンコーダ30bは、磁性粉末をゴム中に混入して成るゴム磁石製で、上記内径側芯金44に対し、上記両シールリップ43b、43cと同時に、同種の接着剤により加硫成形している。即ち、上記内径側芯金44を金型のキャビティ内にセットした状態で、上記エンコーダ30b及び上記両シールリップ43b、43cを射出成形し、そのまま引き続き加硫している。完成状態では、上記回転側円輪部36aと密着した接合面が、上記エンコーダ30bの被検出面となる。上記片側面45は、前記組み合わせシールリング39を転がり軸受ユニットに組み付けた状態で、上記両シールリップ43b、43cにより外部空間と遮断される、内部空間側の側面である。従って、上記エンコーダ30bには、この外部空間に存在する異物が付着する事はない。
更に、このエンコーダ30bの軸方向両側面のうちで、上記回転側円輪部36aと反対側の面にバックヨーク46を、全周に亙って添着している。このバックヨーク46は、軟鋼板等の磁性金属板により全体を円輪状としたもので、上記エンコーダ30bを射出成形した後に、接着或いはこのエンコーダ30b自身の磁気吸着力等により、このエンコーダ30bの上記反対側の面に添着している。上記組み合わせシールリング39を転がり軸受ユニットに組み付けた状態では、静止側軌道輪である外輪6(図6参照)等の回転しない部分に支持したセンサ37の検出部を上記エンコーダ30bの被検出面に、軸方向に対向させる。これら検出部と被検出面との間には、非磁性金属板製である上記回転側円輪部36aと、検出隙間(エアギャップ)47とのみが存在する。
本例のエンコーダ付シールリングによれば、上記エンコーダ30bの摩耗防止を図れ、しかもこのエンコーダ30bの被検出面と上記センサ37の検出部との距離を短くできる構造を、低コストで実現できる。
このうちのエンコーダ30bの摩耗防止は、このエンコーダ30bを、前記内径側シールリング41により外部空間と遮断される、内部空間側に設ける事により図られる。即ち、この外部空間と上記エンコーダ30bとの間は、上記回転側円輪部36a及び前記両シールリップ43b、43cにより隔てられており、泥水、塵芥等の異物が進入する隙間は存在しない。この為、上記エンコーダ30bに、摩耗の原因となる異物が付着する事はなく、このエンコーダ30bの摩耗防止を図れる。
又、上記被検出面と上記検出部との距離を短くする事は、上記エンコーダ30bを、上記回転側円輪部36aの片側面45に直接添着支持する事により図られる。図1と図8とを比較すれば明らかな通り、本例の構造の場合には、組み合わせシールリング39の内部で上記被検出面と上記検出部との間に位置する部分に隙間が存在せず、上記距離を短くできる。即ち、本例の構造の場合には、上記エンコーダ30bの被検出面から出た磁束は、上記センサ37の検出部に達する迄の間に、[上記回転側円輪部36a]→[この回転側円輪部36aと上記センサ37の検出部との間に存在する検出隙間47]を通過すれば良くなり、上記被検出面とこの検出部との距離を短くできる。この結果、上記センサ37の出力信号の変化を大きくして、回転速度検出の信頼性向上を図り易くなる。
更に、低コスト化は、前述の図9に示した従来構造の第3例の保護板38の様な、スリンガと高精度で嵌合する必要がある部材を不要にした事により図られる。
特に本例の場合には、前述した様に、前記内径側シールリング41を構成する上記両シールリップ43b、43cと上記エンコーダ30bとを上記内径側芯金44に対し、同種の接着剤により同時に加硫成形しているので、製造作業の能率化と同時に、上記内径側芯金44に対する、上記両シールリップ43b、43c及び上記エンコーダ30bの位置決めを高精度に行なえる。そして、高性能のエンコーダ30b付の組み合わせシールリング39を、低コストで得られる。
又、本例の場合には、前記バックヨーク46を設けている為、上記エンコーダ30bの被検出面から出て上記センサ37の検出部に達する磁束の量を多く(磁束密度を高く)できる。この結果、このセンサ37による回転速度検出の信頼性向上を図り易くなる。
更に、本例の構造によれば、上記外径側シールリング40を構成する前記シールリップ43aと、上記内径側シールリング41を構成する上記シールリップ43bとの間隔を大きくし、これら両シールリップ43a、43b同士の間に存在する空間48の容積を、前述の図7に示した構造よりも大きくできる。この空間48の容積を大きくできる事は、ラビリンス効果によるシール性能の向上に寄与する。この為、上記各シールリップ43a〜43cの先端縁と相手面との摺接部の接触面圧を高くしなくても、必要とするシール性能を確保できる。更に、この接触面圧を高くする必要がない事で、摺接部の抵抗を低く抑え、自動車の省燃費化、加速性能の向上を図り易くなる。
[実施の形態の第2例]
図2は、請求項1〜3に対応する、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の場合には、外部空間側(図2の右側)に設けた外部空間側シールリング49と、内部空間側(図2の左側)に設けた内部空間側シールリング50とを、軸方向に近接配置した状態で組み合わせ、組み合わせシールリング51を構成している。このうちの外部空間側シールリング49の内周縁部は、使用時に回転する内輪52の端部外周面に形成した内径側係止溝53に全周に亙って係止している。又、上記外部空間側シールリング49の外周縁部に設けたシールリップ54aの外周縁を外輪55の端部内周面に、全周に亙って摺接させている。又、上記外部空間側シールリング49を構成する、非磁性金属板製の芯金56の軸方向両側面のうちで、内部空間側(図2の左側)の側面に、ゴム磁石製で円輪状のエンコーダ30cを、全周に亙って添設している。更に、このエンコーダ30cのうちで上記芯金56と反対側の側面に、磁性金属板製で円輪状のバックヨーク46aを、全周に亙って添着している。
一方、上記内部空間側シールリング50の外周縁部は、使用時にも回転しない上記外輪55の内周面の端部寄り部分に形成した外径側係止溝57に、全周に亙って係止している。又、上記内部空間側シールリング50の内周縁部に設けたシールリップ54bの内周縁を上記内輪52の外周面端部寄り部分に、側面に設けたシールリップ54cの先端縁を上記バックヨーク46aの側面に、それぞれ全周に亙って摺接させている。
この様な構成を有する本例の構造の場合も、上述した実施の形態の第1例の場合と同様に、上記エンコーダ30cの摩耗防止を図れ、しかもこのエンコーダ30cの被検出面とセンサの検出部との距離を短くできる構造を、低コストで実現できる。
本発明のエンコーダ付シールリングは、自動車の車輪支持用転がり軸受ユニットに組み込んだ状態で使用する事が最も一般的である。図3は、本発明を実施可能な車輪支持用転がり軸受ユニットの第1例を示している。例えば、前述の図1に示した組み合わせシールリング39は、上記図3に示す様な車輪支持用転がり軸受ユニットを構成する、外輪6の軸方向内端部内周面と内輪14の軸方向内端部外周面との間に装着して、各玉18、18を設けた空間27の軸方向内端開口部を塞ぐ。尚、上記図3に示した車輪支持用転がり軸受ユニットの場合、上記内輪14の軸方向内端面は、この内輪14と共にハブ8aを構成するハブ本体13aの軸方向内端面よりも軸方向内方に突出させたままの状態で、特にかしめ部20(図6参照)等により抑え付けていない。上記ハブ本体13aからの上記内輪14の抜け止めは、上記車輪支持用転がり軸受ユニットに等速ジョイント22を結合固定した状態で、この等速ジョイント22のハウジング25(図6参照)により図られる。
次に、図4は、本発明を実施可能な車輪支持用転がり軸受ユニットの第2例を示している。本例の場合には、トラック等の重量の嵩む自動車の車輪を、半浮動式(非独立懸架式)の懸架装置に支持する為の車輪支持用転がり軸受ユニット58に、例えば、前述の図1に示した、エンコーダ付の組み合わせシールリング39を装着し、この車輪支持用転がり軸受ユニット58を構成する内輪59の回転速度を検出できる様にする。この車輪支持用転がり軸受ユニット58の構造自体は、従来から広く知られており、上記エンコーダ付の組み合わせシールリング39の構造及び作用は前述した通りであるから、説明は省略する。
又、図5は、本発明を実施可能な転がり軸受ユニットの第3例を示している。本例の場合には、単列深溝型の玉軸受60に、例えば、前述の図1に示した、エンコーダ付の組み合わせシールリング39を装着し、上記玉軸受60を構成する内輪61の回転速度を検出できる様にする。この玉軸受60の構造自体は、従来から広く知られている玉軸受と同様であり、上記エンコーダ付の組み合わせシールリング39の構造及び作用は前述した通りであるから、説明は省略する。
更に、本発明のエンコーダ付シールリングを組み付ける転がり軸受ユニットは、自動車の車輪を懸架装置に支持する為の車輪支持用転がり軸受ユニットに限らず、工作機械、産業機械等、回転部材の回転速度を検出する必要がある、各種機械装置の回転支持部を構成する転がり軸受ユニットも対象となる。
本発明の実施の形態の第1例を示す、エンコーダ付シールリングの部分拡大断面図。 同第2例を示す部分拡大断面図。 転がり軸受ユニットへの装着状態の第1例を示す断面図。 同第2例を示す断面図。 同第3例を示す半部断面図。 本発明の対象となる車輪支持用転がり軸受ユニットを組み付けた懸架装置部分の断面図。 従来から知られているエンコーダ付シールリングの第1例を示す、図6のA部拡大図。 同第2例を示す、エンコーダ付転がり軸受ユニットの部分断面図。 同第3例を示す、エンコーダ付転がり軸受ユニットの部分断面図。
符号の説明
1 ホイール
2 ロータ
3 ナックル
4 支持孔
5 車輪支持用転がり軸受ユニット
6 外輪
7 ボルト
8、8a ハブ
9 スタッド
10 ナット
11a、11b 外輪軌道
12 結合フランジ
13、13a ハブ本体
14 内輪
15、15a 取付フランジ
16a、16b 内輪軌道
17 小径段部
18 玉
19 保持器
20 かしめ部
21 スプライン孔
22 等速ジョイント
23 スプライン軸
24 ナット
25 ハウジング
26a、26b 密封装置
27 空間
28、28a シールリング
29 スリンガ
30、30a、30b、30c エンコーダ
31 芯金
32a、32b、32c シールリップ
33、33a 外径側円筒部
34、34a 固定側円輪部
35、35a 内径側円筒部
36、36a 回転側円輪部
37 センサ
38 保護板
39 組み合わせシールリング
40 外径側シールリング
41 内径側シールリング
42 外径側芯金
43a、43b、43c シールリップ
44 内径側芯金
45 片側面
46、46a バックヨーク
47 検出隙間
48 空間
49 外部空間側シールリング
50 内部空間側シールリング
51 組み合わせシールリング
52 内輪
53 内径側係止溝
54a、54b、54c シールリップ
55 外輪
56 芯金
57 外径側係止溝
58 車輪支持用転がり軸受ユニット
59 内輪
60 玉軸受
61 内輪

Claims (5)

  1. 非磁性金属板製で全体が円環状に形成され、少なくとも中心軸に対し直角方向に存在する円輪部を備えた芯金と、この円輪部の径方向片側寄り部分にその基端部を全周に亙って添着支持された弾性材製のシールリップと、上記円輪部の軸方向両側面のうち、このシールリップにより外部空間と遮断される内部空間側の側面に全周に亙って直接添着支持されたゴム磁石製のエンコーダとを備えたエンコーダ付シールリング。
  2. シールリップとエンコーダとが芯金に対し、同種の接着剤により同時に加硫成形されたものである、請求項1に記載したエンコーダ付シールリング。
  3. エンコーダの軸方向両側面のうちで芯金と反対側の面に、磁性金属板製のバックヨークを全周に亙って添着した、請求項1〜2のうちの何れか1項に記載したエンコーダ付シールリング。
  4. 内周面に外輪軌道を有する外輪相当部材と、外周面に内輪軌道を有する内輪相当部材と、これら外輪軌道と内輪軌道との間に転動自在に設けられた複数の転動体と、これら各転動体を設置した空間の端部開口を塞ぐ密封装置とを備え、この密封装置が、請求項1〜3のうちの何れか1項に記載したエンコーダ付シールリングであるエンコーダ付転がり軸受ユニット。
  5. 外輪相当部材が、自動車の懸架装置に支持固定されて使用時にも回転しない外輪であり、内輪相当部材が、自動車の車輪を結合固定してこの車輪と共に回転するハブである、請求項4に記載したエンコーダ付転がり軸受ユニット。
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