JP2005009671A - 回転センサ付軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シール性を確保しながら、簡単な構成で低コスト化を実現でき、原点検出機能が得られる回転センサ付軸受を提供する。
【解決手段】 転がり軸受部1と回転センサ6とを備える。転がり軸受部1は、回転側軌道輪2、固定側軌道輪3、転動体4、および上記回転側軌道輪2に取付けられて上記両軌道輪2,3間の端部環状空間をシールするシール部材12,13を有する。回転センサ6は、上記シール部材12の側面に設けられた被検出部7と、この被検出部7に対向する磁気検出部8を有し、上記被検出部7が1回転する毎に上記磁気検出部8から1周期の信号を出力する。上記シール部材12は補強環12aを有し、上記被検出部7が、上記補強環12aの円周方向の一部に固着されて軸方向に磁化された磁石片である。
【選択図】 図1

Description

この発明は、各種の機器における回転検出、例えば回転軸の回転速度検出が可能で、原点信号検出機能を付加した回転センサ付軸受に関するものである。
この種の回転センサ付軸受の従来例として、図15に示す構成のものが知られている。この軸受は、回転側軌道輪である内輪23に環状の磁気エンコーダ32を固定すると共に、非回転側軌道輪である外輪22に磁気センサ28を取付けることで、回転パルス信号や回転方向の得られる回転センサ付き軸受としている。磁気センサ28は、例えばホール素子またはホールICからなり、樹脂製のセンサケース29内に挿入した状態で樹脂モールドすることによりセンサケース29内に固定されている。このセンサケース29を金属製のケース固定リング30を介して外輪22に嵌着させる。磁気エンコーダ32は例えばゴム磁石からなり、図16に示すように円周方向にN極とS極を交互に着磁したものである。磁気センサ28は、磁気エンコーダ32に対して同図のように配置される1対のもの28A,28Bからなり、両磁気センサ28A,28Bは出力位相差(電気角)が90°になるように配置されている。このように構成することにより、内輪23の回転に伴う磁気エンコーダ32の磁気変化を磁気センサ28A,28Bが検出し、それらの検出信号は、図17のように位相が90°ずれたインクリメンタルな回転パルス信号となる。この信号から、内輪23の回転数や回転方向を知ることができる。この従来例と同様な例として、例えば特許文献1がある。
特開2002−40037号公報 特開平6−281018号公報
しかし、図15,図16のような従来例の構成では、軸受の片側のシールを省略してセンサ部を構成しているため、自動車のエンジンルーム等のように悪環境下で使用するには、シール性が不十分である。そのため、回転センサ付軸受の全体をカバー等で覆う必要があり、構成が複雑になる。また、上記従来例は、1回転で多数のパルスを得ようとするものであるため、小型化が難しく、磁気エンコーダ32も高価になる。また、上記従来の回転センサ付軸受は、インクリメンタルな信号しか得られず、内輪23の1回転中の原点を定めるためには電源立ち上り時等に電気的な処理で回転の原点を定める必要がある。
上記課題のうち、上記シール性の課題に対しては、シールにエンコーダを設けることで課題を解消したものが提案されている(例えば特許文献2)。しかし、この提案例においても、多数のインクリメンタルなパルスを得ようとするものであり、小型化,簡易化が難しい。また、原点信号も得られない。インクリメンタルなパルス信号の他に原点信号を得るような回転センサもあるが、構造が複雑で高価なものとなる。
この発明の目的は、シール性を確保しながら、簡単な構成で低コスト化を実現でき、原点検出機能が得られる回転センサ付軸受を提供することである。
この発明の回転センサ付軸受は、回転側軌道輪、固定側軌道輪、転動体、および上記回転側軌道輪に取付けられて上記両軌道輪間の端部環状空間をシールするシール部材を有する転がり軸受部と、上記シール部材の側面に設けられた被検出部、およびこの被検出部に対向する磁気検出部を有し上記被検出部が1回転する毎に上記磁気検出部から1周期の信号を出力する回転センサとを備えている。
この構成によると、シール部材が回転側軌道輪と共に回転し、シール部材の回転が磁気検出部で検出される。そのため、上記回転センサは、回転側軌道輪の回転を検出するセンサとして機能する。被検出部はシール部材の側面に設けたので、被検出部の専用の設置部材をシール部材とは別に追加する必要がなく、簡素でかつコンパクトな設計が可能になる。上記シール部材は、被検出部が取付けられていることを除けば、通常のシール部材と変わりがなく、シール性が確保でき、そのため泥水等がかかる悪環境での使用が可能にとなる。また、回転センサは、被検出部が1回転する毎に上記磁気検出部から1周期の信号を出力するものであるため、被検出部等が簡素な構成のもので済み、また回転の原点検出が可能になる。したがって、原点検出機能を有する回転センサ付きとし、シール性を確保しながら、簡単な構成で低コスト化を実現できる。
この発明において、上記シール部材が補強環を有し、上記被検出部が、上記補強環の円周方向の一部に固着されて軸方向に磁化された磁石片であっても良い。 この構成の場合、被検出部は磁石片を補強環の側面に固着するだけで構成できるため、構造および製造がより簡単で、コスト的にも安くなる。補強環は、シール部材として一般に設けられる芯金であって良い。
この発明において、上記シール部材が補強環を有し、上記被検出部は、磁石粉末を混練したゴムを上記補強環の円周方向の一部に加硫接着したものであっても良い。この場合に、磁極は3極以下とし、上記シール部材は、上記ゴムとは別のシール用のゴムを補強環の回りに全周に渡って加硫接着したゴム部を有するものとする。
このように、磁石粉末を混練したゴムを加硫接着することで、簡易に被検出部を設けることができる。また、シール用には磁石粉末を混練したゴムとは別のゴムを設けることにより、摺動性の良いゴム材料を用いることができ、シール性を損なわない。加硫接着を2回に分けて行うことで被検出部が形成できるため、被検出部の付加が簡単である。磁極の数は1極であっても良いが、3極あっても構わない。 磁気検出部としてホールICを用いる場合、磁界の強弱によってON,OFFする片側磁界タイプと磁石のS極とN極が交互に印加されてON,OFFが切り替る交番磁界タイプがある。磁極数が1極の場合は片側磁界タイプを用い、3極の場合は交番磁界タイプを使っても構わない。
また、この発明において、上記補強環の円周方向の一部に窓を設け、この窓の部分に、上記磁石粉末を混練したエラストマーを加硫接着しても良い。
このように窓を設けることで、被検出部を、これに対向する磁気検出部に近接配置できて、回転センサの検出精度を上げることができる。また、シール部材の軸方向厚みを薄くできて全体の構成をコンパクトにできる。
この発明における上記各構成の場合に、上記シール部材が補強環を有し、この補強環と同一平面上に被検出部とシールリップとを有し、これら被検出部、補強環、およびシールリップが一体化されたものとしても良い。
このように補強環と同一平面上に被検出部とシールリップを位置させることにより、被検出部付きのシール部材を薄く構成できる。
この発明の回転センサ付軸受において、前記シール部材の側面に貫通穴を設け、前記被検出部は被検出部本体の裏面に突起部を有するものとし、この突起部を前記シール部材の表裏いずれかの側面から前記貫通穴に挿入し、この突起部が前記シール部材の他の側面から突出した部分を変形させその変形部分と前記被検出部本体との間でシール部材を挟み込むことで前記被検出部を前記シール部材に取付けて良い。
この構成の場合、一般的な構成のシール部材に貫通穴を開けるだけの改良で、磁石等からなる被検出部を取付けることができる。シール部材に開けた貫通穴は、ゴム等からなるシール部材の側面と被検出部の被検出部本体とが弾性的に接触するため、防水性を損なうことなく使用できる。そのため、接着剤を使うことなく、被検出部をシール部材に固着することができ、被検出部のシール部材への取付作業性に優れる。
このようにシール部材に貫通穴を設けて被検出部を取付ける場合に、被検出部をプラスチック磁石とすると、前記突起部の変形部分を熱変形させた部分とできる。例えば、前記突起部を熱により溶かしてその断面形状を押し広げ、シール部材から被検出部が離脱することを防止できる。そのため、被検出部のシール部材への取付作業性がより向上する。
また、この発明の上記各構成の場合に、被検出部に対向する位置に設けられた磁気検出部のハウジングを非磁性体としても良い。
この構成の場合、ハウジングが磁気回路の一部を構成することがないので、被検出部が磁気検出部と対向する回転位置に来たときにだけ磁気検出部による被検出部の磁気変化を検出することができ、精度の良い回転検出が可能となる。
この発明の回転センサ付軸受は、回転側軌道輪、固定側軌道輪、転動体、および上記回転側軌道輪に取付けられて上記両軌道輪間の端部環状空間をシールするシール部材を有する転がり軸受部と、上記シール部材の側面に設けられた被検出部、およびこの被検出部に対向する磁気検出部を有し上記被検出部が1回転する毎に上記磁気検出部から1周期の信号を出力する回転センサとを備えたため、シール性を確保しながら、簡単な構成で低コスト化を実現でき、原点検出機能を得ることができる。
この発明の第1の実施形態を図1ないし図3と共に説明する。この回転センサ付軸受は、転がり軸受部1と、この転がり軸受部1に取付けられた回転センサ6とを備える。転がり軸受部1は、回転側軌道輪2、固定側軌道輪3、転動体4、および上記回転側軌道輪2に取付けられて上記両軌道輪2,3間の端部環状空間をシールするシール部材12,13を有する。転がり軸受部1は、図示の例ではは深溝玉軸受であり、回転側軌道輪2が外輪となり、固定側軌道輪3が内輪となる。回転側軌道輪2の内径面および固定側軌道輪3の外径面には転動体4の軌道面2a,3aが形成されており、転動体4は保持器5で保持されている。
回転センサ6は、上記両シール部材12,13のうち、一方のシール部材12の側面に設けられた被検出部7、およびこの被検出部7に対向する磁気検出部8を有し、被検出部7が1回転する毎に磁気検出部8から1周期の信号を出力するものである。
被検出部7が設けられるシール部材12は、金属製の補強環12aと、この補強環12aの回りに全周にわたって加硫接着したゴム部12bとを有する。ゴム部12bの外周縁は回転側軌道輪2の内径面に嵌合する嵌合部12baとされ、ゴム部12bの内周縁は固定側軌道輪3の外径面に摺接するシールリップ12bbとされている。補強環12aは、裏面がゴム部12bから露出し、その他の分はゴム部12bで覆われている。補強環12aは、図示の例では、軸受中心に対して垂直な平板部分と、この平板部分の内外の周縁のうち、取付側の周縁で軸受内側へ略直角に折れ曲がった曲がり部と、シールリップ側の周縁で軸受内側へ斜めに折れ曲がった曲がり部とを有する断面形状とされている。
被検出部7は、シール部材12の円周方向の一部に設けられたものである。被検出部7は、軸方向に磁化された円柱状またはシート状等の磁石片であり、例えば図2のように被検出部7の磁気検出部8に対向する面が磁極(例えばS極)とされている。被検出部7のシール部材12への固定は、後に各種具体例を説明するが、例えば接着や、シール部材12の一部に被検出部7となる磁石片を内蔵したもの、あるいは補強環12aの一部分に、磁石粉末の混練されたゴム材料を加硫接着して被検出部7としたものなどであっても良い。図1の例では、被検出部7は、補強環12aの裏面、つまり軸受内側の側面に接着等で固着されている。したがって、被検出部7はシール部材12における磁気検出部8の対向側面とは反対側の側面に位置する。この場合、補強環12aは非磁性の金属、例えば非磁性ステンレス等を用いることが好ましい。
被検出部7と、上記のように単極とする変わりに、図4のように円周方向にN極,S極,N極(またはS極,N極,S極)の順に、最大3極まで並べて着磁したものであっても良い。被検出部7となる磁石としては、フィライト片等の磁石片、ゴム磁石、プラスチック磁石、焼結磁石などが用いられる。焼結磁石としてはNd系やSmCo系などの焼結材が用いられる。
磁気検出部8は、例えばホール素子あるいはホールICなどからなる1つの磁気センサからなり、上記被検出部7のS極面が磁気検出部8に近づいた時点で磁気検出部8がオンして、磁気検出部8から原点信号が出力される。なお、磁気検出部8の特性がこれとは反対の場合、被検出部7の極性は逆にする必要がある。この磁気検出部8は、被検出部7に対向する位置に設けられたリング状のハウジング9内に埋設される。この場合に、磁気検出部8は基板10に実装され、この基板10に接続したケーブル11と共にハウジング9内に収容して樹脂モールド14により固定される。上記ハウジング9は非磁性体(例えば樹脂あるいは非磁性の金属)からなる。このハウジング9を、固定側軌道輪3の回転側軌道輪2よりも軸方向に延長した部分3bの外径面に嵌合させることで、磁気検出部8および基板10がハウジング9を介して固定側軌道輪3に固定される。この嵌合は圧入等によって行う。このように固定側軌道輪3を回転側軌道輪2よりも延長し、その延長部分にリング状のハウジング9を固定するため、磁気検出部8を強固に固定することができる。上記基板10は、磁気検出部8へ電力を供給する電力供給回路と、磁気検出部8の出力信号を処理して外部に出力するための信号処理回路とを実装した回路基板であり、これに接続したケーブル11により電源供給と信号の出力が行われる。ケーブル11は図示しない回転検出装置に接続され、磁気検出部8からの信号がケーブル11を経て上記回転検出装置に送信される。なお、ケーブル11を省略し、電力供給と信号の授受を行うワイヤレスの送受信手段(図示せず)を設けても良い。
この構成の回転センサ付軸受によると、回転側軌道輪2が1回転する毎に、図3のように磁気検出部8から1パルスの原点信号が得られる。この信号により、回転側軌道輪2の回転数や回転速度を知ることができる。そのため、回転軸のロック検出など回転状況を把握する必要がある箇所等に用いることができる。
また、この回転センサ付軸受は、シール部材12に被検出部7を設けているため、被検出部7を設置する専用の設置部材をシール部材12とは別に追加する必要がなくコンパクトな設計が可能で、かつシール性が確保される。また被検出部7が1回転する毎に磁気検出部8から1周期の信号を出力するようにしているので、被検出部の構成が簡単で低コストで構成でき、原点検出機能が得られる。
シール部材12は補強環12aを有し、被検出部7を、補強環12aの円周方向の一部に固着されて軸方向に磁化された磁石片としているので、シール部材12として必要な強度と、被検出部7の支持に必要な強度とを、補強環12aにより共に確保することができる。
磁気検出部8のハウジング9は非磁性体からなるので、ハウジング9が磁気回路の一部を構成することがなく、被検出部7が磁気検出部8と対向する回転位置に来たときだけ磁気検出部8が確実に被検出部7の磁気変化を検出することができ、精度の良い回転検出が可能となる。
なお、上記説明では被検出部7をシール部材12の内側に固着しているが、シール部材12の外側に当たるゴム部12bの表面に接着しても良い。 この場合には補強環12aは磁性体であっても構わない。
図5(A),(B)は、この発明の他の実施形態の回転センサ付軸受におけるシール部材の断面図および部分側面図を示す。この実施形態は、図1〜図4に示した第1の実施形態において、シール部材12の構成部材である補強環12aの一側面の円周方向の一部に設ける被検出部7として、フェライトなどの磁性粉末を混練したゴムを用いたものである。したがって被検出部7はゴム磁石となる。上記ゴムにはエラストマーが用いられる。被検出部7の補強環12aへの固着は加硫接着により行われる。この被検出部7を加硫接着した後で、上記ゴムとは別のシール用のゴム(エラストマー)を補強環12aの回りに全周に渡って加硫接着することにより、ゴム部12bが構成される。
シール部材12におけるその他の構成、例えばゴム部12bが、その外周縁に嵌合部12baを、内周縁にシールリップ12bbを有することは、第1の実施形態の場合と同様である。図5(B)では、被検出部7の磁極が1極(磁気検出部8に対向する面がS極)の場合を示したが、円周方向に最大3極(磁気検出部8に対向する面が円周方向に例えばN極,S極,N極の順に並ぶ)まで着磁したものとしても良い。この実施形態におけるその他の構成は第1の実施形態の場合と同じである。
このように、被検出部7とは別にシール用のゴム部12を設けることにより、そのゴム部12bのシールリップ12bbを磁石粉末の入っていないものとすることができて、シールリップ12bbを摺動性の良好なものとできるため、シール性を損なうことがない。被検出部7となるゴム磁石とシール用のゴム部12bとは2回に分けて加硫接着を行うことで、簡単に形成することができる。
図6は、この発明のさらに他の実施形態の回転センサ付軸受におけるシール部材の断面図を示す。この実施形態は、被検出部7が補強環12aの磁気検出部8と対向する側面に加硫接着され、この被検出部7がその後に加流接着されるゴム部12bで被覆されていることで、図5の実施形態と異なる。この場合、補強環12aは磁性体であっても良い。この実施形態も、図1〜図4に示した第1の実施形態において、シール部材12の構成部材である補強環12aの一側面の円周方向の一部に設ける被検出部7として、フェライトなどの磁性粉末を混練したエラストマーを用いたものであり、この被検出部7を補強環12aへ加硫接着した後で、上記エラストマーとは別のシール用のゴムを補強環12aの回りに全周に渡って加硫接着することによりゴム部12bが構成される。その他の構成は第1の実施形態の場合と同じである。
この実施形態の場合、被検出部7がシール部材12の外側に突出するが、磁気検出部8(図1)に近づけることができて、検出精度が向上する。
図7は、この発明のさらに他の実施形態の回転センサ付軸受におけるシール部材の断面図を示す。この実施形態は、補強環12aの円周方向の一部に窓12aaを設け、この窓12aaの部分に上記フェライトなどの磁性粉末を混練したエラストマーからなる被検出部7を加硫接着したことで、図5の実施形態と異なる。この場合も補強環12aは磁性体であっても良い。この被検出部7を補強環12aへ加硫接着した後で、上記エラストマーとは別のシール用のゴムを補強環12aの回りに全周に渡って加硫接着することによりゴム部12bが構成される。その他の構成は第1の実施形態の場合と同じである。
この実施形態の場合、シール部材12に設けられる被検出部7を、これに対向する磁気検出部8により近接配置できて、回転センサ6の検出精度を上げることができ、しかもシール部材12の軸方向厚みを薄くできて全体の構成をコンパクトにできる。
図5,図7の各実施形態では、シール部材12において、補強環12aと同一平面上に被検出部7とシールリップ12bbが設けられ、これら被検出部7、補強環12b、およびシールリップ12bbが一体化されているので、被検出部7付きのシール部材12を軸方向に薄く構成でき、回転センサ付軸受をよりコンパクトに構成でき、シール性の確保も損なわれない。
図8は、この発明のさらに他の実施形態の回転センサ付軸受を示す断面図である。この実施形態は、図1〜図4に示した第1の実施形態において、回転側軌道輪(外輪)2の一端部を、固定側軌道輪(内輪)3における磁気検出部8の設置部側に向けて軸方向に延長し、その延長部2bで磁気検出部8のハウジング9の外周面を略覆うようにしたものである。その他の構成は第1の実施形態の場合と同じである。
このように、回転側軌道輪(外輪)2の一端部を磁気検出部8の設置部側に向けて軸方向に延長して、その延長部2bで磁気検出部8のハウジング9の外周面を覆うことにより、回転側軌道輪2の延長部2bとハウジング9の外周面との間に形成される隙間Gで、シール部材12と磁気検出部8との間に塵埃が入り難くなり、塵埃の侵入による回転検出の誤動作等を回避できる。上記隙間Gは、さらに複雑なラビリンス状に形成して、塵埃の侵入をより効果的に防止するようにしても良い。
図9は、この発明のさらに他の実施形態の回転センサ付軸受を示す断面図である。この実施形態は、図1〜図4に示した第1の実施形態において、固定側軌道輪(内輪)3の一端部の内径側に段差部3cを形成し、この段差部3cに、磁気検出部8のハウジング9の内周側に形成した軸方向に延びる環状凸部9aを嵌合させることで、固定側軌道輪3にハウジング9を固定したものである。段差部3cは全周に渡って設ける。固定側軌道輪3と回転側軌道輪2の幅は同じとされている。その他の構成は第1の実施形態の場合と同じである。
図10および図11は、この発明のさらに他の実施形態の回転センサ付軸受を示す。この実施形態では、図1〜図4に示した第1の実施形態において、磁気検出部8のハウジング9をリング状ではなく、図11のように扇形とし、これを固定側軌道輪(内輪)3の側面にピンやリベット等の締結具15で固定したものである。その他、レーザ溶接で固定しても良い。その他の構成は第1の実施形態の場合と同じである。
図12は、この発明のさらに他の実施形態の回転センサ付軸受を示す。この実施形態は、図1〜図4に示した第1の実施形態において、転がり軸受部1を複列の深溝玉軸受または複列アンギュラ玉軸受としたものである。シール部材12の構成は図5の実施形態のものを採用しているが、その他の構成は第1の実施形態の場合と同じである。
図13,図14は、シール部材12に被検出部7を取付ける構成の変形例を示す。このシール部材12は、例えば図1に示す第1の実施形態や、図8,図9,図10,図12等に示された各実施形態において、その実施形態におけるシール部材12に代え、外輪である回転側軌道輪2に取付けられる。
図13(a)は、被検出部7をシール部材12に固着するための経過図を、同図(b)は固着された状態をそれぞれ示している。シール部材12は、小さな貫通穴12cが開けられている。被検出部7は、回転センサ6の磁気検出部8(図1)に対向して磁気検出部8をオンオフさせるための被検出部本体7aと、その裏面に突出した突起部7bとからなる。被検出部本体7aは磁石からなる。被検出部7の突起部7bは、シール部材12の表側の側面12dから貫通穴12cに挿入し、被検出部本体7aの裏面をシール部材12の表側の側面12dに弾性接触させる。
この状態で、シール部材12の裏側に突出した突起部7bを変形させることで、被検出部7をシール部材12に固着する。被検出部7としては、フェライトや希土類の磁石をポリプロピレン(PP)などのプラスチックに混ぜて成形したプラスチック磁石が用いられる。その場合、熱により突起部7bを溶かして図13(b)に示すように、その断面形状を押し広げて変形部分7b′を形成することが容易であり、こうすることで、シール部材12に被検出部7を簡単に固着できる。
図14(a),(b)は、それぞれシール部材12に固着された磁石部である被検出部本体7aの正面形状の各例を示したものであり、同図(a)ように円形であっても良いし、また同図(b)のように四角形でも良い。
シール部材12に開けた貫通穴12cは被検出部本体7aとシール部材12の表側の側面12dとが弾性接触等で接触しているため、シール性を損なうことはない。
この実施形態では、被検出部本体7aをシール部材12の表側の側面12dに固着させたが、反対に裏側の側面に被検出部本体7aを固着しても良い。
この発明の第1の実施形態に係る回転センサ付軸受の断面図である。 同回転センサ付軸受におけるシール部材の部分側面図である。 同回転センサ付軸受における回転センサの検出信号を示す波形図である。 同回転センサ付軸受におけるシール部材の他の例の部分側面図である。 (A)はこの発明の他の実施形態に係る回転センサ付軸受におけるシール部材の断面図、(B)は同シール部材の部分側面図である。 この発明のさらに他の実施形態に係る回転センサ付軸受におけるシール部材の断面図である。 この発明のさらに他の実施形態に係る回転センサ付軸受におけるシール部材の断面図である。 この発明のさらに他の実施形態に係る回転センサ付軸受の断面図である。 この発明のさらに他の実施形態に係る回転センサ付軸受の断面図である。 この発明のさらに他の実施形態に係る回転センサ付軸受の断面図である。 同回転センサ付軸受の部分側面図である。 この発明のさらに他の実施形態に係る回転センサ付軸受の断面図である。 (a),(b)はこの発明のさらに他の実施形態に係る回転センサ付軸受におけるシール部材の被検出部取付過程および取付完了状態を各々示す断面図である。 (a)は同実施形態におけるシール部材の部分側面図、(b)同シール部材における被検出部の変形例を示す部分側面図である。 従来例の断面図である。 同従来例の磁気エンコーダと磁気センサの位置関係を示す説明図である。 同従来例による検出信号の波形図である。
符号の説明
1…転がり軸受部
2…回転側軌道輪
3…固定側軌道輪
4…転動体
6…回転センサ
7…被検出部
7a…被検出部本体
7b…突起部
7b′…変形部分
8…磁気検出部
9…ハウジング
12,13…シール部材
12a…補強環
12aa…窓
12b…ゴム部
12bb…シールリップ
12c…貫通穴

Claims (8)

  1. 回転側軌道輪、固定側軌道輪、転動体、および上記回転側軌道輪に取付けられて上記両軌道輪間の端部環状空間をシールするシール部材を有する転がり軸受部と、上記シール部材の側面に設けられた被検出部、およびこの被検出部に対向する磁気検出部を有し上記被検出部が1回転する毎に上記磁気検出部から1周期の信号を出力する回転センサとを備えた回転センサ付軸受。
  2. 請求項1に記載の回転センサ付軸受において、上記シール部材が補強環を有し、上記被検出部が、上記補強環の円周方向の一部に固着されて軸方向に磁化された磁石片である回転センサ付軸受。
  3. 請求項1に記載の回転センサ付軸受におけて、上記シール部材が補強環を有し、上記被検出部は、磁石粉末を混練したゴムを上記補強環の円周方向の一部に加硫接着したものであって、磁極が3極以下とされ、上記シール部材は、上記ゴムとは別のシール用のゴムを補強環の回りに全周に渡って加硫接着したゴム部を有する回転センサ付軸受。
  4. 請求項3に記載の回転センサ付軸受において、上記補強環の円周方向の一部に窓を設け、この窓の部分に、上記磁石粉末を混練したエラストマーを加硫接着した回転センサ付軸受。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の回転センサ付軸受において、上記シール部材が補強環を有し、この補強環と同一平面上に被検出部とシールリップとを有し、これら被検出部、補強環、およびシールリップを一体化した回転センサ付軸受。
  6. 請求項1に記載の回転センサ付軸受において、前記シール部材の側面に貫通穴を設け、前記被検出部は被検出部本体の裏面に突起部を有するものとし、この突起部を前記シール部材の表裏いずれかの側面から前記貫通穴に挿入し、この突起部が前記シール部材の他の側面から突出した部分を変形させその変形部分と前記被検出部本体との間でシール部材を挟み込むことで前記被検出部を前記シール部材に取付けた回転センサ付軸受。
  7. 請求項6に記載の回転センサ付軸受において、前記被検出部がプラスチック磁石であって、前記突起部の変形部分が熱変形させた部分である回転センサ付軸受。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の回転センサ付軸受において、被検出部に対向する位置に設けられた磁気検出部のハウジングが非磁性体である回転センサ付軸受。
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