JP2003262647A - 回転検出装置およびこれを搭載した車輪用軸受装置 - Google Patents
回転検出装置およびこれを搭載した車輪用軸受装置Info
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Abstract
有しながら、多極磁石と磁性体リングに防錆処理を必要
とせず、コンパクトな構成とできる回転検出装置および
車輪用軸受装置を提供する。 【解決手段】 固定部材1と回転部材7の相対回転によ
り発電する発電機11を備える。発電機11は多極磁石
13と磁性体リング12により構成される。発電機11
が出力する回転数信号を送信するワイヤレス送信手段1
4を設ける。固定部材1と回転部材3の間をシールする
シール部材18を設け、このシール部材18よりも内側
で発電機11の多極磁石13と磁性体リング12を対向
させる。シール部材18は、磁性体リング12または環
状としたワイヤレス送信手段14に嵌合させる。
Description
度等を検出してワイヤレスで送信する回転検出装置およ
びこれを搭載した車輪用軸受装置に関するものである。
転速度の検出装置として、コイルを収容した磁性体リン
グと多極磁石からなる発電機を備えるものがある。この
発電機は、この磁性体リングを固定部材および回転部材
のうちいずれか一方に設け、他方の部材に多極磁石を設
け、固定部材と回転部材のとの相対回転によって発電す
る。発電機から出力される回転数の信号は,ワイヤレス
送信手段によって送信される。
形成した複列の転送面間に多極磁石と磁性体リングを配
置し、その複列の転送面間に設けられる。この他に、固
定部材と回転部材間の隙間をシールするシール部材と多
極磁石とを一体とし、多極磁石および磁性体リングがシ
ールの外方に配置されるものもある。
側に配置される構造の発電機では、多極磁石が泥塩水に
曝されるため,希土類系の磁石など、錆に弱い磁石では
泥塩水に対する防錆処理が必要になる。さらに、磁性体
リングも泥塩水に弱い場合は防錆処理をする必要があ
る。磁石および磁性体リングへの防錆処理としては、磁
石および磁性体リングの表面への亜鉛やニッケルなどに
よるメッキ処理,防錆塗料の塗布,磁石および磁性体リ
ングの樹脂材でのモールドなどが行われている。
錆処理では、メッキや塗料の膜厚を大きくする必要があ
る。樹脂モールドのモールド厚は、一般的にメッキや塗
装よりも大きくなる。前記の防錆処理を磁石と磁性体リ
ング、特に磁性体リングの磁石との対向面に行うと、磁
石と磁性体リングとのギャップが大きくなり,発電電圧
が低下する。発電電圧の低下を防止するためには、磁性
体リングに収容されているコイルの巻数を増やす方法
や、磁石の厚みを大きくするなどの方法が有るが、いず
れも発電機が大型化する問題点がある。
すると、異物が磁石および磁性体リングの表面を傷つ
け、防錆皮膜やモールド材が損傷して、そこから錆が発
生することがある。このため、異物の侵入を防ぐための
シールを更に設ける必要が有った。
レスで送信する機能を有しながら、多極磁石と磁性体リ
ングに防錆処理を必要とせず、コンパクトな構成とでき
る回転検出装置、および車輪用軸受装置を提供すること
である。
め、この発明の回転検出装置は、固定部材に回転自在に
支持された回転部材と、この固定部材と回転部材の相対
回転により発電する発電機と、発電機が出力する回転数
信号、および上記発電機の発電電力を電源として動作す
るセンサの出力信号の少なくとも片方をワイヤレスで送
信する送信手段と、前記固定部材と回転部材間の隙間を
シールするシール部材とを備えた回転速度検出装置にお
いて、前記発電機が円周方向に磁極が並ぶ多極磁石と、
コイルを収容して上記多極磁石に対面する磁性体リング
とにより構成され、上記ワイヤレス送信手段が環状に形
成されて上記発電機の磁性体リングの軸方向の外側に隣
接して配置され、このワイヤレス送信手段に上記シール
部材を嵌合し、このシール部材のシールリップを上記回
転部材に設けたシール接触部に接触させ、上記シール部
材より内側において上記発電機の磁性体リングと多極磁
石を対向させる。ワイヤレス送信手段がワイヤレス送信
機とその取付用の部材とで構成される場合は、そのワイ
ヤレス送信機となる部分を磁性体リングの軸方向の外側
に隣接して配置する。固定部材および回転部材は、例え
ば互いに径方向の外,内に配置されたものである。多極
磁石と磁性体リングとは、ラジアル方向に対面するもの
であっても、アキシアル方向に対面するものであっても
良い。
性体リングに一体化させる。ここで言う一体化は、ワイ
ヤレス送信手段と磁性体リングとを一つの組み立て部品
として取り扱える構成となっていることを言う。この一
体化の代わりに、環状のワイヤレス送信手段を固定部材
に嵌合させ、この固定部材に嵌合したワイヤレス送信手
段にシール部材を嵌合させても良い。ワイヤレス送信手
段を発電機に一体化させ、または固定部材に嵌合させる
場合に、ワイヤレス送信手段は、発電機の磁性体リング
の軸方向の外側に配置することが好ましいが、必ずしも
軸方向の外側でなくても良い。また、ワイヤレス送信手
段に磁性体リングを嵌合させる代わりに、発電機の磁性
体リングにシール部材を嵌合させても良い。その場合
も、シール部材のシールリップを上記回転部材に設けた
シール接触部に接触させ、上記シール部材よりも内側に
おいて上記発電機の磁性体リングと多極磁石を対向させ
る。
性体リングと多極磁石の対向部分が位置し、泥塩水の侵
入がシール部材により防止されるので、泥塩水に対する
防錆処理を磁石と磁性体リングに行う必要が無い。この
ため、磁石を安価に製作でき、発電機の磁性体リングと
磁石間のギャップを小さくして、発電機を小型にするこ
とができる。また、透磁率が大きい防錆性がない鋼材で
磁性体リングを形成することで、さらなる発電機の小型
化を図ることができる。また、シール部材は固定部材に
嵌合させる必要が無いので,固定部材にシール嵌合部を
設ける必要が無く、固定部材を小さくすることができ
る。このため、発電機と送信機を取付けるスペースを広
げることができる。ワイヤレス送信手段をリング状と
し、このワイヤレス送信手段にシール部材を嵌合させる
ようにした場合は、発電機の磁性体リングの断面形状に
つき、シール部材を嵌合するための凹凸部分を形成する
必要がなく、簡素な形状としながら、シール部材を嵌合
させる部分を得ることができる。このため、磁性体リン
グの磁路長が短くなり、磁気抵抗が小さくなる。その結
果、発電効率が上がり,発電機をより小型にすることが
できる。環状のワイヤレス送信手段を磁性体リングに嵌
合して一体にした場合は、固定部材と回転部材との同軸
度を向上させることができ,シール性能が向上するとい
う効果も得られる。なお、シール部材は、ワイヤレス送
信手段に直接に嵌合していなくても良く、例えばワイヤ
レス送信手段を固定部材または発電機の磁性体リングに
取付けるための部材がある場合、その部材に嵌合させる
ようにしても良い。
内径面に、突起またはくぼみからなる被係合部を形成
し、上記シール部材に、上記ワイヤレス送信手段の内径
面の被係合部に係合するくぼみまたは突起からなる係合
部を形成し、上記被係合部と係合部とを係合させて、上
記シール部材をワイヤレス送信手段の内径面に嵌合して
も良い。シール部材を発電機の磁性体リングに嵌合させ
る場合は、磁性体リングの内径面に、突起またはくぼみ
からなる被係合部を形成し、シール部材の係合部を係合
させる。上記被係合部および係合部は、円周方向の全周
にわたるものであっても、または円周方向の1か所また
は複数箇所に局部的に設けられたものであっても良い。
このように被係合部および係合部を設けた場合、シール
部材が、その嵌合するワイヤレス送信手段または磁性体
リングから抜けるのを防止できる。被係合部および係合
部は、例えば逆止爪等のように、シール部材の嵌合の深
まり側には係合による抵抗が小さく、抜け側に抵抗が大
きいものとしても良い。
材の外周に位置する場合に、上記発電機の磁性体リング
を、軸方向の一部が上記固定部材の内径面に嵌合するも
のとして良い。これにより、よりコンパクト化が図れ
る。上記シール接触部は、上記回転部材に嵌合したスリ
ンガにより形成しても良い。その場合に、このスリンガ
の先端と上記シール部材の間に非接触シールを構成して
も良い。これにより、簡単な構成で非接触シールを形成
してシール性能を向上させることができる。
明の上記いずれかの構成の回転検出装置を備えた転がり
軸受であって、上記固定部材および回転部材が、互いに
転動体を介して回転自在な軌道輪となるものである。
の転走面を有する外方部材と、これら転走面にそれぞれ
対面する転走面を有する内方部材と、両転走面間に収容
される複列の転動体とを備え、車体に対して車輪を回転
自在に支持する車輪用軸受において、この発明における
上記いずれかの構成の回転検出装置を設け、この回転検
出装置における固定部材および回転部材のいずれか一方
の部材が上記外方部材となり、他方の部材が上記内方部
材となるものである。車輪用軸受は、泥塩水に曝される
厳しい使用環境にあり、またコンパクト化、軽量化が求
められる。車輪用軸受に回転検出装置を装備した場合、
路面に曝される環境のため、配線の断線等の恐れがあ
り、また配線が部材の邪魔となる。このため、この発明
の回転検出装置における多極磁石と磁性体リングに防錆
処理が不要でコンパクトな構成とでき、かつ回転検出信
号をワイヤレスで送信できるという作用効果が、効果的
に発揮される。
材が等速自在継手のカップ部を有し、上記シール接触部
を、上記回転部材に嵌合したスリンガにより形成し、こ
のスリンガを、上記等速自在継手のカップ部の外周に配
置し、上記スリンガの先端と上記シール部材の間に非接
触シールを構成しても良い。
関し、回転検出装置を搭載した車輪用軸受装置を示す。
この車輪用軸受装置の固定部材1は、外方部材2とナッ
クル10よりなる。外方部材2はフランジ2aを介して
ナックル10に取付けられる。そのナックル10は車体
に固定される。回転部材7は、内方部材3とその内径面
に固定された等速自在継手15の外輪15aより構成さ
れる。外方部材2は、内周に複列の転走面5a,5bを
有し、これら転走面5a,5bにそれぞれ対向する転走
面6a,6bが内方部材3の外周に設けられている。複
列の転動体4は、転走面5a,6a間、および転走面5
b,6b間に収容される。転動体4は各列毎に保持器8
で保持されている。外方部材2,内方部材3,転動体4
および保持器8により転がり軸受が構成され、外方部材
2および内方部材3はその軌道輪となる。前記のアウタ
ー側の転動体4の外側において、外方部材2と内方部材
3との間の環状空間がシール部材9によりシールされて
いる。
ング12の内周側に対峙させて多極磁石13を設けたも
のである。磁性体リング12は、外径面が小径部分と大
径部分とでなる段付の円筒面形状とされ、小径部分で外
方部材2の内径面に嵌合している。つまり、磁性体リン
グ12は軸方向の一部で外方部材2の内径面に嵌合して
取付けられている。この実施形態では、磁性体リング1
2は発電機11のステータとなる。多極磁石13は、周
方向に等間隔に磁極が並ぶように多極に着磁されてい
る。多極磁石13は内方部材3に装着され,この実施形
態では発電機11のロータとなる。
軸方向に対面する一対の強磁性体リング30a,30b
を備える。強磁性体リング30a,30bは,同図
(A)に示す断面形状を持った環状部材であり、最外周
部35,36で互いに嵌合している。強磁性体リング3
0a,30bの他端には,側面部32,33から対向す
る側面へ折れ曲がった櫛歯状の複数の爪31a,31b
が形成されている。櫛歯状の爪31a,31bは、周方
向に互いに所定の間隔をもって交互に配置されている。
この櫛歯状の爪31a,31bが多極磁石13と所定の
間隔をおいて対向してクローポール型発電機となる。強
磁性体リング30a,30bは、フェライト系のステン
レス鋼(JIS 規格のSUS430系等)などの防錆性を有する
磁性体が用いられる。
の磁石部材16と環状の芯金17より形成される。磁石
部材16は、例えばゴム磁石とされ、芯金17に加硫接
着される。芯金17を設ける場合、芯金17は磁性体,
特に強磁性体で形成するのが望ましい。芯金17は断面
がL字型の環状部材でもよく、断面凹字型の環状部材で
もよい。環状の芯金17は内方部材3の外径面に締まり
嵌め状態に嵌合して固定される。多極磁石13は、プラ
スチック磁石や焼結磁石で形成されたものであっても良
く、また接着剤などで内方部材3の外径面に装着されて
もよい。多極磁石13を、プラスチック磁石または焼結
磁石とする場合、芯金17は必ずしも設けなくても良
い。
状に形成され、磁性体リング12と一体とされている。
すなわち、一体に固定状態とされている。ワイヤレス送
信手段14は磁性体リング12の軸方向の外側に隣接し
て位置する。ワイヤレス送信手段12の内外径は、磁性
体リング12の軸方向の外側端の内外径と略一致する。
ワイヤレス送信手段14は、リング状とする代わりに箱
型としても良い。ワイヤレス送信手段14は、必ずしも
磁性体リング12に一体にしなくても良く、例えばナッ
クル10などに取付けられてもよい。ワイヤレス送信手
段14は電子部品とアンテナを収容した送信機からな
る。ワイヤレス送信手段14の電源は発電機11から供
給される。ワイヤレス送信手段14の電子部品の一部ま
たは全部が、発電機11の磁性体リング12に内蔵され
ていてもよい。
面部33と内径部34とにより凹面のコーナ部を構成す
る段付の形状とされ、このコーナ部にシール部材18が
装着される。シール部材18は、芯金19に弾性材料で
なるシール20を接合一体化したものである。芯金19
は、L字形の断面形状とされている。シール20はリッ
プを有している。リップの枚数は任意でよいが,図の例
では,1つのラジアルリップ21と2つのサイドリップ
22を設けている。
に、シール接触部となるスリンガ23が設けられてい
る。スリンガ23はステンレス鋼製である。スリンガ2
3は、等速自在継手15の外輪15aにおけるカップ部
37の肩部に圧入されている。スリンガ23は筒状部2
4と傾斜つば部25を有し、シール部材18のラジアル
リップ21がその筒状部24に摺接し、サイドリップ2
2,22が傾斜つば部25に摺接する。ラジアルリップ
21,サイドリップ22,22が摺接するシール接触部
を等速自在継手15のカップ部37の外径面に直接形成
してもよいが、シール接触部の防錆能力を確保し、高性
能シールを実現するためには、上記のスリンガ23を用
いることが望ましい。
aの外周面をシール20が覆っていて、側面部19bが
磁性体リング12の側面部33に突き当てられた状態
で、円筒部19aが磁性体リング12の内径面33に圧
入される。シール20の芯がね19の円筒部19aの外
径面を覆う部分20aには、周方向の全周または複数箇
所に、くぼみまたは突起からなる係合部27を形成す
る。磁性体リング12の内径部34には、円周方向の全
周または複数箇所に、くぼみまたは突起からなる被係合
部28を形成する。これら磁性体リング12の被係合部
28とシール20の係合部27とが互いに係合するよう
に、磁性体リング12にシール部材18を装着する。上
記係合部27および被係合部28を形成せずにシール部
材18を装着してもよいが、シール部材18が外れるの
を防止するには、上記係合部27および被係合部28を
形成した方が望ましい。なお、シール部材18は、芯金
19の円筒部19aの外周面をシール20が覆わない
か、または先端の一部分だけを覆って、磁性体リング1
2の内径部34に,側面部19bが磁性体リング12の
側面部33に突き当てられた状態となるように、芯金1
9の円筒部19aを嵌合してもよい。
のシール部材18とにより、車両外部からの泥塩水等の
侵入が防止される。特に、シール部材18においては,
サイドリップ22,22およびラジアルリップ21の3
枚のシールリップよりなる高性能シールにより泥塩水や
異物の侵入を防止する。発電機11の磁石13は、高性
能シール内部に配置されるので、異物や泥塩水等にさら
されることが無く、防錆処理と異物の侵入を防ぐための
更なるシールを不必要にすることができる。
の例は、多極磁石13の芯金39をスリンガ23と一体
に形成したものである。スリンガ23はステンレス鋼に
より形成される。スリンガ23は、芯金39となる小径
円筒部に、中間段部40,大径円筒部41,およびこの
大径円筒部41に連続した傾斜鍔42を有する。傾斜鍔
42の先端は外径側に立ち上がっている。スリンガ23
は、大径円筒部41が等速自在継手15のカップ部37
の肩部43に圧入することで取付けられる。大径円筒部
41を等速自在継手15のカップ部37に圧入する代わ
りに、芯金39を内方部材3に圧入することで取付けて
も良い。その他の構成は第1の実施形態と同じである。
示す。この実施形態は、発電機11のリング部材12の
外径部に、軸方向に突出する円筒状突出部12aを設
け、この円筒状突出部12aを外方部材2の外径面に圧
入することにより発電機11を外方部材2に取付けたも
のである。円筒状突出部12aは、磁性体リング12を
構成する強磁性体リングの一部からなる。発電機11の
内側の側面は段差のない平坦面とし、外方部材2の端面
に当接させる。この実施形態におけるその他の構成は、
図1に示す第1の実施形態と同じである。
示す。この実施形態は、発電機11を、多極磁石13と
磁性体リング12とが軸方向に対面するアキシアル型と
したものである。多極磁石18は、円筒部44および立
上り部45を有する断面L字形の芯金17における立上
り部45に磁石部材16を取付けたものである。多極磁
石18は、立上り部45を軸方向の内側に向けて円筒部
44で内方部材3の外径面に圧入してあり、磁石部材1
6は磁性体リング12の軸方向の内側の側面に対面す
る。この実施形態におけるその他の構成は、図1に示す
第1の実施形態と同じである。
に他の実施形態を示す。これらの実施形態は、いずれも
ワイヤレス送信手段14を環状に形成し、発電機11の
磁性体リング12に対する軸方向の外側に隣接してワイ
ヤレス送信手段14を配置し、ワイヤレス送信手段14
の内径側にシール部材18を嵌合してある。これら各図
の実施形態は、磁性体リング12の断面形状や、磁性体
リング12およびワイヤレス送信手段14の取付構造
が、互いに異なっているが、その他の構成は共通する。
ング12は、断面形状に若干の違いがあっても、図4に
示すクローポール型の発電機としての構成を備える。ま
た、磁性体リング12は一対の強磁性体リング30a,
30bを有する。多極磁石18、シール接触部となるス
リンガ23、およびシール部材18は、第1の実施形態
で説明した構成のものである。ワイヤレス送信手段14
は、電子部品とアンテナを収容したワイヤレス送信機3
8を取付リング26に装着したものである。ワイヤレス
送信機38の電子部品の一部または全部が磁性体リング
12に内蔵されていても良い。取付リング26は、断面
形状がZ字状であり、内周円筒部26a,側面部26
b,および外周円筒部26c有している。取付リング2
6は、例えば、一体にプレスすることで、上記各部26
a〜26cが形成される。ワイヤレス送信機38は、内
周円筒部26aの外径面に設置されている。シール部材
18は,芯金19の円筒部19aが外周面をシール20
が覆わないかまたは先端の一部分だけを覆うようにす
る。このシール部材18を、側面部19bが磁性体リン
グ12の側面部33に突き当てられた状態となるよう
に、取付リング26の内周円筒部26aに嵌合させる。
起またはくぼみからなる被係合部28を形成し、シール
部材18に、ワイヤレス送信手段14の内径面の被係合
部28に係合するくぼみまたは突起からなる係合部27
を形成し、上記被係合部28と係合部27とを係合させ
て、上記シール部材18をワイヤレス送信手段14の内
径面に嵌合する。被係合部28は、取付リング26に形
成される。係合部27および被係合部28は、第1の実
施形態で説明したもの同じであり、周方向の全周にわた
るものであっても、複数箇所に設けたものであっても良
い。次に、図8〜図11の個々の実施形態につき説明す
る。なお、特に説明した構成を除き、各実施形態とも、
図1〜図4と共に説明した第1の実施形態と同じ構成で
ある。
は、外径面が小径部分と大径部分とでなる段付の円筒面
形状とされ、小径部分で外方部材の2の内径面に嵌合し
ている。つまり、磁性体リング12は軸方向の一部で外
方部材2の内径面に嵌合して取付けられている。磁性体
リング12の内径面および外側の側面部33は、段差の
ない平坦な面とされている。ワイヤレス送信手段14の
取付リング26は、側面部26bを強磁性体リング30
bの側面部33に突き当てた状態で、2つの強磁性体リ
ング30a,30bの最外周部35,36の間に挟み込
んで嵌合することにより、磁性体リング12と一体とし
てある。リング部材12の強磁性体リング30aの最外
周部の先端を、強磁性体リング30bと取付リング26
との嵌合後、取付リング26の側面部26bの方向にか
しめて折り曲げ、嵌合部材が抜けるのを防止してもよ
い。内周円筒部26aは、磁性体リング12の側面部3
3から軸方向外方に突出する。このように突出した取付
リング26の内周円筒部26aの内径面で、シール部材
18がワイヤレス送信手段14に嵌合している。シール
部材18は、内周円筒部26aと磁性体リング12の側
面部33とで構成されるコーナ部に嵌合することにな
る。取付リング26の材質は、磁性体リング12内に挟
み込むために磁性体とされ、また防錆性を有する材質と
されている。なお、取付リング26は磁性体リング12
に溶接により接合しても良い。
4を磁性体リング12の軸方向の外方に配置し、シール
部材18の取付用部分としてワイヤレス送信手段14を
使用したことにより、発電機12のシール部材嵌合用の
凸部を無くすことができて磁性体リングの磁路長が短く
なり、磁気抵抗が小さくなる。その結果、発電効率が上
がり,発電機を小型にすることができる。また、環状の
ワイヤレス送信手段14を磁性体リング12に嵌合して
一体にすることで、外方部材2と内方部材3との同軸度
を向上させることができ、シール性能が向上する。
4の取付リング26の外周円筒部26cを外方部材1の
外径面に嵌合させることにより、ワイヤレス送信手段1
4を外方部材2に取付けたものである。この構成の場
合、取付リング26の材質は、防錆性を有する材料であ
れば良くて磁性体でなくてもよく、例えばオーステナイ
ト系ステンレス鋼(JIS 規格のSUS304系等)を使用して
もよい。磁性体リング12の材質は、防錆性を有しない
高透磁率材料を使用することができる。例えば、パーマ
ロイ、珪素鋼板、圧延鋼板等でも良い。高透磁率材を使
用することで、さらに発電効率が向上し、発電機を一層
小型化できる。
断面形状が矩形状のものとし、その最外径部36を軸方
向の内側へ突出させて、この突出部分を外方部材2の外
径面に圧入状態に嵌合させることで、磁性体リング12
を外方部材2に取付けてある。ワイヤレス送信手段14
は、取付リング26を磁性体リング12の外周に圧入状
態に重ねることで、磁性体リング12に取付けてある。
取付リング26の外周円筒部26cは、外方部材2の外
径面まで延びている。取付リング26の側面部26b
は、磁性体リング12の側面部33に重ねている。取付
リング26は溶接等で磁性体リング12に接合しても良
い。
周円筒部26cを外方部材2の外径面に圧入によって固
定している。磁性体リング12は断面を矩形状として取
付26の外周円筒部26cの内径面に圧入し、磁性体リ
ング12とワイヤレス送信手段とを一体化している。
回転検出手段を兼用するものとしたが、この発明は、発
電機11とは別に回転数を検出するセンサ(図示せず)
を設け、そのセンサが、発電機11の発電電力を電源と
して動作するものとしても良い。例えば、回転数センサ
として、発電機11の多極磁石13を検出するホール素
子等の磁気センサを用い、多極磁石13を発電機11の
ロータと回転検出手段とに兼用させても良い。発電機1
1とは別にセンサを設けた場合に、ワイヤレス送信手段
14は、そのセンサの検出信号を送信するものとしても
良い。この場合のワイヤレス送信手段14の電源にも発
電機11の発電電力が用いられる。また、発電機11と
は別に回転以外(例えば振動や温度)の検出のためのセ
ンサを設けた場合に、ワイヤレス送信手段14は、発電
機11で検出される回転検出信号と上記別のセンサの検
出信号との両方を送信するものとしても良い。
受装置は、固定部材と回転部材の相対回転により発電す
る発電機の多極磁石と磁性体リングとの対向部を、回転
部材と固定部材間をシールするシール部材の内側に配置
したので、磁石の防錆処理を不必要にすることができ、
磁石が安価になる。また、多極磁石と磁性体リングとの
対向距離が小さくでき、かつ磁性体リングに高透磁率材
料を使用することができて発電効率が向上し、発電機を
小型化できる。発電機のシール用に、固定部材と回転部
材間のシール部材とは別のシール手段を設けることも不
要となる。特に、ワイヤレス送信手段を環状とし、ワイ
ヤレス送信手段にシール部材を嵌合させた場合は、磁性
体リングがシール部材の取付が不要で簡素な形状にで
き、そのため磁路長が短くなって磁気抵抗が減少し、発
電効率が上がる。これにより一層の小型化が可能にな
る。
装置の断面図である。
ける発電機リング部材の断面図および正面図である。
の断面図である。
出装置の断面図である。
出装置の断面図である。
出装置の断面図である。
出装置の断面図である。
検出装置の断面図である。
検出装置の断面図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 固定部材に回転自在に支持された回転部
材と、この固定部材と回転部材の相対回転により発電す
る発電機と、発電機が出力する回転数信号、および上記
発電機の発電電力を電源として動作するセンサの出力信
号の少なくとも片方をワイヤレスで送信する送信手段
と、前記固定部材と回転部材間の隙間をシールするシー
ル部材とを備えた回転速度検出装置において、 前記発電機が円周方向に磁極が並ぶ多極磁石と、コイル
を収容して上記多極磁石に対面する磁性体リングとによ
り構成され、上記ワイヤレス送信手段が環状に形成され
て上記発電機の磁性体リングの軸方向の外側に隣接して
配置され、このワイヤレス送信手段に上記シール部材を
嵌合し、このシール部材のシールリップを上記回転部材
に設けたシール接触部に接触させ、上記シール部材より
内側において上記発電機の磁性体リングと多極磁石を対
向させたことを特徴とする回転検出装置。 - 【請求項2】 固定部材に回転自在に支持された回転部
材と、この固定部材と回転部材の相対回転により発電す
る発電機と、発電機が出力する回転数信号、および上記
発電機の発電電力を電源として動作するセンサの出力信
号の少なくとも片方をワイヤレスで送信する送信手段
と、前記固定部材と回転部材間の隙間をシールするシー
ル部材とを備えた回転速度検出装置において、 前記発電機が円周方向に磁極が並ぶ多極磁石と、コイル
を収容して上記多極磁石に対面する磁性体リングとによ
り構成され、上記ワイヤレス送信手段が環状に形成され
て上記発電機の磁性体リングに一体化され、このワイヤ
レス送信手段に上記シール部材を嵌合し、このシール部
材のシールリップを上記回転部材に設けたシール接触部
に接触させ、上記シール部材より内側において上記発電
機の磁性体リングと多極磁石を対向させたことを特徴と
する回転検出装置。 - 【請求項3】 固定部材に回転自在に支持された回転部
材と、この固定部材と回転部材の相対回転により発電す
る発電機と、発電機が出力する回転数信号、および上記
発電機の発電電力を電源として動作するセンサの出力信
号の少なくとも片方をワイヤレスで送信する送信手段
と、前記固定部材と回転部材間の隙間をシールするシー
ル部材とを備えた回転速度検出装置において、 前記発電機が円周方向に磁極が並ぶ多極磁石と、コイル
を収容して上記多極磁石に対面する磁性体リングとによ
り構成され、上記ワイヤレス送信手段が環状に形成され
て上記固定部材に嵌合し、このワイヤレス送信手段に上
記シール部材を嵌合し、このシール部材のシールリップ
を上記回転部材に設けたシール接触部に接触させ、上記
シール部材より内側において上記発電機の磁性体リング
と多極磁石を対向させたことを特徴とする回転検出装
置。 - 【請求項4】 上記ワイヤレス送信手段の内径面に、突
起またはくぼみからなる被係合部を形成し、上記シール
部材に、上記ワイヤレス送信手段の内径面の被係合部に
係合するくぼみまたは突起からなる係合部を形成し、上
記被係合部と係合部とを係合させて、上記シール部材を
ワイヤレス送信手段の内径面に嵌合した請求項1ないし
請求項3のいずれかに記載の回転検出装置。 - 【請求項5】 固定部材に回転自在に支持された回転部
材と、この固定部材と回転部材の相対回転により発電す
る発電機と、発電機が出力する回転数信号、および上記
発電機の発電電力を電源として動作するセンサの出力信
号の少なくとも片方をワイヤレスで送信する送信手段
と、前記固定部材と回転部材間の隙間をシールするシー
ル部材とを備えた回転速度検出装置において、 上記発電機が円周方向に磁極が並ぶ多極磁石と、コイル
を収容して上記多極磁石に対面する磁性体リングとによ
り構成されていて、上記磁性体リングの内径面に上記シ
ール部材を嵌合し、このシール部材のシールリップを上
記回転部材に設けたシール接触部に接触させ、上記シー
ル部材よりも内側において上記発電機の磁性体リングと
多極磁石を対向させたことを特徴とする回転検出装置。 - 【請求項6】 上記発電機の磁性体リングの内径面に、
突起またはくぼみからなる被係合部を形成し、上記シー
ル部材に、上記磁性体リングの内径面の被係合部に係合
するくぼみまたは突起からなる係合部を形成し、上記被
係合部と係合部とを係合させて、上記シール部材を上記
磁性体リングの内径面に嵌合した請求項5に記載の回転
速度装置。 - 【請求項7】 上記固定部材が回転部材の外周に位置
し、上記発電機の磁性体リングを、軸方向の一部が上記
固定部材の内径面に嵌合するものとした請求項1ないし
請求項6のいずれかに記載の回転検出装置。 - 【請求項8】 上記シール接触部を、上記回転部材に嵌
合したスリンガにより形成し、このスリンガの先端と上
記シール部材の間に非接触シールを構成した請求項1な
いし請求項7のいずれかに記載の回転検出装置。 - 【請求項9】 請求項1ないし請求項8のいずれかに記
載の回転検出装置を備えた転がり軸受であって、上記固
定部材および回転部材が、互いに転動体を介して回転自
在な軌道輪となる回転検出機能付軸受。 - 【請求項10】 内周に複列の転走面を有する外方部材
と、これら転走面にそれぞれ対面する転走面を有する内
方部材と、両転走面間に収容される複列の転動体とを備
え、車体に対して車輪を回転自在に支持する車輪用軸受
において、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の
回転検出装置を設け、この回転検出装置における固定部
材および回転部材のいずれか一方の部材が上記外方部材
となり、他方の部材が上記内方部材となる車輪用軸受装
置。 - 【請求項11】 請求項10に記載の車輪用軸受装置に
おいて、上記内方部材が等速自在継手のカップ部を有
し、上記シール接触部を、上記回転部材に嵌合したスリ
ンガにより形成し、このスリンガを、上記等速自在継手
のカップ部の外周に配置し、上記スリンガの先端と上記
シール部材の間に非接触シールを構成した車輪用軸受装
置。
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