JP3930353B2 - 発電機付き転がり軸受 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、回転検出兼用の発電機や、その他の電源として利用される発電機を備え、車輪用軸受等に適用される発電機付き転がり軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の発電機付き転がり軸受として、図9に示す車輪用軸受が知られている。この軸受は、軸受の内方部材63に取付けた多極磁石73と、この多極磁石73に径方向に対面して外方部材62に取付けた磁性体リング72とで発電機71を構成し、内外部材63,62の相対回転により発電出力を得るようにしたものである。磁性体リング72内にはコイルが設けられている。磁性体リング72は、外方部材62に嵌着されるリング状の固定用部材76の内径面に固定されている。多極磁石73は、内方部材63に嵌着されるリング状の固定用部材75の外径面に固定されている。固定用部材75は、多極磁石73の芯金を兼ねる部材である。磁性体リング72が固定される固定用部材76にはワイヤレス送信手段78が設置され、発電機71の発電出力が回転検出信号として、ワイヤレス送信手段78によって電波として軸受外に送信される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の発電機付き転がり軸受は、軸受の外・内の部材62,63に固定用部材76,75を取付け、これらの部材に磁性体リング72および多極磁石73を固定しているので、部品点数が多くなる。また、磁性体リング72の場合、振動で固定用部材76から外れたりしないように固定用部材76に隙間無く組み立てる必要があり、組立が煩雑となる。さらに、磁性体リング72とこれに対面する多極磁石73とのギャップを確保するためには、これらが固定される両固定用部材75,76の同軸性が不可欠である。そのため、これら固定用部材75,76は精度良く加工する必要があり、コスト増を招いていた。
【0004】
この発明の目的は、少ない部品点数で発電機を精度良く簡単に組み込むことができる発電機付き転がり軸受を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明の発電機付き転がり軸受は、互いに転動体を介して相対回転自在な内方部材および外方部材と、円周方向に磁極が並ぶ多極磁石、およびコイルを収容して上記多極磁石に対面する磁性体リングにより構成されて上記多極磁石が内方部材および外方部材のうちの一方の部材に、磁性体リングが他方の部材に取付けられる発電機とを備え、上記磁性体リングが、一端の外周または内周に、周面部分および側面部分からなる凹面の段付き形状部を有し、上記他方の部材の軸受空間内側の周面に上記段付き形状部の周面部分で直接に圧入して取付けられたものである。上記軸受空間内側の周面は、外方部材では内周面であり、内方部材では外周面である。
この構成によると、磁性体リングに段付き形状部を設け、外方部材または内方部材に直接に圧入して取付けるようにしたため、固定用部材が不要で部品点数が削減される。軸受の外方部材や内方部材における軸受空間内側の周面は精度良く加工されているため、磁性体リングを高精度に取付けることができ、磁性体リングと多極磁石のギャップの確保が容易である。磁性体リングの段付き形状部における側面部分を外方部材または内方部材の端面に係合させることで、磁性体リングの軸方向の位置決めも行うことができる。磁性体リングは、全体を外方部材や内方部材に嵌合させるものではなく、軸方向の一部だけを嵌合させるものであるため、軸受内空間が狭くても十分な断面寸法を得ることができる。
【0006】
この発明において、上記磁性体リングは、軸方向に対向する複数の分割リングから構成されたものである。この場合に、両分割リングは、軸方向に沿う断面における一部が互いに内外に嵌合して結合されたものであって、磁性体リングを上記他方の部材に圧入したときに受ける変形量によって分割リング相互の嵌合部の嵌合強度が高まるものとしている。
磁性体リングを分割構造とすることで、内部にコイルを収容する作業が容易に行える。分割構造とした場合、その分割部を結合する部分が磁気抵抗の増大要因となり易い。しかし、両分割リングは、互いに一部が内外に嵌合し、磁性体リングを上記他方の部材に圧入したときに受ける変形量によって分割リング相互の嵌合強度が高まるものとしたため、磁性体リングで構成される磁気回路における磁気抵抗が増加せず、発電電力が確保される。
【0007】
これらの発明において、上記磁性体リングは、上記段付き形状部とは軸方向の反対側の部分に凹み形状のシール取付座を有し、このシール取付座に、上記内方部材と外方部材の間の空間を密封するシール部材が取付けられたものとしても良い。
磁性体リングをシール取付座として利用するすることで、シール部材の組立が容易になる。また、シール取付用の部材を別に設けることが不要で、部品点数の増加が避けられる。磁性体リングは、上記のように段付き形状部の嵌合によって精度良く取付けられるため、これに取付けられるシール部材の取付位置の精度も高まり、シール性能の確保が容易になる。
【0008】
磁性体リングの外面をシール取付座として利用する代わりに、磁性体リングに、シール取付座を構成する取付リングを取付け、この取付リングに、上記内方部材と外方部材の間の空間を密封するシール部材を取付けても良い。上記取付リングは、磁性体リングにおける段付き形状部と軸方向の反対側の側面から突出するように取付けられる。
このように磁性体リングに取付リングを設けた場合も、シール部材の組込みが容易に行える。構成部品として取付リングが増えるが、磁性体リングにシール取付座となる凹み形状の部分を形成しなくて済むため、磁性体リングの形状が簡素な形状とできる。また、取付リングを磁性体リングに予め取付けておくことで、軸受組立時には一つの組立部品として扱うことができる。
【0009】
上記取付リングを設ける場合において、磁性体リングが外方部材に取付けられるときに、上記取付リングが磁性体リングの外周に取付けられて一部が外方部材の外径面に嵌合するものとする。この嵌合は例えば圧入嵌合とする。
このように取付リングを設けた場合、取付リングはシールおよびワイヤレス送信手段の固定を行うと共に、磁性体リングの軸方向の抜け防止手段を兼ねることができる。この場合の取付リングは、泥水などから磁性体リングを保護する役割を持つことができる。そのため防錆処理が必要であるが、磁気回路とは別となるため、非磁性材料で良い。また、この構成では、磁性体リングとして、耐食性を有しない高透磁率材料を使用でき、発電効率の向上が図れる。
【0010】
この発明において、上記発電機が出力する車輪回転数信号、または発電機を電源とするセンサの出力をワイヤレスで送信する送信手段を設けても良い。このワイヤレス送信手段を環状に形成し、上記磁性体リングに取付けても良い。
ワイヤレスの送信手段を設けた場合、配線系統が簡素になり、断線の問題が解消できる。このワイヤレスの送信手段を環状として磁性体リングに取付けると、ワイヤレスの送信手段が大きく突出せず、軸受全体の外形をコンパクトな構成とできる。
【0011】
磁性体リングに上記取付リングを取付けた場合に、上記ワイヤレス送信手段が環状に形成されたものとし、上記取付リングにおける上記シール取付座となる周面とは反対側の周面にワイヤレス送信手段を取付けても良い。
このように、取付リングの片面をシール取付座とし、他の片面をワイヤレス送信手段の取付に使用することにより、シール部材とワイヤレス送信手段とをコンパクトに配置することができる。
【0012】
この発明の発電機付き転がり軸受は、車輪用軸受であっても良い。すなわち、この発明の上記各構成の発電機付き転がり軸受は、いずれも、内周に複列の転走面を有する外方部材と、これら転走面にそれぞれ対面する転走面を有する内方部材と、両転走面間に収容される複列の転動体とを備え、車体に対して車輪を回転自在に支持する発電機付き車輪用軸受であっても良い。
車輪用軸受の場合、知能化した高機能軸受として、アンチロッチブレーキ装置の制御用の車輪回転数の検出や、その他の目的で、発電機付きとすることが望まれる。しかし、精度や組立性,軽量化等の要求が厳しい。このため、この発明の発電機付き転がり軸受における少ない部品点数で発電機を精度良く簡単に組み込むことができるという利点が、効果的なものとなる。
【0013】
【発明の実施形態】
この発明の第1の実施形態を図面と共に説明する。図1は、回転センサとなる発電機を搭載した転がり軸受を示す。この転がり軸受は、車体に対して車輪を回転自在に支持する車輪用軸受であって、その固定部材1は、外方部材2とナックル10よりなる。外方部材2はフランジ2aを介してナックル10に取付けられる。ナックル10は車体に固定される。回転部材7は、内方部材3とその内径面に固定された等速自在継手15の外輪15aより構成される。外方部材2は、内周に複列の転走面5a,5bを有し、これら転走面5a,5bにそれぞれ対向する転走面6a,6bが内方部材3の外周に設けられている。内方部材3は、ハブ輪3aと、他の内輪構成部材3bを組み合わせたものとされ、ハブ輪3aおよび内輪構成部材3bのそれぞれに上記複列の転走面6a,6bのうちの各列の転走面6a,6bが形成されている。複列の転動体4は、転走面5a,6a間、および転走面5b,6b間に収容される。転動体4は各列毎に保持器8で保持されている。外方部材2、内方部材3、転動体4、および保持器8により転がり軸受が構成され、外方部材2および内方部材3はその軌道輪となる。アウター側の転動体4の外側において、外方部材2と内方部材3との間の環状空間がシール部材9によりシールされている。なお、内方部材3は、上記構成のものに限らず、各種の構成のものが使用できる。例えば、内方部材3は、転動体4の各列毎に設けられた2つの軌道輪とハブ輪とで構成されるものであっても、さらに等速自在継手15の外輪15aが一体に設けられて、その継手外輪15aに転動体4の軌道面を形成したものであっても良い。
発電機11は、コイルを内蔵した磁性体リング12の内周側に対峙させて多極磁石13を設けたものである。磁性体リング12は外方部材2に取付けられ、発電機4のステータとなる。多極磁石13は内方部材3に取付けられ、発電機11のロータとなる。
【0014】
図2に示すように、磁性体リング12は、略閉鎖断面の中空のリング状とされている。磁性体リング12の外周面は、一端に段付き形状部40を有する段付き円筒面形状とされている。段付き形状部40は、周面部分40aおよび側面部分40bで構成された凹面のコーナ部からなる。周面部分40aは、磁性体リング12の外径面となる大径部分に対して小径となった部分である。磁性体リング12は、この周面部分40aで外方部材2の端部付近の内周面に直接に圧入して取付けられている。この圧入は、段付き形状部40の側面部分40bが外方部材2の端面に当接するまで行われ、磁性体リング12の軸方向の位置決めがなされている。磁性体リング12は、段付き形状部40とは軸方向の反対側の内径面に、段付き形状となる凹み形状のシール取付座41を有し、シール部材18が取付けられている。
【0015】
図3に示すように、磁性体リング12は、軸方向に対面する一対の分割リング30a,30bからなる。分割リング30a,30bは、同図(A)に断面形状を示すように、対向面が開口した異形の溝形の環状部材であり、最外周部35,36で互いに嵌合して閉鎖断面の磁性体リング12を構成する。分割リング30a,30bの内周部は、側面部32,33から対向する側面へ折れ曲がった櫛歯状の複数の爪31a,31bにより形成されている。櫛歯状の爪31a,31bは、周方向に互いに所定の間隔をもって交互に配置されている。この櫛歯状の爪31a,31bが多極磁石13と所定の間隔をおいて対向してクローポール型発電機となる。分割リング30a,30bは、強磁性体であり、例えばフェライト系のステンレス鋼(JIS 規格のSUS430系等)などの防錆性を有する磁性体が用いられる。
磁性体リング12の内部にはコイル(図示せず)が収容される。磁性体リング12とコイルとの間には弾性接着剤などの弾性部材29が充填されている。この弾性部材29により、磁性体リング12とコイルとの電気的絶縁が図られると共に、相対振動が抑制される。また弾性部材29は、軸受に磁性体リング12を圧入したときに発生する力を緩衝して、その力が内部のコイル等に影響を与えるのを防止する役割も持つ。
【0016】
図2において、多極磁石13は、周方向に等間隔に磁極が並ぶように多極に着磁されたリング状の部材である。多極磁石13は、多極の磁石部材16と環状の芯金17より形成される。磁石部材16は、例えばゴム磁石とされ、芯金17に加硫接着される。芯金17を設ける場合、芯金17は磁性体,特に強磁性体で形成するのが望ましい。芯金17は断面がL字形の環状部材でもよく、断面溝形の環状部材でもよい。環状の芯金17は内方部材3の外径面に締まり嵌め状態に嵌合して固定される。多極磁石13は、プラスチック磁石や焼結磁石で形成されたものであっても良く、また接着剤などで内方部材3の外径面に装着されてもよい。多極磁石13をプラスチック磁石または焼結磁石とする場合は、芯金17は必ずしも設けなくても良い。
【0017】
ワイヤレス送信手段14は、発電機11の発電出力を車輪回転数信号としてワイヤレスで送信する手段である。ワイヤレス送信手段14は、この例では環状に形成され、磁性体リング12に取付けられている。ワイヤレス送信手段14は磁性体リング12の軸方向の外側に隣接して位置する。ワイヤレス送信手段14の内外径は、磁性体リング12の軸方向の外側端の内外径と略一致する。ワイヤレス送信手段14は、リング状とする代わりに箱型としても良い。ワイヤレス送信手段14の取付箇所は、必ずしも磁性体リング12でなくても良く、例えば外方部材2に直接に取付けても、またナックル10などに取付けてもよい。ワイヤレス送信手段14を構成する電子部品の一部または全部は、発電機11の磁性体リング12に内蔵されていてもよい。
ワイヤレス送信手段14は、例えば図4にブロック図で示すように、発電機11の発電出力を処理して車輪回転数信号として取り出す信号処理回路47と、この回路で処理された車輪回転数信号を電波として送信する送信回路48と、発電機11の発電出力を整流・平滑化して信号処理回路47や送信回路48の電源として供給する電源回路49を備えている。送信回路48は発振・変調回路からなり、送信アンテナ50に接続されている。送信回路48から送信アンテナ50より電波として送信される車輪回転数信号は、受信アンテナ51および受信回路52からなる車体側の受信手段53で受信される。受信回路52は受信信号を同調して復調する同調・復調回路からなる。
なお、発電機11とは別に、回転数や他の測定要素(例えば温度)の検出用のセンサ60を軸受またはその近傍に設置し、その検出信号をワイヤレス送信手段14で送信するようにしてもよい。この場合に、これらセンサおよびワイヤレス送信手段14の電源として、発電機11の発電出力を利用する。
【0018】
図2において、磁性体リング12に形成されたシール取付座41は、側面部33と内径部34とからなる凹面のコーナ部である段付き形状部とされ、この段付き形状のシール取付座41にシール部材18が装着される。シール部材18は、芯金19に弾性体シール20を一体化したものである。芯金19は、L字形の断面形状とされている。弾性体20はリップを有している。リップの枚数は任意でよいが,図の例では,1つのラジアルリップ21と2つのサイドリップ22を設けている。このように、磁性体リング12にシール取付座41を設けてシール部材18が取付けられているので、シール部材18の組込みが容易に行える。
【0019】
シール部材18に対向して、回転部材7に、シール接触部となるスリンガ23が設けられている。スリンガ23はステンレス鋼製である。スリンガ23は、等速自在継手15の外輪15aにおけるカップ部37の肩部に圧入されている。スリンガ23は筒状部24と傾斜つば部25を有し、シール部材18のラジアルリップ21がその筒状部24に摺接し、サイドリップ22,22が傾斜つば部25に摺接する。
【0020】
シール部材18は、芯金19の円筒部19aの外周面を弾性体20が覆っていて、側面部19bが磁性体リング12の側面部33に突き当てられた状態で、円筒部19aが磁性体リング12の内径部34に圧入される。弾性体20の芯金19の円筒部19aの外径面を覆う部分20aには、周方向の全周または複数箇所に、くぼみまたは突起からなる係合部27を形成する。磁性体リング12の内径部34には、円周方向の全周または複数箇所に、くぼみまたは突起からなる被係合部28を形成する。これら磁性体リング12の被係合部28とシール20の係合部27とが互いに係合するように、磁性体リング12にシール部材18を装着する。アウター側のシール部材9とインボード側のシール部材18とにより、車両外部からの泥塩水等の侵入が防止される。
【0021】
上記構成の作用を説明する。発電機11の多極磁石13が設置された内方部材3が車輪と一体に回転すると、これに伴う鎖交磁束変化を、対面する外方部材2側の磁性体リング12が電力として取り出す。発電機11によって取り出された発電出力は、ワイヤレス送信手段14に入力され、車輪回転数信号として電波でワイヤレスに送信される。すなわち、発電出力は信号処理回路47で車輪回転数信号として処理され、その信号が送信回路48から送信アンテナ50を介して電波として受信部53に送信される。
【0022】
この発電機付き転がり軸受では、発電機11の磁性体リング12が、その段付き形状部40の周面部分40aによって、外方部材2の内周面に直接に圧入することにより取付けられるので、少ない部品点数で発電機11を精度良く簡単に組み込むことができる。すなわち、磁性体リング12を外方部材2に取付けるために従来例のように固定用部材を介在させていないため、部品点数が削減される。また、加工精度の良い外方部材2の内周面に直接に磁性体リング12を圧入するので、磁性体リング12の位置精度が高く得られて、磁性体リング12と多極磁石13との間のギャップの確保が容易となる。また、磁性体リング12の段付き形状部40における側面部分40bを外方部材2の端面に係合させるため、磁性体リング12の軸方向の位置決めも図られ、この点でも発電機11の組込み精度が向上する。また、磁性体リング12の軸方向の位置決め精度が確保されるため、磁性体リング12に取付けられるシール部材18の軸方向位置を精度良く管理でき、シール性能の管理も容易になる。
【0023】
磁性体リング12は、一対の分割リング30a,30bからなり、これら分割リング30a,30bは互いに最外周部35,36で内外に嵌合していて、段付き形状部40を形成した分割リング30aの最外周部35が外周側に嵌合しているため、磁性体リング12を外方部材2に圧入したときに受ける変形量によって分割リング30a,30bの最外周部35,36同士の嵌合強度が高まることになる。このため、磁性体リング12を構成する両分割リング30a,30bの接触部により、磁性体リング12で構成される磁気回路の磁気抵抗が増加するのを回避でき、発電電力が確保される。
また、この実施形態では磁性体リング12、ワイヤレス送信手段14、およびシール部材18の配置がコンパクトなる。すなわち、磁性体リング12が外方部材2に取付けられていて、磁性体リング12の取付側と反対側の内周にシール部材18が取付けられ、磁性体リング12に軸方向に並んでリング状のワイヤレス送信手段14が配置されているため、内方部材3に取付けられた等速自在継手15の外輪15aとナックル10の間の断面三角形状の狭い空間に、磁性体リング12、ワイヤレス送信手段14、およびシール部材18を効率良く配置することができる。
【0024】
なお、上記実施形態において、多極磁石13の芯金17とスリンガ23とは、図5に示すように、一体の芯金兼用スリンガ43により構成しても良い。
【0025】
図6は、この発明の他の実施形態を示す。この実施形態は、図1〜図4に示す第1の実施形態において、磁性体リング12にシール取付座41を設ける代わりに、磁性体リング12における段付き形状部40とは軸方向の反対側の部分に、シール部材18の取付座となる取付リング26を取付けたものである。この取付リング26は、軸方向の内側から外側へ小径部26a、段差部26b、および大径部26cが連続するZ字状の断面形状の段付き円筒部材とされている。取付リング26は、その大径部26cが磁性体リング12を構成する一対の分割リング30a,30bの最外周部35,36で内外から挟まれることにより、磁性体リング12に取付けられている。磁性体リング12の外側の側面は平坦面とされ、外側の側面における内径と外径の中間部分から取付リング26の小径部26aが突出している。この取付リング26における小径部26aの内周側にシール部材18が取付けられている。取付リング26の小径部26aには、円周方向の全周または複数箇所にシール部材18の係合部27に係合する被係合部28が、例えば切起し片として形成されている。取付リング26の小径部26aの外周側には、この小径部26aに沿う環状としたワイヤレス送信手段14が取付けられている。取付リング26は、磁性体リング12と共に発電機ヨークを構成するため、磁性材料とされる。その他の構成は第1の実施形態と同じである。
【0026】
この実施形態では、磁性体リング12に取付リング26を設け、その内径面にシール部材18を取付けるようにしたため、この実施形態においても、シール部材18の組込みが容易に行える。構成部品として取付リング26が増えるが、磁性体リング12にシール取付座41(図2)となる段付き形状等の部分を形成しなくて済むため、磁性体リング12の形状が簡素な形状とできる。また、取付リング26を磁性体リング12に予め取付けておくことで、軸受組立時には一つの組立部品として扱うことができる。また、取付リング26における小径部26aを挟んで、内周側にシール部材18を取付け、外周側にワイヤレス送信手段14を設けているので、軸方向の寸法をコンパクトにすることができる。
【0027】
図7は、この発明のさらに他の実施形態を示す。この実施形態は、図6に示す実施形態において、取付リング26についての構成を次のように変えたものである。取付リング26は、大径部26cを外方部材2の外径面に圧入することにより外方部材2に取付けられている。外方部材2に取付けられた磁性体リング12は、その外径面と外側の側面の一部が、取付リング26の大径部26cと段差部26bとで覆われる。図6の実施形態と同じく、取付リング26における小径部26aの内周側にシール部材18が取付けられ、その小径部26aの外周側にワイヤレス送信手段14が取付けられる。また、係合部27および被係合部28が設けられている。その他の構成は第1の実施形態と同じである。
【0028】
この実施形態では、磁性体リング12が、取付リング26とシール部材18とで覆われるため、磁性体リング12が異物や泥塩水等にさらされることが無く、磁性体リング12の防錆処理が必要ない。そのため、磁性体リング12の材料として磁性ステンレス材料よりも透磁率の高い材料、例えば通常の圧延鋼板や珪素鋼板、パーマロイ材などを使用することができる。このように透磁率の高い材料で磁性体リング12を形成できることにより、発電機11の発電電力を大きくでき、同じ発電出力を得るための発電機サイズを小さくすることができる。また、断面Z形状とした前記取付リング26を設けることにより、振動等による発電機11の軸受からの脱落を防止することもできる。
【0029】
図8は、この発明のさらに他の実施形態を示す。この実施形態は、第1の実施形態において、発電機11を、多極磁石13と磁性体リング12とが軸方向に対面するアキシアル型としたものである。多極磁石13は、円筒部44および立上り部45を有する断面L字形の芯金17における立上り部45に磁石部材16を取付けたものである。磁性体リング12は、多極磁石13と対向する面に、櫛歯状の爪49a,49bが設けられている。その他の構成は第1の実施形態と同じである。
【0030】
なお、上記各実施形態では、磁性体リング12を外方部材2に取付けるようにしたが、この発明は、内方部材7に磁性体リング12を取付ける構成の場合にも適用することができる。その場合、磁性体リング12の段付き形状部40は内周側に設ける。
【0031】
【発明の効果】
この発明の発電機付き転がり軸受は、発電機を構成する磁性体リングが、一端の外周または内周に、周面部分および側面部分からなる凹面の段付き形状部を有し、軌道輪となる部材の周面に上記段付き形状部の周面部分で直接に圧入して取付けるようにしたため、少ない部品点数で発電機を精度良く簡単に組み込むことができる。また、上記磁性体リングは、軸方向に対向する複数の分割リングから構成され、両分割リングは、軸方向に沿う断面における一部が互いに内外に嵌合して結合されたものであって、磁性体リングを上記他方の部材に圧入したときに受ける変形量によって分割リング相互の嵌合部の嵌合強度が高まるものとしている。磁性体リングを分割構造とすることで、内部にコイルを収容する作業が容易に行える。分割構造とした場合、その分割部を結合する部分が磁気抵抗の増大要因となり易い。しかし、両分割リングは、互いに一部が内外に嵌合し、磁性体リングを上記他方の部材に圧入したときに受ける変形量によって分割リング相互の嵌合強度が高まるものとしたため、磁性体リングで構成される磁気回路における磁気抵抗が増加せず、発電電力が確保される。
また、この発明の発電機付き転がり軸受によると、磁性体リングは、上記段付き形状部とは軸方向の反対側の側面から突出してシール取付座を構成する取付リングが取付けられ、この取付リングに、上記内方部材と外方部材の間の空間を密封するシール部材が取付けられ、上記磁性体リングは上記外方部材に取付けられ、上記取付リングは磁性体リングの外周に取付けられて一部が外方部材の外径面に嵌合するものである。このように取付リングを設けた場合、取付リングはシールおよびワイヤレス送信手段の固定を行うと共に、磁性体リングの軸方向の抜け防止手段を兼ねることができる。この場合の取付リングは、泥水などから磁性体リングを保護する役割を持つことができる。そのため防錆処理が必要であるが、磁気回路とは別となるため、非磁性材料で良い。また、この構成では、磁性体リングとして、耐食性を有しない高透磁率材料を使用でき、発電効率の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態にかかる発電機付き転がり軸受の断面図である。
【図2】その発電機の拡大断面図である。
【図3】(A),(B)は各々同発電機における磁性体リングの断面図および正面図である。
【図4】発電機およびワイヤレス送信手段の構成を示すブロック図である。
【図5】この発明の他の実施形態にかかる発電機付き転がり軸受における発電機の拡大断面図である。
【図6】この発明のさらに他の実施形態にかかる発電機付き転がり軸受における発電機の拡大断面図である。
【図7】この発明のさらに他の実施形態にかかる発電機付き転がり軸受における発電機の拡大断面図である。
【図8】この発明のさらに他の実施形態にかかる発電機付き転がり軸受における発電機の拡大断面図である。
【図9】従来例の断面図である。
【符号の説明】
2…外方部材
3…内方部材
4…転動体
5a,5b…転走面
6a,6b…転走面
11…発電機
12…磁性体リング
13…多極磁石
14…ワイヤレス送信手段
18…シール部材
26…取付リング
30a,30b…分割リング
40…段付き形状部
41…シール取付座

Claims (6)

  1. 互いに転動体を介して相対回転自在な内方部材および外方部材と、円周方向に磁極が並ぶ多極磁石、およびコイルを収容して上記多極磁石に対面する磁性体リングにより構成されて上記多極磁石が内方部材および外方部材のうちの一方の部材に、磁性体リングが他方の部材に取付けられる発電機とを備え、上記磁性体リングは、一端の外周または内周に、周面部分および側面部分からなる凹面の段付き形状部を有し、上記他方の部材の軸受空間内側の周面に上記段付き形状部の周面部分で直接に圧入して取付けられ、上記磁性体リングは、軸方向に対向する複数の分割リングから構成され、これら分割リングは、軸方向に沿う断面における一部が互いに内外に嵌合して結合されたものであり、磁性体リングを上記他方の部材に圧入したときに受ける変形量によって分割リング相互の嵌合部の嵌合強度が高まるものである発電機付き転がり軸受。
  2. 上記磁性体リングは、段付き形状部とは軸方向の反対側の部分に凹み形状のシール取付座を有し、このシール取付座に、上記内方部材と外方部材の間の空間を密封するシール部材が取付けられた請求項1に記載の発電機付き転がり軸受。
  3. 互いに転動体を介して相対回転自在な内方部材および外方部材と、円周方向に磁極が並ぶ多極磁石、およびコイルを収容して上記多極磁石に対面する磁性体リングにより構成されて上記多極磁石が内方部材および外方部材のうちの一方の部材に、磁性体リングが他方の部材に取付けられる発電機とを備え、上記磁性体リングは、一端の外周または内周に、周面部分および側面部分からなる凹面の段付き形状部を有し、上記他方の部材の軸受空間内側の周面に上記段付き形状部の周面部分で直接に圧入して取付けられ、上記磁性体リングは、上記段付き形状部とは軸方向の反対側の側面から突出してシール取付座を構成する取付リングが取付けられ、この取付リングに、上記内方部材と外方部材の間の空間を密封するシール部材が取付けられ、上記磁性体リングは上記外方部材に取付けられ、上記取付リングは磁性体リングの外周に取付けられて一部が外方部材の外径面に嵌合するものである発電機付き転がり軸受。
  4. 上記発電機が出力する車輪回転数信号、または上記発電機を電源とするセンサの出力をワイヤレスで送信する送信手段を有し、このワイヤレス送信手段が環状に形成されて上記磁性体リングに取付けられた請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の発電機付き転がり軸受。
  5. 請求項3に記載の発電機付き転がり軸受 において、上記発電機が出力する車輪回転数信号、または上記発電機を電源とするセンサの出力をワイヤレスで送信する送信手段を有し、このワイヤレス送信手段が環状に形成されて上記取付リングの上記シール取付座となる周面とは反対側の周面に取付けられた発電機付き転がり軸受。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の発電機付き転がり軸受であって、内周に複列の転走面を有する外方部材と、これら転走面にそれぞれ対面する転走面を内方部材と、両転走面間に収容される複列の転動体とを備え、車体に対して車輪を回転自在に支持する発電機付き車輪用軸受。
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