JP2007281982A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】省電力状態であっても外部装置との通信処理を実行可能な状態に維持しつつ、消費電力を極力抑え、前記ジョブ予約機能を実現する画像処理装置を提供すること。
【解決手段】ジョブを実行する複数の機能ブロック6〜9各々に対し、NIC5に対する通電とは独立して通電するか否かを個別に切り替える通電切替回路10を設け、NIC5が、現在時刻の計時機能と、予定時刻とその予定時刻に実行予定の予約ジョブに関する予約ジョブ情報の取得機能と、計時時刻と予約ジョブ情報の予定時刻とに基づいて実行を開始させる予約ジョブの特定機能と、特定した予約ジョブの実行に必要な前記機能ブロックを、通電切替回路10の制御によって起動する機能とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、外部装置と通信を行う通信手段を備えた画像処理装置に関するものである。
一般に、プリンタ、スキャナ、ファクシミリ装置、複写機或いはそれらの機能を兼ね備えた複合機等の画像処理装置は、ネットワークや電話回線等の通信媒体を介して外部装置(計算機や他の画像処理装置等)と通信を行う通信手段(NIC(Network Interface Card)やモデム(Modulator-Demodulator)など)を備えている。また、このような画像処理装置は、通常の動作状態において所定のスリープ条件が満たされた場合に、通常の動作状態よりも消費電力が低い省電力状態(一般に、スリープモードという)へ移行する機能を備えるものがある。
前記スリープ条件には、例えば、当該画像処理装置が備える操作入力部に対する操作、及び前記通信手段を通じた外部装置からのデータ受信がない状態が一定時間以上継続したという条件が含まれる。その他、現在時刻が、予め定められた時刻スケジュール(例えば、週間スケジュール)に設定された時刻帯に入っているという条件が、前記スリープ条件に含まれる場合もある。
例えば、特許文献1には、予め定められた週間スケジュールに従って機器の電源をON/OFFするウィークリータイマー機能を備えたデジタル複合機が示されている。これにより、夜間や休日など、画像処理装置が使用される可能性が極めて低い時刻帯に画像処理装置を省電力状態へ自動的に移行させ、その他のときに画像処理装置を通常の稼働状態へ自動的に復帰させることができる。その結果、画像処理装置の省電力化が図れる。
一方、特許文献2には、時刻を指定し、その指定時刻になったときに予め指定された画像データのファクシミリ送信を行うファクシミリ装置が示されている。以下、このようにジョブ(データ送信処理等の所定の処理)を実行する予定時刻を指定し、そのジョブを予定時刻に実行する機能のことをジョブ予約機能という。このジョブ予約機能を備える画像処理装置は、特に急ぎでないジョブを、負荷が集中する時刻を避けて実行したり、電力単価の低い時刻に実行したりすることができ、利便性が高い。
ところで、画像処理装置は、各種機器を制御する制御部を備えている。そして、その制御部(通常は、装置全体の統括的な制御を行うメイン制御部)が、各機器に対する通電制御を行い、前述した省電力状態への移行制御や、その省電力状態からの復帰制御を行う。また、前記ジョブ予約機能も、画像処理装置の制御部によって実現される。
特開2005−172869号公報 特開2000−92254号公報
しかしながら、画像処理装置において、制御部によって前記ジョブ予約機能が実現される構成では、省電力状態においても多機能な制御部を通電有りの状態に維持しなければならず、十分な省電力化が図れないという問題点があった。
一方、画像処理装置が省電力状態であっても、外部装置からプリント要求などの所定の要求が発生した場合に、少なくとも画像処理装置から何らかの応答を返せるようにするため、通信手段(NIC等)は通電された状態にしておくことが望ましい。これにより、当該画像処理装置が故障であると利用者に錯覚させることを防止するためである。
従って、本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、省電力状態であっても外部装置との通信処理を実行可能な状態に維持しつつ、消費電力を極力抑え、前記ジョブ予約機能を実現する画像処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、外部装置と通信を行うNICなどの通信手段を備えた画像処理装置であって、以下の(1)〜(5)に示す各構成要素を備え、そのうち(2)〜(5)に示す構成要素については、前記通信手段が兼ね備える画像処理装置である。
(1)所定のジョブを実行する部品若しくは部品の集合である複数の機能ブロック各々に対し、前記通信手段に対する通電とは独立して通電するか否かを個別に切り替える通電切替手段。
(2)現在時刻を計時する時刻計時手段。
(3)所定の予定時刻とその予定時刻に実行予定の予約ジョブに関する予約ジョブ情報とを所定の記憶手段から取得する予約情報取得手段。
(4)前記時刻計時手段による計時時刻と前記予約情報取得手段により取得された前記予定時刻とに基づいて実行を開始させる前記予約ジョブを特定する実行開始ジョブ特定手段。
(5)前記実行開始ジョブ特定手段により特定された前記予約ジョブの実行に必要な前記機能ブロックが通電無し状態である場合に、その機能ブロックを前記通電切替手段を制御することによって通電有り状態に切り替える自動起動制御手段。
このような構成を有する画像処理装置は、通信手段に対する通電とは独立してジョブの実行に必要な前記機能ブロックに対する通電制御が可能であるため、前記機能ブロックに対して通電を行わない省電力状態であっても、外部装置との通信処理を実行可能な状態に維持できる。さらに、当該画像処理装置は、前記省電力状態であっても通電された状態に維持される通信手段が、前記ジョブ予約機能における時刻管理と、予約されたジョブの実行に必要な前記機能ブロックの起動を制御する機能とを実現するため、前記省電力状態における消費電力を極力抑えつつ、前記ジョブ予約機能を実現することができる。
ここで、前記予約情報取得手段としては、前記通信手段と通信可能に構成された外部装置が備える記憶部から情報を取得するものや、当該画像処理装置が備える記憶手段に記憶された情報を取得するもの等が考えられる。
例えば、本発明に係る画像処理装置が、さらに、前記予定時刻と前記予約ジョブ情報とが対応付けられたジョブ予約情報を記憶するジョブ予約情報記憶手段を備え、前記予約情報取得手段が、前記ジョブ予約情報記憶手段から前記予定時刻と前記予約ジョブ情報とを取得するものであることが考えられる。
この場合、前記通信手段が、外部装置からの要求に応じて、前記ジョブ予約情報記憶手段に記憶された前記ジョブ予約情報について前記外部装置への送信、内容の更新及び情報の削除のうちの1又は複数を実行するジョブ予約情報外部アクセス手段を兼ね備えて構成されることが考えられる。
これにより、画像処理装置が省電力状態である場合に、前記ジョブ予約情報の参照や更新のために、わざわざ機能ブロックを起動する必要がなくなり、消費電力の増加を抑えられる。
また、前記実行開始ジョブ特定手段が、前記時刻計時手段による計時時刻に対して所定時間範囲内に含まれる前記予定時刻が複数存在する場合に、その複数の予定時刻に対応する複数の前記予約ジョブを、実行を開始させる予約ジョブとして特定することが考えられる。
一般に、前記機能ブロックを構成する電気部品や電子部品は、通電開始時の消費電力が大きいため、消費電力を抑えるためには、前記機能ブロックの通電時間を短くすることに加え、起動回数を少なくことが望ましい。上記構成を備えた画像処理装置は、比較的短い時間範囲内に、複数の前記予約ジョブに対応する前記予定時刻が設定されている場合に、前記機能ブロックの1回の起動によってそれら複数の予約ジョブを実行する。その結果、前記機能ブロックの起動回数が減り、さらなる省電力化が図れる。
また、前記自動起動制御手段が、複数の機能ブロックを通電有り状態に切り替える場合に、それらを予め定められた手順に従って起動時間が長いものから順に通電有り状態に切り替えるものであれば好適である。
さらにこの場合、前記自動起動制御手段が、予め定められた手順に従って、複数の前記機能ブロック各々をこれらが同時若しくはほぼ同時に動作準備完了状態となるように通電有り状態に切り替えるものであればなお好適である。
これにより、起動時間の短い機能ブロックが、動作準備完了状態となってから、他の機能ブロックが動作準備完了状態となるまでの待ち時間に、無駄に消費する電力を低減すことができる。
ところで、画像処理装置を統括的に制御する制御部(前記メイン制御部)は、通常、バッテリによる電源バックアップがなされた時計ICを備えている。これに対し、NICに代表される通信手段は、通常は、そのような高度なICを備えていないが、一定周期でクロック信号を発振するクロック発振器は備えている。
そこで、前記機能ブロックが、バッテリによる電源バックアップがなされた状態で当該画像処理装置における基準となる時刻を計時する基準時刻計時手段(前記時計ICに相当)を具備する場合、前記通信手段が兼ね備える前記時刻計時手段が、以下の(1)〜(3)に示す構成要素を備えれば好適である。
(1)一定周期のクロック信号を生成するクロック信号生成手段(前記クロック発振器に相当)。
(2)前記クロック信号の積算結果に基づいて現在時刻を計時するクロック積算時刻計時手段。
(3)前記基準時刻計時手段を備える前記機能ブロックが通電有り状態であるときに該基準時刻計時手段の計時時刻を取得して前記クロック積算時刻計時手段の計時時刻を校正する時刻校正手段。
これにより、通信手段に時計ICのような高度な部品を新たに設けることなく、前記スケジュール起動制御手段を実現できる。
しかしながら、通信手段が備える前記クロック信号生成手段(クロック発振器)は、信号周期の精度が高くない場合が多い。このため、そのクロック信号生成手段に基づく計時時刻が校正されない状態が長期間継続すると、前記スケジュール起動制御手段が不正確になり得る。
そこで、前記時刻校正手段が、前記基準時刻計時手段を備える前記機能ブロックが通電無し状態である場合に、前記通電切替手段を制御することによって前記機能ブロックを通電有り状態に切り替えるとともに、その機能ブロックが備える前記基準時刻計時手段の計時時刻を取得し、前記クロック積算時刻計時手段の計時時刻を校正するものであれば好適である。
本発明に係る画像処理装置は、通信手段に対する通電とは独立してジョブの実行に必要な前記機能ブロックに対する通電制御が可能であるため、前記機能ブロックに対して通電を行わない省電力状態であっても、外部装置との通信処理を実行可能な状態に維持できる。さらに、当該画像処理装置は、前記省電力状態であっても通電された状態に維持される通信手段が、前記ジョブ予約機能における時刻管理と、予約されたジョブの実行に必要な前記機能ブロックの起動を制御する機能と実現するため、前記省電力状態における消費電力を極力抑えつつ、前記ジョブ予約機能を実現することができる。
また、前記自動起動制御手段が、複数の機能ブロック各々について、個別に通電状態を切り替えることにより、必要最小限の機能ブロックのみを必要なタイミングで起動する(通電有り状態に切り替える)ことができる。その結果、さらなる省電力化が図れる。
特に、前記自動起動制御手段が、予め定められた手順に従って、複数の前記機能ブロック各々を起動時間(通電開始時から動作準備完了状態となるまでの時間)が長いものから順に起動し、それらがほぼ同時に動作準備完了状態となるようにすれば、起動時間の短い機能ブロックが、先に立ち上がって無駄に消費する電力を低減すことができる。
また、前記通信手段が兼ね備える前記時刻計時手段が、前記クロック信号生成手段が生成するクロック信号の積算結果に基づいて時刻を計時し、その計時時刻の校正を、前記基準時刻計時手段を備える機能ブロックが通電有り状態であるときに行えば、通信手段に時計ICのような高度な部品を新たに設ける必要がない。その結果、前記通信手段の消費電力の増加及びコストの増加を回避できる。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに、図1は本発明の実施形態に係る画像処理装置Xの概略構成を表すブロック図、図2は画像処理装置Xが備えるNICの概略構成を表すブロック図、図3は画像処理装置Xが備えるメイン制御部の概略構成を表すブロック図、図4は画像処理装置Xにおける電源の接続関係を表す電源系統図、図5は画像処理装置Xにおけるジョブ実行制御の手順を表すフローチャート、図6は画像処理装置Xにおける省電力制御処理の手順を表すフローチャート、図7は画像処理装置XのNICが参照するジョブ予約情報のデータ構成の一例を表す図、図8は画像処理装置XのNICが参照するジョブ種類・サブ電源対応テーブルのデータ構成の一例を表す図、図9は画像処理装置Xにおけるウィークリータイマ制御の週間スケジュールを模式的に表した図、図10は画像処理装置Xにおける複数の機能ブロックの起動手順の一例を表すタイムチャートである。
まず、図1に示すブロック図を参照しつつ、本発明の実施形態に係る画像処理装置Xについて説明する。
画像処理装置Xは、LANやWAN等により構成されるネットワークを通じて外部装置と通信を行うNIC5を備えている。画像処理装置Xは、このNIC5を通じて、当該画像処理装置Xに対してプリント処理などの所定のジョブを送信する端末32や、電子メールの送信若しくは受信を行う際にアクセスする電子メールサーバ(不図示)などの外部装置と通信を行う。
画像処理装置Xは、ファクシミリ送信や電子メール送信などの予約ジョブと、その予約ジョブを実行する予定時刻とが設定された場合に、その予約ジョブを予定時刻若しくは予定時刻に近い時刻に実行するジョブ予約機能を備えている。
[画像処理装置X]
画像処理装置Xは、例えばLAN及びインターネット等からなるネットワーク30を介して、外部装置(端末32や不図示の電子メールサーバなど)と通信可能に構成され、その通信を行う通信手段の一例として、ネットワークインターフェースカード5(以下、NICという)を備えている。ここで、端末32は、パーソナルコンピュータなどの計算機である。
画像処理装置Xは、図1に示すように、前記NIC5に加え、操作・表示部2、ハードディスクドライブ3(以下、HDDと称する)、画像処理演算部4、スキャナ部6、プリント部7、ファクシミリ部8、メイン制御部9、通電切替回路10、メイン電源21、サブ電源22等を備えている。
また、図1に示す例では、メイン制御部9、画像処理演算部4、NIC5、スキャナ部6、プリント部7、ファクシミリ部8及び通電切替回路10は、バス11により相互に接続されている。
ここで、操作・表示部2、スキャナ部6、プリント部7、ファクシミリ部8及びメイン制御部9は、各々機能に応じて区分された部品若しくは部品の集合として構成された機能ブロックである。
操作・表示部2は、情報を入力するための操作入力手段と、情報の表示手段とを備えるものである。その操作入力手段は、例えば、シートキーや液晶表示装置の表面に設けられたタッチパネル等から構成されるものである。また、その表示手段は、例えば、液晶表示装置やLEDランプ等から構成されるものである。この操作・表示部2により、利用者に対するマンマシンインターフェースが構成されている。
HDD3は、原稿から読み取った読取り画像データの処理や、画像データのプリント処理等の際に、必要に応じてその処理データを記憶する大容量の不揮発メモリである。さらに、このHDD3は、不図示の電子メールサーバから取得した電子メールデータの保存先としても用いられる。
画像処理演算部4は、専用の信号処理回路或いはDSP(Digital Signal Processor)等により構成され、画像データについて各種画像処理を行い、画像形成に用いる印刷データ(イメージデータや印刷ジョブ等)の生成や、端末32へ送信する画像データ(例えば、JPEG形式等の所定の符号化がなされた画像データ等)の生成、画像データに暗号化を施す処理や、暗号化された画像データを復号化する処理、或いは画像データを圧縮符号化する処理や、圧縮符号化された画像データを伸張(復元)する処理等を行うものである。
スキャナ部6は、不図示のガラス製の原稿台上に載置された原稿や、不図示のADFにより搬送される原稿から、その原稿に形成された画像を読み取る機器、及びその機器を制御するMPU等の部品の集合である。
このスキャナ部6は、ADFの他、例えば、原稿の画像面に光を照射する光源及び原稿からの反射光を所定の方向へ反射するミラーが設けられ、原稿に沿って移動するよう構成された移動式光学ユニットと、その移動式光学ユニットを駆動するモータと、その移動式光学ユニットから出射される光を所定の経路に沿って導く固定式のミラー及びその光を集光するレンズと、そのレンズを通過した光を光電変換し、その光(即ち、原稿の画像面に反射した光)の光量に応じた電気信号を出力するCCD(Charge Coupled Device)等とを備えている。前記CCDから出力される電気信号は、画像データとして画像処理演算部4へ伝送される。
プリント部7は、不図示の給紙カセットに収容された記録紙を、1枚ずつ順次送り出し、所定の画像形成位置を経て排紙トレイまで搬送するものとともに、その画像形成位置において、スキャナ部6により原稿から読み取られた原稿の画像データや、画像処理演算部4により生成された印刷用の画像データ等に基づいて、記録紙に画像を形成(出力)する機器及びその機器を制御するMPU等の部品の集合である。
当該画像処理装置Xは、原稿の画像データに基づく画像形成処理を行うことによって複写機として機能し、端末32から受信したプリント要求(印刷ジョブ)に基づく画像形成処理を行うことによってプリンタとして機能する。
このプリント部7は、例えば、像を担持する感光体ドラム、その感光体ドラムに対し帯電を行う帯電装置、与えられた画像データや印刷ジョブに基づく静電潜像を感光体ドラム表面に書き込む露光装置、その静電潜像をトナー像として現像する現像装置、感光体ドラム上のトナー像を記録紙に転写する転写装置、感光体ドラムや記録紙搬送用のローラを駆動するモータ等を備えている。
ファクシミリ部8は、NCU(Network Control Unit)やモデム等により構成され、ダイヤルアップや通信相手(相手局)との間で通信方法を決定するネゴシエーション処理等を行い、電話回線を通じて他のファクシミリ装置とファクシミリデータの送受信を行うものである。
NIC5は、例えば標準規格IEEE802.3に準拠したLAN及びインターネット等からなるネットワーク30を通じて、電子メールサーバ(不図示)などの外部装置との間でデータの送受信を行う通信インターフェースである(通信手段の一例)。
メイン電源21及びサブ電源22は、当該画像処理装置Xの各構成要素に対して電力を供給する電源回路である。
通電切替回路10は、NIC5から受ける制御信号に従って、サブ電源22を商用電源に接続するか否かを切り替えることにより、メイン制御部9、スキャナ部6、プリント部7及びファクシミリ部8などの機能ブロック各々に対して個別に通電を行うか否かを切り替えるスイッチ回路である(通電切替手段の一例)。この通電切替回路10は、NIC5に対する通電とは独立してメイン制御部9、スキャナ部6、プリント部7及びファクシミリ部8の各々に対して個別に通電するか否かを切り替え可能に構成されている。
メイン制御部9は、操作・表示部2、HDD3及び画像処理演算部4の各々を制御するものであり、さらに、スキャナ部6、プリント部7及びファクシミリ部8が備えるMPUが実行するデータ処理に必要な情報や、そのデータ処理によって得られる情報の授受を行うものである。
例えば、メイン制御部9は、プリント部7が備えるMPUに対し、画像形成先となる記録紙のサイズや、出力画像の縮倍率や濃度補正値、カラー画像形成処理を行うかモノクロ画像形成処理を行うか等の情報を引き渡す一方、プリント部7が備えるMPUからは、何枚目の記録紙への画像形成まで終了したかの情報や、プリント部7で発生したエラーの情報等を取得する。また、メイン制御部9は、ファクシミリ部8が備えるMPUに対し、送信対象となる画像データ及び送信先の電話番号等の情報を引き渡す一方、ファクシミリ部8が備えるMPUからは、ファクシミリ送信の際に発生したエラーの情報等を取得する。
さらに、メイン制御部9は、スキャナ部6が備えるMPUに対し、原稿における画像読み取り範囲の情報等を引き渡す一方、スキャナ部6が備えるMPUからは、ADFを用いて何枚目の原稿まで画像読み取りが終了したかの情報や、スキャナ部6によって読み取られた画像データ、ADFで発生したエラーの情報等を取得する。
その他、メイン制御部9は、NIC5を通じて、ネットワーク30を通じて通信可能な電子メールサーバ(不図示)に対し、その記憶部に記憶されている自装置宛の電子メールデータの送信を要求して取得する処理や、その電子メールサーバに対し、送信先の電子メールアドレスを設定した電子メールデータを送信する処理を実行する電子メール送受信機能も備えている。
次に、図2に示すブロック図を参照しつつ、画像処理装置Xが備えるNIC5の構成について説明する。
NIC5は、バスコネクタ61、バス制御部62、MPU63、メモリ制御部64、ROM65、フラッシュメモリ66、ネットワーク制御部67及びネットワークコネクタ68等を備えている。
バスコネクタ61は、バス11に接続されるコネクタであり、バス制御部62は、バス11を通じて他の機器との間で信号伝送を行うものである。
ネットワークコネクタ68は、ネットワーク30に物理的に接続するコネクタであり、ネットワーク制御部67は、例えば標準規格IEEE802.3及びTCP/IP等の所定のネットワークプロトコルに準拠した通信制御を行うものである。
MPU63は、ROM65に予め記憶されたプログラムを実行することにより、バス11とネットワーク30との間の信号伝送を中継する処理や、ネットワーク30を介して端末32から所定の処理が要求された場合に、これに応答する処理等、各種の処理を行う演算手段である。実行するプログラムは、MPU63が内蔵する不図示のRAMに展開されて実行される。このMPU63は、メモリ制御部64を介して、ROM65やフラッシュメモリ66に対するアクセスを行う。
また、NIC5のROM65には、MPU63によって実行されるプログラム及びMPU63によって参照されるデータが記憶されている。
一方、NIC5のフラッシュメモリ66には、MPU63が処理を実行する過程で格納及び参照するデータなどが記憶されている。
また、NIC5のMPU63は、一定周期で発振信号を発生させるクロック発振器63aを備える。さらに、NIC5のMPU63は、所定のタイミングでメイン制御部9から現在時刻を取得する。こうして取得した時刻を、以下、計時開始時刻という。そして、NIC5のMPU63は、クロック発振器63aの発振信号を積算することにより、メイン制御部9から前記計時開始時刻を取得した時点からの経過時間を計時し、その経過時間と前記計時開始時刻とに基づいて、現在の日時(現在時刻)を計時する。
ここで、NIC5のMPU63により計時される現在時刻は、NIC5が通電無し状態になればリセットされる。従って、NIC5のMPU63は、メイン制御部9が"通電有り状態"であるときに、後述するメイン制御部9のカレンダー管理部78からその時点の時刻(年月日、曜日、時刻を含む)を取得し、その時刻に基づく時刻校正処理を行う。
時刻校正処理は、例えば、メイン制御部9が"通電有り状態"であるときに、NIC5のMPU63が、定期的にメイン制御部9のカレンダー管理部78からその時点の時刻を取得し、これを前記計時開始時刻とすることにより、クロック発振器63aのクロック信号に基づく時刻の計時を再開する処理である。これにより、NIC5が計時する時刻が、カレンダー管理部78の計時時刻に基づいて校正される。これ以後、NIC5のMPU63は、校正後の時刻を継続的に計時する。
また、NIC5のMPU63は、前述したジョブ予約機能における予約ジョブの時刻管理機能を備えている。
図7は、予めNIC5のフラッシュメモリ66に記憶されるジョブ予約情報D11のデータ構成の一例を表す図である。
図7に示すように、ジョブ予約情報D11は、予定時刻d3と、その予定時刻d3に実行する予定の予約ジョブを識別する予約ジョブID(d1)及びその予約ジョブの種類d2(それぞれ、予約ジョブ情報の一例)とが対応付けられた情報である。NIC5のMPU63は、NIC5のフラッシュメモリ66(ジョブ予約情報記憶手段の一例)に記憶されたジョブ予約情報D11に基づいて、実行が予約された予約ジョブの種類及び実行予定時刻を認識する。
図7におけるジョブの種類d2の設定内容は、"FX"がファクシミリ送信ジョブ、"PR"がプリントジョブ、"FT"がデータファイルをLAN内の端末32等に送信するジョブ(以下、ファイル送信ジョブという)、"ML"が電子メールデータの送信ジョブを表す。
また、予定時刻d3としては、例えば、時刻そのもの(時分)を表す情報や、或いは前記計時開始時刻を起点とするクロック発振器63aの発振信号の積算値(カウント値)を表す情報等が設定される。
後述するメイン制御部9は、操作・表示部2を制御することにより、利用者がジョブ予約情報D11の内容を設定可能とするジョブ予約設定機能を備えている。このジョブ予約設定機能により設定されたジョブ予約情報D11は、HDD3に記憶されるとともに、メイン制御部9からNIC5に伝送され、NIC5のMPU63がフラッシュメモリ66に格納する。ここで、予約ジョブの実体(予約ジョブのデータ自体)は、メイン制御部9により、ジョブ予約情報D11と対応付けられてHDD3に記憶されるが、NIC5へは伝送されない。
なお、画像処理装置Xにおいて、予約ジョブがどのように処理されるかについては後述する。
続いて、図8に示すデータ構成図を参照しつつ、画像処理装置XのNIC5が参照するジョブ種類・サブ電源対応テーブルD12について説明する。
図8は、NIC5のMPU63が参照するジョブ種類・サブ電源対応テーブルD12のデータ構成の一例を表す図である。
ジョブ種類・サブ電源対応テーブルD12は、ジョブの種類ごとに、そのジョブを実行するためにいずれのサブ電源が通電ONの状態である必要があるかを表す情報である。
図8に示すジョブ種類・サブ電源対応テーブルD12は、ファクシミリ送信ジョブ(図中"FX"と表記)を実行するためには、第1サブ電源221及び第4サブ電源224が通電ONの状態である必要があり、印刷ジョブ(図中"PR"と表記)を実行するためには、第1サブ電源221及び第3サブ電源223が通電ONの状態である必要があり、前記ファイル送信ジョブ(図中"FT"と表記)や電子メールデータの送信ジョブ(図中"ML"と表記)を実行するためには、第1サブ電源221が通電ONの状態である必要があることを表している。
従って、このジョブ種類・サブ電源対応テーブルD12は、ファクシミリ送信ジョブを実行するためには、メイン制御部9、HDD3、画像処理演算部4及びファクシミリ部8が必要であるが、スキャナ部6、プリント部7及び操作・表示部2は不要であること、印刷ジョブを実行するためには、メイン制御部9、HDD3、画像処理演算部4及びプリント部7が必要であるが、スキャナ部6、ファクシミリ部8及び操作・表示部2は不要であること、ファイル送信ジョブや電子メールデータの送信ジョブを実行するためには、メイン制御部9及びHDD3が必要であるが、スキャナ部6、プリント部7、ファクシミリ部8及び操作・表示部2は不要であることを表している。
このジョブ種類・サブ電源対応テーブルD12は、例えば、NIC5のフラッシュメモリ66に予め記憶されている。或いは、画像処理装置XがNIC5を通じてアクセス可能な外部装置の記憶部に記憶させてもよい。
次に、図3に示すブロック図を参照しつつ、画像処理装置Xが備えるメイン制御部9の構成について説明する。
メイン制御部9は、バスコネクタ71、バス制御部72、MPU73、メモリ制御部74、ROM75、フラッシュメモリ76、I/Oポート77及びカレンダー管理部78等を備えている。
ここで、バスコネクタ71、バス制御部72、メモリ制御部74、ROM75及びフラッシュメモリ76の各々は、NIC5が備えるバスコネクタ61、バス制御部62、メモリ制御部64、ROM65及びフラッシュメモリ66と同様の機能を備えたものである。もちろん、ROM75及びフラッシュメモリ76に記憶されるプログラムやデータの内容は、NIC5のROM64及びフラッシュメモリ66に記憶されているものと異なることはいうまでもない。
メイン制御部9は、MPU73によってROM75やフラッシュメモリ76に記憶されたプログラムを実行することにより、各種画像処理に関する機器を制御する。
メイン制御部9のI/Oポート77は、その制御対象となる機器に対して出力する制御信号を伝送する信号線や、メイン制御部9が各種センサから入力する各種検出信号を伝送する信号線が接続され、それら信号線とMPU73との間を中継するインターフェースである。
例えば、メイン制御部9のI/Oポート77には、操作・表示部2及びHDD3を構成する機器や、各種センサに通じる信号線が接続される。
また、メイン制御部9は、さらにカレンダー管理部78を備えている。カレンダー管理部78は、時刻を計時する時刻計時回路を備え、その時刻計時回路による計時時刻に基づいて、現在の年月日、曜日、時刻を検知するものである。このカレンダー管理部78は、第1サブ電源221からの供給電力によって充電されるバッテリーを電源とし、その第1サブ電源221からの電力供給が遮断されても、そのバッテリーからの供給電力によって動作を継続する。
なお、図2及び図3には、MPU63、73によってデータの書き込み及び読み出しが可能な不揮発性の記憶手段として、フラッシュメモリ66、76が設けられているが、このフラッシュメモリ66、76の代わりに、EEPROM等の他の不揮発性記憶手段を採用することも考えられる。
次に、図4に示す電源系統図を参照しつつ、画像処理装置Xにおける各機能ブロックに対する電源の接続関係の一例について説明する。
なお、図4では、電源供給ラインを実線で表し、その他の信号伝送ラインを破線で表している。
図4に示す例では、画像処理装置Xは、4個のサブ電源22を備えている。以下、それぞれ第1サブ電源221〜第4サブ電源224と称する。
前記メイン電源21は、NIC5及び通電切替回路10に対して電力を供給する電源である。
このメイン電源21は、当該画像処理装置X全体に対する根元の電力供給源となる商用電源50に対し、手動操作に応じて電源供給ラインを導通させるか遮断するかを手動で切り替える手動切替スイッチ40を介して接続されている。利用者がこの手動切替スイッチ40の切り替え操作をすることにより、NIC5及び通電切替回路10に対して通電されるか否かが切り替えられる。従って、NIC5及び通電切替回路10は、当該画像処理装置Xが商用電源50に接続されている状態では、利用者の操作によって手動切替スイッチ40が導通状態から遮断状態に切り替えられない限り、常に通電された状態となる。また、手動切替スイッチ40が遮断状態に切り替えられると、当該画像処理装置X全体が非通電状態(停止状態)となる。
一方、第1サブ電源221は、メイン制御部9、HDD3及び画像処理演算部4に対して電力を供給する電源回路である。
また、第2サブ電源222、第3サブ電源223、第4サブ電源224及び第5サブ電源225は、それぞれスキャナ部6、プリント部7、ファクシミリ部8及び操作・表示部2の各々に対して電力を供給する電源回路である。
また、第1サブ電源221〜第5サブ電源225各々は、商用電源50に対し、前記手動切替スイッチ40と、所定の制御信号に基づいて電源供給ラインを導通させるか遮断するかを切り替える自動切替スイッチ41〜45とを介して接続されている。なお、図4から明らかなように、自動切替スイッチ41と第1サブ電源221、自動切替スイッチ42と第2サブ電源222、自動切替スイッチ43と第3サブ電源223、自動切替スイッチ444と第4サブ電源224、自動切替スイッチ445と第4サブ電源225が各々対応関係にある。
これにより、手動切替スイッチ40が導通状態にされた上で、さらに自動切替スイッチ41〜45の各々が導通状態となって初めて、サブ電源221〜225各々が通電状態となる。
以下、電源供給ラインを導通させること及び遮断することを、各々ONする及びOFFするという。同様に、電源供給ラインが導通した状態のこと及び遮断した状態のことを、各々ON状態及びOFF状態という。
そして、自動切替スイッチ41〜45は、その各々がON状態となるかOFF状態となるかにより、各機能ブロック2、6〜9各々に対して個別に通電するか否かを切り替える通電切替手段として機能する。
これ以降、画像処理装置Xにおいて、NIC5が通電有りの状態(手動切替スイッチ40が導通状態)であり、機能ブロック2、6〜9の1つ以上が通電無しである状態(自動切替スイッチ41〜45のうちの1つ以上がOFF状態)をスリープモードという。一方、NIC5及び機能ブロック2、6〜9が通電有りである状態を稼働モードという。
図4に示すように、NIC5は、通電切替回路10を通じて全ての自動切替スイッチ41〜45のON/OFFを制御することにより、各機能ブロックに対する通電を個別に制御する。即ち、NIC5は、各機能ブロックに対する通電制御を実行する手段を兼ねている。
また、画像処理装置Xは、ユーザによる操作に応じてON/OFF状態が切り替わる操作検知スイッチ1を備えている。この操作検知スイッチ1のON/OFF状態は、通電切替回路10により検知される。
この操作検知スイッチ1は、画像処理装置Xを、稼働モードにするかスリープモードにするかを切り替える通電スイッチとして機能するものである。
即ち、スリープモードであるときに操作検知スイッチ1がON状態に切り替えられると、通電切替回路10は、全ての自動切替スイッチ41〜45をONにし、画像処理装置Xを稼動モードへ移行させる。
一方、稼働モードであるときに操作検知スイッチ1がOFF状態に切り替えられると、通電切替回路10は、何らかのジョブを処理中でない限り、全ての自動切替スイッチ41〜45をOFFにし、画像処理装置Xをスリープモードへ移行させる。
本画像処理装置Xでは、各機能ブロックに対する通電がなされている場合に、NIC5のMPU63が、以下に示す2つの条件(以下、それぞれ第1のスリープ条件及び第2のスリープ条件という)の成否を判別する。そして、それらスリープ条件のいずれかが成立した場合に、NIC5が通電切替回路10を制御することにより、当該画像処理装置Xは、1以上の機能ブロックに対する通電が遮断された状態であるスリープモードに移行する。このスリープモードでは、5つの自動切替スイッチ41〜45の1つ以上が"OFF状態"に切り替えられ、1つ以上の機能ブロックが"通電無し状態"となる。従って、全ての自動切替スイッチ41〜45が"OFF状態"に切り替えられると、当該画像処理装置Xは、NIC5を含むごく一部の機器(NIC5及び通電切替回路10)のみが"通電有り状態"となる。
なお、NIC5のMPU63は、スリープモードへ移行する際に、第1のスリープ条件と第2のスリープ条件とのいずれの条件が成立したのかを表すスリープモード移行理由情報を、NIC5のフラッシュメモリ66に記録する。
[第1のスリープ条件]
第1のスリープ条件は、現在の日時が、予め定められた1週間分の時刻スケジュール(以下、週間スケジュールという)において、スリープモードに設定されている時間帯に属しているという条件である。以下、予め定められた週間スケジュール(時刻スケジュールの一例)に従って自動切替スイッチ41〜45を制御することにより、機能ブロック各々の通電状態を制御することを、ウィークリータイマ制御という。このウィークリータイマ制御を実行するNIC5のMPU63が、スケジュール制御手段の一例である。
図9は、ウィークリタイマ制御の週間スケジュールWSの内容を模式的に表したものである。図9中の各升目は、曜日(月曜日〜日曜日)及び時刻(00時台〜23時台)によって規定される時間帯である。また、空欄の升目は、スリープモードに設定されている時間帯を表し、"*"印が記されている升目は、各機能ブロックに通電がなされる稼働モードに設定されている時間帯を表す。この週間スケジュールWSは、第1サブ電源221〜第5サブ電源225それぞれについて予め設定される情報である。
NIC5のMPU63は、第1サブ電源221〜第5サブ電源225それぞれについての週間スケジュールWSの情報を、予めメイン制御部9から取得してフラッシュメモリ66に予め記憶させておく。
さらに、NIC5のMPU63は、前述したクロック発振器63aを用いて計時した現在の時刻が、フラッシュメモリ66に記憶された週間スケジュールWSにおいて、スリープモードと稼働モードのいずれに設定されている時間帯であるのかを判別する。そして、NIC5のMPU63は、その判別結果に応じて、通電切替回路10を通じて自動切替スイッチ41〜45を制御することにより、各機能ブロック2、6〜9を個別に"通電有り状態"から"通電無し状態"へ切り替えたり(スリープモードへの移行)、"通電無し状態"から"通電有り状態"へ切り替えたり(稼働モードへの移行)する。
なお、メイン制御部9は、操作・表示部2を制御することにより、利用者が週間スケジュールWSの内容を設定可能とする週間スケジュール設定機能を備えている。この週間スケジュール設定機能により設定された週間スケジュールWSは、メイン制御部9からNIC5に伝送され、NIC5のMPU63がフラッシュメモリ66に格納する。
また、NIC5のMPU63が、ネットワーク30を通じた外部の端末32からの要求に応じて、フラッシュメモリ66に記憶された週間スケジュールWSを端末32に送信する機能や、その週間スケジュールWSの内容を更新する機能を備えて構成されたものも考えられる。
[第2のスリープ条件]
第2のスリープ条件は、前記第1のスリープ条件が成立していない場合に、操作・表示部2を通じた操作入力がなく、かつ、ネットワーク30を通じた外部装置からのデータ処理要求(印刷ジョブ等)の受信がない状態が、予め定められた時間以上継続するという条件である。
例えば、NIC5が第2のスリープ条件の成否判別を行う場合、NIC5のMPU63は、メイン制御部9及びバス11を介して、操作・表示部2に対する操作入力の有無を検知するとともに、ネットワーク制御部67を介して、端末32からのデータ受信の有無を検知する。
さらに、NIC5のMPU63は、クロック発振器63aの発振信号に基づいて時間を計時することにより、操作・表示部2を通じた操作入力がなく、かつ、ネットワーク30を通じた端末32からのデータ受信がない状態が、所定時間以上継続したことを検知する。そして、NIC5のMPU63は、その検知結果に応じて、通電切替回路10を通じて自動切替スイッチ41〜44を制御することにより、各機能ブロック2、6〜9を"通電有り状態"から"通電無し状態"へ(稼動モードからスリープモードへ)切り替える。
次に、図5に示すフローチャートを参照しつつ、画像処理装置Xにおけるジョブ実行制御の手順について説明する。図5に示す処理は、画像処理装置Xの全ての機能ブロックに対する通電が開始された後に実行される処理である。なお、以下に示すS1、S2、…は、処理手順(ステップ)の識別記号を表す。
[ステップS1、S2]
まず、NIC5のMPU63は、メイン制御部9のカレンダー管理部78から前記基準時刻を取得し、これを前記計時開始時刻とすることにより、クロック発振器63aのクロック信号に基づいて、各機能ブロックの通電制御(ウィークリータイマー制御)に用いる現在時刻の計時を開始する(S1)。その計時処理の内容は、前述した通りである。以下、クロック発振器63aのクロック信号に基づく計時時刻を、NIC計時時刻という。これ以後、NIC5のMPU63は、NIC計時時刻を継続的に計時する。なお、NIC計時時刻を計時するNIC5のMPU63及びクロック信号を発生させるクロック発振器63aが、通信手段が兼ね備える時刻計時手段の一例である。
さらに、NIC5のMPU63は、前記計時開始時刻に所定時間(例えば、24時間)を加算した時点の時刻を次回校正時刻として設定(記憶)する(S2)。この次回校正時刻は、前記NIC計時時刻を、前記基準時刻に基づいて校正するタイミングを表すものである。
[ステップS3〜S7]
次に、NIC5のMPU63は、外部の端末32から、プリント処理やデータファイリング処理などのジョブがネットワーク30を通じて受信されているか否かの判別(S3)と、現在時刻(NIC計時時刻)が、前記校正時刻を経過したか否かの判別(S5)とを行う。
なお、データファイリング処理とは、端末32から送信されてくるデータファイルをHDD3に保存する処理、及び、その保存したデータファイルの保存場所(データフォルダ)の変更や、ファイル名の変更、データの書き換え、データの消去等を行う処理のことをいう。
そして、ステップS3において、ジョブを受信したことが確認されると、NIC5のMPU63が、そのジョブをメイン制御部9に伝送し、さらに、メイン制御部9が必要な機能ブロックを制御することにより、ジョブに応じた処理を実行する(S4)。その後、処理がステップS3へ戻される。
また、ステップS5において、現在時刻(NIC計時時刻)が、前記校正時刻を経過していると判別された場合には、NIC5のMPU63は、前記NIC計時時刻の校正処理を実行する(S6、時刻校正手段の一例)。この校正処理は、ステップS1の処理と同様に、NIC5のMPU63が、"通電有り状態"であるメイン制御部9のカレンダー管理部78から前記基準時刻(年月日、曜日、時刻を含む)を取得し、これを前記計時開始時刻とすることにより、クロック発振器63aのクロック信号に基づいて、前記NIC計時時刻の計時を再開する処理である。これにより、NIC計時時刻が、前記基準時刻に基づいて校正される。これ以後、NIC5のMPU63は、校正後のNIC計時時刻を継続的に計時する。
さらに、NIC5のMPU63は、ステップS6で新たに設定された前記計時開始時刻に所定時間(例えば、24時間)を加算した時点の時刻を次回校正時刻として再設定(再記憶)する(S7)。その後、処理がステップS3へ戻される。
一方、ステップS3及びS5において、ジョブの受信も、校正時刻の経過も認められなかった場合、画像処理装置Xは、後述する省電力制御処理を実行し(S8)、その後、処理がステップS3へ戻される。
続いて、図6に示すフローチャートを参照しつつ、ステップS8(図5参照)において画像処理装置Xが実行する省電力制御処理の手順(ステップS11からS25)について説明する。
[ステップS11、S12]
省電力制御処理では、まず、NIC5のMPU63が、前記機能ブロック2、6〜9各々について、所定の停止条件が成立しているか否かを判別する(S11)。
ここで、NIC5のMPU63は、前記機能ブロック2、6〜9各々について、現在時刻(NIC計時時刻)と前記週間スケジュールWSとを比較し、各機能ブロックを"通電無し状態"に切り替える条件(前記第1のスリープ条件)が成立している場合に、停止条件が成立していると判別する。具体的には、現在時刻が、図9に示した週間スケジュールWSにおける空欄の時間帯に属しているか否かを判別する。また、NIC5のMPU63は、前記第2のスリープ条件が成立している場合も、停止条件が成立していると判別する。
そして、NIC5のMPU63は、いずれの機能ブロックについても、週間スケジュールWSに基づく停止条件が成立していないと判別したときは、処理を後述するステップS25へ移行させ、そうでない場合は、処理を次のステップS12へ移行させる。
ステップS12では、NIC5のMPU63は、通電切替回路10を制御することにより、ステップS8において停止条件が成立した機能ブロックに対する通電を停止する("通電有り状態"から"通電無し状態"へ切り替える)。
[ステップS13、S14]
次に、NIC5のMPU63は、外部の端末32から、プリントジョブ(プリント処理を要求するジョブ)やデータファイリングジョブ(データファイリング処理を要求するジョブ)などのジョブがネットワーク30を通じて受信されているか否かを判別する(S13)。
ここで、NIC5のMPU63は、ジョブを受信したと判別した場合は、処理を次のステップS14へ移行させ、そうでない場合は処理を後述するステップS15へ移行させる。
ステップS14では、NIC5のMPU63は、ステップS13で受信したジョブに応じた処理を実行させ、その後、処理を前述したステップS11へ戻す。
このステップS14では、NIC5のMPU3は、まず、受信したジョブを、その時点で"通電有り状態"である機能ブロックによって実行可能か否かを判別する。そして、実行可能と判別した場合は、NIC5のMPU63がそのジョブをメイン制御部9に伝送し、さらに、メイン制御部9が必要な機能ブロックを制御することにより、ジョブを実行する。
一方、NIC5のMPU63は、受信したジョブを、その時点で"通電有り状態"である機能ブロックによって実行不可能と判別した場合は、NIC5のMPU63は、機能ブロックが停止中であるため要求された処理を実行できない旨を要求元の端末32に応答する。
これにより、端末32の利用者が、画像処理装置Xの故障であると錯覚することを回避できる。
但し、NIC5のMPU63は、その時点でスリープモードの状態となっている場合、その状態に至った原因が、前記第2のスリープ条件が成立したことである場合には、停止中の機能ブロック(ジョブの実行に必要な機能ブロック)を起動させた上で、受信したジョブを実行させる。
ここで、NIC5のMPU63は、フラッシュメモリ66などに予め記憶されている前記ジョブ種類・サブ電源対応テーブルD12(図8参照)に基づいて、受信したジョブを実行するために通電ONの状態にしなければならないサブ電源22を判別する。
[ステップS15、S16]
一方、ステップS15では、NIC5のMPU63は、フラッシュメモリ66に記憶された前記ジョブ予約情報D11(図7参照)を読み出すことにより、前記予定時刻d3と、その予定時刻d3に実行する予定の予約ジョブを識別する予約ジョブID(d1)及びその予約ジョブの種類d2(それぞれ予約ジョブ情報の一例)とを取得する(S15、予約情報取得手段の一例)。
なお、前記ジョブ予約情報D11は、NIC5がネットワーク50を通じて通信可能な計算機等の外部装置の記憶部に記憶されることも考えられる。この場合、NIC5のMPU63は、その外部装置の記憶部から、ネットワーク30を通じて前記ジョブ予約情報D11を取得すればよい。
さらに、NIC5のMPU63は、クロック発振器63aの発振信号に基づく前記NIC計時時刻(時刻計時手段による計時時刻の一例)とステップS15で取得した予定時刻d3とに基づいて、これから実行を開始させる予約ジョブを特定する(即ち、予約ジョブID(d1)を特定する)(S16、実行開始ジョブ特定手段の一例)。
このステップS16において、NIC5のMPU63は、まず、前記NIC計時時刻が、1以上の予定時刻d3に到達したか否かを判別し、いずれの予定時刻d3にも到達していない場合は、実行を開始させる予約ジョブを特定しない。この場合、実行を開始させる予約ジョブは存在しない。
一方、NIC5のMPU63は、前記NIC計時時刻が、1以上の予定時刻d3に到達したと判別した場合、そのNIC計時時刻に対し、予め設定された許容時間の範囲内に含まれる全ての予定時刻d3に対応する予約ジョブ(予約ジョブID(d1))を、実行を開始させる予約ジョブとして特定する。これにより、NIC計時時刻に対して前記許容時間の範囲内に含まれる予定時刻d3が複数存在する場合、その複数の予定時刻d3に対応する複数の予約ジョブが、実行を開始させる予約ジョブとして特定される。
[ステップS17、S18]
次に、NIC5のMPU63は、実行を開始させるジョブが存在するか否か(ステップS16で実行を開始させる予約ジョブを特定したか否か)を判別し(S17)、存在する場合には、処理を次のステップS18へ移行させ、存在しない場合には、処理を後述するステップS21へ移行させる。
ステップS18では、NIC5のMPU63は、停止中の("通電無し状態"にある)機能ブロックが存在する場合、その停止中の機能ブロックのうち、ステップS16で特定された実行を開始させる予約ジョブを実行するために必要な機能ブロックを起動する(S18、自動起動制御手段の一例)。この起動、即ち、"通電無し状態"から"通電有り状態"への切り替えは、NIC5のMPU63が、通電切替回路10を制御することによって行う。
ここで、NIC5のMPU63は、フラッシュメモリ66などに予め記憶されている前記ジョブ種類・サブ電源対応テーブルD12(図8参照)に基づいて、予約ジョブを実行するために通電ONの状態にしなければならないサブ電源22を判別する。前述したように、ジョブ種類・サブ電源対応テーブルD12は、ジョブの種類とその実行に必要な機能ブロックに電力を供給するサブ電源22との対応関係を表す情報である。
ところで、ステップS18において、複数の機能ブロックを起動させる場合、NIC5のMPU63は、予め定められた手順に従って、起動対象となる複数の機能ブロック各々を、それらがほぼ同時に動作準備完了状態(レディ状態)となるように、起動時間の長いものから順に個別に起動させる("通電有り状態"に切り替える)。
図10は、ステップS18の処理における複数の機能ブロックの起動手順の一例を表すタイムチャートである。
図10に示す例は、プリント部7(定着ヒータ等を含む)と、メイン制御部9と、ファクシミリ部8とを起動する手順の例である。
ここで、各機能ブロックの起動時間(通電が開始されてから動作準備完了状態となるまでの時間)は、プリント部7がt1、メイン制御部9がt2(<t1)、ファクシミリ部8がt3(<t2)であるとする。これら起動時間t1〜t3の概ねの値は、画像処理装置の機種ごとに予め知ることができる。
そして、図10に示す例の場合、NIC5のMPU63は、まず、ステップS18の処理開始時点P1で、起動時間t1が最長のプリント部7に対する通電を開始させ、その時点P1から時間(t1−t2)が経過した時点P2で、起動時間t2が2番目に長いメイン制御部9に対する通電を開始させる。さらに、その時点P2から時間(t3−t2)が経過した時点P3で、その次に起動時間が長いファクシミリ部8に対する通電を開始させる。このように、起動時間が長い順に、起動時間の差分(t1−t2)、(t2−t3)だけ起動開始時点をずらしながら必要な機能ブロック(停止中の機能ブロック)を順次起動させる。その結果、各機能ブロックがほぼ同じ時点P0で、動作準備完了状態となる。このような手順で複数の機能ブロックを起動させることにより、起動時間の短い機能ブロックが、動作準備完了状態となってから、他の機能ブロックが動作準備完了状態となるまでの待ち時間に、無駄に消費する電力を低減すことができる。
このような起動処理を実現する構成としては、例えば、NIC5のフラッシュメモリ66に各機能ブロックの起動時間を記憶させておき、NIC5のMPU63が、それら起動時間相互の差分に応じて、複数の機能ブロックの起動開始時点を制御することが考えられる。
[ステップS19、S20]
次に、NIC5のMPU63は、ステップS16で特定した予約ジョブID(d1)をメイン制御部9に引き渡すことにより、その予約ジョブID(d1)に対応する予約ジョブを、メイン制御部9を含む機能ブロックに実行させる(S19)。このステップS19において、NIC5のフラッシュメモリ66及びHDD3に記憶されているジョブ予約情報D11のうち、実行された予約ジョブに対応する情報は、削除或いは実行済みフラグの記録がなされ、以後、実行対象から除外される。
ここで、メイン制御部9は、NIC5から実行を開始させる予約ジョブを表す予約ジョブID(d1)を取得し、その予約ジョブID(d1)に対応する予約ジョブ(HDD3に記憶されている予約ジョブ)を、対応する機能ブロックを制御することによって実行する。ジョブの種類と機能ブロックとの対応関係については、ジョブ種類・サブ電源対応テーブルD12に関する説明で示した通りである。
そして、ステップS16で特定された予約ジョブの処理が終了すると、NIC5のMPU63は、通電切替回路10を制御することにより、ステップS18で起動させた機能ブロックに対する通電を停止することにより、各機能ブロックに対する通電状態を元の状態(予約ジョブ実行前の状態)に戻し(S20)、その後、処理を前述したステップS11へ戻す。
[ステップS21〜S23]
一方、NIC5のMPU63は、ステップS16において実行を開始させる予約ジョブが特定されなかった(存在しない)と判別すると、現在時刻(NIC計時時刻)が、前記校正時刻を経過したか否かの判別を行う(S21)。
ここで、現在時刻(NIC計時時刻)が、前記校正時刻を経過している場合には、NIC5のMPU63は、ステップS6の処理と同様に、前記NIC計時時刻の校正処理を実行する(S22、時刻校正手段の一例)。但し、このステップS22では、NIC5のMPU63は、メイン制御部9が停止中("通電無し状態")である場合には、通電切替回路10を制御することによってメイン制御部9を起動した上で、メイン制御部9が備えるカレンダー管理部78の計時時刻を取得し、前記NIC計時時刻の校正処理を実行し、校正終了後に、再びメイン制御部9に対する通電を停止させる。
これにより、クロック発振器63aに基づく計時時刻が校正されない状態が長期間継続することを回避し、予約ジョブの実行やウィークリータイマー制御が不正確になることを防ぐ。
さらに、NIC5のMPU63は、ステップS22で新たに設定された前記計時開始時刻に所定時間(例えば、24時間)を加算した時点の時刻を次回校正時刻として再設定(再記憶)する(S23)。その後、処理が前述したステップS11へ戻される。
[ステップS24、S25]
一方、ステップS21において、校正時刻の経過が認められなかった場合、NIC5のMPU63は、その時点で停止中の機能ブロック各々について、現在時刻(NIC計時時刻)と前記週間スケジュールWSと比較し、現在時刻が、停止中の機能ブロックを起動させる時刻(起動予定時刻)を経過しているか否かを判別する(S24)。即ち、停止中の機能ブロック各々について、"通電有り状態"に切り替える起動条件が成立しているか否かを判別する。具体的には、現在時刻が、図9に示した週間スケジュールWSにおける"*"印の時間帯に属しているか否かを判別する。
ここで、NIC5のMPU63は、停止中の機能ブロックのうち、起動予定時刻を経過した機能ブロックが存在しない場合は、処理を前述したステップS11へ戻す。
一方、NIC5のMPU63は、停止中の機能ブロックのうち、起動予定時刻を経過した機能ブロックが存在する場合は、通電切替回路10を制御することにより、その機能ブロックを起動させる(S25)。
このように、NIC5のMPU63は、1以上の機能ブロックが"通電無し状態"である場合に、フラッシュメモリ66に記憶された週間スケジュールWS(時刻スケジュールの一例)に従って、機能ブロックを"通電有り状態"に切り替える。
なお、このステップS25においても、複数の機能ブロックを起動させる場合、ステップS18と同様に、NIC5のMPU63は、予め定められた手順に従って、起動対象となる複数の機能ブロック各々を、それらがほぼ同時に動作準備完了状態(レディ状態)となるように、起動時間の長いものから順に個別に起動させる("通電有り状態"に切り替える)。
[ステップS26]
そして、ステップS25の処理によって機能ブロックを起動した後、又はステップS11の処理によって各機能ブロックを"通電無し状態"に切り替える停止条件が成立していないと判別された場合、NIC5のMPU63は、全ての機能ブロックが"通電有り状態"となっているか否かを判別する(S26)。
ここで、NIC5のMPU63は、全ての機能ブロックが"通電有り状態"となっている(稼働モードの状態)と判別した場合、当該省電力制御処理を終了させる。これにより、全ての機能ブロックが"通電有り状態"であるときに実行される前述した処理S3〜S7(図5参照)が繰り返される。
一方、NIC5のMPU63は、1つ以上の機能ブロックが"通電無し状態"となっていると判別した場合、処理を前述したステップS11へ戻す。これにより、1以上の機能ブロックが"通電無し状態"であるときの処理S11〜S25が繰り返される。
以上に示したように、画像処理装置Xは、NIC5に対する通電とは独立してジョブの実行に必要な前記機能ブロック6〜9に対する通電制御が可能であるため、各機能ブロック6〜9に対して通電を行わない省電力状態であっても、端末32等の外部装置との通信処理(S14)を実行可能な状態に維持できる。さらに、画像処理装置Xは、前記省電力状態であっても通電された状態に維持されるNIC5が、前記ジョブ予約機能における時刻管理(S15〜S17)と、予約されたジョブの実行に必要な機能ブロックの起動を制御する機能(S18)と実現するため、前記省電力状態における消費電力を極力抑えつつ、前記ジョブ予約機能を実現することができる。
以上に示した実施形態では、画像処理装置Xが、そのHDD3に予約ジョブ(予約ジョブの実体)を予め記憶しておく例を示した。
しかしながら、前述したステップS19において、メイン制御部9が、NIC5及びネットワーク30を通じて、外部の端末32やその他の外部装置から予約ジョブを取得することも考えられる。
また、NIC5のMPU63が、ネットワーク30を通じた外部装置からの要求に応じて、NIC5のフラッシュメモリ66(ジョブ予約情報記憶手段の一例)に記憶されたジョブ予約情報D11について、その外部装置への送信、内容の更新及び情報の削除のうちの1又は複数を実行する処理(以下、ジョブ予約情報外部アクセス処理という)を兼ね備えることが考えられる。
これにより、画像処理装置Xのメイン制御部9が"通電無し状態"である場合に、ジョブ予約情報D11の参照や更新のために、わざわざメイン制御部9を起動する必要がなくなり、消費電力の増加を抑えられる。
この場合、NIC5のMPU63は、図6に示すステップS14において、外部装置からの要求に応じた前記ジョブ予約情報外部アクセス処理を実行すればよい。但し、本処理によってジョブ予約情報D11の更新や削除が行われた場合、図6に示すステップS18からステップS19へ移行する前に、メイン制御部9のMPU73が、HDD3に記憶されているジョブ予約情報D11を、NIC5のフラッシュメモリ66に記憶されているジョブ予約情報D11と同じ内容となるように更新する。
本発明は、画像処理装置への利用が可能である。
本発明の実施形態に係る画像処理装置Xの概略構成を表すブロック図。 画像処理装置Xが備えるNICの概略構成を表すブロック図。 画像処理装置Xが備えるメイン制御部の概略構成を表すブロック図。 画像処理装置Xにおける電源の接続関係を表す電源系統図。 画像処理装置Xにおけるジョブ実行制御の手順を表すフローチャート。 画像処理装置Xにおける省電力制御処理の手順を表すフローチャート。 画像処理装置XのNICが参照するジョブ予約情報のデータ構成の一例を表す図。 画像処理装置XのNICが参照するジョブ種類・サブ電源対応テーブルのデータ構成の一例を表す図。 画像処理装置Xにおけるウィークリータイマ制御の週間スケジュールを模式的に表した図。 画像処理装置Xにおける複数の機能ブロックの起動手順の一例を表すタイムチャート。
符号の説明
X…画像処理装置
1…操作検知スイッチ
2…操作・表示部
3…ハードディスクドライブ
4…画像処理演算部
5…ネットワークインターフェースカード
6…スキャナ部
7…プリント部
8…ファクシミリ部
9…メイン制御部
10…通電切替回路
11…バス
21…メイン電源
22(221〜225)…サブ電源
30…ネットワーク
32…端末
40…手動切替スイッチ
41〜45…自動切替スイッチ
61、71…バスコネクタ
62、72…バス制御部
63、73…MPU(マイクロプロセッサユニット)
63a…クロック発振器
64、74…メモリ制御部
65、75…ROM
66、76…フラッシュメモリ
67…ネットワーク制御部
68…ネットワークコネクタ
77…I/Oポート
78…カレンダー管理部
S1、S2、〜…処理手順の識別記号

Claims (8)

  1. 外部装置と通信を行う通信手段を備えた画像処理装置であって、
    所定のジョブを実行する部品若しくは部品の集合である複数の機能ブロック各々に対し、前記通信手段に対する通電とは独立して通電するか否かを個別に切り替える通電切替手段と、
    現在時刻を計時する時刻計時手段と、
    所定の予定時刻と該予定時刻に実行予定の予約ジョブに関する予約ジョブ情報とを所定の記憶手段から取得する予約情報取得手段と、
    前記時刻計時手段による計時時刻と前記予約情報取得手段により取得された前記予定時刻とに基づいて実行を開始させる前記予約ジョブを特定する実行開始ジョブ特定手段と、
    前記実行開始ジョブ特定手段により特定された前記予約ジョブの実行に必要な前記機能ブロックが通電無し状態である場合に、該機能ブロックを前記通電切替手段を制御することによって通電有り状態に切り替える自動起動制御手段と、を具備し、
    前記通信手段が、前記時刻計時手段、前記ジョブ予約情報取得手段、前記実行開始ジョブ特定手段及び前記自動起動制御手段を兼ね備えて構成されてなることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記予定時刻と前記予約ジョブ情報とが対応付けられたジョブ予約情報を記憶するジョブ予約情報記憶手段を具備し、
    前記予約情報取得手段が、前記ジョブ予約情報記憶手段から前記予定時刻と前記予約ジョブ情報とを取得してなる請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記通信手段が、外部装置からの要求に応じて、前記ジョブ予約情報記憶手段に記憶された前記ジョブ予約情報について前記外部装置への送信、内容の更新及び情報の削除のうちの1又は複数を実行するジョブ予約情報外部アクセス手段を兼ね備えて構成されてなる請求項1又は2のいずれかに記載の画像処理装置。
  4. 前記実行開始ジョブ特定手段が、前記時刻計時手段による計時時刻に対して所定時間範囲内に含まれる前記予定時刻が複数存在する場合に、その複数の予定時刻に対応する複数の前記予約ジョブを、実行を開始させる予約ジョブとして特定してなる請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記自動起動制御手段が、複数の機能ブロックを通電有り状態に切り替える場合に、それらを予め定められた手順に従って起動時間が長いものから順に通電有り状態に切り替えてなる請求項1〜4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記自動起動制御手段が、複数の機能ブロックを通電有り状態に切り替える場合に、それらが略同時に動作準備完了状態となるように通電有り状態に切り替えてなる請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記機能ブロックが、バッテリによる電源バックアップがなされた状態で当該画像処理装置における基準となる時刻を計時する基準時刻計時手段を具備し、
    さらに、前記通信手段が兼ね備える前記時刻計時手段が、
    一定周期のクロック信号を生成するクロック信号生成手段と、
    前記クロック信号の積算結果に基づいて現在時刻を計時するクロック積算時刻計時手段と、
    前記基準時刻計時手段を備える前記機能ブロックが通電有り状態であるときに該基準時刻計時手段の計時時刻を取得して前記クロック積算時刻計時手段の計時時刻を校正する時刻校正手段と、を具備してなる請求項1〜6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 前記時刻校正手段が、前記基準時刻計時手段を備える前記機能ブロックが通電無し状態である場合に、前記通電切替手段を制御することによって前記機能ブロックを通電有り状態に切り替えるとともに、該機能ブロックが備える前記基準時刻計時手段の計時時刻を取得して前記クロック積算時刻計時手段の計時時刻を校正してなる請求項7に記載の画像処理装置。
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