JP2002027162A - 画像形成装置及び該装置における制御用データ処理方法 - Google Patents

画像形成装置及び該装置における制御用データ処理方法

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JP2002027162A
JP2002027162A JP2000207232A JP2000207232A JP2002027162A JP 2002027162 A JP2002027162 A JP 2002027162A JP 2000207232 A JP2000207232 A JP 2000207232A JP 2000207232 A JP2000207232 A JP 2000207232A JP 2002027162 A JP2002027162 A JP 2002027162A
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volatile memory
board
control data
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Hajime Yamazaki
一 山崎
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主電源投入時において画像形成装置のベース
ンジン制御部の立ち上げにおける時間的ロスを無くす
る。 【解決手段】ベースエンジンボード201と各種アプリ
ケーションボード202〜204を有する画像形成装置
101において、複写アプリケーションボード202に
ベースエンジン制御用データを格納する不揮発メモリ3
01を備え、他方ベースエンジンボード201には、前
記制御用データを格納する揮発メモリ401を備える。
ベースエンジン制御部の立ち上げに際し、立ち上げに最
も時間のかかるタスクから前記不揮発メモリ301の制
御用データの供給を受けて起動するようにし、それによ
って各タスクの前記制御データの受領待ちによる時間的
ロスをなくす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート又は用紙に
画像データが表す画像を形成する機構すなわち作像エン
ジン、その各作像プロセス要素の動作を制御するエンジ
ンボード、ならびに該エンジンボードに画像データや作
像指示を与えるアプリケーションボード、を含み、ベー
スエンジンの情報をアプリケーションボードの不揮発メ
モリに蓄える画像形成装置、該装置における制御用デー
タ処理方法、該制御データを使用したベースエンジンの
制御方法、及び該制御データの処理を実行するためのコ
ンピュータ読取り可能なプログラムを記録した記録媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機等の画像形成装置は多機能
化が進み、FAX、プリンタ、スキャナ等の多数のアプ
リケーションが付加されるようになっている。この複合
複写機には、前記ベースエンジンボードに加えて、操作
/表示ボード等を介して使用者の指示を原稿スキャナお
よびベースエンジンボードに与えて複写を行う複写アプ
リケーションボード、パソコン等からのプリントアウト
指示に応答してベースエンジンボードに指令を与え、パ
ソコンからのデータを作像エンジンでプリントアウトす
るプリンタアプリケーションボード、および原稿スキャ
ナで原稿を読み取りファクシミリ通信回線に送出し、又
は送られてくる画像データをベースエンジンボードに指
示して作像エンジンでプリントアウトするファクシミリ
アプリケーションボード(以下、FAXアプリケーショ
ンボード)等が実装されている。
【0003】この作像エンジンを制御するエンジンボー
ドには、作像機能要素を駆動する電気回路、ならびにC
PU、RAMおよびROMを含むマイクロコンピュータ
システムが備えられ、CPUは、例えば帯電チャージャ
の電圧、現像バイアス、除電ランプ電圧などの作像プロ
セス条件を調整し、かつその条件を表す値つまり制御用
データを不揮発メモリ(NVRAM)に保持して現像画
像濃度の維持等を行っている。
【0004】また、アプリケーションボード、例えば前
記複写ボードは、操作/表示ボードに通電して入力信号
を生成し、ディスプレイを駆動する電気回路、ならび
に、CPU、RAMおよびROMを含むマイクロコンピ
ュータシステムを備えており、かつ、複写条件である給
紙サイズ、複写倍率、複写濃度、コピーセット枚数、片
面/両面モード、編集等についてその標準的な条件(標
準モード)の内容を初期値として設定できるようになっ
ている。そして、この標準モードを初めユーザの設定
値、使用履歴、異常履歴等、使用管理情報等の制御デー
タを保持するために不揮発メモリ(NVRAM)が備え
られている。
【0005】このように、一般に、複写機ではそのベー
スエンジン内で使用する各種調整用データやユーザ指定
の動作モード、及び動作記録のデータ等、具体的には、
例えば、(ア)フィニッシャ、ステープル位置調整、定
着設定温度等、各機械におけるバラツキを抑えるための
数値、(イ)トータルプリント枚数、ジャム発生の有
無、故障発生時種類等マシン稼働状態の履歴、(ウ)画
質の濃さ、シャープさ、つまり、光強度、転写電流調整
保持等の作像プロセス諸条件、初期操作画面設定等の制
御用データを不揮発メモリに保存している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、不揮発
メモリ内の情報のうち、ベースエンジン内で必須の情報
(前記各種調整用データ等)は比較的限られているの
で、不揮発メモリはベースエンジンボードを含めた各種
アプリケーションボードにそれぞれ独立して備えるより
も、一括して特定のボードに載せる方が、ベースエンジ
ンボード単体のコストを考えた場合望ましい。ところ
が、各アプリケーションは各々のボード上に専用のCP
Uを持ち、個別にプログラム制御を行う構成を採ってい
るため、ベースエンジンボードを含めた各種アプリケー
ションが、外部バス等の手段により不揮発メモリをハー
ド上共有するということは希である。このような構造の
画像形成装置においては、ベースエンジン制御部は、ア
プリケーションボード上に一括的に保存された不揮発メ
モリから必要なデータをダウンロードする必要があるた
め、画像形成装置の立ち上げの際に、ベースエンジン制
御部はアプリケーションボードから前記必要なデータの
供給を受け、かつ供給されたデータの順に各タスクを起
動することになる。ところが、その立ち上げ時間は各タ
スク毎に差があるため、立ち上げに時間のかかるタスク
の制御データのダウンロードが後回しになると、ベース
エンジン制御部全体としての立ち上げは、最後のタスク
の立ち上げまで待つことになり遅延するという問題があ
る。
【0007】また、例えば、静電ノイズ混入等によりデ
ータ化けが発生した場合など、ベースエンジンボードの
揮発メモリに格納されているデータが所定の範囲外の値
となり不適になると、ベースエンジンの誤動作や故障の
原因になる恐れがあり、更に、アプリケーションボード
に一括的に格納された不揮発データに誤りが発生する
と、主電源の投入の都度誤った不揮発データがベースエ
ンジンにダウンロードされてしまい、前記と同様の問題
を生じる。
【0008】本発明は以上の問題を解決すべくなされた
ものであって、各種アプリケーションボードからベース
エンジンへ不揮発メモリの情報をダウンロードし、ある
いはアップロードを行う際、ベースエンジン制御部ひい
ては画像処理装置全体の立ち上げを迅速に行うと共に、
制御データに誤りのないことを確認して誤動作を生じな
いようにした、画像形成装置、該装置における制御デー
タの処理方法、該制御データを使用したベースエンジン
の制御方法、該制御データを使用したベースエンジンの
制御方法、及び該制御データの処理を実行するためのコ
ンピュータ読取り可能なプログラムを記録した記録媒体
を提供することを目的とする。また、本発明は、前記制
御データの処理を実行するためのプログラムを記録媒体
に記録することで、画像処理装置に前記プログラムをダ
ウンロードして前記処理を容易に実行できるようにする
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1は、ベースエン
ジン制御用データを格納する不揮発メモリを有するアプ
リケーションボードと、前記ベースエンジン制御用デー
タを格納する揮発メモリを有するベースエンジンボード
と、前記アプリケーションボードの不揮発メモリ内の前
記制御用データを前記ベースエンジンボードの揮発メモ
リに送信する手段と、送信された前記制御用データを前
記揮発メモリ内に展開する手段とを有する画像形成装置
において、前記送信する手段は、前記制御用データをベ
ースエンジンの各タスクに応じて順次前記ベースエンジ
ンボードの揮発メモリに送信することを特徴とする画像
形成装置である。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載された
画像形成装置において、前記送信する手段は、主電源投
入時に、ベースエンジン複数のタスクの内、立ち上げ時
間の最も長いタスクの前記制御用データから順に送信す
ることを特徴とする画像形成装置である。
【0011】請求項3の発明は、請求項2に記載された
画像形成装置において、ベースエンジンのタスクのうち
前記制御用データを必要としないタスクを主電源投入後
直ちに起動することを特徴とする画像形成装置である。
【0012】請求項4の発明は、請求項2に記載された
画像形成装置において、ベースエンジンのタスクのう
ち、前記制御データを必要としない工程を含むタスクに
ついて、前記制御データを必要としない工程を先行起動
し、残余の工程は前記制御データが前記揮発メモリ内に
展開された後実行することを特徴とする画像形成装置で
ある。
【0013】請求項5の発明は、請求項1又は2に記載
された画像形成装置において、アプリケーションボード
に、ベースエンジンボードの揮発メモリに展開するデー
タの適否を確認する手段を備えたことを特徴とする画像
形成装置である。
【0014】請求項6の発明は、請求項5に記載された
画像形成装置において、ベースエンジンボードに、前記
揮発メモリ中のデータの適否を確認する手段を備えたこ
とを特徴とする画像形成装置である。
【0015】請求項7の発明は、請求項6に記載された
画像形成装置において、前記ベースエンジンボードの揮
発メモリの通電を維持した状態でベースエンジンの電源
をOFF/ON制御可能な副電源を設け、かつベースエ
ンジンボードの前記揮発メモリ中のデータの適否を確認
する手段は、前記副電源投入時に前記データの適否を確
認することを特徴とする画像形成装置である。
【0016】請求項8の発明は、請求項6又は7に記載
された画像形成装置において、前記ベースエンジンの揮
発メモリ中のデータの適否を確認する手段が該データの
不適を確認したとき、前記揮発メモリに予め定めた初期
値を書き込む手段、及び前記アプリケーションボードに
前記初期値を送信する手段を備えたことを特徴とする画
像形成装置である。
【0017】請求項9の発明は、請求項8に記載された
画像形成装置において、前記アプリケーションボードの
不揮発メモリのデータの適否を確認する手段、及び該手
段によって前記データの不適が確認されたとき、前記ベ
ースエンジンボードから送信される初期値を書き込む手
段を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
【0018】請求項10の発明は、アプリケーションボ
ードの不揮発メモリに格納されたベースエンジン制御用
データを、ベースエンジンボードの揮発メモリに送信し
て展開する画像形成装置における制御用データ処理方法
において、前記ベースエンジン制御用データをベースエ
ンジンで実行する複数のタスクの内、立ち上げに要する
時間の長いタスクの制御用データから順に送信して展開
する処理を行うことを特徴とする制御用データ処理方法
である。
【0019】請求項11の発明は、アプリケーションボ
ードの不揮発メモリに格納されたベースエンジン制御用
データを、ベースエンジンボードの揮発メモリに送信し
て展開する画像形成装置におけるベースエンジン制御用
データ処理方法において、主電源投入時に、前記不揮発
メモリに格納された前記揮発メモリに展開するデータの
適否を確認することを特徴とするベースエンジン制御用
データ処理方法である。
【0020】請求項12の発明は、請求項11に記載さ
れたベースエンジン制御用データ処理方法において、前
記ベースエンジンボードの揮発メモリの通電を維持した
状態でベースエンジンの電源をOFF/ON制御可能な
副電源を投入し、前記副電源の投入時に、前記揮発メモ
リ中のデータの適否を確認し、前記揮発メモリ中のデー
タが不適なとき、予め定めた初期値を書き込むことを特
徴とするベースエンジン制御用データ処理方法である。
【0021】請求項13の発明は、請求項12に記載さ
れたベースエンジン制御用データ処理方法において、前
記揮発メモリ中のデータが不適なとき、前記アプリケー
ションボードに前記初期値を送信し、かつ、アプリケー
ションボードの不揮発メモリのデータの不適が確認され
たとき、該不揮発メモリに前記ベースエンジンボードか
ら送信された初期値を書き込む、ことを特徴とするベー
スエンジン制御用データ処理方法である。
【0022】請求項14の発明は、アプリケーションボ
ードの不揮発メモリに格納されたベースエンジン制御用
データを、ベースエンジンボードの揮発メモリに送信
し、該データを用いてベースエンジンのタクスを起動す
るベースエンジン制御方法において、ベースエンジンの
複数のタスクの内、立ち上げに要する時間の長いタスク
から順に前記制御用データを送信し、タスクを順次起動
することを特徴とするベースエンジン制御方法である。
【0023】請求項15の発明は、請求項14に記載さ
れたベースエンジン制御方法において、ベースエンジン
のタスクのうち前記制御用データを必要としないタスク
を主電源投入後直ちに起動することを特徴とするベース
エンジン制御方法である。
【0024】請求項16の発明は、請求項15に記載さ
れたベースエンジン制御方法において、ベースエンジン
のタスクのうち、前記制御データを必要としない工程を
含むタスクについて、前記制御データを必要としない工
程を先行起動し、残余の工程は前記制御データが前記揮
発メモリ内に展開された後実行することを特徴とするベ
ースエンジン制御方法である。
【0025】請求項17の発明は、画像形成装置におけ
るアプリケーションボードの不揮発メモリに格納された
ベースエンジン制御用データを、前記ベースエンジン制
御用データをベースエンジンの複数のタスクの内、立ち
上げに要する時間の長いタスクの制御用データから順に
送信し、ベースエンジンの揮発メモリに展開する各処理
を実行するためのプログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体である。
【0026】請求項18の発明は、アプリケーションボ
ードの不揮発メモリに格納されたベースエンジン制御用
データを、ベースエンジンボードの揮発メモリに送信し
て展開し、主電源投入時に、前記不揮発メモリに格納さ
れた前記揮発メモリに展開するデータの適否を確認する
処理を実行するためのプログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体である。
【0027】請求項19の発明は、前記ベースエンジン
ボードの揮発メモリの通電を維持した状態でベースエン
ジンの電源をOFF/ON制御可能な副電源の投入時、
前記揮発メモリ中のデータの適否を確認し、前記揮発メ
モリ中のデータが不適なとき、予め定めた初期値を書き
込む、各処理を実行するためのプログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0028】請求項20の発明は、前記ベースエンジン
ボードの揮発メモリの通電を維持した状態でベースエン
ジンの電源をOFF/ON制御可能な副電源の投入時、
前記揮発メモリ中のデータの適否を確認し、前記揮発メ
モリ中のデータが不適なとき、前記アプリケーションボ
ードに前記初期値を送信し、かつ、アプリケーションボ
ードの不揮発メモリのデータの不適が確認されたとき、
該不揮発メモリに前記ベースエンジンボードから送信さ
れた初期値を書き込む、各処理を実行するためのプログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体で
ある。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は本発明の画像形成装置の構
成の1実施形態を示す。画像形成装置101は、ベース
エンジン制御用各種電装ボード、即ち、ベースエンジン
ボード201、複写アプリケーションボード202、プ
リンタアプリケーションボード203、FAXアプリケ
ーションボード204から構成されている。ボードは各
々単独の中央演算装置(CPU:501〜504)、プ
ログラム格納用の読み取り専用メモリ(ROM:601
〜604)、及び一時データ保持用の揮発性のメモリ
(RAM:401〜404)を持ち、そのボード単体の
制御、あるいはそのボードに接続されている負荷、各周
辺機器の制御を行う。ここでは、複写アプリケーション
ボード202に、唯一不揮発メモリ(NVRAM:30
1)が搭載されており、各種電装ボードの立ち上げに必
要な調整用データを前記不揮発メモリから供給するよう
にしている。
【0030】次に、本発明の動作を説明する。まず、主
電源投入時の動作を図面を参照して説明する。図2はベ
ースエンジンボード201について説明するための詳細
図である。ベースエンジンボード201上のRAM40
1及びROM601には、複写アプリケーションボード
202上のNVRAM301から必要な不揮発データを
ダウンロードし格納するための領域401−1と、その
ダウンロードされるデータの適否を決める尺度となる個
々の型及び範囲、さらにはデフォルト値を参照するため
の領域601−1とが設けられている。
【0031】図3は、ベースエンジン制御のためのソフ
トウエアブロック図である。ベースエンジンボード20
1は、複写インタフェース部211,各タスク221〜
224、判定部611及び不揮発データ格納部を備え、
前記複写インターフェース211を介して複写アプリケ
ーションボード202に接続されている。
【0032】図4は電源投入時におけるベースエンジン
の動作と複写アプリケーションの動作を説明するための
フローチャートである。図4において、ベースエンジン
スタート時(S401)、主電源を投入すると(S40
2)、ベースエンジンボード201の複写インターフェ
ース部211は、図3ので示すように、まずダウンロ
ードされるデータを格納するRAM領域を初期化する
(S403)。諸々の初期動作を終えると、図3ので示
すように、複写インターフェース部211は複写アプリ
ケーションボード202に対し、NVRAMのダウンロ
ード要求を投げる(S404)。他方、複写アプリケーシ
ョンボード202はこのダウンロード要求を受けると、
図3ので示すようにベースエンジンボード201に必
要なデータを順次投げ(S413)、その際に複写アプリ
ケーションボード202上のROM602内に格納され
たデータの型、範囲がベースエンジンボード201に必
要なデータの適正範囲に入っているかどうかを判定し
(S414)、適正であればダウンロードを続け、適正
でなければ同様にROM602内に記載されているデフ
ォルト値を送信する(S415)。データ受け取り側の
複写インターフェース部211は、予めROM601に
記載されている判定部611(型、指定可能な範囲等を
持つ)を元に、そのデータの適否を確認し(S406)、
適正でなければ図3の、に示すように予め判定部6
11に格納されているデフォルト値をRAM領域に書き
込み(S407)、同時に通信異常と判断し、以降の処理
を取り止める(S410)。正常なダウンロードが続き、
複写アプリケーションボード202が送出すべきデータ
のダウンロードを終了したら、複写アプリケーションボ
ード202はその旨をベースエンジンに通知する(S4
16)。複写インターフェース部211はその終了通知
を受け取ると、図3ので示すように、待機していたベ
ースエンジン内の各タスク221〜224に起動通知を
かける(S409)。以降、各タスクは初期動作を行い、
最終的に画像形成装置は定常又は立ち上げ(READ
Y)状態となる(S411)。
【0033】図5Aは以上の適否確認の処理を具体的に
説明するためのフローチャートであって、ベースエンジ
ンボード201からのデータ送信要求を受信すると(S
501)、NVRAM301内の該当データを入手する
(S502)、ここでは例えば図5Bに示すような、制
御用データはレジストの撓み量を表すデータであって、
型は8ビットで符号なし、最小値5,最大値100の範
囲であるか否かを確認し(S503)、範囲内であれば
データを送信する(S504)。範囲内でなければRO
M内のデフォルト値を送信する(S505。)
【0034】次に、NVRAMのデータのダウンロード
と各タスクの動作との関連を図6を用いて説明する。図
6は、図4で示した電源投入時のフローチャートの中の
各タスク起動の詳細について説明するための動作フロー
チャートである。既に述べたように、ベースエンジンの
スタート時(S601)、主電源を投入すると(S60
2)、それに続いてRAMを初期化し、複写アプリケー
ションへNVARMのダウンロード要求を投げる、複写
アプリケーションでは前記ダウンロード要求を受けてダ
ウンロードを開始する。マルチタスク制御を行う画像形
成装置では複数のタスクの立ち上げ時間はそれぞれ異な
っておりに、比較的時間のかかるタスク(ここではタス
クB)、また各タスクの中でも時間のかかるルーチンが
存在する。また、NVRAMデータを必要とするタスク
及び必要としないタスク(ここではタスクA)( S6
03)が存在し、NVRAMを必要とするタスクでもN
VRAMのデータを必要としない部分(例えば、フィニ
ッシャ等の後処理周辺機の情報をコントローラに伝える
部分)がある場合(ここでは、タスクB)(S604)
もある。そこで、複写アプリケーションボードからのN
VRAMデータのダウンロード順を立ち上げに時間のか
かるタスク順にし、コントローラはそのタスクに必要な
NVRAMデータのダウンロードが終了したことをエン
ジンに順次伝えていく(図6の S607、S60
8)、それにより、時間差を持ってNVRAMが必要な
部分のルーチンに移行することができ(図6の S60
5、S606)、画像形成装置のトータルの立ち上げ時
間を大幅に短縮することができる。
【0035】図7は図6に示したベースエンジン制御部
の立ち上げ時間の短縮の状況をより具体的に説明するた
めの図であって、図7Aは、各タスクの立ち上げまでの
動きを示し、かつ、図7Bは、各タスクの立ち上げ動作
の手順を示す。図7Aにおいて、1は不揮発データを必
要とするタスクの例を示し、ここでは定着制御Aを例示
している。つまり、定着制御では不揮発データを入手し
てから目標温度に到達するまでの所要時間が約10秒で
あることを示している。2は不揮発データが不要なタス
クの例であって、ここでは給紙トレイの制御B及びジャ
ム検知Cを示している。給紙トレイは電源投入後約3秒
で給紙可能位置に到達可能であり、かつ、ジャブ検知は
電源投入後約1秒で機内における残紙チェックを終了で
きる。3は立ち上げに不揮発データが必要であるが、同
時に不揮発データが無くても起動できる部分があるタス
クの例であって、ここではスキャナの自動調整Dを例示
している。つまり、スキャナの自動調整では不揮発デー
タを要せず電源投入後約3秒でセンサ情報をもとにデフ
ォルト位置へ移動し、その状態で立ち上げ作業を中断し
て待機し、不揮発データを入手すると所要時間約3秒で
自動調整を終了する。
【0036】次に、前記各タスクを立ち上げる際の手順
について図7Bを参照して説明する。電源投入によりタ
スクB(給紙トレイ制御)、C(機内の残紙チェッ
ク)、D(スキャナ自動調整)が立ち上げする(但し、
タスクDではデフォルト位置への移動後は、不揮発デー
タ入手まで中断する)。ベースエンジンボードは主電源
投入と同時に複写アプリケーションボードに対してダウ
ンロード要求を投げ、ここで、まず定着部に必要な不揮
発データをダウンロードし、その時点でタスクA(定着
制御)が動きだし、所要時間約10秒で定常状態に達す
る。タスクA(定着制御)のための不揮発データのダウ
ンロードの時間はその立ち上げに要する時間約10秒に
比して極めて短いため、タスクAのための不揮発データ
のダウンロードが終了すると、続いて、立ち上げに要す
る時間がタスクAよりも短いスキャンに必要な不揮発デ
ータのダウンロードを行う。その時点で中断していたタ
スクD(スキャナ自動調整)を再起動する。このよう
に、本発明では、定常状態に達するまでに最も時間のか
かるタスクであるタスクAを先に起動するため、それが
定常状態に達するまでに他のタスクを順次立ち上げるこ
とができ、結果的に全体の立ち上げ時間を短縮すること
ができる。
【0037】次に副電源OFF/ON時の動作を図8を
用いて説明する。図8は電源周りの構成を示す図、とく
に副電源投入時のベースエンジンボード201について
説明するための構成図である。本画像形成装置において
は、夜間モード時の消費電力を抑え、なおかつ復帰時の
動作可能時間を短縮するため、複写アプリケーションボ
ード202がベースエンジンボード201のOFF/O
Nを決定する副電源スイッチ85を持っている。主電源
81投入時はベースエンジンボード201上のRAM4
01領域は電源87が供給されたばかりなので不安定で
あるが、既に説明したようにNVRAM301内のベー
スエンジン制御用データはベースエンジンボード201
のRAM401に既にダウンロードされているので、そ
の後は電源87が供給されている限りRAM401上の
データは確実に保持される。
【0038】一方、ベースエンジンボード201上のC
PU501は、そのハード構成上、複写アプリケーショ
ンボード202の指示により、副電源85切断により電
源86が供給されなくなるため動作を停止する。次に、
複写アプリケーションボード202の指示により、副電
源85が再投入されると、CPU501が動きだし、図
示しないハードポート情報により副電源投入を検知した
CPU501はRAM401の不揮発データ格納部40
1−1を除いた領域を初期化し、その後不揮発データ格
納部ROM602のデータの適否を確認して、範囲外で
あれば同じくROM602内に格納されたデフォルト値
を書き込み、複写アプリケーションボード202にNV
RAM301の当該データの書き込み要求を通知する。
不揮発データ格納部のチェックを全て終えた後、各タス
クに一斉に動作開始を要求する。
【0039】次に、複写アプリケーションボード202
側での動作を図9のフローチャートに従って説明する。
即ち、複写アプリケーションボード202側では、ベー
スエンジンボード201から書き換え要求があると(S
903、YES)ベースエンジンボード201から送出
されたデータ値を格納するNVRAM301領域を確認
し、やはり適正範囲外のデータが既に書き込まれていた
ら(S905、NO)、ベースエンジンボード201か
ら送られてきたデータ(初期値)に書き換える(S90
6)。
【0040】本実施例では、以上で説明した複写アプリ
ケーションボード又はベースエンジンボードで実行する
制御データの処理のための手順をコンピュータ読み取り
可能なプログラムとして、例えば、フレキシブルディス
ク、CD−ROM、DVD−ROM等の周知の記録媒体
に記録しておく。そして、前記記録媒体のプログラムを
前記記録媒体から画像処理装置に、つまり任意のダウン
ロード手段を介して複写アプリケーションボード又はベ
ースエンジンボードのROM601又は602にダウン
ロードし、CPU501又は502はROM601又は
602から前記プログラムを読み出してその処理を実行
する。
【0041】以上説明したように、各アプリケーション
ボード間で、必要な不揮発データの量が大きく異なる場
合、最も必要とされるアプリケーションボードでは、必
要とするデバイス単位が大きい素子であることが多いの
で、そのアプリケーションボード上に単一のNVRAM
を実装する。つまり、ベースエンジンボードが高々1k
Byteの素子を必要とし、複写アプリケーションボー
ドが1MByteの素子を必要としている場合には、ベ
ースエンジンボードの不揮発データは複写プリボード1
MByteの素子の空き容量に十分納まる可能性が高
い。そのため、不揮発データの格納に要する記憶手段は
複写アプリケーションボード上の素子1個で済み、結果
的にコストダウンとなる。
【0042】
【発明の効果】請求項1、10の発明に対応する効果;
主電源投入にあたり、そのベースエンジン上の格納揮
発メモリに展開するデータの送信に順序性を持たせたの
で、必要なデータが揃った時点で、ベースエンジンはソ
フト制御を開始し、定常状態に移るまでの時間を短縮す
ることができる。
【0043】請求項2、14の発明に対応する効果;
複数のタスクが動く環境下で、その複数のタスクの中で
も定常状態に移るまでに時間のかかるタスク順に必要な
不揮発データが送信されるので、必要なデータが揃った
時点で各タスクは独立に動くことができ、トータルとし
て定常状態に移るまでの時間を短縮することができる。
【0044】請求項3、15の発明に対応する効果;
不揮発データを必要としないタスクは主電源投入後直ち
に独立に動くことができるので、トータルとして定常状
態に移るまでの時間を短縮することができる。
【0045】請求項4、16の発明に対応する効果;不
揮発データを必要としない部分を先に起動し、不揮発デ
ータが揃い次第、制御を再開するので、トータルとして
定常状態に移るまでの時間を短縮することができる。
【0046】請求項5、11の発明に対応する効果;主
電源投入にあたり、そのベースエンジン上の格納揮発メ
モリに展開するデータの内容が適正であることをアプリ
ケーションボード側でまず確認するので、万が一静電ノ
イズ混入によるデータ化けが発生していてもベースエン
ジンに誤ったデータをダウンロードする危険性を防ぐこ
とができる。
【0047】請求項6,7、12の発明に対応する効
果;ベースエンジン側で不揮発データの適合性のチェッ
クを行うので、万が一静電ノイズ混入によるデータ化け
が発生してもベースエンジンが誤動作することを防止す
ることができる。
【0048】請求項8、12の発明に対応する効果;デ
ータ化け時の修正データをベースエンジンボードの揮発
メモリに書き込むので、ベースエンジンが誤動作するの
を防止することができる。
【0049】請求項9,13の発明に対応する効果;デ
ータ化け発生時においてその修正データとしてベースエ
ンジンボードから送信された初期値をアプリケーション
ボード上の不揮発メモリに書き込むので、次回主電源を
立ち上げ直したときにも誤ったデータをダウンロードす
ることなく、ベースエンジンが誤動作することを防止す
ることができる。
【0050】請求項17〜20に対応する効果;ベース
エンジン制御データの処理方法を実行するプログラムを
記録媒体に記録したので、該記録媒体を画像形成装置に
ダウンロードすることにより、そのベースエンジンボー
ド及びアプリケーションボードで前記制御データの処理
を容易に実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 画像形成装置の構成例を示す図である。
【図2】 ベースエンジンボードの詳細図である。
【図3】 ベースエンジン内のソフトウエア・ブロック
図である。
【図4】 電源投入時の不揮発データのダウンロードを
説明するためのフロー図である。
【図5】 データの適正範囲のを説明するためのフロー
図である。
【図6】 各タスクの立ち上げを説明するための図であ
る。
【図7】 各タスクの立ち上げにおける時間の短縮を説
明するための図である。
【図8】 電源周りの構成図である。
【図9】 複写アプリケーションボード側におけるベー
スエンジンボード側からの不揮発メモリ書換え要求処理
を説明するフロー図である。
【符号の説明】
101…画像形成装置、201…ベースエンジンボー
ド、202…複写アプリケーションボード、203…プ
リンタアプリケーションボード、204…FAXアプリ
ケーションボード、211…複写インターフェース部、
221〜224…タスク、301…NVRAM、401
〜404…RAM、401−1…不揮発データ格納部、
601〜604…ROM、611…判定部。
フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 AP07 AQ06 AR03 HH08 HJ10 HK07 HK15 HL01 HN02 HN15 HV60 2H027 EE08 EE10 EG04 EJ08 EJ18 ZA01 5C062 AB22 AB38 AB41 AB42 AB49 AC48 BA04

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースエンジン制御用データを格納する
    不揮発メモリを有するアプリケーションボードと、前記
    ベースエンジン制御用データを格納する揮発メモリを有
    するベースエンジンボードと、前記アプリケーションボ
    ードの不揮発メモリ内の前記制御用データを前記ベース
    エンジンボードの揮発メモリに送信する手段と、送信さ
    れた前記制御用データを前記揮発メモリ内に展開する手
    段とを有する画像形成装置において、 前記送信する手段は、前記制御用データをベースエンジ
    ンの各タスクに応じて順次前記ベースエンジンボードの
    揮発メモリに送信することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された画像形成装置にお
    いて、 前記送信する手段は、主電源投入時に、ベースエンジン
    の複数のタスクの内、立ち上げ時間の最も長いタスクの
    前記制御用データから順に送信することを特徴とする画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された画像形成装置にお
    いて、 ベースエンジンのタスクのうち前記制御用データを必要
    としないタスクを主電源投入後直ちに起動することを特
    徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載された画像形成装置にお
    いて、 ベースエンジンのタスクのうち、前記制御データを必要
    としない工程を含むタスクについて、前記制御データを
    必要としない工程を先行起動し、残余の工程は前記制御
    データが前記揮発メモリ内に展開された後実行すること
    を特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2に記載された画像形成装
    置において、 アプリケーションボードに、ベースエンジンボードの揮
    発メモリに展開するデータの適否を確認する手段を備え
    たことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載された画像形成装置にお
    いて、 ベースエンジンボードに、前記揮発メモリ中のデータの
    適否を確認する手段を備えたことを特徴とする画像形成
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載された画像形成装置にお
    いて、 前記ベースエンジンボードの揮発メモリの通電を維持し
    た状態でベースエンジンの電源をOFF/ON制御可能
    な副電源を設け、かつベースエンジンボードの前記揮発
    メモリ中のデータの適否を確認する手段は、前記副電源
    投入時に前記データの適否を確認することを特徴とする
    画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7に記載された画像形成装
    置において、 前記ベースエンジンの揮発メモリ中のデータの適否を確
    認する手段が該データの不適を確認したとき、前記揮発
    メモリに予め定めた初期値を書き込む手段、及び前記ア
    プリケーションボードに前記初期値を送信する手段を備
    えたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載された画像形成装置にお
    いて、 前記アプリケーションボードの不揮発メモリのデータの
    適否を確認する手段、及び該手段によって前記データの
    不適が確認されたとき、前記ベースエンジンボードから
    送信される初期値を書き込む手段を備えたことを特徴と
    する画像形成装置。
  10. 【請求項10】 アプリケーションボードの不揮発メモ
    リに格納されたベースエンジン制御用データを、ベース
    エンジンボードの揮発メモリに送信して展開する画像形
    成装置における制御用データ処理方法において、 前記ベースエンジン制御用データをベースエンジンで実
    行する複数のタスクの内、立ち上げに要する時間の長い
    タスクの制御用データから順に送信して展開する処理を
    行うことを特徴とする制御用データ処理方法。
  11. 【請求項11】 アプリケーションボードの不揮発メモ
    リに格納されたベースエンジン制御用データを、ベース
    エンジンボードの揮発メモリに送信して展開する画像形
    成装置におけるベースエンジン制御用データ処理方法に
    おいて、 主電源投入時に、前記不揮発メモリに格納された前記揮
    発メモリに展開するデータの適否を確認することを特徴
    とするベースエンジン制御用データ処理方法。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載されたベースエンジ
    ン制御用データ処理方法において、 前記ベースエンジンボードの揮発メモリの通電を維持し
    た状態でベースエンジンの電源をOFF/ON制御可能
    な副電源を投入し、 前記副電源の投入時に、前記揮発メモリ中のデータの適
    否を確認し、 前記揮発メモリ中のデータが不適なとき、予め定めた初
    期値を書き込むことを特徴とするベースエンジン制御用
    データ処理方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載されたベースエンジ
    ン制御用データ処理方法において、 前記揮発メモリ中のデータが不適なとき、前記アプリケ
    ーションボードに前記初期値を送信し、かつ、アプリケ
    ーションボードの不揮発メモリのデータの不適が確認さ
    れたとき、該不揮発メモリに前記ベースエンジンボード
    から送信された初期値を書き込む、ことを特徴とするベ
    ースエンジン制御用データ処理方法。
  14. 【請求項14】 アプリケーションボードの不揮発メモ
    リに格納されたベースエンジン制御用データを、ベース
    エンジンボードの揮発メモリに送信し、該データを用い
    てベースエンジンのタクスを起動するベースエンジン制
    御方法において、 ベースエンジンの複数のタスクの内、立ち上げに要する
    時間の長いタスクから順に前記制御用データを送信し、
    タスクを順次起動することを特徴とするベースエンジン
    制御方法。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載されたベースエンジ
    ン制御方法において、 ベースエンジンのタスクのうち
    前記制御用データを必要としないタスクを主電源投入後
    直ちに起動することを特徴とするベースエンジン制御方
    法。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載されたベースエンジ
    ン制御方法において、 ベースエンジンのタスクのうち、前記制御データを必要
    としない工程を含むタスクについて、前記制御データを
    必要としない工程を先行起動し、残余の工程は前記制御
    データが前記揮発メモリ内に展開された後実行すること
    を特徴とするベースエンジン制御方法。
  17. 【請求項17】 画像形成装置におけるアプリケーショ
    ンボードの不揮発メモリに格納されたベースエンジン制
    御用データを、前記ベースエンジン制御用データをベー
    スエンジンの複数のタスクの内、立ち上げに要する時間
    の長いタスクの制御用データから順に送信し、ベースエ
    ンジンの揮発メモリに展開する各処理を実行するための
    プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
  18. 【請求項18】 アプリケーションボードの不揮発メモ
    リに格納されたベースエンジン制御用データを、ベース
    エンジンボードの揮発メモリに送信して展開し、主電源
    投入時に、前記不揮発メモリに格納された前記揮発メモ
    リに展開するデータの適否を確認する処理を実行するた
    めのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
  19. 【請求項19】 前記ベースエンジンボードの揮発メモ
    リの通電を維持した状態でベースエンジンの電源をOF
    F/ON制御可能な副電源の投入時、前記揮発メモリ中
    のデータの適否を確認し、前記揮発メモリ中のデータが
    不適なとき、予め定めた初期値を書き込む、各処理を実
    行するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
  20. 【請求項20】 前記ベースエンジンボードの揮発メモ
    リの通電を維持した状態でベースエンジンの電源をOF
    F/ON制御可能な副電源の投入時、前記揮発メモリ中
    のデータの適否を確認し、前記揮発メモリ中のデータが
    不適なとき、前記アプリケーションボードに前記初期値
    を送信し、かつ、アプリケーションボードの不揮発メモ
    リのデータの不適が確認されたとき、該不揮発メモリに
    前記ベースエンジンボードから送信された初期値を書き
    込む、各処理を実行するためのプログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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