JP2007267189A - 塵埃除去装置、画像読取装置、及び撮像装置 - Google Patents

塵埃除去装置、画像読取装置、及び撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】消費エネルギを低減させながら光学部品に付着する塵埃を除去すると共に、発熱による光学特性の劣化を抑制することを可能とした塵埃除去装置を提供する。
【解決手段】塵埃除去装置は、振動部材としての光学素子1、光学素子1に接合され振動体を構成する圧電素子2、光学素子1を筐体8に支持する支持部材11、12、圧電素子2に交番電圧を印加する駆動回路13を備える。光学素子1に、節31A〜31Eを有する面外振動モードである第1の振動モードの振動と、節32A〜32Fを有する面外振動モードである第2の振動モードの振動を、同時又は順次加える。第1及び第2の振動モードの振動の節の間隔が小さい、両端の節31Aと節32Aとの間及び節31Eと節32Fとの間に、それぞれ支持部材11、12を位置させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、ドキュメントスキャナ等の画像読取装置の光学部品、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ等の撮像装置の光学部品に付着する塵埃を除去する塵埃除去装置、画像読取装置、及び撮像装置に関する。
近年、撮像装置においては、光学センサの分解能の向上と共に、使用中に光学系に付着するゴミが撮影画像に影響を及ぼすようになってきた。特に、ビデオカメラ、スチルカメラに搭載される撮像素子の分解能はめざましく向上している。そのため、撮像素子の近くに配置されている赤外線カットフィルタ、光学ローパスフィルタ等に、外部からの埃や内部の機械的な摺擦面で生ずる摩耗粉等が付着すると、次のような現象が起こる。撮像素子の分解能が高く、さらに撮像素子面での像のぼけが少ないため、撮影画像に埃が写り込むことがある。
一方、複写機、ファクシミリ、ドキュメントスキャナ等に搭載される撮像部は、ラインセンサをスキャンまたはラインセンサに近接させた原稿をスキャンすることで、平面原稿を読み取る。ここで、ラインセンサへ光線を入射する光線入射部に埃が付着すると、スキャンした画像に埃が写り込んでしまう。特に、原稿をスキャンする方式の機器、例えばファクシミリで読取部により原稿を読み取る、或いは複写機で自動原稿送り装置(ADF)により原稿を搬送中に読み取る所謂流し読み方式では、次のような問題がある。例えば、光線入射部に付着した1つの埃が原稿送り方向へ連続する線画像となって写り込み、画像の品質を大きく損ねる、という問題がある。
撮像装置や複写機等の機器において塵埃が付着した場合、使用者が塵埃を拭き取ることで画像品位は回復するが、機器の使用中に付着した塵埃は撮影後或いはスキャン後に確認するほかない。その間に撮影或いはスキャンした画像については塵埃の画像が映り込むため、ソフトウェアによる画像の修正が必要となる。更に、複写機では、塵埃の画像が、スキャン画像に映り込むと同時に用紙に印刷出力されてしまうため、画像の修正には多大な労力がかかる。
そこで、振動を利用した防塵機構を備えたカメラや(例えば、特許文献1参照)、振動を付与することによりゴミを画像読取部から移動させる画像読取装置が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
図9は、従来例(特許文献3)に係る画像読取装置の一部を切り欠いた構成を示す斜視図である。
図9において、画像読取装置は、原稿に記録された画像情報を光学的に読み取り、光学像を電気信号に光電変換することで画像データとして入力する。画像読取装置の筐体200には、ADF原稿用プラテンガラス(以下ADF用プラテン)201、ブック原稿用プラテンガラス(以下ブック用プラテン)202が配設されている。更に、筐体200には、ランプ203とミラー204を有するスキャナユニット209、ミラー205、206、レンズ207、CCDセンサ(不図示)、圧電素子210が配設されている。
画像読取装置は、ADF(不図示)により搬送されてくる原稿の画像情報を読み取る場合、スキャナユニット209をADF用プラテン201の下に移動して停止させ、原稿が読取位置上を搬送されている間に画像情報を読み取る。圧電素子210は、ADF用プラテン201の下面に取り付けられ、不図示の回路による高周波信号(電圧)の印加によりADF用プラテン201に曲げ振動を生じさせる。
この曲げ振動により、ADF用プラテン201に付着した塵埃を剥離させ読取位置から移動させることで、塵埃が画像に写ることを防止することができる。ADF用プラテン201は、その周囲に配置された弾性材料製の支持部材(不図示)を介して画像読取装置200に支持されている。ADF用プラテン201、圧電素子210、支持部材により画像読取装置の塵埃除去機構を構成している。
塵埃除去機構に関しては上記の他にも各種の技術が提案されている(例えば、特許文献2、特許文献4参照)。
特開2002?204379号公報 特開2003?333391号公報 特開2003?280110号公報 特開2004?012474号公報
しかしながら、従来の塵埃除去機構においては以下のような問題があった。圧電素子210によりADF用プラテン201に生じさせる2つの振動モードの曲げ振動は、図10に示すような複数次の定在波振動となっている。図10(b)は、一方の振動モードの曲げ振動変位のX方向分布を示す図、図10(c)は、他方の振動モードの曲げ振動変位のX方向分布を示す図、図10(d)は、曲げ振動変位のY方向分布を示す図である。
上述したようにADF用プラテン201はその周囲に配置した支持部材により支持されているため、振動の大きな左右の端部、複数の腹位置を含む上流端と下流端の振動が阻害されることになる。そのため、圧電素子210からADF用プラテン201に対し、ADF用プラテン201を振動させるのに必要な振動エネルギに加え、支持部材による損失分を見込んで多大な振動エネルギを供給する必要がある。
その結果、塵埃除去機構の消費エネルギ(消費電力)が大きくなるほかに、圧電素子210に供給する電圧も高電圧にする必要がある等の問題があった。また、圧電素子210に高電圧を印加することに伴い圧電素子210が発熱するため、機器の光学特性に影響を及ぼす場合がある。特にデジタルスチルカメラに使用する塵埃除去機構では、撮像素子との距離が近く、影響を及ぼしやすい。
本発明の目的は、消費エネルギを低減させながら光学部品に付着する塵埃を除去すると共に、発熱による光学特性の劣化を抑制することを可能とした塵埃除去装置、画像読取装置、及び撮像装置を提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明の塵埃除去装置は、光学部品を装置に支持する支持部材と、前記光学部品に固定され、前記光学部品に振動を発生させる電気機械エネルギ変換素子とを備え、前記振動は、前記電気機械エネルギ変換素子によって前記光学部品に同時又は順次生じる複数の振動モードの振動であり、前記複数の振動モードにおける少なくとも1つの振動モードの振動の節と他の振動モードの振動の節との節間隔が他の節間隔より小さい節間に、前記支持部材を配置したことを特徴とする。
本発明によれば、少なくとも1つの振動モードの振動の節と他の振動モードの振動の節との節間隔が他の節間隔より小さい節間に、支持部材を配置しているため、支持部材による振動エネルギの損失を抑えることが可能となる。これにより、塵埃除去装置の消費エネルギを低減させながら光学部品に付着する塵埃を除去できると共に、発熱による光学特性の劣化を抑制することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置としての複写機に装備された塵埃除去装置の構成を示す斜視図である。
図1において、複写機は、画像読取部(リーダ部)の筐体8の内部に、光学素子1、スキャナユニット(光電変換素子)9、塵埃除去装置を備えている。塵埃除去装置は、圧電素子2、支持部材11、12、駆動回路13、及び光学素子1から構成される。
本実施の形態では、光学素子1を塵埃除去装置の振動部材として用いる。光学素子1は、ガラスから形成されると共に、板状(矩形状)に構成されている。光学素子1の下面には、圧電素子2が接着剤により接合されている。圧電素子2は、電気エネルギ(電圧)を機械エネルギ(振動)に変換する電気機械エネルギ変換素子であり、光学素子1と共に振動体を構成する。
支持部材11、12は、フェルト、発泡樹脂等の弾性部材、またはゴム等の弾性材料により形成されると共に、棒形状に構成されている。支持部材11、12は、光学素子1及び筐体8に粘着材により接合されている。光学素子1は、支持部材11、12を介して筐体8に支持される。
光学素子1の下方には、スキャナユニット9が配置されている。スキャナユニット9は、内部に光学センサ(不図示)を備えている。複写時には、光学素子1に接触した状態で搬送機構(不図示)により搬送される原稿の反射光の光束を、光学素子1を透過させることにより、スキャナユニット9内の光学センサに結像する。これにより、原稿の画像情報を画像データとして読み取ることができる。駆動回路13は、圧電素子2に交番電圧(駆動信号)を印加することで、光学素子1に後述の2つの曲げ振動モードの振動を発生させる。
図2は、塵埃除去装置により発生させる振動モードの振動形状を示す図である。
図2において、圧電素子2により光学素子1に生じさせる振動モードの振動形状と支持部材11、12との位置関係を示している。本実施の形態では、光学素子1に2つの曲げ振動モード(第1の曲げ振動モード(以下、第1の振動モードと表記)、第2の曲げ振動モード(以下、第2の振動モードと表記))の振動を生じさせる。即ち、第1の振動モード及び第2の振動モードは、光学素子1を厚さ方向へ曲げ変形させる面外振動モードである。第1の振動モード及び第2の振動モードの振動は、光学素子1に同時或いは順次加えられる。
符号40は、光学素子1に振動を生じさせない自然状態における光学素子表面の位置を示す。符号41は、光学素子1に生じさせる第1の曲げ振動モードの振動による光学素子表面の振動変位を示す。符号42は、光学素子1に生じさせる第2の曲げ振動モードの振動による光学素子表面の振動変位を示す。
第1の振動モードは、31A、31B、31C、31D、31Eで示す5箇所の振動の節を有する曲げ4次の振動モードである。第2の振動モードは、32A、32B、32C、32D、32E、32Fで示す6箇所の振動の節を有する曲げ5次の振動モードである。第1の振動モードおよび第2の振動モードとして、少なくとも支持部材11,12に挟まれた領域では互いの節の位置が重ならない次数の振動が選択される。駆動回路13から圧電素子2の表裏両面に印加する交番電圧により、電歪横効果によって光学素子1に曲げモーメントを生じさせる。圧電素子2は、第1及び第2の振動モードにおいて、その振動変位が大きい腹位置に位置しているため、第1及び第2の振動モードにおいて有効な加振力を発生することができる。
第1の振動モードと第2の振動モードとは固有振動数が異なり、第2の振動モードが第1の振動モードより高い固有振動数を有する。そのため、駆動回路13から圧電素子2に印加する交番電圧の振動数を適宜選択することにより、第1の振動モードの振動と第2の振動モードの振動とを選択的に発生させることが可能となっている。
本実施の形態では、塵埃除去装置は、光学素子1に第1の振動モードの振動を生じさせることにより、該第1の振動モードの振動の腹位置の光学素子1に付着した塵埃を剥離する機能を有する。更に、塵埃除去装置は、光学素子1に第2の振動モードの振動を生じさせることにより、第1の振動モードの振動の節近傍の光学素子1に付着した塵埃を剥離する機能を有する。
尚、本実施の形態では、塵埃を除去するための最低限必要な振動モードとして、第1の振動モード(曲げ4次の振動モード)、第2の振動モード(曲げ5次の振動モード)を用いているが、これに限定されるものではない。付加的にその他の複数の振動モード(例えば、曲げ7次の振動モード、曲げ8次の振動モードなど)の振動を光学素子1に加えてもよい。
第1の振動モードの振動の5箇所の節と、第2の振動モードの振動の6箇所の節の間隔は、中央付近の節31Cと節32Cとの間隔及び節31Cと節32Dとの間隔が最も広い。両端の節31Aと節32Aとの間隔及び節31Eと節32Fとの間隔が最も接近している。節近傍は振動振幅が最も小さい位置である。
例えば、第1及び第2の振動モードの振動の節の間隔が広い位置に支持部材を位置させると、少なくともどちらかの振動モードに対しては振動振幅が大きな位置で支持部材が光学素子を支持することとなる。その結果、振動体から支持部材に伝達する振動振幅も大きくなるから、支持部材による振動損失が大きくなってしまう。
本実施の形態では、第1及び第2の振動モードの振動の節の間隔が小さい、両端の節31Aと節32Aとの間及び節31Eと節32Fとの間に、それぞれ支持部材11、12を位置させている。支持部材11、12をこのような配置とすることにより、支持部材11、12による振動エネルギの損失を最小限に抑えることが可能となり、塵埃除去装置で消費するエネルギ(消費電力)を低減することが可能となる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、光学素子1に付着した塵埃を振動により除去する塵埃除去装置において、振動の減衰を最小限にしながら支持部材11、12により光学素子1を支持することが可能となる。これにより、塵埃除去装置の消費電力を低減させながら光学素子1に付着する塵埃を除去できると共に、発熱(自己昇温)による光学特性の劣化を抑制することが可能となる。その結果、複写機による複写画像の品位を向上させることが可能となる。
[第2の実施の形態]
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置としてのデジタルスチルカメラに装備された塵埃除去装置を示す図であり、(a)は、塵埃除去装置の構成を示す分解斜視図である。(b)は、撮像素子パッケージ及び光学フィルタに対するシール部材の接合構造を示す断面図である。
図3において、デジタルスチルカメラは、撮像素子部14−1及びカバーガラス14−2を有する撮像素子パッケージ14、光学フィルタ51、塵埃除去装置を備えている。塵埃除去装置は、圧電素子2−1、2−2、支持部材11、12、駆動回路13、及び光学フィルタ51から構成される。
本実施の形態では、撮像素子部14−1の前面に配置される光学フィルタ51を塵埃除去装置の振動部材として用いる。光学フィルタ51の長手方向両端部には、圧電素子2−1、2−2がそれぞれ接着されている。圧電素子2−1、2−2には、駆動回路13により交番電圧(駆動信号)が印加される。撮像素子パッケージ14は、撮像素子部14−1をカバーガラス14−2で封止した構造となっている。
支持部材11、12は、撮像素子パッケージ14と光学フィルタ51との間に粘着材料により固定されている。支持部材11、12は、撮像素子パッケージ14と光学フィルタ51の相対的な位置決めをすると共に、光学フィルタ51を支持している。シール部材21は、支持部材11、12の上端部同士を結ぶように接続されている。シール部材22は、支持部材11、12の下端部同士を結ぶように接続されている。シール部材21、22は、支持部材11、12と共に閉じた枠形状を構成している。
シール部材21の縦断面形状を図3(b)に拡大して示す。尚、シール部材22の断面形状も同様であり、図示は省略する。シール部材21、22における光学フィルタ51に対する接触面の幅は、シール部材21、22における撮像素子パッケージ14に対する接触面の幅と比較して小さく形成されている。シール部材21、22は、縦断面形状がリップ形状となっている。
上記のように、支持部材11、12を撮像素子パッケージ14及び光学フィルタ51に粘着材料により固定している。そのため、支持部材11、12及びシール部材21、22により、撮像素子パッケージ14と光学フィルタ51との間に密閉空間を構成することができる。これにより、外部の塵埃が撮像素子パッケージ14と光学フィルタ51との間に侵入するのを防止することができる。
図4は、塵埃除去装置により発生させる振動モードの振動形状を示す図である。
図4において、圧電素子2−1、2−2により光学フィルタ51に生じさせる振動モードの振動形状と支持部材11、12との位置関係を示している。本実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、曲げ4次の振動モードを第1の振動モード、曲げ5次の振動モードを第2の振動モードとしている。即ち、第1の振動モード及び第2の振動モードは、光学フィルタ51を厚さ方向へ曲げ変形させる面外振動モードである。第1の振動モード及び第2の振動モードの振動は、光学フィルタ51に同時或いは順次加えられる。
第1の振動モードの振動の5箇所の節と、第2の振動モードの振動の6箇所の節の間隔は、中央付近の節31Cと節32Cとの間隔及び節31Cと節32Dとの間隔が最も広い。両端の節31Aと節32Aとの間隔及び節31Eと節32Fとの間隔が最も接近している。
本実施の形態でも、同様に、第1及び第2の振動モードの節の間隔が小さい、両端の節31Aと節32Aとの間及び節31Eと節32Fとの間に、それぞれ支持部材11、12を位置させている。支持部材11、12は、光学フィルタ51と撮像素子パッケージ14との間のギャップを管理するのに十分な剛性を有し、振動を阻害しない柔軟性を有する弾性部材である。支持部材11、12を上記の位置に配置することにより、光学フィルタ51に加える振動が阻害されることを小さくしている。
上記の支持部材11及び12により光学フィルタ51の支持を行っているため、シール部材21、22は封止の機能だけを有すればよい。そのため、シール部材21、22を、柔軟性を持たせ且つ光学フィルタ51に対する接触面積を狭く構成することができる。従って、シール部材21、22が第1及び第2の振動モードの振動の複数の腹位置にわたって配置されても、光学フィルタ51に加える振動を阻害しにくい。これにより、光学フィルタ51に付着した塵埃を振動により除去することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、光学フィルタ51に付着した塵埃を振動により除去する塵埃除去装置において、振動の減衰を最小限にしながら支持部材11、12により光学フィルタ51を支持することが可能となる。これにより、塵埃除去装置の消費電力を低減させながら光学フィルタ51に付着する塵埃を除去できると共に、発熱(自己昇温)による光学特性の劣化を抑制することが可能となる。その結果、デジタルスチルカメラによる撮影画像の品位を向上させることが可能となる。
[第3の実施の形態]
図5は、本発明の第3の実施の形態に係る画像読取装置としての複写機に装備された塵埃除去装置の構成を示す斜視図である。
図5において、複写機は、画像読取部(リーダ部)の筐体8の内部に、光学素子1、スキャナユニット9、塵埃除去装置を備えている。塵埃除去装置は、圧電素子2−1、2−2、支持部材11、12、駆動回路13、及び光学素子1から構成される。
本実施の形態は、上述した第1の実施の形態に対して、塵埃除去装置が2つの圧電素子2−1、2−2を備える点と、支持部材11、12を筐体8と一体的に構成した点において相違する。本実施の形態のその他の要素は、第1の実施の形態(図1)の対応するものと同一なので、説明を省略する。
本実施の形態では、光学素子1を塵埃除去装置の振動部材として用いる。光学素子1の下面の長手方向両端部には、圧電素子2−1、2−2が接着剤により接合されている。支持部材11、12は、筐体8と一体的に構成された樹脂製の凸部である。光学素子1は、支持部材11、12を介して筐体8に支持される。
図6は、塵埃除去装置により発生させる振動モードの振動形状を示す図であり、(a)は、光学素子に生じさせる第1の振動モードの節と変位方向を示す図、(b)は、光学素子に生じさせる第2の振動モードの節と変位方向を示す図である。
図6において、(a)に示す第1の振動モードは、光学素子1を横方向(長手方向)に伸縮させる縦振動モードであり、節31A、節31Bの2つの節を有する2次振動モードである。同様に、(b)に示す第2の振動モードは、光学素子1を横方向(長手方向)に伸縮させる縦振動モードであり、節32A、節32B、節32Cの3つの節を有する3次振動モードである。図示の矢印は最大変位時の変位方向を表している。即ち、第1の振動モード及び第2の振動モードは、光学素子1を厚さと直交する方向へ伸縮させる縦振動モードである。第1の振動モード及び第2の振動モードの振動は、光学素子1に同時或いは順次加えられる。
支持部材11、12は、図中2箇所に1点鎖線で示した箇所にそれぞれ位置している。支持部材11、12は、第1の振動モード、第2の振動モードで生ずる節の間隔が最も狭い節間に位置し、光学素子1に接触している。光学素子1の各部の横方向の変位により、支持部材11、12は剪断変形を生ずる。ここで、支持部材11、12は、使用する第1及び第2の振動モードの振動をどちらも大きく阻害することなく、光学素子1を支持することが可能となる。
本実施の形態で用いる縦振動モードでは、それ自体で光学素子1に付着した塵埃を剥離することはできないが、光学素子1の面内方向に高速で振動させることにより、光学素子1の塵埃の付着力が低下する。そのため、光学素子1に接触し搬送される原稿が発生する気流により、光学素子1に付着している塵埃を移動させることが可能となる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、光学素子1に付着した塵埃を振動により除去する塵埃除去装置において、振動の減衰を最小限にしながら支持部材11、12により光学素子1を支持することが可能となる。これにより、塵埃除去装置の消費電力を低減させながら光学素子1に付着する塵埃を除去できると共に、発熱(自己昇温)による光学特性の劣化を抑制することが可能となる。その結果、複写機による複写画像の品位を向上させることが可能となる。
[第4の実施の形態]
図7は、本発明の第4の実施の形態に係る撮像装置としてのデジタルスチルカメラに装備された塵埃除去装置の構成を示す分解斜視図である。
図7において、デジタルスチルカメラは、撮像素子部14−1及びカバーガラス14−2を有する撮像素子パッケージ14、光学フィルタ51、塵埃除去装置を備えている。塵埃除去装置は、振動体を構成する圧電素子2−1、2−2、支持部材61、駆動回路13、及び光学フィルタ51から構成される。
本実施の形態は、上述した第2の実施の形態に対して、光学フィルタ51を支持する支持部材61を枠形状とした点において相違する。本実施の形態のその他の要素は、第2の実施の形態(図3)の対応するものと同一なので、説明を省略する。
本実施の形態では、撮像素子部14−1の前面に配置される光学フィルタ51を塵埃除去装置の振動部材として用いる。支持部材61は、ゴム等の弾性材料から形成されると共に、四角形の枠形状に構成されている。支持部材61は、撮像素子パッケージ14と光学フィルタ51との間に配置される。支持部材61の枠形状部の内側寸法は、撮像素子パッケージ14のカバーガラス14−2を支持部材61の内側に配置することが可能な寸法に設定されている。
支持部材61を撮像素子パッケージ14と光学フィルタ51との間に配置することにより、次のような作用及び効果がある。撮像素子パッケージ14の撮像素子部14−1と光学フィルタ51の相対的な位置決めを行うと共に、光学フィルタ51を支持する。更に、撮像素子パッケージ14のカバーガラス14−2と光学フィルタ51との間に密閉空間を形成するため、塵埃の侵入を防止することができる。
図8は、塵埃除去装置により発生させる振動モードの振動形状を示す図であり、(a)は、光学フィルタに生じさせる第1の振動モードの節を示す図である。(b)は、第1の振動モードの曲げ振動変位のX方向分布を示す図、(c)は、第1の振動モードの曲げ振動変位のY方向分布を示す図である。(d)は、光学フィルタに生じさせる第2の振動モードの節を示す図である。(e)は、第2の振動モードの曲げ振動変位のX方向分布を示す図、(f)は、第2の振動モードの曲げ振動変位のY方向分布を示す図である。
図8において、(a)、(d)は、枠形状の支持部材61の外形及び内形の輪郭を実線で示し、振動の節の位置を破線で示している。(b)、(c)の破線は、第1の振動モードにおける光学フィルタ表面の振動変位41の節の位置を示している。(e)、(f)の破線は、第2の振動モードにおける光学フィルタ表面の振動変位42の節の位置を示している。
X方向については、第1の振動モードは、節31A〜節31Dの4つの節を持つ曲げ3次の振動モードであり、第2の振動モードは、節32A〜節32Eの5つの節を持つ曲げ4次の振動モードである。Y方向については、第1及び第2の振動モードは、節33A、節33B、及び節34A、節34Bのそれぞれ2つの節を持つ曲げ1次の振動モードである。即ち、第1の振動モード及び第2の振動モードは、光学フィルタ51を厚さ方向へ曲げ変形させる面外振動モードである。第1の振動モード及び第2の振動モードの振動は、光学フィルタ51に同時或いは順次加えられる。
X方向分布については、第1の振動モードの4箇所の節と、第2の振動モードの5箇所の節との間隔は、中央付近の節32Cと節31Bとの間隔及び節32Cと節31Cとの間隔が最も広い。両端の節31Aと節32Aとの間隔及び節31Dと節32Eとの間隔が最も接近している。本実施の形態は、X方向については、2つの振動モードの節間隔が小さい、両端の節31Aと節32A及び節31Dと節32Eの間に、支持部材61の枠形状部の縦枠の中心を位置させている。
Y方向分布については、第1の振動モードの節33A、節33Bは、それぞれ第2の振動モードの節34A、節34Bと最も近い位置にある。本実施の形態は、Y方向については、節33Aと節34Aの中間位置、節33Bと節34Bの中間位置に、支持部材61の枠形状部の横枠を位置させている。
支持部材61は、光学フィルタ51と撮像素子パッケージ14との間のギャップを管理するのに十分な剛性を有し、振動を阻害しない柔軟性を有する弾性部材である。更に、支持部材61を上記の構成とすることにより、縦方向及び横方向共に振動が小さい位置に支持部材61を配置することが可能となる。これにより、光学フィルタ51の振動の減衰を抑えることが可能となる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、光学フィルタ51に付着した塵埃を振動により除去する塵埃除去装置において、振動の減衰を最小限にしながら支持部材61により光学フィルタ51を支持することが可能となる。これにより、塵埃除去装置の消費電力を低減させながら光学フィルタ51に付着する塵埃を除去できると共に、発熱(自己昇温)による光学特性の劣化を抑制することが可能となる。その結果、デジタルスチルカメラによる撮影画像の品位を向上させることが可能となる。
[他の実施の形態]
上記第1、第2、第4の実施の形態では、面外振動モードを使用した場合を例に挙げ、上記第3の実施の形態では、縦振動モードを使用した場合を例に挙げたが、これに限定されるものではない。面外振動モードと縦振動モードの両方を使用してもよい。この場合は、面外振動モードの振動と縦振動モードの振動を光学素子(光学フィルタ)に同時或いは順次加えればよい。
上記第1乃至第3の実施の形態では、支持部材を直線形状とした場合を例に挙げ、上記第4の実施の形態では、支持部材を枠形状とした場合を例に挙げたが、これに限定されるものではない。支持部材を少なくとも1つの振動モードの振動の節に沿った形状としてもよい。
上記第1乃至第4の実施の形態では、複写機、デジタルスチルカメラに塵埃除去装置を適用した場合を例に挙げたが、これに限定されるものではない。塵埃除去装置は、複写機、デジタルスチルカメラ以外にも、ファクシミリ、スキャナ、ビデオカメラ等の各種機器に適用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置としての複写機に装備された塵埃除去装置の構成を示す斜視図である。 図1の塵埃除去装置により発生させる振動モードの振動形状を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置としてのデジタルスチルカメラに装備された塵埃除去装置を示す図であり、(a)は、塵埃除去装置の構成を示す分解斜視図である。(b)は、撮像素子パッケージ及び光学フィルタに対するシール部材の接合構造を示す断面図である。 図3の塵埃除去装置により発生させる振動モードの振動形状を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る画像読取装置としての複写機に装備された塵埃除去装置の構成を示す斜視図である。 図5の塵埃除去装置により発生させる振動モードの振動形状を示す図であり、(a)は、光学素子に生じさせる第1の振動モードの節と変位方向を示す図、(b)は、光学素子に生じさせる第2の振動モードの節と変位方向を示す図である。 本発明の第4の実施の形態に係る撮像装置としてのデジタルスチルカメラに装備された塵埃除去装置の構成を示す分解斜視図である。 図7の塵埃除去装置により発生させる振動モードの振動形状を示す図であり、(a)は、光学フィルタに生じさせる第1の振動モードの節を示す図である。(b)は、第1の振動モードの曲げ振動変位のX方向分布を示す図、(c)は、第1の振動モードの曲げ振動変位のY方向分布を示す図である。(d)は、光学フィルタに生じさせる第2の振動モードの節を示す図、(e)は、第2の振動モードの曲げ振動変位のX方向分布を示す図、(f)は、第2の振動モードの曲げ振動変位のY方向分布を示す図である。 従来例に係る画像読取装置の一部を切り欠いた構成を示す斜視図である。 図9の画像読取装置のADF用プラテンに生じさせる曲げ振動を示す図であり、(a)は、ADF用プラテンの平面図、(b)は、一方の振動モードの曲げ振動変位のX方向分布を示す図である。(c)は、他方の振動モードの曲げ振動変位のX方向分布を示す図、(d)は、曲げ振動変位のY方向分布を示す図である。
符号の説明
1 光学素子(光学部品)
2、2−1、2−2 圧電素子(電気機械エネルギ変換素子)
8 筐体(装置の筐体)
11、12 支持部材(支持部材)
13 駆動回路
14 撮像素子パッケージ(他の光学部品)
14−1 撮像素子部
14−2 カバーガラス
21、22 シール部材(シール部材)
31A〜31D、32A〜32E、33A、33B、34A、34B 節
51 光学フィルタ(光学部品)
61 支持部材(支持部材)

Claims (12)

  1. 光学部品を装置に支持する支持部材と、
    前記光学部品に固定され、前記光学部品に振動を発生させる電気機械エネルギ変換素子とを備え、
    前記振動は、前記電気機械エネルギ変換素子によって前記光学部品に同時又は順次生じる複数の振動モードの振動であり、
    前記複数の振動モードにおける少なくとも1つの振動モードの振動の節と他の振動モードの振動の節との節間隔が他の節間隔より小さい節間に、前記支持部材を配置したことを特徴とする塵埃除去装置。
  2. 前記光学部品は、板状に形成されており、
    前記振動モードは、前記光学部品を厚さ方向へ曲げ変形させる面外振動モードであることを特徴とする請求項1記載の塵埃除去装置。
  3. 前記光学部品は、板状に形成されており、
    前記振動モードは、前記光学部品を厚さと直交する方向へ伸縮させる縦振動モードであることを特徴とする請求項1記載の塵埃除去装置。
  4. 前記光学部品は、板状に形成されており、
    前記振動モードは、前記光学部品を厚さ方向へ曲げ変形させる面外振動モードと、前記光学部品を厚さと直交する方向へ伸縮させる縦振動モードとを含むことを特徴とする請求項1記載の塵埃除去装置。
  5. 前記支持部材は、複数配設されており、
    複数の前記支持部材を連結し前記光学部品と他の光学部品との間に閉空間を構成するシール部材を備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の塵埃除去装置。
  6. 前記支持部材は、前記装置の筐体と一体的に構成された凸部であることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の塵埃除去装置。
  7. 前記支持部材は、内側に空間部を有する閉じた形状に形成されていると共に、前記光学部品と他の光学部品との間に閉空間を構成することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の塵埃除去装置。
  8. 前記支持部材は、直線形状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の塵埃除去装置。
  9. 前記支持部材は、前記複数の振動モードにおける少なくとも1つの振動モードの振動の節に沿った形状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の塵埃除去装置。
  10. 前記支持部材は、複数配設されており、
    複数の前記支持部材の間の領域では、前記1つの振動モードの振動の節と前記他の振動モードの振動の節の位置が重ならないことを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の塵埃除去装置。
  11. 前記請求項1乃至10の何れかに記載の塵埃除去装置を備えることを特徴とする画像読取装置。
  12. 前記請求項1乃至10の何れかに記載の塵埃除去装置を備えることを特徴とする撮像装置。
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