JP2012078715A - 光走査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光走査装置の光学ハウジング90を密閉状態にするための防塵窓を清掃または交換する際に、レーザ光が通過する開口部が一時的に開放されることになり、内部に塵埃が入り込むおそれがある。
【解決手段】 開口部90aに固定防塵窓67と移動防塵窓71によって二重に防塵し、移動防塵窓71を着脱可能な構成とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置に備えられる光走査装置に関し、特に光走査装置の防塵機構に関する。
レーザービームプリンタやデジタル複写機等の電子写真方式の画像形成装置に用いられている光走査装置においては、光走査装置の筐体内部に回転多面鏡、反射ミラー、透過レンズ等の光学素子を収容している。光学素子に塵埃が付着すると、ミラーであれば反射光量が低下し、レンズであれば透過光量が低下する。そこで、光学素子が筐体外部から侵入する塵埃によって光学素子が汚れないように走査光が通過する開口部に防塵ガラスなどの透明部材を配設したものがある。
例えば、透明部材を筐体の開口部に接着固定し、そこからレーザ光を出射させる光走査装置が開示されている。(例えば、特許文献1)。
特開平5−80268号公報
透明部材に付着した汚れを清掃する場合、透明部材を光走査装置から取り外して、透明部材の清掃または交換を行うことが考えられる。しかしながら、この透明部材を取り外すことによって一時的に筐体内部が密閉されない状態となる。すると、透明部材を取り外した状態のときに筐体内部に塵埃が入り込んでしまう。
本発明は、透明部材の清掃または交換時に筐体内に塵埃が入り込むことを抑制した光走査装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明における光走査装置は、光源から出射される光ビームを偏向走査する偏向走査手段と、内部に前記光源及び前記偏向走査手段を収容し、前記光ビームを筐体の外部に通過させる開口を有する筐体と、前記筐体の内部を防塵するために、前記開口に設けられ、前記開口に入射する前記光ビームを通過させる第1の透明部材と、前記第1の光透過部材を通過した光ビームを通過させる光透過部材であって、前記第1の光透過部材を防塵するための第2の光透過部材を支持する支持部と、を有し、前記支持部は、前記第2の透明部材を着脱自在な状態で支持することを特徴とする。
本発明によれば、光透過部材の清掃または交換時に筐体内に塵埃が入り込むことを抑制することができる。
実施例1に係る画像形成装置の断面図。 実施例1に係る光走査装置の概略断面図。 実施例1に係る光走査装置の概略斜視図。 実施例1に係る移動防塵窓およびその周りの部材を示す図。 実施例2に係る光走査装置の概略断面図。 実施例2に係る光走査装置の概略斜視図。 実施例2に係る光走査装置のその他の例を示す概略斜視図。 実施例2に係る光走査装置のその他の例における開口部付近の拡大図。 実施例3に係る光走査装置の概略断面図。 実施例3に係る移動防塵窓およびその周りの部材を示す図。 実施例4に係る移動防塵窓およびその周りの部材を示す図。 実施例4に係る光走査装置の光学ハウジングの外側の斜視図。
(実施例1)
図1は実施の形態の一例を示すデジタル複写機(画像形成装置)の断面概略図である。原稿台ガラス上にセットされた原稿P1が読み取り光学系2によって読み取られ、画像信号に変換される。画像信号は不図示のデジタル処理部に取り込まれ、デジタルデータに変換された後、必要なデータ処理が施され画像データとして不図示のビデオ変換部へ出力される。ビデオ変換部では画像データをビデオ信号に変換し、光走査装置6はこのビデオ信号に基づいて光ビームを出力する。
光走査装置6は、偏向走査手段であるところの偏向走査装置61と不図示の光源装置および光学素子を備え、不図示のビデオ変換部からの信号に基づく画像を形成するための光ビームを出力する。出力された光ビームは感光体であるところの感光ドラム31に照射され、潜像が形成される。感光ドラム31は回転し、現像器32において潜像部分にトナーを付着して潜像を現像する。
一方、給紙カセット10aあるいは10b内の転写材Sは取り込みローラ12により1枚ずつ機内に取り込まれ、レジストローラ15を介して感光ドラム31へと搬送される。搬送された転写材Sは転写帯電器33により感光ドラム31上の現像画像が転写される。その後転写材Sは搬送部16で搬送され定着器4に到達する。定着器4では転写材上に転写された画像を定着させる。そして排紙ローラ17、18を介して排紙トレー19へ排紙される。また次の転写材は転写材Sに対して一定の間隔をもって同様に搬送され、画像形成プロセスを経た後、排紙トレー19へ排紙される。
また、感光ドラム31上に残ったトナーはクリーナ34によって除去される。さらに感光ドラム31は除電器35によって除電され、帯電器36によって帯電された後、再び光走査装置6によって感光ドラム31に潜像形成がなされる。
以上のような画像プロセスにおいて本実施の形態のデジタル複写機の光走査装置6は以下の構成を備える。
図2は光走査装置6の概略平面図、図3は概略斜視図である。光源ユニット62は、不図示の半導体レーザおよびその駆動電気基板62aと、コリメータレンズ鏡筒62b、コリメータレンズ62cおよび不図示の開口しぼりを有している。図3におけるシリンダーレンズ63は図2の方向において紙面上下方向に屈折力を有する。駆動走査装置61は半導体レーザから出射されるレーザ光を偏向走査するための偏向走査手段であり、回転多面鏡であるところの61a、駆動基板61bを備える。レーザ光の偏向走査はポリゴンミラー61aの回転によって行われている。ポリゴンミラー61aは、駆動基板61b上に実装された図示しない駆動モータによって駆動されており、駆動基板61bにはモータ駆動回路が実装されている。光学素子のひとつであるところのトーリックレンズ64およびシリンダーレンズ65はレーザ光を感光ドラム上に所定のスポット径で結像させるためのであり、走査光学系の一要素を構成している。光学素子のひとつであるところの反射ミラー66はシリンダーレンズ65を通過したレーザ光を後述する開口部90a方向に反射する。これらの光学素子が塵埃によって汚れると出力画像の画質が低下するため、防塵される必要がある。そのため、上記の光学素子は光学ハウジング内部(筐体内部)に配置される。上記の光学素子それぞれは光学ハウジング90に対し、不図示の位置決めおよび固定手段によって支持されている。
光学ハウジング90にはポリゴンミラー61aによって偏向走査された走査光を通過させる開口部90aが形成されている。開口部90aには第1の光透過部材であるところの固定防塵窓67が取り付けられている。固定防塵窓67は厚みが2mm程度の平行平板ガラスの透明部材によって形成され、幅方向、奥行き方向ともに開口部90aより大きく形成されている。固定防塵窓は開口部90aを塞ぐように光学ハウジングの内側に配設し、その周囲を紫外線硬化接着剤67aにて固着させる。接着剤により固着後は固定防塵窓67と光学ハウジング90との間には隙間がなく、気密性が非常に高い状態となっている。
上記の光学素子を光学ハウジングに収容した後、上カバー91(蓋)によって上面を塞ぐ。上カバー91は着脱を可能とするため接着剤は使用せず、光学ハウジング90との間にゴムシート92等を挟み込んでビスで固定する。ゴムシート92が隙間を塞ぐため、上カバー91を取り付けることによって光学ハウジング90の内部は密閉状態が確保される。なお、光学ハウジング90と上カバー91とを合わせて筐体とし、開口部90aは筐体に設けられているものとする。開口部90aは光学ハウジング90に設けられていても良いし、上カバー91に設けられていても良い。本実施例では、光学ハウジング90に開口部90aが設けられている装置について説明をする。
ここで光学ハウジング90と固定防塵窓67、および上カバー91によって形成される空間を第1の空間とする。気密性を向上させた第1の空間において半導体レーザおよび駆動回路モータ、モータ駆動回路が発熱するが、発熱量に比べて第1の空間が大きいこと、昇温した空気が光学ハウジング内でポリゴンミラーの回転によって攪拌されることから局所的に温度上昇することはなく、第1の空間の外側に比べて5℃程度の温度上昇となる。
固定防塵窓67と光学ハウジング90の間を気密性高く固着させる方法は紫外線硬化接着剤に限らず、常温で硬化する嫌気性接着剤やシリコン樹脂系、エポキシ樹脂系接着剤を使用してもよい。
ここで、光走査装置内部に入り込んだ塵埃による画像への影響について説明する。
光走査装置の密閉性は厳密に見ると十分ではないため、光走査装置内部には塵埃が入り込んでしまう。ポリゴンミラー61aが回転することで光走査装置内に発生した気流や、装置の稼動、停止を繰り返す際に光走査装置内の温度が上昇、下降を繰り返すことで発生する圧力の上昇、下降によって粒径が数μmあるいは1μm以下の浮遊粒子(塵埃)が舞い上がる。舞い上げられた浮遊粒子は反射ミラーやレンズの不定の場所に付着する。反射ミラーやレンズに浮遊粒子が付着すると、光ビームの入射を遮ることになるので画像にすじ状の濃度変化部が発生する。
また、回転しているポリゴンミラーに対しては、回転時に発生するカルマン渦によってポリゴンミラーの各反射面の回転上流側に付着しやすくなり、画像書き出し側や画像全体において濃度変化が発生する。ポリゴンミラーの反射面ごとに付着の度合いが異なると走査線にピッチムラが生じ、それによって画像の濃度変動などの画像の劣化が発生してしまう。
光学ハウジングの密閉性を十分なものにした場合には、筐体の外側と内側との間で空気の出入りがなくなることから光学素子に浮遊粒子が付着することはなくなる。しかしながら、微粒子であるトナーを用いて画像を形成する装置の場合、透明部材の外側がトナーによって汚れる。
透明部材に付着したトナーによる画像への影響を低減させるために、透明部材を定期的に清掃または交換する必要がある。透明部材が筐体に対して固定された光走査装置の場合、光走査装置を画像形成装置に搭載した状態で透明ガラスを目視することは困難である。そのため、光走査装置を画像形成装置に搭載した状態で清掃するのは難しい。透明部材を清掃する場合には光走査装置を一旦画像形成装置から取り外すか、棒状の先端に取り付けた清掃部材によって目視できない状態で透明部材の表面に付着した塵埃を拭き取ることになる。この作業は手間がかかる。
光学ハウジングに配設された透明部材を清掃の容易性から着脱可能にした場合、防塵ガラスを外した際に、光学素子収容空間の暖かい空気に触れた浮遊粒子のブラウン運動が活発になることで光学素子に触れやすくなったり、開口部が側面部に設けられた場合には対流によって光学ハウジング外部の浮遊粒子が空気と一緒に吸い込まれたれたりすることで、反射ミラーやレンズに付着することになる。
そこで、本実施例の光走査装置は、レーザ光を通過させる開口部付近に透明部材を二重に配置し、一方の防塵ガラスを着脱自在な構成としたことを特徴とする。即ち、レーザ光は第1の透明部材を通過した後に第2の光透過部材であるところの第2の透明部材を通過し、感光ドラムに到達することになる。そして、この第2の透明部材が筐体に対して着脱自在になっている。
第2の透明部材であるところの移動防塵窓について図2および図4を用いてさらに詳しく説明する。図4は図3と同じ方向から移動防塵窓およびその周りの部材のみを表したものである。
移動防塵窓71は厚みが2mm程度の平行平板ガラスで形成されており、防塵窓保持部材71aに載置したものである。ガラスの周囲のうち一部を接着剤71bによって固着してある。固着の手段は固定防塵窓と同様に紫外線硬化接着剤を使用しているが、嫌気性接着剤あるいはシリコン樹脂系、エポキシ樹脂系接着剤であっても構わない。
ガイド部材93は光学ハウジング90の開口部90a周辺に固定されており、移動防塵窓71は防塵窓保持部材71aとともに光学ハウジング90に設けられた取り付け部材であるところのガイド部材93に沿って矢印方向にスライド移動可能に挿入されている。即ち、ガイド部材93は、移動防塵窓71及び防塵窓保持部材71aがガイド部材93に取り付けられた状態において、これらを支持する支持部としての機能を果たす。ガイド部材93によって、移動防塵窓71を取り付ける際の移動方向をレーザ光が走査される方向に制限することができる。そのため、開口部90a付近を目視しなくても移動防塵窓71の着脱を用意に行うことができる。
防塵窓保持部材71aおよびガイド部材93には光学ハウジングと同様に、走査光を通過させるための開口が設けてある。また防塵窓保持部材71aはガイド部材93に設けられた不図示の付勢手段によって光学ハウジング90に押し付けられている。
移動防塵窓が挿入されたとき、光学ハウジング90と固定防塵窓67、防塵窓保持部材71aおよび移動防塵窓71によって形成される空間を第2の空間とする。さらに第1の空間および第2の空間の外側を第3の空間とする。移動防塵窓71が取り付けられた状態において、第2の空間は密閉された空間となる。そのため、固定防塵窓67に画像形成装置内の浮遊粒子が付着しにくい。一方、移動防塵窓71に付着した浮遊粒子を清掃または移動防塵窓71を交換するために移動防塵窓を取り外した状態において、光学ハウジング90は密閉状態が確保されているので、光学ハウジング90に浮遊粒子が入り込むことはない。
移動防塵窓71aには、ガイド部材から取り外すあるいは取り付ける際に固定防塵窓67をふき取る清掃部材を取り付けても良い。これによって、移動防塵窓を清掃しているときに固定防塵窓67に付着する塵埃を取り除くことができる。
(実施例2)
図5は光走査装置6の概略平面図、図6は概略斜視図を示す。図2および図3と同じ機能を有するものは同一の符号で示し、説明は省略する。
トーリックレンズ68および回折光学素子69はレーザ光を感光ドラム上に所定のスポット径で結像する光学要素である。光学ハウジング90にはポリゴンミラー61aによって偏向走査された走査光を通過させる開口部90aが形成されている。光学ハウジング90には、回折光学素子69は光学ハウジングの開口部90aに載置するためのフランジ部69aが設けられており、フランジ部69aの内周は幅方向、奥行き方向とも開口部90aと等しいか大きく形成されている。
回折光学素子69は開口部90aを塞ぐように光学ハウジング90の内側に配設し、載置面あるいは他の部分に設けた不図示の位置決め手段により回折光学素子を光学ハウジング90に取り付け、その周囲を紫外線硬化接着剤69bにて固着させる。接着剤により固着後は回折光学素子と光学ハウジングとの間には隙間がなく、気密性が非常に高い状態となっている。
図7に回折光学素子69の異なる載置方法を示す。図7は図6に対して反射ミラー66を不図示とし、回折光学素子69を所定の位置から離した位置に記載してある。また図8は回折光学素子69を所定の位置に載置した状態を示してある。
光学ハウジング90の開口部90a周囲には回折光学素子69を載置するためのフランジ部90bを有し、フランジ部90bの内周は幅方向、奥行き方向とも回折光学素子69の外形よりも小さく形成されている。またフランジ部90bの外周は幅方向、奥行き方向とも回折光学素子69の外形よりも大きく形成されている。また回折光学素子の載置面は回折光学素子の曲面に沿うように形成されている。回折光学素子69はフランジ部90bに載置され、周囲を紫外線硬化接着剤69cにて固着させる。
なお、回折光学素子69は、実施例1における第1の透明部材及び第2の透明部材のすくなくとも一方に相当する位置に設ければよい。
(実施例3)
図9は光走査装置6の概略平面図示す。図2と同じ機能を有するものは同一の符号で示し、説明は省略する。
(部品収容具合、カバー等、構成および第1の空間の説明)
光学ハウジング90にはポリゴンミラー61aによって偏向走査された走査光を通過させる開口部90aが形成されている。開口部90aの固定防塵窓配設側は開口部の周囲にシール材A67bを両面テープ等で接着固定されている。光学ハウジング接着面側と反対側の面は固定防塵窓67に両面テープ等で接着固定されている。
ここでシール材Aは厚さ1〜2mmのゴムシートを使用している。ただし、これに限らず気密性能の高いものであれば合成ゴムを発泡成形したものやポリウレタン、ポリエチレンを発泡成形したものでもよく、特に発泡成形材の中でも気泡同士がつながらずに形成されている独立発泡フォームを使用する。
次に移動防塵窓71について図9および図10を用いて説明する。図10は図3と同じ方向から移動防塵窓71およびその周りの部材のみを表したものである。移動防塵窓71の片面には光走査装置に装着された際、走査光が通過する場所を除いてシール材B71cが両面テープ等で接着固定されている。
ここでシール材Bは発泡成形材を使用しており、その中でもポリウレタン、ポリエチレンを発泡成形した気泡同士がつながった連続発泡フォームを使用する。
ガイド部材93は光学ハウジングの開口部周辺に固定されており、移動防塵窓71はシール材B71cを貼付した面を光学ハウジング側にし、ガイド部材93に沿って矢印方向に移動可能に挿入されている。ガイド部材93には光学ハウジングと同様に、走査光を通過させるための開口部が設けてある。また移動防塵窓はガイド部材に設けられた不図示の付勢手段によって光学ハウジングに押し付けられている。
(実施例4)
図11は保持部材の概略斜視図を示す。図4と同じ機能を有するものは同一の符号で示し、説明は省略する。移動防塵窓71は厚みが2mm程度の平行平板ガラスで形成しており、防塵窓保持部材71aに載置したものであり、ガラスの周囲のうち一部を接着剤71bによって固着してある。
保持部材にはリブ71cが複数箇所形成されており、リブ71cは筐体に接し、図11においてリブ71cから一段下がった部分は筐体に接しないように構成されている。不図示の付勢手段によって光学ハウジングに押し付けられたとき、リブ71cは光学ハウジングに接する部分となり、一段下がった部分は筐体に接しない部分となる。これにより第2の空間と第3の空間がより空気の同通が可能な状態になる。空気の同通が可能になること第2の空間と第3の空間との温度が平衡状態にはなりやすくなる。また、第2の空間と第3の空間の温度差がなくなることで、移動防塵窓を取り外した際に空気対流が発生しにくくなることで固定防塵ガラス表面に浮遊粒子が付着しにくくなる。
図12に同等の効果を得る他の方法を示す。光学ハウジング90の防塵窓保持部材が当接する部分にリブ90cが複数箇所形成されている。それに対して、防塵保持部材にはリブ71cが形成されていない。このような防塵窓保持部材が不図示の付勢手段によって光学ハウジングに押し付けられたとき、リブのない部分と防塵窓保持部材との間に隙間が生じる。このような構成にしても同様の効果が得られる。

Claims (11)

  1. 光源から出射される光ビームを偏向走査する偏向走査手段と、
    内部に前記光源及び前記偏向走査手段を収容し、前記光ビームを筐体の外部に通過させる開口を有する筐体と、
    前記筐体の内部を防塵するために、前記開口に設けられ、前記開口に入射する前記光ビームを通過させる第1の光透過部材と、
    前記第1の光透過部材を通過した光ビームを通過させる光透過部材であって、前記第1の光透過部材を防塵するための第2の光透過部材を支持する支持部と、を有し、
    前記支持部は、前記第2の光透過部材を着脱自在な状態で支持することを特徴とする光走査装置。
  2. 光源から出射される光ビームを偏向走査する偏向走査手段と、
    内部に前記光源及び前記偏向走査手段を収容し、前記光ビームを筐体の外部に通過させる開口を有する筐体と、
    前記筐体の内部を防塵するために、前記開口に設けられ、前記開口に入射する前記光ビームを通過させる第1の光透過部材と、
    前記第1の光透過部材を通過した光ビームを通過させる光透過部材であって、前記第1の光透過部材を防塵するための第2の光透過部材と、を有し、
    前記第2の光透過部材は前記筐体に着脱自在であることを特徴とする光走査装置。
  3. 前記支持部は、前記第2の光透過部材が取り付けられる際に前記第2の光透過部材の移動方向を制限するガイド部材を有することを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  4. 前記筐体には、前記第2の光透過部材が取り付けられる際に前記第2の光透過部材の移動方向を制限するガイド部材を有し、前記第2の光透過部材を支持する支持部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の光走査装置。
  5. 前記第2の光透過部材を保持する保持部材が前記支持部に取り付けられることによって前記第2の光透過部材が前記第1の光透過部材を防塵し、前記保持部材が前記支持部に取り付けられた状態において、前記第1の光透過部材、前記第2の光透過部材、及び前記保持部材によって密閉された空間が形成されることを特徴とする請求項3または4に記載の光走査装置。
  6. 前記ガイド部材は、前記光ビームが前記偏向走査手段によって走査される方向に前記第2の光透過部材をスライドさせて取り付けるためのガイド部材であることを特徴とする請求項3または4に記載の光走査装置。
  7. 前記支持部は前記筐体に設けられることを特徴とする請求項3または4に記載の光走査装置。
  8. 前記第1の光透過部材及び第2の光透過部材は、透明部材であることを特徴とする請求項1乃至7いずれかに記載の光走査装置。
  9. 前記第1の光透過部材及び第2の光透過部材のうちの少なくとも一方は回折光学素子であることを特徴とする光走査装置。
  10. 前記第2の光透過部材が前記支持部に取り付けられた状態において、前記第2の光透過部材は前記筐体に接する部分と接しない部分とを有することを特徴とする請求項1または2に記載の光走査装置。
  11. 前記偏向走査手段によって走査された前記光ビームを感光体に導くための光学素子を備え、
    前記光学素子は、前記筐体の内部に配置され、前記第1の光透過部材と前記第2の光透過部材との間には配置されていないことを特徴とする請求項1または2に記載の光走査装置。
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