JP2007264804A - 電子ペン用帳票製造システム、端末装置及びプログラム - Google Patents

電子ペン用帳票製造システム、端末装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】遠隔地の端末装置からサーバに印刷指示を行った場合であっても、当該端末装置に接続されたプリンタにより電子ペン用帳票を製造する製造システムを提供する。
【解決手段】製造システム100において、製造者は、遠隔地の端末装置25を使用して、製造予定の電子ペン用帳票3に設定した利用者及び部品に関する設定指示情報を作成し、PODサーバ5へ送信する。PODサーバ5は、設定指示情報に基づいて、ドットパターン、利用者及び部品を特定し、帳票エリア定義及び関連付情報を作成する。さらに、PODサーバ5は、特定したドットパターン及び部品に関する情報を有する印刷情報を作成する。端末装置25は、印刷情報を取得してプリンタ印刷することにより、製造者の設定に応じた電子ペン用帳票3を製造する。
【選択図】図16

Description

本発明は、電子ペン用帳票の製造技術に関する。
近年、「電子ペン」、「デジタルペン」などと呼ばれるペン型入力デバイスが登場しており(以下、本明細書では「電子ペン」と呼ぶ。)、その代表的なものとしてスウェーデンのAnoto社が開発した「アノトペン(Anoto pen)」が知られている。アノトペンは、所定のドットパターンが印刷された専用紙(以下、「専用ペーパー」とも呼ぶ。)とペアで使用される。アノトペンは、通常のインクタイプのペン先部に加えて、専用紙上のドットパターンを読み取るための小型カメラと、データ通信ユニットを搭載している。利用者が専用紙上にアノトペンで文字などを書いたり、専用紙上に図案化されている画像をチェックしたりすると、ペンの移動に伴って小型カメラが専用紙上のドットパターンを検出し、利用者が書き込んだ文字、画像などの記入情報(「ストロークデータ」ともいう)が取得される。この記入情報が、データ通信ユニットによりアノトペンから近くのパーソナルコンピュータや携帯電話などの端末装置に送信される。このアノトペンを利用したシステムは、キーボードに代わる入力デバイスとして利用することが可能であり、上述のパーソナルコンピュータやキーボードの使用に抵抗がある利用者にとっては非常に使いやすい。そのため、現在、このような電子ペンを利用したシステムが普及しつつある(例えば、特許文献1)。
従来、電子ペン用帳票を製造するには、そのドットパターンの再現精度の問題からオフセット印刷を行うことが通例であった。しかし、オフセット印刷によって製造された電子ペン用帳票は、「複製」のため、同じ図案の電子ペン用帳票全てが同じドットパターンを持つことになる。即ち、物理的に異なる電子ペン用帳票であっても、電子ペンは同じ電子ペン用帳票として認識してしまう。そのため、同じ図案の複数の電子ペン用帳票を別々に認識することができず、電子ペン用帳票を連続的に使用すると、データの混在やデータと持ち主の関連付け間違いといった問題が生じていた。また、印刷は、ある程度部数がまとまらないとコストが割高になるため、多品種小ロットへの対応が難しいという問題も生じていた。
このような問題を解消するため、オフセット印刷ではなくプリンタによるプリンタ印刷により電子ペン用帳票を製造するシステムが考えられる。しかし、このようなシステムでは、原則として、電子ペン用帳票の製造に関する情報を集中管理するサーバに直接接続されたプリンタでしか電子ペン用帳票を製造することができない。換言すると、遠隔地の端末装置からサーバに印刷指示を行った場合、当該端末装置に接続されたプリンタではなく、当該サーバに接続されたプリンタから電子ペン用帳票が出力されていた。つまり、遠隔地の端末装置を使用する製造者は、近くのプリンタから電子ペン用帳票を出力することができないという新たな問題が生じていた。
特開2004−153612号公報
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、遠隔地の端末装置から、電子ペン用帳票の製造に関する情報を集中管理するサーバに印刷指示を行った場合であっても、当該端末装置に接続されたプリンタにより1枚毎に個別識別が可能な電子ペン用帳票を製造する製造システムを提供することを課題とする。
本発明の1つの観点では、ネットワークを介して通信可能に接続された端末装置及びサーバから構成され、電子ペンにより認識可能なドットパターンが印刷された電子ペン用帳票を製造する電子ペン用帳票製造システムであって、前記端末装置は、前記電子ペン用帳票に対応する利用者を設定する利用者設定手段と、前記利用者設定手段が設定した利用者に関する利用者設定情報を作成する利用者設定情報作成手段と、前記電子ペン用帳票に印刷される部品を設定する部品設定手段と、前記部品設定手段が設定した部品に関する部品設定情報を作成する部品設定情報作成手段と、前記利用者設定情報及び前記部品設定情報を有する設定指示情報を作成する設定指示情報作成手段と、前記設定指示情報を前記サーバへ送信する設定指示情報送信手段と、前記サーバが特定したドットパターン及び部品に関する情報を有する印刷情報を取得する印刷情報取得手段と、前記印刷情報に基づいて、紙媒体に、前記サーバが特定したドットパターン及び部品をプリンタ印刷することで前記電子ペン用帳票を製造する電子ペン用帳票製造手段と、を備え、前記サーバは、前記端末装置が作成した設定指示情報を取得する設定指示情報取得手段と、前記電子ペン用帳票に印刷されるドットパターンを特定するドットパターン特定手段と、前記設定指示情報に含まれる利用者設定情報に基づいて、前記ドットパターン特定手段が特定したドットパターンに関連付ける利用者を特定する利用者特定手段と、前記設定指示情報に含まれる部品設定情報に基づいて、前記ドットパターン特定手段が特定したドットパターンに関連付ける部品を特定する部品特定手段と、前記部品特定手段が特定した部品と、前記ドットパターン特定手段が特定したドットパターンの位置座標との関係を定義した帳票エリア定義を作成する帳票エリア定義作成手段と、前記ドットパターン特定手段が特定したドットパターン及び前記利用者特定手段が特定した利用者と、前記帳票エリア定義作成手段が作成した帳票エリア定義とを対応付けた関連付情報を作成する関連付情報作成手段と、前記ドットパターン特定手段が特定したドットパターン及び前記部品特定手段が特定した部品に関する情報を有する印刷情報を作成する印刷情報作成手段と、前記印刷情報を前記端末装置へ送信する印刷情報送信手段と、を備える。
上記のように構成された電子ペン用帳票製造システムは、ネットワークを介して端末装置及びサーバが通信可能に接続されることにより構成される。電子ペン用帳票を製造する製造者は、端末装置を使用して、当該電子ペン用帳票に対応する利用者及び部品を設定する。ここで、部品とは電子ペン用帳票の構成要素であり、例えば電子ペン用帳票がテスト用紙である場合、部品はテスト用紙に印刷される問題等である。そして、端末装置は、設定した利用者及び部品に関する利用者設定情報及び部品設定情報を作成する。さらに、端末装置は、利用者設定情報及び部品設定情報を有する設定指示情報を作成し、サーバへ送信する。サーバは、製造する電子ペン用帳票に印刷するドットパターンを特定する。また、サーバは、端末装置から取得した設定指示情報に含まれる利用者設定情報に基づいて、製造する電子ペン用帳票に対応する利用者を特定する。ここで、対応する利用者とは、製造した電子ペン用帳票を使用する者等である。さらに、サーバは、端末装置から取得した設定指示情報に含まれる部品設定情報に基づいて、製造する電子ペン用帳票に対応する部品を特定する。すると、サーバは、電子ペン用帳票の構成要素として特定した全ての部品と、ドットパターンの位置座標との関係を定義した帳票エリア定義を作成する。これによれば、サーバが、製造した電子ペン用帳票への記入情報を取得した際に、当該帳票エリア定義を参照することにより、記入が行われた部品を容易に特定することが可能となる。そして、サーバは、電子ペン用帳票に特定した利用者と、作成した帳票エリア定義とを対応付けた関連付情報を作成する。これによれば、サーバは、当該記入情報に基づいて関連付情報を参照することにより、容易に利用者を特定したり、帳票エリア定義を抽出したりすることができる。また、サーバは、特定したドットパターン及び部品に関する情報を有する印刷情報を作成し、ネットワークを介して端末装置へ送信する。端末装置は、取得した印刷情報に基づいて、自身に直接接続されたプリンタからプリンタ印刷により、製造者の設定に応じた電子ペン用帳票を製造することができる。つまり、遠隔地の端末装置から、電子ペン用帳票の製造に関する情報を集中管理するサーバに設定指示を行った場合であっても、印刷情報を取得することで当該端末装置に接続されたプリンタにより1枚毎に個別識別が可能な電子ペン用帳票を製造することができる。
上記電子ペン用帳票製造システムの一態様では、前記ドットパターン特定手段は、各電子ペン用帳票にそれぞれ異なるドットパターンを特定する。これによれば、製造された電子ペン用帳票は、全て異なるドットパターンが印刷される。そのため、サーバ、電子ペン用帳票への記入情報に含まれるドットパターン上の位置座標に基づいて、各電子ペン用帳票を個別に識別することができる。よって、1本の電子ペンを使用して複数の電子ペン用帳票に記入を行ったとしても、データを混在させることなく処理することができる。
上記電子ペン用帳票製造システムの一態様では、前記サーバは、前記部品を識別する部品識別情報と、前記部品の高さや幅に関する定義情報とを対応付けたエリア定義を記憶するエリア定義記憶手段と、前記部品特定手段が特定した部品を識別する部品識別情報に基づいて、前記エリア定義から前記定義情報を抽出する定義情報抽出手段と、をさらに備え、前記帳票エリア定義作成手段は、抽出した定義情報に基づいて、前記帳票エリア定義を作成する。
上記のように構成された電子ペン用帳票製造システムにおいて、サーバは、予めエリア定義を記憶している。さらに、サーバは、特定した部品を識別する部品識別情報に基づいて、エリア定義から対応する部品の高さや幅に関する定義情報を抽出する。これによれば、予め部品の高さや幅が数値化等により定義された定義情報に基づいて、容易に、帳票エリア定義を作成することができる。
上記電子ペン用帳票製造システムの他の一態様では、前記サーバは、前記利用者と、前記部品とを選択するための選択画面に関する選択画面情報を前記端末装置へ送信する選択画面情報送信手段をさらに備え、前記端末装置は、前記選択画面情報を取得する選択画面情報取得手段と、前記選択画面情報に基づいて、前記選択画面を表示する選択画面表示手段と、をさらに備え、前記利用者設定手段は、前記選択画面上で選択された利用者に基づいて、前記電子ペン用帳票に対応する利用者を設定し、前記部品設定手段は、前記選択画面上で選択された部品に基づいて、前記電子ペン用帳票に印刷される部品を設定する。これによれば、端末装置は、利用者及び部品の特定を行う際に、サーバから取得した選択画面情報に基づいて選択画面の表示を行う。よって、製造者は、表示された選択画面に従って容易に利用者及び部品の特定を行うことができる。
上記電子ペン用帳票製造システムのさらに他の一態様では、前記端末装置は、前記電子ペン用帳票に印刷される部品の配置に関する配置設定情報を作成する配置設定情報作成手段をさらに備え、前記設定指示情報作成手段は、前記利用者設定情報、前記部品設定情報及び前記配置設定情報を有する設定指示情報を作成し、前記電子ペン用帳票製造手段は、前記印刷情報に基づいて、紙媒体に、前記サーバが特定したドットパターン及び部品を、前記サーバが特定した配置に基づいてプリンタ印刷することで前記電子ペン用帳票を製造し、前記サーバは、前記設定指示情報に含まれる配置設定情報に基づいて、前記部品特定手段が特定した部品の配置を特定する配置特定手段をさらに備え、前記帳票エリア定義作成手段は、前記配置特定手段が特定した配置に基づいて、前記部品特定手段が特定した部品と、前記ドットパターン特定手段が特定したドットパターンの位置座標との関係を定義した帳票エリア定義を作成し、前記印刷情報作成手段は、前記ドットパターン特定手段が特定したドットパターン、前記部品特定手段が特定した部品及び前記配置特定手段が特定した配置に関する情報を有する印刷情報を作成する。これによれば、製造者は、電子ペン用帳票に印刷する部品のみならず、当該部品の配置も自由に設定することができる。よって、例えば、電子ペン用帳票がテスト用紙であって、部品が問題である場合に、製造者は、各利用者に応じて同じ問題であっても出題する順番を任意に設定することができる。
本発明の別の観点では、ネットワークを介してサーバと通信可能に接続され、前記電子ペンにより認識可能なドットパターンが印刷された電子ペン用帳票を製造する端末装置であって、前記電子ペン用帳票に対応する利用者を設定する利用者設定手段と、前記利用者設定手段が設定した利用者に関する利用者設定情報を作成する利用者設定情報作成手段と、前記電子ペン用帳票に印刷される部品を設定する部品設定手段と、前記部品設定手段が設定した部品に関する部品設定情報を作成する部品設定情報作成手段と、前記利用者設定情報及び前記部品設定情報を有する設定指示情報を作成する設定指示情報作成手段と、前記設定指示情報を前記サーバへ送信する設定指示情報送信手段と、前記設定指示情報に基づいて前記サーバが特定したドットパターン及び部品に関する情報を有する印刷情報を取得する印刷情報取得手段と、前記印刷情報に基づいて、紙媒体に、前記サーバが特定したドットパターン及び部品をプリンタ印刷することで前記電子ペン用帳票を製造する電子ペン用帳票製造手段と、を備える。
上記のように構成された端末装置は、ネットワークを介してサーバと通信可能に接続されている。サーバは、電子ペン用帳票を製造するために必要な情報を管理する端末等のことである。製造者は、端末装置を使用して、電子ペン用帳票に対応する利用者及び部品を設定する。そして、端末装置は、設定した利用者及び部品に関する利用者設定情報及び部品設定情報を作成する。さらに、端末装置は、利用者設定情報及び部品設定情報を有する設定指示情報を作成し、サーバへ送信する。サーバは、製造する電子ペン用帳票に印刷するドットパターンを特定する。また、サーバは、端末装置から取得した設定指示情報に含まれる利用者設定情報に基づいて、製造する電子ペン用帳票に対応する利用者を特定する。さらに、サーバは、端末装置から取得した設定指示情報に含まれる部品設定情報に基づいて、製造する電子ペン用帳票に対応する部品を特定する。そして、サーバは、特定したドットパターン及び部品に関する情報を有する印刷情報を作成し、ネットワークを介して端末装置へ送信する。端末装置は、取得した印刷情報に基づいて、自身に直接接続されたプリンタからプリンタ印刷により、製造者の設定に応じた電子ペン用帳票を製造することができる。つまり、遠隔地の端末装置から、電子ペン用帳票の製造に関する情報を管理するサーバに設定指示を行った場合であっても、印刷情報を取得することで当該端末装置に接続されたプリンタにより1枚毎に個別識別が可能な電子ペン用帳票を製造することができる。また、サーバが、特定した利用者、ドットパターン及び部品に関する情報を記録しておくことで、製造した電子ペン用帳票への記入情報に基づいて、容易に利用者や部品を特定することが可能となる。
上記端末装置の一態様では、前記端末装置は、前記利用者及び前記部品を選択するための選択画面に関する選択画面情報を取得する選択画面情報取得手段と、前記選択画面情報に基づいて、前記選択画面を表示する選択画面表示手段と、をさらに備え、前記利用者設定手段は、前記選択画面上で選択された利用者に基づいて、前記電子ペン用帳票に対応する利用者を設定し、前記部品設定手段は、前記部品選択画面上で選択された部品に基づいて、前記電子ペン用帳票に対応する部品を設定する。これによれば、端末装置は、利用者及び部品の特定を行う際に、サーバ等から取得した選択画面情報に基づいて選択画面の表示を行う。よって、製造者は、表示された選択画面に従って容易に利用者及び部品の特定を行うことができる。
上記端末装置のさらに他の一態様では、前記端末装置は、前記電子ペン用帳票に印刷される部品の配置に関する配置設定情報を作成する配置設定情報作成手段をさらに備え、前記設定指示情報作成手段は、前記利用者設定情報、前記部品設定情報及び前記配置設定情報を有する設定指示情報を作成し、前記印刷情報取得手段は、前記設定指示情報に基づいて前記サーバが特定したドットパターン、部品及び配置に関する情報を有する印刷情報を取得する。これによれば、製造者は、電子ペン用帳票に印刷する部品のみならず、当該部品の配置も自由に設定することができる。
本発明の別の観点では、ネットワークを介してサーバと通信可能に接続され、前記電子ペンにより認識可能なドットパターンが印刷された電子ペン用帳票を製造するコンピュータにより実行されるプログラムであって、前記電子ペン用帳票に対応する利用者を設定する利用者設定手段、前記利用者設定手段が設定した利用者に関する利用者設定情報を作成する利用者設定情報作成手段、前記電子ペン用帳票に印刷される部品を設定する部品設定手段、前記部品設定手段が設定した部品に関する部品設定情報を作成する部品設定情報作成手段、前記利用者設定情報及び前記部品設定情報を有する設定指示情報を作成する設定指示情報作成手段、前記設定指示情報を前記サーバへ送信する設定指示情報送信手段、前記設定指示情報に基づいて前記サーバが特定したドットパターン及び部品に関する情報を有する印刷情報を取得する印刷情報取得手段、前記印刷情報に基づいて、紙媒体に、前記サーバが特定したドットパターン及び部品をプリンタ印刷することで前記電子ペン用帳票を製造する電子ペン用帳票製造手段、として前記コンピュータを機能させる。
上記プログラムをコンピュータにより実行することにより、上述の端末装置を実現することができる。また、上述の端末装置の各態様も同様に実現することができる。
本発明によれば、遠隔地の端末装置から、電子ペン用帳票の製造に関する情報を集中管理するサーバに印刷指示を行った場合であっても、当該端末装置に接続されたプリンタにより1枚毎に個別識別が可能な電子ペン用帳票を製造する製造システムを提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。まず、本発明のシステムにおいて入力デバイスとして使用される電子ペンの概要について説明する。
[電子ペン]
図1は電子ペンの使用形態を模式的に示す図であり、図2は電子ペンの構造を示す機能ブロック図である。図1に示すように、電子ペン10は、ドットパターンが印刷された専用ペーパー20と組み合わせて使用される。電子ペン10は、通常のインクペンと同様のペン先部17を備えており、利用者は通常のインクペンと同様に専用ペーパー20上に文字などを書くことになる。
図2に示すように、電子ペン10は、その内部にプロセッサ11、メモリ12、データ通信ユニット13、バッテリー14、LED15、カメラ16及び圧力センサ18を備える。また、電子ペン10は通常のインクペンと同様の構成要素としてインクカートリッジ(図示せず)などを有する。
電子ペン10は、ペン先部17により専用ペーパー20上に描かれたインクの軌跡をデータ化するのではなく、専用ペーパー20上で電子ペン10が移動した軌跡座標をデータ化する。LED15が専用ペーパー20上のペン先部17近傍を照明しつつ、カメラ16が専用ペーパー20に印刷されているドットパターンを読み取り、データ化する。つまり、電子ペン10は専用ペーパー20上で利用者が電子ペン10を移動させることにより生じるストロークを画像データ又はベクトルデータとして取得することができる。
圧力センサ18は、利用者が電子ペン10により専用ペーパー上に文字などを書く際にペン先部17に与えられる圧力、即ち筆圧を検出し、プロセッサ11へ供給する。プロセッサ11は、圧力センサ18から与えられる筆圧データに基づいて、LED15及びカメラ16のスイッチオン/オフの切換を行う。即ち、利用者が電子ペン10で専用ペーパー20上に文字などを書くと、ペン先部17には筆圧がかかる。よって、所定値以上の筆圧が検出されたときに、利用者が記述を開始したと判定して、LED15及びカメラ16を作動する。
カメラ16は専用ペーパー20上のドットパターンを読み取り、そのパターンデータをプロセッサ11に供給する。プロセッサ11は、供給されたドットパターンから、専用ペーパー20上でのX/Y座標を算出する。
プロセッサ11は、利用者の記述が行われる間に、筆圧の配列データ及びX/Y座標データを取得し、タイムスタンプ(時間情報)と関連付けてメモリ12に記憶していく。よって、メモリ12内には利用者の記述内容に対応するデータが時系列で記憶されていく。メモリ12の容量は例えば1Mバイト程度とすることができる。
利用者により送信指示がなされるまでは、取得された全てのデータはメモリ12内に保持される。そして、利用者が送信指示を行うと、データ通信ユニット13により、電子ペン10と所定距離内にある端末装置25へメモリ12内のデータが送信される。基本的には、一度送信指示がなされると、電子ペン10はメモリ12内に記憶していた全てのデータを端末装置25へ送信するため、メモリ12内はクリアされる。よって、送信後にもう一度同じ情報を端末装置25へ送信したい場合には、利用者は専用ペーパー20上に再度記述を行う必要がある。なお、この場合、利用者は専用ペーパー20上にインクペンで書かれた文字などをなぞればよいことになる。
電子ペン10自体は、送信ボタンなどの機能ボタンを備えておらず、送信指示その他の指示は、利用者が専用ペーパー20上の所定位置に設けられた専用ボックスを電子ペン10でチェックすることにより実行される。専用ボックスの位置座標には、予め送信指示が対応付けられており、プロセッサ11は専用ボックスの位置座標を受信すると、データ通信ユニット13にメモリ12内のデータを供給し、端末装置25への送信を行わせる。なお、電子ペン10は、データの送信完了を電子ペンの振動により示すことができる。
バッテリー14は電子ペン10内の各要素に電源供給するためのものであり、例えば電子ペンのキャップ(図示せず)により電子ペン10自体の電源のオン/オフを行うことができる。
このように、電子ペン10は利用者が専用ペーパー20上に記述した文字などに対応する座標データ及び筆圧データを取得して近傍の端末装置25へ送信する機能を有するが、電子ペン10のペン先部17は通常のインクペンとなっているため、専用ペーパー20上に記述した内容はオリジナルの原本として残るという特徴がある。即ち、紙の原本に対して記述するのと同時に、その内容を座標データなどの形態でリアルタイムに電子化することができる。
なお、電子ペン10の標準機能によれば、電子ペン10により得られるデータは、原則として座標データ又はベクトルデータの形態であり、テキストデータではない。但し、電子ペン10は標準機能として、専用ペーパー20上に設けられた専用エリアに記述することにより、英数字に限りテキスト化する機能は備えている。
また、電子ペン10内には、ペン自体及びその所有者に関するプロパティ情報(ペン情報及びペン所有者情報)を保持することができ、アプリケーションから参照することができる。ペン情報としては、バッテリーレベル、ペンID、ペン製造者番号、ペンソフトウェアのバージョン、サブスクリプションプロバイダのIDなどを保持できる。また、ペン所有者情報としては、国籍、言語、タイムゾーン、emailアドレス、空きメモリ容量、名称、住所、ファックス/電話番号、携帯電話番号などを保持することができる。
なお、上記の例におけるデータ通信ユニット13では、Bluetooth(登録商標)の無線伝送、USBケーブルを使用した有線伝送、端子などの接触によるデータ伝送など、各種の方法によって電子ペン10から端末装置25へのデータ送信を行うことが考えられる。
次に、電子ペンにより利用者が記述した内容のX/Y座標データを取得する方法について説明する。前述のように専用ペーパー20には、所定のドットパターンが印刷されている。電子ペン10のカメラ16は、利用者が専用ペーパー20上に記述したインクの軌跡を読み取るのではなく、専用ペーパー20上のドットパターンを読み取る。実際、図1に示すように、LED15による照明エリア及びカメラ16の撮影エリア(照明エリア内に位置する)は、ペン先部17が専用ペーパー20に接触する位置とはずれている。
ドットパターンはカーボンを含む専用インキなどで印刷されており、カメラ16はその専用インキによるパターンのみを認識することができる。専用インキ以外のインキ(カーボンを含まない)により、専用ペーパー上に罫線や枠などを印刷しても、電子ペンはそれらを認識することはない。よって、専用ペーパーを利用して各種申込書などの帳票を作成する際は、専用インキ以外のインキで入力枠や罫線、注意書きなどを印刷する。
ドットパターンは、図3に例示するように、各ドットの位置がデータに対応付けされている。図3の例では、ドットの位置を格子の基準位置(縦線及び横線の交差点)から上下左右にシフトすることにより、0〜3の2ビット情報を表示した例である。このようにして表現された情報の組合せにより、専用ペーパー上の位置座標が決定される。図4(a)に例示するように、縦横2mmの範囲内に36個のドットが格子状に配置され、これらのドットにより示されるデータの配列(図4(b))が、その専用ペーパー上の位置座標と対応付けされている。よって、電子ペン10のカメラ16が図4(a)に示すようなドットパターンを撮影すると、プロセッサ11はカメラ16から入力されるドットパターンのデータに基づいて図4(b)に示すデータ配列を取得し、それに対応する専用ペーパー上の位置座標(即ち、そのドットパターンがその専用ペーパー上のどの位置にあるのか)をリアルタイムで算出する。なお、ドットパターンを認識する最小単位は2mm×2mmであり、カメラ16は毎秒100回程度の撮影を行う。
次に、専用ペーパーについて説明する。専用ペーパーの構造の一例を図5に示す。図示のように、専用ペーパー20は、台紙30上にドットパターン32が印刷され、その上に罫線などの図案34が印刷されている。台紙30は通常は紙であり、ドットパターン32は前述のようにカーボンを含んだ専用インキにより印刷される。また、通常のインキなどにより図案34が印刷される。ドットパターンと図案とは同時に印刷してもよいし、いずれかを先に印刷してもよい。
図案34の例を図6に示す。図6は、ある申込書36の例であり、複数の記入欄38や送信ボックス39が印刷されている。図6には明確に図示されておらず、詳細は後述するが、実際にはドットパターンが申込書36の全面に印刷されており、その上に記入欄38や送信ボックス39が通常のインキにより印刷されている。利用者は、ドットパターンを意識することなく、従来からある申込書と同様に、電子ペン10を使用して必要事項を申込書36の各記入欄38に記入すればよい。
専用ペーパー20上のエリアは大きく2種類のエリアに分けることができる。1つは記入エリアであり、電子ペン10による記述内容をそのまま情報として取り扱うエリアである。図6の例では複数の記入欄38がこれに該当する。もう1つは機能エレメントであり、対応するエリア内を電子ペン10でチェックした際に、予めそのエリアに対して定義されているアクション、指示などを実行するようになっている。図6の例における送信ボックス39がこれに該当する。
送信ボックス39は前述したように電子ペン10内に記憶されているデータを近傍の端末装置25へ送信するための指示を行う際に使用される。利用者が送信ボックス39内に電子ペン10でチェックを入れると、電子ペン10が送信ボックス内のドットパターンを読み取る。当該パターンは送信指示に対応付けられており、電子ペン10内のプロセッサ11はデータ通信ユニット13にメモリ12内の記憶データの送信命令を発する。
なお、利用者が電子ペン10で申込書36に必要事項を入力すると、その入力事項がその申込書のどの項目に対するものであるかを、申込書上の座標データから特定することが可能である。
このように、ドットパターンを印刷した専用ペーパー上に所定の図案を印刷することにより、専用ペーパーを利用した各種申込書が作成できる。利用者は電子ペン10を使用して通常の要領で必要事項を記入すれば、その電子データが自動的に取得される。
上記の例では、ドットパターンは専用ペーパー上にカーボンを含むインキにより印刷されているが、プリンタ及びカーボンを含むインクを使用してドットパターンを通常の紙上にプリントすることも可能である。さらに、専用ペーパー上の図案も印刷ではなく、プリンタにより形成することも可能である。ドットパターンをプリンタにより紙上に形成する場合には、1枚1枚に異なるドットパターンを形成することが可能である。よって、形成されたドットパターンの違いにより、それらの用紙1枚1枚を識別し、区別することが可能となる。
なお、本明細書においては、「印刷」の語は、通常の印刷のみならず、プリンタによるプリントも含む概念とする。また、本明細書においては、通常の「オフセット印刷」は行わず、プリンタによる「プリンタ印刷」を行うものとする。
次に、電子ペンにより取得したデータの送信処理について図2を参照して説明する。電子ペン10が取得したデータは、主として利用者が入力した事項のデータであるが、通常はそのデータの送信先であるサービスサーバがどこであるかの情報は含まれていない。その代わりに、その専用ペーパーに関するアプリケーションやサービスを特定する情報が専用ペーパー上のドットパターンに含まれており、利用者の入力作業中に専用ペーパーからその情報が取得されている。よって、電子ペン10から専用ペーパーへの記入情報を受け取った端末装置25は、まず、問い合わせサーバ26に対して、その専用ペーパーに対して入力されたデータをどのサービスサーバ27へ送信すべきかの問い合わせを行う。問い合わせサーバ26は、専用ペーパー毎に、対応するサービスサーバの情報を有しており、端末装置25からの問い合わせに応じて、当該専用ペーパーに関するサービスなどを行うサービスサーバ27の情報(URLなど)を端末装置25へ回答する。それから、端末装置25は、電子ペンから取得した記入情報をそのサービスサーバ27へ送信することになる。
なお、上記の例では端末装置25、問い合わせサーバ26及びサービスサーバ27が別個に構成されているが、これらの幾つか又は全てを1つの装置として構成することも可能である。本実施形態において後述するPOD(Print On Demand)サーバ5は、上述の問い合わせサーバ26及びサービスサーバ27の機能を包含しているものとする。換言すると、後述するPODサーバ5は、上述の問い合わせサーバ26及びサービスサーバ27を兼ねているものとする。
[製造システム]
次に、本発明の製造システムについて説明する。図7に製造システム100の概略構成を示す。図7に示す製造システム100は、遠隔地の端末装置25からPODサーバ5に印刷指示を行った場合であっても、当該端末装置25に接続されたプリンタ70により1枚毎に個別識別が可能な電子ペン用帳票3を製造するシステムである。電子ペン用帳票3は、上述の専用ペーパーである。ここで、PODとは、プリント・オン・デマンドのことであり、印刷物を必要なときに必要な部数だけ印刷する形態のことである。また、製造システム100は、製造した電子ペン用帳票3のドットパターン、部品、利用者及び帳票エリア定義を関連付けて記憶するシステムである。ここで、部品とは、電子ペン用帳票3に印刷される絵柄やテキストのことである。部品は、イメージデータであっても、テキストデータであっても構わない。また、利用者とは、電子ペン用帳票3を使用する者など電子ペン用帳票3に対応付けられた者である。また、帳票エリア定義とは、電子ペン用帳票3に印刷されたドットパターン上の位置座標と、部品との関係を定義した情報である。
図7に示すように、製造システム100は、ネットワーク2を介して、端末装置25とPODサーバ5が接続されることにより構成される。PODサーバ5は、電子ペン用帳票3を製造するために必要な情報を集中管理するサーバであり、東京に設置されている。また、PODサーバ5は、利用者データベース(以下、「DB」と呼ぶ。)6、部品DB7、ドットパターンDB8、エリア定義DB9及び関連付DB50に接続されている。一方、端末装置25は、電子ペン用帳票3を製造する製造者(以下、単に「製造者」と呼ぶ。)が使用するパーソナルコンピュータ(以下、「PC」と呼ぶ。)等ネットワーク2を介してデータの授受が可能な端末であり、大阪に設置されている。また、端末装置25は、プリンタ70に接続されている。
本実施形態では、大阪に設置された端末装置25を使用し、東京に設置されたPODサーバ5を介して、プリンタ70でプリンタ印刷をすることで、製造者が任意の電子ペン用帳票3を近くのプリンタで製造するものとする。
また、本実施形態では、電子ペン用帳票3として、複数の問題から構成されるテスト用紙を製造するものとする。そのため、電子ペン用帳票3を構成する各部品は、各問題に対応しているものとする。
ここで、図8を参照し、本システムにおける電子ペン用帳票3の製造方法の概要を説明する。図8は、製造システム100内で送受信される情報について説明する図である。詳細は後述するが、具体的に、端末装置25には、印刷を制御する帳票製造プログラムが配置されている。製造者は、端末装置25を使用して、製造予定の電子ペン用帳票3に対応する利用者及び部品を設定する。そして、帳票製造プログラムにより端末装置25は、図示のように、製造者が設定した利用者及び部品に関する情報を設定指示情報としてPODサーバ5へ送信する。PODサーバ5は、設定指示情報に基づいて、ドットパターンや部品を特定するとともに、関連付情報を作成して関連付DB50に記憶する。また、PODサーバ5は、電子ペン用帳票3を製造するために必要な印刷情報を作成し、端末装置25へ送信する。帳票製造プログラムにより端末装置25は、プリンタ70を使用して、取得した印刷情報に基づき紙媒体にプリンタ印刷をすることで電子ペン用帳票3を製造する。
このようにして、本発明の製造システム100では、遠隔地の端末装置25からPODサーバ5に印刷に関する設定指示を行った場合であっても、当該端末装置25に接続されたプリンタ70により1枚毎に個別識別が可能な電子ペン用帳票3を製造することができる。
[設定指示情報の作成]
ここで、図9及び図10を参照し、本システムによる設定指示情報の作成について詳しく説明する。図9は、問題選択画面の例である。一方、図10は、設定指示情報のデータ構造を模式的に示す図である。
図9(a)に示す問題選択画面は、製造者が、電子ペン用帳票3に印刷される利用者及び部品を設定する際に使用する画面である。本実施形態では、電子ペン用帳票3がテスト用紙であるため、電子ペン用帳票3を構成する部品はテスト用紙を構成する問題となる。具体的に、問題選択画面は、図示のように、利用者氏名及び問題と、利用者氏名及び問題の各組み合わせに対応するチェックボックスとから構成されている。ここで、利用者とは、製造される電子ペン用帳票3、即ちテスト用紙に記入を行う生徒とする。
製造者は、遠隔地に設置された端末装置25を使用して、PODサーバ5に対し問題選択画面の要求を行う。要求を取得したPODサーバ5は、利用者DB6及び部品DB7を参照することにより、問題選択画面を表示するために必要な選択画面情報を作成する。PODサーバ5は、各利用者の氏名や住所といった個人情報を利用者DB6に記憶している。また、PODサーバ5は、電子ペン用帳票3に印刷される絵柄やテキストといった部品に関する情報を部品DB7に記憶している。即ち、本実施形態において部品DB7は、テスト用紙を構成する問題に関する情報を記憶している。
PODサーバ5は、作成した選択画面情報を端末装置25へ送信する。端末装置25は、取得した選択画面情報に基づいて、図示のような問題選択画面を表示する。製造者は、各利用者の学習レベルや弱点に応じてテスト用紙に印刷する問題を特定し、端末装置25を操作することにより、図9(b)に示すようにチェックマークを表示させる。なお、チェックマークの表示は、マウス等の任意の操作により行う。
端末装置25は、チェックされたチェックボックスに基づいて、製造するテスト用紙に印刷する利用者及び部品(問題)を設定する。このとき、端末装置25は、設定した利用者に関する利用者設定情報を作成する。また、端末装置25は、設定した部品に関する部品設定情報を作成する。そして、端末装置25は、図10に示すように、利用者設定情報及び部品設定情報を有する設定指示情報を作成し、PODサーバ5へ送信する。つまり、端末装置25は、製造者がテスト用紙である電子ペン用帳票3に設定した利用者及び部品に関する情報を設定指示情報とし、ネットワーク2を介してPODサーバ5へ送信する。
これによれば、製造者は、問題選択画面を使用して、視覚的に分かりやすく、利用者及び部品(問題)の設定を行うことができる。
なお、本実施形態では、問題選択画面を図9(a)に示すようなものとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、問題選択画面の構成は任意に設定することができる。例えば、問題選択画面により、テスト用紙に印刷する問題、即ち電子ペン用帳票3に印刷する部品の順番や配置を設定することとしてもよい。この場合、端末装置25は、設定した順番や配置に関する情報である配置設定情報を作成し、PODサーバ5に送信する設定指示情報に含ませる。即ち、設定指示情報は、利用者設定情報、部品設定情報及び配置設定情報を有することとなる。これによれば、製造者は、電子ペン用帳票3に印刷される部品のみならず、その配置も自由に設定することができる。
[印刷情報の作成]
次に、図11及び図12を参照し、本システムによる印刷情報の作成について詳しく説明する。図11は、電子ペン用帳票3を製造するために部品及びドットパターンを配置する過程を説明する図である。図12は、印刷情報のデータ構成を模式的に示す図である。
PODサーバ5は、端末装置25から取得した設定指示情報に基づいて、印刷情報を作成する。まず、PODサーバ5は、図11(a)に示すように、部品DB7に記憶された部品の中から、設定指示情報に含まれる部品設定情報に基づいて部品を抽出する。そして、PODサーバ5は、図11(b)に示すように、抽出した部品を帳票上に配置することで、電子ペン用帳票3に印刷する部品を特定する。ここで、帳票とは、通常の紙媒体である。
さらに、PODサーバ5は、ドットパターンDB8から、ドットパターンを抽出し、電子ペン用帳票3に印刷するドットパターンを特定する。そして、PODサーバ5は、特定したドットパターン及び部品に関する情報を有する印刷情報を作成し、端末装置25へ送信する。具体的に、印刷情報は、図12に示すように、PODサーバ5が特定したドットパターン及び部品を組み合わせた情報であり、電子ペン用帳票3を製造するために必要な情報である。換言すると、端末装置25は、PODサーバ5から取得した印刷情報に基づいてプリンタ印刷をすることで、製造者が設定した部品に応じた電子ペン用帳票3を容易に製造することができる。また、印刷情報に基づいて、端末装置25に接続されたプリンタ70によりプリンタ印刷を行うことが可能であるため、製造者は遠隔地にいる場合であっても近くのプリンタ70から電子ペン用帳票3を出力することができる。
なお、設定指示情報に配置設定情報が含まれている場合、PODサーバ5は、配置設定情報に基づいて、抽出した部品を帳票上に配置する。即ち、電子ペン用帳票3に印刷する部品を特定すると共に、その配置を特定する。また、印刷情報には、PODサーバ5が特定した部品の配置に関する情報も含まれることになる。換言すると、端末装置25は、印刷情報に基づいて、製造者が設定した部品及びその配置に応じた電子ペン用帳票3を容易に製造することができる。
また、上述の例では、説明の便宜上記載していないが、印刷情報に、特定した利用者の氏名の情報を含めることとしてもよい。これによれば、端末装置25は、電子ペン用帳票3に対応付けられた利用者の氏名を予め電子ペン用帳票3に印刷しておくことができる。よって、利用者による電子ペン用帳票3の取り違え等を防止することができる。
[帳票エリア定義の作成]
次に、図13を参照し、本システムによる帳票エリア定義の作成について詳しく説明する。図13は、エリア定義DB9及び帳票エリア定義のデータ構造を模式的に示す図である。
PODサーバ5は、上述の印刷情報を作成すると共に、帳票エリア定義の作成を行う。PODサーバ5は、上述のように特定したドットパターン及び部品に基づいて、帳票エリア定義を作成する。このとき、設定指示情報に配置設定情報が含まれていれば、PODサーバ5は、特定したドットパターン、部品及びその配置に基づいて、帳票エリア定義を作成する。
帳票エリア定義とは、電子ペン用帳票3に印刷されたドットパターン上の位置座標と、部品との関係を定義した情報であり、本実施形態では、図13(a)に示すように、部品のドットパターン上における位置を「height」、「width」、「top」及び「left」により定義している。ここで、「height」とは部品の高さを示す情報であり、「width」とは部品の幅を示す情報である。一方、「top」とは電子ペン用帳票3の上辺から部品までの距離を示す情報であり、「left」とは、電子ペン用帳票3の左辺から部品までの距離を示す情報である。
なお、「top」及び「left」は、電子ペン用帳票3上における部品の配置により決定される情報であるが、「height」及び「width」は、配置に関わらず部品毎に固定の情報である。そのため、エリア定義DB8は、図13(b)に示すように、部品を識別する部品IDをキーとして、部品の「height」及び「width」を数値化した情報を予めエリア定義として記憶している。つまり、PODサーバ5は、エリア定義DB8を参照することにより、電子ペン用帳票3に印刷されたドットパターン上の位置座標及び配置された全ての部品に基づく帳票エリア定義を作成する。
具体的に、帳票エリア定義は、電子ペン用帳票3を識別する帳票IDと、当該電子ペン用帳票3に配置された部品の部品IDと、対応する部品の「height」、「left」、「top」及び「width」を含むエリア定義とから構成される図13(c)に示すような情報である。帳票エリア定義は、例えばXML(eXtensible Markup Language)等によって記述されたテキストデータである。本発明において帳票エリア定義は、新たな電子ペン用帳票3を製造する度に、当該電子ペン用帳票3のドットパターン上の位置座標と部品の配置に応じて作成する必要がある。しかし、帳票エリア定義はXML等によって記述されたテキストデータであるため、情報量が少ない。そのため、予め部品が印刷されたドットパターンを切り貼りする処理より、PODサーバ5への処理負荷は小さくてすむ。
[関連付情報の作成]
次に、図14を参照し、本システムによる関連付情報の作成について詳しく説明する。図14は、関連付DB50のデータ構造を模式的に示す図である。
PODサーバ5は、端末装置25から取得した設定指示情報及び作成した帳票エリア定義に基づいて、関連付情報の作成を行う。まず、PODサーバ5は、設定指示情報に含まれる利用者設定情報に基づいて、利用者DB6を参照することにより、製造する電子ペン用帳票3に設定された利用者を特定する。具体的に、PODサーバ5は、製造予定の電子ペン用帳票3であるテスト用紙を使用する生徒を特定する。さらに、PODサーバ5は、ドットパターンDB8を参照して特定したドットパターンに、利用者設定情報に基づいて特定した利用者を関連付ける。
そして、PODサーバ5は、製造予定の電子ペン用帳票3を識別する帳票IDと、対応する電子ペン用帳票3に特定した利用者を識別する利用者ID及び氏名と、特定したドットパターンの位置座標である帳票座標データと、作成した帳票エリア定義とから構成される関連付情報を作成する。この関連付情報は、PODデータ5により、図14に示すように、関連付DB50に記憶される。
このように、PODサーバ5が、帳票ID、利用者ID、氏名、帳票座標データ及び帳票エリア定義を関連付けた関連付帳票を作成し、関連付DB50に記憶させることで、製造した電子ペン用帳票3への記入情報に基づいて様々な情報を容易に特定することが可能となる。さらに、製造した電子ペン用帳票3には、記入情報を利用者に関連付けるためのID記入等が不要となるため、利用者の手間を削減することができる。また、記入忘れによる記入情報の混在も防止することができる。
[電子ペン用帳票]
ここで、電子ペン用帳票3について、図15を参照して詳しく説明する。図15(a)は、利用者「鈴木」に対応する電子ペン用帳票3の例であり、図15(b)は、利用者「佐藤」に対応する電子ペン用帳票3の例である。
なお、上述のように、本実施形態における電子ペン用帳票3はテスト用紙であるものとする。
図示のように、電子ペン用帳票3は、印刷情報に基づいて、ドットパターンがプリンタ印刷されると共に、当該ドットパターンに関連付けられた利用者の氏名及問題(部品)が印刷されている。また、同じドリル52であっても、各利用者に応じた問題が印刷されているため、図15(a)に示す利用者「鈴木」に対応するテスト用紙と、図15(b)に示す利用者「佐藤」に対応するテスト用紙とは異なるドットパターン及び問題が印刷されている。
このように、製造システム100によれば、各電子ペン用帳票3にそれぞれ異なるドットパターンをプリンタ印刷できるため、当該電子ペン用帳票3への記入情報に基づいて、関連付けられた利用者等を容易に特定することが可能となる。また、本発明は、小ロット多品種の電子ペン用帳票3にも適用することができるため、各利用者に応じた部品を配置することができる。よって、例えば、テスト用紙を製造する場合、利用者の学習レベルや弱点に応じた問題が印刷されたテスト用紙を容易に製造することができる。
[端末装置]
次に、図16を参照し、端末装置25について詳しく説明する。図16は、製造システム100における、端末装置25及びPODサーバ5の内部構成を示す。
図示のように、端末装置25は、帳票製造プログラム101、選択画面情報取得機能102、利用者設定情報作成機能103、部品設定情報作成機能104、配置設定情報作成機能105、設定指示情報作成機能106、設定指示情報送信機能107、印刷情報取得機能108及びプリンタ印刷機能109を有する。なお、各機能は、端末装置25が有するCPUが予め用意されたプログラムを実行することにより実現される。
帳票製造プログラム101は、設定した利用者、部品及びその配置に応じた印刷情報をPODサーバ5から取得し、当該印刷情報に基づいてプリンタ印刷することにより電子ペン用帳票3を製造するプログラムである。
選択画面情報取得機能102は、帳票製造プログラム101を実行することにより、製造する電子ペン用帳票3に対応する利用者、部品及びその配置を設定する際に使用する問題選択画面を表示するために必要な選択画面情報を要求し、PODサーバ5から取得する機能である。また、選択画面情報取得機能102は、取得した選択画面情報に基づいて、問題選択画面を表示する機能である。
利用者設定情報作成機能103は、選択画面情報取得機能102が表示した問題選択画面を使用して、製造する電子ペン用帳票3に対応する利用者を設定する機能である。また、利用者設定情報作成機能103は、設定した利用者を識別する利用者IDや利用者氏名等を含んだ利用者設定情報を作成する機能である。
部品設定情報作成機能104は、選択画面情報取得機能102が表示した問題選択画面を使用して、製造する電子ペン用帳票3に印刷する問題、即ち部品を設定する機能である。また、部品設定情報作成機能104は、設定した部品を識別する部品ID等を含んだ部品設定情報を作成する機能である。
配置設定情報作成機能105は、選択画面情報取得機能102が表示した問題選択画面を使用して、製造する電子ペン用帳票3に印刷する問題、即ち部品の配置を設定する機能である。また、配置設定情報作成機能105は、設定した部品の配置に関する配置設定情報を作成する機能である。
設定指示情報作成機能106は、利用者設定情報作成機能103が作成した利用者設定情報と、部品設定情報作成機能104が作成した部品設定情報と、配置設定情報作成機能105が作成した配置設定情報とを有する設定指示情報を作成する機能である。
設定指示情報送信機能107は、設定指示情報作成機能106が作成した設定指示情報を、ネットワーク2を介してPODサーバ5へ送信する機能である。
印刷情報取得機能108は、ネットワーク2を介してPODサーバ5から、電子ペン用帳票3を製造するために必要な印刷情報を取得する機能である。
プリンタ印刷機能109は、印刷情報取得機能108が取得した印刷情報に基づいて、プリンタ70によりプリンタ印刷をすることで、電子ペン用帳票3を製造する機能である。
なお、プリンタ印刷機能107は、ドットパターンを、電子ペン10が認識可能なカーボンを含む専用インキなどで印刷する。一方、ドットパターン以外の部品や利用者名を、電子ペンが認識不可能なカーボンを含まないインキ、即ち専用インキ以外のインキで印刷する。具体的に、本実施形態では、ドットパターンをカーボンが含まれている黒インキで印刷し、部品や利用者名を黒以外のインキで印刷する。よって、本実施形態で使用するプリンタ70は、モノクロプリンタではなく、カラープリンタであるとする。
[PODサーバ]
次に、図16を参照し、端末装置25について詳しく説明する。図16は、製造システム100における、端末装置25及びPODサーバ5の内部構成を示す。
図示のように、サーバ5は、PODプログラム201、選択画面情報作成機能202、選択画面情報送信機能203、設定指示情報取得機能204、ドットパターン特定機能205、利用者特定機能206、部品特定機能207、配置特定機能208、帳票エリア定義機能209、関連付け情報作成機能210、印刷情報作成機能211及び印刷情報送信機能212を有する。なお、各機能は、PODサーバ5が有するCPUが予め用意されたプログラムを実行することにより実現される。
PODプログラム201は、製造者が使用する端末装置25から取得した設定指示情報に基づいて、製造する電子ペン用帳票3に対応する利用者、ドットパターン、部品及びその配置を特定するプログラムである。また、PODプログラム201は、特定した利用者、ドットパターン、部品及びその配置に基づいて、電子ペン用帳票3を製造するために必要な印刷情報を作成し、端末装置25に送信する機能である。
選択画面情報作成機能202は、PODプログラム201を実行することにより、製造者が電子ペン用帳票3に対応する利用者、部品及びその配置を設定する際に使用する問題選択画面を表示するために必要な選択画面情報を、利用者DB6及び部品DB7に基づいて作成する機能である。
選択画面情報送信機能203は、選択画面情報作成機能202が作成した選択画面情報を、ネットワーク2を介して端末装置25に送信する機能である。
設定指示情報取得機能204は、ネットワーク2を介して端末装置25から、製造する電子ペン用帳票3に設定された利用者、部品及びその配置にそれぞれ対応する利用者設定情報、部品設定情報及び配置設定情報を有する設定指示情報を取得する機能である。
ドットパターン特定機能205は、製造する電子ペン用帳票3に印刷するドットパターンをドットパターンDB8から抽出し、特定する機能である。このとき、ドットパターン特定機能205は、各電子ペン用帳票に印刷するドットパターンがそれぞれ異なるように特定する。なお、ドットパターンDB8は、予め使用可能な広範囲のドットパターンを記憶しているものとする。
利用者特定機能206は、設定指示情報取得機能204が取得した設定指示情報に含まれる利用者設定情報に基づいて利用者DB6を参照することにより、製造する電子ペン用帳票3に関連付ける利用者を特定する機能である。
ここで、利用者DB6について、図17(a)を参照して説明する。図17(a)は、利用者DB6のデータ構造を模式的に示す図である。利用者DB6は、図示のように、利用者ID、氏名、住所等から構成されている。利用者IDは、利用者を識別する情報である。氏名及び住所は、利用者IDに対応する利用者の氏名及び住所である。製造システム100では、本実施形態のように電子ペン用帳票3としてテスト用紙を製造する場合、予め生徒の氏名や住所を、利用者IDをキーとして記憶している。
部品特定機能207は、設定指示情報取得機能204が取得した設定指示情報に含まれる部品設定情報に基づいて部品DB7を参照することにより、製造する電子ペン用帳票3に印刷する全ての部品を特定する機能である。
ここで、部品DB7について図17(b)を参照して説明する。図17(b)は、部品DB7のデータ構造を模式的に示す図である。部品DB7は、図示のように、部品ID及び部品内容から構成されている。部品IDは、部品の識別情報であり、部品内容は、部品を印刷することによって認識可能な情報である。本実施形態において部品は、上述のように、テスト用紙を構成する問題である。
配置特定機能208は、設定指示情報取得機能204が取得した設定指示情報に含まれる配置設定情報に基づいて、製造する電子ペン用帳票3に印刷する全ての部品の配置を特定する機能である。
帳票エリア定義作成機能209は、ドットパターン特定機能205が特定したドットパターン上の位置座標と、部品特定機能207及び配置特定機能208が特定した全ての部品の配置との関係を、エリア定義DB9を参照することにより定義した帳票エリア定義を作成する機能である。なお、エリア定義DB9については、図13(b)を使用して上述しているため、便宜上説明は省略する。
関連付情報作成機能210は、製造する電子ペン用帳票3を識別する帳票IDと、利用者特定機能206が特定した利用者の氏名及び利用者IDと、ドットパターン特定機能205が特定したドットパターンの位置座標である帳票座標データと、帳票エリア定義作成機能209が作成した帳票エリア定義とを関連付けた関連付情報を作成する機能である。また、関連付情報作成機能210は、作成した関連付情報を関連付DB50に記憶する機能である。なお、関連付DB50については、図14を使用して上述しているため、便宜上説明は省略する。
印刷情報作成機能211は、ドットパターン特定機能205が特定したドットパターン、部品特定機能207が特定した部品及び配置特定機能208が特定した部品の配置に関する情報を有する印刷情報を作成する機能である。
印刷情報送信機能212は、印刷情報作成機能211が作成した印刷情報を、ネットワーク2を介して端末装置25へ送信する機能である。
[帳票製造処理]
次に、上記製造システム100により実行される帳票製造処理について説明する。図18は、帳票製造処理のフローチャートである。
まず、製造者は、遠隔地に設置された端末装置25を使用して電子ペン用帳票3を製造したいと考えた場合、所定の操作により、PODサーバ5に対して問題選択画面の要求を行う(ステップS1)。問題選択画面の要求を取得したPODサーバ5は、利用者DB6及び部品DB7を参照することにより、問題選択画面を表示するために必要な選択画面情報を作成する。そして、PODサーバ5は、作成した選択画面情報を、ネットワーク2を介して端末装置25へ送信する(ステップS2)。
端末装置25は、PODサーバ5から取得した選択画面情報に基づいて、問題選択画面を表示する。製造者は端末装置25を使用し、表示された問題選択画面に基づいて所定の操作をすることにより、製造する電子ペン用帳票3に対応する利用者を設定する。このとき、端末装置25は、設定した利用者に関する利用者設定情報を作成する(ステップS3)。また、製造者は端末装置25を使用し、表示された問題選択画面に基づいて所定の操作をすることにより、製造する電子ペン用帳票3に印刷する部品及びその配置を設定する。このとき、端末装置25は、設定した部品及びその配置に関する部品設定情報及び配置設定情報を作成する(ステップS4)。さらに、端末装置25は、作成した利用者設定情報、部品設定情報及び配置設定情報を有する設定指示情報を作成する(ステップS5)。そして、端末装置25は、作成した設定指示情報を、ネットワーク2を介してPODサーバ5へ送信する(ステップS6)。
PODサーバ5は、端末装置25から設定指示情報を取得する(ステップS7)。また、PODサーバ5は、ドットパターンDB8に基づいて、製造する電子ペン用帳票3に印刷するドットパターンを特定する(ステップS8)。さらに、PODサーバ5は、取得した設定指示情報に含まれる利用者設定情報と、利用者DB6とに基づいて、製造する電子ペン用帳票3に設定された利用者を特定する(ステップS9)。また、PODサーバ5は、取得した設定指示情報に含まれる部品設定情報及び配置設定情報と、部品DB7とに基づいて、製造する電子ペン用帳票3に設定された部品及びその配置を特定する(ステップS10)。
ドットパターン、利用者、部品及びその配置が特定されると、PODサーバ5は、ドットパターンの位置座標と、全ての部品及びその配置に基づいて、製造する電子ペン用帳票3に対応する帳票エリア定義を作成する(ステップS11)。さらに、PODサーバ5は、製造する電子ペン用帳票3を識別する帳票IDと、特定した利用者の氏名及び利用者IDと、特定したドットパターンの座標データである帳票座標データと、作成した帳票エリア定義とを関連付けた関連付情報を作成し、関連付DB50に記憶する(ステップS12)。また、PODサーバ5は、製造する電子ペン用帳票3に特定したドットパターン、部品及びその配置に関する印刷情報を作成する(ステップS13)。そして、PODサーバ5は、作成した印刷情報を、ネットワーク2を介して端末装置25へ送信する(ステップS14)。
端末装置25は、PODサーバ5から印刷情報を取得し(ステップS15)、当該印刷情報に基づいてプリンタ70によりプリンタ印刷をすることで、電子ペン用帳票3を製造する(ステップS16)。これにより、帳票製造処理は完了する。
これによれば、PODサーバ5は、帳票ID、利用者ID、利用者氏名、帳票座標データ及び帳票エリア定義を関連付けた関連付情報を作成し、関連付DB50に記憶させている。そのため、PODサーバ5は、製造した電子ペン用帳票3への記入情報に基づいて、関連付DB50に記憶された帳票座標データを参照することにより、利用者IDや帳票IDといった種々の情報を容易に特定することができる。また、記入情報に含まれる座標データに基づいて、対応する帳票エリア定義を参照することにより、利用者が電子ペン用帳票3上のどこに記入を行ったかを特定することができる。本実施形態のように、部品がテストの問題である場合、記入情報に基づいて帳票エリア定義を参照した上でOCR(Optical Character Reader)等によって文字認識することで、容易に、各問題に対する利用者の解答を認識することができる。換言すると、電子ペン用帳票3への記入情報に基づいて関連付DB50を参照することにより、任意のデータ処理を行うことが可能となる。
このように、本発明によれば、製造者が任意に設定した利用者、部品及びその配置に基づき、ドットパターン、利用者、部品及びその配置を特定してプリンタ印刷することで、それぞれ異なるドットパターンが印刷された電子ペン用帳票3を容易に製造することができる。即ち、オフセット印刷ではなく、プリンタ印刷により電子ペン用帳票3を製造するため、特に小ロット多品種の電子ペン用帳票3を製造する際に有用である。また、利用者に応じて部品の種類や配置を容易に変更することができる。
また、本発明によれば、製造者が使用する端末装置25に印刷を制御する帳票製造プログラムや専用ソフトウェアを配置することで、電子ペン用帳票3の製造に関する情報を集中管理するPODサーバ5が遠隔地に設置されている場合であっても、容易に設定指示情報を送信することができる。また、PODサーバ5から取得した印刷情報に基づいて、端末装置25は、自身に接続されたプリンタ70により製造者の設定に応じた電子ペン用帳票3を製造することができる。即ち、製造者は、遠隔地からPODサーバ5に電子ペン用帳票3の設定指示を行った場合であっても、自分の近くに設置されたプリンタ70から当該電子ペン用帳票3を出力することができる。
なお、本実施形態において製造者は、端末装置25を使用して問題選択画面により、製造する電子ペン用帳票3に対応する利用者、部品及びその配置を設定することとしている。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、問題選択画面を利用せずに、電子ペン用帳票3に対応する利用者、部品及びその配置を設定することとしてもよい。例えば、PODサーバ5が利用者DB6及び部品DB7に記憶された情報の一部又は全部を端末装置25に送信する方法、利用者DB6及び部品DB7に記憶された情報の一部又は全部を端末装置25に予め記憶しておく方法等が考えられる。
[変形例]
上記実施形態においてPODサーバ5は、図16に示すように、PODプログラム201と、各機能の全てを有している。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、各機能を他のサーバと分担することとしてもよい。
例えば、図19に示すような製造システム200に対して本発明を適用することも可能である。この場合、製造システム200は、ネットワーク2を介して、端末装置25、第1サーバ110、第2サーバ120及び第3サーバ130が通信可能に接続されることにより構成されている。
第1サーバ110は、利用者DB6及び部品DB7に接続されており、選択画面情報作成機能202及び選択画面情報送信機能203を有している。つまり、第1サーバ110は、端末装置25からの要求に応じて、問題選択画面を表示するために必要な選択画面情報を作成して、送信するサーバである。
第2サーバ120は、ドットパターンDB8及びエリア定義DB9に接続されており、設定指示情報取得機能204、ドットパターン特定機能205、利用者特定機能206、部品特定機能207、配置特定機能208、帳票エリア定義作成機能209、関連付け情報作成機能210、印刷情報作成機能211及び印刷情報送信機能212を有している。つまり、第2サーバ120は、端末装置25から取得した設定指示情報に基づいて、ドットパターン、利用者、部品及びその配置を特定して印刷情報を作成するサーバである。また、第2サーバ120は、帳票エリア定義を作成すると共に、関連付情報を作成するサーバである。
なお、第2サーバ120は、必要に応じて第1サーバ110を介して利用者DB6及び部品DB7に接続するものとする。また、第2サーバ120は、作成した関連付情報を第3サーバ130に送信するものとする。
第3サーバ130は、関連付DB50に接続されており、関連付情報記憶機能を有している。つまり、第3サーバ130は、第2サーバ120が作成した関連付情報を関連付DB50に記憶し、管理するサーバである。よって、端末装置25から電子ペン用帳票3への記入情報を取得した場合、第3サーバ130は、関連付DB50を参照することで容易に利用者IDや記入内容を特定することができる。よって、第3サーバ130は、特定した利用者IDや記入内容により所定のデータ処理を行うことができる。
このように、PODサーバ5が有する各機能を複数のサーバに分担することにより、各サーバの処理負荷を軽減することができる。
このように、遠隔地の端末装置から、電子ペン用帳票の製造に関する情報を集中管理するサーバに印刷指示を行った場合であっても、当該端末装置に接続されたプリンタにより1枚毎に個別識別が可能な電子ペン用帳票を製造し、利用することができる。
電子ペンの使用形態を模式的に示す図である。 電子ペンの構造を示す機能ブロック図である。 専用ペーパーに印刷されたドットパターンによる情報の表現方法を説明する図である。 ドットパターン及びそれに対応する情報の例である。 専用ペーパーにより構成される帳票の構造を示す。 電子ペン用帳票の例を示す。 製造システムの概略構成を示す。 製造システム内で送受信される情報について説明する図である。 問題選択画面の例である。 設定指示情報のデータ構造を模式的に示す図である。 電子ペン用帳票を製造するために部品及びドットパターンを配置する過程を説明する図である。 印刷情報のデータ構造を模式的に示す図である。 エリア定義DB及び帳票エリア定義のデータ構造を模式的に示す図である。 関連付DBのデータ構造を模式的に示す図である。 製造システムにより製造した電子ペン用帳票の例である。 図7に示す製造システムに含まれる端末装置及びPODサーバの機能ブロック図である。 利用者DB及び部品DBのデータ構造を模式的に示す図である。 帳票製造処理のフローチャートである。 変形例における製造システムの概略構成を示す。
符号の説明
2…ネットワーク
10…電子ペン
11…プロセッサ
12…メモリ
13…データ通信ユニット
14…バッテリー
25…端末装置
26…問い合わせサーバ
27…サービスサーバ
100…製造システム

Claims (9)

  1. ネットワークを介して通信可能に接続された端末装置及びサーバから構成され、電子ペンにより認識可能なドットパターンが印刷された電子ペン用帳票を製造する電子ペン用帳票製造システムであって、
    前記端末装置は、
    前記電子ペン用帳票に対応する利用者を設定する利用者設定手段と、
    前記利用者設定手段が設定した利用者に関する利用者設定情報を作成する利用者設定情報作成手段と、
    前記電子ペン用帳票に印刷される部品を設定する部品設定手段と、
    前記部品設定手段が設定した部品に関する部品設定情報を作成する部品設定情報作成手段と、
    前記利用者設定情報及び前記部品設定情報を有する設定指示情報を作成する設定指示情報作成手段と、
    前記設定指示情報を前記サーバへ送信する設定指示情報送信手段と、
    前記サーバが特定したドットパターン及び部品に関する情報を有する印刷情報を取得する印刷情報取得手段と、
    前記印刷情報に基づいて、紙媒体に、前記サーバが特定したドットパターン及び部品をプリンタ印刷することで前記電子ペン用帳票を製造する電子ペン用帳票製造手段と、を備え、
    前記サーバは、
    前記端末装置が作成した設定指示情報を取得する設定指示情報取得手段と、
    前記電子ペン用帳票に印刷されるドットパターンを特定するドットパターン特定手段と、
    前記設定指示情報に含まれる利用者設定情報に基づいて、前記ドットパターン特定手段が特定したドットパターンに関連付ける利用者を特定する利用者特定手段と、
    前記設定指示情報に含まれる部品設定情報に基づいて、前記ドットパターン特定手段が特定したドットパターンに関連付ける部品を特定する部品特定手段と、
    前記部品特定手段が特定した部品と、前記ドットパターン特定手段が特定したドットパターンの位置座標との関係を定義した帳票エリア定義を作成する帳票エリア定義作成手段と、
    前記ドットパターン特定手段が特定したドットパターン及び前記利用者特定手段が特定した利用者と、前記帳票エリア定義作成手段が作成した帳票エリア定義とを対応付けた関連付情報を作成する関連付情報作成手段と、
    前記ドットパターン特定手段が特定したドットパターン及び前記部品特定手段が特定した部品に関する情報を有する印刷情報を作成する印刷情報作成手段と、
    前記印刷情報を前記端末装置へ送信する印刷情報送信手段と、を備えることを特徴とする電子ペン用帳票製造システム。
  2. 前記ドットパターン特定手段は、各電子ペン用帳票にそれぞれ異なるドットパターンを特定することを特徴とする請求項1に記載の電子ペン用帳票製造システム。
  3. 前記サーバは、
    前記部品を識別する部品識別情報と、前記部品の高さや幅に関する定義情報とを対応付けたエリア定義を記憶するエリア定義記憶手段と、
    前記部品特定手段が特定した部品を識別する部品識別情報に基づいて、前記エリア定義から前記定義情報を抽出する定義情報抽出手段と、をさらに備え、
    前記帳票エリア定義作成手段は、抽出した定義情報に基づいて、前記帳票エリア定義を作成することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子ペン用帳票製造システム。
  4. 前記サーバは、
    前記利用者と、前記部品とを選択するための選択画面に関する選択画面情報を前記端末装置へ送信する選択画面情報送信手段をさらに備え、
    前記端末装置は、
    前記選択画面情報を取得する選択画面情報取得手段と、
    前記選択画面情報に基づいて、前記選択画面を表示する選択画面表示手段と、をさらに備え、
    前記利用者設定手段は、前記選択画面上で選択された利用者に基づいて、前記電子ペン用帳票に対応する利用者を設定し、
    前記部品設定手段は、前記選択画面上で選択された部品に基づいて、前記電子ペン用帳票に印刷される部品を設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電子ペン用帳票製造システム。
  5. 前記端末装置は、
    前記電子ペン用帳票に印刷される部品の配置に関する配置設定情報を作成する配置設定情報作成手段をさらに備え、
    前記設定指示情報作成手段は、前記利用者設定情報、前記部品設定情報及び前記配置設定情報を有する設定指示情報を作成し、
    前記電子ペン用帳票製造手段は、前記印刷情報に基づいて、紙媒体に、前記サーバが特定したドットパターン及び部品を、前記サーバが特定した配置に基づいてプリンタ印刷することで前記電子ペン用帳票を製造し、
    前記サーバは、
    前記設定指示情報に含まれる配置設定情報に基づいて、前記部品特定手段が特定した部品の配置を特定する配置特定手段をさらに備え、
    前記帳票エリア定義作成手段は、前記配置特定手段が特定した配置に基づいて、前記部品特定手段が特定した部品と、前記ドットパターン特定手段が特定したドットパターンの位置座標との関係を定義した帳票エリア定義を作成し、
    前記印刷情報作成手段は、前記ドットパターン特定手段が特定したドットパターン、前記部品特定手段が特定した部品及び前記配置特定手段が特定した配置に関する情報を有する印刷情報を作成することを特徴とする請求項1乃至4に記載の電子ペン用帳票製造システム。
  6. ネットワークを介してサーバと通信可能に接続され、前記電子ペンにより認識可能なドットパターンが印刷された電子ペン用帳票を製造する端末装置であって、
    前記電子ペン用帳票に対応する利用者を設定する利用者設定手段と、
    前記利用者設定手段が設定した利用者に関する利用者設定情報を作成する利用者設定情報作成手段と、
    前記電子ペン用帳票に印刷される部品を設定する部品設定手段と、
    前記部品設定手段が設定した部品に関する部品設定情報を作成する部品設定情報作成手段と、
    前記利用者設定情報及び前記部品設定情報を有する設定指示情報を作成する設定指示情報作成手段と、
    前記設定指示情報を前記サーバへ送信する設定指示情報送信手段と、
    前記設定指示情報に基づいて前記サーバが特定したドットパターン及び部品に関する情報を有する印刷情報を取得する印刷情報取得手段と、
    前記印刷情報に基づいて、紙媒体に、前記サーバが特定したドットパターン及び部品をプリンタ印刷することで前記電子ペン用帳票を製造する電子ペン用帳票製造手段と、を備えることを特徴とする端末装置。
  7. 前記端末装置は、
    前記利用者及び前記部品を選択するための選択画面に関する選択画面情報を取得する選択画面情報取得手段と、
    前記選択画面情報に基づいて、前記選択画面を表示する選択画面表示手段と、をさらに備え、
    前記利用者設定手段は、前記選択画面上で選択された利用者に基づいて、前記電子ペン用帳票に対応する利用者を設定し、
    前記部品設定手段は、前記部品選択画面上で選択された部品に基づいて、前記電子ペン用帳票に対応する部品を設定することを特徴とする請求項6に記載の端末装置。
  8. 前記端末装置は、
    前記電子ペン用帳票に印刷される部品の配置に関する配置設定情報を作成する配置設定情報作成手段をさらに備え、
    前記設定指示情報作成手段は、前記利用者設定情報、前記部品設定情報及び前記配置設定情報を有する設定指示情報を作成し、
    前記印刷情報取得手段は、前記設定指示情報に基づいて前記サーバが特定したドットパターン、部品及び配置に関する情報を有する印刷情報を取得することを特徴とする請求項6又は7に記載の端末装置。
  9. ネットワークを介してサーバと通信可能に接続され、前記電子ペンにより認識可能なドットパターンが印刷された電子ペン用帳票を製造するコンピュータにより実行されるプログラムであって、
    前記電子ペン用帳票に対応する利用者を設定する利用者設定手段、
    前記利用者設定手段が設定した利用者に関する利用者設定情報を作成する利用者設定情報作成手段、
    前記電子ペン用帳票に印刷される部品を設定する部品設定手段、
    前記部品設定手段が設定した部品に関する部品設定情報を作成する部品設定情報作成手段、
    前記利用者設定情報及び前記部品設定情報を有する設定指示情報を作成する設定指示情報作成手段、
    前記設定指示情報を前記サーバへ送信する設定指示情報送信手段、
    前記設定指示情報に基づいて前記サーバが特定したドットパターン及び部品に関する情報を有する印刷情報を取得する印刷情報取得手段、
    前記印刷情報に基づいて、紙媒体に、前記サーバが特定したドットパターン及び部品をプリンタ印刷することで前記電子ペン用帳票を製造する電子ペン用帳票製造手段、として前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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