JP2007243670A - 制御装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 信号処理装置を制御装置によりリモート制御しようとする場合に、そのリモート制御に従った信号処理により得られる信号のレベルを、信号処理装置なしでも容易に確認できるようにする。
【解決手段】 入力する信号に対してDSPにより信号処理を行って出力するデジタルミキサをリモート制御する制御装置に、擬似信号のレベルの設定を受け付け、上記リモート制御に使用するパラメータの値に基づいてDSPにおける各段の信号処理のゲインを求め、上記擬似信号のレベルと、算出したゲインとに基づき、上記擬似信号をDSPに入力したと想定した場合の、参照ポイント選択ボタン111で選択した参照ポイントにおける信号のレベルを算出し、レベル表示部112に表示する機能を設けた。
【選択図】 図6

Description

この発明は、入力する信号に対して複数の処理要素により信号処理を行って出力する信号処理装置をリモート制御する制御装置に関する。
従来から、複数の入力チャンネルから入力する音響信号に対して複数の処理要素で種々のパラメータの値に基づいて信号処理を施し、処理後の信号を複数の出力チャンネルから出力する信号処理装置として、デジタルミキサ(以下単に「ミキサ」ともいう)が知られている。そして、このようなミキサに、PC(パーソナルコンピュータ)を接続し、PCに所要の制御プログラムを実行させることにより、ユーザがこのPCを用いてデジタルミキサの動作をリモート制御できるようにすることも行われている。
そして、このようなミキサ及びPCに、以下のような機能を持たせ、また以下のような動作を行わせることが知られている。
まず、ミキサにおいては、現在の信号処理に反映させるパラメータの値を記憶するカレントメモリと、信号処理の制御に使用するパラメータの値のセットをシーンとして記憶するシーンメモリとを用意し、カレントメモリの内容をシーンとしてシーンメモリに保存したり、シーンメモリ中のシーンの内容をカレントメモリに呼び出して信号処理に反映させたりする機能を設けることが知られている。
そしてこの場合、制御プログラムによってPCのメモリ上に用意されるワーク領域にも、同様にカレントメモリとシーンメモリを用意し、PCをミキサと接続しなくても、PC上でミキサを制御するためのパラメータの値を編集できるようにしている。
また、PCとミキサとを接続し、オンライン状態への移行を指示した場合に、PC側とミキサ側とでカレントメモリ及びシーンメモリの内容を同じにする同期処理を行うようにしている。さらに、このオンライン状態では、PC側とミキサ側とで操作イベントを相互に伝達し、いずれか一方でカレントメモリやシーンメモリの内容を変更するような操作があった場合、PC側とミキサ側とで同じようにそれらの内容を変更するようにし、同期を保つことができるようにしている。
また、PC側からミキサ側に要求データを送信すると、それに応じてミキサ側からPC側に、処理中の信号のレベル等のミキサの状態を示す状態データを送信し、PC側でその状態データを利用して、所望の入力チャンネルの所望のポイントの信号レベル等、ミキサの状態を表示できるようにすることも知られている。
このようなミキサ及び制御プログラムについては、例えば以下の非特許文献1及び非特許文献2に記載されている。
「PM5D/PM5D−RH 取扱説明書」,ヤマハ株式会社,2004年 「PM5D Editor 取扱説明書」,ヤマハ株式会社,2004年
ところで、上述したようなミキサ及びPCを使用する場合において、PCの方がパラメータ編集の操作性がよかったり、持ち運びが容易だったりするため、PCを単独で使用してミキサの制御に使用するパラメータの編集をすることも行われている。また、特に音量(信号レベル)については、設定に音色や音質をあまり考慮する必要がないため、実際にミキサを接続して信号処理を行わせる前に、所望の音量が得られるような設定をしておきたいという要望があった。
しかし、PC単独で編集を行った場合には、PCをミキサに接続してオンライン状態にしてみないと、編集したパラメータに従った信号処理をミキサに行わせた場合にある入力信号に対してどのような出力信号が出力されるかが、確認できなかった。従って、PC単独で編集を行う場合、所望の出力が得られるようなパラメータを編集することが難しいという問題があった。
この発明は、このような問題を解決し、信号処理装置を制御装置によりリモート制御しようとする場合に、そのリモート制御に従った信号処理により得られる信号のレベルを、信号処理装置なしでも容易に確認できるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するため、この発明の制御装置は、入力する信号に対して複数の処理要素により信号処理を行って出力する信号処理装置をリモート制御する制御装置において、上記処理要素のうちの所定の処理要素への擬似信号の入力を設定する設定手段と、上記信号処理の経路のうちレベル表示を行うポイントを参照ポイントとして指定する参照ポイント指定手段と、上記所定の処理要素から上記参照ポイントまでの信号処理経路を検出する経路検出手段と、上記リモート制御に使用するパラメータの値に基づいて、上記検出された経路を通って上記参照ポイントに到達する擬似信号のレベルを算出するレベル算出手段と、上記算出されたレベルに基づき、上記参照ポイントに関するレベル表示を行う表示手段とを設けたものである。
このような制御装置において、上記経路検出手段が、上記参照ポイントについて複数の信号処理経路を算出することが可能とし、上記算出手段に、複数の信号処理経路が検出された場合、その各信号処理経路毎に擬似信号のレベルを算出する手段を設け、上記表示手段に、その算出された複数のレベルを合成して、その合成されたレベルに基づき上記レベル表示を行う手段設けるとよい。
さらに、上記表示手段を、上記経路検出手段により1つも信号処理経路が検出されなかった参照ポイントに関しては、信号が入力されていなことを示すレベル表示を行う手段とするとよい。
また、この発明のプログラムは、コンピュータを上記のいずれかの制御装置として機能させるためのプログラムである。
以上のようなこの発明の制御装置によれば、音響信号処理装置を制御装置によりリモート制御しようとする場合に、そのリモート制御に従った信号処理により得られる信号のレベルを、信号処理装置なしでも容易に確認できるようにすることができる。
また、この発明のプログラムによれば、コンピュータを上記の制御装置として機能させてその特徴を実現し、同様な効果を得ることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
まず、図1に、この発明の制御装置の実施形態であるPCと、そのPCによって制御する信号処理装置の一例であるデジタルミキサとを備えたミキサシステムの構成を示す。
図1に示す通り、このミキサシステムは、デジタルミキサ10とPC30とを接続して構成される。
そして、PC30は、ハードウェアとしては、CPU,ROM,RAM等及び表示手段としてディスプレイを有する公知のPCであり、WindowsXP(登録商標)などのオペレーティングシステム(OS)が動作するPCを用いることができる。そして、そのOS上のアプリケーションプログラムとして、この発明のプログラムの実施形態である制御プログラムを実行することにより、デジタルミキサ10をリモート制御する制御装置として機能させることができる。
この制御装置としての機能には、デジタルミキサ10に信号処理を実行させる際に使用するパラメータの値を編集する機能、その編集したパラメータの値をデジタルミキサ10に送信してその値に基づいて信号処理を実行させる機能、PC30側とデジタルミキサ10側とで同期処理を行うオンライン状態で、PC30側で受け付けた操作に基づいてデジタルミキサ10におけるパラメータの値を変更させる機能、デジタルミキサ10に所要のデータを送信するコマンドを送り、それに応じてデジタルミキサ10から受信するデータに従って、デジタルミキサ10が処理中の信号のレベルや周波数特性を始めとする、デジタルミキサ10における信号処理の状態を示す画面を表示する機能等を含む。
そして、以下に説明するPC30の動作や機能は、特に断らない限り、上記の制御プログラムの実行により実現されるものとする。
一方、デジタルミキサ10は、CPU11,フラッシュメモリ12,RAM13,レベルメータ14,表示器15,操作子16,波形I/O17,信号処理部(DSP)18,PC入出力部(I/O)19,その他I/O20を備え、これらがシステムバス21によって接続されている。そして、複数の入力チャンネル(ch)から入力する音響信号に対して種々の信号処理を施して複数の出力chから出力する機能を有する。なお、このデジタルミキサ10は、PC30を接続せずに、単独で動作させることも可能である。
そして、CPU11は、このデジタルミキサ10の動作を統括制御する制御手段であり、フラッシュメモリ12に記憶された所要のプログラムを実行することにより、波形I/O17及びPCI/O19におけるデータ送受信や、レベルメータ14や表示器15における表示や、DSP18における信号処理を制御したり、操作子16の操作を検出してその操作に従ってパラメータの値の設定/変更や各部の動作を制御したりといった処理を行う。
フラッシュメモリ12は、CPU11が実行する制御プログラム等を記憶する書き換え可能な不揮発性記憶手段である。
RAM13は、一時的に記憶すべきデータを記憶したり、CPU11のワークメモリとして使用したりする記憶手段である。
レベルメータ14は、DSP18の入力chや出力chに設けたられた後述する参照ポイントにおける処理対象の信号のレベルを、ch毎に表示するレベル表示手段であり、レベルに応じて点灯させるLEDの数を変える表示器等により実現できる。また、レベルメータ14はCPU11の制御に従って表示を行うが、レベルを示すデータはDSP18から直接供給を受けることができる。
表示器15は、CPU11による制御に従って種々の情報を表示するその他の表示手段であり、例えば液晶パネル(LCD)や発光ダイオード(LED)によって構成することができる。そして、LCDは、パラメータの値の参照や設定の受付を行うためのグラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)を表示できるような大きさのものとするのがよい。また、上記のレベルメータ14の機能を、このLCDに所要の画面を表示して実現してもよい。
操作子16は、デジタルミキサ10に対する操作を受け付けるためのものであり、種々のキー、ボタン、ダイヤル、スライダ等によって構成することができる。ここでは、表示器15のLCDに積層したタッチパネルも用いている。
波形I/O17は、DSP18で処理すべき音響信号の入力を受け付け、また処理後の音響信号を出力するためのインタフェースである。そして、そして、この波形I/O17は、アナログ信号をデジタル信号に変換して入力するアナログ入力ポート、デジタル信号をアナログ信号に変換して出力するアナログ出力ポート、デジタル信号を当該ミキサの信号形式に変換して入力するデジタル入力ポート、デジタル信号を外部機器の信号形式に変換して出力するデジタル出力ポートをそれぞれ複数有する。
DSP18は、信号処理回路を含み、CPU11により設定されたマイクロプログラムを実行することにより、波形I/O17から入力する音響信号に対し、カレントデータとして設定されている各種パラメータの値に従って、ミキシング、イコライジング等の各種信号処理を施して波形I/O17に出力する信号処理部である。この処理に用いるカレントデータは、RAM13あるいはDSP18自身に備えるメモリに記憶しておくことができる。
なお、このDSP18が行う信号処理は、入力chを24ch有し、波形I/O17の入力ポートとDSP18の入力chとを入力パッチにより対応付けて、波形I/O17に入力する信号をその対応付けた各入力chに入力することができる。
また、DSP18が行う信号処理は、12本の混合(MIX)バスを有し、入力chに入力した信号を、パラメータの設定内容に従って各バスに送出すると共に、同じバスに入力された信号同士をミキシングすることができる。
そして、これらのバスの出力は、対応する出力chから出力されるが、出力経路についても、入力時の場合と同様に、出力パッチによりDSP18が行う信号処理の出力chと波形I/O17の出力ポートとを対応付けるようにしている。
PCI/O19は、PC30と通信を行うためのインタフェースであり、例えばUSB(Universal Serial Bus)方式のインタフェースとしたり、イーサネット(登録商標)による通信を行うためのインタフェースとすることができる。
その他I/O20は、種々の外部機器を接続し入出力を行うためのインタフェースであり、例えば外部のディスプレイ、マウス、文字入力用のキーボード、操作パネル等を接続するためのインタフェースが用意される。そして、本体の表示器15や操作子16をごく単純な構成にしたとしても、これらの外部機器を活用することによりパラメータの変更/設定や動作指示を行うことができるようにすることも考えられる。
次に、図2に、図1に示した波形I/O17及びDSP18により実現される信号処理の構成をより詳細に示す。
この図に示すように、DSP18の行う信号処理は、処理要素として、入力パッチ43,入力ch50,MIXバス60,出力ch80,出力パッチ44を有する。
そして、DSP18においては、入力パッチ43で24chある入力chの入力のそれぞれに波形I/O17の複数のアナログ入力ポート41ないし複数のデジタル入力ポート42の何れか1つの入力ポートを選択的にパッチ(結線)し、該パッチした入力ポートから入力する音響信号をこの入力chに供給して、この入力chにおいてアッテネータ,イコライザ等により信号処理を行った後、12系統のMIXバス60それぞれに対して処理後の信号を送出する。この送出をオフにすることも可能である。
また、各MIXバス60では、各入力ch50から入力する信号を混合し、その各系統に対応して設けられる12chの出力ch80に混合後の信号を出力する。そして、各出力ch80では、MIXバス60から入力する信号に対してイコライザ、コンプレッサ等により信号処理を行い、その処理後の信号を出力パッチ44に出力する。出力パッチでは、複数のアナログ出力ポート45と複数のデジタル出力ポート46のそれぞれに12chの出力ch80の何れか1つの出力chを選択的にパッチ(結線)し、該パッチした出力chから出力される音響信号をパッチ先の出力ポートから出力する。
なお、DSP18に設けるこれらの各部による信号処理の内容は、所定のパラメータの値を設定することにより制御可能であり、また、各部の機能は、ソフトウェアによって実現してもハードウェアによって実現してもよい。
次に、図3に、図2に示した入力ch50の構成をより詳細に示す。
この図に示す通り、各入力ch50には、アッテネータ51,イコライザ52,ノイズゲート53,コンプレッサ54,ボリューム55,オンスイッチ56を設けている。また、その先の、各MIXバス60に信号を入力する経路には、それぞれプリ/ポスト(PRE/POST)スイッチ57,センドレベルフェーダ58,センドオンスイッチ59を設けている。これらの各部もそれぞれ処理要素に該当する。
そして、これらのうち、アッテネータ51は、信号を減衰させる機能を有する。イコライザ52は、信号の周波数特性を調整する機能を有する。ノイズゲート53は、所定レベル以下の信号を減衰させてノイズを低減する機能を有する。コンプレッサ54は、所定レベル以上の信号を減衰させてダイナミックレンジを狭める機能を有する。ボリューム55は、信号のレベルを調整する機能を有する。オンスイッチ56は、出力のオン/オフを切り替える機能を有する。
なお、ボリューム55については、入力ch50と対応して設けられるフェーダによって定められるゲインの他、入力chがDCAグループに属する場合には、そのDCAグループと対応するフェーダによって定められるゲインも考慮して、最終的なゲインを定めるようにしている。
また、PRE/POSTスイッチ57は、対応するMIXバス60に送出する信号の取得位置を選択するためのスイッチである。センドレベルフェーダ58は、MIXバス60に送出する信号のレベルを調整する機能を有する。センドオンスイッチ59は、MIXバス60への信号出力のオン/オフを切り替える機能を有する。
そして、このような入力ch50に入力した信号は、アッテネータ51からコンプレッサ54までの信号処理を順次受けた後、PRE/POSTスイッチ57がPRE側であればそのまま、POST側であればさらにボリューム55とオンスイッチ56で信号処理を受け、各MIXバス60への送出経路に入力される。そして、ここでセンドレベルフェーダ58とセンドオンスイッチ59による信号処理を受けた後、対応するMIXバス60に入力される。
また、入力ch50には、処理対象の信号のレベルをモニタする際にデータのサンプリングを行う参照ポイントとして、IM1〜IM5の参照ポイントを設けている。そして、セレクタ71によってこれらのいずれかの参照ポイントにおける処理対象の信号の値を選択してレベル検出部72に渡し、レベル検出部72においてそのレベルを検出して、レベルメータ14を構成する入力系メータ73によりそのレベルを表示できるようにしている。
なお、図3には、1つの入力ch50の構成のみを示したが、他の23の入力chも同様な構成を有し、各MIXバス60では、それら24の入力chから入力する信号を混合することができる。そして、各MIXバス60も、混合という処理を行う処理要素に該当する。
次に、図4に、図2に示した出力ch80の構成をより詳細に示す。
この図に示す通り、各出力ch80には、イコライザ81,コンプレッサ82,ボリューム83,オンスイッチ84を設けている。そして、これらの各部も、それぞれ処理要素に該当し、入力ch50について説明した同名の処理要素と同様な機能を有する。
そして、各出力ch80には、対応するMIXバス60で混合された信号が入力し、イコライザ81からオンスイッチ84までの信号処理を順次受けた後、出力パッチ44によってパッチされた出力ポートに出力される。
また、出力ch80には、処理対象の信号のレベルをモニタする際にデータのサンプリングを行う参照ポイントとして、OM1〜OM4の参照ポイントを設けている。そして、セレクタ91によってこれらいずれかの参照ポイントにおける処理対象の信号の値を選択してレベル検出部92に渡し、レベル検出部92においてそのレベルを検出して、レベルメータ14を構成する出力系メータ93によりそのレベルを表示できるようにしている。
なお、セレクタ91は、セレクタ71とは全く独立に参照ポイントを選択することができる。また、図4には、1つの出力ch50の構成のみを詳細に示したが、他の11の出力chも同様な構成を有する。
ところで、図1に示したミキサシステムを構成するPC30は、デジタルミキサ10が接続されていない場合や、オンライン状態になっていない場合でも、単独でパラメータの値の編集を行うことができる。そして、このような場合でも、デジタルミキサ10にその編集した結果の値を用いた信号処理を実行させる場合に、その信号処理により得られる信号のレベルがどのようなものになるかを容易に確認できるようにした点が、この実施形態の特徴である。そこで、次に、この点について説明する。
PC30においては、上記の点に関し、ユーザからデジタルミキサ10の各入力ポートに入力すると想定する擬似的な信号のレベルの指定と、信号のレベルをモニタする参照ポイントの指定とを受け付け、指定されたレベルの信号についてデジタルミキサ10にカレントデータに基づく信号処理を行わせた場合の、指定された参照ポイントにおける信号レベルを表示する機能を設けている。
そして、参照ポイントにおける信号レベルは、カレントデータに基づいて各処理要素における信号処理のゲイン値を求め、指定された入力信号レベルを、DSP18における参照ポイントまでの信号処理の経路を辿りながら、各処理要素のゲイン値に従って順次変化させていくことにより、取得できるようにしている。
この場合において、ここでは信号のレベルのみに注目しているので、信号の周波数によってゲインが変わるイコライザ52のような処理要素は無視するようにしている。またここでは、入力信号レベルは指定された特定の値としているので、ノイズゲート53やコンプレッサ54のように、入力信号に応じてゲインがダイナミックに変化する処理要素も、無視するようにしており、このようにしても大きな不都合はない。イコライザ52、ノイズゲート53、およびコンプレッサ54については、実際にデジタルミキサ10に音響信号を入力して処理させ、その出力を耳で聞きながら調整することが多いため、この観点からも、オフライン状態でのレベル表示に際して勘案する必要性は低い。
ここで、図5に、上記の入力信号レベルの指定を受け付けるための擬似入力設定画面の表示例を示す。
PC30においては、図5に示すような擬似入力設定画面100をディスプレイに表示させ、デジタルミキサ10の各入力ポートへ入力すると想定する擬似的な信号のレベルの指定を受け付けることができるようにしている。
そして、図5には、1番目から12番目の入力ポートについての信号レベルを受け付ける状態の例を示しており、各ポートについて、ポインティングデバイス等によりつまみ101を回すか、キーボード等によりレベル入力部103に直接値を入力することにより、信号レベルの指定を行うことができるようにしている。
また、各ポートについてON/OFFスイッチ102を設け、ポート毎に信号入力の有無も指定できるようにしている。信号レベルの指定は、入力OFFのポートについても行なうことはできるが、入力ONのポートについてのみ有効になる。なお、dB(デシベル)はレベルを相対値として表す単位であり、その絶対値はどのような値に定めてもよいが、ここでは、0dBを、1dBuとして知られる0.775v(ボルト)の信号レベルとしている。
また、擬似入力設定画面100には、ポート選択ボタン104を設け、このボタンにより、信号レベルの指定を受け付ける入力ポートを、12ポート単位で切り替えることができるようにしている。さらに、切り替えボタン105を設け、このボタンにより、上記の信号レベル表示機能自体のON/OFFを切り替えることができるようにしている。
以上のような擬似入力設定画面100において受け付けた指示に従い、上記の擬似的な信号のレベルを設定する処理を実行する場合において、PC30のCPUは設定手段として機能する。
次に、図6に、参照ポイントにおける信号レベルを表示するレベル表示画面の表示例を示す。
PC30においては、図6に示すようなレベル表示画面110をディスプレイに表示させ、擬似入力設定画面100で受け付けた信号レベルの信号をデジタルミキサ10の各入力ポートに入力し、カレントデータに従った信号処理を行わせた場合の、指定された参照ポイントにおける信号レベルを、レベル表示部112に棒グラフで表示することができるようにしている。
ここでは、縦のスケールはデシベルとしており、目盛りは表示していないが、もちろん表示してもよい。なお、棒グラフの分解能は、通常のミキサと同様に、0dB付近で高くなるよう不均一にするのがよく、目盛りもその分解能に合わせて表示するのがよい。
また、参照ポイントは、参照ポイント選択ボタン111により選択できるようにしている。ここでは、入力chにおける信号レベルを表示する例を示しており、このため、参照ポイント選択ボタン111は、入力ch50に設けた参照ポイントIM1〜IM5と対応させて、PRE ATT, PRE GATE, PRE FADER, POST FADER, POST ONの5つを設けている。
また、ch選択ボタン113を設け、どのchについての信号レベルを表示させるかを、12ch単位のchグループ毎に選択できるようにしている。そして、このボタンにより出力chが選択された場合、参照ポイント選択ボタン111は、出力ch80に設けた参照ポイントOM1〜OM4と対応する、PRE EQ, PRE FADER, POST FADER, POST ONの4つに変更されるようにしている。
以上のようなレベル表示画面110において受け付けた指示に従い、レベル表示を行うポイントを参照ポイントとして指定する処理を実行する場合において、PC30のCPUは参照ポイント指定手段として機能する。
なお、このレベル表示画面110は、PC30とデジタルミキサ10とをオンライン状態で動作させる場合に、従来のミキサと制御プログラムでそうであったように、デジタルミキサ10のCPU11からPCI/O19を介して供給される情報を用いて、DSP18で現に処理している信号のレベルを表示する際にも用いることができる。
次に、図7乃至図13を用いて、PC30がレベル表示画面110における信号レベルの表示を行う際に実行する処理について説明する。
まず、図7に、レベル表示画面の表示を指示された場合の処理のフローチャートを示す。
PC30のCPUは、擬似入力設定画面100において入力信号レベルの設定を受け付けた後、所定の操作によりレベル表示画面110の表示が指示されると、図7のフローチャートに示す処理を開始する。
そしてまず、レベル表示画面110を、全ch最低レベルの状態で、すなわちレベル表示部112にバーがない状態で表示する(S11)。そして、デジタルミキサ10がオンライン状態であれば、デジタルミキサ10に、レベル表示画面110で選択されているchグループの、選択されている参照ポイントにおける信号レベルの情報の送信を要求する(S12,S13)。
すると、その要求をPCI/O19を介して受信したデジタルミキサ10のCPU11は、DSP18からその参照ポイントにおける信号レベルの情報を受け取り、PCI/O19を介して送信してくるので、これを受信し(S14)、その情報に従って入力レベル表示画面の表示を更新する(S15)。所定時間内に受信できない場合には、再度情報の送信を要求するようにするとよい。
その後、画面切り替え指示がなければ(S16)ステップS13に戻って処理を繰り返し、切り替え指示があれば処理を終了すると共に、図示しない処理により、必要に応じて他の画面の表示やレベル表示画面110の消去等を行う。レベル表示の更新は数ミリ秒〜数百ミリ秒の比較的長い周期で行えばよいので、ステップS16からステップS13に戻るところに時間待ち処理を挿入しても良い。なお、デジタルミキサ10が、情報の送信を要求された場合に所定時間周期的な情報の送信を継続するようになっている場合には、その間ステップS14とステップS15の処理を繰り返してレベル表示の更新を行い、ステップS13の処理は、その所定時間が経過するか、chグループあるいは参照ポイントの選択が変更された場合に実行すればよい。
このように、オンライン状態の場合は、デジタルミキサ10から時々刻々変化する音響信号のレベルを受信し、PC30におけるレベル表示の更新を行うようになっている。なお、レベル表示画面110を表示している場合であっても、デジタルミキサ本体の操作子を操作することにより、デジタルミキサおよびPC30のカレントメモリ中の各処理要素のパラメータ値を変更することができる。また、PC30でも、各処理要素のパラメータ値を設定する操作子画面を、レベル表示画面とは別のウィンドウで開くことができるようにすれば、信号レベルの表示を行いながらカレントメモリのパラメータ値を変更することもできる。
一方、ステップS12でオンライン状態でなければ、ステップS17に進む。そしてここで、擬似入力設定画面100において擬似入力ONが設定されていなければ、そのまま処理を終了する。この場合には、レベル表示部112には何も表示されない状態となる。
逆に擬似入力ONであれば、選択されているchグループの1番目のchを処理対象(対象ch)とし(S18)、有効経路検出処理を行う(S19)。この処理は、対象chが入力chか出力chかに応じて異なるものであるが、詳細については後述する。そして、この処理で有効な経路が検出されれば(S20)、すなわち経路数RNが0より大きければ、レベル積算処理を行う(S21)と共に、その積算で求められたレベルLxの値に従い、レベル表示画面110の対象chに関するレベルの表示を更新し(S22)、ステップS24に進む。レベル積算処理についても、対象chが入力chか出力chかに応じて異なるものであり、詳細については後述する。
また、ステップS20で有効な経路が検出されていなければ、選択されている参照ポイントには信号が届いていないと判断し、対象chのレベル表示を最低レベルのままとしてステップS24に進む。
そして、どちらの場合も、次のchを処理対象とし(S24)、次のchがあればステップS19に戻って処理を繰り返す(S25)。なければ処理を終了する。
以上の処理のうち、ステップS19及びS21の処理において、PC30のCPUはそれぞれ経路検出手段及びレベル算出手段として機能する。
なお、擬似入力については、入力レベルが時間に応じて変化しないため、一旦表示を行ってしまえば、その後設定が変更されない限り、表示を更新する必要がない。そのため、ここで処理を終了するようにしている。入力レベル、chグループ、参照ポイント等、カレントメモリに記憶された各種パラメータを、レベル表示画面とは別ウィンドウで変更操作できるようにした場合は、その変更操作に応じてカレントメモリの当該パラメータの変更を行った後、再度ステップS17以降の処理を行って自動的に表示を更新するようにすればよい。
また、各chの信号レベルを表示するバーを、固定でなく、該当するchのレベルLxを上限として振動させるようにしてもよい。このようにすれば、デジタルミキサ10に実際に信号を処理させている場合に近い、自然なイメージの表示とすることができる。
次に、図8に、対象chが入力chの場合の有効経路検出処理のフローチャートを示す。
図7のステップS19に示した有効経路検出処理は、対象chの、レベル表示画面110で指定された参照ポイントを通る信号の供給経路のうち、途中で信号をオフにする処理要素がないような経路を探索する処理である。そして、対象chが入力ch50の場合、この処理は、図8に示すようなものになる。
この処理においては、まず経路数RNに初期値0を設定する(S31)。そして、参照ポイントがIM5であり、かつ対象chのオンスイッチ56がOFFであれば、信号処理経路の途中に信号をオフにする処理要素があり、対象chにおいて参照ポイントまで信号が届くことはないので、そのまま元の処理に戻る(S32,S33)。この場合、RNは0のままであり、有効な経路が検出されなかったことになる。
また、ステップS32又はステップS33のいずれかでNOの場合、対象chが入力パッチ43によりパッチされている入力ポートがあり、かつそのポートへの擬似信号入力がONであれば(S34)、その入力ポートから入力する信号が参照ポイントまで届くため、その入力ポートと対象chとを経路の検索結果として登録し、経路が1つ発見されたのでRNにも1を登録して(S35)、元の処理に戻る。ここで、入力ポートについては、必要に応じて入力パッチ43の状態を参照すればよいので、必ずしも登録しておく必要はない。
また、ステップS34でNOであれば、対象chにおいて参照ポイントまで信号が届くことはないので、ステップS33でYESの場合と同様、そのまま元の処理に戻る。
次に、図9に、対象chが入力chの場合のレベル積算処理のフローチャートを示す。
図7のステップS21に示したレベル積算処理は、擬似入力設定画面100で受け付けたレベルの擬似信号を各入力ポートに入力したと想定した場合の、対象chの、レベル表示画面110で指定された参照ポイントにおける信号のレベルを算出する処理である。そして、対象chが入力ch50の場合、この処理は図9に示すようなものになる。
この処理においてはまず、レベルLxに、初期値として対象chがパッチされている入力ポートの信号レベルを設定する(S41)。そして、参照ポイントがIM2以降であれば、参照ポイントまでにアッテネータ51による処理が行われるので、カレントデータに基づいてアッテネータのゲインを求め、Lxにその値を加算する(S42,S43)。さらに、参照ポイントがIM4以降であれば、参照ポイントまでにさらにボリューム55による処理が行われるので、カレントデータに基づいてボリュームのゲインを求め、Lxにさらにその値を加算する(S44,S45)。以上の後、元の処理に戻る。
ここで、図10に、あるchのボリュームのゲイン値を計算する処理のフローチャートを示す。
図9のステップS45で使用する各chのボリュームのゲイン値は、必ずしも単一のパラメータにより定められる値ではないが、図10に示すような処理により求めることができる。
そして、この処理においては、ボリュームのゲイン値Volに、初期値として、ゲイン値を計算するchのフェーダによって設定されているゲイン値を設定する(S51)。そして、デジタルミキサ10に用意されている各DCAグループを順次対象とし、ゲイン値を計算するchがそのDCAグループに所属している場合に、Volに、そのDCAグループのフェーダによって設定されているゲイン値を加算し(S52〜S56)、元の処理に戻る。
従って、ゲイン値を計算するchがどのDCAグループにも属していなければ、そのchのフェーダによって設定されているゲイン値がそのままVolの値となるし、DCAグループに属している場合には、DCAグループのフェーダによって設定されているゲイン値も加味した値がVolの値となる。
なお、ここでは入力chの算出処理を示したが、出力chのゲイン値Volについても同様の処理により算出される。
次に、図11に、対象chが出力chの場合の有効経路検出処理のフローチャートを示す。
対象chが出力ch80の場合、図7のステップS19に示した有効経路検出処理は、図11に示すようなものになる。
この処理においては、まず経路数RNに初期値0を設定する(S61)。そして、参照ポイントがOM4であり、かつ対象chのオンスイッチ84がOFFであれば、信号処理経路の途中に信号をオフにする処理要素があり、対象chにおいて参照ポイントまで信号が届くことはないので、そのまま元の処理に戻る(S62,S63)。この場合、RNは0のままであり、有効な経路が検出されなかったことになる。
また、ステップS62又はステップS63のいずれかでNOの場合、chレジスタiに初期値として1を設定し(S64)、以下のi番目の入力chに関する経路検出の処理(S65〜S69)を行う。
すなわち、まず、i番目の入力chから対象chへのセンドオンスイッチ59がOFFであれば(S65)、信号処理経路の途中に信号をオフにする処理要素があり、その入力chからの信号が対象chに届くことはないので、その入力chは有効な経路として登録せずにステップS70に進む。
また、ステップS65でNOであっても、i番目の入力chから対象chへの送出について、PRE/POSTスイッチ57がPOSTに設定されており、かつi番目の入力chのオンスイッチ56がOFFであれば(S66,S67)、同様にその入力chからの信号が対象chに届くことはないので、有効な経路として登録せずにステップS70に進む。
さらに、ステップS66又はS67のいずれかでNOであっても、i番目の入力chが入力パッチ43によりパッチされている入力ポートがあり、かつそのポートへの擬似信号入力がONであるという条件が満たされなければ(S68)、同様にその入力chからの信号が対象chに届くことはないので、有効な経路として登録せずにステップS70に進む。
そして、ステップS68でYESである場合には、i番目の入力chからの信号が対象chに届くので、その入力chと、その入力chがパッチされている入力ポートとを経路の検索結果として登録し、経路が新たに1つ発見されたのでRNを1増加させて(S69)、ステップS70に進む。
そして、ステップS70では、iを1増加させ、iが入力ch数である24より大きくなければステップS65に戻って処理を繰り返すが、24より大きければ、経路の検出を終了して元の処理に戻る。
図12に、以上の処理により検索結果として登録される経路情報の例を示す。
この図に示すとおり、経路情報としてはまず、経路数RNとして、いくつの入力chからの信号が対象chの参照ポイントに届くかの情報が登録され、それに加えて、参照ポイントに届く信号が経由する入力ch及び入力ポートの情報を、1番目からRN番目の入力ch及び入力ポートの番号として登録している。
そして、これらの情報を用いて、次に説明するレベル積算処理を行うようにしている。
次に、図13に、対象chが出力chの場合のレベル積算処理のフローチャートを示す。
対象chが出力ch80の場合、図7のステップS21に示した有効経路検出処理は、図13に示すようなものになる。
この処理においては、経路情報として登録されている各入力chからの信号のレベルを加算する必要があるため、まず、リニアレベルLLxに、初期値として0を設定する(S81)と共に、経路レジスタkに初期値として1を設定し(S82)、以下のk番目の経路に関する信号レベル算出の処理(S83〜S90)を行う。
すなわち、まずレベルLyに、図12に示したような経路情報として登録されている経路のk番目の入力ポートの信号レベルを設定する(S83)。そして、カレントデータに基づいて経路のk番目の入力chにおけるアッテネータ51のゲインを求め、Lyにその値を加算する(S84)。そしてさらに、経路のk番目の入力chから対象chへの送出についてPRE/POSTスイッチ57がPOSTに設定されていれば、カレントデータに基づいてk番目の入力chにおけるボリューム55のゲインを求め、Lyにその値を加算する(S85,S86)。
さらにまた、カレントデータに基づいて経路のk番目の入力chから対象chへの送出経路のセンドレベルフェーダ58のゲインを求め、Lyにその値を加算して(S87)、経路のk番目の入力chからMIXバス60に送出される信号のレベルLyを求める。なお、センドオンスイッチ59やオンスイッチ56で信号が遮断されるような入力chは、有効な経路としては登録されていないはずであるので、ここではレベルの算出に当たってこれらの処理要素は考慮していない。
そして、LLxに、ステップS87までで求めたLyをリニア値に換算した値を加算し(S88)、kを1増加させて(S89)、kがRNより大きくなければステップS83に戻って処理を繰り返す(S90)。kがRNより大きければ、すなわち全ての経路について信号レベルLyのLLxへの加算が終了していれば、ステップS91以降の処理に進む。
そして、レベルLxに、LLxをデシベル値に換算した値を設定し(S91)、参照ポイントがOM3以降であれば、参照ポイントまでにボリューム83による処理が行われるので、カレントデータに基づいてボリューム83のゲインを求め、Lxにその値を加算して(S92,S93)、元の処理に戻る。なお、参照ポイントまでにオンスイッチ84で対象chの信号が遮断される場合には、有効な経路がなく、図7に示した処理でレベル積算処理には進まないはずであるので、ここではレベルの算出に当たってオンスイッチ84は考慮していない。
また、デシベル値からリニア値への換算は、下記の数1に従って、リニア値からデシベル値への換算は、下記の数2に従って、それぞれ行うことができる。なおここでは、リニア値は再度デシベル値に戻すので、リニア値に変換する際に単位をv(ボルト)に換算する必要はない。また、リニア値が0になっている場合は、デシベル値に換算する際、信号の最低レベルを示す値とするとよい。
Figure 2007243670
Figure 2007243670
以上のような図7乃至図13を用いて説明してきた処理をPC30に実行させることにより、PC30単独で動作させたりデジタルミキサ10がオフライン状態であったりする場合でも、デジタルミキサ10にあるレベルの信号を入力してカレントデータに従って処理させ場合に、参照ポイントにおける信号がどのようなレベルになるかを表示することができる。また、この表示を、デジタルミキサ10がオンライン状態の場合に、デジタルミキサ10から受信するデータに従って、DSP18において処理中の信号のレベルを表示する画面と同じ画面で行わせることができる。
従って、PC30のユーザは、PC30によりデジタルミキサ10をリモート制御しようとする場合に、そのリモート制御に従った信号処理により得られる信号のレベルを、デジタルミキサ10なしでも容易に確認できるようにすることができる。従って、編集中のカレントデータの内容に従ってデジタルミキサ10が実行する信号処理が所望のものになっているか、またどの部分がおかしいかを、容易に確認することができる。
特に、入力パッチ、オンスイッチ、フェーダ、センドレベル、センドオンスイッチ、DCAグループといった処理要素に係る設定については、デジタルミキサ10をオンラインにする前に内容を確認したいという要望が多く、上述した処理によれば、このような要望に容易に応えることができる。
また、この場合において、実際に信号処理を行わなくてもレベルを算出することができるため、低い処理負荷で表示を行うことができる。
また、表示に必要な信号レベルを求める際に、信号処理経路中に信号をオフにする処理要素があった場合、その信号処理経路についてはレベルの算出を中止して、信号レベルが所定のオフレベル(最低レベル)であるとするようにしているので、処理負荷をさらに低減することができる。
以上でこの実施形態の説明を終了するが、装置の構成や具体的な処理内容、画面の表示内容等が上述の実施形態で説明したものに限られないことはもちろんである。
例えば、信号レベルの算出を行う際に、有効な経路を検索せず、全ての入力ポートから、信号の供給経路に沿って出力chの末尾まで、各処理要素のゲインを求めながら順次信号レベルの計算を行っていくことにより、選択されている参照ポイントにおける信号レベルを求めるようにしてもよい。この場合でも、途中に信号をオフにする処理要素があった場合に、その経路についてはレベルの算出を中止して、信号レベルが所定のオフレベルであるとするようにするとよい。
また、参照ポイントの位置も上述した実施形態のものに限られることはなく、例えば、出力パッチ44の先の出力ポートにおける信号レベルを表示できるようにしてもよい。このようにすれば、出力パッチの設定内容についても確認することができる。
また、上述した実施形態においては考慮しなかったコンプレッサやノイズゲートについても考慮して信号レベルを算出するようにしてもよい。ただし、これらの処理要素では、入力信号レベルに応じてゲインが異なることになるので、入力信号レベルとゲイン又は出力信号レベルとの関係を示す数式やテーブルを用意し、これを用いて信号レベルを算出するようにするとよい。
また、上述した実施形態においては擬似信号を所望の入力ポートに入力するよう設定していたが、その代わりに所望のバスに入力するよう設定できるようにしてもよい。その場合、入力チャンネルについての擬似信号のレベル表示は行えないが、出力チャンネル以降のレベル表示をより簡単な演算で行うことができる。また、同様に、処理途中の他の信号処理要素に対する擬似信号の入力を設定し、その信号処理要素以降の信号処理についてのみレベルの積算を行って参照ポイントにおける信号レベルを算出、表示することができるようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては参照ポイントを入力chや出力chに設けていたが、出力パッチの出力側に設けるようにすれば、出力パッチについてもその設定内容の確認を行うことができる。
さらに、デジタルミキサ10の各入力ポートへ入力すると想定する擬似的な信号について、周波数の設定を受け付けるようにし、イコライザにおけるフィルタ特性を考慮して、イコライザにおけるゲインも信号レベルの算出に用いるようにしてもよい。また、周波数特性の設定を受け付けるようにし、イコライザ等におけるフィルタ特性を考慮して算出した、参照ポイントにおける信号の周波数特性を表示できるようにしてもよい。
また、DSP18の構成が上述した実施形態のものと異なる場合、信号レベルの算出処理もそれに応じて異なることになるが、上述した実施形態の場合と同様な機能を実現することは当然可能である。
また、この発明が、デジタルミキサを制御する制御装置以外にも、デジタルミキサのような音響信号処理機能を、シンセサイザ、電子楽器、ハードディスクレコーダ等の電子音楽装置に持たせたような装置を制御する制御装置にも適用可能なことは、もちろんである。制御装置の制御対象となる信号処理装置が複数であったり、信号処理装置に実行させる信号処理の構成も制御装置において編集可能であったりする場合にも、この発明は適用可能である。
また、この発明のプログラムは、コンピュータにハードウェアを制御させて上述したような制御装置として機能させるためのプログラムであり、予めROMやHDD等に記憶させておくほか、CD−ROMあるいはフレキシブルディスク等の不揮発性記録媒体(メモリ)に記録して提供し、そのメモリからこのプログラムをRAMに読み出させてCPUに実行させたり、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムをHDD等の記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードして実行させたりしても、同様の効果を得ることができる。
以上の説明から明らかなように、この発明の制御装置又はプログラムによれば、信号処理装置を制御装置によりリモート制御しようとする場合に、そのリモート制御に従った信号処理により得られる信号のレベルを、信号処理装置なしでも容易に確認できるようにすることができる。
従って、この発明を適用することにより、制御装置において、信号処理装置を制御するためのパラメータの値を編集する際の利便性を向上させることができる。
この発明の制御装置の実施形態であるPCと、そのPCによって制御する信号処理装置の一例であるデジタルミキサとを備えたミキサシステムの構成を示すブロック図である。 図1に示した波形I/O及びDSPにより実現される信号処理の構成をより詳細に示す図である。 図2に示した入力chの構成をより詳細に示す図である。 図2に示した出力chの構成をより詳細に示す図である。 図1に示したPCに表示させる擬似入力設定画面の表示例を示す図である。
同じくレベル表示画面の表示例を示す図である。 図1に示したPCのCPUが実行する、レベル表示画面の表示を指示された場合の処理のフローチャートである。 対象chが入力chの場合の、図7に示した有効経路検出処理のフローチャートである。 対象chが入力chの場合の、図7に示したレベル積算処理のフローチャートである。 図9のステップS45等で使用するボリュームのゲイン値を計算する処理のフローチャートである。
対象chが出力chの場合の、図7に示した有効経路検出処理のフローチャートである。 図11に示した処理により検索結果として登録される経路情報の例を示す図である。 対象chが出力chの場合の、図7に示したレベル積算処理のフローチャートである。
符号の説明
10…デジタルミキサ、11…CPU,12…フラッシュメモリ、13…RAM、14…レベルメータ、15…表示器、16…操作子、17…波形I/O、18…DSP、19…PCI/O、20…その他I/O、21…システムバス、30…PC、41…アナログ入力ポート、42…デジタル入力ポート、43…入力パッチ、44…出力パッチ、45…アナログ出力ポート、46…デジタル出力ポート、50…入力ch、51…アッテネータ、52,81…イコライザ、53…ノイズゲート、54,82…コンプレッサ、55,83…ボリューム、56,84…オンスイッチ、57…PRE/POSTスイッチ、58…センドレベルフェーダ、59…センドオンスイッチ、60…MIXバス、71,91…セレクタ、72,92…レベル検出部、73…入力系メータ、80…出力ch、93…出力系メータ、IM1〜IM5,OM1〜OM4…参照ポイント

Claims (4)

  1. 入力する信号に対して複数の処理要素により信号処理を行って出力する信号処理装置をリモート制御する制御装置であって、
    前記処理要素のうちの所定の処理要素への擬似信号の入力を設定する設定手段と、
    前記信号処理の経路のうちレベル表示を行うポイントを参照ポイントとして指定する参照ポイント指定手段と、
    前記所定の処理要素から前記参照ポイントまでの信号処理経路を検出する経路検出手段と、
    前記リモート制御に使用するパラメータの値に基づいて、前記検出された経路を通って前記参照ポイントに到達する擬似信号のレベルを算出するレベル算出手段と、
    前記算出されたレベルに基づき、前記参照ポイントに関するレベル表示を行う表示手段とを設けたことを特徴とする制御装置。
  2. 請求項1記載の制御装置であって、
    前記経路検出手段は、前記参照ポイントについて複数の信号処理経路を算出することが可能であり、
    前記算出手段は、複数の信号処理経路が検出された場合、その各信号処理経路毎に擬似信号のレベルを算出する手段を有し、
    前記表示手段は、その算出された複数のレベルを合成して、その合成されたレベルに基づき前記レベル表示を行う手段を有することを特徴とする制御装置。
  3. 請求項1又は2記載の制御装置であって、
    前記表示手段が、前記経路検出手段により1つも信号処理経路が検出されなかった参照ポイントに関しては、信号が入力されていなことを示すレベル表示を行う手段であることを特徴とする制御装置。
  4. コンピュータを請求項1乃至3のいずれか一項記載の制御装置として機能させるためのプログラム。
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