JP2004093854A - 操作卓設定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作素子と音響処理素子の対応関係の設定と対応関係の接続確認動作を同時に行うことにより、対応関係の設定時間を短縮させる操作卓設定装置を提供すること。
【解決手段】所定の基準音響信号を発生させる基準音響信号発生手段103、チャンネル毎に音響信号処理を行う音響処理素子を有する音響処理素子手段104、二つの入力信号のレベルおよび周波数特性の差分を検出する差分検出手段107、操作素子が配置された操作素子手段108、操作素子からの操作情報を操作データに変換する操作データ生成手段109、各音響処理素子の設定情報を生成し、操作素子と音響処理素子とを対応付け対応データを生成する手段110、111、112、対応データに基づいて操作データに応じた音響処理素子の特定して音響信号選択手段102、音響信号分岐手段105および音響処理素子手段104の制御を行う手段113、114とを備えた構成を有している。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばフェーダなどの操作素子から構成される操作卓により音響信号を制御する音響機器において、操作卓上の操作素子と音響信号素子の対応関係を設定するための操作卓設定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の操作卓設定装置は、図6に示すように、操作素子手段608の操作素子を操作して生成された操作情報を操作データ生成手段609が操作データに変換し、操作された操作素子に応じて音響処理素子手段604の音響処理素子が特定され、音響処理素子制御手段614によって制御され、その音響処理素子の音響処理特性が変更されるように構成される。
【0003】
対応処理制御手段613には、操作者が操作する操作素子手段608と音響処理素子604の対応関係があらかじめ格納されており、この対応データにより操作者が操作した操作素子に対応した音響処理素子に対して制御をかけ、任意の音響入力端子601から入力される音響信号に対して、フェーダなどによるレベル制御、フィルタなどによる周波数特性の調整などを実現することできる。操作素子と音響処理素子の対応関係を変更する場合は、対応処理制御手段613の中にあるデータを書き換えれば良い。
【0004】
そして、このような従来の操作卓設定装置では、操作素子と音響処理素子の対応関係を音響信号を用いて同時に確認ができず、設定後に、対応関係を確認するために、該当する音響入力端子にテスト信号を入力し、該当する音響出力端子の出力信号をモニタし、操作素子の操作に対して、割り当てた音響処理素子に相当する効果が出るかどうかを判断していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の操作卓設定装置においては、対応関係の確認にテスト信号を切換えて出力信号をモニタするようになっているため、複数個の操作素子が存在する操作卓の場合、設定確認に多くの時間がかかり、操作素子と音響処理素子の対応関係の設定およびその確認が煩雑であるいう問題があった。
【0006】
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、操作素子と音響処理素子の対応関係の設定と対応関係の接続確認動作を同時に行うことにより、対応関係の設定およびその確認に要する時間を短縮させる操作卓設定装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の音声信号処理装置は、複数のチャンネルを介した入力音響信号のチャンネル毎の音響信号処理が可能なチャンネル毎の音響処理素子を有する音響処理素子手段と、前記音響処理素子手段の各音響処理素子に出力する基準音響信号を発生する基準音響信号発生手段と、前記チャンネル毎に切替スイッチを有し、各前記切替スイッチに前記入力音響信号および前記基準音響信号が入力されいずれかを選択する音響信号選択手段と、前記基準音響信号発生手段が発生する基準音響信号と前記音響処理素子手段の音響処理素子によって音響信号処理された基準音響信号との差分をとり差分音響信号を検出する差分検出手段と、前記音響処理素子手段の音響処理素子毎に分岐スイッチを有し、各前記分岐スイッチが対応する前記切替スイッチの前記音響処理素子からの出力信号を前記差分検出手段または後記音響信号処理手段に出力する音響信号分岐手段と、前記音響信号分岐手段の出力音響信号を出力する音響信号出力手段と、前記チャンネル毎に操作素子を有し、各前記操作素子が対応する前記音響処理素子を制御するための操作情報を出力する操作素子手段と、前記操作素子手段の各操作素子から出力された操作情報に応じたデータを操作データとして生成する操作データ生成手段と、前記音響処理素子手段の各音響処理素子が実行する音響信号処理の特性として設定されている情報を設定データとして生成する音響処理素子情報生成手段と、前記操作データ生成手段によって生成された操作データと前記音響処理素子情報生成手段によって生成された設定データとの対応付けを行い、前記対応付けで得られた対応関係および前記差分検出手段からの差分音響信号に応じた値を表示する対応関係情報生成表示手段と、前記対応関係情報生成表示手段によって生成された対応関係の情報を対応データとして生成する対応データ生成手段と、前記対応データ生成手段によって生成された対応データおよび前記操作データ生成手段によって生成された操作データに応じて前記音響信号選択手段の切替スイッチおよび前記音響信号分岐手段の分岐スイッチのスイッチ用制御信号並びに前記切替スイッチに対応する音響処理素子の特定情報を生成する対応処理制御手段と、前記対応処理制御手段によって生成された音響処理素子の特定情報に基づいて特定される音響処理素子を前記操作データに応じて音響特性を制御するための音響特性用制御信号を生成する音響処理素子制御手段とを備え、前記音響信号選択手段および前記音響信号分岐手段は前記スイッチ用制御信号に応じて前記切替スイッチおよび前記分岐スイッチの切り替えを行い、前記音響処理素子手段の各音響処理素子は前記音響特性用制御信号に応じて音響処理を施す構成を有している。
この構成により、操作素子を操作した際に、操作された操作素子に対応する音響処理素子の音響特性を基準音響信号を出力して確認できるようにしたため、パソコン等の表示手段を用いて、操作素子と音響処理素子の対応関係を自由に設定でき、同時に基準音響信号による接続確認と操作素子と音響処理素子の連動確認を行うことが可能となり、短時間で操作素子と音響処理素子の対応関係の設定を行うことができる。また、操作素子と音響処理素子の対応関係の設定と対応関係の接続確認動作を同時に行うことにより、対応関係の設定およびその確認に要する時間を短縮させる操作卓設定装置を実現することができる。
【0008】
また、本発明の音声信号処理装置は、前記操作素子手段の各操作素子をシンボルで表すためのシンボルデータを記憶する操作素子シンボルデータ記憶手段と、前記シンボルデータに応じた操作素子のシンボルを表示する操作素子シンボル表示手段とを備え、前記操作素子のシンボルを前記対応関係情報生成表示手段に表示される前記対応関係の情報中の操作素子に対応させて表示する構成を有している。
この構成により、操作素子の物理形状と類似したシンボルをディスプレイ上に表示させ、操作素子の物理形状や配置と音響処理素子との対応関係の設定や確認をできるようにしたため、操作素子の対応関係の設定を容易にすることができると共に、基準音響信号によるモニタ確認を同時に行うことができ、操作素子と音響処理素子の対応関係の設定時間を大幅に短縮することが可能な操作卓設定装置を実現することができる。
【0009】
さらに、本発明の音声信号処理装置は、前記操作データ生成手段が生成する操作データに応じて前記操作素子手段に含まれる操作素子のシンボルデータを生成する操作素子シンボルデータ作成手段と、前記シンボルデータに応じた操作素子のシンボルを表示する操作素子シンボル表示手段とを備え、前記操作素子のシンボルを前記対応関係情報生成表示手段に表示される前記対応関係の情報中の操作素子に対応させて表示する構成を有している。
この構成により、操作素子シンボル表示に必要なデータを自動生成でき、あらかじめ操作素子に対応したシンボルデータを用意することなしに、操作素子のシンボルを表示させ、あらかじめシンボルデータを用意することなしに操作素子と音響処理素子の対応関係を容易に設定することが可能な、操作卓設定装置を実現することができる。
【0010】
さらに、本発明の音声信号処理装置は、前記操作素子手段の各操作素子の基準位置を確定するためのトリガを発生する基準位置確定トリガ手段と、前記基準位置確定トリガ手段が発生したトリガに応じて各前記操作素子の位置データを取得する操作素子基準位置検出手段とを備え、前記位置データに基づいて前記操作素子と前記音響処理素子との対応関係の情報における各操作素子の基準物理位置を決める構成を有している。
この構成により、基準位置確定トリガ発生手段と、操作素子基準位置検出手段とを設けたため、操作素子の基準位置すなわちセンター位置をマニュアル操作で決定することが可能な操作卓設定装置を実現することができる。
【0011】
さらに、本発明の音声信号処理装置は、前記基準音響信号発生手段は、前記操作素子手段の各操作素子と前記基準音響信号発生手段が発生する基準音響信号とを対応させて発生信号対応表として記憶し、前記発生信号対応表に基づき、前記対応処理制御手段によって出力された前記音響信号選択手段の切替スイッチの制御信号に応じて前記操作素子に対応する基準音響信号を発生する構成を有している。
この構成により、操作素子に対応する音響処理素子の信号処理の分類により、検出動作に最適な基準音響信号を選択することができ、対応関係設定時の差分検出出力のモニタ信号の精度を上げることが可能な操作卓設定装置を実現することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る操作卓設定装置の構成を示すブロック図である。図1において、操作卓設定装置100は、複数チャンネルの音響信号を入力させる音響信号入力手段101、チャンネル毎に切替スイッチを有し、切替スイッチのいずれかの入力端子に入力された信号を出力する音響信号選択手段102、正弦波または擬似ノイズ信号等の基準音響信号を発生する基準音響信号発生手段103、切替スイッチ毎に音響処理素子を有し、チャンネル毎に入力音響信号の音響信号処理を行う音響処理素子手段104、切替スイッチ毎に対応する分岐スイッチを有し、各分岐スイッチが音響処理素子からの出力信号を分岐して出力する音響信号分岐手段105、音響信号分岐手段105によって出力される音響信号処理後の入力音響信号を出力する音響信号出力手段106、入力された基準音響信号と音響信号処理後の基準音響信号との差分音響信号を生成する差分検出手段107、チャンネル毎に操作素子を有し、各操作素子が対応する音響処理素子を制御するための操作情報を出力する操作素子手段108と、操作素子手段108の各操作素子から出力された操作情報に応じたデータを操作データとして生成する操作データ生成手段109と、音響処理素子手段104の各音響処理素子が実行する音響信号処理の特性として設定されている情報を設定データとして生成する音響処理素子情報生成手段110と、操作データ生成手段109によって生成された操作データと音響処理素子情報生成手段110によって生成された設定データとの対応付けを行い、対応付けで得られた対応関係を表示し、差分検出手段からの差分音響信号に応じた値を表示する対応関係情報生成表示手段111と、対応関係情報生成表示手段111によって生成された対応関係の情報を対応データとして生成する対応データ生成手段112と、対応データ生成手段112によって生成された対応データに基づき、操作データ生成手段109によって生成された操作データに応じて音響信号選択手段102の切替スイッチおよび音響信号分岐手段105の分岐スイッチの制御信号並びに切替スイッチに対応する音響処理素子の特定情報を生成する対応処理制御手段113と、対応処理制御手段113によって生成された音響処理素子の特定情報に基づいて特定される音響処理素子を操作データに応じて音響特性を制御するための制御信号を生成する音響処理素子制御手段とを含むように構成される。
【0013】
音響信号入力手段101は、複数チャンネルを介した入力音響信号を接続するチャンネル毎の接続端子(以下、音響入力端子という。)を含むように構成されている。
【0014】
音響信号選択手段102は、上記の各チャンネルに対応した複数の切替スイッチを含むように構成され、各切替スイッチが複数の入力端子(以下、被選択入力端子という。)と1つの出力端子(以下、選択出力端子という。)を有する。以下では、説明の便宜上、被選択入力端子は、第1から第3の3つの被選択入力端子からなり、第1の被選択入力端子には上記の音響入力端子が接続され、第2の被選択入力端子は開放端子となっているものとする。
【0015】
基準音響信号発生手段103は、正弦波、擬似ノイズ信号等の所定の基準音響信号を発生し、発生した基準音響信号が上記の各切替スイッチの第3の被選択入力端子に出力されると共に差分検出手段107に出力されるようになっている。
【0016】
音響処理素子手段104は、上記の各切替スイッチに対応した複数の音響処理素子を含むように構成され、各音響処理素子の入力端子が対応する切替スイッチの選択出力端子と接続され、選択出力端子が選択した被選択入力端子を経由した入力音響信号に所定の音響処理を施すようになっている。ここで、音響処理の種類としては、レベル処理、フィルタ処理、増幅処理等が予め決められており、処理の特性としては、レベル、帯域幅、増幅特性等が音響処理素子制御手段114によって指定される。
【0017】
音響信号分岐手段105は、上記の各音響処理素子に対応した複数の分岐スイッチを含むように構成され、各分岐スイッチが1つの入力端子(以下、被分岐入力端子という。)と複数の出力端子(以下、分岐出力端子という。)を有する。以下では、説明の便宜上、分岐出力端子は、第1から第3の3つの分岐出力端子からなり、各第1の分岐出力端子はそれぞれ音響信号出力手段106に接続され、第2の分岐出力端子は開放端子となっているものとする。また、第3の分岐出力端子は相互に接続され、差分検出手段107に入力される。
【0018】
音響信号出力手段106は、音響信号分岐手段105の各分岐スイッチに対応した複数の接続端子(以下、音響入力端子という。)を含むように構成され、各音響入力端子が、対応する分岐スイッチの第3の分岐出力端子と接続されている。
【0019】
差分検出手段107は、基準音響信号発生手段103が発生した基準音響信号と、音響信号分岐手段105の各分岐スイッチの第3の分岐出力端子経由の信号(以下、分岐基準音響信号という。)とが入力され、基準音響信号と分岐基準音響信号の差分をとって差分音響信号を生成し、対応関係情報生成表示手段111に出力するようになっている。
【0020】
操作素子手段108は、音響処理素子手段104の音響処理素子に対応した複数の操作素子を含むように構成され、各操作素子が操作されたときの操作に応じた操作情報を生成して操作データ生成手段109に出力するようになっている。操作素子手段8は、操作者が実際に手を使って操作する操作素子の集合体であり、音響機器の場合、操作素子としては、レベルを調整するフェーダ、フィルタのカットオフ周波数やゲインを変更するエンコーダ素子などがある。
【0021】
操作データ生成手段109は、各操作素子からの操作情報が入力され、操作情報を出力した操作素子を識別するための操作素子番号、コントロール番号、操作素子分類等の操作データを生成するようになっている。図7は、操作データ生成手段109によって生成される操作データの一例を示す図である。
【0022】
図7には、操作素子番号として1番から8番までの番号が付けられ、操作素子に対応してコントロール番号が付され、操作素子分類としてレベル制御を行うフェーダや周波数特性を調整するためのイコライザ(図では、「EQ」と記載されている。)などの音響信号処理の分類が記述された操作データが示されている。ここで、コントロール番号は、操作時に操作素子を特定するために付される番号である。以下では、このデータを「DATA−A」という。
【0023】
図7では、操作素子番号が「2番」に対しては、「101番」がコントロール番号として、「フェーダ2」が操作素子分類として、それぞれ対応して登録されている。すなわち、2番目の操作素子が実際に操作されたとき、この操作素子から出力されるコントロール番号は「101番」となる。また、2番目の操作素子が実際に操作されたときの音響処理素子は「フェーダ」としての音響処理をするものである。
【0024】
音響処理素子情報生成手段110は、音響処理素子手段104を構成する各音響処理素子の設定内容を取得し、各音響処理素子の設定状態についての設定データを生成し、対応関係情報生成表示手段111に出力するようになっている。
【0025】
図8は、音響処理素子情報生成手段110が生成する音響処理素子の設定状態についてのデータの一例を示す図である。以下、このデータのことを「DATA―B」という。音響処理素子番号は、音響処理素子に付した番号である。図8では、1番から5番までの音響処理素子番号は、「フェーダ」に割り当てられ、6番から14番までの音響処理素子番号は、「イコライザ」に割り当てられている。
【0026】
対応関係情報生成表示手段111は、操作データ生成手段109から出力された「DATA−A」および音響処理素子情報生成手段110から出力された「DATA−B」が入力され、これらの入力データに基づいて操作素子と音響処理素子とを対応付けて対応関係情報を生成すると共に表示するようになっている。この対応関係情報の表示は、例えばパソコン上で表形式等を用いて表示される。
【0027】
図9は、操作素子番号、コントロール番号、操作素子分類、音響処理素子番号、および差分検出手段からの出力についての対応関係の一例を示す図である。図9に示す表を用いることにより、どの操作素子がどの音響処理素子に対応するかを設定することができる。ここで、操作素子は操作素子番号で示され、音響処理素子は音響処理素子番号で示される。なお、表示は、例えば表形式で行い、表の記載内容を変更することで対応関係を変更できるようにするのでも良い。図9の場合、操作素子番号「2番」は、音響処理素子番号「2番」に対応付けられ、操作素子の操作に応じて操作素子を特定するためのコントロール番号「101番」に対応付けられ、操作素子分類「フェーダ2」に対応付けられて登録されている。
【0028】
対応データ生成手段112は、対応関係情報生成表示手段111によって生成された対応関係情報を所定のデータ形式の対応データとして生成するようになっている。データ形式としては、例えば、図9に示すデータ形式でも良い。
【0029】
対応処理制御手段113は、対応データ生成手段112によって生成された対応データを記憶すると共に、操作データ生成手段109から出力された操作データに応じて対応する音響処理素子の特定情報とこの音響処理素子の制御信号を生成し、音響処理素子制御手段114に出力し、操作素子に対応するチャンネルの切替スイッチの切替制御信号を出力するようになっている。なお、対応処理制御手段113は、内部メモリ等を含むのでも良い。
【0030】
音響処理素子制御手段114は、対応処理制御手段113から出力された音響処理素子の特定情報と制御信号が入力され、音響処理素子の特定情報に基づいて特定される音響処理素子を制御信号に応じて制御するようになっている。
【0031】
以上のように構成された操作卓設定装置について、以下に、その動作を説明する。
操作者が操作素子手段108を操作すると、その操作情報が情報処理手段109に出力され、操作データが操作データ生成手段109によって生成され、操作データと対応処理制御手段113に記憶された対応データに基づいて、操作された操作素子に対応する音響処理素子および入力音声信号のチャンネルが対応処理制御手段113によって決定される。
【0032】
次に、操作された操作素子に対応するチャンネルの情報が対応データ格納手段113から音響信号選択手段102および音響信号分岐手段105に出力され、操作された操作素子に対応するチャンネルの切替スイッチおよび分岐スイッチが連動して切り替えられ、切替スイッチは基準音響信号発生手段103側に、分岐スイッチは差分検出手段107側に接続される。図1に、2番目の操作素子が操作された場合の接続の例を示す。
【0033】
切替スイッチが基準音響信号発生手段103側に接続されると、ピンクノイズ、ホワイトノイズ等の擬似ノイズ信号および正弦波等の基準音響信号が、操作された操作素子に応じた音響処理素子に出力され、この操作素子の操作に応じた音響処理が基準音響信号に施され、差分検出手段107に出力される。基準音響信号として、ピンクノイズ、ホワイトノイズ等の擬似ノイズ信号および正弦波以外にも音響処理素子の特性を判断するのが容易となるような信号を用いることができる。
【0034】
音響処理が施された基準音響信号は、音響信号分岐手段105を経由して差分検出手段107に出力される。以上の動作により差分検出手段107には、基準音響信号と操作された操作素子に対応する分岐基準音響信号とが入力され、この二つの信号の差分音響信号が出力され、その差分音響信号が対応関係情報生成表示手段111に送られる。対応関係情報生成表示手段111上では、図9に示すような形式で差分検出手段による出力値がリアルタイムで表示さる。
【0035】
図9に示す例は、操作素子番号「2番」の操作素子が操作されるとこれに対応する「フェーダ2」に基準音響信号が印加され、フェーダ2が制御されたことによって、基準信号に対して−3dBの出力信号の差分が発生したことを示している。操作者はこの「−3dB」の表示を確認することにより、「2番」の操作素子が「2番」の音響処理素子の設定を行えると同時に、フェーダである「2番」の操作素子のレベル制御動作をモニタし、設定確認をすることができる。
【0036】
なお、対応関係情報生成表示手段111上に設定および確認確定キー等を設けて、設定および確認後にそのキーを用いて設定・確認の終了イベントの信号を音響信号選択手段102と音響信号分岐手段105に送るのでもよい。このイベントの信号を受けたとき、音響信号選択手段102は、この信号を設定およびモニタ確認の完了の信号と見なして、対応する切替スイッチを基準音響信号を選択する音響入力端子から入力音響信号を選択する音響入力端子に切換えを行い、音響信号分岐手段105は、対応する分岐スイッチを差分検出手段107側を選択する分岐出力端子から音響信号出力手段106側を選択する分岐出力端子に切換えを行い、操作卓設定装置100のモードは、モニタ状態から運用可能状態に変わる。
【0037】
本番では、以上の動作の後、操作素子手段108により出力されたコントロール番号のデータを基に、対応関係情報生成表示手段111に格納されている対応データを参照しながら、対応する音響処理素子を制御していくことができる。例えば、操作中に2番の操作素子からコントロール番号「101番」が発行されたとする。その後、対応処理制御手段113に格納されているデータから、コントロール番号「101番」に対応する音響処理素子番号「2番」と、操作素子分類の「フェーダ」が読み出させる。このデータにより、操作素子に対応する音響処理の制御が行われる。
【0038】
なお、上記の実施の形態では、差分検出手段107からの出力を文字データで表現する例を示しているが、LED等の発光素子によって表示するのでも、周波数特性を制御する音響処理素子について周波数特性のグラフィック表示等をするのでも良い。
また、上記の各手段は、ハードウェアで構成されるのでもソフトウェアで構成されるのでも良いし、上記の入力音響信号、基準音響信号等の信号は、デジタル信号でもアナログ信号でもよい。
【0039】
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態に係る操作卓設定装置は、操作素子を操作した際に、操作された操作素子に対応する音響処理素子の音響特性を基準音響信号を出力して確認できるようにしたため、パソコン等の表示手段を用いて、操作素子と音響処理素子の対応関係を自由に設定でき、同時に基準音響信号による接続確認と操作素子と音響処理素子の連動確認を行うことが可能となり、短時間で操作素子と音響処理素子の対応関係の設定を行うことができる。
【0040】
また、上記の実施の形態では、操作素子が8つの場合について説明を行ったが、実際の音響システムでは大規模システムになればなるほどの、この操作素子の数が莫大になるので、上記のような設定と音響信号を使った自動確認の機能は、短時間で設定を行える点で、大きな効果となる。
【0041】
(第2の実施の形態)
図2は、本発明の第2の実施の形態に係る操作卓設定装置の構成を示すブロック図である。図2において、操作卓設定装置200は、本発明の第1の実施の形態に係る操作卓設定装置100に加え、さらに操作素子の物理的形状をシンボルとして表すためのシンボルデータを記憶する操作素子シンボルデータ記憶手段215、および各操作素子のシンボルを表示するための操作素子シンボル表示手段216を含むように構成される。なお、操作卓設定装置200の構成手段のうち、上記本発明の第1の実施の形態に係る操作卓設定装置100における構成手段と同様の処理を行うものには同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0042】
以上のように構成された操作卓設定装置について、以下に、その動作を説明する。
図10は、操作素子手段108の物理形状の一例を示す図である。図10には、2つのフェーダと2つのイコライザが配置された操作素子手段が一例として示されている。本発明の第2の実施の形態に係る操作卓設定装置200では、各操作素子のシンボルを表示すると共に、本発明の第1の実施の形態に係る操作卓設定装置100の対応関係情報生成表示手段111と同様に、対応関係情報生成表示手段211によって操作素子と音響処理素子との対応関係を表示する。
【0043】
操作素子シンボルデータ記憶手段215は、図10に示す操作素子をシンボルとして表示するためのシンボルデータを記憶しておくようになっている。シンボルデータとしては、例えば図10に示すようにフェーダやイコライザの物理的形状を模式的に示すデータ等を用いることができる。また、操作素子シンボルデータ記憶手段215としては、例えばパソコン等の内蔵メモリによって構成される。
【0044】
操作素子シンボル表示手段216は、操作素子シンボルデータ記憶手段215の記憶するシンボルデータに基づいて操作素子手段108をシンボルで表示するようになっている。図11に、操作素子シンボル表示手段216が操作素子手段108をシンボル的に表した一例を示す。図11に示す例では、フェーダ2個とイコライザ2個から構成される。イコライザにはカットオフ周波数を設定する操作子、ゲイン値を設定する操作子、Q値を設定する操作子が用意されている。操作者はこの三つの操作子を用いてイコライザとしての特性を調整する。
【0045】
図10に示す形状が実際の操作卓の形状であるので、シンボル表示としては、図11のような同じ形状を持ったシンボルでパソコン上等のディスプレイに表示させる。シンボルの形状は実際の操作卓上での操作子の配置が判別できるレベルでも構わない。このシンボル表示とともに、対応関係情報を同時にパソコンなどのディスプレイ上に表示させることにより、音響処理素子と操作素子の対応関係を実際の操作卓の物理形状と合わせながら視覚的に把握することが可能となる。
【0046】
また、各音響処理素子による基準音響信号の出力をモニタできるので、同一表示手段上で、操作素子手段の物理形状および配置と設定先の音響処理素子と基準信号を用いた音響信号モニタが可能となる。図12に示す表示例では、操作子のシンボル表示上に番号などの記号を表示し、その該当する記号を対応関係の表の中に表示させている。このように、さらに番号などの記号を表示させることによって、音響処理素子と操作素子の対応関係をより簡単に操作者に知らしめることができる。
【0047】
以下、図10に示す操作素子手段108の構成を例にとり、対応関係の設定方法について詳細に説明する。なお、対応関係情報生成表示手段211は、本発明の第1の実施の形態に係る対応関係情報生成表示手段111とは、入力が一部異なるが同様の動作を行うものとする。
【0048】
操作卓の形状の情報をあらかじめ操作素子シンボルデータ記憶手段215に記録させておき、操作データ生成手段109によって生成される操作データ中の操作素子分類から操作素子として2個の「フェーダ」と2個の「イコライザ」が認識される。この操作素子分類に示された操作素子の音響信号処理が可能な音響処理素子番号が図12の表中で選択されうる。なお、対応関係の表中の音響処理素子番号を操作者に選択させる場合は、操作素子分類の欄で表示された音響処理が音響処理素子に対して割付可能な項目だけ、表の中で選択可能とする。なお、表では音響処理素子番号は登録番号で表現しているが、アルファベットの記号でも固有名詞、また、アイコン等のシンボルでも構わない。
【0049】
図12の例では、操作素子番号「1番」のフェーダ1の操作素子が、物理素子番号「1番」に割り付けられている。また、操作素子認識番号「2番」のフェーダ2の操作素子が、物理素子認識番号「2番」に割り付けられている。該当する音響処理素子の信号モニタに関しては、実施の形態1の説明と同じく対応関係情報生成表示手段11上に表示される。
【0050】
以上説明したように、本発明の第2の実施の形態に係る操作卓設定装置は、図12に示すような操作素子の物理形状と類似したシンボルをディスプレイ上に表示させ、操作素子の物理形状や配置と音響処理素子との対応関係の設定や確認をできるようにしたため、操作素子の対応関係の設定を容易にすることができると共に、基準音響信号によるモニタ確認を同時に行うことができ、操作素子と音響処理素子の対応関係の設定時間を大幅に短縮できる。
【0051】
また、ディスプレイ上に操作卓と類似したシンボルに表示させることより、物理的な操作素子がなくても操作素子の物理形状を想定して、ディスプレイ上で、操作素子と音響処理素子との対応関係の設定を容易にすることができる。
【0052】
(第3の実施の形態)
図3は、本発明の第3の実施の形態に係る操作卓設定装置の構成を示すブロック図である。図3において、操作卓設定装置300は、本発明の第1の実施の形態に係る操作卓設定装置100に加え、さらに操作素子の物理的形状をシンボルとして表すためのシンボルデータを作成する操作素子シンボルデータ作成手段317、および各操作素子のシンボルを表示するための操作素子シンボル表示手段216を含むように構成される。なお、操作卓設定装置300の構成手段のうち、上記本発明の第1の実施の形態に係る操作卓設定装置100における構成手段および本発明の第2の実施の形態に係る操作卓設定装置200と同様の処理を行うものには同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0053】
操作素子シンボルデータ作成手段317は、操作素子情報生成手段109から操作データが入力され、操作素子シンボル表示手段216によって表示される操作素子シンボルのシンボルデータを生成するようになっている。操作素子シンボル表示手段216が表示する操作素子のシンボルについては、上記本発明の第2の実施の形態において説明したため、その説明は省略する。
【0054】
以上のように構成された操作卓設定装置について、以下に、その動作を説明する。なお、操作卓設定装置300の動作のうち、本発明の第2の実施の形態に係る操作卓設定装置200の動作と同一の部分ついては、その説明を省略する。
【0055】
操作素子手段108の操作情報に基づいて操作素子情報生成手段109によって操作データが生成される。この操作情報には、図7に示すように操作素子分類のデータが定義されている。ここで、操作素子分類とは、レベルを制御する「フェーダ」や、周波数特性を調整する「ゲイン」、「周波数」、「Q値」といったものであり、この操作素子分類が決まると、操作素子の一般的な物理的形状はほぼ決まる。
【0056】
したがって、この操作素子分類データを基にし、パソコン等のディスプレイ上に表示可能な操作素子のシンボルデータを生成し、第2の実施の形態と同じように対応関係情報をパソコン等のディスプレイ上に表示させるとともに、操作素子分類データを基に自動生成させて表示させたシンボルとともに、操作素子と音響処理素子の対応関係を容易に設定することができる。
【0057】
以上説明したように、本発明の第3の実施の形態に係る操作卓設定装置は、操作素子シンボル表示に必要なデータを自動生成することにより、あらかじめ操作素子に対応したシンボルデータを用意することなしに、操作素子のシンボルを表示するようになっているため、あらかじめシンボルデータを用意することなしに操作素子と音響処理素子の対応関係を容易に設定することができる。
また、本発明の第1の実施の形態において説明した効果と同様に、基準音響信号によるモニタ確認も同時にできるので、操作素子と音響処理素子の設定時間を短縮できる。
【0058】
(第4の実施の形態)
図4は、本発明の第4の実施の形態に係る操作卓設定装置の構成を示すブロック図である。図4において、操作卓設定装置400は、本発明の第1の実施の形態に係る操作卓設定装置100に加え、さらに操作素子の基準位置を決めるためのトリガを発生させる基準位置確定トリガ発生手段418、基準位置確定トリガ確定手段418によりトリガが入力されたときの各操作素子の位置情報を検出する操作素子位置検出生成手段419を含むように構成される。なお、操作卓設定装置400の構成手段のうち、上記本発明の第1の実施の形態に係る操作卓設定装置100における構成手段と同様の処理を行うものには同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0059】
以上のように構成された操作卓設定装置について、以下に、その動作を説明する。なお、操作卓設定装置400の動作のうち、本発明の第1の実施の形態に係る操作卓設定装置100の動作と同一の部分ついては、その説明を省略する。なお、操作素子手段408、操作素子情報生成手段409、および対応関係情報生成表示手段411は、それぞれ本発明の第1の実施の形態に係る操作素子手段108、操作素子情報生成手段109、および対応関係情報生成表示手段111とは、入出力が一部異なるが同様の動作を行うものとする。
【0060】
操作者は操作素子手段108からの操作情報を用いて、各操作素子の基準位置を以下のように決める。例えば、フェーダという操作素子であれば、基準位置である「0dB」の操作素子上の物理位置を決める。このとき、操作者は、基準位置確定トリガ手段418を用いて、基準位置確定のトリガを発生させる。このトリガにより、操作素子位置検出手段419により、各操作素子の基準位置のデータが生成される。
【0061】
一般に、この基準位置データは、操作素子の物理位置の位置データか、パラメータ値等によって与えられる。この得られた基準位置データは操作素子と音響処理素子の対応関係情報生成表示手段411に送られる。この対応関係情報生成表示手段上で、基準位置データにより、操作素子と音響処理素子の対応関係が決められると同時に、操作素子の基準値を設定することができる。フェーダの操作素子であれば、「0dB」の基準位置が決められ、周波数選択の操作素子であれば、操作素子上のセンター位置の周波数値が決められる。
【0062】
以上説明したように、本発明の第4の実施の形態に係る操作卓設定装置は、基準位置確定トリガ発生手段418と、操作素子基準位置検出手段419とを設けたため、操作素子の基準位置すなわちセンター位置をマニュアル操作で決定することができる。
また、これらの動作は本発明の第1の実施の形態において説明した動作と同時に行われるので、操作素子の基準位置を変更しながら、同時に操作素子と音響処理素子の設定およびモニタによる確認を行うことができ、設定の時間を短縮できる。
【0063】
(第5の実施の形態)
図5は、本発明の第5の実施の形態に係る操作卓設定装置の構成を示すブロック図である。図5において、操作卓設定装置500は、本発明の第1の実施の形態に係る操作卓設定装置100を構成する基準音響信号発生手段103を対応処理制御手段113からの制御信号に応じて発生する基準音響信号の種類を変えることができる基準音響信号発生手段503に変更された構成である。なお、操作卓設定装置500の構成手段のうち、上記本発明の第1の実施の形態に係る操作卓設定装置100における構成手段と同様の処理を行うものには同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0064】
以上のように構成された操作卓設定装置について、以下に、その動作を説明する。
基準音響信号発生手段503は、操作素子に応じて正弦波、擬似ノイズ信号等の所定の基準音響信号を発生し、発生した基準音響信号が上記の各切替スイッチの第3の被選択入力端子に出力されると共に差分検出手段107に出力されるようになっている。操作素子に応じて発生する基準音響信号の決定は、あらかじめ発生信号対応表を記憶させておき、これに基づいて行うようになっている。
【0065】
本発明の第1の実施の形態における説明のように、対応処理制御手段113には、操作素子と音響処理素子の対応関係を示す対応データが格納されている。対応データには、レベル制御を行う「フェーダ」、周波数特性を制御する「イコライザ」等が対応付けられている。例えば、図9の場合、操作素子番号「1番」には操作素子分類「フェーダ」が対応付けられている。一般に、フェーダ処理は音響信号のレベルを制御するものであるので、基準音響信号としては正弦波信号が適している。
【0066】
この場合、対応処理制御手段113から出力された、操作素子に対応するチャンネルの切替スイッチの切替制御信号に応じた基準音響信号が上記の発生信号対応表基づいて発生される。このようにして、信号処理分類に適した基準信号を選択することが可能となる。また、操作素子分類が「イコライザ」が選択された場合は、周波数特性の差分検出がしやすいようにホワイトノイズ信号などの周波数帯域上、均一な基準信号が選択される。
【0067】
以上説明したように、本発明の第5の実施の形態に係る操作卓設定装置は、操作素子に対応する音響処理素子の信号処理の分類により、検出動作に最適な基準音響信号を選択することができ、対応関係設定時の差分検出出力のモニタ信号の精度を上げることが可能となる。
【0068】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、操作素子と音響処理素子の対応関係の設定と対応関係の接続確認動作を同時に行うことにより、対応関係の設定およびその確認に要する時間を短縮させる操作卓設定装置を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る操作卓設定装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る操作卓設定装置の構成を示すブロック図
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る操作卓設定装置の構成を示すブロック図
【図4】本発明の第4の実施の形態に係る操作卓設定装置の構成を示すブロック図
【図5】本発明の第5の実施の形態に係る操作卓設定装置の構成を示すブロック図
【図6】従来の操作卓設定装置の構成を示すブロック図
【図7】本発明の第1の実施の形態に係る操作データ生成手段が生成する操作データ(DATA−A)の説明図
【図8】本発明の第1の実施の形態に係る音響処理素子情報生成手段が生成する音響処理素子の設定状態についてのデータ(DATA−B)の説明図
【図9】本発明の第5の実施の形態に係る対応関係情報生成表示手段111が生成する対応関係情報の説明図
【図10】操作素子手段における操作卓の形状の一例を示す図
【図11】本発明の操作素子のシンボル表示についての説明図
【図12】本発明の第2の実施の形態に係る操作素子のシンボル表示についての説明図
【符号の説明】
100、200、300、400、500、600 操作卓設定装置
101、601 音響入力端子
102 音響信号選択手段
103、503 基準音響信号発生手段
104、604 音響処理素子手段
105 音響信号分岐手段
106、606 音響信号出力手段
107 差分検出手段
108、408、608 操作素子手段
109、409、609 操作データ生成手段
110 音響処理素子情報生成手段
111、211、311、411 対応関係情報生成表示手段
112 対応データ生成手段
113、613 対応処理制御手段
114、614 音響処理素子制御手段
215 操作素子シンボルデータ記憶手段
216 操作素子シンボル表示手段
317 操作素子シンボル作成手段
418 基準位置確定トリガ手段
419 操作素子位置検出手段

Claims (5)

  1. 複数のチャンネルを介した入力音響信号のチャンネル毎の音響信号処理が可能なチャンネル毎の音響処理素子を有する音響処理素子手段と、前記音響処理素子手段の各音響処理素子に出力する基準音響信号を発生する基準音響信号発生手段と、前記チャンネル毎に切替スイッチを有し、各前記切替スイッチに前記入力音響信号および前記基準音響信号が入力されいずれかを選択する音響信号選択手段と、前記基準音響信号発生手段が発生する基準音響信号と前記音響処理素子手段の音響処理素子によって音響信号処理された基準音響信号との差分をとり差分音響信号を検出する差分検出手段と、前記音響処理素子手段の音響処理素子毎に分岐スイッチを有し、各前記分岐スイッチが対応する前記切替スイッチの前記音響処理素子からの出力信号を前記差分検出手段または後記音響信号処理手段に出力する音響信号分岐手段と、前記音響信号分岐手段の出力音響信号を出力する音響信号出力手段と、前記チャンネル毎に操作素子を有し、各前記操作素子が対応する前記音響処理素子を制御するための操作情報を出力する操作素子手段と、前記操作素子手段の各操作素子から出力された操作情報に応じたデータを操作データとして生成する操作データ生成手段と、前記音響処理素子手段の各音響処理素子が実行する音響信号処理の特性として設定されている情報を設定データとして生成する音響処理素子情報生成手段と、前記操作データ生成手段によって生成された操作データと前記音響処理素子情報生成手段によって生成された設定データとの対応付けを行い、前記対応付けで得られた対応関係および前記差分検出手段からの差分音響信号に応じた値を表示する対応関係情報生成表示手段と、前記対応関係情報生成表示手段によって生成された対応関係の情報を対応データとして生成する対応データ生成手段と、前記対応データ生成手段によって生成された対応データおよび前記操作データ生成手段によって生成された操作データに応じて前記音響信号選択手段の切替スイッチおよび前記音響信号分岐手段の分岐スイッチのスイッチ用制御信号並びに前記切替スイッチに対応する音響処理素子の特定情報を生成する対応処理制御手段と、前記対応処理制御手段によって生成された音響処理素子の特定情報に基づいて特定される音響処理素子を前記操作データに応じて音響特性を制御するための音響特性用制御信号を生成する音響処理素子制御手段とを備え、前記音響信号選択手段および前記音響信号分岐手段は前記スイッチ用制御信号に応じて前記切替スイッチおよび前記分岐スイッチの切り替えを行い、前記音響処理素子手段の各音響処理素子は前記音響特性用制御信号に応じて音響処理を施すことを特徴とする操作卓設定装置。
  2. 前記操作素子手段の各操作素子をシンボルで表すためのシンボルデータを記憶する操作素子シンボルデータ記憶手段と、前記シンボルデータに応じた操作素子のシンボルを表示する操作素子シンボル表示手段とを備え、前記操作素子のシンボルを前記対応関係情報生成表示手段に表示される前記対応関係の情報中の操作素子に対応させて表示することを特徴とする請求項1に記載の操作卓設定装置。
  3. 前記操作データ生成手段が生成する操作データに応じて前記操作素子手段に含まれる操作素子のシンボルデータを生成する操作素子シンボルデータ作成手段と、前記シンボルデータに応じた操作素子のシンボルを表示する操作素子シンボル表示手段とを備え、前記操作素子のシンボルを前記対応関係情報生成表示手段に表示される前記対応関係の情報中の操作素子に対応させて表示することを特徴とする請求項1に記載の操作卓設定装置。
  4. 前記操作素子手段の各操作素子の基準位置を確定するためのトリガを発生する基準位置確定トリガ手段と、前記基準位置確定トリガ手段が発生したトリガに応じて各前記操作素子の位置データを取得する操作素子基準位置検出手段とを備え、前記位置データに基づいて前記操作素子と前記音響処理素子との対応関係の情報における各操作素子の基準物理位置を決めることを特徴とする請求項1に記載の操作卓設定装置。
  5. 前記基準音響信号発生手段は、前記操作素子手段の各操作素子と前記基準音響信号発生手段が発生する基準音響信号とを対応させて発生信号対応表として記憶し、前記発生信号対応表に基づき、前記対応処理制御手段によって出力された前記音響信号選択手段の切替スイッチの制御信号に応じて前記操作素子に対応する基準音響信号を発生することを特徴とする請求項1に記載の操作卓設定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007243670A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Yamaha Corp 制御装置及びプログラム
JP2007311845A (ja) * 2006-05-16 2007-11-29 Sony Corp コントロール機器、ルーティング検証方法およびルーティング検証プログラム

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