JP2007237691A - 光記録ヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】光学系を大型化せずとも、高解像度の画像を高速で記録媒体に形成することができる光記録ヘッドを提供する。
【解決手段】主走査方向へ移動される記録媒体に対し、主走査方向と直行する副走査方向へ移動されるヘッド本体1に、筒状のケース2aに設けられた半導体レーザ12及び半導体レーザより射出されたレーザビーム12cを記録媒体7に照射する光学系とからなるペンシル型のレーザ記録手段2を、副走査方向へ複数配置して列を形成し、かつ列を主走査方向に複数段配列したもので、各レーザ記録手段毎に光学系が設けられているため、口径の大きなレンズを使用する必要がなくなり、これによって光学系の小型化による光記録ヘッドの小型軽量化が図れる上、幅広な記録媒体に対しても、高解像度の画像を高速で形成することができるため、生産性が向上する。
【選択図】図4

Description

本発明は、記録媒体に高解像度の画像を高速で形成することができる光記録ヘッドに関する。
近年、新聞等の印刷物を印刷する印刷機には、デジタル化された画像データを、レーザビームのような指向性の高い光に変換して記録媒体へ直接書き込むことにより、印刷原版を作成するCTP(computer to plate)技術が採用されている。
このCTPは、シート状の記録媒体を巻き付けたドラムを回転させて、記録媒体を主走査方向へ移動させ、また光記録ヘッドを、ドラムの回転方向(主走査方向)と直交する副走査方向へ移動させて、光記録ヘッドより記録媒体へレーザビームを照射することにより、記録媒体に画像を形成するようにしたものである。
前記CTPでドラム回転数を上げずに高生産性を得るためには、光記録ヘッドより記録媒体へ照射するレーザビームのビーム数をより多くする必要があり、従来からビーム数を増すための改良や提案が種々なされており、また実用化もされている。
例えば特許文献1には、複数の溝部を両面に形成し、かつ一方の面に形成した溝部は、他方の溝部の垂線に対してずらした複数の基板を積み重ねて固定ブロックを形成すると共に、互いに対向する溝部の間に形成された空間領域に、光ファイバの終端部を収容した光記録ヘッドが記載されている。
前記特許文献1に記載の光記録ヘッドによれば、光ファイバの終端部が多段に積み重ねられたマトリックス構造となるため、多くの画素を一度に記録することが可能になると共に、光学系を用いて光ビームを拡大または縮小するとき、光ファイバ終端部を一列に並べた場合に比べて光学系を小さくできる等の効果が得られる。
特開2000−153636号公報
しかし前記特許文献1に記載の光記録ヘッドでは、次のような問題がある。
通常光記録ヘッドで、高解像度の画像を記録媒体に記録しようとした場合、例えば10本のビームを1セットとし、これを4セット組み合わせて40本のビームを作成し、40本のビームを1個のレンズにより記録媒体へ集光して、記録媒体へ画像を記録するが、高解像度の画像を高速で記録する場合は、さらにビーム数を増加する必要がある。
このため前記特許文献1に記載の光記録ヘッドでは、例えば128本の光ファイバを並べて光記録ヘッドを形成する場合、並列に並べたのでは光学系が大型化するので、光ファイバ終端部を多段に積み重ねたマトリックス構成とすることにより、光学系が大型化するのを防止している。
しかし最近のCTPでは、より幅の広い印刷原版の実用化が要求されており、前記特許文献1に記載の光記録ヘッドで幅の広い記録媒体に高解像の画像を高速で記録しようとした場合、ビーム数の増加により光学系に、より口径の大きいレンズを使用しなければならず、光学系が大型化して価格が高くなる上、レンズの大型化には限界があるため、要求を満足できない問題がある。
また光学系が大型化すると光記録ヘッドの重量も重くなるため、光記録ヘッドを副走査方向へ移動させる駆動系にも、より能力の大きなものが必要となり、画像形成装置が大型化したり、消費電力が増加する等の問題もある。
本発明はかかる問題を改善するためになされたもので、光学系を大型化せずとも、高解像度の画像を高速で記録媒体に形成することができる光記録ヘッドを提供することを目的とするものである。
本発明の光記録ヘッドは、主走査方向へ移動される記録媒体に対し、主走査方向と直交する副走査方向へ移動されるヘッド本体と、ヘッド本体に設けられ、かつ記録媒体に画像を形成する複数のレーザ記録手段とを備えた光記録ヘッドであって、筒状のケースに設けられた半導体レーザ及び半導体レーザより射出されたレーザビームを記録媒体に照射する光学系とからなるペンシル型のレーザ記録手段と、レーザ記録手段が副走査方向へ複数配置されて列が形成され、かつ列が主走査方向に複数段配列されたヘッド本体とから構成したものである。
本発明の光記録ヘッドによれば、高解像度の画像を高速で記録すべくレーザ記録手段の数を増加した場合でも、各レーザ記録手段毎に光学系が設けられているため、口径の大きなレンズを使用する必要がなくなり、これによって光学系の小型化による光記録ヘッドの小型軽量化と、コストの削減が図れる上、幅広な記録媒体に対しても、高解像度の画像を高速で形成することができるため、生産性が向上する。
本発明の第1の形態になる光記録ヘッドは、主走査方向へ移動される記録媒体に対し、主走査方向と直交する副走査方向へ移動されるヘッド本体と、ヘッド本体に設けられ、かつ記録媒体に画像を形成する複数のレーザ記録手段とを備えた光記録ヘッドであって、筒状のケースに設けられた半導体レーザ及び半導体レーザより射出されたレーザビームを記録媒体に照射する光学系とからなるペンシル型のレーザ記録手段と、レーザ記録手段が副走査方向へ複数配置されて列が形成され、かつ列が主走査方向に複数段配列されたヘッド本体とから構成したものである。
前記構成により、高解像度の画像を高速で記録すべくレーザ記録手段の数を増加した場合でも、各レーザ記録手段毎に光学系が設けられているため、口径の大きなレンズを使用する必要がなくなり、これによって光学系の小型化とコストの大幅な低減が図れる。
また光学系の小型化により光記録ヘッドの軽量化も図れるため、光記録ヘッドを副走査方向へ移動させる駆動系の小型化と、これに伴う消費電力の削減が図れる上、光記録ヘッドを使用する画像形成装置の小型化も可能になる。
本発明の第2の形態になる光記録ヘッドは、ヘッド本体に、列方向に等間隔に形成され、かつ段方向にピッチをずらして形成された複数の収容室を有するマガジンを設けると共に、収容室にレーザ記録手段を収容したものである。
前記構成により、近年CTPで要望されている幅広な印刷原版に対しても、高解像度の画像を高速で形成することができるため、生産性が向上する。
本発明の第3の形態になる光記録ヘッドは、収容室に収容されたレーザ記録手段の列方向の配列ピッチを、記録媒体に形成すべき画像解像度の最小単位に設定したものである。
前記構成により、ズームレンズ等の光学系を使用せずに複数の解像度に対応できるマルチレーザ配列が可能となるため、光学系のコスト削減が図れる。
以下本発明の実施の形態を、図面を参照して詳述する。
図1は光記録ヘッド単体の斜視図、図2は同正面図、図3は同側面図、図4は図3のA−A線に沿う拡大断面図、図5はペンシル型レーザ記録手段の配列を示す説明図、図6はレーザ記録手段により形成された画素を解像度毎に示した説明図、図7は制御系のブロック図、図8の(a)ないし(d)はレーザ記録手段の組み立て工程を示す説明図、図9の(a)ないし(d)はレーザ記録手段の組み立て工程を示す説明図、図10、図11及び図13はレーザ記録手段の光軸調整時の説明図、図12はレーザ記録手段の焦点の説明図、図14は複数のユニットを組み合わせた状態の正面図である。
図1に示す光記録ヘッドのヘッド本体1は、例えば印刷原版を作成する画像記録装置に装着して使用するもので、多数のペンシル型レーザ記録手段2が設けられたマガジン3を有している。
マガジン3は、熱伝導率の高い例えば亜鉛ダイカストにより一体成形されていて、裏面側には、ヘッド本体1を冷却手段4が、そしてマガジン3上には、後述するレーザ制御手段21が搭載されたプリント基板6が取り付けられている。
ヘッド本体1は、図3に示すようにシート状の記録媒体7が巻き付けられたドラム8の近傍にマガジン3に収納された状態で設置されていて、ドラム8の回転に伴い主走査方向Xに移動される記録媒体7に対し、主走査方向Xと直交する副走査方向Yへマガジン3ごと移動されるようになっており、ドラム8はサーボモータ等よりなる主走査駆動手段9により主走査方向へ回転され、またヘッド本体1は、リニアモータ等よりなる副走査駆動手段10により副走査方向Yへ往復動されるようになっている。
ヘッド本体1のマガジン3には、図2に示すように副走査方向Yと平行する列Lに、例えば17本のレーザ記録手段2が配列され、主走査方向Xに例えば5段L1〜L5設けられており、ヘッド本体1の1ユニット当たり計85本(85チャンネル)のレーザ記録手段2が収容されている。
各レーザ記録手段2が収容されたマガジン3の収容室3aは、マガジン3の表裏面に水平方向に貫通していて、図11に示すように断面がほぼ正方形、若しくは丸穴となっており、収容室3aの例えば一方の垂直面と、これに直角な底面が基準面3b,3cとなっており、基準面3b,3cが交わる角部と対角線上に位置する角部に凹溝3dが形成されていて、この凹溝3d内に、レーザ記録手段2の外周面を基準面3b,3cに圧接する例えば板ばねよりなる付勢手段11が収容されている。
各収容室3aに収容されたレーザ記録手段2の列L方向のピッチ及び段方向のピッチ(各列L1〜L5のピッチ)は、例えば2400dpi、2540dpi、2438.4dpiの高解像度の画像が記録媒体7に記録できるように次のように設定されている。
光記録ヘッドでは、高解像度の画像を高速で記録媒体7に記録するため、ヘッド本体1を複数ユニットU1,U2・・Un、副走査方向Yへ連結して使用している。
この寸法のマガジン3に85本のレーザ記録手段2を一列に並べて設けることは困難なので、本実施の形態では1列当たり17本を5段に設けて85チャンネルとしているが、各列L1〜5のレーザ記録手段2のピッチを可能な限り小さくすることにより記録時間の短縮が図れることは、すでに特許文献1等で知られている。
またレーザ記録手段2で記録媒体7に形成する画像の解像度は、記録媒体7上のレーザビーム12cのスポットサイズと副走査方向Yの送り速度で決定される。
従って従来では、解像度を変える毎にズームレンズ等の光学系によりスポットサイズを変え、また副走査方向Yの送り速度を変えているが、この方法ではズームレンズ等の光学系が必要となり、本発明のペンシル型レーザ記録手段2を採用した光記録ヘッドでは実現困難である。
そこで本発明の実施の形態では、レーザ記録手段2の配列を工夫することにより、副走査方向Yの制御のみで複数解像度、例えば2400,2540,2438.4dpiでの記録を可能としたマルチレーザ配列を採用している。
すなわち光学系に依存せずに複数解像度を実現するため、本来最小公倍数で並べる必要があるレーザ記録手段2を整数倍で並べて、その誤差分を、最小公倍数的に並べている(表1参照)。
Figure 2007237691
例えば解像度2400dpiの画像を記録しようとした場合のレーザビーム12cのビーム径は10.58μmである。
これを列L方向に並べて直線を描画しようとした場合、各レーザ記録手段2を列L方向に10.5μのピッチで並べる必要があり、これではレーザ記録手段2のケース2a同士が干渉してマガジン3内に収容することは困難である。
そこで実施の形態では、各列Lに配列したレーザ記録手段2を図5に示すように各列L1〜L5毎に副走査方向Yにずらしている。
すなわち第1列目のL1の端部にあるレーザ記録手段2をチャンネルch1としたら、チャンネルCH2を2列L2に配置し、チャンネルch1とチャンネルch2のピッチをレーザ間ピッチ(μm)としている。
以下各列L1〜L5毎にレーザ間ピッチずつチャンネルch3、チャンネルch4、チャンネルch5とずらしたら、チャンネルch6を第1列L1に設けている。
これによって第1列L1に配置されるレーザ記録手段2の隣接ピッチ(実配列ピッチ)は、同じ列に並べる場合のほぼ5倍となるため、レーザ記録手段2のケース2a同士が互いに干渉せずにマガジン3に配列可能になる。
以上のようにしてマガジン3の収容室3aにレーザ記録手段2を収容した結果、各レーザ記録手段2は図2に示すように各列L毎にレーザ記録手段2のピッチが斜めにずれた配列となり、各チャンネル間のピッチ(レーザ間ピッチ)は解像度2400dpiの場合、約10.58μmとなる。
また記録媒体7の表面におけるスポット径を解像度2400dpi時のドットピッチ(レーザ間ピッチ)と同じにした場合、図6の(c)に示すように各ドットが重なることなく一直線上に記録されることになるが、解像度2540dpiの場合は、副走査方向Yの送りピッチが10μm、2438.4dpiの場合は、副走査方向Yの送りピッチが10.4μmとなるため、解像度2400dpi時と同じスポット径では、図6の(a)や(b)に示すように隣接するドット同士が多少重なるが、このオーバラップ量は1μm以下であって視認困難なことから、実用上ほとんど問題はない。
一方マガジン3の各収容室3aに収容されたレーザ記録手段2は、図4に示すように、収容室3aに収容可能な筒状のケース2aを有している。
ケース2aの一端側には、発光点12aの中心(光軸)Oが、ケース2aの中心O1と偏心量εだけ偏心して半導体レーザ12が取り付けられており、ケース2aの端面より突出された端子12bに、レーザ制御手段21が電気的に接続されている。
ケース2a内には、半導体レーザ12側に寄った位置に隔壁2bが形成されていて、この隔壁2bと半導体レーザ12の間にコリメータレンズ13が設けられており、コリメータレンズ13は、支持部材14によりケース2aの内面に支持されている。
支持部材14は、半導体レーザ12の接離方向へ移動自在となっていて、ケース2aの外周面に穿設された調整孔2cより偏心ドライバ等の工具15を挿入し、工具15を回転することにより、半導体レーザ12より射出されたレーザビーム12cの平行度調整が行えるようになっており、平行度調整後は接着剤16によりケース2aに支持部材14が固定されている。
ケース2a内の隔壁2bには、コリメータレンズ13の光軸と一致するように貫通孔2dが穿設されていて、この貫通孔2dに整形レンズ17が嵌着され、接着剤16によりケース2aに固定されている。
隔壁2bのコリメータレンズ13側と反対の面には、アパーチャ18が設けられていて、整形レンズ17により整形されたレーザビーム12cの径を一定にしており、ケース2aの他端側には、レーザビーム12cを記録媒体3に集光する対物レンズ19が嵌合され、接着剤16によりケース2aの端部に固定されている。
一方ヘッド本体1のマガジン3裏面に設けられた冷却手段4は、ヘッド本体1の1ユニット当たり例えば3基の電動式冷却ファン4aにより形成されている。
各冷却ファン4aは、図3に示すようにマガジン3の裏面に取り付けられたケーシング4b内に収容されていて、各レーザ記録手段2の後方へ向けて送風することにより、半導体レーザ12やマガジン3全体を空冷するようになっている。
マガジン3上に取り付けられたプリント基板6には、半導体レーザ12を制御するレーザ制御手段21が搭載されており、このレーザ制御手段21は、図7に示す制御手段20に接続されている。
制御手段20は、コンピュータからなる主制御手段20aと、記録部20b、画像メモリ20c、操作部20d等からなり、主走査駆動手段9や副走査駆動手段10とも接続されていて、これらを制御するようになっている。
次に前記構成された光記録ヘッドの作用を説明する。
ヘッド本体1を構成するに当たっては、まずヘッド本体1に使用するペンシル型レーザ記録手段2を図8及び図9に示す順序で組み立てる。
まず図8の(a)に示すようにケース2aの一端側から支持部材14に取り付けたコリメータレンズ13を図8の(a)に示すように挿入し、次に図8の(b)に示すように半導体レーザ12を嵌着する。
その後ケース2aの調整孔2cに図8の(c)に示すように工具15を挿入して、支持部材14を半導体レーザ12の接離方向へ移動させ、半導体レーザ12より射出されたレーザビーム12cが平行光となるように平行光調整を行った後、図8の(d)に示すように調整孔2cに接着剤16を充填して、コリメータレンズ13を調整位置に固定する。
次に図9の(a)に示すようにケース2aの他端側から整形レンズ17を隔壁2bの取り付け孔2dへ挿入して、接着剤16でケース2aに固定したら、図9の(b)に示すようにケース2aの他端側よりアパーチャ18を挿入して、図9の(c)に示すように隔壁2bの端面に固定する。
最後に図9の(d)に示すようにケース2aの他端に対物レンズ19を嵌着して接着剤16で固定する。
以上のようにして組み立てられたペンシル型のレーザ記録手段2を、ヘッド本体1の1ユニット当たり例えば85本製作する。
次に予め亜鉛ダイカストにより成形したマガジン3の各収容部3aへレーザ記録手段2を図4に示すように挿入し、凹溝3d内に収容された付勢手段11によりレーザ記録手段2のケース2aを、収容部3aの2面の基準面3b,3cへ圧接させる。
この状態では、図11に示すように各基準面3b,3cの中心が交差する中心Oに対し、予めケース2aの中心より予め偏心量εだけ偏心させた半導体レーザ12の光軸中心O1にバラツキが生じていることと、ヘッド本体1をドラム8の外周面に図12に示すように対向させて取り付けた場合、ドラム8の中心付近と、中心より上下にずれているレーザ記録手段2とでは、焦点位置12dにずれ量Sが生じるため、これらを修正する必要がある。
レーザ記録手段2の光軸調整に当たっては、図10に示すようにケース2aの一端側に接続した治具2fをチャック等の把持手段25で把持し、この上体でマガジン3に対しレーザ記録手段2を回転可能にする。
次に図13に示すような多数のスリット26aが形成された描画マスク26を用意する。
描画マスク26には、ヘッド本体1のマガジン3に収容されたレーザ記録手段2と同様な配列で多数のスリット26aが形成されており、この描画マスク26をレーザ記録手段2と受光センサ27の間に図13の(a)に示すように介在させて、レーザ記録手段2の半導体レーザ12より受光センサ27へ向けてレーザビーム12cを照射する。
半導体レーザ12より射出されたレーザビーム12cは、描画マスク26のスリット26aを通過して受光センサ27に達するが、このとき半導体レーザ12の光軸がずれていると、図13の(b)に示すようにレーザビーム12cが描画マスク26に遮断された受光センサ27に到達しない。
そこで把持手段25によりレーザ記録手段2を回転させると、レーザビーム12cによるスポット12eが図13の(b)に示すように移動し、スリット26aを通過したレーザビーム12cは、受光センサ27に達するようになる。
その結果受光センサ27からは、図13の(c)に示す出力信号が出力されるので、出力信号が最も強くなる位置(スポット位置)にレーザ記録手段2を回転させて、光軸を調整する。
レーザ記録手段2の光軸調整が終了したら、ヘッド本体1を図示しない画像形成装置に実際に装着して焦点調整を行うが、画像形成装置には、副走査方向Yへ複数のユニットU1,U2・・・Unを連結して光記録ヘッドを構成する。
図14は複数のユニットU1,U2・・・Unを連結した光記録ヘッドの正面図を示すもので、各ヘッド本体1に設けられたマガジン3の連結部の隙間は0.5mm程度となっている。
また図12は画像形成装置に装着したヘッド本体1とドラム8の位置関係を示すもので、例えば5段に設けられたレーザ記録手段2の中段、すなわち3列目L3のレーザ記録手段2の中心とドラム8の中心線を一致させて、3列目L3のレーザ記録手段2のレーザビーム12cの焦点12dを、ドラム8に巻き付けられた記録媒体7の表面に合わせた場合、3列目L3のレーザ記録手段2の上下に位置する4列目L4及び2列目L2のレーザ記録手段2のレーザビーム12cの焦点12dと、3列目L3のレーザ記録手段2のレーザビーム12cの焦点12dのずれ量Sは、ドラム8の半径Rが200mmの場合0.25mmとなり、3列目L3のレーザ記録手段2と、その列以外の列のレーザ記録手段2の間に焦点ずれが生じてしまう。
これを補正するために、記録媒体8の接離方向にレーザ記録手段2を移動させて、各レーザ記録手段2とも、ドラム8の表面の記録媒体7にレーザビーム12cの焦点12dが合うように焦点調整を行う。
そして全てのレーザ記録手段2の焦点調整が完了したら、調整位置がずれないように接着等の手段で各レーザ記録手段2をマガジン3に固着する。
各レーザ記録手段2の光軸調整と焦点調整が終了したら、各レーザ記録手段2の半導体レーザ12とマガジン3上に取り付けられたプリント基板6とを電気的に接続した後、マガジン3の背面に冷却手段4を取り付けて、画像形成装置への光記録ヘッドの組み込みを完了するもので、次に光記録ヘッドの実際の動作を説明する。
光記録ヘッドにより画像を形成(記録)する記録媒体7は、主として新聞等の印刷物を印刷する際の印刷原版に使用するもので、ベースフィルムの表面に昇華染料を塗布したシート状の記録媒体7をドラム8の表面に巻き付けて、レーザビーム12cにより記録媒体7に画像を形成する方法で行う。
記録媒体7に画像を形成するに当たって、操作部20dより画像の解像度を入力し、運転を開始すると、ドラム8は、制御手段20の主制御手段20aにより回転が制御される主走査駆動手段9により主走査方向Xへ例えば300rpmで回転され、複数のユニットU1,U2・・・Unにより構成されたヘッド本体1は、主制御手段20aにより送り速度が制御される副走査駆動手段10により副走査方向Yへ往復動される。
半導体レーザ12は、画信号に応じたレーザビーム12cを発生し、半導体レーザ12より射出されたレーザビーム12cは、コリメータレンズ13により平行光となって整形レンズ17に達し、整形レンズ17により整形された後アパーチャ18によりビーム径が一定の径に絞られて対物レンズ19に到達し、対物レンズ19により記録媒体7の表面に集光されて、画像データを基に記録媒体7に画像が次のように形成される。
記録媒体7の表面に塗布された昇華染料は、レーザビーム12cの熱エネルギーにより記録媒体7から離散され、離散した昇華染料は図示しない吸引手段により吸引される。
ドラム8が1回転して記録媒体7を主走査方向Xに1ライン分移動されるたび、副走査駆動手段10がヘッド本体1を記録媒体の副走査方向Yに所定量だけ移動させ、この動作を繰り返して記録媒体7全体を走査することにより、記録媒体7に画像を形成する。
記録媒体7に形成される画像は、画像メモリ20c内で各半導体レーザ12毎に振り分けられ、記録媒体7に記録する際、レーザ記録手段2の対物レンズ19側より記録媒体7へ向けてレーザビーム12cが照射されるが、常に主走査方向Xに対して同じ位置で照射するように制御されている。
すなわち、最初に記録を行う列L1に対し、次の列L2は予め設定された時間だけ遅らせて照射され、以後の列L3もそれぞれ設定された時間分最初の列L1,L2より遅らせて照射されるが、この遅延時間の調整はある任意の解像度で一度行えばよい。
以上のようにして記録媒体7の全体に画像を形成することにより、印刷原版を製作するもので、幅の大きい印刷原版に対して、高解像度の画像を高速で記録することができるため、生産性の向上が図れるようになる。
本発明の光記録ヘッドは、幅広な印刷原版に対しても、光学系を大型化せずとも、高解像度の画像を高速で形成することができるため、記録媒体に高解像度の画像を高速で形成する光記録ヘッド等に最適である。
本発明の実施の形態になる光記録ヘッドの斜視図 本発明の実施の形態になる光記録ヘッドの正面図 本発明の実施の形態になる光記録ヘッドの側面図 図3のA−A線に沿う拡大断面図 本発明の実施の形態になる光記録ヘッドに設けられたレーザ記録手段の配列を示す説明図 本発明の実施の形態になる光記録ヘッドに設けられたレーザ記録手段により形成された画素の説明図 本発明の実施の形態になる光記録ヘッドを制御する制御系のブロック図 本発明の実施の形態になる光記録ヘッドに設けられたレーザ記録手段の組み立て工程を示す説明図 本発明の実施の形態になる光記録ヘッドに設けられたレーザ記録手段の組み立て工程を示す説明図 本発明の実施の形態になる光記録ヘッドに設けられたレーザ記録手段の光軸調整時の説明図 本発明の実施の形態になる光記録ヘッドに設けられたレーザ記録手段の光軸調整時の説明図 本発明の実施の形態になる光記録ヘッドに設けられたレーザ記録手段の焦点の説明図 本発明の実施の形態になる光記録ヘッドに設けられたレーザ記録手段の光軸調整時の説明図 本発明の実施の形態になる光記録ヘッドを複数配列した状態の正面図
符号の説明
1 ヘッド本体
2 レーザ記録手段
2a ケース
3 マガジン
3a 収容室
3b 基準面
3c 基準面
3d 凹溝
7 記録媒体
9 主走査手段
10 副走査手段
11 付勢手段
12 半導体レーザ
12c レーザビーム
20 制御手段
21 レーザ制御手段
X 主走査方向
Y 副走査方向

Claims (3)

  1. 主走査方向へ移動される記録媒体に対し、前記主走査方向と直行する副走査方向へ移動されるヘッド本体と、前記ヘッド本体に設けられ、かつ前記記録媒体に画像を形成する複数のレーザ記録手段とを備えた光記録ヘッドであって、筒状のケースに設けられた半導体レーザ及び前記半導体レーザより射出されたレーザビームを前記記録媒体に照射する光学系とからなるペンシル型のレーザ記録手段と、前記レーザ記録手段が副走査方向へ複数配置されて列が形成され、かつ前記列が前記主走査方向に複数段配列されたヘッド本体とを具備したことを特徴とする光記録ヘッド。
  2. 前記ヘッド本体に、前記列方向に等間隔に形成され、かつ前記段方向にピッチをずらして形成された複数の収容室を有するマガジンを設けると共に、前記収容室に前記レーザ記録手段を収容してなる請求項1に記載の光記録ヘッド。
  3. 前記収容室に収容された前記レーザ記録手段の前記列方向の配列ピッチを、前記記録媒体に形成すべき画像解像度の最小単位に設定してなる請求項1または2に記載の光記録ヘッド。

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