JP5223292B2 - 画像記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プレート(記録媒体)にレーザ光を照射して画像記録を行う画像記録装置に関するものである。
平版印刷用の印刷版を形成するために、表面部に感剤をコーティングしたアルミニウム製のプレート(記録媒体)を外周部に巻き付けて固定したドラムを回転し、このプレートにレーザ光を照射して画像を記録(露光)する装置がある。
このような画像記録装置において、ドラム上に巻き付けられたプレートへの画像の記録は、レーザ光をオン/オフして、必要なパターンを露光することにより行われる。一方、高速に回転するドラムに対して設けられたレーザヘッドを基台のスケール上を移動させることにより、副走査を行っている。
ところで、このような画像記録装置においては、ドラムや基台のスケール等の部品は、画像記録時に画質への影響が少なくなるように構成されると共に、レーザ光の照射位置等を変動分に対応して補正するものがある(特許文献1参照)。
特開2002−98925公報
従来の画像記録装置は、光記録ヘッドを基台のスケール上を移動させる副走査を伴う構成であるが、その副走査移動の距離を少なくするために、光記録ヘッドに組み込まれるレーザユニットの数も増加傾向にある。
そして、近年では、レーザユニットの数の増加により隣接するレーザユニットの間隔を全て同じ間隔に調整することが困難となり、また、調整できたとしても、装置の振動などにより調整がずれるなどして、各々のレーザユニットの記録位置がずれるという問題があった。
この記録位置のずれは、隣接する各々のレーザユニットの記録領域が重複するようにずれた場合(隣接するレーザユニットの間隔が所定の間隔より狭くなった場合)は人の目にはそれほど目立たず画像に影響を与えないが、記録領域の間に隙間が生じるようにずれた場合(隣接するレーザユニットの間隔が所定の間隔より広くなった場合)は、それが白筋となって人の目に非常に目立ってしまい画像に影響を与えるという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するものであって、その目的とするところは、複数のレーザユニットの間隔(レーザチャンネル間ピッチ)が変化しても、画像への影響を少なくすることのできる画像記録装置を提供することである。
本発明の画像記録装置は、画像が記録されるプレートが巻き付けられて装着され且つ回転制御されるドラムと、ドラムに対峙してプレートに画像を記録するための複数のレーザユニットをドラムの軸方向である副走査方向に等間隔に配列し且つ副走査方向に移動可能な光記録ヘッドを備え、光記録ヘッドを副走査方向に移動させると共に、ドラムを副走査方向に直交する主走査方向に回転させて画像を記録する画像記録装置であって、光記録ヘッドを副走査方向に移動させ各々のレーザユニットによりプレートに記録する記録領域が、副走査方向において全ての隣接するレーザユニットの記録領域間で一部が重複または記録領域間に隙間ができないよう、光記録ヘッドの副走査方向への移動速度を制御する制御手段を有するものである。
本発明の画像記録装置によれば、制御手段が光記録ヘッドの送り速度を速くする制御を行ない、一記録ライン当りのピッチ量を増やすことで、レーザチャンネル間ピッチの伸び分を、隣接する各々のレーザユニットの記録領域の記録ラインに均等に分散させることにより、記録領域を、副走査方向において全ての隣接するレーザユニットの記録領域間で一部を重複または記録領域間に隙間ができないようにすることができる。このために、複数のレーザユニットの間隔(レーザチャンネル間ピッチ)が変化しても、画像への影響を少なくすることができる。
請求項1に記載の本発明に係る画像記録装置は、画像が記録されるプレートが巻き付けられて装着され且つ回転制御されるドラムと、前記ドラムに対峙して前記プレートに前記画像を記録するため副走査方向に移動可能な光記録ヘッドを備え、前記光記録ヘッドを前記副走査方向に移動させると共に、前記ドラムを前記副走査方向に直交する主走査方向に回転させて前記画像を記録する画像記録装置であって、前記光記録ヘッドは、複数のレーザユニットを前記ドラムの軸方向である副走査方向の一列に等間隔に配列するとともに前記列を主走査方向に複数設け、且つ前記レーザユニットを前記列毎に所定のレーザチャンネル間ピッチで副走査方向にずらして設け、前記レーザチャンネル間ピッチが前記所定のレーザチャンネル間ピッチよりも拡大して前記各々のレーザユニットで記録した隣接する記録領域間に隙間が発生するとき、一つの前記レーザユニットの記録領域内の一記録ライン当たりのピッチ量を増やして前記拡大によるレーザチャンネル間ピッチの伸び分を複数の前記記録ラインに分散させて前記隙間が無くなるように、前記光記録ヘッドの前記副走査方向への移動速度を速くする制御を行う制御手段を有するものである。
前記構成により、制御手段が、光記録ヘッドの送り速度を速くする制御を行ない、一記録ライン当りのピッチ量を増やすことで、レーザチャンネル間ピッチの伸び分を、隣接する各々のレーザユニットの記録領域の記録ラインに均等に分散させることにより、記録領域を、副走査方向において全ての隣接するレーザユニットの記録領域間で一部を重複または記録領域間に隙間ができないようにすることができる。このために、複数のレーザユニットの間隔(レーザチャンネル間ピッチ)が変化しても、画像への影響を少なくすることができる。
また、請求項2は、請求項1に記載の画像記録装置において、前記レーザチャンネル間ピッチが前記所定のレーザチャンネル間ピッチよりも狭まり前記各々のレーザユニットで記録した隣接する記録領域間にオーバーラップ部が発生するとき、前記制御手段が、一つの前記レーザユニットの記録領域内の一記録ライン当りのピッチ量を減らして前記レーザチャンネル間ピッチの縮み分を複数の前記記録ラインに分散させて前記オーバーラップ部が無くなるように、前記光記録ヘッドの前記副走査方向への移動速度を遅くする制御を行うものである。
前記構成により、制御手段が、光記録ヘッドを通常の送り速度より遅い速度で副走査方向に移動させて、一記録ライン当りのピッチ量を減らすことで、レーザチャンネル間ピッチの縮み分を、隣接するレーザユニットの記録領域の複数の記録ラインに均等に分散して、最終記録ライン後の記録画像のオーバーラップ部Gを無くすことができる。このために、複数のレーザユニットの間隔(レーザチャンネル間ピッチ)が変化しても、画像への影響を少なくすることができる。
また、請求項3は、請求項に記載の画像記録装置において、制御手段は、光記録ヘッドの副走査方向への移動速度を隙間の広さに応じて速くするものである。
前記構成により、光記録ヘッドを、隙間が広いほど速い速度で副走査方向に移動させて、一記録ライン当りのピッチ量を増やすことで、レーザチャンネル間ピッチの伸び分を、隣接する各々のレーザユニットの記録領域の記録ラインに均等に分散させることにより、この隙間を無くすことができる。このために、複数のレーザユニットの間隔(レーザチャンネル間ピッチ)が変化しても、画像への影響を少なくすることができる。
また、請求項4は、請求項に記載の画像記録装置において、制御手段は、光記録ヘッドの副走査方向への移動速度を複数の隙間の中で一番広い隙間に応じて速くするものである。
前記構成により、光記録ヘッドの送り速度を速くする制御を行い光記録ヘッドを副走査方向に移動させて、一記録ライン当りのピッチ量を増やすことで、レーザチャンネル間ピッチの伸び分を、隣接する各々のレーザユニットの記録領域の記録ラインに均等に分散させることにより、記録領域間で検出される隙間のうち一番広い隙間を無くすことができる。このために、複数のレーザユニットの間隔(レーザチャンネル間ピッチ)が変化しても、画像への影響を少なくすることができる。
また、請求項5は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像記録装置において、光記録ヘッドをねじ送りにより移動させる送りねじ部材を備え、送りねじ部材を回転させることで光記録ヘッドを副走査方向に移動させると共に、送りねじ部材の回転速度を変更することにより光記録ヘッドの副走査方向への移動速度を制御するものである。
前記構成により、制御手段は、送りねじ部材の回転速度を変えて光記録ヘッドの副走査方向への移動速度を変えることができる。このために、送りねじ部材を速く回転させることで、光記録ヘッドの送り速度を速くする制御を行い、光記録ヘッドを、通常の送り速度より速い速度で副走査方向に移動させて、一記録ライン当りのピッチ量を増やすことで、レーザチャンネル間ピッチの伸び分を、隣接する各々のレーザユニットの記録領域の記録ラインに均等に分散させることにより、プレートに記録する記録領域を、副走査方向において全ての隣接するレーザユニットの記録領域間で一部を重複または記録領域間に隙間ができないようにすることができる。このために、複数のレーザユニットの間隔(レーザチャンネル間ピッチ)が変化しても、画像への影響を少なくすることができる。
以下、本発明に係る画像記録装置の実施の態様を、図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る画像記録装置の正面図、図2は同画像記録装置の一部省略した斜視図、図3は同画像記録装置における光記録ヘッドのユニット本体の斜視図、図4は同ユニット本体の正面図、図5は同ユニット本体に設けられたレーザユニットの配列を示す説明図、図6は同ユニット本体を複数配列した状態の正面図、図7は同光記録ヘッドの側面図、図8は図7のD−D線に沿う拡大断面図、図9は同ユニット本体とドラムの位置関係の説明図、図10は本発明に係る画像記録装置の画像記録制御手段のブロック図である。
図1に示すように、本発明に係る画像記録装置はドラム5と光記録ヘッドHを備えており、ドラム5の表面には、光記録ヘッドHにより画像を記録する記録媒体であるプレート4が巻き付けて装着してある。プレート4は、印刷物を印刷する際の印刷原版に使用するもので、ベースとなるアルミ基材の表面に、例えば感光層を塗布した板状である。ドラム5は主走査モータ6により主走査方向Xへ回転駆動されるものである。このプレート4は図1に示すようにドラム5に1枚巻き付けて装着しても良いし、図2に示すようにドラム5に2枚巻き付けて装着することもできる。
また、図3に示すように、光記録ヘッドHはユニット本体1を備えており、このユニット本体1は、多数のレーザユニット2を配列支持する支持部材である記録マガジン3を有している。この記録マガジン3には、図4に示すように副走査方向Yと平行する列Rに、複数本のレーザユニット2が配列され、主走査方向Xに例えば5段(R1〜R5)設けてある。
そして、図5に示すように、各列Rに配列したレーザユニット2を各列R1〜R5毎に副走査方向Yにずらしている。すなわち、第1列目のR1の端部にあるレーザユニット2を記録レーザチャンネルCh1としたら、記録レーザチャンネルCh2を2列R2に配置し、記録レーザチャンネルCh1と記録レーザチャンネルCh2のピッチをレーザチャンネル間ピッチ(μm)としている。以下各列R1〜R5毎にレーザチャンネル間ピッチずつ記録レーザチャンネルCh3、記録レーザチャンネルCh4、記録レーザチャンネルCh5とずらしたら、記録レーザチャンネルCh6を第1列R1に設けている。
これによって第1列R1に配置されるレーザユニット2の隣接ピッチ(実配列ピッチ)は、同じ列に並べる場合のほぼ5倍となるために、図8に示すレーザユニット2のケース2a同士が互いに干渉せずに記録マガジン3に配列可能になる。そして、図2に示すように、光記録ヘッドHでは、高解像度の画像を高速でプレート4に記録するために、ユニット本体1を4個、ユニットU1,U2,U3、U4として副走査方向Yに連結し、且つマガジンベース8に搭載して使用している。
そして、図1に示すように、副走査部では、マガジンベース8には、雌ねじ孔(図示せず)を有するスライドブロック32が装着してあり、この雌ねじ孔に、副走査モータ(マガジン送りモータ)7で回転する送りねじ部材であるボールねじ33が螺合している。したがって、副走査モータ7の正逆回転駆動によりボールねじ33を正逆回転させることで、マガジンベース8が主走査方向Xと直交する副走査方向Yへ往復動し、これにより光記録ヘッドHは、副走査モータ7により副走査方向Yへ往復動するようにしてある。
レーザユニット2は、図7に示すように記録マガジン3に配設され、それぞれのレーザユニット2は、図8に示すように、筒状のケース2aに設けられたレーザパッケージ12と、このレーザパッケージ12より射出されたレーザ光をレーザビーム12cとしてプレート4に照射する光学系13を主構成としている。この光学系13は、コリメートレンズ9と成形レンズ10とアパーチャ11と対物レンズ18を、この順序にレーザビーム進行方向にケース2aに配設して構成してある。この場合、アパーチャ11は、成形レンズ10により成形されたレーザビーム12cの径を一定にするものである。
このように構成されたレーザユニット2は、記録マガジン3に設けたレーザユニット収容部15に、押圧付勢ばね16と共に、収容してあって、レーザユニット2は、押圧付勢ばね16によりレーザユニット収容部15の主走査方向Xと副走査方向Yの二面の基準面17に押し付けられている。
また、図9は、ユニット本体1とドラム5の位置関係を示すものであり、例えば、5段に設けられたレーザユニット2の中段、すなわち3列目R3のレーザユニット2の中心とドラム5の中心線を一致させて、3列目R3のレーザユニット2のレーザビーム12cの焦点12dを、ドラム5に巻き付けられたプレート4の表面に合わせた場合、3列目R3のレーザユニット2の上下に位置する4列目R4及び2列目R2のレーザユニット2のレーザビーム12cの焦点12dと、3列目R3のレーザユニット2のレーザビーム12cの焦点12dのずれ量Sは、ドラム5の半径Rが200mmの場合0.25mmとなり、3列目L3のレーザユニット2と、その列以外の列のレーザユニット2の間に焦点ずれが生じてしまう。
これを補正するために、プレート4の接離方向にレーザユニット2を移動させて、各レ−ザユニット2とも、ドラム5の表面のプレート4にレーザビーム12cの焦点12dが合うように焦点調整が行なわれている。そして、全てのレーザユニット2の焦点調整が完了したら、調整位置がずれないように接着等の手段で各レーザユニット2を記録マガジン3に固着してある。
図10に示すように、画像記録制御手段20は、上位システム側の画像サーバ22にインタフェースを介して接続されたインタフェース部23と、インタフェース部23の制御信号を受信するシステムコントロール部24と、主走査モータ6を制御する主走査制御手段である主走査モータドライバー25と、副走査モータ7を制御する副走査制御手段である副走査モータドライバー26と、主走査モータドライバー25及び副走査モータドライバー26を制御する機構コントロール部27と、インタフェース部23からの画像データを記憶する記憶手段であるメモリ(ページメモリもしくは記録レーザチャンネルCh数分のラインメモリ)28と、このメモリ28から画像データを読み出して画像のライン毎にレーザユニット2を選択する選択手段である信号セレクタ29と、システムコントロール部24にユーザー設定情報の入力を行なうユーザー設定入力部31と、事前に記録したプレート4を読み取る検出手段としてのCCD読み取り部34を備えている。このCCD読み取り部34は、読み取ったプレート4に記録される記録領域間の隙間Fを認識し、この隙間Fの寸法を計測し、この隙間Fの補正量を決定する隙間認識・補正量決定部35を有している。
また、図11に示すように、主走査モータ6及び副走査モータ7は、それぞれのエンコーダ6A,7Aによりモータ回転信号が検出されるようにしてある。システムコントロール部24は、各々のエンコーダーによって、正常回転しているかどうかの監視を実施する、もしくは、例えばサーボ制御のようなフィードバック制御を行う。
また、システムコントロール部24及び機構コントロール部27は制御手段であるマイクロコンピュータ30で構成してあり、このマイクロコンピュータ30は、信号セレクタ29により選択した情報に基づき、メモリ28から個々の画像を呼出して、これらの画像を、それぞれ対応する記録マガジン3の記録レーザチャンネルChに割り当てる割当て手段としての機能と、副走査モータドライバー26を作動させて記録マガジン3を副走査方向Yに移動して、それぞれの記録レーザチャンネルChをそれぞれの書出し位置に移動して、各記録レーザチャンネルChを、それぞれ対応するレーザユニット2の記録領域に位置させる書出し位置移動手段としての機能を備えている。
また、マイクロコンピュータ30は、システムコントロール部24において、ユーザー設定入力部31から入力された設定値、もしくはCCD読み取り部34が読み取ったプレート4から記録領域間の隙間Fを検出した場合における補正値に応じて機構コントロール部27に指令して副走査モータドライバー(副走査制御手段)26を制御し、副走査モータ7を回転制御してボールねじ33の回転速度を変えて、光記録ヘッドHの副走査方向Yへの移動速度を変える制御手段を備えている。
この制御手段は、光記録ヘッドHを副走査方向Yに移動させ各々のレーザユニット2によりプレート4に記録する記録領域が、副走査方向Yにおいて全ての隣接するレーザユニット2の記録領域間で一部が重複または記録領域間に隙間ができないよう、光記録ヘッドHの副走査方向への移動速度を制御するし、また、制御手段は、CCD読み取り部34が、読み取ったプレート4から記録領域間の隙間Fを検出した場合に、全ての隣接するレーザユニット2の記録領域間で検出される隙間Fが無くなるよう、光記録ヘッドHの副走査方向Yへの移動速度を速くする制御を行なう。
また、制御手段は、CCD読み取り部34が読み取ったプレート4から記録領域間の隙間Fを検出した場合に、全ての隣接するレーザユニット2の記録領域間で検出される隙間Fが無くなるよう、光記録ヘッドHの副走査方向Yへの移動速度を隙間Fが広いほど速くする制御を行なうし、また、制御手段は、CCD読み取り部34が、読み取ったプレート4から記録領域間の隙間Fを検出した場合に、隙間Fのうち一番広い隙間Fが無くなるよう、光記録ヘッドHの副走査方向Yへの移動速度を速くする制御を行なう。
図12は、理想的な記録レーザチャンネルCh(Ch1,Ch2,Ch3,・・・ChN)のレーザチャンネル間ピッチAと、記録レーザチャンネルCh(Ch1,Ch2,Ch3,・・・ChN)に対応するレーザユニット2の記録ラインL1〜L4の記録ピッチPの関係を示している。なお、記録ラインとしてL1〜L4が、レーザユニット2の列として4列が表示してあるが、これは説明を簡単にするためであり、実際には記録ラインはL1〜L150であり、レーザユニット2の列は図5では5列となっている。
この場合、レーザユニット2が4周し、それに伴ってレーザユニットが副走査方向へ動くことにより次のレーザチャンネルCh(N+1)が受け持つところまで到達でき、隣接する各々のレーザユニット2の記録領域の最終記録ラインL4後に、記録位置のずれである記録画像の隙間Fや記録画像のオーバーラップ部Gが発生することは無い。
しかし、レーザチャンネル間ピッチが理想的なレーザチャンネルピッチAからずれ、図13の補完前の状態に示すように、レーザチャンネル間ピッチAがA+X(Xはレーザチャンネル間の伸びる方向のずれ)に拡大すると、レーザユニット2が4周し、それに伴ってレーザユニットが副走査方向へ動いても次のレーザチャンネルCh(N+1)が受け持つところまで到達できなく、隣接する各々のレーザユニット2の記録領域の最終記録ラインL4後に、記録位置のずれである記録画像の隙間Fが発生するようになる。
また、逆の場合で、図13の補完前の状態に示すように、レーザチャンネル間ピッチAがA−Xに狭まると、隣接する各々のレーザユニット2の記録領域の最終記録ラインL4後に、記録位置のずれである記録画像のオーバーラップ部Gが発生する。
次に画像記録装置の動作を、図1及び図11を参照して説明する。プレート4に画像を形成するに当たって、画像データは、画像サーバ22からインタフェース部23を介してメモリ(ページメモリまたはラインメモリ)28に記憶されており、このメモリ(ページメモリまたはラインメモリ)28から信号セレクタ29が画像データを読み出して、画像のライン毎にレーザユニット2を選択する。これと同時に、インタフェース部23より画像信号を入力し、運転を開始すると、ドラム5は、主走査モータドライバー25により回転が制御される主走査モータ6により主走査方向Xへ回転され、複数のユニットU1,U
2・・・Unにより構成された光記録ヘッドHは、副走査モータドライバー26により送り速度が制御される副走査モータ7により副走査方向Yへ往復動される。
レーザユニット2は画像信号に応じたレーザビーム12cを発生する。すなわち、レーザチップ12aより射出されたレーザ光12bは、光学系13によりレーザビーム12cとなって、プレート4の表面に集光されて、画像データを基にプレート4に画像が次のように形成される。
プレート4の表面に塗布された感光層は、レーザービーム12cの熱エネルギーにより例えば、プレート4上で重合反応による硬化を起し、硬化した部分以外の感光層は、現像機により洗い流される事によって、(インクが付く)親油性部分と(インクが付かない)親水性部分が形成される。
ドラム5が1回転してプレート4を主走査方向Xに一記録ライン分移動されるたび、副
走査制御手段7がユニット本体1をプレート4の副走査方向Yに所定量だけ移動させ、この動作を繰り返してプレート4全体を走査することにより、プレート4に画像を形成する。
プレート4に形成される画像は、メモリ(ページメモリまたはラインメモリ)28から読み出され信号セレクタ29で各レーザユニット2毎に振り分けられ、プレート4に記録する際、レーザユニット2よりプレート4へ向けてレーザビーム12cが照射されるが、常に主走査方向Xに対して同じ
位置で照射するように制御されている。すなわち、最初に記録を行う列R1に対し、次の列R2は予め設定された時間だけ遅らせて照射され、以後の列R3もそれぞれ設定された時間分最初の列R1,R2より遅らせて照射される。
以上のようにしてプレート4の全体に画像を形成することにより、印刷原版を製作するもので、幅の大きい印刷原版に対して、高解像度の画像を高速で記録される。
次に、レーザチャンネル間ピッチの補正をユーザー設定で行い、この補正指示に基づいて副走査制御を行なう制御フローチャートを、図15を参照して説明する。
処理が開始されると、マイクロコンピュータ30では、システムコントロール部24において、ユーザー設定入力部31から、レーザチャンネル間ピッチAの補正指示があるか否かの判断が行なわれる(ステップS1)。
次に、ステップS1において、レーザチャンネル間ピッチAの補正指示がないと判断された場合には、システムコントロール部24から副走査モータ7の速度補正制御信号ではなく、通常の制御信号が機構コントロール部27に送られ、機構コントロール部27は副走査モータ7の速度補正を行なわないことになる(ステップS2)。
ステップS2において、通常の制御信号が機構コントロール部27に送られるために、機構コントロール部27が副走査モータドライバー26に駆動信号を出力することにより、この副走査モータドライバー26が作動して副走査モータ7が起動し、記録マガジン3が副走査方向Yに移動して、各記録レーザチャンネルCh(Ch1,Ch2,Ch3,・・・ChN)が記録開始位置(書出し位置)に移動する(ステップS3)。
次に、機構コントロール部27が主走査モータドライバー25に駆動信号を出力することにより、この主走査モータドライバー25が作動して主走査モータ6が起動し、ドラム5が主走査方向Xに回転を開始する(ステップS4)。
次に、機構コントロール部27が副走査モータドライバー26に駆動信号を出力することにより、この副走査モータドライバー26が作動して副走査モータ7が起動し、記録マガジン3が副走査方向Yに送りを開始して、各記録レーザチャンネルCh(Ch1,Ch2,Ch3,・・・ChN)が移動する(ステップS5)。
各記録レーザチャンネルCh(Ch1,Ch2,Ch3,・・・ChN)に対応したレーザユニット2はレーザビーム12cを発生する。すなわち、レーザチップ12aより射出されたレーザ光は、光学系13によりレーザビーム12cとなって、プレート4の表面に集光される。したがって、各レーザユニット2の記録領域の各記録ラインL1〜L4に記録画像が記録される。
次に、規定ライン全てに記録が行われ(ステップS6)、ドラム5の回転が停止され(ステップS7)、次に、記録マガジン3の副走査方向Yへの送りが停止されて(ステップS8)、処理が終了することになる。
また、ステップS1において、レーザチャンネル間ピッチを増やす補正指示があると判断された場合には(ステップS9)、図13の補完前の状態に示すように、レーザチャンネル間ピッチAがA+X(Xは記録レーザチャンネルCh間の伸び)に拡大して、各レーザユニット2の記録領域間に記録画像の隙間Fが発生しているために、システムコントロール部24から制御信号が機構コントロール部27に送られ、機構コントロール部27は副走査モータ7の送り速度アップ補正を副走査モータドライバー26に指令することになる(ステップS10)。
次に、システムコントロール部24から制御信号が機構コントロール部27に送られ、機構コントロール部27は副走査モータ7の送り速度アップ補正を行う。この場合には、ステップS3からステップS8に至るフローが実行されるが、機構コントロール部27が副走査モータドライバー26に送り速度アップの補正をした駆動信号を出力するために、これらの結果を踏まえて、ステップS3において、記録開始位置(書出し位置)へ光記録ヘッドHを移動し、ステップS5において副走査モータ7の回転を速くする制御が行なわれ、光記録ヘッドH(記録マガジン3)の送り速度が速くなる。
したがって、光記録ヘッドHを、通常の送り速度より速い速度で副走査方向Yに移動させて、図14に示すように、一記録ライン当りのピッチを、補完前のピッチPから補完後のピッチP1にしてピッチ量を増やすことで、図14の補完後の状態に示すように、伸び分Xを、隣接する各々のレーザユニット2の記録領域の記録ラインL1〜L4に均等に分散して最終記録ラインL4後の記録画像の隙間Fを無くす。この場合、図13の補完後の状態に示すように、補完前に発生していたオーバーラップ部Gはさらに重複(オーバーラップ部)が大きくなる。
また、ステップS1において、レーザチャンネル間ピッチを減らす補正指示があると判断された場合には(ステップS11)、図13の補完前の状態に示すように、レーザチャンネル間ピッチAがA−Xに狭まり、隣接する各々のレーザユニット2の記録領域の最終記録ラインL4後に記録画像のオーバーラップ部Gが発生しているために、システムコントロール部24から制御信号が機構コントロール部27に送られ、機構コントロール部27は副走査モータ7の送り速度ダウン補正を副走査モータドライバー26に指令することになる(ステップS12)。
次に、システムコントロール部24からの制御信号が機構コントロール部27に送られ、機構コントロール部27は副走査モータ7の送り速度ダウン補正を行う。この場合には、ステップS3からステップS8に至るフローが実行されるが、機構コントロール部27が副走査モータドライバー26に送り速度ダウンの補正をした駆動信号を出力するために、これらの結果を踏まえて、ステップS3において、記録開始位置(書出し位置)へ光記録ヘッドHを移動し、ステップ5において副走査モータ7の回転を遅くする制御が行なわれ、光記録ヘッドH(記録マガジン3)の送り速度が遅くなる。
したがって、狭まったレーザチャンネル間ピッチA−Xである状態を通常のレーザチャンネル間ピッチAに見合うように、光記録ヘッドHを、通常の送り速度より遅い速度で副走査方向Yに移動させて、一記録ライン当りのピッチ量を減らすことで、縮み分Xを隣接するレーザユニット2の記録領域の記録ラインL1〜L4に均等に分散して最終記録ラインL4後の記録画像のオーバーラップ部Gを無くす。
次に、レーザチャンネル間ピッチを検出手段であるCCD読み取り部34が検出し、この検出した補正量に基づき副走査制御を行なう制御フローチャートを、図16を参照して説明する。
処理が開始されると、CCD読み取り部34は、事前にプレート4に記録された情報を読み取り(ステップT1)、隙間認識・補正量決定部35は、読み取った情報からプレート4の記録領域間の隙間Fを認識し(ステップT2)、この隙間Fの寸法を計測し(ステップT3)、この隙間Fの補正量を決定する(ステップT4)。
次に、マイクロコンピュータ30では、システムコントロール部24において、レーザチャンネル間ピッチAの隙間Fの補正が必要か否かの判断が行なわれる(ステップT5)。
次に、ステップ5において、レーザチャンネル間ピッチAの補正が必要がないと判断された場合には、システムコントロール部24から副走査モータ7の速度補正制御信号ではなく、通常の制御信号が機構コントロール部27に送られ、機構コントロール部27は副走査モータ7の速度補正を行なわないことになる(ステップT6)。
次に、副走査モータ7の速度補正を行なわない通常の制御信号が機構コントロール部27に送られるために、機構コントロール部27が副走査モータドライバー26に駆動信号を出力することにより、この副走査モータドライバー26が作動して副走査モータ7が起動し、記録マガジン3が副走査方向Yに移動して、各記録レーザチャンネルCh(Ch1,Ch2,Ch3,・・・ChN)が記録開始位置(書出し位置)に移動する(ステップT7)。
次に、機構コントロール部27が主走査モータドライバー25に駆動信号を出力することにより、この主走査モータドライバー25が作動して主走査モータ6が起動し、ドラム5が主走査方向Xに回転を開始する(ステップT8)。
次に、機構コントロール部27が副走査モータドライバー26に駆動信号を出力することにより、この副走査モータドライバー26が作動して副走査モータ7が起動し、記録マガジン3が副走査方向Yに送りを開始して、各記録レーザチャンネルCh(Ch1,Ch2,Ch3,・・・ChN)が移動する(ステップT9)。
各記録レーザチャンネルCh1,Ch2,Ch3,・・・Ch(N)に対応したレーザユニット2はレーザビーム12cを発生する。すなわち、レーザチップ12aより射出されたレーザ光は、光学系13によりレーザビーム12cとなって、プレート4の表面に集光される。したがって、レーザユニット2の記録領域の各記録ラインL1〜L4に記録画像が記録される。
次に、規定ライン全てに記録が行われ(ステップT10)、ドラム5の回転が停止され(ステップT11)、次に、記録マガジン3の副走査方向Yへの送りが停止されて(ステップT12)、処理が終了することになる。
また、ステップT5において、レーザチャンネル間ピッチを増やす補正指示があると判断された場合には(ステップT13)、図13の補間前の状態に示すように、レーザチャンネル間ピッチAがA+X(Xは記録レーザチャンネルCh間の伸び)に拡大して、隣接するレーザユニット2の記録領域間に記録画像の隙間Fが発生しているために、システムコントロール部24から制御信号が機構コントロール部27に送られ、機構コントロール部27は副走査モータ7の送り速度アップ補正を副走査モータドライバー26に指令することになる(ステップT14)。
次に、システムコントロール部24から制御信号が機構コントロール部27に送られ、機構コントロール部27は副走査モータ7の送り速度アップ補正を行う。この場合には、ステップT7からステップT12に至るフローが実行されるが、機構コントロール部27が副走査モータドライバー26に送り速度アップの補正をした駆動信号を出力するために、これらの結果を踏まえて、ステップT7において、記録開始位置(書出し位置)へ光記録ヘッドHを移動し、ステップT9において副走査モータ7の回転を速くする制御が行なわれ、光記録ヘッドH(記録マガジン3)の送り速度が速くなる。
したがって、光記録ヘッドHを、通常の送り速度より速い速度で副走査方向Yに移動させて、図14に示すように、一記録ライン当りのピッチを、補完前のピッチPから補完後のピッチP1にしてピッチ量を増やすことで、図14の補完後の状態に示すように、伸び分Xを隣接するレーザユニット2の記録領域の記録ラインL1〜L4に均等に分散して最終記録ラインL4後の記録画像の隙間Fを無くすし、また、記録領域間で検出される隙間Fのうち一番広い隙間Fを無くすようにする。
また、制御手段は、副走査モータ7の回転速度を制御してボールねじ33を速く回転させることで、拡大したレーザチャンネル間ピッチA+Xを減らすように、光記録ヘッドHを、通常の送り速度より速い速度で副走査方向Yに移動させて、一記録ライン当りのピッチ量を増やすことで、伸び分Xを隣接するレーザユニット2の記録領域の記録ラインL1〜L4に均等に分散して最終記録ラインL4後の記録画像の隙間Fを無くす。この場合、図13の補完後の状態に示すように、補完前に発生していたオーバーラップ部Gはさらに重複(オーバーラップ部)が大きくなる。
また、ステップT5において、レーザチャンネル間ピッチを減らす補正指示があると判断された場合には(ステップT15)、図13の補完前の状態に示すように、レーザチャンネル間ピッチAがA−Xに狭まり、レーザユニット2の記録領域の最終記録ラインL4後に記録画像のオーバーラップ部Gが発生しているために、システムコントロール部24から制御信号が機構コントロール部27に送られ、機構コントロール部27は副走査モータ7の送り速度ダウン補正を副走査モータドライバー26に指令することになる(ステップT16)。
次に、システムコントロール部24から制御信号が機構コントロール部27に送られ、機構コントロール部27は副走査モータ7の送り速度ダウン補正を行う。この場合には、ステップS7からステップS12に至るフローが実行されるが、機構コントロール部27が副走査モータドライバー26に送り速度ダウンの補正をした駆動信号を出力するために、これらの結果を踏まえて、ステップS7において、記録開始位置(書出し位置)へ光記録ヘッドHを移動し、ステップ9において副走査モータ7の回転を遅くする制御が行なわれ、光記録ヘッドH(記録マガジン3)の送り速度が遅くなる。
したがって、制御手段は、狭まったレーザチャンネル間ピッチA−Xである状態を通常のレーザチャンネル間ピッチAに見合うように、光記録ヘッドHを、通常の送り速度より遅い速度で副走査方向Yに移動させて、一記録ライン当りのピッチ量を減らすことで、縮み分Xをレーザユニット2の記録領域の記録ラインL1〜L4に均等に分散して最終記録ラインL4後の記録画像のオーバーラップ部Gを無くす。
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、ユーザー設定入力部34でレーザチャンネル間ピッチAの補正指示を行い、この補正指示に基づいて、制御手段は、光記録ヘッドHを、通常の送り速度より速い速度で副走査方向Yに移動させて、一記録ライン当りのピッチ量を増やすことで、レーザチャンネル間ピッチAの伸び分Xを、隣接する各々のレーザユニット2の記録領域の記録ラインL1〜L4に均等に分散して最終記録ラインL4後の記録画像の隙間Fをなくすことにより、記録領域を、副走査方向Yにおいて全ての隣接するレーザユニット2の記録領域間で一部を重複または記録領域間に隙間ができないようにすることができる。このために、複数のレーザユニット2の間隔(レーザチャンネル間ピッチ)が変化しても、画像への影響を少なくすることができる。
また、本発明の実施の形態によれば、検出手段であるCCD読み取り部34は、事前にプレート4に記録された情報を読み取り、隙間認識・補正量決定部35は、読み取った情報からプレート4の記録領域間の隙間Fを認識し、この隙間Fの寸法を計測し、この隙間Fの補正量を決定する。そして、この決定した隙間Fの補正量に応じて、制御手段は光記録ヘッドHの副走査方向Yへの移動速度を変えることができる。
このために、制御手段は、光記録ヘッドHを、通常の送り速度より速い速度で副走査方向に移動させて、一記録ライン当りのピッチ量を増やすことで、伸び分Xを、隣接する各々のレーザユニット2の記録領域の記録ラインL1〜L4に均等に分散して最終記録ラインL4後の記録画像の隙間Fを無くすことができるし、また、記録領域間で検出される隙間のうち一番広い隙間が無くすことができる。
また、本発明の実施の形態によれば、制御手段は、副走査モータ7の回転速度を制御してボールねじ33を速く回転させることで、光記録ヘッドHを、通常の送り速度より速い速度で副走査方向Yに移動させて、一記録ライン当りのピッチ量を増やすことで、伸び分Xを、隣接する各々のレーザユニット2の記録領域の記録ラインL1〜L4に均等に分散して最終記録ラインL4後の記録画像の隙間Fをなくすことにより、プレート4に記録する記録領域を、副走査方向Yにおいて全ての隣接するレーザユニット2の一部の記録領域間で重複または記録領域間に隙間ができないようにすることができる。このために、複数のレーザユニット2の間隔(レーザチャンネル間ピッチ)が変化しても、画像への影響を少なくすることができる。
本発明に係る画像記録装置は、複数のレーザユニットの間隔(レーザチャンネル間ピッチ)が変化しても、画像への影響を少なくすることができるという効果を有しており、プレートに高解像度の画像を高速で形成する画像記録装置等に最適である。
本発明に係る画像記録装置の正面図 同画像記録装置の一部省略した斜視図 本発明に係る光記録ヘッドのユニット本体の斜視図 同ユニット本体の正面図 同ユニット本体に設けられたレーザユニットの配列を示す説明図 同ユニット本体を複数配列した状態の正面図 同光記録ヘッドの側面図 図7のD−D線に沿う拡大断面図 ユニット本体とドラムの位置関係の説明図 本発明に係る画像記録装置の画像記録制御手段のブロック図 画像記録制御手段のブロック図 理想的なレーザユニットの配列ピッチを表わす説明図 レーザユニットの配列ピッチに整列ムラが発生した補完前の状態と補完後の状態の説明図 補完方法の説明図 レーザチャンネル間ピッチの補正をユーザー設定で行い、この補正指示に基づいて副走査制御を行なう制御フローチャート レーザチャンネル間ピッチを検出手段が検出し、この検出した補正量に基づいて副走査制御を行なう制御フローチャート
符号の説明
1 ユニット本体
2 レーザユニット
3 記録マガジン
5 ドラム
6 主走査制御手段
7 副走査制御手段
12 レーザパッケージ
12a レーザチップ
12b モニタ光(戻り光)
12c レーザビーム
13 光学系
14 フォトディテクタ
20 画像記録制御手段
22 画像サーバ
23 インタフェース部
24 システムコントロール部
25 機構コントロール部
26 メモリ(ページメモリまたはラインメモリ)
27 信号セレクタ
30 マイクロコンピュータ(制御手段)
31 ユーザー設定入力部
32 スライドブロック(副走査部)
33 ボールねじ(送りねじ部材)(副走査部)
34 CCD読み取り部(検出手段)
35 隙間認識・補正量決定部(検出手段)
F 隙間
G オーバーラップ部
H 光記録ヘッド



Claims (5)

  1. 画像が記録されるプレートが巻き付けられて装着され且つ回転制御されるドラムと、前記ドラムに対峙して前記プレートに前記画像を記録するため副走査方向に移動可能な光記録ヘッドを備え、前記光記録ヘッドを前記副走査方向に移動させると共に、前記ドラムを前記副走査方向に直交する主走査方向に回転させて前記画像を記録する画像記録装置であって、
    前記光記録ヘッドは、複数のレーザユニットを前記ドラムの軸方向である副走査方向の一列に等間隔に配列するとともに前記列を主走査方向に複数設け、且つ前記レーザユニットを前記列毎に所定のレーザチャンネル間ピッチで副走査方向にずらして設け、
    前記レーザチャンネル間ピッチが前記所定のレーザチャンネル間ピッチよりも拡大して前記各々のレーザユニットで記録した隣接する記録領域間に隙間が発生するとき、一つの前記レーザユニットの記録領域内の一記録ライン当たりのピッチ量を増やして前記拡大によるレーザチャンネル間ピッチの伸び分を複数の前記記録ラインに分散させて前記隙間が無くなるように、前記光記録ヘッドの前記副走査方向への移動速度を速くする制御を行う制御手段を有することを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記レーザチャンネル間ピッチが前記所定のレーザチャンネル間ピッチよりも狭まり前記各々のレーザユニットで記録した隣接する記録領域間にオーバーラップ部が発生するとき、前記制御手段が、一つの前記レーザユニットの記録領域内の一記録ライン当りのピッチ量を減らして前記レーザチャンネル間ピッチの縮み分を複数の前記記録ラインに分散させて前記オーバーラップ部が無くなるように、前記光記録ヘッドの前記副走査方向への移動速度を遅くする制御を行うことを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  3. 前記制御手段は、前記光記録ヘッドの前記副走査方向への移動速度を前記隙間の広さに応じて速くすることを特徴とする請求項記載の画像記録装置。
  4. 前記制御手段は、前記光記録ヘッドの前記副走査方向への移動速度を前記複数の隙間の中で一番広い隙間に応じて速くすることを特徴とする請求項記載の画像記録装置。
  5. 前記光記録ヘッドをねじ送りにより移動させる送りねじ部材を備え、前記送りねじ部材を回転させることで前記光記録ヘッドを前記副走査方向に移動させると共に、前記送りねじ部材の回転速度を変更することにより前記光記録ヘッドの前記副走査方向への移動速度を制御することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像記録装置。
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