JPH09314825A - 微小帯状模様を補償するプリント方法 - Google Patents

微小帯状模様を補償するプリント方法

Info

Publication number
JPH09314825A
JPH09314825A JP9038878A JP3887897A JPH09314825A JP H09314825 A JPH09314825 A JP H09314825A JP 9038878 A JP9038878 A JP 9038878A JP 3887897 A JP3887897 A JP 3887897A JP H09314825 A JPH09314825 A JP H09314825A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle row
nozzle
medium
print
advance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9038878A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4434325B2 (ja
Inventor
James G Salter
ジェイムズ・ジー・サルター
B Michael Eckard
ビー・マイケル・エッカード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HP Inc
Original Assignee
Hewlett Packard Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hewlett Packard Co filed Critical Hewlett Packard Co
Publication of JPH09314825A publication Critical patent/JPH09314825A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4434325B2 publication Critical patent/JP4434325B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/36Blanking or long feeds; Feeding to a particular line, e.g. by rotation of platen or feed roller
    • B41J11/42Controlling printing material conveyance for accurate alignment of the printing material with the printhead; Print registering
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J25/00Actions or mechanisms not otherwise provided for
    • B41J25/001Mechanisms for bodily moving print heads or carriages parallel to the paper surface
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ノズル列をキャリッジの走査方向に複数本並べ
た構成のインクジェット・ヘッドで、ノズル列が走査方
向に対して傾斜して取り付けられた場合の、プリンとさ
れるドットの間隔が(A)のように不均一になるのを防
止する。 【構成・作用】最初の走査においてノズル列の1つを使
ってドットをプリントし、その後、別途測定した傾斜量
に基づいた微少量だけ媒体を送る。次の走査で、2番目
のノズル列を用いてプリントすると、(B)、(C)の
ようにドットの間隔を均一にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェットプリント
装置に関し、更に詳細にはプリント品質を改善する手法
に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】インクジェット・プリンタ
は個別ドットのパターンをプリント媒体について定義さ
れた配列の特定の位置にプリントすることによりプリン
ト画像を形成する。その位置は直線で囲まれた配列にな
った小さなドットとして便利に可視化される。このよう
な位置は「ドット・ロケーション」、「ドット位置」、
または「画素」と呼ばれることもある。従って、プリン
ト動作はドット位置のパターンをインクのドットで塗り
つぶすことであると見なすことができる。
【0003】インクジェット・プリンタは非常に小さい
インク滴をプリント媒体の上に放出することによりドッ
トをプリントし、また通常は各々がインク放出ノズルを
備えている一つまたは複数のプリントヘッドを支持する
可動キャリッジを備えている。キャリッジはプリント媒
体の表面上を横断し、ノズルがマイクロコンピュータま
たは他のコントローラの命令に従って適切な時刻にイン
ク滴を放出するように制御され、ここでインク滴を印加
するタイミングはプリントしている画像の画素のパター
ンに対応するようにされている。
【0004】インクジェット・プリントヘッドはそれを
通してインク小滴を発射するノズルの配列を備えてい
る。ノズルは普通、媒体の軸と整列している互いに隣接
する列状に配置され、一つの列のノズルはプリントヘッ
ドのプリント解像度またはドット解像度に従って媒体軸
に沿って他の列のノズルに対して互い違いになってい
る。従って、2列ノズル配列の特定の実施例について
は、対角線方向に隣接するノズル間の媒体軸に沿う距離
は、ノズル・ピッチとも言うが、所要ドット解像度(た
とえば、600dpiの場合1/600インチ)の解像度ドット・
ピッチに等しい。使用に当たって、プリントヘッドのノ
ズル列間の物理的間隔は、2つの列が単一の列のノズル
として働くようにスウォースプリントデータ中で適切な
データ・シフトを行うことにより補償される。
【0005】多列ノズル配列を実現することに伴う考慮
事項は、列を媒体軸と精密に機械的に位置合わせするこ
とが必要なことである。ノズル配列の列が媒体軸に対し
て媒体軸及びキャリッジ走査軸に平行な平面に垂直な軸
の周りに傾きまたは回転するように位置決めされた場
合、媒体軸に沿う隣接ノズル間の間隔は等しくなくな
る。具体的には、ノズルとそれに対してある方向で隣接
するノズルとの間の媒体軸に沿った間隔はドット解像度
より小さいが、他の方向のこのようなノズルと隣接ノル
との間の媒体軸に沿った間隔はドット解像度より大きく
なる。その結果、キャリッジ軸に沿って及び媒体軸に沿
ったドット位置合わせが不良であるプリント出力が得ら
れる。
【0006】キャリッジ軸に沿う位置合わせ不良はプリ
ントヘッドのノズルに供給されるプリントパルスのタイ
ミングを制御することにより補正することができる。
【0007】しかし、微小帯模様(microbanding)とも呼
べる、ドット行間の非一様間隔を生ずる媒体軸に沿う位
置合わせ不良は、スウォース(swath)・データの処理に
よって補償することはできない(インクジェット・プリ
ントヘッドには、その走査方向と直角に複数のノズルを
配置しており、一回の走査で複数のドット行からなる帯
状領域に対して一度にプリントを行う。この帯状領域を
「スウォース」と言う。従って、スウォース・データと
はこの帯状領域に対応するデータのことである。)。
【0008】
【概要】従ってインクジェット・プリントヘッドの回転
位置合わせ不良により生ずる媒体軸位置合わせ誤差を補
償する手法を提供することが有利である。
【0009】前述の及び他の長所は、本発明によれば、
媒体走査軸に対するプリントヘッドの左ノズル列及び右
ノズル列の回転位置合わせ不良の量及び方向を決定する
ステップ、最初にプリントするノズル列として左ノズル
列と右ノズル列の一方を選択するステップ、回転位置合
わせ不良を補償する媒体前進補正を決定するステップ、
最初のキャリッジ走査で最初にプリントするノズル列で
プリント媒体上にドットをプリントするステップ、媒体
前進補正だけプリント媒体を移動させるステップ、及び
左ノズル列の右ノズル列の他方でプリント媒体上にドッ
トをプリントするステップ、を備えているインクジェッ
トプリントに対する方法により与えられる。
【0010】本発明の長所及び特徴は図面と関連して読
むとき以下の詳細な説明から当業者により容易に認めら
れるであろう。
【0011】
【実施例】以下の詳細な説明及び図面の幾つかの図にお
いて、類似した要素は類似した参照数字で示している。
【0012】図1は本発明の教示を取り入れた熱インク
ジェット大判プリンタ/プロッタの斜視図である。プリ
ンタ10はスタンド14に取り付けられたハウジング12を備
えている。ハウジングには左及び右の駆動機構筐体16及
び18がある。制御パネル20が右筐体18に取り付けられて
いる。キャリッジ・アセンブリ100は、透明カバー22の
下に隠線で示されているが、やはり隠線で示した案内レ
ール24に沿って往復運動するようになっている。水平軸
またはキャリッジ走査軸に関するキャリッジ・アセンブ
リ100の位置は図2に関して下に更に詳細に説明するよ
うにエンコーダ・ストリップ120(図2)に対するキャ
リッジ位置決め機構110(図2)によって決定される。
紙のようなプリント媒体30はプリント・ローラ154(図
2及び図3)を備えた媒体軸駆動機構により垂直軸また
は媒体前進軸に沿って位置決めされる。
【0013】図2はキャリッジ・アセンブリ100、キャ
リッジ位置決め機構110、及びエンコーダ・ストリップ1
20の斜視図である。キャリッジ位置決め機構110はそれ
によりモータが小さいベルト116を駆動するシャフト114
を備えているキャリッジ位置決めモータ112を備えてい
る。小さいベルト116により、キャリッジ位置決めモー
タ112はそのシャフト118によりアイドラ122を駆動す
る。これにより、アイドラ122は第2のアイドラ12
6により固定されているベルト124を駆動する。ベルト1
24はキャリッジ・アセンブリ100に取り付けられ、それ
を通じて摺動するようになっている。
【0014】キャリッジ軸に関するキャリッジ・アセン
ブリ100の位置はエンコーダ・ストリップ120を使用して
精密に決定される。エンコーダ・ストリップ120は一端
で第1の支柱128により、また他端で第2の支柱129によ
り固定されている。エンコーダ・ストリップ120を、本
願出願人に譲渡されている米国特許第5,276,970で開示
されまた特許請求されているように実施することができ
る。この参考文献に開示されているように、光学リーダ
を備えたキャリッジ位置エンコーダ(図示せず)はキャ
リッジ・アセンブリに設置され、キャリッジ位置信号を
与える。
【0015】キャリッジ・アセンブリ100は各種の色の
インク(たとえば、それぞれ、黒、黄色、マゼンタ、及
びシアンのインク)を貯える4個のインクジェット・プ
リントヘッド・カートリッジつまりペン102、104、10
6、及び108を着脱自在に支持している。キャリッジ・ア
センブリ100がキャリッジ走査軸に沿って移動する際
に、プリントヘッド・カートリッジ102、104、106、及
び108の所定のインク発射抵抗器が付勢されて、インク
滴がそれに対応するインクジェット・ノズルから発射さ
れるようにする。
【0016】図3は図1のプリンタに使用されている媒
体位置決めシステム150を簡略化して表現した斜視図で
ある。媒体位置決めシステム150はプリント・ローラ154
を駆動する媒体軸モータ152を備えている。プリント・
ローラ154の位置は媒体位置エンコーダ156によって確認
される。媒体位置エンコーダ156は、複数の開口159が設
けられているディスクを備えている。光学リーダ160が
プリント・ローラ154の位置、従ってプリント媒体30の
位置も決定しやすくする複数の出力パルスを発生する。
位置エンコーダは当業者に周知である。たとえば、Hewl
ett-Packard Journal、1988年10月号、pp. 99-106にHow
ard C. Epstein等が書いている"Economical High-Perfo
rmance Optical Encoders"を参照されたい。
【0017】図1、図2、及び図3にも示されるよう
に、光学センサ・モジュール200がキャリッジ・アセン
ブリ100に取り付けられて図示されている。センサ・モ
ジュールはプリントヘッドによりプリントされた試験用
の線を光学的に検知し、媒体前進軸を含み且つキャリッ
ジ軸に平行な平面内で測った、媒体前進軸に対するプリ
ントヘッドの回転位置合わせ不良を決定する。このよう
な回転位置合わせ不良の角度をここでは角度θzとす
る。説明用の例として、本願出願人に譲渡されている米
国特許第5,404,020号に開示されているように、センサ
・モジュール200は位相板を使って実現され、またその
出力を処理するための適切な処理回路が設けられてい
る。
【0018】次に、図4に、本発明の手法を実施するこ
とができる図1の熱インクジェット・プリンタを制御す
る制御システムの簡略化されたブロック図を示してあ
る。制御システムは、たとえばホスト・コンピュータか
らプリントデータを受け、プリントデータをバッファ・
メモリ53に格納するインターフェース51を備えている。
マイクロプロセッサ・コントローラ55がプリントデータ
を処理して、マイクロプロセッサ・コントローラ55が使
用するように設けられているRAM57に入っているビッ
トマップ・メモリ57aに格納されるラスタデータを発生
するように構成されている。ROM59もマイクロプロセ
ッサ・コントローラ55が使用するように適切に設けられ
ている。本発明によるプロセスを、本明細書に更に説明
するように、ROM59に入っているプロセスと共にマイ
クロプロセッサ・コントローラ55により実行することが
できる。
【0019】プリント・コントローラ61は、ラスタデー
タの一部をビットマップ・メモリ57aからスウォース・
メモリ63に転送して、スウォース・データをプリントヘ
ッド・カートリッジ102、104、106、108のインク発射素
子を駆動するプリントヘッド・ドライバ67を制御するプ
リントヘッド・ドライバ・コントローラ43に供給する。
プリント・コントローラ61は更にプリント・コントロー
ラ61からの媒体運動命令に従ってプリント・ローラ154
を移動させる媒体軸駆動モータ152を制御する。媒体位
置エンコーダ156は媒体軸駆動モータ152のフィードバッ
ク制御用情報を与える。同様に、キャリッジ軸エンコー
ダ73はプリント・コントローラ61からのキャリッジ運動
命令に従ってキャリッジ・アセンブリ100を支持するイ
ンクジェット・カートリッジを位置決めするキャリッジ
走査軸駆動モータ112にフィードバック制御用フィード
バック情報を与える。多チャネル・アナログ−ディジタ
ル(A/D)変換器75は、光学センサ200の出力に基づく
アナログ信号を受け取り、ノズル配列の回転位置合わせ
不良を決定する処理のために、このようなアナログ信号
をディジタル化したものを提供する。
【0020】さて、図5を参照すると、プリントヘッド
・カートリッジ102、104、106、108の各々に入っている
ノズル配列91を、ノズル配列の上方から見た(すなわ
ち、プリント媒体が図の面の下側を通る)ものが簡化し
て表現してある。ノズル配列91はノズル配列の長手軸L
に平行な左列91L及び右列91Rに構成された複数のノズ
ルを備えており、ここで一つの列のノズルはノズル配列
長手軸Lに沿って千鳥状になっている。図5に距離Pで
示してあるような、対角的に隣接するノズル間のノズル
配列長手軸Lに沿う距離はノズル・ピッチと言われてお
り、例によって示せば、所要ドット解像度(たとえば、
600dpiに対して1/600インチ)のドット・ピッチに等し
い。左及び右の列91L、91Rは列分離距離Dだけ離れて
おり、使用中列間の物理的間隔は二つの列が単一列のノ
ズルとして働くようにスウォースプリントデータの適切
なデータ・シフトにより補償される。理想的には、左及
び右の列91L、91Rは、図5に示すように、媒体前進軸
Aに平行で、それによりノズル配列の長手軸Lが媒体前
進軸Aに平行になる。しかし実際上は、たとえばプリン
トヘッド・カートリッジとプリントキャリッジとの間の
機械的公差の結果、ノズル列91L、91Rは媒体軸に平行
でないかもしれず、従って媒体軸とは大体のところでし
か整列していない。
【0021】参照のため、ノズル列のノズルは、ノズル
列が媒体前進軸と整列している場合、長手軸Lに沿って
プリント媒体が媒体軸方向に沿って前進するとき最初に
出会うノズルから順番がふられる。この媒体軸方向は媒
体前進軸Aの矢印により示される。従って、媒体前進方
向に沿って最も遠くにあるノズルが図の最上部にある左
列のノズルである、図5に示す説明のための例では、こ
のようなノズルはノズル1であり、左ノズル列のノズル
は奇数がふられている。右ノズル列のノズルは図の最上
部にある右列のノズルから始めて偶数がふられる。
【0022】図6は媒体前進軸Aに対して反時計方向の
回転位置合わせ不良があるノズル配列の概略を示してお
り、他方、図7は媒体前進軸Aに対して時計方向の回転
位置合わせ不良のあるノズル配列の概略を示している。
回転位置合わせ不良の量θzは比較的小さく、従って左
列ノズルと右列ノズルとの間の間隔についての媒体軸に
沿った方向の誤差つまりこの方向の位置合わせ不良の量
は(D×tanθz)により非常に厳密に近似すること
ができる。ここでDは左ノズル列と右ノズル列との間の
距離である。このように表すことができる理由は、ノズ
ル列を一方のノズル列のいちばん上または下のノズルを
通過する軸の周りを回転しているように図で表現するこ
とにより、容易に理解することができる。このように表
した場合、他方のノズル列は(D´×tanθz)に等
しい量だけ変位している。ここでD´はノズル列間の距
離をキャリッジ軸上に投影したものである。θzは比較
的小さいから、D´の代わりにDを使用しても正確さを
失わない。参照しやすくするため、回転位置合わせ不良
の量θzは回転位置合わせ不良の方向にかかわらず常に
正の角度であるとしている。このようにすることによっ
て、左列ノズルと右列ノズルとの間の間隔についての媒
体軸に沿った位置合わせ不良(D×tanθz)は常に
正の値を取る。
【0023】一般に、本発明によれば、各ペンについて
回転位置合わせ不良θzの量及び方向が決定され;第1
のスウォースを左列ノズルと右列ノズルの一方でプリン
トし;プリント媒体を計算された媒体微少前進量MAだ
け動かす:この媒体微少前進量MAは(a)第1のスウォ
ースをプリントするように選択されたノズル列、(b)回
転位置合わせ不良θzの量、及び(c)回転位置合わせ不良
θzの方向に基づく;第2のスウォースをノズル列の他
方でプリントする。
【0024】プリントヘッドの回転位置合わせ不良を、
これも本願出願人に譲渡された米国特許第5,404,020号
に開示されているような光学位置合わせシステムを使っ
て一般的に下記のように決定することができる。ドット
をプリントヘッドのノズルを用いてキャリッジ軸に沿う
複数の予め定められた等距離の位置にプリントし、ほぼ
垂直な線分のプリントパターンを作るようにする。位相
板を備えた光学センサを線分の上部を横断して走査させ
る。光学センサの出力は正弦波を含むが、これをディジ
タル化して処理し、基準正弦波の第1の位相角に現れる
信号となる。次に媒体を予め定められた量Hだけ前進さ
せ、光学センサを再び線分を横断して走査させる。光学
センサの出力をディジタル化し、処理して基準正弦波の
第2の位相角に現れる信号となる。第1及び第2の位相
角をキャリッジ軸に沿う距離に変換し、これらの位相距
離間の差を計算する。このような差を予め定められた他
媒体前進量Hで割れば、商のアークタンジェントは回転
位置合わせ不良を与える。
【0025】次に図8(A)を参照すると、図6に示す
ところの反時計方向の位置合わせ不良のあるノズル配列
のノズルによりキャリッジ軸に沿う固定位置でプリント
されるドット・パターンの概略が示されている。ここで
は、プリントされたドットを、当該ドットを生成したノ
ズルのノズル番号により識別している。図示してあるキ
ャリッジ走査軸に沿う位置合わせ不良によるドット配置
誤差は、適切なスウォース・データ遅延により補償され
る。反時計方向回転位置合わせ不良のため、奇数ドット
は媒体前進軸に沿って偶数ドットに対して媒体前進方向
に変位している。
【0026】本発明によれば、反時計方向回転位置合わ
せ不良を第1のキャリッジ走査で左ノズル列を用いてド
ットをプリントし、プリント媒体を2P−(D×tan
θz)に等しいかまたはほぼ等しい量だけ前進させ、第
2のキャリッジ走査で右ノズル列を用いてドットをプリ
ントすることにより補償することができる。固定スウォ
ース位置にプリントされて得られたドットのパターンを
図8(B)に示す。2P−(D×tanθz)の媒体前
進は偶数ドットと奇数ドットとの相対位置の交換を生
じ、これは適切に補償されることが注目される。このよ
うにする代わりに、ドットを第1のキャリッジ走査で右
ノズル列を用いてプリントし、プリント媒体を(D×t
anθz)に等しいかまたはほぼ等しい量だけ前進さ
せ、第2のキャリッジ走査で左ノズル列を用いてドット
をプリントする。後者の方法によって固定スウォース位
置にプリントされて得られたドットのパターンを、図8
(C)に示す。
【0027】次に、図7に示すところの時計方向位置合
わせ不良のあるノズル配列によりキャリッジ軸に沿って
固定位置にプリントされるドット・パターンを、図9
(A)に示す。図7ではプリントされた各ドットは、当
該ドットを生成したノズルのノズル番号により識別され
ている。図示したキャリッジ走査軸に沿う位置合わせ不
良により生ずるドット配置誤差は、適切なスウゥオース
・データ遅延により補償される。時計方向回転位置合わ
せ不良のため、偶数番のドットは媒体前進方向に媒体前
進軸に沿って奇数番目のドットに対して変位している。
【0028】本発明によれば、時計方向回転位置合わせ
不良を、最初のキャリッジ走査で左ノズル列を用いてド
ットをプリントし、プリント媒体を(D×tanθz
に等しいかまたはほぼ等しい量だけ前進させ、第2のキ
ャリッジ走査では右ノズル列を用いてドットをプリント
することにより補正することができる。固定スウォース
位置にプリントされて得られたドットのパターンを図9
(B)に示す。このようにする代わりに、ドットを最初
のキャリッジ走査で右ノズル列を用いてプリントし、プ
リント媒体を2P−(D×tanθz)に等しいかまた
はほぼ等しい量だけ前進させ、第2のキャリッジ走査で
左ノズル列を用いてドットをプリントしてもよい。後者
の方法によって固定スウォース位置にプリントされて得
られたドットのパターンを、図9(C)に示す。2P−
(D×tanθz)の媒体前進は偶数ドットと奇数ドッ
トとの相対位置の交換を生じ、これは適切に補償される
ことが注目される。更に2P−(D×tanθz)の媒
体前進は、最初と最後のノズルによりプリントされるド
ットは隣接するドットからプリント解像度ドット・ピッ
チPより大きい距離だけ離れていることが注目される。
使用に当たって、最初の及び最後のノズルを遮断し、ま
たノズル配列の2本の列でプリントした後の媒体前進量
を適切に選択する。
【0029】これまでに説明したことから、所与の回転
位置合わせ不良は、以下のいずれかの手法によって補償
できる: (a)(D×tanθz)に等しいかまたはほぼ等しい媒体
微小前進量MAを計算するとともに、左と右のノズル列
のどちらで最初にプリントするかをθzの方向の関数と
して決定する; (b)ノズル列のうちの特定の一つで常に最初にプリント
することを指定するとともに、回転位置合わせ不良θz
の方向により(D×tanθz)または2P−(D×t
anθz)である媒体微小前進量をθzの方向の関数とし
て計算する。
【0030】次に図10に単独ノズル配列に対する回転
位置合わせ不良補償のフローチャートを示す。ここで、
図10のフローチャートの各ブロックの動作は以下の通
りである: 211:回転位置合わせ不良θzの大きさ及び方向を判
定する 213:θz =0? 215:媒体軸位置合わせ誤差E=D×tanθzを計
算する 216:媒体軸位置合わせ誤差に基づく所望の微少前進
量をMAにセットする 217:回転位置合わせ不良は時計方向か? 219:右ノズル列を最初にプリントするノズル列とし
て選択し、左ノズル列を次にプリントするノズル列とし
て選択する 221:左ノズル列を最初にプリントするノズル列とし
て選択し、右ノズル列を次にプリントするノズル列とし
て選択する 223:最初のキャリッジ走査において、上で選択され
た最初にプリントするノズル列を使ってドットをプリン
トする 225:媒体をMAだけ進める 227:次のキャリッジ走査において、上で選択された
次にプリントするノズル列を使ってドットをプリントす
る 229:必要なら、プリント媒体を次のスウォースのた
めに進める 231:必要なら、プリント・ステップを繰り返す この方法は、本発明によれば、媒体軸位置合わせ誤差
(D×tanθz)に等しいかまたはほぼ等しい媒体微
小前進量MAを計算し、左と右のノズル配列のいずれで
最初にプリントするかを回転位置合わせ不良θzの方向
の関数として決定する。211で回転位置合わせ不良θz
量及び方向を決定する。ブロック213で、θzが0に等し
いか否か判定する。もし等しければ(YES)、この手
続は終了し、プリントを回転位置合わせ不良の補償なし
で行なう。ブロック213で、判定結果がNOであれば、
ブロック215で、媒体軸位置合わせ誤差Eを(D×ta
nθz)に設定する。ブロック216で、媒体微小前進量M
Aを媒体軸位置合わせ誤差Eに基づいて決定する。たと
えば、媒体微小前進量を媒体軸位置合わせ誤差Eに等し
く設定することができる。このようにする代わりに、媒
体微小前進量を媒体軸位置合わせ誤差(D×tan
θz)にほぼ等しく設定することもできる。たとえば、
媒体微小前進量を媒体軸位置合わせ誤差に最も近い1/4
ドット・ピッチの整数倍(すなわち、1/4P、1/2P、ま
たは3/4P)に設定してもよい。ブロック217で、回転位
置合わせ不良が反時計方向であるか否かに関する判定を
行なう。反時計方向であれば、ブロック219で、右ノズ
ル列を最初にプリントするノズル列として選定し、左ノ
ズル列を次にプリントするノズル列として選択する。制
御は次にブロック223に移る。ブロック217での判定結果
がNOであれば、ブロック221で、左ノズル列を最初に
プリントするノズル列とし選定し、右ノズル列を次にプ
リントするノズル列として選択する。ブロック223で
は、最初のキャリッジ走査で、選択された最初にプリン
トするノズル列を用いてプリントし、ブロック225で、
プリント媒体を微小前進量MAだけ前進させる。ブロッ
ク227では、次のキャリッジ走査で、選択された次にプ
リントするノズル列を用いてドットをプリントする。ブ
ロック229で、必要ならプリント媒体を次のスウォース
分前進させ、ブロック231では、必要ならプリントのス
テップを繰り返す。
【0031】図11に、本発明による、最初に左ノズル
列でプリントし、プリント媒体を回転位置合わせ不良θ
zの方向及び量の関数である微小前進量だけ移動させ
る、単独のノズル配列に対する回転位置合わせ不良を補
償するフローチャートを示してある。図11中の各ブロ
ックの動作は以下の通りである: 251:回転位置合わせ不良θzの大きさ及び方向を判
定する 253:θz =0? 255: E=D×tanθz 257:左ノズル列を最初にプリントすること、回転位
置合わせ不良の方向、及び媒体進み軸位置合わせ誤差の
大きさに基づく所望の微少進み量に等しい値にMAをセ
ットする 261:最初のキャリッジ走査において、左ノズル列を
使ってドットをプリントする 263:媒体をMAだけ進める 267:次のキャリッジ走査において、右ノズル列を使
ってドットをプリントする 269:必要なら、プリント媒体を次のスウォースのた
めに進める 271:必要に応じて、プリント・ステップを繰り返す ブロック251で、回転位置合わせ不良θzの量及び方向を
決定する。ブロック253で、回転位置合わせ不良θzが0
に等しいか否かに関する判定を行なう。0に等しけれ
ば、この手続は終了し、回転位置合わせ不良補償なしで
プリントを行なう。ブロック253での判定結果NOであ
れば、ブロック255で、媒体軸位置合わせ誤差Eを(D
×tanθz)に設定する。ブロック257で、最初にプリ
ントするノズル列として左ノズル列を選択したこと、回
転位置合わせ不良の方向、及び媒体軸位置合わせ誤差E
に基づいて、媒体微小前進量MAを決定する。特に、回
転位置合わせ不良が反時計方向であれば、媒体微小前進
量を2P−(D×tanθz)に等しく設定することが
できる。このようにする代わりに、媒体微小前進量MA
を2P−(D×tanθz)にほぼ等しく設定してもよ
い。たとえば、媒体微小前進量MAを2P−(D×ta
nθz)に最も近い1/4ドット・ピッチの整数倍(すなわ
ち、2P−3/4P、2P−1/2P、または2P−1/4P)
に設定してもよい。回転位置合わせ不良が時計方向であ
れば、媒体微小前進量を媒体軸位置合わせ誤差Eに等し
く設定することができる。このようにする代わりに、媒
体微小前進量を媒体軸位置合わせ誤差Eに最も近い1/4
ドット・ピッチの整数倍(すなわち、1/4P、1/2P、ま
たは3/4P)にほぼ等しく設定することができる。ブロ
ック261で、ドットを最初のキャリッジ走査で左ノズル
列を用いてプリントし、ブロック263で、プリント媒体
を微小前進量MAだけ前進させる。ブロック265で、ド
ットを次のキャリッジ走査で右ノズル列を用いてプリン
トする。ブロック267では、必要ならプリント媒体を次
のスウォース分だけ前進させ、ブロック269で、必要な
らプリントのステップを繰り返す。
【0032】図12は図11のものと同様の手続のフロ
ーチャートを示すが、ドットを最初、プリント媒体を回
転位置合わせ不良θzの方向の関数である微小前進量だ
け前進させる前に右ノズル列を用いてプリントする点が
異なる。図12のフローチャート中の各ブロックの動作
は以下の通りである: 281:回転位置合わせ不良θzの大きさ及び方向を判
定する 283:θz =0? 285:E=D×tanθz 287:右ノズル列を最初にプリントすること、回転位
置合わせ不良の方向、及び媒体進み軸位置合わせ誤差の
大きさに基づく所望の微少進み量に等しい値にMAをセ
ットする 289:最初のキャリッジ走査において、右ノズル列を
使ってドットをプリントする 291:媒体をMAだけ進める 293:次のキャリッジ走査において、左ノズル列を使
ってドットをプリントする 295:必要なら、プリント媒体を次のスウォースのた
めに進める 297:必要に応じて、プリント・ステップを繰り返す 図12のステップは、特に図11のフローチャートに照
らして、自明であると考えられるので、図12の手続の
詳細な説明はここでは行なわない。媒体微小前進量MA
を計算することに関して、右ノズル列を最初にプリント
することになっているから、回転位置合わせ不良が反時
計方向であれば媒体微小前進量MAを媒体軸位置合わせ
誤差Eに等しいかあるいは媒体軸位置合わせ誤差Eにほ
ぼ等しく設定することを理解しなければならない。回転
位置合わせ不良が時計方向であれば、媒体微小前進量M
Aを2P−(D×tanθz)に等しいかあるいは(D
×tanθz)にほぼ等しく設定する。また、回転位置
合わせ不良が時計方向であれば、ノズル配列の最初と最
後のノズルを遮断し、スウォース高さをN個のノズルの
あるノズル配列についてN−2ドット・ピッチまで減少
させる。
【0033】図10ないし図12の手続を単独ペンに対
する回転位置合わせ不良の補償に向けてきた。図1に示
すような複数のペンに対する回転位置合わせ不良の補償
を各種方法により達成することができる。直裁的に補償
を行おうとしたら、各ペンを独立に考え、各ペンについ
てどの補償法を利用すべきかを決定するであろう。次
に、ドットをすべてのペンの最初にプリントするノズル
列を用いてプリントする。次にプリント媒体を媒体微小
前進計算値の最小だけ前進させ、第2のキャリッジ走査
で媒体微小前進計算値が最小であるペンの次にプリント
するノズル列を用いてプリントする。次にプリント媒体
を或る量だけ前進させて最初のキャリッジ走査以来の全
媒体前進量が微小前進量の計算値のうちの小さい方から
2番目の値に等しくなるようにし、ドットを3回目のキ
ャリッジ走査での媒体微小前進計算値が小さい方から2
番目の値を持つペンの次にプリントするノズル列を用い
てプリントする。次にプロセスを残りのペンについて微
小前進計算値が増大する順に続ける。
【0034】今度は図13に、複数のペンについての回
転位置合わせ不良を補償する手続のフローチャートを示
す。この手続は各ペンについて媒体微小前進量を図10
のように計算し、すべてのペンの最初にプリントするノ
ズル列を用いてプリントし、次にプリント媒体を繰り返
し前進させ、媒体微少前進量の計算値の小さい順に、次
にプリントするノズル列を用いてドットをプリントす
る。以下に、図13のフローチャートの各ブロックの動
作を示す: 311:各ペン毎に、回転位置合わせ不良θzの大きさ
及び方向を判定する 313:回転位置合わせ不良θzの各々の向きに従っ
て、最初にプリントするノズル列と次にプリントするノ
ズル列を各ペン毎に判定する 315:媒体微少前進量をペン毎に計算する 317:最初のカートリッジ走査において、各々の最初
にプリントするノズル列を用いてドットをプリントする 319:ブロック317でのプリント以来媒体を進めた
量の合計がブロック315で計算された媒体微少前進量
を小さい順に並べたものの次の値になるように、プリン
ト媒体を逐次前進させ、その前進毎に該当する媒体微少
前進量に相当する1つまたは複数のペンにおける次にプ
リントするノズル列を用いてドットをプリントする。 321:必要なら次のスウォースのためにプリント媒体
を進める 323:必要ならプリント・ステップを繰り返す ブロック311で回転位置合わせ不良θzの量及び方向を各
ペについて決定する。ブロック313で、単独のペンにつ
いて図10の手続で決定されたように、回転位置合わせ
不良θzのそれぞれの方向に応じて最初にプリントする
ノズル列及び次にプリントするノズル列を各ペン毎に決
定する。ブロック315でそれぞれの媒体軸位置合わせ誤
差を各ペン毎に、単独ペンについて図10の手続で計算
されたようにして(D×tanθz)の形で計算する。
ブロック317では、ドットを最初のキャリッジ走査でそ
れぞれの最初にプリントするノズル列を用いてプリント
する。ブロック319では、プリント媒体を歩進的に前進
させ、各歩進的媒体前進後、最初にプリントするノズル
列を用いてプリントして以来なされた媒体前進量が、各
異なる微小前進計算値に等しいようにし、各歩進的媒体
前進後、ドットを、ドットを最初にプリントするノズル
列でプリントして以来の媒体前進の量に対応する微小前
進を有する1つまたは複数のペンの次にプリントするノ
ズル列を用いてプリントする。たとえば、2つのペンの
微小前進計算値が1/4Pであり、1つのペンの微小前進
計算値が1/2Pであり、またもう1つのペンの微小前進
計算値が3/4Pであるとすれば、媒体を1/4Pだけ前進さ
せた後、ドットを微小前進計算値が1/4Pである2のペ
ンの、次にプリントするノズル列を用いてプリントす
る。次に媒体を1/4Pだけ前進させ、ドットを微小前進
計算値が1/2Pであるペンの、次にプリントするノズル
列を用いてプリントする。媒体を更に1/4Pだけ前進さ
せ、ドットを3/4Pの微小前進計算値を有するペンの、
次にプリントするノズル列を用いてプリントする。換言
すれば、各異なる微小前進計算値について、媒体を歩進
的に前進させ、各歩進的前進後、その段階までになされ
た媒体前進がこのような異なる微小前進計算値に等しい
ようにする。各歩進的媒体前進後、1つまたは複数のペ
ンの、次にプリントするノズル列の微小前進計算値は最
初にプリントするノズル列でプリントして以来なされた
媒体前進の量に対応する。ブロック321では、必要なら
プリント媒体を次のスウォース分だけ前進させ、ブロッ
ク323で、必要ならプリント・ステップを繰り返す。
【0035】図13の手続に対して、媒体微小前進量を
1/4ドット・ピッチのような分数的なドットの小部分の
整数倍で近似し、それにより媒体軸位置合わせ誤差の値
が近接している場合プリント媒体の微小前進の数を減ら
すことができることを理解しなければならない。
【0036】前述のプリント手続において、媒体微小前
進の補償は媒体前進方向であって、これにより機械的バ
ックラッシュ誤差を回避している。従って、ある手続で
は、左ノズルと右ノズルとの相対位置は交換される。し
かし、左ノズルと右ノズルとの相対位置を交換すると媒
体微小前進量が正になる場合に媒体微小前進量を負にす
ることにより、左ノズルと右ノズルとの相対位置を維持
することができることを理解すべきである。この場合、
このような負の媒体微小前進は−(D×tanθz)に
等しいかまたはほぼ等しい。従って、左ノズル列を最初
にプリントしようとする反時計方向回転位置合わせ不良
の場合には、ドットを左ノズル列でプリントし、媒体を
−(D×tanθz)にほぼ等しい(すなわち、媒体前
進方向と反対の方向に)微小前進量だけ移動させ、ドッ
トを右ノズル列を用いてプリントする。右ノズル列を用
いてプリントした後の媒体前進量はスウォース高さに媒
体微小前進の絶対値を加えたものになる。これと同様
に、右ノズル列を最初にプリントすべき時計方向回転位
置合わせ不良の場合、ドットを右ノズル列を用いてプリ
ントし、媒体を−(D×tanθz)にほぼ等しい微小
前進量だけ移動させ、ドットを左ノズル列でプリントす
る。左ノズル列でプリントしてからの媒体前進量はスウ
ォース高さに媒体微小前進の絶対値を加えたものにな
る。
【0037】これまでに媒体前進軸に対するインクジェ
ット・ノズル配列の回転位置合わせ不良から生ずる微小
帯模様を補償する手法を開示してきた。
【0038】前述したものは本発明の特定の実施例の説
明及び図解であるが、当業者ならばそれに対する各種修
正及び変更を特許請求の範囲により定義する本発明の範
囲及び精神から逸脱することなく行なうことができる。
【0039】以下に、本発明の実施の態様の例を列挙す
る。
【0040】〔実施の態様1〕長手軸(L)に平行で、
Dだけ離間し、媒体前進軸(A)とほぼ整列している左
ノズル列(91L)及び右ノズル列(91R)を備え、前記
左ノズル列には2Pだけ離間した複数のノズル(1、
3、5、…)があり、前記右ノズル列には2Pだけ離間
した複数のノズル(2、4、6、…)があり、前記左ノ
ズル列のノズルは長手軸に沿って前記右ノズル列のノズ
ルに対して互い違いに設置されて対角的に隣接するノズ
ル間の前記長手軸に沿う距離はPであるようになってお
り、前記左ノズル列及び前記右ノズル列のノズルは第1
のノズルから第Nのノズルまで順序付けられており、プ
リント媒体は前記媒体前進方向に進行するとき最初に前
記第1のノズルに遭遇するように構成されたインクジェ
ット・プリントヘッド(102、104、106、108)を用いて
プリントを行う、以下の(a)ないし(f)のステップを設け
た方法: (a) 媒体走査軸に対する前記左ノズル列及び前記右ノズ
ル列の回転位置合わせ不良の量及び方向を決定する; (b)前記左ノズル列と前記右ノズル列の一方を最初にプ
リントするノズル列として選択する; (c) 回転位置合わせ不良を補償する媒体前進補正量を決
定する; (d) 最初のキャリッジ走査で前記最初にプリントするノ
ズル列を用いてプリント媒体上にドットをプリントす
る; (e) プリント媒体を前記媒体前進補正量だけ移動させ
る; (f) 前記左ノズル列と前記右ノズル列の他方を用いて前
記プリント媒体上にドットをプリントする。
【0041】〔実施の態様2〕前記媒体前進補正量を決
定するステップは、前記媒体前進補正量を、θzを前記
回転位置合わせ不良の量として、ほぼ(D×tan
θz)に設定するステップを含み、前奇異最初にプリン
トするノズル列を決定するステップは、前記回転位置合
わせ不良が反時計方向であれば、前記最初にプリントす
るノズル列として前記右ノズル列を選択し、前記回転位
置合わせ不良が時計方向であれば、前記最初にプリント
するノズル列として前記左ノズル列を選択するステップ
を含むことを特徴とする実施の態様1に記載の方法。
【0042】〔実施の態様3〕前記媒体前進補正量を決
定するステップは、θzを前記回転位置合わせ不良の量
としたとき、前記媒体進行補正量を、(a) 前記回転位置
合わせ不良が反時計方向であれば、ほぼ2P−(D×t
anθz)に設定し、(b) 前記回転位置合わせ不良が時
計方向であれば、ほぼ(D×tanθz)に設定するス
テップを含み、前記最初にプリントするノズル列を決定
するステップは、前記最初にプリントするノズル列とし
て前記左ノズル列を選択するステップを含むことを特徴
とする実施の態様1に記載の方法。
【0043】〔実施の態様4〕前記媒体前進補正量を決
定するステップは、θzを前記回転位置合わせ不良の量
としたとき、前記媒体前進補正量を、(a) 回転位置合わ
せ不良が反時計方向であれば、ほぼ(D×tanθz
に設定し、(b) 前記回転位置合わせ不良が時計方向であ
れば、ほぼ2P−(D×tanθz)に設定するステッ
プを含み、前記最初にプリントするノズル列を決定する
ステップは、前記最初にプリントするノズル列として前
記右ノズル列を選択するステップを含むことを特徴とす
る実施の態様1に記載の方法。
【0044】〔実施の態様5〕前記媒体前進補正量を決
定するステップは、θzを前記回転位置合わせ不良の量
としたとき、前記媒体前進補正量を、(a) 回転位置合わ
せ不良が反時計方向であれば、ほぼ−(D×tan
θz)に設定し、(b) 前記回転位置合わせ不良が時計方
向であれば、ほぼ(D×tanθz)に設定するステッ
プを含み、前記最初にプリントするノズル列を決定する
ステップは、前記最初にプリントするノズル列として左
ノズル列を選択するステップを含むことを特徴とする実
施の態様1に記載の方法。
【0045】〔実施の態様6〕前記媒体前進補正量を決
定するステップは、θzを回転位置合わせ不良の量とし
たとき、前記媒体前進補正量を、(a) 前記回転位置合わ
せ不良が反時計方向であれば、ほぼ(D×tanθz
に設定し、(b) 前記回転位置合わせ不良が時計方向であ
れば、ほぼ−(D×tanθz)に設定するステップを
含み、前記最初にプリントするノズル列を決定するステ
ップは、前記最初にプリントするノズル列として右ノズ
ル列を選択するステップを含むことを特徴とする実施の
態様1に記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェット方式大判プリ
ンタ/プロッタの斜視図。
【図2】図1のプリンタ/プロッタのキャリッジ・アセ
ンブリ、キャリッジ位置決め機構、及びプリント媒体位
置決め機構の斜視図。
【図3】図1のプリンタ/プロッタの媒体位置決めシス
テムの簡略化した斜視図。
【図4】図1のスウォース・プリンタを制御するプリン
タ・コントローラの簡略化したブロック図。
【図5】図1のプリンタのプリンタ・カートリッジのノ
ズル配列を示す概略化した平面図。
【図6】媒体前進軸に対して反時計方向の回転位置合わ
せ不良のあるノズル配列を概略的に示す図。
【図7】媒体前進軸に対して時計方向の回転位置合わせ
不良のあるノズル配列を概略的に示す図。
【図8】反時計方向の位置合わせ不良のあるノズル配列
によるドット・パターン及びその補償結果を概略的に示
す図。
【図9】時計方向に位置合わせ不良のあるノズル配列に
よるドット・パターン及びその補償結果を概略的に示す
図。
【図10】ノズル配列の回転位置合わせ不良により生ず
る媒体軸位置合わせ誤差を補償する本発明によるプリン
ト手続のフローチャート。
【図11】ノズル配列の回転位置合わせ不良により生ず
る媒体軸位置合わせ誤差を補償する本発明による他のプ
リント手続のフローチャート。
【図12】ノズル配列の回転位置合わせ不良により生ず
る媒体軸位置合わせ誤差を補償する本発明による更に他
のプリント手続のフローチャート。
【図13】複数のノズル配列の回転位置合わせ不良によ
り生ずる媒体軸位置合わせ誤差を補償する本発明による
手続のフローチャート。
【符号の説明】
91L:左ノズル列 91R:右ノズル列 100:キャリッジ・アセンブリ 102、104、106、108:インクジェット・プリントヘッド 110:キャリッジ位置決め機構 120:エンコーダ・ストリップ 200:光学センサ・モジュール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手軸に平行で、Dだけ離間し、媒体前進
    軸とほぼ整列している左ノズル列及び右ノズル列を備
    え、前記左ノズル列には2Pだけ離間した複数のノズル
    があり、前記右ノズル列には2Pだけ離間した複数のノ
    ズルがあり、前記左ノズル列のノズルは長手軸に沿って
    前記右ノズル列のノズルに対して互い違いに設置されて
    対角的に隣接するノズル間の前記長手軸に沿う距離はP
    であるようになっており、前記左ノズル列及び前記右ノ
    ズル列のノズルは第1のノズルから第Nのノズルまで順
    序付けられており、プリント媒体は前記媒体前進方向に
    進行するとき最初に前記第1のノズルに遭遇するように
    構成されたインクジェット・プリントヘッドを用いてプ
    リントを行う、以下の(a)ないし(f)のステップを設けた
    方法: (a) 媒体走査軸に対する前記左ノズル列及び前記右ノズ
    ル列の回転位置合わせ不良の量及び方向を決定する; (b)前記左ノズル列と前記右ノズル列の一方を最初にプ
    リントするノズル列として選択する; (c) 回転位置合わせ不良を補償する媒体前進補正量を決
    定する; (d) 最初のキャリッジ走査で前記最初にプリントするノ
    ズル列を用いてプリント媒体上にドットをプリントす
    る; (e) プリント媒体を前記媒体前進補正量だけ移動させ
    る; (f) 前記左ノズル列と前記右ノズル列の他方を用いて前
    記プリント媒体上にドットをプリントする。
JP03887897A 1996-02-22 1997-02-24 微小帯状模様を補償するプリント方法 Expired - Fee Related JP4434325B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/603,997 US5777638A (en) 1996-02-22 1996-02-22 Print mode to compensate for microbanding
US603,997 1996-02-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09314825A true JPH09314825A (ja) 1997-12-09
JP4434325B2 JP4434325B2 (ja) 2010-03-17

Family

ID=24417762

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03887897A Expired - Fee Related JP4434325B2 (ja) 1996-02-22 1997-02-24 微小帯状模様を補償するプリント方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5777638A (ja)
EP (1) EP0791472B1 (ja)
JP (1) JP4434325B2 (ja)
DE (1) DE69702083T2 (ja)

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2755900B1 (fr) * 1996-11-15 1999-01-29 Toxot Sciences & Applic Presse multicouleur a la continue par jet d'encre, procede de synchronisation d'une telle presse, et produit imprime obtenu a l'aide d'une telle presse
US5941649A (en) * 1997-10-07 1999-08-24 Encoder Science Technologies Llc Method for fabricating a registration guide for a wide-format printer or plotter
US6648438B1 (en) * 1998-01-29 2003-11-18 Fuji Photo Film Co., Ltd. Control method of ink jet printer
US6281908B1 (en) 1999-04-15 2001-08-28 Lexmark International, Inc. Alignment system and method of compensating for skewed printing in an ink jet printer
NL1012812C2 (nl) * 1999-08-12 2001-02-13 Ocu Technologies B V Werkwijze voor het bedrukken van een substraat en een drukinrichting geschikt om deze werkwijze toe te passen.
US6425699B1 (en) * 1999-09-29 2002-07-30 Hewlett-Packard Company Use of very small advances of printing medium for improved image quality in incremental printing
US6663222B2 (en) 2000-12-22 2003-12-16 Agfa-Gevaert Ink jet printer with nozzle arrays that are moveable with respect to each other
US6999202B2 (en) 2001-03-27 2006-02-14 Polaroid Corporation Method for generating a halftone of a source image
US6588872B2 (en) 2001-04-06 2003-07-08 Lexmark International, Inc. Electronic skew adjustment in an ink jet printer
US6842186B2 (en) 2001-05-30 2005-01-11 Polaroid Corporation High speed photo-printing apparatus
US6937365B2 (en) 2001-05-30 2005-08-30 Polaroid Corporation Rendering images utilizing adaptive error diffusion
US6582055B1 (en) 2001-08-07 2003-06-24 Lexmark International, Inc. Method for operating a printer having vertically offset printheads
US6523924B1 (en) 2001-08-16 2003-02-25 Lexmark International, Inc. Printer method for reducing effect of paper feed errors
US6612685B1 (en) 2002-02-11 2003-09-02 Lexmark International, Inc. Method of selectively underfeeding print media in an ink jet printer
US6906736B2 (en) 2002-02-19 2005-06-14 Polaroid Corporation Technique for printing a color image
JP4507509B2 (ja) * 2002-10-18 2010-07-21 コニカミノルタホールディングス株式会社 インクジェット記録装置
US20040085590A1 (en) * 2002-10-31 2004-05-06 Kurt Thiessen Modifying an image based on image quality
KR100445010B1 (ko) * 2003-01-18 2004-08-21 삼성전자주식회사 인쇄 오차 보정방법 및 장치
US7283666B2 (en) 2003-02-27 2007-10-16 Saquib Suhail S Digital image exposure correction
US8773685B2 (en) 2003-07-01 2014-07-08 Intellectual Ventures I Llc High-speed digital image printing system
US7364251B2 (en) * 2003-08-13 2008-04-29 Konica Minolta Holdings, Inc. Inkjet recording apparatus and recording medium movement control method
US7034279B2 (en) * 2003-09-25 2006-04-25 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method and system for printhead rotation detection using photosensors
US7374266B2 (en) 2004-05-27 2008-05-20 Silverbrook Research Pty Ltd Method for at least partially compensating for errors in ink dot placement due to erroneous rotational displacement
US20060067592A1 (en) * 2004-05-27 2006-03-30 Walmsley Simon R Configurable image processor
US7377609B2 (en) * 2004-05-27 2008-05-27 Silverbrook Research Pty Ltd Printer controller for at least partially compensating for erroneous rotational displacement
JP2006110946A (ja) * 2004-10-18 2006-04-27 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
CN110116551B (zh) * 2018-02-06 2021-04-30 株式会社理光 打印均匀度校正方法、装置、介质、设备、系统及打印机
JP7229782B2 (ja) 2019-01-09 2023-02-28 キヤノン株式会社 測定装置及び画像形成システム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0584899A (ja) * 1991-09-30 1993-04-06 Canon Inc 記録装置
JPH05294015A (ja) * 1992-04-22 1993-11-09 Fuji Xerox Co Ltd インクジェットプリンタ
JPH0671889A (ja) * 1992-07-06 1994-03-15 Canon Inc 記録装置及び方法
JPH07195743A (ja) * 1993-11-29 1995-08-01 Canon Inc 記録装置
JPH09136417A (ja) * 1995-09-14 1997-05-27 Canon Inc 液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置
JPH09201955A (ja) * 1996-01-26 1997-08-05 Seiko Epson Corp 印刷装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4059183A (en) * 1976-12-30 1977-11-22 International Business Machines Corporation Dot matrix printer with slanted print head and modular skewing of dot pattern information
JPS57102364A (en) * 1980-12-17 1982-06-25 Seiko Epson Corp Ink jet recorder
US4593295A (en) * 1982-06-08 1986-06-03 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet image recording device with pitch-shifted recording elements
US4739415A (en) * 1984-05-01 1988-04-19 Canon Kabushiki Kaisha Image handling system capable of varying the size of a recorded image
US5250956A (en) * 1991-10-31 1993-10-05 Hewlett-Packard Company Print cartridge bidirectional alignment in carriage axis
US5241325A (en) * 1991-10-31 1993-08-31 Hewlett-Packard Company Print cartridge cam actuator linkage
US5297017A (en) * 1991-10-31 1994-03-22 Hewlett-Packard Company Print cartridge alignment in paper axis
JP3132533B2 (ja) * 1993-03-15 2001-02-05 セイコーエプソン株式会社 印字ヘッドの位置決め機構及び印字ヘッドの位置決め方法
US5404020A (en) * 1993-04-30 1995-04-04 Hewlett-Packard Company Phase plate design for aligning multiple inkjet cartridges by scanning a reference pattern
JPH06340065A (ja) * 1993-04-30 1994-12-13 Hewlett Packard Co <Hp> インクジェット・カートリッジの整列方法
EP0674993A3 (en) * 1994-03-31 1997-06-25 Hewlett Packard Co Arrangement, control circuit and method for electronically correcting the misalignment of pens in color jet printers.

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0584899A (ja) * 1991-09-30 1993-04-06 Canon Inc 記録装置
JPH05294015A (ja) * 1992-04-22 1993-11-09 Fuji Xerox Co Ltd インクジェットプリンタ
JPH0671889A (ja) * 1992-07-06 1994-03-15 Canon Inc 記録装置及び方法
JPH07195743A (ja) * 1993-11-29 1995-08-01 Canon Inc 記録装置
JPH09136417A (ja) * 1995-09-14 1997-05-27 Canon Inc 液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置
JPH09201955A (ja) * 1996-01-26 1997-08-05 Seiko Epson Corp 印刷装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE69702083D1 (de) 2000-06-29
EP0791472B1 (en) 2000-05-24
EP0791472A3 (en) 1998-04-15
US5777638A (en) 1998-07-07
JP4434325B2 (ja) 2010-03-17
EP0791472A2 (en) 1997-08-27
DE69702083T2 (de) 2001-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4434325B2 (ja) 微小帯状模様を補償するプリント方法
US5835108A (en) Calibration technique for mis-directed inkjet printhead nozzles
JP3245957B2 (ja) インクジェット記録装置及び記録方法
EP1112851B1 (en) Misregistration correction for bidirectional printing in consideration of inclination of nozzle array
EP0983855A2 (en) Dot substitution to compensate for failed ink jet nozzles
US6331038B1 (en) Techniques for robust dot placement error measurement and correction
JP4006786B2 (ja) テスト用ドット記録方法およびプリンタ
JP5020555B2 (ja) インクジェット記録装置及びそのドットパターン記録方法
JPH05238004A (ja) 記録方法及び装置及びその記録物
US20050001867A1 (en) Printing method, computer-readable medium, printing apparatus, printing system, and pattern for correction
JP2013060007A (ja) 記録装置及びその制御方法
JP2006305952A (ja) 印刷装置、コンピュータプログラム、印刷方法、及び、媒体
JPH10157172A (ja) インクジェットプリントにおいて高解像度のx/y軸アドレス指定能力を達成するための過大インク滴に関するエッジ強調削減技法
US6527359B1 (en) Misregistration correction for bidirectional printing with reduced influence of error due to vertical scanning
US6332665B1 (en) Skewed substrate pixel array printing machine
US7959253B2 (en) Printing method, test pattern, method of producing test pattern, and printing apparatus
EP1466746B1 (en) Full bleed printmode to minimize overspray
JP4148279B2 (ja) テスト用ドット記録方法およびプリンタ
JP2010030161A (ja) 画像形成装置
JP7433900B2 (ja) インクジェット記録装置および調整パターン記録方法
JPH10157171A (ja) インクジェットプリントにおける高解像度のx/y軸アドレス指定能力のためのプロットに依存しない領域充填削減技法
JP5101416B2 (ja) 画像形成装置
JP2006305958A (ja) 印刷装置、コンピュータプログラム、及び、印刷方法
JP7366590B2 (ja) 記録装置および記録方法
JP2776863B2 (ja) 液体噴射記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040114

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070130

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070327

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070330

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070625

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070810

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071129

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20071212

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20080104

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees