JP2006305952A - 印刷装置、コンピュータプログラム、印刷方法、及び、媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】媒体に対する画像の傾きを検出するための被検出部をそれぞれ有する複数の画像を、インクを吐出するためのノズルを用いて印刷することにより、媒体に対する画像の傾きを画像毎に検出することが可能となる。前記画像には調整に用いられる調整用パターンが含まれ、調整用パターンの傾きを検出したうえで、適切な調整情報を取得し、適切に画像データを補正することが可能である。
【選択図】図15
Description
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、媒体に印刷された画像の傾きを検出し易い印刷装置、コンピュータプログラム、印刷方法、及び、媒体、を実現することにある。
このような印刷装置によれば、媒体に印刷された複数の画像は、傾きを検出するための被検出部を各々有しているので、媒体に対する画像の傾きを画像毎に検出することが可能である。
このような印刷装置によれば、調整に用いられる調整用パターンの傾きを検出することが可能であり、調整に必要な情報を正確に入力または出力することが可能である。このため、より良好に調整することが可能である。
このような印刷装置によれば、ノズルはインクの色毎に設けられており、ノズルは各々吐出特性が異なる場合があるので、調整用パターンが色毎に印刷されることにより、インクの特性や、ノズルの特性に対応して、より正確な調整情報を取得することが可能である。
このような印刷装置によれば、調整用パターンの傾きを検出するための被検出部は、調整に用いる主要部の両側に設けられているので、被検出部により、主要部の傾きによる位置の相違が強調されるためさらに傾きを検出しやすくなる。このため、より正確に傾きを検出することが可能である。
このような印刷装置によれば、被検出部は、調整用パターンを含む画像を構成するドット列が形成される方向と同じ移動方向に沿う罫線なので、調整用パターンの傾きを正確に検出することが可能である。
このような印刷装置によれば、被検出部としての罫線は調整用パターンにおいて、媒体の搬送時における最も先端側の最端ドット列の延長線上に形成されているので、搬送される媒体の搬送方向において同じ位置に、主要部と被検出部が印刷されることになる。このため、媒体上の位置に依存する外乱が、主要部と被検出部とに同様に作用することになり、被検出部にて傾きを検出することにより、主要部の傾きを検出することが可能である。
このような印刷装置によれば、罫線は、先端側の最端ドット列を形成するためにノズルが移動される際に形成されるので、罫線は主要部に含まれる先端側の最端ドット列を形成する際における一連の動作の際に形成されることになる。このため、罫線の傾きを検出することにより、より正確に主要部の傾きを検出することが可能である。
このような印刷装置によれば、主要部の一方の側に設けられた前記被検出部と前記媒体の先端との前記所定方向の距離、及び、前記主要部の他方の側に設けられた前記被検出部と前記媒体の先端との前記所定方向の距離に基づいて調整用パターンの傾きが検出されるので、容易に且つ正確に調整用パターンの傾きを検出することが可能である。
このような印刷装置によれば、調整用パターンの傾きを調整用パターン毎に検出し、調整用パターンを読取部にて読み取って各々得られたデータを、検出された傾きに基づいて、各調整用パターン毎に調整して調整情報を取得するので、調整用パターン毎により正確な調整情報を取得することが可能である。
このような印刷装置よれば、調整用パターンの傾きが所定量以上あることが検出されると、その事象を確実に報知することが可能である。
このような印刷装置によれば、既述のほぼ全ての効果を奏するため、本発明の目的がより有効に達成される。
本実施形態の印刷装置としての印刷システムの実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、印刷システムの外観構成を示した説明図、図2は印刷システムの主要部を説明するためのブロック図である。この印刷システム700は、印刷部としてのインクジェットプリンタ1(以下、単にプリンタ1という)と、読取部としてのスキャナ400と、コンピュータ720と、表示装置704と、入力装置708と、記録再生装置710とを備えている。プリンタ1は、用紙、布、フィルム等の媒体に画像を印刷することが可能である。なお、以下の説明では、代表的な媒体である用紙S(図5参照)を例に挙げて説明する。
図3は、スキャナ400の構成を説明するための正面図、図4は、スキャナ400の構成を説明するための平面図である。尚、図4においては、説明の便宜上、原稿台カバー13を外している。
<プリンタの構成について>
図5は、本実施形態のプリンタ1の全体構成の概略図、図6は、本実施形態のプリンタ1の全体構成の側断面図、図7は、ヘッド41の下面におけるノズルの配列を示す説明図である。以下、これらの図を参照して、本実施形態のプリンタ1の基本的な構成について説明する。
図7に示すように、ヘッド41の下面には、ブラックインクノズル列Nkと、シアンインクノズル列Ncと、マゼンタインクノズル列Nmと、イエローインクノズル列Nyが形成されている。各ノズル列は、各色のインクを吐出するための吐出口であるノズルを、n個(例えば、n=180)備えている。各ノズル列の複数のノズルは、キャリッジ31の移動方向と交差する方向、すなわち用紙Sの搬送方向に沿って、一定の間隔(ノズルピッチ:k・D)でそれぞれ整列している。ここで、Dは、搬送方向における最小のドットピッチ、つまり、用紙Sに形成されるドットの最高解像度での間隔である。また、kは、1以上の整数である。例えば、ノズルピッチが180dpi(1/180インチ)であって、搬送方向のドットピッチが720dpi(1/720インチ)である場合、k=4である。図示の例において、各ノズル列のノズルは、下流側のノズルほど小さな数の番号が付されている(♯1〜♯n)。つまり、ノズル♯1は、ノズル♯nよりも搬送方向の下流側に位置している。そして、このようなノズル列をヘッド41に設けると、一回のドット形成動作でドットが形成される範囲が広くなり、印刷時間の短縮化が図れる。また、これらのノズル列は、インクの色毎に備えられているので、これらの各ノズル列から適宜インクを吐出させることで、多色印刷を行うことができる。
図8は、ヘッド41の駆動回路の説明図である。この駆動回路は、前述のユニット制御回路64内に設けられている。図示するように、駆動回路は、原駆動信号発生部644Aと、駆動信号整形部644Bとを備えている。本実施形態では、この駆動回路が、ノズル列毎、即ち、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)及びイエロー(Y)の各色のノズル列ごとに各々設けられ、ノズル列ごとに個別にピエゾ素子の駆動が行われるようになっている。図中に各信号名の最後に付されたかっこ内の数字は、その信号が供給されるノズルの番号を示している。
駆動信号整形部644Bには、原信号発生部から原駆動信号ODRVとともに、印刷信号PRT(i)が入力される。印刷信号PRT(i)は、前記した2ビットの印刷データに基づいてレベルが変化する信号である。駆動信号整形部644Bは、印刷信号PRT(i)のレベルに応じて、原駆動信号ODRVを整形し、駆動信号DRV(i)として各ノズル♯1〜♯nのピエゾ素子に向けて出力する。各ノズル♯1〜♯nのピエゾ素子は、駆動信号整形部644Bからの駆動信号DRVに基づき駆動される。
図9は、各信号を説明するタイミングチャートである。すなわち、同図には、原駆動信号ODRVと、印刷信号PRT(i)と、駆動信号DRV(i)の各信号のタイミングチャートが示されている。
<プリンタドライバについて>
図10は、プリンタドライバ725が行う基本的な処理の概略的な説明図である。なお、既に説明した構成要素については、同じ符号を付して説明は省略する。
コンピュータ720では、コンピュータ720に搭載されたオペレーティングシステムの下、ビデオドライバ722、アプリケーションプログラム721、プリンタドライバ725などのコンピュータプログラムが動作している。
ビデオドライバ722は、アプリケーションプログラム721やプリンタドライバ725からの表示命令に従って、所定の画面を表示装置704に表示する機能を有する。
なお、アプリケーションプログラム721から出力された画像データ中の各単位領域データは、RGB色空間により表される多段階(例えば256段階)の階調値である。以下、RGBの階調値を示す単位領域データのことをRGB単位領域データと言い、また、RGB単位領域データから構成される画像データをRGB画像データと言う。
図11は、印刷時の動作のフローチャートである。以下に説明される各動作は、プリンタコントローラ60が、メモリ内に格納されたプログラムに従って、各ユニットを制御することにより実行される。このプログラムは、各動作を実行するためのコードを有する。
CMYKのインクを用いて多色印刷された画像中に生じる濃度ムラは、基本的には、その各インク色でそれぞれに生じる濃度ムラが原因である。このため、各インク色の濃度ムラをそれぞれ別々に抑制することによって、多色印刷された画像中の濃度ムラを抑制することとする。
図13は、本実施形態に係る画像の印刷方法に関連する工程等の流れを示すフローチャートである。以下、このフローチャートを参照して、各工程の概略を説明する。まず、製造ラインにおいてプリンタ1が組み立てられる(S110)。次に、いくつかの特定濃度に対応づけられ、列領域毎に濃度を補正するための調整情報としての補正値が設定され、プリンタ1に記憶されている処理が検査担当の作業者などにより実行される(S120)。この補正値は、印刷すべき画像のデータとして供給された各単位領域に対応する階調値を補正するためにラスタラインが形成される列領域毎に設定される値である。
図14は、補正値を設定する処理の手順を示すフローチャートである。以下、このフローチャートを参照し、補正値の設定手順について説明する。
ステップS200において、インク色毎に補正用パターンCPを用紙Sに印刷する。ここでは、検査担当などの作業者は、検査ラインに設置されたコンピュータ720にプリンタ1を通信可能な状態に接続し、このプリンタ1によって補正用パターンCPを印刷する。すなわち、作業者は、コンピュータ720のユーザーインタフェースを介し、補正用パターンCPを印刷させる操作をする。この操作により、コンピュータ720は、メモリに格納されている補正用パターンCPの印刷データをプリンタ1に出力する。プリンタ1は、印刷データに基づいて用紙Sに補正用パターンCPを印刷する。なお、この補正用パターンCPを印刷するプリンタ1は、補正値の設定対象となるプリンタ1である。つまり、補正値の設定は、プリンタ1毎に行われる。
図15は、印刷された補正用パターンCPの一例を説明するための図である。図示するように、本実施形態の補正用パターンCPは1枚の用紙に色毎に4つ印刷される。各補正用パターンCPは互いに濃度が異なる複数のサブパターンSPを有し、インク色毎にそれぞれに印刷される。この例では、インク色毎に上述した5種類の特定濃度を示す特定階調値に基づいてサブパターンSPがそれぞれ印刷されている。
印刷した補正用パターンCPを読み取るためのスキャナ400では初期設定動作が実行される。初期設定動作は、スキャナ400の電源が投入された際に実行されていても良い。スキャナ400は、読取キャリッジ16を所定の方向に移動させて、読取キャリッジ16の位置を検出する。また、露光ランプ7を点灯させて発光量を安定させると共に、基準濃度の原稿を読み込みCCDイメージセンサ14の出力を検出して必要光量の確認及びゲインの調整を実行する。そして、読取キャリッジ16をホームポジションに移動させて待機状態とする。このようなスキャナ400の初期設定処理は、プリンタ1にて補正用パターンCPを印刷する際に並行して行ってもよい。
図15に示す各補正用パターンの濃度はスキャナ400にて読み取る。
本実施形態のスキャナ400の読取解像度は、プリンタ1の印刷解像度より高く、印刷された補正用パターンにおける単位領域の副走査方向における幅は、CCDイメージセンサ14が有する1つのフォトダイオードにて読み取る幅の約4倍に設定されている。すなわち、理想的なラスタラインは、スキャナ400にて読み取ることが可能な最小単位である最小読取領域の副走査方向における幅の約4つ分に相当する。
補正用パターンを読み取る際には、プリンタ1にて補正用パターンCPが印刷された用紙(以下、補正用原稿という)の先端部を、原稿規制板11の原稿突当部位11aに突き当てるとともに、主走査方向の基準位置に補正用原稿の先端における一方の角部を位置させて、補正用原稿を原稿台ガラス12上に載置する。ここで、補正用原稿の先端における一方の角部が位置決めされる位置を絶対基準位置Pとする。
補正用パターンCPは、プリンタ1にて印刷されたパターンであるため、プリンタ1の用紙搬送特性により、必ずしも用紙に傾くことなく印刷されているとは限らない。また、正確に搬送された用紙に傾くことなく補正用パターンが印刷されたとしても、原稿台ガラス上に載置されたときに正確に配置されていない場合などは、補正用パターンが傾いた状態にて読み取られてしまう畏れがある。
このため、ステップS220にて読み取ったブラックの補正用パターンCPkの読取濃度データを用いて、ブラックの補正用パターンCPkの傾きを検出し、傾きがなくなるように調整する。
図示するようにブラックの補正用パターンCPkが、傾いて読み取られたとする。図中の一点鎖線は、読み取られた領域全体を示している。
補正用パターンの傾きを検出する処理は、スキャナ400に接続されているコンピュータ720にて実行される所定のプログラムにより行われる。
このとき、図17のように補正用パターンが傾いて読み取られていると、距離KX1の位置に相当するフォトダイオードと、距離KX2の位置に相当するフォトダイオードとにより読み取られた読取濃度データにおいて、副走査方向における読取基準位置Pkと、副走査方向の濃度分布における重心位置までの距離が相違する。
距離KX1の位置と、距離KX2の位置とに相当するフォトダイオードによりそれぞれ読み取られた読取濃度データは、図18に示すようなグラフとなり、それらの読取基準位置Pkから副走査方向の濃度分布における重心位置までの距離は相違する。
すなわち、主走査方向の距離(KX2―KX1)に対し、副走査方向の濃度分布における重心位置は、距離(KY1−KY2)だけ相違することになる。このため、補正用パターンの傾き角度θは(式1)にて求められる。
θ=tan―1{(KY1−KY2)/(KX2―KX1)}…(式1)
このとき、コンピュータ720は、読み取られた補正パターンは、角度θだけ傾いていることを検出する。
読み取られた読取濃度データが傾いていることを検出したコンピュータ720は、メモリ117に記憶されている読取濃度データを、検出した角度θに基づいて、傾きをなくすように、読取濃度データに対応付けられた位置情報に基づいて、画像を回転させるイメージにてデータを加工する所謂、画像データの回転処理を実行する。
図19は、検出された傾きに基づいて画像データの回転処理を実行した後の読取濃度データのイメージを示す図である。
図示するように、読み取られた読取濃度データについて画像データ回転処理を実行することにより、読み取った画像データに基づく画像を回転させたように、補正用パターンの傾きを調整することが可能である。このように、傾きを調整した読取濃度データは、補正パターンを構成する各ラスタラインの方向と、読み取られた読取濃度データにおいて対応するラスタラインが形成されるべき列領域に相当するデータにて形成されるラスタラインの方向とが一致することになる。
傾き調整したデータ、すなわち、傾くことなく補正用パターンCPが正しく配置された状態にて読み取られたと相当される読取濃度データには、補正用パターンの読取濃度データ以外に余白部分の読取濃度データも含まれており、補正用パターンを構成する列領域の位置が明確でない。また、印刷された補正用パターンにおける列領域の副走査方向の幅は、スキャナ400の最小読取領域(読取解像度)の4倍であるため、読取濃度データにおける副走査方向のデータ数と、補正用パターンにおける列領域の数とは一致しない。さらに、スキャナ400にて読み取られた補正用パターンは印刷されたものなので、インクの滲み等により、ラスタラインの副走査方向における幅が理想的な幅に印刷されているとは限らない。また、補正用原稿を読み取る際の読取キャリッジの速度や、CCDイメージセンサ14のデータ取り込みタイミングの誤差等により、補正用パターンを読み取ったときの最小読取領域の4倍に相当する幅が、ラスタラインの副走査方向の幅と一致するとは限らない。このため、傾き調整された読取濃度データにおける補正用パターンCPの主要部Mに相当する読取濃度データを抽出し、抽出された読取濃度データと、補正用パターンCPを構成する各列領域とを対応付ける処理を実行する。
傾き調整された読取濃度データから、補正用パターンCPの主要部Mに相当する読取濃度データを抽出する際には、補正用パターンCPの主要部Mにおいて副走査方向におけるエッジを2カ所検出し、このエッジ間に相当する読取濃度データを補正用パターンCPの主要部Mの読取濃度データとして抽出する。補正用パターンCPの主要部Mにおけるエッジの検出は、傾き調整された読取濃度データから、補正用パターンCPの主要部Mにおいて副走査方向の最も端に位置する最端ドット列としての最端ラスタラインのエッジを検出することにより実現される。本実施形態においては、最端ラスタラインのエッジを、補正用パターンの最端ラスタラインの延出部Lを用いて検出する。
・ステップS250:最端ラスタラインの位置を検出するステップ
図20は、最端ラスタラインの延出部を用いてエッジを検出する処理の第1実施例を説明するための図である。
コンピュータ720は、検出された2つの最小読取領域r4,r5の境界部分の位置情報と、算出された延出部Lの副走査方向における幅内に含まれる最小読取領域の数の半数「2」から、補正用パターンCPの主要部Mにおけるエッジを検出する。
例えば、図20の場合では、濃度が検出された8つの最小読取領域r1〜r8のうち、副走査方向の先端側から第4最小読取領域r4と第5最小読取領域r5の境界部分が、最端ラスタラインLの中央の位置、すなわち延出部Lの中央として検出されているので、この延出部Lの中央から補正用パターンCPの2つ外側の最小読取領域のエッジを補正用パターンCPのエッジとして検出する。
算出された副走査方向における延出部の幅に含まれる、連続する最小読取領域の数が奇数の場合には、算出された最小読取領域の数より1小さい数の半数を算出する。例えば、算出された延出部の副走査方向における幅に含まれる、連続する最小読取領域の数が「3」の場合には、「1」が算出される。そして、距離KX1の副走査方向の濃度分布における重心位置、及び、距離KX2の副走査方向の濃度分布における重心位置に基づいて、最端ラスタラインLの中央の位置が、図20に示す位置g1と検出されたとする(ステップ:S250)。この場合には、検出された最端ラスタラインLの中央の位置g1が含まれる最小読取領域、すなわち、第4最小読取領域r4が延出部において、副走査方向の中央に位置する中央最小読取領域として検出される。
・ステップS250:最も端のラスタラインの位置を検出するステップ
図21は、補正用パターンの最端ラスタラインの延出部を用いてエッジを検出する処理の第2実施例を説明するための図である。
図21の左側のグラフは、傾き調整された読取濃度データにおいて、CCDイメージセンサ14における1つのフォトダイオードにて読み取られたデータのうち、最端ラスタライン周辺の読取濃度データのイメージをグラフにて示している。また、図21の右側の図は、左側のグラフのような濃度を示す読取濃度データであったときに、読み取られた画像における延出部Lのイメージを示す図である。図21では、最端ラスタライン周辺の読取濃度データとして、読取基準位置Pkから主走査方向に距離KX1の位置に相当するフォトダイオードにて読み取られた読取濃度データであって、読取基準位置Pkから副走査方向に距離KY0分に相当する読取濃度データを示している。
算出された副走査方向における延出部の幅に含まれる、連続する最小読取領域の数が奇数の場合に、濃度がピークとなる最小読取領域として、濃度が最も高い最小読取領域、例えば第4最小読取領域r4が検出されたとする。この場合には、濃度が最も高い第4最小読取領域r4が、延出部Lにおいて副走査方向の中央に位置する中央最小読取領域として検出される。
そして、コンピュータ720は、検出された中央最小読取領域r4の位置情報と、算出された「1」とから、補正用パターンCPの主要部Mにおけるエッジを、最小読取領域r3の先端側のエッジ、及び、最小読取領域r5の後端側のエッジとして検出する(ステップ:S260)。
コンピュータ720は、検出された補正用パターンCPの先端側のエッジを有する最小読取領域から後端側のエッジを有する最小読取領域までの読取濃度データを補正用パターンCPの読取濃度データとして抽出する。
次にコンピュータ720は、補正用パターンの読取濃度データとして抽出したデータと、補正用パターンCPが有するラスタライン数とに基づいて、各列領域に対応する読取濃度データに変換する。すなわち、補正用パターンCPの読取濃度データとして抽出したデータをすべて用いて、例えばバイキュービック法等により、各列領域に1つの読取濃度データが対応するように変換する。このとき、主走査方向においては、4つの読取濃度データが1つの単位領域に対応する単位領域データとして変換される。変換された後の読取濃度データは、補正用パターンCPを構成する各単位領域に対応する濃度を示す単位領域濃度データである。
次にコンピュータ720は、変換されたデータの補正用パターンCPの主要部Mに相当する単位領域濃度データから、補正パターンCPの主要部Mを構成するラスタラインが形成されるべき列領域において、濃度毎のサブパターンSPに含まれる列領域毎に複数の単位領域の単位領域濃度データを抽出して平均値を算出する。
コンピュータ720のメモリには、補正用パターンCPの単ドットラインJと、各サブパターンSPとの主走査方向における距離を示す位置情報が記憶されている。
算出した読取濃度値に基づいて2つの特定濃度における補正値を算出する。
本実施形態では、サブパターンSPが有する列領域の濃度の平均値をサブパターンSPに対応付けられた特定濃度の目標濃度値とし、各列領域の濃度が目標濃度値になるように、印刷データの階調値を補正することにより、各列領域間における濃度ムラを抑えることとしている。このため、まず特定濃度毎に各サブパターンSPを構成する列領域の濃度の平均値を算出する。算出された濃度の平均値が、各特定濃度における目標濃度値である。
図示するように、特定濃度3における所定の列領域の読取濃度値と目標濃度値とを比較し、列領域Aのように、列領域Aの読取濃度値が目標濃度値より大きい場合には、特定濃度3より濃度が低い特定濃度(ここでは濃度1)における列領域Aの読取濃度値を用い、列領域Bのように読取濃度値が目標濃度値より小さい場合には、特定濃度3より濃度が高い特定濃度(ここでは濃度5)における列領域Bの読取濃度値を用いて補正値を求める。
特定濃度50%の読取濃度値が目標濃度値より大きい場合
α50=(C50−C10)×(T−Z50)/{(Z10−Z50)×C50}
…(式2)
T :目標濃度値
C50:補正前の濃度50%における階調値
C10:補正前の濃度10%における階調値
Z50:濃度50%の読取濃度値
Z10:濃度10%の読取濃度値
特定濃度50%の読取濃度値が目標濃度値より小さい場合
α50=(C100−C50)×(T−Z50)/{(Z100−Z50)×C50}
…(式3)
C100:補正前の濃度100%における階調値
Z100:濃度100%の読取濃度値
特定濃度30%の読取濃度値が目標濃度値より大きい場合
α30=(C30−C10)×(T−Z30)/{(Z10−Z30)×C30}
…(式4)
T :目標濃度値
C30:補正前の濃度30%における階調値
C10:補正前の濃度10%における階調値
Z30:濃度30%の読取濃度値
Z10:濃度10%の読取濃度値
特定濃度30%の読取濃度値が目標濃度値より小さい場合
α30=(C70−C30)×(T−Z30)/{(Z70−Z30)×C30}
…(式5)
C70:補正前の濃度70%における階調値
Z70:濃度70%の読取濃度値
このようにして、各列領域に対する補正値が2種類の特定濃度ごとに求められメモリに記憶される(S300)。
図示するように、例えば画像データとして階調値Fが与えられた場合には、濃度0の階調値「0」と濃度30%の補正後の階調値「77×(1+α30)」との間で一次補間されて求められた補正後の階調値F′に変換される。画像データとして階調値Gが与えられた場合には、濃度30%の補正後の階調値「77×(1+α30)」と、濃度50の補正後の階調値「128×(1+α50)」との間で一次補間されて求められた補正後の階調値G′に変換される。画像データとして階調値Hが与えられた場合には、濃度50の補正後の階調値「128×(1+α50)」と濃度100%の階調値「255」との間で一次補間されて求められた補正後の階調値H′に変換される。
上記の実施形態は、主として印刷システムについて記載されているが、その中には、プリンタ1、印刷装置、印刷方法等の開示が含まれていることは言うまでもない。
また、一実施形態としての印刷システム等を説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
また、本実施形態においては、用紙搬送方向に発生する濃度ムラを補正する印刷システム及び印刷方法について説明したが、上記補正により、例えばヘッドが搭載されたキャリッジの移動に伴う振動などプリンタ1を構成する機構に起因して、搬送方向に沿う方向に発生する縦縞状の濃度ムラにも適用可能である。
前述の実施形態では、印刷部としてプリンタ1が説明されていたが、これに限られるものではない。例えば、カラーフィルタ製造装置、染色装置、微細加工装置、半導体製造装置、表面加工装置、三次元造形機、液体気化装置、有機EL製造装置(特に高分子EL製造装置)、ディスプレイ製造装置、成膜装置、DNAチップ製造装置などのインクジェット技術を応用した各種の記録装置に、本実施形態と同様の技術を適用しても良い。また、これらの方法や製造方法も応用範囲の範疇である。
前述の実施形態は、プリンタ1のノズルから染料インク又は顔料インクをノズルから吐出していた。しかし、ノズルから吐出するインクは、このようなインクに限られるものではない。
前述の実施形態では、圧電素子を用いてインクを吐出していた。しかし、インクを吐出する方式は、これに限られるものではない。例えば、熱によりノズル内に気泡を発生させる方式など、他の方式を用いてもよい。
前述の実施形態では、キャリッジ31の往方向の移動時にのみインクを吐出する単方向印刷を例に説明したが、これに限るものではなく、キャリッジ31の往復たる双方向移動時にインクを吐出する所謂双方向印刷を行っても良い。
前述の実施形態では、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色のインクを用紙S上に吐出してドットを形成する多色印刷を例に説明したが、インク色はこれに限るものではない。例えばこれらインク色に加えて、ライトシアン(薄いシアン、LC)及びライトマゼンタ(薄いマゼンタ、LM)等のインクを用いても良い。
また、逆に、上記4つのインク色のいずれか一つだけを用いて単色印刷を行っても良い。
本実施形態では、補正用パターンとして、キャリッジの移動方向に沿うドット列が形成された列領域間の濃度ムラを抑制すべく画像データを補正する際に用いる補正用パターンを例に挙げて説明したが、補正用パターンは、例えば媒体の搬送量の補正や印刷倍率等の補正など、その他の補正を行う際に用いる補正用パターンであっても良い。しかしながら、列領域間の濃度ムラを抑制すべく画像データを補正する際の補正対象となる列領域は、形成されるドット列の方向により方向が特定されるため、印刷された補正用パターンの傾きを特に調整する必要がある。このため、本発明は列領域間の濃度ムラを抑制すべく画像データを補正する際に用いる補正用パターンに特に有効である。
4a 支持面、5 原稿、6 規制ガイド、7 露光ランプ、8 レンズ、9 ミラー、
11 原稿規制板、11a 原稿突当部位、12 原稿台ガラス、
12a 原稿載置面、13 原稿台カバー、14 CCDイメージセンサ、
15 ガイド受け部、16 読取キャリッジ、16a 読取キャリッジの一端、
18 駆動部、20 搬送ユニット,21 給紙ローラ,22 搬送モータ、
23 搬送ローラ,24 プラテン,24a 溝、25 排紙ローラ、
30 キャリッジユニット,31 キャリッジ,40 ヘッドユニット,41 ヘッド、
50 センサ、51 リニア式エンコーダ、52 ロータリー式エンコーダ、
53 紙検出センサ、54 紙幅センサ、60 プリンタコントローラ、
63 メモリ、64 ユニット制御回路、644A 原駆動信号発生部、
644B 駆動信号整形部、
90 インクカートリッジ、100 コントローラ、103 スキャナコントローラ、
117 メモリ、181 タイミングベルト、182 プーリ,183 パルスモータ、
184 アイドラプーリ,400 スキャナ、700印刷システム、
704 表示装置、708 入力装置、708A キーボード、708B マウス、
710 記録再生装置、710A フレキシブルディスクドライブ装置、
710B CD−ROMドライブ装置、720 コンピュータ、
721 アプリケーションプログラム、722 ビデオドライバ、
725 プリンタドライバ、CP 補正用パターン、
CPc シアンの補正用パターン、CPk ブラックの補正用パターン、
CPm マゼンタの補正用パターン、CPy イエローの補正用パターン、L 延出部、
Ls 先端側の最端ラスタライン、Le 後端側の最端ラスタライン、
M 補正用パターンの主要部、Nc シアンインクノズル列、
Nk ブラックインクノズル列、Nm マゼンタインクノズル列、
Ny イエローインクノズル列、J 単ドットライン、P 絶対基準位置、
Pc シアンの読取基準位置、Pk ブラックの読取基準位置、
Pm マゼンタの読取基準位置、Py イエローの読取基準位置、
R1〜R4 最小読取領域列、r1〜r8 最小読取領域、S 用紙、
SP サブパターン、SPka〜SPke サブパターン
Claims (15)
- インクを吐出するためのノズルと、
媒体に対する画像の傾きを検出するための被検出部をそれぞれ有する複数の画像を、前記ノズルを用いて印刷させるためのコントローラと、
を有することを特徴とする印刷装置。 - 請求項1に記載の印刷装置において、
前記画像には、調整に用いられる調整用パターンが含まれることを特徴とする印刷装置。 - 請求項2に記載の印刷装置において、
前記ノズルは、所定方向に沿って複数設けられており、
前記画像を印刷するための画像データに基づいて、複数の前記ノズルを前記所定方向と交差する移動方向に移動させつつ前記ノズルから吐出させたインクにより前記媒体にドットが形成されて前記画像が印刷され、
前記画像データは、前記媒体に形成される単位領域毎の階調値を示しており、
所定階調値に基づいて印刷した前記調整用パターンの濃度の測定値を用いて調整情報を取得し、
前記調整により、前記調整用パターン以外の画像を印刷する際に各々の前記ノズルにて前記移動方向に沿うドット列が形成された列領域間の濃度ムラを抑制すべく、前記調整情報に基づいて、前記画像データが補正されることを特徴とする印刷装置。 - 請求項2または請求項3に記載の印刷装置において、
前記インクは複数色用いられ、
前記ノズルは、前記インクの色毎に設けられており、
前記調整用パターンは前記色毎に印刷されることを特徴とする印刷装置。 - 請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の印刷装置において、
前記調整用パターンは、調整に用いられる主要部と、前記被検出部とを有しており、
前記被検出部は、前記移動方向における、前記主要部の両側に設けられていることを特徴とする印刷装置。 - 請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の印刷装置において、
前記被検出部は、前記移動方向に沿って印刷される罫線であることを特徴とする印刷装置。 - 請求項6に記載の印刷装置において、
前記罫線は、前記調整用パターンが印刷された前記媒体の搬送時における先端側の最も端に位置する最端ドット列の延長線上に形成されていることを特徴とする印刷装置。 - 請求項6または請求項7に記載の印刷装置において、
前記罫線は、前記調整用パターンが印刷された前記媒体の搬送時における先端側の最も端に位置する最端ドット列を形成するために前記ノズルが移動される際に形成されることを特徴とする印刷装置。 - 請求項5乃至請求項8のいずれかに記載の印刷装置において、
前記調整用パターンの傾きは、前記移動方向において、前記主要部の一方の側に設けられた前記被検出部と前記媒体の先端との前記所定方向の距離、及び、前記主要部の他方の側に設けられた前記被検出部と前記媒体の先端との前記所定方向の距離に基づいて検出されることを特徴とする印刷装置。 - 請求項2乃至請求項9のいずれかに記載の印刷装置において、
前記調整用パターンを読み取るための読取部を有し、
前記調整用パターンの傾きを前記調整用パターン毎に検出し、前記読取部にて前記調整用パターンを各々読み取って得られたデータを、検出された前記傾きに基づいて調整して、前記調整情報を前記調整用パターン毎に取得することを特徴とする印刷装置。 - 請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の印刷装置において、
報知すべき事象を報知するための報知部を有し、
前記報知すべき事象には、前記調整用パターンの傾きが所定量以上あることが検出された事象が含まれることを特徴とする印刷装置。 - インクを吐出するためのノズルと、
媒体に対する画像の傾きを検出するための被検出部をそれぞれ有する複数の画像を、前記ノズルを用いて印刷させるためのコントローラと、
を有し、
前記画像は、調整に用いられる調整用パターンであり、
前記ノズルは、所定方向に沿って複数設けられており、
前記画像を印刷するための画像データに基づいて、複数の前記ノズルを前記所定方向と交差する移動方向に移動させつつ前記ノズルから吐出させたインクにより前記媒体にドットが形成されて前記画像が印刷され、
前記画像データは、前記媒体に形成される単位領域毎の階調値を示しており、
所定階調値に基づいて印刷した前記調整用パターンの濃度の測定値を用いて調整情報を取得し、
前記調整により、前記調整用パターン以外の画像を印刷する際に各々の前記ノズルにて前記移動方向に沿うドット列が形成された列領域間の濃度ムラを抑制すべく、前記調整情報に基づいて、前記画像データが補正され、
前記インクは複数色用いられ、
前記ノズルは、前記インクの色毎に設けられており、
前記調整用パターンは前記色毎に印刷され、
前記調整用パターンは、調整に用いられる主要部と、前記被検出部とを有しており、
前記被検出部は、前記移動方向における、前記主要部の両側に設けられ、
前記被検出部は、前記移動方向に沿って印刷される罫線であり、
前記罫線は、前記調整用パターンにおいて、前記媒体の搬送方向における最も下流側の最下流ドット列の延長線上に形成され、
前記罫線は、前記調整用パターンにおいて、前記媒体の搬送方向における最も下流側のドット列を形成するために前記ノズルが移動される際に形成され、
前記調整用パターンの傾きは、前記移動方向において、前記主要部の一方の側に設けられた前記被検出部と前記媒体の先端との前記所定方向の距離、及び、前記主要部の他方の側に設けられた前記被検出部と前記媒体の先端との前記所定方向の距離に基づいて検出され、
前記調整用パターンを読み取るための読取部を有し、
前記調整用パターンの傾きを前記調整用パターン毎に検出し、前記読取部にて前記調整用パターンを各々読み取って得られたデータを、検出された前記傾きに基づいて補正して、前記調整情報を前記調整用パターン毎に取得し、
報知すべき事象を報知するための報知部を有し、
前記報知すべき事象には、前記調整用パターンの傾きが所定量以上あることが検出された事象が含まれることを特徴とする印刷装置。 - インクを吐出するためのノズルを有する印刷装置に、
媒体に対する画像の傾きを検出するための被検出部をそれぞれ有する複数の画像を、前記ノズルを用いて印刷させる機能を実現させるためのコンピュータプログラム。 - 媒体に対する画像の傾きを検出するための被検出部をそれぞれ有する複数の画像を、インクを吐出するためのノズルを用いて印刷させるステップを有することを特徴とする印刷方法。
- インクを吐出するためのノズルを用いて、
媒体に対する画像の傾きを検出するための被検出部をそれぞれ有する複数の画像が印刷されていることを特徴とする媒体。
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