JP2005225131A - 印刷装置、コンピュータプログラム、印刷システム、印刷方法、及び、補正用パターン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】互いに異なる複数色のインクを吐出する複数の吐出部を、所定方向に移動方向に移動させつつインクを吐出した際に、各々の吐出部にてドット列が形成された媒体におけるドット列領域間の濃度ムラを抑制すべく前記ドット列領域毎に実行する濃度の補正を、前記複数色のうち、所定の色のみ実行する。
【選択図】 図18
Description
本発明の他の特徴は、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
このような印刷装置は、ドット列領域毎の濃度の補正を所定の色のみ実行するので、複数色のすべてに対し補正を実行しない。このため、補正を実行する処理を、全色に対し補正を実行する場合と比較して短時間にて実行することが可能であり、スループットが向上する。また、補正に用いるデータを生成する工程における作業工数が低減され、この工程に費やされる時間も短縮されるため、生産性が向上しコストを低減させることが可能である。また、所定の色については、補正を実行するため、補正をしない場合と比較して、ドット列領域間の濃度ムラを抑制することが可能である。
このような印刷装置によれば、所定の色に対しては、複数の階調について各階調毎に補正パターンを印刷し、実際に印刷した補正パターンを読み取った結果に基づいて補正を実行するので、実機に対応したより正確な情報を取得することが可能であり、取得した正確な情報に基づいて確実に補正を実行することが可能である。
ドット列領域間の濃度ムラは、印刷されたドット列に起因して発生するが、ドット列は印刷方式や使用する吐出部の相違、形成するドット列の媒体に対する相対位置等により発生状況が異なる。このため、上記印刷装置のように、各々の色の階調毎に、前記媒体の前記所定方向に沿って印刷された補正用パターンを読み取った結果に基づいて補正を実行することにより、実際に印刷する印刷方式、実際にドットを形成する吐出部、媒体に対する相対位置等に対応させて適切な補正を実行することが可能である。
このような印刷装置によれば、複数の補正用パターンが、移動方向に沿って並べて印刷されるので、吐出部が移動方向に一回移動する際に多くの補正用パターンを印刷することが可能である。また、複数の補正用パターンが、移動方向に沿って並べて印刷されるので、各補正用パターンは搬送方向に沿って形成することが可能であるため、効果的に補正を実行することを可能とする補正用パターンをより多く印刷することが可能である。
このような印刷装置によれば、すべての補正用パターンを印刷するために使用する媒体が1つであるため、媒体ばかりでなくインクの使用量を低減させることが可能でありコストを低減できる。また、一つの媒体に印刷するだけなので、工程における所要時間を低減することが可能である。
このような印刷装置によれば、濃度ムラが視認されやすい色については、補正を実行し、視認されにくい色については補正を実行しないので、効果的に濃度ムラを抑制することが可能であり、且つ、濃度補正処理時間、及び、補正用のデータを取得するために費やされる時間を低減することが可能である。
濃度が高い色は、濃度ムラが目立ちやすいので、濃度が高い色に対して補正を実行することにより、より効果的に濃度ムラを抑制することが可能である。
シアンとマゼンタとブラックは、濃度が高く、比較的濃度ムラが視認されやすいので、シアンとマゼンタとブラックに対して補正を実行することにより、効果的に濃度ムラを抑制することが可能である。また、シアンとマゼンタとブラックは、インクの色であるため、各々の色に対応した画像データを補正することにより、容易に補正を実行することが可能である。
このような印刷装置によれば、既述のほぼ全ての効果を奏するため、本発明の目的が最も有効に達成される。
次に、印刷システムの実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、印刷システムの外観構成を示した説明図である。この印刷システムは、インクジェットプリンタ1(以下、単にプリンタ1という。)と、コンピュータ1100と、表示装置1200と、入力装置1300と、記録再生装置1400とを備えている。プリンタ1は、用紙、布、フィルム等の媒体に画像を印刷する印刷装置である。なお、以下の説明では、代表的な媒体である用紙S(図3を参照。)を例に挙げて説明する。
<プリンタの構成について>
図2は、本実施形態のプリンタ1の全体構成のブロック図、図3は、本実施形態のプリンタ1の全体構成の概略図、図4は、本実施形態のプリンタ1の全体構成の側断面図、図5は、ヘッド41の下面におけるノズルの配列を示す説明図である。以下、これらの図を参照して、本実施形態のプリンタ1の基本的な構成について説明する。
図5に示すように、ヘッド41の下面には、ブラックインクノズル列NKと、シアンインクノズル列NCと、マゼンタインクノズル列NMと、イエローインクノズル列NYが形成されている。すなわち、プリンタ1は、濃度が高い濃色係インクとしてのブラック(K)インク、シアン(C)インク、マゼンタ(M)インクと、濃度が低い淡色系インクとしてのイエロー(Y)インクの4色のインクを吐出可能である。各ノズル列は、各色のインクを吐出するための吐出口であるノズルを、n個(例えば、n=180)備えている。各ノズル列の複数のノズルは、キャリッジ31の移動方向と交差する方向、すなわち用紙Sの搬送方向に沿って、一定の間隔(ノズルピッチ:k・D)でそれぞれ整列している。ここで、Dは、搬送方向における最小のドットピッチ、つまり、用紙Sに形成されるドットの最高解像度での間隔である。また、kは、1以上の整数である。例えば、ノズルピッチが180dpi(1/180インチ)であって、搬送方向のドットピッチが720dpi(1/720インチ)である場合、k=4である。図示の例において、各ノズル列のノズルは、下流側のノズルほど小さな数の番号が付されている(♯1〜♯n)。つまり、ノズル♯1は、ノズル♯nよりも搬送方向の下流側に位置している。そして、このようなノズル列をヘッド41に設けると、一回のドット形成動作でドットが形成される範囲が広くなり、印刷時間の短縮化が図れる。また、これらのノズル列は、インクの色毎に備えられているので、これらの各ノズル列から適宜インクを吐出させることで、多色印刷を行うことができる。
図6は、ヘッド41の駆動回路の説明図である。この駆動回路は、前述のユニット制御回路64内に設けられている。図示するように、駆動回路は、原駆動信号発生部644Aと、駆動信号整形部644Bとを備えている。本実施形態では、この駆動回路が、ノズル列毎、即ち、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、及びイエロー(Y)の各色のノズル列ごとに各々設けられ、ノズル列ごとに個別にピエゾ素子の駆動が行われるようになっている。図中に各信号名の最後に付されたかっこ内の数字は、その信号が供給されるノズルの番号を示している。
図7は、各信号を説明するタイミングチャートである。すなわち、同図には、原駆動信号ODRVと、印刷信号PRT(i)と、駆動信号DRV(i)の各信号のタイミングチャートが示されている。
すなわち、プリンタ1は、複数種類(ここでは3種類)のサイズのドットを形成可能である。また、印刷信号PRT(i)が2ビットデータ「00」に対応しているとき、第1パルスW1及び第2パルスW2のいずれも一画素区間で出力されない。これにより、ノズルからはいずれのサイズのインク滴も吐出されず、用紙Sにはドットが形成されない。
<プリンタドライバについて>
図8は、プリンタドライバ1110が行う基本的な処理の概略的な説明図である。なお、既に説明した構成要素については、同じ符号を付して説明は省略する。
コンピュータ1100では、コンピュータ1100に搭載されたオペレーティングシステムの下、ビデオドライバ1102、アプリケーションプログラム1104、プリンタドライバ1110などのコンピュータプログラムが動作している。
ビデオドライバ1102は、アプリケーションプログラム1104やプリンタドライバ1110からの表示命令に従って、所定の画面を表示装置1200に表示する機能を有する。
図9は、印刷時の動作のフローチャートである。以下に説明される各動作は、コントローラ60が、メモリ内に格納されたプログラムに従って、各ユニットを制御することにより実行される。このプログラムは、各動作を実行するためのコードを有する。
CMYKのインクを用いて多色印刷された画像中に生じる濃度ムラは、基本的には、その各インク色でそれぞれに生じる濃度ムラが原因である。このため、通常は、各インク色の濃度ムラをそれぞれ別々に抑制することによって、多色印刷された画像中の濃度ムラを抑制する方法が採られている。
図11は、本実施形態に係る画像の印刷方法に関連する工程等の流れを示すフローチャートである。以下、このフローチャートを参照して、各工程の概略を説明する。まず、製造ラインにおいてプリンタ1が組み立てられる(S110)。次に、検査担当の作業者によって、濃度を補正するための補正用テーブルがプリンタ1に設定される(S120)。本実施形態においては、補正対象を各画素(ドットの形成単位)の階調値を示す画像データとするので、印刷すべき画像のデータとして供給された各画素に対応する階調値を補正するための画像データ補正用テーブルを設定する。ここでは、画像データを補正して新たなデータに変換するための値を示す画像データ補正用テーブルを、プリンタ1のメモリ、詳しくは、補正用テーブル格納部63a(図2参照。)に格納する。
図12は、補正用テーブルの設定に使用される機器を説明するブロック図である。なお、既に説明した構成要素については、同じ符号を付し説明は省略する。図12において、コンピュータ1100Aは、検査ラインに設置されたコンピュータ1100Aであり、工程用補正プログラムが動作している。この工程用補正プログラムは、補正用テーブル生成処理を行うことができる。この補正用テーブル生成処理は、用紙Sに印刷された補正用パターンをスキャナ装置100が読み取ることで得られたデータ群(たとえば、所定解像度の256階調のグレイスケールデータ)に基づき、対象となるドット列領域について補正用テーブルを生成する。なお、補正用テーブル生成処理については、後で詳細に説明する。また、このコンピュータ1100Aで動作するアプリケーションは、指定された階調値の補正用パターンCPを印刷させるための印刷データをプリンタ1に対して出力する。
まず、ステップS121において、補正の対象とするインク色毎に補正用パターンCPを用紙Sにそれぞれ印刷する。ここでは、検査担当の作業者は、検査ラインに設置されたコンピュータ1100Aにプリンタ1を通信可能な状態に接続し、このプリンタ1によってシアン、マゼンタ、ブラックの3色の補正用パターンCPを印刷する。すなわち、作業者は、コンピュータ1100Aのユーザーインタフェースを介し、補正用パターンCPを印刷させる操作をする。この操作により、コンピュータ1100Aは、メモリに格納されている補正用パターンCPの印刷データを読み出し、プリンタ1に対しを出力する。プリンタ1は、印刷データに基づいて用紙Sに補正用パターンCPを印刷する。なお、この補正用パターンCPを印刷するプリンタ1は、補正用テーブルの設定対象となるプリンタ1である。つまり、補正用テーブルの設定は、プリンタ1毎に行われる。
図15に示す各補正用パターンCPka,CPkb,・・・,CPkhの濃度は、当該濃度を光学的に測定する濃度測定装置によってドット列領域毎に測定される。この濃度測定装置は、キャリッジの移動方向、すなわちドット列領域に沿う方向における所定数の画素の平均濃度を、ドット列領域毎に測定可能な装置であり、その一例としては、周知のスキャナ装置が挙げられる。なお、所定数の画素の平均濃度で各ドット列領域の濃度を評価する理由は、前記ハーフトーン処理によって各画素に形成されるドットの大きさ(非形成も含む。)は、各画素の階調値を揃えた画像データに基づいて印刷しても、画素毎に異なってしまうためであり、つまり、一つの画素に、一行分のドット列領域の濃度を代表させることができないためである。
搬送方向の濃度ムラを抑制すべく濃度補正を行う場合には、1つの補正情報、例えば、印刷する画像データにて示された階調値と、補正された新たな階調値とで対をなす1つの補正情報に基づいてすべての画像データを補正することも考えられる。本実施形態では、互いに異なる濃度に対応する複数の補正情報に基づいて補正することにより、より適正、且つ効率的に濃度ムラを抑制することとしている。このため、複数の補正情報を取得し、取得した複数の補正情報を用いて画像データ補正用テーブルを設定する。
図18は、プリンタ1のメモリ63に設けられた補正用テーブル格納部63aに格納された画像データ補正用テーブルの概念図である。
図18に示す画像データ補正用テーブルは、画像データを補正の対象とする場合に補正用テーブル格納部63aに格納されている。画像データ補正用テーブルは、補正対象のインク色毎の区分でそれぞれ用意され、補正後の新たな階調値を記録するためのレコードを有している。各レコードにはレコード番号が付けられており、測定値等に基づいて算出された補正後の新たな階調値は、当該測定値のレコードと同じレコード番号のレコードに記録される。そして、このレコードもまた、用紙の印刷可能な領域の搬送方向の長さに相当するドット列領域の数分だけ設けられている。
Sox=[(So30−So40)/(C30−C40)]・(Cx−C30)+So30…式1
そして、この式1の任意のデータ階調値CxにC35を代入すると、画像データの濃度35%に対する補正後の新たな階調値Soxが求められる。
補正後の新たな階調値を求める演算を行うためのプログラムは、前述した検査ラインのコンピュータ1100Aが備えるメモリに格納されている。
上記の実施形態は、主としてプリンタ1について記載されているが、その中には、印刷装置、印刷方法、印刷システム等の開示が含まれていることは言うまでもない。
また、一実施形態としてのプリンタ1等を説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
また、本実施形態においては、用紙搬送方向に発生する濃度ムラを補正するプリンタ及び印刷方法について説明したが、上記補正方法は、例えばヘッドが搭載されたキャリッジの移動に伴う振動などプリンタ1を構成する機構に起因して、搬送方向に沿う方向に発生する縦縞状の濃度ムラにも適用可能である。
前述の実施形態では、プリンタ1が説明されていたが、これに限られるものではない。例えば、カラーフィルタ製造装置、染色装置、微細加工装置、半導体製造装置、表面加工装置、三次元造形機、液体気化装置、有機EL製造装置(特に高分子EL製造装置)、ディスプレイ製造装置、成膜装置、DNAチップ製造装置などのインクジェット技術を応用した各種の記録装置に、本実施形態と同様の技術を適用しても良い。また、これらの方法や製造方法も応用範囲の範疇である。
前述の実施形態は、プリンタ1の実施形態だったので、染料インク又は顔料インクをノズルから吐出していた。しかし、ノズルから吐出するインクは、このようなインクに限られるものではない。
前述の実施形態では、圧電素子を用いてインクを吐出していた。しかし、インクを吐出する方式は、これに限られるものではない。例えば、熱によりノズル内に泡を発生させる方式など、他の方式を用いてもよい。
上記実施形態においては、濃色系インク、すなわち、ブラック、シアン、マゼンタを補正の対象としたが、これらの色に限るものではない。例えば、レッド、パープル、グリーン等のインクが吐出可能であり、これらの色にて印刷された部位の濃度ムラが視認されやすい場合には、レッド、パープル、グリーン等も補正対象としても良い。すなわち、吐出可能なインク色のうち、濃度ムラが視認されやすい色を適宜選択し、選択した色のインクにて印刷した補正用パターンにて補正用テーブルを生成し、生成した補正用テーブルに基づいて選択した色のみ濃度補正を実行してもよい。このように選択した色のみ濃度補正を実行することにより、すべての色を対象として濃度補正を実行する場合より、濃度補正を短時間にて実行することが可能であり、スループットが向上し、且つ、効果的に濃度ムラを抑制することが可能である。
前述の実施形態では、キャリッジ31の往方向の移動時にのみインクを吐出する単方向印刷を例に説明したが、これに限るものではなく、キャリッジ31の往復たる双方向移動時にインクを吐出する所謂双方向印刷を行っても良い。
22 搬送モータ,23 搬送ローラ,24 プラテン,25 排紙ローラ,
30 キャリッジユニット,31 キャリッジ,40 ヘッドユニット,
41 ヘッド,50 センサ,51 リニア式エンコーダ,
52 ロータリー式エンコーダ,53 紙検出センサ,54 紙幅センサ,
60 コントローラ,61 インターフェース部,62 CPU,
63 メモリ,63a 補正用テーブル格納部,
64 ユニット制御回路,644A 原駆動信号発生部,644B 駆動信号整形部,
90 インクカートリッジ,100 スキャナ装置,101 原稿,
102 原稿台ガラス,104 読取キャリッジ,106 露光ランプ,
108 リニアセンサ,
1100(1100A) コンピュータ,1102 ビデオドライバ,
1110 プリンタドライバ,1200 表示装置,
1300 入力装置,1300A キーボード,1300B マウス,
1400 記録再生装置,
1400A フレキシブルディスクドライブ装置,
1400B CD−ROMドライブ装置,
CP 補正用パターン
Claims (13)
- 互いに異なる複数色のインクを吐出し、前記インクの色毎に所定方向に沿って配置されされた複数の吐出部を有し、
前記複数の吐出部を前記所定方向と交差する移動方向に移動させつつインクを吐出した際に、各々の前記吐出部にて前記移動方向に沿うドット列が形成された媒体におけるドット列領域間の濃度ムラを抑制すべく前記ドット列領域毎に濃度の補正を実行する印刷装置において、
前記複数色のうち、所定の色のみ前記補正を実行することを特徴とする印刷装置。 - 請求項1に記載の印刷装置において、
前記所定の色毎に複数の階調にて、前記階調毎に印刷した補正用パターンを読み取った結果に基づいて、前記補正を実行することを特徴とする印刷装置。 - 請求項2に記載の印刷装置において、
前記補正用パターンは、各々の色の階調毎に、前記媒体の前記所定方向に沿って印刷されることを特徴とする印刷装置。 - 請求項2又は請求項3に記載の印刷装置において、
各々の前記補正用パターンは、前記移動方向に沿って並べて印刷されることを特徴とする印刷装置。 - 請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の印刷装置において、
前記補正を実行するために必要な前記補正用パターンは、1つの前記媒体にすべて印刷されることを特徴とする印刷装置。 - 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の印刷装置において、
前記所定の色は、前記ドット列領域間の濃度ムラが視認されやすい色であることを特徴とする印刷装置。 - 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の印刷装置において、
前記所定の色は、前記複数色のうち濃度が高い色であることを特徴とする印刷装置。 - 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の印刷装置において、
前記所定の色は、シアンとマゼンタとブラックとの少なくとも一色を含むことを特徴とする印刷装置。 - シアンとマゼンタとブラックとを含み互いに異なる複数色のインクを吐出し、前記インクの色毎に所定方向に沿って配置されされた複数の吐出部を有し、
前記複数の吐出部を前記所定方向と交差する移動方向に移動させつつインクを吐出した際に、各々の前記吐出部にて前記移動方向に沿うドット列が形成された媒体におけるドット列領域間の濃度ムラを抑制すべく前記ドット列領域毎に濃度の補正を実行する印刷装置において、
前記複数色のうち、前記シアンと前記マゼンタと前記ブラックとの少なくとも一色を含む各色毎に複数の階調にて、前記階調毎に、前記媒体の前記所定方向に沿う補正用パターンを、前記移動方向に沿って並べて1つの前記媒体にすべて印刷印刷し、
印刷した前記補正用パターンを読み取った結果に基づいて、前記所定の色のみ前記補正を実行することを特徴とする印刷装置。 - 互いに異なる複数色のインクを吐出し、前記インクの色毎に所定方向に沿って配置されされた複数の吐出部を有し、
前記複数の吐出部を前記所定方向と交差する移動方向に移動させつつインクを吐出した際に、各々の前記吐出部にて前記移動方向に沿うドット列が形成された媒体におけるドット列領域間の濃度ムラを抑制すべく前記ドット列領域毎に濃度の補正を実行する印刷装置に、
前記複数色のうち、所定の色のみ前記補正を実行させる機能を実現させることを特徴とするコンピュータプログラム - コンピュータ本体と、
前記コンピュータ本体と接続され、互いに異なる複数色のインクを吐出し、前記インクの色毎に所定方向に沿って配置されされた複数の吐出部を有し、
前記複数の吐出部を前記所定方向と交差する移動方向に移動させつつインクを吐出した際に、各々の前記吐出部にて前記移動方向に沿うドット列が形成された媒体におけるドット列領域間の濃度ムラを抑制すべく前記ドット列領域毎に濃度の補正を実行する印刷装置と、
を有する印刷システムにおいて、
前記複数色のうち、所定の色のみ前記補正を実行することを特徴とする印刷システム。 - 互いに異なる複数色のインクを吐出し、前記インクの色毎に所定方向に沿って配置されされた複数の吐出部を前記所定方向と交差する移動方向に移動させつつインクを吐出した際に、各々の前記吐出部にて前記移動方向に沿うドット列が形成された媒体におけるドット列領域間の濃度ムラを抑制すべく前記ドット列領域毎に、前記複数色のうち、所定の色のみ濃度の補正を実行するステップと、
前記複数の吐出部を移動させつつインクを吐出して印刷するステップとを有することを特徴とする印刷方法。 - 互いに異なる複数色のインクを吐出し、前記インクの色毎に所定方向に沿って配置されされた複数の吐出部を前記所定方向と交差する移動方向に移動させつつインクを吐出した際に、各々の前記吐出部にて前記移動方向に沿うドット列が形成された媒体におけるドット列領域間の濃度ムラを抑制すべく前記ドット列領域毎に実行する濃度の補正に用いる補正用パターンにおいて、
前記複数色のうち、所定の色のみ印刷されていることを特徴とする補正用パターン。
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