JP2001183755A - 画像記録装置及び画像記録方法 - Google Patents

画像記録装置及び画像記録方法

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JP2001183755A
JP2001183755A JP2000297509A JP2000297509A JP2001183755A JP 2001183755 A JP2001183755 A JP 2001183755A JP 2000297509 A JP2000297509 A JP 2000297509A JP 2000297509 A JP2000297509 A JP 2000297509A JP 2001183755 A JP2001183755 A JP 2001183755A
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image
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unit
recording
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JP2000297509A
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Futoshi Yoshida
太 吉田
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Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度に副走査方向の走査間隔を制御するこ
とができる安価な画像記録装置及び画像記録方法を提供
することを目的とする。 【解決手段】 感光材料を一定速度で移動させ、感光材
料の送り量を送り量検出器80によって検出し、検出結
果に基づいて、フルカラー画像形成用光源部を主走査方
向に駆動するステッピングモータ128を制御し、フル
カラー画像形成用光源部による実画像記録開始時間を制
御することによって、副走査方向の走査間隔のずれを補
正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像記録装置にか
かり、特に、記録媒体上を走査することによって画像を
主走査し、記録媒体を移動させることによって副走査を
行う画像記録装置及び画像記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ビーム或いは書き込みヘッドを走査
(主走査)させ、その走査方向と略直角方向に記録媒体
を移動(副走査)させることにより画像を記録する画像
記録装置において、副走査方向のラインピッチ誤差を低
減することは画像のムラを低減する上で重要である。
【0003】このラインピッチ精度を上げる方法として
従来は、副走査方向に記録媒体を移動するモータや該移
動系の構成部品などのメカニカル精度を向上させること
によって副走査方向のラインピッチ誤差を低減してい
た。
【0004】或いは、副走査送り量をエンコーダ等の検
出器によって測定し、検出器によって検出された結果に
基づいて、副走査送り量の駆動をフィードバック制御す
ることによって副走査速度を可変して副走査方向のライ
ンピッチを補正していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の画像記録装置では、メカニカル精度を上げるもの
の場合では、部品精度の向上等を行うことによってコス
ト高になってしまう。
【0006】また、副走査送り量の駆動をフィードバッ
ク制御するものの場合では、副走査を駆動するモーター
等の駆動手段は、副走査送り量(走査速度)を一定量、
或いは一定速度で送るように駆動することによって最も
高精度に動作することができるが、副走査送り量を可変
することによって副走査送り量の駆動制御を行うため、
逆に誤差が増加してしまい、結果として精度が上がらな
い、という問題がある。
【0007】本発明は、上記問題を解決すべく成された
もので、高精度に副走査方向の走査間隔を制御すること
ができる安価な画像記録装置及び画像記録方法を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、画像を表す画像データに基
づいて、記録媒体上を走査することによって画像を記録
する走査手段と、前記走査手段の走査方向と略直交する
方向に前記記録媒体を略一定速度で移動する移動手段
と、前記移動手段による前記記録媒体の送り誤差を検出
する検出手段と、前記検出手段によって検出された前記
送り誤差に基づいて、前記走査手段による実画像記録開
始時間を制御する制御手段と、を備えることを特徴とし
ている。
【0009】請求項1に記載の発明によれば、走査手段
は、画像を表す画像データに基づいて、記録媒体上を走
査することによって画像を記録し、移動手段は、走査手
段の走査方向と略直交する方向に記録媒体を略一定速度
で移動する。すなわち、走査手段によって主走査を行
い、移動手段によって副走査を行うことによって、記録
媒体上に画像を記録する。なお、走査手段としては、光
露光を行う光走査装置であっても、インク等によって画
像を記録するヘッドを用いたものでもよい。
【0010】検出手段は、移動手段による記録媒体の送
り誤差、すなわち、移動手段の構成部品等のばらつきに
よって発生する副走査速度の変動量(送り誤差)を検出
する。そして、検出手段の検出結果に基づいて、制御手
段によって、実画像記録開始時間を制御することによ
り、副走査方向の画像記録間隔(走査間隔)を調整する
ことができる。
【0011】このように、走査手段による実画像記録開
始時間を制御することにより、副走査方向の走査間隔を
制御することができるので、画像記録装置の構成部品等
のメカニカル精度を向上することがなく、安価な装置と
することができる。
【0012】また、副走査方向の走査速度(移動手段に
よる記録媒体の移動速度)を設計値の略一定速度で駆動
できるため、高精度に画像記録装置を動作することがで
きる。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記走査手段は、前記画像データに応
じた光を照射することによって画像を記録することを特
徴としている。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明において、走査手段が画像データに応じた
光を感光材料などの記録媒体に照射することによって画
像記録する光露光の画像記録装置とすることが可能であ
る。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、前記走査手段は、光を反射する複数の
反射面を有する回転多面体によって光スポットを走査
し、光の照射タイミングを前記制御手段によって制御す
ることにより、前記複数の反射面のうち、光を反射する
面を選択することを特徴としている。
【0016】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明において、走査手段が画像データに応じた
光を回転多面体に照射することによって主走査を行う。
また、制御手段が光の照射タイミングを制御することに
より、回転多面体の複数の反射面のうち、光を照射する
面を選択する。すなわち、実画像記録開始前のダミー走
査回数(複数の反射面のうち走査しない面)を制御する
ことによって実画像記録開始時間を制御し、副走査方向
の走査間隔を調整することができる。
【0017】例えば、回転多面体の複数の反射面のう
ち、通常は、所定の反射面のみを使用して画像記録を行
い、反射面に照射する光の照射タイミングを検出手段の
検出結果に応じて制御することによって、副走査方向の
画像記録間隔を調整することができる。
【0018】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、前記走査手段は、光スポットを照射し
ながら、前記記録媒体上を往復移動することによって走
査し、前記制御手段によって前記走査の両端での停止時
間、又は、前記記録媒体上の画像記録を行わない領域に
おける走査速度を制御することを特徴としている。
【0019】請求項4に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明において、走査手段が光スポットを照射し
ながら、記録媒体上を往復移動することによって主走査
を行い、制御手段が検出手段の検出結果に応じて、走査
の両端での走査手段の停止時間、又は、記録媒体上の画
像記録を行わない領域における走査手段の移動速度を制
御することによって、実画像記録開始時間を制御するこ
とができる。
【0020】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4の何れか1項に記載の発明において、前記検出手
段が、前記走査手段による走査を行う前の任意の時間に
おける前記送り誤差を検出することを特徴としている。
【0021】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
乃至請求項4の何れか1項に記載の発明において、検出
手段が、走査手段による走査を行う前に、任意の時間に
おける記録媒体の送り誤差を検出することによって、副
走査方向の走査間隔のずれを調整することが可能とな
る。
【0022】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請
求項5の何れか1項に記載の発明において、前記検出手
段により検出された前記送り誤差を随時記憶し、記憶さ
れた前記変動量を読み出すことを特徴としている。
【0023】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
乃至請求項5の何れか1項に記載の発明において、検出
手段によって検出された記録媒体の送り誤差、すなわ
ち、副走査速度の変動量(副走査方向の送り量)を随時
記憶し、記憶された変動量を随時読み出して、読み出さ
れた変動量に基づいて、制御手段によって、走査手段に
よる実画像記録開始時間を制御することが可能となる。
【0024】例えば、予め副走査の周期的送り量変動を
記憶しておき、随時、画像記録を行う際に読み出して、
実画像記録開始時間を制御することによって副走査方向
の走査間隔を制御することができる。
【0025】請求項7に記載の発明は、画像を表す画像
データに基づいて、記録媒体上を光走査することによっ
て画像を記録する光走査手段と、前記光走査手段の光走
査方向と略直交する方向に前記記録媒体を略一定速度で
移動する移動手段と、前記移動手段による前記記録媒体
の送り誤差を検出する検出手段と、前記検出手段によっ
て検出された前記送り誤差に基づいて、前記記録媒体へ
光を入射する際の入射角度を制御する制御手段と、を備
えることを特徴としている。
【0026】請求項7に記載の発明によれば、光走査手
段は、画像を表す画像データに基づいて、記録媒体上を
光走査、すなわち、光露光することによって画像を記録
し、移動手段は、光走査手段の光走査方向と略直交する
方向に記録媒体を略一定速度で移動する。すなわち、光
走査手段によって主走査を行い、移動手段によって副走
査を行うことによって、記録媒体上に画像を記録する。
【0027】検出手段は、移動手段による記録媒体の送
り誤差、すなわち、移動手段の構成部品等のばらつきに
よって発生する副走査速度の変動量(送り誤差)を検出
する。そして、検出手段の検出結果に基づいて、制御手
段によって、記録媒体へ光を入射する際の入射角度を制
御することにより、副走査方向の画像記録間隔(走査間
隔)を調整することができる。
【0028】例えば、制御手段によって行われる記録媒
体を入射する際の入射角度の制御としては、光走査手段
から記録媒体上に照射される光の光路上に設けられるミ
ラーやプリズム等の角度や位置を制御することによっ
て、副走査方向の画像記録間隔を調整することが可能と
なる。
【0029】このように、記録媒体へ光を入射する際の
入射角度を制御することにより、副走査方向の走査間隔
を制御することができるので、画像記録装置の構成部品
等のメカニカル精度を向上することがなく、安価な装置
とすることができる。
【0030】また、副走査方向の走査速度(移動手段に
よる記録媒体の移動速度)を設計値の略一定速度で駆動
できるため、高精度に画像記録装置を動作することがで
きる。
【0031】請求項8に記載の発明は、画像を表す画像
データに基づいて、記録媒体上を走査することによって
画像を記録する走査手段と、前記走査手段の走査方向と
略直交する方向に前記記録媒体を略一定速度で移動する
移動手段と、前記移動手段による前記記録媒体の送り誤
差を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出さ
れた前記送り誤差に基づいて、前記走査手段を含むユニ
ットの位置を前記記録媒体移動方向に移動制御する制御
手段と、を備えることを特徴としている。
【0032】請求項8に記載の発明によれば、走査手段
は、画像を表す画像データに基づいて、記録媒体上を走
査することによって画像を記録し、移動手段は、走査手
段の走査方向と略直交する方向に記録媒体を略一定速度
で移動する。すなわち、走査手段によって主走査を行
い、移動手段によって副走査を行うことによって、記録
媒体上に画像を記録する。なお、走査手段としては、光
露光を行う光走査装置であっても、インク等によって画
像を記録するヘッドを用いたものでもよい。
【0033】検出手段は、移動手段による記録媒体の送
り誤差、すなわち、移動手段の構成部品等のばらつきに
よって発生する副走査速度の変動量(送り誤差)を検出
する。そして、検出手段の検出結果に基づいて、制御手
段によって、走査手段を含むユニットの位置を記録媒体
移動方向、すなわち副走査方向に移動制御することによ
り、副走査方向の画像記録間隔(走査間隔)を調整する
ことができる。
【0034】このように、走査手段を含むユニットの位
置を記録媒体移動方向に移動制御することにより、副走
査方向の走査間隔を制御することができるので、画像記
録装置の構成部品等のメカニカル精度を向上することが
なく、安価な装置とすることができる。
【0035】また、副走査方向の走査速度(移動手段に
よる記録媒体の移動速度)を設計値の略一定速度で駆動
できるため、高精度に画像記録装置を動作することがで
きる。
【0036】請求項9に記載の発明は、画像を表す画像
データに基づいて記録媒体上を走査することによって画
像を記録する走査手段の走査方向と略直交する方向に前
記記録媒体を略一定速度で移動し、該移動時の記録媒体
の送り誤差を検出して、該検出結果に基づいて、前記走
査手段による実画像記録開始時間、又は走査手段を含む
ユニットの位置を制御することを特徴としている。
【0037】請求項9に記載の発明によれば、走査手段
によって記録媒体上に画像を記録し、走査手段の走査方
向と略直交する方向に記録媒体を略一定速度で移動させ
る。すなわち、走査手段によって主走査を行い、記録媒
体を移動させることによって、副走査を行う。
【0038】そして、記録媒体の送り誤差、すなわち、
記録媒体を移動する移動手段等を構成する部品等のばら
つきによって発生する送り誤差を検出し、該検出結果に
基づいて、走査手段による実画像記録開始時間、又は走
査手段を含むユニットの位置を制御することにより、副
走査方向の画像記録間隔(走査間隔)を調整することが
できる。例えば、走査手段の実画像記録時間の制御とし
て、走査手段による画像記録領域外の走査速度や走査手
段による画像記録タイミング等の制御を行うことによ
り、副走査方向の画像記録間隔を調整することが可能で
あり、走査手段を含むユニットの位置として、ユニット
を副走査方向に移動制御することにより副走査方向の画
像記録間隔を調整することができる。
【0039】また、副走査方向の走査速度を設計値の略
一定速度で駆動できるため、高精度に画像記録を行うこ
とができる。
【0040】なお、光走査手段により画像を記録する場
合には、請求項10に記載のように、記録媒体の送り誤
差を検出して、該検出結果に基づいて、光走査手段から
記録媒体へ光を入射する際の入射角度を制御するように
しても請求項9と同様の効果を得ることができる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例を詳細に説明する。 [第1実施形態] (装置全体構成(外観))図1〜図3には、本実施形態
に係る画像記録装置10が示されている。この画像記録
装置10は、CD−ROM12やFD(フロッピー(登
録商標)ディスク)14(図3参照)に記録された画像
データを読み取り、画像データに基づいた光を本発明の
記録媒体としての感光材料16上に照射することによっ
て露光すると共に、この感光材料16に記録された画像
を普通紙(受像紙18)に転写して出力する装置であ
る。
【0042】画像記録装置10の箱型のケーシング20
の前面(図3の左側)上部は傾斜面とされ、操作表示部
22が設けられている。
【0043】図2に示すように、操作表示部22は、右
側に位置するモニタ部24と左側に位置する入力部26
とに分類され、モニタ部24は上述のようにして読み取
った画像データに基づいた画像を表示するようになって
いる。
【0044】また、入力部26は、複数の操作キー28
と、入力データ確認用表示部30とで構成されており、
記録枚数、サイズ設定、色バランス調整、ネガ/ポジ選
択等、画像記録に必要なデータを入力することができる
ようになっている。
【0045】操作表示部22の下方には、デッキ部32
が配設されている。デッキ部32は、図2の右側に位置
するCD−ROM12用デッキ部34と、左側に位置す
るFDデッキ部36とで構成されている。
【0046】CD−ROM用デッキ部34は、開閉ボタ
ン38を押圧操作することにより、トレイ40が開閉で
きるようになっている。このトレイ40上にCD−RO
M12を載置することにより、CD−ROM12を装置
内部に装填することができる。
【0047】一方、FDデッキ部36は、FD挿入スロ
ットル42が設けられ、FD14を挿入することによ
り、装置内部の駆動系が作動して、FD14を引き入れ
る構造となっている。なお、FD14を取り出す場合
は、操作ボタン44を押圧操作することによって、FD
14が引き出される構成とされている。
【0048】なお、CD−ROM用デッキ部34及びF
Dデッキ部36には、それぞれアクセスランプ46、4
8が設けられ、装置内でそれぞれにアクセス中の場合
に、該アクセスランプが点灯するようになっている。
【0049】デッキ部32の更に下方には、排出トレイ
50が配設されている。この排出トレイ50は、通常は
装置内に収容されており、把持部52に指をかけて引き
出すことができるようになっている(図1参照)。
【0050】この排出トレイ50上に画像が記録された
受像紙18が排出されるようになっている。
【0051】受像紙18は、予めトレイ54に層状に収
容されており、このトレイ54はケーシング20の上面
に設けられた、トレイ装填口56に装填されるようにな
っている。このトレイ装填口56に装填されたトレイ5
4から、1枚づつ受像紙18を取り出し、画像を転写さ
せた後、排出トレイ50へ案内される構成とされてい
る。
【0052】ケーシング20の右側(図1の紙面手前
側)には、2個の円形のカバー部材58、60が取り付
けられている。このカバー部材58、60は、個々に着
脱可能とされており、このカバー部材58、60の軸線
方向に沿った装置内部には、図3に示すように、ロール
状の感光材料16を巻き取る供給リール62と巻き取り
リール64とが配設されており、これらのリールは、カ
バー部材58、60を取り外した状態で取り出し、又は
装填することができるようになっている。 (受像紙搬送系)図3に示すように、トレイ装填口56
に装填されたトレイ54は、その先端部上面が半月ロー
ラ66に対向するようになっている。
【0053】半月ローラ66は周面の一部が軸線と平行
な面で切り欠かれており、通常は、この切欠部68がト
レイ54内の最上層の受像紙18と、所定の間隔をおい
て対向されている。ここで、半月ローラ66が回転する
と、最上層の受像紙18と半月ローラ66の周面とが接
触し、半月ローラ66が1回転することによって受像紙
18が若干引き出される。引き出された受像紙18は、
第1のローラ対70に挟持され、この第1のローラ対7
0の駆動力によって、トレイ54から完全に引き出され
る。
【0054】第1のローラ対70の下流側には、第2の
ローラ対72、ガイド板74、第3のローラ対76が順
に配設されており、受像紙18は第1のローラ対70に
挟持された後、第2のローラ対72に挟持され、且つガ
イド板74に案内され、第3のローラ対76に挟持され
る。
【0055】この第3のローラ対76では、感光材料1
6との重ね合わせも行われる。すなわち、第3のローラ
対76は、感光材料16の搬送路としても使用される。 (感光材料搬送系)感光材料16は、供給リール62に
層状に巻き取られた長尺の形で装置に装填されている。
供給リール62は、カバー部材60(装置後方側)を取
り外し、軸線方向に挿入することにより、所定位置に装
填することができる。
【0056】感光材料16が所定位置に装填されている
状態で、最外層を引き出し初期設定として所定の搬送路
に沿ってローディングが行われる。ローディングの手順
は、供給リール62から最外層を引き出し、この供給リ
ール62の装填位置近傍の第4のローラ対78に挟持さ
せ、ガイド板82を介して第3のローラ対76に挟持さ
せた後、ヒートローラ84に巻き掛けて、巻き取りリー
ル64に巻き掛けるようにしている。なお、この場合、
ローディングに必要な長さ分のリーダテープを供給リー
ル62に巻き取られた感光材料16の先端部に設けても
よい。
【0057】なお、この感光材料16の搬送路のうち、
第4のローラ対78とガイド板82との間には露光部8
6が設けられている。また、露光部86とガイド板82
との間には、水塗布部88が設けられている。この露光
部86及び水塗布部88の詳細については後述するが、
工程として感光材料16に露光部86で画像が露光され
た後、乳剤面(露光面)に水が塗布された状態で、第3
のローラ対76で受像紙18と重ね合わされるようにな
っている。
【0058】また、供給リール62の近傍には、供給リ
ール62より露光部86へ向かって搬送される感光材料
16の送り量(搬送速度)を検出する送り量検出器80
が設けられており、感光材料16の送り量が検出され
る。送り量検出器80による感光材料16の送り量検出
結果は、後述する露光部86のコントローラ104へ出
力されるようになっている。なお、感光材料16は、巻
取りローラ64に設けられたモータ65によって露光部
86へ向かって略一定速度で搬送されるようになってい
る。
【0059】なお、送り量検出器80としては、例え
ば、ロータリーエンコーダを用いて感光材料16の送り
量を検出することが可能である。 (ヒートローラ)ヒートローラ84は、本装置の熱現像
転写部であり、円筒状のローラ本体90と、このローラ
本体90の内部の軸線に沿って設けられたヒータ92と
によって構成されており、ヒータ92の作動によって、
ローラ本体90の表面が加熱され、このローラ本体90
に巻き掛けられる部材(感光材料16及び受像紙18)
に熱を加えるようになっている。この加熱により、熱現
像転写処理がなされ、感光材料16上に記録された画像
が、受像紙18に転写される。
【0060】ヒートローラ84の左下近傍には剥離ロー
ラ94と剥離爪96とが設けられており、ヒートローラ
84に約1/3程度巻き掛けられた受像紙18を案内す
る構造となっている。
【0061】一方、感光材料16は、ヒートローラ84
に約1/2程度巻き取られ、180°方向転換されて巻
取リール64が装填された位置へ案内されるようになっ
ている。 (水塗布部)図3に示すように、水塗布部88は、画像
形成用溶媒としての水を感光材料16又は受像紙18に
付与し、両者の重ね合わせ面を密着させ、熱現像するよ
うになっており、感光材料16の幅方向に沿って長尺の
塗布片98と、水を貯留するタンク100とで構成され
ている。
【0062】塗布片98は、フェルトやスポンジ等の吸
収性の高い部材で、且つ適度な硬さを持ったもので、タ
ンク100内の水は毛細管現象を利用して、塗布片98
へ常に適度な量が移行するようになっており、感光材料
16と塗布片98とが接触することにより、塗布片98
によって感光材料16の表面(乳剤面)に水が塗布され
る構成である。
【0063】また、塗布片98が適度な圧力で感光材料
16に当接しているため、水は均一に塗布される。
【0064】タンク100内の水は、水塗布部88全体
を取り外すことにより、補充するようになっているが、
配管を施して装置外部から常に水を供給するようにして
もよい。
【0065】なお、本実施の形態では、画像形成用溶媒
として水を使用するようにしたが、この水は純水に限ら
ず、広く一般に使用されている意味で水を含む。また、
水とメタノール、DMF、アセトン、ジイソプチルケト
ン等の低沸点溶媒との混合溶液であってもよい。さら
に、画像形成促進剤、カブリ防止剤、現像停止剤、親水
性熱溶媒等を含有させた溶媒であってもよい。 (露光部)図4には、本実施の形態に係る露光部86が
示されている。露光部86は、感光材料16の搬送路上
方に設けられた光源ユニット(シャトルヘッド)102
を主構成として、コントローラ104に接続されてい
る。コントローラ104には上述したように、CD−R
OM12やFD14等から読み取ることによって得られ
る画像データが入力され、この画像データに応じて、光
源ユニット102内のフルカラー画像形成用光源部10
6を点灯させるようになっている。なお、コントローラ
104の詳細については後述する。
【0066】光源ユニット102は、後述する主走査ユ
ニット108の駆動によって、感光材料16の幅方向
(主走査方向)に移動可能となっており、感光材料16
が露光部86を通過する際に主走査が行われるようにな
っている。
【0067】露光部86の光源ユニット102は、箱型
の露光ケーシング116によって覆われており、この露
光ケーシング116の上端面にフルカラー画像形成用光
源部106が配設され、このフルカラー画像形成用光源
部106の発光面が露光ケーシング116の開孔部が設
けられたアパーチャー118が配設され、R(レッ
ド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色に発光する
R−LEDチップ110R、G−LEDチップ110
G、B−LEDチップ110Bからの光の広がりを制限
している。
【0068】アパーチャー118の下流側で露光ケーシ
ング116の中央部には、レンズ114が配設され、フ
ルカラー画像形成用光源部106からの光を集光し、感
光材料16近傍に結像させるようになっている。なお、
結像される光の解像度は、300〜400dpi程度で
ある。また、レンズ114は図面の上で単体で示してい
るが、複数枚のレンズを組み合わせて単一のレンズ系を
構成してもよい。
【0069】ここで、レンズ114は、複数枚のレンズ
と絞りで構成されており、像面の高さがある程度変わっ
ても倍率が変動しない特性を持ったレンズであるとした
場合、主走査ユニット108による主走査移動時等の微
小な誤差を吸収することができる。
【0070】また、ピントは、図示しないオートフォー
カス機構によって常に調整されている。
【0071】光源ユニット102は、主走査ユニット1
08の一部を構成する互いに平行な一対のガイドシャフ
ト120に支持されている。このガイドシャフト120
は、感光材料16の幅方向(図4の矢印W方向)に沿っ
て配設されており、フルカラー画像形成用光源部106
は、このガイドシャフト120に案内されて、感光材料
16の幅方向に移動可能とされている。
【0072】フルカラー画像形成用光源部106の露光
ケーシング116には、無端のタイミングベルト122
の一部が固定されている。このタイミングベルト122
の両端は、それぞれガイドシャフト120の両端近傍に
位置するスプロケット124に巻き掛けられている。一
方のスプロケット124の回転軸は変速機126を介し
てステッピングモータ128の回転軸と連結されてお
り、このステッピングモータ128の往復回転によっ
て、フルカラー画像形成用光源部106は、ガイドシャ
フト120に沿って往復移動される。
【0073】ステッピングモータ128の駆動は、コン
トローラ104によって制御され、感光材料16が略一
定速度で露光部86を通過している時に、ステッピング
モータ126が回転を開始して感光材料16上をフルカ
ラー画像形成用光源部106が感光材料16の幅方向に
沿って移動する。所定パルスを確認した後、ステッピン
グモータ126を逆回転させることにより、フルカラー
画像形成用光源部106は、元の位置に戻る。
【0074】光源ユニット102の光出力側、感光材料
16との対向面且つ主走査開始位置近傍にはフォトダイ
オード130が配設され、フルカラー画像形成用光源部
106からの光源の光量に比例した大きさのアナログ信
号を出力するようになっている。このフォトダイオード
130は、光量補正ユニット132に接続され、アナロ
グ信号はこの光量補正ユニット132へ入力される。
【0075】光量補正ユニット132では、検出した各
色のLEDチップ110からの光量を比較して、光量、
色バランス調整を行い、補正値をコントローラ104へ
出力する。この補正値に基づいて、フルカラー画像形成
用光源部106へ送られる画像データが補正され、適正
な光量で各LEDチップ110が点灯される。 (コントローラ)コントローラ104は、図5に示すよ
うに、CPU140、ROM142及びRAM144を
含むマイクロコンピュータからなり、CPU140、R
OM142及びRAM144は、それぞれデータバス1
48に接続されている。
【0076】また、データバス148には、LEDチッ
プ110を発光させるドライバ150及び上述したフル
カラー画像形成用光源部106を移動させるステッピン
グモータ128を駆動するドライバ152が接続されて
いると共に、上述した感光材料16の送り量を検出する
送り量検出器80が接続されている。
【0077】送り量検出器80によって検出された感光
材料16の所定期間の送り量は、随時RAM144に記
憶され、RAM144から読み出されることによって消
去されるようになっている。
【0078】CPU140は、RAM144に記憶され
た送り量から感光材料16の送り速度の変動量を算出
し、該変動量に基づいて、フルカラー画像形成用光源部
106の移動速度を画像書き込み領域外の領域で調整す
るように構成されている。
【0079】次に、副走査方向の走査ピッチ補正方法に
ついて、図6のブロック図を参照して説明する。
【0080】副走査方向の走査ピッチ補正は、はじめに
送り量検出器80によって副走査積算送り量yの測定2
10を行う。なお、積算区間については、予め測定され
た誤差変動パターンより事前に決定し、副走査積算送り
量の測定は演算時間を考慮し、次の主走査開始時間に最
も近いタイミングで行う。
【0081】そして、補正する主走査タイミングにおけ
る副走査送り量Yの推定212を行う。この副走査送り
量Yの推定は、副走査積算送り量yの変動傾向(トレン
ド)から最小自乗近似等によって推定計算を行うことに
よって、副走査送り量Yを推定する。
【0082】次に、副走査積算送り誤差ΔYの計算21
4を行う。該計算は、 ΔY=Y−目標送り量 によって行う。
【0083】続いて、主走査タイミング補正量ΔTの計
算216を行う。該計算は、 ΔT=ΔY/Vy(Vy:副走査速度) によって行う。
【0084】このように算出された主走査タイミング補
正量ΔTより以下の何れかの方法によって、標準時間
(位置)に対するずれ補正218を行う。 (1)光源ユニット102において両端停止時間を補正
する場合には、主走査停止時間補正量ΔTs=−ΔTと
することによって補正を行う。 (2)光源ユニット102において主走査反転時の位置
を補正する場合には、主走査停止位置補正量ΔXの計算
(なお、停止位置が主走査方向に移動する場合を+方向
とする)を行い、 ΔX=ΔT×Vx/2(Vx:主走査速度(定速区
間)) とすることによって補正を行う。なお、加減速距離は一
定で定速区間が増減する場合を想定している。 (3)光源ユニット102において書き込みを行わない
ストローク(画像記録領域外の領域)の走査速度を補正
する場合には、走査停止時間補正量ΔTから加減速パタ
ーンの再計算、あるいは予め記憶されたか減速パターン
のテーブルからか減速パターン(加減速時間)を選択す
ることによって補正を行う。なお、この場合は、補正計
算終了は主走査減速開始以前となる。
【0085】続いて、上述のように構成された画像記録
装置10の作用について、図7のフローチャートを参照
して説明する。
【0086】トレイ54をトレイ装填口56に装填して
おき、感光材料16を巻き取った状態の供給リール62
及び空状態の巻取りリール64をそれぞれ所定位置に装
填し、且つ、ローディングが完了した状態で、操作表示
部22のプリント開始キーを操作すると、ステップ16
0で、感光材料16の略一定速度での搬送が開始され
る。
【0087】続いて、ステップ162では、送り量検出
器80によって感光材料16の送り量の検出が行われ、
検出結果がコントローラ104のRAM144へ記憶さ
れる。
【0088】感光材料16は上述したように略一定速度
で搬送されるが、供給リール62及び巻取りリール64
の偏心や巻取りリール64を駆動するモータ65等のば
らつきにより、感光材料16の送り量が変動する。そこ
で、ステップ164では、送り量検出器80の検出結果
からこの送り量の変動(搬送速度の変動)をコントロー
ラ104のCPU140によって算出し、送り量が変化
したか否かの判定を行う。
【0089】ステップ164の判定が肯定、すなわち、
感光材料16の送り量が変化したと判定された場合に
は、ステップ166へ移行する。
【0090】ステップ166では、感光材料16の送り
量変化に応じて、フルカラー画像形成用光源部106の
移動制御(詳細は後述)を行い、副走査方向の走査タイ
ミングのずれを補正する。
【0091】ステップ168では、ステップ166のフ
ルカラー画像形成用光源部106の移動制御に応じて、
感光材料16上に1ライン分の画像が記録されて、リタ
ーンされる。
【0092】一方、ステップ164の判定が否定、すな
わち、感光材料16の送り量の変動が無く、略一定速度
での搬送が行われていると判定された場合には、そのま
まステップ168へ移行し、感光材料16上に1ライン
分の画像が記録されて、リターンされる。
【0093】続いて、ステップ66のフルカラー画像形
成用光源部106の移動制御について説明する。
【0094】上述したように、感光材料16は基本的に
は、略一定速度で露光部86へ搬送されるが、供給リー
ル62及び巻取りリール64の偏心や巻取りリール64
を駆動するモータ65等のばらつきにより、感光材料1
6の送り量が変動する。そこで、感光材料16の画像記
録領域外の領域をフルカラー画像形成用光源部106を
移動する際の移動速度を制御する。なお、移動速度の制
御は、上述の副走査方向の走査ピッチ補正方法で説明し
たように行う。
【0095】例えば、感光材料16が略一定速度よりも
遅い場合には、主走査ラインが図8の実線171になる
べきところが、図8の点線170で示すように、ライン
ピッチが狭くなり画像ムラとなってしまうので、フルカ
ラー画像形成用光源部106の移動速度を画像記録領域
外の領域で移動する際に、変動量を補正するように速度
を遅くすることによって、ラインピッチが等間隔となる
ように補正することができる。
【0096】また、逆に感光材料16が略一定速度より
も速い場合には、図8の実線171になるべきところ
が、図8の点線172で示すように、ラインピッチが広
くなり、同様に画像ムラとなってしまうので、フルカラ
ー画像形成用光源部106の移動速度を画像記録領域外
の領域で移動する際に、変動量を補正するように速度を
速くすることによって、ラインピッチが等間隔となるよ
うに補正することができる。
【0097】このように、フルカラー画像形成用光源部
106の画像記録領域外の領域で移動する際の速度を調
整することによって、副走査方向のラインピッチを調整
することができる。なお、フルカラー画像形成用光源部
106の速度の調整は、走査端末におけるフルカラー画
像形成用光源部106の停止時間を制御するようにして
もよい。
【0098】従って、画像記録装置の構成部品等のメカ
ニカル精度を向上することがないため、安価の装置とす
ることができる。また、副走査方向の走査速度(感光材
料16の移動速度)を略一定速度としているので、高精
度に画像記録装置を動作することができる。
【0099】なお、フルカラー画像形成用光源部106
による画像記録は、フルカラー画像形成用光源部106
の往復移動のうち、往路又は復路だけの画像記録として
もよいし、往路、復路共に画像記録するようにしてもよ
い。
【0100】また、上記実施形態では、ステップ166
でフルカラー画像形成用光源部106の画像記録領域外
の領域での移動速度を調整することによって副走査方向
のラインピッチ誤差を調整するようにしたが、フルカラ
ー画像形成用光源部106のLEDチップ110より出
力される光の照射タイミングを調整することによっても
副走査方向のラインピッチ誤差を調整することが可能で
ある。
【0101】図9に示すように、送り量検出器80の検
出結果から実線175となるべきところがラインピッチ
が点線174のように狭くなることが予測された場合に
は、フルカラー画像形成用光源部106より出力される
光の照射タイミングを遅らせることによってラインピッ
チを等間隔に補正することができる。
【0102】また、送り量検出器80の検出結果から実
線177となるべきところがラインピッチが点線176
のように広くなることが予測された場合には、フルカラ
ー画像形成用光源部106より出力される光の照射タイ
ミングを早めることによってラインピッチを等間隔に補
正することができる。
【0103】ここで、フルカラー画像形成用光源部10
6より出力される光の照射タイミングを制御する場合に
は、画像位置が主走査方向にずれてしまう。従って、フ
ルカラー画像形成用光源部106より出力される光の画
像領域となる書出しタイミングについても同時に補正す
ることによって、副走査方向のラインピッチ誤差を調整
することができる。
【0104】さらに、副走査方向のラインピッチ誤差の
調整は、露光部86から感光材料16に照射する光の入
射角度を調整するようにしてもよい。入射角度の調整
は、例えば、図13に示すように、ガイドシャフト12
0に支持された支持部材220にアクチュエータ等の移
動手段222を介して光源ユニット102を固定し、移
動手段222を副走査方向(図13矢印P方向)に移動
することにより、光源ユニット102を傾けて(図13
点線参照)感光材料16に照射する光の入射角度を調整
するようにしてもよいし、図14に示すように、ガイド
シャフト120を軸支部224に軸支し、軸支部224
をフレーム226に固定し、軸支部224を図14矢印
Q方向に回転可能に構成する、又は、図15に示すよう
に少なくとも一方のガイドシャフト120を図15矢印
R方向に移動可能に構成することにより、光源ユニット
102を傾けて、感光材料16に照射する光の入射角度
を調整するようにしてもよい。すなわち、いずれの場合
にも、上述のように感光材料16の送り量(副走査送り
量)に基づいて、移動手段222による光源ユニット1
02の移動、軸支部224による少なくとも一方のガイ
ドシャフト120の移動、又はガイドシャフト120の
回転移動を行うことによって光源ユニット102が傾
き、副走査方向の入射角度を調整することが可能とな
り、ラインピッチ誤差を調整することができる。さら
に、入射角度の調整は、図16に示すように、光源ユニ
ット102と感光材料16の間にプリズム228を設け
ると共に、プリズム228を回転させるモータやアクチ
ュエータ等の回転手段230を設けて、プリズム228
を図16矢印X方向に回転させることにより感光材料1
6に照射する光の入射角度を調整するようにしてもよ
い。なお、プリズム228及び回転手段230は、光源
ユニット102の光出射側の露光ケーシングユニット1
16に設けるようにしてもよい。また、図13におい
て、移動手段222により光源ユニット102を移動さ
せる構成としては、図19に示すように支持部材220
にヒンジ221を設けて、支持部材220の一端(図1
9の上方側)はヒンジ221を介して光源ユニット10
2を固定し、他端側(図19の下方側)を移動手段22
2を介して光源ユニット102を固定し、移動手段22
2を図19矢印S方向に移動することによって、光源ユ
ニット102を図19矢印T方向に傾けるようにしても
よい。 [第2実施形態]第2実施形態に係る画像記録装置は、
第1実施形態に係る画像記録装置10に対して、露光部
86及びコントローラ104に接続される制御系の構成
が異なるのみであるため、その他の構成については、同
一符号を付して説明を省略する。
【0105】第2実施形態の露光部87は、図10に示
すように、光源としてのレーザダイオード178、複数
の反射面を有する回転多面体180、及び複数のレンズ
からなる光走査装置182によって、感光材料の幅方向
に光走査を行う。なお、図10(A)には、光走査装置
182の平面図が示されており、図10(B)には、光
走査装置182の側面断面図が示されている。
【0106】光走査装置182は、レーザダイオードド
ライバ192によって駆動が行われて拡散光の光ビーム
がレーザダイオード178より射出される。レーザダイ
オード178から射出される光ビームの光路上には、コ
リメータレンズ184、シリンドリカルレンズ186、
回転多面体180の順に配置されている。
【0107】レーザダイオード178より射出された光
ビームは、コリメータレンズ184によって光ビームを
拡散光から平行光線に変換され、シリンドリカルレンズ
186を介して回転多面体180の反射面に収束され
る。また、回転多面体180は、スキャナモータ194
によって高速且つ略一定速度で回転駆動される。これに
よって、回転多面体180の各反射面への光ビームの入
射角は連続的に変化し偏向される。
【0108】また、回転多面体180によって偏向され
た光ビームの進行方向には、回転多面体180から近い
方から順に、fθレンズ188、反射ミラー190が配
置されている。fθレンズ188は、感光材料16に光
を照射する時の走査速度を略等速度とするために配置さ
れており、2つのレンズより構成されている。fθレン
ズ188を透過した光は反射ミラー190によって反射
されて感光材料16上に光ビームが照射される。すなわ
ち、回転多面体の回転によって感光材料16に照射され
る光ビームの主走査がなされるように構成されている。
【0109】なお、本実施形態では、回転多面体180
の複数の反射面のうち、所定の1面のみで光走査を行う
ようにコントローラ104によってレーザダイオード1
78の発光制御が行われる。
【0110】第2実施形態のコントローラ104に接続
される制御系の構成は、図11に示すように、第1実施
形態と同様に、CPU140、ROM142、RAM1
44を含むマイクロコンピュータからなり、CPU14
0、ROM142及びRAM144は、それぞれデータ
バス148に接続されている。
【0111】また、データバス148には、レーザダイ
オード178を駆動するレーザダイオードドライバ19
2及び上述した回転多面体180を回転駆動させるドラ
イバ196が接続されていると共に、第1実施形態と同
様に、感光材料16の送り量を検出する送り量検出器8
0が接続されている。
【0112】送り量検出器80によって検出された感光
材料16の所定期間の送り量は、随時RAM144に記
憶され、RAM144から読み出されることによって消
去されるようになっている。
【0113】CPU140は、所定のクロックをドライ
バ196に入力することによってスキャナモータ194
を高速且つ一定速度で回転させる。また、CPU140
は、通常は回転多面体180の複数の反射面のうち、所
定の反射面にレーザダイオード178から射出される光
が照射されるように、レーザダイオードドライバ192
を介してレーザダイオード178を駆動する。そして、
CPU140は、RAM144に記憶された送り量から
感光材料16の送り速度の変動量を算出し、速度変動に
基づいて、回転多面体180の上述した通常光ビームが
照射される反射面とは異なる反射面に、レーザダイオー
ド178から射出される光ビームが照射されるように制
御する。
【0114】副走査方向の走査ピッチ補正方法は、第1
実施形態と同様にして、図6に示すようにして、主走査
タイミング補正量ΔTを算出する。そして、回転多面体
180において走査面間隔補正量ΔNを ΔN=ΔT/回転多面体180の1面によるスキャン時
間(画像記録時間) によって算出して、走査面間隔の補正を行う。
【0115】続いて、上述のように構成された画像記録
装置の作用について、図12のフローチャートを参照し
て説明する。
【0116】トレイ54をトレイ装填口56に装填して
おき、感光材料16を巻き取った状態の供給リール62
及び空状態の巻取りリール64をそれぞれ所定位置に装
填し、且つ、ローディングが完了した状態で、操作表示
部22のプリント開始キーを操作すると、ステップ20
0で、感光材料16の略一定速度での搬送が開始され
る。
【0117】続いて、ステップ202では、送り量検出
器80によって感光材料16の送り量の検出が行われ、
検出結果がコントローラ104のRAM144へ記憶さ
れる。
【0118】感光材料16は上述したように略一定速度
で搬送されるが、供給リール62及び巻取りリール64
の偏心や巻取りリール64を駆動するモータ65等のば
らつきにより、感光材料16の送り量が変動する。そこ
で、ステップ204では、送り量検出器80の検出結果
からこの送り量の変動(搬送速度の変動)をコントロー
ラ104のCPU140によって算出し、送り量が変化
したか否かの判定を行う。
【0119】ステップ204の判定が肯定、すなわち、
感光材料16の送り量が変化したと判定された場合に
は、ステップ206へ移行する。
【0120】ステップ206では、感光材料16の送り
量の変化に応じて、レーザダイオード178の駆動タイ
ミングの制御(詳細は後述)を行う。
【0121】ステップ208では、ステップ206のレ
ーザダイオード178の駆動タイミングの制御に応じ
て、感光材料16上に1ライン分の画像が記録されて、
リターンされる。
【0122】一方、ステップ204の判定が否定、すな
わち、感光材料16の送り量の変動が無く、略一定速度
での搬送が行われていると判定された場合には、そのま
まステップ208へ移行し、感光材料16上に1ライン
分の画像が記録されて、リターンされる。
【0123】続いて、ステップ206のレーザダイオー
ド178の駆動タイミングの制御について説明する。
【0124】上述したように、感光材料16は基本的に
は、略一定速度で露光部87へ搬送されるが、供給リー
ル62及び巻取りリール64の偏心や巻取りリール64
を駆動するモータ65等のばらつきにより、感光材料1
6の送り量が変動する。そこで、回転多面体180の複
数の反射面のうち、光ビームの偏向を行う反射面を選択
し、選択された反射面に光ビームが照射されるように、
レーザダイオード178の駆動タイミング(発光タイミ
ング)を制御する。すなわち、回転多面体180の複数
の反射面のうち、光走査を行わないダミー走査の回数を
制御する。
【0125】一般的に高速で回転する回転多面体180
の回転速度は、感光材料16の送り量(搬送速度)に較
べて非常に早い、従って、回転多面体180の光ビーム
を反射する反射面を通常使用する反射面に対して、図1
0に示すように、回転方向上流側又は下流側の反射面を
選択することによって、副走査方向のラインピッチを調
整することが可能である。なお、図10では反射面のシ
フト量として上流側及び下流側の1面を例に示すが、N
(N:自然数)面のシフト量とすることによって、ライ
ンピッチの調整幅を増加させることが可能である。
【0126】例えば、感光材料16が略一定速度よりも
遅い場合には、第1実施形態と同様に、図8の点線17
0で示すように、ラインピッチが狭くなり画像ムラとな
ってしまうので、回転多面体180の通常使用される反
射面に対して、回転方向下流側に位置する反射面に光ビ
ームが照射されるようにレーザダイオード178の駆動
制御を行うことによって、ラインピッチが等間隔となる
ように補正することができる。
【0127】また、逆に感光材料16が略一定速度より
も速い場合には、第1実施形態と同様に図8の点線17
2で示すように、ラインピッチが広くなり、同様に画像
ムラとなってしまうので、回転多面体180の通常使用
される反射面に対して、回転方向上流側に位置する反射
面に光ビームが照射されるようにレーザダイオード17
8の駆動制御を行うことによって、ラインピッチが等間
隔となるように補正することができる。
【0128】このように、回転多面体180が高速で回
転しているので、回転多面体180の反射面を選択し、
選択された反射面にレーザダイオード178より出力さ
れる光ビームが照射されるように制御することによっ
て、副走査方向のラインピッチを調整することができ
る。
【0129】従って、画像記録装置の構成部品等のメカ
ニカル精度を向上することなく、安価の装置とすること
ができる。また、副走査方向の走査速度(感光材料16
の移動速度)を略一定速度としているので、高精度に画
像記録装置を動作することができる。
【0130】なお、副走査方向のラインピッチ間隔の調
整は、回転多面体180の複数の反射面の数に依存する
ため、回転多面体180の反射面の数の多い方が、副走
査方向のラインピッチ調整を詳細に調整することができ
るため好ましい。
【0131】また、上記実施形態では、通常使用する回
転多面体180の反射面は、1面を使用する構成とした
が、複数面使用するようにしてもよい。この場合、例え
ば、通常の光走査時に、2面おきの反射面に光ビームが
照射されるようにレーザダイオード178を駆動制御し
た場合には、感光材料16の送り量の変化に応じて、回
転方向上流側及び下流側の反射面2面の何れかの反射面
に光ビームが照射されるようにレーザダイオード178
を制御することによって、副走査方向のラインピッチを
調整することができる。
【0132】また、上記の実施形態では、回転多面体1
80の反射面を選択することによって、副走査方向のラ
インピッチを調整するようにしたが、これに限るもので
はなく、例えば、図17に示すように、光走査装置18
2をユニット毎移動するようにしてもよいし、図18に
示すように、光走査装置182の反射ミラー190の反
射角度を調整することによって副走査方向のラインピッ
チを調整するようにしてもよい。
【0133】光走査装置182をユニット毎移動する場
合には、図17に示すように、光走査装置182をゴム
等の弾性素材からなるダンパー232を用いて揺動可能
に固定し、光走査装置182をユニット毎移動させるた
めに光走査装置182の外枠を押圧するアクチュエータ
等の移動手段234を設け、該移動手段234を図17
矢印Y方向に移動して光走査装置182の移動量を制御
することによって副走査方向のラインピッチ調整の実現
が可能である。また、光走査装置182の反射ミラー1
90の反射角度を調整する場合には、図18に示すよう
に、反射ミラー190を回転可能に軸支するブラケット
236と、該ブラケット236と反射ミラー190間に
反射ミラー190を回転させるための圧電素子238を
設け、圧電素子238を制御することによって反射ミラ
ー190の反射角度を図18矢印Z方向に回転調整する
ことによって副走査方向のラインピッチ調整の実現が可
能である。ここで、反射ミラー190の反射角度を調整
する手段は、圧電素子238に限るものではなく、例え
ばアクチュエータやソレノイド等を用いることも可能で
ある。
【0134】さらに、上記では、光走査によって感光材
料を露光する画像記録装置について説明したが、これに
限るものではなく、例えば、インクを噴射する走査ヘッ
ド等を備えた画像記録装置の実画像記録開始前の走査速
度を制御するようにしてもよいし、実画像記録開始タイ
ミングを制御してもよいし、走査ヘッドの位置を制御す
るようにしてもよい。
【0135】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
録媒体を略一定速度で移動し、該移動時の記録媒体の送
り誤差を検出して、該検出結果に基づいて、走査手段に
よる実画像記録開始時間、光走査手段から記録媒体へ光
を入射する際の入射角度、又は走査手段を含むユニット
の位置を制御することにより、高精度に副走査方向の走
査間隔を制御することができる安価な画像記録装置及び
画像記録方法を提供することができる、という効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像記録装置の概観
を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像記録装置の正面
図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る画像記録装置の内部
構成を示す側面断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る露光部の概略構成
を示す正面図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係るコントローラを含
む制御系の構成を示すブロック図である。
【図6】副走査方向の走査ピッチ補正方法を説明するた
めのブロック図である。
【図7】本発明の第1実施形態に係る画像記録装置の作
用を説明するためのフローチャートである。
【図8】第1実施形態に係る画像記録装置における副走
査方向の走査間隔の調整を説明するための図である。
【図9】第1実施形態に係る画像記録装置における副走
査方向の走査間隔のその他の調整方法を説明するための
図である。
【図10】(A)本発明の第2実施形態に係る露光部と
しての光走査装置の構成を示す平面図であり、(B)光
走査装置の側面断面図である。
【図11】本発明の第2実施形態に係るコントローラを
含む制御系の構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の第2実施形態に係る画像記録装置の
作用を説明するためのフローチャートである。
【図13】感光材料に照射する光の入射角度を調整する
構成の第1例を示す図である。
【図14】感光材料に照射する光の入射角度を調整する
構成の第2例を示す図である。
【図15】感光材料に照射する光の入射角度を調整する
構成の第3例を示す図である。
【図16】感光材料に照射する光の入射角度を調整する
構成の第4例を示す図である。
【図17】光走査装置をユニット毎移動する構成を示す
図である。
【図18】光走査装置の反射ミラーの反射角度を調整す
る構成を示す図である。
【図19】感光材料に照射する光の入射角度を調整する
構成の第1例における変形例を示す図である。
【符号の説明】
10 画像記録装置 16 感光材料 65 モータ 80 送り量検出器 104 コントローラ 106 フルカラー画像形成用光源部 108 主走査ユニット 110 LEDチップ 178 レーザダイオード 180 回転多面体 222、234 移動手段 224 軸支部 228 プリズム 230 回転手段 232 ダンパー 236 ブラケット 238 圧電素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 27/46 B41J 3/21 L H04N 1/04 H04N 1/12 Z 1/23 103

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を表す画像データに基づいて、記録
    媒体上を走査することによって画像を記録する走査手段
    と、 前記走査手段の走査方向と略直交する方向に前記記録媒
    体を略一定速度で移動する移動手段と、 前記移動手段による前記記録媒体の送り誤差を検出する
    検出手段と、 前記検出手段によって検出された前記送り誤差に基づい
    て、前記走査手段による実画像記録開始時間を制御する
    制御手段と、 を備えることを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記走査手段は、前記画像データに応じ
    た光を照射することによって画像を記録することを特徴
    とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記走査手段は、光を反射する複数の反
    射面を有する回転多面体によって光スポットを走査し、
    光の照射タイミングを前記制御手段によって制御するこ
    とにより、前記複数の反射面のうち、光を反射する面を
    選択することを特徴とする請求項2に記載の画像記録装
    置。
  4. 【請求項4】 前記走査手段は、光スポットを照射しな
    がら、前記記録媒体上を往復移動することによって走査
    し、前記制御手段によって前記走査の両端での停止時
    間、又は、前記記録媒体上の画像記録を行わない領域に
    おける走査速度を制御することを特徴とする請求項2に
    記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段が、前記走査手段による走
    査を行う前の任意の時間における前記送り誤差を検出す
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項
    に記載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】 前記検出手段により検出された前記送り
    誤差を随時記憶し、記憶された前記送り誤差を読み出す
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に
    記載の画像記録装置。
  7. 【請求項7】 画像を表す画像データに基づいて、記録
    媒体上を光走査することによって画像を記録する光走査
    手段と、 前記光走査手段の光走査方向と略直交する方向に前記記
    録媒体を略一定速度で移動する移動手段と、 前記移動手段による前記記録媒体の送り誤差を検出する
    検出手段と、 前記検出手段によって検出された前記送り誤差に基づい
    て、前記記録媒体へ光を入射する際の入射角度を制御す
    る制御手段と、 を備えることを特徴とする画像記録装置。
  8. 【請求項8】 画像を表す画像データに基づいて、記録
    媒体上を走査することによって画像を記録する走査手段
    と、 前記走査手段の走査方向と略直交する方向に前記記録媒
    体を略一定速度で移動する移動手段と、 前記移動手段による前記記録媒体の送り誤差を検出する
    検出手段と、 前記検出手段によって検出された前記送り誤差に基づい
    て、前記走査手段を含むユニットの位置を前記記録媒体
    移動方向に移動制御する制御手段と、 を備えることを特徴とする画像記録装置。
  9. 【請求項9】 画像を表す画像データに基づいて記録媒
    体上を走査することによって画像を記録する走査手段の
    走査方向と略直交する方向に前記記録媒体を略一定速度
    で移動し、 該移動時の記録媒体の送り誤差を検出して、該検出結果
    に基づいて、前記走査手段による実画像記録開始時間、
    又は走査手段を含むユニットの位置を制御することを特
    徴とする画像記録方法。
  10. 【請求項10】 画像を表す画像データに基づいて記録
    媒体上を光走査することによって画像を記録する光走査
    手段の走査方向と略直交する方向に前記記録媒体を略一
    定速度で移動し、 該移動時の記録媒体の送り誤差を検出して、該検出結果
    に基づいて、前記光走査手段から記録媒体へ光を入射す
    る際の入射角度を制御することを特徴とする画像記録方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007206269A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Kyocera Mita Corp ビーム走査装置及び画像形成装置
JP2009104005A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Panasonic Corp 画像記録装置

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