JPH10221615A - 画像露光装置 - Google Patents

画像露光装置

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Publication number
JPH10221615A
JPH10221615A JP23616697A JP23616697A JPH10221615A JP H10221615 A JPH10221615 A JP H10221615A JP 23616697 A JP23616697 A JP 23616697A JP 23616697 A JP23616697 A JP 23616697A JP H10221615 A JPH10221615 A JP H10221615A
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JP
Japan
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main scanning
image
photosensitive material
light source
stepping motor
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JP23616697A
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English (en)
Inventor
Futoshi Yoshida
太 吉田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走査開始タイミングをとるセンサ自体の検出
ずれによる主走査の開始時期のずれを解消する。 【解決手段】 フォトダイオードは、画像記録領域外に
位置しており、光源部からの光を画像記録前に受ける。
このフォトダイオードで、最初の主走査時に光を検出し
た時点で、前記ステッピングモータのパルス数をリセッ
ト(0)し、その後は、このパルス数によってステッピ
ングモータの駆動を制御する。このため、2回目以降の
主走査時の画像信号の出力タイミングは、フォトダイオ
ードの検出によらず、所定のパルス数となった時点で画
像信号を出力することになる。このようなパルス数制御
による走査は、1画像単位に行われ、次の画像の開始時
には、再度フォトダイオードの光検出時にリセットされ
るようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データに基づ
いて、光源ユニットを感光材料に対して主走査及び副走
査することにより、感光材料上に画像を露光する画像露
光装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】現在、
画像記録装置では、デジタル露光系を搭載したものが多
く開発されている。一般にデジタル露光系では、半導体
レーザから出力される光ビームに画像データをのせ、ポ
リゴンミラーを高速回転させることで、この光ビームを
偏向すると共に(主走査)、ガルバノミラー等でポリゴ
ンミラーで反射された光ビームをさらに副走査するか、
記録媒体側を移動させながら(あるいはステップ移動さ
せながら)主走査を繰り返すことにより、記録媒体上に
画像を記録するようになっている。ここで、記録媒体
は、コロナ放電によって帯電された感光ドラムであって
もよいし、感光材料であってもよい。また、光源として
は、半導体レーザを用いず、LED等の他の発光体であ
ってもい。
【0003】上記画像記録装置では、各主走査の同期を
取る必要がある。このため、主走査幅内であり、かつ画
像記録領域外の位置にセンサ(一般にSOSセンサとい
う)を設けておき、このSOSセンサで主走査時の光を
検出してから、所定時間後に画像データ信号を出力する
ようにしている。これによれば、各主走査の画像信号出
力時期が一定となり、画像の歪み等を防止することがで
きる。
【0004】しかしながら、上記の如く、SOSセンサ
を用いて同期を取る場合、センサ自体の検出時期にずれ
が生じることがある。すなわち、センサの検出面には、
一定の領域があり、ある一定の領域で所定の光量を得な
いと信号が反転しないため、その反転タイミングのずれ
によって、画像信号の出力時期が変化することがある。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、走査開始タイ
ミングをとるセンサ自体の検出ずれによる主走査の開始
時期のずれを解消できる画像露光装置を得ることが目的
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、画像データ信号に基づいて光源からの光ビームの発
光を制御して感光材料上に画像を走査記録する画像露光
装置であって、前記光源を前記感光材料に対して所定の
主走査方向に移動させる主走査手段と、前記主走査手段
による主走査毎に、前記光源と感光材料とを主走査方向
と直交する方向に相対移動させる副走査手段と、前記主
走査手段のスタート位置を検出する検出センサと、前記
光源の主走査方向の移動量を検出する移動量検出手段
と、走査記録の最初の主走査開始前までに、前記検出セ
ンサで前記主走査手段のスたート位置を検出したときの
前記移動量検出手段の移動量検出値を基準として、以後
の主走査における光ビームの露光タイミングを制御する
主走査露光制御手段と、を有している。
【0007】請求項2に記載の発明は、前記検出センサ
が、前記光源からの光ビームを所定位置で検出するスタ
ート位置検出センサであることを特徴としている。
【0008】請求項3に記載の発明は、前記検出センサ
が、前記主走査される前記主走査手段を所定位置で検出
する主走査手段初期位置検出センサであることを特徴と
している。
【0009】請求項1に記載の発明によれば、検出セン
サを用いて主走査を開始するのは、最初の1回のみで、
その後は、この検出センサで検出した時期を基準とした
移動量検出手段により検出される移動量検出値に基づい
て主走査を制御するため、検出センサ事態の検出ずれに
依存することがなく、精度のよい画像露光を行うことが
できる。
【0010】また、スタート位置検出センサの検出を初
回のみとしたため、例えば、片道走査のみならず往復走
査でも高画質な露光が可能となる。通常往復走査は、片
道走査に比べて高速処理が可能な分、往復でのドット位
置ずれにより画質が落ちることがあるが、本願発明のよ
うに移動量制御によれば、画質の低下は起き難くなる。
【0011】なお、請求項2に記載の発明のように、検
出センサとして、直接光ビームを検出するように、スタ
ート位置検出センサを光ビームの光路軌跡上に配設する
ことにより、精度よく光ビームの位置を検出することが
できる。
【0012】また、請求項3に記載の発明のように、検
出センサとして、主走査される前記主走査手段を所定位
置で検出する主走査手段初期位置検出センサとしてもよ
い。
【0013】主走査手段初期位置検出センサは、前記請
求項2に記載のスタート位置検出センサと同一の役目を
有しており、その効果も同一となる。
【0014】しかし、請求項2に記載のスタート位置検
出センサが光ビームを検出するため、そのセンサ種が限
られるが、この光ビームを主走査するための主走査手段
のメカニカルな移動軌跡上の所定位置で検出センサは、
リミットスイッチ等のメカニカルなスイッチはもちろ
ん、投光部及び受光部を有する光電センサ、磁束密度の
変化で異なる信号を出力するホール素子を用いたセンサ
等、さまざまな種類のセンサが適用可能である。
【0015】また、主走査手段初期位置検出センサの取
り付け位置も自由度が増し、組付け作業効率を考慮し
た、適当な位置に設定することが可能となる。
【0016】請求項4に記載の発明は、前記主走査駆動
をステッピングモータで行い、その駆動パルス、或いは
ステッピングモータ駆動パルス発生器に入力される分周
前のパルスによって移動量検出を行うことを特徴として
いる。
【0017】請求項4に記載の発明によれば、ステッピ
ングモータの駆動パルス、或いはステッピングモータ駆
動パルス発生器に入力される分周前のパルスを移動量検
出値として用いることにより、精度よく移動量が検出で
きると共に、実際に主走査する駆動系(ステッピングモ
ータ)と共通させることにより、検出誤差が軽減する。
【0018】請求項5に記載の発明は、画像1ドットに
対する露光タイミングをステッピングモータ駆動パル
ス、或いは前記分周前のパルスのn倍又は1/n倍(n
は整数)に同期させたことを特徴としている。
【0019】請求項5に記載の発明によれば、検出誤差
の軽減と共に各主走査の書き込み開始位置をさらに精度
よく決めることができる。このため、往復走査を行って
も、高画質な画像を得ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
「第1の実施の形態」 (全体構成「外観」)図1乃至図3には、本実施の形態
に係る画像記録装置100が示されている。
【0021】この画像記録装置100は、CD−ROM
102やFD104(図3参照)に記録された画像デー
タを読取り、感光材料106に露光すると共に、この感
光材料106に記録された画像を受像紙108に転写し
て出力する装置である。
【0022】箱型のケーシング110の前面(図3の左
側)の上部は傾斜面とされ、操作表示部112が設けら
れている。
【0023】図2に示される如く、操作表示部112
は、右側に位置するモニタ部114と左側に位置する入
力部116とに分類され、モニタ部114は前記読み取
った画像が写し出されるようになっている。
【0024】また、入力部116は、複数の操作キー1
18と、入力データ確認用表示部120とで構成されて
おり、記録枚数入力、サイズ設定、色バランス調製、ネ
ガ/ポジ選択等、画像記録に必要なデータを入力するこ
とができるようになっている。
【0025】操作表示部112の下方には、デッキ部1
22が配設されている。デッキ部122は、図3の右側
に位置する光ディスク用デッキ部124と、左側に位置
するFDデッキ部126とで構成されている。
【0026】光ディスク用デッキ部124は、開閉ボタ
ン128を押圧操作を行うことにより、トレイ130が
開閉できるようになっている。このトレイ130上に光
ディスク102を載置することにより、光ディスク10
2を装置内部に装填することができる。
【0027】一方、FDデッキ部126は、FD挿入ス
ロットル132が設けられ、FD104を挿入すること
により、装置内部の駆動系が作動して、FD104を引
き入れる構造となっている。なお、FD104を取り出
す場合は、操作ボタン134を押圧することにより、F
D104を引きだすことができる。
【0028】なお、光ディスクデッキ部124及びFD
デッキ部126には、それぞれアクセスランプ136、
138が設けられ、装置内でアクセス中はこのアクセス
ランプ136、138が点灯するようになっている。
【0029】デッキ部122のさらに下方には、排出ト
レイ140が配設されている。この排出トレイ140
は、通常は装置内に収容されており、把持部142に指
をかけて引き出すことができるようになっている(図1
参照)。
【0030】この排出トレイ140上に、前記画像が記
録された受像紙108が排出されるようになっている。
【0031】受像紙108は、予めトレイ144に層状
に収容されており、このトレイ144はケーシング11
0の上面に設けられた、トレイ装填口146に装填され
るようになっている。このトレイ装填口146に装填さ
れたトレイ144から、1枚づつ受像紙108を取り出
し、画像を転写させた後、前記排出トレイ140へ案内
される構成である。
【0032】ケーシング110の右側面(図1の紙面手
前側)には、2個の円形のカバー部材148、150が
取付けられている。このカバー部材148、150は、
個々に着脱可能とされており、このカバー部材148、
150の軸線方向に沿った装置内部には、図3に示され
る如く、ロール状の感光材料106を巻き取る供給リー
ル152と巻取リール154とが配設されており、これ
らのリールは、カバー部材148、150と取り外した
状態で取り出し、又は装填することができるようになっ
ている。 (受像紙搬送系)図3に示される如く、トレイ装填口1
46に装填されたトレイ144は、その先端部上面が半
月ローラ156に対向するようになっている。
【0033】半月ローラ156は周面の一部が接線方向
に切りかかれており、通常は、この切欠部158がトレ
イ144内の最上層の受像紙108と、所定の間隔をお
いて対向されている。ここで、半月ローラ156が回転
すると、前記最上層の受像紙108と半月ローラ156
の周面とが接触し、半月ローラ156が1回転すること
によって受像紙108が若干引き出される。引き出され
た受像紙108は、第1のローラ対160に挟持され、
この第1のローラ対160の駆動力によって、トレイ1
44から完全に引き出されるようになっている。
【0034】第1のローラ対160の下流側には、第2
のローラ対162、ガイド板164、第3のローラ対1
66が順に配設されており、受像紙108は第1のロー
ラ対160に挟持された後、第2のローラ対162に挟
持され、かつガイド板164に案内され、第3のローラ
対166に挟持される。
【0035】この第3のローラ対166では、感光材料
106との重ね合わせも行われる。すなわち、第3のロ
ーラ対166は、感光材料106の搬送路としても使用
される。 (感光材料搬送系)感光材料106は、供給リール15
2に層状に巻き取られた長尺の形で装置に装填されてい
る。供給リール152は、前記カバー部材150(装置
後方側)を取り外し、軸線方向に挿入することにより、
所定位置に装填することができる。
【0036】感光材料106が所定位置に装填されてい
る状態で、最外層を引き出し初期設定として所定の搬送
路に沿ってローディングが行われている。ローディング
の手順は、供給リール152から最外層を引き出し、こ
の供給リール152の装填位置近傍の第4のローラ対1
68に挟持させ、リザーバ部170、ガイド板172を
介して、前記第3のローラ対166に挟持させた後、ヒ
ートローラ174に巻き掛けて、巻取リール154に巻
き掛けるようにしている。なお、この場合、ローディン
グに必要な長さ分のリーダテープを供給リール152に
巻き取られた感光材料106の先端部に設けてもよい。
【0037】なお、この感光材料106の搬送路の内、
第4のローラ対168とリザーバ部170との間には露
光部176が設けられている。また、リザーバ部170
とガイド板172との間には、水塗布部178が設けら
れている。この露光部176及び水塗布部178の詳細
については後述するが、工程として感光材料106に露
光部176で画像が露光された後、乳剤面(露光面)に
水が塗布された状態で第3のローラ対166で受像紙1
08と重ね合わされるようになっている。 (ヒートローラ)ヒートローラ174は、本装置の熱現
像転写部であり、円筒状のローラ本体180と、このロ
ーラ本体180の内部の軸線に沿って設けられたヒータ
182と、で構成されており、ヒータ182の作動によ
って、ローラ本体180の表面が加熱され、このローラ
本体180に巻き掛けられる部材(感光材料106及び
受像紙108)に熱を与える役目を有している。この加
熱により、熱現像転写処理がなされ、感光材料106上
に記録された画像が、受像紙108に転写されるように
なっている。
【0038】ヒートローラ174の右下近傍には剥離ロ
ーラ184と剥離爪186とが設けられ、ヒートローラ
174に約1/3程度巻き掛けられた受像紙108を感
光材料106から引き剥がし、排出トレイ140方向に
受像紙108を案内する構造となっている。
【0039】一方、感光材料106は、ヒートローラ1
74に約1/2程度巻き取られ、180°方向転換され
て巻取リール154が装填された位置へ案内されるよう
になっている。 (水塗布部)図3に示される如く、水塗布部178は、
画像形成用溶媒としての水を感光材料106又は受像紙
108に付与し、両者の重ね合わせ面を密着させ、熱現
像する役目を有しており、感光材料106の幅方向に沿
って長尺の塗布片188と、水を貯留するタンク190
とで構成されている。
【0040】塗布片188は、フェルトやスポンジ等の
吸収性の高い部材で、かつ適度な硬さを持ったもので、
感光材料106が搬送時に所定の圧力で接触するように
なっている。タンク190内の水は毛細管現象を利用し
て、塗布片188へ常に適度な量が移行するようになっ
ており、前記感光材料106と塗布片188とが接触す
ることにより、塗布片188によって感光材料106の
表面(乳剤面)に水が塗布される構成である。
【0041】また、塗布片188が適度な圧力で感光材
料106に当接しているため、水は、均一に塗布され
る。
【0042】タンク190内の水は、水塗布部178全
体を取り外すことにより、補充するようになっている
が、配管を施して、装置外部から常に水を供給するよう
にしてもよい。
【0043】なお、本実施の形態では、画像形成用溶媒
として水を使用しているが、この水は純水に限らず、広
く一般的に使用されている意味で水を含む。また、水と
メタノール、DMF、アセトン、ジイソブチルケトン等
の低沸点溶媒との混合溶媒であってもよい。さらに、画
像形成促進剤、カブリ防止剤、現像停止剤、親水性熱溶
媒等を含有させた溶液であってもよい。 (露光部)図4には、本実施の形態に係る露光部176
が示されている。
【0044】露光部176は、感光材料106の搬送路
上方に設けられた光源ユニット200を主構成として、
コントローラ202に接続されている。コントローラ2
02には、画像信号がメモリされており(前記光ディス
ク102やFD104から読み取った画像信号)、この
画像信号に応じて、光源ユニット200内の光源部20
4を点灯させるようになっている。光源ユニット200
は、後述する主走査ユニット206の駆動によって、感
光材料106の幅方向(主走査方向)に移動可能となっ
ており、感光材料106が露光部176をステップ駆動
するときの停止時に主走査が行われるようになってい
る。
【0045】露光部176の光源ユニット200は、箱
型の露光ケーシング214によって覆われており、この
露光ケーシング214の上端面に光源部204が配設さ
れ、この光源部204の発光面が露光ケーシング214
内側に向けられている。光源部204の発光面側には、
アパーチャ216が設けられ、複数のLEDチップ20
8からの光の広がりを制限している。なお、アパーチャ
216のない構成も有り得る。
【0046】アパーチャ216の下流側で露光ケーシン
グ214の中央部には、テレセントリックレンズ212
が配設され、光源部204からの光を集光し、感光材料
106上に結像させる役目を有している。なお、結像さ
れる光の解像度は、250〜400dpi程度である。
【0047】ここで、テレセントリックレンズ212
は、複数枚のレンズと絞りで構成されており、像面の高
さが変わっても倍率が変動しない特性を持ったレンズで
あり、主走査ユニット206による主走査移動時や、露
光ケーシング214の取り付け状態による差を吸収する
ことができる。
【0048】また、ピントは、図示しないオートフォー
カス機構によって常に調整されている。或いは、焦点深
度の深いレンズ系とすることにより、調整不要としても
よい。
【0049】光源部204は、主走査ユニット206の
一部を構成する互いに平行な一対のガイドシャフト21
8に支持されている。このガイドシャフト218は、感
光材料106の幅方向(図4の矢印W方向)に沿って配
設されており、光源部204は、このガイドシャフト2
18に案内されて、感光材料106の幅方向に移動可能
とされている。
【0050】光源部204の露光ケーシング214に
は、無端のタイミングベルト220の一部が固定されて
いる。このタイミングベルト220の両端は、それぞれ
ガイドシャフト218の両端近傍に位置するスプロケッ
ト222に巻き掛けられている。一方のスプロケット2
22の回転軸には変速機224を介してステッピングモ
ータ226の回転軸と連結されており、このステッピン
グモータ226の往復回転によって、光源部206は、
ガイドシャフト218に沿って往復移動される。
【0051】ステッピングモータ226の駆動は、コン
トローラ202によって制御され、感光材料106のス
テップ駆動と同期がとられている。すなわち、感光材料
106が1ステップ移動して停止した状態で、ステッピ
ングモータ226が回転を開始して感光材料106上を
光源部204が感光材料106の幅方向に沿って移動す
る。所定パルスを確認した後、ステッピングモータ22
6を逆回転させることにより、光源部204は、元の位
置に戻る。この光源部204の戻り動作と同時に感光材
料106の次の移動が開始されるようになっている。
【0052】光源部204の光出力側、感光材料106
との対向面にはフォトダイオード228が配設され、光
源部204からの光源の光量に応じた信号を出力するよ
うになっている。このフォトダイオード228は、光量
補正ユニット230に接続され、前記信号はこの光量補
正ユニット230へ入力される。
【0053】なお、このフォトダイオード228は、主
走査される光を検出し、画像信号を出力する時期の基準
位置としての役目を有している。
【0054】すなわち、このフォトダイオード228
は、画像記録領域外に位置しており、前記光源部204
からの光を画像記録前に受けるようになっている。
【0055】本実施の形態では、このフォトダイオード
228で、最初の主走査時に光を検出した時点で、前記
ステッピングモータ226のパルス数をリセット(0)
し、その後は、このパルス数によってステッピングモー
タ226の駆動を制御するようにしている。このため、
2回目以降の主走査時の画像信号の出力タイミングは、
フォトダイオード228の検出によらず、所定のパルス
数となった時点で画像信号を出力することになる。
【0056】このようなパルス数制御による走査は、1
画像単位に行われ、次の画像の開始時には、再度フォト
ダイオード228の光検出時にリセットされるようにな
っている。
【0057】光量補正ユニット230では、検出した各
色のLEDチップ208からの光量を比較して、濃度、
色バランス調整を行い、補正値をコントローラ202へ
出力する役目を有している。この補正値に基づいて、光
源部204へ送られる画像信号が補正され、適正な光量
で各LEDチップ208が点灯する。
【0058】図5に示される如く、光源部204は、L
EDチップ208が集合して構成されており、それぞれ
B(ブルー)、G(グリーン)、R(レッド)の各色に
発色するLEDチップ208(以下、色毎の個々に説明
する場合には、B色に発色するLEDチップをB−LE
Dチップ208B、G色に発色するLEDチップをG−
LEDチップ208G、R色に発色するLEDチップを
R−LEDチップ208Rという)がそれぞれ基板21
0上で、感光材料106の幅方向(主走査方向)に沿っ
て、同一の配列規則にしたがって取り付けられている。
なお、各色の波長は、R−LEDチップ208Rが65
0±20nm、G−LEDチップ208Gが530±3
0nm、B−LEDチップ208Bが470±20nm
とされている。
【0059】基板210の平面視で右端には、10個の
B−LEDチップ208Bが、2列、かつ千鳥状に配列
され、左端には、10個のR−LEDチップ208R
が、2列、かつ千鳥状に配列され、中央には、10個の
G−LEDチップ208Gが、2列、かつ千鳥状に配列
されており、合計6列のLEDチップが配列されてい
る。
【0060】基板210には、所定の配線がエッチング
処理等で施されているが、この配線間が短絡しないよう
に、金属で被覆されており、放熱機能を有している。こ
のため、LEDチップ210の点灯による発熱を抑制す
ることがでい、発光量の変動を抑えることができる。
【0061】以下に、本実施の形態で適用される光源部
204の各部の寸法を示す。まず、基板210は横
(X)×縦(Y)寸法は、5×5mm(最大)であり、
LEDチップ208の外形寸法(x×y)は約360×
360μmである。同一色の列間ピッチPは600μm
で、各列の行ピッチLは520μm、千鳥状としたとき
の段差寸法Dは260μmである。各色間の隙間寸法G
はテレセントリックレンズ212によって決まるもので
あり、一義的に決められないが、R−G間、G−B間の
隙間寸法Gは同一であることが好ましい。
【0062】なお、図5に示すLEDチップ208の斜
線部分は、実際に発光する領域であり、図5の鎖線で示
される如く、千鳥状とした隣り合う列同志の発光領域の
境を一致させている。
【0063】上記構造の光源部204により、感光材料
106上には、各色共に1回の主走査で10本の主走査
ラインが記録できることになる。このため、感光材料1
06のステップ移動は、感光材料106上に記録される
主走査ライン幅の10倍のピッチで駆動、停止を繰り返
すように制御されている。 (リザーバ部)リザーバ部170は、前述の如く露光部
174と水塗布部178との間に配設されており、2対
の挟持ローラ対192、194と、1個のダンサーロー
ラ196とで構成されている。感光材料106は、2対
の挟持ローラ対192、194に掛け渡されており、こ
の間で感光材料106に略U字型の弛みを設けている。
この弛みに対応してダンサーローラ196を上下動する
ようになっており、弛み部の感光材料106を保持して
いる。
【0064】露光部176では、感光材料106はステ
ップ移動するが、水塗布部178では、水の均一な塗布
のために一定速度で搬送させる必要がある。このため、
露光部176と水塗布部178との間に感光材料106
の搬送速度差が生じる。この速度差を吸収するために、
ダンサーローラ196が上下動させ、感光材料106の
弛み量を調整し、感光材料106のステップ移動と定速
移動とを同時に行えるようにしている。
【0065】以下に本実施の形態の作用を説明する。ま
ず、画像記録のための全体の流れを説明する。
【0066】トレイ144をトレイ装填口146に装填
しておき、感光材料106を巻き取った状態の供給リー
ル152及び空状態の巻取リール154をそれぞれ所定
位置に装填し、かつローディングが完了した状態で、操
作表示部112のプリント開始キーを操作すると、コン
トローラ202では、光ディスク102又はFD104
から画像データを読取り、記憶する。
【0067】コントローラ202で画像データを記憶す
ると、供給リール152が駆動して、感光材料106の
搬送を開始する。
【0068】感光材料106が露光部176の所定位置
に至ると、感光材料106は一旦停止して、コントロー
ラ202から画像信号が光源部204へ出力される。こ
の画像信号は、10ライン毎に出力され、光源部204
は、ステッピングモータ226の駆動によってガイドシ
ャフト218に案内され感光材料106の幅方向に沿っ
て移動する(主走査)。なお、この画像信号の出力の開
始前にフォトダイード228によって光源部204から
の各色の光量を検出し、光量補正ユニット230におい
て、濃度、色バランス等を調整するための補正値をコン
トローラ202へ供給し、画像信号を補正している。こ
の補正値は1画像毎に実行される。
【0069】1回の主走査が終了すると、感光材料10
6は、1ステップ(10ラインピッチ)移動し停止し、
2回目の主走査がなされる。これを繰り返すことによ
り、感光材料106上に1フレーム分の画像が記録され
る。なお、記録が終了した感光材料106は、リザーバ
部170の上流側の挟持ローラ対192のみの駆動(下
流側の挟持ローラ対194は停止)によって、ダンサー
ローラ196に巻き掛けられるようにリザーバ部170
で弛んだ状態で保持され、水塗布部178へは至らない
ようになっている。
【0070】リザーバ部170に、1画像分の長さの感
光材料106がたまると、リザーバ部170の下流側の
挟持ローラ対194が駆動を開始する。これにより、感
光材料(画像記録済)106が水塗布部178へ搬送さ
れる。水塗布部178では、感光材料106は定速搬送
され、塗布片188によって水が均一に塗布される。
【0071】この塗布片188には、タンク190から
水が常に送られており、かつ所定の圧力で感光材料10
6を押圧しているため、適量の水が感光材料106へ塗
布される。
【0072】水が塗布された感光材料106は、ガイド
板172に案内されて第3のローラ対166へと搬送さ
れる。
【0073】一方、受像紙108は、半月ローラ156
が1回転することにより、半月ローラ156の周面と受
像紙108の先端部とが接触し、最上層の受像紙108
が引き出され、第1のローラ対160の挟持される。こ
の第1のローラ対160の駆動によって、受像紙108
はトレイ144から引き出され、第2のローラ対162
に挟持された状態で、感光材料106を到着を待つ。
【0074】感光材料106がガイド板を通過するのに
同期して、第1のローラ対160及び第2のローラ対1
62の駆動が開始され、受像紙108は、ガイド板16
4に案内されて第3のローラ対166へと搬送される。
【0075】第3のローラ対166では、感光材料10
6と受像紙108とが重ね合わされた状態で挟持し、ヒ
ートローラ174へ送り出す。このとき、感光材料10
6に塗布された水によって、両者が密着される。
【0076】重ね合わされた状態の感光材料106と受
像紙108は、ヒートローラ174に巻き掛けられ、ヒ
ータ182からの熱を受け、熱現像転写処理がなされ
る。すなわち、感光材料106に記録された画像が受像
紙108へ転写され、顕像化される。
【0077】ヒートローラ174に約1/3程度巻き掛
けられた状態で熱現像転写は完了し、受像紙108は、
剥離ローラ184及び剥離爪186によって感光材料1
06から剥がされ、剥離ローラ184に巻き掛けられる
形で排出トレイ140上に排出される。
【0078】一方、感光材料106は、ヒートローラ1
74に約1/2巻き掛けられた後、接線方向に移動し
て、巻取リール154に巻き取られる。
【0079】ここで、本実施の形態における主走査時の
画像信号出力タイミングは、初回がフォトダイオード2
28の光検出時期であり、2回目以降はパルスモータ2
26のパルス数制御によって実行される。この主走査の
制御を図6のフローチャートに従い詳細に説明する。
【0080】まず、ステップ300では、ライン数を示
す変数nを1にセットすると共に1ラインのパルス数
(画像領域に相当する幅のパルス数)をPとする。
【0081】次のステップ302では、フォトダイオー
ド228で光を検出したか否かが判断され、肯定判定さ
れるとステップ304へ以降して所定パルス駆動する。
この所定パルスとは、フォトダイオード228で光を検
出してから画像記録開始位置までの長さに相当するパル
ス数である。
【0082】次のステップ306では、ステッピングモ
ータ226のパルス数をリセット(0)し、次いでステ
ップ308では、第nライン(初回は第1ライン)の書
き込みを開始する。なお、本実施の形態では、10ライ
ン同時に書き込むようになっているが、この同時書き込
みを1ラインとする。
【0083】次のステップ310では、駆動パルス数が
Pに達したか否かが判断され、肯定判定されるとステッ
プ312へ移行して、ステッピングモータ226の駆動
を停止し、逆転駆動する。なおK、この逆転駆動時に感
光材料106は、1ステップ分移動することになる。
【0084】次のステップ314で、駆動パルス数が0
となったか否かが判断され、肯定判定されると、ステッ
プ316へ移行してライン数nをインクリメントしてス
テップ316へ移行する。ステップ318では、最終ラ
インが終了したか否かが判断され、否定判定の場合は、
ステップ308へ戻り、上記工程を繰り返す。また、ス
テップ318で肯定判定されると1画像の処理が終了し
たと判断され、このルーチンは終了する。
【0085】このように、1画像の初回のみフォトダイ
オード228の光の検出を基準とし、その後は、ステッ
ピングモータ226のパルス数制御で画像を記録してい
くため、フォトダイオード228の光検出誤差に依存せ
ず、精度のよい画像記録を行うことができる。
【0086】また、本実施の形態では、ステッピングモ
ータ226の駆動パルスに基づいて、画像を記録した
が、この駆動パルスを発生する駆動パルス発生器に入力
される分周前のパルス(例えば、クロックパルスや、原
画像がビデオ信号であり、その再生器等が接続されてい
るような場合は、その水平同期パルスや垂直同期パル
ス)によって移動量の検出を行ってもよい。
【0087】また、本実施の形態では、画像の露光タイ
ミングと、前記移動量検出のために用いた駆動パルスと
を特に相関させなかったが、露光タイミングを駆動パル
ス或いは前記分周前のパルスのn倍又は1/n倍(nは
整数)に同期させることによって、各主走査の書き込み
開始をさらに精度よく一致させることができる。
【0088】なお、このようにパルス数で制御すること
により、片道走査のみならず、往復走査も可能となる。
また、この往復走査は高速となる分、画質の低下を招い
ていたが、本実施の形態の如く、パルス数制御によれ
ば、画質の低下もない。
【0089】本実施の形態によれば、コンパクトな構造
で画像記録を行うことができ、また、装置内に光ディス
ク用デッキ124及びFD用デッキ126を搭載してい
るため、迅速に画像データを取り込むことができる。ま
た、モニタ部114により、記録する画像を確認するこ
とができるため、濃度や色バランスの調整が容易であ
る。
【0090】また、排出トレイ140を格納式としたの
で、非使用時は、受像紙108を収容したトレイ144
を取り外すことにより、凹凸の少ない外形となり、作業
スペースを有効利用することができる。
【0091】さらに、本実施の形態の装置では、水塗布
部178及び露光部176が感光材料106の搬送方向
に対して固定であり、感光材料106との相対移動は、
全て感光材料106の移動によって行われるため、移動
機構が簡単となる。
【0092】なお、本実施の形態では、装置に光ディス
ク用デッキ部124及びFD用デッキ部126を搭載し
たが、他の記録媒体(例えば、光磁気ディスク(M
O)、相変化ディスク(PD)、ビデオテープ等)を装
填可能なデッキ部を搭載してもよい。また、外部(例え
ば、パソコン、テレビジョン等)からの画像信号を取り
込む、画像入力端子を設けてもよい。 「第2の実施の形態」以下に本発明の第2の実施の形態
について説明する。なお、上記第1の実施の形態と同一
構成部分については、同一の符号を付してその構成の説
明を省略する。
【0093】図7に示される如く、第2の実施の形態の
第1の特徴は、ステッピングモータ226のパルス数を
リセット(0)するタイミングを検出するフォトダイオ
ード228の代わりに、主走査手段としての光源ユニッ
ト200の移動軌跡上にフォトインタラプタ300を設
けた点にある。
【0094】図7に示される如く、光源ユニット200
の架台からは、薄肉板302が取り付けられ、光源ユニ
ット200を検出する位置にフォトイタラプタ300が
配設されている。このフォトインタラプタ300は、そ
の投光部と受光部との間に隙間が設けられており、この
隙間が、光源ユニット200が移動軌跡の一部とされて
いる。このため、光源ユニット200が所定位置(基準
位置)に至ると、薄肉板302が投光部からの光を遮
り、フォトインタラプタ300の出力を反転することが
できる。この反転した信号に基づいて、ステッピングモ
ータ226のパルス数をリセットすることにより、第1
の実施の形態と同様にスタート位置を確実に得ることが
できる。なお、1画像の初回のみこのフォトインタラプ
タ300によって基準位置を設定し、以後はパルス数に
基づいて主走査するのは、第1の実施の形態と同様であ
る。
【0095】なお、上記では、主走査手段初期位置検出
センサとして、フォトインタラプタ300等の非接触セ
ンサを用いたが、この非接触センサとしては、ホール素
子等の適用可能である。また、接触型のセンサとしては
リミットスイッチ等を光源ユニット200の移動軌跡上
の所定位置に配設すればよい。
【0096】また、この第2の実施の形態では、光源部
204の各色のLEDチップの数をそれぞれ11個とし
て配列している。
【0097】図8に示される如く、光源部204は、L
EDチップ208が集合して構成されており、それぞれ
B(ブルー)、G(グリーン)、R(レッド)の各色に
発色するLEDチップ208(以下、色毎の個々に説明
する場合には、B色に発色するLEDチップをB−LE
Dチップ208B、G色に発色するLEDチップをG−
LEDチップ208G、R色に発色するLEDチップを
R−LEDチップ208Rという)がそれぞれ基板21
0上で、感光材料106の幅方向(主走査方向)に沿っ
て、同一の配列規則にしたがって取り付けられている。
すなわち、基板210の平面視で右端には、11個のB
−LEDチップ208Bが、2列、かつ千鳥状に配列さ
れ、左端には、11個のR−LEDチップ208Rが、
2列、かつ千鳥状に配列され、中央には、11個のG−
LEDチップ208Gが、2列、かつ千鳥状に配列され
ており、合計6列のLEDチップが配列されている。
【0098】基板210には、所定の配線がエッチング
処理等で施されているが、この配線間が短絡しないよう
に、金属で被覆されており、放熱機能を有している。こ
のため、LEDチップ208の点灯による発熱を抑制す
ることができ、発光量の変動を抑えることができる。な
お、LEDチップ208の外形寸法(x×y)は約36
0×360μmである。
【0099】また、基板210にマウントすべきLED
チップ208の同一色の列間ピッチPは600μmで、
各列の行ピッチLは520μm、千鳥状としたときの段
差寸法Dは260μm、各色間の隙間寸法GはR−G
間、G−B間で同一であることが好ましい。なお、図5
に示すLEDチップ208の斜線部分は、実際に発光す
る領域であり、千鳥状とした隣り合う列同志の発光領域
の境を一致させている。
【0100】上記構造の光源部204により、感光材料
106上には、各色共に1回の主走査で11本の主走査
ラインが記録できることになる。なお、主走査ラインピ
ッチ間は偶数の10となる。
【0101】ここで、本実施の形態では、感光材料10
6のステップ移動は、感光材料106上に記録される前
回の第1番目の主走査ラインが、前回の6番目と7番目
の間の主走査ラインの中間位置にくるピッチ(5.5 ライ
ンピッチ)で副走査駆動、停止を繰り返すように制御さ
れている。なお、図9において、細実線が前回の主走査
によって形成された主走査ラインであり、鎖線が今回の
主走査によって形成される主走査ラインであり、太実線
が次回の主走査によって形成される主走査ラインであ
る。
【0102】このように、LEDチップ208を奇数個
とし(すなわち、10間隔とし)、主走査ライン間にさ
らに主走査ラインを形成するようにして解像度を2倍に
増加させている。なお、LEDチップ208を奇数個と
することにより、副走査ピッチを全て同一とすることが
できる。また、最初の主走査駆動時の第1番目から5番
目の主走査ラインは、制御上書き込み無しとしている。
【0103】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る画像露光
装置は、走査開始タイミングをとるセンサ自体の検出ず
れによる主走査の開始時期のずれを解消できるという優
れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る画像記録装置の斜視図であ
る。
【図2】本実施の形態に係る画像記録装置の正面図であ
る。
【図3】本実施の形態に係る画像記録装置の内部構成を
示す側面断面図である。
【図4】露光部の概略構成を示す正面図である。
【図5】露光部の光源部を示す平面図である。
【図6】1画像分の主走査開始タイミングを制御するル
ーチンを示すフローチャートである。
【図7】第2の実施の形態に係る露光部の概略を示す正
面図である。
【図8】第2の実施の形態に係る光源部を示す平面図で
ある。
【図9】第2の実施の形態に係る光源部を適用した場合
の主走査ラインの状態を示す平面図である。
【符号の説明】
100 画像記録装置 106 感光材料 108 受像紙 152 供給リール(副走査手段) 154 巻取リール(副走査手段) 174 ヒートローラ 176 露光部 178 水塗布部 200 光源ユニット(主走査手段) 202 コントローラ(走査露光制御手段) 204 光源部 208 LEDチップ 226 ステッピングモータ(主走査手段) 228 フォトダイオード(検出センサ「スタート位
置検出センサ」) 300 フォトインタラプタ(検出センサ「主走査手
段初期位置検出センサ」)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データ信号に基づいて光源からの光
    ビームの発光を制御して感光材料上に画像を走査記録す
    る画像露光装置であって、 前記光源を前記感光材料に対して所定の主走査方向に移
    動させる主走査手段と、 前記主走査手段による主走査毎に、前記光源と感光材料
    とを主走査方向と直交する方向に相対移動させる副走査
    手段と、 前記主走査手段のスタート位置を検出する検出センサ
    と、 前記光源の主走査方向の移動量を検出する移動量検出手
    段と、 走査記録の最初の主走査開始前までに、前記検出センサ
    で前記主走査手段のスタート位置を検出したときの前記
    移動量検出手段の移動量検出値を基準として、以後の主
    走査における光ビームの露光タイミングを制御する主走
    査露光制御手段と、を有する画像露光装置。
  2. 【請求項2】 前記検出センサが、前記光源からの光ビ
    ームを所定位置で検出するスタート位置検出センサであ
    ることを特徴とする請求項1記載の画像露光装置。
  3. 【請求項3】 前記検出センサが、前記主走査される前
    記主走査手段を所定位置で検出する主走査手段初期位置
    検出センサであることを特徴とする請求項1記載の画像
    露光装置。
  4. 【請求項4】 前記主走査駆動をステッピングモータで
    行い、その駆動パルス、或いはステッピングモータ駆動
    パルス発生器に入力される分周前のパルスによって移動
    量検出を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3の
    いずれか1項記載の画像露光装置。
  5. 【請求項5】 画像1ドットに対する露光タイミングを
    ステッピングモータ駆動パルス、或いは前記分周前のパ
    ルスのn倍又は1/n倍(nは整数)に同期させたこと
    を特徴とする請求項4記載の画像露光装置。
JP23616697A 1996-12-02 1997-09-01 画像露光装置 Pending JPH10221615A (ja)

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JP32201596 1996-12-02
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