JPH10114100A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10114100A
JPH10114100A JP27254696A JP27254696A JPH10114100A JP H10114100 A JPH10114100 A JP H10114100A JP 27254696 A JP27254696 A JP 27254696A JP 27254696 A JP27254696 A JP 27254696A JP H10114100 A JPH10114100 A JP H10114100A
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JP
Japan
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image
led chip
photosensitive material
light
exposure
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JP27254696A
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Futoshi Yoshida
太 吉田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体上に仕上がり品質よくカラー画像を
形成する。 【解決手段】 テレセントリックレンズ312R、31
2G、312BをR−LEDチップ208R、G−LE
Dチップ208G、B−LEDチップ208Bに各々対
応させると共に、所定の角度で配置して、感光材料10
6上に、感光材料106の幅方向に配列されたR−LE
Dチップ208R、G−LEDチップ208G、B−L
EDチップ208Bからの各々の光が、幅方向の1点で
結像する。この結果、各LEDチップ208の色に対応
した適切な焦点距離に調整することができると共に、露
光ユニット300が図7の矢印W方向に沿って主走査し
て露光を行う場合、同一の画素に対する画像データを、
R−LEDチップ208R、G−LEDチップ208
G、B−LEDチップ208Bに対して同時に出力する
ことができ、簡単な制御で効率よく画像を形成すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特に、デジタル画像データに基づいた画像を記録媒
体上に形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、画像形成装置では、デジタル露光
系を搭載したものが多く開発されている。一般にデジタ
ル露光系では、画像データに応じて変調した半導体レー
ザからの光ビームを、ポリゴンミラーを高速回転させて
偏向すると共に(主走査)、ガルバノミラー等でポリゴ
ンミラーで反射された光ビームをさらに副走査するか、
記録媒体側を移動させながら(あるいはステップ移動さ
せながら)主走査を繰り返すことにより、記録媒体上に
画像を形成するようになっている。ポリゴンミラーによ
り反射された光の光軸上には、高速回転するポリゴンミ
ラーで反射された光が記録媒体上の主走査方向に沿った
いずれの位置でも適切に結像するように、例えばfθレ
ンズを含んで構成されたレンズ系が光軸に沿って配置さ
れている。ここで、記録媒体は、コロナ放電によって帯
電された感光ドラムであってもよいし、感光材料であっ
てもよい。また、光源としては、半導体レーザを用い
ず、LED等の他の発光体であってもよい。
【0003】このような画像形成装置には、カラー画像
を形成することができるものがある。このカラー画像を
形成する画像形成装置では、形成する画像を予めR、
G、Bの3色の色成分に分解し、各々の色成分に対応す
るデジタル画像データを形成する。この各色のデジタル
画像データに対応する画像を記録媒体上に形成するため
に、露光系としてR、G、Bに対応する発光波長のLE
Dが好ましく用いられている。即ち、各色に対応したL
EDを各々設けて、各LEDを、対応する色のデジタル
画像データに基づいて駆動している。各LEDからの発
光波長の異なる光ビームは、デジタル画像データに基づ
いて調整されて各々射出されて同一のレンズ系を通過し
て記録媒体上の同一位置を露光する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レンズ
に対する光の屈折率は波長ごとに異なっているため、上
記のようにカラー画像の3色の色成分に基づく画像を各
LEDで記録媒体上に形成する場合、同一のレンズ系を
用いて結像させると、焦点位置がずれて1画素に対応す
る露光領域(スポット)の径に差が生じる。このため、
記録媒体上の画像がにじんだ色となり、所謂キレの悪い
画像となって、仕上がり品質を損なうという問題があ
る。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、記録媒体上に
仕上がり品質よくカラー画像を形成することができる画
像形成装置を得ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、デジタル画像データに基づいて、記録媒体上に露光
光源からの波長の異なる光ビームを走査してカラー画像
を形成可能とする画像形成装置において、前記露光光源
は、発光波長の異なる複数の発光素子から成り、異なる
発光波長の発光素子ごとに対応して設けられた異なる特
性を有する光学系によって、それぞれの発光波長の光ビ
ームを前記記録媒体上に結像させる結像手段を有するこ
とを特徴としている。
【0007】この発明によれば、発光波長の異なる複数
の発光素子に対応して、各発光素子からの光ビームを記
録媒体に結像させる複数の光学系を有する。このため、
各発光波長の光の屈折率に適合した光学系を各々設け
て、各々の発光波長の光に適合した焦点距離に調整し、
各発光素子からの光ビームを確実に同一のスポット径で
記録媒体に結像させることができる。これにより、各発
光素子からの発光波長の異なる光ビームを、同一のスポ
ット径で記録媒体に確実に露光することができ、にじみ
のない仕上がり品質のよい画像を形成することができ
る。
【0008】請求項2に係る発明は、前記それぞれの発
光波長の光ビームが前記記録媒体上の1点に結像するよ
うに、前記露光光源と前記結像手段とを配設したことを
特徴としている。
【0009】この発明によれば、異なる発光波長の発光
素子からの露光光が、各発光素子ごとに対応して配設さ
れた結像手段によって記録媒体上の1点に結像するの
で、同一の画素に対する色成分の光を同時に射出するこ
とができる。これにより、例えば走査露光を行う場合で
あっても、同一の画素ごとに各発光素子からの光ビーム
で露光を行うことができるので、同一の画素に対するデ
ジタル画像データを同時に用いて露光することができ
る。即ち、通常の走査露光では、同一の画素に対する露
光を、各発光波長の光ビームを時間的にずらして射出し
て行うが、本発明では、各発光波長の光ビームを同時に
射出して走査露光することができる。このため、単純な
制御で仕上がり品質のよい画像を形成することができ
る。
【0010】請求項3に係る発明は、前記露光光源の異
なる発光波長の発光素子は、それぞれ複数個が直線状に
配置されたものであり、前記直線状に配置されたそれぞ
れの発光素子からの光ビームが前記記録媒体上の同一線
上に結像するように、前記露光光源と前記結像手段とを
配設したことを特徴としている。
【0011】この発明によれば、異なる発光波長の発光
素子ごとに複数個で構成されて、これらが直線(アレ
イ)状に配置され、また、このアレイ状の発光素子に対
して各々対応する光学系が設けられて、それぞれ複数個
の発光素子からの発光波長の光ビームが記録媒体上の同
一線上に結像する。このため、同一の発光波長の光ビー
ムのピント位置を的確に調整すると共に、各発光波長の
光ビームに対して複数の発光素子による複数の光ビーム
を同時に記録媒体上に結像させることができる。この結
果、記録媒体上の広い領域を的確なピントで同時に露光
することができ、にじみのない仕上がり品質のよい画像
を効率よく形成することができる。
【0012】ここで、それぞれの発光波長の光ビームが
記録媒体上の1点に結像するように結像手段を配設した
場合には、各アレイ状の同一の発光波長であって記録媒
体上の同一線上に結像する各発光素子からの光ビーム
が、更に、異なる発光波長の発光素子からの光ビームと
同時に記録媒体上に結像することができる。即ち、記録
媒体上では、異なる発光波長の直線状の光ビームが、同
一線上で結像する。これによって、記録媒体上の広い領
域を同時に露光することができると共に各発光波長の発
光素子を簡単に制御することができる。この結果、にじ
みのない仕上がり品質の画像を一層効率よく形成するこ
とができる。
【0013】また、1つの光学系に対応するアレイ状の
発光素子は、1列で構成されていてもよく、2列以上で
あってもよい。複数列の発光素子が1つの光学系に対応
する場合には、光学系を通過する各列の光ビームによる
露光に時間差が生じないように光学系の大きさによって
発光素子の列数を決定することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態] (全体構成「外観」)図1乃至図3には、本実施の形態
に係る画像形成装置100が示されている。
【0015】この画像形成装置100は、光ディスク1
02やFD104(図3参照)に記録された画像データ
を読取り、感光材料106に露光すると共に、この感光
材料106に記録された画像を受像紙108に転写して
出力する装置である。
【0016】箱型のケーシング110の前面(図3の左
側)の上部は傾斜面とされ、操作表示部112が設けら
れている。
【0017】図2に示される如く、操作表示部112
は、右側に位置するモニタ部114と左側に位置する入
力部116とに分類され、モニタ部114は前記読み取
った画像が写し出されるようになっている。
【0018】また、入力部116は、複数の操作キー1
18と、入力データ確認用表示部120とで構成されて
おり、記録枚数入力、サイズ設定、色バランス調製、ネ
ガ/ポジ選択等、画像記録に必要なデータを入力するこ
とができるようになっている。
【0019】操作表示部112の下方には、デッキ部1
22が配設されている。デッキ部122は、図3の右側
に位置する光ディスク用デッキ部124と、左側に位置
するFDデッキ部126とで構成されている。
【0020】光ディスク用デッキ部124は、開閉ボタ
ン128を押圧操作を行うことにより、トレイ130が
開閉できるようになっている。このトレイ130上に光
ディスク102を載置することにより、光ディスク10
2を装置内部に装填することができる。
【0021】一方、FDデッキ部126は、FD挿入ス
ロットル132が設けられ、FD104を挿入すること
により、装置内部の駆動系が作動して、FD104を引
き入れる構造となっている。なお、FD104を取り出
す場合は、操作ボタン134を押圧することにより、F
D104を引きだすことができる。
【0022】なお、光ディスクデッキ部124及びFD
デッキ部126には、それぞれアクセスランプ136、
138が設けられ、装置内でアクセス中はこのアクセス
ランプ136、138が点灯するようになっている。
【0023】デッキ部122のさらに下方には、排出ト
レイ140が配設されている。この排出トレイ140
は、通常は装置内に収容されており、把持部142に指
をかけて引き出すことができるようになっている(図1
参照)。
【0024】この排出トレイ140上に、前記画像が記
録された受像紙108が排出されるようになっている。
【0025】受像紙108は、予めトレイ144に層状
に収容されており、このトレイ144はケーシング11
0の上面に設けられた、トレイ装填口146に装填され
るようになっている。このトレイ装填口146に装填さ
れたトレイ144から、1枚づつ受像紙108を取り出
し、画像を転写させた後、前記排出トレイ140へ案内
される構成である。
【0026】ケーシング110の右側面(図1の紙面手
前側)には、2個の円形のカバー部材148、150が
取付けられている。このカバー部材148、150は、
個々に着脱可能とされており、このカバー部材148、
150の軸線方向に沿った装置内部には、図3に示され
る如く、ロール状の感光材料106を巻き取る供給リー
ル152と巻取リール154とが配設されており、これ
らのリールは、カバー部材148、150と取り外した
状態で取り出し、又は装填することができるようになっ
ている。 (受像紙搬送系)図3に示される如く、トレイ装填口1
46に装填されたトレイ144は、その先端部上面が半
月ローラ156に対向するようになっている。
【0027】半月ローラ156は周面の一部が接線方向
に切りかかれており、通常は、この切欠部158がトレ
イ144内の最上層の受像紙108と、所定の間隔をお
いて対向されている。ここで、半月ローラ156が回転
すると、前記最上層の受像紙108と半月ローラ156
の周面とが接触し、半月ローラ156が1回転すること
によって受像紙108が若干引き出される。引き出され
た受像紙108は、第1のローラ対160に挟持され、
この第1のローラ対160の駆動力によって、トレイ1
44から完全に引き出されるようになっている。
【0028】第1のローラ対160の下流側には、第2
のローラ対162、ガイド板164、第3のローラ対1
66が順に配設されており、受像紙108は第1のロー
ラ対160に挟持された後、第2のローラ対162に挟
持され、かつガイド板164に案内され、第3のローラ
対166に挟持される。
【0029】この第3のローラ対166では、感光材料
106との重ね合わせも行われる。すなわち、第3のロ
ーラ対166は、感光材料106の搬送路としても使用
される。 (感光材料搬送系)感光材料106は、供給リール15
2に層状に巻き取られた長尺の形で装置に装填されてい
る。供給リール152は、前記カバー部材150(装置
後方側)を取り外し、軸線方向に挿入することにより、
所定位置に装填することができる。
【0030】感光材料106が所定位置に装填されてい
る状態で、最外層を引き出し初期設定として所定の搬送
路に沿ってローディングが行われている。ローディング
の手順は、供給リール152から最外層を引き出し、こ
の供給リール152の装填位置近傍の第4のローラ対1
68に挟持させ、リザーバ部170、ガイド板172を
介して、前記第3のローラ対166に挟持させた後、ヒ
ートローラ174に巻き掛けて、巻取リール154に巻
き掛けるようにしている。なお、この場合、ローディン
グに必要な長さ分のリーダテープを供給リール152に
巻き取られた感光材料106の先端部に設けてもよい。
【0031】なお、この感光材料106の搬送路の内、
第4のローラ対168とリザーバ部170との間には露
光部176が設けられている。また、リザーバ部170
とガイド板172との間には、水塗布部178が設けら
れている。この露光部176及び水塗布部178の詳細
については後述するが、工程として感光材料106に露
光部176で画像が露光された後、乳剤面(露光面)に
水が塗布された状態で第3のローラ対166で受像紙1
08と重ね合わされるようになっている。 (ヒートローラ)ヒートローラ174は、本装置の熱現
像転写部であり、円筒状のローラ本体180と、このロ
ーラ本体180の内部の軸線に沿って設けられたヒータ
182と、で構成されており、ヒータ182の作動によ
って、ローラ本体180の表面が加熱され、このローラ
本体180に巻き掛けられる部材(感光材料106及び
受像紙108)に熱を与える役目を有している。この加
熱により、熱現像転写処理がなされ、感光材料106上
に記録された画像が、受像紙108に転写されるように
なっている。
【0032】ヒートローラ174の右下近傍には剥離ロ
ーラ184と剥離爪186とが設けられ、ヒートローラ
174に約1/3程度巻き掛けられた受像紙108を感
光材料106から引き剥がし、排出トレイ140方向に
受像紙108を案内する構造となっている。
【0033】一方、感光材料106は、ヒートローラ1
74に約1/2程度巻き取られ、180°方向転換され
て巻取リール154が装填された位置へ案内されるよう
になっている。 (水塗布部)図3に示される如く、水塗布部178は、
画像形成用溶媒としての水を感光材料106又は受像紙
108に付与し、両者の重ね合わせ面を密着させ、熱現
像する役目を有しており、感光材料106の幅方向に沿
って長尺の塗布片188と、水を貯留するタンク190
とで構成されている。
【0034】塗布片188は、フェルトやスポンジ等の
吸収性の高い部材で、かつ適度な硬さを持ったもので、
感光材料106が搬送時に所定の圧力で接触するように
なっている。タンク190内の水は毛細管現象を利用し
て、塗布片188へ常に適度な量が移行するようになっ
ており、前記感光材料106と塗布片188とが接触す
ることにより、塗布片188によって感光材料106の
表面(乳剤面)に水が塗布される構成である。
【0035】また、塗布片188が適度な圧力で感光材
料106に当接しているため、水は、均一に塗布され
る。
【0036】タンク190内の水は、水塗布部178全
体を取り外すことにより、補充するようになっている
が、配管を施して、装置外部から常に水を供給するよう
にしてもよい。
【0037】なお、本実施の形態では、画像形成用溶媒
として水を使用しているが、この水は純水に限らず、広
く一般的に使用されている意味で水を含む。また、水と
メタノール、DMF、アセトン、ジイソブチルケトン等
の低沸点溶媒との混合溶媒であってもよい。さらに、画
像形成促進剤、カブリ防止剤、現像停止剤、親水性熱溶
媒等を含有させた溶液であってもよい。 (露光部)図4には、本実施の形態に係る露光部176
が示されている。
【0038】露光部176は、感光材料106の搬送路
上方に設けられた光源ユニット200を主構成として、
コントローラ202に接続されている。コントローラ2
02には、画像信号がメモリされており(前記光ディス
ク102やFD104から読み取った画像信号)、この
画像信号に応じて、光源ユニット200内の光源部20
4を点灯させるようになっている。光源ユニット200
は、後述する主走査ユニット206の駆動によって、感
光材料106の幅方向(主走査方向)に移動可能となっ
ており、感光材料106が露光部176をステップ駆動
するときの停止時に主走査が行われるようになってい
る。
【0039】露光部176の光源ユニット200は、箱
型の露光ケーシング214によって覆われており、この
露光ケーシング214の上端面に光源部204が配設さ
れ、この光源部204の発光面が露光ケーシング214
内側に向けられている。光源部204の発光面側には、
アパーチャ216が設けられ、複数のLEDチップ20
8からの光の広がりを制限している。なお、アパーチャ
216はなくてもよい。
【0040】アパーチャ216の下流側で露光ケーシン
グ214の中央部の支持部215には、テレセントリッ
クレンズ212R、212G、212Bが配設され、光
源部204からの所定の光を集光し、感光材料106上
に適切なピントとなるように結像させる役目を有してい
る。なお、結像される光の解像度は、250〜400d
pi程度である。
【0041】ここで、テレセントリックレンズ212
R、212G、212Bは、各々複数枚のレンズと絞り
で構成されており、像面の高さが変わっても倍率が変動
しない特性を持ったレンズであり、主走査ユニット20
6による主走査移動時や、露光ケーシング214の取り
付け状態による差を吸収することができる。
【0042】また、全体的なピントは、図示しないオー
トフォーカス機構によって常に調整されている。或い
は、焦点深度の深いレンズ系とすることにより調整不用
とすることもできる。
【0043】光源部204は、主走査ユニット206の
一部を構成する互いに平行な一対のガイドシャフト21
8に支持されている。このガイドシャフト218は、感
光材料106の幅方向(図4の矢印W方向)に沿って配
設されており、光源部204は、このガイドシャフト2
18に案内されて、感光材料106の幅方向に移動可能
とされている。
【0044】光源部204の露光ケーシング214に
は、無端のタイミングベルト220の一部が固定されて
いる。このタイミングベルト220の両端は、それぞれ
ガイドシャフト218の両端近傍に位置するスプロケッ
ト222に巻き掛けられている。一方のスプロケット2
22の回転軸には変速機224を介してステッピングモ
ータ226の回転軸と連結されており、このステッピン
グモータ226の往復回転によって、光源部206は、
ガイドシャフト218に沿って往復移動される。
【0045】ステッピングモータ226の駆動は、コン
トローラ202によって制御され、感光材料106のス
テップ駆動と同期がとられている。すなわち、感光材料
106が1ステップ移動して停止した状態で、ステッピ
ングモータ226が回転を開始して感光材料106上を
光源部204が感光材料106の幅方向に沿って移動す
る。所定パルスを確認した後、ステッピングモータ22
6を逆回転させることにより、光源部204は、元の位
置に戻る。この光源部204の戻り動作と同時に感光材
料106の次の移動が開始されるようになっている。
【0046】光源部204の光出力側、感光材料106
との対向面にはフォトダイオード228が配設され、光
源部204からの光源の光量に応じた信号を出力するよ
うになっている。このフォトダイオード228は、光量
補正ユニット230に接続され、前記信号はこの光量補
正ユニット230へ入力される。
【0047】光量補正ユニット230では、検出した各
色のLEDチップ208からの光量を比較して、濃度、
色バランス調整を行い、補正値をコントローラ202へ
出力する役目を有している。この補正値に基づいて、光
源部204へ送られる画像信号が補正され、適正な光量
で各LEDチップ208が点灯する。
【0048】図5に示される如く、光源部204は、L
EDチップ208が集合して構成されており、それぞれ
B(ブルー)、G(グリーン)、R(レッド)の各色に
発色するLEDチップ208(以下、色ごとの個々に説
明する場合には、B色に発色するLEDチップをB−L
EDチップ208B、G色に発色するLEDチップをG
−LEDチップ208G、R色に発色するLEDチップ
をR−LEDチップ208Rという)がそれぞれ基板2
10上で、感光材料106の幅方向(主走査方向)に沿
って、同一の配列規則にしたがって取り付けられてい
る。なお、各発光波長は、R−LEDチップ208Rで
は650±20nm、G−LEDチップ208Gでは5
30±30nm、B−LEDチップ208Bでは470
±20nmである。すなわち、基板210の平面視で右
端には、10個のB−LEDチップ208Bが、2列、
かつ千鳥状に配列され、左端には、10個のR−LED
チップ208Rが、2列、かつ千鳥状に配列され、中央
には、10個のG−LEDチップ208Gが、2列、か
つ千鳥状に配列されており、合計6列のLEDチップが
配列されている。
【0049】基板210には、所定の配線がエッチング
処理等で施されているが、この配線間が短絡しないよう
に、金属で被覆されており、放熱機能を有している。こ
のため、LEDチップ210の点灯による発熱を抑制す
ることができ、発光量の変動を抑えることができる。
【0050】以下に、本実施の形態で適用される光源部
204の各部の寸法を示す。まず、基板210は横
(X)×縦(Y)寸法は、5×5mm(最大)であり、
LEDチップ208の外形寸法(x×y)は約360×
360μmである。同一色の列間ピッチPは600μm
で、各列の行ピッチLは520μm、千鳥状としたとき
の段差寸法Dは260μmである。各色間の隙間寸法G
はテレセントリックレンズ212によって決まるもので
あり、一義的に決められないが、R−G間、G−B間の
隙間寸法Gは同一であることが好ましい。
【0051】なお、図5に示すLEDチップ208の斜
線部分は、実際に発光する領域であり、図5の鎖線で示
される如く、千鳥状とした隣り合う列同志の発光領域の
境を一致させている。
【0052】上記構造の光源部204により、感光材料
106上には、各色共に1回の主走査で10本の主走査
ラインが記録できることになる。このため、感光材料1
06のステップ移動は、感光材料106上に記録される
主走査ライン幅の10倍のピッチで駆動、停止を繰り返
すように制御されている。
【0053】ところで、図6に示されるように、光源部
204に設けられたテレセントリックレンズ212R、
212G、212Bは、基板210上に設けられた2列
のR−LEDチップ208R、2列のG−LEDチップ
208G、2列のB−LEDチップ208Bに対応し
て、各々配置されている。 (リザーバ部)リザーバ部170は、前述の如く露光部
174と水塗布部178との間に配設されており、2対
の挟持ローラ対192、194と、1個のダンサーロー
ラ196とで構成されている。感光材料106は、2対
の挟持ローラ対192、194に掛け渡されており、こ
の間で感光材料106に略U字型の弛みを設けている。
この弛みに対応してダンサーローラ196を上下動する
ようになっており、弛み部の感光材料106を保持して
いる。
【0054】露光部176では、感光材料106はステ
ップ移動するが、水塗布部178では、水の均一な塗布
のために一定速度で搬送させる必要がある。このため、
露光部176と水塗布部178との間に感光材料106
の搬送速度差が生じる。この速度差を吸収するために、
ダンサーローラ196が上下動させ、感光材料106の
弛み量を調整し、感光材料106のステップ移動と定速
移動とを同時に行えるようにしている。
【0055】以下に本実施の形態の作用を説明する。ま
ず、画像記録のための全体の流れを説明する。
【0056】トレイ144をトレイ装填口146に装填
しておき、感光材料106を巻き取った状態の供給リー
ル152及び空状態の巻取リール154をそれぞれ所定
位置に装填し、かつローディングが完了した状態で、操
作表示部112のプリント開始キーを操作すると、コン
トローラ202では、光ディスク102又はFD104
から画像データを読取り、記憶する。
【0057】コントローラ202で画像データを記憶す
ると、供給リール152が駆動して、感光材料106の
搬送を開始する。
【0058】感光材料106が露光部176の所定位置
に至ると、感光材料106は一旦停止して、コントロー
ラ202から画像信号が光源部204へ出力される。こ
の画像信号は、10ラインごとに出力され、光源部20
4は、ステッピングモータ226の駆動によってガイド
シャフト218に案内され感光材料106の幅方向に沿
って移動する(主走査)。
【0059】このとき、LEDチップ208からの光
は、R−LEDチップ208R、G−LEDチップ20
8G、B−LEDチップ208Bに対応した配置された
テレセントリックレンズ212R、212G、212B
を各々通過することによって、適切なピント距離に補正
されて、同一のスポット径で、感光材料106の露光位
置を露光する。なお、この画像信号の出力の開始前にフ
ォトダイード228によって光源部204からの各色の
光量を検出し、光量補正ユニット230において、濃
度、色バランス等を調整するための補正値をコントロー
ラ202へ供給し、画像信号を補正している。この補正
値は1画像ごとに実行される。
【0060】1回の主走査が終了すると、感光材料10
6は、1ステップ(10ラインピッチ)移動し停止し、
2回目の主走査がなされる。これを繰り返すことによ
り、感光材料106上に1フレーム分の画像が記録され
る。なお、記録が終了した感光材料106は、リザーバ
部170の上流側の挟持ローラ対192のみの駆動(下
流側の挟持ローラ対194は停止)によって、ダンサー
ローラ196に巻き掛けられるようにリザーバ部170
で弛んだ状態で保持され、水塗布部178へは至らない
ようになっている。
【0061】リザーバ部170に、1画像分の長さの感
光材料106がたまると、リザーバ部170の下流側の
挟持ローラ対194が駆動を開始する。これにより、感
光材料(画像記録済)106が水塗布部178へ搬送さ
れる。水塗布部178では、感光材料106は定速搬送
され、塗布片188によって水が均一に塗布される。
【0062】この塗布片188には、タンク190から
水が常に送られており、かつ所定の圧力で感光材料10
6を押圧しているため、適量の水が感光材料106へ塗
布される。
【0063】水が塗布された感光材料106は、ガイド
板172に案内されて第3のローラ対166へと搬送さ
れる。
【0064】一方、受像紙108は、半月ローラ156
が1回転することにより、半月ローラ156の周面と受
像紙108の先端部とが接触し、最上層の受像紙108
が引き出され、第1のローラ対160の挟持される。こ
の第1のローラ対160の駆動によって、受像紙108
はトレイ144から引き出され、第2のローラ対162
に挟持された状態で、感光材料106を到着を待つ。
【0065】感光材料106がガイド板を通過するのに
同期して、第1のローラ対160及び第2のローラ対1
62の駆動が開始され、受像紙108は、ガイド板16
4に案内されて第3のローラ対166へと搬送される。
【0066】第3のローラ対166では、感光材料10
6と受像紙108とが重ね合わされた状態で挟持し、ヒ
ートローラ174へ送り出す。このとき、感光材料10
6に塗布された水によって、両者が密着される。
【0067】重ね合わされた状態の感光材料106と受
像紙108は、ヒートローラ174に巻き掛けられ、ヒ
ータ182からの熱を受け、熱現像転写処理がなされ
る。すなわち、感光材料106に記録された画像が受像
紙108へ転写され、顕像化される。
【0068】ヒートローラ174に約1/3程度巻き掛
けられた状態で熱現像転写は完了し、受像紙108は、
剥離ローラ184及び剥離爪186によって感光材料1
06から剥がされ、剥離ローラ184に巻き掛けられる
形で排出トレイ140上に排出される。
【0069】一方、感光材料106は、ヒートローラ1
74に約1/2巻き掛けられた後、接線方向に移動し
て、巻取リール154に巻き取られる。
【0070】本実施の形態によれば、各色のLEDチッ
プ208からの光であっても、同一のスポット径で感光
材料106上を露光することができるので、仕上がり品
質のよい画像を形成することができる。
【0071】また、コンパクトな構造で画像記録を行う
ことができ、また、装置内に光ディスク用デッキ124
及びFD用デッキ126を搭載しているため、迅速に画
像データを取り込むことができる。また、モニタ部11
4により、記録する画像を確認することができるため、
濃度や色バランスの調整が容易である。
【0072】されに、排出トレイ140を格納式とした
ので、非使用時は、受像紙108を収容したトレイ14
4を取り外すことにより、凹凸の少ない外形となり、作
業スペースを有効利用することができる。
【0073】また、本実施の形態の装置では、水塗布部
178及び露光部176が感光材料106の搬送方向に
対して固定であり、感光材料106との相対移動は、全
て感光材料106の移動によって行われるため、移動機
構が簡単となる。
【0074】なお、本実施の形態では、装置に光ディス
ク用デッキ部124及びFD用デッキ部126を搭載し
たが、他の記録媒体(例えば、光磁気ディスク(M
O)、相変化ディスク(PD)、ビデオテープ等)を装
填可能なデッキ部を搭載してもよい。また、外部(例え
ば、パソコン、テレビジョン等)からの画像信号を取り
込む、画像入力端子を設けてもよい。
【0075】本実施の形態では、テレセントリックレン
ズ212R、212G、212BをR−LEDチップ2
08R、G−LEDチップ208G、B−LEDチップ
208Bに各々対応して設けて、感光材料106の所定
の位置を各々露光したが、これに限定されない。例え
ば、R−LEDチップ208R、G−LEDチップ20
8G、B−LEDチップ208Bからの光を、感光材料
106上の同一の位置を同時に露光させるようにするこ
とができる。
【0076】図7には、斜面を有する基板310及び、
基板310に対応して所定の角度で配置されたテレセン
トリックレンズ312を備えた露光ユニット300が示
されている。
【0077】基板310は、中央の水平面(感光材料1
06に対して)にG−LEDチップ208Gを配置し
て、この両側の斜面に各々R−LEDチップ208R及
びB−LEDチップ208Bを配置している。
【0078】また、基板310の水平面及び斜面の形状
に合わせた角度で、各々テレセントリックレンズ312
R、テレセントリックレンズ312G及びテレセントリ
ックレンズ312Bの各テレセントリックレンズ312
が配置されている。
【0079】これによって、R−LEDチップ208
R、G−LEDチップ208G、B−LEDチップ20
8Bからの光ビームは、各々に対応して配置されたテレ
セントリックレンズ312を通過して、感光材料106
上の一点に結像する。この結果、R−LEDチップ20
8R、G−LEDチップ208G、B−LEDチップ2
08Bからの光ビームは、感光材料106上の幅方向の
1点を同時に露光することができる。
【0080】ここで、R−LEDチップ208R、G−
LEDチップ208G、B−LEDチップ208Bは、
各々2列で且つ隙間を埋めるように千鳥状に配置されて
いるため、感光材料106では、長手方向に沿った方向
に延びる同一線上を同時に露光することができる。
【0081】これによって、同一の画素に対するデジタ
ル画像データを、R−LEDチップ208R、G−LE
Dチップ208G、B−LEDチップ208Bに対して
同時に出力することができる。従って、簡単な制御で一
層効率よく仕上がり品質のよい画像を形成することがで
きる。
【0082】この実施の形態では、基板210上の中央
に設けられたG−LEDチップ208Gの結像位置にR
−LEDチップ208R及びB−LEDチップ208B
からの光が結像するように、テレセントリックレンズ3
12R、312G、312Bを所定の角度で露光ユニッ
ト300に設けたが、これに限定されない。例えば、他
のLEDチップ208からの光ビームの結像位置に他の
LEDチップ208からの光を結像させてもよい。
【0083】また、本実施の形態では、LEDチップ2
08及びテレセントリックレンズ312の配置角度を変
えることによってR−LEDチップ208R、G−LE
Dチップ208G、B−LEDチップ208からの光を
感光材料106上の同一の位置に結像させたが、レンズ
構成又はプリズム等を用いて感光材料106上の同一の
位置に結像させることができれば、これらの方法によっ
ても各発光波長の光ビームを感光材料106上の同一の
位置を同時に露光して、効率よく仕上がり品質のよい画
像を形成することができる。
【0084】本実施の形態では、各色のLEDチップ2
08を主走査方向沿って配置したが、同色のLEDチッ
プ208を主走査方向に沿って配置してもよい。
【0085】図8には、主走査方向(図8において矢印
Wで示す)に対して平行に同色のLEDチップ208が
直線状に配置された基板210が示されている。テレセ
ントリックレンズ212R、212G、212Bは、各
々主走査方向に沿った各色のLEDチップ208に沿っ
て、各色ごとに配置されている。このとき、各テレセン
トリックレンズ212R、212G、212Bは、所定
の角度で配置して、直線状に配置されたR−LEDチッ
プ208R、G−LEDチップ208G、B−LEDチ
ップ208Bからの光は、感光材料106上の同一直線
上に結像する。
【0086】これにより、主走査方向にアレイを配置し
たLEDチップ208であっても、各色のLEDチップ
208からの光が、前記同様に各色の光に対して正確な
焦点距離に調整されて感光材料106上を直線状に露光
することができ、仕上がり品質のよい画像を形成するこ
とができる。また、所定の線上に一致するデジタル画像
データを各色のLEDチップ208に出力することがで
きるので、簡単な制御で画像を形成することができる。
【0087】本発明の実施の形態では、複数の直線状に
配列されたLEDチップ208を有する露光ユニット2
00、300を感光材料106に対して走査することに
よって感光材料106上に画像を形成したが、マトリク
ス状に配列された各色のLEDチップ208を用いて面
露光してもよい。この場合には、各色のLEDチップ2
08に対応させてテレセントリックレンズ212を配置
することによって、同様に行うことができる。
【0088】また、本発明の実施の形態では、R−LE
Dチップ208R、G−LEDチップ208G、B−L
EDチップ208Bを用いて、異なる発光波長の3色の
光で感光材料106を露光して画像を形成したが、用途
に応じて他の発光波長の光ビームで感光材料106を露
光してもよい。この場合には、各々の発光波長に対応す
るレンズを設けることによって各発光波長に対応した適
切な焦点距離に調整されて同一のスポット径で露光する
ことができる。
【0089】更に、テレセントリックレンズ212を用
いて画像を感光材料106上に形成したが、特定発光波
長の光ビームに対してピントを的確に調整することがで
きれば、テレセントリックレンズ以外の他のレンズを用
いることができる。これによっても、各発光波長の光の
ピントを確実に合わせることができ、前記同様の効果を
得ることができる。
【0090】なお、本発明の実施の形態では、各LED
チップ208を、各々千鳥状の2列を1組として配列し
たが、図9に示すように、各々を直線状の1列で各アレ
イを構成してもよい。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、異
なる発光波長の複数の発光素子に対応して、各発光素子
からの光ビームを記録媒体に結像させる複数の光学系を
備えているので、各発光素子からの発光波長の異なる光
ビームを、同一のスポット径で記録媒体に確実に露光す
ることができ、にじみのない仕上がり品質のよい画像を
形成することができる。
【0092】また、異なる発光波長の発光素子からの光
ビームが、結像手段によって記録媒体上の1点に結像す
るので、同一の画素に対するデジタル画像データを同時
に用いて露光することができ、単純な制御で仕上がり品
質のよい画像を形成することができる。
【0093】更に、異なる発光波長ごとに複数個発光素
子が設けられて略直線状に配置(アレイ状)されてお
り、このアレイ状の発光素子に対応した光学系を各アレ
イごとに備え、同一の発光波長の光ビームを複数同時に
記録媒体上に結像させるので、記録媒体上の広い領域を
的確なピントで同時に露光することができ、にじみのな
い仕上がり品質のよい画像を効率よく形成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る画像形成装置の斜視図であ
る。
【図2】本実施の形態に係る画像形成装置の正面図であ
る。
【図3】本実施の形態に係る画像形成装置の内部構成を
示す側面断面図である。
【図4】露光部の概略構成を示す正面図である。
【図5】露光部の光源部を示す平面図である。
【図6】露光部の光源部とテレセントリックレンズを示
す平面図である。
【図7】本実施の形態に係る他の露光部の概略構成を示
す正面図である。
【図8】本実施の形態に係る他の露光部の光源部とテレ
セントリックレンズを示す平面図である。
【図9】本実施の形態に係る他の露光部の光源部を示す
平面図である。
【符号の説明】
100 画像形成装置 106 感光材料 108 受像紙 174 ヒートローラ 176 露光部 178 水塗布部 200 光源ユニット 202 コントローラ 204 光源部 208 LEDチップ(発光素子) 212R テレセントリックレンズR(光学系) 212G テレセントリックレンズG(光学系) 212B テレセントリックレンズB(光学系)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル画像データに基づいて、記録媒
    体上に露光光源からの波長の異なる光ビームを走査して
    カラー画像を形成可能とする画像形成装置において、 前記露光光源は、発光波長の異なる複数の発光素子から
    成り、 異なる発光波長の発光素子ごとに対応して設けられた異
    なる特性を有する光学系によって、それぞれの発光波長
    の光ビームを前記記録媒体上に結像させる結像手段を有
    することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記それぞれの発光波長の光ビームが前
    記記録媒体上の1点に結像するように、前記露光光源と
    前記結像手段とを配設したことを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記露光光源の異なる発光波長の発光素
    子は、それぞれ複数個が直線状に配置されたものであ
    り、前記直線状に配置されたそれぞれの発光素子からの
    光ビームが前記記録媒体上の同一線上に結像するよう
    に、前記露光光源と前記結像手段とを配設したことを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載の画像形成装置。
JP27254696A 1996-10-15 1996-10-15 画像形成装置 Pending JPH10114100A (ja)

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